JP2001117210A - フォトマスク、その製造方法及び半導体装置 - Google Patents
フォトマスク、その製造方法及び半導体装置Info
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Abstract
法値で例えば約1μmという様に縮小されるときに、欠
陥修正部分の透過率低下に起因して生じるレジストパタ
ーンの寸法変動がデバイス品質に悪影響を及ぼす点を改
善する。 【解決手段】 所定の出力条件でレーザー光を照射して
凸欠陥13を除去すべき修正照射領域14を、凸欠陥
13を包含する幅w1及びw2の照射領域14Aと、
凸欠陥13とパターンエッジ12Eとの接続部分から第
1方向D1の負方向に修正オフセット量Δwの絶対値だ
け広がり且つ幅w2を有するパターン修正領域14Bと
から成る領域として設定する。修正オフセット量Δwは
転写後のレジストパターンの寸法変動率がデバイス品質
上許容される範囲となる様に設定される。レーザー光照
射後は、パターンエッジ12Eの一部が幅|Δw|だけ
欠損した状態となる。
Description
I)製造の写真製版工程において原盤として使用される
フォトマスク上の金属膜パターンの黒欠陥部分の修正方
法、および修正後のフォトマスク上の金属膜パターンの
構造に関するものである。
製版工程において、転写装置でウエハ表面にレジストパ
ターンを転写する際に使用する原盤となるものであり、
その表面上にはCrON等の金属膜で以てレジストパタ
ーンに対応するパターンが作り込まれている。この金属
膜パターンに設計上の本来のパターンとは違った金属膜
の残り(黒欠陥)または金属膜の欠損(白欠陥)がある
と、そのような欠陥のサイズによっては、設計された本
来のレジストパターン以外のパターンがウエハ上に転写
されてしまったり、転写されたパターンの寸法が本来の
パターンの寸法に対して変動してしまう。しかも、レジ
ストをマスクとして最終的に生成されるべき集積回路パ
ターンの微細化に伴い、レジストパターンの寸法変動に
対する要求精度は一段と厳しくなっており、このため許
容されるマスク上の欠陥サイズは縮小する傾向にある。
そして、金属膜パターンの欠陥がフォトマスク上に存在
しても、それが転写されない欠陥サイズ、あるいは、そ
れが転写されても本来のレジストパターンないしは集積
回路パターンに生じさせる寸法変動が半導体製品の品質
上許容範囲内であるような許容される欠陥サイズは、一
般にデザインパターン寸法(マスク上)のおよそ1/4
から1/3までとされている。従って、デザインパター
ン寸法が約3μmの半導体製品では許容欠陥サイズが約
1μmであったのが、集積回路パターンの微細化に応じ
てデザインパターン寸法が約1μmに縮小されると、許
容欠陥サイズは約0.3μmにまで縮小する。
を、図28及び図29の両平面図に基づき説明する。こ
こで、黒欠陥には、図28に示す様に、孤立したもの
(以下、孤立黒欠陥と称す)73と、本来の金属膜パタ
ーン70の一方のエッジに接続したもの(以下、凸欠陥
と称す)72とがある。この様な黒欠陥72,73の修
正には、YAG(イットリウム/アルミニウム/ガーネ
ット)レーザー等を用いたレーザー修正が一般的に用い
られている。即ち、図29に示す様に、レーザー光ビー
ムは、黒欠陥72,73のサイズ及び形状に応じてアパ
ーチャー(図示せず)により変形された上で黒欠陥部分
に照射される。このとき、黒欠陥72,73は照射され
たレーザー光のエネルギーを吸収することにより蒸発し
て除去される。特に、孤立黒欠陥73の修正の場合に
は、欠陥全体を十分に包含するレーザー照射領域74を
設定した上で、レーザー光ビームを当該領域74内に照
射して孤立黒欠陥73を完全に除去している。他方、凸
欠陥72を修正する場合には、孤立黒欠陥73の修正と
同様に、凸欠陥72を完全に除去し得るようにレーザー
光を照射するのであるが、特に、凸欠陥72がパターン
70の一方のエッジと接触した境界部分が修正後に凸欠
陥72がないときの本来のパターンのエッジを再現する
ように光路上の光学系を調整して、レーザー照射領域7
4の一方の端の位置を本来のパターンのエッジの延長線
に合わせた上で、レーザー光を照射している。つまり、
凸欠陥72のレーザー修正後に被修正部分に金属膜の残
渣が生じることのない様に、あるいは、逆に過剰に金属
膜を除去したために本来のパターンエッジの位置よりも
被修正部分のエッジが後退してしまうことのない様に、
本来のパターンエッジを再現している。上記の修正方法
は、CrON膜を主に使用する通常のフォトマスクや、
CrON膜、あるいはMoSiON膜を主に使用する位
相シフトフォトマスクにも適用されている。
ー修正の他に、ビームの位置合わせの精度がレーザー光
を用いる場合よりも良いイオンビームを用いる方法(イ
オンビームエッチング法)も用いられる。後者の修正方
法でも、レーザー修正方法と同様に、凸欠陥の修正部分
に金属膜の残渣が発生せず且つ過剰な修正によって被修
正部分の後退が発生することのない様に、本来のパター
ンエッジを再現するための修正がなされている。
修正方法あるいはイオンビームエッチング法によって黒
欠陥を修正する場合には、次の様な問題点が生じてい
る。以下、その点を図30及び図31の平面図に基づき
説明する。
(黒欠陥修正部分)75には、遮光金属膜のごく薄い残
渣又はビーム照射に起因した石英ガラス表面の荒れが発
生するため、黒欠陥の存在しない本来の石英ガラス部分
71(図28)の透過率と比較して、黒欠陥修正部分7
5における透過率は低下している。このため、フォトマ
スクの修正後の金属膜パターンを半導体ウエハ上に転写
してレジストパターンを形成するときに、黒欠陥修正部
分の直下に位置するレジストの一部分への露光量は、黒
欠陥の存在しない本来の石英ガラス部分の直下に位置す
るレジストの他部への露光量とは異なることとなり(小
さくなり)、図31に示す様に、半導体ウエハ上のレジ
ストパターン76のエッジの一部が凸状となり、同パタ
ーン76の寸法が変動するという問題点が生ずる。この
様な寸法変動は、デザインパターン寸法が例えば約3μ
mというように大きいデバイスにおいては、寸法変動許
容サイズが大きいために、デバイス品質に問題を与える
ことはない。しかし、デザインパターン寸法が約1μm
というように縮小されるときには、従来の方法で修正し
た黒欠陥修正部分の透過率の低下に起因するレジストパ
ターンの寸法変動は、その許容範囲を越えてデバイスの
品質に重大な影響を与えることになる。この様な問題点
は、金属膜パターンに近接して存在する孤立黒欠陥、あ
るいは金属膜パターンのエッジに接続した凸欠陥を修正
した部分について生じやすく、特にDRAM等のメモリ
セルでは最も微細なパターンが密集しているために発生
しやすい。
めになされたものであり、1)通常のフォトマスクの金
属膜パターンの黒欠陥(特に金属膜パターン同士が近接
した部分に存在する孤立黒欠陥あるいは凸欠陥)の修正
部分の透過率低下を補って写真製版工程でその修正部分
の半導体ウエハ上に形成したパターンに生じる寸法の変
動を抑制することのできるフォトマスク製造方法、及び
2)位相シフトフォトマスクの金属膜パターンの黒欠陥
(特に金属膜パターン同士が近接した部分に存在する孤
立黒欠陥あるいは凸欠陥)の修正部分の透過率低下を補
って写真製版工程でその修正部分の半導体ウエハ上に形
成したパターンに生じる寸法の変動を抑制することので
きるフォトマスク製造方法、及び3)上記1)又は2)
の方法を用いて製造されるフォトマスクの金属膜パター
ン構造を提示することを目的とする。
石英ガラスと前記石英ガラスの表面上に形成された金属
膜より成るパターンとを備えるフォトマスクの製造方法
であって、前記パターンに接続する又は近接し、且つ第
1方向に第1幅を有し、前記第1方向に直交すると共に
前記パターンのエッジの延長方向でもある第2方向に第
2幅を有する黒欠陥が存在するか否かを検出する工程
と、前記検出工程に於いて前記黒欠陥が検出されるとき
には、前記黒欠陥を包含し且つ前記第1及び第2方向に
それぞれ第3及び第4幅を有する前記石英ガラスの前記
表面上の照射領域を前記第1方向に最適修正オフセット
量に基づき修正して得られる修正照射領域に渡って所定
のビームを照射して前記黒欠陥を除去する工程とを備
え、前記最適修正オフセット量は、前記ビーム照射工程
の後に得られる前記フォトマスクを使用して半導体基板
上に前記パターンを転写して得られるレジストパターン
の寸法が、前記黒欠陥が存在しないときに得られるべき
本来のレジストパターンの寸法と一致する様に、前記所
定のビームの出力条件と、前記黒欠陥が存在する前記石
英ガラスの前記表面上の領域の前記第1方向に於ける寸
