JP2001111302A - ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置 - Google Patents
ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置Info
- Publication number
- JP2001111302A JP2001111302A JP28990399A JP28990399A JP2001111302A JP 2001111302 A JP2001111302 A JP 2001111302A JP 28990399 A JP28990399 A JP 28990399A JP 28990399 A JP28990399 A JP 28990399A JP 2001111302 A JP2001111302 A JP 2001111302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pass filter
- line
- low
- layers
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 102100035793 CD83 antigen Human genes 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 102100039385 Histone deacetylase 11 Human genes 0.000 description 1
- 108700038332 Histone deacetylase 11 Proteins 0.000 description 1
- 101000946856 Homo sapiens CD83 antigen Proteins 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 減衰域における透過と反射の両方を少なくし
て、その電力を内部で吸収することのできるローパスフ
ィルタを提供することを目的とする。 【解決手段】 周波数1MHzにおける誘電正接が0.
001以上の誘電体材料からなる基体2の内部に2つの
グランド層3、5と、その間に挟まれた線路層4を有す
る。グランド層3、5にはほぼ全面に渡ってグランド電
極3a、5aが形成され、線路層4には略ミアンダ状の
線路4aが形成され、全体でトリプレート構造のストリ
ップ線路を構成している。そして、線路4aの両端は入
力端子6および出力端子7に接続されている。 【効果】誘電体材料の誘電正接を一般的なストリップ線
路用の誘電体材料より大きくしているために、信号の周
波数が高いほど誘電体損失による減衰量が大きくなり、
減衰域における反射の少ないローパスフィルタが実現で
きる。
て、その電力を内部で吸収することのできるローパスフ
ィルタを提供することを目的とする。 【解決手段】 周波数1MHzにおける誘電正接が0.
001以上の誘電体材料からなる基体2の内部に2つの
グランド層3、5と、その間に挟まれた線路層4を有す
る。グランド層3、5にはほぼ全面に渡ってグランド電
極3a、5aが形成され、線路層4には略ミアンダ状の
線路4aが形成され、全体でトリプレート構造のストリ
ップ線路を構成している。そして、線路4aの両端は入
力端子6および出力端子7に接続されている。 【効果】誘電体材料の誘電正接を一般的なストリップ線
路用の誘電体材料より大きくしているために、信号の周
波数が高いほど誘電体損失による減衰量が大きくなり、
減衰域における反射の少ないローパスフィルタが実現で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローパスフィルタ
およびそれを用いた電子装置、特に移動体通信機器や高
周波デジタル信号を使用する機器の高調波成分抑制に用
いられるローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置
に関する。
およびそれを用いた電子装置、特に移動体通信機器や高
周波デジタル信号を使用する機器の高調波成分抑制に用
いられるローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信機器の高調波ノイズや高周
波発振器の高調波にはローパスフィルタが、また、デジ
タル回路の高調波除去にはノイズフィルタが用いられ
る。
波発振器の高調波にはローパスフィルタが、また、デジ
タル回路の高調波除去にはノイズフィルタが用いられ
る。
【0003】一般的なインダクタンス成分や容量成分を
組み合わせて構成したローパスフィルタにおいては、通
過域(通過周波数帯域)の信号は低損失で通過させ、で
きるだけ反射させないように構成されている。一方、減
衰域(非通過周波数帯域)の信号は、ほとんどを反射さ
せて、できるだけ通過しないように構成されている。そ
のため、通過域の信号においても減衰域の信号において
も、ローパスフィルタ内部で損失として消費されるエネ
ルギーはほとんどない。
組み合わせて構成したローパスフィルタにおいては、通
過域(通過周波数帯域)の信号は低損失で通過させ、で
きるだけ反射させないように構成されている。一方、減
衰域(非通過周波数帯域)の信号は、ほとんどを反射さ
せて、できるだけ通過しないように構成されている。そ
のため、通過域の信号においても減衰域の信号において
も、ローパスフィルタ内部で損失として消費されるエネ
ルギーはほとんどない。
【0004】また、ノイズフィルタにおいては、内部に
抵抗成分を有しているために、減衰域の信号のエネルギ
ーは一部が内部で消費されるために減衰して出力され
る。
抵抗成分を有しているために、減衰域の信号のエネルギ
ーは一部が内部で消費されるために減衰して出力され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インダ
