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JP2001112684A - ペン型ワイパーおよびその芯材 - Google Patents

ペン型ワイパーおよびその芯材

Info

Publication number
JP2001112684A
JP2001112684A JP29472499A JP29472499A JP2001112684A JP 2001112684 A JP2001112684 A JP 2001112684A JP 29472499 A JP29472499 A JP 29472499A JP 29472499 A JP29472499 A JP 29472499A JP 2001112684 A JP2001112684 A JP 2001112684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber bundle
pen
fibers
type wiper
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29472499A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Asai
耕治 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI SENI KOGYO KK
Original Assignee
ASAHI SENI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI SENI KOGYO KK filed Critical ASAHI SENI KOGYO KK
Priority to JP29472499A priority Critical patent/JP2001112684A/ja
Publication of JP2001112684A publication Critical patent/JP2001112684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の汚れをきれいに除去でき、しかも狭い
部位を有する物品であっても清掃できるペン型ワイパー
およびその芯材を提供することを課題とする。 【解決手段】 ペン型ワイパー20は、芯材である繊維
束3と、これを収容する軸筒1と、繊維束3を軸筒1か
ら繰り出すノック式の繰り出し機構とを備える。キャッ
プ12をノックすることにより、繊維束3が軸筒1から
繰り出される。そして、繰り出された繊維束3の先端を
汚れた箇所に押し当てつつワイピングすれば汚れが除去
できる。そして、繊維束3として繊維相互間の熱融着の
度合いを弱めにして成型したものを用いることにより、
清掃の際に繊維束3の先端がばらけるため、狭い部位に
も繊維が入り込み、狭い部位における汚れをきれいに除
去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の清掃を行う
ためのペン型ワイパーおよびその芯材に関する。さらに
詳細には、OA機器等の狭い部位を有する物品の清掃に
好適なペン型ワイパーおよびその芯材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のOA機器の普及に伴い、パソコン
やワープロ等を使用する機会が多くなっている。これら
のパソコンやワープロ等は、特にキーボードのキー間等
の狭い部位に塵埃がたまりやすい。また、家電製品や音
響機器等のスイッチパネルなどのような狭い部位にも塵
埃がたまりやすい。このような狭い部位にたまった塵埃
を清掃する場合には、一般的に綿棒が使用されている。
そして、綿棒の先端には繊維を巻き付けて形成した綿球
が設けられており、この綿球の部分で清掃を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、綿棒を
使用して清掃を行う場合には、以下の問題点があった。
すなわち、綿球は繊維を巻き付けているにすぎないので
清掃の際に繊維が脱落しやすく、また除去した汚れが再
付着すること等により、きれいに清掃することができな
いという問題があった。特にクリーンルーム内に設置さ
