JP2001245399A - 重低音補正システム及びこれを用いた音響装置 - Google Patents
重低音補正システム及びこれを用いた音響装置Info
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Abstract
幅のみを行うため、低域遮断周波数の高い小型スピーカ
等の低音再生品質には限界がある。また、低音域全体を
一律に増幅すると、その再生音は本来の重低音とはかけ
離れてしまう。 【解決手段】本発明に係る重低音補正システムにおいて
は、音源から入力される音声信号の低域周波数成分をL
PF13で抽出し、その低域周波数成分を倍音回路部1
4によって元の2n倍の周波数帯域にシフトさせるとと
もに、その振幅を元の2n乗とした上で前記音声信号に
加える構成としている。なお、倍音回路部14はn個の
アナログ乗算器14aから成る直列接続回路である。
Description
ッドホン等を使用して音声信号の再生を行う際に、その
低域側カットオフ周波数が高いことによって生じる低音
再生不良を聴感上修正し、豊かな重低音の再生を実現す
ることができる重低音補正システム及びこれを用いた音
響装置に関するものである。
域はスピーカの再生可能な周波数帯域に比べて広いこと
が普通である。そのため、音源から入力される音声信号
を忠実に再生するには、再生可能な周波数帯域ができる
限り広範囲に及ぶスピーカを設ける必要がある。ここ
で、前記スピーカの再生可能な周波数帯域の広さはスピ
ーカの寸法や構造等によってそれぞれ固有の範囲を有し
ているが、一般的にスピーカの寸法が小型になるほど低
域側カットオフ周波数が高くなり、低音域の再生特性は
悪化する傾向にある。
ルオーディオ再生装置といった携帯性を求められる機
器、省スペースをコンセプトとしたコンパクトオーディ
オシステム、あるいは自動車室内といった限られた空間
に設置されるカーオーディオシステム等に採用されるス
ピーカもしくはヘッドホンは、その設置場所の制限等か
らできる限り小型・軽量なものが望まれている。そのた
め、どうしても低音域の再生特性が犠牲となり、使用者
にとっては低音域の再生が不十分であるといった不満を
禁じ得ないものとなる。
手段として、従来では低域周波数成分の利得増幅を行う
重低音補正システムを設けている。図6は従来の重低音
補正システムにおける周波数−利得特性の一例を示すグ
ラフである。このグラフにおいて横軸は周波数を、縦軸
は利得をそれぞれ示している。図中の実線1は小型スピ
ーカの再生可能な周波数帯域(周波数fL〜周波数fH)
を示しており、ここでは20Hz(fL)〜20kHz
(fH)の音声信号を再生可能な小型スピーカを例に挙
げている。ただし、この小型スピーカの低域側カットオ
フ周波数f0は100Hz程度であり、100Hz以下
の低域周波数成分については十分な再生を行うことがで
きない。
ステムにおける利得増幅量の周波数特性を示している。
図中に示す通り、従来では0Hz〜1kHzといった低
域周波数領域全体の利得を一律に増幅している。なお、
図中の一点鎖線2は0dBのフラットなラインを示して
おり、全周波数帯域で自然界に存在する音を仮定してい
る。
する構成であれば、ある程度までは小型スピーカ等にお
ける低音域の再生特性をカバーすることができる。しか
しながら、この例で示した小型スピーカの場合、いくら
低域周波数成分の利得のみを上げたとしても、低域側カ
ットオフ周波数f0が100Hzであるため、それ以下
の低域周波数成分を再生するには限界がある。特に、2
0Hz(FL)以下の低域周波数成分については全く再
生が不可能である。かと言って、低音域の利得増幅を過
度に行うと音割れやスピーカ筐体のビビリなど別問題が
発生するため、おのずと低音域の利得増幅量も制限され
る。
補正システムでは低域周波数領域全体の利得を一律に増
幅しているので、ある周波数成分にとっては適当な増幅
度であっても、別の周波数成分にとっては必要以上の増
幅であることが多い。このため、使用者にとっては聴感
上非常にうるさく感じ、本来の豊かな暖かみのある重低
音とはかけ離れた再生音となっている。
ーカやヘッドホン等を使用して音声信号の再生を行う際
に、その低域側カットオフ周波数が高いことによって生
じる低音再生不良を聴感上修正し、歪みの少ない豊かな
重低音の再生を実現することができる重低音補正システ
ムを提供することを目的とする。
に、本発明に係る重低音補正システムにおいては、音源
から入力される音声信号の低域周波数成分を抜き出すた
