[go: up one dir, main page]

JP2001118829A - 金属パターンの形成方法 - Google Patents

金属パターンの形成方法

Info

Publication number
JP2001118829A
JP2001118829A JP29621699A JP29621699A JP2001118829A JP 2001118829 A JP2001118829 A JP 2001118829A JP 29621699 A JP29621699 A JP 29621699A JP 29621699 A JP29621699 A JP 29621699A JP 2001118829 A JP2001118829 A JP 2001118829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal film
etching
forming
pattern
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29621699A
Other languages
English (en)
Inventor
Mineo Yamaguchi
峰生 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP29621699A priority Critical patent/JP2001118829A/ja
Publication of JP2001118829A publication Critical patent/JP2001118829A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐酸性に優れる金属からなる金属パターンの
側面に付着する付着物を確実に除去できると共に、パタ
ーン側面の基板面に対する垂直形状に優れた金属パター
ンを形成できるようにする。 【解決手段】 第1のエッチング工程において、流量
0.09slmの塩素と流量0.01slmのArとの
混合ガスを用いて、レジストパターン18をマスクとし
て下部電極形成膜17Aの上部の6分の1程度に対して
エッチングを行なう。続く第2のエッチング工程におい
て、流量0.01slmの塩素と流量0.09slmの
Arとの混合ガスを用いて、下部電極形成膜17Aの残
部に対してエッチングを行なうことにより、下部電極形
成膜17Aから下部電極17Bを形成する。この結果、
第1の工程により、下部電極17Bにおける開口部18
aに露出するパターン側壁に可溶性の第1の側壁付着物
21が形成され、第2の工程により、第1の側壁付着物
21の側面に難溶性の第2の側壁付着物22が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白金族元素のよう
に耐酸化性に優れる金属からなる金属膜にドライエッチ
ングによって微細なパターンを形成できる金属パターン
の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の微細化及び高集積化
の進展に伴い、ダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)装置等に用いられている情報蓄積用の容量
絶縁膜として、高誘電体材料であるチタン酸ストロンチ
ウム(SrTiO3 )又はチタン酸バリウムストロンチ
ウム((BaSr)TiO3 、略称BST)を用いる研
究及び開発が進められている。また、電子機器の高機能
化を図るため、強誘電体材料であるタンタル酸ストロン
チウムバリウム(SrBi2Ta29 、略称SBT)又
はジルコニウムチタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3
略称PZT)を用いた不揮発性メモリデバイスの開発も
行なわれている。
【0003】これらの材料を容量絶縁膜として用いる場
合には、容量素子の電極材料に耐酸化性が要求されるた
め、一般には白金やイリジウム等の貴金属が用いられ
る。
【0004】以下、従来の容量素子の製造方法について
図面を参照しながら説明する。
【0005】図14(a)〜図14(c)は従来のDR
AM装置における容量素子部の製造方法の工程順の断面
構成を示している。まず、図14(a)に示すように、
シリコンからなる基板101上に、素子分離用の複数の
分離酸化膜102を互いに間隔をおいて形成し、半導体
基板101上における分離酸化膜102同士の間に複数
のゲート電極103を形成する。続いて、半導体基板1
01上にゲート電極103を含む全面にわたって層間絶
縁膜104を堆積する。堆積した層間絶縁膜104に半
導体基板101を露出する複数のコンタクト孔を開口し
た後、各コンタクト孔に金属を充填してコンタクトプラ
グ105を形成する。その後、層間絶縁膜104上に、
窒化チタン(TiN)及びチタン(Ti)の積層膜から
なる拡散バリア層106を形成する。続いて、スパッタ
法等を用いて、拡散バリア層106上に、白金(Pt)
からなり容量素子の下部電極となる第1の金属膜107
を堆積する。
【0006】次に、図14(b)に示すように、第1の
金属膜107上に、コンタクトプラグ105の上方の領
域をマスクするレジストパターン(図示せず)を形成
し、これをマスクとして第1の金属膜107及び拡散バ
リア層106に対してエッチングを行なって第1の金属
膜107からなる下部電極を形成する。その後、アッシ
ングによりレジストパターンを除去し、さらに洗浄を行
なう。
【0007】次に、図14(c)に示すように、層間絶
縁膜104上に第1の金属膜107を含む全面にわたっ
てBSTからなる容量絶縁膜108を堆積し、続いて、
スパッタ法等を用いて、容量絶縁膜108上の全面に、
白金からなり容量素子の上部電極となる第2の金属膜1
09を堆積する。その後、第2の金属膜109上に、第
1の金属膜107の上方の領域をマスクするレジストパ
ターン(図示せず)を形成し、これをマスクとして第2
の金属膜109及び容量絶縁膜108に対してエッチン
グを行なって容量素子を形成する。
【0008】従来、白金からなる第1の金属膜107及
び第2の金属膜109に対するエッチングには、王水に
よるウェットエッチング法やイオンミリング法が用いら
れている。しかし、ウェットエッチングは等方性エッチ
ングであるため、高精度な微細加工には不向きである。
また、イオンミリング法も、層間絶縁膜104等の下地
層に対する選択性が低いため、高精度な微細加工は困難
である。
【0009】このため、近年、リアクティブイオンエッ
チング(RIE)技術を用いる微細加工方法の検討がな
されている。なかでも、エッチングガスに塩素又は臭素
を含ませることが検討されており、特に、塩素とアルゴ
ン(Ar)との混合ガスを用いた場合に良好な結果が得
られている。アルゴンに対する塩素ガスの混合比を50
%以上とすることにより、アルゴンのみによるスパッタ
エッチングと比べてエッチング速度が1.5倍程度増加
することが確認されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のRIE法を用いた金属パターンの形成方法は、本質
的に白金又はイリジウム等との反応性が乏しいため、エ
ッチング速度が100nm/min程度と小さいという
問題がある。また、エッチング速度を増加させるため
に、エッチングガスに含まれる塩素濃度を増やすと、エ
ッチング時の反応生成物が、第1の金属膜107におけ
るレジストパターンの開口部の壁面に沿ってその下側に
露出する側面に付着する。これにより、金属パターンの
側面の基板面に対する角度が60度以下のテーパー形状
となってその周縁部が広がるため、高精度な微細加工が
困難となる。また、加工精度を向上を図ってエッチング
ガスに含まれるアルゴン濃度を増やしたり、又はエッチ
ング速度の向上を図って高周波電力を増やしたりする
と、スパッタリングによるエッチングが支配的になるた
め、被エッチング膜(金属膜)材料が形成されたパター
ンの側面に反応生成物が再付着するという問題もある。
【0011】図15は図14(b)に示す工程よりも前
の工程の断面構成であって、第1の金属膜107に対し
てエッチングを行なった直後の側壁付着物が形成される
様子を示している。図15において、図14(b)に示
す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付してい
る。図15に示すように、第1の金属膜107上に、コ
