JP2001249055A - 電子体温計およびその製造方法 - Google Patents
電子体温計およびその製造方法Info
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースの構造を簡素化し低廉化したフレキシ
ブル型体温計を提供すること。またケースの構成部品を
共通化し、フレキシブル型とリジッド型の2種類の体温
計を低コストで供給すること。 【解決手段】 電子体温計のケースを本体側とプローブ
部に分割し、本体側ケースは本体部側接合部を含み硬質
樹脂で成形し、プローブ部は熱可塑性エラストマーより
成る筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部との2
色成形法により成形し、前記本体部側前記接合部とプロ
ーブ部側前記接合部とを接合して一体化したこと。ま
た、上記2色成形法による第1のプローブ部と、ほぼ全
体を硬質樹脂により成形した第2のプローブ部とを準備
し、前記本体側ケースに対して前記第1のプローブ部と
前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選んで接合
し、前記ケースを一体化したこと。
ブル型体温計を提供すること。またケースの構成部品を
共通化し、フレキシブル型とリジッド型の2種類の体温
計を低コストで供給すること。 【解決手段】 電子体温計のケースを本体側とプローブ
部に分割し、本体側ケースは本体部側接合部を含み硬質
樹脂で成形し、プローブ部は熱可塑性エラストマーより
成る筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部との2
色成形法により成形し、前記本体部側前記接合部とプロ
ーブ部側前記接合部とを接合して一体化したこと。ま
た、上記2色成形法による第1のプローブ部と、ほぼ全
体を硬質樹脂により成形した第2のプローブ部とを準備
し、前記本体側ケースに対して前記第1のプローブ部と
前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選んで接合
し、前記ケースを一体化したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子体温計のケース
の構成および電子体温計の製造方法に関する。
の構成および電子体温計の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く普及している電子体温計は、耳
孔から体内深部温度を測定する方式のものを除けば、水
銀型の体温計とある程度似た形状と大きさを有し、ボタ
ン型電池を電源とし、腋下あるいは舌下に触れさせたサ
ーミスタ(感温抵抗素子)の体温による抵抗変化を検出
して温度値に変換し、液晶表示部にその温度を表示する
ものが一般的である。図2(a)はこのような従来の電
子体温計の代表的な一例の平面図で部分的に断面構造を
見せたもの、また(b)は側面図である。
孔から体内深部温度を測定する方式のものを除けば、水
銀型の体温計とある程度似た形状と大きさを有し、ボタ
ン型電池を電源とし、腋下あるいは舌下に触れさせたサ
ーミスタ(感温抵抗素子)の体温による抵抗変化を検出
して温度値に変換し、液晶表示部にその温度を表示する
ものが一般的である。図2(a)はこのような従来の電
子体温計の代表的な一例の平面図で部分的に断面構造を
見せたもの、また(b)は側面図である。
【0003】図2において1は電子体温計の本体側ケー
スで硬質樹脂製であり、その内部に電源電池、測定回
路、液晶表示装置、操作スイッチ等を内蔵する。内部回
路や構造は特に図示しない。1aは透明な樹脂材より成
る表示窓、1bは操作スイッチを押すために屈曲性を持
たせた操作スイッチカバーである。
スで硬質樹脂製であり、その内部に電源電池、測定回
路、液晶表示装置、操作スイッチ等を内蔵する。内部回
路や構造は特に図示しない。1aは透明な樹脂材より成
る表示窓、1bは操作スイッチを押すために屈曲性を持
たせた操作スイッチカバーである。
【0004】本体側ケース1の左側の細長い部分はすべ
てプローブ部と呼称され、これはプローブ筒状部2と先
端の金属製のセンサーキャップ3とがその部位のケース
を構成している。センサーキャップ3の内部にはサーミ
スタ4を、プローブ筒状部2はサーミスタ4を本体部1
の内部回路に接続するリード線5を内蔵する。サーミス
タ4はセンサーキャップ3内で接着剤6を充填して保持
されているが、これはサーミスタの保護を兼ねてセンサ
ーキャップとの熱伝導性を良くするためである。またこ
の接着剤は通常センサーキャップ3とプローブ筒状部2
との接着も兼ねている。本従来例では体温計のケースは
ほとんど全体が硬質の熱可塑性樹脂で成形されていて剛
体的であり、リジッドタイプの体温計と称されている。
てプローブ部と呼称され、これはプローブ筒状部2と先
端の金属製のセンサーキャップ3とがその部位のケース
を構成している。センサーキャップ3の内部にはサーミ
スタ4を、プローブ筒状部2はサーミスタ4を本体部1
の内部回路に接続するリード線5を内蔵する。サーミス
タ4はセンサーキャップ3内で接着剤6を充填して保持
