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JP2001244076A - アクリジン誘導体化合物を用いた有機電界発光素子 - Google Patents

アクリジン誘導体化合物を用いた有機電界発光素子

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Publication number
JP2001244076A
JP2001244076A JP2000056408A JP2000056408A JP2001244076A JP 2001244076 A JP2001244076 A JP 2001244076A JP 2000056408 A JP2000056408 A JP 2000056408A JP 2000056408 A JP2000056408 A JP 2000056408A JP 2001244076 A JP2001244076 A JP 2001244076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
layer
compound
electroluminescent device
acridine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000056408A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Fujikawa
久喜 藤川
Atsushi Miura
篤志 三浦
Seiji Tokito
静士 時任
Yasunori Taga
康訓 多賀
Makoto Kimura
真 木村
Yasuhiko Sawaki
泰彦 沢木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2000056408A priority Critical patent/JP2001244076A/ja
Publication of JP2001244076A publication Critical patent/JP2001244076A/ja
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命で、高輝度・高効率発光の可能な有機
EL素子等を実現するために有用な有機化合物の提供。 【解決手段】 電極間に、少なくとも1層の有機化合物
層が形成された有機EL素子の有機化合物層の材料等に
有用なアクリジン誘導体化合物である。この化合物は、
特に発光層ドーピング材料又は電子輸送層材料として優
れ、下記化学式(1) 【化22】 に示す構造で表され、式中、Xは、特に炭素C又は炭素
を含む特性基(R−C−R’、C=O等)であり、Ar
が、下式 【化23】 【化24】 中の(2)〜(7)の内のいずれかに示される基であ
る。なお、R1〜R13は任意の特性基(例えばH、ハロ
ゲン、アルキル基、アリール基等)。アクリジン環の2
量体構造及び導入されたねじれにより熱安定性及び凝集
抑制機能が高く、また、2量体になってもアクリジン環
の強い蛍光性が失われない。また、Xに電子吸引性基を
導入することで優れた電子輸送性が発揮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有機電界発光素
子(以下、有機EL素子という)の機能材料等として有
用な有機化合物及びこのような有機化合物を用いた有機
EL素子に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子は、透明ガラス基板上に、
第1電極と、強い蛍光をもつ有機化合物を含む有機化合
物層と、第2電極とが順に積層されて構成されている。
【0003】有機化合物層は、例えば正孔輸送機能分子
層と発光機能分子層と電子輸送機能分子層とが順に積層
された3層構造を備え、対の電極へ電界を印加すること
により発光する。すなわち、第1電極から正孔を、第2
電極から電子を注入すると、注入された正孔と電子は上
記有機層の正孔輸送機能分子層と発光機能分子層および
電子輸送機能分子層内を移動して衝突、再結合を起こし
て消滅する。この再結合により発生したエネルギーは発
光性分子が励起状態を生成するのに使われ、これにより
有機EL素子が蛍光を発する。
【0004】このような有機EL素子において、有機E
L素子のキャリア輸送性や発光特性を示す材料の一つと
して下式
【化7】 に示すようなアクリジン誘導体化合物が知られている。
【0005】例えば、特開平8−67873号公報に
は、有機EL素子の発光層において、ビス(2−メチル
−8−キノリノラート)(4−フェニルフェノラート)
アルミニウムをホスト化合物として用い、上式中の(i
