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JP2001192015A - 紙製断熱カップとその製造方法 - Google Patents

紙製断熱カップとその製造方法

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Publication number
JP2001192015A
JP2001192015A JP2000000337A JP2000000337A JP2001192015A JP 2001192015 A JP2001192015 A JP 2001192015A JP 2000000337 A JP2000000337 A JP 2000000337A JP 2000000337 A JP2000000337 A JP 2000000337A JP 2001192015 A JP2001192015 A JP 2001192015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper cup
annular leg
curled
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000000337A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Nagae
実 永江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2000000337A priority Critical patent/JP2001192015A/ja
Publication of JP2001192015A publication Critical patent/JP2001192015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】見栄えが良く、断熱効果に優れ、比較的安価な
紙製断熱カップを提供すること。 【解決手段】紙カップ本体10の下部は環状脚部14先
端周縁の直径D1 が紙カップ本体の底部12周縁の直径
2 よりも大きくなるように成形し、紙製筒体20の上
部は、内方に略縦長楕円形状にカールした縦長カール部
21を形成させると共に、縦長カール部の内面側を紙カ
ップ本体の口縁部13直下の胴部11外面側に接触させ
て固定し、紙製筒体の下部は紙カップ本体の環状脚部を
包むように内方に折り曲げて折込み部22を形成させ、
折込み部22の先端部分の内面側と環状脚部14の内面
側とを接着剤を介して固定して、紙カップ本体胴部11
と紙製筒体20の間に断熱空間層30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、即席麺や即席みそ
汁などを収容する紙製の断熱カップに関し、特には、熱
湯を注いでそのまま飲食することの可能ないわゆるイン
スタント食品やインスタント飲料用の紙製断熱カップに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、即席麺などの収容物に熱湯を注い
で食する紙製断熱カップとしては、例えば、紙製筒体の
下部を内方に巻いて巻込み部を形成させ、紙製筒体と紙
カップ本体胴部との間に断熱空間層を設け、断熱カップ
としたものがある。また、紙カップ本体の胴部の外側に
波状紙を貼着し、さらに、波状紙の上から薄紙を貼着し
て断熱空間層を形成させた断熱カップなどが知られてい
る。
【0003】前者の断熱カップは、紙カップ本体に紙製
筒体を被せて一体化する際に、紙カップ本体の底部が紙
製筒体の巻込み部にあたり、紙カップ本体に紙製筒体が
上手に被さらないことがある。このため、巻込み部を小
さくすると、紙カップ本体との一体感が出ず、底部を触
った時にゴワゴワした違和感が出るし、巻込み部の巻き
を上にして巻込み部の内径を大きくすると、紙カップ本
体の底部が横から見えてしまい見栄えが悪くなる。
【0004】また、紙カップ本体の下方に向けての窄ま
り方は直線的で、紙製筒体の下方に向かうに従い窄まる
角度と略同一のため、紙カップ本体の胴部と紙製筒体の
間に生じる断熱空間層は、紙カップ本体の下方にあって
は、極薄となって断熱効果は少ない。
【0005】また後者の断熱カップは、使用材料の多
さ、作業工程の煩雑さ等でコスト的に高くなってしま
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙製断熱カ
ップに関する以上のような問題点に着目してなされたも
ので、見栄えが良く、断熱効果に優れ、かつ、価格的に
も比較的安価な紙製断熱カップを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
胴部と底部とからなり、開口部周縁が外側にカールした
口縁部を有し、胴部と底部の接合部に環状脚部を形成さ
せた紙カップ本体と、紙カップ本体の胴部外側に嵌め込
まれる紙製筒体とから構成される紙製断熱カップであっ
て、紙カップ本体の下部は、環状脚部先端周縁の直径が
紙カップ本体の底部周縁直径よりも大きくなるように成
形し、紙製筒体の上部は、加圧およびまたは加熱加圧に
より内方に略縦長楕円形状にカールした縦長カール部を
形成させると共に、前記縦長カール部の内面側を前記紙
カップ本体口縁部直下の胴部外面側に接触させて固定
し、紙製筒体の下部は、前記紙カップ本体の環状脚部を
包むように内方に折り曲げて折込み部を形成させ、該折
込み部の先端部分の内面側と、環状脚部の内面側とを接
着剤を介して固定した、紙カップ本体胴部と紙製筒体の
間に断熱空間層を設けたことを特徴とする紙製断熱カッ
プである。
【0008】このように、紙カップ本体の下部は、環状
脚部先端周縁の直径が紙カップ本体の底部周縁直径より
も大きく成形され、紙製筒体の上部は、加圧およびまた
は加熱加圧により内方に略縦長楕円形状にカールした縦
長カール部を形成させると共に、縦長カール部の内面側
を前記紙カップ本体口縁部直下の胴部外面側に接触させ
て固定し、紙製筒体の下部は、前記紙カップ本体の環状
脚部を包むように内方に折り曲げて折込み部を形成さ
せ、該折込み部の先端部分の内面側と、環状脚部の内面