法と、前記黒欠陥のサイズとに応じて設定されており、
前記黒欠陥が前記パターンに接続するときには前記黒欠
陥と前記パターンとの境界部分より、又は前記黒欠陥が
前記パターンに近接するときには前記パターンの前記エ
ッジの内で前記黒欠陥と対向する部分より、前記第1方
向に前記最適修正オフセット量の絶対値だけ前記パター
ンの内部に向けて広がったパターン修正領域と前記照射
領域とから成る領域として前記修正照射領域が与えられ
る様に、前記所定のビームを制御することを特徴とす
る。
フォトマスクの製造方法であって、前記パターン修正領
域の前記第2方向に於ける幅は前記第2幅よりも大きい
ことを特徴とする。
石英ガラスの表面上に形成された金属膜より成るパター
ンとを備えるフォトマスクの製造方法であって、前記パ
ターンに接続する又は近接し、且つ第1方向に第1幅を
有し、前記第1方向に直交すると共に前記パターンのエ
ッジの延長方向でもある第2方向に第2幅を有する黒欠
陥が存在するか否かを検出する工程と、前記検出工程に
於いて前記黒欠陥が検出されるときには、前記黒欠陥を
包含し且つ前記第1及び第2方向にそれぞれ第3及び第
4幅を有する前記石英ガラスの前記表面上の照射領域を
前記第1方向に修正オフセット量に基づき修正して得ら
れる修正照射領域に渡って所定のビームを照射して前記
黒欠陥を除去する工程とを備え、前記修正オフセット量
は、前記ビーム照射工程の後に得られる前記フォトマス
クを使用して半導体基板上に前記パターンを転写して得
られるレジストパターンの寸法の、前記黒欠陥が存在し
ないときに得られるべき本来のレジストパターンの寸法
に対する寸法変動率が所定の範囲内となる様に、前記所
定のビームの出力条件と、前記黒欠陥が存在する前記石
英ガラスの前記表面上の領域の前記第1方向に於ける寸
法と、前記黒欠陥のサイズとに応じて設定されており、
前記修正オフセット量の符号が負のときには、前記黒欠
陥が前記パターンに接続するときには前記黒欠陥と前記
パターンとの境界部分より、又は前記黒欠陥が前記パタ
ーンに近接するときには前記パターンの前記エッジの内
で前記黒欠陥と対向する部分より、前記第1方向に前記
修正オフセット量の絶対値だけ前記パターンの内部に向
けて広がったパターン修正領域と前記照射領域とから成
る領域として前記修正照射領域が与えられる様に、前記
所定のビームを制御することを特徴とする。
フォトマスクの製造方法であって、前記修正オフセット
量の符号が正のときには、前記照射領域が前記修正オフ
セット量の絶対値だけ前記第1方向に狭まった領域とし
て前記修正照射領域が与えられる様に、前記所定のビー
ムを制御することを特徴とする。
フォトマスクの製造方法であって、前記パターン修正領
域の前記第2方向に於ける幅は前記第2幅よりも大きい
ことを特徴とする。
記石英ガラスの表面上に形成された金属膜より成るパタ
ーンとを備え、前記パターンの一つのエッジの一部が欠
損していることを特徴とする。
求項6に記載の前記フォトマスクを使用して前記半導体
基板上に前記パターンを転写して得られるレジストパタ
ーンに基づき得られる集積回路パターンとを備えること
を特徴とする。
は、石英ガラスの表面上に形成される金属膜のパターン
がCrON膜より成る直線状の配線パターンであるフォ
トマスクに関するものであり、しかも、フォトマスクの
パターン生成時に生じた黒欠陥の内で凸欠陥部分を適切
に修正して、フォトマスク上のパターンを半導体ウエハ
上に転写した際にレジストパターン(終局的には集積回
路パターン)の寸法が許容範囲を超えて変動しないよう
するためのフォトマスクの製造方法に関している。ま
た、本実施の形態は、凸欠陥の修正・除去後に形成され
る金属膜の配線パターンの構造をも示すものである。以
下では、先ず凸欠陥部分の修正方法ないしは修正原理に
ついて説明する。
μmの厚さで石英ガラスの表面上に成膜して金属膜の直
線状配線パターンを形成したときに生ずるフォトマスク
上の凸欠陥を、波長約530ナノメートル、出力約1ミ
リジュール/パルス、パルス幅約0.8ナノ秒ないし
0.9ナノ秒のパルスレーザー光(例えばYAGレーザ
ー光)を用いて修正するときの一例であり、フォトマス
クの平面図として描かれている。この内、図1は、黒欠
陥修正前のフォトマスク10の表面構造を示している。
同図に示す通り、フォトマスク10の石英ガラスの表面
上には、CrON金属膜より成る複数本の配線パターン
12が第2方向D2に沿って互いに平行に形成されてお
り、第1方向D1における配線パターン幅Lおよび配線
パターン間隔Sは共に約1μmである。ここでは、隣り
合う配線パターン12の間の石英ガラス部分11に、第
1方向D1に沿って幅(第1幅)w1(=約0.5μ
m)、第2方向D2に沿って幅(第2幅)w2を有する
凸欠陥13があるものとする。この凸欠陥13は、一本
の配線パターン12の一方のエッジ12Eの一部分(境
界部分)に接続している。
ザー光をフォトマスク10の石英ガラスの表面上に照射
するときの修正照射領域14を、凸欠陥13を包含す
る、第1方向D1に幅(第3幅)w1及び第2方向D2
に幅(第4幅)w2を有する矩形状の照射領域(従来技
術の照射領域に相当)14Aと、配線パターン12の
一方のエッジ12Eの延長線に該当する凸欠陥13と配
線パターン12との境界部分より配線パターン12の内
部に向けて第1方向D1のマイナス方向に沿って修正オ
フセット量Δw(ないしは最適修正オフセット量Δ
w0)の絶対値だけ広がって成り、且つ第2方向D2に
幅w2を有する矩形状のパターン修正領域14Bとの和
から成る領域として設定する。即ち、従来の修正方法に
おいて用いられてきた照射領域14Aを、修正オフセッ
ト量Δw(ないしは最適修正オフセット量Δw0)に基
づき第1方向D1に修正する(ないしは拡大する)こと
により、適切な修正照射領域14を設定する。
ーザー光を照射し、同領域14内に存在する凸欠陥13
及びCrON膜を除去する。ここで、除去後のフォトマ
スク10の表面構造を示すのが、図3である。同図に示
す通り、石英ガラス部分11中、凸欠陥が除去された後
の部分(欠陥修正部分と称する)15と対面する、修正
後の配線パターン12の一方のエッジ12Eの一部分M
Eは、エッジ12Eの本来の位置よりも第1方向D1の
マイナス方向に沿って後退した態様となっている。換言
すれば、凸欠陥修正後のフォトマスク10の特定の配線
パターン12については、その一方のエッジ12Eの一
部が欠損しており、これにより、第1方向D1及び第2
方向D2にそれぞれ修正オフセット量Δw(ないしは最
適修正オフセット量Δw0)の絶対値に等しい幅及び幅
w2を有する凹部16が、配線パターン12に形成され
ている。この様な配線パターン12を有するフォトマス
ク10を用いて写真製版工程を行うことになるが、同フ
ォトマスク10を採用する根拠ないしは着眼点は次の点
にある。
rON金属膜の凸欠陥は、レーザー光のエネルギーを吸
収して加熱され、その結果、蒸発除去される。このと
き、欠陥修正部分に当たる、除去された凸欠陥の下地の
石英ガラス部分も高温に加熱されるため、欠陥修正部分
に当たる石英ガラス部分の表面には、微小な荒れが生じ
る(即ち、ダメージが入る)。そのために、黒欠陥の存
在しない石英ガラス部分に比べて、欠陥修正部分15
(図3)の透過率が低下する。例えば、上記出力条件の
下でレーザー光による凸欠陥の修正・除去を行った場
合、欠陥の存在しない石英ガラス部分の透過率を100
としたときの欠陥修正部分15の透過率は、波長が24
8nmの場合には92、波長が365nmの場合には9
6であった。
の低下を補うためには、フォトマスク10上の配線パタ
ーン12を半導体ウェハ上のレジストへ転写する際に、
同部分15の周囲から回析や散乱によって同部分15の
直下のレジストの部分に入射する光の光量を増加させ
て、同部分15を直接透過してその直下のレジストの部
分に至る光の強度の低下量を補えば良い筈である。この
様な光量の低下の補足は、図29に示した従来の欠陥修
正方法においても、欠陥修正部分75(図30)の周囲
の石英ガラス部分71(図28)を透過する光によって
も成されていたと言えるが、それだけでは不十分であっ
たものと評価できる。そこで、図3に示す様な、積極的
にエッジ12Eの一部に欠損を生じさせた配線パターン
12を有するフォトマスク10を製作する訳である。即
ち、配線パターン12の凹部16の直下の石英ガラス部
分(これを石英ガラス部分16と称す)がレーザー光の
照射後に新たに露出することになるので、同パターン1
2を半導体ウエハ上へ転写する際に、当該石英ガラス部
分16を透過した光の一部が回析や散乱によって欠陥修
正部分15の直下のレジストの部分にも入射することと
なるので、その分だけ当該レジスト部分を照射する光の
