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JP2001125071A - 電気光学装置及びその駆動方法、液晶表示装置及びその駆動方法、電気光学装置の駆動回路、並びに電子機器 - Google Patents

電気光学装置及びその駆動方法、液晶表示装置及びその駆動方法、電気光学装置の駆動回路、並びに電子機器

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Publication number
JP2001125071A
JP2001125071A JP2000022889A JP2000022889A JP2001125071A JP 2001125071 A JP2001125071 A JP 2001125071A JP 2000022889 A JP2000022889 A JP 2000022889A JP 2000022889 A JP2000022889 A JP 2000022889A JP 2001125071 A JP2001125071 A JP 2001125071A
Authority
JP
Japan
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display
voltage
liquid crystal
driving
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000022889A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Yamazaki
卓 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000022889A priority Critical patent/JP2001125071A/ja
Publication of JP2001125071A publication Critical patent/JP2001125071A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分表示状態での消費電力を低減する。 【解決手段】 表示画面の一部分だけを表示状態とし、
他の部分を非表示状態にすることができる機能を有した
電気光学装置において、非表示領域に対しては、走査電
極への印加電圧を非選択電圧に固定し、信号電極への印
加電圧を少なくとも所定期間は、全画面オン表示又は全
画面オフ表示の場合と同様な電圧レベルに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面中の一部
だけを表示状態とし他部を非表示状態にすることができ
る機能を有した電気光学装置及びその駆動方法に関す
る。また、本発明は、電気光学装置として液晶表示装置
を用い、表示に違和感が無く低消費電力の部分表示状態
を可能とする液晶表示装置の駆動方法及びそれにより表
示される液晶表示装置に関する。また、本発明の電気光
学装置を駆動するに適した駆動回路に関する。
【0002】さらに、これらの電気光学装置及び液晶表
示装置を表示装置に用いる電子機器に関する。
【0003】
【従来の技術】携帯電話等の携帯型電子機器に用いられ
ている表示装置にあっては、より多くの情報が表示でき
るように表示ドット数が年々増加して来ており、それに
伴い表示装置による消費電力も増大して来ている。携帯
型電子機器の電源は一般には電池であるため、電池寿命
が長くできるように表示装置には低消費電力であること
が強く求められる。そのため、表示ドット数が多い表示
装置においては必要な時には全画面を表示状態とする一
方、通常時は消費電力が低減出来るように表示パネルの
一部の領域だけを表示状態とし、他の領域を非表示状態
とする方法が検討され始めている。また、携帯型電子機
器の表示装置は、やはり低消費電力の必要性から、表示
パネルは反射型または、反射モード時の見栄えを重視し
た半透過型の液晶表示パネルが用いられている。
【0004】従来の液晶表示装置においては、全画面の
表示/非表示が制御できる機能を持つものは多いが、全
画面の内の一部だけを表示状態とし、他の部分を非表示
状態にする機能を持つものはまだ実用化されていない。
液晶表示パネルの一部の行だけを表示状態とし、他の行
を非表示状態にすることができる機能を実現する方法と
しては特開平6−95621号及び特開平7−2816
32号が提案されている。この2つの提案は共に部分表
示の場合と全画面表示の場合とで表示デューティを変え
るとともに、各デューティに合った駆動電圧とバイアス
比に変えるという方法である。
【0005】図19〜図21を用いて特開平6−956
21号の駆動方法を以下に説明する。図19はこの従来
例の液晶表示装置のブロック図である。ブロック51は
液晶表示パネル(LCDパネル)であり、複数の走査電
極を形成した基板と複数の信号電極を形成した基板とが
数μmの間隔で対向して配置され、その間隙には液晶が
封入されている。行方向に配置される走査電極と列方向
に配置される信号電極の交差部の液晶により、画素(ド
ット)がマトリクス状に配置される。ブロック52は走
査電極を駆動する走査電極用駆動回路(Yドライバ)で
あり、ブロック53は信号電極を駆動する信号電極用駆
動回路(Xドライバ)である。液晶の駆動に必要な複数
の電圧レベルはブロック54の駆動電圧形成回路で形成
され、Xドライバ53とYドライバ52を経由して液晶
表示パネル51に印加される。ブロック57は走査すべ
き走査電極数を制御する走査制御回路である。ブロック
55はそれらの回路に必要な信号を供給するコントロー
ラであり、FRMはフレーム開始信号、CLYは走査信
号転送用クロック、CLXはデータ転送用クロック、D
ataは表示データ、LPはデータラッチ信号、PDは
部分表示制御信号である。ブロック56は以上の回路の
電力供給源である。
【0006】この従来例は部分表示が左半画面の場合
と、さらにその内の上半画面分の場合について述べてい
るが、ここでは後者の上半画面分の行を表示状態とし下
半画面分の行を非表示状態とするという場合について説
明する。走査電極の数は400本とする。コントローラ
55は部分表示制御信号PDを“H”レベルにして下半
画面を非表示状態とする。制御信号PDが“L”レベル
の場合には1/400デューティで全走査電極を走査す
ることにより全画面が表示状態となり、制御信号PDが
“H”レベルの場合にはパネルの上半分の走査電極だけ
を1/200デューティで走査することにより上半画面
が表示状態で残りの下半画面が非表示状態という部分表
示状態となる。1/200デューティへの切り替えは走
査信号転送用クロックCLYの周期を2倍に切り替えて
1フレーム期間内のクロック数を半減することによって
行っている。部分表示状態における下半画面の走査電極
の走査停止方法の詳細は記載されていないが、走査制御
回路ブロック57の内部回路図から判断すると、制御信
号PDを“H”レベルにするとYドライバ内のシフトレ
ジスタの200段目から201段目に転送するデータが
“L”レベルに固定され、その結果201番目〜400
番目の走査電極に供給されるYドライバの201番目〜
400番目の出力が非選択電圧レベルを保つという方法
である。
【0007】図20はこの従来例の部分表示状態におい
て走査電極1本置きに横線を表示した場合の駆動電圧波
形の例である。Aは上半画面のある1つの画素に印加さ
れる電圧波形であり、Bは下半画面の全画素に印加され
る電圧波形である。図中の波形A,Bにおける太線は走
査電極駆動波形、細線は信号電極駆動波形を示す。
【0008】上半画面の走査電極には選択期間(1水平
走査期間:1H)毎に順次1行ずつ選択電圧V0(又は
V5)が印加され、その他の行の走査電極には非選択電
圧V4(又はV1)が印加される。信号電極には選択さ
れている行の各画素のオン/オフ情報が水平走査期間に
同期して順次印加される。より具体的には、選択行の走
査電極への印加電圧がV0の間は選択行のオン画素の信
号電極にはV5が、オフ画素の信号電極にはV3が印加
される。また、選択行の走査電極への印加電圧がV5の
間は選択行のオン画素の信号電極にはV0が、オフ画素
の信号電極にはV2が印加される。各画素の液晶に加わ
る電圧は、走査電極に印加される走査電圧(選択電圧及
び非選択電圧)と信号電極に印加される信号電圧(オン
電圧及びオフ電圧)との差電圧であり、基本的にはこの
差電圧の実効電圧が高い画素はオンとなり、低い画素は
オフとなる。
【0009】一方、下半画面の画素の実効電圧は、図2
0のBに示すように走査電極に選択電圧が全く加わらな
いために、上半画面のオフ画素に加わる実効電圧よりも
かなり小さくなり、その結果、下半画面は完全に非表示
状態となる。
【0010】液晶交流駆動信号Mで示すように、図20
は13行分の選択期間毎に駆動電圧の信号極性切り替え
を行う図となっている。ちらつきやクロストークを低減
するために高デューティ駆動の場合は、このように十数
行分の選択期間毎に駆動電圧の信号極性切り替えを行う
必要がある。下半画面は非表示となってはいるが、非表
示領域の走査電極や信号電極に加わる電圧が図20のB
に示したように変化しているため、部分表示状態になっ
ても、ドライバ等の回路は動作し画素の液晶も充放電さ
れており、消費電力がそれほど低減しないという欠点が
ある。
【0011】なお、単純マトリクス方式の液晶表示パネ
ルにおいては、表示デューティを切り替える場合には駆
動電圧の設定変更が必要となる。以下にこの点を駆動電
圧形成ブロック54の内部回路である図21を用いて説
明する。
【0012】まず図21の構成と機能について述べる。
約1/30デューティよりも高デューティの液晶表示パ
ネルを駆動するにはV0〜V5の6レベルの電圧が必要
になる。液晶に印加される最大電圧はV0−V5であ
り、V0には+5Vの入力電源電圧をそのまま用いる。
コントラスト調整用の可変抵抗RV1とトランジスタQ
1とにより0Vと−24Vの入力電源からコントラスト
が最適となる電圧V5を取り出す。抵抗R1〜R5によ
りV0−V5の電圧を分圧して中間電圧を形成し、それ
らの中間電圧をオペアンプOP1〜OP4で駆動能力を
上げV1〜V4を出力する。スイッチS2aとS2bは
連動スイッチであり信号PDのレベルに応じてR3aと
R3bのどちらか一方がR2・R4と直列接続状態とな
る。R3aとR3bの抵抗値を異ならせておくことによ
り、PDのレベルに応じて異なる分圧比のV0〜V5を
形成することができる。
【0013】V0〜V5の間にはV0−V1=V1−V
2=V3−V4=V4−V5という関係があり、電圧分
割比(V0−V1)/(V0−V5)をバイアス比と呼
ぶ。デューティを1/Nとする時、好ましいバイアス比
は1/(1+√N)であることが特公昭57−5771
8号において開示されている。従ってR3aとR3bの
抵抗値を各々1/400デューティ用と1/200デュ
ーティ用に設定しておけば、各デューティにおいて好ま
しいバイアス比で駆動することができる。
【0014】デューティを切り替える場合には、バイア
ス比の切り替えだけでなく同時に駆動電圧(V0−V
5)の変更も必要である。駆動電圧を固定したままデュ
ーティを1/400から1/200に切り替えると、バ
イアス比を好ましい値に切り替えてもコントラストが著
しく悪い表示となってしまう。これは選択電圧が液晶に
加わっている時間が2倍になるために液晶に加わる実効
電圧が高くなりすぎてしまうことによる。従来例ではバ
イアス比の切り替えの必要性とその実現手段については
詳細に記載されているのに対して、駆動電圧切り替えの
必要性とその実現手段については詳細な記載が無い。
【0015】具体的にはデューティを1/Nとすると、
N>>1の場合は(V0−V5)をほぼ√Nに比例して
調整する必要がある。たとえば1/400デューティの
場合の最適な(V0−V5)を仮に28Vとすると、1
/200デューティの場合には(V0−V5)を28V
/√2≒20Vに調整する必要がある。この電圧調整は
全画面表示状態と上半画面表示状態とを切り替える都度
にコントラスト調整用可変抵抗RV1を装置使用者が調
整することによって行うことになるが、それは装置使用
者にとっては大変不便なことである。駆動電圧自動設定
手段の追加が必須であるが、バイアス比切り替え手段ほ
ど容易ではないため駆動電圧形成回路は大幅に複雑化す
ることになる。なお、この従来刊行物には半画面表示に
おいては駆動電圧が小さくて済むのでさらに低消費電力
化できると記載されているが、下がる電圧8Vはコント
ラスト調整用トランジスタQ1を発熱させるのにかなり
の部分が費やされてしまうため、消費電力はそれほどに
は下がらない。
【0016】部分表示が十数行〜20行前後とかなり小
さい場合は、それに合わせてデューティを切り替える
と、好ましいバイアス比が1/3や1/4となる。液晶
の駆動に必要な電圧は6レベルではなく1/4バイアス
の場合は5レベル、1/3バイアスの場合には4レベル
となる。5レベルの電圧が必要な場合は抵抗R3aとR
3bの内の部分表示時に接続される側の抵抗値を0Ωに
しておけばよいが、4レベルの電圧が必要な場合には抵
抗R3a又はR3bではなく、抵抗R2及びR4を0Ω
にする手段が必要となる。特開平7−281632号は
こうした場合のバイアス比の切り替え手段及び駆動電圧
の切り替え手段について述べているが、ここではその構
成についてこれ以上の説明は省略する。
【0017】前述したこれまでに提案されている方法に
より、液晶表示パネルの一部の行だけを表示状態とし、
他の行を非表示状態にする機能自体は可能となり、消費
電力もある程度まで下げることは出来る。但し、駆動電
圧形成回路がかなり複雑化したり、部分表示できる行数
がハード的に限定されてしまったり、低消費電力化がま
だ不十分であるという問題がある。
【0018】また、前者の特開平6−95621号は透
過型の液晶表示パネルに関するものであり、後者の特開
平7−281632号は部分表示の方法を述べているの
みであって表示形態ついては開示していない。しかし、
透過型であれ反射型であれ液晶表示装置において高コン
トラストであることを重視する場合には、従来ではノー
マリーブラック型の表示パネルを採用していた。この理
由は次の通りである。ノーマリーホワイト型の場合には
電圧が印加されないドット間の間隙が白くなるので、画
面内の白表示部は十分に白くなるが、黒表示部は十分に
黒くはならないのに対し、ノーマリーブラック型の場合
には電圧が印加されないドット間の間隙が黒くなるの
で、黒表示部は十分に黒くなるが、白表示部は十分に白
くはならない。白表示部が十分に白であるよりも黒表示
部が十分に黒である方がコントラストの高い表示になる
ので、ノーマリーブラック型の表示パネルを採用した方
が高いコントラストが得られることになる。
【0019】なお、ノーマリーブラック型とは、液晶に
印加する実効電圧が液晶の閾値より低いオフ電圧であっ
た場合に黒表示となり、印加電圧を大きくして液晶の閾
値より高いオン電圧を印加すると白表示となるモードで
ある。一方、ノーマリーホワイト型とは、液晶に印加す
る実効電圧が液晶の閾値より低いオフ電圧であった場合
に白表示となり、実効電圧を大きくして液晶の閾値より
高いオン電圧を印加すると黒表示となるモードである。
たとえば、ほぼ90度ねじれのツイステッドネマチック
型液晶を用いた場合、液晶表示パネルは一対の偏光板を
パネルの両面側に有しており、一対の偏光板の透過軸を
略平行に配置するとノーマリーブラック型、略直交させ
て配置するとノーマリーホワイト型となる。
【0020】図18はノーマリーブラック型の液晶表示
パネル107を用いた場合の部分表示状態を示す図であ
る。非表示領域の液晶にはオフ電圧あるいはそれ以下の
実効電圧が印加されるため、図の様に非表示領域が黒の
表示になる。一方、反射型液晶表示パネルにおいては、
入射光を反射して明るく見易い表示にするために文字を
黒表示とし、背景を白表示にする必要がある。しかしな
がら、ノーマリーブラック型の反射型液晶表示パネルで
は、表示領域の背景が白であるのに対して非表示領域が
黒という違和感のある部分表示状態となる。更に、表示
画面上の表示領域と非表示領域との境界に位置する表示
ドットでは、表示領域側の文字を構成するドットの黒表
示と非表示領域側のドットの黒表示とが隣接ドットとな
って、視認する上ではつながってしまうため、表示領域
における非表示領域との境界部分の表示ドットに表示さ
れた文字が非常に読みづらいという問題もある。違和感
が無いように非表示領域を白表示にするためには非表示
領域の液晶にオン電圧を印加する必要があるが、それで
は基本的に非表示であるべき領域が非表示状態とは言え
ない。仮に非表示領域を白表示にしようとした場合に
は、それを実現するための回路の消費電力が低減できな
いだけでなく、ネマチック液晶のようにオフ状態で液晶
