JP2001249272A - 対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。 - Google Patents
対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。Info
- Publication number
- JP2001249272A JP2001249272A JP2000059427A JP2000059427A JP2001249272A JP 2001249272 A JP2001249272 A JP 2001249272A JP 2000059427 A JP2000059427 A JP 2000059427A JP 2000059427 A JP2000059427 A JP 2000059427A JP 2001249272 A JP2001249272 A JP 2001249272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- optical
- information recording
- recording medium
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 344
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 claims abstract description 182
- 230000004075 alteration Effects 0.000 claims abstract description 112
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 46
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 206010073261 Ovarian theca cell tumour Diseases 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 208000001644 thecoma Diseases 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Lenses (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
体について互換性のある光ピックアップ装置に使用され
複数の光情報記録媒体のいずれに対しても再生または記
録時においてコマ収差性能を良好に保つことのできる対
物レンズと、この対物レンズを含む光ピックアップ装
置、この光ピックアップ装置内の対物レンズの位置の調
整方法を提供する。 【解決手段】 この対物レンズ16は、最大開口数で正
弦条件を満足するとともに、最大開口数で所定範囲の5
次コマ収差を位置基準部に対して特定方向に有する。最
大開口数で現れる5次コマ収差を所定範囲に調整するこ
とにより、最大開口数以下の所定開口数で総3次コマ収
差を所定量持たすことができる。また、光ピックアップ
装置で、5次コマ収差を位置基準部に対して特定方向に
現れるように制御することにより、対物レンズを装置に
組み込む際の調整が容易となり、また、対物レンズを第
2の光源に対し、軸外3次コマ収差と最大開口数で所定
量の5次コマ収差を有することに起因する3次コマ収差
とが打ち消し合う位置に位置決めする。
Description
より複数種類の光情報記録媒体について再生または記録
を行うための光ピックアップ装置に用いられる対物レン
ズ、この対物レンズを含む光ピックアップ装置、及び光
ピックアップ装置の調整方法に関する。
体に対し同一の光ピックアップ装置で記録再生を可能と
するCD/DVD互換型の光ピックアップ装置が主流に
なっている。互換型の光ピックアップ装置の中には各光
情報記録媒体ごとに異なる光源を用いて記録再生するも
のが数多く存在する。通常、2つの光源は集光光学系の
中心線に位置するようにそれぞれ調整される。集光光学
系の中心線とはトラッキング方式が1段式の場合は対物
レンズの光軸を意味し、トラッキング方式が2段式の場
合は、微動のトラッキングアクチュエータの作動中心を
通り対物レンズの光軸に平行な線を意味し、ミラー等の
反射面では角度が変わるものとする。ところが最近は、
部品点数や取付工数を削減するために2つの光源が一体
となった光源ユニットを用いた光ピックアップ装置が現
れた。この光ピックアップ装置では少なくとも1つの光
源は集光光学系の中心線から外れた位置に存在するた
め、光源の軸ずれにより発生する軸外コマ収差が問題と
なる。
ックアップ装置を概略的に示すが、CD/DVD互換型
の光ピックアップ装置はCD光源92とDVD光源91
とを1パッケージ化した光源ユニットからの光をコリメ
ータ93を介して対物レンズ94で光情報記録媒体95
上に集光して情報の記録及び/又は再生を行う。通常、
DVD性能重視の観点から、対物レンズ94の主光線p
上にDVD光源91が実線のように配置され、CD光源
92は波線のように主光線pから外れている。
Dの透明基板の厚さに合わせて正弦条件を満たすように
対物レンズの設計がされているため、CDの透明基板の
厚さでは対物レンズは正弦条件を満たしていない。結果
として、CDに関しては軸外3次コマ収差がかなり発生
してしまう。
れる対物レンズは、CDのようにDVDと比較して開口
数の小さい場合での使用が主流であったが、開口数が小
さいときのコマ収差は3次コマ収差がほとんどであり、
5次コマ収差は小さく、5次コマ収差に関しては注目さ
れていなかった。
な従来技術の問題に鑑み、2つ以上のレーザ光源を用い
複数の光情報記録媒体について互換性のある光ピックア
ップ装置に使用され複数の光情報記録媒体のいずれに対
しても再生または記録時においてコマ収差性能を良好に
保つことのできる対物レンズと、この対物レンズを含む
光ピックアップ装置、この光ピックアップ装置の調整方
法を提供することを目的とする。
成するために本発明者が鋭意研究の結果、対物レンズの
開口数が大きいとき発生する5次コマ収差と、開口数が
小さいときの3次コマ収差に相関関係があること、即
ち、開口数が大きいときに発生する5次コマ収差が大き
いと、開口数が小さいときに発生する3次コマ収差も大
きくなることを見出したことに基づいてなされたもので
ある。
殆ど3次コマ成分であり、開口数が大きいとき(DV
D)のコマ収差は、3次コマ成分に5次コマ成分が加わ
ってくるのであるが、このDVDの5次コマ成分が大き
いとCDの3次コマ成分も大きくなるのである。
る範囲の5次コマ収差を有することを特徴とする。 0.064(NA)5≦CM5≦0.39(NA)5 ただし、NA:開口数 CM5:NAにおける5次コマ収差(RMS(λ))
差の標準偏差値(RMS)のことであり、単位は波長
(λ)である。
0.064(NA)5≦CM5≦0.39(NA)5(N
A:開口数、CM5:NAにおける5次コマ収差(RM
S(λ))に示される5次コマ収差を有するように製作
することにより、対物レンズの最大開口数以下の所定開
口数で対物レンズに所定量の3次コマ収差を持たせるこ
とができる。これは、上述したように対物レンズの最大
開口数以下の所定開口数での3次コマ収差は、5次コマ
収差と相関関係があることによる。対物レンズに、5次
コマ収差に起因する3次コマ収差を所定量持たせること
で、対物レンズを光ピックアップ装置などに用いたとき
に所定開口数で発生する軸外3次コマ収差等の他の3次
コマ収差をうち消すことが可能となり、所定開口数での
総3次コマ収差を減少させることができる。なお、本明
細書における総3次コマ収差とは、集光光学系全体の3
次コマ収差の和である。
A)5以下であると、最大開口数以下の所定開口数での
3次コマ収差成分が小さく、十分に軸外3次コマ収差等
をうち消すことができない。また、5次コマ収差が0.
