JP2001108328A - 熱交換装置およびその制御方法 - Google Patents
熱交換装置およびその制御方法Info
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- JP2001108328A JP2001108328A JP28813299A JP28813299A JP2001108328A JP 2001108328 A JP2001108328 A JP 2001108328A JP 28813299 A JP28813299 A JP 28813299A JP 28813299 A JP28813299 A JP 28813299A JP 2001108328 A JP2001108328 A JP 2001108328A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/021—Control thereof
- F25B2321/0212—Control thereof of electric power, current or voltage
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱媒をペルチェ素子を用いて冷却および加熱
できる熱交換装置において、ペルチェ素子に直流電力を
供給する直流電源回路における電力ロスを抑制し省電力
の熱交換装置を提供する。 【解決手段】 直列に接続された3つの熱交換部1、2
および3を有する熱交換装置10において、各々の熱交
換部1、2および3に対応して、それらのペルチェ素子
に電力を供給する直流電源回路11、12および13を
設け、これらを熱負荷によってオンオフ制御する。熱負
荷により熱交換部の台数を切り替えることが可能とな
り、直流電源回路をオフにすることにより、その直流電
源回路における損失を0にできる。したがって、電力損
失の小さな省電力型の熱交換装置を提供できる。
できる熱交換装置において、ペルチェ素子に直流電力を
供給する直流電源回路における電力ロスを抑制し省電力
の熱交換装置を提供する。 【解決手段】 直列に接続された3つの熱交換部1、2
および3を有する熱交換装置10において、各々の熱交
換部1、2および3に対応して、それらのペルチェ素子
に電力を供給する直流電源回路11、12および13を
設け、これらを熱負荷によってオンオフ制御する。熱負
荷により熱交換部の台数を切り替えることが可能とな
り、直流電源回路をオフにすることにより、その直流電
源回路における損失を0にできる。したがって、電力損
失の小さな省電力型の熱交換装置を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】ペルチェ素子を用いて熱媒の
温度制御を行う熱交換装置およびその制御方法に関する
ものである。
温度制御を行う熱交換装置およびその制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ペルチェ素子を用いた熱交換器が知られ
ており、特開平10−288438号には、フッ素系の
熱媒をペルチェ素子により温度制御し、その排熱を水を
媒体として放出する熱交換器が記載されている。
ており、特開平10−288438号には、フッ素系の
熱媒をペルチェ素子により温度制御し、その排熱を水を
媒体として放出する熱交換器が記載されている。
【0003】このようなペルチェ素子を用いて熱交換す
る熱交換器においては、ペルチェ素子の能力を、熱交換
器出口の熱媒の温度を検出し、ペルチェ素子へ供給する
電流値を変えることにより制御している。したがって、
スイッチング電源回路を備えた直流電源回路が用いられ
る。ペルチェ素子に供給される電流値と、ペルチェ素子
の熱交換能力、たとえば、冷却能力はほぼ比例関係を持
つ。したがって、電流値を制御することにより最適な温
度の熱媒を出力することができる。
る熱交換器においては、ペルチェ素子の能力を、熱交換
器出口の熱媒の温度を検出し、ペルチェ素子へ供給する
電流値を変えることにより制御している。したがって、
スイッチング電源回路を備えた直流電源回路が用いられ
る。ペルチェ素子に供給される電流値と、ペルチェ素子
の熱交換能力、たとえば、冷却能力はほぼ比例関係を持
つ。したがって、電流値を制御することにより最適な温
度の熱媒を出力することができる。
【0004】ペルチェ素子のモジュールは製造上などの
理由によりサイズがある程度限られており、熱交換能力
の大きな熱交換装置を提供するには複数のペルチェ素子
を用いて熱交換する。さらには、ペルチェ素子により熱
交換する熱交換ユニットを複数用意してこれらを直列ま
たは並列に接続することにより熱交換能力の大きな熱交
換装置を提供できる。
理由によりサイズがある程度限られており、熱交換能力
の大きな熱交換装置を提供するには複数のペルチェ素子
を用いて熱交換する。さらには、ペルチェ素子により熱
交換する熱交換ユニットを複数用意してこれらを直列ま
たは並列に接続することにより熱交換能力の大きな熱交
換装置を提供できる。
【0005】ペルチェ素子は、供給する電流の極性を変
えることにより、熱媒を加熱および冷却することが可能
であり、さらに電流値を制御することによりペルチェ素
子の能力を調整できる。したがって、上記のような複数
のペルチェ素子を用いた熱交換装置は、大容量で熱媒の
温度制御範囲が広く、さらに、熱媒の出口温度を精度よ
く制御できるメリットの多い熱交換装置となる。このた
め、広い温度範囲で安定しているフッ素系の不活性液体
を熱媒として採用した熱交換システムが半導体製造装
置、コンピュータなどの温度制御システムの一環として
用いられている。
えることにより、熱媒を加熱および冷却することが可能
であり、さらに電流値を制御することによりペルチェ素
子の能力を調整できる。したがって、上記のような複数
のペルチェ素子を用いた熱交換装置は、大容量で熱媒の
温度制御範囲が広く、さらに、熱媒の出口温度を精度よ
く制御できるメリットの多い熱交換装置となる。このた
