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JP2001116198A - 空気冷却装置 - Google Patents

空気冷却装置

Info

Publication number
JP2001116198A
JP2001116198A JP35998599A JP35998599A JP2001116198A JP 2001116198 A JP2001116198 A JP 2001116198A JP 35998599 A JP35998599 A JP 35998599A JP 35998599 A JP35998599 A JP 35998599A JP 2001116198 A JP2001116198 A JP 2001116198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
liquid refrigerant
natural gas
cooler
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35998599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Hisakado
喜徳 久角
Koichiro Ikeda
耕一郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP35998599A priority Critical patent/JP2001116198A/ja
Publication of JP2001116198A publication Critical patent/JP2001116198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化天然ガスを気化させる際に発生する冷熱
を利用して、空気を効率的に冷却する。 【解決手段】 外気1aは、ドレン分離器2で水分が低
減された除湿空気1bとして、空気ブロワ3によって吸
引され、昇圧されて、空気冷却器4で冷却され、低温空
気1cとして、種々の用途に使用される。低温空気1c
の一部は、流量調整弁5を介してドレン分離器2に戻さ
れ、外気1cと混合され、水分をドレンとして壁面2a
上に凝縮させる。空気冷却器4には、LNG気化器6で
LNG7aと熱交換して冷却された混合アルコール8が
液体の中間冷媒として供給される。混合アルコール8
は、温度の違いによる比重差で自然に循環させることも
でき、LNG気化器6の胴体6b内で凝固することによ
る蓄冷効果も利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化天然ガス(以
下、「LNG」と略称することがある)の有する冷熱を
利用しやすくするための空気冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、天然ガスは、都市ガスの原料
や、火力発電用の燃料などに用いるため、LNGとして
多量に輸入されている。1997年度のわが国のLNG
受入量は、約4,800万トンに達し、そのうち約3,
100万トンが発電用燃料として用いられている。ま
た、1998年度でも約4,800万トンを輸入し、約
3,300万トンが発電用燃料として用いられている。
【0003】天然ガスは輸送の便宜のためにLNG化さ
れ、生産地側のLNG液化基地においては、1トンの天
然ガスを液化するのに約380kWhの動力を必要とす
る。このような動力は、LNGの冷熱の形に変化し、L
NGは、大気圧の状態で1トン当たり約250kWhの
冷熱エクセルギを有している。LNGをポンプで例えば
4MPaに昇圧すると、常温に気化するまでに約半分の
冷熱エクセルギを利用することができる。残りの冷熱エ
クセルギは、ガスの送出圧力や天然ガス直接膨張タービ
ンにより、圧力エクセルギとして回収することができ
る。石油危機後の1979年には、省エネルギの観点か
ら、主に電力会社や都市ガス会社において、盛んに各種
のLNG冷熱発電の技術が開発され、実プラントが稼働
し始めている。
【0004】LNG冷熱発電設備は、現在14基が12
の電力会社および都市ガス会社のLNG受入基地で稼動
している。これらの設備では、海水を熱源として、年間
約850万トンのLNGが利用され、その発電出力合計
は、約7万3千kWである。
【0005】都市ガス会社では、LNGの気化送出圧力
が高いため、単一冷媒や混合冷媒のランキンサイクルが
採用されている。本件出願人は、たとえば特開平9−1
51707(特願平7−312654)などで、ガスタ
ービンおよび蒸気タービンを組合わせるコンバインドサ
イクルと、混合冷媒と天然ガス循環のランキンサイクル
とを採用した液化天然ガス気化発電装置を提案してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらLNG冷
熱発電は、1990年代に入るとエネルギ価格の安定と
建設コストの上昇などの経済的理由から建設されなくな
っている。特に、高効率のコンバインドサイクル(以
下、Advanced Combined Cycle から「ACC」と略称す
る)の採用により、LNGの気化圧力が上がり、LNG
冷熱発電で回収することができる出力が低下したこと
も、LNG冷熱発電が期待されなくなった大きな要因で
ある。
【0007】ちなみに、燃料として利用するLNG1ト
ン当たりの発電出力は、蒸気タービンシステムで6,0
00kWhである。最近のACCでは、ガスタービンの
翼冷却技術やタービン翼コーティング技術の向上に伴っ
て、タービン入口燃焼温度(以下、「TIT」と略称す
ることがある)が1500℃まで上がり、その発電出力
は、約7,900kWhとなり、また、高発熱量基準の
発電効率は、52%に達している。この発電出力のう
ち、LNGの気化圧力による寄与分は、約90kWhで
あり、これまでのLNG冷熱発電による正味回収出力の
約20kWh〜60kWhに比べ、むしろLNGの冷熱
エクセルギの利用効率が上がっているとも言うことがで
きる。こうした状況から、現状では、大量のLNG冷熱
を利用しようとする冷熱発電設備が建設されなくなり、
LNGの冷熱エクセルギの大部分が、LNG気化用の熱
源として用いる海水に捨てられている。
【0008】冷熱の用途は、冷蔵倉庫あるいは冷凍食品
製造、空気分離設備、空気調和など、極めて多い。しか
も、量産された工業製品、たとえば家電品などの再使用
や廃棄のために、低温粉砕が行われ、冷熱需要は増大し
ている。このような冷熱の需要に対しては、主として電