されているが、これはサーミスタの保護を兼ねてセンサ
ーキャップとの熱伝導性を良くするためである。またこ
の接着剤は通常センサーキャップ3とプローブ筒状部2
との接着も兼ねている。本従来例では体温計のケースは
ほとんど全体が硬質の熱可塑性樹脂で成形されていて剛
体的であり、リジッドタイプの体温計と称されている。
【0005】また他の従来例の電子体温計のケースの側
面側から見た全体の断面図を図3に示す。この第2の従
来例の体温計は本体部に対してプローブ部を弾性的に曲
げることができ、フレキシブルタイプと称される。プロ
ーブ部が可撓であると、検温時のフィット感の改善や、
材質的特性のため触れても冷たさを感じ難いこと、ある
いは口内検温時の安全性等の、体温計としてのメリット
がある。内部構造は基本的に第1の従来例と同様である
ので、フレキシブル性を与えるためのケースの主要な構
成のみを説明する。
面側から見た全体の断面図を図3に示す。この第2の従
来例の体温計は本体部に対してプローブ部を弾性的に曲
げることができ、フレキシブルタイプと称される。プロ
ーブ部が可撓であると、検温時のフィット感の改善や、
材質的特性のため触れても冷たさを感じ難いこと、ある
いは口内検温時の安全性等の、体温計としてのメリット
がある。内部構造は基本的に第1の従来例と同様である
ので、フレキシブル性を与えるためのケースの主要な構
成のみを説明する。
【0006】まず第1の従来例と同様に硬質樹脂で形成
され、主要な機能部品を内蔵する本体側ケース1はある
が、これは表面に出ないので中シャーシとも呼ばれる。
この本体側ケース1(中シャーシ)の外面を、プローブ
部をも形成しているフレキシブルケース10の一部で覆
い、接触面は成形時の温度により熱融着されている。フ
レキシブルケース10は可撓性の大きなゴム弾性のある
熱可塑性を持つ樹脂材料(PVCやシリコンエラストマ
など)で形成されている。フレキシブルケース10が本
体側ケース1を広い表面積で覆う構造としたのは、熱可
塑性エラストマー材料と硬質の熱可塑性樹脂との接合性
があまり良好ではないことによる。なお1cは硬質樹脂
材料より成る裏蓋で、この部分は内部回路部品等の組込
みのためエラストマー樹脂で覆わず露出させてある。
され、主要な機能部品を内蔵する本体側ケース1はある
が、これは表面に出ないので中シャーシとも呼ばれる。
この本体側ケース1(中シャーシ)の外面を、プローブ
部をも形成しているフレキシブルケース10の一部で覆
い、接触面は成形時の温度により熱融着されている。フ
レキシブルケース10は可撓性の大きなゴム弾性のある
熱可塑性を持つ樹脂材料(PVCやシリコンエラストマ
など)で形成されている。フレキシブルケース10が本
体側ケース1を広い表面積で覆う構造としたのは、熱可
塑性エラストマー材料と硬質の熱可塑性樹脂との接合性
があまり良好ではないことによる。なお1cは硬質樹脂
材料より成る裏蓋で、この部分は内部回路部品等の組込
みのためエラストマー樹脂で覆わず露出させてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フレキシブルタイプの
体温計のケースは構造が複雑であり、複合成形技術を要
し成形金型も複雑高価となり、比較的高価な熱可塑性エ
ラストマーの使用量も多く、製造コストが高い。また両
材質の接合面が閉じていないこともあって接合力にも問
題があり、ケースサイズも比較的大きくなってしまう。
またリジッドタイプの体温計のケースとは完全に別製品
となってしまい、部品等の共通化による製造コストの低
減をはかることができない。
体温計のケースは構造が複雑であり、複合成形技術を要
し成形金型も複雑高価となり、比較的高価な熱可塑性エ
ラストマーの使用量も多く、製造コストが高い。また両
材質の接合面が閉じていないこともあって接合力にも問
題があり、ケースサイズも比較的大きくなってしまう。
またリジッドタイプの体温計のケースとは完全に別製品
となってしまい、部品等の共通化による製造コストの低
減をはかることができない。
【0008】本発明の目的は、構造が簡素で、製造コス
トが安く、また強度的に優れた、フレキシブルタイプの
電子体温計を提供することである。また本発明の他の目
的は、フレキシブルタイプの電子体温計とリジッドタイ
プの電子体温計のケース部品を共通化して生産の合理化
をはかった体温計およびその製造法を提供することであ
る。
トが安く、また強度的に優れた、フレキシブルタイプの
電子体温計を提供することである。また本発明の他の目
的は、フレキシブルタイプの電子体温計とリジッドタイ
プの電子体温計のケース部品を共通化して生産の合理化
をはかった体温計およびその製造法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子体温計は次の特徴を備える。 (1)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、プローブ部は熱可塑性エラストマーより
成る筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部との2
色成形法により成形し、前記本体側前記接合部とプロー
ブ側前記接合部とを接合して一体化したケースを備えた
こと。