クタンス成分や容量成分を組み合わせて構成したローパ
スフィルタにおいては内部損失が少ないため、減衰域
(非通過帯域)においてはほとんどの信号が反射され
る。そして、これらの反射された信号は、回路の中で不
要輻射の原因になるという問題がある。
クタンス成分や容量成分を組み合わせて構成したローパ
スフィルタにおいては内部損失が少ないため、減衰域
(非通過帯域)においてはほとんどの信号が反射され
る。そして、これらの反射された信号は、回路の中で不
要輻射の原因になるという問題がある。
【0006】また、ノイズフィルタにおいては、入力イ
ンピーダンスを接続相手の特性インピーダンスと同じに
した場合には、内部の抵抗成分が接続相手の特性インピ
ーダンスと等しい値になるため、減衰域の信号の電力を
50%しか内部で吸収することができず、残りの50%
の電力が出力される。そのため、高調波の減衰を十分に
行うことができないという問題がある。そして、内部の
抵抗成分を大きくしても小さくしても不整合による反射
が大きくなって、フィルタ内部における吸収が減少す
る。さらには、反射が大きくなると不要輻射の原因にな
るという問題もある。
ンピーダンスを接続相手の特性インピーダンスと同じに
した場合には、内部の抵抗成分が接続相手の特性インピ
ーダンスと等しい値になるため、減衰域の信号の電力を
50%しか内部で吸収することができず、残りの50%
の電力が出力される。そのため、高調波の減衰を十分に
行うことができないという問題がある。そして、内部の
抵抗成分を大きくしても小さくしても不整合による反射
が大きくなって、フィルタ内部における吸収が減少す
る。さらには、反射が大きくなると不要輻射の原因にな
るという問題もある。
【0007】そこで、本発明においては、減衰域におけ
る透過と反射の両方を少なくして、その電力を内部で吸
収することのできるローパスフィルタおよびそれを用い
た電子装置を提供することを目的とする。
る透過と反射の両方を少なくして、その電力を内部で吸
収することのできるローパスフィルタおよびそれを用い
た電子装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のローパスフィルタにおいては、周波数1M
Hzにおける誘電正接が0.001以上の誘電体材料を
挟んで複数のグランド層を設け、該グランド層にグラン
ド電極を形成し、前記複数のグランド層の間に1つ以上
の線路層を設け、該線路層に線状の線路を形成してなる
ことを特徴とする。
め、本発明のローパスフィルタにおいては、周波数1M
Hzにおける誘電正接が0.001以上の誘電体材料を
挟んで複数のグランド層を設け、該グランド層にグラン
ド電極を形成し、前記複数のグランド層の間に1つ以上
の線路層を設け、該線路層に線状の線路を形成してなる
ことを特徴とする。
【0009】また、本発明のローパスフィルタにおいて
は、複数の前記線路層を有し、該複数の線路層に形成さ
れた前記線路を互いに接続してなることを特徴とする。
は、複数の前記線路層を有し、該複数の線路層に形成さ
れた前記線路を互いに接続してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明のローパスフィルタにおいて
は、前記線路層に形成された線路をスパイラル状とした
ことを特徴とする。
は、前記線路層に形成された線路をスパイラル状とした
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明のローパスフィルタにおいて
は、隣接して設けられた前記線路層にそれぞれスパイラ
ル状に形成された前記線路の、中心軸と巻方向を同じに
したことを特徴とする。
は、隣接して設けられた前記線路層にそれぞれスパイラ
ル状に形成された前記線路の、中心軸と巻方向を同じに
したことを特徴とする。
【0012】また、本発明のローパスフィルタにおいて
は、前記線路が自己共振し、該自己共振により周期的に
発生する極を有することを特徴とする。
は、前記線路が自己共振し、該自己共振により周期的に
発生する極を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明の電子装置は、上記のいずれ
かに記載のローパスフィルタを用いたことを特徴とす
る。
かに記載のローパスフィルタを用いたことを特徴とす
る。
【0014】このように構成することにより、本発明の
ローパスフィルタにおいては、減衰域におけるフィルタ
内部での損失を増加させ、透過信号と反射信号の両方を
減衰させることができる。
ローパスフィルタにおいては、減衰域におけるフィルタ
内部での損失を増加させ、透過信号と反射信号の両方を
減衰させることができる。
【0015】また、本発明の電子装置においては、不必
要な高調波信号を低減し、電子装置内部での不要輻射の
発生を低減することができる。
要な高調波信号を低減し、電子装置内部での不要輻射の
発生を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に、本発明のロー
パスフィルタの一実施例を示す。図1は本発明の一実施
例のローパスフィルタの斜視図で、図2は図1のローパ
スフィルタの平面図である。図1および図2は一部を透
視した図である。そして、図3は図2に示したローパス
フィルタのA−A断面図である。
パスフィルタの一実施例を示す。図1は本発明の一実施
例のローパスフィルタの斜視図で、図2は図1のローパ
スフィルタの平面図である。図1および図2は一部を透
視した図である。そして、図3は図2に示したローパス
フィルタのA−A断面図である。
【0017】図1ないし図3において、ローパスフィル
タ1は基体2を有する。ここで、基体2を構成する材料
としては、周波数1MHzにおける誘電正接が0.00
1以上の誘電体材料が用いられている。このような誘電