39(NA)5以上であると、逆に最大開口数以下の所
定開口数での3次コマ収差成分か大きくなりすぎてしま
い、最大開口数以下の所定開口数での軸外3次コマ収差
等をうち消してもまだ3次コマ収差として残ってしま
う。
る方向を表示する表示部を有することが好ましい。これ
により、対物レンズを装置に組み込む際の調整が容易と
なる。この表示部は対物レンズの5次コマ収差を有する
方向に形成してあってもよいし、ゲート位置からの特定
方向に5次コマ収差を有するという取り決めをすること
で、例えば対物レンズのゲート位置などを表示部として
利用してもよい。この表示部は対物レンズに切り込みな
どを入れたり、ペンなどでマーキングしたりするなど、
レンズを装置に取り付ける際に対物レンズの5次コマ収
差を有する方向かわかるものであれば何でもよい。な
お、本明細書におけるコマ収差の符号は図8によって定
義されるものとする。
さが異なる少なくとも2種類の光情報記録媒体の情報の
記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に好適で
ある。
は、光源からの光束を対物レンズを含む集光光学系によ
り光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に集
光して情報の記録及び/又は再生を行うように構成さ
れ、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類の光情報
記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光ピックア
ップ装置であって、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の
第2の光源と、前記第1の光源及び前記第2の光源から
の出射光束の光情報記録媒体からの透過光または反射光
を受光する光検出器とを備え、第1の光情報記録媒体を
波長λ1の光で記録及び/又は再生するために必要な前
記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口数をNA1
とし、第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び
/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情報記
録媒体側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<N
A1)とし、前記開口数NA2での総3次コマ収差が0.
02(RMS(λ2))以下であることを特徴とする。
2での総3次コマ収差を0.02(RMS(λ2))以下
にすることによって、第2の光情報記録媒体での記録又
は再生時のトラブルを減少させることができる。
置は、光源からの光束を対物レンズを含む集光光学系に
より光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面上に
集光して情報の記録及び/又は再生を行うように構成さ
れ、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類の光情報
記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光ピックア
ップ装置であって、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の
第2の光源と、前記第1の光源及び前記第2の光源から
の出射光束の光情報記録媒体からの透過光または反射光
を受光する光検出器とを備え、第1の光情報記録媒体を
波長λ1の光で記録及び/又は再生するために必要な前
記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口教をNA1
とし、第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び
/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情報記
録媒体側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<N
A1)とし、前記対物レンズが下式で示される範囲の5
次コマ収差を有することを特徴とする。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1))
クアップ装置に用いられる対物レンズの開口数NA1に
おける5次コマ収差を所定範囲に調整することにより、
開口数NA2で所定量の3次コマ収差を持たせることが
できる。これは、開口数NA1における5次コマ収差
と、開口数NA2における3次コマ収差に相関関係があ
ることによる。これにより、開口数NA2において所定
量の3次コマ収差を有する対物レンズを光ピックアップ
装置に用いることにより、光ピックアップ装置の開口数
NA2で発生する軸外3次コマ収差等の他の3次コマ収
差をうち消すことが可能となり、光ピックアップ装置全
体として、開口数NA2での総3次コマ収差を低くする
ことができる。
プ装置は、光源からの光束を対物レンズを含む集光光学
系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面
上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うように構
成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類の光
情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光ピッ
クアップ装置であって、波長λ1の第1の光源と、波長
λ2の第2の光源と、前記第1の光源及び前記第2の光
源からの出射光束の光情報記録媒体からの透過光または
反射光を受光する光検出器とを備え、第1の光情報記録
媒体を波長λ1の光で記録及び/又は再生するために必
要な前記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口数を
NA1とし、第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録
及び/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情
報記録媒体側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<N
A1)とし、前記対物レンズは前記λ1の第1の光源から
の光束および前記第1の光情報記録媒体に対して正弦条
件を満足するとともに、5次コマ収差を有し、前記第1
の光情報記録媒体の透明基板の厚さをt1、前記第2の
光情報記録媒体の透明基板の厚さをt2としたときに、
t2>t1の場合には集光光学系の中心線からの前記第2
の光源のずれ方向と前記対物レンズの5次コマ収差を有
する方向とのなす角が0°±30°の範囲内となるよう
に前記対物レンズと前記第2の光源とが位置決めされて
おり、t1>t2の場合には集光光学系の中心線からの前
記第2の光源のずれ方向と前記対物レンズの5次コマ収
