JP2001113821A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JP2001113821A JP2001113821A JP30014099A JP30014099A JP2001113821A JP 2001113821 A JP2001113821 A JP 2001113821A JP 30014099 A JP30014099 A JP 30014099A JP 30014099 A JP30014099 A JP 30014099A JP 2001113821 A JP2001113821 A JP 2001113821A
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- JP
- Japan
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- pigment
- image
- recording
- forming method
- image forming
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐水性、耐光性に優れた画像形成を可能とす
る。 【解決手段】 顔料分散液を記録液とし、層間化合物と
結着剤とを含有する顔料定着層を有する被記録媒体に対
して画像形成を行う。層間化合物としては層状無機高分
子、例えばハイドロタルサイト群鉱物を用いる。このと
き、ハイドロタルサイト群鉱物は予め有機酸により修飾
しておく。また、画像形成は、記録液を吐出して被記録
媒体に画像を形成するインクジェット記録とする。
る。 【解決手段】 顔料分散液を記録液とし、層間化合物と
結着剤とを含有する顔料定着層を有する被記録媒体に対
して画像形成を行う。層間化合物としては層状無機高分
子、例えばハイドロタルサイト群鉱物を用いる。このと
き、ハイドロタルサイト群鉱物は予め有機酸により修飾
しておく。また、画像形成は、記録液を吐出して被記録
媒体に画像を形成するインクジェット記録とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料インクを用い
た画像形成方法に関するものである。
た画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサー等により作成した画像情報や文字コード情報を、
紙やOHPフィルム等の被記録媒体に出力する方法の一
つとして、水溶性染料を含有するインクを電界、熱、圧
力等を駆動源とする記録ノズルから被記録媒体に吐出さ
せて画像形成を行うインクジェット記録方法が知られて
いる。
ッサー等により作成した画像情報や文字コード情報を、
紙やOHPフィルム等の被記録媒体に出力する方法の一
つとして、水溶性染料を含有するインクを電界、熱、圧
力等を駆動源とする記録ノズルから被記録媒体に吐出さ
せて画像形成を行うインクジェット記録方法が知られて
いる。
【0003】このインクジェット記録方法は、記録時の
騒音が小さく、ランニングコストを抑えることができ、
普通紙に画像を形成することが可能であり、しかもイン
クリボン等の廃棄物を伴わないという利点を有するため
に、オフィス内や家庭内において急速に普及している。
騒音が小さく、ランニングコストを抑えることができ、
普通紙に画像を形成することが可能であり、しかもイン
クリボン等の廃棄物を伴わないという利点を有するため
に、オフィス内や家庭内において急速に普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のイン
クジェット記録方法では、主に染料系のインクが用いら
れており、形成された画像の保存性に不満を残してい
る。
クジェット記録方法では、主に染料系のインクが用いら
れており、形成された画像の保存性に不満を残してい
る。
【0005】そのため、近年、保存性の向上を目的に有
機顔料を色材とする顔料系インクの使用が検討されてい
る。有機顔料は染料に比べて格段に保存性が良い。
機顔料を色材とする顔料系インクの使用が検討されてい
る。有機顔料は染料に比べて格段に保存性が良い。
【0006】ただし、顔料系インクを使用すると、色材
である顔料が染料ほど印画紙の受容層内部にまで浸透せ
ず、また受容層が崩落する等の問題があり、さらに耐水
性の点でも問題が生ずる虞れがある。
である顔料が染料ほど印画紙の受容層内部にまで浸透せ
ず、また受容層が崩落する等の問題があり、さらに耐水
性の点でも問題が生ずる虞れがある。
【0007】したがって、顔料系インクを使用した場合
には、これらの弱点を補うために、画像形成後に表面に
ラミネートフィルムを貼り付けることが多い。