体材料は、例えば銅粉などの金属粉を混合したセラミッ
クスなどで実現が可能である。
タ1は基体2を有する。ここで、基体2を構成する材料
としては、周波数1MHzにおける誘電正接が0.00
1以上の誘電体材料が用いられている。このような誘電
体材料は、例えば銅粉などの金属粉を混合したセラミッ
クスなどで実現が可能である。
【0018】また、基体2は、その内部に2つのグラン
ド層3および5を有し、さらに、グランド層3と5の間
に1つの線路層4を有している積層多層基板である。グ
ランド層3および5には、それぞれそのほぼ全面に渡っ
てグランド電極3aおよび5aが形成されている。ただ
し、図1においては、その表示を省略している。また、
線路層4には、線路4aが略ミアンダ状に形成されてい
る。その結果、線路4aとグランド電極3aおよび5a
とで、トリプレート構造のストリップ線路を形成してい
ることになる。この場合、誘電体材料の比誘電率と、線
路4aの幅と、線路4aと2つのグランド電極3aおよ
び5aとの間隔でストリップ線路の特性インピーダンス
が決まる。そのため、ローパスフィルタ1の接続相手
(例えば信号処理回路など)の特性インピーダンス(例
えば50オーム)に合わせて、ストリップ線路の特性イ
ンピーダンスを決定することができる。
ド層3および5を有し、さらに、グランド層3と5の間
に1つの線路層4を有している積層多層基板である。グ
ランド層3および5には、それぞれそのほぼ全面に渡っ
てグランド電極3aおよび5aが形成されている。ただ
し、図1においては、その表示を省略している。また、
線路層4には、線路4aが略ミアンダ状に形成されてい
る。その結果、線路4aとグランド電極3aおよび5a
とで、トリプレート構造のストリップ線路を形成してい
ることになる。この場合、誘電体材料の比誘電率と、線
路4aの幅と、線路4aと2つのグランド電極3aおよ
び5aとの間隔でストリップ線路の特性インピーダンス
が決まる。そのため、ローパスフィルタ1の接続相手
(例えば信号処理回路など)の特性インピーダンス(例
えば50オーム)に合わせて、ストリップ線路の特性イ
ンピーダンスを決定することができる。
【0019】そして、基体2の端面には、線路4aの両
端に接続された入力端子6および出力端子7と、グラン
ド電極3aおよび5aの両者に接続された6つのグラン
ド端子8が形成されている。ここで、入力端子6および
出力端子7はグランド電極3aおよび5aとは絶縁され
ている。
端に接続された入力端子6および出力端子7と、グラン
ド電極3aおよび5aの両者に接続された6つのグラン
ド端子8が形成されている。ここで、入力端子6および
出力端子7はグランド電極3aおよび5aとは絶縁され
ている。
【0020】このように構成されたローパスフィルタ1
において、ストリップ線路の誘電体損失による減衰量
は、 αd=(27.3/λg)×tanδ[dB/m] 但し λg=λ/sqrt(εr) となる。ここで、λgは誘電体材料中での信号の波長
を、λは真空中での信号の波長を、εrは誘電体材料の
比誘電率を、tanδは誘電体材料の誘電正接を表して
いる。また、λ、λgは信号の周波数に反比例し、ta
nδとεrも周波数依存性を持つ場合がある。この式よ
り、ストリップ線路においては、基本的に信号の周波数
が高いほど誘電体損失による減衰量が多くなり、減衰域
において反射の少ないローパスフィルタとなることが分
かる。そして、一般的なストリップ線路に用いられる誘
電体材料の誘電正接が0.0005程度(1MHzにお
いて)であるのに対して、本発明のローパスフィルタに
おいては誘電正接を0.001(1MHzにおいて)以
上に設定しているため、この傾向は顕著になり、減衰域
における反射の少ないローパスフィルタが実現できる。
において、ストリップ線路の誘電体損失による減衰量
は、 αd=(27.3/λg)×tanδ[dB/m] 但し λg=λ/sqrt(εr) となる。ここで、λgは誘電体材料中での信号の波長
を、λは真空中での信号の波長を、εrは誘電体材料の
比誘電率を、tanδは誘電体材料の誘電正接を表して
いる。また、λ、λgは信号の周波数に反比例し、ta
nδとεrも周波数依存性を持つ場合がある。この式よ
り、ストリップ線路においては、基本的に信号の周波数
が高いほど誘電体損失による減衰量が多くなり、減衰域
において反射の少ないローパスフィルタとなることが分
かる。そして、一般的なストリップ線路に用いられる誘
電体材料の誘電正接が0.0005程度(1MHzにお
いて)であるのに対して、本発明のローパスフィルタに
おいては誘電正接を0.001(1MHzにおいて)以
上に設定しているため、この傾向は顕著になり、減衰域
における反射の少ないローパスフィルタが実現できる。
【0021】また、ローパスフィルタの内部がストリッ
プ線路構造であるため、線路の幅や線路とグランド電極
との間隔などを変えることによって入力インピーダンス
や出力インピーダンスを自由に設計可能となり、減衰域
においてだけでなく、通過域においても信号の不必要な
反射を少なくして、不要輻射を減少させることができ
る。
プ線路構造であるため、線路の幅や線路とグランド電極
との間隔などを変えることによって入力インピーダンス
や出力インピーダンスを自由に設計可能となり、減衰域
においてだけでなく、通過域においても信号の不必要な
反射を少なくして、不要輻射を減少させることができ
る。
【0022】ここで、図4ないし図6に、1MHzにお
ける誘電正接が0.0008、0.0013、0.00
16の3つの材料A、B、Cを用いて作成したローパス
フィルタの周波数特性をそれぞれ示す。図4ないし図6
において、横軸は周波数を示し、縦軸は反射特性(S1
1、反射損失)および透過特性(S21、挿入損失)を
示している。S11は1目盛で10dB、S21は1目
盛で1dBである。ただし、図6のみは、S21は1目
盛で2dBである。なお、各ローパスフィルタの入出力