力で運転される冷凍装置が使用されている。冷凍装置
は、フロンなどの冷媒を用いる圧縮式が多く用いられ、
吸収式も使用される。ただし、フロンなどの冷媒は地球
環境面で使用が規制される方向にあり、吸収式では低温
を得ることが困難である。また、電力で冷凍装置を運転
して冷熱を発生させると、電力から冷熱に変換する際に
損失が生じ、効率的に発電することができても、総合的
なエクセルギ効率は低下してしまう。
【0009】このような冷熱の用途に、LNG冷熱を電
力に変換したりしないで、直接に利用することができれ
ば、総合的なエクセルギ効率が高い状態でLNG冷熱を
有効に利用することができると期待される。特に、3,
000万トン以上の未利用のLNG冷熱を高いエネルギ
利用効率で活用する技術を開発することは、非常に重要
である。しかしながら、冷熱の需要の対象となる温度に
対して、LNGは極低温であるので、LNGのままでは
扱いにくい。そこで、取り扱いの容易な冷媒として、た
とえば空気を用いることが考えられる。
【0010】また現在、空気液化分離設備において、L
NGの冷熱は循環窒素圧縮機の動力削減に利用されてい
る。空気を−100℃以下にLNGを用いて連続的に冷
却する技術を確立することができれば、原料空気圧縮機
の吸込み温度を下げることができ、大幅な動力削減が可
能になる。さらに、LNGの冷熱を利用する冷蔵倉庫で
は、冷媒にフロンを用い、加圧して液体状態でLNG気
化器と空気冷却器との間を循環させている。しかし最近
のフロン規制の事情から、別の冷媒を用いる冷却方式の
確立が要望されている。
【0011】こうした背景にあって、新しいLNG冷熱
発電システムや空気液化分離設備、さらには冷蔵倉庫や
低温粉砕に用いることができる低温空気をLNGの冷熱
を利用して得ることは、地球環境保全ならびに省エネル
ギの面からも極めて重要である。しかし、着氷あるいは
着霜による伝熱阻害や空気冷却用熱交換器の圧力損失や
価格などの問題があり、未だLNG冷熱を用いて空気を
直接冷却する技術は実用化されていない。
【0012】本発明の目的は、液化天然ガスを気化させ
る際に発生する冷熱を利用して、空気を効率的に冷却す
ることができる空気冷却装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、液化天然ガス
の冷熱を利用して空気を冷却する空気冷却装置であっ
て、外気を吸引し、昇圧して送出する空気ブロワと、シ
ェル・アンド・チューブ型熱交換器としての構造を有
し、空気ブロワから送出される外気を着霜が成長しない
ような高速度で管内に流し、胴内に液体冷媒を流して熱
交換させ、空気を冷却し、液体冷媒を昇温させる空気冷
却器と、液化天然ガスと空気冷却器の胴内に流す液体冷
媒とを熱交換し、液化天然ガスを昇温および気化させ、
液体冷媒を冷却する液化天然ガス気化器と、外気を空気
冷却器に導く経路に設けられ、外気中の水分を表面に凝
結させて滴下させながら分離する壁面を備え、外気を冷
却しながら水分をドレンとして分離するドレン分離手段
とを含み、液体冷媒は、空気冷却器と液化天然ガス気化
器とを含む循環経路内で循環して使用されることを特徴
とする空気冷却装置である。
【0014】本発明に従えば、液化天然ガス気化器で液
化天然ガスの冷熱によって液体冷媒を冷却する。空気冷
却器は、シェル・アンド・チューブ型熱交換器としての
構造を有し、空気ブロワによって昇圧された外気が管内
を流れ、胴内の液体冷媒によって、冷却される。空気冷
却器の管内を流れる空気は、ドレン分離器で水分をドレ
ンとして壁面の表面に凝結させて滴下させながら分離し
て、除湿されているので、低温の管内でも壁面への着霜
は少ない。さらに、空気ブロワで昇圧されて、着霜が成
長しない高速度で流されるので、低温空気を容易に得る
ことができる。低温空気は、冷熱を利用した後でそのま
ま大気に戻すことができ、高圧や低圧に対する考慮も不
要であるので、容易に取り扱うことができる。液化天然
ガス気化器では、液化天然ガスと空気との中間媒体とし
て液体冷媒を用いるので、液化天然ガスを管内に一定流
速以上で流すことができるため、液化天然ガスの分留現
象を防ぐことができる。
【0015】また本発明で、前記液化天然ガス気化器
は、前記液体冷媒を部分的に凝固させて冷熱を一時的に
蓄える蓄冷機能を備え、前記ドレン分離手段は、前記水
分をドレンとして分離するための冷却を空気冷却器で冷
却された空気の一部を混合することによって行い、水分
を減少させた除湿空気を生成するドレン分離器を含み、
前記空気ブロワは、ドレン分離器によって生成される除
湿空気を前記外気として吸引し、前記循環経路では、前
記空気冷却器で昇温した液体冷媒を液化天然ガス気化器
に導いて冷却し、冷却された液体冷媒を空気冷却器に導
くように循環させることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、空気ブロワに吸引される
空気は、ドレン分離器で外気と空気冷却器で冷却された
空気の一部を混合し、外気中の水分をドレンとして壁面
の表面に凝結させて滴下させながら分離して、除湿され
る。空気冷却器の管内を流れる空気は、除湿されている
ので、低温の管内でも壁面への着霜は少ない。さらに、
空気ブロワで昇圧されて、着霜が成長しない高速度で流
されるので、低温空気を容易に得ることができる。ま
た、液化天然ガス気化器では、液体冷媒の一部を凝固さ
せて蓄冷することも可能であるので、天然ガスの需要と
冷熱の需要とが変動しても、変動分を潜熱として吸収す
ることができる。液化天然ガス気化器と空気冷却器との
間に液体冷媒を循環させるので、圧縮性の気体冷媒を用
いる場合のように、高圧や低圧の配管路を設ける必要は
なく、空気冷却器を常圧の容器として設計することがで
き、容易かつ安価に製造することができる。
【0017】また本発明で、前記空気ブロワは、外気を
直接吸引し、前記ドレン分離手段は、空気ブロアから送
出される外気を、前記空気冷却器での熱交換で空気を冷
却して昇温された液体冷媒との間で、熱交換して冷却
し、液体冷媒をさらに昇温させる空気予冷器と、空気予
冷器によって冷却された外気中の水分を、表面に凝結さ
せて滴下させながら分離する壁面を備えるドレン分離器
とを含み、空気冷却器では、ドレン分離器によって水分
が分離された外気を前記管内に流し、前記循環経路で
は、液化天然ガス気化器に、空気予冷器によって昇温さ
れた液体冷媒を導き、液化天然ガス気化器で冷却された
液体冷媒を空気冷却器に導くように循環させることを特
徴とする。
【0018】本発明に従えば、空気ブロワによって昇圧