ンタクトプラグ105の上方の領域をマスクするレジス
トパターン110を形成し、これをマスクとして第1の
金属膜107及び拡散バリア層106に対してエッチン
グを行なう。このとき、レジストパターン110の壁面
及び第1の金属膜107におけるレジストパターン11
0の壁面に沿ってその下側に露出する側面に、被エッチ
ング膜である第1の金属膜107がスパッタリングされ
ることにより、側壁付着物111が付着する。
【0012】この後、レジストパターン110を除去す
ると、側壁付着物111が残り、フェンスと呼ばれる衝
立状の残留物が形成される。このように、白金又はイリ
ジウム等がスパッタリングされることによって生じた側
壁付着物111は、この側壁付着物111が通常の薬液
に溶解しにくいため、その除去が困難である。たとえ、
王水等を用いたとしても、形成された金属パターンも側
壁付着物111と同種の材料からなるため、金属パター
ンも同時に溶解してしまう。
【0013】このため、側壁付着物111に対してアル
ゴンエアロゾルのような微粒子による物理的衝撃を加え
てこれを除去する方法も検討されている。しかしなが
ら、側壁付着物111の衝立状に突き出した部分は折れ
て除去されるものの、金属パターンの側面に付着してい
る部分は除去できない。
【0014】また、塩素との反応生成物である側壁付着
物111は、白金やイリジウムが塩素と十分に反応して
いる場合には純水に溶解するため、その除去は容易であ
るが、ほとんどの場合は塩素と十分に反応しておらず、
従って、その確実な除去は困難である。
【0015】本発明は、前記従来の問題を解決し、貴金
属からなる金属パターンの側面に付着する付着物を確実
に除去しながら、エッチング速度の向上とパターン側面
の基板面に対する垂直形状に優れた金属パターンを形成
できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、白金族等の耐酸化性に優れる金属パター
ンの形成方法として、第1に、金属膜の上部に対して塩
素を相対的に多く含むエッチングガスによる第1のエッ
チングと金属膜の下部に対して第1のエッチング工程の
エッチングガスよりも塩素濃度が小さいエッチングガス
による第2のエッチングとを行なう。第2に、金属膜に
対してフロロカーボンを含むエッチングガスによるエッ
チングを行なう。第3に、金属膜に対して金属カルボニ
ル化合物が形成されるエッチングを行なう。第4に、金
属膜に対して塩化金属カルボニル化合物が形成されるエ
ッチングを行なう。第5に、生成された側壁付着物に対
して一酸化炭素を含むアッシングガスを用いたアッシン
グによる除去を行なう。
【0017】具体的に、本発明に係る第1の金属パター
ンの形成方法は、基板上に金属膜を形成する金属膜形成
工程と、金属膜上に、設計パターンである開口部を有す
るマスクパターンを形成するマスクパターン形成工程
と、塩素を含む第1のエッチングガスを用いたドライエ
ッチングにより、マスクパターンを用いて、マスクパタ
ーンの開口部の壁面又は金属膜における開口部の壁面に
沿ってその下側に露出する露出面に第1の付着物が形成
されるように金属膜の上部に対してエッチングを行なう
第1のエッチング工程と、第1のエッチングガスよりも
塩素濃度が低い第2のエッチングガスを用いたドライエ
ッチングにより、マスクパターンを用いて、第1の付着
物の側面に第2の付着物が形成されるように金属膜の下
部に対してエッチングを行なう第2のエッチング工程
と、基板を薬液を用いて洗浄することにより、第1の付
着物を除去する第1の付着物除去工程と、第2の付着物
に対して物理的衝撃を加えて第2の付着物を除去するこ
とにより、金属膜に設計パターンを転写する第2の付着
物除去工程とを備えている。
【0018】第1の金属パターンの形成方法によると、
マスクパターンを用いて金属膜の上部に対して塩素を含
む第1のエッチングガスを用いたドライエッチングによ
り、金属膜におけるマスクパターンの開口部の壁面に沿
ってその下側に露出する露出面に第1の付着物が形成さ
れるようにエッチングを行ない、続いて、マスクパター
ンを用いて金属膜の下部に対して第1のエッチングガス
よりも塩素濃度が低い第2のエッチングガスを用いたド
ライエッチングにより、第1の付着物の側面に第2の付
着物が形成されるようにエッチングを行なう。次に、第
1の付着物は金属塩化物からなり、薬液を用いた洗浄に
より除去できるため、金属膜の露出した壁面と難溶性の
第2の付着物との間に隙間が生じる。その結果、微粒子
等によるの物理的な衝撃を加えて第2の付着物を除去す
る際に、基板上に注入される微粒子が隙間にも入り込む
ため該第2の付着物の除去が容易となり、金属膜に設計
パターンを確実に転写することができる。
【0019】本発明に係る第2の金属パターンの形成方
法は、基板上に金属膜を形成する金属膜形成工程と、金
属膜上に、設計パターンである開口部を有するマスクパ
ターンを形成するマスクパターン形成工程と、マスクパ
ターンを用いて、フロロカーボンを含むエッチングガス
を用いたドライエッチングにより金属膜に対してエッチ
ングを行なうエッチング工程と、金属膜におけるマスク
パターンの開口部の壁面に沿ってその下側に露出する露
出面に付着する付着物を薬液により洗浄して除去するか
又は付着物に物理的衝撃を加えて除去することにより、
金属膜に設計パターンを転写する付着物除去工程とを備
えている。
【0020】第2の金属パターンの形成方法によると、
フロロカーボンを含むエッチングガスを用いたドライエ
ッチングにより金属膜に対してエッチングを行なうた
め、金属膜におけるマスクパターンの開口部の壁面の下
側に露出する露出面に付着する付着物は金属との密着性
が低いフロロカーボン重合物となる。また、薬液との反
応性も高まるため、薬液洗浄又は物理的な衝撃の印加に
より容易に除去できるようになる。
【0021】本発明に係る第3の金属パターンの形成方
法は、基板上に金属膜を形成する金属膜形成工程と、金
属膜上に、設計パターンである開口部を有するマスクパ
ターンを形成するマスクパターン形成工程と、マスクパ
ターンを用いて、金属カルボニル化合物が形成されるよ
うに金属膜に対してエッチングを行なうことにより、金
属膜に設計パターンを転写するエッチング工程とを備え
ている。
【0022】第3の金属パターンの形成方法によると、
金属膜に対して金属カルボニル化合物が形成されるよう
にエッチングを行なうため、該金属カルボニル化合物は
揮発性を有するので、パターニングされた開口部の壁面
に側壁付着物が形成されることがない。
【0023】本発明に係る第4の金属パターンの形成方
法は、基板上に金属膜を形成する金属膜形成工程と、金
属膜上に、設計パターンである開口部を有するマスクパ
ターンを形成するマスクパターン形成工程と、マスクパ
ターンを用いて、塩化金属カルボニル化合物が形成され
るように金属膜に対してエッチングを行なうことによ
り、金属膜に設計パターンを転写するエッチング工程と
を備えている。
【0024】第4の金属パターンの形成方法によると、
金属膜に対して塩化金属カルボニル化合物が形成される
ようにエッチングを行なうため、該塩化金属カルボニル
化合物は揮発性を有するため、パターニングされた開口
部の壁面に側壁付着物が形成されることがない。
【0025】本発明に係る第5の金属パターンの形成方
法は、基板上に金属膜を形成する金属膜形成工程と、金
属膜上に、設計パターンである開口部を有するマスクパ
ターンを形成するマスクパターン形成工程と、マスクパ
ターンを用いて金属膜に対してドライエッチングを行な
うエッチング工程と、金属膜におけるマスクパターンの
開口部の壁面に沿ってその下側に露出する露出面に付着
する付着物を、一酸化炭素又は二酸化炭素を含むアッシ
ングガスを用いたアッシングにより除去することによ
り、金属膜に設計パターンを転写するエッチング工程と
を備えている。
【0026】第5の金属パターンの形成方法によると、
金属膜におけるマスクパターンの開口部の下側の露出面
に付着する付着物に対して、一酸化炭素又は二酸化炭素
を含むアッシングガスを用いたアッシングにより除去す
るため、付着物がカルボニル化合物となって揮発するの
で、付着物を容易に除去できる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0028】図1(a)〜図1(c)及び図2(a)〜
図2(c)は本発明の第1の実施形態に係る金属パター
ンの形成方法であって、DRAM装置のキャパシタ形成
