JP2001244118A - バラン変成器 - Google Patents
バラン変成器Info
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- balun transformer
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/42—Networks for transforming balanced signals into unbalanced signals and vice versa, e.g. baluns
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F21/00—Variable inductances or transformers of the signal type
- H01F21/12—Variable inductances or transformers of the signal type discontinuously variable, e.g. tapped
- H01F2021/125—Printed variable inductor with taps, e.g. for VCO
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトなバラン変成器回路を提供する。
【解決手段】 コンパクトなバラン変成器は、1次およ
び2次導体ループを有する。これらのループの各々は、
実質的に平坦なスパイラル構造に設けられる。しかし、
これらのループの1つ、1次または2次ループは、好適
には、多層(積層)構造内に設けられる。多層構造内の
1次または2次層のうちの少なくとも1層の積層は、ル
ープの1つにインピーダンスの増大を与える。インピー
ダンス整合のためのこの増大されたインピーダンスは、
多層構造内に通常生じるような1次および2次層間の寄
生容量がないという利点をもたらす。本発明の他の実施
例では、導体ループは共に、多層構造内に設けられる。
このような構造は、1対1インピーダンス整合状態およ
び幾分低い周波数のバラン回路に対して特に有用であ
る。
び2次導体ループを有する。これらのループの各々は、
実質的に平坦なスパイラル構造に設けられる。しかし、
これらのループの1つ、1次または2次ループは、好適
には、多層(積層)構造内に設けられる。多層構造内の
1次または2次層のうちの少なくとも1層の積層は、ル
ープの1つにインピーダンスの増大を与える。インピー
ダンス整合のためのこの増大されたインピーダンスは、
多層構造内に通常生じるような1次および2次層間の寄
生容量がないという利点をもたらす。本発明の他の実施
例では、導体ループは共に、多層構造内に設けられる。
このような構造は、1対1インピーダンス整合状態およ
び幾分低い周波数のバラン回路に対して特に有用であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、アナログ
信号のためのバラン(BALUN)変成器回路に関す
る。特に、本発明は、集積回路基板上に製造されるバラ
ン回路の構成に関する。さらに特に、本発明は、コンパ
クトであるだけでなく、1次および2次変成器回路間の
寄生容量の影響を減少するバラン構造を作製するため
に、複数の層内に設けられるバラン変成器構造に関す
る。
信号のためのバラン(BALUN)変成器回路に関す
る。特に、本発明は、集積回路基板上に製造されるバラ
ン回路の構成に関する。さらに特に、本発明は、コンパ
クトであるだけでなく、1次および2次変成器回路間の
寄生容量の影響を減少するバラン構造を作製するため
に、複数の層内に設けられるバラン変成器構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】バランは、無線周波(RF)回路内にイ
ンピーダンス平衡を与えるために用いられる電子回路要
素である。本質的には、バランは、平衡不平衡変成器で
ある。これらのデバイスは、不平衡要素および回路を平
衡要素および回路に接続するために、無線周波応用に用
いられる。
ンピーダンス平衡を与えるために用いられる電子回路要
素である。本質的には、バランは、平衡不平衡変成器で
ある。これらのデバイスは、不平衡要素および回路を平
衡要素および回路に接続するために、無線周波応用に用
いられる。
【0003】不平衡回路要素は、通常、大きくて高価で
あり、フィルタおよび電力増幅器のようなデバイスを含