れている機器等を清掃する場合に、繊維の脱落が問題と
なっていた。また、綿棒は使い捨てであるという問題も
あった。
【0004】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、物品の汚れをきれいに除
去でき、しかも狭い部位を有する物品であっても清掃で
きるペン型ワイパーおよびその芯材を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係るペン型ワイパーによれば、棒
状の清掃材と、清掃材を収容するペン型容器と、清掃材
をペン型容器から繰り出す繰り出し機構と、を有する。
【0006】このペン型ワイパーを使用する場合には、
繰り出し機構を操作してペン型容器に収容された棒状の
清掃材を必要な長さだけ繰り出す。そして、ペン型容器
から繰り出された清掃材を用いて汚れている部位を清掃
する。この清掃は、汚れている部位に清掃材を押し当て
てその部分を数回ワイピングすれば良い。これで、汚れ
が除去される。その後、清掃が終了した時点で、清掃材
の汚れがひどくそのままにしておくと、その汚れが再付
着する可能性がある場合には、清掃材の汚れた部分を切
り落とせば良い。これにより、汚れの再付着が防止され
るとともに、次回には清掃材のきれいな部分で清掃を行
うことができる。なお、清掃終了後に清掃材を再びペン
型容器内に収納しても良い。清掃材をペン型容器に収納
することにより、清掃材の汚染を防止できるからであ
る。なお、清掃材の断面形状は、円形の他、四角形や三
角形等、用途に適合するように任意の形状にすることが
できる。
【0007】ここで、清掃材をペン型容器から繰り出す
繰り出し機構としては以下のような機構が挙げられる。
まず、(1)ペン型容器に設けられたノック部に対する
ノック操作により清掃材を繰り出すノック式が挙げられ
る。このような繰り出し機構を有するペン型ワイパーに
おいては、清掃材を狭持する狭持部材と、狭持手段を縮
径させる縮径部材と、ペン型容器内に摺動可能に配設さ
れており、狭持手段が一端に配置されるとともに清掃材
を収納する内筒と、内筒を狭持部材の配置位置とは逆方
向に付勢する付勢部材と、を有している。
【0008】次に、(2)清掃材を保持するスライダー
の前方への移動により清掃材を繰り出すスライド式が挙
げられる。このような繰り出し機構を有するペン型ワイ
パーにおいては、軸方向にスリットが形成されたペン型
容器と、清掃材を保持するとともにスリットに沿って移
動可能な清掃材受け部材(スライダー)と、清掃材受け
部材の位置を固定する固定手段と、を有している。ここ
で、固定手段としては、スリットの少なくとも一方の側
に鋸波状の凹凸部を形成し、その凹部に係脱する弾性片
を清掃材受け部材内に設け、凹部に弾性片を係合させる
ことで清掃材受け部材の位置を固定するものや、清掃材
受け部材に固定ネジを設け、その固定ネジを締め付ける
ことにより清掃材受け部材の位置を固定するもの等があ
る。
【0009】最後に、(3)ペン型容器に設けられた操
作部に対する回転操作により清掃材を繰り出す回転式が
挙げられる。このような繰り出し機構を有するペン型ワ
イパーにおいては、螺旋状の溝が内側に形成された回転
可能な筒状部材と、溝に係合する係合部を備える清掃材
受け部材と、清掃材受け部材を軸方向にのみ移動させる
案内溝と、を有している。
【0010】本発明に係るペン型ワイパーにおいては、
清掃材は、繊維方向が長手方向に並ぶように繊維が束ね
られているとともに、各繊維が相互に熱融着されている
ことが好ましい。
【0011】このように繊維方向が長手方向に並ぶよう
に繊維が束ねられているとともに、各繊維が相互に熱融
着されて結合しているため、清掃の際に繊維が脱落する
ことがない。このため、クリーンルーム内で使用される
ワイパーとしても使用することができる。また、用途に
合わせて清掃材の径を任意に設定することができる。具
体的には、直径1mm程度のものから製造することがで
きる。
【0012】さらに、繊維相互間の熱融着の度合いを弱
めにして清掃材を成型することにより、清掃の際に清掃
材の先端部分がばらけて刷毛状になる。これにより、清
掃材が狭い部位にも入り込むことができる。逆に、繊維
相互間の熱融着の度合いを強くして清掃材を成型するこ
とにより、清掃の際に先端部がばらけないようにするこ