分子が水平方向に配列しオン状態で立ち上がるケースで
は、オン状態の液晶の誘電率がオフ状態の液晶の誘電率
の2〜3倍も大きいので、非表示領域を白表示しようと
して液晶をオン状態に駆動すると、液晶層の交流駆動に
伴う充放電電流が大きくなり、表示装置全体としての消
費電力は全画面表示状態の時と比べてそれほど低減しな
いか、逆に大きくなってしまうという問題が発生する。
【0021】前述したように、コントラスト向上のため
に単純にノーマリーブラック型の表示パネルを採用する
と、部分表示状態では非表示領域が黒という違和感のあ
る表示になってしまう。また、非表示領域を違和感の無
い白表示にしようとした場合には、基本的に部分表示機
能が実現されているとは言い難い上に、消費電力低減と
いう目的も果たせない。
【0022】そこで本発明は、以上の従来技術における
課題を解消し、部分表示時に消費電力が大幅に低減する
電気光学装置を提供することを目的とする。また、部分
表示機能のために駆動電圧形成回路を複雑化させること
無く、かつ、部分表示の大きさや位置がソフト的に設定
できる汎用性の高い電気光学装置を提供することを目的
とする。
【0023】また、電気光学装置として液晶表示装置を
用いた場合において、部分表示状態において違和感の無
い表示を実現すると同時に消費電力を著しく低減するこ
とが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0024】また、本発明の電気光学装置を駆動するに
適した駆動回路の構成を提供することを目的とする。
【0025】また、これらの部分表示機能を有する電気
光学装置や液晶表示装置を表示装置に用いることによっ
て、低消費電力化した電子機器を提供することを目的と
する。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の走査電
極と複数の信号電極とが交差配置されて構成され、表示
画面を部分的に表示領域とする機能を有する電気光学装
置の駆動方法において、前記表示領域の走査電極には、
選択期間に選択電圧を印加すると共に非選択期間に非選
択電圧を印加し、且つ前記表示領域の走査電極の選択期
間以外の期間には、全ての走査電極への印加電圧を固定
すると共に全ての信号電極への印加電圧を少なくとも所
定期間は固定することにより、前記表示画面を部分表示
状態とすることを特徴とする。本発明によれば、一部領
域のみを表示領域とする部分表示の場合には、全走査電
極及び全信号電極の電位が少なくとも所定期間は固定さ
れるため、電気光学材料である液晶層や電極の駆動回路
等での充放電がなされない期間が発生し、その分、低消
費電力となる。
【0027】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、全ての走査電極への印加電圧を固定した
期間における走査電極の電圧を前記非選択電圧とするこ
とが好ましい。部分表示の場合に固定する走査電極の電
圧は非選択電圧であるので、簡単な回路で駆動回路を構
成することができる。
【0028】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記非選択電圧は1レベルであることが
好ましい。非表示領域のアクセス期間中は、非選択電圧
を1レベルに固定できるので電圧変化が無く、低消費電
力とすることができる。
【0029】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記走査電極及び前記信号電極に印加さ
れる駆動電圧の形成回路は、全ての走査電極及び全ての
信号電極に対するそれぞれの印加電圧を固定する期間に
は、動作停止することが好ましい。さらに具体的には、
前記駆動電圧形成回路は、複数のコンデンサの接続をク
ロックに応じて切り替えて昇圧電圧又は降圧電圧を生成
するチャージ・ポンプ回路を有し、該チャージ・ポンプ
回路は、全ての走査電極及び全ての信号電極に対するそ
れぞれの印加電圧を固定する期間には、動作停止される
ことが好ましい。そうすることにより、部分表示状態の
期間では、駆動電圧形成回路での消費電力を低減するこ
とができる。電圧の昇圧/降圧にチャージ・ポンプ回路
を用いている場合には、コンデンサを切り替えるタイミ
ングクロックを停止するなどして、無駄な消費電力を低
減することができる。
【0030】以上の本発明に関し、非選択電圧が1レベ
ルのみという単純マトリクス型液晶表示装置の駆動方法
の1つは、複数行の走査電極が同時に選択されるMLS
(Multi-Line-Selection)駆動と呼ばれている方法であ
り、他の1つは走査電極が1行ずつ選択されるSA(Sm
art-Addressing)駆動と呼ばれている方法である。こう
した駆動方法とチャージ・ポンプ回路で構成された駆動
電圧形成回路とを組み合わせることによって、液晶表示
装置の消費電力を著しく低減できることを国際特許公開
公報WO96/21880で提案した。本発明はWO9
6/21880の方法をもとに、部分表示機能にも対応
できるように発展させて、より低消費電力化を図ったも
のである。
【0031】表示領域の走査電極における選択期間以外
の期間とは、表示行に選択電圧が印加されている期間以
外の期間(以下、この期間のことを非表示行アクセス期
間と表す)であり、このとき、全走査電極と全信号電極
の電位を固定することで、この期間の駆動回路の消費電
力を極めて小さくすることができ、電気光学装置が低消
費電力となる。さらに、この期間に駆動電圧形成回路の
チャージ・ポンプ回路を動作停止すれば、そこでのコン
デンサの充放電が無くなり、さらに低消費電力となる。
この期間は駆動回路の消費電力が極めて小さいため駆動
電圧を保持するコンデンサはほとんど放電せず、チャー
ジ・ポンプ回路が動作停止しても駆動電圧の変動は実用
上問題の無い程度に納まる。
【0032】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記表示画面の全体を表示状態とする第
1の表示モードと、前記表示画面の一部の領域を表示状
態、他の領域を非表示状態とする第2の表示モードとを
有し、前記第1の表示モード時と前記第2の表示モード
時とで前記表示領域の各走査電極に選択電圧を印加する
時間は変えないことが好ましい。本発明によれば、全画
面表示の場合と部分表示の場合とで表示領域の走査電極
に選択電圧を印加する時間が同じ、すなわち、デューテ
ィが同じである。そのため、部分表示時にバイアス比や
駆動電圧の変更が不要となり、駆動回路や駆動電圧形成
回路を複雑化させずに済む。
【0033】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記第1の表示モード時と前記第2の表
示モード時とで、表示状態にある前記表示領域における
画素の液晶に印加される実効電圧が同じになるように、
前記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間に前記信
号電極に印加する電位を設定することが好ましい。本発
明によれば、全画面表示の場合と部分画面表示の場合と
で、表示領域の電気光学材料である液晶に加わる実効電
圧が2つの場合で同じになるように信号電極の電位を設
定するので、表示領域のコントラストが変わらないよう
にできる。
【0034】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記表示領域の走査電極の選択期間以外
の期間に前記信号電極に印加する電位は、前記第1の表
示モード時のオン表示或いはオフ表示の場合の前記信号
電極への印加電圧と同一に設定することが好ましい。全
画面表示状態での信号電圧をそのまま利用するので、駆
動回路及び駆動制御が簡単となる。
【0035】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記複数の走査電極は、所定数単位毎に
同時選択し、所定単位数毎に順次選択するように駆動さ
れ、前記第2の表示モード時におけるオン表示或いはオ
フ表示の場合の前記信号電極への印加電圧は、前記第1
の表示モードにおける全画面オン表示或いは全画面オフ
表示の場合に前記信号電極へ印加する電圧と同一である
ことが好ましい。こうすることで、MLS駆動法におい
て、全画面表示の場合と部分画面表示の場合とで表示領
域の表示領域の液晶に加わる実効電圧を同じにすること
が出来るとともに、部分画面表示の場合の画質を良好に
保つことが出来る。回路規模の増加もごく僅かで済む。
【0036】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記表示領域の走査電極の選択期間以外
の期間に前記信号電極に印加する電位は、一画面走査す
る前記所定期間毎に、全画面表示状態においてオン表示
させる場合の印加電位とオフ表示させる場合の印加電位
とを交互に切り替えて設定することが好ましい。さら
に、上記本発明の電気光学装置の駆動方法において、前
記第2の表示モード時における前記表示領域の走査電極
の選択期間以外の期間では、前記走査電極と前記信号電
極との電圧差の極性はフレーム毎に反転してなることが
好ましい。そうすることで、非表示行アクセス期間の消
費電力を大幅に低減できる。部分表示行が少ない(例え
ば60行以下程度)場合には、非表示行での画素の液晶
駆動電圧を固定しても画面全体の画質は悪化しない。
【0037】また、本発明は、複数の走査電極と複数の
信号電極とが交差配置されて構成され、表示画面を部分
的に表示領域とする機能を有する電気光学装置の駆動方
法において、前記表示領域の走査電極には、選択期間に
選択電圧を印加すると共に非選択期間に非選択電圧を印
加し、且つ前記表示画面の他の領域の走査電極には、前
記選択電圧を印加せずに前記非選択電圧を印加すると共
に、全ての信号電極については、全画面表示状態の時の
極性反転駆動における同一極性駆動期間よりも少なくと
も長い期間は印加電圧を固定することにより、前記表示
画面を部分表示状態とすることを特徴とする。本発明に
よれば、一部領域のみを表示領域とする部分表示の場合
には、全走査電極及び全信号電極の電位が所定期間は固
定されるため、電気光学材料である液晶層や電極の駆動
回路等での充放電がなされない期間が発生し、その分、
低消費電力となる。
【0038】さらに、上記本発明の電気光学装置の駆動
方法において、前記全画面表示状態の時の極性反転駆動
における同一極性駆動期間よりも少なくとも長い期間毎
に、前記信号電極への印加電圧を、全画面表示状態にお
いてオン表示させる場合の電位とオフ表示させる場合の
電位に交互に切り替えることが好ましい。非表示行アク
セス期間であっても、周期的に駆動電圧を極性反転させ
るので、液晶への直流電圧印加やクロストークを防止で
きる。
【0039】以上の電気光学装置の駆動方法は、単純マ
トリクス型液晶表示装置やアクティブマトリクス型液晶
表示装置によって実現できる。
【0040】さらに、本発明の電気光学装置は、以上の
電気光学装置の駆動方法を用いて駆動されることを特徴
とし、これにより低消費電力化された電気光学装置を提
供することができる。
【0041】また、本発明の電気光学装置は、複数の走
査電極と複数の信号電極とが交差配置されて構成され、
表示画面を部分的に表示領域とする機能を有する電気光
学装置において、前記複数の走査電極に、選択期間に選
択電圧を印加し、非選択期間に非選択電圧を印加する走
査電極用駆動回路と、前記複数の信号電極に、表示デー
タに応じた信号電圧を印加する信号電極用駆動回路と、
表示画面内の部分表示領域の位置情報が設定される設定
手段と、該設定手段に設定された位置情報に基づき、前
記走査電極用駆動回路及び前記信号電極用駆動回路を制
御する部分表示制御信号を出力する制御手段とを備え、
前記走査電極用駆動回路及び前記信号電極用駆動回路
は、前記部分表示制御信号に応じて、表示画面内の表示
領域の前記走査電極及び前記信号電極を表示データに応
じた表示となるように駆動し、表示画面内の非表示領域
の前記走査電極には非選択電圧を印加し続けて非表示状
態とすることを特徴とする。本発明によれば、部分表示
用にハード的な回路でデューティ、バイアス比、液晶駆
動電圧等を変更するということが不要であるため、表示
行あるいは非表示行の行数や位置を制御回路のレジスタ
に設定することが可能となる。こうすることにより部分
表示の行数や位置がソフト的に設定できる汎用性の高い
電気光学装置を提供することができる。
【0042】上記の電気光学装置は、単純マトリクス型
液晶表示装置やアクティブマトリクス型液晶表示装置と
して実現することができる。
【0043】また、本発明の電気光学装置の駆動回路
は、複数の走査電極と複数の信号電極とが交差配置され
て構成され、表示画面を部分的に表示領域とする機能を
有する電気光学装置の駆動回路において、前記複数の走
査電極に電圧印加する第1の駆動手段と、表示データの
記憶回路を具備し、ここから読み出された該表示データ
に応じて選択された電圧を前記複数の信号電極に電圧印
加する第2の駆動手段とを有し、前記第1の駆動手段
は、前記表示領域の走査電極には、選択期間に選択電圧
を印加すると共に非選択期間に非選択電圧を印加し、且
つ前記表示画面の他の領域の走査電極には、前記非選択
電圧のみを印加する機能を有し、前記第2の駆動手段
は、前記表示領域の走査電極の選択期間に対応する期間
には前記記憶回路から表示データを読み出し、それ以外
の期間には前記記憶回路の表示データ読み出しアドレス
を固定する機能を有することを特徴とする。本発明によ
れば、信号電極用駆動回路に内蔵されている記憶回路か
ら表示データを読み出す動作を停止することにより、非
表示行アクセス期間の信号電極用駆動回路の消費電流を
0近くまで低減することができる。この時、読み出し表
示情報を1または0に固定すれば、信号電極用駆動回路
の出力を全画面オン表示または全画面オフ表示の場合と
同じ電位に固定できる。
【0044】さらに、上記本発明の電気光学装置におい
て、前記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間に
は、前記第1の駆動手段内のシフトレジスタのシフト動
作を停止してなることが好ましい。本発明によれば、こ
の期間は走査電極用駆動回路は選択電圧を出力しないた
め、走査電極用駆動回路内部のシフトレジスタが動作し
ている必要は無い。シフトクロックを停止させることに
よりシフトレジスタの動作を停止すれば、この期間の走
査電極用駆動回路の消費電力をほぼ0に低減できる。
【0045】また、本発明の電気光学装置の駆動回路
は、複数の走査電極と複数の信号電極とが交差配置され
て構成され、表示画面を部分的に表示領域とする機能を
有する電気光学装置の駆動回路において、シフトレジス
タのシフト動作に応じて、前記複数の走査電極に順次選
択電圧を印加する走査電極用駆動回路を有し、前記走査
電極用駆動回路は、表示画面を部分的に表示領域とする
際には、前記シフトレジスタのシフト動作に応じて前記
表示画面の表示領域の走査電極には選択期間に選択電圧
を印加し、前記表示画面の他の領域の走査電極には前記
シフトレジスタのシフト動作を途中で停止して、前記非
選択電圧のみを印加してなり、前記走査電極用駆動回路
は、表示画面を部分的に表示領域とする状態から全画面
表示状態へ移行する際に、前記シフトレジスタを初期状
態とする初期設定手段を有することを特徴とする。本発
明によれば、部分表示状態から全画面表示状態への移行
時に、途中の走査電極から走査が開始されることなく、
最初の行から走査電極の走査を始めることができる。
【0046】また、本発明の電気光学装置は、上記の電
気光学装置の駆動回路と、それにより駆動される走査電
極及び信号電極とを有することを特徴とし、これにより
部分表示が可能で、低消費電力化された電気光学装置を
提供することができる。
【0047】また、本発明の電気光学装置は、複数の走
査電極と複数の信号電極とが交差配置されて構成され、
表示画面を部分的に表示領域とする機能を有する電気光
学装置において、前記複数の走査電極に電圧印加する第
1の駆動手段と、表示データの記憶回路を具備しここか
ら読み出された該表示データに応じて選択された電圧を
前記複数の信号電極に電圧印加する第2の駆動手段とを
有し、前記第1の駆動手段は、前記表示画面の表示領域
の走査電極には、選択期間に選択電圧を印加すると共に
非選択期間に非選択電圧を印加し、且つ前記表示画面の
他の領域の前記走査電極には、前記非選択電圧のみを印
加する機能を有し、前記第2の駆動手段は、前記複数の
信号電極に対して、前記表示領域の走査電極の選択期間
には前記記憶回路から読み出した表示データに基づく電
圧を印加し、それ以外の期間には同一の表示データに基
づく電圧を印加する機能を有することを特徴とする。本
発明によれば、信号電極用駆動回路に内蔵されている記