される外気は、温度も上昇する。これによって、空気予
冷器では、液化天然ガス気化器に導いて液化天然ガスを
昇温させ気化させるための液体冷媒を、外気温以上に昇
温させ、液化天然ガス気化器で気化される天然ガスを0
℃以上に加温することが可能となる。空気予冷器で冷却
された外気は、ドレン分離器で水分をドレンとして壁面
の表面に凝結させて滴下させながら分離して、除湿され
る。空気冷却器の管内を流れる空気は、除湿されている
ので、低温の管内でも壁面への着霜を少なくすることが
できる。
【0019】また本発明は、前記ドレン分離器と前記空
気冷却器との間に、ドレン分離器によって水分が分離さ
れた外気と、空気冷却器によって昇温された液体冷媒と
で熱交換し、外気を0℃より低い温度まで冷却し、水分
を着氷させて除去してから空気冷却器に導く氷着除去器
が設けられ、前記循環経路では、液体冷媒を、空気冷却
器から氷着除去器と前記空気予冷器とを経て、前記液化
天然ガス気化器に循環させることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、ドレン分離器で除湿され
た外気を、氷着除去器で0℃より低い温度まで冷却する
ことによって着氷させ、さらに水分を除去してから空気
冷却器に導く。空気冷却器で管内を流れる空気は、氷着
除去器で0℃より低い温度まで冷却されているので、液
体冷媒との熱交換でさらに冷却されて、残留するわずか
な水分が霜として管の内周に付着しても、霜は伝熱面で
脱落し、空気の流れで容易に除去することができる。
【0021】また本発明で、前記氷着除去器は、複数基
設けられ、少なくとも1基に対しての着氷の溶融運転
と、残余の少なくとも1基による空気の水分除去運転と
を、並行して実行可能であることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、複数の氷着除去器のうち
の少なくとも1基で空気の水分除去運転を行いながら、
他の少なくとも1基では着氷の溶融運転を並行して実行
することができる。積極的に水分を着氷させて除去する
水分除去運転を行う氷着除去器を切換えながら、充分に
除湿した空気を空気冷却器に供給することができる。
【0023】また本発明で、前記循環経路は、前記液化
天然ガス気化器で冷却されたされた液体冷媒で冷熱を一
時的に蓄える蓄冷槽を含むことを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、蓄冷槽で冷熱を一時的に
蓄えるので、冷熱利用者側の負荷に応じ、低温空気によ
る冷熱の供給を調整することができる。
【0025】また本発明の前記空気冷却器は、縦型の多
管式熱交換器であり、管内を上方から下方に空気が流れ
て、胴内の底部から上部に前記液体冷媒が流れ、前記液
化天然ガス気化器は、縦型の胴内にコイル状の伝熱管が
収納され、伝熱管の下端に液化天然ガスが導入されて、
伝熱管の上端から気化した天然ガスが取り出され、胴内
の上部に空気冷却器からの液体冷媒が導入され、胴内の
底部から液体冷媒が取り出されて空気冷却器に供給され
ることを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、空気冷却器では縦型の多
管式熱交換器の管内を、上方から下方に空気が流れるの
で、胴内の液体冷媒は下方よりも上方の方が高温にな
り、比重が小さくなって軽くなる。液化天然ガス気化器
の縦型の胴内にコイル状の伝熱管が収納され、伝熱管の
下端に液化天然ガスが導入されて上端から気化した天然
ガスが取り出されるので、胴内の液体冷媒は底部が低温
で上部が高温となり、上部よりも底部の方が重くなる。
液体冷媒を、液化天然ガス気化器の胴内の底部から空気
冷却器の胴内の底部に供給し、空気冷却器の胴内の上部
から天然ガス気化器の胴内の上部に供給するので、温度
による比重の違いに従って、自然循環させることができ
る。
【0027】また本発明は、前記循環経路に、液体冷媒
を昇圧して循環させるためのポンプを備えることを特徴
とする。
【0028】本発明に従えば、天然ガス気化器と空気冷
却器とを含む循環経路にポンプを備え、循環する液体冷
媒をポンプで昇圧して輸送し、液体冷媒の循環量を増や
したり、輸送距離を大きくしたりすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
して、LNG冷熱を直接利用して低温空気を得るための
空気冷却装置1の概略的な構成を示す。外気1aは、ド
レン分離器2で水分を減少させた除湿空気1bとして、
空気ブロワ3によって吸引され、昇圧されて空気冷却器
4に送り込まれる。空気冷却器4で冷却された空気は、
低温空気1cとして、種々の用途に使用される。低温空
気1cの一部は、流量調整弁5を介してドレン分離器2
に戻され、外気1aと混合される。空気冷却器4には、
LNG気化器6でLNG7aと熱交換して冷却された混
合アルコール8が液体冷媒として供給される。
【0030】外気1a中にはかなりの水分が湿分として
含まれ、そのまま空気冷却器4で低温に冷却すると、多
量の霜が発生し、空気を流す伝熱管4aなどを閉塞させ
てしまうおそれがある。また、伝熱管4aに霜が厚く付
着するだけでも、空気冷却器4での伝熱効率を低下させ
るおそれがある。そこで、ドレン分離器2を設け、外気
1aを冷却された低温空気1cの一部と混合し、0℃近
くまで冷却させる。外気1a中の水分は、ドレン分離器
2内で縦方向に設けられる多数の壁面2a上に凝結す
る。凝結した水分は、ドレンとなって、壁面2aの表面
に沿って滴下する。ドレン分離器2では、約70%の水
分を除くことができる。
【0031】空気ブロワ3では、ドレン分離器2で水分
を除去した除湿空気1bを、たとえば1,500mmの
水柱の高さに相当する圧力としての116kPa(1,
500mmH2Oまたは0.15kgf/cm2G)まで
昇圧させる。空気冷却器4は、縦型の多管式熱交換器で
あり、多数の伝熱管4aが胴体4b内に配置されてい
る。空気ブロワ3で昇圧された除湿空気1bは、伝熱管
4aの上方から下方に流れ、冷却されて−100℃以下
の低温空気1cとして利用可能となる。低温空気1cの
一部、たとえば35%は、流量調整弁5からドレン分離
器2に戻され、外気1aと混合され、除湿するために使
用される。伝熱管4a内を流れる除湿空気1bは、水分
が少なくなっているので、−100℃以下に冷却されて
も霜が発生しにくい。発生する霜は、微少な氷の粒子で
あり、高速度の気流で吹き飛ばすことによって、伝熱管
4aの内面に付着しての成長を防ぐことができ、厚く着
霜して伝熱が阻害されるような事態を回避することがで
