JP2001199365A - 車体パネルの組付構造 - Google Patents
車体パネルの組付構造Info
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- JP2001199365A JP2001199365A JP2000009600A JP2000009600A JP2001199365A JP 2001199365 A JP2001199365 A JP 2001199365A JP 2000009600 A JP2000009600 A JP 2000009600A JP 2000009600 A JP2000009600 A JP 2000009600A JP 2001199365 A JP2001199365 A JP 2001199365A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易かつ安価なコストで、車体パネルの誤組
付けを防止することができる車体パネルの組付構造を提
供する。 【解決手段】 フェンダーエプロン5の接合部5aの表
面側に、カウルサイド6の前端部6aを接合する車体パ
ネルの組付構造において、フェンダーエプロン5の接合
部5aの先端に、フェンダーエプロン5の裏面側に突出
し、かつ、その高さ寸法がカウルサイド6の板厚Tより
も大きい突起を設けている。この突起として、フェンダ
ーエプロン5の接合部5aの先端をフェンダーエプロン
5の裏面側に向けて凹ませたビード22,36、又は、
フェンダーエプロン5の接合部5aの先端に設けた延出
部をフェンダーエプロン5の裏面側に向けて屈曲した舌
片33を用いることができる。
付けを防止することができる車体パネルの組付構造を提
供する。 【解決手段】 フェンダーエプロン5の接合部5aの表
面側に、カウルサイド6の前端部6aを接合する車体パ
ネルの組付構造において、フェンダーエプロン5の接合
部5aの先端に、フェンダーエプロン5の裏面側に突出
し、かつ、その高さ寸法がカウルサイド6の板厚Tより
も大きい突起を設けている。この突起として、フェンダ
ーエプロン5の接合部5aの先端をフェンダーエプロン
5の裏面側に向けて凹ませたビード22,36、又は、
フェンダーエプロン5の接合部5aの先端に設けた延出
部をフェンダーエプロン5の裏面側に向けて屈曲した舌
片33を用いることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体を構
成する複数の車体パネルを組み付ける車体パネルの組付
構造に関し、更に詳しくは、自動車のエンジンルームの
側壁を構成するカウルサイドとフェンダーエプロンとの
組付構造に関する。
成する複数の車体パネルを組み付ける車体パネルの組付
構造に関し、更に詳しくは、自動車のエンジンルームの
側壁を構成するカウルサイドとフェンダーエプロンとの
組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すような自動車100には、
通常、その前部にエンジンルーム101が配設されてお
り、該エンジンルーム101の側部にはフェンダーエプ
ロン105やカウルサイド106などが配設され、側壁
の一部を構成している。この要部を拡大した斜視図を図
12に示す。フェンダーエプロン105は車両前方側に
設けられ、該フェンダーエプロン105の車両後方側に
カウルサイド106が配設されている。また、これらの
フェンダーエプロン105とカウルサイド106の車幅
方向内側、即ち室内側(以下、単に、室内側という。)
にはストラットタワー109が配設されている。
通常、その前部にエンジンルーム101が配設されてお
り、該エンジンルーム101の側部にはフェンダーエプ
ロン105やカウルサイド106などが配設され、側壁
の一部を構成している。この要部を拡大した斜視図を図
12に示す。フェンダーエプロン105は車両前方側に
設けられ、該フェンダーエプロン105の車両後方側に
カウルサイド106が配設されている。また、これらの
フェンダーエプロン105とカウルサイド106の車幅
方向内側、即ち室内側(以下、単に、室内側という。)
にはストラットタワー109が配設されている。
【0003】上記フェンダーエプロン105とカウルサ
イド106との合わせ部111の断面は、図13に示す
ように構成されている。フェンダーエプロン105は、
略水平状に配設された上壁面115と、該上壁面115
から室内側に向けて傾斜して延設された傾斜面116
と、該傾斜面116から下方に延びた縦壁面117とを
備えている。一方、カウルサイド106の前端部106
aは、フェンダーエプロン105に対して室内側で、か
つ、車両上下方向の上側(以下、単に、上側という。)
の位置に配設されており、上壁面120と傾斜面121
を備えている。また、フェンダーエプロン105とカウ
ルサイド106の合わせ部111は、各々の上壁面11
5,120、及び傾斜面116,121をスポット溶接
等によって接合されている。
イド106との合わせ部111の断面は、図13に示す
ように構成されている。フェンダーエプロン105は、
略水平状に配設された上壁面115と、該上壁面115
から室内側に向けて傾斜して延設された傾斜面116
と、該傾斜面116から下方に延びた縦壁面117とを
備えている。一方、カウルサイド106の前端部106
aは、フェンダーエプロン105に対して室内側で、か
つ、車両上下方向の上側(以下、単に、上側という。)
の位置に配設されており、上壁面120と傾斜面121
を備えている。また、フェンダーエプロン105とカウ
ルサイド106の合わせ部111は、各々の上壁面11
5,120、及び傾斜面116,121をスポット溶接
等によって接合されている。
【0004】以下に、上記フェンダーエプロン105と
カウルサイド106との組付手順を説明する。まず、予
め、カウルトップの両端にカウルサイド106,106
を溶接する一方、フェンダーエプロン105,105を
治具に固定する。次いで、上記カウルトップとカウルサ
イド106,106を車両の上方かつ後方からフェンダ
ーエプロン105,105に組み付ける。このとき、図
12に示すように、カウルサイド106の前端部106
aをフェンダーエプロン105の接合部105aの室内
側でかつ上側に配置して当接させ、図13に示すよう
に、この合わせ部111における上壁面115,12
0、及び傾斜面116,121にスポット溶接等を施す
ことによって、フェンダーエプロン105とカウルサイ
ド106を接合する。
カウルサイド106との組付手順を説明する。まず、予
め、カウルトップの両端にカウルサイド106,106
を溶接する一方、フェンダーエプロン105,105を
治具に固定する。次いで、上記カウルトップとカウルサ
イド106,106を車両の上方かつ後方からフェンダ
ーエプロン105,105に組み付ける。このとき、図
12に示すように、カウルサイド106の前端部106
aをフェンダーエプロン105の接合部105aの室内
側でかつ上側に配置して当接させ、図13に示すよう
に、この合わせ部111における上壁面115,12
0、及び傾斜面116,121にスポット溶接等を施す
ことによって、フェンダーエプロン105とカウルサイ
ド106を接合する。
【0005】しかしながら、作業者が誤って、フェンダ
ーエプロン105の接合部105aの下部にカウルサイ
ド106の前端部106aをもぐり込ませてしまい、フ
ェンダーエプロン105が上側でカウルサイド106が
下側の位置関係の状態で、そのままスポット溶接をする
おそれがあった。このような誤組付けを行うと、フェン
ダーエプロン105が変形して図14の一点鎖線で示し
た形状になることがあり、この合わせ部111の近傍に
他の部品を組み付ける場合に、組み付けにくい等の不具
合が発生するおそれがあった。なお、図14において、
実線は変形前のフェンダーエプロン105の接合部10
5aの概略図、一点鎖線は変形が起きた場合のフェンダ
ーエプロン105の接合部105aの概略図である。
ーエプロン105の接合部105aの下部にカウルサイ
ド106の前端部106aをもぐり込ませてしまい、フ
ェンダーエプロン105が上側でカウルサイド106が
下側の位置関係の状態で、そのままスポット溶接をする
おそれがあった。このような誤組付けを行うと、フェン
ダーエプロン105が変形して図14の一点鎖線で示し
た形状になることがあり、この合わせ部111の近傍に
他の部品を組み付ける場合に、組み付けにくい等の不具
合が発生するおそれがあった。なお、図14において、
実線は変形前のフェンダーエプロン105の接合部10
5aの概略図、一点鎖線は変形が起きた場合のフェンダ
ーエプロン105の接合部105aの概略図である。
【0006】従って、この誤組付けを防止するため、図
15に示すように、上記したフェンダーエプロン105
を固定する治具にストッパー125を配設している。こ
のストッパー125は、フェンダーエプロン105の車
幅方向外側、即ち室外側(以下、単に、室外側とい
う。)の面に当接するため、カウルサイド106の前端
部106aがフェンダーエプロン105の室外側でかつ
下側に入ろうとすると、カウルサイド106の前端縁1
06bがストッパー125に突き当たるように構成され
ている。
15に示すように、上記したフェンダーエプロン105
を固定する治具にストッパー125を配設している。こ
のストッパー125は、フェンダーエプロン105の車
幅方向外側、即ち室外側(以下、単に、室外側とい
う。)の面に当接するため、カウルサイド106の前端
部106aがフェンダーエプロン105の室外側でかつ
下側に入ろうとすると、カウルサイド106の前端縁1
06bがストッパー125に突き当たるように構成され
ている。
【0007】しかしながら、上記ストッパー125は、
フェンダーエプロン105とカウルサイド106との溶
接作業ごとに、毎回取り付けたり外したりする必要があ
り、非常に面倒であった。なお、上記ストッパー125
による対策以外にも、作業者が目視によって誤組付けが
ないか否かを確認する手段もあるが、これも非常に手間
がかかり、作業者の負担を増大させるものであった。
フェンダーエプロン105とカウルサイド106との溶
接作業ごとに、毎回取り付けたり外したりする必要があ
り、非常に面倒であった。なお、上記ストッパー125
による対策以外にも、作業者が目視によって誤組付けが
ないか否かを確認する手段もあるが、これも非常に手間
がかかり、作業者の負担を増大させるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決し、簡易かつ安価なコストで、カウルサイドとフェ
ンダーエプロンとの誤組付けを防止することができる車
体パネルの組付構造を提供することを目的とする。
解決し、簡易かつ安価なコストで、カウルサイドとフェ
ンダーエプロンとの誤組付けを防止することができる車
体パネルの組付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車体の組付
構造は、上記目的を達成するため、自動車の車体を構成
する複数の車体パネルのうち、隣接して重ね合わされる
2枚の車体パネルの端部にそれぞれ接合部を設け、一方
の車体パネルの接合部表面側に、他方の車体パネルの接
合部を重ね合わせて接合した車体パネルの組付構造にお
いて、上記一方の車体パネルの接合部の先端裏面側に、
その高さ寸法が上記他方の車体パネルの板厚よりも大き
い突起を設けている。
構造は、上記目的を達成するため、自動車の車体を構成
する複数の車体パネルのうち、隣接して重ね合わされる
2枚の車体パネルの端部にそれぞれ接合部を設け、一方
の車体パネルの接合部表面側に、他方の車体パネルの接
合部を重ね合わせて接合した車体パネルの組付構造にお
いて、上記一方の車体パネルの接合部の先端裏面側に、
その高さ寸法が上記他方の車体パネルの板厚よりも大き
い突起を設けている。
【0010】上記組付構造によれば、他方の車体パネル
が一方の車体パネルの下部に入り込もうとすると、一方
の車体パネルの接合部の先端に設けられた突起に他方の
車体パネルが突き当たるため、作業者が容易かつ確実に
気づき、他方の車体パネルの誤組付けを防止することが
できる。また、従来のように、他方の車体パネルの組付
作業のたびにストッパーを取り付けたり外したりする必
要がなく、更に、目視確認も必要なくなるため、作業効
率を大幅に向上させることができる。なお、突起は接合
部内に設けられているため、一方の車体パネルと他方の
車体パネルの合せ部から、車体内部に泥水や雨水等が浸
入することがない。
が一方の車体パネルの下部に入り込もうとすると、一方
の車体パネルの接合部の先端に設けられた突起に他方の
車体パネルが突き当たるため、作業者が容易かつ確実に
気づき、他方の車体パネルの誤組付けを防止することが
できる。また、従来のように、他方の車体パネルの組付
作業のたびにストッパーを取り付けたり外したりする必
要がなく、更に、目視確認も必要なくなるため、作業効
率を大幅に向上させることができる。なお、突起は接合
部内に設けられているため、一方の車体パネルと他方の
車体パネルの合せ部から、車体内部に泥水や雨水等が浸
入することがない。
【0011】また、本発明の一態様に係る車体の組付構
造では、上記一方の車体パネルの突起が、上記接合部の
先端をその裏面側に向けて凹ませて形成したビードであ
る。上記突起によって、一方の車体パネルの接合部の強
度が向上するため、一方の車体パネルに他方の車体パネ
ルが突き当たった場合でも、一方の車体パネルの変形等
を防止することができる。また、このビードを一方の車
体パネルに一体に形成する場合は、該一方の車体パネル
の成形金型に簡単な改修を施すだけですむため、非常に
簡単で、安価なコストですむ。
造では、上記一方の車体パネルの突起が、上記接合部の
先端をその裏面側に向けて凹ませて形成したビードであ
る。上記突起によって、一方の車体パネルの接合部の強
度が向上するため、一方の車体パネルに他方の車体パネ
ルが突き当たった場合でも、一方の車体パネルの変形等
を防止することができる。また、このビードを一方の車
体パネルに一体に形成する場合は、該一方の車体パネル
の成形金型に簡単な改修を施すだけですむため、非常に
簡単で、安価なコストですむ。
【0012】さらに、本発明の別の態様に係る車体の組
付構造では、上記一方の車体パネルの突起が、上記接合
部の先端に設けた延出部を裏面側に向けて折り曲げた舌
片である。なお、本発明の更に別の態様に係る車体の組
付構造では、上記一方の車体パネルがフェンダーエプロ
ンパネルであり、上記他方の車体パネルがカウルサイド
パネルである。
付構造では、上記一方の車体パネルの突起が、上記接合
部の先端に設けた延出部を裏面側に向けて折り曲げた舌
片である。なお、本発明の更に別の態様に係る車体の組
付構造では、上記一方の車体パネルがフェンダーエプロ
ンパネルであり、上記他方の車体パネルがカウルサイド
パネルである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る車体パネル
の組付構造について、図面を用いて詳細に説明する。図
1は、本発明の実施の形態に係る車体パネルの組付構
造、具体的にはフェンダーエプロン5とカウルサイド6
との組付構造を採用した自動車1の斜視図であり、この
自動車1の前部にはエンジンルーム2が配設されてい
る。該エンジンルーム2の側部には、図1及び図2に示
すように、フェンダーエプロン5とカウルサイド6が互
いに溶接によって接合された状態で配設されている。該
フェンダーエプロン5は、エンジンルーム2の側壁を構
成しており、上端部に配設されて室外側に延設した上壁
面8と、該上壁面8から斜め下方に室内側に傾斜した傾
斜面10と、該傾斜面10から下方に延びた縦壁面12
と、該縦壁面12から室内側に延びてストラットタワー
13の側部を構成している内壁面14とを有する。
の組付構造について、図面を用いて詳細に説明する。図
1は、本発明の実施の形態に係る車体パネルの組付構
造、具体的にはフェンダーエプロン5とカウルサイド6
との組付構造を採用した自動車1の斜視図であり、この
自動車1の前部にはエンジンルーム2が配設されてい
る。該エンジンルーム2の側部には、図1及び図2に示
すように、フェンダーエプロン5とカウルサイド6が互
いに溶接によって接合された状態で配設されている。該
フェンダーエプロン5は、エンジンルーム2の側壁を構
成しており、上端部に配設されて室外側に延設した上壁
面8と、該上壁面8から斜め下方に室内側に傾斜した傾
斜面10と、該傾斜面10から下方に延びた縦壁面12
と、該縦壁面12から室内側に延びてストラットタワー
13の側部を構成している内壁面14とを有する。
【0014】一方、上記カウルサイド6には、上端部に
配設されて室外側に延びた上壁面15と、該上壁面15
から室内側に向けて斜め下方に延びた傾斜面17と、該
傾斜面17の下端部を室外側に屈曲した下壁面19とが
設けられており、該下壁面19の車両前後方向の長さ
は、上端部の上壁面15よりも短く形成されている。従
って、カウルサイド6の接合部である前端部6aは、上
壁面15と傾斜面17とが車両前方に突出した形状にな
っており、この前端部6aをフェンダーエプロン5の接
合部5aの表面側に載置して接合している。この接合手
段は、特に限定されず、慣用の種々の手段を用いること
ができるが、本実施形態においてはスポット溶接によっ
て接合する場合について説明する。
配設されて室外側に延びた上壁面15と、該上壁面15
から室内側に向けて斜め下方に延びた傾斜面17と、該
傾斜面17の下端部を室外側に屈曲した下壁面19とが
設けられており、該下壁面19の車両前後方向の長さ
は、上端部の上壁面15よりも短く形成されている。従
って、カウルサイド6の接合部である前端部6aは、上
壁面15と傾斜面17とが車両前方に突出した形状にな
っており、この前端部6aをフェンダーエプロン5の接
合部5aの表面側に載置して接合している。この接合手
段は、特に限定されず、慣用の種々の手段を用いること
ができるが、本実施形態においてはスポット溶接によっ
て接合する場合について説明する。
【0015】フェンダーエプロン5の接合部5aとカウ
ルサイド6の前端部6aとの合わせ部20の構造を図3
〜図5を用いて説明する。フェンダーエプロン5の接合
部5aのうち、上記傾斜面10の略中央には、室外側に
向けて膨らんだ略半球状のビード22が傾斜面10に一
体に形成されている。このビード22は、フェンダーエ
プロン5の接合部5aの領域内に形成されており、ビー
ド22の前端縁22aが、カウルサイド6の前端縁6b
よりも車両後方側に配置されている。従って、これらの
前端縁22a,6bの間に十分な接合面があり、フェン
ダーエプロン5とカウルサイド6とが確実に密着してい
る。
ルサイド6の前端部6aとの合わせ部20の構造を図3
〜図5を用いて説明する。フェンダーエプロン5の接合
部5aのうち、上記傾斜面10の略中央には、室外側に
向けて膨らんだ略半球状のビード22が傾斜面10に一
体に形成されている。このビード22は、フェンダーエ
プロン5の接合部5aの領域内に形成されており、ビー
ド22の前端縁22aが、カウルサイド6の前端縁6b
よりも車両後方側に配置されている。従って、これらの
前端縁22a,6bの間に十分な接合面があり、フェン
ダーエプロン5とカウルサイド6とが確実に密着してい
る。
【0016】また、ビード22の高さHは、最も高い部
位において、カウルサイド6の板厚Tよりも大きく形成
されており、カウルサイド6がフェンダーエプロン5の
下部に入り込もうとすると、ビード22の後端縁22b
にカウルサイド6の前端縁6bが突き当たるため、作業
者が容易に気づくことができ、誤組付けをすることがな
くなる。なお、図5に一点鎖線で示したビード24は、
車両前方側に長すぎた場合の好ましくない例であり、ビ
ード24の前端縁24aとカウルサイド6の前端縁6b
との間に間隙27が発生し、この間隙27からエンジン
ルーム2の内部に雨水等が浸入するおそれがある。
位において、カウルサイド6の板厚Tよりも大きく形成
されており、カウルサイド6がフェンダーエプロン5の
下部に入り込もうとすると、ビード22の後端縁22b
にカウルサイド6の前端縁6bが突き当たるため、作業
者が容易に気づくことができ、誤組付けをすることがな
くなる。なお、図5に一点鎖線で示したビード24は、
車両前方側に長すぎた場合の好ましくない例であり、ビ
ード24の前端縁24aとカウルサイド6の前端縁6b
との間に間隙27が発生し、この間隙27からエンジン
ルーム2の内部に雨水等が浸入するおそれがある。
【0017】上記構造を有する車体パネルの組付構造に
よる作用を以下に説明する。まず、図6に示すように、
予め、カウルトップ30の両端にカウルサイド6,6を
溶接する一方、フェンダーエプロン5,5を図示しない
治具に固定する。次いで、上記カウルサイド6,6を組
み付けたカウルトップ30を車両の上方かつ後方からフ
ェンダーエプロン5,5に組み付ける。このとき、上述
した図3に示すように、カウルサイド6,6の前端部6
aをフェンダーエプロン5の接合部5aの室内側でかつ
上側に配置し、図4に示すように、この合わせ部20の
上部と下部にスポット溶接を施すことによって、フェン
ダーエプロン5とカウルサイド6を接合する。
よる作用を以下に説明する。まず、図6に示すように、
予め、カウルトップ30の両端にカウルサイド6,6を
溶接する一方、フェンダーエプロン5,5を図示しない
治具に固定する。次いで、上記カウルサイド6,6を組
み付けたカウルトップ30を車両の上方かつ後方からフ
ェンダーエプロン5,5に組み付ける。このとき、上述
した図3に示すように、カウルサイド6,6の前端部6
aをフェンダーエプロン5の接合部5aの室内側でかつ
上側に配置し、図4に示すように、この合わせ部20の
上部と下部にスポット溶接を施すことによって、フェン
ダーエプロン5とカウルサイド6を接合する。
【0018】ここで、図7に示すように、カウルサイド
6の前端部6aがフェンダーエプロン5の接合部5aの
下部にもぐり込もうとすると、フェンダーエプロン5の
ビード22にカウルサイド6の前端縁6bが突き当たる
ため、フェンダーエプロン5の下部にカウルサイド6が
もぐり込むことがなくなる。また、ビード22を形成す
ることによって、フェンダーエプロン5の面剛性を向上
させるため、フェンダーエプロン5のビード22にカウ
ルサイド6の前端縁6bが突き当たった場合でも、フェ
ンダーエプロン5が変形することがない。
6の前端部6aがフェンダーエプロン5の接合部5aの
下部にもぐり込もうとすると、フェンダーエプロン5の
ビード22にカウルサイド6の前端縁6bが突き当たる
ため、フェンダーエプロン5の下部にカウルサイド6が
もぐり込むことがなくなる。また、ビード22を形成す
ることによって、フェンダーエプロン5の面剛性を向上
させるため、フェンダーエプロン5のビード22にカウ
ルサイド6の前端縁6bが突き当たった場合でも、フェ
ンダーエプロン5が変形することがない。
【0019】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変
更が可能である。例えば、図8及び図9に示したよう
に、フェンダーエプロン5の傾斜面10の後端に、室外
側に屈曲した略矩形状の舌片33を設けても良い。この
舌片33は、フェンダーエプロン5に一体に形成して
も、別に後から設けても良い。
されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変
更が可能である。例えば、図8及び図9に示したよう
に、フェンダーエプロン5の傾斜面10の後端に、室外
側に屈曲した略矩形状の舌片33を設けても良い。この
舌片33は、フェンダーエプロン5に一体に形成して
も、別に後から設けても良い。
【0020】更に、上記ビード22の形状も、略半球状
に限定されず、例えば図10に示すように、2個の略三
角形状の側面35,35からなるビード36にしても良
い。また、ビード22,36の個数は、1個に限定され
ず複数設けることが可能であり、ビード22,36を配
設する部位も、フェンダーエプロン5の傾斜面10のみ
に限らない。例えば、スポット溶接にてフェンダーエプ
ロン5とカウルサイド6を接合する場合は、スポット溶
接に悪影響を及ぼさず、かつ、上記接合部5aの範囲内
であれば、他の部位にビード22,36を形成すること
が可能である。
に限定されず、例えば図10に示すように、2個の略三
角形状の側面35,35からなるビード36にしても良
い。また、ビード22,36の個数は、1個に限定され
ず複数設けることが可能であり、ビード22,36を配
設する部位も、フェンダーエプロン5の傾斜面10のみ
に限らない。例えば、スポット溶接にてフェンダーエプ
ロン5とカウルサイド6を接合する場合は、スポット溶
接に悪影響を及ぼさず、かつ、上記接合部5aの範囲内
であれば、他の部位にビード22,36を形成すること
が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも2枚以上の
パネルを重ね合わせて構成する車体パネルの組付構造に
おいて、各パネルの配置や位置関係の誤りによる誤組付
を防止することができる。例えば、カウルサイドの組付
時において、カウルサイドがフェンダーエプロンの下部
に入り込もうとすると、フェンダーエプロンの接合部の
先端に設けられた突起にカウルサイドが突き当たるた
め、カウルサイドの誤組付けを簡単かつ確実に防止する
ことができる。
パネルを重ね合わせて構成する車体パネルの組付構造に
おいて、各パネルの配置や位置関係の誤りによる誤組付
を防止することができる。例えば、カウルサイドの組付
時において、カウルサイドがフェンダーエプロンの下部
に入り込もうとすると、フェンダーエプロンの接合部の
先端に設けられた突起にカウルサイドが突き当たるた
め、カウルサイドの誤組付けを簡単かつ確実に防止する
ことができる。
【図1】本発明に係るカウルサイドの組付構造を採用し
た自動車の斜視図である。
た自動車の斜視図である。
【図2】図1の要部を拡大した斜視図である。
【図3】図2のA部を拡大した斜視図である。
【図4】図3のB−B線による断面図である。
【図5】図3のC−C線による断面図である。
【図6】カウルサイドをフェンダーエプロンに組み付け
る状態を示す斜視図である。
る状態を示す斜視図である。
【図7】図6の要部を拡大した斜視図である。
【図8】接合部に舌片を設けたフェンダーエプロンの斜
視図である。
視図である。
【図9】図8のD−D線による断面図である。
【図10】接合部に三角形状のビードを設けたフェンダ
ーエプロンの斜視図である。
ーエプロンの斜視図である。
【図11】従来のカウルサイドの組付構造を採用した自
動車の斜視図である。
動車の斜視図である。
【図12】図11の要部を拡大した斜視図である。
【図13】図12のE−E線による断面図である。
【図14】カウルサイドの誤組付があった場合における
フェンダーエプロンの変形状態を示す概念図である。
フェンダーエプロンの変形状態を示す概念図である。
【図15】従来の誤組付防止策であるストッパー治具と
フェンダーエプロンを示す断面図である。
フェンダーエプロンを示す断面図である。
1 自動車 2 エンジンルーム 5 フェンダーエプロン 5a 接合部 6 カウルサイド 6a 前端部 6b 前端縁 8,15 上壁面 10,17 傾斜面 12 縦壁面 13 ストラットタワー 19 下壁面 20 合わせ部 22,24,36 ビード 22a,24a 前端縁 27 間隙 30 カウルトップ 33 舌片 35 側面
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車の車体を構成する複数の車体パネ
ルのうち、隣接して重ね合わされる2枚の車体パネルの
端部にそれぞれ接合部を設け、一方の車体パネルの接合
部表面側に、他方の車体パネルの接合部を重ね合わせて
接合した車体パネルの組付構造において、上記一方の車
体パネルの接合部の先端裏面側に、その高さ寸法が上記
他方の車体パネルの板厚よりも大きい突起を設けたこと
を特徴とする車体の組付構造。 - 【請求項2】 上記一方の車体パネルの突起が、上記接
合部の先端をその裏面側に向けて凹ませて形成したビー
ドであることを特徴とする請求項1に記載の車体の組付
構造。 - 【請求項3】 上記一方の車体パネルの突起が、上記接
合部の先端に設けた延出部を裏面側に向けて折り曲げた
舌片であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
体の組付構造。 - 【請求項4】 上記一方の車体パネルがフェンダーエプ
ロンパネルであり、上記他方の車体パネルがカウルサイ
ドパネルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の車体の組付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009600A JP2001199365A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 車体パネルの組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009600A JP2001199365A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 車体パネルの組付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001199365A true JP2001199365A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18537729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000009600A Pending JP2001199365A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 車体パネルの組付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001199365A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037269A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 車体パネル接合部構造 |
| JP2016068631A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両前部構造 |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000009600A patent/JP2001199365A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037269A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 車体パネル接合部構造 |
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