光量が増大する。そして、この光量の増大分を上記透過
率低下に伴う光量減少分を補うために積極的に利用する
のである。この場合、図3の石英ガラス部分16もまた
レーザー光照射の際にダメージを受けるので、同部分1
6の透過率もまた低下し、従って、低下した分だけ転写
時に同部分16の直下のレジストの部分に入射する光量
は低下する。このとき、同部16の周囲からの光量の補
足分は、欠陥修正部分15における光量の補足分よりも
少ないものと考えられる。
陥修正部分15の直下のレジストの部分に同部分15を
透過して入射する光の光量の減少量と、石英ガラス部
分16及び欠陥修正部分15周辺の石英ガラス部分11
を透過して上記レジストの部分に入射する光の光量(増
大分)とが等しくなる、最適修正オフセット量Δw0が
存在し得る筈である。そこで、この最適修正オフセット
量Δw0を予め試作を通じて求めておくならば、転写時
に、図4に例示するレジストパターン(Sw1=Sw
2)が得られることになる。ここで図4は、図2の修正
照射領域14を、照射領域14Aと最適修正オフセット
量Δw0の絶対値だけ第1方向D1のマイナス方向に広
がったパターン修正領域14Bとから成る領域として設
定した上で、同領域14に対してレーザー光照射を行っ
て得られるフォトマスク10を用いて、半導体ウエハな
いしは半導体基板1上に形成したポジレジストにフォト
マスク10の配線パターン12を転写することにより得
られるレジストパターン2を有する半導体装置100を
示す平面図である。同図中、記号Sw1は黒欠陥が無い
部分における本来のレジストパターン間隔であり、記号
Sw2は図3の修正欠陥部分15に対応する部分におけ
るレジストパターン間隔であり、この場合にはSw1=
Sw2となる。
修正後の配線パターンの一方のエッジが本来のパターン
エッジの位置よりも第1方向D1のマイナス側に後退す
る場合にマイナスと表現され、逆に境界部分付近の欠陥
部分が残る場合、即ち、修正後のパターンエッジが本来
のパターンエッジよりも第1方向D1のプラス側に突出
する場合にプラスとして表現される。従って、図3,図
4及び後述する図5の場合は、共に修正オフセット量Δ
wの符号がマイナスのときに該当している。
w<Δw0<0と設定するときには、図3の石英ガラス
部分16においても、同部16の面積がより大きくなる
分だけ、その透過率の低下が部分的に補正されるので、
図4に破線で示す様に、転写後のレジストパターン2の
エッジ2E中に欠損ないし凹部が生じ、欠陥修正部分1
5に対応するエッジ部分2EAは後退する結果、レジス
トパターン間隔Sw2は本来のレジストパターン間隔S
w1よりも大となる。
w<0と設定するときには、石英ガラス部分16のみな
らず、欠陥修正部分15の一部(境界部付近)も、その
透過率の低下が完全に補われなくなり、図5に示す様
に、レジストパターン間隔Sw2はレジストパターン間
隔Sw1よりも小さくなる。
正オフセット量Δw0と等しくなる様に、レーザー光の
光路上の光学系を制御してレーザー光照射を行うのが最
善であると言える。又、修正オフセット量ΔwがΔw=
Δw0にはならなくても、実際のレジストパターン間隔
Sw2の本来のレジストパターン間隔Sw1に対する変
動率(Sw2−Sw1)×100/Sw1(%)がデバ
イスのデザインパターン寸法毎に応じて定まる許容範囲
内になる様に、修正オフセット量Δwの所定の範囲(許
容範囲)を求め、この許容範囲内の修正オフセット量Δ
wで定まる修正照射領域内にレーザー光が照射される様
にレーザー光の光路上の光学系を制御した上で(レーザ
ー光ビームの制御)、レーザー光照射による凸欠陥の修
正を行うことも可能である。
の変動が問題とはならなかった、デザインパターン寸法
が比較的大きい場合には、修正オフセット量Δwの符号
がプラスとなる様な凸欠陥修正方法を用いることもでき
る。但し、最適修正オフセット量Δw0は0μmであ
る。この場合のフォトマスク10上の修正照射領域14
を、図6の平面図に示す。この場合には、同図に示す通
り、修正照射領域14は、図2に示す元々の照射領域1
4Aを修正オフセット量Δwの絶対値だけ第1方向D1
に狭めた領域として与えられる。従って、凸欠陥13と
配線パターン12の一方のエッジ12Eとの接続部分な
いしは境界部分から第1方向D1のプラス側に修正オフ
セット量Δwの絶対値だけ突出した凸欠陥13の一部
が、レーザー光照射によっても除去されずに残ることと
なる。
スク10の平面構造を模式的に示すのが図7である。同
図に示す様に、凸欠陥13の残部17が配線パターン1
2の一方のエッジ12Eに接続している。
ザインパターン寸法が比較的大きい場合(例えば、半導
体ウエハ上で約3μm以上)には、図7の欠陥修正部分
15の周囲の石英ガラス部分11の領域が比較的大きい
ため、フォトリソグラフィにより図7の配線パターン1
2を半導体ウエハ上のレジストに転写する際に、欠陥修
正部分15の周囲の石英ガラス部分11を透過して欠陥
修正部分15及び残部17の直下のレジスト部分に入射
する光量は比較的大きく、欠陥修正部分15における透
過率の低下及び残部17の存在による光量不足を十分に
補うことができると考えられる。従って、修正オフセッ
ト量Δw(>0)の絶対値を適切に設定するときには、
転写後のレジストパターンの寸法の本来のレジストパタ
ーンの寸法に対する寸法変動率が所定の許容範囲内に入
る様にすることが可能である。この場合には、0値であ
る最適修正オフセット量Δw0に対する許容可能な変動
範囲内の値として、修正オフセット量Δwは与えられ
る。
正方法に基づきフォトマスクを試作した結果について説
明する。
上記のレーザー光の出力条件下で、幅L及び間隔Sが共
に約1μmより成る、石英ガラス上のCrON膜の配線
パターンの一つの一方のエッジに接続した、幅w1及び
w2が共に0.5μmの凸欠陥13(図1参照)を修正
オフセット量Δwの値を変えて修正し、各修正オフセッ
ト量Δwとそれに対する半導体ウエハ上のレジストパタ
ーン2(図4参照)の寸法変動率ΔSw((Sw2−S
w1)x100/Sw1として表される)との関係を実
測した。その実測結果を図8に示す。同図に示す通り、
修正オフセット量Δwが約−0.06μmの時に、半導
体ウエハ上のレジストパターンの寸法変動率ΔSwはゼ
ロ%になる。従って、最適修正オフセット量20は約−
0.06μmであると評価できる。又、寸法変動率ΔS
wをフォトマスク上に黒欠陥がない部分に於けるレジス
トパターン寸法Sw1の例えば±10%以内の変動範囲
内(所定の許容範囲内に該当)になるようにするために
は、修正オフセットΔwの許容量21は約+0.04μ
mから−0.16μmまでの範囲内(但し、Δw=0は
除く)であった。
mの配線パターン12のエッジに接続した凸欠陥13の
幅寸法w1,w2が共に1μmの場合、及び幅寸法w1
が1μm、幅寸法w2が3μmの場合では、共に凸欠陥
13を挟んで隣り合う両側の配線パターン12同士が凸
欠陥13によってつながった形になる。そこで、この場
合の凸欠陥13をブリッジ欠陥と呼ぶ。しかし、この場
合についても、片側あるいは両側の配線パターンについ
て図1ないし図7で上述した凸欠陥修正方法を適用し、
修正後の配線パターンのエッジを本来の位置よりも後退
させる(修正オフセット量Δw<0の場合)又は突出さ
せる(Δw>0の場合)ことにより、欠陥修正部分15
(図3,図7)の透過率の低下を補い、以て半導体ウエ
ハ上に形成するレジストパターンの寸法変動率を0値を
含む許容範囲内に抑制することが可能である。両側の配
線パターン12のそれぞれのエッジ12Eとブリッジ欠
陥13との境界部分をそれぞれ第1修正オフセット量Δ
w1の絶対値及び第2修正オフセット量Δw2の絶対値だ
け後退させる一例を、図9に示す。但し、第1修正オフ
セット量Δw1の絶対値と第2修正オフセット量Δw2の
絶対値との和が、既述した修正オフセット量Δwの絶対
値に等しい。同様の考え方が最適修正オフセット量Δw
0についても妥当し、第1最適修正オフセット量Δw01
の絶対値と第2最適修正オフセット量Δw02の絶対値と
の和が、最適修正オフセット量Δw 0の絶対値に相当す
る。
(共にw1=1μm)のブリッジ欠陥を図9に示す様に
修正する場合についても(配線パターンの寸法L,S及
びレーザー光の出力条件は既述した通りである)、修正
オフセット量Δw(=Δw1+Δw2)を変えて、各修正
オフセット量Δwに対する半導体ウエハ上に形成される
レジストパターンの寸法変動率ΔSwを実測した。その
結果を図10に示す。尚、ブリッジ欠陥の修正は図9に
例示した通りであり、従って、この場合の修正オフセッ
ト量Δwは図9に示す両側のパターン12の各々のエッ
ジ12Eに関する第1及び第2修正オフセット量Δw