きる。
【0032】空気冷却器4は、シェル・アンド・チュー
ブ型熱交換器として一般的な横型を用いる場合であって
も、伝熱管が直管に近く、空気を高速度で流すことがで
きれば、内部への霜の成長を避けて、効率的に低温空気
を得ることができる。本実施形態のように、縦型の多管
式熱交換器として構成すると、胴体4b内の液体冷媒で
ある混合アルコール8を、温度による比重差を利用して
循環させることも可能となる。液体冷媒としての混合ア
ルコール8は、メタノール45wt%とエタノール55
wt%とを混合して生成される。この混合アルコール8
は、約−130℃まで冷却しても凝固しないので、LN
G7aとLNG気化器6で熱交換して、効率的に冷熱を
受け取り、空気冷却器4で除湿空気1bを冷却すること
ができる。
【0033】LNG気化器6は、コイル状の伝熱管6a
が縦型の胴体6b内に収納されて構成される。伝熱管6
aの下方からLNG7aを導入し、伝熱管6bの上方か
ら天然ガス(以下、「NG」と略称することもある。)
7bを取り出す。LNG7aは、伝熱管6a内で胴体6
b内の混合アルコール8と熱交換して、−30℃のNG
7bまで昇温して気化する際に、温度差に対応する顕熱
と液体から気体への状態変化に対応する潜熱とを、冷熱
として混合アルコール8に与える。伝熱管6aは、下方
に低温のLNG7aが導入されるので、胴体6b内の混
合アルコール8も下方が上方より低温になる。混合アル
コール8の比重は、低温になるほど大きくなるので、胴
体6b内の底部には最低温の混合アルコール8が集ま
る。胴体6bの底部の混合アルコール8を空気冷却器4
の胴体4bの底部に供給すると、胴体4b内に貯留さ
れ、伝熱管4a内の除湿空気1bと熱交換して暖められ
て比重が小さくなっている混合アルコール8を押し上げ
る。胴体4b内で押し上げられる混合アルコール8は、
胴体4bの上部からLNG気化器6の胴体6bの上部に
移行する。
【0034】混合アルコール8の循環を促進するため、
冷媒循環ポンプ9が設けられる。冷媒循環ポンプ9を動
作させれば、空気冷却器4とLNG気化器6との間の距
離が大きくても、充分な量の液体冷媒である混合アルコ
ール8を強制的に循環させることができる。空気冷却器
4とLNG気化器6とを隣接して配置するような場合
は、比重差に基づく混合アルコール8の自然な循環を、
逆止弁10で流通方向を規制しながら行わせることもで
きる。
【0035】本実施形態では、LNG気化器6と空気冷
却器4との中間の冷媒として、混合アルコール8を使用
している。LNG7aで空気を直接冷却しようとする
と、胴内にLNGが流れるため、LNG流量が下がると
高沸点成分であるメタンが蒸発し、重質分が蓄積される
LNGの分留現象が生じてしまう。分留現象が生じると
LNGの流量変化に応じ気化した天然ガスの発熱量が大
きく変わり、都市ガス事業では重要な安定した熱量調整
ができなくなる。中間の媒体を介在させることによっ
て、冷熱負荷の変動をある程度中間媒体の有する冷熱の
変化で吸収することができるとともに、LNGの分留現
象を抑制することができる。中間の媒体として液体冷媒
を用いるので、空気冷却器8は、フロンなどの圧縮性の
冷媒を凝縮させて高圧の液体状態で用いる場合のような
高圧容器として設計する必要はなく、常圧の容器として
容易に設計し、安価に製造することができる。
【0036】液体冷媒として混合アルコール8を用いる
ので、NG7bの需要が大きく、冷却空気1cの冷熱負
荷よりもLNG7aからNG7bへの変化による冷熱発
生量が大きければ、LNG気化器6の伝熱管6aの周囲
から混合アルコール8が凝固し、余分な冷熱を潜熱とし
て蓄えることができる。このような蓄冷効果を有するの
で、冷熱発生量よりも冷熱負荷の方が大きくなると、凝
固した混合アルコール8が溶解し、潜熱として蓄えられ
ていた冷熱を冷熱源として利用することができる。
【0037】なお、液体冷媒としては、エタノール60
wt%のアルコール水も利用することができる。アルコ
ール水は、LNG気化器6で約−40℃程度まで冷却す
ることができる。冷却されたアルコール水を用いて、空
気冷却器4では約−30℃程度の低温空気1cを得るこ
とができる。液体冷媒としてのアルコール水は、消防法
上の規制対象外となり、空気冷却装置を簡素化して構成
することができる。
【0038】液体冷媒として混合アルコール8を使用し
て空気冷却器4で得られる−100℃以下の低温空気1
cは、低温空気管路11を介して、空気分離設備12、
コンバインドサイクル13、冷蔵倉庫あるいは冷凍食品
製造14、家電品などの低温粉砕15などの各種用途に
供給し、利用することができる。液体冷媒としてアルコ
ール水を使用して得られる−30℃程度の低温空気は、
空気調和などの用途に直接使用することができる。
【0039】図2は、図1の空気冷却装置1についての
熱的な計算を行うシミュレーション用に、図1の配管系
等を変形した状態を示す。計算によれば、標準状態で1
時間当り50,000m3(50,000Nm3/h)の
流量で温度20℃、湿度100%の外気1aを−110
℃に冷却するのに要する−150℃で7MPa(70a
tm)の圧力のLNG7aの流量は、約25ton/h
である。このとき必要な空気ブロワ3の動力は、効率を
60%として、375kW程度となる。LNG7aがN
G7bに変化する際に与える冷熱エクセルギは2080
kWで、冷熱空気1cが得る冷熱エクセルギは920k
Wであり、エクセルギ効率は44%となる。−110℃
の低温空気1cの有する冷熱は、2,350kW(1,
500USRT)である。また、外気1a中に含まれる
170kg/hの水分のうち、ドレン分離器2では11
0kg/hの水分がドレンとして分離される。
【0040】図3は、図1の空気分離設備12に低温空
気1cを利用する考え方を示す。現在も、LNGの冷熱
は循環窒素圧縮機の動力削減に利用されている。さらに
原料空気圧縮機の吸い込み空気温度を下げることができ
れば、大幅な動力削減が可能となる。たとえば、図3
(a)に示すように、−110℃でほぼ大気圧の低温空
気1cを原料空気圧縮機20で直接圧縮して、図3
(b)に示すような4段の圧縮と同等な圧縮を行うこと
ができる。3(b)に示す従来の方式では、原料空気圧
縮機21〜24と空気冷却用熱交換器25〜28とを用
いて、吐出圧力657kPa(6.7kgf/cm
2G)、標準状態での1時間当りの流量50,000m3
(50,000Nm3/h)を得ることができる。原料
空気圧縮機21〜24では、圧縮する空気の上限温度を
約98℃とし、空気冷却用熱交換器25〜28で次段の
