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JP2001193188A - 建物の施工方法、木質系ボードの製造方法及びそれを用いた建物 - Google Patents

建物の施工方法、木質系ボードの製造方法及びそれを用いた建物

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Publication number
JP2001193188A
JP2001193188A JP2000285166A JP2000285166A JP2001193188A JP 2001193188 A JP2001193188 A JP 2001193188A JP 2000285166 A JP2000285166 A JP 2000285166A JP 2000285166 A JP2000285166 A JP 2000285166A JP 2001193188 A JP2001193188 A JP 2001193188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
floor
aqueous solution
formaldehyde
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000285166A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Morita
英文 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000285166A priority Critical patent/JP2001193188A/ja
Publication of JP2001193188A publication Critical patent/JP2001193188A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅等の建物内部の有害な揮発性物質を低減
することができるようにする。 【解決手段】 建物の床面の下地を構成する床下地材8
の表面に、建築内装材から発生する有害な揮発性物質と
反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液または水分散液
を塗布し、その後に、床下地材8の上部に床仕上材9を
設置することようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建物内
部の有害な揮発性物質を低減する建物の施工方法、木質
系ボードの製造方法及びそれを用いた建物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、建物内部における空気中の化学物
質汚染による居住者の健康への影響が問題となってい
る。これは、内装材や家具等から発生する揮発性物質を
居住者が呼吸によって体内に吸引することが原因である
といわれている。この際、特に大きな問題となるのはホ
ルムアルデヒドであり、新築あるいは改築・改装直後の
建物や、アパート、マンション等において発生量が非常
に多く、発生量が減るまで非常に長い時間がかかるとい
われている。
【0003】建物の構成材料のうち、床を構成する合板
類やパーティクルボードは、内装材のうちでもホルムア
ルデヒド等有害物質の発生量が特に多いといわれてい
る。
【0004】このホルムアルデヒドによる空気汚染に対
して、一般に室内に直接面する内装材料のホルムアルデ
ヒド含有量を減らす試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内に
直接面する内装材料のホルムアルデヒド含有量を減らす
手段では、全ての内装材料にホルムアルデヒドが低減さ
れたものを用いる必要が有り、コストが高くなる等、本
質的な改善には至らない場合が多かった。
【0006】住宅の構成材料のうち、床面などを構成す
るパーティクルボード等の木質系ボードは、その組成上
ホルムアルデヒドの放出を本質的に抑制することは一般
に困難であり、また、水を吸収しやすいので、含水率の
変化によりボードの反りが生じ易い。
【0007】特開平10−603号公報には、亜硫酸ソ
ーダ水溶液を加熱圧縮直後の木質ボードに散布してボー