1,Δw2の和に等しい値である。同図より明らかな通
り、欠陥サイズ(=w2)が1μm、及び3μmの場合
における最適修正オフセット量30は共に約−0.07
μmとなり、このとき半導体ウエハ上のレジストパター
ンの寸法変動率ΔSwはゼロ%になる。
率の低下は、同部の周囲の光透過部分(石英ガラス部
分)を透過した光の回析、散乱により適切に補正される
ので、透過率が低下した部分の面積が同じで合れば、図
1の配線間隔Sが大きい方が、透過率の低下の全く無い
欠陥修正部分15の周囲の石英ガラス部分11の領域が
広がる分だけ、最適修正オフセット量Δw0は小さくな
る。かかる観点を踏まえて、配線幅L及び配線間隔Sが
共に約1.2μmの配線パターンのエッジに接続した凸
欠陥(w1=w2=0.5μm)とブリッジ欠陥(w1
=1.2μm,w2=3μm)とを同様のレーザー光出
力条件の下で上述した修正方法に基づき修正し、修正オ
フセット量Δwとそのときの半導体ウエハ上のレジスト
パターンの寸法変動率ΔSwとの関係を実測した。その
結果を図11に示す。尚、ブリッジ欠陥の修正は図9に
例示した通りであり、従って、この場合の修正オフセッ
ト量Δwは図9に示す両側のパターン12の各々のエッ
ジ12Eに関する第1及び第2修正オフセット量Δ
w1,Δw2の和に等しい値である。同図より明らかな通
り、最適修正オフセット量Δw0は共に約−0.04μ
mであり、配線幅L及び配線間隔Sが共に1μmの場合
(図10)の最適修正オフセット量Δw0と比べて小さ
い。
の寸法変動率を半導体装置の許容範囲内に入れるために
必要な修正オフセット量Δwの精度ないしは許容範囲
は、主に凸欠陥のサイズに関係している。既述した図1
0及び図11には、レジストパターンの寸法変動として
は中心値の±10%以内までは許容されるとした時に必
要な修正オフセット量Δwの精度も示されている。両図
10,11より理解される様に、欠陥サイズ(=w2)
が大きい方が修正オフセット量(Δw)のバラツキの許
容範囲が小さくなっている。例えば、図10に示す様
に、配線間隔Sが1μmの配線パターン間のブリッジ欠
陥を修正する場合に、ブリッジ欠陥の欠陥サイズ(=w
2)が1μmの時は修正オフセット量Δwの許容範囲3
1は−0.15μm〜+0.02μmの範囲であるが、
欠陥サイズ(=w2)が3μmの時には修正オフセット
量Δwの許容範囲32は−0.13μm〜−0.01μ
mの範囲となり、小さくなっている。この関係は、図1
1の許容範囲41,42についても成立する。
ッジに接続した凸欠陥またはブリッジ欠陥をレーザー光
の上記出力条件に基づき上述の方法により修正するとき
の、配線パターンの間隔Sと最適修正オフセット量Δw
0との関係を表1に示す。但し、表1のデータに関して
は、凸欠陥又はブリッジ欠陥のサイズ(w1,w2)は
各データ毎に一様ではなく、例えば、幅w1は寸法S以
内であり、幅w2は約0.5μmないし3μm程度の範
囲内にある。
存在する石英ガラス表面領域の第1方向D1における寸
法Sに応じて(勿論、レーザー光の出力条件と欠陥サイ
ズとにも依存するが、ここでは主として間隔Sへの依存
度が大きい)、最適修正オフセット量Δw0は定まる。
例えば、1μm≦S<2μmのときには、最適修正オフ
セット量Δw0は、−0.10μmないし−0.05μ
mの範囲内の値となる。
たレジストパターンの寸法変動率を所定の範囲内(例え
ば±10%以内)に抑制するために必要な修正オフセッ
ト量Δwの許容範囲(その中に最適修正オフセット量Δ
w0も含まれる)もまた同様に、レーザー光ビームの出
力条件と間隔Sと欠陥サイズとに応じて定まることは、
既述した説明文、図10、図11及び表1の開示より自
明である。
ット量Δw0又はそれを含む上記許容範囲内の修正オフ
セット量Δwに基づき定まる修正照射領域14(図2,
図6)内にレーザー光ビームを照射することにより、フ
ォトマスクの欠陥修正部分の透過率低下に起因する半導
体ウエハ上に転写されたレジストパターンの寸法変動を
最も小さくすることができる、又は、半導体装置の許容
範囲に応じて定まる所定の範囲内(例えば、±10%以
内)に抑制することができる。
正エッジの位置合わせ精度には約0.1μm〜0.2μ
mの範囲内のバラツキがあるのが現実である。従って、
半導体ウエハ上のレジストパターンの寸法変動率を上記
の半導体デバイスの許容範囲内に迎えるために必要な修
正オフセット量Δwないしは最適修正オフセット量Δw
0だけ後退した(Δw<0又はΔw0<0)、又は修正オ
フセット量Δwだけ突出した(Δw>0)配線パターン
エッジが修正後に最終的に得られる様に、上述した凸欠
陥の修正作業を行う必要がある。つまり、レーザー修正
装置が有する位置精度のバラツキを考慮して、凸欠陥と
本来の配線パターンとの接続部分から最も離れた凸欠陥
の先端位置から上記接続部分へ向けて第1方向D1に沿
って徐々にレーザー光の照射領域を拡大して凸欠陥をそ
の先端部分から徐々に除去していき、レーザー光の照射
位置が上記接続部分からみて所望の修正オフセット量Δ
wないしは最適修正オフセット量Δw0だけ離れた位置
に来たところで、修正を完了するようにする。以下、実
際のレーザー修正装置を用いた修正オフセット量に基づ
く凸欠陥の修正手順について説明する。
用いて製造されたフォトマスクを用いて、集積回路パタ
ーンを半導体ウエハないしは半導体基板上の所定の層
(絶縁層又は金属膜)に形成する工程を模式的に示すフ
ローチャートである。同図中、工程T1は上記フォトマ
スクの製造工程であり、本実施の形態の中核部分であ
る。そして、同工程T1は、フォトマスクの母材たる
石英ガラスの表面上にCrON膜(金属膜)を配線パタ
ーンとして形成する工程S1と、汎用の欠陥検査装置
を用いて黒欠陥(ここでは凸欠陥)がフォトマスク上に
存在するか否かを検査する工程S2と、黒欠陥ありの
場合に、上述した黒欠陥修正方法を適用して修正照射領
域(図2,図6の領域14)にレーザー光を照射する黒
欠陥修正工程S3と、修正後のフォトマスクを所定の
洗浄液で洗浄する工程S4と、黒欠陥なしの場合に
(ここでは便宜上、白欠陥はなしと想定している)、フ
ォトマスクの最終検査を行う工程S5とから成る。これ
らの工程中、黒欠陥修正工程S3が核心部であるので、
更に同工程S3の手順を後程詳述する。
るレーザー修正装置110の構成及び同装置110の動
作原理を模式的に示す図である。同図において、各符号
は次のものを示す。即ち、10はフォトマスク、111
は対物レンズ、112及び116はハーフミラー、11
3は顕微鏡、114はスリット、115は開口である。
尚、フォトマスク10は、移動可能なステージ(図示せ
ず)上に搭載されている。以下、図13を参照しつつ、
図12の工程S3を図14のフローチャートに基づき詳
述する。
マスク10を試料台(ステージ)上にセットする。
2で用いた欠陥検査装置より欠陥検査データ(座標デー
タ)を呼び出し、データ処理用コンピュータ(図示せ
ず)に同データを入力する。
用コンピュータは上記欠陥検査データから凸欠陥の位置
座標を認識し、同座標に基づきステージを制御して上記
凸欠陥を顕微鏡113で以て視認できる位置にフォトマ
スク10を移動させる。
明光源(図示せず)を点灯させて照明光をハーフミラー
116、開口115、ハーフミラー112及び対物レン
ズ111を介してフォトマスク10の表面に照射させた
上で、顕微鏡113を用いてフォトマスク10の表面の
配線パターン及びその一方のエッジに接続する凸欠陥の
存在を確認する。そして、操作者は、スリット114を
変形させて開口115の口径寸法を調整する作業に移
る。その際、既述した接続部ないしは境界部から第1方
向D1のプラス側に沿って最も遠方に位置する凸欠陥の
先端部付近が上記照明光によって照らされる様に、操作
者はスリット114の開口115を調整する。そして、
この位置から更にスリット114を徐々に変形させて上
記境界部へ向けて照射領域を徐々に拡大していくのであ
る。又は、ステージを少しずつ移動させて、照射領域を
上記境界部へ拡大していく。
源を消灯した上で又は同光源を点灯させたままで、レー
ザー光源(図示せず)を点灯させてレーザー光をフォト
マスク10の表面に照射し、これにより凸欠陥中、被照
射部分を除去する。その後、操作者はレーザー光源を消
灯し、レーザー光源点灯の際に照明光源を消灯させてい
たときには照明光源を再度点灯させた上で、そうでない
ときにはそのまま照明光源を点灯し続けて、欠陥の修正
箇所を顕微鏡113によって確認した上で(第6工程S
36)、次の評価工程S37へと移る。
13よりフォトマスク10の表面上の欠陥修正部分を眺
めて、同欠陥修正部分に対応する配線パターンの一方の
エッジの一部の位置が上記接続部分から第1方向に沿っ