ともできる。これにより、先端の面で汚れた部分を清掃
することができるため、しつこい汚れも除去することが
できる。
【0013】また、本発明に係るペン型ワイパー用の芯
材は、繊維方向が長手方向に並ぶように繊維が束ねられ
ているとともに、各繊維が相互に熱融着されて成型され
ている。
【0014】このようにペン型ワイパー用の芯材は、繊
維方向が長手方向に並ぶように繊維が束ねられ、各繊維
が相互に熱融着されて結合しているため、使用時(清掃
時)に繊維が脱落することがない。また、製造時に繊維
相互間の熱融着の度合いを変更することにより、芯材の
固さを変えることができる。これにより、用途により適
したペン型ワイパー用の芯材を製造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の清掃用ペン型ワイ
パーを具体化した実施の形態について図面に基づいて詳
細に説明する。
【0016】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
係るペン型ワイパーは、ノック式の繰り出し機構を備え
るものである。このペン型ワイパー20は、図1に示す
ように、芯材である繊維束3と、その繊維束3を収納す
る筒10と、その筒10を内部に収容する軸筒1と、軸
筒1の先端部に結合された口プラ2等とを有する。
【0017】繊維束3は、汚れを除去するものであり、
ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂繊維を長手
方向に束ねて円柱状にしたものを加熱処理して、繊維同
士を融着させたものである。本実施の形態では、二重構
造(芯部の成分がポリプロピレンであり、表層の成分が
ポリエチレンである)を有する繊維を用いて約8mmの
直径を有する繊維束を成型した。このような二重構造を
有する繊維を使用する理由は、加熱処理により各繊維同
士を融着させつつ繊維の形状を維持させるためである。
このため、繊維の芯部の融点(約160℃)が表層の融
点(約130℃)より高くなるようにして、繊維の表層
が溶融しても芯部は溶融しないようにしている。これに
より、繊維束3においては、各繊維がその形状を維持し
ているとともに、各繊維間に隙間が存在する。従って、
繊維束3は塵埃等の汚れを多く取り込むことができる。
つまり、繊維束3は汚れの除去能力(容量)が優れてい
るのである。なお、本実施の形態では、3.3デシテッ
クスの繊維を使用しているが、1.6〜35デシテック
ス程度のものを使用することができる。
【0018】また、繊維束3を成型する際の加熱条件を
変更することにより、繊維同士の融着度合いを変えるこ
とができる。すなわち、融着度合いを弱めて繊維束を成
型すると、清掃の際に先端部がばらけやすいものができ
る。このように先端部の繊維がばらけると刷毛状となる
ので、塵埃の除去や狭い部位の清掃に有利である。逆
に、融着度合いを強めて繊維束を成型すると、清掃の際
に先端部がばらけにくいものができる。このように先端
部の繊維がばらけにくいと先端の面を使用して力を込め
て汚れた部分をワイピングできるから、しつこい汚れも
除去することができる。なお、繊維の径や繊維束の径は
用途により定めればよい。例えば、繊維束の径が小さい
ものであれば狭い部位をきれいに清掃でき、繊維束の径
が大きいものであれば効率よく清掃することができる。
【0019】軸筒1は、中空の筒状のものであって、そ
の先端内側にはネジが切られている。このネジ部の後方
には、その内周面に突起状のバネ押え8が形成されてい
る。また、口プラ2の後端部にもネジが切られており、
軸筒1と口プラ2とにそれぞれ設けられたネジにより両
者が結合されている。一方、口プラ2の先端内側には突
起部2aが形成されている。突起部2aは、清掃の際に
繊維束3が後述するチャック部4で狭持されている部分
で折れ曲がらないように繊維束3の先端部の外周面を支
持するものである。
【0020】軸筒1の内部には、摺動可能に筒10が配
設されている。筒10の先端部にはチャック部4が形成
され、この部分はテーパー6を有している。また筒10
のほぼ中央の外周面には、突起状のスプリング押え11
が設けられている。さらに筒10の後端には脱着可能な
キャップ12が装着されている。
【0021】チャック部4は繊維束3を狭持するもので