めの抽出手段と、前記抽出手段によって抜き出した前記
低域周波数成分を元の2n倍の周波数帯域にシフトさせ
るとともに、その振幅を元の2n乗にして出力するn個
のアナログ乗算器から成る倍音回路部と、前記倍音回路
部の出力信号を前記音声信号に加えるための加算手段と
を有する構成としている。
音声信号のLチャンネル成分及びRチャンネル成分を混
合するための混合手段と、前記混合手段の出力信号から
低域周波数成分を抜き出すための抽出手段と、前記抽出
手段によって抜き出した前記低域周波数成分を元の2n
倍の周波数帯域にシフトさせるとともに、その振幅を元
の2n乗にして出力するn個のアナログ乗算器から成る
倍音回路部と、前記倍音回路部の出力信号を前記Lチャ
ンネル成分及び前記Rチャンネル成分に加えるための加
算手段とを有する構成としてもよい。
いては、前記音声信号から前記低域周波数成分を除去す
るためのハイパスフィルタを設け、前記倍音回路部の出
力信号を前記ハイパスフィルタの出力信号に加える構成
とするとよい。さらに、前記倍音回路部と前記加算手段
との間に、不要な高域周波数成分を除去するためのロー
パスフィルタを設けてもよい。
上記した重低音補正システムを小型スピーカやヘッドホ
ン等の駆動システムに用いたことを特徴としている。
ステムにおける周波数−利得特性の一例を示すグラフで
ある。このグラフにおいて横軸は周波数を、縦軸は利得
をそれぞれ示している。図中の実線1は小型スピーカの
再生可能な周波数帯域(周波数fL〜周波数fH)を示し
ており、ここでは20Hz(fL)〜20kHz(fH)
の音声信号を再生可能な小型スピーカを例に挙げてい
る。ただし、この小型スピーカの低域側カットオフ周波
数f0は100Hz程度であり、100Hz以下の低域
周波数成分については十分な再生を行うことができな
い。また、図中の一点鎖線2は0dBのフラットなライ
ンを示しており、全周波数帯域で自然界に存在する音を
仮定している。
においては、低域周波数領域の利得のみを一律に増幅す
る従来構成とは異なり、入力される音声信号の低域周波
数成分(図中Aで示す領域)を元の2n倍の周波数帯域
にシフトさせるとともに、その振幅を元の2n乗にして
出力(図中Bで示す領域)する手段を有する構成として
いる。
第1実施形態について説明する。図2は第1実施形態に
おける重低音補正システムの概略構成を示すブロック図
である。ここでは、音源から入力される音声信号がLチ
ャンネル成分とRチャンネル成分を有するステレオ信号
である場合を例に挙げて説明を行う。
を介して混合器12の入力端と第1加算器15の入力端
とに接続されている。また、端子bはバッファ11を介
して混合器12の入力端と第2加算器16の入力端とに
接続されている。混合器12の出力端はローパスフィル
タ13(以下、LPF13と呼ぶ)の入力端に接続され
ており、このLPF13の出力端はn個(n≧1)のア
ナログ乗算器14aから成る倍音回路部14の入力端に
接続されている。さらに、この倍音回路部14の出力端
は第1加算器15及び第2加算器16の各入力端に接続
されている。第1加算器15の出力端はバッファ17を
介して端子cに接続されており、第2加算器16の出力
端はバッファ18を介して端子dに接続されている。な
お、端子c及び端子dは図示しないスピーカに接続され
ている。
ムにおける信号処理の流れについて説明する。前記音源
から端子aに入力される音声信号のLチャンネル成分L
INは、バッファ10を介して混合器12と第1加算器1
5にそれぞれ入力される。また、前記音源から端子bに
入力される音声信号のRチャンネル成分RINは、バッフ
ァ11を介して混合器12と第2加算器16にそれぞれ
入力される。
LINとRチャンネル成分RINとを加えてLPF13に送
出する。LPF13は所定の遮断周波数(ここでは、前
記スピーカの低域カットオフ周波数f0に合わせて10
0Hzとする)を有しており、この遮断周波数よりも低
い周波数成分のみを通過させる特性がある。よって、L
PF13から倍音回路部14に対して出力される信号
は、混合器12の出力信号(すなわち、Lチャンネル成
分LINとRチャンネル成分RINとの加算信号)から低域
周波数成分のみを抽出した信号となる。
元の2n倍の周波数帯域にシフトさせる処理、すなわち
2n倍音化(あるいは2nオクターブ変換とも言う)を行
うとともに、その振幅を元の2n乗にして出力するもの
である。この倍音回路部14の構成及び動作については
後ほど詳細に説明する。倍音回路部14の出力信号は第
1加算器15及び第2加算器16によって、元のLチャ