には、これらの弱点を補うために、画像形成後に表面に
ラミネートフィルムを貼り付けることが多い。
【0008】しかしながら、ラミネートフィルムを貼り
付ける場合、余計な工数が必要であり工程の煩雑化を招
くばかりか、貼り付けたラミネートフィルムにしわが発
生して品質を低下したり、印画紙の厚さ増す等の不都合
が生ずる。
付ける場合、余計な工数が必要であり工程の煩雑化を招
くばかりか、貼り付けたラミネートフィルムにしわが発
生して品質を低下したり、印画紙の厚さ増す等の不都合
が生ずる。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解消す
べく提案されたものであり、顔料インクを使用した場合
の浸透性の低下や受容層の崩落を抑制することができ、
保存性を低下させずに耐水性を確保することが可能で、
ラミネートフィルムも不要な画像形成方法を提供するこ
とを目的とする。
べく提案されたものであり、顔料インクを使用した場合
の浸透性の低下や受容層の崩落を抑制することができ、
保存性を低下させずに耐水性を確保することが可能で、
ラミネートフィルムも不要な画像形成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、顔料分散液を記録液とし、層間化合物
と結着剤とを含有する顔料定着層を有する被記録媒体に
対して画像形成を行うことを特徴とする。
めに、本発明は、顔料分散液を記録液とし、層間化合物
と結着剤とを含有する顔料定着層を有する被記録媒体に
対して画像形成を行うことを特徴とする。
【0011】顔料を分散した顔料分散液を記録液とする
ことで、顔料の特徴である保存性(特に耐光性)の良さ
が維持される。
ことで、顔料の特徴である保存性(特に耐光性)の良さ
が維持される。
【0012】また、被記録媒体の顔料定着層を層間化合
物と結着剤とで構成することにより、定着性や耐水性も
改善され、ラミネートフィルムの貼り付けは不要であ
る。
物と結着剤とで構成することにより、定着性や耐水性も
改善され、ラミネートフィルムの貼り付けは不要であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した画像形成
方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。
方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の画像形成方法の概念を模
式的に示すものである。
式的に示すものである。
【0015】本発明は、いわゆるインクジェット記録に
より画像を形成するものであり、図1に示すように、被
記録媒体(印画紙)1に対してインク(記録液)2を吐
出し、このインク2に含まれる顔料PGを印画紙1の顔
料定着層1Aに定着させることで画像を形成する。
より画像を形成するものであり、図1に示すように、被
記録媒体(印画紙)1に対してインク(記録液)2を吐
出し、このインク2に含まれる顔料PGを印画紙1の顔
料定着層1Aに定着させることで画像を形成する。
【0016】顔料定着層1Aは、層間化合物(例えばハ
イドロタルサイト群鉱物)CRを樹脂結着剤RLに分散
してなるものであり、層間化合物CRを含んでいるため
に、顔料PGと強固に結着し、受容層1Aの崩落や耐水
性の低下が抑えられる。
イドロタルサイト群鉱物)CRを樹脂結着剤RLに分散
してなるものであり、層間化合物CRを含んでいるため
に、顔料PGと強固に結着し、受容層1Aの崩落や耐水
性の低下が抑えられる。
【0017】その理由であるが、先ず、一般に顔料PG
はマイナスにチャージしている。一方、層間化合物CR
は、プラスチャージを有する。したがって、顔料PGと
層間化合物CRとはイオン結合的に結合し、定着性が大
幅に改善されるものと考えている。
はマイナスにチャージしている。一方、層間化合物CR
は、プラスチャージを有する。したがって、顔料PGと
層間化合物CRとはイオン結合的に結合し、定着性が大
幅に改善されるものと考えている。
【0018】上述の画像形成において、インクに含まれ
る顔料としては、任意のものを使用することができ、所
望の色彩等に応じて適宜選定することができる。
る顔料としては、任意のものを使用することができ、所
望の色彩等に応じて適宜選定することができる。
【0019】ただし、顔料成分には、耐光性に優れてい
ること、発色が鮮やかであること、粒径が小さく(0.
1μm以下が好ましい。)安定に分散していること、印
画紙上に定着した際に光沢を下げないこと等が要求され
るので、これらの事項を考慮して選定することが望まし
い。
ること、発色が鮮やかであること、粒径が小さく(0.