のインピーダンスは測定系のインピーダンスである50
オームになるように設定してある。
ける誘電正接が0.0008、0.0013、0.00
16の3つの材料A、B、Cを用いて作成したローパス
フィルタの周波数特性をそれぞれ示す。図4ないし図6
において、横軸は周波数を示し、縦軸は反射特性(S1
1、反射損失)および透過特性(S21、挿入損失)を
示している。S11は1目盛で10dB、S21は1目
盛で1dBである。ただし、図6のみは、S21は1目
盛で2dBである。なお、各ローパスフィルタの入出力
のインピーダンスは測定系のインピーダンスである50
オームになるように設定してある。
【0023】図4ないし図6を比較して分かるように、
誘電正接が0.0008の材料AではS21はあまり大
きくないが、誘電正接が0.0013の材料Bで少し大
きくなり、誘電正接が0.0016の材料Cでは大幅に
大きくなっている。また、S11もほぼ10dB以上あ
り、フィルタ内部でエネルギーが消費されていることが
分かる。具体的には、例えば9.6GHzにおいて、材
料AではS11=−13dB、S21=−2.6dBで
吸収量が約40%である。これに対して。材料BではS
11=−16dB、S21=−3.6dBで吸収量が約
54%となり、材料CではS11=−7dB、S21=
−10dBで吸収量が約70%となり、50%以上のエ
ネルギーがフィルタ内部で吸収されていることになる。
これより、誘電体材料の誘電正接を0.001(1MH
z)以上に設定することによって、減衰域における反射
が少なく、減衰量の大きいローパスフィルタを実現でき
ることが分かる。
誘電正接が0.0008の材料AではS21はあまり大
きくないが、誘電正接が0.0013の材料Bで少し大
きくなり、誘電正接が0.0016の材料Cでは大幅に
大きくなっている。また、S11もほぼ10dB以上あ
り、フィルタ内部でエネルギーが消費されていることが
分かる。具体的には、例えば9.6GHzにおいて、材
料AではS11=−13dB、S21=−2.6dBで
吸収量が約40%である。これに対して。材料BではS
11=−16dB、S21=−3.6dBで吸収量が約
54%となり、材料CではS11=−7dB、S21=
−10dBで吸収量が約70%となり、50%以上のエ
ネルギーがフィルタ内部で吸収されていることになる。
これより、誘電体材料の誘電正接を0.001(1MH
z)以上に設定することによって、減衰域における反射
が少なく、減衰量の大きいローパスフィルタを実現でき
ることが分かる。
【0024】図7および図8に、本発明のローパスフィ
ルタの別の実施例を示す。図7は別の実施例のローパス
フィルタの一部を透視した平面図で、図8は図7に示し
たローパスフィルタのB−B断面図である。なお、図
7、8に示したローパスフィルタの斜視図については、
ここでは省略している。図7および図8において、図1
ないし図3と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付
し、その説明を省略する。
ルタの別の実施例を示す。図7は別の実施例のローパス
フィルタの一部を透視した平面図で、図8は図7に示し
たローパスフィルタのB−B断面図である。なお、図
7、8に示したローパスフィルタの斜視図については、
ここでは省略している。図7および図8において、図1
ないし図3と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付
し、その説明を省略する。
【0025】図7および図8において、ローパスフィル
タ10は、グランド層3と5の間にもう1つのグランド
層12を有している。そして、グランド層3と12の間
に線路層11を、グランド層12と5の間に線路層13
を有している。線路層11には、スパイラル状で、一端
が入力端子6に接続された線路11aが形成されてい
る。グランド層12には、ほぼ全面に渡ってグランド電
極12aが形成されている。線路層13には、直線状
で、一端が出力端子7に接続された線路13aが形成さ
れている。そして、線路11aの他端と線路13aの他
端はビアホール14を介して接続されている。なお、グ
ランド電極12aはビアホール14の貫通する部分には
形成されておらず、両者は絶縁されている。
タ10は、グランド層3と5の間にもう1つのグランド
層12を有している。そして、グランド層3と12の間
に線路層11を、グランド層12と5の間に線路層13
を有している。線路層11には、スパイラル状で、一端
が入力端子6に接続された線路11aが形成されてい
る。グランド層12には、ほぼ全面に渡ってグランド電
極12aが形成されている。線路層13には、直線状
で、一端が出力端子7に接続された線路13aが形成さ
れている。そして、線路11aの他端と線路13aの他
端はビアホール14を介して接続されている。なお、グ
ランド電極12aはビアホール14の貫通する部分には
形成されておらず、両者は絶縁されている。
【0026】このように構成されたローパスフィルタ1
0においては、グランド電極3aおよび12aと線路1
1aからなるストリップ線路とグランド電極5aおよび
12aと線路13aからなるストリップ線路が2層に形
成されているが、大きな誘電体損失を有するという効果
に関しては図1ないし図3に示したローパスフィルタ1
と全く同様であり、同様の作用効果を奏するものであ
る。しかも、ローパスフィルタ10においては、線路1
1aがスパイラル状に形成されているために、線路11
aのインダクタンス成分が増加しており、そのインダク
タンス成分によるチョーク効果で高周波信号を通りにく
くして減衰域における減衰量をさらに大きくすることが
できる。
0においては、グランド電極3aおよび12aと線路1
1aからなるストリップ線路とグランド電極5aおよび
12aと線路13aからなるストリップ線路が2層に形