め、広い温度範囲で安定しているフッ素系の不活性液体
を熱媒として採用した熱交換システムが半導体製造装
置、コンピュータなどの温度制御システムの一環として
用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、ペルチェ素子には直流を供給する必要があ
り、さらに電力制御を行おうとすると直流電源回路とし
てインバータなどのスイッチング電源回路を用いる必要
がある。また、交流電源あるいはスイッチング電流を直
流に変換するために整流回路が必要になり、これらによ
って直流電源回路では電力ロスが発生する。
たように、ペルチェ素子には直流を供給する必要があ
り、さらに電力制御を行おうとすると直流電源回路とし
てインバータなどのスイッチング電源回路を用いる必要
がある。また、交流電源あるいはスイッチング電流を直
流に変換するために整流回路が必要になり、これらによ
って直流電源回路では電力ロスが発生する。
【0007】電力損失は直流電源回路のスイッチング内
部の発熱分であり、以下の式に示すように、電源効率に
依存する。
部の発熱分であり、以下の式に示すように、電源効率に
依存する。
【0008】 電力ロス=素子への供給電力×(1−電源効率)・・・(1) ここで、電源効率を約0.85とすると損失分は供給電
力の0.15であり、これは全てが熱となる。したがっ
て、熱媒の出口温度が設定温度に達したときの損失分を
概算すると、熱媒の温度が安定しているときの熱負荷率
を50%と仮定すると以下のようになる。
力の0.15であり、これは全てが熱となる。したがっ
て、熱媒の出口温度が設定温度に達したときの損失分を
概算すると、熱媒の温度が安定しているときの熱負荷率
を50%と仮定すると以下のようになる。
【0009】 電源ロス=0.15×0.5=0.07 ・・・(2) したがって、熱媒の状態が安定している状態でも最大供
給電力の7%が常時損失となっている。
給電力の7%が常時損失となっている。
【0010】そこで、本発明においては、ペルチェ素子
を用いた熱交換装置において、電力ロスの少ない熱交換
装置およびその制御方法を提供することを目的としてい
る。特に、複数のペルチェ素子を用いた熱交換容量の大
きな熱交換装置において、その電力ロスを低減できる熱
交換装置および制御方法を提供することを目的としてい
る。
を用いた熱交換装置において、電力ロスの少ない熱交換
装置およびその制御方法を提供することを目的としてい
る。特に、複数のペルチェ素子を用いた熱交換容量の大
きな熱交換装置において、その電力ロスを低減できる熱
交換装置および制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ペル
チェ素子のすべてに常に電流を流しつづけるのではな
く、複数のペルチェ素子をいくつかのグループに分け、
熱媒の状況に応じて通電しないペルチェ素子を設けられ
るようにしている。すなわち、本発明の熱交換装置は、
熱媒の温度制御を行う複数のペルチェ素子と、これら複
数のペルチェ素子を複数のグループに分け、それぞれの
グループに対し電力を制御しながら供給する複数の直流
電源回路と、熱媒の温度によって複数の直流電源回路の
動作を段階的にオンオフ可能な制御部とを有することを
特徴としている。また、本発明の熱交換装置の制御方法
は、複数のペルチェ素子と、これら複数のペルチェ素子
を複数のグループに分け、それぞれのグループに対応し
電力を供給可能な複数の直流電源回路とを有し、これら
複数のペルチェ素子により熱媒の温度制御を行う熱交換
装置の制御方法であって、直流電源回路から供給される
電力を熱媒の温度により制御する工程と、熱媒の温度に
より直流電源回路を段階的にオンオフする工程とを有す
ることを特徴としている。
チェ素子のすべてに常に電流を流しつづけるのではな
く、複数のペルチェ素子をいくつかのグループに分け、
熱媒の状況に応じて通電しないペルチェ素子を設けられ
るようにしている。すなわち、本発明の熱交換装置は、
熱媒の温度制御を行う複数のペルチェ素子と、これら複
数のペルチェ素子を複数のグループに分け、それぞれの
グループに対し電力を制御しながら供給する複数の直流
電源回路と、熱媒の温度によって複数の直流電源回路の
動作を段階的にオンオフ可能な制御部とを有することを
特徴としている。また、本発明の熱交換装置の制御方法
は、複数のペルチェ素子と、これら複数のペルチェ素子
を複数のグループに分け、それぞれのグループに対応し
電力を供給可能な複数の直流電源回路とを有し、これら
複数のペルチェ素子により熱媒の温度制御を行う熱交換
装置の制御方法であって、直流電源回路から供給される
電力を熱媒の温度により制御する工程と、熱媒の温度に
より直流電源回路を段階的にオンオフする工程とを有す
ることを特徴としている。
【0012】本発明の熱交換装置およびその制御方法に
おいては、熱媒の温度によって、ペルチェ素子に対し電
力を供給する直流電源回路に絶えず通電しているのでは
なく、ペルチェ素子の一部で熱媒の温度を制御できる状
態であれば、それらに対応する直流電源回路には電流が
流れないようにする。したがって、稼動する直流電源回
路の数を最小限にとどめることができ、直流電源回路で
浪費される電力、すなわち、電源回路内部で常に熱に変
換されている電力損失を最小限にすることができる。こ
のため、ペルチェ素子を用いた熱交換装置であって、電
力ロスの少ない熱交換装置を提供できる。
おいては、熱媒の温度によって、ペルチェ素子に対し電
力を供給する直流電源回路に絶えず通電しているのでは
なく、ペルチェ素子の一部で熱媒の温度を制御できる状
態であれば、それらに対応する直流電源回路には電流が
流れないようにする。したがって、稼動する直流電源回
路の数を最小限にとどめることができ、直流電源回路で
浪費される電力、すなわち、電源回路内部で常に熱に変
換されている電力損失を最小限にすることができる。こ
のため、ペルチェ素子を用いた熱交換装置であって、電
力ロスの少ない熱交換装置を提供できる。
【0013】ペルチェ素子により熱媒を冷却または加熱