原料空気圧縮機22〜24の吸気を40℃まで中間冷却
する。図3の各部の温度と圧力とを次の表1に、所用動
力を次の表2に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】表2から、図3(a)に示す原料空気圧縮
機20の所用動力w−ac10は、図3(b)に示す4
段中間冷却の空気圧縮機21〜24の所用動力であるw
−ac1〜4の合計値よりも約1860kW少なくなる
ことが判る。これは約40%/の削減に相当し、この冷
却に必要なLNG流量は、約25ton/hとなる。図
1の空気ブロワ3の所用動力375kWを差し引くと、
1485kWの正味動力の削減となる。したがって、L
NG1トン当たりの回収動力は59kWhとなる。将来
の純酸素や純窒素の需要増に対して、LNG冷熱利用の
空気分離設備の動力原単位の低減は、省エネルギや炭酸
ガスの排出低減に大きな効果を発揮すると期待される。
【0044】図4は、図1のコンバインドサイクル13
の一例を示す。図1の低温空気1cは、空気混合冷却器
30で外気と混合されて、空気圧縮機31の吸気を冷却
する。空気圧縮機31で約1827kPa(17.6k
gf/cm2G)程度の圧力まで圧縮された空気は、燃
焼器32でNG燃料の燃焼に使用される。燃焼器32か
らの排ガスは、約1500℃であり、ガスタービン33
を駆動する。ガスタービン33の出力軸は、空気圧縮機
31の回転軸に連結されており、空気圧縮機31もガス
タービン33と同時に駆動される。ガスタービン33か
らの排ガスは、約1200℃であり、約709kPa
(6.2kgf/cm2G)程度の圧力を有して、圧力
タービン34を駆動する。圧力タービン34からの排ガ
スは、約740℃であり、圧力は約102.3kPa
(0.01kgf/cm2G)程度で、ほぼ大気圧まで
低下している。この排ガスの熱エネルギは、ボイラ35
で蒸気を発生させるために使用される。ボイラ35で発
生された蒸気は、蒸気タービン36を駆動し、復水器3
7で水に戻される。
【0045】冷却した空気をガスタービン装置への吸気
に混ぜ、吸気温度を下げることで、外気の温度に関係な
く、ガスタービン装置は一定の出力を年間を通じて維持
することができる。コンバインドサイクルでは、吸気温
度を下げれば、出力は増加する。しかし吸気のエンタル
ピは低下し、燃料消費量は上昇するので、発電効率は変
わらない。
【0046】図1の冷蔵倉庫あるいは冷凍食品製造14
への低温空気1cの利用は、従来、冷媒にフロンを用
い、加圧して液体状態でLNG気化器と冷凍負荷との間
を循環させているLNGの冷熱利用に換えるものであ
る。最近のフロン規制から、別の冷媒を使用することが
望まれている。
【0047】また、最近では、空気の直接膨張方式によ
る寒冷発生がフロン冷媒を用いないことから注目を集め
ている。低温空気1cを利用することによって、所用動
力を大幅に削減することができる。
【0048】図1の家電品などの低温粉砕15への低温
空気1cの利用は、従来、液体窒素を用い、家電品など
を冷却して脆くして粉砕しやすくしている用途に適用す
る。液体窒素はコストが高い問題がある。全国に25ヶ
所設けられているLNGサテライト基地や20ヶ所のL
NG受け入れ基地に近接して粉砕センタを設置すれば、
低コストで効率よく家電品などの工業的量産品の再利用
や廃棄のための粉砕を行うことができる。
【0049】図5は、本発明の実施の他の形態としての
空気冷却装置41の概略的な構成を示す。本実施形態の
空気冷却装置41で、図1に示す空気冷却装置1と対応
する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略
する。図5では、LNGを10t/h利用する場合を想
定して、概略的な運転条件を示す。本実施形態の空気冷
却装置41では、空気ブロワ3では外気1aを直接吸引
し、空気ブロワ3から送出される空気を空気予冷器42
で冷却してからドレン分離器2に送って、水分のドレン
化しての除去を行うようにしている。さらにドレン分離
器2で水分を除去した除湿空気は、氷着除去器43a,
43bで水分を着氷させて除去し、かつ0℃より低い温
度、たとえば−9℃まで冷却してから空気冷却器4の伝
熱管4aに流すようにしている。空気冷却器4では、伝
熱管4aの内面に霜が付着し、ある程度成長すると離れ
てしまう。このように、霜が成長しても伝熱管4a内面
から離れて、閉塞が起らない温度まで空気を冷す必要が
ある。ただし適温は、実際の装置の構成に従って定まる
ので、実験等で確認して決定すればよい。
【0050】空気冷却器4で空気を冷却した液体冷媒で
ある混合アルコール8は、氷着除去器43a,43bと
空気予冷器42とでそれぞれ空気と熱交換して空気を冷
却し、混合アルコール8の方は昇温される。混合アルコ
ール8を、LNG気化器6、空気冷却器4、氷着除去器
43a,43bおよび空気予冷器42を含む循環経路内
で循環させるため、冷媒循環ポンプ44が設けられる。
冷媒循環ポンプ44は、空気予冷器42で大気温と同程
度まで昇温された混合アルコール8を循環させればよい
ので、図1の冷媒循環ポンプ9のように−100℃以下
の低温で混合アルコール8を循環させる必要はない。ま
た、冷媒循環ポンプ44によって混合アルコール8の温
度が上昇することは、LNG気化器6でNGの温度を高
めるために、むしろ好ましい。冬季など外気温が低いと
きには、冷媒補助加温器45を用いて、積極的に混合ア
ルコール8の加温を行う。
【0051】氷着除去器43a,43bは、複数基、た
とえば2基を設け、一方で水分除去運転を行っている間
に、他方で氷着した水分を溶融させて除去するデフロス
トを行う。氷着除去器43a,43bは、たとえばステ
ンレス鋼板を伝熱板の材料とするプレートフィン型熱交
換器を用いることができる。水分除去運転中には、伝熱
板の表面に水分が氷着し、成長して空気の流路が狭くな
ってくるので、デフロスト運転を行う必要がある。デフ
ロスト運転には、冷媒循環ポンプ44から送出される混
合アルコール8を熱源として利用することができる。デ
フロストに使用する混合アルコール8の流量は、循環経
路全体を循環する混合アルコール8のうちの少量であ
り、デフロストの対象となる氷着除去器43a,43b
のうちの一方の液体冷媒出口側から導入し、液体冷媒入
口側から、氷着除去器43a,43bの他方側の液体冷
媒入口側に導入される混合アルコール8と混合させる。
なお、氷着除去器43a,43bでの水分除去運転とデ
フロスト運転との切換えは、図示を省略している弁を開
閉させて行うようにすればよい。
【0052】空気冷却器4で水分が充分に除去されてい
る空気は、混合アルコール8と熱交換して約−120℃
まで冷却される。空気冷却器4まで導かれる管に水分の
除去が行われても、空気中にはなお水分が残留してい
る。ただし、空気は0℃よりも低い温度まで冷却されて
から伝熱管4a内に導入されるので、残留している水分
は霜となっても、空気冷却器4の伝熱管4a内面には固
着せずに、空気流によって剥離することを、本件発明者
らは実験によって確認している。伝熱管4a内で生ずる
霜は、微細な氷の結晶となって、低温空気1c中に随伴
され、排出される。低温空気1c中から微細な氷の結晶
と除去するために、サイクロンセパレータ46を設け
る。サイクロンセパレータ46で水分を除去した低温空
気1cは、各種用途に有効利用することができる。
【0053】本実施形態のキーテクノロジーは、氷着除
去器43a,43bのフィン付伝熱管表面を冷温冷媒で
冷却し、霜や氷を積極的に付着させ、複数の氷着除去器
43a,43bを切換えて、デフロストを行う方式であ
る。本方式では、外気1aを空気ブロワ3で昇圧・昇温
するために、空気予冷器42で冷媒を外気温以上に温め
ることができ、システム全体の簡素化が可能となる。こ
のシステムの基礎は、本件出願人が約20年前に行った
空気冷却試験の現象観察によるものである。それによれ
ば、主流空気温度がー30℃程度の場合、水分を含んだ
空気を冷却しても、霜は伝熱面で脱落し、伝熱阻害にな
らないという知見が得られている。さらに、本件発明者
は、予め空気中の水分を充分に除去しておけば、温度が
0℃より低い限り伝熱阻害を起しにくいことを見出し
た。
【0054】図6は、本発明の実施のさらに他の形態と
しての空気冷却装置51の部分的な構成を示す。本実施
形態の空気冷却装置51は、図5に示す実施形態の空気
冷却装置をベースとして、さらにLNG気化器6で冷却
された混合アルコール8を導入する成層型の蓄冷槽52
を設け、LNG7aからの冷熱が低温空気1cの需要側
で必要な冷熱よりも多いとき、過剰な冷熱で低温の混合
アルコール8の層を下側から増やして冷熱を蓄えてお
き、冷熱の需要がLNGからの冷熱よりも多くなるとき
に、低温の混合アルコールに蓄えられている冷熱で不足
している冷熱を補充する。図1の実施形態のように、L
NG気化器6自体に蓄冷の機能を備えるよりも、蓄冷槽
52として別体にした方が、装置全体の小型化を図るこ
とができる。
【0055】図5または図6の実施形態の空気冷却器4
1,51は、空気の3段冷却、温冷媒による氷着除去器
のデフロスト、およびNGアフターヒータの省略を主要
な特徴としている。
【0056】空気の3段冷却は、外気温で水分を含んだ
空気を空気ブロワ3での昇圧後、氷着除去器43a,4
3bでの着氷量を低減するために、空気予冷器42で約
5℃まで冷却される。この温度で凝縮する水分を、ドレ
ン分離器2で除去する。次に、氷着除去器43a,43
bで空気を0℃より低い適切な温度まで冷却する。この
とき、ドレン分離器2を通過した水分をフィン付伝熱管
表面で着氷させて除去する。次の空気冷却器4で、着霜
による伝熱阻害が生じるのを防ぐためである。0℃より
も低い、適切な温度まで冷却された空気をさらに冷却す
る場合、伝熱管4a内部に霜が生じても、その霜の先端
部では霜は融解しない。霜が融解すると、伝熱面に接し
た水分が氷結し、霜層伝熱から着氷伝熱に変り、伝熱特
性が大幅に低下する。前日の実験では、霜空気の流速が
大きい場合、霜は伝熱管4aの内面には固着しないで、
剥離してしまうことが確認されている。
【0057】温冷媒による氷着除去器43a,43bの
デフロストは、空気予冷器42で昇温された温冷媒を用
い、冷媒の循環経路を切換えて行う。デフロストに用い
る冷媒の割合は小さいので、デフロスト後の冷媒を氷着
除去器43a,43bから空気予冷器42に循環する経
路に混合しても、混合アルコール8を循環させる運転条
件に与える影響は無視することができる。
【0058】NGアフターヒータの省略は、図1の実施
形態の空気冷却装置1に比較して、空気冷却装置41,
51では、LNG気化器6の出側でのNGの温度が0℃
以上まで上昇していることによって可能となる。空気予
冷器42の出口冷媒温度は、ほぼ外気1aの温度と同程
度となるので、この温冷媒を温熱源としてLNGを気化
させれば、LNG気化器6の後流に別途、NGアフター
ヒータを配置する必要はなく、不要とすることができ
る。
【0059】図1の実施形態の空気冷却装置1と、図6
の実施形態の空気冷却装置51とでは、中間冷媒である
混合アルコール8で蓄冷機能を実現している。LNGの
気化が多くなるのは、主に都市ガスや電力需要の多い時
間帯に限られる。一方、たとえば空気液化分離設備など
の事業では、24時間連続の生産が行われる。そのた
め、従来は、夜間で最小となるLNG送出量に合わせ
て、空気液化分離設備で用いるLNG流量を定めてい
る。したがって、電力会社のLNG基地では、夜間のL
NG気化送出量がわずかであるため、一部を除き、空気
液化分離事業は実現されていない。本発明を適用する
と、LNG7aでまず冷媒の混合アルコール8を冷却
し、図1ではLNG気化器6自体の蓄冷機能で、図6で
は蓄冷槽52の成層型蓄冷機能で、冷熱を貯蔵し、冷熱
利用事業者側の負荷に応じて、貯蔵した冷媒を供給する
ことができる。この低温の冷媒で空気を−100℃以下
に冷すことで、冷蔵倉庫や空気液化分離、さらにはガス
タービン用吸気や低温粉砕用の冷熱源として、安定して
活用することができる。また、深夜電力を用いて、成層
型蓄冷槽52内などの冷媒を冷却し、冷熱利用事業の大
型化を図ることもできる。
【0060】LNG冷熱利用の拡大の対象としては、ガ
スタービン、空気分離装置、および低温粉砕、また前述
のような冷凍倉庫および冷凍食品工場などを挙げること
ができる。LNG冷熱利用を拡大して、LNGの冷熱を
有効に利用することができれば、LNG1トン当りで1
50kWhの省エネルギ効果を期待することができる。
【0061】ガスタービンでは、本発明によって製造さ
れる低温空気を吸気に混ぜ、吸気温度を下げることによ
って、外気の温度に関係なく、一定の出力を維持するこ
とができる。また、たとえば、−120℃の空気を、
1.1MPaに効率58%で圧縮する動力は、25℃の
場合に比べ、約49%削減することができる。このよう
に、−100℃以下の空気を圧縮してガスタービンの燃
焼に用いるシステムでは、空気の圧縮動力をほぼ半減す
ることができるので、大幅な発電効率の向上を図ること
ができる。
【0062】空気液化分離設備では、現在、LNGの冷
熱を、循環窒素圧縮機の動力削減に利用している。本発