憶回路から表示データを読み出す動作を停止することに
より、非表示行アクセス期間の信号電極用駆動回路の消
費電流を0近くまで低減することができる。
【0048】さらに、上記本発明の電気光学装置におい
て、前記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間に
は、前記第2の駆動手段は、全画面表示状態の時の極性
反転駆動における同一極性駆動期間よりも少なくとも長
い期間毎に、前記信号電極への印加電圧を、全画面表示
状態においてオン表示させる場合の電位とオフ表示させ
る場合の電位に交互に切り替えることが好ましい。非表
示行アクセス期間であっても、周期的に駆動電圧を極性
反転させるので、液晶への直流電圧印加やクロストーク
を防止できる。
【0049】さらに、上記本発明の電気光学装置におい
て、前記走査電極又は前記信号電極への印加電圧を形成
して前記駆動手段へ供給する駆動電圧形成回路を有し、
該駆動電圧形成回路は、前記印加電圧の電圧を調整する
コントラスト調整回路を含み、前記表示領域の走査電極
の選択期間以外の期間には、前記コントラスト調整回路
の動作を停止してなることが好ましい。本発明の電気光
学装置は非表示行アクセス期間の駆動回路での消費電力
が極めて小さいため、駆動電圧をコンデンサで保持して
おけばこの間はコントラスト調整回路を停止しても駆動
電圧の変動は小さく実用上の問題は無い。コントラスト
調整回路を停止することで駆動回路の消費電力をさらに
低減することができる。
【0050】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、液晶表示パネルの全画面のうちの一部領域を表示状
態とし、他の領域を非表示状態とする部分表示状態が可
能な反射型あるいは半透過型の液晶表示装置の駆動方法
において、前記液晶表示パネルをノーマリーホワイト型
とするとともに、前記部分表示状態では前記非表示領域
の液晶にはオフ電圧以下の実効電圧を印加することを特
徴とする。ノーマリーホワイト型を採用することにより
部分表示状態において非表示領域が白となるので違和感
の無い表示を実現することができる。また、非表示領域
の液晶にオフ電圧以下の実効電圧を印加する回路手段と
して消費電力が小さく容易な手段を用いることができ、
更に、非表示領域の液晶の誘電率が小さいので液晶の交
流駆動に伴う充放電電流が小さくなり、全画面が表示状
態の時と比べて表示装置全体としての消費電力を著しく
低減することが可能となる。
【0051】さらに、上記液晶表示装置の駆動方法にお
いて、前記液晶表示パネルは単純マトリクス方式液晶パ
ネルであって、前記部分表示状態において前記非表示領
域の走査電極に非選択電圧のみを印加することが好まし
い。さらに、前記液晶表示パネルは単純マトリクス方式
液晶パネルであって、前記部分表示状態において前記非
表示領域の信号電極にオフ表示となる電圧のみを印加す
ることが好ましい。
【0052】さらに、上記液晶表示装置の駆動方法にお
いて、前記液晶表示パネルはアクティブマトリクス方式
液晶パネルであって、前記部分表示状態に移行する少な
くとも1フレーム目には前記非表示領域の画素の液晶に
オフ電圧以下の電圧を印加し、続くフレームから前記非
表示領域の走査電極に非選択電圧のみを印加することが
好ましい。さらに、前記液晶表示パネルはアクティブマ
トリクス方式液晶パネルであって、前記部分表示状態に
移行する少なくとも1フレーム目には前記非表示領域の
画素の液晶にオフ電圧以下の電圧を印加し、続くフレー
ムから前記非表示領域のアクセス期間はオフ電圧以下の
電圧のみを前記信号電極に印加することが好ましい。
【0053】このようにすれば、表示画面の行方向及び
列方向に部分表示領域を設け、それ以外を非表示とする
ことができる。また、ノーマリーホワイト型の液晶表示
パネルであるため、非表示領域は白表示となって表示の
違和感が少なく、また非表示領域の画素に高電圧印加を
印加しないため、低消費電力化することができる。
【0054】また、本発明の液晶表示装置は、上記液晶
表示装置の駆動方法を用いて駆動されることを特徴と
し、それにより部分表示状態となっても表示の違和感が
少なく、低消費電力な液晶表示装置を提供することがで
きる。
【0055】また、本発明の電子機器は、上記本発明の
電気光学装置や上記の液晶表示装置を表示装置として用
いた電気光学装置を提供することができる。特に、電子
機器が電池を電源とするものであれば、表示装置での消
費電力を低減することにより、電池寿命を大きく延ばす
ことができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0057】図1は本発明による電気光学装置の実施形
態の一例としての液晶表示装置を示すブロック図であ
る。まずその構成を説明する。ブロック1はスーパーツ
イステッドネマチック(STN)型の液晶を用いた単純
マトリクス型液晶表示パネル(LCDパネル)であり、
複数の走査電極を形成した基板と複数の信号電極を形成
した基板とが数μmの間隔で対向して配置され、その間
隙に上述の液晶が封入されている。複数の走査電極と複
数の信号電極の交差部の液晶により、画素(ドット)が
マトリクス状に配置される。また、基板の外面側に必要
に応じて位相差板や偏光板のような偏光素子を配置して
なる。
【0058】なお、液晶は、本実施形態で用いるSTN
だけでなく、液晶分子がねじれ配向したタイプ(TN型
など)、ホメオトロピック配向したタイプ、垂直配向し
たタイプや、強誘電などのメモリー型など、種々用いる
ことができる。また、高分子分散型液晶のように光散乱
型の液晶でもよい。液晶表示パネルは、透過型でも反射
型でも半透過型でも構わないが、低消費電力化のために
は反射型や半透過型が好ましい。液晶表示パネル1をカ
ラー化する場合には、基板内面にカラーフィルタを形成
する、照明装置の発光する3色を時系列で切り替える、
などの方法が考えられる。
【0059】ブロック2は液晶表示パネルの走査電極を
駆動する走査電極用駆動回路(Yドライバ)であり、ブ
ロック3は液晶表示パネルの信号電極を駆動する信号電
極用駆動回路(Xドライバ)である。液晶の駆動に必要
な複数の電圧レベルはブロック4の駆動電圧形成回路で
形成され、Xドライバ3とYドライバ2を経由して液晶
表示パネル1に印加される。ブロック5はそれらの回路
に必要な信号を供給するコントローラであり、PDは部
分表示制御信号、FRMはフレーム開始信号、CLXは
データ転送用クロック、Dataは表示データである。
LPはデータラッチ信号であるが、走査信号転送用クロ
ック及び駆動電圧形成回路用クロックを兼ねている。ブ
ロック6は以上の回路の電力供給源である。
【0060】コントローラ5、駆動電圧形成回路4、X
ドライバ3及びYドライバ2を個別のブロックとして図
示してあるが、これらは別々のICになっている必要は
無く、コントローラ5をYドライバ2又はXドライバ3
に内蔵させたり、駆動電圧形成回路をYドライバ2又は
Xドライバ3に内蔵させてもかまわず、XとYのドライ
バを1チップICにしてもかまわず、さらには、これら
の回路をすべてを1チップICにまとめてもかまわな
い。また、これらの回路ブロックは、液晶表示パネル1
とは別基板に配置しても、液晶表示パネル1を構成する
基板上にICとして載置したり、基板に回路を作り込ん
で配置してもよい。
【0061】本発明の液晶表示装置は、単純マトリクス
型であるため、非選択行の走査電極に印加する電圧が1
レベルのみの駆動方法を用いているので、駆動回路が簡
単になり、消費電力も小さくできる。なお、非選択電圧
は液晶への印加電圧の極性に対応して2電圧レベル用意
して、それを極性反転に応じて交互に選択する駆動方法
を採用しても構わない。特に、後述する2端子型非線形
素子を画素に有するアクティブマトリクス型液晶表示装
置においては、そのような駆動方法が従来から用いられ
る。
【0062】また、図1の駆動電圧形成回路ブロック4
は主要部が電圧を昇圧又は降圧するチャージ・ポンプ回
路で構成されている。ただし、チャージ・ポンプ回路以
外の昇圧/降圧回路を用いてもよい。
【0063】液晶表示パネル1は1例として行数(走査
電極数)が全部で200あり、必要な時は全画面が表示
状態(全画面表示モード)となるが、待機時等には20
0行の内の40行だけが表示状態となり、残りの160
行が非表示状態(部分表示モード)となる。具体的な駆
動方法については以下の個別の実施形態において説明す
る。
【0064】(第1の実施形態)ここでは図2〜4を用
いて、4行の走査電極が同時に選択され、順次4行の走
査電極単位で同時選択がなされるという駆動方法(以下
では4MLS(Multi-Line-Selection)駆動法と表す)
を用いて部分表示を行った場合の例について述べる。ま
ず4MLS駆動用の駆動電圧形成回路4の例をそのブロ
ック図である図2を用いて説明する。
【0065】MLS駆動法では走査信号電圧(Yドライ
バ2が出力する走査電圧)として非選択電圧VC、正側
選択電圧VH(VCを基準とした正側電圧)、負側選択
電圧VL(VCを基準とした負側電圧)の3つの電圧レ
ベルが必要である。ここに、VHとVLはVCを中心と
して対称である。4MLS駆動法では信号電圧(Xドラ
イバ3が出力する信号電圧)として±V2、±V1、V
Cの5つの電圧レベルが必要であり、±V2、±V1の
対応する電圧どうしはそれぞれVCを中心として対称で
ある。図2の回路は(Vcc−GND)を入力電源電圧
とし、データラッチ信号LPをチャージ・ポンプ回路の
クロック源として、以上の電圧を出力する。以下特記し
ない限り、GNDを基準(0V)とし、Vcc=3Vと
して説明する。液晶駆動電圧の内のVCとV2には各々
GNDとVccをそのまま用いる。
【0066】ブロック7は昇圧/降圧用クロック形成回
路であり、データラッチ信号LPからチャージ・ポンプ
回路を動作させるための狭い時間間隔を持つ2相クロッ
クを形成する。ブロック8は負方向6倍昇圧回路であ
り、(Vcc−GND)を入力電源電圧としてVccを
基準として負方向に入力電源電圧の6倍の電圧であるV
EE≒−15Vを形成する。なお、以下、負方向とは所
定の電圧を基準とした負側電圧の方向を示し、正方向と
は同じく正側電圧の方向を示す。ブロック13は必要な
負側選択電圧VL(たとえば−11V)をVEEから取
り出すためのコントラスト調整回路であり、バイポーラ
・トランジスタと抵抗により構成される。ブロック9は
正側選択電圧VHを形成する2倍昇圧回路であり、(G
ND−VL)を入力電圧としてVLを基準に正方向に入
力電圧の2倍の電圧であるVH(たとえば11V)を形
成する。
【0067】ブロック10は負方向2倍昇圧回路であ
り、(Vcc−GND)を入力電源電圧としてVccを
基準に負方向に入力電源電圧の2倍の電圧である−V2
≒−3Vを形成する。ブロック11は1/2降圧回路で
あり、(Vcc−GND)を入力電源電圧としてこれを
1/2に降圧した電圧であるV1≒1.5Vを形成す
る。ブロック12も1/2降圧回路であり、〔GND−
(−V2)〕を入力電源電圧としてこれを1/2に降圧
した電圧である−V1≒−1.5Vを形成する。
【0068】以上で4MLS駆動法に必要な電圧が形成
できる。ブロック8〜12はいずれもチャージ・ポンプ
方式の昇圧/降圧回路である。こうしたチャージ・ポン
プ方式の昇圧/降圧回路による駆動電圧形成回路は電力
供給効率が高いため、4MLS駆動法によって液晶表示
装置を低消費電力で駆動することができる。なお、ブロ
ック8〜12のチャージ・ポンプ回路のそれぞれは周知
の構成であって、昇圧回路の場合は一例として、コンデ
ンサをN個並列に接続して入力電圧を充電した後に、N
個のコンデンサを直列接続すれば入力電圧のN倍の昇圧
電圧が得られ、降圧回路であれば同一容量のコンデンサ
をN個直列接続して両端から入力電圧を充電した後に、
N個のコンデンサを並列にすれば1/Nの降圧電圧が得
られる。クロック形成回路7が形成する2相のクロック
は、これらのコンデンサを直列と並列に切り替え接続す
るスイッチの制御クロックとなる。
【0069】なお、駆動電圧形成回路4における回路ブ
ロック8〜12の全てまたはその内の幾つかは、チャー
ジ・ポンプ回路ではなく、コイルとコンデンサを利用し
た周知のスイッチングレギュレータに置き換えて構成し
ても構わない。
【0070】図3は液晶駆動電圧波形を含んだ、図1及
び図2に示す液晶表示装置のタイミング図の例であり、
図4は液晶駆動電圧波形例を説明するための図である。
図3は全画面で走査電極が200行あり、その内の40
行だけが表示状態となっており、表示状態の領域に走査
電極1本置きに横線を表示している場合の例である。フ
レーム開始信号FRMのパルスとパルスの間は、一画面
を走査する1フレーム期間であり、その長さは200H
(1Hは1選択期間又は1水平走査期間)とする。
【0071】CAはフィールド開始信号で、1フレーム
は50Hずつの4つのフィールドf1〜f4に分割され
る。データラッチ信号LPの周期は1Hであり、信号L
Pの1クロック毎に4行の走査電極が同時に選択され
る。選択されている行の走査電極には選択電圧VHある
いはVLが印加され、その他の行の走査電極には非選択
電圧VCが印加される。 Y1〜Y40,Y41〜Y2
00の波形は、1〜200行の走査電極に印加される走
査電圧駆動波形を示す。信号LPの1クロック目でY1
〜Y4、2クロック目でY5〜Y8、…、10クロック
目でY37〜Y40の走査電極が順次選択され、10H
の間に40行の選択が一巡する。この40行の内のある
4行が選択されている間は部分表示制御信号PDは
“H”レベルとなっており、40行の選択期間中10H
はPDは“H”レベルを継続する。40行の選択が終わ
るとPDは“L”レベルとなり、1フィールド50Hの
残りの期間40Hは“L”レベルを継続する。通常、Y
ドライバ2はすべての出力を制御信号の入力により非同
期で非選択電圧VCに固定する制御端子を有している。
部分表示制御信号PDをYドライバ2のそうした制御端
子に入力することにより、信号PDが“L”の期間とな
る1フィールドfの50Hの内の非表示行アクセス期間
40Hは、200行の全走査電極が非選択レベルVCに
固定された状態となる。
【0072】なお、Mは液晶交流駆動信号であり、
“H”レベルと“L”レベルとで画素の液晶に印加する
駆動電圧(走査電圧と信号電圧の差)の極性を切り替え
ている。また、Xnは1〜40行だけが表示状態、41
〜200行が非表示状態で、表示状態の部分に走査電極
1本置きに横線を表示している場合における、n番目の
信号電極に印加する信号電極駆動波形を示している。
【0073】各フィールドとも以上の動作の繰り返しで
あるが、選択されている4行の走査電極へ印加する選択
電圧VH、VLの与え方が各々のフィールドf1〜4に
おいて異なる。この様子を図4Aに示す。選択されてい
る4行の走査電極へ印加する選択電圧が、フィールドf
1においては1行目から4行目に順番にVH、VL、V
H、VHであるが、フィールドf2においては1行目か
ら4行目に順番にVH、VH、VL、VHという具合で
ある。各フィールドにおける選択電圧の組み合わせ方を
Comパターンと表す。図4Aは、VHを1、VLを−
1で表した行列式を示すもので、このComパターンは
ある正規直交行列に従っている。
【0074】信号電圧は表示パターンとComパターン
とによって決まる。オン画素を−1、オフ画素を1とし
て表示パターンを図4Bのように4行1列の行列式で表
すと、各フィールドf1〜f4のそれぞれにおいて、n
番目の信号電極Xnの走査電極Y4n+1〜Y4n+4
行目の画素に印加する信号電圧は、図4Cに示すように
Comパターン行列と表示パターン行列との積で表すこ
とができる。積の行列の各行が4つの行の画素の表示に
合わせて信号電極に印加する信号電圧となる。たとえ
ば、図4Cによれば、信号電極Xnにはフィールドf1
では(d1−d2+d3+d4)の演算結果に基づく信
号電圧が印加され、フィールドf2では(d1+d2−
d3+d4)の演算結果に基づく信号電圧が印加され、
フィールドf3,f4でも図4Cに示す演算結果に基づ
き信号電圧が決まる。なお、演算結果において、0はV
C、±2は±V1、±4は±V2を意味する。
【0075】具体的には、たとえば全画面がオン表示
(d1〜d4が全て−1)の場合には演算結果は全ての
行が−2となるので信号電圧はどのフィールドも−V1
となり、全画面がオフ表示(d1〜d4が全て1)の場
合には演算結果は全ての行が2となるので信号電圧はど
のフィールドもV1となる。走査電極1本置きに横線表
示(d1=d3=−1、d2=d4=1)の場合には演
算結果はフィールドf1とf4が−2となるので信号電
圧は−V1となり、フィールドf2とf3が2となるの
で信号電圧はV1となる。
【0076】図3において、表示領域の走査電極に選択
電圧が印加されている間は、信号電極Xnへは前述した
