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JP2001192918A - ゴム手袋 - Google Patents

ゴム手袋

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Publication number
JP2001192918A
JP2001192918A JP37440199A JP37440199A JP2001192918A JP 2001192918 A JP2001192918 A JP 2001192918A JP 37440199 A JP37440199 A JP 37440199A JP 37440199 A JP37440199 A JP 37440199A JP 2001192918 A JP2001192918 A JP 2001192918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
latex
styrene
content
gloves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37440199A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Ichikawa
直哉 市川
Yoshiaki Miyamoto
芳明 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP37440199A priority Critical patent/JP2001192918A/ja
Publication of JP2001192918A publication Critical patent/JP2001192918A/ja
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  • Gloves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性、引張強さ、装着感等に優れたスチレ
ン−ブタジエンゴム製の手袋を提供する。 【解決手段】 本発明に係るゴム手袋は、カルボキシル
変性スチレン−ブタジエンゴムを含み、カルボキシル基
の含有割合がゴム固形分の3〜20モル%となるように
調整されたスチレン−ブタジエンゴムラテックスと、当
該ラテックス中のゴム固形分100重量部に対して1〜
10重量部の亜鉛酸化物とを含有するスチレン−ブタジ
エンゴムラテックスを用いて、浸漬法により形成された
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カルボキシル基で
変性されたスチレン−ブタジエンゴム(SBR)からな
るゴム手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム手袋の原料には、天然ゴムラ
テックスが多く用いられている。これは、当該ラテック
スを用いて得られる天然ゴム製の手袋が、そのモジュラ
スが極めて低く、かつ従来の合成ゴムからなる手袋では
得ることのできない、良好な装着感等を有するからであ
る。しかし、近年、天然ゴムラテックス中に含まれる蛋
白質に起因して、即時性アレルギー等を引き起こすおそ
れがあることが報告されており、皮膚に直接接触させて
用いられるゴム手袋、とりわけ手術用手袋等のゴム製品
の場合にはかかる問題が深刻となっている。
【0003】そこで、天然ゴムに代えて、塩化ビニル樹
脂を原料とした手袋を用いることも行われている。塩化
ビニル樹脂製の手袋は、モジュラスがそれほど高くなく
適度であるとともに、肌触り等の使用感は天然ゴム手袋
より劣るものの、手へのフィット性や着脱時の操作性等
の装着性が非常に良好である。しかしながら、塩化ビニ
ル樹脂は廃棄処理時等にダイオキシンを発生するおそれ
があるため、特に近年、その使用が制限されつつある。
【0004】天然ゴムに代わる手袋用の素材には、さら
に、特表平9−505612号公報で、アクリロニトリ
ルとブタジエンもしくはイソプレンとのコポリマーと、
スチレン−ブタジエンコポリマーとの硬化混合物からな
るラテックスフィルムを用いることが検討されている。