1μm以下が好ましい。)安定に分散していること、印
画紙上に定着した際に光沢を下げないこと等が要求され
るので、これらの事項を考慮して選定することが望まし
い。
【0020】また、顔料を含むインクは、主に吐出の問
題から要求される物性値が決まってくるが、一般に、塩
含有量が少ないこと、腐食性が少ないこと、表面張力が
高いこと、低粘度であること、速乾性、保存安定性、色
強度、透明性、耐光性等に優れていること等が要求され
る。
題から要求される物性値が決まってくるが、一般に、塩
含有量が少ないこと、腐食性が少ないこと、表面張力が
高いこと、低粘度であること、速乾性、保存安定性、色
強度、透明性、耐光性等に優れていること等が要求され
る。
【0021】一方、被記録媒体である印画紙であるが、
その構成は任意であり、例えば図2に示すように基材1
1上に顔料定着層12のみを形成したもの、図3に示す
ように基材11上に顔料定着層12を形成し、さらにそ
の上に樹脂単体からなるインク吸収樹脂層13を形成し
たものを挙げることができる。
その構成は任意であり、例えば図2に示すように基材1
1上に顔料定着層12のみを形成したもの、図3に示す
ように基材11上に顔料定着層12を形成し、さらにそ
の上に樹脂単体からなるインク吸収樹脂層13を形成し
たものを挙げることができる。
【0022】顔料定着層は、主に層間化合物と樹脂結着
剤とからなり、樹脂結着剤中に層間化合物が分散された
状態とされている。
剤とからなり、樹脂結着剤中に層間化合物が分散された
状態とされている。
【0023】ここで、樹脂結着剤としては、任意の樹脂
材料を用いることができ、ポリウレタン樹脂やポリエス
テル樹脂等の他、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ヒドロキシプロピルセルロース樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂等も用いることができ
る。
材料を用いることができ、ポリウレタン樹脂やポリエス
テル樹脂等の他、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ヒドロキシプロピルセルロース樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂等も用いることができ
る。
【0024】また、層間化合物としては、例えば層状無
機高分子を用いることができる。ここで、層状無機高分
子としては、0:1型粘土鉱物の一種でありAlO6 八
面体シートからなる層状のハイドロタルサイト群鉱物を
代表例として挙げることができる。
機高分子を用いることができる。ここで、層状無機高分
子としては、0:1型粘土鉱物の一種でありAlO6 八
面体シートからなる層状のハイドロタルサイト群鉱物を
代表例として挙げることができる。
【0025】ハイドロタルサイト群鉱物は、下記の式
1、あるいは式2で示される組成を有する。
1、あるいは式2で示される組成を有する。
【0026】 [MII1-xMIIIx(OH)2]+x[Ax/n・mH2O]-x ・・・式1 (ただし、式中、MIIはMg,Zn,Ca等の2価金属
イオン、MIII はAl等の3価金属イオン、Aはn価の
アニオンをそれぞれ表す。x及びmは、0.1<x<
0.4、0<m<2を満たす正数である。) [LiAl2(OH)6]+[Ax/n・mH2O]- ・・・式2 (ただし、式中、Aはn価のアニオンを表し、mは0<
m<2を満たす正数である。) ハイドロタルサイト群鉱物の代表的なものとしては、式
3で表される天然のハイドロタルサイトを挙げることが
できる。
イオン、MIII はAl等の3価金属イオン、Aはn価の
アニオンをそれぞれ表す。x及びmは、0.1<x<
0.4、0<m<2を満たす正数である。) [LiAl2(OH)6]+[Ax/n・mH2O]- ・・・式2 (ただし、式中、Aはn価のアニオンを表し、mは0<
m<2を満たす正数である。) ハイドロタルサイト群鉱物の代表的なものとしては、式
3で表される天然のハイドロタルサイトを挙げることが
できる。
【0027】 Mg6Al2(OH)16・CO3・4H2O ・・・式3 なお、この天然のハイドロタルサイトの組成と若干異な
るが、合成ハイドロタルサイトも商業的に入手可能であ
る。合成ハイドロタルサイトの微粉末は、夾雑物を含ま