明によって製造される低温空気を原料空気として用いる
ことによって、原料空気圧縮機の吸込み温度を下げるこ
とができ、大幅な動力削減が可能になる。
【0063】低温粉砕技術は、家電製品、廃タイヤ等の
リサイクル技術として開発されてきている。従来は、冷
熱源として液体窒素を用いるため、前述のように、高コ
ストが事業化にむけての障害となっている。そこで、L
NGサテライト基地やLNG受入れ基地に近接して粉砕
センタを設置し、低温空気を供給する。本発明で中間冷
媒として用いている混合アルコールなどを低温の状態で
供給することもできる。被処理物を液体窒素へ直接浸潰
する場合に比べ、低温空気では冷却時間が長くなるけれ
ども、粉砕動力の削減効果は大きい。
【0064】現在、高温・高圧の超臨界状態において、
バイオマス・産業廃棄物などを処理する技術が実験室レ
ベルで確立されつつある。その実用化には、高温・高圧
状態の反応器に連続的に被処理物を供給する技術が不可
欠である。一方、バイオマス・産業廃棄物などをサブミ
リ程度に微粉化してスラリー液とすることによれば連続
供給は可能となると考えられている。そこで、それらを
微粉化するための冷凍粉砕装置の冷熱源として、本発明
で製造した低温空気を利用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液化天然
ガス気化器で液化天然ガスを昇温して気化させる際に発
生する冷熱で液体冷媒を冷却し、さらに液体冷媒が空気
冷却器で空気を冷却することができる。液化天然ガス気
化器と空気冷却器との間は、液体冷媒を循環させるの
で、圧縮性の気体冷媒を用いる場合のように、高圧や低
圧の配管路を設ける必要はなく、空気冷却器を常圧の容
器として設計することができ、容易かつ安価に製造する
ことができる。空気冷却器の管内を流れる空気は、除湿
されているので、低温の管内でも壁面への着霜は少な
い。さらに、空気ブロワで昇圧されて、着霜が成長しな
い高速度で流されるので、低温空気を容易に得ることが
できる。低温空気は、冷蔵倉庫あるいは冷凍食品製造、
空気調和、空気分離設備、家電品などの低温粉砕、コン
バインドサイクルを用いる火力発電設備などの冷熱需要
に対して有効に利用することができる。冷熱を利用して
温度が上昇した空気は、そのまま大気に戻すことがで
き、高圧や低圧に対する考慮も不要であるので、容易に
取り扱うことができる。また、液化天然ガスを管内に一
定流速以上で流すことができるので、液化天然ガスの分
留現象を回避することができる。
【0066】また本発明によれば、液化天然ガス気化器
で液化天然ガスの冷熱によって液体冷媒を冷却する。空
気冷却器は、シェル・アンド・チューブ型熱交換器とし
ての構造を有し、空気ブロワによって昇圧された外気が
管内を流れ、胴内の液体冷媒によって、冷却される。空
気冷却器の管内を流れる空気は、ドレン分離器で水分を
ドレンとして壁面の表面に凝結させて滴下させながら分
離して、除湿されているので、低温の管内でも壁面への
着霜は少ない。さらに、空気ブロワで昇圧されて、着霜
が成長しない高速度で流されるので、低温空気を容易に
得ることができる。低温空気は、冷熱を利用した後でそ
のまま大気に戻すことができ、高圧や低圧に対する考慮
も不要であるので、容易に取り扱うことができる。液化
天然ガス気化器では、液化天然ガスと空気との中間媒体
として液体冷媒を用いるので、液化天然ガスを管内に一
定流速以上で流すことができるため、液化天然ガスの分
留現象を防ぐことができる。空気冷却器の管内を流れる
空気は、ドレン分離器で水分をドレンとして壁面の表面
に凝結させて滴下させながら分離して、除湿されている
ので、低温の管内でも壁面への着霜は少ない。さらに、
空気ブロワで昇圧されて、着霜が成長しない高速度で流
されるので、低温空気を容易に得ることができる。低温
空気は、冷熱を利用した後でそのまま大気に戻すことが
でき、高圧や低圧に対する考慮も不要であるので、容易
に取り扱うことができる。液化天然ガス気化器では、液
化天然ガスと空気との中間媒体として液体冷媒を用いる
ので、液化天然ガスを管内に一定流速以上で流すことが
できるため、液化天然ガスの分留現象を防ぐことができ
る。
【0067】また本発明によれば、空気ブロワに吸引さ
れる空気は、ドレン分離器で外気と空気冷却器で冷却さ
れた空気の一部を混合し、除湿され、空気冷却器の低温
の管内でも壁面への着霜を少なくすることができる。さ
らに、空気ブロワで昇圧されて、着霜が成長しない高速
度で流されるので、低温空気を容易に得ることができ
る。また、液化天然ガス気化器は、蓄冷機能も備えるの
で、天然ガスの需要と冷熱の需要とに不一致が生じて
も、冷熱の過剰分を潜熱として蓄えておいたり、冷熱の
不足分を蓄えておいた潜熱から補充することができる。
液化天然ガス気化器と空気冷却器との間に液体冷媒を循
環させるので、圧縮性の気体冷媒を用いる場合のよう
に、高圧や低圧の配管路を設ける必要はなく、空気冷却
器を常圧の容器として設計することができ、容易かつ安
価に製造することができる。
【0068】また本発明によれば、液化天然ガス気化器
で気化される天然ガスを0℃以上に加温することが可能
となるので、さらに加温する必要はなく、天然ガスとし
ての需要先に供給することができる。
【0069】また本発明によれば、空気冷却器で管内に
流す空気を、氷着除去器で0℃より低い温度まで冷却
し、管の内周に付着する霜の量を少なくし、付着しても
空気の流れで容易に除去することができる。
【0070】また本発明によれば、複数の氷着除去器を
切換えた空気の水分除去運転を行いながら、他の少なく
とも1基では着氷の溶融運転を並行して実行することが
できる。水分を着氷させて除去する能力を充分に有する
氷着除去器に切換えながら水分除去運転を続け、水分を
充分に除湿した空気を空気冷却器に供給することができ
る。
【0071】また本発明によれば、液体冷媒の循環経路
に、液化天然ガス気化器で冷却されたされた液体冷媒で
冷熱を一時的に蓄える蓄冷槽を含むので、天然ガスの需
要と冷熱の需要とに差が生じても、冷熱の供給過剰分を
蓄えておいたり、冷熱の不足分を蓄えておいた冷熱から
補充することができる。
【0072】また本発明によれば、液体冷媒の温度によ
る比重差を利用して、縦型の多管式熱交換器である空気
冷却器の胴内と、液化天然ガス気化器の縦型の胴内との
間で、自然循環させることができる。
【0073】また本発明によれば、液体冷媒を昇圧する
ポンプを設けて、循環経路での液体冷媒の循環量を増や
したり、輸送距離を大きくしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の空気冷却装置1の概略