工程における工程順の断面構成を示している。まず、図
1(a)に示すように、例えば、シリコンからなる基板
11上に、素子分離用の複数の分離酸化膜12を互いに
間隔をおいて形成し、基板11上における分離酸化膜1
2同士の間にサイドウォールを有する複数のゲート電極
13を形成する。続いて、基板11上にゲート電極13
を含む全面にわたって酸化シリコンからなる層間絶縁膜
14を堆積する。堆積した層間絶縁膜14に基板11を
露出する複数のコンタクト孔を開口した後、各コンタク
ト孔にタングステン等を充填してコンタクトプラグ15
を形成する。その後、層間絶縁膜14上に、後工程で形
成する下部電極の構成原子、ここでは白金原子がコンタ
クトプラグ15に拡散するのを防止する窒化チタン(T
iN)及びチタン(Ti)の積層膜からなる拡散バリア
層16を形成する。続いて、スパッタ法等を用いて、拡
散バリア層16上に全面にわたって、白金からなり容量
素子の下部電極となる金属膜としての下部電極形成膜1
7Aを堆積する。
【0029】次に、図1(b)に示すように、下部電極
形成膜17A上に、コンタクトプラグ15の上方の領域
をマスクし且つ他の領域を露出する開口部18aを有す
るレジストパターン18を形成する。
【0030】次に、図1(c)に示すように、拡散バリ
ア層16及び下部電極形成膜17Aに対してプラズマエ
ッチングを行なう。エッチング装置には、例えば、誘導
結合型プラズマエッチング装置を用いる。エッチングガ
スは塩素(Cl2)とアルゴン(Ar)との混合ガスを用
いる。エッチング条件は、圧力を約2Paとし、周波数
が13.56MHzのソース高周波電力を約600Wと
し、周波数が13.56MHzのバイアス高周波電力を
約500Wとする。本実施形態の特徴として、第1のエ
ッチングガスであって、例えば、流量が約0.09sl
mの塩素ガスと、流量が約0.01slmのArガスと
からなる混合ガスを用いて、レジストパターン18をマ
スクとして下部電極形成膜17Aの上部の6分の1程度
に対してエッチングを行なう。続いて、第2のエッチン
グガスであって、例えば、流量が約0.01slmの塩
素ガスと、流量が約0.09slmのArガスとからな
る混合ガスを用いて、レジストパターン18をマスクと
して下部電極形成膜17Aの残部に対してエッチングを
行なうことにより、拡散バリア層16及び下部電極形成
膜17Aからなる下部電極17Bを形成する。
【0031】このようにすると、第1のエッチングガス
により、レジストパターン18の開口部18aの壁面又
は下部電極17Bにおける開口部18aの壁面に沿って
その下側に露出するパターン側面に可溶性の第1の側壁
付着物21が生成されると共に、第2のエッチングガス
により、第1の側壁付着物21の側面に難溶性の第2の
側壁付着物22が生成される。ここで、第1の側壁付着
物21は、白金と塩素との反応生成物を多く含むよう
に、第1のエッチングガスの塩素濃度を30%程度以上
とすることが好ましい。このようにすると、第1の側壁
付着物21は純水又は塩酸に溶け易くなる。一方、第2
の側壁付着物22は、白金からなる下部電極形成膜17
Aがスパッタされてなるため、白金を多く含み、純水又
は塩酸に溶け難い。
【0032】次に、図2(a)に示すように、基板11
に対して、例えば、温度が約90℃で濃度が約10%の
塩酸を用いて15分間程度の洗浄を行なうことにより、
第1の側壁付着物21を除去する。なお、洗浄液として
は、第1の側壁付着物21に含まれる白金と塩素との反
応が十分である場合には純水でもよく、また、反応が不
十分な場合には、温度が75℃程度以上で濃度が約5%
以上の塩酸を用いることが好ましい。
【0033】次に、図2(b)に示すように、粒子の物
理的衝撃を加える異物除去法を用いて、第2の側壁付着
物22を除去する。具体的には、例えば、生成されるス
チームにおける吐出部付近の圧力と基板11上付近の圧
力との差圧が約2.0×10 5 Pa(約2気圧)となる
ように、且つ、下部電極17Bの側面に対してほぼ平行
となるように高圧スチームを生成し、基板11を生成し
た高圧スチームに5分間程度さらす。これにより、生成
されたスチームは、第1の側壁付着物21が除去されて
形成された、レジストパターン18と第2の側壁付着物
22との隙間に侵入するため、第2の側壁付着物22を
切断する方向のモーメントが発生しない。このため、下
部電極17Bと第2の側壁付着物22との界面に物理的
な衝撃が集中して加わるので、第2の側壁付着物22を
下部電極17Bから除去することができる。続いて、例
えば酸素プラズマを用いたアッシングによりレジストパ
ターン18を除去し、その後、基板11に対する洗浄を
行なって、層間絶縁膜14及び下部電極17の表面を清
浄化する。
【0034】次に、図2(c)に示すように、CVD法
等を用いて、層間絶縁膜14上に下部電極17Bを含む
全面にわたって、例えばBSTからなる容量絶縁膜23
を形成し、続いて、スパッタ法等を用いて、容量絶縁膜
23上の全面に、白金からなり容量素子の上部電極とな
る上部電極形成膜24Aを堆積する。その後、上部電極
形成膜24A上に、下部電極17Bの上方の領域をマス
クするレジストパターン(図示せず)を形成し、これを
マスクとして上部電極形成膜24A及び容量絶縁膜23
に対してエッチングを行なって容量素子を形成する。
【0035】以上説明したように、本実施形態による
と、耐酸化性が大きい白金族等の貴金属からなる金属膜
に対して所定のパターンを形成する際に、30%程度以
上の塩素を含む第1のエッチングガスを用いたドライエ
ッチングにより、レジストパターンの開口部の壁面又は
金属膜における開口部の壁面に沿ってその下側に露出す
る側面に第1の側壁付着物を積極的に形成する。この金
属塩化物は純粋又は塩酸に溶けるため、第2のエッチン
グ工程で生じる難溶性の第2の側壁付着物とレジストパ
ターンとの間に隙間ができるため、その後の物理的衝撃
を加える粒子を用いた異物除去法による第2の側壁付着
物の除去が容易となる。その結果、微細加工が困難な貴
金属に対するパターン加工を確実に行なえるようにな
る。
【0036】また、30%以上の塩素を含む第1のエッ
チングガスを用いたドライエッチングのみでは、側壁付
着物によって金属パターンの側面形状がテーパー状とな
るため、微細加工が困難となるが、本実施形態において
は、金属膜の上部に対してのみ塩素ガスを相対的に多く
含むエッチングガスを用いているので、パターン側面の
垂直形状を良好に維持できる。
【0037】なお、本実施形態においては、金属パター
ンを容量素子における下部電極の形成に用いたが、これ
に限らず、半導体装置における白金等からなる貴金属膜
のパターン形成に用いることができる。
【0038】また、パターン形成の対象とする金属膜と
して白金(Pt)を用いたが、ロジウム(Rh)、パラ
ジウム(Pd)及びイリジウム(Ir)のうちのいずれ
か1つ又はこれらのうちの2つ以上を含む合金若しくは
積層体であってもよい。
【0039】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0040】図3(a)〜図3(c)、図4(a)及び
図4(b)は本発明の第2の実施形態に係る金属パター
ンの形成方法であって、DRAM装置のキャパシタ形成
工程における工程順の断面構成を示している。まず、図
3(a)に示すように、例えば、シリコンからなる基板
11上に、複数の分離酸化膜12を形成し、基板11上
における分離酸化膜12同士の間に複数のゲート電極1
3を形成する。続いて、基板11上にゲート電極13を
含む全面にわたって酸化シリコンからなる層間絶縁膜1
4を堆積し、堆積した層間絶縁膜14にコンタクトプラ
グ15を形成する。その後、層間絶縁膜14上に、Ti
N及びTiの積層膜からなる拡散バリア層16を形成す
る。続いて、スパッタ法等を用いて、拡散バリア層16
上に全面にわたって、白金からなり容量素子の下部電極
となる金属膜としての下部電極形成膜17Aを堆積す
る。
【0041】次に、図3(b)に示すように、下部電極
形成膜17A上に、コンタクトプラグ15の上方の領域
をマスクし開口部18aを有するレジストパターン18
を形成する。
【0042】次に、図3(c)に示すように、拡散バリ
ア層16及び下部電極形成膜17Aに対して、フロロカ
ーボンガスを含むエッチングガスによるプラズマエッチ
ングを行なう。エッチング装置には、誘導結合型プラズ
マエッチング装置を用いる。エッチングガスには、例え
ば、流量が約0.01slmの塩素ガスと流量が約0.