しかしながら、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(N
BR)はNRの約3倍、イソプレンゴム(IR)はNR
の約5倍ものコストがかかるため、実用的でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、安価に入手でき
る汎用の合成ゴムとしては、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)が挙げられるが、SBRは、天然ゴム等に比
べて加工性が低く、引張強さや引裂き強さ等の物性も低
いという問題がある。このSBRを用いたゴム手袋につ
いては、特開昭55−163202号公報に、SBRラ
テックスを用いて皮膜を形成した作業用手袋の製造方法
が開示されている。しかしながら、かかる公報に開示の
方法は布手袋表面にゴム被膜を形成したものであって、
SBRの単一のゴム膜からなる手袋とは構成が異なる。
また、当該公報に開示の作業用手袋は、布手袋表面にゴ
ム被膜を形成したものであるゆえ、その製造工程が複雑
で、製造コストが高くなったり、手へのフィット性等の
装着性が損なわれるといった問題がある。
【0006】特開平9−157449号公報には、SB
Rゴムと抗菌剤とを含有する抗菌性ゴム成形物が開示さ
れており(実施例2参照)、当該成形物の一例としてゴ
ム手袋が開示されている。しかしながら、かかる公報に
開示のゴム成形物はゴムラテックスから浸漬法によって
成形したものではなく、原料ゴムに抗菌剤、亜鉛華等の
配合物を加え、素練り、圧延、成形等の工程を経て得ら
れるものである。従って、浸漬法の特徴である、ディッ
ピングによる簡易な工程で均一な厚みのゴム膜を形成で
きるという利点が得られない。
【0007】また、特公昭60−6655号公報には、
スチレン−ブタジエンゴムラテックスを用いた医科用手
袋が開示されている。しかしながら、かかる手袋は、別
途滑剤を使用することなく着用できる手袋を提供するこ
とを目的としたものであって、澱粉粒子等の粒状物を分
散した、カルボキシル化されたスチレン−ブタジエンゴ
ムラテックスの層をエラストマー材料からなる内層の表
面に形成したものである。従って、製造工程が複雑にな
り、かつ材料コストも高いことから、製造コストも高く
なるという問題がある。
【0008】特表平7−506642号公報には、スチ
レン−ブタジエン−スチレン(SBS)ブロックまたは
グラフトコポリマーを用いた手袋が開示されている。し
かしながら、通常、SBSタイプのコポリマーは柔軟性
に乏しいものであることから、肌触り、フィット感等の
装着感が良好で、かつ脱着時の取扱性が良好な手袋を得
ることができない。さらに、当該公報にはSBSタイプ
のコポリマー単独での手袋は開示されておらず、SBS
タイプのコポリマーについては、わずかにスチレン−イ
ソプレン−スチレン(SIS)コポリマーとの積層体か
らなる手袋(実施例3参照)に用いた例が開示されてい
るだけである。なお、かかる実施例3で得られる手袋は
積層構造であることから、製造工程が複雑で、製造コス
トが高いという問題もある。
【0009】そこで、本発明の目的は、加工性、引張強
さ等に優れるとともに、装着感にも優れたスチレン−ブ
タジエンゴム製の手袋を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結
果、分子鎖中に所定の割合でカルボキシル基が導入され
た変性スチレン−ブタジエンゴムラテックスを用いたと
きは、加工性が良好で、優れた引張強さを有するゴム皮
膜を形成することができ、さらには装着時の肌触り、フ
ィット感等の感触が極めて良好なゴム手袋を得ることが
できるという新たな事実を見出し、本発明を完成するに
至った。
【0011】すなわち、本発明のゴム手袋は、カルボキ
シル変性スチレン−ブタジエンゴムを含み、カルボキシ
ル基の含有割合がゴム固形分の3〜20モル%となるよ
うに調整されたスチレン−ブタジエンゴムラテックス
と、当該ラテックス中のゴム固形分100重量部に対し
て1〜10重量部の亜鉛酸化物とを含有するスチレン−
ブタジエンゴムラテックスを用いて、浸漬法により形成
されたものであることを特徴とする。
【0012】上記本発明によれば、分子鎖中にカルボキ
シル基が導入されたスチレン−ブタジエンゴムを用いて
いることから、加工性が良好なものとなる。また、当該
カルボキシル基変性SBRを含むSBRラテックス中に
所定量の亜鉛酸化物が配合されていることから、引張強
さに優れ、装着感が良好なゴム手袋を得ることができ
る。上記本発明のゴム手袋は、引張強さ等の機械的強度
や装着感をより一層向上させるという観点から、SBR
ラテックスにおけるカルボキシル基の含有割合が、ゴム
固形分の5〜15モル%となるように調整されているの
が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のゴム手袋について
詳細に説明する。 (スチレン−ブタジエンゴムラテックス)本発明に用い
られるスチレン−ブタジエンゴム(SBR)ラテックス
は、分子鎖中にカルボキシル基が導入されたカルボキシ
ル変性スチレン−ブタジエンゴムを含有するものであっ
て、当該カルボキシル変性SBRに由来するカルボキシ
ル基(−COOH)の含有割合を、ラテックスのゴム固
形分全体に対して3〜20モル%、好ましくは5〜15
モル%となるように調整したものである。
【0014】従って、本発明には、カルボキシル化され
たSBRのラテックスであって、カルボキシル基の含有
割合がゴム固形分の3〜20モル%であるものを単独で
使用することができる。また、カルボキシル基の含有割
合(以下、「カルボキシル基含量」という。)は、最終
的にゴム固形分の3〜20モル%となるように調整され
ていればよいことから、カルボキシル変性SBRのラテ
ックスを単独でまたは2種以上混合して使用したり、さ
らにカルボキシル化されていないSBRラテックスを混
合して使用することもできる。
【0015】本発明において、単独で使用可能なSBR
ラテックスの具体例としては、例えば日本ゼオン(株)
製の商品名「LX472」(カルボキシル基含量5モル
%)、等が挙げられる。また、カルボキシル基含量が3
〜20モル%の範囲を外れるため、他のSBRラテック
スとの混合によって、全体としてのカルボキシル基含量
を調整する必要があるものの、例えば日本ゼオン(株)
製の商品名「LX426」(カルボキシル基含量2モル
%)、同社製の商品名「LX2570X5」(カルボキ
シル基含量2モル%)等のカルボキシル変性SBRラテ
ックスや、日本ゼオン(株)製の商品名「LX485
0」等のようにカルボキシル化されていないSBR等
の、従来公知の種々の市販品を用いることもできる。
【0016】なお、特に限定されるものではないもの
の、ゴム手袋の加工性(成膜性)をより一層良好なもの
にするという観点から、ゴム固形分のガラス転移温度T
g が−25〜+20℃の範囲にあるSBRラテックスを
用いるのがより好ましい。 (亜鉛酸化物)本発明に用いられる亜鉛酸化物として
は、例えば市販の亜鉛華(酸化亜鉛、ZnO)等が挙げ
られる。
【0017】亜鉛酸化物の含有量は、SBRラテックス
のゴム固形分100重量部に対して1〜10重量部の範
囲で設定される。亜鉛酸化物の含有量が前記範囲を下回
ると、手袋の引張強さ等の機械的特性が低下したり、強
度の低下に伴ってゴム手袋のフィット感が損なわれるな
ど、装着感の低下の問題が生じる。逆に、亜鉛酸化物の
含有量が前記範囲を超えると、ゴム皮膜が硬くなりすぎ
て手袋の装着感が低下したり、手袋の製造時に型から脱
落してしまう等の問題が生じる。
【0018】亜鉛酸化物の含有量は、上記範囲の中でも
特に1〜5重量部であるのが好ましく、1〜3重量部で
あるのがより好ましい。 (他の配合剤)本発明に係るゴム手袋の製造において、
SBRラテックスには、上記亜鉛酸化物が配合されるほ
か、加硫剤、加硫促進剤等の加硫系配合剤、さらには必
要に応じて老化防止剤、充填剤、分散剤、補強剤等の、
従来公知の種々の配合剤等が添加される。
【0019】上記加硫剤としては、例えば硫黄、有機含
硫黄化合物等が挙げられる。かかる加硫剤の配合量は、
SBRラテックスのゴム固形分100重量部に対して
0.1〜2重量部、好ましくは0.3〜1重量部の範囲
で調整するのが適当である。上記加硫促進剤としては、
例えばN−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜
鉛(PX)、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛(P
Z)、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛(EZ)、ジブ