む。それらを平衡にすることは、可能ではあるが、2倍
の大きさおよび費用を必要とするであろう。一方、平衡
要素は、通常、集積回路内に用いられる。というのは、
内部要素の数を2倍するコストが、集積回路構造内では
低いからである。バラン回路はまた、所望の電気的特性
を有する。バラン回路は、改良された信号分離特性と線
形特性とを有し、故に、可能な時は常に用いられる。不
平衡回路においては、電流は、典型的には、単一ワイヤ
ーによって送られ、アースを経て戻される。アースは、
好適には、デバイスのシャシーを形成するか、あるい
は、シャシーに直接かつ電気的に直接接続される大きな
導体である。一方、平衡回路は、典型的には、2つの導
体と1つのアースとを含む。バランの場合は、電流は、
一方の導体“下(down)”を流れ、他方の導体を経
て戻る。これにより、アースを経て流れる電流を排除す
る。これは、理想的な状態である。
あり、フィルタおよび電力増幅器のようなデバイスを含
む。それらを平衡にすることは、可能ではあるが、2倍
の大きさおよび費用を必要とするであろう。一方、平衡
要素は、通常、集積回路内に用いられる。というのは、
内部要素の数を2倍するコストが、集積回路構造内では
低いからである。バラン回路はまた、所望の電気的特性
を有する。バラン回路は、改良された信号分離特性と線
形特性とを有し、故に、可能な時は常に用いられる。不
平衡回路においては、電流は、典型的には、単一ワイヤ
ーによって送られ、アースを経て戻される。アースは、
好適には、デバイスのシャシーを形成するか、あるい
は、シャシーに直接かつ電気的に直接接続される大きな
導体である。一方、平衡回路は、典型的には、2つの導
体と1つのアースとを含む。バランの場合は、電流は、
一方の導体“下(down)”を流れ、他方の導体を経
て戻る。これにより、アースを経て流れる電流を排除す
る。これは、理想的な状態である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バラン回路は、無線構
造において望まれる。というのは、チップ構造は差動
(differential)である傾向にあるが、外
部要素はシングル・エンデッド(single end
ed)である傾向にあるからである。従って、バラン変
成器は、内部要素と外部要素とを結合する必要がある。
しかし、バランは、一般に、セルラー電話機のような無
線周波デバイスにおいて使用されることになると、コス
トおよびサイズについて特に制限がある。これらのデバ
イスは、セルラー電話機またはセルラー電話システムの
他の要素について特に小さいサイズのバランを明らかに
必要とする。従って、さらに、良好な電気的性能を示す
小さく安価なバランが必要とされる。特に、集積された
無線周波集積回路は、通常モード信号の分離を改良し易
い差動回路を用いることが非常に望まれる。さらに、電
力整合は、平衡インピーダンス変成器の使用を必要とす
る。さらに、能動とは逆の受動のバラン・デバイスが望
ましい。というのは、受動バラン・デバイスは、動作に
対して付加的な電流を必要としないからである。しか
し、受動バランは、物理的に非常に大きくなる傾向があ
る。本発明のバランは、受動バラン・デバイスにおける
サイズの減少を可能にする。
造において望まれる。というのは、チップ構造は差動
(differential)である傾向にあるが、外
部要素はシングル・エンデッド(single end
ed)である傾向にあるからである。従って、バラン変
成器は、内部要素と外部要素とを結合する必要がある。
しかし、バランは、一般に、セルラー電話機のような無
線周波デバイスにおいて使用されることになると、コス
トおよびサイズについて特に制限がある。これらのデバ
イスは、セルラー電話機またはセルラー電話システムの
他の要素について特に小さいサイズのバランを明らかに
必要とする。従って、さらに、良好な電気的性能を示す
小さく安価なバランが必要とされる。特に、集積された
無線周波集積回路は、通常モード信号の分離を改良し易
い差動回路を用いることが非常に望まれる。さらに、電
力整合は、平衡インピーダンス変成器の使用を必要とす
る。さらに、能動とは逆の受動のバラン・デバイスが望
ましい。というのは、受動バラン・デバイスは、動作に
対して付加的な電流を必要としないからである。しか
し、受動バランは、物理的に非常に大きくなる傾向があ
る。本発明のバランは、受動バラン・デバイスにおける
サイズの減少を可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な実施例に