ンネル成分LIN及びRチャンネル成分RINに加えられ
る。その後、第1加算器15の出力信号はLチャンネル
成分LOUTとして端子cから前記スピーカに出力され、
第2加算器16の出力信号はRチャンネル成分ROUTと
して端子dから前記スピーカに出力される。
び動作について説明する。本実施形態に設けた倍音回路
部14はn個のアナログ乗算器14aを直列接続した回
路であり、前段のアナログ乗算器14aの出力信号が次
段のアナログ乗算器14aの入力信号となるように構成
している。なお、各々のアナログ乗算器14aは特別な
回路構成を有するものではなく、2系統の入力信号X、
Yに対してその積信号XYを出力するといった極めて一
般的なものである。今、アナログ乗算器14aに対し
て、次の(1)式に示すような全く同一の入力信号X、
Yを入力した場合を考える。なお、(1)式中における
入力信号X、Yは時間tの関数であり、振幅A、周波数
fで振動する正弦波であるとする。
ナログ乗算器14aに入力すると、その出力信号XYは
三角関数の変換公式から、次の(2)式のように表すこ
とができる。
グ乗算器14aへの入力信号を同一の2信号X、Yに分
割した後、それらの信号の積XYをとると、その出力信
号XYの周波数は2fとなり入力信号の周波数fを2倍
した値となる。また、出力信号XYの振幅はA2となり
入力信号の振幅Aを2乗した値となる。このように、あ
る周波数成分を有する入力信号を同一の2信号に分割し
た後でアナログ乗算器14aによりそれらの信号の積を
とることによって、その入力信号を元の2倍の周波数帯
域にシフトさせるとともに、その振幅を元の2乗にして
出力することが可能である。
列接続した倍音回路部14に対して、振幅A、周波数f
で振動する入力信号を同一の2信号に分割して入力すれ
ば、その出力信号の周波数は入力信号の周波数fを2n
倍した値となる。また、出力信号の振幅は入力信号の振
幅Aを2n乗した値となる。このように、ある周波数成
分を有する入力信号を同一の2信号に分割した後で倍音
回路部14に入力することによって、その入力信号を元
の2n倍の周波数帯域にシフトさせるとともに、その振
幅を元の2n乗にして出力することが可能である。
の出力信号を同一の2信号に分割して倍音回路部14に
入力する構成としている。よって、LPF13で抽出さ
れた低域周波数成分(0〜100Hz)は倍音回路部1
4によって元の2n倍の周波数帯域(0〜100×2nH
z)に2n倍音化される。これにより、低音再生能力の
乏しい前記スピーカであっても、その再生可能な周波数
帯域に前記低域周波数成分がシフトされてくるため、聴
感上は前記低域周波数成分をかなり忠実に再生すること
が可能となる。
乗算器14aの個数nを増せば、人間の可聴限界を超え
るような極低域周波数成分をも再生することができる。
また、前述の(2)式からも分かるように、入力信号に
歪みがなければその出力信号XYも歪むことはないた
め、重低音補正システムに倍音回路部14を適用するこ
とで非常に高品質な重低音補正が可能となる。
用について説明する。図3は倍音回路部14の入出力特
性を示すグラフである。このグラフの横軸は倍音回路部
14への入力信号の振幅を示しており、縦軸は倍音回路
部14の出力信号の振幅を示している。ここで、図中の
実線4は倍音回路部14の入出力特性を示しており、破
線5は入力信号がそのまま出力信号となる場合の入出力
特性を示している。
号を同一の2信号X、Yに分割した後、それらの信号の
積XYをとると、元の入力信号の振幅を2n乗した値が
出力信号の振幅となる特性があるので、入力信号の振幅
が1より大きい信号は倍音回路部14によって増幅さ
れ、逆に1より小さい信号は低減される。よって、重低
音補正システムに倍音回路部14を適用することで、非
常にメリハリの利いた引き締まった出力信号を得ること
ができる。
第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態に
おける重低音補正システムの概略構成を示すブロック図
である。本実施形態は前述の第1実施形態をさらに発展
させたものであり、第1加算器15及び第2加算器16
に入力される元々の音声信号のLチャンネル成分LIN及
びRチャンネル成分RINから、予め低域周波数成分を除
去しておくためのハイパスフィルタ19、20(以下、
HPF19、20と呼ぶ)を設けている。そして、HP
F19、20の出力信号と倍音回路部14の出力信号と
を加えて前記スピーカに出力する構成としている。