i)に示すアクリドン誘導体化合物(N−メチル−2−
メトキシアクリドン)をゲスト化合物(青色ドーピング
材料)として用いることが提案されている。また、特開
平11−265787公報には、有機EL素子の発光層
においてアクリジン誘導体化合物にヘテロ原子であるN
が導入された上式中(iii)に示すような化合物を用い、
素子の発光効率を改善させることが開示されている。
【0006】また、上記特開平8−67873号公報に
は、有機EL素子において、上式中の(ii)に示すアクリ
ドン誘導体化合物を電子輸送層に使用することが提案さ
れている。
【0007】さらに、特開平8−269445号公報に
は、有機EL素子の正孔注入層、正孔輸送層として、上
記式中の(iv)においてY位置が酸素や硫黄で置換されて
いるアクリドン誘導体化合物を用いることが開示されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上式(iii)に示すアク
リドン誘導体化合物を発光層ドーピング材料として用い
た素子では、ヘテロ原子であるNを骨格内に導入するこ
とで、発光効率の改善が見られることが上記特開平11
−265787号公報に示されている。しかし、この化
合物(式(iii))は、実用的な発光輝度を実現していな
い。また、式(iii)に示す化合物は、その分子構造が平
板状であり、凝集しやすいため、熱的な安定性が非常に
劣るといった問題が依然解決されずに残っている。
【0009】さらに、上記特開平8−67873号公報
に示すように、式(ii)のアクリドン誘導体化合物を電子
輸送層に使用した場合、初期特性は良好であるが、発光
素子の安定性が低く、信頼性、寿命の点で問題がある。
即ち、式(i)、(ii)のような化合物は、上記式(iii)に示
す化合物と同様、分子が平面的な構造を有していて、薄
膜化した場合に凝集して結晶化しやすく、素子の劣化が
起き、素子発光輝度が駆動に伴って急激に低下するとい
う問題がある。また、このような化合物を用いた有機化
合物層は、無機物の用いられた有機EL素子電極との密
着性が悪いということも問題である。
【0010】また、特開平8−269445号公報に開
示されている化学式(iv)の化合物は、Y位置にヘテロ
原子の酸素又は硫黄を導入することで、三級アミンの正
孔輸送特性を維持しながら、耐熱性・安定性を向上させ
ている。しかし、その発光効率については、従来のトリ
フェニルアミン多量体と同じ程度の特性しか示していな
い。
【0011】上記課題を解決するために、この発明で
は、高い発光輝度、発光効率であって、耐熱性の高い長
寿命の有機EL素子を提案することを目的とする。
【0012】また、このような有機EL素子等の発光ド
ープ材料や電子輸送材料などとして優れた有機化合物を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極間に、少
なくとも1層の有機化合物層が形成された有機EL素子
において、前記有機化合物層が、下記化学式(1)
【化8】 に示す構造で表され、式中、Xが炭素C又は炭素を含む
特性基、Arが1以上の芳香環又は縮合芳香族環を含
み、R1、R2、R3、R4は任意の特性基であるアクリジ
ン誘導体化合物を含むことを特徴とする。
【0014】本発明の他の特徴は、有機EL素子の有機
化合物層が、上記化学式(1)に示す構造のアクリジン
誘導体化合物であって、式中、Xが炭素C又は炭素を含
む特性基であり、R1、R2、R3、R4は任意の特性基で
あり、Arが、下式
【化9】
【化10】 中の(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及び
(7)の内のいずれかに示される基であるアクリジン誘
導体化合物を含むことである。
【0015】本発明の別の特徴は、前記有機化合物層
が、少なくとも発光層と一方の電極から前記発光層に電
子を輸送する電子輸送層とを備え、該電子輸送層が、上
記アクリジン誘導体化合物を含むことである。
【0016】本発明の他の特徴は、前記有機化合物層が
少なくとも発光層を備え、該発光層へのドーピング材料
が、上記アクリジン誘導体化合物を含むことである。
【0017】本発明の更に別の特徴は、有機化合物層
が、上記化学式(1)に示す構造のアクリジン誘導体化
合物であって、式中、X及びR1、R2、R3、R4が任意
の特性基であり、Arが下式
【化11】 中の(3)、(4)、(5)、(6)及び(7)の内の
いずれかで示される基であるアクリジン誘導体化合物を
含むことである。
【0018】本発明の他の特徴に係る有機化合物は、下
記化学式(8)
【化12】 に示す構造であり、式中Arは、1以上の芳香環又は縮
合芳香族環を含み、R1、R2、R3、R4は任意の特性基
である。
【0019】本発明では、以上の式(1)〜(8)にお