ドの中和を行いながら含水率を調整する方法が開示され
ているが、この方法では、反りの防止と、加熱で生成す
る酸の中和には有効ではあるが、ホルムアルデヒドの放
出を本質的に抑制することはできない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、住宅等の建物内部の有害な揮発性物質を低減す
ることのできる建物の施工方法、木質系ボード及びそれ
を用いた建物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、建物の施工方法に
おいて、建物の床面の下地を構成する床下地材の表面
に、建築内装材から発生する有害な揮発性物質と反応し
てこれを捕捉する捕促剤の水溶液または水分散液を塗布
し、その後に、床下地材の上部に床仕上材を設置するこ
とを特徴としている。
【0010】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記建物の床面の下地を構成する床下地材
の表面に、建築内装材から発生する有害な揮発性物質と
反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液または水分散液
を塗布し、その後に、床下地材の上部に床仕上材を設置
することにより、有効に有害な揮発性物質を捕捉するこ
とができる。また、有害な揮発性物質と反応してこれを
捕捉する捕促剤を効果的に使用することによって、各種
床材からの有害な揮発性物質の放出を抑制し、結果とし
て室内の有害物質の濃度を低下させ、より健康的な空気
環境を実現できるようになる。しかも、捕促剤の水溶液
または水分散液を塗布した後は、捕促剤が水と共に床下
地材の内部に浸透して効果を発揮するので、捕促剤自体
が捕捉能力をなくすまで効果を持続させることができ
る。
【0011】請求項2に記載された発明では、請求項1
記載の建物の施工方法において、前記捕促剤の水溶液あ
るいは水分散液を、建物の床下地材取付後で建物の床仕
上材を設置する直前に、施工現場にて塗布することを特
徴としている。
【0012】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、前記捕促剤の水溶液あるいは水分散液を、
建物の床下地材取付後で床仕上材を設置する直前に、施
工現場にて塗布することにより、あらゆる建物の施工に
適用することができる。
【0013】請求項3に記載された発明では、請求項1
記載の建物の施工方法において、前記捕促剤の水溶液あ
るいは水分散液を、ユニット建物を構成する建物ユニッ
トを工場で組立てている段階で床下地材に塗布し、この
建物ユニットを施工現場で組立てることを特徴としてい
る。
【0014】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、前記捕促剤の水溶液あるいは水分散液を、
ユニット建物を構成する建物ユニットを工場で組立てて
いる段階で床下地材に塗布することにより、効率的に捕
促剤の塗布および建物ユニットの組立てを行うことがで
きる。
【0015】請求項4に記載された発明では、建物の施
工方法において、建築内装材から発生する有害な揮発性
物質と反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液を用いて
糊を希釈し、該糊を用いて建物の壁面または天井面の少
なくとも一方に壁紙を貼付けることを特徴としている。
【0016】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、前記建築内装材から発生する有害な揮発性
物質と反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液を用いて
糊を希釈し、該糊を用いて建物の壁面または天井面の少
なくとも一方に壁紙を貼付けるようにすることにより、
有効に有害な揮発性物質を捕捉することができる。有害
な揮発性物質と反応してこれを捕捉する捕促剤を効果的
に使用することによって、有害な揮発性物質の壁・天井
からの放出を抑制し、または、室内からの放出成分を吸
収して、室内の有害物質の濃度を低下させ、より健康的
な空気環境を実現できる。しかも、捕促剤の水溶液また
は水分散液を塗布した後は、捕促剤が水と共に天井材や