可能な複数の熱交換部を直列あるいは並列に接続した熱
交換容量の大きな熱交換器においては、複数の直流電源
回路を各々の熱交換部毎に設け、対応する熱交換部のペ
ルチェ素子に対し電力を供給することができる。
可能な複数の熱交換部を直列あるいは並列に接続した熱
交換容量の大きな熱交換器においては、複数の直流電源
回路を各々の熱交換部毎に設け、対応する熱交換部のペ
ルチェ素子に対し電力を供給することができる。
【0014】また、選択的にオンオフする際には、熱媒
の温度が所定の温度に到達した後、一定の時間を経過し
てから直流電源回路をオンオフすることにより無用なハ
ンチングを防止できる。
の温度が所定の温度に到達した後、一定の時間を経過し
てから直流電源回路をオンオフすることにより無用なハ
ンチングを防止できる。
【0015】このように本発明においては、ペルチェ素
子を用いた複数の熱交換部を有する熱交換装置において
は、それに対し電力を供給する直流電源回路に対する電
力を停止、あるいはスイッチング回路の発振を停止する
ことにより直流電源回路をオンオフし、熱交換部の使用
台数を熱負荷に応じて切り替えるようにしている。した
がって、熱媒の出口温度により自動的に必要な直流電源
回路だけが稼動することになり、不要な直流電源回路に
は電流が流れず損失が0になる。このため、熱媒の条件
によって不要な直流電源回路における損失をなくすこと
が可能となり、節電省エネの運転ができる。
子を用いた複数の熱交換部を有する熱交換装置において
は、それに対し電力を供給する直流電源回路に対する電
力を停止、あるいはスイッチング回路の発振を停止する
ことにより直流電源回路をオンオフし、熱交換部の使用
台数を熱負荷に応じて切り替えるようにしている。した
がって、熱媒の出口温度により自動的に必要な直流電源
回路だけが稼動することになり、不要な直流電源回路に
は電流が流れず損失が0になる。このため、熱媒の条件
によって不要な直流電源回路における損失をなくすこと
が可能となり、節電省エネの運転ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1で複数の熱交換器1、2およ
び3を直列に接続して構成した熱交換システム10を示
してある。各々の熱交換器1、2および3はペルチェ素
子33を採用した同一の構成であり、熱媒38を冷却お
よび加熱することができるものである。
施の形態を説明する。図1で複数の熱交換器1、2およ
び3を直列に接続して構成した熱交換システム10を示
してある。各々の熱交換器1、2および3はペルチェ素
子33を採用した同一の構成であり、熱媒38を冷却お
よび加熱することができるものである。
【0017】図2に、熱交換器1を代表して、熱交換部
のさらに詳しい構造を示してある。本例の熱交換器1は
プレート型の熱交換器であるが、複数のプレート型の熱
交換器が相互に密着して、直に熱交換されるものではな
く、間にペルチェ素子33が設置され、このペルチェ素
子33が複数のプレート型熱交換器の間の熱の流れを制
御するようになっている。本例の熱交換器1は計5層の
構造になっており、中心に熱媒38を通す第1のプレー
ト型熱交換器(第1の熱交換用プレートあるいは第1の
熱交換器)31が配置され、その両側面31aに複数の
ペルチェ素子33が設置されている。さらに、これらの
ペルチェ素子33を挟んで第1の熱交換器31の両側
に、排熱用の媒体39である水を流す第2のプレート型
熱交換器(第2の熱交換用プレートあるいは第2の熱交
換器)32が配置されている。したがって、本例の熱交
換器30においては、第1の熱交換器31と、その両側
に位置する第2のプレート32の間に挟み込まれたペル
チェ素子33により強制的に熱勾配が設定され、熱媒3
8が冷却あるいは加熱される。
のさらに詳しい構造を示してある。本例の熱交換器1は
プレート型の熱交換器であるが、複数のプレート型の熱
交換器が相互に密着して、直に熱交換されるものではな
く、間にペルチェ素子33が設置され、このペルチェ素
子33が複数のプレート型熱交換器の間の熱の流れを制
御するようになっている。本例の熱交換器1は計5層の
構造になっており、中心に熱媒38を通す第1のプレー
ト型熱交換器(第1の熱交換用プレートあるいは第1の
熱交換器)31が配置され、その両側面31aに複数の
ペルチェ素子33が設置されている。さらに、これらの
ペルチェ素子33を挟んで第1の熱交換器31の両側
に、排熱用の媒体39である水を流す第2のプレート型
熱交換器(第2の熱交換用プレートあるいは第2の熱交
換器)32が配置されている。したがって、本例の熱交
換器30においては、第1の熱交換器31と、その両側
に位置する第2のプレート32の間に挟み込まれたペル
チェ素子33により強制的に熱勾配が設定され、熱媒3
8が冷却あるいは加熱される。
【0018】例えば、本例の熱交換器1においては、ペ
ルチェ素子33に供給される電流の向きにより、第1の
プレート31に面した側が吸熱、第2のプレート32に
面した側が放熱に設定されれば、第1の熱交換器31を
流れる熱媒38が冷却され、その排熱により第2の熱交
換器32を流れる水39が加熱される。一方、ペルチェ
素子33に上記と逆の電流が流れれば、第1の熱交換器
31に面した側が放熱、第2の熱交換器32に面した側
が吸熱になり、第1の熱交換器31を流れる熱媒38は
加熱され、その排熱によって第2の熱交換器32を流れ
る水39は冷却される。ペルチェ素子33は、供給され
る電力(電流)により高温側と低温側の温度差を制御す
ることが可能であり、これによってペルチェ素子33を
介して流れる熱量を制御できる。したがって、本例の熱
交換システム10は、この熱交換器1だけで熱媒を低温
から高温まで制御することが可能である。さらに、同じ
型の熱交換器1、2および3を直列に接続することによ
り、熱交換能力、すなわち、冷却能力および加熱能力を
高くし、熱媒の温度制御速度が速く、所望の温度に制御
した多量の熱媒を供給できる熱交換システム10を提供
している。
ルチェ素子33に供給される電流の向きにより、第1の