ず純白色を呈するが、結晶自体は光学的に透明であるの
で、その微粉末を使用した場合、銀塩写真に匹敵し得る
ような高い彩度を実現する顔料定着層を形成することが
可能となる。
るが、合成ハイドロタルサイトも商業的に入手可能であ
る。合成ハイドロタルサイトの微粉末は、夾雑物を含ま
ず純白色を呈するが、結晶自体は光学的に透明であるの
で、その微粉末を使用した場合、銀塩写真に匹敵し得る
ような高い彩度を実現する顔料定着層を形成することが
可能となる。
【0028】上記ハイドロタルサイト群鉱物は、上記顔
料定着層に使用する場合、予めフタル酸、リンゴ酸、マ
ロン酸、アクリル酸等の有機酸により有機酸修飾してお
くことが好ましい。具体的には、協和化学社製、商品名
KW1000、商品名KW2200等を有機酸修飾した
ものが好適である。
料定着層に使用する場合、予めフタル酸、リンゴ酸、マ
ロン酸、アクリル酸等の有機酸により有機酸修飾してお
くことが好ましい。具体的には、協和化学社製、商品名
KW1000、商品名KW2200等を有機酸修飾した
ものが好適である。
【0029】層状無機高分子としては、その他、天然若
しくは合成の層状珪酸塩、またはそれらの焼成体も挙げ
ることができる。代表的なものとしては、3−八面体型
スメクタイト構造を有する式4で示される粘土鉱物の一
種であるモンモリロナイト群鉱物を挙げることができ
る。
しくは合成の層状珪酸塩、またはそれらの焼成体も挙げ
ることができる。代表的なものとしては、3−八面体型
スメクタイト構造を有する式4で示される粘土鉱物の一
種であるモンモリロナイト群鉱物を挙げることができ
る。
【0030】 (X,Y)2〜3Z4O10(OH)2・mH2O・(W1/3) ・・・式4 (式中、XはAl,Fe(III),Mn(III)またはC
o(III)であり、YはMg,Fe(II),Ni,Zn
またはLiであり、ZはSiまたはAlである。また、
WはK,NaまたはCaである。H2Oは層間水であ
る。mは整数を表す。)
o(III)であり、YはMg,Fe(II),Ni,Zn
またはLiであり、ZはSiまたはAlである。また、
WはK,NaまたはCaである。H2Oは層間水であ
る。mは整数を表す。)
【0031】具体的には、X,Yの組み合わせと置換数
に応じて、モンモリロナイト、マグネシアンモンモリロ
ナイト、鉄モンモリロナイト、鉄マグネシアンモンモリ
ロナイト、バイデライト、アルミニアンバイデライト、
ノントロナイト、アルミニアンノントロナイト、サポナ
イト、アルミニアンサポナイト、ヘクトライト、ソーコ
ナイト等の天然物や合成物を例示することができる。な
お、上記式中のOH基がフッ素で置換されたものも使用
可能である。
に応じて、モンモリロナイト、マグネシアンモンモリロ
ナイト、鉄モンモリロナイト、鉄マグネシアンモンモリ
ロナイト、バイデライト、アルミニアンバイデライト、
ノントロナイト、アルミニアンノントロナイト、サポナ
イト、アルミニアンサポナイト、ヘクトライト、ソーコ
ナイト等の天然物や合成物を例示することができる。な
お、上記式中のOH基がフッ素で置換されたものも使用
可能である。
【0032】ただし、上記モンモリロナイト群鉱物は、
マイナスにチャージした顔料に対しては用いることがで
きない。上記モンモリロナイト群鉱物を層間化合物とし
て顔料定着層に使用する場合には、表面修飾等によりプ
ラスにチャージした顔料を使用する必要がある。あるい
は、例えばハイドロタルサイトの交換性イオンとのイオ
ン交換によりアニオン染料、酸性染料をその層間に取り
込んだ着色複合体を顔料に使用すれば、上記モンモリロ
ナイト群鉱物を顔料定着層に使用することができる。
マイナスにチャージした顔料に対しては用いることがで
きない。上記モンモリロナイト群鉱物を層間化合物とし
て顔料定着層に使用する場合には、表面修飾等によりプ
ラスにチャージした顔料を使用する必要がある。あるい
は、例えばハイドロタルサイトの交換性イオンとのイオ
ン交換によりアニオン染料、酸性染料をその層間に取り
込んだ着色複合体を顔料に使用すれば、上記モンモリロ
ナイト群鉱物を顔料定着層に使用することができる。
【0033】また、本発明においては、上記モンモリロ
ナイト群鉱物以外にも、ナトリウムシリシックマイカ、
ナトリウムテニオライト等の雲母鉱物も層間化合物とし
て使用可能である。
ナイト群鉱物以外にも、ナトリウムシリシックマイカ、
ナトリウムテニオライト等の雲母鉱物も層間化合物とし