内壁材の内部に浸透して効果を発揮するので、捕促剤自
体が捕捉能力をなくすまで効果を持続させることができ
る。
【0017】なお、糊と捕促剤とを一緒に水に希釈また
は分散させるようにしても良い。
【0018】請求項5に記載された発明では、木質系ボ
ードの製造方法において、ホルムアルデヒド縮合で硬化
させたフェノール樹脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂と木
質繊維とからなる木質系ボードを製造する際に、加熱圧
縮直後のボードに、ホルムアルデヒドと反応してこれを
捕捉する捕促剤の水溶液又は水分散液を付与することを
特徴としている。
【0019】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、前記ホルムアルデヒド縮合で硬化させたフ
ェノール樹脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂と木質繊維と
からなる木質系ボードを製造する際に、加熱圧縮直後の
ボードに、ホルムアルデヒドと反応してこれを捕捉する
捕促剤の水溶液又は水分散液を塗布又は散布等により付
与することにより、ボードの含水率が調整されるととも
にボードからのホルムアルデヒドの放出が抑制される。
これにより、ボードの反り・形状変化を防止でき、ま
た、ボードからの有害な揮発性物質であるホルムアルデ
ヒドの放出の抑制された木質系ボードを得ることができ
る。
【0020】しかも、この捕促剤の水溶液または水分散
液を付与した後は、捕促剤が水と共に木質系ボードの内
部に浸透しているので、周囲に放出されたホルムアルデ
ヒドを吸収することもでき、この放出抑制効果、吸収効
果は捕促剤自体が捕捉能力をなくすまで効果を持続させ
ることができる。
【0021】請求項6に記載された発明では、請求項5
により得られた木質系ボードを用いた建物を特徴として
いる。
【0022】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、請求項5により得られた木質系ボードを用
いた住宅等の建物であることから、ホルムアルデヒド縮
合で硬化させたフェノール樹脂、メラミン樹脂又は尿素
樹脂と木質繊維とからなる木質系ボードを用いた建物で
あっても、その木質系ボードは、有害な揮発性物質であ
るホルムアルデヒドの放出が抑制されているので、有害
な揮発性物質であるホルムアルデヒドの放出の抑制され
た建物を得ることができる。
【0023】また、これにより、ホルムアルデヒドと反
応してこれを捕捉する捕促剤を効果的に使用することに
よって、有害な揮発性物質であるホルムアルデヒドの木
質系ボードからの放出を抑制し、または、室内の他の箇
所から放出されたホルムアルデヒドをこの木質系ボード
により吸収して、室内の有害物質の濃度を低下させ、よ
り健康的な空気環境を備えた建物を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0025】図1〜図3は、この発明の実施の形態1を
示すものであり、箱状の建物ユニットを組立ててユニッ
ト建物を構築するユニット工法に適用した場合を示して
いる。
【0026】図1中、符号1はユニット建物などの建物
を構成する建物ユニットであり、この建物ユニットは、
4本のユニット柱2などの構造材と、ユニット柱2の下
端間を連結する4本の床梁3などの構造材と、ユニット
柱2の下端間を連結する4本の天井梁4などの構造材と
で箱枠状に構成されている。
【0027】そして、図2に示すように、対向する床梁
3,3間には複数本の床小梁5が架設され、床小梁5,
5間には床遮音材6が介装されると共に、床小梁5,5
の上部間には複数本の床根太7が架設される。そして、
床根太7の上部には床下地材8が設置され、床下地材8
の上部、即ち、床面にはフローリングや畳などの床仕上
材9が設置される。
【0028】また、対向する天井梁4,4間には複数本
の天井根太10が架設され、天井根太10の下部には石
膏ボードなどの天井材11が設置される。そして、この
天井材11の下面、即ち、天井面には壁紙12が貼付け
られる。なお、天井材11の上面には、石膏ボード1
3、天井制振材14、グラスウール15などが設置され
る。
【0029】更に、図3に示すように、上下に対向する
床梁3と天井梁4との間には、多数のスタッド20が架