よれば、無線周波バラン変成器は、実質的に平坦な1次
導電ループと、実質的に平坦な2次導電ループとを有す
る。これら導電ループは、各々、スパイラル・パターン
で構成される。ループは、一方のループの少なくとも一
部が、他方のループの一部に水平に隣接して配置される
ように設けられる。さらに、少なくとも1つのループ
は、少なくとも2つの垂直に隣接する平面に設けられ
る。垂直に隣接する平面にあるループの部分は、同じ巻
線方向を有する。本発明の一実施例では、ループの両方
は、垂直に隣接する平面内に設けられた部分を有する。
本発明のバラン変成器は、特に、高周波応用、例えば、
約850MHzの周波数で有効なバラン回路に有用であ
り、各辺がわずか235μmの矩形パターンで構成され
る。
よれば、無線周波バラン変成器は、実質的に平坦な1次
導電ループと、実質的に平坦な2次導電ループとを有す
る。これら導電ループは、各々、スパイラル・パターン
で構成される。ループは、一方のループの少なくとも一
部が、他方のループの一部に水平に隣接して配置される
ように設けられる。さらに、少なくとも1つのループ
は、少なくとも2つの垂直に隣接する平面に設けられ
る。垂直に隣接する平面にあるループの部分は、同じ巻
線方向を有する。本発明の一実施例では、ループの両方
は、垂直に隣接する平面内に設けられた部分を有する。
本発明のバラン変成器は、特に、高周波応用、例えば、
約850MHzの周波数で有効なバラン回路に有用であ
り、各辺がわずか235μmの矩形パターンで構成され
る。
【0006】従って、本発明の目的は、コンパクトなバ
ラン変成器回路を提供することにある。
ラン変成器回路を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、能動回路要素を使用
しないで、高周波回路応用におけるインピーダンス整合
を提供することにある。
しないで、高周波回路応用におけるインピーダンス整合
を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、バラン変成器
の1次および2次巻線間に生じる寄生容量を減少するこ
とにある。
の1次および2次巻線間に生じる寄生容量を減少するこ
とにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、セルラー電話
機およびセルラー電話システムに特に有用なバラン変成
器回路を提供することにある。
機およびセルラー電話システムに特に有用なバラン変成
器回路を提供することにある。
【0010】また、本発明のさらに他の目的は、集積回
路製造方法を用いて製造することができるバラン変成器
回路を提供することにある。
路製造方法を用いて製造することができるバラン変成器
回路を提供することにある。
【0011】さらに、本発明のさらに他の目的は、2以
上のプレーナー回路構造内に作製することができるバラ
ン回路を提供することにある。
上のプレーナー回路構造内に作製することができるバラ
ン回路を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、小形、効果
的、製造容易、かつ、低コストであるバラン回路を提供
することにある。
的、製造容易、かつ、低コストであるバラン回路を提供
することにある。
【0013】最後に、これに限定されるものではない
が、本発明の目的は、種々のインピーダンス特性を有す
るバラン回路を提供することにある。
が、本発明の目的は、種々のインピーダンス特性を有す
るバラン回路を提供することにある。
【0014】本発明の種々の実施例に適合する所望のこ
れら目的の説明は、これらの目的のいずれかあるいは全
てが、本発明の最も一般的な実施例または特定の実施例
のいずれかにおいて、個々にまたは集合的に、本質的ま
たは必須の特徴として与えられることを提示することを
意味するものではない。
れら目的の説明は、これらの目的のいずれかあるいは全
てが、本発明の最も一般的な実施例または特定の実施例
のいずれかにおいて、個々にまたは集合的に、本質的ま
たは必須の特徴として与えられることを提示することを
意味するものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に関する要旨を、特に指摘
し、明細書の最後の部分に個別にクレームした。しかし
ながら、本発明は、構成および実施の方法の両方を、本
発明の他の目的および利点とともに、図面と共に以下の