て使用可能である。
【0034】あるいは、層間化合物としては、上述した
以外に、チタンやジルコニウム、ランタン、ビスマス等
の含水酸化物や水酸化リン酸塩等もあるが、これらは光
学的隠蔽性若しくは固有の色を有するので、透明性、光
沢性、白色度の少なくともいずれかが要求されない場合
にのみ使用することができる。
以外に、チタンやジルコニウム、ランタン、ビスマス等
の含水酸化物や水酸化リン酸塩等もあるが、これらは光
学的隠蔽性若しくは固有の色を有するので、透明性、光
沢性、白色度の少なくともいずれかが要求されない場合
にのみ使用することができる。
【0035】上記顔料定着層において、層間化合物と樹
脂結着剤の重量比率は、1:0.1〜1:2とすること
が好ましく、1:0.2〜1:1.5とすることがより
好ましい。前記重量比率よりも層間化合物が少ないと、
画像にボケが生じる虞れがある。逆に前記重量比率より
も層間化合物が多いと、相対的に結着剤の割合が減少し
て染料定着層の接着性や分散性が低下する。
脂結着剤の重量比率は、1:0.1〜1:2とすること
が好ましく、1:0.2〜1:1.5とすることがより
好ましい。前記重量比率よりも層間化合物が少ないと、
画像にボケが生じる虞れがある。逆に前記重量比率より
も層間化合物が多いと、相対的に結着剤の割合が減少し
て染料定着層の接着性や分散性が低下する。
【0036】顔料定着層の厚さは、2〜40μmとする
ことが好ましく、4〜15μmとすることがより好まし
い。顔料定着層の厚さが2μm未満であると、記録液の
溶媒を吸収しきれなくなり、画像に滲みが生ずる虞れが
ある。逆に、顔料定着層の厚さを40μmを越えて設定
すると、塗工上の問題が発生する虞れがある。
ことが好ましく、4〜15μmとすることがより好まし
い。顔料定着層の厚さが2μm未満であると、記録液の
溶媒を吸収しきれなくなり、画像に滲みが生ずる虞れが
ある。逆に、顔料定着層の厚さを40μmを越えて設定
すると、塗工上の問題が発生する虞れがある。
【0037】印画紙(被記録媒体)の基材としては、
紙、合成紙、プラスチックシート、金属板、金属箔、ア
ルミニウム等を蒸着したプラスチックフィルム等、任意
のものを用いることができ、さらには有機樹脂等による
易接着処理を施した基材も用いることができる。OHP
等の用途の場合には、基材は光透過性であることが必要
である。
紙、合成紙、プラスチックシート、金属板、金属箔、ア
ルミニウム等を蒸着したプラスチックフィルム等、任意
のものを用いることができ、さらには有機樹脂等による
易接着処理を施した基材も用いることができる。OHP
等の用途の場合には、基材は光透過性であることが必要
である。
【0038】また、顔料定着層上に樹脂単体からなるイ
ンク吸収樹脂層を形成する場合、このインク吸収樹脂層
の厚さは5μm以下とし、好ましくは3μm以下、より
好ましくは1μm以下である。
ンク吸収樹脂層を形成する場合、このインク吸収樹脂層
の厚さは5μm以下とし、好ましくは3μm以下、より
好ましくは1μm以下である。
【0039】上述の構成を有する被記録媒体(印画紙)
は、常法により作製することができる。例えば、層間化
合物と結着剤とを溶媒中で混合分散し、得られた分散液
を基材上に塗布し乾燥すればよい。
は、常法により作製することができる。例えば、層間化
合物と結着剤とを溶媒中で混合分散し、得られた分散液
を基材上に塗布し乾燥すればよい。
【0040】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、実験結果に基づいて説明する。
いて、実験結果に基づいて説明する。
【0041】被記録媒体(印画紙)の作製 <印画紙1>イソプロピルアルコール8gと水72gと
の混合溶液に、結着剤としてポリウレタンエマルジョン
(第一工業製薬社製、商品名スーパーフレックスE−2
000)を添加し、さらに層間化合物として有機酸処理
ハイドロタルサイトを添加して、ビーズミルで8時間処
理して分散液を得た。
の混合溶液に、結着剤としてポリウレタンエマルジョン
(第一工業製薬社製、商品名スーパーフレックスE−2
000)を添加し、さらに層間化合物として有機酸処理
ハイドロタルサイトを添加して、ビーズミルで8時間処
理して分散液を得た。
【0042】なお、使用した有機酸処理ハイドロタルサ
イトは、ハイドロタルサイト(協和化学社製、商品名K
W500)10gに対しリンゴ酸10mgを当量吸着処