設され、スタッド20,20間にはグラスウールなどの
断熱材21が介装され、スタッド20の内側には木レン
ガ22を介して木桟23が延設され、木桟23に強化石
膏ボードなどの内壁材24が設置される。そして、この
内壁材24の内面、即ち、壁面に壁紙25が貼付けられ
る。なお、スタッド20の外側には架橋発泡ポリエチレ
ンテープ26、鉄製フレーム27を介して外壁パネル2
8が取付けられ、外壁パネル28,28間の継目にはガ
スケット29が取付けられる。
【0030】そして、この実施の形態1では、建物の床
面の下地を構成する床下地材8の表面に、建築内装材か
ら発生する有害な揮発性物質と反応してこれを捕捉する
捕促剤の水溶液または水分散液を塗布し、その後に、床
下地材8の上部に床仕上材9を設置するようにする。
【0031】この際、前記捕促剤の水溶液あるいは水分
散液(捕促剤液)を、ユニット建物を構成する建物ユニ
ット1を工場で組立てている段階で床下地材8に塗布
し、この建物ユニット1を施工現場で組立てるようにす
る。
【0032】ここで、床下地材8とは、一般に床を支持
する板状材料として用いられる合板、パーチクルボー
ド、OSB等を指し、これらが木質の板材料ならば必ず
有効である。
【0033】床面とは、床の上面を意味し、設置された
床下地材8の室内に面した面を指す。
【0034】建築内装材から発生する有害な揮発物質と
反応してこれを捕捉する捕促剤としては、例えば、ホル
ムアルデヒドに対しては尿素系化合物、特定のアミド化
合物等があげられる。
【0035】捕促剤液(捕促剤の水溶液あるいは水分散
液)を塗布する量は、例えば、捕促剤液FC一1(大鹿
振興社製)を用いる場合なら、捕促剤自体の量が20g
/平方メートル〜200g/平方メートルが適当であ
る。塗布量がこれより少ないと十分な効果を発揮でき
ず、これより多いと板材の形状安定が失われたり、フロ
ーリング材との接着性が悪くなったり、表面に水が残っ
てこれを乾燥させるまで長時間を要して施工の効率を悪
くするおそれがある。
【0036】このように、前記建物の床面の下地を構成
する床下地材8の表面に、建築内装材から発生する有害
な揮発性物質と反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液
または水分散液を塗布し、その後に、床下地材8の上部
に床仕上材9を設置することにより、有効に有害な揮発
性物質を捕捉することができる。また、有害な揮発性物
質と反応してこれを捕捉する捕促剤を効果的に使用する
ことによって、各種床材からの有害な揮発性物質の放出
を抑制し、結果として室内の有害物質の濃度を低下さ
せ、より健康的な空気環境を実現できるようになる。し
かも、捕促剤の水溶液または水分散液を塗布した後は、
捕促剤が水と共に床下地材8の内部に浸透して効果を発
揮するので、捕促剤自体が捕捉能力をなくすまで効果を
持続させることができる。
【0037】また、前記捕促剤の水溶液あるいは水分散
液を、ユニット建物を構成する建物ユニット1を工場で
組立てている段階で床下地材8に塗布することにより、
効率的に捕促剤の塗布および建物ユニット1の組立てを
行うことができる。
【0038】また、捕促剤液の塗布は、工場での建物ユ
ニット1内で足元に塗布する形で行えるため、塗布の効
率が良い。
【0039】
【変形例】実施の形態1の変形例として、前記捕促剤の
水溶液あるいは水分散液を、建物の床下地材取付後で床
仕上材9を設置する直前に、施工現場にて塗布するよう
にしても良い。
【0040】このように、前記捕促剤の水溶液あるいは
水分散液を、建物の床下地材取付後で床仕上材9を設置
する直前に、施工現場にて塗布することにより、あらゆ
る建物の施工に適用することができる。
【0041】また、捕促剤液の塗布は、施工中の屋内で
足元に塗布する形で行えるため、塗布の効率が良い。
【0042】
【実施例】以下に、この実施の形態1の実施例を詳しく
説明する。 (実施例1)鉄骨系ユニット建物の内装施工時に、フロ
ーリングを設置する前の床下地面に、パーチクルボード
やフローリングから発生するホルムアルデヒド等の捕捉
剤としてデイアムシュFC−1(大鹿振興社製)をモッ
プで60g/平方メートルの塗布量で塗布し、15分後
に下地面にフローリングあるいは畳を施工し、完工させ
た。 (実施例2)実施例1と同様な構造・材料による鉄骨系