説明を参照することによって最も理解することができ
る。
し、明細書の最後の部分に個別にクレームした。しかし
ながら、本発明は、構成および実施の方法の両方を、本
発明の他の目的および利点とともに、図面と共に以下の
説明を参照することによって最も理解することができ
る。
【0016】本出願で例示された回路のより一層の理解
のために、1次巻線は、一般に実線で示している。同様
に、2次巻線は、点線で示している。これは、便宜のた
めであり、また、“1次”および“2次”の表示が、相
対的な用語であることを理解すべきである。
のために、1次巻線は、一般に実線で示している。同様
に、2次巻線は、点線で示している。これは、便宜のた
めであり、また、“1次”および“2次”の表示が、相
対的な用語であることを理解すべきである。
【0017】図1(a)は、端子1および2を有する1
次巻線を備えるプレーナー・バランを示す。図1(b)
は、図1(a)の線1AA−1AAについての断面図で
ある。同様に、2次巻線は、端子3および4を有する。
図示のように、巻線は、ほぼ単一平面内に設けられ、か
つ、互いに隣接して設けられている。
次巻線を備えるプレーナー・バランを示す。図1(b)
は、図1(a)の線1AA−1AAについての断面図で
ある。同様に、2次巻線は、端子3および4を有する。
図示のように、巻線は、ほぼ単一平面内に設けられ、か
つ、互いに隣接して設けられている。
【0018】図2は、図1(a)に示すバラン変成器の
等価回路である。特に、1次回路はインダクタンスL1
を有し、2次回路はインダクタンスL2を有することが
分かる。また、1次および2次回路間の結合係数kが定
義される。特に、k=M/(L1×L2)1/2 であり、
ここに、Mは、1次および2次巻線間の相互インダクタ
ンスである。図1(a)および図2に示すような回路に
は、実際には、発生するインピーダンス変換があり、変
成器の端子1および2から見た入力インピーダンスZin
は、Zload×(L1/L2)に等しい。ここに、Zload
は、出力端子3および4に接続された負荷インピーダン
スである。
等価回路である。特に、1次回路はインダクタンスL1
を有し、2次回路はインダクタンスL2を有することが
分かる。また、1次および2次回路間の結合係数kが定
義される。特に、k=M/(L1×L2)1/2 であり、
ここに、Mは、1次および2次巻線間の相互インダクタ
ンスである。図1(a)および図2に示すような回路に
は、実際には、発生するインピーダンス変換があり、変
成器の端子1および2から見た入力インピーダンスZin
は、Zload×(L1/L2)に等しい。ここに、Zload
は、出力端子3および4に接続された負荷インピーダン
スである。
【0019】図1(a)および図2に示したバラン回路
を、積層プレーナー構造で異なる構成に巻線を設けるこ
とによってよりコンパクトに作製しようと試みると、図
3(a)に示す物理的回路になる。図3(b)は、図3
(a)の平面2AA−2AA−2AA−2AAについて
の断面図である。しかし、1次および2次巻線間の中間
絶縁層(図示せず)の存在のため、1次および2次巻線
間には、寄生容量Cpが生じる。この寄生容量は、図3
(a)の点線で示される導体を介して回路の他の部分に
接続されたキャパシタの追加によって示される。しか
し、図3(a)の寄生容量は、集中回路要素の存在によ
って示されるが、この構成によって生じた比較的高い寄
生容量は、実際には、導電路に沿って分布し、層間に設
けられた絶縁材料、および層間に生じる表面結合の故
に、存在することに注意すべきである。また、これに関
しては、図3(a)が、実際には、多層バラン回路を示
す等角図であることに特に注意されたい。特に、1次巻
線は、上層にあり、2次巻線は、下層すなわち低層にあ
る。また、図3(a)では、2次巻線は点線として表示
されていないことに注意されたい。というのは、このよ
うな点線表示は、この説明にとって必要ではないからで
ある。
を、積層プレーナー構造で異なる構成に巻線を設けるこ
とによってよりコンパクトに作製しようと試みると、図
3(a)に示す物理的回路になる。図3(b)は、図3
(a)の平面2AA−2AA−2AA−2AAについて
の断面図である。しかし、1次および2次巻線間の中間
絶縁層(図示せず)の存在のため、1次および2次巻線
間には、寄生容量Cpが生じる。この寄生容量は、図3
(a)の点線で示される導体を介して回路の他の部分に
接続されたキャパシタの追加によって示される。しか
し、図3(a)の寄生容量は、集中回路要素の存在によ