ように表示パターンに応じて演算された結果として選択
された駆動電圧が印加される。非表示行アクセス期間4
0Hの信号電圧をVCに固定することは好ましくない。
全画面表示状態と部分表示状態とを切り替えた時に表示
されている領域1行〜40行のコントラストが変わらな
いように、非表示行アクセス期間40Hの信号電圧は、
2つの状態で表示領域の液晶に加わる実効電圧が同じに
なることが必要であるからである。そのため、ここでは
その間の信号電圧を表示領域の最後の4行(Y37〜Y
40)の走査電極を選択している時の電圧−V1をその
まま継続させている。非表示行アクセス期間40Hの信
号電圧はそれぞれ1フィールド内では一定電圧に固定さ
れているが、各フィールド間では必ずしも同一電圧には
なっていない。信号電極Xnの駆動電圧は、フィールド
毎の非表示行アクセス期間は−V1,V1,V1,−V
1と変化する。このように、非表示行アクセス期間40
Hの信号電圧は各フィールド間で同一電圧に固定する必
要は無く、また、次に述べる液晶駆動電圧の極性反転に
伴っても変化する。
【0077】Mは液晶交流駆動信号で、図3は液晶駆動
電圧の極性を1フレーム毎に反転する場合を示してい
る。信液晶交流駆動信号Mのレベルが反転すると前述し
た図4AのComパターンの極性が反転(1は−1、1
は−1に反転)し、それに応じて走査電極と信号電極に
印加される選択電圧と信号電圧のVCを基準とした極性
も反転する。全画面表示状態においては、液晶交流駆動
信号Mを11H毎に反転させ、液晶に印加する選択電圧
の極性を11H毎に反転して、表示クロストークの発生
を低減している。一方、部分表示状態では、表示領域D
については全画面表示の場合と同様に同じ期間(11
H)毎に極性反転駆動するが、非表示領域においては1
1Hより長い期間で、液晶への印加電圧は極性反転させ
る。部分表示領域が小さいと非表示行アクセス期間が長
くなってしまい、表示領域Dが高デューティで駆動され
た後の長い期間に信号電極及び走査電極の電位が固定
し、極性反転はフレーム毎になってしまうが、実験の結
果、画質面では問題が無かった。また非表示アクセス期
間には液晶駆動電圧が固定されることにより、液晶層
や、Yドライバ2及びXドライバ3や、コントローラ5
等において電圧変化に伴い発生する充放電電流や貫通電
流による消費電力が大幅に少なくなるので、低消費電力
化の面でも好ましい。消費電力は、非表示領域が大きく
なるほど、非表示アクセス期間が長くなって走査電圧及
び信号電圧の固定期間が長くなることにより、液晶や回
路の充放電が抑えられより低減することができる。
【0078】以上の方法により、4MLS駆動法の場合
の部分表示機能が実現できる。こうした方法により部分
表示状態での消費電力を表示行数にほぼ比例するところ
まで低減することができる。
【0079】なお、液晶表示パネル1が全画面表示状態
のときは、制御信号PDは常時“H”レベルで、データ
ラッチ信号LPは連続供給されて走査電極Y1〜Y20
0が4行毎に同時選択され4行単位で順次選択される。
また、全画面表示状態では液晶駆動電圧の極性反転は、
所定期間毎に行うことが必要である。たとえば11H毎
に選択電圧及び信号電圧の極性を切り替えて、極性反転
を行う必要がある。この他、フレーム期間毎に液晶駆動
電極の極性反転を行ったり、これに加えて、フレーム内
で所定期間毎に極性反転するようにしてもよい。
【0080】また、全画面表示の場合と一部の行だけに
部分表示する場合とで、表示領域にある各走査電極に選
択電圧を印加する時間と電圧は同じである。従って、部
分表示機能のために駆動電圧形成回路4に追加が必要な
要素は無い。
【0081】なお、以上の実施形態では4ライン同時選
択の場合のMLS駆動法について述べてきたが、同時選
択ライン数は4に限定されるものではなく、2や7等
々、複数のラインの同時選択であれば構わない。同時選
択ライン数が異なれば1フィールドの期間も異なること
になる。また、選択電圧の印加を1フレーム内で均等分
散させる場合について述べてきたが、均等分散させない
場合(たとえば、Y1〜Y4の選択を4Hに連続して行
い、Y5〜Y8の選択を次の4Hに連続して行うよう
に、選択をフレーム内でまとめる方法など)にも適用可
能である。また、実施形態では全画面を200行とし部
分表示行数を40行としたが、これに限られるものでは
なく、さらに部分表示の箇所もこれに限られるものでは
ない。
【0082】さらに、上記実施形態においては1フィー
ルド毎のデータラッチ信号LPのクロック数を(表示行
数/同時選択ライン数)として説明したが、ドライバの
制約等を考慮してクロック数を10Hの前後に少し追加
する場合も本発明の趣旨に含まれるものである。
【0083】(第2の実施形態)次に図5と図6を用い
て本実施形態を説明する。図5は図1におけるコントロ
ーラ5の中の一部分を示した回路図であり、部分表示状
態を制御する回路ブロックである。また、図6は図5の
回路の動作を説明するタイミング図であり、第1の実施
形態の図3のタイミング図の一部を拡大及び追加した図
である。本発明の液晶表示装置の構成及び動作は、第1
の実施形態での説明と同様である。そのため、第1の実
施形態と同じ部分については説明を省略する。
【0084】まず、図5の回路の構成を説明する。14
は8ビット程度のレジスタであり、部分表示状態か否か
の情報と部分表示する行数に対応した情報とが設定され
る。行数の設定を7ビットで行えば、1行ずつの線順次
駆動のパネルでは27=128行までの部分表示が1行
単位で設定でき、4行同時選択駆動(4MLS駆動法)
のパネルでは27×4=512行までの部分表示が4行
単位で設定できることになる。
【0085】15はカウンタを主体とする回路ブロック
で、フィールド開始信号CA、データラッチ信号LPI
といったタイミング信号とレジスタ14の設定値とを基
に、部分表示を制御するタイミング信号PDとCNTを
形成する。LPIはLPの基になる信号であり、図6に
示したように、PDが“L”レベルの非表示行アクセス
期間においても一定周期のクロックが存在する信号であ
る。16はANDゲートである。
【0086】部分表示制御信号形成ブロック15は図6
に示すように、フィールド開始信号CA、データラッチ
信号LPI及びレジスタ設定値を基にして、部分表示制
御信号PDより1H先行する信号CNTをまず形成す
る。回路ブロック15では、たとえば、LPIを入力し
て行数を計数するカウンタとレジスタ14の設定値によ
り得られる行の値との一致検出によりCNTのレベルを
切り替えるなどにより、CNTを形成することができ
る。CNTとLPIとのAND出力がLPとなる。PD
はCNTをLPIで1H遅延させて形成する。全画面表
示状態においてはCNTは定常的に“H”レベルであっ
て、ANDゲート16が開いたままとなり、LPにはL
PIと同じ信号がそのまま送り出される。これにより、
200行の全走査電極は所定数の行単位で選択がなされ
ていく。
【0087】部分表示の場合は、シフトレジスタ14の
設定値に応じて、1フィールド期間中での部分表示期間
を示すPDを、設定値により指定された期間に“H”レ
ベルにする。そのPDが“H”レベル期間に対応した長
さの“H”レベルを有するCNTで、LPの出力を制御
することにより、CNTが“H”の期間中にのみデータ
ラッチ信号LPが出力されるようになる。
【0088】以上の方法により、部分表示の行数に対応
する値を制御回路のレジスタ14に設定し、その設定値
に従って部分表示の行数をPD(CNT)の調整により
可変させることが可能となる。部分表示機能を実現する
にあたり、LP周期の変更やバイアス比及び選択電圧の
変更といったハード的に制約のある手段を設ける必要が
無いため、使用者が好ましい部分表示行数をレジスタの
ような設定手段にソフト的に設定でき、汎用性の高い部
分表示機能を有した液晶表示装置となる。
【0089】なお、以上の例ではパネルの先頭から一定
の行数だけ部分表示させる場合について述べてきたが、
設定手段のレジスタを2系列用意して各レジスタに部分
表示領域の開始行と終了行に対応する値を設定すれば、
行数に加えて部分表示領域の位置も可変とすることがで
きる。この場合、回路ブロック15では、上記したカウ
ンタの計数値と第1レジスタに設定される開始行とを比
較して一致によりCNTを“H”にし、カウンタ計数値
と第2レジスタに設定される終了行とを比較して一致に
よりCNTを“L”にするように制御する。
【0090】(第3の実施形態)本実施形態は、非表示
行アクセス期間における信号電極の電位が全画面オフ表
示の場合と同じレベルに固定されているという点だけが
第1の実施形態と異なる場合の例である。図4AのCo
mパターンによる選択電圧均等分散型の4MLS駆動法
とチャージ・ポンプ回路を主体とする図2のような駆動
電圧形成回路4を採用している点、全画面で走査電極が
200行あり、その内の40行だけが表示状態となって
いる点、表示状態の部分に走査電極1本置きに横線を表
示している場合の例である点、1フレーム期間の長さが
200Hである点、非表示行アクセス期間の走査電極へ
の印加電圧を非選択電圧VCに固定している点、液晶駆
動電圧の極性を1フレーム毎に反転している点は第1の
実施形態と同じである。そのため、第1の実施形態と同
じ部分については説明を省略する。
【0091】図7は本実施形態におけるタイミング図を
示したものであり、第1の実施形態で説明した図3とは
信号電極Xnに印加する電圧波形だけが異なっている。
走査電極Y1〜Y200に印加する電圧波形は図3と同
一であるため、図7への記載は省略してある。
【0092】本実施形態においては、非表示行アクセス
期間(各フィールドf中の40Hの期間)に信号電極X
nに印加する電位は、全画面オフ表示の場合と同じレベ
ル±V1に固定している。すなわち、非表示行アクセス
期間の信号電圧は、液晶交流駆動信号Mが“L”の時は
V1に固定し、Mが“H”の時は−V1に固定して、1
フレーム毎に反転している。
【0093】こうした方法により表示領域の液晶に加わ
る実効電圧を、全画面表示状態の場合と部分表示状態の
場合とで同じにすることができ、全画面表示と部分表示
の2つの状態を切り替えた時に表示領域のコントラスト
が変わらないようにすることができる。 非表示行アク
セス期間の信号電圧を全画面オフ表示の場合と同じ電圧
に固定することは、Xドライバ3にわずかな変更を追加
するだけで可能である。その方法の1例については第6
の実施形態のところで説明する。
【0094】非表示行アクセス期間の信号電圧を、第1
の実施形態のように表示領域の最後の4行の走査電極
(Y37〜Y40)を選択している時の電圧をそのまま
継続させるという方法よりも、この実施形態のように全
画面オフ表示または全画面オン表示の場合の信号電圧と
同じレベルにするという方法の方がフリッカーの発生を
抑えることができるという点で好ましい。
【0095】その理由を以下に述べる。部分表示領域の
最後の4行の表示パターンが、3行がオン表示で残りの
1行がオフ表示の場合、あるいはそれとは逆に3行がオ
フ表示で残りの1行がオン表示の場合は、第1の実施形
態では、信号電圧が4フィールドの内の3フィールドは
VCとなり、残りの1フィールドは部分表示領域の最後
の4行のオン行数に応じて−V2あるいはV2となる。
従って、非表示行アクセス期間の信号電圧も4フィール
ドの内の3フィールドはVCとなり、残りの1フィール
ドは部分表示領域の最後の4行のオン行数に応じて−V
2あるいはV2となる。
【0096】一方、本実施形態の場合には、前述のよう
に、4フィールドとも液晶交流駆動信号Mに応じて、−
V1(全画素オン表示の信号電極電圧)あるいはV1
(全画素オフ表示の信号電極電圧)となる。第1の実施
形態の場合の±V2の電圧は±V1の2倍と大きいため
液晶が応答し易く、フリッカーの要因となる。従って、
非表示行アクセス期間の信号電圧を、全画面オフ表示ま
たは全画面オン表示の場合と同じ電圧にする方が画質面
で好ましい。
【0097】(第4の実施形態)ここではSA(Smart-
Addressing)駆動方法を用いて部分表示を行った場合の
例について述べる。液晶表示装置の構成は、先に説明し
た図1と同様である、SA駆動方法とは、従来の駆動電
圧波形を示した図20において、たとえば液晶交流駆動
信号Mが“H”の期間の駆動電位を全体的に(V1−V
4)だけ低くして非選択電圧を1レベルにした駆動方法
であり、走査電極は従来駆動と同様に順次1行ずつ選択
される。まず、図1のブロック4に相当するSA駆動用
の駆動電圧形成回路の例をそのブロック図である図8を
用いて説明する。
【0098】SA駆動法でもMLS駆動法と同様に走査
信号電圧として非選択電圧VC、正側選択電圧VH、負
側選択電圧VLの3つの電圧レベルが必要である。ここ
に、VHとVLはVCを中心として対称である。SA駆
動法の場合のVHはMLS駆動法の場合のVHよりもか
なり高電圧となる。信号電圧としては±VXの2つの電
圧レベルが必要であり、これらの電圧もVCを中心とし
て対称である。図8の回路は(Vcc−GND)を入力
電源電圧とし、データラッチ信号LPをチャージ・ポン
プ回路のクロック源として以上の電圧を出力する。以
下、特記しない限り、GNDを基準(0V)とし、Vc
c=3Vとして説明する。
【0099】信号電圧の−VXとVXには各々GNDと
Vccをそのまま用いる。ブロック17は昇圧/降圧用
クロック形成回路であり、入力信号LPからチャージ・
ポンプ回路18〜20を動作させるための狭い時間間隔
を持つ2相クロックを形成する。ブロック19は1/2
降圧回路であり、入力電源電圧Vccを1/2に降圧し
た電圧であるVC≒1.5Vを形成する。ブロック18
は負方向8倍昇圧回路であり、(Vcc−GND)を入
力電源電圧としてVccを基準に負方向に入力電源電圧
の8倍の電圧であるVEE≒−21Vを形成する。ブロ
ック21は必要な負側選択電圧VL(たとえば−17
V)をVEEから取り出すためのコントラスト調整回路
である。ブロック20は正側選択電圧VHを形成する2
倍昇圧回路であり、(VC−VL)を入力電圧としてV
Lを基準に正方向に入力電圧の2倍の電圧であるVH
(たとえば20V)を形成する。
【0100】以上でSA駆動に必要な電圧が形成でき
る。ブロック18〜20はいずれもチャージ・ポンプ方
式の昇圧/降圧回路である。チャージ・ポンプ回路は前
述のように2相クロックを用いた複数のコンデンサの直
並列スイッチングにより構成される。こうしたチャージ
・ポンプ方式の昇圧/降圧回路による駆動電圧形成回路
は電力供給効率が高いため、SA駆動法による液晶表示
装置を低消費電力で駆動することができる。
【0101】図9は液晶駆動電圧波形を含んだタイミン
グ図の例であり、全画面で走査電極が200行あり、そ
の内の40行だけが表示状態となっており、表示状態の
部分に走査電極1本置きに横線を表示している場合の例
である。
【0102】1フレーム期間の長さは200Hとする。
データラッチ信号LPの周期は1Hであり、LPの1
クロック毎に1行の走査電極が順次選択される。選択さ
れている行の走査電極には選択電圧VHあるいはVLが
印加され、その他の行の走査電極には非選択電圧VCが
印加される。Y1〜Y40,Y41〜Y200の波形
は、1〜200行の走査電極に印加される走査電圧駆動
波形を示す。LPの1クロック目でY1、2クロック目
でY2、…、40クロック目でY40の走査電極が順次
選択され、40Hの間に40行の選択が一巡する。この
40行が選択されている間は部分表示制御信号PDは
“H”レベルを継続する。40行の選択が終わるとPD
は“L”レベルとなり、残りの期間160Hは“L”レ
ベルを継続する。通常、Yドライバ2は非同期で全出力
を非選択電圧VCに固定する制御端子を有している。P
DをYドライバ2のそうした制御端子に入力することに
より、PDが“L”の期間となる非表示行アクセス期間
160Hは全走査電極が非選択レベルに固定された状態
となる。
【0103】なお、Mは液晶交流駆動信号であり、
“H”レベルと“L”レベルとで画素の液晶に印加する
駆動電圧(走査電圧と信号電圧の差)の極性を切り替え
ている。また、Xnは1〜40行だけが表示状態、41
〜200行が非表示状態で、表示状態の部分に走査電極
1本置きに横線を表示している場合における、n番目の
信号電極に印加する信号電極駆動波形を示している。
【0104】また、図9は液晶駆動電圧の極性反転が1
フレーム毎に反転する場合の例である。走査電極に印加
される選択電圧は液晶交流駆動信号Mが“L”の時はV
H、“H”の時はVLである。信号電圧はMが“L”の
時はオン画素では−VX、オフ画素ではVXであり、M
が“H”の時はオン画素ではVX、オフ画素では−VX
である。先の実施形態にて述べたように、部分表示する
行数が少なくて非表示領域が大きい場合は、表示領域が
高デューティで駆動された後に比較的長い非表示行アク
