JP2001118139A - 飲料または食品の加熱装置及びそれを備えた飲料自動販売機 - Google Patents
飲料または食品の加熱装置及びそれを備えた飲料自動販売機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 品質を低下させない温度で保管した容器に入
った飲料又は食品を急速に加熱する加熱装置を供給する
ことを目的とする。 【解決手段】 高温の液体を貯めるタンク1と、液体を
流動させる液体流動手段10と、飲料または食品の入っ
た容器2を保持する容器保持手段3と、容器2をタンク
1内で回転運動させる回転手段4とを備えているので、
飲料または食品を加熱する熱源となる高温の液体をタン
ク1内で流動させることができ、容器2を熱源である高
温の流動液体中で、流動液体と、容器2間の相対速度が
大きくなる方向に回転運動させることができ、タンク1
中の液体と容器2の壁面間の熱伝達率を大きくでき、液
体から容器壁への熱移動を促進できる。
った飲料又は食品を急速に加熱する加熱装置を供給する
ことを目的とする。 【解決手段】 高温の液体を貯めるタンク1と、液体を
流動させる液体流動手段10と、飲料または食品の入っ
た容器2を保持する容器保持手段3と、容器2をタンク
1内で回転運動させる回転手段4とを備えているので、
飲料または食品を加熱する熱源となる高温の液体をタン
ク1内で流動させることができ、容器2を熱源である高
温の流動液体中で、流動液体と、容器2間の相対速度が
大きくなる方向に回転運動させることができ、タンク1
中の液体と容器2の壁面間の熱伝達率を大きくでき、液
体から容器壁への熱移動を促進できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料または食品を
販売時に短時間で加熱する加熱装置及びそれを備えた飲
料自動販売機に関するものであるに関するものである。
販売時に短時間で加熱する加熱装置及びそれを備えた飲
料自動販売機に関するものであるに関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器に入った飲料または食品、例えば、
缶飲料を加熱する方法として、電熱ヒータや誘導加熱を
用いた技術がある。
缶飲料を加熱する方法として、電熱ヒータや誘導加熱を
用いた技術がある。
【0003】例えば、缶飲料を加熱する方法の1つとし
て、特開平6−36133号公報では、缶飲料の周りに
缶飲料の直径よりの大きな円筒を設け、さらに、その円
筒周囲には誘導加熱コイルを設け、缶飲料を円筒内部に
配置し、缶飲料の壁面を誘導加熱すると同時に、缶飲料
を回転させることにより、飲料の撹拌効果を高め急速に
缶飲料を加熱するものである。
て、特開平6−36133号公報では、缶飲料の周りに
缶飲料の直径よりの大きな円筒を設け、さらに、その円
筒周囲には誘導加熱コイルを設け、缶飲料を円筒内部に
配置し、缶飲料の壁面を誘導加熱すると同時に、缶飲料
を回転させることにより、飲料の撹拌効果を高め急速に
缶飲料を加熱するものである。
【0004】また、湯煎を用いる方法もあり、この方法
を飲料自動販売機に応用して中身飲料の品質向上や省エ
ネを狙う技術が公開されている。
を飲料自動販売機に応用して中身飲料の品質向上や省エ
ネを狙う技術が公開されている。
【0005】例えば、湯煎により缶飲料を加熱する方法
として、特開平5−342471号公報がある。
として、特開平5−342471号公報がある。
【0006】特開平5−342471号公報では、缶飲
料を加熱するための湯浴槽と湯浴槽中で缶飲料を振動す
る手段を設け、缶飲料を自動的に湯浴槽へ供給し、所定
時間後缶飲料を外部へ排出することにより、金属缶の材
質,製法を問わず品質を劣化させない範囲で貯蔵してい
る製品を短時間で加熱し、加熱に際しては製品品質を低
下せしめる高熱を用いず、しかも家庭用電源程度の電源
を使用するものである。
料を加熱するための湯浴槽と湯浴槽中で缶飲料を振動す
る手段を設け、缶飲料を自動的に湯浴槽へ供給し、所定
時間後缶飲料を外部へ排出することにより、金属缶の材
質,製法を問わず品質を劣化させない範囲で貯蔵してい
る製品を短時間で加熱し、加熱に際しては製品品質を低
下せしめる高熱を用いず、しかも家庭用電源程度の電源
を使用するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
熱ヒータや誘導加熱を用いた加熱方法では、加熱時間を
短くするためには大電力(例えば、AC200V系電源
を適用する)を必要とするし、通常の家庭用コンセント
であるAC100V系電源を使用した場合、効率良く加
熱しても1kW程度の電力しか得ることができず、加熱
時間が長くなってしまう。
熱ヒータや誘導加熱を用いた加熱方法では、加熱時間を
短くするためには大電力(例えば、AC200V系電源
を適用する)を必要とするし、通常の家庭用コンセント
であるAC100V系電源を使用した場合、効率良く加
熱しても1kW程度の電力しか得ることができず、加熱
時間が長くなってしまう。
【0008】さらに、誘導加熱を用いると缶飲料などの
金属容器にしか適用できないし、さらには、局部加熱が
生じやすく、飲料の沸騰により品質を低下させる等の課
題を有している。
金属容器にしか適用できないし、さらには、局部加熱が
生じやすく、飲料の沸騰により品質を低下させる等の課
題を有している。
【0009】また、缶飲料を振動湯煎による方法では、
飲料自動販売機に搭載しても、加熱時間が長く、飲料消
費者に不安感やいらだちを感じさせる。
飲料自動販売機に搭載しても、加熱時間が長く、飲料消
費者に不安感やいらだちを感じさせる。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、AC100V系電源を用いて、品質を劣化させない
温度範囲で貯蔵している飲料または食品を、局部加熱な
どによる品質を低下させることなく、より短時間で急速
加熱する加熱装置及び飲料自動販売機を供給することを
目的とする。
で、AC100V系電源を用いて、品質を劣化させない
温度範囲で貯蔵している飲料または食品を、局部加熱な
どによる品質を低下させることなく、より短時間で急速
加熱する加熱装置及び飲料自動販売機を供給することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の飲料または食品の加熱装置は、高温の液体
を貯めるタンクと、前記タンク内の液体を流動させる液
体流動手段と、飲料または食品の入った容器を前記タン
ク内で保持する容器保持手段と、前記容器を前記タンク
内で回転運動させる回転手段とを備えている。
に、本発明の飲料または食品の加熱装置は、高温の液体
を貯めるタンクと、前記タンク内の液体を流動させる液
体流動手段と、飲料または食品の入った容器を前記タン
ク内で保持する容器保持手段と、前記容器を前記タンク
内で回転運動させる回転手段とを備えている。
【0012】また、回転手段として、回転数を可変でき
る回転手段を用いるのである。
る回転手段を用いるのである。
【0013】また、飲料または食品の入った容器を、前
記液体流動手段によって発生する液体の流れに逆らう方
向でタンク内を移動させる容器移動手段を備えている。
記液体流動手段によって発生する液体の流れに逆らう方
向でタンク内を移動させる容器移動手段を備えている。
【0014】また、飲料自動販売機に、上記の飲料また
は食品の加熱装置を備えている。これにより、AC10
0V系電源を用いて、品質を劣化させない温度範囲で貯
蔵している飲料または食品を、局部加熱などによる品質
を低下させることなくより短時間で急速加熱できる。
は食品の加熱装置を備えている。これにより、AC10
0V系電源を用いて、品質を劣化させない温度範囲で貯
蔵している飲料または食品を、局部加熱などによる品質
を低下させることなくより短時間で急速加熱できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
飲料または食品の加熱装置を、高温の液体を貯めるタン
クと、前記タンク内の液体を流動させる液体流動手段
と、飲料または食品の入った容器を前記タンク内で保持
する容器保持手段と、前記容器を前記タンク内で回転運
動させる回転手段とで構成したので、飲料または食品を
加熱する熱源となる高温の液体をタンク内で流動させる
ことができ、飲料または食品の入った容器を流動液体中
で、相対速度が大きくなる方向に回転運動させることに
より、タンク中の液体と容器の壁面間に存在する熱伝達
率を大きくでき、液体から容器壁への熱移動を促進でき
るという作用を有する。
飲料または食品の加熱装置を、高温の液体を貯めるタン
クと、前記タンク内の液体を流動させる液体流動手段