ユニット建物の各建物ユニットの製造の最後の工程で、
フローリングを設置する前の床下地面に、パーチクルボ
ードやフローリングから発生するホルムアルデヒド等の
捕捉剤としてディアムシュFC一1(大鹿振興社製)を
モツプで60g/平方メートルの塗布量で塗布した。各
建物ユニットは塗布の3日後に施工現場において据え付
けし、必要な内装・外装施工を行って完工させた。 (比較例1)床下地面への塗布処理を行わない以外は実
施例1と同様にして建物を完工させた。 (ホルムアルデヒド濃度の測定)小型ポンプを用いて室
内空気を所定量吸引し、インピンジャー吸収管中で蒸留
水10立方センチメートル中にバブリングさせ、空気中
のホルムアルデヒドを蒸留水に吸収させた。この水中の
ホルムアルデヒド濃度をJlS A5908に準拠して
測定し、これを気中濃度に換算した。
【0043】サンプリングは完工後3日以内の午後13
時〜15時の時間帯に、前日から戸・窓を完全に閉めき
った上でその密閉状態のまま、室中央の床上120cm
の点で行った。その結果、以下の表が得られた。
【0044】
【表1】
【0045】(結果)実施例1,2は比較例1に比べ
て、新築時の有害揮発製物質の室内汚染を低減すること
ができ、より健康的な環境を実現できることが確認され
た。
【0046】
【発明の実施の形態2】この実施の形態2では、建築内
装材から発生する有害な揮発性物質と反応してこれを捕
捉する捕促剤の水溶液を用いて糊を希釈し、該糊を用い
て建物の壁面または天井面の少なくとも一方に壁紙1
2,25を貼付けるようにする。
【0047】ここで、壁紙12,25とは、軟質塩化ビ
ニルやアクリル樹脂やエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
等の材料からなるビニルクロスおよび繊維からなる壁
紙、紙から成る壁紙を指す。
【0048】壁紙12,25を貼り付ける際の糊とは、
壁紙12,25と壁・天井内壁との接着に用いるもの
で、一般にはデンプン糊・酢酸ビニル/デンプンの混合
糊が用いられる。上記の糊は施工時に水で希釈して壁紙
の接着に適した粘度に調整してから用いるが、本発明で
はこの粘度調整の際の水に有害物質の捕捉機能を持つ捕
促剤を含んだものを使用する。
【0049】建築内装材から発生する有害な揮発物質と
反応してこれを捕捉する捕促剤としては、例えば、ホル
ムアルデヒドに対しては尿素系化合物、特定のアミド化
合物等があげられる。
【0050】有害物質を捕捉する捕促剤の量は、塗布時
の糊について、5wt%〜20wt%が適当である。量
がこれより少ないと十分な捕捉効果を発揮できず、これ
より多いと糊本来の接着性を損ねたり、壁紙貼り付けの
施工性を悪くする恐れがある。
【0051】このように、建築内装材から発生する有害
な揮発性物質と反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液
を用いて糊を希釈し、該糊を用いて建物の壁面または天
井面の少なくとも一方に壁紙12,25を貼付けるよう
にすることにより、有効に有害な揮発性物質を捕捉する
ことができる。有害な揮発性物質と反応してこれを捕捉
する捕促剤を効果的に使用することによって、有害な揮
発性物質の壁・天井からの放出を抑制し、または、室内
からの放出成分を吸収して、室内の有害物質の濃度を低
下させ、より健康的な空気環境を実現できる。しかも、
捕促剤の水溶液または水分散液を塗布した後は、捕促剤
が水と共に天井材11や内壁材24の内部に浸透して効
果を発揮するので、捕促剤自体が捕捉能力をなくすまで
効果を持続させることができる。
【0052】なお、糊と捕促剤とを一緒に水に希釈また
は分散させるようにしても良い。
【0053】前記以外の部分については、前記実施の形
態1と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得
ることができる。
【0054】
【実施例】以下に、この実施の形態2の実施例を詳しく
説明する。 (実施例1)鉄骨系ユニット建物の全ての壁・天井の壁
紙施工時に、壁紙の貼り付けに用いる糊として、ルーア
マイルド(ヤヨイ化学社製)を用い、この糊を100部
に対しホルムアルデヒド等の捕捉剤であるディアムシュ
FC一1(大鹿振興社製)70重量部で希釈した。その
他の内装施工をした後完工させた。 (比較例1)壁紙施工時にルーアマイルド(ヤヨイ化学
社製)100重量部を、水道水70重量部で希釈した以
外は実施例1と同様にして建物を完工させた。 (ホルムアルデヒド濃度の測定)小型ポンプを用いて室
内空気を所定量吸引し、インピンジャー吸収管中で蒸留
水10立方センチメートル中にバブリングさせ、空気中
のホルムアルデヒドを蒸留水に吸収させた。この水中の
ホルムアルデヒド濃度をJlS A5908に準拠して
測定し、これを気中濃度に換算した。
【0055】サンプリングは完工後3日以内の午後13
時〜15時の時間帯に、前日から戸・窓を完全に閉めき
った上でその密閉状態のまま、室中央の床上120cm
の点で行った。その結果、以下の表が得られた。
【0056】
【表2】
【0057】(結果)実施例1は比較例1と比べて、捕
捉剤による処理が成された壁・天井の材料からの放出を
抑制すると同時に、他の部位に起因する放出成分も壁・
天井において吸着することができのが確認された。ま
た、新築時の有害揮発性物質の室内汚染を低減すること
ができ、より健康的な環境を実現できることが確認され
た。
【0058】
【発明の実施の形態3】この実施の形態3では、ホルム
アルデヒド縮合で硬化させたフェノール樹脂、メラミン
樹脂又は尿素樹脂と木質繊維とからなる木質系ボードを
製造する際に、加熱圧縮直後のボードに、ホルムアルデ
ヒドと反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液又は水分
散液を塗布又は散布等により付与することにより、木質
系ボードを製造する。
【0059】ここで加熱圧縮直後とは、加熱圧縮後の木
質系ボードの素板の温度が十分に保持されている状態を
示している。具体的には脱型後、好ましくは15分以
内、更に好ましくは7分以内又は木質系ボードの素板の
温度が70℃以上を維持している状態である。加熱圧縮
直後に捕捉剤の水溶液又は水分散液を塗布又は散布する
ことにより、捕捉剤の水溶液又は水分散液が木質系ボー
ドの素板の内部へ十分に吸収され、浸透される。
【0060】また、素板の脱型が可能になった後、反り
が確定する前に水を与える工程と同時にこの捕捉剤を与
えることにより、捕捉剤を与える工程と水を与える工程
とが一工程で行え、一工程省略できる。また、これによ
り反りが防止された木質系ボードは、有害な揮発成分で
あるホルムアルデヒドを放出せずにかつ周囲のホルムア
ルデヒドを捕捉することができる。
【0061】このホルムアルデヒドと反応してこれを捕
捉する捕促剤としては、例えば、尿素系化合物、特定の
アミド化合物等があげられる。
【0062】捕促剤液(捕促剤の水溶液あるいは水分散
液)を付与する量は、例えば、捕促剤液FC一1(大鹿
振興社製)を用いる場合なら、ボードの全表面積に対し
て50g/平方メートル以上が適当である。これによ
り、ボードの含水率が調整されるとともにボードからの
ホルムアルデヒドの放出が抑制される。
【0063】この付与量が少ないと十分な効果を発揮で
きない場合がある。一方、この付与量を不必要に増大さ
せると、フローリング材等との接着性が悪くなったり、
これを乾燥させるまでに長時間を要して施工の効率を悪
くするおそれがある。
【0064】また、この補足剤の水溶液又は水分散液の
付与により、ボードの含水率を5〜12%となるように
調整することにより、ボードの反りや形状変化を防止す
ることができる。
【0065】このような構成の木質系ボードを住宅など
の建物に用いることにより、ホルムアルデヒド縮合で硬
化させたフェノール樹脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂と
木質繊維とからなる木質系ボードを用いた建物であって
も、その木質系ボードは、有害な揮発性物質であるホル
ムアルデヒドの放出が抑制されているので、有害な揮発
性物質であるホルムアルデヒドの放出の抑制された建物
を得ることができる。
【0066】また、これにより、ホルムアルデヒドと反
応してこれを捕捉する捕促剤を効果的に使用することに
よって、有害な揮発性物質であるホルムアルデヒドの木
質系ボードからの放出を抑制し、または、室内の他の箇
所から放出されたホルムアルデヒドをこの木質系ボード
により吸収して、室内の有害物質の濃度を低下させ、よ
り健康的な空気環境を備えた建物を提供できる。
【0067】また、この捕促剤は、水溶液または水分散