成されているが、大きな誘電体損失を有するという効果
に関しては図1ないし図3に示したローパスフィルタ1
と全く同様であり、同様の作用効果を奏するものであ
る。しかも、ローパスフィルタ10においては、線路1
1aがスパイラル状に形成されているために、線路11
aのインダクタンス成分が増加しており、そのインダク
タンス成分によるチョーク効果で高周波信号を通りにく
くして減衰域における減衰量をさらに大きくすることが
できる。
【0027】図9および図10に、本発明のローパスフ
ィルタのさらに別の実施例を示す。図9はさらに別の実
施例のローパスフィルタの一部を透視した平面図で、図
10は図9に示したローパスフィルタのC−C断面図で
ある。なお、図9、10に示したローパスフィルタの斜
視図については、ここでは省略している。図9および図
10において、図1ないし図3と同一もしくは同等の部
分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
ィルタのさらに別の実施例を示す。図9はさらに別の実
施例のローパスフィルタの一部を透視した平面図で、図
10は図9に示したローパスフィルタのC−C断面図で
ある。なお、図9、10に示したローパスフィルタの斜
視図については、ここでは省略している。図9および図
10において、図1ないし図3と同一もしくは同等の部
分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0028】図9および図10において、ローパスフィ
ルタ20は、グランド層3と5の間に隣接する2つの線
路層21および22を有している。線路層21には、ス
パイラル状で、一端が入力端子6に接続された線路21
aが形成されている。線路層22には、スパイラル状
で、一端が出力端子7に接続された線路22aが形成さ
れている。そして、線路21aの他端と線路22aの他
端はビアホール23を介して接続されている。
ルタ20は、グランド層3と5の間に隣接する2つの線
路層21および22を有している。線路層21には、ス
パイラル状で、一端が入力端子6に接続された線路21
aが形成されている。線路層22には、スパイラル状
で、一端が出力端子7に接続された線路22aが形成さ
れている。そして、線路21aの他端と線路22aの他
端はビアホール23を介して接続されている。
【0029】図9では分かりにくいので、図11に線路
層21と22のみを抜き出したものを示す。図11
(a)は線路層21を、図11(b)は線路層22を示
す。図11に示すように、線路21aと線路22aはビ
アホール23を同じ中心軸として、しかも同じ方向に巻
かれている。
層21と22のみを抜き出したものを示す。図11
(a)は線路層21を、図11(b)は線路層22を示
す。図11に示すように、線路21aと線路22aはビ
アホール23を同じ中心軸として、しかも同じ方向に巻
かれている。
【0030】このように構成されたローパスフィルタ2
0においては、グランド電極3aと5aの間にスパイラ
ル状の線路21aと22aが同じ方向に巻かれているた
め、線路21aと線路22aが磁気的に結合し、線路2
1aおよび線路22aのインダクタンス成分がさらに強
くなっている。そのため、線路21aおよび線路22a
のインダクタンス成分によるチョーク効果がさらに大き
くなり、これに誘電体損失による減衰が加わって、減衰
域における減衰特性をさらに大きくすることができる。
0においては、グランド電極3aと5aの間にスパイラ
ル状の線路21aと22aが同じ方向に巻かれているた
め、線路21aと線路22aが磁気的に結合し、線路2
1aおよび線路22aのインダクタンス成分がさらに強
くなっている。そのため、線路21aおよび線路22a
のインダクタンス成分によるチョーク効果がさらに大き
くなり、これに誘電体損失による減衰が加わって、減衰
域における減衰特性をさらに大きくすることができる。
【0031】また、線路21aと線路22aは互いにほ
ぼ対向する位置関係にあるため、その間で容量成分が生
じる。この容量成分は線路21aおよび線路22aのイ
ンダクタンス成分とともに自己共振する。そして、これ
らのインダクタンス成分や容量成分は分布定数的に発生
しているために、周期的に自己共振し、反射特性や透過
特性に周期的な極が生じ、これによって減衰域における
減衰特性がさらに大きくなっている。
ぼ対向する位置関係にあるため、その間で容量成分が生
じる。この容量成分は線路21aおよび線路22aのイ
ンダクタンス成分とともに自己共振する。そして、これ
らのインダクタンス成分や容量成分は分布定数的に発生
しているために、周期的に自己共振し、反射特性や透過
特性に周期的な極が生じ、これによって減衰域における
減衰特性がさらに大きくなっている。
【0032】なお、線路層が1層しかなくても、例えば
ミアンダ状やスパイラル状にすることによって線路自身
に容量成分が生じ、ローパスフィルタ20と同様の効果
を奏する。ただ、容量値が小さいために共振周波数が高
くなり、またその周期も広がるため、図4ないし図6で
は明確には現れていない。
ミアンダ状やスパイラル状にすることによって線路自身
に容量成分が生じ、ローパスフィルタ20と同様の効果
を奏する。ただ、容量値が小さいために共振周波数が高
くなり、またその周期も広がるため、図4ないし図6で
は明確には現れていない。
【0033】ここで、図12に、1MHzにおける誘電
正接が0.0016の材料Cを用いて作成したローパス
フィルタ20の周波数特性を示す。図12において、横
軸は周波数を示し、縦軸は反射特性(S11、反射損
失)および透過特性(S21、挿入損失)を示してい
る。S11は1目盛で10dB、S21は1目盛で5d
Bである。なお、各ローパスフィルタの入出力のインピ
ーダンスは測定系のインピーダンスである50オームに
なるように設定してある。
正接が0.0016の材料Cを用いて作成したローパス