プレート31に面した側が吸熱、第2のプレート32に
面した側が放熱に設定されれば、第1の熱交換器31を
流れる熱媒38が冷却され、その排熱により第2の熱交
換器32を流れる水39が加熱される。一方、ペルチェ
素子33に上記と逆の電流が流れれば、第1の熱交換器
31に面した側が放熱、第2の熱交換器32に面した側
が吸熱になり、第1の熱交換器31を流れる熱媒38は
加熱され、その排熱によって第2の熱交換器32を流れ
る水39は冷却される。ペルチェ素子33は、供給され
る電力(電流)により高温側と低温側の温度差を制御す
ることが可能であり、これによってペルチェ素子33を
介して流れる熱量を制御できる。したがって、本例の熱
交換システム10は、この熱交換器1だけで熱媒を低温
から高温まで制御することが可能である。さらに、同じ
型の熱交換器1、2および3を直列に接続することによ
り、熱交換能力、すなわち、冷却能力および加熱能力を
高くし、熱媒の温度制御速度が速く、所望の温度に制御
した多量の熱媒を供給できる熱交換システム10を提供
している。
【0019】本例の熱交換システム10は、さらに、各
々の熱交換器1、2および3のペルチェ素子33に対
し、各々の熱交換器1、2および3毎に直流電力を供給
する直流電源回路11、12および13と、これらを制
御する制御部20とを備えている。制御部20は制御回
路22を備えており、この制御回路22は、直列に接続
された熱交換器1、2および3の出口配管19に設けら
れた温度センサ21から検出信号を受けて設定値23と
比較する機能22aと、熱媒38の出口温度によって直
流電源回路11、12および13の負荷を制御する制御
信号24を出力する機能22bと、交流電源29から直
流電源回路12および13に対する電力供給をオンオフ
できるリレー25bおよび25cを制御する機能22c
とを備えている。本例の直流電源回路11、12および
13は、各々がスイッチング電源回路を備えており、た
とえば周波数あるいはデューティーなどを制御すること
により出力電力を調整することができる。
々の熱交換器1、2および3のペルチェ素子33に対
し、各々の熱交換器1、2および3毎に直流電力を供給
する直流電源回路11、12および13と、これらを制
御する制御部20とを備えている。制御部20は制御回
路22を備えており、この制御回路22は、直列に接続
された熱交換器1、2および3の出口配管19に設けら
れた温度センサ21から検出信号を受けて設定値23と
比較する機能22aと、熱媒38の出口温度によって直
流電源回路11、12および13の負荷を制御する制御
信号24を出力する機能22bと、交流電源29から直
流電源回路12および13に対する電力供給をオンオフ
できるリレー25bおよび25cを制御する機能22c
とを備えている。本例の直流電源回路11、12および
13は、各々がスイッチング電源回路を備えており、た
とえば周波数あるいはデューティーなどを制御すること
により出力電力を調整することができる。
【0020】したがって、本例の熱交換装置10におい
ては、入口配管18から供給された熱媒38を直列に接
続された3つの熱交換部1、2および3によって加熱ま
たは冷却し、所定の温度の熱媒38を出口配管19から
出力できるものである。そして、熱媒の温度を制御する
ために、熱交換部1、2および3のペルチェ素子33に
供給する電力を適切に制御すると共に、熱負荷に応じて
直流電源回路12または13に対する交流電力を段階的
にオンオフし、熱交換部の使用台数を1台から3台まで
切り替えて熱交換能力を調整できるようにしている。
ては、入口配管18から供給された熱媒38を直列に接
続された3つの熱交換部1、2および3によって加熱ま
たは冷却し、所定の温度の熱媒38を出口配管19から
出力できるものである。そして、熱媒の温度を制御する
ために、熱交換部1、2および3のペルチェ素子33に
供給する電力を適切に制御すると共に、熱負荷に応じて
直流電源回路12または13に対する交流電力を段階的
にオンオフし、熱交換部の使用台数を1台から3台まで
切り替えて熱交換能力を調整できるようにしている。
【0021】図3に、本例の熱交換装置10により熱媒
38を冷却するときの制御を示してある。たとえば、直
流電源回路11だけがオンしていた状態、すなわち、1
番目の熱交換部1のみで熱交換が行われていた状態で、
時刻t1に熱媒出口温度T0が何らかの要因により設定
温度Tsより上昇し設定温度T1に達すると、それから
時間W0が経過した時刻t3に、制御回路22によって
リレー25bがオンになり、交流電力が直流電源回路1
2に供給され、直流電源回路12が稼動する。これによ
り、2番目の熱交換部2のペルチェ素子33に電力が供
給され、熱交換装置10の冷却能力がアップする。さら
に、時刻t1からt3の間に熱媒の温度が上昇しつづけ
ており、時刻t2に設定温度T2に達すると、それから
時間W0が経過した時刻t4に、制御回路22によりリ
レー25cがオンし、交流電力が直流電源回路13に供
給される。この結果、直流電源回路13もオンする。こ
れによって、3番目の熱交換部3のペルチェ素子33に
も電力が供給され、直列に接続された3台の熱交換部
1、2および3がすべて稼動する状態となる。
38を冷却するときの制御を示してある。たとえば、直
流電源回路11だけがオンしていた状態、すなわち、1
番目の熱交換部1のみで熱交換が行われていた状態で、
時刻t1に熱媒出口温度T0が何らかの要因により設定
温度Tsより上昇し設定温度T1に達すると、それから
時間W0が経過した時刻t3に、制御回路22によって
リレー25bがオンになり、交流電力が直流電源回路1
2に供給され、直流電源回路12が稼動する。これによ
り、2番目の熱交換部2のペルチェ素子33に電力が供
給され、熱交換装置10の冷却能力がアップする。さら
に、時刻t1からt3の間に熱媒の温度が上昇しつづけ
ており、時刻t2に設定温度T2に達すると、それから
時間W0が経過した時刻t4に、制御回路22によりリ
レー25cがオンし、交流電力が直流電源回路13に供