て予め設定された最適修正オフセット量Δw0(Δw0<
0)だけ後退しているか、又は、予め設定された許容範
囲内の修正オフセット量Δwの絶対値分だけ後退してい
るか(Δw<0のとき)、あるいは突出しているか(Δ
w>0のとき)を評価する。その際、最適修正オフセッ
ト量Δw0又は許容範囲内の修正オフセット量Δwだけ
配線パターンの一方のエッジの一部が後退又は突出した
サンプルを予め製作しておき、このサンプルと現在修正
中のフォトマスクとを比較することによって、操作者は
欠陥修正の良否を判定しても良い。又は、現在修正中の
フォトマスクを一旦取出した上で、配線パターンの一方
のエッジの一部の後退量又は突出量を計測することによ
っても、本工程における評価を達成することが可能であ
る。
には、工程S34へと移り、工程S35〜S37を繰り
返して再度レーザー照射を実行する。これにより、照射
領域は上述した修正照射領域に向けて拡大・調整され
る。
は、凸欠陥修正は修了し、フォトマスク10を取り出す
(第8工程S38)。
望の集積回路パターンを形成すべき所定の層が形成され
た半導体ウエハないしは半導体基板の最上表面上にレジ
スト層を形成する。そして、工程T1で作成されたフォ
トマスク10を用いて同マスクの配線パターンをレジス
ト層に転写し、レジストパターンを形成する(工程T
3)。このとき、既述した通り、フォトマスク10の欠
陥修正部分における透過率の低下による光量不足が補正
されて、レジスト寸法変動率がゼロ%又は所定の許容範
囲内(例えば±10%以内)に抑制される。
エッチング等の既知の処理を行うことにより、所望通り
の寸法を有する集積回路パターンが形成される(工程T
4)。
では、出力約1ミリジュール/パルス、パルス幅が約
0.6ナノ秒の出力条件下で発振させたレーザー光を用
いる場合の最適修正オフセット量Δw0及び修正オフセ
ット量Δwの許容範囲について述べた。しかし、欠陥サ
イズ(w1,w2)及び配線パターンの間隔Sのみなら
ず、レーザー光の出力条件にも、最適修正オフセット量
Δw0及び修正オフセット量Δwの許容範囲は依存して
いる。従って、レーザー光の出力条件が変わると、最適
修正オフセット量Δw 0も変わる。例えば、出力が4ミ
リジュール/パルス〜6ミリジュール/パルスの範囲内
で且つパルス幅が約5ナノ秒のレーザー光を使用する場
合には、欠陥修正部分に当たる石英ガラス部分に入るダ
メージがより一層大きくなり、同部の透過率の低下がよ
り一層大きくならざるを得ない。この場合、凸欠陥が存
在しない石英ガラス部分の透過率を100としたときの
欠陥修正部分の透過率は波長248nmに対して81、
波長365nmに対して92となり、実施の形態1で述
べたレーザー光の出力条件のときよりも低下する。その
ため、最適修正オフセット量Δw0の符号は負となり、
且つ、その絶対値は大きくなる傾向を呈する。ここで、
配線間隔Sが1.5μm以下の配線パターンの一方のエ
ッジに接続する凸欠陥13(図1)を上記出力条件下の
レーザー光で修正する場合には、最適修正オフセット量
Δw0を−0.15μm以下に設定し、修正後の配線パ
ターンの一方のエッジを、実施の形態1のレーザー光修
正のときと比較して、本来の配線パターンの一方のエッ
ジの位置よりもより大きく後退させる必要性があるとい
う実測結果が得られている。表2に、このような出力条
件を有するレーザー光を用いて凸欠陥を修正した場合
の、配線パターン間隔Sに対する最適修正オフセット量
Δw0の実測結果をまとめた。但し、表2もまた、各凸
欠陥又は各ブリッジ欠陥の欠陥サイズが一様ではないと
きのデータであり、例えば幅w1は間隔S以内であり、
幅w2は約0.5μmないし3μm程度の範囲内であ
る。
せたレーザー光を用いる場合にも、実施の形態1で述べ
た出力条件下でのレーザー光を用いる修正の場合と同様
に(表1参照)、配線パターンの間隔Sが大きくなる
と、最適修正オフセット量Δwの符号は負から正へと移
り且つその絶対値が小さくなる傾向が見られる。
いて、主として配線パターンSに応じて定まる、表2に
記載した範囲内の最適修正オフセット量Δw0だけ、配
線パターンの一方のエッジの位置を本来の位置よりも第
1方向のマイナス方向に向けて後退させる(Δw0<
0)様に修正部分を加工することで、フォトマスクにお
ける欠陥修正部分の透過率低下に起因した半導体ウエハ
上に転写して形成されるレジストパターンの寸法変動、
従ってレジストパターンに基づき最終的に生成される集
積回路パターンの寸法変動を最も小さくすることができ
る。又、本出力条件下でも、表2に示される各最適修正
オフセット量Δw0を含む修正オフセット量Δwの許容
範囲内で修正部分のレーザー光修正を行うことができ、
これにより、既述した通り、レジストパターンの寸法変
動率を半導体装置の許容範囲内(例えば10%以内)に
抑制することができる。
及びその変形例1では凸欠陥に対する修正方法について
述べたが、そこで述べられた修正方法ないしは修正原理
は配線パターンに近接する孤立黒欠陥に対する修正につ
いても同様に適用可能である。
立黒欠陥18(第1幅w1,第2幅w2)をレーザー光
修正する際の修正照射領域14を示す。但し、この場合
は、修正オフセット量Δwないしは最適修正オフセット
量Δw0が負の場合である。図15に示す通り、同領域
14は、第3幅w3及び第4幅w4を有し(尚、w3
=w1,w4=w2であっても可能)且つ孤立黒欠陥1
8を包含する矩形状の照射領域14Aと、上記欠陥1
8に近接する配線パターン12の一方のエッジ12Eの
内で同欠陥18と対向する部分12ESより第1方向D
1のマイナス側に修正オフセット量Δwないしは最適修
正オフセット量Δw0の絶対値だけ同パターン12の内
部へ向けて広がった、第2方向D2に第4幅w4を有す
るパターン修正領域14Bとから成る。この様に修正照
射領域14を設定した上で同領域14にレーザー光を照
射することで、孤立黒欠陥18を修正除去した後の石英
ガラス部分に対向する配線パターン12の一方のエッジ
12Eの一部は、上記部分12ESの位置よりも修正オ
フセット量Δwないしは最適修正オフセット量Δw 0の
絶対値だけ第1方向D1のマイナス方向に後退したもの
となる。
が修正オフセット量Δwだけ第1方向D1のプラス方向
に挟まった領域が、修正照射領域となる。
及びその変形例1,2では、完全な直線状の配線パター
ンに接続した黒欠陥の修正方法と、半導体ウエハ上に転
写して形成されるレジストパターンの寸法変動率を最小
限に又は半導体装置に要求される許容範囲内に抑制する
ために最適な金属膜配線パターンの構造について示し
た。しかしながら、フォトマスクの金属膜配線パターン
は必ずしも完全な直線状である必要性はなく、第1方向
に沿って配線パターン間隔Sに相当する寸法だけ延びた
領域より成る同等の石英ガラス部分が存在する配線パタ
ーンであれば、表1及び表2に整理した最適修正オフセ
ット量Δw0の絶対値だけパターンエッジの一部が欠損
したパターン構造に修正する、又はレジストパターンの
寸法変動率を例えば±10%以内に抑制可能な許容範囲
内に属する修正オフセット量Δwの絶対値だけパターン
エッジの一部が欠損又は突出したパターン構造に修正す
ることが可能であり、これにより、半導体ウエハ上のレ
ジストパターンの寸法変動率をゼロ%又はデバイスにと
って許容可能な所定の範囲内に抑制することができる。
その様なフォトマスクの配線パターンの一例を図16及
び図17に例示する。
膜のパターンに、紫外光が透過可能な膜厚約0.1μm
のMoSiON(モリブデンシリサイドの酸窒化物)を
用いたハーフトーン位相シフトフォトマスク上の凸欠陥
の修正方法を示す。ここで、ハーフトーン位相シフトフ
ォトマスクは、MoSiONの金属膜を透過した光の位
相を変化させることで、写真製版工程において半導体ウ
エハ上に転写するレジストパターンの解像度を上げるこ
とのできるフォトマスクである。即ち、ハーフトーン位
相シフトフォトマスクにおいては、金属膜パターン部分
を透過した光の位相は石英ガラス部分を透過した光の位
相に対して180度反転するので、ハーフトーン位相シ
フトフォトマスクを用いる場合には、金属膜パターンの
エッジ部分の光の強度が下がり、半導体ウエハ上のレジ
スト上にパターンエッジ部分をより強調して転写するこ
とができ、これによりパターンの解像度を上げることが
できる。特に、MoSiONの金属膜パターンの形状が
矩形状の開口を有するパターン、即ち、ホールパターン
を形成する場合に、上記の効果が高いと言える。この様
な特性を有するハーフトーン位相シフトフォトマスクの
黒欠陥をレーザー光照射により修正・除去する場合に
も、欠陥修正部分においては透過率が低下すると共に、
当該欠陥修正部分を透過する光の位相を欠陥のない部分
