JP2001110573A - エレクトロルミネッセンス表示素子用基板およびエレクトロルミネッセンス表示素子 - Google Patents
エレクトロルミネッセンス表示素子用基板およびエレクトロルミネッセンス表示素子Info
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Abstract
極ラインが成膜と同時に自然に形成されるので、パター
ニングする工程が省かれるだけでなく、薄膜EL素子を
大気に触れることなく、製造することができるEL表示
素子用基板およびEL表示素子を提供する。 【解決手段】複数の第一電極ライン2bを形成した絶縁
基板1b上に、前記第一電極ラインの端部を露出させて
第一絶縁膜を形成し、更に前記第一絶縁膜の上に前記第
一電極ラインと交差する方向に延びる複数の隔壁を形成
したEL表示素子用基板に、発光層及び第二電極ライン
6bを形成してEL表示素子を得る。なお、カラーフィ
ルタ8を設けても良い。
Description
高度な情報処理端末表示装置としての発光型ディスプレ
イである交流電界型のエレクトロルミネッセンス(以
下、ELと表記する)表示素子及びエレクトロルミネッ
センス表示素子用基板に関する。
を作製する時に図1(a)〜(c)に示す3つの構造が
考えられる。
パターニングされたRGB発光層が形成されている構造
である。しかし発光層をRGBにパターニングする時に
発光体にダメージを与えるために、この構造を実際に採
用することができない。
極の間にパターニングされたカラーフィルターが形成さ
れている構造である。しかしEL表示素子のプロセス温
度が高く、使用できるカラーフィルターが制限される欠
点があるため、この構造を実際に採用することが難し
い。
で、カラーフィルターを第二電極側に置く構造である。
この構造は図1(a、b)の構造と比べると最も実用的
とされている。しかしながらこの構造にもいくつかの欠
点が存在している。まず、電界を印加するとRGB発光
体が同時に発光するが、利用されるのはその中の一成分
にすぎないため、薄膜EL素子の発光効率を低くしてし
まう。また、その上、パターニングによる第二電極ライ
ンを形成する必要があるので、これによって、薄膜EL
表示素子の製造工程が複雑になってしまう。さらに、パ
ターニングする時に、素子を未封止のままに外に出さな
ければならないので、これによって、湿気が絶縁層のピ
ンホールやマイクロクラック等の欠陥から発光層に侵入
し、これが原因で薄膜EL素子の発光特性が低下してし
まう。そして、RGB発光体の発光色純度に関わらず、
カラーフィルターを必要とする等の問題がある。
EL表示素子の構造においては、発光層をRGBにパタ
ーニングすることは難しかった。また、第二電極ライン
を形成するためにパターニングする工程が必要であっ
た。さらに発光体の発光色純度に関わらずカラーフィル
ターを必要とする問題があった。
なされたものであり、発光層をRGBにパターニングす
ることができ、第二電極ラインが成膜と同時に自然に形
成されるので、パターニングする工程が省かれるだけで
なく、薄膜EL素子を大気に触れることなく、製造する
ことができ、発光体の発光色純度がよければ、カラーフ
ィルターを必要としないEL表示素子用基板およびEL
表示素子を提供するものである。
を解決するために、請求項1としては、複数の第一電極
ラインを形成した絶縁基板上に、前記第一電極ラインの
端部を露出させて第一絶縁膜を形成し、更に前記第一絶
縁膜の上に前記第一電極ラインと交差する方向に延びる
複数の隔壁を形成することを特徴とするエレクトロルミ
ネッセンス表示素子用基板である。請求項2としては、
前記隔壁が頂部と頸部と底部とからなることを特徴とす
る請求項1に記載のエレクトロルミネッセンス表示素子
用基板である。請求項3としては、前記隔壁の頸部の幅
が前記隔壁の頂部より短いことを特徴とする請求項1か
ら請求項2のいずれか一つに記載のエレクトロルミネッ
センス表示素子用基板である。請求項4としては、前記
隔壁の頂部と頸部と底部とが、同じ材料からなることを
特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載
のエレクトロルミネッセンス表示素子用基板である。請
求項5としては、前記隔壁が、一層からなることを特徴
とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のエ
レクトロルミネッセンス表示素子用基板である。請求項
6としては、前記隔壁が、SiO2 、Al2 O3 、B2
O3 、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Na
2 O、K2 Oのいずれか一つを少なくとも含むことを特
徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の
エレクトロルミネッセンス表示素子用基板である。請求
項7としては、前記隔壁が、SiO2 、Al2 O3 、B
2 O3 、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、N
a2 O、K2 Oのいずれか一つを少なくとも分散させた
ネガ型感光性樹脂を塗布・露光・現像工程により形成
後、高温焼成を行うことによって、形成されたことを特
徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の
エレクトロルミネッセンス表示素子用基板である。請求
項8としては、請求項1から請求項7のいずれかに記載
のエレクトロルミネッセンス表示素子用基板上に発光層
・第二絶縁層・第二電極ライン・接着剤を介して基板と
接着される封止基板を設けることを特徴とするエレクト
ロルミネッセンス表示素子である。請求項9としては、