給される。この結果、直流電源回路13もオンする。こ
れによって、3番目の熱交換部3のペルチェ素子33に
も電力が供給され、直列に接続された3台の熱交換部
1、2および3がすべて稼動する状態となる。
【0022】この状態で、次に熱媒の温度T0が設定温
度T2以下に下がるまでの時間W2は、3台の熱交換部
1、2および3が稼動し続け、それらに直流電力を供給
する直流電源回路11、12および13は、制御回路2
2からの制御信号24により負荷制御される。これらの
直流電源回路11、12および13には、スイッチング
電源回路が用いられており、PWM制御などの公知の制
御方法により直流電力を制御することができる。
度T2以下に下がるまでの時間W2は、3台の熱交換部
1、2および3が稼動し続け、それらに直流電力を供給
する直流電源回路11、12および13は、制御回路2
2からの制御信号24により負荷制御される。これらの
直流電源回路11、12および13には、スイッチング
電源回路が用いられており、PWM制御などの公知の制
御方法により直流電力を制御することができる。
【0023】時刻t5に熱媒温度T0が設定温度T2よ
り下がると、時間W1経過後の時刻t6に制御回路22
はリレー25cをオープンし、直流電源回路13を停止
する。これにより熱交換部3のペルチェ素子33には電
力が供給されないので、この熱交換部3は実質的に動作
しない。熱媒の温度T0がさらに下がって、時刻t7に
設定値T1をきると、時間W1が経過した後の時刻t8
に制御回路22はリレー25bをオープンし、直流電源
回路12に対する交流電力の供給を停止する。これによ
り、熱交換部2のペルチェ素子33には電力が供給され
なくなるので稼動しない状態となる。したがって、熱交
換装置10は、1番目の熱交換部1のみが稼動し熱媒の
温度を制御する状態となる。
り下がると、時間W1経過後の時刻t6に制御回路22
はリレー25cをオープンし、直流電源回路13を停止
する。これにより熱交換部3のペルチェ素子33には電
力が供給されないので、この熱交換部3は実質的に動作
しない。熱媒の温度T0がさらに下がって、時刻t7に
設定値T1をきると、時間W1が経過した後の時刻t8
に制御回路22はリレー25bをオープンし、直流電源
回路12に対する交流電力の供給を停止する。これによ
り、熱交換部2のペルチェ素子33には電力が供給され
なくなるので稼動しない状態となる。したがって、熱交
換装置10は、1番目の熱交換部1のみが稼動し熱媒の
温度を制御する状態となる。
【0024】再び熱媒の温度が上昇する時刻t9までの
時間W3は、直流電源回路11にのみ交流29が供給さ
れ、この直流電源回路11の周波数あるいはデューティ
ーを変えることにより熱媒の温度T0が設定値Ts近傍
に収まるように熱交換部1の能力が制御される。
時間W3は、直流電源回路11にのみ交流29が供給さ
れ、この直流電源回路11の周波数あるいはデューティ
ーを変えることにより熱媒の温度T0が設定値Ts近傍
に収まるように熱交換部1の能力が制御される。
【0025】一方、時刻t9に、熱媒の温度が上昇し、
設定値T1を超えると、時刻W0が経過した後の時刻t
10にリレー25bがオンとなり、直流電源回路12が
稼動し、2番目の熱交換部2でも冷却が行われる。ま
た、時刻t11に熱媒の温度が下がって設定値T1以下
になると、リレー25bがオフとなり、再び1番目の熱
交換部1だけで熱媒の温度を制御する状態となる。
設定値T1を超えると、時刻W0が経過した後の時刻t
10にリレー25bがオンとなり、直流電源回路12が
稼動し、2番目の熱交換部2でも冷却が行われる。ま
た、時刻t11に熱媒の温度が下がって設定値T1以下
になると、リレー25bがオフとなり、再び1番目の熱
交換部1だけで熱媒の温度を制御する状態となる。
【0026】このように、本例の熱交換装置10は、直
流電源回路12あるいは13をオンオフすることにより
熱交換部の稼動台数を変えて冷却能力を制御する工程
と、直流電源回路11、12あるいは13の出力電力を
制御することにより熱媒の温度を制御する工程とを備え
ている。そして、熱媒出口19に取り付けられた温度検
出器21の信号の変化を読みとり、各々の熱交換部1、
2および3に対応する直流電源回路11、12および1
3に供給する交流電力をオンオフすることにより実質有
効となる熱交換器の台数を制御している。このように、
直流電源回路をオンオフすることにより、オフした際は
その直流電源回路における内部電力損失を0にすること
ができる。
流電源回路12あるいは13をオンオフすることにより
熱交換部の稼動台数を変えて冷却能力を制御する工程
と、直流電源回路11、12あるいは13の出力電力を
制御することにより熱媒の温度を制御する工程とを備え
ている。そして、熱媒出口19に取り付けられた温度検
出器21の信号の変化を読みとり、各々の熱交換部1、
2および3に対応する直流電源回路11、12および1
3に供給する交流電力をオンオフすることにより実質有
効となる熱交換器の台数を制御している。このように、
直流電源回路をオンオフすることにより、オフした際は
その直流電源回路における内部電力損失を0にすること
ができる。
【0027】すなわち、直流電源回路に電流を流してい
ると、上述したように、直流電源回路では、それを構成
するスイッチング電源回路における損失、整流回路にお
ける損失などが発生することになる。さらに、本例の熱
交換装置10はペルチェ素子33により加熱および冷却
しているので、ペルチェ素子に直流電力を供給する直流
電源回路または装置が必要である。しかしながら、本例
の熱交換装置10においては、熱媒の温度が熱交換部の
台数が少なくても、すなわち、ペルチェ素子の数が少な
くても熱媒の温度が制御できるときは、各々の熱交換部
1、2および3に電力を供給するすべての直流電源回路
11、12および13を常時動かすのではなく、熱負荷
にあわせて直流電源回路を選択的または段階的にオンオ
フし、熱交換器の台数制御を行っている。このため、熱