いて、R1〜R17は、例えば、水素原子、ハロゲン原
子、直鎖、分岐または環状のアルキル基、直鎖、分岐ま
たは環状のアルコキシ基、あるいは置換または未置換の
アリール基を表す。さらには、アリル基、アミノ基、ア
ルコキシル基、アリルオキシ基、チオアルキル基、チオ
アリル基、チオアリール基、スルホン基、ホスホリル
基、カルボキシル基、カルボニル基、チオカルボニル
基、イミノ基、ヒドロキシ基、アミド基、アルコキシル
基、シアノ基、アルキン基、シアノ基、ニトロ基、カル
ボニル基、アルコキシカルボニル基、アルデヒド基、ス
ルホニル基、アミノ基等などが使用可能である。
【0020】また、Xとして説明した炭素(C)又は炭
素を含む特性基は、例えばR’−C−R(Rは任意であ
るが、例えば上記R1〜R17と同じ特性基が適用可能で
ある)や、カルボニル基(C=O)である。
【0021】以上のような本発明に係るアクリジン誘導
体化合物は、全てアクリジン環の2量体構造を備えた嵩
高い有機化合物であり、熱安定性が高く結晶化が阻害さ
れるためガラス転移温度が高い。従って、有機EL素子
の耐熱性が向上し、長寿命化できるという効果が得られ
る。また、上述の式(i)、(ii)、(iii)のような単独のア
クリジン化合物は、平面的構造であるため凝集しやすい
が、本発明のアクリジン誘導体化合物は、式(1)及び
(8)のArで示される位置において、立体障害により
分子構造内にねじれが導入されているため、有機EL素
子などにおいて薄膜化して用いた場合、膜内での分子同
士の凝集が起こりにくく、更に一層、熱安定性が向上
し、有機EL素子の長寿命化に寄与する。
【0022】また、アクリジン環は、発光性があり、蛍
光材料や染料材料の構成材料として知られているが、本
発明においては、式(1)のX(アクリジン環の9位)
に炭素C又は炭素を含む特性基を導入することで、π電
子系の共役結合の広がりや分子のLUMO、HOMO軌
道準位を変え、キャリア輸送特性や電極との接合障壁高
さを制御できる。そして、所望の電子輸送性能や発光特
性を得ることを可能としている。特に、例えば、式
(8)に示すように、X位置にカルボニル基(C=O)
等の電子吸引性基を導入することで、電子輸送特性の高
い化合物が得られている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の好
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
【0024】まず、有機EL素子の有機化合物層材料と
して用いられる本発明に係るアクリジン誘導体化合物に
ついて説明する。このアクリジン誘導体化合物は、下記
化学式(1)
【化13】 に示す基本骨格を備える。
【0025】(I)本発明の第1のアクリジン誘導体化合
物は、上記化学式(1)中、Xが炭素C又は炭素を含む
特性基、Arが1以上の芳香環又は縮合芳香族環を含
む。
【0026】(II)本発明の第2のアクリジン誘導体化合
物は、上記化学式(1)中、Xが炭素C又は炭素を含む
特性基であり、Arが、下式
【化14】
【化15】 中の(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及び
(7)で示されるビフェニル、フェニル、アントラセ
ン、ペリレン、ナフタセン、ペンタセンのいずれかの基
を備える。
【0027】上記(I)、(II)の化合物において、Xとし
て挙げた炭素(C)又は炭素を含む特性基とは、例えば
R’−C−R(R、R’は任意:後述するR1〜R17
同じ特性基が適用可能)、カルボニル基(C=O)等で
ある。
【0028】(III)本発明の第3のアクリジン誘導体化
合物は、下記化学式(8)
【化16】 に示すように、上記式(1)のXがカルボキシル基(C
=O)で置換された構造である。ここで、式(8)中、
Arは、1以上の芳香環又は縮合芳香族環を含み、例え
ば上式(2)〜(7)のような基よりなる。
【0029】また、以上の式(1)〜(8)において、
1〜R17は、例えば、水素原子、ハロゲン原子、直
鎖、分岐または環状のアルキル基、直鎖、分岐または環
状のアルコキシ基、あるいは置換または未置換のアリー
ル基を表す。さらには、アリル基、アミノ基、アルコキ
シル基、アリルオキシ基、チオアルキル基、チオアリル
基、チオアリール基、スルホン基、ホスホリル基、カル
ボキシル基、カルボニル基、チオカルボニル基、イミノ
基、ヒドロキシ基、アミド基、アルコキシル基、シアノ
基、アルキン基、シアノ基、ニトロ基、アルコキシカル
ボニル基、アルデヒド基、スルホニル基等などが使用可
能である。
【0030】これら本発明のアクリジン誘導体化合物
は、例えば下記化学式(9)〜(15)
【化17】 に示す構造が具体例として挙げられる。例えば、化学式
(9)及び(10)の化合物では、上記一般構造式