更に、前記封止基板の内側にカラーフィルターが形成さ
れることを特徴とする請求項8に記載のエレクトロルミ
ネッセンス表示素子である。
程に従って詳細に説明する。
て説明する。この場合には、本発明のEL表示素子にお
ける透光性絶縁基板1aとしては、石英基板、ガラス基
板などが使用できる(図3(a)参照)。
製膜し、フォトリソグラフィ等によって複数の第一電極
ライン2aを形成する(図3(a)参照)。
としてITO(インジウムスズ複合酸化物)やインジウ
ム亜鉛複合酸化物、亜鉛アルミニウム複合酸化物等の透
明電極材料が使用できる。
銅、クロム、アルミニウム、チタン等の金属もしくはこ
れらの積層物を補助電極として部分的に併設させること
ができる。
性絶縁基板1a上に第一電極ラインの端部を露出させた
第一絶縁層3を形成する(図3(a)参照)。
Si3 N4 、TaO5 、SiO2 、Y2 O3 、Ti
O2 、Al2 O3 等が使用できる。
2aと交差するように複数の隔壁9を形成する(図3
(b)参照)。
る。また、第二電極ラインを分離するために、頸部の幅
が頂部より短いことが望ましい。その典型的な断面形状
が図2(a)〜(d)に示す。また図2(e)に示すよ
うな形状の隔壁も考えられる。その形状は図2(a)中
の1に示す隔壁の逆である。
材料若しくは違う材料であってもよい。簡単な製造方法
と安いコストで製造できるため、同じ材料からなること
が好ましい。
てもよい。多層より一層の方が簡単に作製できるため、
一層からなることが好ましい。
00μmであり、さらに好ましくは1μm〜30μmで
ある。頂部の幅は好ましくは0.05μm〜100μm
であり、さらに好ましくは0.5μm〜20μmであ
る。頸部の幅は好ましくは頂部幅の0.1倍〜0.9倍
であり、さらに好ましくは0.3倍〜0.6倍である。
底部の幅は好ましくは頸部幅の0.9倍〜頂部幅の5倍
であり、さらに好ましくは頸部幅の1倍〜頂部幅の2倍
である。
レジストを基板上に塗布乾燥し、適切なピッチのストラ
イプ状のフォトマスクを用いてUV露光を行ってから現
像・高温焼成することによって作製することができる。
なお、図2に記載のような形状の隔壁はネガ型レジスト
の組成、露光条件、現像条件の制御によって作成するこ
とができる。
2 O3 、B2 O3 、MgO、CaO、SrO、BaO、
ZnO、Na2 O、K2 O等がある。従って、カラス粉
の成分とその割合を調整すれば、薄膜EL素子のプロセ
ス温度に耐えられる隔壁を作製することができる。
3色の発光層4aを順次形成する。更に、第二絶縁層5
と第二電極ライン6aを形成してから、素子全体を接着
剤12を介して遮光性封止基板7aで封止する(図3
(c)〜(g)参照)。
形成されると同時に第二電極ライン6aにパターニング
されるため、第二電極のパターニング工程を省くことが
できると同時に薄膜EL素子を大気に触れることなく、
製造することができる。
nS:Sm(赤色)、Zn:Mn+フィルター(赤
色)、ZnS:Tb(緑色)、ZnS:Tm(青色)、
BaAl 2 S4 :Eu(青色)、SrGa2 S4 :Ce
(青色)、CaCa2 S4 :Ce(青色)等が使用でき
る。
絶縁層3の材料と同じである。
属であることが好ましい。Al、Cu、Cr、Ta、M
o、W、Ni等が使用できる。
やエポキシ樹脂などが使用できる。
造方法は同じである。しかし、以下のように幾つかの違
いがある。
とを防ぐため、基板1bは遮光性絶縁基板であることが
好ましい。次に第一電極ライン2bの抵抗を下げるた
め、その材料は金属であることが好ましい。それから、
第二電極ライン6bの材料は透明電極材料を使用しなけ
ればならない。最後に透光性封止基板7bを使用しなけ
ればならない。
発光色純度がよく、カラーフィルターを必要としない場
合の実施例である。実施例3はRGB3色の発光体の発
光色純度がよくなく、カラーフィルターを必要とする場
合の実施例である。
一電極としてITO層を形成した(図3(a)参照)。
ッチングによってITOをパターニングし、第一電極ラ
イン2aを形成した(図3(a)参照)。
ス基板1a上にSiO2 を用い、第一絶縁層3を形成し
た(図3(a)参照)。
の混合粉体を分散したネガ型感光性樹脂を塗布・プリベ
ーク・露光・現像によって隔壁9を形成してから、50
0℃3hの焼成を行い、本発明に係るのフルカラー薄膜
のEL表示素子用基板が作製した(図3(b)参照)。
動成膜法でZn:Sm(R)、Zn:Tb(G)、Ba
Al2 S4 (B)の3色の発光層4aを順次形成した
(図3(c)〜(e)参照)。
成した(図3(f)参照)。
形成した。隔壁が存在するため、第二電極層のパターニ
ング工程が省かれた(図3(f)参照)。
上の第一電極ライン2aの上にUV硬化型接着剤12を
ディスペンサー等により塗布し、その上に遮光性封止基
板7aの周辺部を接触させ、UV硬化により、素子全体
を封止した(図3(g)参照)。
を用い、第一電極層を形成した。次いで、フォトリソグ
ラフィ及びウェットエッチングによってAl層をパター
ニングし、第一電極ライン2bを形成した(図3(a)
参照)。
性絶縁基板上にSiO2 を用い、第一絶縁層を形成した
(図3(a)参照)。
の混合粉体を分散したネガ型感光性樹脂を塗布・プリベ
ーク・露光・現像によって隔壁9を形成してから、50
0℃3hの焼成を行い、本発明に係るフルカラー薄膜の
EL表示素子用基板が完成した(図3(b)参照)。
動成膜法でZn:Sm(R)、Zn:Tb(G)、Ba
Al2 S4 (B)の3色の発光層4aを順次形成した
(図3(c)〜(e)参照)。
成した(図3(f)参照)。
6bを形成した。隔壁が存在するため、第二電極層のパ
ターニング工程が省かれた(図3(f)参照)。
1b上の第一電極ライン2bの上にUV硬化型接着剤1
2をディスペンサー等により塗布し、その上にガラス封