2、LPF13、及び倍音回路部14とから成る直列回
路に対して並列となっており、HPF19の入力端はバ
ッファ10に接続され、出力端は第1加算器15に接続
されている。一方、HPF20の入力端はバッファ11
に接続され、出力端は第2加算器16に接続されてい
る。ここでHPF19、20は所定の遮断周波数(ここ
では、前記スピーカの低域カットオフ周波数f0に合わ
せて100Hzとする)を有しており、この遮断周波数
よりも高い周波数成分のみを通過させる特性がある。よ
って、HPF19、20から第1加算器15及び第2加
算器16に対して出力される信号は、元のLチャンネル
成分LIN及びRチャンネル成分RINから倍音回路部14
に送られる低域周波数成分を取り除いた信号となる。
形態の重低音補正システムでは、前記音源から入力され
るLチャンネル成分LIN及びRチャンネル成分RINが元
々有していた低域周波数成分を倍音回路部14の出力信
号に置換し、その結果得られた音声信号をLチャンネル
成分LOUT及びRチャンネル成分ROUTとして端子c及び
端子dから出力することになる。よって、元のLチャン
ネル成分LIN及びRチャンネル成分RINが有していた低
域周波数成分と、倍音回路部14によって補正を受けた
低域周波数成分とが互いに干渉するようなことがないの
で、非常に良質の低音再生が実現できる。
第3実施形態について説明する。図5は第3実施形態に
おける重低音補正システムの概略構成を示すブロック図
である。本実施形態は前述の第1実施形態もしくは第2
実施形態をさらに発展させたものであり、倍音回路部1
4と第1加算器15及び第2加算器16との間にローパ
スフィルタ21(以下、LPF21と呼ぶ)を設けてお
り、LPF21の入力端は倍音回路部14に接続され、
出力端は第1加算器15及び第2加算器16に接続され
ている。
(ここでは、200Hzとする)を有しており、この遮
断周波数よりも低い周波数成分のみを通過させる特性が
ある。よって、LPF21から第1加算器15及び第2
加算器16に対して出力される信号は、倍音回路部14
の出力信号から200Hzより高い不要な周波数成分を
取り除いた信号となる。このように、倍音回路部14で
の重低音補正によって高音域側に発生する不要な周波数
成分を除去することにより、前記スピーカからの再生音
はよりクリアなものとなり、非常に高忠実な再生を行う
ことが可能となる。特に、このような構成は倍音回路部
14を構成するアナログ乗算器14の個数nを大きく設
定した場合に有効である。
正システムに設けたLPF13、HPF19、HPF2
0、及びLPF21の各遮断周波数や、倍音回路部14
の出力利得といった各特性値については、入力される音
源、小型スピーカやヘッドホン等の周波数特性、及び使
用環境等により異なる調整を行う必要がある。また、こ
れらの特性値を過度に設定をしてしまうと、本来の音源
の聴感を損なう恐れがある。こうしたことから、前記特
性値を設定する際には何種類かの聴感を試し、全ての聴
感に対してバランスの良い再生結果が得られるように調
整を行うことが望ましい。
ては、音源から入力される音声信号の低域周波数成分を
抽出し、その低域周波数成分を元の2n倍の周波数帯域
にシフトさせるとともに、その振幅を元の2n乗とした
上で前記音声信号に加える構成としている。また、前記
音声信号がLチャンネル成分とRチャンネル成分を有す
るステレオ信号である場合には、前記音声信号のLチャ
ンネル成分及びRチャンネル成分を混合し、その混合信
号から抜き出した低域周波数成分を元の2n倍の周波数
帯域にシフトさせるとともに、その振幅を元の2n乗に
して前記Lチャンネル成分及び前記Rチャンネル成分に
それぞれ加える構成としてもよい。
生能力の乏しいスピーカであっても、その再生可能な周
波数帯域に前記低域周波数成分がシフトされてくるた
め、聴感上は前記低域周波数成分をかなり忠実に再生す
ることが可能となる。また、本発明に係る重低音補正シ
ステムではn個のアナログ乗算器から成る倍音回路部に
よって前記低域周波数成分に対する補正を行うため、入
力される音声信号に歪みがなければその出力信号も歪む
ことはなく、非常に純粋な出力信号を得ることが可能と
なる。なお、前記アナログ乗算器の個数nを増せば、人
間の可聴限界を超えるような極低域周波数成分をも再生
することができる。
振幅を2n乗した値が出力信号の振幅となる特性がある
ので、振幅が1より大きい信号は増幅され、逆に1より
小さい信号は低減される。よって、本発明に係る重低音
補正システムでは非常にメリハリの利いた引き締まった
