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JP2001119008A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JP2001119008A
JP2001119008A JP29739599A JP29739599A JP2001119008A JP 2001119008 A JP2001119008 A JP 2001119008A JP 29739599 A JP29739599 A JP 29739599A JP 29739599 A JP29739599 A JP 29739599A JP 2001119008 A JP2001119008 A JP 2001119008A
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Japan
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light
photoelectric conversion
imaging
driver circuit
image
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JP29739599A
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Hiroyasu Yamada
裕康 山田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細なパターンを有する撮像対象物を撮像可
能な撮像装置を提供する。 【解決手段】 光源100は、撮像対象物の撮像時に発
光し、撮像対象物中に光を入射させる。画像認証部20
0は、撮像対象物中を伝搬し、撮像対象物から出射した
光を受光する。そして、画像認証部200は、受光した
光量に応じた電気信号(例えば、電流)を発生させ、そ
の電流の大きさを測定することによって、撮像対象物を
撮像する。支持台300は、光源100と画像認証部2
00との間に設けられ、光源100から出射した光が画
像認証部200に直接入射することを防止し、撮像対象
物から出射した光を画像認証部200に入射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトセンサシステム(撮像装置)に
は、複数のフォトセンサ(受光素子)がマトリックス状
に配置され、フォトセンサとしてフォトダイオードが用
いられている。
【0003】上記したようなフォトセンサは、光を照射
されることによって電荷を発生させる。また、その電荷
量は照射された光の量によって変化するため、フォトセ
ンサが発生させた電荷量を測定することによって光量を
知ることができる。上記フォトセンサシステムの動作時
には、フォトセンサシステムに隣接して設けられた水平
走査回路及び垂直走査回路によって、フォトセンサシス
テムに走査電圧が印加される。これにより、各フォトセ
ンサの電荷量を検出し、照射光の光量を検出し、撮像を
行っている。
【0004】上記以外にも、CCDやCMOSをフォト
センサとして用いた撮像装置がある。CCDやCMOS
も、照射された光の光量に応じて電荷を発生させる。こ
のため、このような撮像装置の動作時にも、隣接して設
けられた水平走査回路及び垂直走査回路等から電圧が印
加される。これによって、各フォトセンサの電荷量を検
出し、照射光の光量を検出している。
【0005】また、撮像対象物が有する表面の凹凸を検
知するために、静電容量方式を用いた撮像装置がある。
このような撮像装置は、例えば2枚の金属膜で柔軟な緩
衝剤を挟んだコンデンサを備えている。撮像時には、こ
のコンデンサに撮像対象物の凸部が接触することによっ
て2枚の金属膜の間隔が変化し、コンデンサの容量が変
化する。そして、この容量変化を検出することによって
撮像対象物を撮像している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記CCD、
又は、CMOS等を用いた撮像装置は、フォトセンサと
フォトセンサを駆動するための回路とが、互いに隣接し
て設けられているため、撮像装置を1チップ状に形成し
ようとした場合は、チップの面積が大きくなってしま
う。即ち、撮像装置が大型化するという問題がある。ま