あり、また繊維束3を繰り出す機能をも有している。チ
ャック部4の外周には、環状のコレット締め具7が設け
られている。このコレット締め具7は、軸筒1の内側に
固定されている。つまり、チャック部4がコレット締め
具7の内周面に接しながら前後方向に移動できるように
なっている。またコレット締め具7には、図1中左側に
向かうに従って内径が拡がるようなテーパーが形成され
ている。そして、バネ押え8と11との間には、筒10
の外周面に沿ってリターンスプリング9が設置されてい
る。このリターンスプリング9により、筒10は後方
(図1中右側)に付勢されている。このため、チャック
部4はコレット締め具7から押圧力を受け縮径させられ
ている。この結果、繊維束3はチャック部4に狭持され
ている。
【0022】次に、ペン型ワイパー20の動作について
説明する。通常時は、筒10がリターンスプリング9の
付勢力により、チャック部4が後ろ側(図1中右側)へ
付勢されている。このため、チャック部4はコレット締
め具7から押圧力を受け縮径して繊維束3を狭持してい
る。この状態からキャップ12を図1中左側へ押し込む
と、リターンスプリング9の付勢力に抗して、筒10が
前進する。このため、チャック部4も前進する。一方、
コレット締め具7は軸筒1に固定されているため移動し
ない。これにより、チャック部4はコレット締め具7か
らの押圧力を受けなくなり拡開しながら前進する。そし
て、チャック部4の先端が口プラ2の後端に当接し、チ
ャック部4の前進が止まる。このとき、繊維束3は途中
までチャック部4に狭持されつつ前進するが、チャック
部4が所定の径まで拡開すると繊維束3はチャック部4
から解放される。これにより、繊維束3の前進が止まり
所定長だけ繊維束3が繰り出されることになる。
【0023】ここで、キャップ12を図1中左側へ押し
込んだ状態を維持すると、チャック部4が拡開した状態
が維持される。つまり、繊維束3はチャック部4に狭持
されないフリー状態となり自由にスライドできる。この
ため、この状態で繊維束3を軸筒1内に押し込むことに
より、繊維束3を軸筒1内に戻すことができる。
【0024】そして、キャップ12を押し込んだ状態を
解除すると、リターンスプリング9の力によって、筒1
0が後退させられる。筒10が後退すると、チャック部
4も後方へ移動する。そうすると、チャック部4はコレ
ット締め具7から押圧力を受けて縮径させられる。この
ため、チャック部4は繊維束3を狭持する。これによ
り、繊維束3はチャック部4にしっかりと狭持されるた
め、後退および落下することなく、繰り出された位置に
保持される。
【0025】続いて、ペン型ワイパー20を用いる清掃
方法について説明する。まず、キャップ12を数回ノッ
クして、繊維束3を必要な長さだけ繰り出す。そして、
繊維束3の先端を汚れた箇所に押し当てつつワイピング
して汚れを除去する。ここで、繊維束3として、繊維相
互間の熱融着の度合いを弱めて成型したものを用いてい
る場合には、清掃の際に繊維束3の先端がばらけて刷毛
状になる。このため、OA機器等の狭い部位にも繊維が
入り込む。これにより、狭い部位における汚れもきれい
に除去することができる。逆に、融着度合いを強めて成
型したものを用いている場合には、清掃の際に先端部が
ばらけにくくなる。このため、繊維束3の先端の面を使
用して力を込めて汚れた部分をワイピングできるから、
しつこい汚れも除去することができる。さらに、ワイピ
ングの際に繊維束3から繊維が脱落しないため、クリー
ンルーム内でのワイピング作業に使用するのにも適して
いる。なお、繊維束3を交換する場合には、交換する繊
維束を口プラ2の先端から少し繰り出し、キャップ12
を押し込んだ状態で、交換する繊維束を軸筒1内から引
っ張り出す。そして、キャップ12を外し筒10の後端
部から新品の繊維束を挿入すれば良い。
【0026】清掃が終了した時点で、繊維束3の汚れが
ひどくそのままにしておくと、その汚れが再付着する可
能性がある場合には、汚れた部分をハサミ等で切り落と
せば良い。これにより、汚れの再付着が防止されるとと
もに、次回から繊維束3のきれいな部分で清掃を行うこ
とができる。また、清掃終了後に繊維束3を再び軸筒1
内に収納しても良い。繊維束3を軸筒1内に収納するこ
とにより、繊維束3の汚染を防止できるからである。