って示されるが、この構成によって生じた比較的高い寄
生容量は、実際には、導電路に沿って分布し、層間に設
けられた絶縁材料、および層間に生じる表面結合の故
に、存在することに注意すべきである。また、これに関
しては、図3(a)が、実際には、多層バラン回路を示
す等角図であることに特に注意されたい。特に、1次巻
線は、上層にあり、2次巻線は、下層すなわち低層にあ
る。また、図3(a)では、2次巻線は点線として表示
されていないことに注意されたい。というのは、このよ
うな点線表示は、この説明にとって必要ではないからで
ある。
【0020】図4は、図3(a)の等価集中回路の概略
図である。特に、寄生容量Cp は、1次および2次巻線
間に高周波路を与えることに注意すべきである。このこ
とは、コモンモードの信号に対し所望のレベルの分離を
与えない。
図である。特に、寄生容量Cp は、1次および2次巻線
間に高周波路を与えることに注意すべきである。このこ
とは、コモンモードの信号に対し所望のレベルの分離を
与えない。
【0021】図5は、4対1インピーダンス整合変成器
回路を実現するために、変成器巻線を接続する方法を示
す。特に、図に示すように、1次回路は通常のものであ
るが、2次巻線は並列構成で接続されていることに注意
されたい。この結果、端子1,2間の電圧がVである
と、2次回路の出力電圧は、V/2となる。同様に、1
次回路の電流がIであると、端子3を流れる電流は、2
Iである。入力インピーダンスをZ1 =V/Iと定義す
ると、出力インピーダンスZ2 =V/4I=Z1/4で
あることが明らかである。
回路を実現するために、変成器巻線を接続する方法を示
す。特に、図に示すように、1次回路は通常のものであ
るが、2次巻線は並列構成で接続されていることに注意
されたい。この結果、端子1,2間の電圧がVである
と、2次回路の出力電圧は、V/2となる。同様に、1
次回路の電流がIであると、端子3を流れる電流は、2
Iである。入力インピーダンスをZ1 =V/Iと定義す
ると、出力インピーダンスZ2 =V/4I=Z1/4で
あることが明らかである。
【0022】平坦なスパイラルに設けられたバラン回路
において、この4対1インピーダンス整合を実現する方
法の1つを、図6に示す。この回路は、中心タップが設
けられ、多数の巻線が用いられている点を除いては、図
5に示した回路と同じである。図6の集中等価回路図を
図7に示す。
において、この4対1インピーダンス整合を実現する方
法の1つを、図6に示す。この回路は、中心タップが設
けられ、多数の巻線が用いられている点を除いては、図
5に示した回路と同じである。図6の集中等価回路図を
図7に示す。
【0023】図8は、多層積層インダクタ回路の物理的
構成を示す。この図は、例示のためのものである。特
に、この図は、1次回路または2次回路を含まないこと
に注意すべきである。しかし、この図は、ループが2つ
の隣接プレーナー構造で設けられる一対のほぼ平坦なス
パイラル構成の導電ループを説明することに注意された
い。プレーナー回路が示される例示の他の回路について
は、絶縁層が上部および下部のプレーナー構造間に設け
られているものと仮定する。このような絶縁層の存在お
よび構成は、プリント回路技術および集積回路技術に乏
しい当業者にとっても、十分に理解されるであろう。し
かし、特に、図8を参照すると、上部および下部巻線
が、各々、同じ巻線方向に向き、従って、上部層の端子
1に入る電流は、時計回りの方向であり、同様に、この
同じ電流が下層に入るときも、時計周りの方向に流れる
ことが分かることに注意されたい。図8に示す垂直隣接
および水平隣接構造の結果、上部および下部巻線層間の
結合は、インダクタンスが巻き数の2乗ほど増大するよ
うになる。特に、2回巻きインダクタは、単一プレーナ
ー構造のインダクタンスの4倍のインダクタンスを生じ
る。同様に、3回巻きインダクタは、9倍ほど増大され
たインダクタンスを生じる。このような回路における層
間の誘導結合の態様は、バラン回路におけるインピーダ
ンス整合に効果的に用いられる。
構成を示す。この図は、例示のためのものである。特
に、この図は、1次回路または2次回路を含まないこと
に注意すべきである。しかし、この図は、ループが2つ
の隣接プレーナー構造で設けられる一対のほぼ平坦なス
パイラル構成の導電ループを説明することに注意された
い。プレーナー回路が示される例示の他の回路について
は、絶縁層が上部および下部のプレーナー構造間に設け
られているものと仮定する。このような絶縁層の存在お