(1)中のArとして、式(2)のビフェニル基が導入
されている。また、化学式(9)は、アクリジン環のX
に炭素C(CH2)が導入され、化学式(10)〜(1
5)は、アクリジン環のXにカルボキシル基が導入され
ている。
【0031】(IV)本発明の第4のアクリジン誘導体化合
物は、上記化学式(1)に示す構造のアクリジン誘導体
であって、式中、Xは任意の特性基、Arは上式
(3)、(4)、(5)、(6)及び(7)の内のいず
れかで示される基で表される。Xとしては、炭素
(C)、又は炭素を含む特性基、例えばR’−C−R
(R、R’任意:例えば後述するR1〜R17と同じ)、
カルボニル基(C=O)の他、S、O、N等も適用でき
る。
【0032】次に本発明の有機EL素子について説明す
る。図1は、有機EL素子の概略構成を示している。有
機EL素子は、透明基板10上に第1電極12と、電界
の印加により発光する有機化合物層20と第2電極14
とが順に積層されて構成されている。
【0033】透明基板10としては、ガラス基板、透明
セラミックス基板、ダイヤモンド基板等を用いることが
できる。第1電極12としては、高い光透過性および導
電性を有する透明電極が用いられ、例えば、ITO(In
dium Tin Oxide)、SnO2、In2 3 、ポリアニリ
ン等の薄膜材料を用いることができる。
【0034】有機EL素子において、有機化合物層20
は、電界の印加により発光する部位であり、例えば発光
層の単層構造、電子輸送層と発光層又は正孔輸送層と発
光層の2層構造、正孔輸送層と発光層と電子輸送層の3
層構造などから構成できる。また、更に他の機能層が設
けられていても良く、単層、多層どちらで構成される場
合もあり、有機化合物層20の厚みは、例えば数十から
数百nmである。図1の例では、有機化合物層20は、
第1電極12と第2電極14との間に、正孔輸送層2
2、発光層24、電子輸送層26が形成されている。そ
して、本実施形態では、この有機化合物層20の材料と
して上述の(I)〜(IV)のようなアクリジン誘導体化合物
を用いる。
【0035】有機化合物層20の上に形成されている第
2電極14としては、例えば、LiF/Al積層体、A
l−Li合金、Mg、Ag、Mg−Ag合金等の金属電
極を用いることができる。
【0036】以上のような構成の有機EL素子では、第
1電極12を陽極として、第2電極14を陰極として用
い、陽極から注入される正孔を正孔輸送層22が発光層
に輸送し、陰極から注入される電子を電子輸送層26が
高効率に輸送することで有機化合物層20に正孔及び電
子が注入され、発光層24の層内で正孔と電子が再結合
し、発光材料が励起されて蛍光が得られる。
【0037】本実施形態では、図1のように有機化合物
層20が、少なくとも発光層24と電子輸送層26とを
備えている場合に、この電子輸送層26の材料として、
上記本発明に係るアクリジン誘導体化合物を用いること
ができる。本発明に係るアクリジン誘導体化合物は、ア
クリジン環のX位置(9位)に導入する置換基により分
子に選択的にキャリア輸送性を与えることができる。そ
して、X位に炭素や、炭素を含む特性基、特に電子吸引
基であるカルボニル基(C=O)を導入すると、良好な
電子輸送特性を示すためである。また、C=Oのような
電子吸引基を導入すると、電子注入・移動に関係する分
子のLUMO準位が低下し、陰極14として例えばAl
を用いた場合、このAlからの電子注入を容易とするこ
とが可能となる。
【0038】本実施形態において、電子輸送層材料とし
ては、例えば、上記化学式(9)〜(15)に示すよう
な化合物が採用可能であり、中でもXにカルボキシル基
が導入されている式(10)に示すような化合物など
は、優れた特性を示す。また、本発明の化合物は、アク
リジン環が2量化されていると共に、分子中にねじれが
導入されているため、熱安定性に優れ、かつ分子間同士
での凝集が起こりにくい。従って、高い電子輸送性能を
長期間維持できるとともに、有機EL素子の劣化の一要
因である駆動による素子温度上昇に対する安定性に優れ
ることで、結果として素子の輝度半減寿命を延ばすこと
を可能とする。
【0039】電子輸送層26として本発明の化合物を用
いる場合において、発光層24としては、薄膜状態にお
いて高い蛍光量子収量を与える化合物、例えば、オキサ
チアゾール、フェナントレン、トリアゾール、キナクリ
ドン、ルブレン、クマリンもしくはそれらの誘導体、あ
るいは、8−ヒドロキシキノリンなどのキノン誘導体と
アルミニウム、亜鉛、ベリリウムなどの金属錯体を単独
または組み合わせて用いることができる。一例として
は、下式(16)
【化18】 に示すようなAlq3を用いることができる。
【0040】正孔輸送層22をさらに用いる場合には、
正孔輸送層としては、芳香族第3級アミン、ヒドラゾ