【0027】以上、詳細に説明したように第1の実施の
形態に係るペン型ワイパー20によれば、物品の汚れを
きれいに除去でき、しかも狭い部位を有する物品であっ
ても清掃できる。また、繊維束3は繊維を束ねてそれを
熱融着して各繊維同士を結合したものであるから繊維の
脱落がない。そして、繊維束3が汚れた場合にはその部
分を切り落とすことにより、きれいな部分を用いて清掃
が行える。また繊維束3の汚れた部分を切り落とすこと
により、汚れの再付着も防止できる。さらに、繊維束3
は軸筒1内に収納できるから、汚れの再付着を防止でき
るとともに、繊維束3の汚染も防止できる。
【0028】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
係るペン型ワイパーは、第1の実施の形態とは異なる繰
り出し機構を備えるものである。すなわち、第2の実施
の形態のペン型ワイパー30は、図2に示すように、ス
ライダー32を前後させることにより、繊維束35を繰
り出したり、元に戻したりするものである。なお、繊維
束35は第1の実施の形態における繊維束3と基本的に
同じものである。
【0029】そして、繊維束35を収容する軸筒31に
は、その軸方向にスリット37が設けられるとともに、
このスリット37の片側に鋸歯状のノッチ部36が形成
されている。また軸筒31には、スリット37に沿って
移動可能なスライダー32が配設されている。このスラ
イダー32は、繊維束35の後端部を保持し、繊維束3
5とともに移動するようになっている。そしてスライダ
ー32の内部には、ノッチ部36の凹部に係合するV字
形の板バネ33が設けられている。板バネ33とノッチ
部36の凹部との係合により、繊維束35が所定の位置
に保持されている。
【0030】次に、このペン型ワイパー30の動作につ
いて説明する。スライダー32を前進させると、板バネ
33がノッチ部36の凸部を乗り越え、移動前に係合し
ていた凹部より1つ前(図2中左側)の凹部に再び板バ
ネ33が係合する。これにより、繊維束35が1ノッチ
分だけ前進し、その位置で固定される。この動作を繰り
返すことにより、繊維束35を軸筒31の先端から必要
な長さだけ繰り出すことができる。逆に、スライダー3
2を後退させると、板バネ33がノッチ部36の凸部を
乗り越え、移動前に係合していた凹部より1つ後ろ(図
2中右側)の凹部に再び板バネ33が係合する。これに
より、繊維束35が1ノッチ分だけ後退し、その位置で
固定される。従って、数ノッチ分だけスライダー32を
後退させることにより、繊維束35を軸筒31内に収納
することができる。
【0031】続いて、ペン型ワイパー30を用いる清掃
方法について説明する。まず、スライダー32を数ノッ
チ分前進させて、繊維束35を必要な長さだけ繰り出
す。そして、繊維束35の先端を汚れた箇所に押し当て
つつワイピングして汚れを除去する。ここで、繊維束3
5として、繊維相互間の熱融着の度合いを弱めて成型し
たものを用いている場合には、清掃の際に繊維束35の
先端がばらけて刷毛状になる。このため、OA機器等の
狭い部位にも繊維が入り込む。これにより、狭い部位に
おける汚れもきれいに除去することができる。逆に、融
着度合いを強めて成型したものを用いている場合には、
清掃の際に先端部がばらけにくくなる。このため、繊維
束35の先端の面を使用して力を込めて汚れた部分をワ
イピングできるから、しつこい汚れも除去することがで
きる。さらに、ワイピングの際に繊維束35から繊維が
脱落しないため、クリーンルーム内でのワイピング作業
に使用するのにも適している。
【0032】清掃が終了した時点で、繊維束35の汚れ
がひどくそのままにしておくと、その汚れが再付着する
可能性がある場合には、汚れた部分をハサミ等で切り落
とせば良い。これにより、汚れの再付着が防止されると
ともに、次回から繊維束35のきれいな部分で清掃を行
うことができる。また、清掃終了後に繊維束35を再び
軸筒31内に収納しても良い。繊維束35を軸筒31内
に収納することにより、繊維束35の汚染を防止できる
からである。
【0033】以上、詳細に説明したように第2の実施の
形態に係るペン型ワイパー30によれば、物品の汚れを
きれいに除去でき、しかも狭い部位を有する物品であっ
ても清掃できる。また、繊維束35は繊維を束ねてそれ