液の形で付与(好ましくは散布)されるので、捕促剤が
水と共に木質系ボードの内部に浸透して捕促剤自体が捕
捉能力をなくすまでこのホルムアルデヒドの補足効果を
持続させることができる。
【0068】このような、木質系ボードは、例えば、ユ
ニット建物を構成する建物ユニット1を工場で組立てて
いる段階で床下地材8として利用することにより、効率
的に捕促剤を含有する木質系ボードを用いた建物ユニッ
ト1の組立てを行うことができる。
【0069】
【実施例】以下に、この実施の形態3の実施例を詳しく
説明する。 (実施例1,2及び比較例1,2)1.0〜1.5mmの
ラワン材粉と尿素樹脂接着剤を用いて、堆積時間15
分、熱圧120℃、12kgf/平方センチメートル
(1.2MPa)、60秒にて加熱圧縮してパーティクル
ボードを固化させた後、直ちに、表3記載の条件でホル
ムアルデヒド補足剤の水溶液(大鹿振興社製のデイアム
シュFC−1)又は水道水を両面に噴霧した。
【0070】
【表3】
【0071】(ホルムアルデヒド濃度の測定)JlS
A5908に準拠したデシケータ法によって、実施例及
び比較例のボードのホルムアルデヒド放出量を測定し
た。その結果、以下の表が得られた。
【0072】
【表4】
【0073】(結果)実施例1,2は比較例1,2に比
べて、ホルムアルデヒドの放出を実質的にゼロに低減さ
れた木質系ボードを製造することができることが確認さ
れ、この木質系ボードを住宅等の建物に利用すれば、よ
り健康的な環境を維持できることが理解される。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、建物の床面の下地を構成する床下地材の表
面に、建築内装材から発生する有害な揮発性物質と反応
してこれを捕捉する捕促剤の水溶液または水分散液を塗
布し、その後に、床下地材の上部に床仕上材を設置する
ことにより、有効に有害な揮発性物質を捕捉することが
できる。また、有害な揮発性物質と反応してこれを捕捉
する捕促剤を効果的に使用することによって、各種床材
からの有害な揮発性物質の放出を抑制し、結果として室
内の有害物質の濃度を低下させ、より健康的な空気環境
を実現できるようになる。しかも、捕促剤の水溶液また
は水分散液を塗布した後は、捕促剤が水と共に床下地材
の内部に浸透して効果を発揮するので、捕促剤自体が捕
捉能力をなくすまで効果を持続させることができる。
【0075】請求項2の発明によれば、捕促剤の水溶液
あるいは水分散液を、建物の床下地材取付後で床仕上材
を設置する直前に、施工現場にて塗布することにより、
あらゆる建物の施工に適用することができる。
【0076】請求項3の発明によれば、捕促剤の水溶液
あるいは水分散液を、ユニット建物を構成する建物ユニ
ットを工場で組立てている段階で床下地材に塗布するこ
とにより、効率的に捕促剤の塗布および建物ユニットの
組立てを行うことができる。
【0077】請求項4の発明によれば、建築内装材から
発生する有害な揮発性物質と反応してこれを捕捉する捕
促剤の水溶液を用いて糊を希釈し、該糊を用いて建物の
壁面または天井面の少なくとも一方に壁紙を貼付けるよ
うにすることにより、有効に有害な揮発性物質を捕捉す
ることができる。有害な揮発性物質と反応してこれを捕
捉する捕促剤を効果的に使用することによって、有害な
揮発性物質の壁・天井からの放出を抑制し、または、室
内からの放出成分を吸収して、室内の有害物質の濃度を
低下させ、より健康的な空気環境を実現できる。しか
も、捕促剤の水溶液または水分散液を塗布した後は、捕
促剤が水と共に天井材や内壁材の内部に浸透して効果を
発揮するので、捕促剤自体が捕捉能力をなくすまで効果
を持続させることができる。
【0078】請求項5の発明によれば、ホルムアルデヒ
ド縮合で硬化させたフェノール樹脂、メラミン樹脂又は
尿素樹脂と木質繊維とからなる木質系ボードを製造する
際に、加熱圧縮直後のボードに、ホルムアルデヒドと反
応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液又は水分散液を付
与することにより、ボードの含水率が調整されるととも
にボードからのホルムアルデヒドの放出が抑制される。
これにより、ボードの反り・形状変化を防止でき、ま
た、ボードからの有害な揮発性物質であるホルムアルデ
ヒドの放出の抑制された木質系ボードを得ることができ
る。
【0079】しかも、この捕促剤の水溶液または水分散
液を付与した後は、捕促剤が水と共に木質系ボードの内
部に浸透しているので、周囲にホルムアルデヒドがある
場合には、このホルムアルデヒドも吸収することがで
き、この放出抑制効果、吸収効果は捕促剤自体が捕捉能
力をなくすまで効果を持続させることができる。
【0080】請求項6の発明によれば、請求項5により
得られた木質系ボードを用いた住宅等の建物であること
から、ホルムアルデヒド縮合で硬化させたフェノール樹
脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂と木質繊維とからなる木
質系ボードを用いた建物であっても、その木質系ボード
は、有害な揮発性物質であるホルムアルデヒドの放出が
抑制されているので、有害な揮発性物質であるホルムア
ルデヒドの放出の抑制された建物を得ることができる。
【0081】また、これにより、ホルムアルデヒドと反
応してこれを捕捉する捕促剤を効果的に使用することに
よって、有害な揮発性物質であるホルムアルデヒドの木
質系ボードからの放出を抑制し、または、室内の他の箇
所から放出されたホルムアルデヒドをこの木質系ボード
により吸収して、室内の有害物質の濃度を低下させ、よ
り健康的な空気環境を備えた建物を提供できる、という
実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる建物ユニットの
斜視図である。
【図2】床および天井部分の断面図である。
【図3】壁部分の断面図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 8 床下地材 9 床仕上材 11 天井材 12 壁紙 24 内壁材 25 壁紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の床面の下地を構成する床下地材の表
    面に、建築内装材から発生する有害な揮発性物質と反応
    してこれを捕捉する捕促剤の水溶液または水分散液を塗
    布し、その後に、床下地材の上部に床仕上材を設置する
    ことを特徴とする建物の施工方法。
  2. 【請求項2】前記捕促剤の水溶液あるいは水分散液を、
    建物の床下地材取付後で床仕上材を設置する直前に、施
    工現場にて塗布することを特徴とする請求項1記載の建
    物の施工方法。
  3. 【請求項3】前記捕促剤の水溶液あるいは水分散液を、
    ユニット建物を構成する建物ユニットを工場で組立てて
    いる段階で床下地材に塗布し、この建物ユニットを施工
    現場で組立てることを特徴とする請求項1記載の建物の
    施工方法。
  4. 【請求項4】建築内装材から発生する有害な揮発性物質
    と反応してこれを捕捉する捕促剤の水溶液を用いて糊を
    希釈し、該糊を用いて建物の壁面または天井面の少なく
    とも一方に壁紙を貼付けることを特徴とする建物の施工
    方法。
  5. 【請求項5】ホルムアルデヒド縮合で硬化させたフェノ
    ール樹脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂と木質繊維とから
    なる木質系ボードを製造する際に、加熱圧縮直後のボー
    ドに、ホルムアルデヒドと反応してこれを捕捉する捕促
    剤の水溶液又は水分散液を付与することを特徴とする木
    質系ボードの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5により得られた木質系ボードを用
    いたことを特徴とする建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011506122A (ja) * 2007-08-10 2011-03-03 クロノテック・アーゲー 木質材料からのアルデヒド類および揮発性有機化合物の放出を低減させるための方法
JP2013257232A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Kobe Steel Ltd 水噴射式圧縮機の設置環境評価方法及び装置

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