ン、カルバゾール、またはそれらの誘導体を用いること
ができる。ここで芳香族第3級アミンは、例えば、N,
N’−ビス(3−メチルフェニル)−N,N’−ジフェ
ニル−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン
(TPD)、N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’
−ジフェニル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−
ジアミン(α−NPD)などのトリフェニルアミンやそ
の多量体、または、分子内にスピロセンターを有する化
合物や、トリアリールアミンなどの、いわゆる、π電子
系スターバースト分子であってもよい。一例としては、
下式(17)
【化19】 に示すようなTPTEを用いることができる。
【0041】また、陰極である第2電極14としては、
LiF/Alの積層体、陽極である第1電極12として
はITOなどを用いることができる。
【0042】また、本実施形態において、上記本発明の
アクリジン誘導体化合物は、式(1)及び(8)中のA
rとアクリジン環とが結合しても、アクリジン環(特に
アクリドン環)が本来持つ強い蛍光性が結合によって失
われずに維持されるため、溶液中に分散させた場合に強
い蛍光を示す。従って、発光層24へのドーピング材料
として用いることもできる。例えば、上記化学式(9)
〜(15)に示すような化合物は、発光層へのドーピン
グ材料としても採用可能であり、化学式(10)に示す
化合物等は優れている。ここで、上述のように本発明の
アクリジン誘導体化合物は、2量体の効果と、ねじれ構
造導入の効果とにより、分子の熱安定性が向上し、かつ
膜の会合・凝集が確実に防止されるため、ドーパントと
して用いることで結果として高い発光効率で長寿命の有
機EL素子を得ることを可能とする。
【0043】ドーパントとして本発明の化合物を用いる
場合において、このアクリジン誘導体は、青から緑色の
領域での発光を示すため、発光層24のホスト材料とし
ては、青から緑色発光する材料であれば用いることがで
きる。例えば、ジスチリルアリーレン誘導体である下式
(18)
【化20】 に示すようなDPVBiを用いることができる。また、
その耐熱性を向上させるためにスピロ構造を付加したs
piro−DPVBi等が使用できる。また、青色発光
するピラゾロキノリン誘導体、オキソジアゾールZn錯
体、ベンゾオキサゾールZn錯体、キノリノール系錯体
などを単独または組み合わせて用いることができる。
【0044】正孔輸送層22を形成する場合、正孔輸送
材料としては、芳香族第3級アミン、ヒドラゾン、カル
バゾール、または、それらの誘導体を用いることができ
る。芳香族第3級アミンは、例えば、N,N’−ビス
(3−メチルフェニル)−N,N’−ジフェニル−
(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(TP
D)、N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’−ジフ
ェニル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミ
ン(α−NPD)などのトリフェニルアミンやその多量
体、または、分子内にスピロセンターを有するものや、
トリアリールアミンなどの、いわゆる、π電子系スター
バースト分子であってもよい。一例としては上式(1
7)に示すTPTEを使用可能である。
【0045】電子輸送層26としては、上記式(16)
に示すAlq3を用いることができる。また、陰極であ
る第2電極14としては、LiF/Alの積層体、陽極
である第1電極12としてはITOなどを用いることが
できる。
【0046】
【実施例】[実施例1:有機材料の合成]実施例1とし
て上述の化学式(10)に示すアクリドン誘導体化合物
(PAN−2)の合成手順を下記反応式(19)に従っ
て説明する。
【0047】
【化21】 LAH[LiAlH4]13mmolをEt2O5mlと
混ぜ合わせ、ここにアクリジン(Acridine)5.6mm
olを溶かしたPhCH3溶液8mlを徐々に加えた。
そのまま18時間攪拌し、後処理を行ってアクリダン
(Acridane)の粗生成物を得た。カラムクロマトグラフ
ィ(ヘキサン:CH2Cl2=3:1)によりアクリダン
を収率78%で得た。
【0048】得られたこのアクリダン5.7mmol
と、p,p’−ジブロモビフェニル(p,p'-Dibromobiph
enyl)3mmol、NaOtBu(t−ブトキシドナト
リウム(sodium t-butoxide)をo−キシレン(o-Xylen
e)10mlに混ぜ、そこPd触媒を0.2ml(0.