フィルタ20の周波数特性を示す。図12において、横
軸は周波数を示し、縦軸は反射特性(S11、反射損
失)および透過特性(S21、挿入損失)を示してい
る。S11は1目盛で10dB、S21は1目盛で5d
Bである。なお、各ローパスフィルタの入出力のインピ
ーダンスは測定系のインピーダンスである50オームに
なるように設定してある。
【0034】図12を、同じ材料Cで作ったローパスフ
ィルタの特性である図6と比較して分かるように、線路
のインダクタンス成分を大きくすることによって、減衰
域におけるS21が大幅に小さくなっている。これよ
り、インダクタンス成分を大きくすることによって、減
衰域における反射が少なく、減衰量のさらに大きいロー
パスフィルタを実現できることが分かる。
ィルタの特性である図6と比較して分かるように、線路
のインダクタンス成分を大きくすることによって、減衰
域におけるS21が大幅に小さくなっている。これよ
り、インダクタンス成分を大きくすることによって、減
衰域における反射が少なく、減衰量のさらに大きいロー
パスフィルタを実現できることが分かる。
【0035】なお、ローパスフィルタ20においては、
グランド層3と5の間に隣接する2つの線路層21およ
び22を有しているが、隣接する3つ以上の線路層を有
していて、線路層にそれぞれ形成されたスパイラル状の
線路が互いに接続されるとともに磁気的に結合していて
も構わないものである。
グランド層3と5の間に隣接する2つの線路層21およ
び22を有しているが、隣接する3つ以上の線路層を有
していて、線路層にそれぞれ形成されたスパイラル状の
線路が互いに接続されるとともに磁気的に結合していて
も構わないものである。
【0036】また、上記の各実施例において、2つのグ
ランド層に挟まれて線路層の形成された部分を1つの層
として、それを1層(図1ないし図3に示したローパス
フィルタ1、および図7および図8に示したローパスフ
ィルタ10)、または2層(図9ないし図11に示した
ローパスフィルタ20)としたが、これは3層以上であ
っても構わず、同様の作用効果を奏するものである。
ランド層に挟まれて線路層の形成された部分を1つの層
として、それを1層(図1ないし図3に示したローパス
フィルタ1、および図7および図8に示したローパスフ
ィルタ10)、または2層(図9ないし図11に示した
ローパスフィルタ20)としたが、これは3層以上であ
っても構わず、同様の作用効果を奏するものである。
【0037】また、上記の各実施例において、最も外側
のグランド層(グランド層3および5)は基体2の内部
に形成されているが、それぞれ基体2の上面および底面
に形成されていても構わないものである。
のグランド層(グランド層3および5)は基体2の内部
に形成されているが、それぞれ基体2の上面および底面
に形成されていても構わないものである。
【0038】また、ローパスフィルタ1においては、入
力端子と出力端子と両者を接続する線路をそれぞれ1つ
ずつ有しているが、複数個の入力端子や出力端子とそれ
らを接続する複数の線路を有していても構わないもので
ある。
力端子と出力端子と両者を接続する線路をそれぞれ1つ
ずつ有しているが、複数個の入力端子や出力端子とそれ
らを接続する複数の線路を有していても構わないもので
ある。
【0039】さらには、線路層に形成される線路は、ミ
アンダ状やスパイラル状に限られるものではなく、直線
状を含めてどのような形状でも構わないものである。
アンダ状やスパイラル状に限られるものではなく、直線
状を含めてどのような形状でも構わないものである。
【0040】図13に、本発明の電子装置の一実施例を
示す。図13において、電子装置30は無線通信機器の
出力段などに用いられる周波数変換装置を示しており、
入力端子31、アンプ32、本発明のローパスフィルタ
1、局部発振器33、ミキサ34、帯域通過フィルタ3
5、アンプ36、出力端子37で構成されている。ここ
で、入力端子31はアンプ32とローパスフィルタ1を
順に介してミキサ34の一方の入力に接続されている。
また、局部発振器33はミキサ34の他方の入力に接続
されている。そして、ミキサ34の出力は帯域通過フィ
ルタ35とアンプ36を順に介して出力端子37に接続
されている。
示す。図13において、電子装置30は無線通信機器の
出力段などに用いられる周波数変換装置を示しており、
入力端子31、アンプ32、本発明のローパスフィルタ
1、局部発振器33、ミキサ34、帯域通過フィルタ3
5、アンプ36、出力端子37で構成されている。ここ
で、入力端子31はアンプ32とローパスフィルタ1を
順に介してミキサ34の一方の入力に接続されている。
また、局部発振器33はミキサ34の他方の入力に接続
されている。そして、ミキサ34の出力は帯域通過フィ
ルタ35とアンプ36を順に介して出力端子37に接続
されている。
【0041】このように構成された電子装置30におい
て、入力端子31から入力された信号は、アンプ32で
増幅され、ローパスフィルタ1で不必要な高調波が取り
除かれ、ミキサ34で局部発振器33からの信号と掛け
合わされて周波数変換され、帯域通過フィルタ35で必
要な周波数だけが取り出され、アンプ36で増幅されて
出力端子37から出力される。ここで、アンプ32の出
力側に本発明のローパスフィルタ1を設けているため
に、アンプ32で発生する不必要な高調波を効率よく取
り除くことができる。しかも、ローパスフィルタ1での
信号の反射が少ないために、アンプ32とローパスフィ
ルタ1の間で不要輻射がほとんど発生しない。
て、入力端子31から入力された信号は、アンプ32で
増幅され、ローパスフィルタ1で不必要な高調波が取り
除かれ、ミキサ34で局部発振器33からの信号と掛け
合わされて周波数変換され、帯域通過フィルタ35で必
要な周波数だけが取り出され、アンプ36で増幅されて
出力端子37から出力される。ここで、アンプ32の出