と、飲料または食品の入った容器を前記タンク内で保持
する容器保持手段と、前記容器を前記タンク内で回転運
動させる回転手段とで構成したので、飲料または食品を
加熱する熱源となる高温の液体をタンク内で流動させる
ことができ、飲料または食品の入った容器を流動液体中
で、相対速度が大きくなる方向に回転運動させることに
より、タンク中の液体と容器の壁面間に存在する熱伝達
率を大きくでき、液体から容器壁への熱移動を促進でき
るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、回転手段を、回転数を可変できる
回転手段としたもので、飲料または食品の入った容器の
回転数を可変することができ、容器中身の回転数も可変
し、容器の中身と容器壁面間の熱伝達率を最大限に大き
く維持でき、容器壁面から容器中身への熱移動を促進で
きるという作用を有する。
記載の発明において、回転手段を、回転数を可変できる
回転手段としたもので、飲料または食品の入った容器の
回転数を可変することができ、容器中身の回転数も可変
し、容器の中身と容器壁面間の熱伝達率を最大限に大き
く維持でき、容器壁面から容器中身への熱移動を促進で
きるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、飲料または食品の入った容器を、
タンク内の液体を流動させる液体流動手段によって発生
する流れに逆らう方向で、タンク内を移動させることが
できる容器移動手段を備えているので、タンク内の液体
の流れに逆らう方向に、飲料または食品の入った容器を
移動しながら回転させることができ、タンク内の液体の
乱流状態を促進でき、液体温度を平均化できるため、よ
り多くのむらのない高温の流動液体を容器壁面に当てる
ことができるという作用を有する。
記載の発明に加えて、飲料または食品の入った容器を、
タンク内の液体を流動させる液体流動手段によって発生
する流れに逆らう方向で、タンク内を移動させることが
できる容器移動手段を備えているので、タンク内の液体
の流れに逆らう方向に、飲料または食品の入った容器を
移動しながら回転させることができ、タンク内の液体の
乱流状態を促進でき、液体温度を平均化できるため、よ
り多くのむらのない高温の流動液体を容器壁面に当てる
ことができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項4記載の発明は、飲料自動
販売機に、請求項1または2または3記載の発明の飲料
または食品の加熱装置を備えているので、販売時点まで
品質を劣化させない温度範囲で貯蔵している飲料または
食品を、より短時間で急速加熱して販売するという作用
を有する。
販売機に、請求項1または2または3記載の発明の飲料
または食品の加熱装置を備えているので、販売時点まで
品質を劣化させない温度範囲で貯蔵している飲料または
食品を、より短時間で急速加熱して販売するという作用
を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は実施の形態1の飲
料または食品の加熱装置の全体構成図である。
料または食品の加熱装置の全体構成図である。
【0021】図1において、1はタンクであり、沸点の
高い液体を入れておくためのものであり、温水でも良
い。
高い液体を入れておくためのものであり、温水でも良
い。
【0022】2は飲料または食品の入った容器であり、
加熱する対象物である。
加熱する対象物である。
【0023】尚、本実施の形態では、タンク1に入れる
液体を高温のお湯とし、容器に入った飲料または食品2
を缶入りコーヒー等の缶飲料として説明することとす
る。
液体を高温のお湯とし、容器に入った飲料または食品2
を缶入りコーヒー等の缶飲料として説明することとす
る。
【0024】3は容器保持手段であり、缶飲料2を保持
するものであり、さらに、保持した状態で回転運動でき
るものである。
するものであり、さらに、保持した状態で回転運動でき
るものである。
【0025】4は回転手段であり、電力源である容器用
モータ5とギア小6,ギア大7と、モータ制御装置8で
構成される。
モータ5とギア小6,ギア大7と、モータ制御装置8で
構成される。
【0026】容器用モータ5が回転運動を始めると、ギ
ア小6も回転し、その動力は、ギア大7に伝わり、ギア
大7と連結された容器保持手段3も回転する。
ア小6も回転し、その動力は、ギア大7に伝わり、ギア
大7と連結された容器保持手段3も回転する。
【0027】モータ制御装置8は、容器用モータ5の動
作を制御する。
作を制御する。
【0028】本実施の形態1では、回転手段4の動力伝
達はモータとギアの組み合わせで行うものとし説明する
が、回転手段4は、容器保持手段3に回転動力を伝達で
きるものであれば良い。
達はモータとギアの組み合わせで行うものとし説明する
が、回転手段4は、容器保持手段3に回転動力を伝達で
きるものであれば良い。
【0029】9は電熱ヒータ装置であり、タンク1に入
れた温水の温度を95〜99℃程度の沸騰に近い状態で
保温する。
れた温水の温度を95〜99℃程度の沸騰に近い状態で
保温する。
【0030】10は液体流動手段であり、タンク用モー
タ11と流動スクリュー12とで構成される。
タ11と流動スクリュー12とで構成される。
【0031】タンク用モータ11と流動スクリュー12
は連結されており、タンク用モータ11を回転運動する
ことにより、流動スクリュー12も回転するものであ
る。
は連結されており、タンク用モータ11を回転運動する
ことにより、流動スクリュー12も回転するものであ
る。
【0032】流動スクリュー12が回転することによ
り、タンク1に入った高温の液体はタンク1内で流動す
る。
り、タンク1に入った高温の液体はタンク1内で流動す
る。
【0033】本実施の形態1では、液体流動手段10の
タンク用モータ11と流動スクリュー12は、タンク1
の底に取り付け、高温の液体はタンク1内で、渦状に流
れるような方式で説明するが、液体流動手段10は、高
温の液体を噴射することによりタンク1内を流動する方
式を用いても良く、高温の液体がタンク1内で流動する
構成であれば良い。
タンク用モータ11と流動スクリュー12は、タンク1
の底に取り付け、高温の液体はタンク1内で、渦状に流
れるような方式で説明するが、液体流動手段10は、高
温の液体を噴射することによりタンク1内を流動する方
式を用いても良く、高温の液体がタンク1内で流動する
構成であれば良い。
【0034】13は、缶飲料2の有無を判別する物体検
知センサである。
知センサである。
【0035】上記構成の飲料または食品の加熱装置の動
作を図1,図2,図3,図4,図5,図6,図7,図8
を用いて説明する。
作を図1,図2,図3,図4,図5,図6,図7,図8
を用いて説明する。
【0036】図2は本発明の実施の形態1における缶飲
料を保持する前の容器保持手段及び缶飲料の断面図であ
る。
料を保持する前の容器保持手段及び缶飲料の断面図であ
る。
【0037】図3は本発明の実施の形態1における缶飲
料を保持している時の容器保持手段及び缶飲料の断面図
である。
料を保持している時の容器保持手段及び缶飲料の断面図
である。
【0038】図4は本発明の実施の形態1における缶飲
料を保持している時の容器保持手段及び缶飲料の取り付
け構造の断面拡大図である。
料を保持している時の容器保持手段及び缶飲料の取り付
け構造の断面拡大図である。
【0039】図5は本発明の実施の形態1における飲料
または食品の加熱装置で缶飲料をタンク内で加熱してい
る時のA−B断面での缶飲料とタンクのお湯の動きを示
す状態図である。
または食品の加熱装置で缶飲料をタンク内で加熱してい
る時のA−B断面での缶飲料とタンクのお湯の動きを示
す状態図である。
【0040】図6は本発明の実施の形態1における缶飲
料の内部温度の経時変化を示すグラフである。
料の内部温度の経時変化を示すグラフである。
【0041】図7は本発明の実施の形態1における缶飲
料の回転数を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数
の経時変化を示すグラフである。
料の回転数を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数
の経時変化を示すグラフである。
【0042】図8は本発明の実施の形態1における缶飲
料の回転数を可変する場合の容器用モータの運転/停止
状態と飲料内部の回転数の経時変化を示すグラフであ
る。
料の回転数を可変する場合の容器用モータの運転/停止
状態と飲料内部の回転数の経時変化を示すグラフであ
る。
【0043】まず、タンク1に数リットル(例えば3リ