088mol%)加えた。125℃で7時間反応させ、
抽出操作を行って式(9)に示される化合物(PAN−
1)の粗生成物(黄土色固体)を得た。これをベンゼン
で再結晶化し、式(9)の化合物(白色固体)を収率7
0%で得た。TLC、HPLCで単一物であることを確
認し、構造決定はNMRで行った。融点(mp.)は、
490℃以上であった。なお、300℃以上になると結
晶がだんだんと黒ずんでくることが確認された。
【0049】次に、O2雰囲気で、得られた上記式
(9)の化合物(PAN−1)を0.40mmol、相
間移動触媒として水酸化ベンジルトリメチルアンモニウ
ム(Benzyltrimethlyammomiun Hydroxide)を1.30
mmol×5(1.30mmolを合計5回、6時間毎
に添加)、ベンゼン20ml、50%NaOH水溶液を
5mlとを混ぜ、70℃で、2日間保持した。その後、
溶媒をベンゼンのみにし、上記相間移動触媒1.30m
molを6時間毎に添加し、この添加作業を5回行っ
た。その結果、粗生成物には3成分が含有されていた
が、相対的には式(10)に示す目的化合物(PAN−
2)が多く得られていることが確認された。この粗生成
物をカラムクロマトグラフィにより分離することで式
(10)の化合物を収率54%で得た。また、得られた
化合物が実際に式(10)で示されている構造であるこ
とは、MS(質量分析)、TLC(薄層クロマトグラフ
ィ)、IR(赤外線吸収スペクトル)により確認され
た。融点(mp.)は、490℃以上であった。
【0050】[実施例2:有機EL素子の電子輸送層と
して利用] (2−1:素子の作製)実施例2に係る有機EL素子に
ついて以下説明する。実施例2では、有機EL素子の電
子輸送層として本発明に係るアクリジン誘導体化合物
(式(9)及び(10)に示すPAN−1、PAN−
2)を用いて有機EL素子を作製している。以下、図2
を参照して説明する。
【0051】基板として、陽極12となるITOがパタ
ーンニングされているガラス基板10を用いた。このI
TO付基板を有機アルカリ洗浄剤セミコクリーン56
(フルウチ化学)、純水、アセトン、エタノールの順で
超音波洗浄後、ITO表面の有機汚染物質を除去するた
めに、UVオゾン処理を行い、すばやく蒸着装置にセッ
トした。
【0052】次に、真空中で有機化合物層用のマスクを
装着後、カーボンるつぼ加熱により、有機化合物層20
として、正孔輸送層22[トリフェニルアミンの4量
体:TPTE]を60nm、発光層24[キノリノール
アルミ錯体(Alq3)]を40nm、電子輸送層26
[本発明のアクリジン誘導体化合物]20nm、この順
で成膜した。成膜レートは2〜6nm/minで行っ
た。アクリジン誘導体化合物としては、上述の式(9)
に示す化合物(PAN−1)と、カルボニル基がアクリ
ジン環の9位(X)に置換された上述の式(10)に示
すしたPAN−2をそれぞれ用いた。
【0053】次に、真空中でマスクを陰極用に代え、L
iFをTaボートから3nm/min、AlをPBNル
ツボから10nm/minの堆積速度で、それぞれ、
0.5nmと160nm成膜し、陰極14を得た。な
お、ここで、陰極14を構成するLiF層は、正確には
電子注入層として機能している。各膜の成膜は、真空度
は、5×10-7Torr以下で行った。
【0054】また比較例1として、電子輸送層がAlq
3の有機EL素子を作製した。この素子は、有機化合物
層がTPTE/Alq3から構成されていることを除
き、他は全て上記実施例2の素子と同じ条件で作製し
た。
【0055】(2−2:特性評価)上述の方法で作製し
た有機EL素子について、十分に窒素置換したチャンバ
ー内において、注入電流密度と発光輝度、印加電圧と発
光輝度の関係を測定し、発光効率についても算出した。
また、初期輝度が3100cd/m2になるように電流
を注入し、輝度の駆動電圧依存性も測定した。
【0056】評価結果は、図4〜図7に示す通りであ
る。これらの有機EL素子は、すべて発光層(Al
3)24からの緑色発光が得られた。比較例1では、
Alq3が発光層と電子輸送層を兼ねており、図4に示
されるように立ち上がり電圧が4Vである。これに対
し、実施例2に係るPAN−2を電子輸送層に用いた素
子では、比較例1とほぼ同じ立ち上がり電圧を達成して
おり、Al電極から電子が十分アクリジン誘導体輸送層
26に注入され、発光層24に輸送されていることが分
かる(図4)。
【0057】発光輝度と印加電圧の特性について見る
と、図5に示すように、化合物PAN−2を電子輸送層
に用いた実施例2の素子では、10000cd/m2
上の発光輝度が得られている。この特性は、実用レベル
にあるAlq3を用いた比較例1の素子と全く遜色ない
高い特性であり、PAN−2を電子輸送層に用いて、電
子がAl電極からPAN−2に注入され、発光層Alq
3まで輸送されていることがわかる。
【0058】実施例2のもう一つの例である電子輸送層
にPAN−1を用いた有機EL素子は、やや駆動電圧が
高いが、電子注入・輸送の機能を果たしていることがわ
かる(図4、5)。
【0059】次に、発光輝度−電流密度特性について見
ると、図6に示すように、実施例2に係るPAN−2を
電子輸送層として用いた素子では、比較例1のAlq3
を電子輸送層として用いた素子に比べて、発光輝度が高
く、発光効率が高いことが分かる。
【0060】さらに、図7に示すように、初期輝度を3
100cd/m2としたときの輝度の半減寿命について
は、比較例1が4時間であるのに対し、実施例2に係る
PAN−2、PAN−1のいずれの電子輸送層を有する
素子においても、18〜20時間程度の半減寿命を示し
た。従って、本実施例2の素子により、実用輝度におい
て、問題のない程度の安定性が得られることが確認でき
た。
【0061】上述のように、本実施例2のアクリジン誘
導体化合物は、アクリジン環の9位(構造式(1)のX
位)が、電子吸引基であるカルボニル基(C=O)で置
換されており、良好な電子輸送特性を示す。また、この
C=Oの電子吸引基の効果で、電子の注入・移動に関係
するLUMO準位が低下し、Al電極からの電子の注入
が容易になる。従って、実用的な電子輸送性を示すAl
3を用いて構成した比較例1の素子と同等の特性が得
られる。
【0062】また、本実施例2のアクリジン誘導体化合
物は、アクリジン環が上記式(9)、(10)において
ビフェニルの両端に結合した2量体構造であり、これら
の化合物では、ビフェニルの中心の炭素−炭素結合がね
じれているため、分子間同士で凝集しにくい構造をとっ
ており、熱的な安定性に優れる。従って、素子の劣化の
一要因である素子駆動中の素子温度上昇に対する安定性
に優れ、素子の半減寿命が延びる。
【0063】[実施例3:有機EL素子のドーピング材
料として利用]実施例3では、有機EL素子の発光層の
ドーピング材料として本発明に係るアクリジン誘導体化
合物(PAN−2)を用いて有機EL素子を作製してい
る。以下、図3を参照して説明する。
【0064】(3−1:素子の作製)基板として、実施
例2にて説明したものと同じ洗浄済みITO付きガラス
基板10を用いた。次に、真空中で有機化合物層用のマ
スクを装着後、カーボンるつぼ加熱により、有機化合物
層として、まず、正孔輸送層22[TPTE]を60n
m形成した。続いて、発光層24においては、式(1
8)に示すジスチルアリーレン誘導体[DPVBi]を
ホスト材料とし、ドーピング材料として上述の式(1
0)に示すアクリジン誘導体化合物[PAN−2]を用
いた。そして、正孔輸送層22を形成後、DPVBiと
PAN−2が体積比で100:1になるように20nm
形成し、次に、ジスチルアリーレン誘導体[DPVB
i]のみを20nm形成した。引き続き電子輸送層26
[アルミキノリノール錯体(Alq3)]を20nm成
膜した。
【0065】更に、真空中でマスクを陰極用に換え、陰
極14を形成した。具体的には、LiF電子注入層をT
aボートから2nm/minで0.5nmし、次に、A
lをPBNルツボから10nm/minの堆積速度で1
60nm形成した。各膜の成膜条件として、真空度は、
5×10-7Torr以下で行った。
【0066】比較例2として、発光層にドーパントが入
っていない素子、つまり有機化合物層がTPTE(正孔
輸送層)/DPVBi(発光層)/Alq3(電子輸送
層)から構成される有機EL素子を作製した。なお、発
光層にドーパントを含まない以外は上記実施例3の素子
と同一条件で形成されている。
【0067】(3−2:特性評価)上述の方法で作製し
た有機EL素子について、実施例2と同様に、初期特性
と素子の半減寿命を測定した。実施例3では、ELのピ
ーク波長が460nm、比較例2では470nmの青色
でいずれの素子も高輝度の発光が得られた。
【0068】しかし、比較例2の素子は、11mA/c
2の注入電流密度で発光輝度が115cd/m2で印加
電圧が6.9Vであるのに対し、実施例3の素子は、1
1mA/cm2で発光輝度が比較例2の2倍以上の26
9cd/m2で印加電圧が7.0Vであった。
【0069】また、初期輝度を3100cd/m2とし
たときの輝度の半減寿命も、比較例2の素子が1時間で
あるのに対して、この実施例3の素子は、5時間以上に
延びていた。
【0070】以上のことから実施例3の素子では、発光
効率が向上したため、低電流密度での素子駆動が可能に
なったことと、ドーピング材料(PAN−2)がフェニ
ルアクリドンの2量体化による熱的安定性の向上の効果
と、ビフェニル基中央の炭素−炭素結合部のねじれによ
る会合・凝集の防止の効果とにより、ドーパントの会合
や凝集による発光輝度低下が起こらず、その結果、素子
の寿命が延びることが分かる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るアクリ
ジン誘導体化合物は、式(1)及び(8)においてAr
で示されるビフェニル等の芳香環又は芳香族縮合環と、
アクリジン環とが結合しても、アクリジン環が持ってい
る強い蛍光性の特性が維持されるため、発光層ドーピン
グ材料として優れた効果を発揮する。
【0072】また、アクリジン環の2量体化による熱的
安定性の向上の効果と、式(1)及び(8)中のAr位
置で分子構造にねじれが導入されるため、このような分
子を用いた薄膜において、会合や凝集が起こることを防
止でき、有機EL素子の材料として用いた場合に素子寿