よび構成は、プリント回路技術および集積回路技術に乏
しい当業者にとっても、十分に理解されるであろう。し
かし、特に、図8を参照すると、上部および下部巻線
が、各々、同じ巻線方向に向き、従って、上部層の端子
1に入る電流は、時計回りの方向であり、同様に、この
同じ電流が下層に入るときも、時計周りの方向に流れる
ことが分かることに注意されたい。図8に示す垂直隣接
および水平隣接構造の結果、上部および下部巻線層間の
結合は、インダクタンスが巻き数の2乗ほど増大するよ
うになる。特に、2回巻きインダクタは、単一プレーナ
ー構造のインダクタンスの4倍のインダクタンスを生じ
る。同様に、3回巻きインダクタは、9倍ほど増大され
たインダクタンスを生じる。このような回路における層
間の誘導結合の態様は、バラン回路におけるインピーダ
ンス整合に効果的に用いられる。
【0024】特に図9(a)を参照すると、このような
マルチレベル構造は、バラン変成器の1次回路に与えら
れることに注意すべきである。なお、図9(b)は、図
9(a)の平面6A−6A−6A−6Aについての断面
図である。同時に、2次回路は、単一平面のみに設けら
れる。図9(a)に示した特定のケースでは、2次バラ
ン変成器回路は、上部レベルすなわち上層に設けられ
る。また、本発明においては特に注意することは、多層
回路の層間に通常存在する1次寄生容量が、上部および
下部の1次回路のみに結合することである。多層構造を
与えた結果、1次および2次回路間に生じる寄生容量は
最小になる。このように、本発明では、層間の寄生容量
は、1次および2次回路間ではなく、1次回路のみにわ
たる。この層間の寄生容量は、重要ではなく、1次回路
から2次回路までのコモンモード・リジェクションを低
下することはない。また、この点は、特に、図10に示
す図9(a)の等価集中回路に示される。
マルチレベル構造は、バラン変成器の1次回路に与えら
れることに注意すべきである。なお、図9(b)は、図
9(a)の平面6A−6A−6A−6Aについての断面
図である。同時に、2次回路は、単一平面のみに設けら
れる。図9(a)に示した特定のケースでは、2次バラ
ン変成器回路は、上部レベルすなわち上層に設けられ
る。また、本発明においては特に注意することは、多層
回路の層間に通常存在する1次寄生容量が、上部および
下部の1次回路のみに結合することである。多層構造を
与えた結果、1次および2次回路間に生じる寄生容量は
最小になる。このように、本発明では、層間の寄生容量
は、1次および2次回路間ではなく、1次回路のみにわ
たる。この層間の寄生容量は、重要ではなく、1次回路
から2次回路までのコモンモード・リジェクションを低
下することはない。また、この点は、特に、図10に示
す図9(a)の等価集中回路に示される。
【0025】最後に、図11(a)に示す物理的回路
(なお、図11(b)は、図11(a)の平面8A−8
A−8A−8Aについての断面図である)、および図1
2に示す対応する等価集中回路図について考察する。こ
の実施例では、1次インダクタンスと2次インダクタン
スとは同じである。すなわち、これは、1対1インピー
ダンス変成器である。この特定の回路構成の利点は、高
インダクタンスのバランが、小さい面積とコンパクトな
容積で実現されることである。このようなバランは、低
周波回路応用においてより有用である。
(なお、図11(b)は、図11(a)の平面8A−8
A−8A−8Aについての断面図である)、および図1
2に示す対応する等価集中回路図について考察する。こ
の実施例では、1次インダクタンスと2次インダクタン
スとは同じである。すなわち、これは、1対1インピー
ダンス変成器である。この特定の回路構成の利点は、高
インダクタンスのバランが、小さい面積とコンパクトな
容積で実現されることである。このようなバランは、低
周波回路応用においてより有用である。
【0026】900MHzデバイスに通常のバラン・レ
イアウト回路を用いると、作製された回路のサイズは、
約800μm×400μmである。しかし、本発明の技
術および回路を用いて、850MHzにおける最適動作
のために構成されたバラン回路は、約235μm×23
5μmだけの面積を有する。これらバラン・デバイスは
共に、4対1インピーダンス整合プロファイルを示す。
従って、本発明の回路は、コンパクトな多層バラン回路
の構造および構成においてサイズについて大きな利点を
与える。
イアウト回路を用いると、作製された回路のサイズは、
約800μm×400μmである。しかし、本発明の技