感のある重低音補正を行うことができる。なお、前記低
域周波数成分以外の中高域周波数成分については、何ら
補正を行わずにそのまま出力するため、前記中高域周波
数成分が持つ本来の聴感を損なうことがない。
力される元の音声信号から前記低域周波数成分を除去す
るためのハイパスフィルタを設け、前記倍音回路部の出
力信号を前記ハイパスフィルタの出力信号に加える構成
とするとよい。このような構成とすることにより、この
重低音補正システムは前記音声信号が元々有していた低
域周波数成分を前記倍音回路部の出力信号によって置換
する形となる。よって、元の音声信号が有していた低域
周波数成分と、前記倍音回路部によって補正を受けた低
域周波数成分とが互いに干渉するようなことがないの
で、非常に良質の低音再生が実現できる。
要な高域周波数成分を除去するためのローパスフィルタ
を設けてもよい。このような構成とすることにより、前
記スピーカからの再生音はよりクリアなものとなり、非
常に高忠実な再生を行うことが可能となる。特に、この
ような構成は前記倍音回路部を構成する前記アナログ乗
算器の個数nを大きく設定した場合に有効である。
ステムを音響装置における小型スピーカやヘッドホン等
の駆動システムに用いることにより、低音再生能力の乏
しい小型のスピーカであっても、聴感上はかなり忠実な
低音再生を行うことが可能となるため、従来のように低
音再生能力を求めてスピーカのサイズをむやみに大きく
する必要がなくなる。よって、前記音響装置の小型化、
軽量化、軽薄化、並びにローコスト化に貢献することが
できる。
周波数−利得特性の一例を示すグラフである。
の概略構成を示すブロック図である。
である。
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
−利得特性の一例を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】音源から入力される音声信号の低域周波数
成分を抜き出すための抽出手段と、前記抽出手段によっ
て抜き出した前記低域周波数成分を元の2n倍の周波数
帯域にシフトさせるとともに、その振幅を元の2n乗に
して出力するn個のアナログ乗算器から成る倍音回路部
と、前記倍音回路部の出力信号を前記音声信号に加える
ための加算手段とを有することを特徴とする重低音補正
システム。 - 【請求項2】音源から2系統に分けて入力される音声信
号のLチャンネル成分及びRチャンネル成分を混合する
ための混合手段と、前記混合手段の出力信号から低域周
波数成分を抜き出すための抽出手段と、前記抽出手段に
よって抜き出した前記低域周波数成分を元の2n倍の周
波数帯域にシフトさせるとともに、その振幅を元の2n
乗にして出力するn個のアナログ乗算器から成る倍音回
路部と、前記倍音回路部の出力信号を前記Lチャンネル
成分及び前記Rチャンネル成分に加えるための加算手段
とを有することを特徴とする重低音補正システム。 - 【請求項3】前記音声信号から前記低域周波数成分を除
去するためのハイパスフィルタを設け、前記倍音回路部
の出力信号を前記ハイパスフィルタの出力信号に加える
構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の重低音補正システム。 - 【請求項4】前記倍音回路部と前記加算手段との間に、
不要な高域周波数成分を除去するためのローパスフィル
タを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の重低音補正システム。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかに記載の重
低音補正システムを小型スピーカやヘッドホン等の駆動
システムに用いたことを特徴とする音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000060426A JP2001245399A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 重低音補正システム及びこれを用いた音響装置 |
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|---|---|
| JP2001245399A true JP2001245399A (ja) | 2001-09-07 |
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