命を長くすることが可能となる。
【0073】さらに本発明に係るアクリジン誘導体化合
物は、式(1)中のXに導入する特性基に応じてキャリ
ア輸送特性などを制御でき、例えば、式(8)などに示
すようにカルボニル基等の電子吸引性の特性基を採用す
ることにより、非常に優れた電子輸送機能を発揮させる
ことができる。このため、本発明のアクリジン誘導体化
合物を有機EL素子の電子輸送層に用いることで、長期
間安定して電子輸送機能を発揮させることができ、寿命
が長く、かつ高輝度・高効率の発光が可能な有機EL素
子を得ることが可能となる。
【0074】さらに、本発明に係るアクリジン誘導体化
合物では、式(1)及び(8)中のArで示される芳香
環又は芳香族縮合環とアクリジン環が結合しても、アク
リジン環が本来持つ強い蛍光性が失われずに維持され
る。その上、2量体化の効果と、ねじれ構造導入の効果
とにより、分子の熱安定性が向上し、膜の会合・凝集が
確実に防止されるため、有機EL素子の発光層へのドー
ピング材料として用いることにより、高い発光効率で長
寿命の有機EL素子を得ることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 有機EL素子の構成を示す図である。
【図2】 実施例2に係る有機EL素子の構成を示す図
である。
【図3】 実施例3に係る有機EL素子の構成を示す図
である。
【図4】 実施例2及び比較例1の有機EL素子の電流
密度−印加電圧特性を示す図である。
【図5】 実施例2及び比較例1の有機EL素子の発光
輝度−印加電圧特性を示す図である。
【図6】 実施例2及び比較例1の有機EL素子の発光
輝度−電流密度特性を示す図である。
【図7】 実施例2及び比較例1の有機EL素子の発光
輝度の駆動時間依存性を示す図である。
【符号の説明】
10 透明基板、12 第1電極(陽極)、14 第2
電極(陰極)、20有機化合物層、22 正孔輸送層、
24 発光層、26 電子輸送層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時任 静士 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 多賀 康訓 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 木村 真 愛知県名古屋市港区八百島2−401 (72)発明者 沢木 泰彦 愛知県日進市岩崎町石兼56−404 Fターム(参考) 3K007 AB05 EB00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極間に、少なくとも1層の有機化合物
    層が形成された有機電界発光素子において、 前記有機化合物層が、下記化学式(1) 【化1】 に示す構造で表され、式中、Xが炭素C又は炭素を含む
    特性基であり、Arが1以上の芳香環又は縮合芳香族環
    を含み、R1、R2、R3、R4は任意の特性基であるアク
    リジン誘導体化合物を含むことを特徴とする有機電界発
    光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の有機電界発光素子にお
    いて、 前記アクリジン誘導体化合物は、上記式(1)中、Ar
    が下式 【化2】 【化3】 中の(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及び
    (7)の内のいずれか1つの基で示される有機化合物で
    あることを特徴とする有機電界発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の有機電界
    発光素子において、 前記有機化合物層は、少なくとも発光層と、一方の電極
    から前記発光層に電子を輸送する電子輸送層とを備え、
    該電子輸送層が、上記アクリジン誘導体化合物を含むこ
    とを特徴とする有機電界発光素子。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の有機電界
    発光素子において、 前記有機化合物層は、少なくとも発光層を備え、前記発
    光層へのドーピング材料が、上記アクリジン誘導体化合
    物を含むことを特徴とする有機電界発光素子。
  5. 【請求項5】 電極間に、少なくとも1層の有機化合物
    層が形成された有機電界発光素子において、 前記有機化合物層が、下記化学式(1) 【化4】 に示す構造で表され、 式中、X及びR1、R2、R3、R4は任意の特性基であ
    り、Arは、下式 【化5】 中の(3)、(4)、(5)、(6)及び(7)の内の
    いずれか1つの基で示されるアクリジン誘導体化合物を
    含むことを特徴とする有機電界発光素子。
  6. 【請求項6】 下記化学式(8) 【化6】 に示す構造で表され、Arは、1以上の芳香環又は縮合
    芳香族環を含み、R1、R2、R3、R4は任意の特性基で
    あることを特徴とする有機化合物。
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