セス期間に信号電極及び走査電極の電位が固定し、極性
反転はフレーム毎になってしまうが、実験の結果、画質
面は問題が無かった。また、非表示アクセス期間には液
晶駆動電圧が固定されることにより、液晶層や、Yドラ
イバ2及びXドライバ3や、コントローラ5等において
電圧変化に伴い発生する充放電電流や貫通電流による消
費電力が大幅に少なくなるので、低消費電力化の面でも
好ましい。消費電力は、非表示領域が大きくなるほど、
非表示アクセス期間が長くなって走査電圧及び信号電圧
の固定期間が長くなることにより、液晶や回路の充放電
が抑えられより低減することができる。
【0105】非表示行アクセス期間に信号電極Xnに印
加する電圧は、表示領域の最後の行(Y40)の走査電
極を選択している時の電圧(図9ではVX)をそのまま
継続させている。非表示行アクセス期間の信号電圧は1
フレーム内では一定電圧に固定されているが、1フレー
ム毎にはVXと−VXとに切り変わっている。このよう
に、非表示行アクセス期間の信号電圧は各フレーム間で
は同一電圧である必要は無い。こうした方法で、全画面
表示状態と部分表示状態とを切り替えた時に、表示され
ている領域のコントラストが変わらないように、非表示
行アクセス期間の信号電圧を、非選択電圧VCを基準に
対称となる2つの電位で交互に繰り返すことにより、表
示領域の液晶に加わる実効電圧が同じになる電圧に固定
することができる。この実施形態においてVXや−VX
は表示の全面オフ表示や全面オン表示の場合の信号電極
電圧に相当しているので、先に説明した実施形態と同様
に、非表示行アクセス期間においては信号電極の電位が
全面オン表示または全面オフ表示の場合と同じレベルに
固定される構成になっていることになる。
【0106】なお、信号PDやLPの形成には図5と同
様な回路を用いればよい。この場合のタイミング図は図
6に次のような変更を加えればよい。すなわち、CAを
FRMに、fnの長さを1フレーム期間(200H)
に、1フレーム期間のLPIのクロック数を200に、
CNTが“H”の期間をLPI200クロック目の立ち
下がりから40クロック目の立ち下がりまでに、LPの
クロックをLPI1クロック目から40クロック目まで
に、PDが“H”の期間をLPI1クロック目の立ち下
がりから41クロック目の立ち下がりまでに変更すれば
よい。
【0107】以上の方法により、SA駆動法の場合の部
分表示機能が実現できる。こうした方法によっても部分
表示状態での消費電力を表示行数にほぼ比例するところ
まで低減することができる。
【0108】なお、全画面表示状態では制御信号PDは
常時“H”で、LPは連続供給されてY1〜Y200が
順次選択される。また、全画面表示状態では液晶駆動電
圧の極性反転は、所定期間毎に行うことが必要である。
たとえば13H毎に選択電圧及び信号電圧の極性を切り
替えて、極性反転を行う必要がある。この他、フレーム
期間毎に液晶駆動電極の極性反転を行ったり、これに加
えて、フレーム内で所定期間毎に極性反転するようにし
てもよい。
【0109】なお、全画面表示の場合と一部の行だけに
部分表示する場合とで、表示領域にある各走査電極に選
択電圧を印加する時間と電圧は同じである。従って、部
分表示機能のために駆動電圧形成回路に追加が必要な要
素は無く、図5のような回路を用いて部分表示する行数
をソフト的に設定することが可能である。
【0110】(第5の実施形態)本実施形態は、表示行
に選択電圧が印加されている期間の液晶交流駆動信号M
のタイミングが全画面表示の場合と一部の行だけに部分
表示する場合とで同じであるという点が第4の実施形態
と異なる場合の例である。SA駆動法とチャージ・ポン
プ回路を主体とする図8のような駆動電圧形成回路4を
採用している点、全画面で走査電極が200行あり、そ
の内の40行だけが表示状態となっており、表示状態の
部分に走査電極1本置きに横線を表示している場合の例
である点、1フレーム期間の長さが200Hである点、
非表示行アクセス期間の走査電極への印加電圧を非選択
電圧VCに固定するとともに、信号電極への印加電圧を
VCに対して対称なVXあるいは−VXに固定している
点、走査電極に印加される選択電圧が液晶交流駆動信号
M=“L”の時はVH、M=“H”の時はVLであり、
信号電圧がM=“L”の時はオン画素では−VX、オフ
画素ではVXであり、M=“H”の時はオン画素ではV
X、オフ画素では−VXである点は第4の実施形態と同
じである。そのため、第4の実施形態と同じ部分につい
ては説明を省略する。
【0111】図10は本実施形態におけるタイミング図
を示したものであり、13H(13行の走査電極の選択
期間)毎に液晶駆動電圧の極性を切り替えている。これ
により液晶交流駆動信号Mの周期は26Hとなる。20
0Hが26Hで割り切れないため、フレーム開始信号F
RMに対して液晶交流駆動信号Mのタイミングは1フレ
ームにつき8Hずつずれて行き、13フレームで一巡し
て図10の始めのタイミングに戻る。
【0112】部分表示状態において一定周期の信号Mを
形成するには、LPの基になっている図5及び図6に示
す連続したクロック信号LPIをその半分の周期に分周
した後に、さらに1/2に分周すればよい。全画面表示
の場合は図示してないが、同様に13H毎に液晶駆動電
圧の極性を切り替えているものとする。このようにし
て、部分表示状態において表示されている部分の液晶に
加わる電圧の極性反転のタイミングを、全画面表示状態
の場合と同じにすることができる。
【0113】そうすることにより、部分表示状態におい
て表示されている部分の画質を全画面表示状態の場合と
同じにすることができる。なお、液晶交流駆動信号Mの
形成に、連続したクロック信号LPIではなくLPを用
いる場合には、駆動電圧の極性反転周期と部分表示行数
との関係で、部分表示状態においてフリッカーが発生し
たり直流電圧が印加して画質が悪化することがある。
【0114】(第6の実施形態)図11は、図1におけ
る信号電極駆動回路(Xドライバ3)の部分的なブロッ
ク図の例である。4MLS駆動法に対応しており、液晶
駆動用出力端子数を1例として160とした。以下に図
11の構成と各ブロックの働きについて説明する。
【0115】ブロック25は表示データを記憶するRA
Mであり、2値表示(階調表示が無いオン/オフだけの
表示)で240行までの液晶表示パネルに対応できるビ
ット数(160×240画素数分)で構成されている。
ブロック22はデータラッチ信号LPに応じてRAM2
5をプリチャージする信号を発生する回路である。ブロ
ック23はどの4行の表示データをRAM25から読み
出すのか指定する行アドレス発生回路であり、フレーム
開始信号FRMとデータラッチ信号LPに応じて順次指
定されるアドレスは同時選択される4行の走査電極に対
応し、LPに応じて4行×160列分の画素の表示デー
タを一括出力させるように、4行分のアドレスを順次イ
ンクリメントする。
【0116】行アドレス発生回路23により指定された
4行の表示データがRAM25から読み出されて、AN
Dゲートで構成されるブロック26の読み出し表示デー
タ制御回路に送られる。部分表示制御信号PDが“H”
レベルの期間は表示データと同じ内容がブロック26を
経由して次のブロック27に送られるが、PDが“L”
レベルの期間はRAMからの表示データが無視されて全
画素オフのデータ(0)がブロック27に送られる。こ
こで、PDが“L”レベルの期間は、全画素がオン表示
のデータ(1)をブロック27に入力するように、ブロ
ック26を変更しても構わない。
【0117】ブロック24はフレームやフィールドや液
晶駆動電圧の極性に応じて図4AのようなComパター
ンを発生する回路であり、ROM等にComパターンが
記憶され、それがフレーム開始信号FRM、フィールド
開始信号CA、液晶交流駆動信号M等によりアドレスさ
れて、液晶駆動電圧の極性に応じたComパターン(M
のレベルに応じてパターンが反転/非反転する)が選択
出力される。ブロック27はComパターンとブロック
26経由の4行分の表示データとから駆動電圧選択信号
を形成するXドライバ用のMLSデコーダである。ML
Sデコーダ27からは、1画素に対して5本の160画
素分の駆動電圧選択信号が出力される。駆動電圧選択信
号はVC、±V1、±V2の5つの電圧からどの電圧を
選択するかを指示する5本で1組の信号である。Don
は全画面を非表示状態にするための表示制御信号であ
り、Donを“L”レベルにすると5本の選択信号の内
のVCの選択を指示する信号だけがアクティブになる。
Donが“H”レベルになると、列方向に4行分の画素
に表示する表示データとComパターンに基づき、図4
Cの行列式に応じて決まる信号電圧が5つの電圧の中か
ら選択される。
【0118】ブロック28は駆動電圧選択信号の電圧振
幅をロジック電圧(Vcc−GND)から液晶駆動電圧
レベル(V2−〔−V2〕)に拡大するレベルシフタで
ある。ブロック29はVC、±V1、±V2の5つの電
圧から実際に1つの電圧を選択する電圧セレクタであ
り、電圧振幅レベルが増幅された駆動電圧選択信号によ
り5つの電圧の供給線に接続されたスイッチの何れかを
閉じ、選択された電圧を各信号電極X1〜X160に出
力する。以上が図11のブロック図の構成と各ブロック
の働きである。
【0119】部分表示状態の非表示行アドレス期間にお
いて、図3のようにLP信号のクロックを停止して本実
施形態のXドライバ3のLP端子に入力すれば、その間
はブロック22のプリチャージ信号発生回路やブロック
23の行アドレス発生回路を停止、すなわち、RAM2
5の読み出し動作を停止させることができる。このと
き、行アドレス発生回路23はLPが入力されずアドレ
スがインクリメントされないため、RAM25は表示領
域の最後の4行の表示データを出力し続ける。
【0120】従って、ブロック26を除いた場合には、
第1の実施形態のように、非表示行アクセス期間の信号
電圧は表示領域の最後の4行の走査電極を選択している
時の電圧がそのまま継続することになる。しかし、図1
1のように、ブロック26があることにより、Xドライ
バ3のPD端子に図3のような非表示行アクセス期間で
“L”となる信号PDを入力すれば、第4の実施形態の
ように、非表示行アクセス期間の信号電圧は全画面オフ
表示または全画面オン表示の場合の信号電圧と同じ電圧
(V1又は−V1)を保つことになる。
【0121】全画面に表示するデータを記憶するRAM
内蔵型のドライバは、液晶表示装置の低消費電力化に効
果的であるため使用されている。また、第1の実施形態
にて説明したような選択電圧均等分散型のMLS駆動法
においては、RAM内蔵型ドライバにした方が液晶表示
装置の構成が容易となる。これらの理由から画質向上と
低消費電力化の両方を狙った液晶表示装置には、MLS
駆動法に対応したRAM内蔵型ドライバが採用され始め
ている。こうした液晶表示装置においては、RAMから
表示データを読み出す時のプリチャージ(リフレッシ
ュ)動作に伴う電力消費が全消費電力のかなりの部分を
占めている。従って、部分表示機能により低消費電力化
を追求するには、本実施形態のようなXドライバを用い
て非表示行アクセス期間におけるRAMの読み出し動作
を停止することが必要である。
【0122】以上の実施形態では4ライン同時選択の場
合のMLS駆動法について述べてきたが、同時選択ライ
ン数は4に限定されるものではなく、2や7等々でも構
わない。また、選択電圧の印加を1フレーム内で均等分
散させる場合について述べてきたが、均等分散させない
場合(1本の走査電極に対するフレーム内選択期間を連
続した場合)にも適用可能である。なお、図11ではV
2端子とVC端子はロジック部電源電圧端子のVccや
GNDと独立させているが、独立させなくても構わな
い。また、2値表示ではなく階調表示のできる液晶表示
装置であって表示データRAMが階調ビット数に対応す
る記憶容量を持つ場合や、複数画面分の表示データRA
Mを内蔵して画面の切り替え表示を行うことのできる液
晶表示装置の場合にも本発明を適用可能である。
【0123】(第7の実施形態)図12は、図1におけ
る本発明の走査電極用駆動回路(Yドライバ2)のブロ
ック図の例であり、第6の実施形態と同様に4MLS駆
動法に対応している。液晶駆動用出力端子数を1例とし
て240とした。以下に図12の構成と各ブロックの働
きについて説明する。
【0124】ブロック32はデータラッチ信号LPをク
ロックとしてフィールド開始信号CAを順次1ビットず
つ転送するシフトレジスタである。60ビットから成り
240行の内のどの4行に選択電圧を印加するかを指定
する。ブロック30は初期設定信号発生回路で、フレー
ム開始信号FRMやフィールド開始信号CAが“H”レ
ベルの時のデータラッチ信号LPの立ち下がりのタイミ
ングでシフトレジスタ32の先頭ビットを1にセット
し、残りの59ビットを0にクリアするための信号を発
生する。ブロック31は図11のComパターン発生回
路24と同様に、フィールドや液晶駆動電圧極性に応じ
てComパターンを発生する回路であり、ROM等にC
omパターンが記憶され、それがフレーム開始信号FR
M、フィールド開始信号CA、液晶交流駆動信号M等に
よりアドレスされて、液晶駆動電圧の極性に応じたCo
mパターンが選択出力される。Xドライバ3とYドライ
バ2のComパターン発生回路は兼用しても構わない。
ブロック33はシフトレジスタ32で指定された60ビ
ットの選択行情報とComパターンとから3本の駆動電
圧選択信号を形成するYドライバ用のMLSデコーダで
ある。MLSデコーダ33からは、1行に対して3本の
240行分の駆動電圧選択信号が出力される。駆動電圧
選択信号はVH、VC、VLの3つの電圧からどの電圧
を選択するかを指示する3本で1組の信号である。
【0125】Donは全画面を非表示状態にするための
表示制御信号であり、Donを“L”レベルにすると3
本の選択信号の内のVCの選択を指示する信号だけがア
クティブになる。Donが“H”レベルになると、選択
行とComパターンに基づき図4Aの行列に応じて決ま
る走査信号電圧が3つの電圧の中から選択される。
【0126】ブロック34は駆動電圧選択信号の電圧振
幅をロジック電圧(Vcc−GND)から(VH−V
L)に拡大するレベルシフタである。ブロック35はV
H、VC、VLの3つの電圧から実際に1つの電圧を選
択する電圧セレクタである。電圧振幅レベルが増幅され
た駆動電圧選択信号により3つの電圧の供給線に接続さ
れたスイッチの何れかを閉じ、選択された電圧を各走査
電極Y1〜Y240に出力する。以上が図12のブロッ
ク図の構成と各ブロックの働きである。
【0127】部分表示状態の非表示行アドレス期間にお
いて、図3のようにクロックが停止されたデータラッチ
信号LPを本実施形態のYドライバ2のLP端子に入力
すれば、その間のシフトレジスタ32の動作を停止させ
ることができる。Yドライバ2の消費電力は比較的小さ
いが、低消費電力化を追求する部分表示状態ではこのよ
うに非表示行アドレス期間にシフトレジスタ32の動作
を停止させることが好ましい。
【0128】ブロック30の初期設定信号発生回路を設
けたのは、部分表示状態から全画面表示状態に移行する
タイミングでの異常表示を防止するためである。このブ
ロック30が無い場合には部分表示状態において、たと
えば図3または図7のタイミングで動作させた時にシフ
トレジスタ32に10ビット置きに“H”レベルが書き
込まれる。そうなっても部分表示状態においては信号P
Dにより10ビットより後のビットが無視されるので問
題無いが、この状態から全画面表示状態に移行した時に
40行毎に4行、全画面では200行の内の20行に選
択電圧が同時に印加されてしまい、瞬間的に異常表示が
発生することになる。なお、ブロック30を設ける代わ
りにPDが“L”の時にシフトレジスタ32をクリアす
る初期設定回路を付加して、部分表示状態から全画面表
示状態への移行した時にシフトレジスタ32内のビット
が初期状態になるようにしてもよい。このように、シフ
トレジスタ32には、部分表示状態から全画面表示状態
への移行の際にシフトレジスタを初期設定する手段が必
要である。
【0129】(第8の実施形態)図13は、図2や図8
における本発明のコントラスト調整回路13の回路図の
例である。ここに、RVは可変抵抗、Qbはバイポーラ
・トランジスタ、QnはnチャネルMOSトランジスタ
である。Qnのゲートに入力してある信号PDHは信号
PDの電圧振幅をレベルシフタによってロジック電圧
(Vcc−GND)から(Vcc−VEE)に拡大した
信号である。トランジスタQnのオン状態での抵抗値は
RVの抵抗値に比較して無視できるほどに小さいものと
する。図において、たとえば−V2は−3V、VEEは
−15V、VLは−10Vである。
【0130】トランジスタQnが無ければ従来例である
図16のコントラスト調整回路部と基本的に同じであ