力側に本発明のローパスフィルタ1を設けているため
に、アンプ32で発生する不必要な高調波を効率よく取
り除くことができる。しかも、ローパスフィルタ1での
信号の反射が少ないために、アンプ32とローパスフィ
ルタ1の間で不要輻射がほとんど発生しない。
【0042】このように、電子装置30においては、本
発明のローパスフィルタを用いることによって、高調波
と不要輻射の発生を少なくすることができる。
発明のローパスフィルタを用いることによって、高調波
と不要輻射の発生を少なくすることができる。
【0043】なお、電子装置30においては、高周波信
号を扱うアナログ回路に本発明のローパスフィルタを用
いた場合について説明したが、高い周波数のデジタル信
号を扱う電子装置においてノイズフィルタとして本発明
のローパスフィルタを用いたものでも構わないもので、
同様の作用効果を奏するものである。
号を扱うアナログ回路に本発明のローパスフィルタを用
いた場合について説明したが、高い周波数のデジタル信
号を扱う電子装置においてノイズフィルタとして本発明
のローパスフィルタを用いたものでも構わないもので、
同様の作用効果を奏するものである。
【0044】
【発明の効果】本発明のローパスフィルタによれば、周
波数1MHzにおける誘電正接が0.001以上の誘電
体材料を挟んで複数のグランド層を設け、そこにグラン
ド電極を形成し、複数のグランド層の間に1つ以上の線
路層を設け、その線路層に線状の線路を形成することに
よって、誘電体損失による内部での損失が大きくなり、
減衰域における反射を少なくして減衰量を大きくするこ
とができる。
波数1MHzにおける誘電正接が0.001以上の誘電
体材料を挟んで複数のグランド層を設け、そこにグラン
ド電極を形成し、複数のグランド層の間に1つ以上の線
路層を設け、その線路層に線状の線路を形成することに
よって、誘電体損失による内部での損失が大きくなり、
減衰域における反射を少なくして減衰量を大きくするこ
とができる。
【0045】また、複数の線路層を有し、その複数の線
路層に形成された線路を互いに接続することによって、
内部での損失をさらに大きくして、減衰域における反射
や透過をさらに少なくすることができる。
路層に形成された線路を互いに接続することによって、
内部での損失をさらに大きくして、減衰域における反射
や透過をさらに少なくすることができる。
【0046】また、線路層に形成された線路をスパイラ
ル状とすることによって、インダクタンス成分が大きく
なり、減衰域における減衰量をさらに大きくすることが
できる。
ル状とすることによって、インダクタンス成分が大きく
なり、減衰域における減衰量をさらに大きくすることが
できる。
【0047】また、隣接する線路層にスパイラル状に形
成された線路の、中心軸と巻方向を同じとすることによ
って、インダクタンス成分がさらに大きくなり、減衰域
における減衰量をさらに大きくすることができる。
成された線路の、中心軸と巻方向を同じとすることによ
って、インダクタンス成分がさらに大きくなり、減衰域
における減衰量をさらに大きくすることができる。
【0048】また、線路が自己共振し、それにより周期
的に発生する極を有することによって、減衰域における
減衰量をさらに大きくすることができる。
的に発生する極を有することによって、減衰域における
減衰量をさらに大きくすることができる。
【0049】そして、本発明の電子装置によれば、本発
明のローパスフィルタを用いることによって、高調波と
不要輻射の発生を少なくすることができる。
明のローパスフィルタを用いることによって、高調波と
不要輻射の発生を少なくすることができる。
【図1】本発明のローパスフィルタの一実施例を示す一
部透視斜視図である。
部透視斜視図である。
【図2】図1のローパスフィルタの平面図である。
【図3】図2のローパスフィルタのA−A断面図であ
る。
る。
【図4】図1のローパスフィルタの反射特性および透過
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図5】図1のローパスフィルタの反射特性および透過
特性を示す別の図である。
特性を示す別の図である。
【図6】図1のローパスフィルタの反射特性および透過
特性を示すさらに別の図である。
特性を示すさらに別の図である。
【図7】本発明のローパスフィルタの別の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図8】図7のローパスフィルタのB−B断面図であ
る。
る。
【図9】本発明のローパスフィルタのさらに別の実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図10】図9のローパスフィルタのC−C断面図であ
る。
る。
【図11】図9のローパスフィルタの線路層を示す図で
ある。
ある。
【図12】図9のローパスフィルタの反射特性および透
過特性を示す図である。
過特性を示す図である。
【図13】本発明の電子装置の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
1、10、20…ローパスフィルタ 2…基体 3、5、12…グランド層 3a、5a、12a…グランド電極 4、11、13、21、22…線路層 4a、11a、13a、21a、22a…線路 6…入力端子 7…出力端子 8…グランド端子 14、23…ビアホール 30…電子装置
フロントページの続き (72)発明者 萬代 治文 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J006 HB03 HB15 HD07 HD11 JA03 LA05 LA11 LA12 5J024 AA01 BA11 CA09 DA21 DA29 DA32 EA01 EA08
Claims (6)
- 【請求項1】 周波数1MHzにおける誘電正接が0.