媒の温度制御のために稼動する直流電源回路の数をすく
なくすることが可能となり、直流電源回路に起因する電
力損失を少なくすることができる。したがって、本例の
熱交換装置10により、節電省エネ効果をうることがで
きる。
ると、上述したように、直流電源回路では、それを構成
するスイッチング電源回路における損失、整流回路にお
ける損失などが発生することになる。さらに、本例の熱
交換装置10はペルチェ素子33により加熱および冷却
しているので、ペルチェ素子に直流電力を供給する直流
電源回路または装置が必要である。しかしながら、本例
の熱交換装置10においては、熱媒の温度が熱交換部の
台数が少なくても、すなわち、ペルチェ素子の数が少な
くても熱媒の温度が制御できるときは、各々の熱交換部
1、2および3に電力を供給するすべての直流電源回路
11、12および13を常時動かすのではなく、熱負荷
にあわせて直流電源回路を選択的または段階的にオンオ
フし、熱交換器の台数制御を行っている。このため、熱
媒の温度制御のために稼動する直流電源回路の数をすく
なくすることが可能となり、直流電源回路に起因する電
力損失を少なくすることができる。したがって、本例の
熱交換装置10により、節電省エネ効果をうることがで
きる。
【0028】さらに、本例においては、熱媒の温度T0
が設定温度T1、T2あるいはTsに達したときに、そ
の時間から一定の時間W0あるいはW1が経過した後
に、その状態、すなわち熱媒の温度T0が設定温度以上
という状態が保たれていれば、予め設定された順番に従
って直流電源回路をオンするようにしている。このよう
に設定温度Ts、T1およびT2に幅を持たせ、さら
に、熱交換部の台数を変えるまでに待ち時間を設定する
ことにより、熱媒温度T0のごく短時間のゆれに対して
熱交換部の台数が変わることがなくなる。したがって、
ハンチングの発生を防止できる。
が設定温度T1、T2あるいはTsに達したときに、そ
の時間から一定の時間W0あるいはW1が経過した後
に、その状態、すなわち熱媒の温度T0が設定温度以上
という状態が保たれていれば、予め設定された順番に従
って直流電源回路をオンするようにしている。このよう
に設定温度Ts、T1およびT2に幅を持たせ、さら
に、熱交換部の台数を変えるまでに待ち時間を設定する
ことにより、熱媒温度T0のごく短時間のゆれに対して
熱交換部の台数が変わることがなくなる。したがって、
ハンチングの発生を防止できる。
【0029】なお、図3では、ハンチングを防止するた
めの、直流電源回路をオンする待ち時間W0と、オフす
るときの待ち時間W1を異なった値に設定しているが、
熱媒が供給される負荷側の条件が温度上昇および下降に
ついて同じであれば、待ち時間も同じにセットすること
が可能である。
めの、直流電源回路をオンする待ち時間W0と、オフす
るときの待ち時間W1を異なった値に設定しているが、
熱媒が供給される負荷側の条件が温度上昇および下降に
ついて同じであれば、待ち時間も同じにセットすること
が可能である。
【0030】また、本例の制御部20では、1番目の熱
交換部1に直流電力を供給する直流電源回路11にはリ
レーを設けず、常に交流電力を供給して稼動するように
しているが、他の直流電源回路12および13と同様
に、交流電源29の側にリレーを設けて温度によってオ
ンオフできるようにしても良い。これにより、熱媒を供
給して温度制御を行っている機器などの負荷側で熱が発
生していないときなどは直流電源回路をすべてオフする
ことによりさらに省電力効果を得ることができる。ま
た、直流電源回路11、12および13として、スイッ
チング方式の電源回路を採用している場合、制御回路2
2により各々の電源回路11、12および13の発振を
停止することによっても直流電源回路11、12および
13をオンオフ制御することが可能であり、上記と同様
の効果を得ることができる。
交換部1に直流電力を供給する直流電源回路11にはリ
レーを設けず、常に交流電力を供給して稼動するように
しているが、他の直流電源回路12および13と同様
に、交流電源29の側にリレーを設けて温度によってオ
ンオフできるようにしても良い。これにより、熱媒を供
給して温度制御を行っている機器などの負荷側で熱が発
生していないときなどは直流電源回路をすべてオフする
ことによりさらに省電力効果を得ることができる。ま
た、直流電源回路11、12および13として、スイッ
チング方式の電源回路を採用している場合、制御回路2
2により各々の電源回路11、12および13の発振を
停止することによっても直流電源回路11、12および
13をオンオフ制御することが可能であり、上記と同様
の効果を得ることができる。
【0031】また、本例の熱交換装置10においては、
3つの熱交換部を直列に接続しているが、2つあるいは
4つ以上の熱交換部を接続した場合でも2段階あるいは
4段階以上に熱交換部の台数を制御することが可能であ
る。また、これらの熱交換部をヘッダーなどを介して並
列に接続した熱交換装置においても、上記と同様に台数
制御することにより冷却能力および加熱能力を含む熱交
換能力を段階的に制御することができる。さらに、本例
においては、熱交換部の単位でペルチェ素子に電力を供
給する直流電源回路を設けているが、複数の熱交換部の
単位、たとえば、2つの熱交換部毎に直流電源回路を設
けて熱交換能力を段階的に制御することも可能である。
また、逆に、1つの熱交換部に設置された複数のペルチ
ェ素子を複数のグループに分け、各々のグループに対し
直流電源回路から電力が供給されるようにしても良い。
3つの熱交換部を直列に接続しているが、2つあるいは
4つ以上の熱交換部を接続した場合でも2段階あるいは
4段階以上に熱交換部の台数を制御することが可能であ
る。また、これらの熱交換部をヘッダーなどを介して並
列に接続した熱交換装置においても、上記と同様に台数
制御することにより冷却能力および加熱能力を含む熱交
換能力を段階的に制御することができる。さらに、本例
においては、熱交換部の単位でペルチェ素子に電力を供
給する直流電源回路を設けているが、複数の熱交換部の