的な構成を示す配管系統図である。
【図2】図1の配管系統を熱的な計算の便宜のために変
形した状態を示す図である。
【図3】図1の実施形態で生成される低温空気を利用す
る空気分離設備12の概略的な構成と、従来の空気分離
設備の構成とを示す簡略化した配管系統図である。
【図4】図1の実施形態で生成される低温空気を利用す
るコンバインドサイクル13の一例の概略的な構成を示
す配管系統図である。
【図5】本発明の実施の他の形態の空気冷却装置41の
概略的な構成を示す配管系統図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態の空気冷却装置
51の部分的な構成を示す配管系統図である。
【符号の説明】 1,41,51 空気冷却器 1a 外気 1b 除湿空気 1c 低温空気 2 ドレン分離器 2a 壁面 3 空気ブロワ 4 空気冷却器 4a,6a 伝熱管 4b,6b 胴体 6 LNG気化器 7a LNG 7b NG 8 混合アルコール 9 冷媒ポンプ 12 空気分離設備 13 コンバインドサイクル 14 冷蔵倉庫あるいは冷凍食品製造 15 家電品などの低温粉砕 42 空気予冷器 43a,43b 氷着除去器 44 冷媒循環ポンプ 52 蓄冷槽

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化天然ガスの冷熱を利用して空気を冷
    却する空気冷却装置であって、 外気を吸引し、昇圧して送出する空気ブロワと、 シェル・アンド・チューブ型熱交換器としての構造を有
    し、空気ブロワから送出される外気を着霜が成長しない
    ような高速度で管内に流し、胴内に液体冷媒を流して熱
    交換させ、空気を冷却し、液体冷媒を昇温させる空気冷
    却器と、 液化天然ガスと空気冷却器の胴内に流す液体冷媒とを熱
    交換し、液化天然ガスを昇温および気化させ、液体冷媒
    を冷却する液化天然ガス気化器と、 外気を空気冷却器に導く経路に設けられ、外気中の水分
    を表面に凝結させて滴下させながら分離する壁面を備
    え、外気を冷却しながら水分をドレンとして分離するド
    レン分離手段とを含み、 液体冷媒は、空気冷却器と液化天然ガス気化器とを含む
    循環経路内で循環して使用されることを特徴とする空気
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記液化天然ガス気化器は、前記液体冷
    媒を部分的に凝固させて冷熱を一時的に蓄える蓄冷機能
    を備え、 前記ドレン分離手段は、前記水分をドレンとして分離す
    るための冷却を空気冷却器で冷却された空気の一部を混
    合することによって行い、水分を減少させた除湿空気を
    生成するドレン分離器を含み、 前記空気ブロワは、ドレン分離器によって生成される除
    湿空気を前記外気として吸引し、 前記循環経路では、前記空気冷却器で昇温した液体冷媒
    を液化天然ガス気化器に導いて冷却し、冷却された液体
    冷媒を空気冷却器に導くように循環させることを特徴と
    する請求項1記載の空気冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記空気ブロワは、外気を直接吸引し、 前記ドレン分離手段は、 空気ブロアから送出される外気を、前記空気冷却器での
    熱交換で空気を冷却して昇温された液体冷媒との間で、
    熱交換して冷却し、液体冷媒をさらに昇温させる空気予
    冷器と、 空気予冷器によって冷却された外気中の水分を、表面に
    凝結させて滴下させながら分離する壁面を備えるドレン
    分離器とを含み、 空気冷却器では、ドレン分離器によって水分が分離され
    た外気を前記管内に流し、 前記循環経路では、液化天然ガス気化器に、空気予冷器
    によって昇温された液体冷媒を導き、液化天然ガス気化
    器で冷却された液体冷媒を空気冷却器に導くように循環
    させることを特徴とする請求項1記載の空気冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記ドレン分離器と前記空気冷却器との
    間に、ドレン分離器によって水分が分離された外気と、
    空気冷却器によって昇温された液体冷媒とで熱交換し、
    外気を0℃より低い温度まで冷却し、水分を着氷させて
    除去してから空気冷却器に導く氷着除去器が設けられ、 前記循環経路では、液体冷媒を、空気冷却器から氷着除
    去器と前記空気予冷器とを経て、前記液化天然ガス気化
    器に循環させることを特徴とする請求項3記載の空気冷
    却装置。
  5. 【請求項5】 前記氷着除去器は、複数基設けられ、少
    なくとも1基に対しての着氷の溶融運転と、残余の少な
    くとも1基による空気の水分除去運転とを、並行して実
    行可能であることを特徴とする請求項4記載の空気冷却
    装置。
  6. 【請求項6】 前記循環経路は、前記液化天然ガス気化
    器で冷却されたされた液体冷媒で冷熱を一時的に蓄える
    蓄冷槽を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか
    に記載の空気冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記空気冷却器は、縦型の多管式熱交換
    器であり、管内を上方から下方に空気が流れて、胴内の
    底部から上部に前記液体冷媒が流れ、 前記液化天然ガス気化器は、縦型の胴内にコイル状の伝
    熱管が収納され、伝熱管の下端に液化天然ガスが導入さ
    れて、伝熱管の上端から気化した天然ガスが取り出さ
    れ、胴内の上部に空気冷却器からの液体冷媒が導入さ
    れ、胴内の底部から液体冷媒が取り出されて空気冷却器
    に供給されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の空気冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記循環経路に、液体冷媒を昇圧して循
    環させるためのポンプを備えることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれかに記載の空気冷却装置。
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