止基板7bの周辺部を接触させ、UV硬化により、素子
全体を封止した(図3(g)参照)。
止するまでは実施例2と同じである。
光材料としてZn:Mnが使用できる。
1b上の第一電極ライン2bの上にUV硬化型接着剤1
2をディスペンサー等により塗布し、その上に内側にカ
ラーフィルター8を形成されたガラス封止基板7bの周
辺部を接触させ、UV硬化により、素子全体を封止した
(図4参照)。
法等で行っている。
ーニングすることができ、また、第二電極ラインが成膜
と同時に自然に形成されるので、パターニングする工程
が省かれるだけでなく、EL素子を大気に触れることな
く、製造することができる。これは、特に、BaAl2
S4 のような水分に弱い発光材料を用いる場合に有効で
ある。さらに、発光体の発光色純度がよければ、カラー
フィルターを必要としないフルカラー薄膜のEL表示素
子用基板およびEL表示素子を提供することができる。
子の製造工程を示す説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】複数の第一電極ラインを形成した絶縁基板
上に、前記第一電極ラインの端部を露出させて第一絶縁
膜を形成し、更に前記第一絶縁膜の上に前記第一電極ラ
インと交差する方向に延びる複数の隔壁を形成すること
を特徴とするエレクトロルミネッセンス表示素子用基
板。 - 【請求項2】前記隔壁が頂部と頸部と底部とからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のエレクトロルミネッセ
ンス表示素子用基板。 - 【請求項3】前記隔壁の頸部の幅が前記隔壁の頂部より
短いことを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか
一つに記載のエレクトロルミネッセンス表示素子用基
板。 - 【請求項4】前記隔壁の頂部と頸部と底部とが、同じ材
料からなることを特徴とする請求項1から請求項3のい
ずれか一つに記載のエレクトロルミネッセンス表示素子
用基板。 - 【請求項5】前記隔壁が、一層からなることを特徴とす
る請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のエレク
トロルミネッセンス表示素子用基板。 - 【請求項6】前記隔壁が、SiO2 、Al2 O3 、B2
O3 、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Na
2 O、K2 Oのいずれか一つを少なくとも含むことを特
徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の
エレクトロルミネッセンス表示素子用基板。 - 【請求項7】前記隔壁が、SiO2 、Al2 O3 、B2
O3 、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Na
2 O、K2 Oのいずれか一つを少なくとも分散させたネ
ガ型感光性樹脂を塗布・露光・現像工程により形成後、
高温焼成を行うことによって、形成されたことを特徴と
する請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のエレ
クトロルミネッセンス表示素子用基板。 - 【請求項8】請求項1から請求項7のいずれかに記載の
エレクトロルミネッセンス表示素子用基板上に発光層・
第二絶縁層・第二電極ライン・接着剤を介して基板と接
着される封止基板を設けることを特徴とするエレクトロ
ルミネッセンス表示素子。 - 【請求項9】更に、前記封止基板の内側にカラーフィル
ターが形成されることを特徴とする請求項8に記載のエ
レクトロルミネッセンス表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29088699A JP2001110573A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | エレクトロルミネッセンス表示素子用基板およびエレクトロルミネッセンス表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29088699A JP2001110573A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | エレクトロルミネッセンス表示素子用基板およびエレクトロルミネッセンス表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001110573A true JP2001110573A (ja) | 2001-04-20 |
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ID=17761791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29088699A Pending JP2001110573A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | エレクトロルミネッセンス表示素子用基板およびエレクトロルミネッセンス表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001110573A (ja) |
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-
1999
- 1999-10-13 JP JP29088699A patent/JP2001110573A/ja active Pending
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