理したものである。
イトは、ハイドロタルサイト(協和化学社製、商品名K
W500)10gに対しリンゴ酸10mgを当量吸着処
理したものである。
【0043】得られた分散液を乾燥塗布厚8μmとなる
ように100μm厚の易接着処理透明ポリエステルフィ
ルム(ICI社製、商品名D−535)にワイヤーバー
にて塗布し、90℃で2分間乾燥することにより顔料定
着層を形成し、印画紙1を得た。
ように100μm厚の易接着処理透明ポリエステルフィ
ルム(ICI社製、商品名D−535)にワイヤーバー
にて塗布し、90℃で2分間乾燥することにより顔料定
着層を形成し、印画紙1を得た。
【0044】<印画紙2>印画紙1の顔料定着層上にゼ
ラチン樹脂(宮城化学工業社製、商品名E−290)を
乾燥厚0.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間
乾燥してインク吸収層を形成し、印画紙2とした。
ラチン樹脂(宮城化学工業社製、商品名E−290)を
乾燥厚0.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間
乾燥してインク吸収層を形成し、印画紙2とした。
【0045】<印画紙3>イソプロピルアルコール8g
と水72gとの混合溶液に、結着剤としてポリウレタン
エマルジョン(第一工業製薬社製、商品名スーパーフレ
ックスE−2000)を添加し、さらにフィラーとして
炭酸カルシウム(白石工業社製、商品名ゲルトン50)
10gを添加して、ビーズミルで8時間処理して分散液
を得た。
と水72gとの混合溶液に、結着剤としてポリウレタン
エマルジョン(第一工業製薬社製、商品名スーパーフレ
ックスE−2000)を添加し、さらにフィラーとして
炭酸カルシウム(白石工業社製、商品名ゲルトン50)
10gを添加して、ビーズミルで8時間処理して分散液
を得た。
【0046】得られた分散液を乾燥塗布厚8μmとなる
ように100μm厚の易接着処理透明ポリエステルフィ
ルム(ICI社製、商品名D−535)にワイヤーバー
にて塗布し、90℃で2分間乾燥することにより顔料定
着層を形成し、印画紙1を得た。
ように100μm厚の易接着処理透明ポリエステルフィ
ルム(ICI社製、商品名D−535)にワイヤーバー
にて塗布し、90℃で2分間乾燥することにより顔料定
着層を形成し、印画紙1を得た。
【0047】<印画紙4>印画紙3の顔料定着層上にゼ
ラチン樹脂(宮城化学工業社製、商品名E−290)を
乾燥厚0.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間
乾燥してインク吸収層を形成し、印画紙4とした。
ラチン樹脂(宮城化学工業社製、商品名E−290)を
乾燥厚0.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間
乾燥してインク吸収層を形成し、印画紙4とした。
【0048】記録液(水性インク)の作製 <記録液1>記録液1の組成は下記の通りである。
【0049】 ポリエチレングリコール(分子量200) 10重量部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 10重量部 顔料(コダック社製黒顔料、商品名B5943) 7重量部 水 73重量部 <記録液2>記録液2の組成は下記の通りである。
【0050】 ポリエチレングリコール(分子量200) 10重量部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 10重量部 顔料(Clariant社製青顔料、商品名Hostafine Blue B2G) 7重量部 水 73重量部
【0051】実施例及び比較例 上記印画紙と記録液を表1に示すように組み合わせ、イ
ンクジェット記録を行った。
ンクジェット記録を行った。
【0052】
【表1】
【0053】そして、各実施例、比較例について、耐水
性、耐光性の評価を行った。なお、耐水性は、各記録液
により画像が形成された印画紙を水中に5分間浸し、画
像の残り具合を目視で観察した。画像の残り具合が良好
なものを○、不良である場合を×とした。耐光性は、フ
ェードメータ(スガ試験機)で72時間照射後、目視で
評価した。耐光性が良好なものは○、不良であるものは
×とした。
性、耐光性の評価を行った。なお、耐水性は、各記録液
により画像が形成された印画紙を水中に5分間浸し、画