を熱融着して各繊維同士を結合したものであるから繊維
の脱落がない。そして、繊維束35が汚れた場合にはそ
の部分を切り落とすことにより、きれいな部分を用いて
清掃が行える。また繊維束35の汚れた部分を切り落と
すことにより、汚れの再付着も防止できる。さらに、繊
維束35は軸筒31内に収納できるから、汚れの再付着
を防止できるとともに、繊維束35の汚染も防止でき
る。
【0034】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
係るペン型ワイパーは、第2の実施の形態に類似する繰
り出し機構を備えるものである。すなわち、このペン型
ワイパー40も、図3に示すように、繊維束45と、そ
れを収納する軸筒41とを有する。そして、軸筒41に
は、その軸方向にスリット47が設けられている。ま
た、軸筒41には、スリット47に沿って移動可能なス
ライダー42が配設されている。このスライダー42
は、繊維束45の後端部を保持し、繊維束45とともに
移動するようになっている。そしてスライダー42に
は、固定用ネジ43が設けられている。この固定用ネジ
43を緩めるとスライダー42がスリット47に沿って
軸方向に移動可能となり、固定用ネジ43を締めるとス
ライダー42がその位置で固定されるようになってい
る。なお、繊維束45は第1の実施の形態における繊維
束3と基本的に同じものである。
【0035】次に、このペン型ワイパー40の動作につ
いて説明する。繊維束45を軸筒41から繰り出すに
は、固定用ネジ43を緩めてスライダー42を前進させ
る。スライダー42が前進すると、繊維束45も前進す
る。そして、繊維束45を軸筒41の先端から必要な長
さだけ繰り出したら、その位置でスライダー42を停止
させ固定用ネジ43を締める。これにより、スライダー
42が固定される。このスライダー42の固定に伴い、
繊維束45もその位置に固定される。逆に、繊維束42
を軸筒41に収納するには、固定用ネジ43を緩めてス
ライダー42を後退させる。スライダー42が後退する
と、繊維束45も後退する。そして、繊維束45が軸筒
41内に収納されたら、その位置でスライダー42を停
止させ固定用ネジ43を締める。これにより、スライダ
ー42が固定される。このスライダー42の固定に伴
い、繊維束45は軸筒41内に収納された状態で固定さ
れる。
【0036】続いて、ペン型ワイパー40を用いる清掃
方法について説明する。まず、スライダー42を前進さ
せて、繊維束45を必要な長さだけ繰り出す。そして、
繊維束45の先端を汚れた箇所に押し当てつつワイピン
グして汚れを除去する。ここで、繊維束45として、繊
維相互間の熱融着の度合いを弱めて成型したものを用い
ている場合には、清掃の際に繊維束45の先端がばらけ
て刷毛状になる。このため、OA機器等の狭い部位にも
繊維が入り込む。これにより、狭い部位における汚れも
きれいに除去することができる。逆に、融着度合いを強
めて成型したものを用いている場合には、清掃の際に先
端部がばらけにくくなる。このため、繊維束45の先端
の面を使用して力を込めて汚れた部分をワイピングでき
るから、しつこい汚れも除去することができる。さら
に、ワイピングの際に繊維束45から繊維が脱落しない
ため、クリーンルーム内でのワイピング作業に使用する
のにも適している。
【0037】清掃が終了した時点で、繊維束45の汚れ
がひどくそのままにしておくと、その汚れが再付着する
可能性がある場合には、汚れた部分をハサミ等で切り落
とせば良い。これにより、汚れの再付着が防止されると
ともに、次回から繊維束45のきれいな部分で清掃を行
うことができる。また、清掃終了後に繊維束45を再び
軸筒41内に収納しても良い。繊維束45を軸筒41内
に収納することにより、繊維束45の汚染を防止できる
からである。
【0038】以上、詳細に説明したように第3の実施の
形態に係るペン型ワイパー40によれば、物品の汚れを
きれいに除去でき、しかも狭い部位を有する物品であっ
ても清掃できる。また、繊維束45は繊維を束ねてそれ
を熱融着して各繊維同士を結合したものであるから繊維
の脱落がない。そして、繊維束45が汚れた場合にはそ
の部分を切り落とすことにより、きれいな部分を用いて
清掃が行える。また繊維束45の汚れた部分を切り落と