09slmのArガスと流量が約0.002slmのC
48ガスとからなる混合ガスを用いる。エッチング条件
は、圧力を約2Paとし、周波数が13.56MHzの
ソース高周波電力を約600Wとし、周波数が13.5
6MHzのバイアス高周波電力を約500Wとする。こ
のエッチング工程により、レジストパターン18の開口
部18aの壁面又は下部電極17Bにおける開口部18
aの壁面に沿ってその下側に露出するパターン側面に、
フロロカーボン重合物を含む側壁付着物25が付着す
る。
【0043】次に、図4(a)に示すように、酸素プラ
ズマを用いたアッシングによりレジストパターン18を
除去する。その後、例えば、洗浄用の薬液として硫酸と
過酸化水素水との混合液を用いて基板11に対する洗浄
を行なう。一般に、フロロカーボン重合物は金属との密
着性が低いため、金属から剥がれ易い。また、酸素プラ
ズマに対する耐性も低く、且つ、硫酸と過酸化水素水と
の混合液に容易に溶解する。このように、フロロカーボ
ン重合物を含む側壁付着物25は酸素プラズマによるレ
ジストアッシング及びその後の洗浄工程において容易に
除去できる。
【0044】次に、図4(b)に示すように、第1の実
施形態と同様に、CVD法等を用いて、層間絶縁膜14
上に下部電極17Bを含む全面にわたって、BSTから
なる容量絶縁膜23を形成し、続いて、容量絶縁膜23
上の全面に、白金からなる上部電極形成膜24Aを堆積
する。その後、堆積した上部電極形成膜24Aを所定の
形状にパターニングする。
【0045】以上説明したように、本実施形態による
と、下部電極形成膜17Aをパターニングする際のエッ
チング工程において、エッチングガスにフロロカーボン
を添加しているため、金属パターンの側面に生じる側壁
付着物25は金属との密着性が低いフロロカーボン重合
物となる。また、硫酸と過酸化水素水との混合液にも容
易に溶解するため、除去が容易となる。
【0046】本実施形態において、アッシング後の洗浄
液に、硫酸と過酸化水素水との混合液を用いたが、白金
とフロロカーボン重合物とは密着性が低いため、基板1
1を薬液又は純水に浸しながら、超音波を加えることに
よっても除去することができる。また、粒子の物理的衝
撃を用いた異物除去法を用いても、衝立状の側壁付着物
25を途中から折ることなく除去できる。
【0047】また、パターン形成の対象とする金属膜と
して白金(Pt)を用いたが、ロジウム(Rh)、パラ
ジウム(Pd)及びイリジウム(Ir)のうちのいずれ
か1つ又はこれらのうちの2つ以上を含む合金若しくは
積層体であってもよい。
【0048】また、金属パターンを容量素子における下
部電極の形成に用いたが、これに限らず、半導体装置に
おける白金等の貴金属膜のパターン形成に用いることが
できる。
【0049】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0050】図5(a)〜図5(c)は本発明の第3の
実施形態に係る金属パターンの形成方法であって、DR
AM装置のキャパシタ形成工程における工程順の断面構
成を示している。まず、図5(a)に示すように、例え
ば、シリコンからなる基板11上に、複数の分離酸化膜
12を形成し、基板11上における分離酸化膜12同士
の間に複数のゲート電極13を形成する。続いて、基板
11上にゲート電極13を含む全面にわたって酸化シリ
コンからなる層間絶縁膜14を堆積し、堆積した層間絶
縁膜14にコンタクトプラグ15を形成する。その後、
層間絶縁膜14上に、TiN及びTiの積層膜からなる
拡散バリア層16を形成する。続いて、スパッタ法等を
用いて、拡散バリア層16上に全面にわたって、イリジ
ウム(Ir)からなり容量素子の下部電極となる金属膜
としての下部電極形成膜27Aを堆積する。続いて、図
示はしていないが、下部電極形成膜27A上に、コンタ
クトプラグ15の上方の領域をマスクするレジストパタ
ーンを形成する。
【0051】次に、図5(b)に示すように、拡散バリ
ア層16及び下部電極形成膜27Aに対して、一酸化炭
素ガスを含むエッチングガスによるプラズマエッチング
を行なうことにより、下部電極形成膜27Aから下部電
極27を形成する。このように、エッチングガスに一酸
化炭素を添加すると、電極パターンに側壁付着物が形成
されない。
【0052】次に、図5(c)に示すように、CVD法
等を用いて、層間絶縁膜14上に下部電極27Bを含む
全面にわたって、BSTからなる容量絶縁膜23を形成
し、続いて、容量絶縁膜23上の全面に、イリジウムか
らなる上部電極形成膜28Aを堆積する。
【0053】以下、本実施形態に係る下部電極形成膜2
7Aのエッチング工程について図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0054】図6はエッチングガスにアルゴンと一酸化
炭素との混合ガスを用いた場合の、エッチングガスにお
ける一酸化炭素の混合比に対するイリジウムのエッチン
グ速度の関係を表わしている。図6において、横軸は一
酸化炭素とアルゴンとの混合比、縦軸はイリジウムのエ
ッチング速度を表わしている。ここで、エッチング装置
は誘導結合型プラズマエッチング装置を用いている。エ
ッチング条件は、圧力を約2Paとし、周波数が13.