術および回路を用いて、850MHzにおける最適動作
のために構成されたバラン回路は、約235μm×23
5μmだけの面積を有する。これらバラン・デバイスは
共に、4対1インピーダンス整合プロファイルを示す。
従って、本発明の回路は、コンパクトな多層バラン回路
の構造および構成においてサイズについて大きな利点を
与える。
【0027】本発明を、特定の好適な実施例によって詳
細に説明したが、当業者によれば、本発明の多くの変更
および変形を実現することができる。従って、特許請求
の範囲によって、本発明の真の趣旨および範囲内に入る
全てのこのような変更および変形を含むことが意図され
る。
細に説明したが、当業者によれば、本発明の多くの変更
および変形を実現することができる。従って、特許請求
の範囲によって、本発明の真の趣旨および範囲内に入る
全てのこのような変更および変形を含むことが意図され
る。
【0028】まとめとして、本発明の構成に関して、以
下の事項を開示する。 (1)実質的に平坦な1次導体ループと、実質的に平坦
な2次導体ループとを備え、前記1次および2次導体ル
ープが、各々、スパイラル・パターンに形成され、前記
一方のループの少なくとも一部が、前記他方のループに
対して水平に隣接して配置されるように設けられ、前記
ループのうちの少なくとも1つが、少なくとも2つの垂
直に隣接する層内に設けられ、垂直に隣接する層内の巻
線部分が、同じ巻線方向を有する、バラン変成器。 (2)前記導体ループの両方が、垂直に隣接する平面内
に設けられた部分を有する、上記(1)に記載のバラン
変成器。 (3)前記導体ループの少なくとも1つが、矩形パター
ンに設けられる、上記(1)に記載のバラン変成器。 (4)前記変成器は、約850MHzの周波数で動作
し、4対1インピーダンス整合を与え、各辺が約235
μmである矩形パターンで構成されている、上記(1)
に記載のバラン変成器。
下の事項を開示する。 (1)実質的に平坦な1次導体ループと、実質的に平坦
な2次導体ループとを備え、前記1次および2次導体ル
ープが、各々、スパイラル・パターンに形成され、前記
一方のループの少なくとも一部が、前記他方のループに
対して水平に隣接して配置されるように設けられ、前記
ループのうちの少なくとも1つが、少なくとも2つの垂
直に隣接する層内に設けられ、垂直に隣接する層内の巻
線部分が、同じ巻線方向を有する、バラン変成器。 (2)前記導体ループの両方が、垂直に隣接する平面内
に設けられた部分を有する、上記(1)に記載のバラン
変成器。 (3)前記導体ループの少なくとも1つが、矩形パター
ンに設けられる、上記(1)に記載のバラン変成器。 (4)前記変成器は、約850MHzの周波数で動作
し、4対1インピーダンス整合を与え、各辺が約235
μmである矩形パターンで構成されている、上記(1)
に記載のバラン変成器。
【図1】図1(a)は、本発明の利点を示さないプレー
ナー・バラン変成器の物理的回路図である。図1(b)
は、図1(a)の線1AA−1AAについての断面図で
ある。
ナー・バラン変成器の物理的回路図である。図1(b)
は、図1(a)の線1AA−1AAについての断面図で
ある。
【図2】図1(a)に示す回路の集中等価回路の概略図
である。
である。
【図3】図3(a)は、本発明の利点を与えない多層バ
ラン回路の等角物理的回路図である。図3(b)は、図
3(a)の平面2AA−2AA−2AA−2AAについ
ての断面図である。
ラン回路の等角物理的回路図である。図3(b)は、図
3(a)の平面2AA−2AA−2AA−2AAについ
ての断面図である。
【図4】図3に示す等価電気的構造を示す集中回路の概
略図である。
略図である。
【図5】4対1インピーダンス整合を与える変成器にお
ける巻線接続の利用を示す概略図である。
ける巻線接続の利用を示す概略図である。
【図6】4対1インピーダンス整合変成器を与えるバラ
ンの物理的回路レイアウトである。
ンの物理的回路レイアウトである。
【図7】図6に示す回路の集中等価回路の概略図であ
る。
る。
【図8】インダクタンスの増大を与えるために、多層ま
たは積層インダクタの使用を示す等角物理的回路図であ
る。
たは積層インダクタの使用を示す等角物理的回路図であ
る。
【図9】図9(a)は、本発明の一実施例によって構成
された等角多層物理的バラン回路であり、特に、多層内
に設けられた1次回路を示す。図9(b)は、図9
(a)の平面6A−6A−6A−6Aについての断面図
である。
された等角多層物理的バラン回路であり、特に、多層内
