JP2001114560A - 圧電磁器組成物 - Google Patents
圧電磁器組成物Info
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- JP2001114560A JP2001114560A JP29501299A JP29501299A JP2001114560A JP 2001114560 A JP2001114560 A JP 2001114560A JP 29501299 A JP29501299 A JP 29501299A JP 29501299 A JP29501299 A JP 29501299A JP 2001114560 A JP2001114560 A JP 2001114560A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無鉛で、結晶粒径が小さく、機械的品質係数
Qmが大きく、しかも周波数定数が大きい圧電磁器組成
物を提供する。 【解決手段】 以下(A)〜(D)いずれかの圧電磁器
組成物とする。(A)(1−x)[(Li1-yNay)z
RO3]−xLMnO3(0.001≦x≦0.05、
0.80≦y≦0.97、0.98≦z≦1、RはN
b、Ta、Sbの少なくとも1種、LはY、Er、H
o、Tm、Lu、Ybの少なくとも1種)で表される組
成物。(B)(Li1-yNay)zRO3に、Mn、Crお
よびCoの少なくとも一種を酸化物換算で0.01〜1
重量%の範囲内で添加した組成物。(C)(1−x)
[(Na1-wKw)zRO3]−xLMnO3(0.2≦w
≦0.8)で表される組成物。(D)(Na1-wKw)z
RO3に、上記(B)と同様に添加物を含む組成物。
Qmが大きく、しかも周波数定数が大きい圧電磁器組成
物を提供する。 【解決手段】 以下(A)〜(D)いずれかの圧電磁器
組成物とする。(A)(1−x)[(Li1-yNay)z
RO3]−xLMnO3(0.001≦x≦0.05、
0.80≦y≦0.97、0.98≦z≦1、RはN
b、Ta、Sbの少なくとも1種、LはY、Er、H
o、Tm、Lu、Ybの少なくとも1種)で表される組
成物。(B)(Li1-yNay)zRO3に、Mn、Crお
よびCoの少なくとも一種を酸化物換算で0.01〜1
重量%の範囲内で添加した組成物。(C)(1−x)
[(Na1-wKw)zRO3]−xLMnO3(0.2≦w
≦0.8)で表される組成物。(D)(Na1-wKw)z
RO3に、上記(B)と同様に添加物を含む組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電セラミックス
フィルタ、圧電セラミックス発振子、アクチュエータ、
圧電トランス、各種センサ等、圧電素子の材料として有
用な圧電磁器組成物に関する。
フィルタ、圧電セラミックス発振子、アクチュエータ、
圧電トランス、各種センサ等、圧電素子の材料として有
用な圧電磁器組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電セラミックス材料としては、
PbTiO3を主成分とする、いわゆるチタン酸鉛系セ
ラミックス、Pb(Ti,Zr)O3を主成分とする、い
わゆるチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックス、または様
々な複合ペロブスカイト組成物、例えばPb(Mg1/3N
b2/3)O3 、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3等を何種類か固
溶する多成分系圧電磁器組成物が使われてきた。これら
の組成物では成分の組成比を選ぶことにより用途に応じ
た様々な特性の圧電磁器を得ることができる。これらの
圧電セラミックスは、セラミックフィルタ、圧電ブザ
ー、圧電点火栓、超音波振動子等に用いられている。
PbTiO3を主成分とする、いわゆるチタン酸鉛系セ
ラミックス、Pb(Ti,Zr)O3を主成分とする、い
わゆるチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックス、または様
々な複合ペロブスカイト組成物、例えばPb(Mg1/3N
b2/3)O3 、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3等を何種類か固
溶する多成分系圧電磁器組成物が使われてきた。これら
の組成物では成分の組成比を選ぶことにより用途に応じ
た様々な特性の圧電磁器を得ることができる。これらの
圧電セラミックスは、セラミックフィルタ、圧電ブザ
ー、圧電点火栓、超音波振動子等に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチタン
酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスは、周波数定数が2
000Hz・m程度と小さいため、10MHz程度以上
の厚み縦振動の共振子では、素子の厚みが0.2mm以
下となって加工が困難であった。また、上記従来の材料
は、主成分として多量の鉛を含んでいるため、環境保護
の観点から望ましくない。また、上記従来の材料は、結
晶粒径が大きいため高周波の発振子等に使用することは
困難であった。また、圧電磁器には、機械的品質係数Q
m(以下、「機械的Q」という。)が高いことが望まれ
ている。
酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスは、周波数定数が2
000Hz・m程度と小さいため、10MHz程度以上
の厚み縦振動の共振子では、素子の厚みが0.2mm以
下となって加工が困難であった。また、上記従来の材料
は、主成分として多量の鉛を含んでいるため、環境保護
の観点から望ましくない。また、上記従来の材料は、結
晶粒径が大きいため高周波の発振子等に使用することは
困難であった。また、圧電磁器には、機械的品質係数Q
m(以下、「機械的Q」という。)が高いことが望まれ
ている。
【0004】そこで、本発明は、通常の焼成方法で製造
が容易であって、鉛を含まず、周波数定数が大きく、結
晶粒径が小さく、同時に機械的Qが高い圧電磁器組成物
を提供することを目的とする。
が容易であって、鉛を含まず、周波数定数が大きく、結
晶粒径が小さく、同時に機械的Qが高い圧電磁器組成物
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の圧電磁器組成物は、一般式:(1−
x)[(Li1-yNay)zRO3]−xLMnO3(ただ
し、0.001≦x≦0.05、0.80≦y≦0.9
7、0.98≦z≦1、RはNb、TaおよびSbから
選ばれる少なくとも1種の元素、LはY、Er、Ho、
Tm、LuおよびYbから選ばれる少なくとも1種の元
素)で表されることを特徴とする。
に、本発明の第1の圧電磁器組成物は、一般式:(1−
x)[(Li1-yNay)zRO3]−xLMnO3(ただ
し、0.001≦x≦0.05、0.80≦y≦0.9
7、0.98≦z≦1、RはNb、TaおよびSbから
選ばれる少なくとも1種の元素、LはY、Er、Ho、
Tm、LuおよびYbから選ばれる少なくとも1種の元
素)で表されることを特徴とする。
【0006】また、本発明の第2の圧電磁器組成物は、
一般式:(Li1-yNay)zRO3(ただし、0.80≦
y≦0.97、0.98≦z≦1、RはNb、Taおよ
びSbから選ばれる少なくとも1種の元素)で表される
組成物に、Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくと
も一種を、MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して
0.01〜1重量%の範囲内となるように添加したこと
を特徴とする。
一般式:(Li1-yNay)zRO3(ただし、0.80≦
y≦0.97、0.98≦z≦1、RはNb、Taおよ
びSbから選ばれる少なくとも1種の元素)で表される
組成物に、Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくと
も一種を、MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して
0.01〜1重量%の範囲内となるように添加したこと
を特徴とする。
【0007】また、本発明の第3の圧電磁器組成物は、
一般式:(1−x)[(Na1-wKw)zRO3]−xLM
nO3(ただし、0.001≦x≦0.05、0.2≦
w≦0.8、0.98≦z≦1、RはNb、Taおよび
Sbから選ばれる少なくとも1種の元素、LはY、E
r、Ho、Tm、LuおよびYbから選ばれる少なくと
も1種の元素)で表されることを特徴とする。
一般式:(1−x)[(Na1-wKw)zRO3]−xLM
nO3(ただし、0.001≦x≦0.05、0.2≦
w≦0.8、0.98≦z≦1、RはNb、Taおよび
Sbから選ばれる少なくとも1種の元素、LはY、E
r、Ho、Tm、LuおよびYbから選ばれる少なくと
も1種の元素)で表されることを特徴とする。
【0008】また、本発明の第4の圧電磁器組成物は、
一般式:(Na1-wKw)zRO3(ただし、0.2≦w≦
0.8、0.98≦z≦1、RはNb、TaおよびSb
から選ばれる少なくとも1種の元素)で表される組成物
に、Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種
を、MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.0
1〜1重量%の範囲内となるように添加したことを特徴
とする。
一般式:(Na1-wKw)zRO3(ただし、0.2≦w≦
0.8、0.98≦z≦1、RはNb、TaおよびSb
から選ばれる少なくとも1種の元素)で表される組成物
に、Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種
を、MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.0
1〜1重量%の範囲内となるように添加したことを特徴
とする。
【0009】上記第1および第3の圧電磁器組成物に、
Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種を、
MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.01〜
1重量%の範囲内となるように添加してもよい。
Mn、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種を、
MnO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.01〜
1重量%の範囲内となるように添加してもよい。
【0010】本発明においてxの範囲を0.001〜
0.05としたのは、この範囲外では機械的Qの改善効
果が十分に得られないからである。機械的Qは、発振子
等の用途では、損失を少なくするために大きいことが好
ましい。xは0.005以上がさらに好ましく、0.0
3以下が特に好ましい。
0.05としたのは、この範囲外では機械的Qの改善効
果が十分に得られないからである。機械的Qは、発振子
等の用途では、損失を少なくするために大きいことが好
ましい。xは0.005以上がさらに好ましく、0.0
3以下が特に好ましい。
【0011】また、本発明において、Mn、Crおよび
Coの少なくとも一種の添加量をMnO2、Cr2O3ま
たはCoOに換算して0.01〜1重量%の範囲内とし
たのは、上記と同様、この範囲外では機械的Qの改善効
果が十分に得られないからである。これら金属の添加量
は、上記と同様に換算して0.1重量%以上がさらに好
ましく、0.5重量%以下が特に好ましい。
Coの少なくとも一種の添加量をMnO2、Cr2O3ま
たはCoOに換算して0.01〜1重量%の範囲内とし
たのは、上記と同様、この範囲外では機械的Qの改善効
果が十分に得られないからである。これら金属の添加量
は、上記と同様に換算して0.1重量%以上がさらに好
ましく、0.5重量%以下が特に好ましい。
【0012】また、本発明において、yの範囲を0.8
0〜0.97、またはwの範囲を0.2〜0.8とした
のは、この範囲外では焼結性が劣るからである。yは
0.83以上がさらに好ましく、0.93以下が特に好
ましい。wは0.4以上がさらに好ましく、0.6以下
が特に好ましい。
0〜0.97、またはwの範囲を0.2〜0.8とした
のは、この範囲外では焼結性が劣るからである。yは
0.83以上がさらに好ましく、0.93以下が特に好
ましい。wは0.4以上がさらに好ましく、0.6以下
が特に好ましい。
【0013】また、本発明において、zの範囲を0.9
8〜1としたのは、zが0.98未満では機械的Qの改
善効果が十分に得られないからである。
8〜1としたのは、zが0.98未満では機械的Qの改
善効果が十分に得られないからである。
【0014】さらに特に限定するものではないが、本発
明においては、上記Rは少なくともNbを含むことが好
ましく、Nbを主成分とすることがさらに好ましい。ま
た、上記Lは、Y,ErおよびYbから選ばれる少なく
とも1種の元素がさらに好ましい。
明においては、上記Rは少なくともNbを含むことが好
ましく、Nbを主成分とすることがさらに好ましい。ま
た、上記Lは、Y,ErおよびYbから選ばれる少なく
とも1種の元素がさらに好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の圧電磁器組成物の
好ましい実施形態を、圧電磁器組成物の製造例により説
明する。
好ましい実施形態を、圧電磁器組成物の製造例により説
明する。
【0016】原料として、Nb2O5、Li2CO3、Na
2CO3、K2CO3、Y2O3、Er2O3、Ho2O3、Tm
2O3、Lu2O3、Yb2O3、CoO、Cr2O3およびM
n3O4を準備し、これらから適宜選択した原料からなる
粉体を表1および表2に示す組成比となるように秤量し
た。次いで、秤量した原料粉体をボールミルを用いてエ
タノールとともに20時間混合し、乾燥させた後、75
0〜1100℃で2時間仮焼した。得られた仮焼体を粗
粉砕した後、ボールミルを用いてエタノールで15時間
粉砕した。乾燥後、有機バインダーを加えて造粒し、直
径13mm、厚さ1mmの円板状の圧粉体に70MPa
で加圧成形した。これを900〜1250℃の温度で1
時間焼成した。焼成後、各組成で最大密度を有する磁器
を厚さ0.35mmに研磨した後、その両面にCr−A
uの蒸着電極を施した。この素子を100〜200℃の
シリコンオイル中で、両電極間に3〜7kV/mmの直
流電界を30分間印加して分極処理を行った。
2CO3、K2CO3、Y2O3、Er2O3、Ho2O3、Tm
2O3、Lu2O3、Yb2O3、CoO、Cr2O3およびM
n3O4を準備し、これらから適宜選択した原料からなる
粉体を表1および表2に示す組成比となるように秤量し
た。次いで、秤量した原料粉体をボールミルを用いてエ
タノールとともに20時間混合し、乾燥させた後、75
0〜1100℃で2時間仮焼した。得られた仮焼体を粗
粉砕した後、ボールミルを用いてエタノールで15時間
粉砕した。乾燥後、有機バインダーを加えて造粒し、直
径13mm、厚さ1mmの円板状の圧粉体に70MPa
で加圧成形した。これを900〜1250℃の温度で1
時間焼成した。焼成後、各組成で最大密度を有する磁器
を厚さ0.35mmに研磨した後、その両面にCr−A
uの蒸着電極を施した。この素子を100〜200℃の
シリコンオイル中で、両電極間に3〜7kV/mmの直
流電界を30分間印加して分極処理を行った。
【0017】以上の工程により作製した磁器組成物につ
いて、平均結晶粒径、誘電率、厚み縦振動の電気機械結
合係数kt、機械的Qを測定した。結果を表1および表
2に示す。なお、表中の係数(x、y、z、w)および
元素Lは、上記組成式に従う(表1において、(1−
x)[(Li1-yNay)zRO3]−xLMnO3、表2
において、(1−x)[(Na1-wKw)zRO3]−xL
MnO3)。ただし、ここでは式中の元素RはNbであ
る。また、表中、添加物の欄の重量%の表示は、組成物
全体に占める添加物の含有量である。
いて、平均結晶粒径、誘電率、厚み縦振動の電気機械結
合係数kt、機械的Qを測定した。結果を表1および表
2に示す。なお、表中の係数(x、y、z、w)および
元素Lは、上記組成式に従う(表1において、(1−
x)[(Li1-yNay)zRO3]−xLMnO3、表2
において、(1−x)[(Na1-wKw)zRO3]−xL
MnO3)。ただし、ここでは式中の元素RはNbであ
る。また、表中、添加物の欄の重量%の表示は、組成物
全体に占める添加物の含有量である。
【0018】 (表1) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 試料 組成 添加物 結晶 誘電率 結合 機械的 番号 z y L x 種類 粒径 係数 Q 重量% [μm] kt ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1* 0.99 0.88 - - 46 116 0.32 290 2 0.99 0.88 Y 0.001 13 121 0.35 420 3 0.99 0.88 Y 0.005 2.3 125 0.38 810 4 0.99 0.88 Y 0.02 1.5 133 0.44 920 5 0.99 0.88 Y 0.05 1.4 244 0.35 450 6 0.99 0.88 Er 0.01 3.7 111 0.39 550 7 0.99 0.88 Er 0.02 1.1 122 0.45 860 8 0.99 0.88 Ho 0.005 5.6 115 0.41 510 9 0.99 0.88 Ho 0.02 1.3 113 0.48 790 10 0.99 0.88 Tm 0.01 2.5 115 0.42 1020 11 0.99 0.88 Lu 0.01 5.1 123 0.34 740 12 0.99 0.88 Yb 0.02 2.3 119 0.48 780 13 1.00 0.88 Y 0.02 4.5 127 0.42 820 14 0.98 0.88 Y 0.02 5.2 117 0.39 570 15 0.99 0.88 - - MnO2 0.2 5.1 117 0.34 420 16 0.99 0.88 - - Cr2O3 0.2 2.3 119 0.37 370 17 0.99 0.88 - - CoO 0.2 7.3 113 0.40 380 18 0.99 0.88 Y 0.02 MnO2 0.2 1.1 117 0.40 1280 19 0.99 0.88 Er 0.02 Cr2O3 0.2 0.9 116 0.39 1190 20 0.99 0.88 Yb 0.02 CoO 0.2 1.2 121 0.42 1120 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0019】 (表2) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 試料 組成 添加物 結晶 誘電率 結合 機械的 番号 z w L x 種類 粒径 係数 Q 重量% [μm] kt ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 21* 0.99 0.45 - - 17 479 0.32 87 22 0.99 0.45 Y 0.001 1.4 465 0.36 220 23 0.99 0.45 Y 0.005 1.0 473 0.41 430 24 0.99 0.45 Y 0.02 0.6 454 0.42 510 25 0.99 0.45 Y 0.05 1.2 483 0.38 380 26 0.99 0.45 Er 0.01 1.8 492 0.46 330 27 0.99 0.45 Er 0.02 0.5 481 0.41 420 28 0.99 0.45 Ho 0.01 1.9 509 0.37 220 29 0.99 0.45 Ho 0.02 0.9 501 0.35 310 30 0.99 0.45 Tm 0.01 1.5 488 0.42 450 31 0.99 0.45 Lu 0.02 1.1 494 0.37 390 32 0.99 0.45 Yb 0.02 0.8 499 0.38 380 33 1.00 0.45 Yb 0.02 2.5 512 0.36 220 34 0.98 0.45 Yb 0.02 4.1 487 0.34 230 35 0.99 0.45 MnO2 0.2 2.8 475 0.37 420 36 0.99 0.45 Cr2O3 0.2 2.1 491 0.34 230 37 0.99 0.45 CoO 0.2 3.3 499 0.38 260 38 0.99 0.45 Y 0.02 MnO2 0.2 0.6 487 0.44 780 39 0.99 0.45 Er 0.02 Cr2O3 0.2 0.7 501 0.43 650 40 0.99 0.45 Yb 0.02 CoO 0.2 0.6 512 0.42 510 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0020】なお、表1および表2において、*印を付
した試料1および試料21は、本発明の範囲外である比
較例として製造した圧電磁器組成物である。
した試料1および試料21は、本発明の範囲外である比
較例として製造した圧電磁器組成物である。
【0021】上記試料のすべてについて、厚み縦振動の
周波数定数Ntは2700〜3200Hz・mの範囲内
であった。これは、従来のチタン酸ジルコン酸鉛系圧電
磁器の値の約1.5倍に相当する。
周波数定数Ntは2700〜3200Hz・mの範囲内
であった。これは、従来のチタン酸ジルコン酸鉛系圧電
磁器の値の約1.5倍に相当する。
【0022】上記結果から明らかなように、比較例(試
料1および21)を除く試料2〜20および22〜40
では、平均結晶粒径が15μm以下であり、かつ機械的
Qが200以上である圧電磁器組成物が得られた。特
に、試料2を除く圧電磁器組成物では、平均結晶粒径が
10μm以下であった。また、試料22を除く圧電磁器
組成物では、機械的Qが300以上であった。このよう
に、本発明によれば、機械的Qが大きく、結晶粒径が小
さい圧電磁器組成物を提供できる。
料1および21)を除く試料2〜20および22〜40
では、平均結晶粒径が15μm以下であり、かつ機械的
Qが200以上である圧電磁器組成物が得られた。特
に、試料2を除く圧電磁器組成物では、平均結晶粒径が
10μm以下であった。また、試料22を除く圧電磁器
組成物では、機械的Qが300以上であった。このよう
に、本発明によれば、機械的Qが大きく、結晶粒径が小
さい圧電磁器組成物を提供できる。
【0023】ただし、本発明の圧電磁器組成物は、上記
具体例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した数値範囲、元素であれば、上記と同様、有用な効
果が得られる。
具体例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した数値範囲、元素であれば、上記と同様、有用な効
果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無鉛であって、製造が容易であり、微小結晶粒径であ
り、機械的Qが大きく、周波数定数が大きい圧電磁器組
成物を提供することができる。本発明の圧電磁器組成物
は、機械的Qが高く結晶粒径が小さいため、低損失の高
周波用共振子に特に適している。周波数定数も、従来の
チタン酸ジルコン酸鉛系圧電磁器組成物の約1.5倍程
度にも達する程度に大きいため、同じ周波数の厚み縦振
動の共振子では、その厚みが従来の約1.5倍になる。
このため、高周波帯域での応用については特に有用な効
果が得られる。また、本発明の圧電磁器組成物は、結合
係数が大きいため、加速度センサ、各種センサー、アク
チュエータ等に特に好適である。さらに、本発明の圧電
磁器組成物は、鉛を含まないため、環境保護の観点から
も好ましい。
無鉛であって、製造が容易であり、微小結晶粒径であ
り、機械的Qが大きく、周波数定数が大きい圧電磁器組
成物を提供することができる。本発明の圧電磁器組成物
は、機械的Qが高く結晶粒径が小さいため、低損失の高