56MHzのソース高周波電力を約600Wとし、周波
数が13.56MHzのバイアス高周波電力を約200
Wとしている。エッチングガスには、総流量が約0.2
slmのアルゴン(Ar)と一酸化炭素(CO)とから
なる混合ガスを用いる。
【0055】図6から分かるように、アルゴンガスのみ
の場合(グラフのy切片)はイリジウムのエッチング速
度が約60nm/min程度であるのに対し、一酸化炭
素ガスの混合比を増加させるのに従って、エッチング速
度は大幅に増加し、アルゴンの混合比が50%のときに
最大となりほぼ250nm/minに達する。一酸化炭
素の混合比は20%以上とするのが好ましく、さらに、
混合比が1対1の場合には、下部電極27Bの側面は基
板面となす角度が約84度となり、ほぼ垂直に加工され
ている。このとき、拡散バリア層16は、ほとんどエッ
チングされず、側壁付着物もほとんど生成されない。
【0056】次に、このように側壁付着物が生成されな
いメカニズムを説明する。
【0057】イリジウムは、融点が2410℃と非常に
高く、また、王水にも溶解せず化学的にも安定であるた
め、化学的エッチングは困難である。ところが、金属カ
ルボニルを形成するとその融点は急激に下がる。常圧の
二酸化炭素雰囲気において、例えば、Ir(CO)8
場合は180℃で昇華し、Ir(CO)12の場合は25
0℃で昇華する。従って、エッチング中にこのような金
属カルボニルを生成すれば、エッチングプロセスは減圧
雰囲気であるため、これらIr(CO)8 やIr(C
O)12が効率良く揮発する。
【0058】一般に、イリジウムは反応性に乏しいた
め、金属カルボニル化合物は容易には形成されない。そ
こで、本実施形態のように誘導結合型プラズマエッチン
グ装置を用いて高密度プラズマを生成することにより、
生成されたプラズマによって一酸化炭素が活性化してイ
リジウムと反応し易くなり、Ir(CO)8 又はIr
(CO)12が形成されることとなる。
【0059】本実施形態におけるプラズマ密度は、約5
×1016/m3 としている。また、ソース高周波電力を
変化させることによりプラズマ密度を変化させると、プ
ラズマ密度が約1×1016/m3 以上の場合に、前述と
同様のエッチング速度の増大が観察されている。このこ
とから、カルボニル反応を進行させるには、プラズマ密
度を約1×1016/m3 以上とすると良い。
【0060】反応生成物である金属カルボニルは、蒸気
圧が高いため、金属パターンの側面にはほとんど付着し
ない。さらに、反応機構が化学的であるため、エッチン
グ条件によってパターン形状を容易に制御することがで
き、その結果、金属パターンの側面が基板面に対してほ
ぼ垂直となる加工形状を実現できる。
【0061】なお、本実施形態においては、金属パター
ンにイリジウムを用いたが、これに限らず、他の白金族
や白金族以外の金属においても金属カルボニル化合物を
形成することによって融点が下がる。例えば、ルテニウ
ム(Ru)、オスミウム(Os)、ロジウム(Rh)、
パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ニッケル(N
i)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、バナジウム
(V)、マンガン(Mn)、テクネチウム(Tc)、レ
ニウム(Re)又はクロム(Cr)等においても同様の
効果を期待できる。図7に「『新版金属の化学』、後藤
佐吉、相馬胤和著、大日本図書、87ページ」に記され
た、純金属の融点とその金属カルボニル化合物との融点
の一例を示す。
【0062】また、本実施形態においては、高密度プラ
ズマの生成に誘導結合型プラズマエッチング装置を用い
たが、プラズマ密度が約1×1016/m3 以上のプラズ
マガスを生成できれば、他の方式のプラズマ生成装置、
例えば、二周波型エッチング装置等であってもよい。
【0063】また、金属カルボニル化合物を生成するエ
ッチングガスとして、一酸化炭素を用いたが、金属カル
ボニル化合物を形成できるガスであればよく、例えば二
酸化炭素ガス、又はフロロカーボンガスと酸素との混合
ガスを用いてもよい。
【0064】(第3の実施形態の一変形例)以下、本発
明の第3の実施形態の一変形例について図面を参照しな
がら説明する。本変形例は、図5(b)に示す下部電極
形成膜27Aのエッチング工程において、アルゴンと一
酸化炭素とに、さらに硫化水素を添加したエッチングガ
スを用いてエッチングを行なうことを特徴とする。
【0065】図8はアルゴンと一酸化炭素との混合ガス
をエッチングガスとし、このエッチングガスに硫化水素
ガスを添加した場合と添加しない場合とに対するそれぞ
れのイリジウムのエッチング速度の関係を表わしてい
る。図8において、白丸が硫化水素ガスを添加した場合
を示し、黒丸が硫化水素ガスを添加しない場合を示して
いる。図8において、横軸はアルゴンと一酸化炭素との
混合比を表わし、縦軸はイリジウムのエッチング速度を
表わしている。
【0066】エッチング装置には誘導結合型プラズマエ
ッチング装置を用い、エッチング条件は、圧力を約2P
aとし、周波数が13.56MHzのソース高周波電力
を約600Wとし、周波数が13.56MHzのバイア
ス高周波電力を約200Wとしている。エッチングガス
には、流量が約0.2slmのアルゴン(Ar)と一酸
化炭素(CO)とからなる混合ガスに、流量が約0.0
1slmの硫化水素((H2S)ガスを添加している。
【0067】図8から分かるように、エッチングガスを
アルゴンガスのみとすると、硫化水素の有無でエッチン
グ速度の差が生じず、エッチング速度は約60nm/m
inであるのに対し、一酸化炭素の混合比を増加させる
に従って、エッチング速度は硫化水素を添加した方が速
くなり、最大で約300nm/minにまで達する。こ
のように、硫化水素ガスを添加することにより、エッチ
ング速度が2割程度増大する。
【0068】次に、カルボニル化反応を行なうエッチン
グガスに硫化水素を添加することによって、エッチング
速度が増大する理由を説明する。
【0069】従来から、ニッケル等の金属の精錬におい
てカルボニル法を用いる場合には、金属を還元する還元
ガスに少量の硫化水素ガスを添加することによって、カ
ルボニル化反応速度が増大することが知られている。こ
のことから、イリジウムのエッチング工程において、一
酸化炭素を含むガスプラズマに硫化水素を添加するとカ
ルボニル化反応速度が増大して、エッチング速度が大き
くなると考えられる。このことは、アルゴンのみからな
るエッチングガスに硫化水素を添加しても、エッチング
速度が増大していないことからも、上述したメカニズム
が示唆される。
【0070】本変形例においては、アルゴンと一酸化炭
素とからなるエッチングガスに硫化水素ガスを添加する
ことによって、カルボニル化反応の反応速度が増大する
ため、低いプラズマ密度であっても反応が進行する。
【0071】なお、硫化水素ガスの代わりに、二酸化硫
黄(SO2)ガスのように硫黄(S)を含むガスを添加ガ
スとして用いると、同様にエッチング速度を増大させる
ことができる。
【0072】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施
形態は、図3(b)に示す白金からなる下部電極形成膜
17Aに対して行なうようなエッチング工程において、
エッチングガスとして、アルゴンガス、一酸化炭素ガス
及び塩素ガスを用いてエッチングを行なうことを特徴と
する。
【0073】図9はアルゴンと一酸化炭素と塩素との混
合ガスをエッチングガスに用いた際の一酸化炭素と塩素
との混合比に対する白金のエッチング速度の関係を示し
ている。図9において、横軸は一酸化炭素と塩素との混
合比を表わし、縦軸は白金のエッチング速度を表わして
いる。
【0074】エッチング装置には誘導結合型プラズマエ
ッチング装置を用い、エッチング条件は、圧力が約をP
aとし、周波数が13.56MHzのソース高周波電力
を約600Wとし、周波数が13.56MHzのバイア
ス高周波電力を約200Wとしている。エッチングガス
には、流量が約0.1slmのアルゴン(Ar)と流量
が約0.1slmの一酸化炭素(CO)及び塩素(Cl
2)とからなる混合ガスを用いる。
【0075】図9から分かるように、アルゴンと一酸化
炭素との混合ガスに塩素ガスを添加することにより、エ
ッチング速度は大幅に増加し、最大で320nm/mi
n程度にまで増大する。このときの一酸化炭素と塩素と
の混合比は1対1である。さらに塩素量を増やしていく
と、エッチング速度は低下し、塩素とアルゴンとのみか
らなる混合ガスの場合はエッチング速度は約90nm/
minにまで低下する。また、図示はしていないが、ア
ルゴンガスのみの場合のエッチング速度は60nm/m
in程度となる。
【0076】さらに、一酸化炭素と塩素との比が1対1
のときの下部電極17Bの側面は基板面となす角度が約
82度となり、ほぼ垂直に加工されている。また、側壁
付着物もほとんど生成されず、生成されたとしても後工
程における純水による洗浄によって除去できる程度であ
る。
【0077】次に、側壁付着物がほとんど生成されない
メカニズムを説明する。
【0078】白金は、融点が1769℃と高く、耐酸性
を有し化学的にも安定であるため、化学的エッチングは
困難である。そこで、第3の実施形態のようにカルボニ
ル化を行なっても良く、さらには、白金はその配位数に
より、カルボニル化合物であるよりも塩化カルボニル化
合物である方がより安定な構造を採るため、エッチング
ガスに塩素を添加することによって、塩化カルボニル化
合物を生成する反応の方がカルボニル化よりも進行し易
くなる。常圧の二酸化炭素雰囲気においては、例えば、