る。全画面表示状態ではPDHが常時“H”レベル、す
なわち、Qnが常時オンであり、Qnの存在は抵抗値的
には無視できて従来例のコントラスト調整回路と同様に
機能する。可変抵抗により−V2とVEEの間を分圧し
た電圧が取り出されてQbのベースに供給され、Qbは
ベースに供給された電圧よりも0.5V前後高い電圧を
エミッターからVLとして供給する。可変抵抗RVを調
整することにより最適なコントラストになる選択電圧V
Lが得られる。部分表示状態においてもPDHが“H”
レベルの期間、すなわち、表示行に選択電圧が印加され
ている期間は同様である。
【0131】部分表示状態においてPDHが“L”レベ
ルの期間、すなわち、非表示行アクセス期間はQnがオ
フしてコントラスト調整回路13の機能が停止する。こ
の期間はQbのベースとコレクタは−V2と同電位とな
り、Qbも完全にオフする。この期間は駆動電圧形成回
路4のチャージ・ポンプ回路は動作停止状態であり、選
択電圧の印加も停止しているため、VL系の消費電流は
0であり、QbがオフしてもVLの電圧は保持されるの
で問題無い。このように非表示行アクセス期間にコント
ラスト調整回路4を停止することにより、コントラスト
調整回路によるこの間の消費電力を0にすることがで
き、液晶表示装置の消費電力を低減することができる。
【0132】上記実施形態ではPDをレベルシフトした
信号PDHを必要とする例について説明したが、駆動電
圧形成回路の構成を工夫すれば、レベルシフトした信号
PDHではなく、直接に部分表示制御信号PDを用いて
コントラスト調整回路を停止することも可能である。
【0133】このように第1〜第8の実施形態によれ
ば、駆動電圧形成回路を複雑化させること無く、かつ、
部分表示の行数や位置がソフト的に設定できる汎用性の
高い電気光学装置を提供することが可能となる。また、
部分表示時の消費電力を大幅に低減した電気光学装置を
提供することが可能となる。
【0134】なお、以上の各実施形態においては、非表
示行アクセス期間中の信号電圧を1フィールド内で固定
したり、1フレームより短い所定期間に固定したりして
いるが、全画面表示状態の時の液晶駆動の極性反転駆動
周期における同一極性の駆動期間(極性反転駆動周期の
半周期)よりも少なくとも長い期間に電圧固定されてい
れば低消費電力化でき、この場合、非表示行アクセス期
間中にこの所定周期に応じて全画面オン表示とオフ表示
の時の信号電圧で反転させるようにしてよい。例えば、
全画面表示状態での液晶駆動の極性反転は、上記実施形
態に示した単純マトリクス型液晶表示装置においては1
1H又は13H毎に行われるから極性反転駆動周期は2
2H又は26Hであり、後述するようなアクティブマト
リクス型液晶表示装置においては1H又はドット期間
(=1H/水平画素数)毎に極性反転するから極性反転
駆動周期は2H又は2ドット期間となる。部分表示状態
での非表示領域の液晶駆動の極性反転駆動周期はこれら
の全画面表示状態での周期より長くして、単純マトリク
ス型液晶表示装置では少なくとも11H又は13Hより
長い期間に印加電圧固定し、アクティブマトリクス型液
晶表示装置では少なくとも1H又はドット期間より長い
期間に印加電圧固定すれば、駆動周波数が低くなって低
消費電力となる。
【0135】なお、以上の説明に係わる第1〜第8の実
施形態は、単純マトリクス型液晶表示装置を前提として
説明したが、二端子型非線形素子を画素に有するアクテ
ィブ型液晶表示装置のような電気光学装置に本発明を適
用することもできる。図22は、このようなアクティブ
マトリクス型液晶表示装置1の等価回路図を示す図であ
り、112は走査電極、113は信号電極、116は画
素、3はXドライバ、2はYドライバを各々示す。各画
素116は、走査電極112と信号電極113の間に電
気的に直列接続される二端子型非線形素子115と液晶
層114からなる。二端子型非線形素子115は、液晶
層114との接続の順序は図と反対でも構わないが、い
ずれにしても薄膜ダイオードのように二端子間の印加電
圧に応じて電流特性が非線形性を有することを利用した
スイッチング素子として用いられる。液晶表示パネルの
構成としては、一方の基板上に二端子型非線形素子及び
画素電極と、走査又は信号電極の一方とを形成し、他方
の基板上に画素電極と重なるように幅広の、走査又は信
号電極の他方を形成して、一対の基板間に液晶層を挟持
してなる。このようなアクティブマトリクス型液晶表示
パネルにおいても、上記各実施形態と同様な駆動方法に
よって、部分表示を行うことができる。なお、アクティ
ブマトリクス型液晶表示パネルの場合は、各画素にスイ
ッチング素子を配置して電圧を保持した駆動方法となる
ため、全画面表示状態から部分表示状態に移行する際に
は、後述するように、移行時に非表示領域の画素にオフ
表示の電圧を書き込んでから部分表示状態に移行するこ
とが好ましい。
【0136】(第9の実施形態)本実施形態は、部分表
示状態において違和感の無い表示を実現するものであ
る。図14は本発明の液晶表示装置における部分表示状
態を説明するための図である。1はノーマリーホワイト
型の液晶表示パネルであり、たとえば240行×320
列の画素(ドット)を表示できるものとする。必要な場
合には全画面を表示状態にすることができるが、待機時
には全画面中の一部分(たとえば図14のように上40
行だけ)を表示状態(表示領域D)とし、残りの領域を
非表示状態(非表示領域)にすることができる。ノーマ
リーホワイト型であるため、非表示領域は白表示とな
る。
【0137】液晶表示パネルの構成は、第1〜第8の実
施形態と同様であって、一対の基板間に液晶を挟持し、
基板内面に液晶層に電圧印加する電極を有しており、基
板の外面側に必要に応じて偏光素子を配置してなる。偏
光素子の透過軸の設定は、液晶の種類によって異なる
が、周知のように液晶へ印加する実効電圧が液晶の閾値
電圧より低い場合に白表示となるように行われる。な
お、偏光素子としては、偏光板に限らず例えばビームス
プリッタのように特定の偏光軸の光を透過する偏光素子
であれば構わない。液晶は、液晶分子がねじれ配向した
タイプ(TN型、STN型など)、ホメオトロピック配
向したタイプ、垂直配向したタイプや、強誘電などのメ
モリー型など、種々用いることができる。また、高分子
分散型液晶のように光散乱型の液晶でもよく、その場合
には、偏光素子を無くし液晶分子の配向がノーマリーホ
ワイト型となるように設定される。さらに、ノーマリー
ブラック型の液晶表示パネルの場合と同等以上のコント
ラストが必要な場合には、一対の基板の一方の内面上の
ドット間に遮光層(隣接する画素の開口部の間の遮光
枠)を設ければよい。
【0138】また、液晶表示パネル1を反射型にする場
合には、一方の基板の外側に反射板を配置する、あるい
は一方の基板内面に反射電極や反射層を形成する、など
の反射部材を配置する構成にし、液晶へ印加する実効電
圧を閾値電圧より低いオフ電圧以下にした場合に上記の
反射部材で入射光を反射するように液晶分子の配向軸と
偏光素子の透過軸とを設定すればよい。なお、STN液
晶を用いた液晶表示パネルの場合、偏光素子との間に位
相差板を配置することが多いので、その場合は位相差板
を考慮して上記透過軸は設定される。半透過型にする場
合には、液晶表示パネルを照明する照明装置を有し、照
明装置の点灯時には液晶表示パネル1を透過型として用
い、照明装置の非点灯時には反射型として用いる。半透
過型にするための構成は、種々考えられるが、一方の基
板の外側に、半透過板を配置したり、所定の偏光軸成分
の光を透過しそれとほぼ直交する偏光軸成分の光を反射
する反射偏光板を配置したりする方法や、一方の基板内
面に形成する電極を光を半透過する構造(たとえば穴を
開けるなど)とする方法などが考えられる。
【0139】また、液晶表示パネル1をカラー化する場
合には、反射型や半透過型の場合、基板内面にカラーフ
ィルタを形成する、あるいは半透過型の場合、照明装置
の発光する3色を時系列で切り替える、などの方法が考
えられる。
【0140】液晶表示パネル1が部分表示状態におい
て、非表示領域の液晶には閾値電圧より低く設定された
オフ電圧以下の実効電圧を印加する。先に述べたように
液晶表示パネル1はノーマリーホワイト型であるので、
それにより、非表示領域は図示したように白表示とな
り、表示領域Dでは白表示の背景上に表示内容に応じた
中間階調表示や黒表示の画像が表示されるので、違和感
の無い部分表示画面となる。
【0141】なお、液晶表示パネル1の構造としては上
記構造の他に、図22に説明したような二端子型非線形
素子を画素に配置したアクティブマトリクス型液晶表示
パネルや、図23に示すような、一方の基板に走査電極
と信号電極の両方がマトリクス状に形成され、各画素毎
にトランジスタが形成されたアクティブマトリクス型液
晶表示パネルでも構わない。
【0142】非表示領域の液晶にオフ電圧以下の実効電
圧を印加する方法を、以下に説明する。
【0143】図15に本発明による液晶表示装置の構成
例を示す。1はノーマリーホワイト型の液晶表示パネル
であり、複数の走査電極を形成した基板と複数の信号電
極を形成した基板とが数μmの間隔で対向して配置さ
れ、その間隙には先に例示したような液晶が封入され、
走査電極と信号電極の交差に応じてマトリクス状に配置
される画素(ドット)の液晶に、表示データに応じた電
界を印加して表示画面を形成している。例として全画面
で240行×320列のドットが表示でき、たとえば左
上にある斜線部Dの40行×160列が部分表示してい
る領域とし、それ以外の領域は非表示状態になっている
ものとする。選択期間中の走査電極には選択電圧が印加
され、その走査電極と交差する信号電極に印加されたオ
ン電圧又はオフ電圧(さらに必要に応じてその中間電
圧)が上記交差部の液晶に印加され、その部分の液晶分
子の配向状態が印加するオン電圧とオフ電圧で変化し、
これにより表示がなされる。なお、非選択期間中の走査
電極には非選択電圧が印加される。
【0144】次に、ブロック2は複数の走査電極に選択
的に選択電圧や非選択電圧を印加するYドライバであ
り、ブロック3は表示データDnに応じた信号電圧(オ
ン電圧やオフ電圧、さらにはその中間電圧)を信号電極
に印加するXドライバである。ブロック4の駆動電圧形
成回路は液晶の駆動に必要な複数の電圧レベルを形成
し、 Xドライバ3やYドライバ2にそれら複数の電圧
レベルを供給する。各ドライバは供給された電圧レベル
の中からタイミング信号や表示データに応じて所定の電
圧レベルを選択し、液晶表示パネル1の信号電極や走査
電極に印加する。ブロック5はそれらの回路に必要なタ
イミング信号CLY,FRM,CLX,LPや表示デー
タDn及び制御信号PDを形成するLCDコントローラ
であり、本液晶表示装置を含んでいる電子機器のシステ
ムバスに接続されている。ブロック6は液晶表示装置の
外部にあって、本液晶表示装置に電力供給している電源
である。
【0145】このような本実施形態における液晶表示パ
ネルの回路ブロックは、概ね第1〜第8の実施形態と同
一であり、特に単純マトリクス型液晶表示パネルを用い
た場合には、第1〜第8の実施形態と同一の駆動方法に
より、部分表示を行うことができる。
【0146】なお、以下の駆動方法の説明では、図9や
図10にて説明したような1行毎に走査電極を選択する
駆動方法を一例として用いることとするが、先の実施形
態で説明したようなMLS駆動法により複数ラインの同
時選択でもよい。
【0147】図16は図15の液晶表示装置の部分表示
状態におけるタイミング図の例であり、単純マトリクス
方式の液晶表示パネルを対象としている。 Dnはコン
トローラ5からXドライバ3に転送される表示データで
あって、表示データが転送される期間を斜線ブロックで
示してある。この斜線ブロックの部分で1表示行(走査
電極)分の表示データDnを、コントローラ5からXド
ライバ3に高速転送する。CLXは表示データDnをコ
ントローラ5からXドライバ3に転送制御する転送用の
クロックである。Xドライバ3はシフトレジスタを内蔵
し、クロックCLXに同期してシフトレジスタを動作さ
せて、1表示行分の表示データDnをこのシフトレジス
タやラッチ回路に順次一時的に取り込む。Xドライバ3
が図11に示すようなRAM内蔵のドライバであれば、
表示データDnはこのRAM25に記憶される。
【0148】次に、LPはシフトレジスタやラッチ回路
から表示データDnの1行分を一括してXドライバ3の
次段のラッチ回路にラッチするためのデータラッチ信号
である。LPに付いている数字はXドライバ3のラッチ
回路に取り込んだ表示データDnの行(走査線)番号で
ある。つまり、Xドライバ3には、表示データDnに応
じた信号電圧を出力するよりも前の選択期間において、
コントローラ5から前もって表示データDnが転送され
てくる。例えば、40行目の表示データは、LPの40
番目でラッチされるので、その前にクロックCLXに応
じて転送される。Xドライバ3はラッチ回路にラッチさ
れた表示データDnに基づき、駆動電圧形成回路4から
供給された複数の電圧レベル(オン電圧及びオフ電圧、
必要に応じてその中間電圧)の中から選択した電圧レベ
ルを信号電極に出力する。
【0149】次に、CLYは1走査線選択期間毎の走査
信号転送用クロック、FRMは1フレーム期間毎の画面
走査開始信号である。Yドライバ2は、シフトレジスタ
を内蔵しており、シフトレジスタは画面走査開始信号F
RMを入力して、クロックCLYに応じてFRMを順次
転送する。Yドライバ2はこの転送に応じて走査電極に
選択電圧(VS又はMVS)を順次出力する。CLYに
付与された数字は、選択電圧が印加される走査電極の番
号を示す。例えば、CLYの40番目が入力されると、
Yドライバ2からは40行目の走査電極に対してCLY
の一周期の期間に選択電圧を印加する。なお、PDはY
ドライバ2を制御する部分表示制御信号である。制御信
号PDが“H”レベルの期間にはYドライバ2から選択
電圧(VS又はMVS)が順次走査電極に出力される
が、“L”レベルの期間になると全ての走査電極に非選
択電圧(VC)が出力される。このような制御は、PD
に応じてYドライバ2からの選択電圧の出力を禁止し、
全出力を非選択電圧にするゲートをYドライバ2に設け
ることで容易に構成できる。
【0150】例として3行目の走査電極をY3、43行
目の走査電極をY43、80列目の信号電極をX80、
240列目の信号電極をX240として、そこに印加さ
れる電圧を図に示した。Y43とX240は各々非表示
領域内の走査電極と信号電極である。なお、表示領域の
80列目の画素は40行分すべてオン表示としてある。
ここに、VSとMVSは各々正側と負側の選択電圧であ
り、VXとMVXは各々正側と負側の信号電圧である。
VSとMVSはVCを中央電位として互いに対称であ
り、VXとMVXも同様である。選択電圧VSが印加さ
れている行のオン画素の信号電極にはMVXが印加さ
れ、オフ画素の信号電極にはVXが印加される。また、
選択電圧MVSが印加されている行のオン画素の信号電
極にはVXが印加され、オフ画素の信号電極にはMVX
が印加される。
【0151】PDは表示領域Dの40行が選択されてい
る期間は“H”レベルであり、それ以外の期間は“L”
レベルとなる。PDが“H”レベルの期間はYドライバ
2は1行目から40行目までを順次1行ずつ選択する電
圧VS(MVS)を発生して走査電極を駆動する。走査
電極には複数走査電極単位毎にVSとMVSの出力は切
り替えられて、ライン反転駆動されている。選択されて
いる1行以外の走査電極には非選択電圧VCが印加され
る。PDが“L”レベルの期間はYドライバ2の全出力
は非選択電圧レベルとなる。選択電圧が印加されない4
1行目〜240行目の液晶に加わる実効電圧は表示領域
にあるオフ画素の液晶に加わる実効電圧よりもかなり小
さいので、41行目〜240行目は完全に非表示状態と
なる。非表示領域の選択期間中は走査電極には非選択電
圧レベルが印加されるが、信号電極にはXドライバ3か
らPDに応じて所定の電圧レベル、あるいはXドライバ
3に記憶した表示データに基づいた電圧レベルを印加し
続ける。ただし、非表示領域の非表示行アクセス期間の
信号電圧は、VCを基準として周期的に反転しながら印
加されることが好ましい。例えば、1フレーム期間毎に
信号電圧の極性を反転させたり、或いはそれよりも短い
期間であって選択期間よりも長い期間を単位として周期
的に反転させたりすることが好ましい。
【0152】なお、本実施形態においては、図のDn,
CLX,LPに示したように、非表示行アクセス期間に
対応するデータ転送は、Xドライバ3への表示データ転
送は1行目〜40行目に表示する分だけ行い、41行目
〜240行目に表示する分のデータ転送は不要であるた
め停止している。ここに、マトリクス型液晶表示パネル
の場合、選択されているある行の表示に対応する信号電
圧をXドライバ3が出力している間に次に選択される行