像の残り具合を目視で観察した。画像の残り具合が良好
なものを○、不良である場合を×とした。耐光性は、フ
ェードメータ(スガ試験機)で72時間照射後、目視で
評価した。耐光性が良好なものは○、不良であるものは
×とした。
【0054】結果を表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】顔料インク(記録液1,2)と層間化合物
を顔料定着層に用いた印画紙(印画紙1,2)を組み合
わせたときに、良好な耐水性、耐光性が実現されてい
る。
を顔料定着層に用いた印画紙(印画紙1,2)を組み合
わせたときに、良好な耐水性、耐光性が実現されてい
る。
【0057】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の画像形成方法によれば、耐水性、耐光性に優れた画
像形成が可能であり、ラミネートフィルムを貼り付けな
くても十分に実用特性を維持することが可能である。
明の画像形成方法によれば、耐水性、耐光性に優れた画
像形成が可能であり、ラミネートフィルムを貼り付けな
くても十分に実用特性を維持することが可能である。
【図1】本発明の画像形成方法を説明する模式図であ
る。
る。
【図2】印画紙(被記録媒体)の一構成例を示す要部概
略断面図である。
略断面図である。
【図3】印画紙(被記録媒体)の他の構成例を示す要部
概略断面図である。
概略断面図である。
1 印画紙(被記録媒体)、1A,12 顔料定着層、
2 インク(記録液)
2 インク(記録液)
Claims (5)
- 【請求項1】 顔料分散液を記録液とし、層間化合物と
結着剤とを含有する顔料定着層を有する被記録媒体に対
して画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 上記層間化合物が層状無機高分子である
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項3】 上記層状無機化合物がハイドロタルサイ
ト群鉱物であることを特徴とする請求項2記載の画像形
成方法。 - 【請求項4】 上記ハイドロタルサイト群鉱物は有機酸
により修飾されていることを特徴とする請求項3記載の
画像形成方法。 - 【請求項5】 上記記録液を吐出して被記録媒体に画像
形成を行うインクジェット記録であることを特徴とする
請求項1記載の画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30014099A JP2001113821A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30014099A JP2001113821A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001113821A true JP2001113821A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17881232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30014099A Withdrawn JP2001113821A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001113821A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018154118A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社リコー | 印刷方法、処理液とインクのセット、及び印刷装置 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP30014099A patent/JP2001113821A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018154118A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社リコー | 印刷方法、処理液とインクのセット、及び印刷装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |