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JP2001194067A - マイクロ波乾燥装置の運転方法 - Google Patents

マイクロ波乾燥装置の運転方法

Info

Publication number
JP2001194067A
JP2001194067A JP2000003100A JP2000003100A JP2001194067A JP 2001194067 A JP2001194067 A JP 2001194067A JP 2000003100 A JP2000003100 A JP 2000003100A JP 2000003100 A JP2000003100 A JP 2000003100A JP 2001194067 A JP2001194067 A JP 2001194067A
Authority
JP
Japan
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microwave
drying
dried
transmitter
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000003100A
Other languages
English (en)
Inventor
Takami Miyasaka
隆美 宮坂
Kenichi Numazawa
建一 沼澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyoda Manufacturing Corp
Original Assignee
Chiyoda Manufacturing Corp
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Publication date
Application filed by Chiyoda Manufacturing Corp filed Critical Chiyoda Manufacturing Corp
Priority to JP2000003100A priority Critical patent/JP2001194067A/ja
Publication of JP2001194067A publication Critical patent/JP2001194067A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギーを図ることができ、且つ乾燥対
象物に焦目が付かないように乾燥状態を制御し得るマイ
クロ波乾燥装置の運転方法を提供する。 【解決手段】 真空ポンプ50及び加熱ヒータ12によ
って減圧下で加熱されている乾燥槽10内に載置された
乾燥対象物に、マイクロ波発信器16、16・・からマ
イクロ波を照射して脱水処理を施すマイクロ波乾燥装置
を運転する際に、該真空ポンプ50の排気管52から排
出される排気中の湿度を湿度センサ54によって測定
し、排気中の湿度が低下したとき、マイクロ波発信器1
6、16・・のマイクロ波の照射出力を次第に低下する
ように、マイクロ波発信器16、16・・を制御するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波乾燥装置
の運転方法に関し、更に詳細には減圧手段及び加熱手段
によって減圧下で加熱されている乾燥槽内に載置された
乾燥対象物に、マイクロ波発信器からマイクロ波を照射
して脱水処理を施すマイクロ波乾燥装置の運転方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】乾燥装置として、マイクロ波(波長;1
〜100cm、周波数;300MHz〜30GHz)を
使用したマイクロ波乾燥装置が研究されている。かかる
マイクロ波乾燥装置の一例を図5に示す。図5に示すマ
イクロ波乾燥装置には、乾燥槽100内を減圧状態とす
る減圧手段としての真空ポンプ200と、乾燥槽100
内を加熱する加熱手段としての加熱ヒータ102及び加
熱ジャケット104と、真空ポンプ200及び加熱ヒー
タ102等によって加熱されている乾燥槽100内に載
置された乾燥対象物にマイクロ波を照射して脱水処理を
施す複数個のマイクロ波発信器106、106・・と、
加熱ヒータ102等によって加熱された乾燥槽100内
の温度及びマイクロ波の分布を一様とするスターラ10
8とが設けられている。
【0003】この乾燥槽100内に挿入された積層体1
10は、乾燥対象物が載置された複数枚のプレート11
2、112・・が上下方向に所定の間隔を介して段状に
積層されて形成されており、積層体110の各面からマ
イクロ波が照射されるように、複数個のマイクロ波発信
器106、106・・が積層体110を挟んで設けられ
ている。この様に、マイクロ波発信器106、106・
・が設けられた乾燥槽100は、途中に減圧弁122が
設けられた減圧配管120によって真空ポンプ200と
連結されており、真空ポンプ200を駆動し減圧弁12
2を開とすることによって、乾燥槽100を減圧状態と
することができる。この乾燥槽100を所望の減圧状態
とするには、減圧弁122と真空ポンプ200との間に
接続された調圧配管124に設けられた自動調整弁12
6によって調整できる。かかる自動調整弁126が故障
した場合等には、調整手動弁128及びストップ弁13
0によって手動で乾燥槽100内の減圧状態を調整する
ことも可能である。また、乾燥槽100は、減圧状態の
乾燥槽100の内圧を大気圧に復圧する復圧配管160
とも接続されている。この復圧配管160には、復圧弁
162が設けられており、真空ポンプ200を駆動して
乾燥槽100を減圧状態とする場合には閉じられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すマイクロ波
乾燥装置においては、乾燥対象物を載置したプレート1
12、112・・を上下方向に所定の間隔を介して段状
に積層した積層体110を、加熱ヒータ102等によっ
て所定温度に加熱された乾燥槽100内に挿入し、復圧
弁162を閉じて真空ポンプ200を駆動すると共に、
減圧弁122を開とする。その後、減圧下で加熱されて
いる乾燥槽100内に載置された積層体110の乾燥対
象物に対し、マイクロ波発信器106、106・・から
マイクロ波を照射して脱水処理を施す。かかるマイクロ
波の照射が開始された乾燥槽100の減圧度の経時変化
を図6に示す。図6に示す乾燥槽100の減圧度の経時
変化から明らかなように、マイクロ波の照射初期には、
マイクロ波による乾燥対象物の加熱が不充分のため、乾
燥対象物からの水分の蒸発量が少なく減圧度が高まる。
次いで、マイクロ波による乾燥対象物の加熱が進行する
と、乾燥対象物からの水分の蒸発量が多くなり減圧度は
一定値で横這いとなる。その後、乾燥対象物の乾燥が進
み、水分の蒸発量が少なくなると、再度減圧度は高くな
る。
【0005】ところで、図5に示すマイクロ波乾燥装置
を用いた脱水処理の際に、乾燥対象物の温度変化、真空
ポンプ200の排気管202に設けられた湿度センサ
(図示せず)によって測定された排気中の湿度変化、及
びマイクロ波発信器106からのマイクロ波の出力変化
を図7に示す。図7において、曲線Aはマイクロ波発信
器106からのマイクロ波の出力変化、曲線Bは乾燥対
象物の温度変化を示す曲線、及び曲線Cは真空ポンプ2
00から排気される排気中の湿度変化を示す曲線を各々
示す。従来、マイクロ波発信器106からは、図7に示
す曲線Aの如く、マイクロ波を最大の照射出力で照射し
ている。かかるマイクロ波の照射によって、乾燥対象物
の乾燥が進み、水分の蒸発量が少なくなると、乾燥対象
物に照射されたマイクロ波のエネルギーは、水分の蒸発
等によって充分に消費されず、その一部は、図7の曲線
Bに示す如く、乾燥対象物の温度上昇に使用されるもの
の、過剰のエネルギーはスパークを発生させて消費され
る。このため、図6に示す矢印の近傍でスパークが発生
したとき、乾燥対象物の乾燥が為されたと判断し、図7
に示す如く、マイクロ波発信器106、106・・から
のマイクロ波の照射を停止する。この様に、スパークが
発生するまで、マイクロ波発信器106、106・・の
最大照射出力でマイクロ波を乾燥対象物に照射している
と、過乾燥となって乾燥対象物に焦目がつく場合もあ
り、エネルギー的にも損失である。そこで、本発明の課
題は、省エネルギーを図ることができ、且つ乾燥対象物
に焦目が付かないように乾燥状態を制御し得るマイクロ
波乾燥装置の運転方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく検討を重ねたところ、乾燥対象物の乾燥が
進行して乾燥対象物からの水分の蒸発量が低下すると、
図7に示す様に、真空ポンプ200の排気管から排出さ
れる排気中の湿度が低下することを見出し、本発明に到
達した。すなわち、本発明は、減圧手段及び加熱手段に
よって減圧下で加熱されている乾燥槽内に載置された乾
燥対象物に、マイクロ波発信器からマイクロ波を照射し
て脱水処理を施すマイクロ波乾燥装置を運転するに際
し、該減圧手段から排出される排気中の湿度を測定し、
前記排気中の湿度が低下したとき、前記マイクロ波発信
器のマイクロ波の照射出力を次第に低下するように、前
記マイクロ波発信器を制御することを特徴とするマイク
ロ波乾燥装置の運転方法にある。
【0007】また、本発明は、減圧手段及び加熱手段に
よって減圧下で加熱されている乾燥槽内に載置された乾
燥対象物に、マイクロ波発信器からマイクロ波を照射し
て脱水処理を施すマイクロ波乾燥装置を運転するに際
し、該乾燥槽と減圧手段との間に、前記乾燥槽から排出
された排気を冷却して排気中の水分を凝縮する冷却器と
前記冷却器によって凝縮された凝縮水を貯留する貯留タ
ンクとを設け、前記貯留タンクに貯留された凝縮水量が
所定量に到達したとき、前記マイクロ波発信器のマイク
ロ波の照射出力を次第に低下するように、前記マイクロ
波発信器を制御することを特徴とするマイクロ波乾燥装
置の運転方法でもある。
【0008】本発明に係るマイクロ波乾燥装置によれ
ば、減圧手段の排気中の湿度又は乾燥槽から排出された
水分量を計測することによって乾燥対象物の乾燥状態を
類推できる。このため、スパークが発生するまで最大照
射出力でマイクロ波を照射することなく、乾燥対象物の
乾燥が進行して水分の蒸発量が低下したとき、すなわち
減圧手段の排気中の湿度が低下したとき、或いは乾燥槽
から排出された水分量の合計が所定量に到達したとき、
マイクロ波の照射量を徐々に低下するようにマイクロ波
発信器を制御でき、省エネルギーを図ることができる。
この様に、マイクロ波発信器からのマイクロ波の照射量
を制御することによって、乾燥対象物の過乾燥に因る焦
目の発生も防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るマイクロ波乾燥装置
の一例を図1に示す。図1に示すマイクロ波乾燥装置に
は、乾燥槽10内を減圧状態とする減圧手段としての真
空ポンプ50と、乾燥槽10内を加熱する加熱手段とし
ての加熱ヒータ12及び加熱ジャケット14と、真空ポ
ンプ50及び加熱ヒータ12等によって減圧下で加熱さ
れている乾燥槽10内に挿入された乾燥対象物にマイク
ロ波を照射して脱水処理を施す複数個のマイクロ波発信
器16、16・・と、加熱ヒータ12等によって加熱さ
れた乾燥槽10内の温度及びマイクロ波の分布を一様と
するスターラ18とが設けられている。この乾燥槽10
内に挿入された積層体20は、乾燥対象物が載置された
複数枚のプレート22、22・・が上下方向に所定の間
隔を介して段状に積層されて形成されており、積層体2
0の両側からマイクロ波が照射されるように、複数個の
マイクロ波発信器16、16・・が積層体20を挟んで
設けられている。
【0010】この様に、マイクロ波発信器16、16・
・が設けられた乾燥槽10は、途中に減圧弁24が設け
られた減圧配管26によって真空ポンプ50と連結され
ており、真空ポンプ50を駆動し減圧弁24を開とする
ことによって、乾燥槽10を減圧状態とすることができ
る。この乾燥槽10を所望の減圧状態とするには、減圧
弁24と真空ポンプ50との間に接続された調圧配管2
8に設けられた自動調整弁30によって調整できる。ま
た、乾燥槽10は、減圧状態の乾燥槽10の内圧を大気
圧に復圧する復圧配管36とも接続されている。この復
圧配管36には、復圧弁38が設けられており、真空ポ
ンプ50を駆動して乾燥槽10を減圧状態とする場合に
は閉じられている。尚、自動弁30に代えて、調整手動
弁32及びストップ弁34によって手動でも乾燥層10
内の減圧状態を調整することも可能である。
【0011】図1に示すマイクロ波乾燥装置では、真空
ポンプ50の排気管52に、湿度センサ54が設けられ
ており、湿度センサ54は制御部60に連結されてい
る。この制御部60は、マイクロ波発信器16、16・
・及び加熱ヒータ12等に連結されており、湿度センサ
54からの信号に基づいてマイクロ波発信器16、16
・・のマイクロ波の照射出力等を制御する。かかる湿度
センサ54としては、公知のものを使用でき、例えば電
気抵抗式湿度センサを用いることができる。
【0012】図1に示すマイクロ波乾燥装置によれば、
乾燥対象物を載置したプレート22、22・・を上下方
向に所定の間隔を介して段状に積層した積層体20を、
加熱ヒータ12等によって所定温度に加熱した乾燥槽1
0内に挿入し、復圧弁38を閉じて真空ポンプ50を駆
動すると共に、減圧弁24を開とする。その後、減圧下
で加熱されている乾燥槽10内に載置された積層体20
の乾燥対象物に対し、マイクロ波発信器16、16・・
からマイクロ波を照射して脱水処理を施す。かかる脱水
処理の際に、乾燥対象物の温度変化、真空ポンプ50の
排気管52に設けられた湿度センサ54によって測定さ
れた排気中の湿度変化、及びマイクロ波発信器16から
のマイクロ波の出力変化を図2に示す。図2において、
曲線Aはマイクロ波発信器16からのマイクロ波の出力
変化、曲線Bは乾燥対象物の温度変化を示す曲線、及び
曲線Cは真空ポンプ50から排気される排気中の湿度変
化を示す曲線を各々示す。図2に示す曲線Aから明らか
な様に、マイクロ波発信器16からは、乾燥当初には最
大出力でマイクロ波が照射されている。一方、乾燥対象
物の温度は、曲折Bの様に、当初、一時的に乾燥槽10
内の減圧に因る水の沸点低下によって低下するが、マイ
クロ波の照射によって乾燥槽10内の減圧度に対応した
温度に昇温される。このため、乾燥対象物からは定常的
に水分が蒸発し、真空ポンプ50の排気管52から排気
される排気中の湿度は、曲線Cに示す様に、略一定値を
示す。
【0013】しかし、乾燥対象物の乾燥が進行し、マイ
クロ波によって加熱蒸発される水分量が減少すると、図
2に示す曲線Cの様に、真空ポンプ50の排気管52か
ら排気される排気中の湿度が低下し始める。ここで、図
7のマイクロ波の出力変化を示す曲線A如く、マイクロ
波の照射出力を一定に保持していると、図7の乾燥対象
物の温度変化を示す曲線Bの如く、乾燥対象物の温度が
上昇して焦目が発生し易くなる。このため、真空ポンプ
50の排気管52に設けられた湿度センサ54から、排
気中の湿度が低下し始めた信号が発せられたとき、制御
部60からは、図2に示す曲線Aの様に、マイクロ波発
信器16、16・・に対し、マイクロ波の照射出力を、
所定時間Tの経過後にマイクロ波の照射を停止するよう
に徐々に低下させる信号を発する。かかるマイクロ波発
信器16の最大照射出力によるマイクロ波の照射を徐々
に低下させる信号を発した時点からマイクロ波を停止す
るまでの時間Tにおいて、マイクロ波の照射出力の低下
割合及び時間Tの長さ等は、乾燥対象物によって異なる
ため、予め実験等によって決めておくことが好ましい。
【0014】通常、マイクロ波乾燥装置では、真空ポン
プ50の排気管52から排気される排気中の湿度が低下
し始める時期は、乾燥対象物の乾燥が進行してスパーク
が発生する時期よりも早い。このため、図1に示すマイ
クロ波乾燥装置では、真空ポンプ50からの排気中の湿
度が低下し始めたとき、マイクロ波発信器16、16・
・の照射出力を徐々に低下するため、マイクロ波発信器
16、16・・からの過剰なマイクロ波の照射出力を抑
制でき、省エネルギーを図ることができる。また、過剰
なマイクロ波の照射出力を抑制して乾燥対象物の過乾燥
を防止できるため、乾燥対象物の過乾燥に因る焦目の発
生を防止できる。
【0015】図1に示す様に、真空ポンプ50の排気管
52の湿度を検出してマイクロ波発信器16の照射出力
を制御する場合、排気管52内の湿度のバラツキが大き
いときは、安定した出力制御を行うべく、湿度バラツキ
を考慮して湿度センサ54の感度等を調整することが必
要である。この点、図3に示すマイクロ波乾燥装置の様
に、減圧配管26の途中に、乾燥槽10から排出された
排気を冷却して排気中の水分を凝縮する冷却器70と冷
却器70によって凝縮された凝縮水を貯留する貯留タン
ク72とを設け、貯留タンク72に設けられた検出セン
サ74によって、貯留タンク72に貯留された凝縮水量
を検出することによって、真空ポンプ50の排気管52
内での湿度バラツキを吸収して平均化することができ、
安定した出力制御を行うことができる。
【0016】貯留タンク72に設けられた検出センサ7
4としては、公知の水量測定センサを用いることがで
き、例えば、水圧を測定して水量を測定する検出センサ
を用いることができる。この検出センサ74が連結され
ている制御部60には、マイクロ波発信器16、16・
・及び加熱ヒータ12等に連結されており、検出センサ
74からの信号に基づいてマイクロ波発信器16、16
・・のマイクロ波の照射出力等を制御する。また、冷却
器70と貯留タンク72との間には、バルブ76が設け
られており、マイクロ波乾燥装置を運転した状態で貯留
タンク72に貯留された凝縮水をバルブ76を開けて抜
き出す場合等には、冷却器70と貯留タンク72とを切
り離すことができる。更に、冷却器70には冷却水が通
水されており、冷却水の水温は、減圧下で乾燥槽10か
ら排出された排気中の水分が凝縮し得る温度以下とする
ことが必要である。
【0017】図3に示すマイクロ波乾燥装置によれば、
減圧下で加熱された乾燥槽10に挿入された積層体20
の乾燥対象物に対してマイクロ波発信器16、16・・
からマイクロ波を照射する脱水処理の際に、乾燥対象物
の温度変化、貯留タンク72の検出センサ74によって
検出された凝縮水量変化、及びマイクロ波発信器16か
らのマイクロ波の出力変化を図4に示す。図4に示す曲
線Aから明らかな様に、マイクロ波発信器16からは、
乾燥当初には最大出力でマイクロ波が照射されている。
一方、乾燥対象物の温度は、曲折Bの様に、当初、一時
的に乾燥槽10内の減圧に因る水の沸点低下によって低
下するが、マイクロ波の照射によって乾燥対象物が略直
線状に昇温される。このため、乾燥対象物からは定常的
に水分が蒸発し、冷却器70によって冷却されて凝縮し
て貯留タンク72に貯留した凝縮水量は、曲線Wに示す
様に、略直線的に上昇する。
【0018】かかる凝縮水量からは、乾燥対象物の乾燥
前の含水量を測定しておくことによって、乾燥対象物の
乾燥程度を知ることができる。このため、乾燥対象物か
ら所定量の水分が蒸発したとき、例えば乾燥前の含水量
の約80%程が蒸発したとき、検出センサ74からの信
号に基づいて制御部60からは、図4に示す曲線Aの様
に、マイクロ波発信器16、16・・に対し、マイクロ
波の照射出力を、所定時間Tの経過後にマイクロ波の照
射を停止するように徐々に低下させる信号を発する。か
かるマイクロ波発信器16の最大照射出力によるマイク
ロ波の照射を徐々に低下させる信号を発した時点からマ
イクロ波を停止するまでの時間Tにおいて、マイクロ波
の照射出力の低下割合及び時間Tの長さ等については、
乾燥対象物によって異なるため、予め実験等によって決
めておくことが好ましい。
【0019】図3に示すマイクロ波乾燥装置によれば、
乾燥槽10から排出される排気中の水蒸気のバラツキが
あっても、貯留タンク72に貯留された凝縮水量として
平均化でき、且つ凝縮水量から乾燥対象物の乾燥程度を
知ることができる。このため、予め凝縮水量と乾燥対象
物の乾燥程度とを実験的に求めておくことによって、乾
燥対象物の乾燥が進行してスパークが発生するよりも早
い時期に、マイクロ波発信器16、16・・のマイクロ
波の照射出力を徐々に低下することによって、マイクロ
波発信器16、16・・からの過剰なマイクロ波の照射
出力を抑制でき、省エネルギーを図ることができる。ま
た、過剰なマイクロ波の照射出力を抑制して乾燥対象物
の過乾燥を防止できるため、乾燥対象物の過乾燥に因る
焦目の発生を防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロ波乾燥装置の
運転に際し、最もエネルギー消費量の大きいマイクロ波
発信器の省エネルギーを図ることができ、マイクロ波乾
燥装置の省エネルギー運転を図ることができる。また、
マイクロ波発信器の最大照射出力でのマイクロ波の照射
を必要最小限とすることができ、乾燥対象物の過乾燥に
因る焦目の発生を防止でき、均斉な乾燥品を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波乾燥装置の一例を説明
するフローシートである。
【図2】図1に示すマイクロ波乾燥装置の運転におけ
る、乾燥対象物の温度変化、排気中の湿度変化、及びマ
イクロ波発信器からのマイクロ波の出力変化の各々を説
明するグラフである。
【図3】本発明に係るマイクロ波乾燥装置の他の例を説
明するフローシートである。
【図4】図3に示すマイクロ波乾燥装置の運転におけ
る、乾燥対象物の温度変化、凝縮水量の変化、及びマイ
クロ波発信器からのマイクロ波の出力変化の各々を説明
するグラフである。
【図5】従来のマイクロ波乾燥装置を説明するフローシ
ートである。
【図6】図5に示す乾燥槽内の圧力変化を示すグラフで
ある。
【図7】従来のマイクロ波乾燥装置の運転における、乾
燥対象物の温度変化、凝縮水量の変化、及びマイクロ波
発信器からのマイクロ波の出力変化の各々を説明するグ
ラフである。
【符号の説明】
10 乾燥槽 12 加熱ヒータ 16 マイクロ波発信器 20 積層体 22 プレート 24 減圧弁 26 減圧配管 28 調圧配管 50 真空ポンプ 52 排気管 54 湿度センサ 70 冷却器 72 貯留タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F26B 3/353 F26B 3/353 11/22 11/22 Fターム(参考) 3K086 AA08 BA02 CA20 CC02 CD27 CD28 3K090 AA01 AA02 AB20 BB03 NA06 PA01 PA04 3L113 AA03 AB05 AB07 AC07 AC08 AC15 AC16 AC21 AC24 AC46 AC52 AC58 AC63 AC67 AC69 AC76 AC79 AC90 BA01 CA06 CA09 CB04 CB05 CB13 CB16 CB24 CB29 CB34 DA02 DA11 DA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧手段及び加熱手段によって減圧下で
    加熱されている乾燥槽内に載置された乾燥対象物に、マ
    イクロ波発信器からマイクロ波を照射して脱水処理を施
    すマイクロ波乾燥装置を運転するに際し、 該減圧手段から排出される排気中の湿度を測定し、前記
    排気中の湿度が低下したとき、前記マイクロ波発信器の
    マイクロ波の照射出力を次第に低下するように、前記マ
    イクロ波発信器を制御することを特徴とするマイクロ波
    乾燥装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 減圧手段及び加熱手段によって減圧下で
    加熱されている乾燥槽内に載置された乾燥対象物に、マ
    イクロ波発信器からマイクロ波を照射して脱水処理を施
    すマイクロ波乾燥装置を運転するに際し、 該乾燥槽と減圧手段との間に、前記乾燥槽から排出され
    た排気を冷却して排気中の水分を凝縮する冷却器と前記
    冷却器によって凝縮された凝縮水を貯留する貯留タンク
    とを設け、 前記貯留タンクに貯留された凝縮水量が所定量に到達し
    たとき、前記マイクロ波発信器からのマイクロ波の照射
    出力を次第に低下するように、前記マイクロ波発信器を
    制御することを特徴とするマイクロ波乾燥装置の運転方
    法。
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