に設けられた1次回路を示す。図9(b)は、図9
(a)の平面6A−6A−6A−6Aについての断面図
である。
【図10】図9(a)に示す物理的回路の集中等価回路
図である。
図である。
【図11】図11(a)は、本発明の他の実施例による
バラン回路の等角物理的回路図であり、2次回路もまた
別個のプレーナー・スタックまたは層に分割された部分
を含む。図11(b)は、図11(a)の平面8A−8
A−8A−8Aについての断面図である。
バラン回路の等角物理的回路図であり、2次回路もまた
別個のプレーナー・スタックまたは層に分割された部分
を含む。図11(b)は、図11(a)の平面8A−8
A−8A−8Aについての断面図である。
【図12】図11に示す物理的回路の集中等価回路の概
略図である。
略図である。
1,2,3,4 端子 L1 ,L2 インダクタンス k 結合係数 Cp 寄生容量 Zin 入力インピーダンス Zout 出力インピーダンス Zload 負荷インピーダンス Z1 入力インピーダンス Z2 出力インピーダンス
フロントページの続き (72)発明者 ジーン−マルク・ムーラント アメリカ合衆国 01450 マサチューセッ ツ州 グロトン マックレインズ ウッズ 14 (72)発明者 ジェイムス・インボーナン アメリカ合衆国 01844 マサチューセッ ツ州 メシューエン アルギラ ロード 21
Claims (4)
- 【請求項1】実質的に平坦な1次導体ループと、 実質的に平坦な2次導体ループとを備え、 前記1次および2次導体ループが、各々、スパイラル・
パターンに形成され、前記一方のループの少なくとも一
部が、前記他方のループに対して水平に隣接して配置さ
れるように設けられ、前記ループのうちの少なくとも1
つが、少なくとも2つの垂直に隣接する層内に設けら
れ、垂直に隣接する層内の巻線部分が、同じ巻線方向を
有する、バラン変成器。 - 【請求項2】前記導体ループの両方が、垂直に隣接する
平面内に設けられた部分を有する、請求項1に記載のバ
ラン変成器。 - 【請求項3】前記導体ループの少なくとも1つが、矩形
パターンに設けられる、請求項1に記載のバラン変成
器。 - 【請求項4】前記変成器は、約850MHzの周波数で
動作し、4対1インピーダンス整合を与え、各辺が約2
35μmである矩形パターンで構成されている、請求項
1に記載のバラン変成器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/480032 | 2000-01-10 | ||
| US09/480,032 US6396362B1 (en) | 2000-01-10 | 2000-01-10 | Compact multilayer BALUN for RF integrated circuits |
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|---|---|---|---|
| JP2007107539A Division JP2007243208A (ja) | 2000-01-10 | 2007-04-16 | バラン変成器 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001244118A true JP2001244118A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=23906399
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001000014A Pending JP2001244118A (ja) | 2000-01-10 | 2001-01-04 | バラン変成器 |
| JP2007107539A Pending JP2007243208A (ja) | 2000-01-10 | 2007-04-16 | バラン変成器 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007107539A Pending JP2007243208A (ja) | 2000-01-10 | 2007-04-16 | バラン変成器 |
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| Country | Link |
|---|---|
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