に比べて十分に制御することが容易でない。例えば、実
施の形態1で述べた出力条件下で発振させたレーザー光
で黒欠陥を修正する場合、欠陥の存在しない部分の透過
率を100としたときの欠陥修正部分の透過率は波長2
48nmでは96.6である。また、実施の形態1の変
形例1の出力条件の下でレーザー光による修正を行う場
合には、波長248nmでは上記透過率は86.5とな
る。そのために、欠陥のない部分におけるパターンエッ
ジ部を透過する光と比べて、欠陥修正部分におけるパタ
ーンエッジ部を透過する光の強度が異なり、パターン解
像度を所望の通りに向上させることができないという問
題点が生ずる。
スクの黒欠陥、例えば凸欠陥やパターンエッジに近接し
た孤立黒欠陥を修正する際にも、実施の形態1で述べた
修正方法の適用が必要となる。以下、この点に鑑み、位
相シフトフォトマスクの金属膜パターンの一部が開口さ
れて石英ガラス部分のホールパターンが形成されている
場合であって、且つホールパターンを形成する金属膜パ
ターンの一つのエッジに凸欠陥が接続している場合につ
いて、上記凸欠陥を修正して転写後のレジストパターン
の寸法変動率をゼロ%に又は許容範囲内に抑制可能な位
相シフトフォトマスクの製造方法について述べる。
マスク10の金属膜パターン50のホール側(内側)の
4つのエッジの1つ50Eの一部分(境界部分ないしは
接続部分)50Bに繋がった、第1及び第2方向D1,
D2に第1及び第2幅w1,w2を有する凸欠陥52を
示す平面図である。同図中、記号Sは金属膜パターン5
0の内側エッジで囲まれたホールの第1方向D1におけ
る幅(ホールサイズ)であり、凸欠陥52が存在するホ
ール内の石英ガラス部分(ホールパターンとも称す)5
1の第1方向D1における寸法でもある。
0の凸欠陥52を除去するための修正照射領域53を示
す平面図である。この場合にも、同領域53は、凸欠
陥52を包含し、且つ第1及び第2方向D1,D2につ
いて第3幅w3(=w1)及び第4幅w4(=w2)を
有する照射領域53Aと、境界部50Bから第1方向
D1のマイナス方向に対して上述した意味での許容範囲
内にある修正オフセット量Δw又は最適修正オフセット
量Δw0の絶対値だけ広がり且つ第2方向D2につき幅
w4を有するパターン修正領域53Bとから成る。但
し、ホールサイズSの値、レーザー光の出力条件及び
(ブリッジ欠陥をも含めて)凸欠陥のサイズによって
は、修正オフセット量Δwの符号をプラスに設定して良
い場合もある。このときには、図6に示す様に、図19
におけるの照射領域53Aを第1方向D1のプラス方
向に修正オフセット量Δwの絶対値だけ挟めた領域が、
修正照射領域となる。
53に渡ってレーザー光を照射することによって凸欠陥
52を全て除去した後の、位相シフトフォトマスク10
の金属膜パターン50を示す平面図である。図20の場
合にも、金属膜パターン50の内側の1つのエッジ50
Eの内で欠陥修正部分54に対応する部分50MEは、
修正オフセット量Δw又は最適修正オフセット量Δw0
の絶対値だけ第1方向D1のマイナス方向に後退してお
り、同パターンエッジ50Eに部分的に欠損部分ないし
は凹部55が生じ、その直下の石英ガラス部分が露出し
ている。この様な位相シフトフォトマスク10を用いて
半導体ウエハ上のレジスト層に金属膜パターン50ない
しはホールパターン51を転写して形成されるレジスト
パターン1Aを、図21(A)及び図21(B)に示
す。図21(A)及び図21(B)中、符号2Aは半導
体基板表面ないしはホールパターンである。尚、図21
(A)ではホールパターン2Aは矩形状として描かれて
いるが、フォトマスク上におけるホールパターン51の
ホールサイズSが約10μm以下の場合には、半導体ウ
エハ上におけるホールパターン2Aは、図21(B)に
示す様に丸形状ないしは円形状となる。但し、図21
(B)で、ホールサイズSw1のホールパターン2Aは
元々より黒欠陥がない場合のものであり、ホールサイズ
Sw2のホールパターン2Aは本修正方法によって黒欠
陥を修正した後のものである。
正オフセット量Δw0の絶対値だけ本来の位置よりも後
退する場合には、図21のレジストパターン1Aの寸法
変動率(Sw2−Sw1)×100/Sw1は0%であ
り、同エッジ50MEが許容範囲内の適切な修正オフセ
ット量Δwの絶対値だけ後退するときには、レジストパ
ターン1Aの寸法変動率は半導体装置100にとって許
容される範囲内(例えば±10%以内)となる。
力条件下にあるレーザー光を用いてホールパターン51
内の凸欠陥52を修正する際の修正オフセット量Δw
と、修正後の位相シフトフォトマスク10の金属膜パタ
ーン50を半導体ウエハ上に転写して形成されるレジス
トパターンの寸法変動量ΔSwとの実測値を、図22に
示す。同図より、幅Sが1.5μmのホールパターン5
1では、最適修正オフセット量60はほぼ0μmとな
り、修正照射領域は従来の照射領域と同一になるが、幅
Sが1.4μmのホールパターン51の場合には、最適
修正オフセット量61は約−0.03μmであり、又、
幅Sが更に小さくなり、幅Sが1.2μmのホールパタ
ーンでは、最適修正オフセット量62は約−0.07μ
mとなる。この様に、ホールサイズSが小さくなるにつ
れて、修正後のパターンエッジを本来のパターンエッジ
よりも第1方向D1のマイナス側に後退させる必要性が
生ずる。
イズSが小さくなるにつれて、修正オフセット量Δwの
変動に対する半導体ウエハ上のレジストパターンの寸法
変動は大きくなり、レジストパターンの寸法変動率ΔS
wを±10%以内に抑制可能な修正オフセット量Δwの
変動許容量(必要修正精度)は小さくなる。
に使用したハーフトーン位相シフトフォトマスクの凸欠
陥を修正する際のホールサイズないしはホール抜き寸法
Sと最適修正オフセット量Δw0との関係を示す。但
し、表3のデータにおいても、各凸欠陥の幅寸法は一様
でなく、幅w1はホールサイズS以下であり、幅w2も
ホールサイズS以下である。
0.5μmの凸欠陥52(図18)について、レーザー
光の上記出力条件の下で、ホールパターンサイズSに応
じて定まる表3に記載した範囲内の最適修正オフセット
量Δw0に基づき従来の照射領域を修正することによ
り、位相シフトフォトマスク上の修正部分の透過率低下
に起因する半導体ウエハ上に転写して形成されるレジス
トパターンの寸法変動率をほぼゼロ%にすることができ
る。又、表3中の最適修正オフセット量Δw0毎に定ま
る許容範囲内の修正オフセット量Δwに基づき従来の照
射領域を修正することによっても、レジストパターンの
寸法変動率をデバイスの品質上求められる許容範囲内に
抑制することができる。
も、レーザー修正装置は図13に示したものと同一であ
る。
例1〜3及び実施の形態2では、フォトマスク上の金属
膜パターンに接続している凸欠陥(ブリッジ欠陥を含
む)をレーザー光を照射して除去することで、最適修正
オフセット量Δw0又は許容範囲内の修正オフセット量
Δwだけ本来のパターンエッジを第1方向に後退させ
る、又は許容範囲内の修正オフセット量Δwだけ同エッ
ジを第1方向に突出させて欠陥修正部分の透過率の変動
を補い、半導体ウエハ上に転写して形成されるレジスト
パターンの寸法変動率をデバイス品質の要求範囲内に抑
制する方法を示した。本実施の形態では、その修正原理
は同一だが、修正用に用いるビームをレーザー光ビーム
からイオンビームに変える場合について記載する。即
ち、金属膜よりなるパターンの一方のエッジに接続して
いる凸欠陥をイオンビームを用いて修正除去する一例を
示す。勿論、本実施の形態で例示する方法は、フォトマ
スクの1つのパターンに近接する孤立黒欠陥の修正につ
いても適用可能である。
方法は、概ね次の通りに行われる。即ち、イオンビーム
で凸欠陥を除去する場合、凸欠陥部分の金属膜は、高電
圧で加速されたガリウム等のイオン粒子でスパッタエッ
チングされることにより、表面から除去されていく。そ
の際、イオンスパッタリングによって石英ガラス表面か
ら飛び出すSiの2次電子等を検出することで、凸欠陥
の金属膜が全てエッチングされて下地の石英ガラス部分
が表面に現れた時点を検出し、その時点で修正作業を終
了する。このため、凸欠陥の金属膜が完全にエッチング
される直前及び凸欠陥の金属膜が全てエッチングされた
直後にその直下の石英ガラス表面をイオンビームによっ
てスパッタする場合、凸欠陥の金属膜の下地の石英ガラ
ス部分にダメージが入り表面に微小な荒れが生じたり、
スパッタされた上記石英ガラス部分にイオンが注入され
るために、レーザー光修正の場合と同様に、欠陥のない
石英ガラス部分と比べて、凸欠陥修正後に露出する石英
ガラス部分の透過率が低下する。そこで、イオンビーム
エッチングによって凸欠陥を修正する場合にも、上記の