チルジチオカルバミン酸亜鉛(BZ)、2−メルカプト
ベンゾチアゾールの亜鉛塩(MZ)、テトラメチルチウ
ラムジスルフィド(TT)等があげられる。これらは単
独でまたは2種以上を混合して用いることができる。そ
の配合量は、SBRラテックスのゴム固形分100重量
部に対して0.5〜3重量部程度であるのが好ましい。
【0020】老化防止剤としては、一般に、非汚染性の
フェノール類が好適に用いられるが、アミン類を使用し
てもよい。老化防止剤の配合量は、SBRラテックスの
ゴム固形分100重量部に対して0.5〜3重量部程度
であるのが好ましい。充填剤としては、例えばカオリン
クレー、ハードクレー、炭酸カルシウム等があげられ
る。その配合量は、SBRラテックスのゴム固形分10
0重量部に対して20重量部以下であるのが好ましい。
【0021】また、上記各添加剤のゴムラテックス中へ
の分散を良好にするために分散剤を配合してもよい。か
かる分散剤としては、例えば各種陰イオン系界面活性剤
等があげられる。分散剤の配合量は、分散対象である成
分における重量の0.3〜1.0重量%程度であるのが
好ましい。 (ゴム手袋の製造方法)本発明に係るゴム手袋は、上記
配合剤を添加したSBRラテックスを用いて、従来公知
の浸漬法の手法に準ずることによって製造される。
【0022】すなわち、上記配合ラテックスに、必要に
応じて予熱した手袋の型を浸漬し、次いで型を引き上
げ、型表面に形成したゴム膜を乾燥、加硫することによ
って本発明のゴム手袋が得られる。上記浸漬法によるゴ
ム手袋の製造に際しては、配合ラテックス中に感熱化剤
やアノード凝着剤を配合してもよい。前記感熱化剤とし
ては、例えば硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、亜
鉛アンモニウム錯塩等の無機または有機のアンモニウム
塩、あるいは例えばポリビニルメチルエーテル、ポリア
ルキレングリコール、ポリエーテルポリホルマール、官
能性ポリシロキサン等の、曇点が常温以上、100℃以
下の水溶性高分子が挙げられる。
【0023】前記アノード凝着剤としては、例えば硝酸
カルシウム、塩化カルシウム等の2価以上の金属塩、あ
るいはテトラメチルアンモニウム塩酸塩等の有機アルキ
ルアミン塩等が挙げられる。上記感熱化剤やアノード凝
着剤の配合量は常法に従って設定すればよく、通常、S
BRラテックスのゴム分100重量部に対して0.5〜
5重量部、特に0.5〜2.0重量部の範囲で設定すれ
ばよい。
【0024】
〔ゴム手袋の製造〕
実施例1 カルボキシル基変性SBRラテックス〔日本ゼオン
(株)製の商品名「LX472」、カルボキシル基の含
有量5モル%、ガラス転移温度Tg=−21℃〕のゴム
固形分100重量部に対して、硫黄(加硫剤)1重量
部、亜鉛華(亜鉛酸化物)10重量部、ジブチルジチオ
カルバミン酸亜鉛(加硫促進剤、BZ)1重量部を配合
した。
【0025】このカルボキシル基変性SBRラテックス
(以下、「変性SBRラテックス」という)を70℃に
加温し、あらかじめ表面に35%−硝酸カルシウム溶液
(凝固剤)付着させておいたゴム手袋の型を浸漬した。
次いで、こうして得られた変性SBRラテックスの皮膜
を、100℃のオーブン中で30分間加硫、乾燥させ、
さらに皮膜を脱型して、変性SBRゴム製の手袋を得
た。
【0026】実施例2,3および比較例1,2 亜鉛華の配合量を表1に示す値に設定した〔すなわち、
3重量部(実施例2)、1重量部(実施例3)、15重
量部(比較例1)、0.5重量部(比較例2)とした〕
ほかは、実施例1と同様にして変性SBRゴム製の手袋
を作製した。 比較例3 変性SBRラテックスとして、前出の「LX472」に
代えて、日本ゼオン(株)製の商品名「LX426」
(カルボキシル基の含有量2モル%、ガラス転移温度T
g=−39℃)を用いたほかは、実施例2と同様にして
変性SBRゴム製の手袋を得た。
【0027】比較例4 変性SBRラテックスとして、前出の「LX472」に
代えて、日本ゼオン(株)製の商品名「LX2570X
5」(カルボキシル基の含有量2モル%、ガラス転移温
度Tg=−20℃)を用いたほかは、実施例2と同様に
して変性SBRゴム製の手袋を得た。 比較例5 SBRラテックスとして、前出の「LX472」に代え