単位、たとえば、2つの熱交換部毎に直流電源回路を設
けて熱交換能力を段階的に制御することも可能である。
また、逆に、1つの熱交換部に設置された複数のペルチ
ェ素子を複数のグループに分け、各々のグループに対し
直流電源回路から電力が供給されるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、熱媒を冷却または加熱するペルチェ素子を複数有す
る熱交換装置において、それらのペルチェ素子を複数の
グループに分けて、各々のグループ毎に直流電源回路を
設けている。そして、直流電源回路を、リレーなどのス
イッチ手段でオンオフし、あるいはスイッチング電源の
発振をオンオフすることにより、複数のペルチェ素子の
グループを段階的に切り替え、熱負荷(冷却負荷も含
む)が増加したときだけ、それに対応する熱交換能力を
発揮するために必要な直流電源回路に通電している。し
たがって、熱負荷に応じた最適な数の直流電源回路にだ
け電力が供給されるので、直流電源回路に発生する電力
ロスを最小限にとどめられる。このため、消費電力が小
さく、熱交換能力の大きな熱交換装置を提供することが
できる。
は、熱媒を冷却または加熱するペルチェ素子を複数有す
る熱交換装置において、それらのペルチェ素子を複数の
グループに分けて、各々のグループ毎に直流電源回路を
設けている。そして、直流電源回路を、リレーなどのス
イッチ手段でオンオフし、あるいはスイッチング電源の
発振をオンオフすることにより、複数のペルチェ素子の
グループを段階的に切り替え、熱負荷(冷却負荷も含
む)が増加したときだけ、それに対応する熱交換能力を
発揮するために必要な直流電源回路に通電している。し
たがって、熱負荷に応じた最適な数の直流電源回路にだ
け電力が供給されるので、直流電源回路に発生する電力
ロスを最小限にとどめられる。このため、消費電力が小
さく、熱交換能力の大きな熱交換装置を提供することが
できる。
【0033】特に、大容量のペルチェ素子を用いた熱交
換装置においては消費される電力が大きくなるので電力
ロスもそれに応じて増加するが、本発明により、熱負荷
的に不要な直流電源回路をオフにしてその電力ロスを0
にできる。したがって、ペルチェ素子を用いた熱交換装
置における電力ロスを低減でき、節電効果の大きな熱交
換装置を提供できる。
換装置においては消費される電力が大きくなるので電力
ロスもそれに応じて増加するが、本発明により、熱負荷
的に不要な直流電源回路をオフにしてその電力ロスを0
にできる。したがって、ペルチェ素子を用いた熱交換装
置における電力ロスを低減でき、節電効果の大きな熱交
換装置を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる熱交換装置の概要
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1に示す熱交換部の1つのさらに詳しい構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1に示す熱交換装置を冷却装置として用いた
ときの動作を示すタイミングチャートである。
ときの動作を示すタイミングチャートである。
1、2、3 熱交換部 10 熱交換装置 11、12、13 直流電源回路 20 制御部 21 温度センサ 22 制御回路 23 設定器 24 制御信号 25 リレー 31 熱媒が通る熱交換器 32 水が通る熱交換器 33 ペルチェ素子 38 熱媒 39 水
Claims (4)
- 【請求項1】 熱媒の温度制御を行う複数のペルチェ素
子と、 これら複数のペルチェ素子を複数のグループに分け、そ
れぞれのグループに対し電力を調整しながら供給可能な
複数の直流電源回路と、 前記熱媒の温度によって前記複数の直流電源回路の動作
を段階的にオンオフ可能な制御部とを有する熱交換装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、ペルチェ素子により
熱媒を冷却または加熱可能な複数の熱交換部を有し、前
記直流電源回路は対応する前記熱交換部のペルチェ素子
に対し電力を供給することを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項3】 複数のペルチェ素子と、これら複数のペ
ルチェ素子を複数のグループに分け、それぞれのグルー
プに対応し電力を供給可能な複数の直流電源回路とを有
し、これら複数のペルチェ素子により熱媒の温度制御を
行う熱交換装置の制御方法であって、 前記直流電源回路から供給される電力を前記熱媒の温度
により制御する工程と、 前記熱媒の温度により前記直流電源回路を段階的にオン
オフする工程とを有する熱交換装置の制御方法。 - 【請求項4】 請求項3において、前記段階的にオンオ
フする工程では、熱媒の温度が所定の温度に到達した
後、一定の時間を経過してから前記直流電源回路をオン
オフすることを特徴とする熱交換装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28813299A JP2001108328A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 熱交換装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28813299A JP2001108328A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 熱交換装置およびその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001108328A true JP2001108328A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17726236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28813299A Pending JP2001108328A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 熱交換装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001108328A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005331230A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-12-02 | Ricoh Co Ltd | 冷却装置、冷却方法、プログラム、記録媒体、及び電子装置 |