た、静電容量方式を用いた撮像装置は、撮像対象物の凸
部によって変化した容量を検出して撮像するため、例え
ば指紋のように柔らかく、且つ微細なパターンを有する
撮像対象物の像を鮮明に得ることができない場合がある
という問題がある。
【0007】従って、本発明は、小型で微細なパターン
を有する撮像対象物の像を鮮明に得ることが可能な撮像
装置を提供することを目的とする。また、本発明は、1
チップ状に形成された小型な撮像装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる撮像装置は、撮像対象物中に光を入
射する発光手段と、前記撮像対象物中を伝搬して該撮像
対象物から出射した光を受光し、受光した光量に応じた
電気信号を発生させる光電変換手段と、前記光電変換手
段の下方に設けられ、前記光電変換手段が発生させた電
気信号を検出することによって撮像対象物を撮像する制
御手段と、を備えることを特徴とする。この発明によれ
ば、撮像対象物中を伝搬し、撮像対象物から出射した光
(出射光)を使用して撮像している。撮像対象物が、例
えば微細な凹凸パターン又は白黒パターンを有していて
も、その凹凸又は白黒によって出射光の量が変わる。こ
のため、撮像対象物が微細なパターンを有していても、
撮像対象物の像を鮮明に得ることができる。そして制御
手段を光電変換手段の下方に設けたので装置を小型にで
きる。
【0009】前記光電変換手段及び前記制御手段は、1
チップ状に積層されていてもよい。前記光電変換手段
は、ソース電極と、ドレイン電極と、ソース電極及びド
レイン電極を挟んで対向するように設けられた2つのゲ
ート電極と、を備え、該ソース電極及びドレイン電極の
一方が定電圧に設定され、マトリックス状に配置された
複数のダブルゲートトランジスタを備え、前記制御手段
は、複数の前記ダブルゲートトランジスタの一方のゲー
ト電極に、行毎に所定の電圧を印加する第1ドライバ回
路と、複数の前記ダブルゲートトランジスタの他方のゲ
ート電極に、行毎に所定の電圧を印加する第2ドライバ
回路と、前記ダブルゲートトランジスタのソース電極及
びドレイン電極の一方に所定の電圧を印加する第3ドラ
イバ回路と、前記第1ドライバ回路、前記第2ドライバ
回路、及び、前記第3ドライバ回路を制御することによ
って撮像対象物を撮像する制御回路と、を備えてもよ
い。
【0010】前記光電変換手段が形成されている面積
と、前記制御手段が形成されている面積とは、実質的に
同一であってもよい。前記発光手段は、撮像対象物が前
記光電変換手段上に接触した際、該撮像対象物の側面に
接触するように、該光電変換手段上に設けられていても
よい。前記発光手段は、前記光電変換手段と共に撮像対
象物を挟むように、該光電変換手段に対向する位置に設
けられていてもよい。前記発光手段と前記光電変換手段
との間に設けられ、該発光手段から放出された光が該光
電変換手段に直接入射することを防止し、前記撮像対象
物から出射した光を該光電変換手段に入射させる遮蔽手
段をさらに備えていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
る撮像装置について図面を参照して説明する。本発明の
実施の形態にかかる撮像装置は、例えば図1に示すよう
に、指紋認証装置として使用される。なお、図1は、上
記撮像装置が撮像対象物である指紋を撮像している状態
を示している。図1に示すように、撮像装置は、光源1
00と、画像認証部200と、支持台300と、から構
成されている。
【0012】光源100は、撮像対象物(指)が図1に
示すように撮像装置の表面に接触した時、撮像対象物の
側面に接触するように配置されている。光源100から
出射した光は、図1中の矢印で示したように指中(具体
的には、指の表皮中)を伝搬する。そして、その光の一
部は、撮像対象物から画像認証部200に入射する。
【0013】指を支持する支持台300は、上面の周囲
に指の外周に沿った形状の光源100を載置し、さらに
光源100の内周にあたる上面には、僅かに離間した複
数の電極を有し、指が電極間を跨るように接触すること
により電極間に発生する電気的変位、例えば電圧を読み
取って検知するセンサ300Aを備え、センサが検知す
ると検知信号を画像認証部200に出力する。また支持
台300のセンサ300Aの内周には開口部300Bが