て、日本ゼオン(株)製のカルボキシル変性SBRラテ
ックス〔商品名「LX2570X5」、カルボキシル基
の含有量2モル%、ガラス転移温度Tg=−20℃〕
と、カルボキシル化されていないSBRラテックス〔同
社製の商品名「LX4850」、ガラス転移温度Tg=
−50℃〕とを、ゴム固形分の量が1:1となるように
混合して用いたほかは、実施例2と同様にして変性SB
Rゴム製の手袋を得た。
【0028】なお、この比較例5において、SBRラテ
ックス全体でのカルボキシル基の含有量は1モル%であ
った。 比較例6 SBRラテックスとして、前出のカルボキシル変性SB
Rラテックス「LX472」に代えて、カルボキシル化
されていないSBRラテックス〔前出の商品名「LX4
850」〕を用いたほかは、実施例2と同様にして変性
SBRゴム製の手袋を得た。
【0029】〔手袋の物性評価〕 (加工性)ディッピング法によるゴム手袋の製造時にお
ける、ゴム皮膜の膜厚を調整する操作等の難易につい
て、以下の基準で総合的に評価した。 ◎:加工性が極めて良好であった。 ○:加工性が良好であった。 △:実用に適した加工性が得られなかった。 ×:加工性が極めて低かった。
【0030】(装着感)上記実施例および比較例の手袋
を5人の被験者に実際に装着してもらい、手袋の装着感
(ゴム手袋を装着している際の作業のし易さ。手にかか
る負担の程度や手を締め付ける度合い。いわゆる、フィ
ット感)と着脱感(ゴム手袋を装着または脱着する際の
取扱性)についての評価を求めた。評価は以下の基準で
行い、各被験者の評価の平均で表した。
【0031】・装着感 ◎:極めてソフトで、指の曲げ伸ばしが自然に行え、あ
たかも手袋を装着していないように感じられた。 〇:ソフトで、指の曲げ伸ばしが自然に行えた。 △:手袋が多少硬く感じられたものの、実用上問題はな
かった。 ×:極めて悪く、長時間の装着により手に疲労感が生じ
た。
【0032】・着脱感 ◎:非常に装着し易く(履き易く)、脱ぎ易い。 ○:履き易く、脱ぎ易い。 △:履きにくく、脱ぎにくい。 ×:極めて履きにくく、かつ脱ぎにくい。(引張強さ)
上記実施例および比較例で得られた手袋を打ち抜いて、
JIS K 6251(加硫ゴムの引張試験方法)に規
定のダンベル状4号形試験片を作製した。次いで、上記
JIS K 6251に記載の試験方法に従って、引張
強さTB (MPa)を測定した。
【0033】引張強さTB は、18MPa以上、好まし
くは20MPa以上であることが求められる。以上の結
果を表1および2に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1および表2より明らかなように、SB
Rラテックスにおけるカルボキシル基の含有割合が3〜
20モル%の範囲にあり、かつ亜鉛酸化物の含有量がS
BRラテックスのゴム固形分100重量部に対して1〜
10重量部の範囲にある実施例1〜3では、加工性が良
好で、装着感や引張強度に優れたゴム手袋を得ることが
できた。これに対し、カルボキシル基の含有割合が少な
い比較例3〜6では、加工性、装着感および引張強さの
うちの少なくともいずれか1つが、とりわけ引張強さが
不十分であった。かかる結果は、カルボキシル基の含有
割合が少なくなるに従って顕著であった。
【0037】また、亜鉛酸化物の含有量が上記範囲を下
回る比較例2では、十分な引張強度や装着感を得ること
ができなかった。逆に、亜鉛酸化物の含有量が上記範囲
を超える比較例1では、十分な加工性および着脱感を得
ることができなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カルボキシル変性スチレン−ブタジエンゴ
    ムを含み、カルボキシル基の含有割合がゴム固形分の3
    〜20モル%となるように調整されたスチレン−ブタジ
    エンゴムラテックスと、当該ラテックス中のゴム固形分
    100重量部に対して1〜10重量部の亜鉛酸化物とを
    含有するスチレン−ブタジエンゴムラテックスを用い
    て、浸漬法により形成されたことを特徴とするゴム手
    袋。
  2. 【請求項2】カルボキシル基の含有割合が前記ゴム固形
    分の5〜15モル%である請求項1記載のゴム手袋。
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