透過率低下を補うためには、実施の形態1と同様に、イ
オンビームの出力条件や第1方向におけるパターン間隔
や欠陥サイズに応じて定まる最適修正オフセット量Δw
0又はデバイス品質上要求される許容範囲内の修正オフ
セット量Δwだけ、修正後のパターンエッジを本来のパ
ターンのエッジよりも第1方向のマイナス方向に後退さ
せる、又は、上記修正オフセット量Δwだけプラス方向
に突出させる必要があり(但し、場合によっては従来通
り(Δw=0)で良いときもある)、これにより、半導
体ウエハ上に金属膜パターンを転写して形成されるレジ
ストパターンの寸法変動をほぼゼロ値に、又はデバイス
品質の要求範囲内に抑制することができる。
S(図1参照)が共に1.0μmの直線状の配線パター
ンの内の隣り合う2本の配線パターンのそれぞれの一方
のエッジに繋がったブリッジ欠陥(w1=w2=1.0
μm)をガスアシストによるイオンビームエッチングに
よって修正・除去するときの、修正オフセット量Δwと
各修正オフセット量Δwに対するレジスト寸法変動率Δ
Swとの関係を示す図であり、図中の丸印は実測結果を
示している。この場合のイオンビームの出力条件につい
ては、電圧が20keV、電流が50pA、ビーム径が
0.15μmである。同図より、本出力条件、本欠陥サ
イズ及び本パターン間隔Sにおける最適修正オフセット
量Δw0は約−0.03μmであり、レジストパターン
寸法変動率ΔSwを±10%以内に抑制するために必要
な修正オフセット量Δwの許容範囲は約−0.125μ
mないし+0.06μmの範囲である。
状配線パターンに使用した通常のフォトマスクの凸欠陥
(図1参照)をイオンビームエッチングで修正する場合
の、各間隔Sに対応する最適修正オフセット量Δw0の
実測結果を示す。この場合のイオンビームの出力条件は
図23における場合と同様であるが、凸欠陥サイズは一
様ではなく、幅w1は間隔S以内、幅w2は約0.5μ
mないし3μm程度の範囲内にある。
最適修正オフセット量Δw0毎に、レジストパターン寸
法変動率がデバイス品質上要求される許容値となる様に
(例えば±10%以内)、修正オフセット量Δwの許容
範囲を求めることができる。
を用いたイオンビームエッチングによる欠陥修正方法の
手順とを、図24及び図25に基づき説明する。
装置120は、イオンビームをスキャンしつつ出力する
イオン銃121と、イオンビームの幅を制限するスリッ
ト125と、イオンビームがフォトマスク10の表面に
スパッタされるときに同表面にプラスの電荷がチャージ
アップされるのを中和するための電子ビームを供給する
電子銃122と、イオンビームのスパッタによりフォト
マスク10の表面から放出されるCrやSi等の金属の
2次電子を検出してスパッタされた表面の画像データを
生成し、同データを図示しないデータ処理用コンピュー
タに出力する2次イオン検出器123と、ガスインジェ
クター124と、図示しない試料台とより成る。
3の詳細を示すフローチャートであり、図25中のステ
ップS31〜S33,S38及びS39の各々は、それ
ぞれ既述した図14のステップS31〜S33,S38
及びS39に相当している。
銃121よりイオンビームを照射してフォトマスク10
の表面から放出される2次電子を2次イオン検出器12
3で検出し、その検出データに基づきデータ処理用コン
ピュータ上でフォトマスク10の金属膜パターンと黒欠
陥との画像を生成する(イオンビームイメージング)。
そして、次のステップS35において、操作者は、画面
上の画像より、黒欠陥画像をその先端側から境界部分に
向けて部分的に又は全体的に覆う矩形状のイオンビーム
照射領域を設定する。この設定に基づき、コンピュータ
はイオン銃121をコントロールすると共に(イオンビ
ームのスキャンの制御)、ガスインジェクター124を
もコントロールして、同インジェクター124によっ
て、金属膜と石英ガラス基板とのエッチング選択比を上
げるためのガスをフォトマスク10の表面に吹き付けさ
せつつ(石英ガラス基板のエッチングレートを下げる一
方、金属膜のエッチングレートを上げる)、画面上で設
定された位置に相当するフォトマスク10の表面位置に
イオン銃121より出力されるイオンビームを自動的に
スキャンさせて、設定照射領域内の黒欠陥をエッチング
・除去する(ステップS36)。
修正照射領域にまで設定照射領域が拡大し、所望のフォ
トマスク10が生成される。
る修正方法は、実施の形態2で記載した位相シフトフォ
トマスクの黒欠陥修正にも適用可能である。
は、フォトマスク上の金属膜パターンに接続している凸
欠陥(ブリッジ欠陥を含む)又はパターンのエッジに近
接している孤立黒欠陥をレーザー光ビームまたはイオン
ビーム(これらを総称して単に所定のビームと呼ぶ)を
用いて、最適化された又は許容範囲内にある修正オフセ
ット量Δw0,Δwだけ従来より設定されてきた照射領
域を修正することで、欠陥修正部分の透過率の変動を補
い、以て半導体ウエハ上に金属膜パターンを転写して形
成されるレジストパターンの寸法変動率をゼロ%又はデ
バイス品質の要求範囲内に抑制する方法を示した。そし
て、これらの場合においては、修正照射領域の内のパタ
ーン修正領域の第2方向D2の幅を、金属膜パターンの
一方のエッジに接続する、あるいは近接する黒欠陥の第
2方向D2における第2幅(=w2)とほぼ同等の幅に
設定していた。
域の第2方向の幅を黒欠陥の第2幅と同等に設定する場
合には、その符号が負となる場合であって且つ修正オフ
セット量Δwの絶対値が大きくなりすぎるときには、フ
ォトマスクの製造工程における修正後の欠陥検査工程の
段階で、パターンエッジの欠損部分16(図3)が白欠
陥として検出されてしまうという問題点が生じる。
避するためには、本来のパターンの後退させる部分1
6,55(図3,図20)の第2方向D2における幅を
金属膜パターンと接続、あるいは近接する黒欠陥13,
52の第2幅w2よりも大きく設定する必要がある。こ
れにより、既述した欠陥修正部分に隣接するパターンエ
ッジの凹部分16,55の下地の石英ガラス部分が第2
方向D2に広がる分だけ、上記パターン修正領域の第1
方向D1の幅に相当する修正オフセット量Δwの絶対値
を実施の形態1〜3の場合と比べて小さくすることがで
きる。
状金属膜配線パターンや、実施の形態2で示したホール
パターンを形成する金属膜パターンを、「パターン」と
総称する。又、通常のCrONフォトマスクや位相シフ
トフォトマスクを、「フォトマスク」と総称する。そし
て、本黒欠陥修正方法はそれ以外の様々な種類のフォト
マスクや様々なパターン形状に基本的に適用可能であ
る。
としてポジレジストを用いる場合について説明したが、
本黒欠陥修正方法はネガレジストを用いる場合にも適用
可能であることは自明である。
やイオンビームを「所定のビーム」と総称する。
射によって黒欠陥が全て除去されると共に、パターン修
正領域内のパターンの一部も除去されてその直下の石英
ガラス部分も露出することになる。このため、修正後の
フォトマスクのパターンを半導体基板上のレジストに転
写するとき、上記露出石英ガラス部分を透過した光は、
回析等によって、除去された黒欠陥がその上に存在して
いた石英ガラス部分(欠陥修正部分)の直下に位置する
レジスト層にも入射することとなり、欠陥修正部分の透
過率の低下が完全に補足され、あたかも透過率の低下が
なかったかの状態でレジスト層を感光させることができ
る。これにより、転写されて形成されるレジストパター
ンは本来あるべきレジストパターンに一致する。
フセット量の絶対値を比較的小さく設定することができ
るので、黒欠陥修正後に修正部分が欠陥として検出され
てしまう事態を未然に防止することができる。
分の透過率の低下を適切に補正することができるので、
フォトマスクの修正後のパターンを転写して形成される
レジストパターンの寸法変動をデバイス品質上許容され
る範囲内に抑制することが可能となる。
下地の石英ガラス部分及び欠陥修正部分の透過率の低下
を適切に補正することができるので、フォトマスクの修
正後のパターンを転写して形成されるレジストパターン
の寸法変動をデバイス品質上許容される範囲内に抑制す
ることが可能となる。
ット量の絶対値を比較的小さく設定することができるの
で、黒欠陥修正後に修正部分が欠陥として検出されてし
まう事態を未然に防止することができる。
ォトマスクのパターンをレジスト層に転写する際に、パ
ターンの1つのエッジの欠損部を透過した光も回析等に
よって隣り合うパターンエッジ間の石英ガラス部分の直
下のレジスト層に入射して同層の感光に寄与することが
でき、最終的に形成されるレジストパターン、及び同レ
ジストパターンに基づき形成される集積回路パターンの
寸法変動量がゼロ又は半導体装置のデザインパターン寸