設けられており、また支持台300の下面には、開口部
300Bと重なるように画像認証部200が設けられ、
指をセンサ300Aに接触するように載置すると、指の
先端の指紋にあたるところが開口部300Bで囲まれた
空間を介して画像認証部200に接触するように設定さ
れている。また、支持台300は光源100から出射し
た光が画像認証部200に直接入射することを防止する
ように光源100からの光に対し遮光性を示し、撮像対
象物中を伝搬した光のみが開口部300Bで囲まれた空
間を介して画像認証部200に入射するような構造にな
っている。なお、支持台300の材質は、光源100か
らの光を遮断できるものであれば、例えばゴム等の絶縁
物でもよい。
【0014】画像認証部200は、指がセンサ300A
に接触すると出力される検知信号の入力に応じて、光源
100が発光を開始するように所定の信号を光源100
に出力するとともに、光源100からの光に応じてパタ
ーニングされる指の画像を認証する。指等の撮像対象物
はその表面に凹凸を有しているため、撮像対象物の表面
には、画像認証部200に接触している部分と接触して
いない部分とが存在する。撮像対象物が画像認証部20
0に接している部分では、撮像対象物から出射した光が
画像認証部200に直接入射し、この光を受光素子が検
知する。一方、撮像対象物が画像認証部200に接触し
ていない部分では、撮像対象物と画像認証部200との
間に撮像対象物より屈折率の低い空気が存在しているた
めに撮像対象物から光があまり出射しないため、その下
方にある受光素子は光を十分検知しない。このように撮
像対象物から画像認証部200に入射する光の量に差が
生じ、画像認証部200は、この光量の差を検出するこ
とによって撮像対象物を撮像する。なお、画像認証部2
00の詳しい構造及び動作については後述する。
【0015】次に、上記画像認証部200の構成につい
て説明する。図2(a)及び図2(b)は、画像認証部
200の構成を示す平面図である。なお、画像認証部2
00は2層から構成されており、図2(a)は第1層2
00Aの構成を示しており、図2(b)は第2層200
Bの構成を示している。図2(a)に示すように、第1
層200Aは、ダブルゲートトランジスタがマトリック
ス状に配置された2次元ダブルゲートセンサ(ダブルゲ
ート構造TFT(Thin Film Transistor)フォトセン
サ)が設けられている。
【0016】具体的には、2次元ダブルゲートセンサ
は、図2(a)に示すように、絶縁性基板211と、ト
ップゲート電極線212と、ボトムゲート電極線213
と、データ線214と、マトリクス状に配置された複数
のダブルゲートトランジスタ215と、から構成されて
いる。絶縁性基板211は、例えば第2層200B上に
CVD(化学気相堆積)法等によって形成された酸化シ
リコン膜等である。即ち、絶縁性基板211は、トップ
ゲート電極線212、ボトムゲート電極線213、デー
タ線214、及び、ダブルゲートトランジスタ215
と、第2層200Bとの間に形成され、層間絶縁膜とし
ての役割を果たす。また、絶縁性基板211は、複数の
コンタクトプラグ(図示せず)を有し、トップゲート電
極線212、ボトムゲート電極線213、及び、データ
線214と第2層200Bとを電気的に接続する。
【0017】ダブルゲートトランジスタ215は、トッ
プゲート電極線212及びボトムゲート電極線213
と、データ線214との交点に相当する位置の、トップ
ゲート電極線212とボトムゲート電極線213との間
に形成され、例えば図3に示すように構成されている。
図3に示すように、ダブルゲートトランジスタ215
は、絶縁性基板211上に形成されたボトムゲート電極
(BG)231と、ボトムゲート電極231を覆うよう
に形成されたボトムゲート絶縁膜232と、ボトムゲー
ト絶縁膜232上に設けられた半導体層233と、半導
体層233の上面中央に設けられたブロッキング層24
0と、半導体層233の両端にそれぞれ設けられたn
シリコン層236と、nシリコン層236上にそれぞ
れ設けられたソース電極(S)234及びドレイン電極
(D)235と、ソース電極(S)234及びドレイン
電極(D)235を覆うように設けられたトップゲート
絶縁膜237と、トップゲート絶縁膜237上に設けら
れたトップゲート電極(TG)238と、その上に設け
られたオーバーコート膜239と、から構成されてい
る。
【0018】トップゲート電極線212は、トップゲー
ト絶縁膜237上に所定間隔で行方向に複数形成され、
各々が行方向に揃った複数のダブルゲートトランジスタ
215のトップゲート電極238に接続されている。ボ
トムゲート電極線213は、絶縁性基板211上に所定
間隔で行方向に複数形成され、各々が行方向に揃った複
数のダブルゲートトランジスタ215のボトムゲート電
極231に接続されている。データ線214は、トップ
ゲート電極線212及びボトムゲート電極線213にほ
ぼ直交するように、即ち列方向に所定間隔で複数形成さ
れ、各々が列方向に揃った複数のダブルゲートトランジ
スタ215のドレイン電極235に接続されている。
【0019】ボトムゲート電極231は、約100nm
の厚さのクロムやアルミニウム等の可視光に対し遮光性
の導電物からなり、ボトムゲート電極線213に接続さ
れている。ボトムゲート絶縁膜232は、窒化シリコン
(SiN)等から形成され、ボトムゲート電極231を
覆うように絶縁性基板211上に形成されている。ま
た、ボトムゲート絶縁膜232の厚さは約250nmで
ある。半導体層233は、約50nmの厚さを有し、ボ
トムゲート絶縁膜232上の、ボトムゲート電極231
と対向する位置に形成されている。なお、半導体層23
3は、i型アモルファス・シリコン(i−a−Si)か
ら形成されている。
【0020】ソース電極234及びドレイン電極235
は、約50nmの厚さを有し、半導体層233を挟み、
さらに半導体層233上に所定の間隔を隔てて相対向す
るように形成されている。なお、ソース電極234及び
ドレイン電極235は、それぞれリン等のドーパントが
拡散されたアモルファスシリコンから形成されたn+
リコン層236を介して半導体層233上に接続されて
いる。また、ソース電極234は接地されており、ドレ
イン電極235はデータ線214に接続されている。な
お、nシリコン層236の厚さは約25nmであり、
ソース電極234とドレイン電極235との間隔は約7
μmである。
【0021】トップゲート絶縁膜237及びブロッキン
グ層240は、透明な窒化シリコン等から形成され、半
導体層233、ソース電極234、及び、ドレイン電極
235上に形成されている。なお、トップゲート絶縁膜
237並びにブロッキング層240の厚さはそれぞれ約
150nm、100nmである。
【0022】トップゲート電極238は、透明な導電性
材料(例えばITO(Indium Tin Oxide))から形成さ
れ、トップゲート絶縁膜237上の、ボトムゲート電極
231に相対向する位置に形成されている。また、トッ
プゲート電極238は、約50nmの厚さを有し、トッ
プゲート電極線212に接続されている。トップゲート
電極238は、後述するように電子−正孔対の発生を誘
起するために半導体層233のチャンネル領域のみでな
く、図3に示すように、n+ シリコン層236上部も覆
う大きさに形成することが望ましい。
【0023】オーバーコート膜239は、透明な窒化シ
リコン等から形成され、トップゲート電極238を覆う
ようにトップゲート絶縁膜237上に形成されている。
これによって、ダブルゲートトランジスタ215が保護
される。なお、オーバーコート膜239の厚さは約20
0nmである。図4(a)〜(d)は、ダブルゲートト
ランジスタ10の駆動原理を示す模式図である。
【0024】チャネル長方向の半導体層233の両端部
は、それぞれソース電極234、ドレイン電極235を
介してトップゲート電極238と重なっている。このた
め、この両端部にかかる電界は、トップゲート電極23
8の電圧ではなく、ソース電極234及びドレイン電極
235に印加される電圧に強く影響される。図4(a)
に示すように、トップゲート電極238に印加されてい
る電圧が+10(V)で、ボトムゲート電極231及び
ソース電極234に印加されている電圧が0(V)であ
ると、半導体層233内に連続したnチャネルが形成さ
れず、ドレイン電極235に+10(V)の電圧が供給
されても、ソース電極234との間に電流が流れない。
また、この状態では、後述するフォトセンス状態におい
て半導体層233の上部に蓄積された正孔が、同じ極性
のトップゲート電極238の電圧により反発することに
より、突出される。以下、この状態をリフレッシュ状態
という。
【0025】図4(b)に示すように、半導体層233
に光が入射すると、その光量に応じて半導体層233内
に正孔−電子対が生じる。このとき、トップゲート電極
238に印加されている電圧が−15(V)で、ボトム
ゲート電極231に印加されている電圧が0(V)であ
ると、発生した正孔−電子対のうちの正孔が半導体層2
33内のブロッキング層(図の上部)に蓄積される。以
下、この状態をキャリア蓄積状態という。このとき、ソ
ース、ドレイン間電圧は0(V)または+10(V)に
設定される。なお、半導体層233内に蓄積された正孔
は、リフレッシュ状態となるまで半導体層233から吐
出されることはない。
【0026】図4(c)に示すように、フォトセンス状
態において入射光量が不十分なため十分な量の正孔が半
導体層233内に蓄積されず、トップゲート電極238
に印加されている電圧が−15(V)で、ボトムゲート
電極231に印加されている電圧が+10(V)である
と、半導体層233内に空乏層が広がり、nチャネルが
ピンチオフされ、半導体層233が高抵抗となる。この
ため、ドレイン電極235に+10(V)の電圧が供給
されても、ソース電極234との間に電流が流れず、デ
ータ線214の電圧があまり減衰しない。この減衰しな
い電圧Vout又電流をデータ線214からデータドライ
バ回路223へ読み出す。以下、この状態を第1の読み
出し状態という。
【0027】図4(d)に示すように、フォトセンス状
態において入射光量が十分なため十分な量の正孔が半導
体層233内に蓄積され、トップゲート電極238に印
加されている電圧が−15(V)で、ボトムゲート電極
231に印加されている電圧が+10(V)であると、
蓄積されている正孔が負電圧を印加されているトップゲ
ート電極238に引き寄せられて保持され、トップゲー
ト電極238の負電圧が半導体層233に及ぼす影響を
緩和させる。このため、半導体層233のボトムゲート
電極231側にnチャネルが形成され、半導体層233
が低抵抗となる。このため、データ線214からドレイ
ン電極に+10(V)の電圧が供給されると、ソース電
極234との間に電流が流れ、データ線214の電圧が
フォトセンス状態での正孔量つまり入射した光の量に応
じて減衰する。この減衰した電圧Vout又は電流をデー
タ線214からデータドライバ回路223へ読み出す。
以下、この状態を第2の読み出し状態という。そして、
リフレッシュ後から読み出し後までをフォトセンス状態
という。
【0028】一方、第2層200Bは、図2(b)に示
すように、トップゲートドライバ回路221と、ボトム
ゲートドライバ回路222と、データドライバ回路22
3と、コントローラ224と、から構成されている。ト
ップゲートドライバ回路221は、第1層200Aの絶
縁性基板211が有するコンタクトプラグを介してトッ
プゲート電極線212に接続され、各トップゲート電極
線212に所定の電圧を印加する。
【0029】ボトムゲートドライバ回路222は、第1
層200Aの絶縁性基板211が有するコンタクトプラ
グを介してボトムゲート電極線213に接続され、各ボ
トムゲート電極線213に所定の電圧を印加する。デー
タドライバ回路223は、第1層200Aの絶縁性基板
211が有するコンタクトプラグを介してデータ線21
4に接続され、各データ線214に所定の電圧を印加す
る。また、データドライバ回路223は、各データ線2
14を流れる電流又は電圧の大きさを所定のタイミング
で測定し、コントローラ224に出力する。
【0030】コントローラ224は、電流又は電圧の大
きさを比較するために予め設定されたしきい値と比較し
データドライバ回路223から得た撮像対象物の画像デ
ータを2値化する。またコントローラ224は、メモリ
等を備え、予め提供されたプログラムやデータを記憶
し、記憶しているプログラムやデータ等に従って、第2
層200Bを構成する上記各部の動作を制御し、撮像対
象物の撮像や撮像により得た2値化された画像データと
予め記憶された撮像対象物の画像データとを比較して認
証を行う。以上に示したように、撮像装置は、2次元ダ
ブルゲートセンサ(第1層200A)と2次元ダブルゲ
ートセンサを駆動する回路(第2層200B)とが積層
されることによって、1チップ状に形成されている。即
ち、上記撮像装置は、1チップ指紋認証LSIとして構
成されている。
【0031】次に、以上のように構成された撮像装置の
動作について説明する。始めに、例えば指紋の照合を行
うために、指を図1に示したように、撮像装置の表面に
接触させる。このとき指の凸部はオーバーコート膜23
9に接触し、凹部は接触していない。この際、指の接触
によって変位する電流または電圧からなる検知信号をセ
ンサ300Aによって生成して第2層200Bのコント
ローラ224に出力し、コントローラ224は内部のイ
ンバータ等の発光駆動回路(図示せず)に発光開始信号
を出力し、発光駆動回路が所定の光源100を発光す
る。同期して、画像認証部200は、以下に示す撮像処
理を開始する。図5に示すように光源100からの光1
00Lは指の表皮を伝搬し、指の凸部からオーバーコー
ト膜239を介し直下のダブルゲートトランジスタ21
5の半導体層233に入射する。一方、指の凹部では、
オーバーコート膜239との間に存在する屈折率の低い
空気と指との界面で反射してしまうため、光100Lは
あまり空気中に出射されない。このため、指の凹部の直
下のダブルゲートトランジスタ215の半導体層233
にはあまり光が入射されない。なお、以下の説明では省
略するが、画像認証部200の動作はコントローラ22
4によって制御されている。
【0032】図6は、画像認証部200が行う撮像処理
を示す波形チャートである。フォトセンスは1行毎に行
われ、各行のフォトセンスの直前に第1、2、……、n
行のトップゲート電極線212(1)、212(2)、
……、212(n)に+10(V)の電圧を印加してリ
フレッシュすることになる。始めに、トップゲートドラ
イバ回路221が、第1行のトップゲート電極線212
(1)に所定の電圧(例えば+10(V))を印加し、
ボトムゲートドライバ回路222が、第1行のボトムゲ
ート電極線213(1)に0(V)の電圧を印加する。
これによって、第1行のトップゲート電極線212
(1)に接続されたダブルゲートトランジスタ215の
半導体層233やブロッキング層240に蓄積された正
孔を除去しリフレッシュ状態にする。このとき、他の行
のトップゲート電極線212(2)〜212(n)には
−15(V)が印加されている。
【0033】第1行のダブルゲートトランジスタ215
のリフレッシュ後、ボトムゲート電極線213(1)を
0(V)の電圧のままにして第1行のトップゲート電極
線212(1)に−15(V)の電圧を印加し、ソー
ス、ドレイン間電圧を0(V)とし第1行のダブルゲー
トトランジスタ215をキャリア蓄積状態にする。この
間に第2行のトップゲート電極線212(2)に+10
(V)の電圧を印加し、リフレッシュ状態にする。そし
て、第1行のダブルゲートトランジスタ215をキャリ
ア蓄積期間の後半に、データドライバ回路223は、第
1行のダブルゲートトランジスタ215のために全ての
データ線214に所定の電圧(例えば+10(V))を
印加(プリチャージ)する。第1行のダブルゲートトラ
ンジスタ215をプリチャージ後またはプリチャージ中
には、第1行のボトムゲート電極線213(1)に所定
の電圧(例えば+10(V))を印加する。
【0034】フォトセンス状態の最後の期間またはフォ
トセンス状態の直後に、データ線214から、第1行の
ダブルゲートトランジスタ215に入射された光の量に
応じて変化した電圧Vout又は電流をデータドライバ回
路223に出力する。第1行のダブルゲートトランジス
タ215は電圧Vout又は電流を読みだした後、次のリ
フレッシュが終了するまで非フォトセンス状態が続く。
また第1行のダブルゲートトランジスタ215の読みだ
し後は第2行以降のダブルゲートトランジスタ215が
順次読み出し状態になり、最終行の第n行のダブルゲー
トトランジスタ215が読み出し状態が終了したところ
で1画面分のフォトセンスを終了する。
【0035】データドライバ回路223は、順次各デー
タ線214に流れる電流又は電圧Voutをコントローラ
224に出力し、コントローラ224は、電流又は電圧
Voutを検出し、検出した電流又は電圧Voutの大きさを
予め設定されたしきい値と比較することによって、撮像
対象物の2値化画像データを生成する。なお、流れる電
流又は電圧Voutの大きさは、指からダブルゲートトラ
ンジスタ215に入射する光の量に応じて変化する。ま
た、上記したように、ダブルゲートトランジスタ215
に入射する光の量は、撮像対象物の形状、即ち指紋の凹
凸によって異なる。従って、上記しきい値は、指紋の凹
凸を判別できるような値に設定される。これによって、
コントローラ224は、検出した電流又は電圧Voutの
大きさがしきい値以上であるか否かによって指紋の凹凸
を2値化データとして判別し、画像データを生成するこ
とができる。コントローラ224は、以上の撮像処理で
得られた画像データが予め提供されたデータと一致する
か否かを判別することによって、指紋の認証を行う。
【0036】以上に示したように、撮像装置は、2次元
ダブルゲートセンサ(第1層200A)と2次元ダブル
ゲートセンサを駆動する回路(第2層200B)とが積
層されることによって、1チップ指紋認証LSIとして
構成されている。このため、撮像時に、撮像対象物の画
像データは撮像装置内でのみ処理される。従って、外部
からメモリへの不正アクセスや、画像データのコピー、
及び、画像データの改ざん等が困難である。即ち、上記
撮像装置は、高い信頼性、及び、高い安全性を有する。
【0037】また、2次元ダブルゲートセンサの構成は
単純であるので、上記した第1層200Aと第2層20
0Bとの積層構造を容易に形成することができる。即
ち、撮像装置の製造コストを低く抑えることができる。
なお、上記したように撮像対象物の側面から光を撮像対
象物に入射させる場合、撮像対象物の光源100に近い
部分と、光源100から遠い中央部分とでは、光の出射
量が異なる場合がある。このような場合は、データドラ
イバ回路223が検出した電流又は電圧Voutの大きさ
を比較するためのしきい値を、データ線214毎または
指先端の中心を重心とした複数の同心円の重ならない部
分毎に変えて設定してもよい。また、絶縁性基板211
が有するコンタクトプラグを絶縁性基板211の端部に
形成することによって、第1層200Aのほぼ全面を2
次元ダブルゲートセンサとして使用することができる。
【0038】また、上記撮像装置は、指紋認識だけでな
く、文字や画像の認識装置として用いることができる。
但し、この場合も光源100からの光が撮像対象物に直
接入射し、画像認証部200に直接入射しないようにし
なければならない。例えば、紙に書かれた文字等を認識
する場合、図7に示すように、光源100と画像認証部
200とで紙を挟むように光源100が配置され、これ
によって撮像対象物(紙)を光が透過する。このように
すれば、文字等が書かれている部分と書かれていない部
分とで、光の透過量が変化する。即ち、画像認証部20
0に入射する光量が変化する。従って、上記実施の形態
と同様にして紙に書かれた文字等を画像データとして認
識することができる。
【0039】また、上記光源100は、撮像対象物が接
触したことを検知した後、撮像対象物を挟むように構成
されてもよい。さらに、光源100の撮像対象物に接触
する部分が、撮像対象物と同じような形状を有し、撮像
対象物中に光が入射しやすいようにしてもよい。
【0040】また、上記実施の形態では、光電変換手段
としてダブルゲートトランジスタを用いた例を示した
が、ダブルゲートトランジスタ以外の素子を光電変換手
段として用いてもよい。例えば、PC(光導電)層、フ
ォトトランジスタ、フォトダイオード、CCD等を用い
てもよい。この場合も、これらの素子が、受光した光量
に応じて発生させた電荷、電流、電圧、又は、抵抗等の
大きさを検出することによって、撮像対象物を撮像する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、撮像対象物が微細なパターンを有していて
も、撮像対象物の像を鮮明に得ることができる。また、
光電変換手段と制御手段とが1チップ状に積層すること
ができ、小型な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像装置が指紋を撮像している状態を示す図で
ある。
【図2】撮像装置を構成する画像認証部の構成を示す平
面図である。
【図3】画像認証部を構成するダブルゲートトランジス
タの構成を示す断面図である。
【図4】ダブルゲートトランジスタの駆動原理を示す回
路図である。
【図5】ダブルゲートトランジスタのフォトセンスを示
す図である。
【図6】画像認証部が行う撮像処理を示す波形チャート
である。
【図7】撮像装置の他の構成を示す図である。
【符号の説明】
100・・・光源、200・・・画像認証部、211・・・絶縁