周波用共振子に特に適している。周波数定数も、従来の
チタン酸ジルコン酸鉛系圧電磁器組成物の約1.5倍程
度にも達する程度に大きいため、同じ周波数の厚み縦振
動の共振子では、その厚みが従来の約1.5倍になる。
このため、高周波帯域での応用については特に有用な効
果が得られる。また、本発明の圧電磁器組成物は、結合
係数が大きいため、加速度センサ、各種センサー、アク
チュエータ等に特に好適である。さらに、本発明の圧電
磁器組成物は、鉛を含まないため、環境保護の観点から
も好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 浩二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G030 AA02 AA03 AA11 AA12 AA20 AA21 AA22 AA25 AA28 AA42 BA10 GA04 GA05 GA08 GA27
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式:(1−x)[(Li1-yNay)
zRO3]−xLMnO 3(ただし、0.001≦x≦
0.05、0.80≦y≦0.97、0.98≦z≦
1、RはNb、TaおよびSbから選ばれる少なくとも
1種の元素、LはY、Er、Ho、Tm、LuおよびY
bから選ばれる少なくとも1種の元素)で表されること
を特徴とする圧電磁器組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧電磁器組成物に、M
n、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種を、M
nO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.01〜1
重量%の範囲内となるように添加したことを特徴とする
圧電磁器組成物。 - 【請求項3】 一般式:(Li1-yNay)zRO3(ただ
し、0.80≦y≦0.97、0.98≦z≦1、Rは
Nb、TaおよびSbから選ばれる少なくとも1種の元
素)で表される組成物に、Mn、CrおよびCoから選
ばれる少なくとも一種を、MnO2、Cr2O3またはC
oOに換算して0.01〜1重量%の範囲内となるよう
に添加したことを特徴とする圧電磁器組成物。 - 【請求項4】 一般式:(1−x)[(Na1-wKw)z
RO3]−xLMnO3(ただし、0.001≦x≦0.
05、0.2≦w≦0.8、0.98≦z≦1、RはN
b、TaおよびSbから選ばれる少なくとも1種の元
素、LはY、Er、Ho、Tm、LuおよびYbから選
ばれる少なくとも1種の元素)で表されることを特徴と
する圧電磁器組成物。 - 【請求項5】 請求項4記載の圧電磁器組成物に、M
n、CrおよびCoから選ばれる少なくとも一種を、M
nO2、Cr2O3またはCoOに換算して0.01〜1
重量%の範囲内となるように添加したことを特徴とする
圧電磁器組成物。 - 【請求項6】 一般式:(Na1-wKw)zRO3(ただ
し、0.2≦w≦0.8、0.98≦z≦1、RはN
b、TaおよびSbから選ばれる少なくとも1種の元
素)で表される組成物に、Mn、CrおよびCoから選
ばれる少なくとも一種を、MnO2、Cr2O3またはC
oOに換算して0.01〜1重量%の範囲内となるよう
に添加したことを特徴とする圧電磁器組成物。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP29501299A JP2001114560A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 圧電磁器組成物 |
| US10/008,890 US6514427B2 (en) | 1999-10-18 | 2001-11-13 | Piezoelectric ceramic composition and piezoelectric element containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29501299A JP2001114560A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 圧電磁器組成物 |
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|---|---|
| JP2001114560A true JP2001114560A (ja) | 2001-04-24 |
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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1999
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