ットル程度)の水を入れ、電熱ヒータ装置9により水を
加熱し、高温のお湯(例えば99℃)にする。
ットル程度)の水を入れ、電熱ヒータ装置9により水を
加熱し、高温のお湯(例えば99℃)にする。
【0044】お湯温度は、高温とするほうが良いが、電
熱ヒータ装置9により任意の温度に設定することができ
る。
熱ヒータ装置9により任意の温度に設定することができ
る。
【0045】お湯温度が設定温度に達すると、電熱ヒー
タ装置9は、お湯温度が一定温度になるように通電/非
通電を繰り返す(本実施の形態1では、お湯温度が99
℃と設定することとし、以下を説明する。)。
タ装置9は、お湯温度が一定温度になるように通電/非
通電を繰り返す(本実施の形態1では、お湯温度が99
℃と設定することとし、以下を説明する。)。
【0046】次に、缶飲料2を容器保持手段3に取り付
ける。
ける。
【0047】本実施の形態1では、容器に入った飲料お
よび食品を缶飲料として説明するため、容器保持手段3
は、図2,図3に示すような缶飲料用のものを示すが、
容器保持手段3は、任意の容器を保持でき、タンク1内
に沈めた状態で回転できるものであれば良い。
よび食品を缶飲料として説明するため、容器保持手段3
は、図2,図3に示すような缶飲料用のものを示すが、
容器保持手段3は、任意の容器を保持でき、タンク1内
に沈めた状態で回転できるものであれば良い。
【0048】図2における容器保持手段3は、ベース台
3aと保持部3bで構成する。
3aと保持部3bで構成する。
【0049】ベース台3aは丸い盆状を逆さ向けたもの
であり、内径側に保持部3bを固定している。
であり、内径側に保持部3bを固定している。
【0050】保持部3bはリング状で、ゴム系素材など
でできており、内径側に缶飲料2の圧着部2bのすぐ下
側にできている段差部を缶飲料2の円周外側方向から挟
み込む突起がある。
でできており、内径側に缶飲料2の圧着部2bのすぐ下
側にできている段差部を缶飲料2の円周外側方向から挟
み込む突起がある。
【0051】また、突起は若干の伸縮性があり、缶飲料
2を取り外しできる程度の堅さである。
2を取り外しできる程度の堅さである。
【0052】缶飲料2を取り付ける場合、缶飲料2の上
端部(飲み口側)を、保持部3bに、はめ込む仕組みと
なっており、保持部3bでは、缶飲料2の圧着部2bの
すぐ下方にできる段差部を挟み込む。
端部(飲み口側)を、保持部3bに、はめ込む仕組みと
なっており、保持部3bでは、缶飲料2の圧着部2bの
すぐ下方にできる段差部を挟み込む。
【0053】図4に缶飲料2を容器保持手段3にはめ込
んだ時の断面拡大図を示す。
んだ時の断面拡大図を示す。
【0054】図2は缶飲料2の取り付け前を、図3は缶
飲料2を取り付けた状態での缶飲料2と容器保持手段3
の位置関係を示す。
飲料2を取り付けた状態での缶飲料2と容器保持手段3
の位置関係を示す。
【0055】缶飲料2を容器保持手段3にはめ込んだ
時、保持部3bの挟み込みの力により、容器保持手段3
の回転中心と缶飲料2の中心が一致する形となるのはも
ちろん、缶飲料2の最上端である圧着部2cは、ベース
台3aに押し付けられるため、缶飲料2の上端部とベー
ス台3aはほぼ平行で固定される。
時、保持部3bの挟み込みの力により、容器保持手段3
の回転中心と缶飲料2の中心が一致する形となるのはも
ちろん、缶飲料2の最上端である圧着部2cは、ベース
台3aに押し付けられるため、缶飲料2の上端部とベー
ス台3aはほぼ平行で固定される。
【0056】最終的に缶飲料2は容器保持手段3と同一
回転軸上で回転運動できる。
回転軸上で回転運動できる。
【0057】本実施の形態1では、缶飲料2を立てた状
態で説明するが、缶飲料2を横置きにしても良い。
態で説明するが、缶飲料2を横置きにしても良い。
【0058】缶飲料2を取り付ける時、容器保持手段3
は、タンク1の上方に配置しており、従って、取り付け
た缶飲料2もタンク1の高温のお湯には沈んでいない。
は、タンク1の上方に配置しており、従って、取り付け
た缶飲料2もタンク1の高温のお湯には沈んでいない。
【0059】次に、物体検知センサ13により、缶飲料
2が取り付けられたことを検出する。
2が取り付けられたことを検出する。
【0060】缶飲料2が取り付けられたことを検出すれ
ば、液体流動手段10のタンク用モータ11が回転運動
を始める。
ば、液体流動手段10のタンク用モータ11が回転運動
を始める。
【0061】タンク用モータ11と流動スクリュー12
は直接連結しており、タンク用モータ11が回転すれ
ば、流動スクリュー12も回転を始める。
は直接連結しており、タンク用モータ11が回転すれ
ば、流動スクリュー12も回転を始める。
【0062】流動スクリュー12の回転により、タンク
1内のお湯はタンク1内で渦状に回転を始める。
1内のお湯はタンク1内で渦状に回転を始める。
【0063】流動スクリュー12の回転方向は、タンク
1の上方から見て、時計回りもしくは、反時計回りのど
ちらか一方方向とする。
1の上方から見て、時計回りもしくは、反時計回りのど
ちらか一方方向とする。
【0064】本実施の形態1では、タンク1のお湯の流
速は、タンク1の形状,缶飲料2の回転数などにより最
適値が異なるため、値は示さないが、お湯の流速は高速
なほどよく、また、缶飲料2の壁面に多くのお湯があた
るほうが良いのは言うまでもない。
速は、タンク1の形状,缶飲料2の回転数などにより最
適値が異なるため、値は示さないが、お湯の流速は高速
なほどよく、また、缶飲料2の壁面に多くのお湯があた
るほうが良いのは言うまでもない。
【0065】尚、本実施の形態1では、タンク1のお湯
の回転方向は時計回り方向として説明する。
の回転方向は時計回り方向として説明する。
【0066】次に、容器保持手段3を降下させ、缶飲料
2をタンク1内のお湯に沈める。
2をタンク1内のお湯に沈める。
【0067】缶飲料2を沈めると同時に、モータ制御装
置8から、容器用モータ5を一定の回転数(例えば10
00rpm)にする信号が出力され、容器用モータ5の
回転を開始し、缶飲料2も回転する。
置8から、容器用モータ5を一定の回転数(例えば10
00rpm)にする信号が出力され、容器用モータ5の
回転を開始し、缶飲料2も回転する。
【0068】この時、缶飲料2の回転方向は必ずタンク
1のお湯とは反対方向に回転させる。
1のお湯とは反対方向に回転させる。
【0069】図5に缶飲料2とタンク1内のお湯の回転
方向を示す(タンク1のお湯を時計回りに回転した
時)。
方向を示す(タンク1のお湯を時計回りに回転した
時)。
【0070】図5において、タンク1内の高温のお湯
は、流動スクリュー12の回転により時計回り方向(α
方向)に、缶飲料2は、容器保持手段3の回転により、
反時計回り方向(β方向)に回転している。
は、流動スクリュー12の回転により時計回り方向(α
方向)に、缶飲料2は、容器保持手段3の回転により、
反時計回り方向(β方向)に回転している。
【0071】お湯の流動方向と缶飲料の回転方向の関係
は、タンク1の上方から見て、流動スクリュー12が時
計回りであれば、缶飲料2は反時計回りとなるように、
流動スクリュー12が反時計回りであれば、缶飲料2は
時計回りとなるようにすれば良い。
は、タンク1の上方から見て、流動スクリュー12が時
計回りであれば、缶飲料2は反時計回りとなるように、
流動スクリュー12が反時計回りであれば、缶飲料2は
時計回りとなるようにすれば良い。
【0072】本実施の形態1では、缶飲料2はタンク1
のお湯に沈めた瞬間から回転するようにしたが、缶飲料
2はタンク1に沈める前から回転しても良い。
のお湯に沈めた瞬間から回転するようにしたが、缶飲料
2はタンク1に沈める前から回転しても良い。
【0073】缶飲料2の缶壁はほぼ全面がお湯と接触す
ることになり、缶飲料2を回転することにより内部飲料
は、缶壁との摩擦力により、缶壁の回転方向と同一方向
に流動し、撹拌が促進される。
ることになり、缶飲料2を回転することにより内部飲料
は、缶壁との摩擦力により、缶壁の回転方向と同一方向
に流動し、撹拌が促進される。
【0074】また、タンク1に入った高温のお湯を、缶
飲料2の回転方向とは逆方向に流動させるため、缶壁と
お湯との相対速度は、タンク1のお湯を流動させない時
に比べ大きく、お湯と缶壁の間の熱伝達率は大きくな
り、お湯から缶壁への熱移動は促進され、缶飲料2の内
部への移動熱量も大きくなり、缶飲料2の内部温度上昇
度も大きい。
飲料2の回転方向とは逆方向に流動させるため、缶壁と
お湯との相対速度は、タンク1のお湯を流動させない時
に比べ大きく、お湯と缶壁の間の熱伝達率は大きくな
り、お湯から缶壁への熱移動は促進され、缶飲料2の内
部への移動熱量も大きくなり、缶飲料2の内部温度上昇
度も大きい。
【0075】また、タンク1のお湯及び缶飲料2の回転
を長時間続けても、缶飲料2の内部温度は最終的に、お
湯温度は同じにしかならず、決してお湯の温度を越える
ことはなく、従って、缶飲料2内に焦げ付きなどは発生
しない。
を長時間続けても、缶飲料2の内部温度は最終的に、お
湯温度は同じにしかならず、決してお湯の温度を越える
ことはなく、従って、缶飲料2内に焦げ付きなどは発生
しない。
【0076】図6において、特性1は、ある温度(例え
ば5℃)で冷蔵されたある大きさの缶飲料(例えば34
0g)を、数リットル(例えば3リットル)のお湯(例
えば99℃)の中に無回転で湯煎した時の缶飲料内部温
度変化を、特性2は同じお湯の条件の缶飲料をある回転
数で回転させながら湯煎した時の缶飲料内部温度変化
を、特性3は、お湯を回転流動させ、さらに、缶飲料2
の回転方向をお湯の流動方向とは逆方向に回転させた時
の缶飲料内部温度変化を示す。
ば5℃)で冷蔵されたある大きさの缶飲料(例えば34
0g)を、数リットル(例えば3リットル)のお湯(例
えば99℃)の中に無回転で湯煎した時の缶飲料内部温
度変化を、特性2は同じお湯の条件の缶飲料をある回転
数で回転させながら湯煎した時の缶飲料内部温度変化
を、特性3は、お湯を回転流動させ、さらに、缶飲料2
の回転方向をお湯の流動方向とは逆方向に回転させた時
の缶飲料内部温度変化を示す。
【0077】すなわち、同じ缶飲料を湯煎しても、タン
ク1のお湯に流動の有無により缶飲料2の内部温度の経
時変化は明らかに異なり、流動により、タンク1のお湯
を流動させない時(特性2)に比べ缶飲料2の温度上昇
は大きく、お湯から缶壁への熱移動は促進されているこ
とから、お湯と缶壁の間の熱伝達率は大きくなっている
ことが分かる。
ク1のお湯に流動の有無により缶飲料2の内部温度の経
時変化は明らかに異なり、流動により、タンク1のお湯
を流動させない時(特性2)に比べ缶飲料2の温度上昇
は大きく、お湯から缶壁への熱移動は促進されているこ
とから、お湯と缶壁の間の熱伝達率は大きくなっている
ことが分かる。
【0078】尚、図6の特性は、缶飲料2を湯煎した時
の一事例であり、飲料の種類等によって特性は異なるも
のである。
の一事例であり、飲料の種類等によって特性は異なるも
のである。
【0079】缶飲料2を適度な温度に加熱したい場合、
図6より、ある温度(例えば5℃)の缶飲料2が、飲み
頃温度(例えば60℃)になるまでの時間は約25秒で
あることがわかるので、缶飲料2とお湯は25秒間のみ
回転させておけば良い。
図6より、ある温度(例えば5℃)の缶飲料2が、飲み
頃温度(例えば60℃)になるまでの時間は約25秒で
あることがわかるので、缶飲料2とお湯は25秒間のみ
回転させておけば良い。
【0080】図6より、ある温度(例えば5℃)の缶飲
料2が、飲み頃温度(例えば60℃)になるまでの時間
は、特性1の方法では、95秒、特性2の方法では28
秒である。
料2が、飲み頃温度(例えば60℃)になるまでの時間
は、特性1の方法では、95秒、特性2の方法では28
秒である。
【0081】また、缶飲料2の温度が飲み頃温度になる
までの時間は、容器の種類,大きさ等により異なるた
め、あらかじめデータを取っておき、容器の種類や大き
さ等を判別した上で決定すれば良い。
までの時間は、容器の種類,大きさ等により異なるた
め、あらかじめデータを取っておき、容器の種類や大き
さ等を判別した上で決定すれば良い。
【0082】容器の種類や大きさ等の判別方法について
は、容器に記載されたバーコードにより判別が可能であ
る。
は、容器に記載されたバーコードにより判別が可能であ
る。
【0083】また、別の方法として赤外線センサ等を用
いて缶飲料2の表面温度を測定し、表面温度から内部温
度を推定し飲み頃温度になった時に缶飲料2の回転を止
めても良い。
いて缶飲料2の表面温度を測定し、表面温度から内部温
度を推定し飲み頃温度になった時に缶飲料2の回転を止
めても良い。
【0084】赤外線センサ等を用いて缶飲料2の表面温
度測定する場合でも、缶飲料2の内部飲料は回転により
撹拌されているため、内部の温度差は比較的少なく、内
部温度の推定は比較的容易である。
度測定する場合でも、缶飲料2の内部飲料は回転により
撹拌されているため、内部の温度差は比較的少なく、内
部温度の推定は比較的容易である。
【0085】缶飲料2が飲み頃温度(例えば60℃)に
到達すると、回転手段4のモータ制御装置8からの運転
信号は停止し、容器用モータ5を停止させ、容器保持手
段3が停止する。
到達すると、回転手段4のモータ制御装置8からの運転
信号は停止し、容器用モータ5を停止させ、容器保持手
段3が停止する。
【0086】同時に、缶飲料2の温度上昇をさけるた
め、缶飲料2をお湯から取りだすように容器保持手段3
は上昇し、液体流動手段10及びタンク用モータ11も
停止する。
め、缶飲料2をお湯から取りだすように容器保持手段3
は上昇し、液体流動手段10及びタンク用モータ11も
停止する。
【0087】尚、本実施の形態1において、容器保持手
段3を上下させる機構についての説明は割愛する。
段3を上下させる機構についての説明は割愛する。
【0088】上昇した缶飲料2を容器保持手段3から取
り外せば、飲料消費者は飲料を飲むことができる。
り外せば、飲料消費者は飲料を飲むことができる。
【0089】一方、タンク1のお湯温度は、缶飲料2へ
熱を供給したため、加熱開始時よりも低くなる。
熱を供給したため、加熱開始時よりも低くなる。
【0090】例えば、340ml入りの缶飲料を考える
と、5℃の飲料を60℃まで温めるのに必要な熱量は、
78279J(18.70kcal)である。
と、5℃の飲料を60℃まで温めるのに必要な熱量は、
78279J(18.70kcal)である。
【0091】ただし、本実施の形態では、熱量はジュー
ル表示(1cal=4.18605J)し、比熱をすべ
て4.18605J/(kg・K)(=1cal/(k
g・℃))とした。
ル表示(1cal=4.18605J)し、比熱をすべ
て4.18605J/(kg・K)(=1cal/(k
g・℃))とした。
【0092】タンク1のお湯から缶飲料を温めるのに必
要なエネルギーが損失無しですべて缶飲料に加わったと
すると(缶飲料2への熱流出)、お湯からは、缶飲料が
必要とする熱量78279J(18.70kcal)と
同じ熱量が抜かれたこととなり、お湯の温度は下がる。
要なエネルギーが損失無しですべて缶飲料に加わったと
すると(缶飲料2への熱流出)、お湯からは、缶飲料が
必要とする熱量78279J(18.70kcal)と
同じ熱量が抜かれたこととなり、お湯の温度は下がる。
【0093】例えば、お湯の容積を3リットルであると
すると、99℃のお湯は4.6℃程度下がることにな
る。
すると、99℃のお湯は4.6℃程度下がることにな
る。
【0094】このため、缶飲料2の加熱が終了すると、
タンク1のお湯温度を上昇させておく必要があるが、お
湯の加熱には、電熱ヒータ装置9等を用いれば良く、お
湯温度が設定温度(例えば、99℃)になるまで電熱ヒ
ータ装置9を最大能力(例えば、AC100V系の電源
であれば1kW程度)で通電する。
タンク1のお湯温度を上昇させておく必要があるが、お
湯の加熱には、電熱ヒータ装置9等を用いれば良く、お
湯温度が設定温度(例えば、99℃)になるまで電熱ヒ
ータ装置9を最大能力(例えば、AC100V系の電源
であれば1kW程度)で通電する。
【0095】電熱ヒータ装置9は、お湯温度が設定温度
(例えば、99℃)になれば最大能力での通電を止め、
以後、お湯温度が設定温度となるよう保温制御すれば良
い。
(例えば、99℃)になれば最大能力での通電を止め、
以後、お湯温度が設定温度となるよう保温制御すれば良
い。
【0096】また、タンク1内のお湯の加熱時や保温時
におけるヒータ通電時には、液体流動手段10を動作さ
せても良く、電熱ヒータ装置9からお湯への熱伝達が促
進され、さらに、お湯内の撹拌が促進されることは言う
までもない。
におけるヒータ通電時には、液体流動手段10を動作さ
せても良く、電熱ヒータ装置9からお湯への熱伝達が促
進され、さらに、お湯内の撹拌が促進されることは言う
までもない。
【0097】電熱ヒータ装置9の制御方法についての説
明は割愛するが、電熱ヒータ装置9(例えば1kW)を
通電し、設定温度(99℃)に回復させておけば、次の
缶飲料も同様に加熱できる。
明は割愛するが、電熱ヒータ装置9(例えば1kW)を
通電し、設定温度(99℃)に回復させておけば、次の
缶飲料も同様に加熱できる。
【0098】また、電源の電流容量(電力事情にもよる
が、AC100V系であれば最大15A程度)を保つこ
とができれば、容器保持手段3が回転中も電熱ヒータ装
置9等を通電しても良い。
が、AC100V系であれば最大15A程度)を保つこ
とができれば、容器保持手段3が回転中も電熱ヒータ装
置9等を通電しても良い。
【0099】上述のように湯煎時にタンク1内のお湯
を、缶飲料2の回転方向と逆方向に流動させることによ
り、お湯と缶壁間での熱伝達率を大きくでき、缶飲料2
の内部へ移動する熱量を大きくできる。
を、缶飲料2の回転方向と逆方向に流動させることによ
り、お湯と缶壁間での熱伝達率を大きくでき、缶飲料2
の内部へ移動する熱量を大きくできる。
【0100】従って、缶飲料2を高温のお湯内で回転さ
せるだけの時に比べ、缶飲料2を飲み頃温度にするまで
の時間を短縮(約3秒)できる。
せるだけの時に比べ、缶飲料2を飲み頃温度にするまで
の時間を短縮(約3秒)できる。
【0101】上記形態により、飲料または食品を加熱す
る熱源となる高温の液体をタンク内で流動させることが
でき、飲料または食品の入った容器を熱源である高温の
流動液体中で、流動液体と容器間の相対速度が大きくな
る方向に回転運動させることにより、タンク中の液体と
容器の壁面間に存在する熱伝達率を大きくでき、液体か
ら容器壁への熱移動を促進でき、品質を低下させない温
度で保管した飲料または食品を、効率良くより急速に加
熱できる。
る熱源となる高温の液体をタンク内で流動させることが
でき、飲料または食品の入った容器を熱源である高温の
流動液体中で、流動液体と容器間の相対速度が大きくな
る方向に回転運動させることにより、タンク中の液体と
容器の壁面間に存在する熱伝達率を大きくでき、液体か
ら容器壁への熱移動を促進でき、品質を低下させない温
度で保管した飲料または食品を、効率良くより急速に加
熱できる。
【0102】また、缶飲料2を回転している時、回転手
段4の、容器用モータ5をコントロールするモータ制御
装置8を用いて、缶飲料2の回転数を可変制御しても良
い。
段4の、容器用モータ5をコントロールするモータ制御
装置8を用いて、缶飲料2の回転数を可変制御しても良
い。
【0103】缶飲料2の回転数を可変する場合の動作を
図7,図8を用いて説明する。
図7,図8を用いて説明する。
【0104】図7は本発明の実施の形態1における缶飲
料の回転数を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数
の経時変化の一例である。
料の回転数を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数
の経時変化の一例である。
【0105】図8は本発明の実施の形態1における缶飲
料の回転数を可変する場合の容器用モータ5の運転/停
止状態と飲料内部の回転数の経時変化の相関の一例であ
る。
料の回転数を可変する場合の容器用モータ5の運転/停
止状態と飲料内部の回転数の経時変化の相関の一例であ
る。
【0106】尚、図7,図8の特性は、缶飲料を回転さ
せた時の一事例であり、飲料の種類,大きさ等によって
特性は異なる。
せた時の一事例であり、飲料の種類,大きさ等によって
特性は異なる。
【0107】図7において、特性11は缶飲料2におけ
る缶壁の回転数の経時変化であり、特性12は、缶飲料
2における内部飲料の回転数の経時変化である。
る缶壁の回転数の経時変化であり、特性12は、缶飲料
2における内部飲料の回転数の経時変化である。
【0108】図7の特性12示すように、缶飲料2を回
転させたとき、内部飲料の回転数は静止状態から始ま
り、だんだん速くなって、最終的に特性11に示す缶壁
の回転数に到達する。
転させたとき、内部飲料の回転数は静止状態から始ま
り、だんだん速くなって、最終的に特性11に示す缶壁
の回転数に到達する。
【0109】一般に液体と固体間の熱伝達率は、液体の
流速が速いほど大きく、従って、本実施の形態1でいえ
ば、缶飲料2の缶壁と内部飲料間の相対速度が大きいほ
ど熱伝達率は大きくなる。
流速が速いほど大きく、従って、本実施の形態1でいえ
ば、缶飲料2の缶壁と内部飲料間の相対速度が大きいほ
ど熱伝達率は大きくなる。
【0110】図7における、特性11から特性12を差
し引いたものが缶壁と内部飲料の相対速度であるので、
図7における回転初期(例えば0〜14秒)は相対速度
が大きいため熱伝達率は大きく、回転後期(例えば14
秒以後)は相対速度が小さくなるため熱伝達も小さい。
し引いたものが缶壁と内部飲料の相対速度であるので、
図7における回転初期(例えば0〜14秒)は相対速度
が大きいため熱伝達率は大きく、回転後期(例えば14
秒以後)は相対速度が小さくなるため熱伝達も小さい。
【0111】すなわち、缶壁と内部飲料間の熱伝達率が
大きい状態で缶飲料2を回転させるためには、図8に示
すタイミングで容器用モータ5の運転/停止をくり返せ
ばよく、缶飲料2の缶壁と内部飲料との相対速度を比較
的大きくでき、熱伝達率も大きく保つことができる。
大きい状態で缶飲料2を回転させるためには、図8に示
すタイミングで容器用モータ5の運転/停止をくり返せ
ばよく、缶飲料2の缶壁と内部飲料との相対速度を比較
的大きくでき、熱伝達率も大きく保つことができる。
【0112】しかし、缶飲料2を長時間(例えば3秒)
停止してしまうと、お湯と缶壁間の相対速度が小さくな
り、お湯から缶壁への熱伝達が悪くなるばかりか、内部
飲料の流動による撹拌効果も小さくなってしまうため、
内部飲料の流動を止めてしまうこと(缶飲料2の回転を
停止すること)は不利であり、従って、缶飲料2の停止
時間は瞬間的(例えば1秒以内)であったほうが良い。
停止してしまうと、お湯と缶壁間の相対速度が小さくな
り、お湯から缶壁への熱伝達が悪くなるばかりか、内部
飲料の流動による撹拌効果も小さくなってしまうため、
内部飲料の流動を止めてしまうこと(缶飲料2の回転を
停止すること)は不利であり、従って、缶飲料2の停止
時間は瞬間的(例えば1秒以内)であったほうが良い。
【0113】容器用モータ5の運転/停止状態に応じ
た、缶飲料2の内部飲料の回転数の経時変化は特性13
のようになる。
た、缶飲料2の内部飲料の回転数の経時変化は特性13
のようになる。
【0114】内部飲料の回転数を特性13のようにする
ことにより、缶飲料2の内部飲料の撹拌効果と、缶壁と
内部飲料間の熱伝達率向上による熱移動の両者を両立で
きる。
ことにより、缶飲料2の内部飲料の撹拌効果と、缶壁と
内部飲料間の熱伝達率向上による熱移動の両者を両立で
きる。
【0115】従って、容器用モータ5を可変制御するこ
とにより、飲料または食品の入った容器の回転数を可変
することができ、容器中身の回転数も可変でき、容器の
中身と容器壁面間の熱伝達率を大きく保つことができ、
容器壁面から容器中身への熱移動を促進できる。
とにより、飲料または食品の入った容器の回転数を可変
することができ、容器中身の回転数も可変でき、容器の
中身と容器壁面間の熱伝達率を大きく保つことができ、
容器壁面から容器中身への熱移動を促進できる。
【0116】尚、本実施の形態1では、缶飲料2の回転
速度を1000rpm程度とする例で示したが、回転速
度は実現可能な速度であればよく、高回転であるほど良
い。
速度を1000rpm程度とする例で示したが、回転速
度は実現可能な速度であればよく、高回転であるほど良
い。
【0117】尚、本実施の形態では、容器に入った飲料
または食品に缶飲料を適用した場合について説明した
が、加熱時間は長くなるがペットボトル入り飲料、ビン
入り飲料等でも良いし、冷蔵庫などで大きな容器に入れ
て保管した飲料または食品を容器保持手段により保持で
きる容器に小分けして加熱しても良い。
または食品に缶飲料を適用した場合について説明した
が、加熱時間は長くなるがペットボトル入り飲料、ビン
入り飲料等でも良いし、冷蔵庫などで大きな容器に入れ
て保管した飲料または食品を容器保持手段により保持で
きる容器に小分けして加熱しても良い。
【0118】また、容器内部の撹拌効果は期待できない
が、容器保持手段3により保持できるものであれば、缶
詰等を温めても良い。
が、容器保持手段3により保持できるものであれば、缶
詰等を温めても良い。
【0119】また、本実施の形態1では、容器保持手段
3を缶飲料2の上端部を固定するだけの簡単な構造で説
明したが、容器保持手段3は筒状でその壁面に多数の穴
が開いた構造のものを用いても良く、缶飲料2の容器の
外側壁面とタンク1に入ったお湯が直接ふれる構造であ
れば良い。
3を缶飲料2の上端部を固定するだけの簡単な構造で説
明したが、容器保持手段3は筒状でその壁面に多数の穴
が開いた構造のものを用いても良く、缶飲料2の容器の
外側壁面とタンク1に入ったお湯が直接ふれる構造であ
れば良い。
【0120】さらには、飲料または食品の加熱装置のタ
ンク内に、飲料中身を注ぐ容器を組み込んでおき、飲料
または食品をその容器に直接入れて加熱しても良い。
ンク内に、飲料中身を注ぐ容器を組み込んでおき、飲料
または食品をその容器に直接入れて加熱しても良い。
【0121】また、本実施の形態1では、容器保持手段
3と回転手段4は、複数個のギアを用いて連結し、容器
保持手段3を回転させることにより、飲料容器を回転さ
せる構造での例を用いて説明したが、回転手段6動力を
直接飲料容器に伝達できる構造であっても良く、例え
ば、容器保持手段3自身は回転させずにタンク中に固定
し、回転手段4を回転ローラー等で構成し、飲料容器を
回転ローラ等で接触,保持した状態で回転させても良
い。
3と回転手段4は、複数個のギアを用いて連結し、容器
保持手段3を回転させることにより、飲料容器を回転さ
せる構造での例を用いて説明したが、回転手段6動力を
直接飲料容器に伝達できる構造であっても良く、例え
ば、容器保持手段3自身は回転させずにタンク中に固定
し、回転手段4を回転ローラー等で構成し、飲料容器を
回転ローラ等で接触,保持した状態で回転させても良
い。
【0122】(実施の形態2)図9は本発明の実施の形
態2の飲料または食品の加熱装置の全体構成図である。
態2の飲料または食品の加熱装置の全体構成図である。
【0123】実施の形態2における飲料または食品の加
熱装置の全体構成は、実施の形態1とほぼ同一の構成で
あるが容器移動手段が加わった構成となる。
熱装置の全体構成は、実施の形態1とほぼ同一の構成で
あるが容器移動手段が加わった構成となる。
【0124】本実施の形態2では、飲料または食品の入
った容器を加熱している時の、飲料または食品の入った
容器の動作が実施の形態1と異なる。
った容器を加熱している時の、飲料または食品の入った
容器の動作が実施の形態1と異なる。
【0125】尚、実施の形態1と同一の構成及び動作に
ついては説明を割愛する。
ついては説明を割愛する。
【0126】図9において、21は容器移動手段であ
り、容器移動用モータ22と容器移動用ジョイント23
により構成される。
り、容器移動用モータ22と容器移動用ジョイント23
により構成される。
【0127】上記構成の飲料または食品の加熱装置の動
作を図9,図10を用いて説明する。
作を図9,図10を用いて説明する。
【0128】本実施の形態2でも、飲料または食品の入
った容器を缶飲料2として説明する。
った容器を缶飲料2として説明する。
【0129】図10は本発明の実施の形態2における飲
料または食品の加熱装置で缶飲料をタンク内で加熱して
いる時のA−B断面での缶飲料とタンクのお湯の動きを
示す状態図である。
料または食品の加熱装置で缶飲料をタンク内で加熱して
いる時のA−B断面での缶飲料とタンクのお湯の動きを
示す状態図である。
【0130】図9において、容器移動用モータ22と容
器移動用ジョイント23は連結されており、容器移動用
モータ22が回転すると、容器移動用ジョイント23も
回転し、容器移動用ジョイント23の先端は、容器移動
用モータ22の回転軸を中心に円を描くように移動す
る。
器移動用ジョイント23は連結されており、容器移動用
モータ22が回転すると、容器移動用ジョイント23も
回転し、容器移動用ジョイント23の先端は、容器移動
用モータ22の回転軸を中心に円を描くように移動す
る。
【0131】容器移動用ジョイント23の先端と回転手
段4の容器用モータ5は連結されており、容器用モータ
5も円を描くように移動する。
段4の容器用モータ5は連結されており、容器用モータ
5も円を描くように移動する。
【0132】容器移動用ジョイント23の先端と容器用
モータ5は連結されているため、容器用モータ5の回転
軸も、図10における缶飲料2の回転中心軸の移動軌跡
γ上を反時計回りの向きに低速で移動できる構造となっ
ている。
モータ5は連結されているため、容器用モータ5の回転
軸も、図10における缶飲料2の回転中心軸の移動軌跡
γ上を反時計回りの向きに低速で移動できる構造となっ
ている。
【0133】従って、容器用モータ5は、缶飲料2の回
転中心軸の移動軌跡γ上を低速で移動しながらも容器保
持手段3を高速回転できる。
転中心軸の移動軌跡γ上を低速で移動しながらも容器保
持手段3を高速回転できる。
【0134】尚、本実施の形態2では、容器移動手段2
1は、容器移動用モータ22を動力源として回転手段4
と容器保持手段3の両者を円状に移動させる構成として
説明するが、容器移動手段21は、最終的に飲料または
食品の入った容器2(例えば缶飲料)をタンク1の液体
の流動方向に逆らう向きに移動しながら回転できる構成
であれば良い。
1は、容器移動用モータ22を動力源として回転手段4
と容器保持手段3の両者を円状に移動させる構成として
説明するが、容器移動手段21は、最終的に飲料または
食品の入った容器2(例えば缶飲料)をタンク1の液体
の流動方向に逆らう向きに移動しながら回転できる構成
であれば良い。
【0135】今、図10に示すように、タンク1のお湯
は、流動スクリュー12の回転により、時計回り(α方
向)に流動している。
は、流動スクリュー12の回転により、時計回り(α方
向)に流動している。
【0136】容器保持手段3に取り付けられた缶飲料2
は、容器保持手段3に取り付けた状態で、タンク1の流
動しているお湯内に沈められる。
は、容器保持手段3に取り付けた状態で、タンク1の流
動しているお湯内に沈められる。
【0137】缶飲料2が沈むと同時に缶飲料2は反時計
回り(β方向)に高速回転(例えば1000rpm)を
始める。
回り(β方向)に高速回転(例えば1000rpm)を
始める。
【0138】同時に容器移動手段21の容器移動用モー
タ22が反時計回りに回転運動を開始し、容器移動用ジ
ョイント23も反時計回り(γ方向)に動き出す。
タ22が反時計回りに回転運動を開始し、容器移動用ジ
ョイント23も反時計回り(γ方向)に動き出す。
【0139】従って、缶飲料2は図10における移動軌
跡γ上を高速回転しながら移動する。
跡γ上を高速回転しながら移動する。
【0140】一定時間経過後(または、缶飲料2の温度
が飲み頃温度になった時)、容器用モータ5,タンク用
モータ11,容器移動用モータ22は停止し、缶飲料2
はタンク1のお湯に対し上昇し、缶飲料2を取り出すこ
とができる。
が飲み頃温度になった時)、容器用モータ5,タンク用
モータ11,容器移動用モータ22は停止し、缶飲料2
はタンク1のお湯に対し上昇し、缶飲料2を取り出すこ
とができる。
【0141】以後、動作は実施の形態1と同様であるの
で、割愛する。
で、割愛する。
【0142】上記形態により、タンク内の液体の流れに
逆らう方向に、飲料または食品の入った容器を移動しな
がら回転させることができ、タンク内の液体を一方方向
に流動させながらも乱流状態にすることができ、撹拌で
き、液体温度を平均化できるため、より多くのむらのな
い高温の流動液体を容器壁面に当てることができる。
逆らう方向に、飲料または食品の入った容器を移動しな
がら回転させることができ、タンク内の液体を一方方向
に流動させながらも乱流状態にすることができ、撹拌で
き、液体温度を平均化できるため、より多くのむらのな
い高温の流動液体を容器壁面に当てることができる。
【0143】(実施の形態3)図11は本発明の実施の
形態3の飲料または食品の加熱装置を備えた自動販売機
の全体構成図である。
形態3の飲料または食品の加熱装置を備えた自動販売機
の全体構成図である。
【0144】本実施の形態3では、飲料または食品の加
熱装置を飲料自動販売機に搭載した例について説明す
る。
熱装置を飲料自動販売機に搭載した例について説明す
る。
【0145】実施の形態1と同様のものについては同符
号を付け、説明を割愛する。
号を付け、説明を割愛する。
【0146】図11において、29は飲料自動販売機で
あり、30はディスプレイ用のダミー、31はコイン投
入口、32は返却レバー、33は釣り銭取り出し口であ
る。
あり、30はディスプレイ用のダミー、31はコイン投
入口、32は返却レバー、33は釣り銭取り出し口であ
る。
【0147】34と35は選択ボタンで、上段の選択ボ
タン34はコールド飲料、下段の選択ボタン35はホッ
ト飲料の選択ができるようになっている。
タン34はコールド飲料、下段の選択ボタン35はホッ
ト飲料の選択ができるようになっている。
【0148】36は飲料加熱装置であり、飲料自動販売
機29に組み込まれている。
機29に組み込まれている。
【0149】飲料加熱装置36は、実施の形態1と同様
の構成である。
の構成である。
【0150】37は飲料を挿入する容器挿入口であり、
加熱終了後は飲料を取り出す容器取り出し口となる。
加熱終了後は飲料を取り出す容器取り出し口となる。
【0151】本実施の形態3では、容器挿入口と容器取
り出し口を同一の構成としたが、別々の構成であっても
よい。
り出し口を同一の構成としたが、別々の構成であっても
よい。
【0152】容器挿入口36には、開閉扉38を設けて
あり、開閉扉38が開いた状態では、飲料加熱装置36
は飲料を加熱する動作を行わない。
あり、開閉扉38が開いた状態では、飲料加熱装置36
は飲料を加熱する動作を行わない。
【0153】3は容器保持手段であり、39は飲料加熱
時に飲料が入り込む加熱口である。
時に飲料が入り込む加熱口である。
【0154】40は取り出し口である。
【0155】次に動作を説明する。
【0156】例えば、飲料消費者が金銭をコイン投入口
に入れ、選択ボタン35(ホット飲料)を押した時、飲
料は取り出し口40から搬出される。
に入れ、選択ボタン35(ホット飲料)を押した時、飲
料は取り出し口40から搬出される。
【0157】搬出された飲料は、ホット飲料であるにも
関わらず低温(例えば5℃)で冷たい。
関わらず低温(例えば5℃)で冷たい。
【0158】本実施の形態3の飲料自動販売機29で
は、飲料はすべて、5℃に冷却保存されたものであり、
コールド飲料が選択された場合もホット飲料が選択され
た場合も一旦取り出し口40に排出されるものとして説
明する。
は、飲料はすべて、5℃に冷却保存されたものであり、
コールド飲料が選択された場合もホット飲料が選択され
た場合も一旦取り出し口40に排出されるものとして説
明する。
【0159】また、ホット飲料の保存温度は常温でも良
い。
い。
【0160】ホット飲料が選択された場合、飲料加熱装
置36による加熱が許可される。
置36による加熱が許可される。
【0161】次に、飲料消費者は開閉扉38を開け、容
器挿入口37から飲料を飲料保持手段3に固定し、開閉
扉38を閉める。
器挿入口37から飲料を飲料保持手段3に固定し、開閉
扉38を閉める。
【0162】開閉扉38が閉じられると、物体検知セン
サ13により、飲料が存在することを検出する。次に飲
料加熱装置36は飲料を加熱する動作を開始し、さらに
飲料保持手段3は、下降し、飲料は加熱口39に沈む。
サ13により、飲料が存在することを検出する。次に飲
料加熱装置36は飲料を加熱する動作を開始し、さらに
飲料保持手段3は、下降し、飲料は加熱口39に沈む。
【0163】飲料を加熱する過程は実施の形態1と同様
であるので説明を割愛する。
であるので説明を割愛する。
【0164】また、飲料加熱動作中は、開閉扉38はロ
ック状態となり、開くことはできない。
ック状態となり、開くことはできない。
【0165】飲料の加熱が終了すれば、飲料保持手段3
は上昇し、開閉扉38のロックが外れ、開閉扉38を開
けることができる。
は上昇し、開閉扉38のロックが外れ、開閉扉38を開
けることができる。
【0166】そして、飲料消費者は飲料を容器保持手段
3から取り外し、容器取り出し口37から取り出す。
3から取り外し、容器取り出し口37から取り出す。
【0167】尚、本実施の形態3における飲料自動販売
機では、飲料を容器保持手段に挿入する容器挿入手段
と、飲料を容器保持手段から取り出す容器搬出手段とを
飲料消費者自身が作業を行う消費者参加形式のものとし
て示したが、飲料を容器保持手段に挿入する行程を容器
挿入手段、飲料を容器保持手段から取り出す行程を容器
搬出手段とし、両行程を自動機構を用いて行っても良
い。
機では、飲料を容器保持手段に挿入する容器挿入手段
と、飲料を容器保持手段から取り出す容器搬出手段とを
飲料消費者自身が作業を行う消費者参加形式のものとし
て示したが、飲料を容器保持手段に挿入する行程を容器
挿入手段、飲料を容器保持手段から取り出す行程を容器
搬出手段とし、両行程を自動機構を用いて行っても良
い。
【0168】以上のように本実施の形態3は、飲料また
は食品の入った容器を容器保持手段に挿入する容器挿入
手段と、前記飲料または食品の入った容器を前記容器保
持手段から取り出す容器搬出手段と、飲料または食品を
急速に加熱する加熱装置を備えているので、販売時点ま
で品質を劣化させない範囲で貯蔵している飲料または食
品を、自動でより急速に加熱して販売できる。
は食品の入った容器を容器保持手段に挿入する容器挿入
手段と、前記飲料または食品の入った容器を前記容器保
持手段から取り出す容器搬出手段と、飲料または食品を
急速に加熱する加熱装置を備えているので、販売時点ま
で品質を劣化させない範囲で貯蔵している飲料または食
品を、自動でより急速に加熱して販売できる。
【0169】
【発明の効果】以上のように、本発明の飲料または食品
の加熱装置は、高温の液体を貯めるタンクと、前記タン
ク内の液体を流動させる液体流動手段と、飲料または食
品の入った容器を前記タンク内で保持する容器保持手段
と、前記容器を前記タンク内で回転運動させる回転手段
とを備えているので、飲料または食品を加熱する熱源と
なる高温の液体をタンク内で流動させることができ、飲
料または食品の入った容器を熱源である高温の流動液体
中で、流動液体と容器間の相対速度が大きくなる方向に
回転運動させることにより、タンク中の液体と容器の壁
面間に存在する熱伝達率を大きくでき、液体から容器壁
への熱移動を促進できるという効果がある。
の加熱装置は、高温の液体を貯めるタンクと、前記タン
ク内の液体を流動させる液体流動手段と、飲料または食
品の入った容器を前記タンク内で保持する容器保持手段
と、前記容器を前記タンク内で回転運動させる回転手段
とを備えているので、飲料または食品を加熱する熱源と
なる高温の液体をタンク内で流動させることができ、飲
料または食品の入った容器を熱源である高温の流動液体
中で、流動液体と容器間の相対速度が大きくなる方向に
回転運動させることにより、タンク中の液体と容器の壁
面間に存在する熱伝達率を大きくでき、液体から容器壁
への熱移動を促進できるという効果がある。
【0170】また、このとき、回転手段として、回転数
を可変できる回転手段を用いると、飲料または食品の入
った容器の回転数を可変することができ、容器中身の回
転数も可変でき、容器の中身と容器壁面間の熱伝達率を
最大限大きくでき、容器壁面から容器中身への熱移動を
促進できるという効果がある。
を可変できる回転手段を用いると、飲料または食品の入
った容器の回転数を可変することができ、容器中身の回
転数も可変でき、容器の中身と容器壁面間の熱伝達率を
最大限大きくでき、容器壁面から容器中身への熱移動を
促進できるという効果がある。
【0171】また、さらに、飲料または食品の入った容
器を、タンク内の液体を流動させる液体流動手段によっ
て発生する流れに逆らう方向で、タンク内を移動させる
容器移動手段を備えると、タンク内の液体の流れに逆ら
う方向に、飲料または食品の入った容器を移動しながら
回転させることができ、タンク内の液体を一方方向に流
動させながらも乱流状態にすることができ、撹拌でき、
液体温度を平均化できるため、より多くのむらのない高
温の流動液体を容器壁面に当てることができるという効
果がある。
器を、タンク内の液体を流動させる液体流動手段によっ
て発生する流れに逆らう方向で、タンク内を移動させる
容器移動手段を備えると、タンク内の液体の流れに逆ら
う方向に、飲料または食品の入った容器を移動しながら
回転させることができ、タンク内の液体を一方方向に流
動させながらも乱流状態にすることができ、撹拌でき、
液体温度を平均化できるため、より多くのむらのない高
温の流動液体を容器壁面に当てることができるという効
果がある。
【0172】また、本発明の飲料または食品の加熱装置
を飲料自動販売機に備えると、販売時点まで品質を劣化
させない温度範囲で貯蔵している飲料または食品を、自
動で急速に加熱し、販売できるという効果がある。
を飲料自動販売機に備えると、販売時点まで品質を劣化
させない温度範囲で貯蔵している飲料または食品を、自
動で急速に加熱し、販売できるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態1の飲料または食品の加熱
装置及びそれを備えた自動販売機の全体構成図
装置及びそれを備えた自動販売機の全体構成図
【図2】本発明の実施の形態1における缶飲料を保持す
る前の容器保持手段及び缶飲料の断面図
る前の容器保持手段及び缶飲料の断面図
【図3】本発明の実施の形態1における缶飲料を保持し
ている時の容器保持手段及び缶飲料の断面図
ている時の容器保持手段及び缶飲料の断面図
【図4】本発明の実施の形態1における缶飲料を保持し
ている時の容器保持手段及び缶飲料の取り付け構造の断
面拡大図
ている時の容器保持手段及び缶飲料の取り付け構造の断
面拡大図
【図5】本発明の実施の形態1における飲料または食品
の加熱装置及びそれを備えた自動販売機で缶飲料をタン
ク内で加熱している時のA−B断面での缶飲料とタンク
のお湯の動きを示す状態図
の加熱装置及びそれを備えた自動販売機で缶飲料をタン
ク内で加熱している時のA−B断面での缶飲料とタンク
のお湯の動きを示す状態図
【図6】本発明の実施の形態1における缶飲料の内部温
度の経時変化を示す特性図
度の経時変化を示す特性図
【図7】本発明の実施の形態1における缶飲料の回転数
を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数の経時変化
を示す特性図
を一定にする場合の缶壁と飲料内部の回転数の経時変化
を示す特性図
【図8】本発明の実施の形態1における缶飲料の回転数
を可変する場合の容器用モータの運転/停止状態と飲料
内部の回転数の経時変化を示す特性図
を可変する場合の容器用モータの運転/停止状態と飲料
内部の回転数の経時変化を示す特性図
【図9】本発明の実施の形態2の飲料または食品の加熱
装置及びそれを備えた自動販売機の全体構成図
装置及びそれを備えた自動販売機の全体構成図
【図10】本発明の実施の形態2における飲料または食
品の加熱装置及びそれを備えた自動販売機で缶飲料をタ
ンク内で加熱している時のA−B断面での缶飲料とタン
クのお湯の動きを示す状態図
品の加熱装置及びそれを備えた自動販売機で缶飲料をタ
ンク内で加熱している時のA−B断面での缶飲料とタン
クのお湯の動きを示す状態図
【図11】本発明の実施の形態3の飲料または食品の加
熱装置を備えた飲料自動販売機の全体構成図
熱装置を備えた飲料自動販売機の全体構成図
【符号の説明】 1 タンク 2 飲料または食品の入った容器 3 容器保持手段 4 回転手段 10 液体流動手段 21 容器移動手段 29 飲料自動販売機 36 飲料加熱装置 37 容器挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野嶋 元 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CC01 CC08 DB16 FB11 FB17 3E046 BA03 BB03 BB04 EB01 GA08 HA06
Claims (4)
- 【請求項1】 高温の液体を貯めるタンクと、前記タン
ク内の液体を流動させる液体流動手段と、飲料または食
品の入った容器を前記タンク内で保持する容器保持手段
と、前記容器を前記タンク内で回転運動させる回転手段
とを備えた飲料または食品の加熱装置。 - 【請求項2】 回転手段は、回転数を可変できることを
特徴とする請求項1記載の飲料または食品の加熱装置。 - 【請求項3】 飲料または食品の入った容器を液体流動
手段によって発生する液体の流れに逆らう方向で、タン
ク内を移動させる容器移動手段を備えた請求項1記載の
飲料または食品の加熱装置。 - 【請求項4】 請求項1または2または3記載の飲料ま
たは食品の加熱装置を備えた飲料自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29506999A JP2001118139A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 飲料または食品の加熱装置及びそれを備えた飲料自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29506999A JP2001118139A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 飲料または食品の加熱装置及びそれを備えた飲料自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001118139A true JP2001118139A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17815925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29506999A Withdrawn JP2001118139A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 飲料または食品の加熱装置及びそれを備えた飲料自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001118139A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006080233A1 (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Daiwa Can Company | 飲料缶の誘導加熱装置及び誘導加熱方法 |
| JP2008117172A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機 |
| JP2013500458A (ja) * | 2009-07-30 | 2013-01-07 | エンバイロ−クール ユーケー リミテッド | 冷却における改良 |
| JP2017516970A (ja) * | 2014-01-24 | 2017-06-22 | スーパークーラー テクノロジーズ インコーポレイテッド | 高速回転型液体浸漬式飲料過冷却器及び融氷促進物質水溶液 |
| WO2018102434A1 (en) * | 2016-11-30 | 2018-06-07 | The Coca-Cola Company | On-demand processing of chilled food product |
| EP3710765A4 (en) * | 2017-11-15 | 2021-08-11 | The Coca-Cola Company | SYSTEM AND METHOD FOR RAPID COOLING OF PACKAGED FOOD |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP29506999A patent/JP2001118139A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006080233A1 (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-03 | Daiwa Can Company | 飲料缶の誘導加熱装置及び誘導加熱方法 |
| JPWO2006080233A1 (ja) * | 2005-01-25 | 2008-08-07 | 大和製罐株式会社 | 飲料缶の誘導加熱装置及び誘導加熱方法 |
| JP4562765B2 (ja) * | 2005-01-25 | 2010-10-13 | 大和製罐株式会社 | 飲料缶の誘導加熱装置及び誘導加熱方法 |
| JP2008117172A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機 |
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| WO2018102434A1 (en) * | 2016-11-30 | 2018-06-07 | The Coca-Cola Company | On-demand processing of chilled food product |
| CN110191846A (zh) * | 2016-11-30 | 2019-08-30 | 可口可乐公司 | 对冷藏食品产品的按需加工 |
| JP2020504802A (ja) * | 2016-11-30 | 2020-02-13 | ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company | 冷蔵食品のオンデマンド加工 |
| EP3710765A4 (en) * | 2017-11-15 | 2021-08-11 | The Coca-Cola Company | SYSTEM AND METHOD FOR RAPID COOLING OF PACKAGED FOOD |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061017 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20061114 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070730 |