差を有する方向とのなす角が180°±30°の範囲内
となるように前記対物レンズと前記第2の光源とが位置
決めされていることを特徴とする。
口数が大きいほど、収差性能を良好に保つことが難しい
ことから、λ1の第1の光源からの光および透明基板の
厚さt1の第1の光情報記録媒体に対して正弦条件を満
たすことが好ましい。対物レンズがλ1の第1の光源か
らの光および透明基板の厚さt1の第1の光情報記録媒
体に対して正弦条件を満たしている場合、λ2の第2の
光源が集光光学系の中心線に一致しない限りは、透明基
板の厚さt2(≠t1)の第2の光情報記録媒体に対して
軸外3次コマ収差が発生する。t1>t2の場合には、対
物レンズから第2の光源を見たときに前記第2の光源が
ある方向とは反対の方向に5次コマ収差に起因する3次
コマ収差が発生することから、第2の光源が集光光学系
の中心線からずれている方向と同じ方向(0°±30
°)となるように5次コマ収差の方向を合わせて対物レ
ンズを光ピックアップ装置に設置することにより、軸外
3次コマ収差をうち消すことができる。t2>t1の場合
には、対物レンズから第2の光源を見たときに第2の光
源の光軸がある方向と同じ方向に5次コマ収差に起因す
る3次コマ収差が発生することから、第2の光源がある
方向とは反対の方向(180°±30°)となるように
5次コマ収第の方向を合わせて対物レンズを光ピックア
ップ装置に設置することにより、軸外3次コマ収差をう
ち消すことができ、開口数NA2での総3次コマ収差を
低くすることができる。
れる範囲の5次コマ収差を有することが好ましい。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1))
集光光学系の中心線に一致するように設置されているの
が光ピックアップ装置の性能上好ましい。
物レンズは、5次コマ収差を有する方向を示す表示部を
有することで、対物レンズを装置に組み込む際の調整が
容易となる。
プ装置は、光源からの光束を対物レンズを含む集光光学
系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面
上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うように構
成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類の光
情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光ピッ
クアップ装置であって、波長λ1の第1の光源と、波長
λ2の第2の光源と、前記第1の光源及び前記第2の光
源からの出射光東の光情報記録媒体からの透過光または
反射光を受光する光検出器とを備え、第1の光情報記録
媒体を波長λ1の光で記録及び/又は再生するために必
要な前記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口数を
NA1とし、第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録
及び/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情
報記録媒体側の必要開口致をNA2(ただし、NA2<N
A1)とし、前記対物レンズは前記波長λ1の第1の光源
からの光および前記第1の光情報記録媒体に対して正弦
条件を満足するとともに、前記第2の光源が前記集光光
学系の光学系中心に一致するように前記対物レンズと前
記第2の光源とが位置決めされていることを特徴とす
る。
クアップ装置に用いられる対物レンズは、第2の光源が
集光光学系の中心線にあることから、第2の光情報記録
媒体における軸外コマ収差は発生しない。また、λ1の
第1の光源からの光および第1の光情報記録媒体に対し
て正弦条件を満たしていることから、第1の光源が集光
光学系の中心線に一致しなくても第1の光情報記録媒体
における軸外コマ収差は抑えられる。これにより、第1
及び第2の光情報記録媒体における軸外コマ収差を抑え
ることができる。
をユニット化することができ、光ピックアップ装置をコ
ンパクトに構成できる。
調整方法は、光源からの光束を対物レンズを含む集光光
学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録
面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うように
構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類の
光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行うとと
もに、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の第2の光源
と、前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光束
の光情報記録媒体からの透過光または反射光を受光する
光検出器と、を備える光ピックアップ装置の調整方法で
あって、第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及
び/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情報
記録媒体側の必要開口数をNA1とし、第2の光情報記
録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は再生するために
必要な前記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口数
をNA2(ただし、NA2<NA1)とし、前記対物レン
ズは下式で示される範囲の5次コマ収差を有し、前記開
口数NA2での総3次コマ収差が小さくなるように前記
対物レンズを位置決めすることを特徴とする。 0.064(NA1)≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1))
ば、光ピックアップ装置に用いられる対物レンズが開口
数NA1で所定量の5次コマ収差を有することにより、
開口数NA2で所定量の3次コマ収差を有することを利
用して、開口数NA2での軸外3次コマ収差等をうち消
すようにレンズを回転、角度調整などにより位置決めす
ることによって、光ピックアップ装置の開口数NA2で
の総3次コマ収差を低くすることができる。
置の調整方法は、光源からの光束を対物レンズを含む集
光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよ
うに構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種
類の光惰報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う
とともに、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の第2の光
源と、前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光
束の光情報記録媒体からの透過光または反射光を受光す
る光検出器と、を備える光ピックアップ装置の調整方法
であって、第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録
及び/又は再生するために必要な前記集光光学系の光情
報記録媒体側の必要開口数をNA1とし、第2の光情報
記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は再生するため
に必要な前記集光光学系の光情報記録媒体側の必要開口
数をNA2(ただし、NA2<NA1)とし、前記対物レ
ンズは、前記波長λ1の第1の光源からの光束および前
記第1の光情報記録媒体に対して正弦条件を満足すると
ともに、5次コマ収差を有し、前記第1の光情報記録媒
体の透明基板の厚さをt1、前記第2の光情報記録媒体
の透明基板の厚さをt2としたときに、t2>t1の場合
には集光光学系の中心線からの前記第2の光源のずれ方
向と前記対物レンズの5次コマ収差を有する方向とのな
す角が0°±30°の範囲内となるように前記対物レン
ズと前記第2の光源とを位置決めし、t1>t2の場合に
は集光光学系の中心線からの前記第2の光源のずれ方向
と前記対物レンズの5次コマ収差を有する方向とのなす
角が180°±30°の範囲内となるように前記対物レ
ンズと前記第2の光源とを位置決めすることを特徴とす
る。
ば、光ピックアップ装置に用いられる対物レンズがλ1
の第1の光源からの光および第1の光情報記録媒体に対
して正弦条件を満たしており、第1の光情報記録媒体の
透明基板厚t1と第2の光情報記録媒体の透明基板厚t2
が、t2>t1の場合には、対物レンズから第2の光源を
見たときに前記第2の光源が集光光学系の中心線からず
れている方向に軸外3次コマ収差が発生することから、
第2の光源が集光光学系の中心線からずれている方向と
同じ方向(0°±30°)となるように5次コマ収差の
方向を合わせて対物レンズを光ピックアップ装置に設置
することにより、5次コマ収差に起因する3次コマ収差
によって軸外3次コマ収差をうち消すことができる。t
1>t2の場合には、対物レンズから第2の光源を見たと
きに第2の光源が集光光学系の中心線からずれている方
向とは反対側に軸外3次コマ収差が発生することから、
第2の光源がある方向とは反対の方向(180°±30
°)となるように5次コマ収差の方向を合わせて対物レ
ンズを光ピックアップ装置に設置することにより、軸外
3次コマ収差をうち消すことができ、開ロ教NA2での
総3次コマ収差を低くすることができる。
れる範囲の5次コマ収差を有するようにできる。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1))
中心線にほぼ一致するように前記第1の光源を位置決め
することが好ましい。
差を有する方向を示す表示部が形成され、該表示部を前
記位置決めの際の基準とすることが好ましい。
がユニット化されていることが好ましい。
えばCDとDVDとを記録又は再生可能とするような光
学系の1以上の集合であって、光情報記録媒体上への情
報の記録及び/又は光情報記録媒体上の情報を再生可能
とするための光学系全体のみならず、その光学系の一部
を意味するものであってもよく、対物レンズを含むもの
である。
は、例えば、CD, CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM等の
各種CD、DVD, DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-RW, DV
D-RW, DVD+RW等の各種DVD、或いはMD等のディスク
状の光情報記録媒体が挙げられる。一般に、光情報記録
媒体の情報記録面上には透明基板が存在する。
および再生とは、上記のような光情報記録媒体の情報記
録面上に情報を記録すること、情報記録面上に記録され
た情報を再生することをいう。本発明における集光光学
系は、記録だけ或いは再生だけを行うために用いられる
ものであってもよいし、記録および再生の両方を行うた
めに用いられるものであってもよい。また、或る光情報
記録媒体に対しては記録を行い、別の光情報記録媒体に
対しては再生を行うために用いられるものであってもよ
いし、或る光情報記録媒体に対しては記録及び/又は再
生を行い、別の光情報記録媒体に対しては記録及び再生
を行うために用いられるものであってもよい。なお、こ
こでいう再生とは、単に情報を読み取ることを含むもの
である。
λ1)と第2の光源(波長λ2)は、互いに十分な波長差
を有する波長の光をそれぞれ出射する場合を含む。この
ような第1及び第2の光源からの異なる波長の光は、上
記した光情報記録媒体の種類や記録密度の相違のほか
に、例えば、光情報記録媒体の透明基板の厚さの相違や
記録と再生との相違等のために用いられる。
アップ装置に光情報記録媒体を装填した状態において、
最も光情報記録媒体側の位置で、これと対向すべく配置
される集光作用を有する1枚のレンズを指し、広義には
そのレンズと共に、アクチュエータによって少なくとも
その光軸方向に作動可能なレンズ群を指すものとする。
ここで、かかるレンズ群には、少なくとも1枚以上のレ
ンズを指すものであり、単玉レンズのみからなるものも
含む。従って、本明細書中において、対物レンズの光情
報記録媒体側の開口数NAとは、対物レンズの最も光情
報記録媒体側に位置するレンズ面の開口数NAを指すも
のである。また、この開口数NAは、光ピックアップ装
置に設けられた絞りやフィルタ等の絞り機能を有する部
品若しくは部材または対物レンズに設けた段差等の形状
の工夫によって、実質的に使用する光源からの光束が制
限された結果として定義される開口数NAである。
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形
態を示す光ピックアップ装置の概略的構成を示す光路図
であり、図2は、図1の対物レンズを光情報記録媒体側
から見たときの対物レンズの平面図である。
報記録媒体であるCD、DVDの両方について第1及び
第2の光源からの各波長が650nmと780nmの光
によりその情報記録面から情報を読み取るように構成さ
れている。
VD用として波長650nmの光を出射する第1の半導
体レーザ111と、CD用として波長780nmの光を
出射する第2の半導体レーザ112が光源としてユニッ
ト化されている。コリメータ13と対物レンズ16との
間にビームスプリッタ120が配置され、コリメータ1
3でほぼ平行にされた光がビームスプリッタ120を通
過し対物レンズ16へ向かう。また、透明基板21を有
する光ディスク20の情報記録面22から反射した光束
が光路変更手段としてのビームスプリッタ120で光検
出器30に向かうように光路を変える。対物レンズ16
はその外周にフランジ部16aを有し、このフランジ部
16aにより対物レンズ16を光ピックアップ装置に容
易に取り付けることができる。また、フランジ部16a
は対物レンズ16の光軸に対し略垂直方向に延びた面を
有するから、更に精度の高い取付が容易にできる。
合、図の実線のように、第1半導体レーザ111から出
射された光束は、コリメータ13を透過し平行光束とな
る。さらにビームスプリッタ120を経て絞り17によ
って絞られ、対物レンズ16により第1の光ディスク2
0の透明基板21を介して情報記録面22に集光され
る。そして、情報記録面22で情報ピットにより変調さ
れて反射した光束は、再び対物レンズ16、絞り17を
介して、ビームスプリッタ120で反射され、シリンド
リカルレンズ180により非点収差が与えられ、凹レン
ズ50を経て、光検出器30上ヘ入射し、光検出器30
から出カされる信号を用いて、第1の光ディスク20に
記録された情報の読み取り信号が得られる。
変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出や
トラック検出を行う。この検出に基づいて2次元アクチ
ュエータ150が第1の半導体レーザ111からの光束
を第1の光ディスク20の情報記録面22上に結像する
ように対物レンズ16を移動させるとともに、第1の半
導体レ―ザ111からの光束を所定のトラックに結像す
るように対物レンズ16を移動させる。
る場合、図の破線のように、第2の半導体レーザ112
から出射された光束は、コリメータ13を透過し平行光
束となる。さらにビームスプリッタ120を経て絞り1
7によって絞られ、対物レンズ16により第2の光ディ
スク20の透明基板21を介して情報記録面22に集光
される。そして、情報記録面22で情報ピットにより変
調されて反射した光束は、再び対物レンズ16、絞り1
7を介して、ビームスプリッタ120で反射され、シリ
ンドリカルレンズ180により非点収差が与えられ、凹
レンズ50を経て、光検出器30上ヘ入射し、光検出器
30から出力される信号を用いて、第2の光ディスク2
0に記録された情報の読み取り信号が得られる。また、
光検出器30上でのスポットの形状変化、位置変化によ
る光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行
う。この検出に基づいて2次元アクチュエータ150が
第2の半導体レーザ112からの光束を第2光ディスク
20の情報記録面22上に結像するように対物レンズ1
6を移動させるとともに、第2の半導体レーザ112か
らの光束を所定のトラックに結像するように対物レンズ
16を移動させる。
ーザ111からの光束の主光線pは図の実線のように光
学系中心と一致しているが、第2の半導体レーザ112
からの光束の主光線p’は図の破線のように光学系中心
からずれている。なお、主光線とは、絞り等の開口を通
過する光束の中心の光線を意味する。
5次コマ収差を有する。この対物レンズ16では、最大
開口数で現れる5次コマ収差を所定範囲に調整すること
により、最大開口数以下の所定開口数で所定量の3次コ
マ収差を持たせることかできる。
おける。位置調整について図2により説明する。対物レ
ンズ16は円状体の一部を弦方向に直線状に切り欠いた
位置基準部16bを備え、対物レンズ16の中心(主光
線pと一致)から図2の方向mに5次コマ収差を有して
いる。
に定義している。開口数が小さい場合の光情報記録媒体
が最大開口数における光情報記録媒体の厚さより厚い場
合、この方向mと同じ方同nに半導体レーザ112から
の主光線p’が位置するように、対物レンズ16の円周
方向位置を決めて固定する。
3次コマ収差と最大開口数で有する5次コマ収差に起因
する最大開口数以下の所定開口数における3次コマ収差
が打ち消し合う位置に位置決めすることができ、開口数
が小さいときの対物レンズの総3次コマ収差を改善する
ことができる。
°の範囲内であれば、総3次コマ収差を改善でき、実用
上問題がない。また、対物レンズ16において5次コマ
収差のある方向mと位置基準部16bとを一定の関係に
なるように製造することにより、対物レンズ16を位置
基準部16bを基準に取り付ければ、方向n上に第2の
半導体レーザ112からの主光線p’が位置するように
できる。なお、上述の位置調整は半導体レーザ112側
の位置を調整することによっても可能である。ただし、
半導体レーザ112の位置を変更する場合は、それに伴
い光検出器の位置も調整する必要がある。
対物レンズ16はその両面が非球面形状に構成されてい
る。この対物レンズのコマ収差について説明する。図3
に示す座標系においてZernike展開すると、コマ収差に
関連したZernike多項式はコマ収差の5次まで含めると
以下の数1に示す3項に限られる。
のように表される。
る変数を図4のようにρ(−1≦ρ≦1)とすると、波
面収差WCM(ρo=aρ)は以下の数3のように表され
る。
る。
けるZernike係数は以下の数5のようになる。
のアパーチャ径の比はa=0.45/0.6=0.75
なので、CD配置における5次コマ収差はDVD配置の
5次コマ収差のa5=0.24倍となる。DVD配置に
おける5次コマ収差がCD配置における3次コマ収差へ
もたらす寄与は5次コマ収差の4a5−4a3=−0.7
4倍となる。よって、DVD配置における5次コマ収差
はCD配置では1/4程度まで減少し、5次コマ収差の
3/4程度の大きさの3次コマ収差が発生する。
極座標表示で表すことができる。(図11)半径はアパ
ーチャ上で正規化し、アパーチャ内の任意の点は極座標
(ρ,θ)(0≦ρ≦1,0≦θ<2π)にて表す。波
面収差W(ρ,θ)はZernike多項式を使って以下の数
6のように展開する。
バーjを定義する。jとn,mとの関係は表1に示す。
れる。これらの中で、次の数7のように、m=1の項が
コマ収差に関係した項である。
与Wnm,Wn-mとの関係は以下の数8の通りである。
偏差値WCM5は以下の数9のようにして計算される。
以下の数10のようにして計算される。
離れた位置にある場合、一般にコマ収差が発生するが、
このコマ収差を軸外コマ収差という。しかし、正弦条件
を満たすような光学系の場合、軸上近傍の物点に対して
コマ収差は発生しない。
るように座標系を定義し、物点P0,像点P1がそれぞ
れZ0=0,Z1=0なる平面にあるとする。P0,P1
がそれそれx0=0,x1=0の場合を考えると、正弦条
件は次の式(1)のように表される。
y1は物および像のy座標、γ0,γ1,はO0,O1を通
る光線がそれそれz軸と成す角である。
は、光軸と平行な入射光線が第1面と交わる高さをh0
とすると、正弦条件は、次の式(2)のように変形され
る。
装置に用いることのできる対物レンズの実施例について
説明する。
る非球面形状に構成されている。
3及び表4に示す。
側から記載されている。上述の対物レンズについてCD
配置の場合に残留する総3次コマ収差を次のようにして
算出した。
においてコマ収差(3次・5次)が存在する対物レンズ
のデータを作成し、レンズティルトを行って3次コマ収
差を補正した後に、CD配置の場合に残留する3次コマ
収差の値を算出した。
m、λ1=650nm、NA1=0.6)にて5次コマ収
差が−0.015〜+0.015λrms、3次コマ収
差が−0.02〜+0.02λrmsの範囲で存在する
レンズデータを作成した。なお、コマ収差の符号は図8
のように定義してある。
行ない、3次コマ収差が零になるように補正した。
配置(ディスク厚=1.2mm、λ 2=780nm、N
A2=0.452、物体高(光源と光軸との距離)=
0.1mm)にて3次コマ収差を算出した。表5にその
結果を示す。DVD配置における5次コマ収差が+0.
01λ存在する場合にCD配置における総3次コマ収差
がほぼ零に補正されている。CD配置の総3次コマ収差
の大きさを0.005λrms以下に抑えようとした場
合、DVD配置における5次コマ収差を+0.005λ
rm=から+0.015λrmsまでの範囲に制御すれ
は良い。対物レンズを光ピックアップ装置に取りつける
時は、DVD配置における5次コマ収差の方向がCD光
源の軸ずれ方向と同じ方向に向くように取りつけること
により、DVD配置における5次コマ収差に起因するC
D配置における3次コマ収差と光源の軸ずれによるCD
配置における軸外3次コマ収差とは互いに打ち消し合
い、CD配置における総3次コマ収差が軽減する。さら
に、DVD配置における5次コマ収差の値が所定の範囲
にある対物レンズを用いれば、CD配置における総3次
コマ収差がある一定の値以内になるような光ピックアッ
プ装置が提供できる。
/又は再生する第1の光情報記録媒体の厚さが開口数N
A2(ただしNA2<NA1)で記録及び/又は再生する
第2の光情報記録媒体より厚く、第1の光情報記録媒体
を記録及び/又は再生する場合に正弦条件が満たされる
場合は、第2の光情報記録媒体を記録及び/又は再生す
る時に使用する光源の軸ずれの方向と軸ずれによって発
生する3次コマ収差の方向は180°反対向きになる。
そのため、NA1における5次コマ収差の方向と第2の
光源の軸ずれ方向は約180°反対向きの時に第2の光
情報記録媒体を記録及び/又は再生する際の総3次コマ
収差が軽減される。
9により説明する。図9は光ピックアップ装置を概略的
に示した光路図であるが、この光ピックアップ装置で
は、CD光源52とDVD光源51とを1パッケージ化
した光源ユニットからの光をコリメータ53を介して対
物レンズ54で光情報記録媒体55上に集光して情報の
再生または記録を行うものである。
図の破線のように集光光学系の中心線からずれており、
CD光源52からの光束の主光線rは図の実線のように
集光光学系の中心線と一致している。
光源52の位置が集光光学系の中心線と一致するから、
CDの記録及び/又は再生時に軸外コマ収差は発生しな
いとともに、対物レンズはDVDの記録及び/又は再生
時に正弦条件を満たしているから、軸外コマ収差の発生
が抑えられる。このため、CD及びDVDの記録及び/
又は再生時に総コマ収差を改善することができる。
例により説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が
可能である。例えば、光情報記録媒体は、CD/DVD
に特に限定されず、更に記録密度を高めた次世代の光情
報記録媒体であってもよいことは勿論である。
ザ光源を用い複数の光情報記録媒体について互換性のあ
る光ピックアップ装置に使用され複数の光情報記録媒体
のいずれに対しても再生または記録時においてコマ収差
性能を良好に保つことのできる対物レンズ、この対物レ
ンズを含む光ピックアップ装置、この光ピックアップ装
置内の対物レンズの位置の調整方法を提供できる。
の概略的構成を示す光路図である。
ときの対物レンズの平面図である。
座標系を示す図である。
座標系を示す図である。
の図である。
説明するための図である。
学系を示す図である。
めの図である。
装置の概略的な光路図である。
である。
る。
方向 n 第2の光源の原点からの方向 p 第1の半導体レーザからの光束の主光線 p’ 第2の半導体レーザからの光束の主光線 20 光情報記録媒体 22 情報記録面 30 光検出器 111 (第1の光源) 112 第2の半導体レーザ(第2の光源) 51 DVD光源(第1の光源) 52 CD光源(第2の光源) 54 対物レンズ 55 光情報記録媒体 r CD光源からの光束の主光線 r’ DVD光源からの光束の主光線
Claims (17)
- 【請求項1】 下式で示される範囲の5次コマ収差を有
することを特徴とする対物レンズ。 0.064(NA)5≦CM5≦0.39(NA)5 ただし、NA:開口数 CM5:NAにおける5次コマ収差(RMS(λ)) - 【請求項2】 前記5次コマ収差を有する方向を示す表
示部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
の対物レンズ。 - 【請求項3】 透明基板の厚さが異なる少なくとも2種
類の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う
光ピックアップ装置の対物レンズに用いられることを特
徴とする請求項1または2に記載の対物レンズ。 - 【請求項4】 光源からの光束を対物レンズを含む集光
光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記
録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよう
に構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類
の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光
ピックアップ装置であって、 波長λ1の第1の光源と、 波長λ2の第2の光源と、 前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光束の光
情報記録媒体からの透過光または反射光を受光する光検
出器と、を備え、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記開口数NA2での総3次コマ収差が0.02(RM
S(λ2))以下であることを特徴とする光ピックアッ
プ装置。 - 【請求項5】 光源からの光束を対物レンズを含む集光
光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記
録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよう
に構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類
の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光
ピックアップ装置であって、 波長λ1の第1の光源と、 波長λ2の第2の光源と、 前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光束の光
情報記録媒体からの透過光または反射光を受光する光検
出器と、を備え、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口教をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記対物レンズが下式で示される範囲の5次コマ収差を
有することを特徴とする光ピックアップ装置。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1)) - 【請求項6】 光源からの光束を対物レンズを含む集光
光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報記
録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよう
に構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種類
の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う光
ピックアップ装置であって、 波長λ1の第1の光源と、 波長λ2の第2の光源と、 前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光束の光
情報記録媒体からの透過光または反射光を受光する光検
出器と、を備え、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記対物レンズは前記λ1の第1の光源からの光束およ
び前記第1の光情報記録媒体に対して正弦条件を満足す
るとともに、5次コマ収差を有し、 前記第1の光情報記録媒体の透明基板の厚さをt1、前
記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚さをt2とした
ときに、t2>t1の場合には集光光学系の中心線からの
前記第2の光源のずれ方向と前記対物レンズの5次コマ
収差を有する方向とのなす角が0°±30°の範囲内と
なるように前記対物レンズと前記第2の光源とが位置決
めされており、t1>t2の場合には集光光学系の中心線
からの前記第2の光源のずれ方向と前記対物レンズの5
次コマ収差を有する方向とのなす角が180°±30°
の範囲内となるように前記対物レンズと前記第2の光源
とが位置決めされていることを特徴とする光ピックアッ
プ装置。 - 【請求項7】 前記5次コマ収差が下式で示される範囲
の5次コマ収差を有することを特徴とする請求項6に記
載の光ピックアップ装置。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1)) - 【請求項8】 前記第1の光源が前記集光光学系の中心
線にほぼ一致するように前記対物レンズと前記第1の光
源とが位置決めされていることを特徴とする請求項4〜
7のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記対物レンズには前記5次コマ収差を
有する方向を示す表示部が形成され、該表示部を前記位
置決めを行う際の基準とすることを特徴とする請求項6
〜8のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項10】 光源からの光束を対物レンズを含む集
光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよ
うに構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種
類の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う
光ピックアップ装置であって、 波長λ1の第1の光源と、 波長λ2の第2の光源と、 前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光東の光
情報記録媒体からの透過光または反射光を受光する光検
出器と、を備え、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口致をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記対物レンズは前記波長λ1の第1の光源からの光お
よび前記第1の光情報記録媒体に対して正弦条件を満足
するとともに、前記第2の光源が前記集光光学系の光学
系中心に一致するように前記対物レンズと前記第2の光
源とが位置決めされていることを特徴とする光ピックア
ップ装置。 - 【請求項11】 前記第1の光源と前記第2の光源とが
ユニット化されていることを特徴とする請求項4〜10
のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項12】 光源からの光束を対物レンズを含む集
光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよ
うに構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種
類の光情報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う
とともに、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の第2の光
源と、前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光
束の光情報記録媒体からの透過光または反射光を受光す
る光検出器と、を備える光ピックアップ装置の調整方法
であって、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記対物レンズは下式で示される範囲の5次コマ収差を
有し、前記開口数NA 2での総3次コマ収差が小さくな
るように前記対物レンズを位置決めすることを特徴とす
る光ピックアップ装置の調整方法。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1)) - 【請求項13】 光源からの光束を対物レンズを含む集
光光学系により光情報記録媒体の透明基板を介して情報
記録面上に集光して情報の記録及び/又は再生を行うよ
うに構成され、透明基板の厚さが異なる少なくとも2種
類の光惰報記録媒体の情報の記録及び/又は再生を行う
とともに、波長λ1の第1の光源と、波長λ2の第2の光
源と、前記第1の光源及び前記第2の光源からの出射光
束の光情報記録媒体からの透過光または反射光を受光す
る光検出器と、を備える光ピックアップ装置の調整方法
であって、 第1の光情報記録媒体を波長λ1の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA1とし、 第2の光情報記録媒体を波長λ2の光で記録及び/又は
再生するために必要な前記集光光学系の光情報記録媒体
側の必要開口数をNA2(ただし、NA2<NA 1)と
し、 前記対物レンズは、前記波長λ1の第1の光源からの光
束および前記第1の光情報記録媒体に対して正弦条件を
満足するとともに、5次コマ収差を有し、 前記第1の光情報記録媒体の透明基板の厚さをt1、前
記第2の光情報記録媒体の透明基板の厚さをt2とした
ときに、t2>t1の場合には集光光学系の中心線からの
前記第2の光源のずれ方向と前記対物レンズの5次コマ
収差を有する方向とのなす角が0°±30°の範囲内と
なるように前記対物レンズと前記第2の光源とを位置決
めし、 t1>t2の場合には集光光学系の中心線からの前記第2
の光源のずれ方向と前記対物レンズの5次コマ収差を有
する方向とのなす角が180°±30°の範囲内となる
ように前記対物レンズと前記第2の光源とを位置決めす
ることを特徴とする光ピックアップ装置の調整方法。 - 【請求項14】 前記5次コマ収差が下式で示される範
囲の5次コマ収差を有することを特徴とする請求項13
に記載の光ピックアップ装置の調整方法。 0.064(NA1)5≦CM51≦0.39(NA1)5 ただし、CM51:NA1における5次コマ収差(RMS
(λ1)) - 【請求項15】 前記第1の光源が前記集光光学系の中
心線にほぼ一致するように前記対物レンズと前記第1の
光源とを位置決めすることを特徴とする請求項12,1
3または14に記載の光ピックアップ装置の調整方法。 - 【請求項16】 前記対物レンズには前記5次コマ収差
を有する方向を示す表示部が形成され、該表示部を前記
位置決めの際の基準とすることを特徴とする請求項12
〜15のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置の調
整方法。 - 【請求項17】 前記第1の光源と前記第2の光源とが
ユニット化されていることを特徴とする請求項12〜1
6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置の調整方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059427A JP2001249272A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059427A JP2001249272A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001249272A true JP2001249272A (ja) | 2001-09-14 |
| JP2001249272A5 JP2001249272A5 (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=18579880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000059427A Pending JP2001249272A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001249272A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004001732A1 (en) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Optical scanning device including a tilt tolerant objective system |
| JP3521893B2 (ja) | 2000-10-25 | 2004-04-26 | 松下電器産業株式会社 | 光ピックアップ装置 |
| US7289417B2 (en) | 2002-09-03 | 2007-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Lens correcting wavefront error caused by tilt and optical pickup using same |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02195317A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-08-01 | Minolta Camera Co Ltd | 光ディスク用対物レンズ |
| JPH07140381A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-06-02 | Sony Corp | コマ収差補正方法 |
| JPH10289468A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-27 | Konica Corp | 光ピックアップ装置及びその光源ユニット |
| JPH1144842A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Asahi Glass Co Ltd | 光学装置 |
-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000059427A patent/JP2001249272A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02195317A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-08-01 | Minolta Camera Co Ltd | 光ディスク用対物レンズ |
| JPH07140381A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-06-02 | Sony Corp | コマ収差補正方法 |
| JPH10289468A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-27 | Konica Corp | 光ピックアップ装置及びその光源ユニット |
| JPH1144842A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Asahi Glass Co Ltd | 光学装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3521893B2 (ja) | 2000-10-25 | 2004-04-26 | 松下電器産業株式会社 | 光ピックアップ装置 |
| WO2004001732A1 (en) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Optical scanning device including a tilt tolerant objective system |
| US7289417B2 (en) | 2002-09-03 | 2007-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Lens correcting wavefront error caused by tilt and optical pickup using same |
| KR100911141B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2009-08-06 | 삼성전자주식회사 | 틸트에 따른 파면수차 보정 기능을 갖는 렌즈 및 광픽업 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6313956B1 (en) | Optical pickup apparatus and objective lens | |
| EP0855701B1 (en) | Optical pickup compatible with recordable compact disk and digital video disk using plane parallel plates | |
| US8089850B2 (en) | Optical pickup, optical disc apparatus, integrated coupling lens, integrated prism, and optical information equipment | |
| US7193954B2 (en) | Optical pickup device and objective lens for the optical pickup device | |
| US6590851B1 (en) | Optical pickup for recording/reproducing optical discs of multiple thicknesses | |
| JP5169981B2 (ja) | 光ピックアップ、光ディスク装置、光ピックアップ製造方法及び光ピックアップ制御方法 | |
| JP4595184B2 (ja) | 光ピックアップ装置及び対物レンズ | |
| US8179769B2 (en) | Optical head device, optical information device, computer, disc player, car navigation system, optical disc recorder, and vehicle | |
| US7075880B2 (en) | Optical pick-up device and objective lens used therein | |
| US6856471B2 (en) | Objective optical element, optical pick-up apparatus, and optical information recording reproducing apparatus | |
| EP2346041A1 (en) | Objective lens and optical pickup device | |
| US8194522B2 (en) | Aspheric lens and optical pickup including the same | |
| KR20020037691A (ko) | 광 픽업 장치용 대물 렌즈 및 광 픽업 장치 | |
| JP4205886B2 (ja) | 光ヘッド用対物レンズ、これを用いた光ヘッドおよび光ディスク装置 | |
| JPWO2005083694A1 (ja) | 対物光学系、光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置 | |
| JPH1186319A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| KR20030041783A (ko) | 광 픽업 장치용 대물 렌즈 및 광 픽업 장치 | |
| JP4775610B2 (ja) | 対物レンズ及び光ピックアップ装置 | |
| US6710939B2 (en) | Objective lens for optical pick-up device and optical pick-up device | |
| JP2001249272A (ja) | 対物レンズ、光ピックアップ装置及び光ピックアップ装置の調整方法。 | |
| JP2002074725A (ja) | 光ピックアップ装置及び対物レンズ | |
| US20050168821A1 (en) | Diffractive optical element and optical pickup apparatus | |
| US8493831B2 (en) | Compatible optical pickup and optical recording and/or reproducing apparatus employing the same | |
| WO2011033786A1 (ja) | 光ピックアップ光学系 | |
| US20040184386A1 (en) | Optical pickup apparatus |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070301 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070308 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100416 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100427 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100831 |