001以上の誘電体材料を挟んで複数のグランド層を設
け、該グランド層にグランド電極を形成し、前記複数の
グランド層の間に1つ以上の線路層を設け、該線路層に
線状の線路を形成してなることを特徴とするローパスフ
ィルタ。 - 【請求項2】 複数の前記線路層を有し、該複数の線路
層に形成された前記線路を互いに接続してなることを特
徴とする、請求項1に記載のローパスフィルタ。 - 【請求項3】 前記線路をスパイラル状としたことを特
徴とする、請求項1または2に記載のローパスフィル
タ。 - 【請求項4】 隣接して設けられた前記線路層にそれぞ
れスパイラル状に形成された前記線路の、中心軸と巻方
向を同じにしたことを特徴とする、請求項3に記載のロ
ーパスフィルタ。 - 【請求項5】 前記線路が自己共振し、該自己共振によ
り周期的に発生する極を有することを特徴とする、請求
項1ないし4のいずれかに記載のローパスフィルタ。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のロ
ーパスフィルタを用いたことを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28990399A JP2001111302A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28990399A JP2001111302A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001111302A true JP2001111302A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17749271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28990399A Pending JP2001111302A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001111302A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004015706A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Nec Tokin Corp | 伝送線路型ノイズフィルタ |
| JP2004048090A (ja) * | 2001-06-21 | 2004-02-12 | Murata Mfg Co Ltd | ノイズフィルタ |
| US7091800B2 (en) | 2001-06-21 | 2006-08-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Noise filter |
| WO2008108003A1 (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Nec Corporation | Compact filtering structure |
| CN110931925A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-03-27 | 深圳波而特电子科技有限公司 | 一种新型对称结构的吸收型低通滤波器 |
| WO2021034177A1 (ko) * | 2019-08-19 | 2021-02-25 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 전송영점을 갖는 로우 패스 필터 |
| CN116491023A (zh) * | 2020-09-16 | 2023-07-25 | 谷歌有限责任公司 | 用于层压电路组装件的滤波器 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28990399A patent/JP2001111302A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004048090A (ja) * | 2001-06-21 | 2004-02-12 | Murata Mfg Co Ltd | ノイズフィルタ |
| US7091800B2 (en) | 2001-06-21 | 2006-08-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Noise filter |
| JP2004015706A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Nec Tokin Corp | 伝送線路型ノイズフィルタ |
| WO2008108003A1 (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Nec Corporation | Compact filtering structure |
| US8378762B2 (en) | 2007-03-02 | 2013-02-19 | Nec Corporation | Compact filtering structure |
| WO2021034177A1 (ko) * | 2019-08-19 | 2021-02-25 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 전송영점을 갖는 로우 패스 필터 |
| KR20210021736A (ko) * | 2019-08-19 | 2021-03-02 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 전송영점을 갖는 로우 패스 필터 |
| KR102259102B1 (ko) | 2019-08-19 | 2021-06-02 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 전송영점을 갖는 로우 패스 필터 |
| CN110931925A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-03-27 | 深圳波而特电子科技有限公司 | 一种新型对称结构的吸收型低通滤波器 |
| CN116491023A (zh) * | 2020-09-16 | 2023-07-25 | 谷歌有限责任公司 | 用于层压电路组装件的滤波器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR930004491B1 (ko) | 표면 장착형 유전체 블록 필터와 무선 송수신기 듀플렉서 | |
| JP3478219B2 (ja) | 共振器、共振素子、共振器装置、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 | |
| JP4579198B2 (ja) | 多層帯域通過フィルタ | |
| JPH0621701A (ja) | 誘電体共振器を含むフィルタ装置 | |
| JP2752048B2 (ja) | 対称型ストリップライン共振器 | |
| US6104261A (en) | Dielectric resonator having a resonance region and a cavity adjacent to the resonance region, and a dielectric filter, duplexer and communication device utilizing the dielectric resonator | |
| CN112563699B (zh) | 基于多层pcb结构的小型化螺旋形可表面贴装带通滤波器 | |
| Nishikawa | RF front end circuit components miniaturized using dielectric resonators for cellular portable telephones | |
| CN100595972C (zh) | 带通滤波器及使用其的无线通信设备 | |
| CN108493534A (zh) | 一种四模基片集成波导宽带滤波器 | |
| KR0141975B1 (ko) | 절연된 필터 단을 갖는 다단 모노리딕식 세라믹 대역 소거 필터 | |
| CN112928409A (zh) | 具有宽阻带和高选择性的微带带通滤波器 | |
| US9601816B2 (en) | Dielectric line and electronic component | |
| JPS59107603A (ja) | 共振器及びこの共振器から構成されるフイルタ | |
| JPH11308009A (ja) | シングルモード及びデュアルモードヘリックス装着空洞フィルタ | |
| US6091312A (en) | Semi-lumped bandstop filter | |
| Jones et al. | Miniaturized reconfigurable dual-band bandstop filter with independent stopband control using folded ridged quarter-mode substrate integrated waveguide | |
| JP2001111302A (ja) | ローパスフィルタおよびそれを用いた電子装置 | |
| CN111864324A (zh) | 一种基于csrr的小型双频带通滤波器 | |
| JPH09148802A (ja) | 積層型バンドパスフィルタ | |
| US6064281A (en) | Semi-lumped bandpass filter | |
| KR20130008817A (ko) | 광대역 플래너 필터를 구비한 마이크로스트립 전송선로장치 | |
| KR100397736B1 (ko) | 필터, 듀플렉서 및 통신장치 | |
| CN116435731A (zh) | 一种n阶四分之一波长高带外抑制滤波器结构及滤波器 | |
| JP4167187B2 (ja) | フィルタ |