Pt(CO)Cl2 及びPt2(CO)2Cl4 は240℃
で昇華する。従って、本実施形態においては、プラズマ
による活性化と減圧雰囲気とによって、Pt(CO)C
2 又はPt2(CO)2 Cl4 が効率良く揮発するた
め、金属パターンの側壁に付着物がほとんど生成される
ことがない。一酸化炭素と塩素との混合比が1対1の場
合に、エッチング速度が最大となるのは、この混合比で
Pt(CO)Cl2 又はPt2(CO)2Cl4 が効率良く
生成されるためである。
【0079】(第4の実施形態の一変形例)図10
(a)及び図10(b)は本発明の第4の実施形態の一
変形例に係る金属パターンの形成方法であって、DRA
M装置のキャパシタ形成工程における工程順の断面構成
を示している。図10(a)及び図10(b)におい
て、図3(c)及び図4(a)に示す構成部材と同一の
構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0080】図10(a)は白金からなる下部電極17
Bをパターニングするエッチング工程を示している。エ
ッチング装置は、誘導結合型プラズマエッチング装置を
用いる。エッチング条件は、圧力を約2Paとし、周波
数が13.56MHzのソース高周波電力を約600W
とし、周波数が13.56MHzのバイアス高周波電力
を約500Wとする。
【0081】本変形例に係るエッチングガスは、例え
ば、流量が約0.01slmの塩素ガスと、流量が約
0.01slmの一酸化炭素ガスと、流量が約0.18
slmのアルゴンガスとからなる混合ガスを用いる。本
変形例のエッチングガスは、不活性ガスに対する反応性
ガスの混合比を小さく設定しているため、レジストパタ
ーン18の開口部18aの壁面又は下部電極17Bにお
ける開口部18aの壁面に沿ってその下側に露出するパ
ターン側面に、白金の塩化金属カルボニル化合物を含む
側壁付着物31が付着する。
【0082】次に、図10(b)に示すように、酸素プ
ラズマを用いたアッシングによりレジストパターン18
を除去する。その後、例えば、洗浄用の薬液として純水
又は濃度が5%以上の塩酸を用いて基板11に対する洗
浄を行なう。側壁付着物31に含まれる白金と塩素との
反応が不十分な場合は、塩酸を用いるのが好ましく、ま
た、薬液の温度を75℃以上とすることが好ましい。こ
こでは、一例として、温度が90℃で濃度が約10%の
塩酸を用いて15分間の洗浄を行なうことにより、側壁
付着物31を除去する。
【0083】次に、他の実施形態と同様に、CVD法等
を用いて、層間絶縁膜14上に下部電極17Bを含む全
面にわたって、BSTからなる容量絶縁膜を形成し、続
いて、容量絶縁膜上の全面に白金からなる上部電極形成
膜を堆積し、上部電極形成膜から所定形状の上部電極を
パターニングする。
【0084】本変形例によると、エッチングガスに含ま
れる反応性ガスの混合比が小さいため、下部電極17B
の側壁に、Pt(CO)Cl2 及びPt2(CO)2Cl4
等の白金の塩化金属カルボニル化合物を含む側壁付着物
31が生じる。これらPt(CO)Cl2 及びPt2(C
O)2Cl4 は水によって分解するため、水洗によって除
去することができる。
【0085】図11に、”Handbook of Chemistry and
Physicis 50th Edition,Robert C.Weast, Editor Publ
ished by The Chemical Rubber CO.”に記された、白金
又はイリジウムの純金属及び各種化合物の融点とその溶
解性の一例を示す。図11の一覧表から分かるように、
純水以外であっても、塩化金属カルボニルは塩酸に溶解
するため、エッチング後の洗浄を塩酸で行なうことは極
めて有効である。
【0086】なお、下部電極形成膜27Aはイリジウム
でもよく、また、白金とイリジウムとの合金又は積層体
であってもよい。
【0087】(第5の実施形態)以下、本発明の第5の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0088】図12(a)〜図12(c)、図13
(a)及び図13(b)は本発明の第5の実施形態に係
る金属パターンの形成方法であって、DRAM装置のキ
ャパシタ形成工程における工程順の断面構成を示してい
る。本実施形態は、金属パターンの側壁付着物をアッシ
ングにより除去することを特徴とする。
【0089】まず、図12(a)に示すように、例え
ば、シリコンからなる基板11上に、複数の分離酸化膜
12を形成し、基板11上における分離酸化膜12同士
の間に複数のゲート電極13を形成する。続いて、基板
11上にゲート電極13を含む全面にわたって酸化シリ
コンからなる層間絶縁膜14を堆積し、堆積した層間絶
縁膜14にコンタクトプラグ15を形成する。その後、
層間絶縁膜14上に、TiN及びTiの積層膜からなる
拡散バリア層16を形成する。続いて、スパッタ法等を
用いて、拡散バリア層16上に全面にわたって、イリジ
ウムからなり容量素子の下部電極となる金属膜としての
下部電極形成膜27Aを堆積する。
【0090】次に、図12(b)に示すように、下部電
極形成膜27A上に、コンタクトプラグ15の上方の領
域をマスクし開口部18aを有するレジストパターン1
8を形成する。
【0091】次に、図12(c)に示すように、拡散バ
リア層16及び下部電極形成膜27Aに対して、従来の
エッチング条件でプラズマエッチングを行なう。すなわ
ち、エッチング装置には、誘導結合型プラズマエッチン
グ装置を用い、エッチングガスとして、例えば、流量が
約0.01slmの塩素ガスと流量が約0.09slm
のアルゴンガスとからなる混合ガスを用いる。エッチン
グ条件は、圧力を約2Paとし、周波数が13.56M
Hzのソース高周波電力を約600Wとし、周波数が1
3.56MHzのバイアス高周波電力を約500Wとす
る。この公知のエッチング工程により、レジストパター
ン18の開口部18aの壁面又は下部電極27Bにおけ
る開口部18aの壁面に沿ってその下側に露出するパタ
ーン側壁には、側壁付着物32が付着する。
【0092】次に、図13(a)に示すように、基板に
対して、一酸化炭素をプラズマ生成ガスとするアッシン
グを行なうことにより、レジストパターン18及び側壁
付着物32を除去する。ここでは、アッシング装置とし
て、例えば、誘導結合型プラズマアッシング装置を用い
る。アッシングガスは流量が約0.1slmの一酸化炭
素ガスを用いる。エッチング条件は、圧力を約20Pa
とし、周波数が13.56MHzのソース高周波電力を
約1000Wとする。このアッシング処理により、側壁
付着物32がカルボニル化されるため、揮発して除去さ
れる。その後、基板11の洗浄を行なって、イリジウム
からなり表面が清浄化された下部電極27Bを形成す
る。
【0093】次に、図13(b)に示すように、他の実
施形態と同様に、CVD法等を用いて、層間絶縁膜14
上に下部電極27Bを含む全面にわたって、BSTから
なる容量絶縁膜23を形成し、続いて、容量絶縁膜23
上の全面に、イリジウムからなる上部電極形成膜28A
を堆積する。その後、堆積した上部電極形成膜28Aを
所定形状のパターニングを行なう。
【0094】本実施形態によると、イリジウムからなる
下部電極形成膜27Aに対するドライエッチング工程の
後に、側壁付着物32に対して一酸化炭素を含むガスを
用いたアッシングを行なうことにより、側壁付着物32
が一酸化炭素と反応してカルボニル化合物を生成する。
生成されたイリジウムの金属カルボニル化合物は、前述
したように揮発するため、側壁付着物32を容易に且つ
確実に除去することができる。
【0095】なお、下部電極形成膜27Aは白金でもよ
く、また、イリジウムと白金との合金又は積層体であっ
てもよい。
【0096】
【発明の効果】本発明に係る第1の金属パターンの形成
方法によると、塩素を相対的に多く含む第1のエッチン
グガスにより生じる第1の付着物は金属塩化物からな
り、薬液を用いた洗浄により除去できる。このため、金
属膜の露出した側面と難溶性の第2の付着物との間に隙
間が生じ、微粒子等によるの物理的な衝撃を加えて第2
の付着物を除去する際に、基板上に注入される微粒子が
隙間にも入り込むため第2の付着物の除去が容易とな
り、金属膜に設計パターンを確実に転写することができ
る。
【0097】本発明に係る第2の金属パターンの形成方
法によると、フロロカーボンを含むエッチングガスを用
いたドライエッチングにより、金属膜の側面に付着する
付着物は金属との密着性が低いフロロカーボン重合物と
なり、また、薬液との反応性も高まるため、薬液洗浄又
は物理的な衝撃の印加により容易に除去できるようにな
り、金属膜に設計パターンを確実に転写することができ
る。
【0098】本発明に係る第3の金属パターンの形成方
法によると、金属膜に対して金属カルボニル化合物が形
成されるようにエッチングを行なうため、該金属カルボ
ニル化合物は揮発性を有するので、金属パターンの側面
に側壁付着物が形成されることがない。その結果、金属
膜に設計パターンを確実に転写することができる。
【0099】本発明に係る第4の金属パターンの形成方
法によると、金属膜に対して塩化金属カルボニル化合物
が形成されるようにエッチングを行なうため、該塩化金
属カルボニル化合物は揮発性を有するため、パターニン
グされた開口部の壁面に側壁付着物が形成されることが
ない。
【0100】本発明に係る第5の金属パターンの形成方
法によると、金属パターンの側面に付着する付着物に対
して、一酸化炭素又は二酸化炭素を含むアッシングガス
を用いたアッシングにより除去するため、付着物がカル
ボニル化合物となって揮発するので、付着物を容易に除
去できるようになり、その結果、金属膜に設計パターン
を確実に転写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係
る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキャ
パシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係
る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキャ
パシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の第2の実施形態に係
る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキャ
パシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に
係る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキ
ャパシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明の第3の実施形態に係
る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキャ
パシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る金属パターンの
形成方法のエッチングガスにアルゴンと一酸化炭素との
混合ガスを用いた場合の、イリジウムのエッチング速度
のガス混合比依存性を示すグラフである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る金属パターンの
形成方法に用いる金属の融点とその金属カルボニル化合
物との融点の一覧を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態の一変形例に係る金属
パターンの形成方法のエッチングガスにアルゴンと一酸
化炭素との混合ガスに硫化水素を添加した場合の、イリ
ジウムのエッチング速度のガス混合比依存性を示すグラ
フである。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る金属パターンの
形成方法のエッチングガスにアルゴンと一酸化炭素と塩
素との混合ガスを用いた場合の、白金のエッチング速度
の塩素と一酸化炭素とのガス混合比依存性を示すグラフ
である。
【図10】(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態
の一変形例に係る金属パターンの形成方法を示し、DR
AM装置のキャパシタ形成工程を示す工程順の構成断面
図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の一変形例に係る金
属パターンの形成方法に用いる白金又はイリジウム及び
各化合物の融点とその溶解性の一覧を示す図である。
【図12】(a)〜(c)は本発明の第5の実施形態に
係る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置のキ
ャパシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図13】(a)及び(b)は本発明の第5の実施形態
に係る金属パターンの形成方法を示し、DRAM装置の
キャパシタ形成工程を示す工程順の構成断面図である。
【図14】(a)〜(c)は従来の金属パターンの形成
方法を示し、DRAM装置のキャパシタ形成工程を示す
工程順の構成断面図である。
【図15】従来の金属パターンの形成方法を示し、金属
膜に対してエッチングを行なった直後の金属パターンの
側壁に付着物が形成される様子を示す構成断面図であ
る。
【符号の説明】
11 基板 12 分離酸化膜 13 ゲート電極 14 層間絶縁膜 15 コンタクトプラグ 16 拡散バリア層 17A 下部電極形成膜(金属膜) 17B 下部電極 18 レジストパターン(マスクパターン) 18a 開口部 21 第1の側壁付着物 22 第2の側壁付着物 23 容量絶縁膜 24A 上部電極形成膜 25 側壁付着物 27A 下部電極形成膜(金属膜) 27B 下部電極 28A 上部電極形成膜 31 側壁付着物 32 側壁付着物
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA09 AA14 BA20 BB13 CA06 DA00 DA04 DA16 DA23 DA26 DA30 DB08 DB12 EA10 EA12 EA13 EA28 EB01 EB02 EB03 5F043 AA26 AA40 BB27 DD06 DD07 DD15 DD30 GG04 GG10 5F083 AD42 JA14 JA38 JA39 JA40 MA06 MA17 PR03 PR05

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に金属膜を形成する金属膜形成工
    程と、 前記金属膜上に、設計パターンである開口部を有するマ
    スクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、 前記マスクパターンを用いて、塩素を含む第1のエッチ
    ングガスを用いたドライエッチングにより、前記マスク
    パターンの開口部の壁面又は前記金属膜における前記開
    口部の壁面に沿ってその下側に露出する露出面に第1の
    付着物が形成されるように前記金属膜の上部に対してエ
    ッチングを行なう第1のエッチング工程と、 前記マスクパターンを用いて、前記第1のエッチングガ
    スよりも塩素濃度が低い第2のエッチングガスを用いた
    ドライエッチングにより、前記第1の付着物の側面に第
    2の付着物が形成されるように前記金属膜の下部に対し
    てエッチングを行なう第2のエッチング工程と、 前記基板を薬液を用いて洗浄することにより、前記第1
    の付着物を除去する第1の付着物除去工程と、 前記第2の付着物に対して物理的衝撃を加えて前記第2
    の付着物を除去することにより、前記金属膜に前記設計
    パターンを転写する第2の付着物除去工程とを備えてい
    ることを特徴とする金属パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のエッチングガスは塩素濃度が
    約30%以上であることを特徴とする請求項1に記載の
    金属パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記薬液は純水又は塩酸を含む水溶液で
    あることを特徴とする請求項1に記載の金属パターンの
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記金属膜は、白金、ロジウム、パラジ
    ウム及びイリジウムのうちのいずれか1つ又はこれらの
    うちの2つ以上を含む合金若しくは積層体からなること
    を特徴とする請求項1に記載の金属パターンの形成方
    法。
  5. 【請求項5】 基板上に金属膜を形成する金属膜形成工
    程と、 前記金属膜上に、設計パターンである開口部を有するマ
    スクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、 前記マスクパターンを用いて、フロロカーボンを含むエ
    ッチングガスを用いたドライエッチングにより、前記金
    属膜に対してエッチングを行なうエッチング工程と、 前記金属膜における前記マスクパターンの開口部の壁面
    に沿ってその下側に露出する露出面に付着する付着物を
    薬液により洗浄して除去するか又は前記付着物に物理的
    衝撃を加えて除去することにより、前記金属膜に前記設
    計パターンを転写する付着物除去工程とを備えているこ
    とを特徴とする金属パターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 前記フロロカーボンは、CHF3 、C4
    8 、C58 又はこれらの混合物からなることを特徴
    とする請求項5に記載の金属パターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 前記薬液は硫酸と過酸化水素水との混合
    液であることを特徴とする請求項5に記載の金属パター
    ンの形成方法。
  8. 【請求項8】 前記金属膜は、白金、ロジウム、パラジ
    ウム及びイリジウムのうちのいずれか1つ又はこれらの
    うちの2つ以上を含む合金若しくは積層体からなること
    を特徴とする請求項5に記載の金属パターンの形成方
    法。
  9. 【請求項9】 基板上に金属膜を形成する金属膜形成工
    程と、 前記金属膜上に、設計パターンである開口部を有するマ
    スクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、 前記マスクパターンを用いて、金属カルボニル化合物が
    形成されるように前記金属膜に対してエッチングを行な
    うことにより、前記金属膜に前記設計パターンを転写す
    るエッチング工程とを備えていることを特徴とする金属
    パターンの形成方法。
  10. 【請求項10】 前記エッチング工程は、一酸化炭素を
    含むエッチングガスを用いてプラズマエッチングを行な
    う工程を含むことを特徴とする請求項9に記載の金属パ
    ターンの形成方法。
  11. 【請求項11】 前記エッチングガスは硫黄を含むガス
    が添加されていることを特徴とする請求項10に記載の
    金属パターンの形成方法。
  12. 【請求項12】 前記金属膜は、イリジウム、ルテニウ
    ム又はこれらの合金若しくは積層体からなることを特徴
    とする請求項9に記載の金属パターンの形成方法。
  13. 【請求項13】 基板上に金属膜を形成する金属膜形成
    工程と、 前記金属膜上に、設計パターンである開口部を有するマ
    スクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、 前記マスクパターンを用いて、塩化金属カルボニル化合
    物が形成されるように前記金属膜に対してエッチングを
    行なうことにより、前記金属膜に前記設計パターンを転
    写するエッチング工程とを備えていることを特徴とする
    金属パターンの形成方法。
  14. 【請求項14】 前記エッチング工程により、前記金属
    膜における前記マスクパターンの開口部の壁面に沿って
    その下側に露出する露出面に前記塩化金属カルボニル化
    合物からなる付着物が付着している場合には、前記付着
    物を薬液により洗浄して除去すること付着物除去工程を
    さらに備えていることを特徴とする請求項13に記載の
    金属パターンの形成方法。
  15. 【請求項15】 前記薬液は純水又は塩酸を含む水溶液
    であることを特徴とする請求項14に記載の金属パター
    ンの形成方法。
  16. 【請求項16】 前記エッチング工程は、一酸化炭素と
    塩素とを含むエッチングガスを用いてプラズマエッチン
    グを行なう工程を含むことを特徴とする請求項13に記
    載の金属パターンの形成方法。
  17. 【請求項17】 前記金属膜は、白金、イリジウム又は
    これらの合金若しくは積層体からなることを特徴とする
    請求項13に記載の金属パターンの形成方法。
  18. 【請求項18】 基板上に金属膜を形成する金属膜形成
    工程と、 前記金属膜上に、設計パターンである開口部を有するマ
    スクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、 前記マスクパターンを用いて前記金属膜に対してドライ
    エッチングを行なうエッチング工程と、 前記金属膜における前記マスクパターンの開口部の壁面
    に沿ってその下側に露出する露出面に付着する付着物
    を、一酸化炭素又は二酸化炭素を含むアッシングガスを
    用いたアッシングにより除去することにより、前記金属
    膜に前記設計パターンを転写するエッチング工程とを備
    えていることを特徴とする金属パターンの形成方法。
  19. 【請求項19】 前記金属膜は、白金、イリジウム又は
    これらの合金若しくは積層体からなることを特徴とする
    請求項18に記載の金属パターンの形成方法。
JP29621699A 1999-10-19 1999-10-19 金属パターンの形成方法 Withdrawn JP2001118829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29621699A JP2001118829A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 金属パターンの形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29621699A JP2001118829A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 金属パターンの形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001118829A true JP2001118829A (ja) 2001-04-27

Family

ID=17830691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29621699A Withdrawn JP2001118829A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 金属パターンの形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001118829A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007679A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Tokyo Electron Ltd ドライエッチング方法
JP2012199377A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法及び記憶媒体
KR20210068590A (ko) * 2018-10-30 2021-06-09 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 반도체 응용들을 위한 구조를 식각하기 위한 방법들

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007679A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Tokyo Electron Ltd ドライエッチング方法
JP2012199377A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法及び記憶媒体
KR20210068590A (ko) * 2018-10-30 2021-06-09 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 반도체 응용들을 위한 구조를 식각하기 위한 방법들
KR102528076B1 (ko) * 2018-10-30 2023-05-03 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 반도체 응용들을 위한 구조를 식각하기 위한 방법들

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020011463A1 (en) Isotropic dry cleaning process for noble metal integrated circuit structures
JP2001313282A (ja) ドライエッチング方法
JP2003517192A (ja) 誘電体の腐食防止方法
KR100567748B1 (ko) 구조화방법
JP2954877B2 (ja) 容量素子の製造方法
US6492280B1 (en) Method and apparatus for etching a semiconductor wafer with features having vertical sidewalls
US6670233B2 (en) Methods of patterning a multi-layer film stack and forming a lower electrode of a capacitor
KR100538910B1 (ko) 구조화방법
JPH11145124A (ja) 構造化方法
JP2001118829A (ja) 金属パターンの形成方法
JP2003298022A (ja) 強誘電体メモリ及びその製造方法
JPH11233725A (ja) 電極構造、電極構造の形成方法及び電極構造の接触形成方法
JP3403031B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20010055884A1 (en) Method for fabricating semiconductor device
KR100390833B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 형성방법
KR100537231B1 (ko) 반도체웨이퍼식각방법및장치
US20030228734A1 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2985396B2 (ja) ドライエッチング後の後処理方法
JP2003174095A (ja) 容量素子の製造方法
KR100333668B1 (ko) 백금-로듐 합금막 식각 방법 및 그를 이용한 캐패시터 형성 방법
KR100362198B1 (ko) 반도체 소자의 강유전체 캐패시터 형성방법
US20020090450A1 (en) Method for fabricating a precious-metal electrode
KR100353805B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 형성방법
JP3647692B2 (ja) エッチング方法及び半導体装置の製造方法
JP2000004010A (ja) 容量素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060725

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080707