の表示データの転送を行う必要があるので、データを転
送する期間がPDよりも1走査線の選択期間だけ先行す
るようになっている。
【0153】1行目の320ドット分のデータ転送は前
半160ドット分の表示データ転送と後半160ドット
分のオフ表示データの転送とから成る。2行目〜40行
目のデータ転送は前半160ドット分の表示データだけ
の転送で、後半160ドット分のオフ表示データの転送
は不要であるため停止している。Xドライバ3には1行
分の表示データを記憶するラッチ回路(記憶回路)が内
蔵されているため、後半160ドット分のデータ転送が
無くてもXドライバ3の右半分は先に転送されていたオ
フ表示のデータを記憶し続け、Xドライバ3の右半分は
表示をオフする信号電圧を出力し続ける。こうして上4
0行の内の右半画面の液晶には表示がオフとなる実効電
圧が印加される。
【0154】なお、以上の本実施形態では、説明を簡略
化するために、走査電極が1行ずつ順次選択される線順
次駆動を採用し、中央電位VCを非選択電圧として液晶
駆動電圧の極性反転周期を1フレーム期間とする駆動方
法にて説明した。しかし、先の各実施形態にて説明した
ように、2本や4本等の複数の走査電極を単位として同
時選択して単位毎に順次選択し、1フレーム期間中に同
じ走査電極を複数回選択するような、いわゆるMLS駆
動法を用いても構わない。
【0155】以上述べたように、単純マトリクス方式の
液晶表示装置において非表示領域の液晶にオフ電圧以下
の実効電圧を印加するには、非表示領域が一部の走査電
極に対応する場合には非表示状態とすべき領域の走査電
極に非選択電圧を常時印加すればよく、また、非表示領
域が一部の信号電極に対応する場合には非表示状態とす
べき領域の信号電極にオフ表示となる電圧を常時印加す
ればよい。
【0156】(第10の実施形態)先に述べたように第
9の実施形態においては、液晶表示パネル1の構造とし
ては上記のような単純マトリクス構造の他に、アクティ
ブマトリクス型液晶表示装置を用いることができる。本
実施形態は、液晶表示パネル1にアクティブマトリクス
型液晶パネルとして、第9の実施形態と同様な駆動を行
うものである。
【0157】アクティブマトリクス型液晶表示パネルと
しては、図22にて説明したような、MIMと呼ばれる
薄膜ダイオード等の二端子型非線形素子からなるスイッ
チング素子を各画素に配置するアクティブマトリクス型
液晶表示パネルを用いることができる。この場合、素子
基板には走査電極112又は信号電極113の一方と、
それに接続された素子115と、素子115に接続され
た画素電極が形成され、対向する他方の基板には他方の
電極が形成されることによって、走査電極112と信号
電極113の間に二端子型非線形素子115と液晶層1
14が電気的に直列接続されるように構成されてなる。
駆動方法としては、走査電極112に図16のY3に示
したような選択電圧を印加して素子115を導通状態と
し、信号電極113に出力される信号電圧を液晶層11
4に書き込む。走査電極112に非選択電圧が印加され
ると素子115の抵抗値が上がって非導通状態となり、
液晶層114に印加した電圧が保持される。
【0158】また、図23に示す等価回路図のような、
トランジスタを画素に有するアクティブマトリクス型液
晶表示パネルを液晶表示パネル1として用いてもよい。
このパネルは、パネルを構成する一対の基板の一方の基
板(素子基板)に、複数の走査電極112と複数の信号
電極113の両方がマトリクス状に形成され、さらに、
走査電極112と信号電極113との交点近傍に各画素
毎にトランジスタ117からなるスイッチング素子が形
成され、さらに画素毎にスイッチング素子に接続された
画素電極が形成される。この基板と所定の間隔で対向し
て配置される他方の基板に、共通電位118に接続され
た共通電極を必要に応じて(共通電極は素子基板に形成
する場合もある)配置して構成される。一対の基板間に
挟持される液晶層は、画素電極と共通電極に挟まれた部
分が各画素の液晶層114として画素毎に駆動される。
周知のように、各画素毎に配置されるトランジスタ11
7のゲートは走査電極112に、ソースは信号電極11
3に、ドレインは画素電極に接続される。選択期間に印
加される選択電圧に応じて導通し、導通したトランジス
タ117を介して画素電極にデータ信号を供給する。走
査電極112に非選択電圧が印加されるとトランジスタ
117は非導通となる。素子基板には画素電極に接続さ
れた蓄積容量が必要に応じて接続されて、印加された電
圧を蓄積保持する。なお、トランジスタ117は素子基
板をガラス基板等の絶縁基板とした場合は薄膜トランジ
スタ、半導体基板とした場合はMOS型トランジスタと
なる。
【0159】このようなアクティブマトリクス型液晶表
示装置において、表示画面内に定義する非表示領域に位
置する画素の液晶にオフ電圧以下の実効電圧を印加する
方法は次の通りである。
【0160】図17に示すように、全画面表示状態から
部分表示状態へ切り換わる遷移期間において、少なくと
も1フレーム期間(1F)には、少なくとも非表示領域
の画素の液晶にはオフ電圧以下の電圧を書き込むように
する。すなわち、部分表示状態に移行した1フレーム目
(図中の期間T)で非表示状態とすべき画素116にオ
フ電圧以下の電圧を書き込む。この場合、図に示すよう
に部分制御信号PDを1フレーム目における非表示領域
の非表示行アクセス期間中にも“H”レベルとして、非
表示領域の走査電極112に選択電圧を印加して各画素
のスイッチング素子115,117を導通し、Xドライ
バ3から全信号電極113に液晶のオフ電圧以下の電圧
を印加すれば、非表示領域の画素の液晶層114にオフ
電圧以下の電圧を書き込むことができる。
【0161】また、液晶がメモリー液晶の場合には、期
間Tにおいては、全走査電極を走査するのではなく、非
表示行アクセス期間にのみ制御信号PDを“H”レベル
に切り替え、非表示領域の走査電極のみに対して選択電
圧を与え、非表示領域に対応する走査電極112のみを
順次選択して画素のスイッチング素子を導通し、非表示
領域の画素の液晶層114のみにオフ電圧以下の電圧を
書き込むようにしてもよい。この場合、期間T中は、表
示領域Dに対応する走査電極112には非選択電圧が印
加され、その画素の液晶層の電圧は書き換えないことに
なる。
【0162】次の2フレーム目以降では、非表示領域の
走査電極112に非選択電圧を常時印加して、非表示領
域の画素のスイッチング素子115,117を常時非導
通状態として、画素電極に印加された電圧を部分表示状
態に移行する遷移期間である1フレーム目(期間T)に
画素116に書き込んだオフ電圧以下の電圧のままとす
ればよい。アクティブマトリクス方式の表示パネルでは
各画素116は選択期間に印加された電圧を蓄積容量に
より保持し続けるため、こうした手順が必要である。
【0163】また、図15に示すように、部分表示状態
において、表示領域Dと同じ行に非表示領域(図15の
表示領域Dの右側の非表示領域)を設ける場合や、画面
の垂直方向(縦方向)のみに非表示領域を設ける場合に
は、走査電極に選択電圧が印加されるとしても、非表示
状態とすべき領域の信号電極113にオフ表示となるオ
フ電圧以下の電圧を常時印加すればよい。そうすれば、
走査電極112に印加された選択電圧によりスイッチン
グ素子115,117が導通しても、その画素電極には
オフ電圧以下の電圧が印加され続け、非表示領域とな
る。
【0164】非表示領域に位置する画素の液晶にオフ電
圧以下の実効電圧を印加する上述の方法は容易な回路手
段で実現することができる。また、部分表示領域Dが、
画面の垂直方向(縦方向)に形成される場合は、部分表
示状態においてコントローラ5,駆動電圧形成回路4や
Xドライバ3及びYドライバ2の多くの部分を非表示行
アクセス期間中に停止させることができ、かつノーマリ
ーホワイト型であるとオフ表示の場合は非表示領域の画
素に対しては低電圧印加となるので、駆動回路の消費電
力を著しく低減することができる。
【0165】また、ノーマリーホワイト型であると、水
平配向タイプの液晶などでは、非表示領域では液晶分子
は水平配向する。液晶分子は水平配向状態では液晶の誘
電率が小さいので、非表示領域における液晶による充放
電電流も小さくなり、全画面表示状態の時と比べて、表
示装置全体の消費電力を著しく低減することができる。
【0166】以上説明したように第9及び第10の実施
形態によれば、全画面の内の一部の領域だけを表示状態
とし、他の領域を非表示状態とする部分表示状態が可能
な反射型あるいは半透過型の液晶表示装置において、部
分表示状態の場合に違和感の無い表示を実現するととも
に、消費電力を著しく低減することが可能となる。
【0167】なお、上記第1〜第10の実施形態は、液
晶表示装置だけでなく、走査電極と信号電極をマトリク
ス状に配置して画素を構成してなる他の電気光学装置に
ついても適用することができる。例えば、プラズマディ
スプレイパネル(PDP)、エレクトロミネッセンス
(EL)、フィールドエミッションデバイス(FED)
などにも適用することができる。
【0168】(電子機器の実施形態)図24は本発明に
よる電子機器の外観を示す図である。221は携帯型の
情報機器であって、携帯電話機能を内蔵しており、電池
を電源としている。221は以上に説明したいずれかの
実施形態によるマトリクス型電気光学装置又は液晶表示
装置を用いた表示装置であり、必要な時には図のように
全画面表示状態になるが、例えば電話の受信待ち時のよ
うな待機時には表示装置221の一部である221Dの
表示領域だけが部分的に表示状態となる。230は入力
手段となるペンであり、表示装置221の前面にタッチ
パネルが配置されているため、表示装置221の画面を
見ながら、ペン230によりその表示部分を押すことに
よりスイッチ入力することができる。
【0169】図25は本発明の電子機器の部分的な回路
ブロック図の例である。222は電子機器全体を制御す
るμPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)、223
は種々のプログラムや情報及び表示データ等を格納する
メモリ、224は時間標準源となる水晶振動子である。
水晶振動子224によってμPU222は電子機器22
0内の動作クロック信号を生成して各回路ブロックに供
給する。これらの回路ブロックはシステムバス225を
介して相互に接続され、入出力装置などの他のブロック
にも接続されている。またこれらの回路ブロックには電
池電源6から電源供給されている。表示装置221に
は、例えば図1で示したような液晶表示パネル1、Yド
ライバ2、Xドライバ3、駆動電圧生成回路4、コント
ローラ5とが含まれている。コントローラ5の機能をμ
PU222に兼ねさせても構わない。
【0170】ここに、表示装置221として前述した実
施形態による電気光学装置や液晶表示装置を用いること
により、電子機器全体の待機時の消費電力を低減した上
で部分表示状態の画面に面白味や独創性を持たせること
ができる。
【0171】さらに、表示装置を、反射型表示装置とし
た場合や、表示装置のバックライト照明用光源を有しな
がらも光源不使用時は反射型表示で光源使用時は照明光
を透過して透過型表示となる半透過型表示装置とした場
合には、消費電力をより抑えて電池寿命を延ばすことが
できるので好ましい。さらには、本発明の電子機器で
は、機器が操作されない状態が一定時間経過した後の待
機時には、表示装置は部分表示状態となって、ドライバ
やコントローラでの表示装置の駆動による消費電力を抑
えるので、より一層電池寿命を延ばすことができる。
【0172】(産業上の利用可能性)本発明は、例えば
携帯電話などのスタンバイ時間の長い電子機器におい
て、スタンバイ時における表示装置のモードを、必要な
部分のみを表示する部分表示状態とすることにより、電
子機器を低消費電力化することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における液晶表示装置のブ
ロック図。
【図2】 本発明の実施形態で用いる駆動電圧形成回路
のブロック図。
【図3】 本発明の実施形態におけるタイミング図。
【図4】 本発明の実施形態における液晶駆動電圧波形
を説明するための図であって、Aは選択電圧VSフィー
ルド(Comパターン)を示す図、bは表示パターンを
示す図、Cは信号電極駆動電圧VS表示パターンを示す
図である。図中Aにおいて、Y4n+1〜Y4n+4は
選択されている1〜4行目を意味する(n=0,1,
2,…,49)。1はVH、−1はVLを意味する。A
の行列は液晶交流駆動信号Mが“L”の場合であり、M
が“H”の場合には±が逆転する。図中Bにおいて、d
1〜d4は選択されている1〜4行目にある画素のオン
/オフ状態を示す。オン画素を−1、オフ画素を1で表
す。図中Cにおいて、演算結果における、0はVC、±
2は±V1、±4は±V2を意味する。Cの行列は液晶
交流駆動信号Mが“L”の場合であり、Mが“H”の場
合には±が逆転する。
【図5】 本発明の実施形態における制御回路の部分
図。
【図6】 図5の回路の動作を示すタイミング図。
【図7】 本発明の他の実施形態におけるタイミング
図。
【図8】 本発明の他の実施形態で用いる液晶駆動電圧
形成回路のブロック図。
【図9】 本発明の他の実施形態におけるタイミング
図。
【図10】 本発明の他の実施形態におけるタイミング
図。
【図11】 本発明の実施形態における信号電極用駆動
回路の部分ブロック図。
【図12】 本発明の実施形態における走査電極用駆動
回路のブロック図。
【図13】 本発明の実施形態におけるコントラスト調
整回路の回路図。
【図14】 本発明の液晶表示装置における部分表示状
態を説明するための図。
【図15】 本発明の液晶表示装置の構成例を示した
図。
【図16】 図15の液晶表示装置の動作を示すタイミ
ング図。
【図17】 図15の液晶表示装置における全画面表示
状態から部分表示状態への移行を説明するための図。
【図18】 従来の液晶表示装置における部分表示状態
を説明するための図。
【図19】 部分表示機能を有した従来の液晶表示装置
のブロック図。
【図20】 図19の液晶表示装置の駆動電圧波形図。
【図21】 図19における駆動電圧作成回路の詳細回
路図。
【図22】 二端子型非線形素子を画素に有するアクテ
ィブマトリクス型液晶表示パネルの画素の等価回路図。
【図23】 トランジスタを画素に有するアクティブマ
トリクス型液晶表示パネルの画素の等価回路図。
【図24】 本発明の電気光学装置や液晶表示装置を表
示装置として用いた電子機器の概観図。
【図25】 本発明の電子機器の回路ブロック図。
【符号の説明】
1,51 … 液晶表示パネル 2,52 … 走査電極用駆動回路(Yドライバ) 3,53 … 信号電極用駆動回路(Xドライバ) 4,54 … 液晶駆動電圧形成回路 5,55 … LCDコントローラ 6,56 … 電源 7,17 … 昇圧/降圧用クロック形成回路 8 … 負方向6倍昇圧回路 9,20 … 2倍昇圧回路 10 … 負方向2倍昇圧回路 11,12,19 … 1/2降圧回路 13,21 … コントラスト調整回路 14 … レジスタ 15 … 部分表示制御信号形成部 16 … ANDゲート 18 … 負方向8倍昇圧回路 22 … プリチャージ信号発生回路 23 … 行アドレス発生回路 24,31 … Comパターン発生回路 25 … 表示データRAM 26 … 読み出し表示データ制御回路 27 … Xドライバ用MLSデコーダ 28,34 … レベルシフタ 29,35 … 電圧セレクタ 30 … 初期設定信号発生回路 32 … シフトレジスタ 33 … Yドライバ用MLSデコーダ 57 … 走査制御回路 107… ノーマリーブラック型の液晶表示パネル FRM … フレーム開始信号(画面走査開始信号) CA … フィールド開始信号 CLY … 走査信号転送用クロック CLX … データ転送用クロック Data,Dn … 表示データ LP,LPI … データラッチ信号 PD,CNT,PDH … 部分表示制御信号 Don … 表示制御信号 Vcc … 入力電源電圧 GND … グランド電位 VEE … 負側高電圧 VH … 正側選択電圧 VL … 負側選択電圧 VC … 非選択電圧(中央電位) ±V1,±V2,±VX(,VC) … 信号電圧 V0〜V5 … 液晶駆動電圧 f1〜f4 … フィールド区分記号 M … 液晶交流駆動信号 Xn … 信号電極 Y1〜Y200,Y4n+1〜Y4n+4 … 走査電極 RV,RV1 … 可変抵抗 Qb,Q1 … バイポーラ・トランジスタ Qn … nチャネルMOSトランジスタ R1,R2,R3a,R3b,R4,R5 … 抵抗 S2a,S2b … スイッチ OP1〜OP4 … オペアンプ D … 部分表示領域 VS … 正側選択電圧 MVS … 負側選択電圧 VX … 正側信号電圧 MVX … 負側信号電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/36 G09G 3/36 Fターム(参考) 2H093 NA07 NA16 NA18 NA32 NA33 NA43 NC04 NC05 NC21 NC22 NC29 NC34 NC38 NC49 NC59 ND39 NF04 NF05 NF13 NH12 NH14 5C006 AA11 AC11 AC24 AF34 AF42 BB16 BB17 BC03 BF03 FA41 FA47 5C080 AA10 BB05 DD01 DD26 EE25 EE26 EE29 FF11 GG02 JJ01 JJ02 JJ04