法に応じて求められる許容範囲内に抑制された半導体装
置を得ることができる。
パターンの一方のエッジに接続した凸欠陥を示す平面図
である。
示す平面図である。
を照射して凸欠陥を除去した後のフォトマスクを示す平
面図である。
ジスト層に転写して形成されるレジストパターンを有す
る半導体装置の平面図である。
ジスト層に転写して形成されるレジストパターンを有す
る半導体装置の平面図である。
射領域を示すフォトマスクの平面図である。
射して凸欠陥の一部を除去した後のフォトマスクを示す
平面図である。
おける配線幅と配線間隔とが共に約1μmの金属膜配線
パターンの一方のエッジに接続した幅0.5μmの凸欠
陥をレーザー光を用いて修正するときの修正オフセット
量と、修正後の金属膜配線パターンを半導体ウエハ上に
転写して形成されるレジストパターンの寸法変動率との
関係を示す図である。
射領域の一例を示すフォトマスクの平面図である。
2方向の配線幅が共に約1μmの隣り合う両金属膜配線
パターンのそれぞれのエッジに共に接続した、第2方向
の幅寸法がそれぞれ1μmと3μmの両凸欠陥をレーザ
ー光を用いて修正するときの、修正オフセット量と修正
後の金属膜パターンを半導体ウエハ上に転写して形成さ
れるレジストパターンの寸法変動率とを示す図である。
2方向における配線幅が共に約1.2μmの隣り合う両
金属膜配線パターンに接続した、第2方向の幅寸法がそ
れぞれ0.5μmと3μmの両凸欠陥をレーザー光を用
いて修正するときの、修正オフセット量と修正後の金属
膜配線パターンを半導体ウエハ上に転写して形成される
レジストパターンの寸法変動率とを示す図である。
の集積回路パターン形成工程を示すフローチャートであ
る。
す図である。
ローチャートである。
を修正するときの修正照射領域の一例を示すフォトマス
クの平面図である。
に接続する凸欠陥を示すフォトマスクの平面図である。
に接続する凸欠陥を示すフォトマスクの平面図である。
Nハーフトーン位相シフトフォトマスクの金属膜パター
ンの1つのエッジに接続した凸欠陥を示す平面図であ
る。
位相シフトフォトマスクの平面図である。
を照射して凸欠陥を除去した後の位相シフトフォトマス
クの平面図である。
レジスト層に転写して形成されるレジストパターンを有
する半導体装置を示す平面図である。
ハーフトーン位相シフトフォトマスクのホールサイズが
それぞれ1.2μm,1.4μm,1.5μmの各金属
膜パターンの一つのエッジに接続した、第1及び第2方
向の幅が共に約0.5μmの凸欠陥をレーザー光を用い
て修正するときの修正オフセット量と、修正後のホール
パターンを半導体ウエハ上に転写して形成されるレジス
トパターンの寸法変動率とを示す図である。
ングの場合の、修正オフセット量とレジスト寸法変動率
との関係を示す図である。
原理とを示す図である。
手順を示すフローチャートである。
ォトマスクの平面図である。
を照射して凸欠陥を除去した後のフォトマスクを示す平
面図である。
した黒欠陥を示す平面図である。
領域を示す平面図である。
のパターンの構造を示す図である。
エハ上に転写して形成される従来のレジストパターンを
示す平面図である。
マスク、11 石英ガラス部分、12 配線パターン
(CrON金属膜)、12E,50E エッジ、13,
52 凸欠陥、14,53, 修正照射領域、14A,
53A 照射領域、14B,53B パターン修正領
域、15,54 欠陥修正部分、20,30,40,6
0,61,62 最適修正オフセット量、21,31,
32,41,42 修正オフセット量の許容範囲、50
MoSiON金属膜パターン、51石英ガラス部分
(ホールパターン)、100 半導体装置。
Claims (7)
- 【請求項1】 石英ガラスと前記石英ガラスの表面上に
形成された金属膜より成るパターンとを備えるフォトマ
スクの製造方法であって、 前記パターンに接続する又は近接し、且つ第1方向に第
1幅を有し、前記第1方向に直交すると共に前記パター
ンのエッジの延長方向でもある第2方向に第2幅を有す
る黒欠陥が存在するか否かを検出する工程と、 前記検出工程に於いて前記黒欠陥が検出されるときに
は、前記黒欠陥を包含し且つ前記第1及び第2方向にそ
れぞれ第3及び第4幅を有する前記石英ガラスの前記表
面上の照射領域を前記第1方向に最適修正オフセット量
に基づき修正して得られる修正照射領域に渡って所定の
ビームを照射して前記黒欠陥を除去する工程とを備え、 前記最適修正オフセット量は、前記ビーム照射工程の後
に得られる前記フォトマスクを使用して半導体基板上に
前記パターンを転写して得られるレジストパターンの寸
法が、前記黒欠陥が存在しないときに得られるべき本来
のレジストパターンの寸法と一致する様に、前記所定の
ビームの出力条件と、前記黒欠陥が存在する前記石英ガ
ラスの前記表面上の領域の前記第1方向に於ける寸法
と、前記黒欠陥のサイズとに応じて設定されており、 前記黒欠陥が前記パターンに接続するときには前記黒欠
陥と前記パターンとの境界部分より、又は前記黒欠陥が
前記パターンに近接するときには前記パターンの前記エ
ッジの内で前記黒欠陥と対向する部分より、前記第1方
向に前記最適修正オフセット量の絶対値だけ前記パター
ンの内部に向けて広がったパターン修正領域と前記照射
領域とから成る領域として前記修正照射領域が与えられ
る様に、前記所定のビームを制御することを特徴とす
る、フォトマスクの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフォトマスクの製造方
法であって、 前記パターン修正領域の前記第2方向に於ける幅は前記
第2幅よりも大きいことを特徴とする、 フォトマスクの製造方法。 - 【請求項3】 石英ガラスと前記石英ガラスの表面上に
形成された金属膜より成るパターンとを備えるフォトマ
スクの製造方法であって、 前記パターンに接続する又は近接し、且つ第1方向に第
1幅を有し、前記第1方向に直交すると共に前記パター
ンのエッジの延長方向でもある第2方向に第2幅を有す
る黒欠陥が存在するか否かを検出する工程と、 前記検出工程に於いて前記黒欠陥が検出されるときに
は、前記黒欠陥を包含し且つ前記第1及び第2方向にそ
れぞれ第3及び第4幅を有する前記石英ガラスの前記表
面上の照射領域を前記第1方向に修正オフセット量に基
づき修正して得られる修正照射領域に渡って所定のビー
ムを照射して前記黒欠陥を除去する工程とを備え、 前記修正オフセット量は、前記ビーム照射工程の後に得
られる前記フォトマスクを使用して半導体基板上に前記
パターンを転写して得られるレジストパターンの寸法
の、前記黒欠陥が存在しないときに得られるべき本来の
レジストパターンの寸法に対する寸法変動率が所定の範
囲内となる様に、前記所定のビームの出力条件と、前記
黒欠陥が存在する前記石英ガラスの前記表面上の領域の
前記第1方向に於ける寸法と、前記黒欠陥のサイズとに
応じて設定されており、 前記修正オフセット量の符号が負のときには、前記黒欠
陥が前記パターンに接続するときには前記黒欠陥と前記
パターンとの境界部分より、又は前記黒欠陥が前記パタ
ーンに近接するときには前記パターンの前記エッジの内
で前記黒欠陥と対向する部分より、前記第1方向に前記
修正オフセット量の絶対値だけ前記パターンの内部に向
けて広がったパターン修正領域と前記照射領域とから成
る領域として前記修正照射領域が与えられる様に、前記
所定のビームを制御することを特徴とする、フォトマス
クの製造方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のフォトマスクの製造方
法であって、 前記修正オフセット量の符号が正のときには、前記照射
領域が前記修正オフセット量の絶対値だけ前記第1方向
に狭まった領域として前記修正照射領域が与えられる様
に、前記所定のビームを制御することを特徴とする、 フォトマスクの製造方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載のフォトマスクの製造方
法であって、 前記パターン修正領域の前記第2方向に於ける幅は前記
第2幅よりも大きいことを特徴とする、フォトマスクの
製造方法。 - 【請求項6】 石英ガラスと、 前記石英ガラスの表面上に形成された金属膜より成るパ
ターンとを備え、 前記パターンの一つのエッジの一部が欠損していること
を特徴とする、フォトマスク。 - 【請求項7】 半導体基板と、 請求項6に記載の前記フォトマスクを使用して前記半導
体基板上に前記パターンを転写して得られるレジストパ
ターンに基づき得られる集積回路パターンとを備えるこ
とを特徴とする、半導体装置。
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