| JP2007510238A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-04-19 | インテル コーポレイション | 電子部品の冷却システム |
| JP2007198718A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-08-09 | Toppan Printing Co Ltd | 温度制御方法 |
| JP2007294864A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Kyocera Corp | 熱電モジュール |
| JP2008190804A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機及び空気調和機の制御方法 |
| WO2010007687A1 (ja) * | 2008-07-18 | 2010-01-21 | 株式会社前川製作所 | 発酵及び熟成装置 |
| JP2011220642A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 冷却装置、及び画像表示装置 |
| JP2012033847A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 熱電モジュールを用いた冷温水システム及びその製造方法 |
| JP2012047446A (ja) * | 2011-10-31 | 2012-03-08 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機及び空気調和機の制御方法 |
| JP2014517246A (ja) * | 2011-06-07 | 2014-07-17 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド | 食料および飲料コンパートメント用の熱電冷却システム |
| EP2945198A1 (en) * | 2014-05-13 | 2015-11-18 | LG Innotek Co., Ltd. | Heat conversion device |
| US10458683B2 (en) | 2014-07-21 | 2019-10-29 | Phononic, Inc. | Systems and methods for mitigating heat rejection limitations of a thermoelectric module |
-
1999
- 1999-10-08 JP JP28813299A patent/JP2001108328A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007510238A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-04-19 | インテル コーポレイション | 電子部品の冷却システム |
| US7712318B2 (en) | 2004-04-21 | 2010-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Cooling apparatus, cooling method, program, computer readable information recording medium and electronic apparatus |
| JP2005331230A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-12-02 | Ricoh Co Ltd | 冷却装置、冷却方法、プログラム、記録媒体、及び電子装置 |
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| JP2012047446A (ja) * | 2011-10-31 | 2012-03-08 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機及び空気調和機の制御方法 |
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| CN105098054A (zh) * | 2014-05-13 | 2015-11-25 | Lg伊诺特有限公司 | 热转换装置 |
| CN105098054B (zh) * | 2014-05-13 | 2019-07-05 | Lg伊诺特有限公司 | 热转换装置 |
| US10458683B2 (en) | 2014-07-21 | 2019-10-29 | Phononic, Inc. | Systems and methods for mitigating heat rejection limitations of a thermoelectric module |
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|---|---|---|---|
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