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査電極と複数の信号電極とが交
    差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域と
    する機能を有する電気光学装置の駆動方法において、 前記表示領域の走査電極には、選択期間に選択電圧を印
    加すると共に非選択期間に非選択電圧を印加し、且つ前
    記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間には、全て
    の走査電極への印加電圧を固定すると共に全ての信号電
    極への印加電圧を少なくとも所定期間は固定することに
    より、 前記表示画面を部分表示状態とすることを特徴とする電
    気光学装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、全ての走査電極への
    印加電圧を固定した期間における走査電極の電圧を前記
    非選択電圧とすることを特徴とする電気光学装置の駆動
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記非選択電圧は1
    レベルであることを特徴とする電気光学装置の駆動方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項におい
    て、前記走査電極及び前記信号電極に印加される駆動電
    圧の形成回路は、全ての走査電極及び全ての信号電極に
    対するそれぞれの印加電圧を固定する期間には、動作停
    止することを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記駆動電圧形成回
    路は、複数のコンデンサの接続をクロックに応じて切り
    替えて昇圧電圧又は降圧電圧を生成するチャージ・ポン
    プ回路を有し、該チャージ・ポンプ回路は、全ての走査
    電極及び全ての信号電極に対するそれぞれの印加電圧を
    固定する期間には、動作停止されることを特徴とする電
    気光学装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項におい
    て、前記表示画面の全体を表示状態とする第1の表示モ
    ードと、前記表示画面の一部の領域を表示状態、他の領
    域を非表示状態とする第2の表示モードとを有し、前記
    第1の表示モード時と前記第2の表示モード時とで前記
    表示領域の各走査電極に選択電圧を印加する時間は変え
    ないことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1の表示モー
    ド時と前記第2の表示モード時とで、表示状態にある前
    記表示領域における画素の液晶に印加される実効電圧が
    同じになるように、前記表示領域の走査電極の選択期間
    以外の期間に前記信号電極に印加する電位を設定するこ
    とを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記表示領域の走査
    電極の選択期間以外の期間に前記信号電極に印加する電
    位は、前記第1の表示モード時のオン表示或いはオフ表
    示の場合の前記信号電極への印加電圧と同一に設定する
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記複数の走査電極
    は、所定数単位毎に同時選択し、所定単位数毎に順次選
    択するように駆動され、 前記第2の表示モード時におけるオン表示或いはオフ表
    示の場合の前記信号電極への印加電圧は、前記第1の表
    示モードにおける全画面オン表示或いは全画面オフ表示
    の場合に前記信号電極へ印加する電圧と同一であること
    を特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項におい
    て、前記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間に前
    記信号電極に印加する電位は、一画面走査する前記所定
    期間毎に、全画面表示状態においてオン表示させる場合
    の印加電位とオフ表示させる場合の印加電位とを交互に
    切り替えて設定することを特徴とする電気光学装置の駆
    動方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10のいずれか一項にお
    いて、前記第2の表示モード時における前記表示領域の
    走査電極の選択期間以外の期間では、前記走査電極と前
    記信号電極との電圧差の極性はフレーム毎に反転してな
    ることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 複数の走査電極と複数の信号電極とが
    交差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域
    とする機能を有する電気光学装置の駆動方法において、 前記表示領域の走査電極には、選択期間に選択電圧を印
    加すると共に非選択期間に非選択電圧を印加し、且つ前
    記表示画面の他の領域の走査電極には、前記選択電圧を
    印加せずに前記非選択電圧を印加すると共に、全ての信
    号電極については、全画面表示状態の時の極性反転駆動
    における同一極性駆動期間よりも少なくとも長い期間は
    印加電圧を固定することにより、前記表示画面を部分表
    示状態とすることを特徴とする電気光学装置の駆動方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記全画面表示
    状態の時の極性反転駆動における同一極性駆動期間より
    も少なくとも長い期間毎に、前記信号電極への印加電圧
    を、全画面表示状態においてオン表示させる場合の電位
    とオフ表示させる場合の電位に交互に切り替えることを
    特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一項に記
    載の電気光学装置は、単純マトリクス型液晶表示装置で
    あることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至13のいずれか一項に記
    載の電気光学装置は、アクティブマトリクス型液晶表示
    装置であることを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか一項に記
    載の電気光学装置の駆動方法によって駆動されることを
    特徴とする電気光学装置。
  17. 【請求項17】 複数の走査電極と複数の信号電極とが
    交差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域
    とする機能を有する電気光学装置において、 前記複数の走査電極に、選択期間に選択電圧を印加し、
    非選択期間に非選択電圧を印加する走査電極用駆動回路
    と、 前記複数の信号電極に、表示データに応じた信号電圧を
    印加する信号電極用駆動回路と、 表示画面内の部分表示領域の位置情報が設定される設定
    手段と、 該設定手段に設定された位置情報に基づき、前記走査電
    極用駆動回路及び前記信号電極用駆動回路を制御する部
    分表示制御信号を出力する制御手段とを備え、 前記走査電極用駆動回路及び前記信号電極用駆動回路
    は、前記部分表示制御信号に応じて、表示画面内の表示
    領域の前記走査電極及び前記信号電極を表示データに応
    じた表示となるように駆動し、表示画面内の非表示領域
    の前記走査電極には非選択電圧を印加し続けて非表示状
    態とすることを特徴とする電気光学装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の電気光学装置は、
    単純マトリクス型液晶表示装置であることを特徴とする
    電気光学装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の電気光学装置は、
    アクティブマトリクス型液晶表示装置であることを特徴
    とする電気光学装置。
  20. 【請求項20】 複数の走査電極と複数の信号電極とが
    交差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域
    とする機能を有する電気光学装置の駆動回路において、 前記複数の走査電極に電圧印加する第1の駆動手段と、
    表示データの記憶回路を具備し、ここから読み出された
    該表示データに応じて選択された電圧を前記複数の信号
    電極に電圧印加する第2の駆動手段とを有し、 前記第1の駆動手段は、前記表示領域の走査電極には、
    選択期間に選択電圧を印加すると共に非選択期間に非選
    択電圧を印加し、且つ前記表示画面の他の領域の走査電
    極には、前記非選択電圧のみを印加する機能を有し、 前記第2の駆動手段は、前記表示領域の走査電極の選択
    期間に対応する期間には前記記憶回路から表示データを
    読み出し、それ以外の期間には前記記憶回路の表示デー
    タ読み出しアドレスを固定する機能を有することを特徴
    とする電気光学装置の駆動回路。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記表示領域の
    走査電極の選択期間以外の期間には、前記第1の駆動手
    段内のシフトレジスタのシフト動作を停止してなること
    を特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  22. 【請求項22】 複数の走査電極と複数の信号電極とが
    交差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域
    とする機能を有する電気光学装置の駆動回路において、 シフトレジスタのシフト動作に応じて、前記複数の走査
    電極に順次選択電圧を印加する走査電極用駆動回路を有
    し、 前記走査電極用駆動回路は、表示画面を部分的に表示領
    域とする際には、前記シフトレジスタのシフト動作に応
    じて前記表示画面の表示領域の走査電極には選択期間に
    選択電圧を印加し、前記表示画面の他の領域の走査電極
    には前記シフトレジスタのシフト動作を途中で停止し
    て、前記非選択電圧のみを印加してなり、 前記走査電極用駆動回路は、表示画面を部分的に表示領
    域とする状態から全画面表示状態へ移行する際に、前記
    シフトレジスタを初期状態とする初期設定手段を有する
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  23. 【請求項23】 請求項20乃至22のいずれか一項に
    記載の電気光学装置の駆動回路と、それにより駆動され
    る走査電極及び信号電極とを有することを特徴とする電
    気光学装置。
  24. 【請求項24】 複数の走査電極と複数の信号電極とが
    交差配置されて構成され、表示画面を部分的に表示領域
    とする機能を有する電気光学装置において、 前記複数の走査電極に電圧印加する第1の駆動手段と、
    表示データの記憶回路を具備しここから読み出された該
    表示データに応じて選択された電圧を前記複数の信号電
    極に電圧印加する第2の駆動手段とを有し、 前記第1の駆動手段は、前記表示画面の表示領域の走査
    電極には、選択期間に選択電圧を印加すると共に非選択
    期間に非選択電圧を印加し、且つ前記表示画面の他の領
    域の前記走査電極には、前記非選択電圧のみを印加する
    機能を有し、 前記第2の駆動手段は、前記複数の信号電極に対して、
    前記表示領域の走査電極の選択期間には前記記憶回路か
    ら読み出した表示データに基づく電圧を印加し、それ以
    外の期間には同一の表示データに基づく電圧を印加する
    機能を有することを特徴とする電気光学装置。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記表示領域の
    走査電極の選択期間以外の期間には、前記第2の駆動手
    段は、全画面表示状態の時の極性反転駆動における同一
    極性駆動期間よりも少なくとも長い期間毎に、前記信号
    電極への印加電圧を、全画面表示状態においてオン表示
    させる場合の電位とオフ表示させる場合の電位に交互に
    切り替えることを特徴とする電気光学装置。
  26. 【請求項26】 請求項23乃至25のいずれか一項に
    おいて、前記走査電極又は前記信号電極への印加電圧を
    形成して前記駆動手段へ供給する駆動電圧形成回路を有
    し、該駆動電圧形成回路は、前記印加電圧の電圧を調整
    するコントラスト調整回路を含み、 前記表示領域の走査電極の選択期間以外の期間には、前
    記コントラスト調整回路の動作を停止してなることを特
    徴とする電気光学装置。
  27. 【請求項27】 液晶表示パネルの全画面のうちの一部
    領域を表示状態とし、他の領域を非表示状態とする部分
    表示状態が可能な反射型あるいは半透過型の液晶表示装
    置の駆動方法において、 前記液晶表示パネルをノーマリーホワイト型とするとと
    もに、前記部分表示状態では前記非表示領域の液晶には
    オフ電圧以下の実効電圧を印加することを特徴とする液
    晶表示装置の駆動方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記液晶表示パ
    ネルは単純マトリクス方式液晶パネルであって、前記部
    分表示状態において前記非表示領域の走査電極に非選択
    電圧のみを印加することを特徴とする液晶表示装置の駆
    動方法。
  29. 【請求項29】 請求項27又は28において、前記液
    晶表示パネルは単純マトリクス方式液晶パネルであっ
    て、前記部分表示状態において前記非表示領域の信号電
    極にオフ表示となる電圧のみを印加することを特徴とす
    る液晶表示装置の駆動方法。
  30. 【請求項30】 請求項27において、前記液晶表示パ
    ネルはアクティブマトリクス方式液晶パネルであって、
    前記部分表示状態に移行する少なくとも1フレーム目に
    は前記非表示領域の画素の液晶にオフ電圧以下の電圧を
    印加し、続くフレームから前記非表示領域の走査電極に
    非選択電圧のみを印加することを特徴とする液晶表示装
    置の駆動方法。
  31. 【請求項31】 請求項27又は30において、前記液
    晶表示パネルはアクティブマトリクス方式液晶パネルで
    あって、前記部分表示状態に移行する少なくとも1フレ
    ーム目には前記非表示領域の画素の液晶にオフ電圧以下
    の電圧を印加し、続くフレームから前記非表示領域のア
    クセス期間はオフ電圧以下の電圧のみを前記信号電極に
    印加することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  32. 【請求項32】 請求項27乃至31のいずれかに記載
    の液晶表示装置の駆動方法によって表示されることを特
    徴とする液晶表示装置。
  33. 【請求項33】 請求項16乃至19、請求項23乃至
    26、請求項32のいずれか一項に記載の電気光学装置
    或いは液晶表示装置を、表示装置として用いてなること
    を特徴とする電子機器。
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