性基板、212・・・トップゲート電極線、213・・・ボト
ムゲート電極線、214・・・データ線、215・・・ダブル
ゲートトランジスタ、221・・・トップゲートドライバ
回路、222・・・ボトムゲートドライバ回路、223・・・
データドライバ回路、224・・・コントローラ、231・
・・ボトムゲート電極、232・・・ボトムゲート絶縁膜、
233・・・半導体層、234・・・ソース電極、235・・・
ドレイン電極、236・・・nシリコン層、237・・・ト
ップゲート絶縁膜、238・・・トップゲート電極、23
9・・・オーバーコート膜、240…ブロッキング層、3
00・・・支持台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H01L 31/10 G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像対象物中に光を入射する発光手段と、 前記撮像対象物中を伝搬して該撮像対象物から出射した
    光を受光し、受光した光量に応じた電気信号を発生させ
    る光電変換手段と、 前記光電変換手段の下方に設けられ、前記光電変換手段
    が発生させた電気信号を検出することによって撮像対象
    物を撮像する制御手段と、 を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記光電変換手段及び前記制御手段は、1
    チップ状に積層されている、ことを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記光電変換手段は、ソース電極と、ドレ
    イン電極と、ソース電極及びドレイン電極を挟んで対向
    するように設けられた2つのゲート電極と、を備え、該
    ソース電極及びドレイン電極の一方が定電圧に設定さ
    れ、マトリックス状に配置された複数のダブルゲートト
    ランジスタを備え、 前記制御手段は、複数の前記ダブルゲートトランジスタ
    の一方のゲート電極に、行毎に所定の電圧を印加する第
    1ドライバ回路と、複数の前記ダブルゲートトランジス
    タの他方のゲート電極に、行毎に所定の電圧を印加する
    第2ドライバ回路と、前記ダブルゲートトランジスタの
    ソース電極及びドレイン電極の一方に所定の電圧を印加
    する第3ドライバ回路と、前記第1ドライバ回路、前記
    第2ドライバ回路、及び、前記第3ドライバ回路を制御
    することによって撮像対象物を撮像する制御回路と、を
    備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】前記光電変換手段が形成されている面積
    と、前記制御手段が形成されている面積とは、実質的に
    同一である、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    1項に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】前記発光手段は、撮像対象物が前記光電変
    換手段上に接触した際、該撮像対象物の側面に接触する
    ように、該光電変換手段上に設けられている、ことを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装
    置。
  6. 【請求項6】前記発光手段は、前記光電変換手段と共に
    撮像対象物を挟むように、該光電変換手段に対向する位
    置に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至4
    の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】前記発光手段と前記光電変換手段との間に
    設けられ、該発光手段から放出された光が該光電変換手
    段に直接入射することを防止し、前記撮像対象物から出
    射した光を該光電変換手段に入射させる遮蔽手段をさら
    に備える、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1
    項に記載の撮像装置。
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