すことにより、汚れの再付着も防止できる。さらに、繊
維束45は軸筒41内に収納できるから、汚れの再付着
を防止できるとともに、繊維束45の汚染も防止でき
る。
【0039】(第4の実施の形態)第4の実施の形態に
係るペン型ワイパーは、第1の実施の形態とも、第2、
第3の形態とも異なる回転式の繰り出し機構を備えるも
のである。すなわち、ペン型ワイパー50は、図4に示
すように、螺旋状の溝52aが内側に形成された回転内
溝付部材52と、溝52aに突起部55が係合するとと
もに軸方向にのみ移動可能なスライダー54とを備えて
いる。回転内溝付部材52の後端が操作部56に結合さ
れ、操作部56を回転させると回転内溝付部材52も同
様に回転するようになっている。操作部56は円筒形状
のものであり、ペン型ワイパー50の後端に設けられて
いる。また、スライダー54は、軸方向に形成された直
線状の案内溝57に摺動可能に配設されている。このた
め、スライダー54は、軸方向のみに移動可能である。
さらにスライダー54は、繊維束53の後端部を保持し
ている。このため、スライダー54が移動すると、繊維
束53も同様に移動する。なお、繊維束53は第1の実
施の形態における繊維束3と基本的に同じものである。
【0040】次に、このペン型ワイパー50の動作につ
いて説明する。繊維束53を軸筒51から繰り出すに
は、操作部56を時計回りに数回転させる。そうする
と、回転内溝付部材52が回転する。この回転内溝付部
材52の回転に伴い、溝52aに係合するスライダー5
4が案内溝57に沿って前進する。スライダー54は繊
維束53に固定されているから、繊維束53も前進す
る。これにより、繊維束53が軸筒53の先端から必要
な長さだけ繰り出される。逆に、繊維束53を軸筒51
に収納するには、操作部56を反時計回りに回転させ
る。これにより、回転内溝付部材52が先ほどとは逆に
回転し、溝52aに係合するスライダー54が案内溝5
7に沿って後退する。このスライダー54の後退に伴
い、繊維束53も後退する。そして、操作部56を反時
計回りに数回転させると、繊維束53が軸筒53内に収
納される。
【0041】続いて、清掃方法について説明する。ま
ず、操作部56(回転内溝付部材52)を数回転させ
て、繊維束53を必要な長さだけ繰り出す。そして、繊
維束53の先端を汚れた箇所に押し当ててワイピングし
て汚れを除去する。ここで、繊維束53として、繊維相
互間の熱融着の度合いを弱めて成型したものを用いてい
る場合には、清掃の際に繊維束53の先端がばらけて刷
毛状になる。このため、OA機器等の狭い部位にも繊維
が入り込む。これにより、狭い部位における汚れもきれ
いに除去することができる。逆に、融着度合いを強めて
成型したものを用いている場合には、清掃の際に先端部
がばらけにくくなる。このため、繊維束53の先端の面
を使用して力を込めて汚れた部分をワイピングできるか
ら、しつこい汚れも除去することができる。さらに、ワ
イピングの際に繊維束53から繊維が脱落しないため、
クリーンルーム内でのワイピング作業に使用するのにも
適している。
【0042】清掃が終了した時点で、繊維束53の汚れ
がひどくそのままにしておくと、その汚れが再付着する
可能性がある場合には、汚れた部分をハサミ等で切り落
とせば良い。これにより、汚れの再付着が防止されると
ともに、次回から繊維束53のきれいな部分で清掃を行
うことができる。また、清掃終了後に繊維束53を再び
軸筒51内に収納しても良い。繊維束53を軸筒51内
に収納することにより、繊維束3の汚染を防止できるか
らである。
【0043】以上、詳細に説明したように第4の実施の
形態に係るペン型ワイパーによれば、物品の汚れをきれ
いに除去でき、しかも狭い部位を有する物品であっても
清掃できる。また、繊維束53は繊維を束ねてそれを熱
融着して各繊維同士を結合したものであるから繊維の脱
落がない。そして、繊維束53が汚れた場合にはその部
分を切り落とすことにより、きれいな部分を用いて清掃
が行える。また繊維束53の汚れた部分を切り落とすこ
とにより、汚れの再付着も防止できる。さらに、繊維束
53は軸筒51内に収納できるから、汚れの再付着を防
止できるとともに、繊維束53の汚染も防止できる。
【0044】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがっ
て本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能である。例えば、本発明のペン型ワ
イパーは汚れの除去のみならず、ホワイトボードのイレ
ーサやマニュキュア落とし等のコスメティック関係にも
利用することもできる。また、本発明のペン型ワイパー
およびその芯材は、クリーンルーム内で使用されるワイ
パーとして使用することもできる。ワイピングの際に繊
維が脱落しないため、クリーンルーム内での使用に適し
ているからである。
【0045】また、本実施の形態における繊維束3等の
断面形状は、図5に示すように、円形であるがこれも用
途により、図6に示すような正方形や、図7に示すよう
な長方形等にすることもできる。さらに、繊維束3等の
先端を図8に示すように斜めに切断して使用しても良
い。先端部を斜めに切断することにより、狭い部位の清
掃をより効率よく行えるからである。
【0046】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明によれば、物
品の汚れをきれいに除去でき、しかも狭い部位を有する
物品であっても清掃できるペン型ワイパーおよびその芯
材が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るペン型ワイパーの断面
図である。
【図2】第2の実施の形態に係るペン型ワイパーを説明
するための説明図である。
【図3】第3の実施の形態に係るペン型ワイパーを説明
するための説明図である。
【図4】第4の実施の形態に係るペン型ワイパーを説明
するための説明図である。
【図5】第1から第4の実施の形態に示した繊維束の断
面形状を説明するための説明図である。
【図6】繊維束の別の断面形状を説明するための説明図
である。
【図7】同じく、繊維束の別の断面形状を説明するため
の説明図である。
【図8】繊維束の先端形状を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 軸筒 2 口プラ 3 繊維束 4 チャック部 7 コレット締め具 9 リターンスプリング 10 筒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の清掃材と、 前記清掃材を収容するペン型容器と、 前記清掃材を前記ペン型容器から繰り出す繰り出し機構
    と、を有することを特徴とするペン型ワイパー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するペン型ワイパーにお
    いて、 前記清掃材は、繊維方向が長手方向に並ぶように繊維が
    束ねられているとともに、各繊維が相互に熱融着されて
    いることを特徴とするペン型ワイパー。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載するペン型ワイパーにお
    いて、 前記繰り出し機構は、前記ペン型容器に設けられたノッ
    ク部に対するノック操作により前記清掃材を繰り出すノ
    ック式の繰り出し機構であることを特徴とするペン型ワ
    イパー。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載するペン型ワイパーにお
    いて、 前記繰り出し機構は、前記清掃材を保持するスライダー
    の前方への移動により前記清掃材を繰り出すスライド式
    の繰り出し機構であることを特徴とするペン型ワイパ
    ー。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載するペン型ワイパーにお
    いて、 前記繰り出し機構は、前記ペン型容器に設けられた操作
    部に対する回転操作により前記清掃材を繰り出す回転式
    の繰り出し機構であることを特徴とするペン型ワイパ
    ー。
  6. 【請求項6】 繊維方向が長手方向に並ぶように繊維が
    束ねられているとともに、各繊維が相互に熱融着されて
    成型されたことを特徴とするペン型ワイパー用の芯材。
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