本発明の電子体温計は次の特徴を備える。 (1)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、プローブ部は熱可塑性エラストマーより
成る筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部との2
色成形法により成形し、前記本体側前記接合部とプロー
ブ側前記接合部とを接合して一体化したケースを備えた
こと。
【0010】本発明の電子体温計はまた次の特徴を備え
ることがある。 (2)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る筒状部と
硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成形法によ
り成形した第1のプローブ部と、筒状部とプローブ側接
合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプローブ部
とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第1のプロ
ーブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選
んで接合し、前記ケースを一体化したこと。
ることがある。 (2)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る筒状部と
硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成形法によ
り成形した第1のプローブ部と、筒状部とプローブ側接
合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプローブ部
とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第1のプロ
ーブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選
んで接合し、前記ケースを一体化したこと。
【0011】上記目的を達成するため本発明の電子体温
計の製造方法は次の特徴を備える。 (3)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る筒状部と
硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成形法によ
り成形した第1のプローブ部と、筒状部とプローブ側接
合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプローブ部
とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第1のプロ
ーブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選
んで接合すること。
計の製造方法は次の特徴を備える。 (3)電子体温計のケースを本体側ケースとプローブ部
に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と共に硬質
樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る筒状部と
硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成形法によ
り成形した第1のプローブ部と、筒状部とプローブ側接
合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプローブ部
とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第1のプロ
ーブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを任意に選
んで接合すること。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
におけるケース部品の断面図であり、(a)は本体側ケ
ース、(b)はフレキシブル性のプローブ部の筒状部、
(c)はリジッド性のプローブ部の筒状部を示す。本図
はケースの組立図を示していないが、組立状態を推測す
ることは容易である。また特に説明しない部分は、概略
において図2および図3の従来例の構成に準ずるものと
する。
におけるケース部品の断面図であり、(a)は本体側ケ
ース、(b)はフレキシブル性のプローブ部の筒状部、
(c)はリジッド性のプローブ部の筒状部を示す。本図
はケースの組立図を示していないが、組立状態を推測す
ることは容易である。また特に説明しない部分は、概略
において図2および図3の従来例の構成に準ずるものと
する。
【0013】本実施の形態例においては、体温計ケース
を本体側ケース1とプローブ部の2部分に分ける。
(a)に示す本体側ケース1(および裏蓋1c)は硬質
の熱可塑性樹脂、例えばABS、PP、PE、PC等か
ら選択した材質を用いる。また図の左端にはプローブ部
との接合のために本体側接合部1d(リング状の突起お
よび溝)が設けられる。これはプローブ部右端のプロー
ブ側接合部2d(リング状突起)に適合する形状で、両
者は嵌め合わされた上、圧入、ツメ付き嵌合、接着、あ
るいは熱融着等の方法で接合され、本体側ケース1とプ
ローブ部は体温計ケースとして一体化される。
を本体側ケース1とプローブ部の2部分に分ける。
(a)に示す本体側ケース1(および裏蓋1c)は硬質
の熱可塑性樹脂、例えばABS、PP、PE、PC等か
ら選択した材質を用いる。また図の左端にはプローブ部
との接合のために本体側接合部1d(リング状の突起お
よび溝)が設けられる。これはプローブ部右端のプロー
ブ側接合部2d(リング状突起)に適合する形状で、両
者は嵌め合わされた上、圧入、ツメ付き嵌合、接着、あ
るいは熱融着等の方法で接合され、本体側ケース1とプ
ローブ部は体温計ケースとして一体化される。
【0014】(b)の筒状部はその大部分(両端を除く
中間部)であるフレキシブル筒状部2aの材質としては
可撓性の大きな、例えばポリウレタン系やポリエステル
系の属する、熱可塑性エラストマー材料を用いる。これ
は常温ではゴム弾性を示すが高温では可塑化され成形可
能な高分子材料を指し、多くの種類がある。また筒状部
の先端部2cと根元部2b(プローブ側接合部2dと一
体である)は硬質の熱可塑性樹脂を材料としている。先
端部2cを硬質材としたのはセンサーキャップ3の材質
との良好な接着性を損なわないためであり、根元部2b
を硬質材としたのは本体側ケース1と同系材質とするこ
とによりやはり良好な接合性を得るためである。
中間部)であるフレキシブル筒状部2aの材質としては
可撓性の大きな、例えばポリウレタン系やポリエステル
系の属する、熱可塑性エラストマー材料を用いる。これ
は常温ではゴム弾性を示すが高温では可塑化され成形可
能な高分子材料を指し、多くの種類がある。また筒状部
の先端部2cと根元部2b(プローブ側接合部2dと一
体である)は硬質の熱可塑性樹脂を材料としている。先
端部2cを硬質材としたのはセンサーキャップ3の材質
との良好な接着性を損なわないためであり、根元部2b
を硬質材としたのは本体側ケース1と同系材質とするこ
とによりやはり良好な接合性を得るためである。
【0015】フレキシブル筒状部2aは先端部2c、根
元部2bと共に、いわゆる2色成形法(複合成形法とも
称する)により成形される。2種類の材質は、まず一方
が成形金型内に供給・成形され、次いで成形体は別の金
型のキャビティ内に移された上、他方の材料がそのキャ
ビティの残部に充填される。その過程で成形金型内で少
なくとも後者の材料が溶融した状態で前者の成形済材料
の表面に接触し、全体として所定の外形が与えられる。
その結果2つの材料は強固に接合される。両材質の接触
面はリング状であり一方の材料が他方の材料をあらゆる
方向から取り囲んでいるため、実質的な接合強度は強く
なる。体温計のフレキシブル性は筒状部に存在すれば実
際上十分である。
元部2bと共に、いわゆる2色成形法(複合成形法とも
称する)により成形される。2種類の材質は、まず一方
が成形金型内に供給・成形され、次いで成形体は別の金
型のキャビティ内に移された上、他方の材料がそのキャ
ビティの残部に充填される。その過程で成形金型内で少
なくとも後者の材料が溶融した状態で前者の成形済材料
の表面に接触し、全体として所定の外形が与えられる。
その結果2つの材料は強固に接合される。両材質の接触
面はリング状であり一方の材料が他方の材料をあらゆる
方向から取り囲んでいるため、実質的な接合強度は強く
なる。体温計のフレキシブル性は筒状部に存在すれば実
際上十分である。
【0016】図1(c)は全体を同じ硬質の熱可塑性樹
脂材料で一体成形したリジッド筒状部20を示してい
る。寸法、特にプローブ側接合部2dの寸法は(b)の
ものと等しくしてある。材質の接着性にも問題はない。
従って(b)または(c)に示す筒状部は(a)に示す
本体側ケース1に対して互換性があり、これを共通部品
として、いずれかのプローブ部を任意に選択して本体側
ケース1と接合すればフレキシブルタイプ、あるいはリ
ジッドタイプの体温計を自由に実現できる。2色成形の
金型構造は簡素化され、成形技術も容易化される。
脂材料で一体成形したリジッド筒状部20を示してい
る。寸法、特にプローブ側接合部2dの寸法は(b)の
ものと等しくしてある。材質の接着性にも問題はない。
従って(b)または(c)に示す筒状部は(a)に示す
本体側ケース1に対して互換性があり、これを共通部品
として、いずれかのプローブ部を任意に選択して本体側
ケース1と接合すればフレキシブルタイプ、あるいはリ
ジッドタイプの体温計を自由に実現できる。2色成形の
金型構造は簡素化され、成形技術も容易化される。
【0017】なお、任意に選ぶとは、あらかじめ任意に
定めた複数種類の体温計の生産計画に沿って準備したい
ずれかのプローブ部を、例えばロット単位で切り替えて
本体側ケースと組み合わせることを普通には意味する。
しかし硬、軟プローブ部を混合して無差別的に供給して
本体と接合し、接合済の体温計のプローブ部の可撓性の
程度をチェックしてリジッド型とフレキシブル型の体温
計を選別して揃える製造法も実施の可能性がある。また
接合時点でプローブ部内にサーミスタが既に取付済であ
るか、また本体側ケース内に回路部品が組込み済である
か、あるいはプローブ部のケースのみと本体側ケースの
みを接合した後で回路部品やサーミスタを組込むかは種
々の場合があり得る。
定めた複数種類の体温計の生産計画に沿って準備したい
ずれかのプローブ部を、例えばロット単位で切り替えて
本体側ケースと組み合わせることを普通には意味する。
しかし硬、軟プローブ部を混合して無差別的に供給して
本体と接合し、接合済の体温計のプローブ部の可撓性の
程度をチェックしてリジッド型とフレキシブル型の体温
計を選別して揃える製造法も実施の可能性がある。また
接合時点でプローブ部内にサーミスタが既に取付済であ
るか、また本体側ケース内に回路部品が組込み済である
か、あるいはプローブ部のケースのみと本体側ケースの
みを接合した後で回路部品やサーミスタを組込むかは種
々の場合があり得る。
【0018】以上本発明の実施の形態の一例について述
べたが、本発明の具体化は本例に限定されないのはもち
ろんである。例えば使用する硬質材料や可撓性の材料は
例示したものに限られない。また2色成形の際、硬軟い
ずれの材質を先に供給するかや、材質の接触面の形状や
種々の凹凸付与による工夫により強度向上をはかること
ができるであろう。また3色(3種類)以上の材質によ
る成形もあり得ることである。ケース部品の接合部の形
状や接合方法もまた自由である。また条件に応じてプロ
ーブ部の先端部や根元部は省略しうることもある。また
他の部品との一体化、例えばセンサーキャップとプロー
ブ筒状部との一体成形等もあり得る。その他種々の変更
や追加の構成が取り得るであろう。
べたが、本発明の具体化は本例に限定されないのはもち
ろんである。例えば使用する硬質材料や可撓性の材料は
例示したものに限られない。また2色成形の際、硬軟い
ずれの材質を先に供給するかや、材質の接触面の形状や
種々の凹凸付与による工夫により強度向上をはかること
ができるであろう。また3色(3種類)以上の材質によ
る成形もあり得ることである。ケース部品の接合部の形
状や接合方法もまた自由である。また条件に応じてプロ
ーブ部の先端部や根元部は省略しうることもある。また
他の部品との一体化、例えばセンサーキャップとプロー
ブ筒状部との一体成形等もあり得る。その他種々の変更
や追加の構成が取り得るであろう。
【0019】
【発明の効果】本発明の硬軟2種の樹脂を用いて2色成
形したプローブ部を本体側ケースと接合する構成におい
ては、複合成形される部位を大きな表面積を有する本体
側でなく小型かつ比較的に単純形状のプローブ部で行う
ため、フレキシブル体温計の製造に当って、成形金型構
造が簡素化され、成形技術も容易化し、高価な熱可塑性
エラストマーの材料費が減少することにより製造コスト
の削減が可能となった。また硬軟の樹脂同志の接合強度
も接合部位をプローブ部とした方が改善効果があった。
形したプローブ部を本体側ケースと接合する構成におい
ては、複合成形される部位を大きな表面積を有する本体
側でなく小型かつ比較的に単純形状のプローブ部で行う
ため、フレキシブル体温計の製造に当って、成形金型構
造が簡素化され、成形技術も容易化し、高価な熱可塑性
エラストマーの材料費が減少することにより製造コスト
の削減が可能となった。また硬軟の樹脂同志の接合強度
も接合部位をプローブ部とした方が改善効果があった。
【0020】また本発明の、硬軟2種のプローブ部を準
備し、共通の本体側ケースと任意に接合する体温計の構
成および製造方法においては、従来全く別製品であった
フレキシブル型体温計とリジッド型体温計を、一部の部
品を変更するだけで容易に切り替え製造できるので、2
種類の体温計を低廉な製造コストで供給出来る効果があ
る。
備し、共通の本体側ケースと任意に接合する体温計の構
成および製造方法においては、従来全く別製品であった
フレキシブル型体温計とリジッド型体温計を、一部の部
品を変更するだけで容易に切り替え製造できるので、2
種類の体温計を低廉な製造コストで供給出来る効果があ
る。
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態におけるケー
ス部品の断面図であり、(a)は本体側ケース、(b)
は第1のプローブ部、(c)は第2のプローブ部であ
る。
ス部品の断面図であり、(a)は本体側ケース、(b)
は第1のプローブ部、(c)は第2のプローブ部であ
る。
【図2】従来例の電子体温計を示し、(a)は一部を断
面にした平面図、(B)は側面図である。
面にした平面図、(B)は側面図である。
【図3】他の従来例の電子体温計ケースの断面図であ
る。
る。
1 本体側ケース 1a 表示窓 1b 操作スイッチカバー 1c 裏蓋 1d 本体側接合部 2 プローブ筒状部 2a フレキシブル筒状部 2b 根元部 2c 先端部 2d プローブ側接合部 3 センサーキャップ 4 サーミスタ 5 リード線 6 接着剤 10 フレキシブルケース 20 リジッド筒状部
Claims (3)
- 【請求項1】 電子体温計のケースを本体側ケースとプ
ローブ部に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と
共に硬質樹脂で成形し、プローブ部は熱可塑性エラスト
マーより成る筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合
部との2色成形法により成形し、前記本体側前記接合部
とプローブ側前記接合部とを接合して一体化したケース
を備えたことを特徴とする電子体温計。 - 【請求項2】 電子体温計のケースを本体側ケースとプ
ローブ部に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と
共に硬質樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る
筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成
形法により成形した第1のプローブ部と、筒状部とプロ
ーブ側接合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプ
ローブ部とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第
1のプローブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを
任意に選んで接合し、前記ケースを一体化したことを特
徴とする電子体温計。 - 【請求項3】 電子体温計のケースを本体側ケースとプ
ローブ部に分割し、前記本体側ケースは本体側接合部と
共に硬質樹脂で成形し、熱可塑性エラストマーより成る
筒状部と硬質樹脂より成るプローブ側接合部とを2色成
形法により成形した第1のプローブ部と、筒状部とプロ
ーブ側接合部とを共に硬質樹脂により成形した第2のプ
ローブ部とを準備し、前記本体側ケースに対して前記第
1のプローブ部と前記第2のプローブ部とのいずれかを
任意に選んで接合することを特徴とする電子体温計の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000061275A JP2001249055A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電子体温計およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000061275A JP2001249055A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電子体温計およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001249055A true JP2001249055A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18581433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000061275A Pending JP2001249055A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電子体温計およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001249055A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256253A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Actherm Inc | 電子温度計構造 |
| DE202010011833U1 (de) | 2009-08-28 | 2010-11-04 | Omron Healthcare Co., Ltd. | Elektronisches klinisches Thermometer |
| JP2016183925A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | シチズンホールディングス株式会社 | 電子体温計及び電子体温計の製造方法 |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000061275A patent/JP2001249055A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256253A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Actherm Inc | 電子温度計構造 |
| DE202010011833U1 (de) | 2009-08-28 | 2010-11-04 | Omron Healthcare Co., Ltd. | Elektronisches klinisches Thermometer |
| JP2016183925A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | シチズンホールディングス株式会社 | 電子体温計及び電子体温計の製造方法 |
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