側とを接着剤を介して固定した、紙カップ本体胴部と紙
製筒体の間に断熱空間層を設けているので、横から見て
も紙製筒体の内側に紙カップ本体の環状脚部が見えると
いうことはないし、断熱空間層は底部近傍にあっても極
薄になることはない。また、紙カップ本体の下部は環状
脚部先端周縁の直径が紙カップ本体の底部周縁の直径よ
りも大きくなるように成形されているので、カップ本体
の胴部がへこんだ形状となって、手等で強く握持しても
紙製筒体が撓み難く熱くなり難い。
【0009】さらに、紙製筒体の下部は、紙カップ本体
の環状脚部を包むように内方に折り曲げて折込み部を形
成させ、折込み部の先端部分の内面側と環状脚部の内面
側とを接着剤を介して固定しているので、紙カップ本体
と紙製筒体とが分離することはない。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記紙製筒体の上部の縦長カール部内面と紙カップ
本体胴部外面とが、接着剤を介して固定されていること
を特徴とする紙製断熱カップである。
【0011】紙製筒体の上部の縦長カール部内面と紙カ
ップ本体胴部外面とを、接着剤を介して固定しておく
と、断熱カップの横押し強度(リップ強度)が強くな
る。
【0012】横押し強度(リップ強度)とは、カップ口
縁部の横押し方向の強度であって、即席麺用の断熱カッ
プ等には特に要求される品質項目であって、カップを手
で握持して食する際、リップ強度が弱いとカップを手で
持った際変形してしまい食べにくく、また、中身がこぼ
れ易くなる。
【0013】また、第3の発明は、紙カップ本体を作製
する紙カップ成形工程、成形した紙カップ本体の環状脚
部の先端周縁部分の直径が、底部周縁の直径よりも大き
くなるように環状脚部を拡げる環状脚部拡径工程、紙製
筒体ブランクをスリーブ状に加工し、該スリーブの上部
周縁に内方に曲がるカール部を、下部周縁に内方に曲げ
る折り曲げ部を、それぞれ形成させるカール部、折り曲
げ部形成工程、上部周縁に形成させたカール部と下部周
縁に形成させた折り曲げ部に、外方に略水平方向の力を
加えて、それぞれ縦長カール部、折込み部を形成させる
押しつぶし工程、加工された紙製筒体の折込み部の内側
に接着剤を塗布後、紙製筒体を紙カップ本体に嵌め込
み、縦長カール部の内面と口縁部直下の胴部外面とを接
触固定させ、環状脚部を折込み部に挿入させて環状脚部
の内面側と折込み部の内面側とを接着固定させる紙カッ
プ本体の紙製筒体への挿入固着工程、上記各工程からな
る紙製断熱カップの製造方法である。
【0014】上記各工程を経て断熱カップを作製するこ
とにより、見栄えが良く、断熱効果に優れ、かつ、横押
し強度に優れた紙製断熱カップとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。本発明の紙製断熱カップは、例えば図1に示
すように、胴部11と底部12とからなり、開口部周縁
が外側にカールした口縁部13を有し、胴部と底部の接
合部に環状脚部14を形成させた紙カップ本体10と、
紙カップ本体の胴部外側に嵌め込まれる紙製筒体20と
から構成され、環状脚部14先端周縁の直径D1 が紙カ
ップ本体の底部周縁の直径D2 よりも大きく成形されて
いる。
【0016】紙カップ本体10は、胴部を形成する胴部
材、底部を形成する底部材とも、坪量が170〜400
g/m2 程度の紙カップ原紙の両面または片面に低密度
ポリエチレン樹脂を10〜50μm程度塗布したポリエ
チレン加工紙を一般的な紙カップ成形機にセットして作
製することができる。
【0017】その作製方法は、例えば、胴部材用ポリエ
チレン加工紙を打抜機にセットし、所定の寸法形状を有
する扇形の胴部材ブランク111aを得た。また、底部
材用ポリエチレン加工紙は、所定寸法にスリットして底
部材巻取り121aとした。
【0018】ついで、一般的な紙カップ成形機を用い
て、先ず胴部材ブランク111aをマンドレル(図示せ
ず)を用いて扇形の側部を熱融着して下方に向かうに従
い窄まる円筒状の胴部材111に成形した。また、底部
材の巻き取りはほぼ円形状であると共に、外周縁部が下
向きに起立する底部材121に打抜き、成形した。次
に、胴部材111の下部内面に、底部材121の外周縁
部の外面を接合させながら胴部材111の内面側と底部
材121の外面側に熱風を吹き付ける。ついで、底部材
の起立した外周部を覆うように胴部材の下端縁部(図で
は上側端部になる)をインカール金型(図示せず)を用
いて内方に折り返し、この折り返した胴部材と底部材の
起立した外周部をローレット(図示せず)を用いて圧着
すると、折り返した胴部材の内面は底部材の外面に融着
して完全な底部構造を有する紙カップ本体となる(図2
参照)。
【0019】本発明の特徴の一つである環状脚部が広が
った紙カップ本体の成形方法について詳述する。この成
形方法には2つの方法がある。第1の方法は、図3に示
す環状脚部を広げる角度θが1°〜20°と比較的小さ
い場合に適する方法であり、第2の方法は図4に示すθ
が5°〜35°と比較的大きい場合に適する方法であ
る。
【0020】第1の方法について詳述すれば、先ず、既
述のように胴部材と底部材から一般的な紙カップ成形方
法により、紙カップ本体を成形する。
【0021】ついで、環状脚部がまだ熱で熱いうちに、
環状脚部を外側に広げる。この方法は、水平方向に上下
2つに割れた雌型Kの中に紙カップ本体10を挿入する
と共に、紙カップ本体の中にマンドレル状の雄型K3を
入れて紙カップ本体を固定する。前記水平方向に上下2
つに割れた雌型Kは、紙カップ本体の底部のところで上
下2つの割り型(上方雌型K1と下方雌型K2)となっ
ている。そして、下方雌型K2は上端縁を起点にして環
状脚部を広げる角度θだけ削られた形状を有している。
【0022】環状脚部14の内側にローレットRを入
れ、ローレットを回転させながら圧着すると、環状脚部
は下方雌型K2方向にθの角度で延びて環状脚部の先端
の直径はD1 に広がる。ローレットの代わりに、エキス
パンション部材を環状脚部の中に挿入して広げても環状
脚部の先端周縁の直径をD1 に広げることができる。な
お、雌型を割り型にしておくことは、紙カップ本体を雌
型から抜き易くするために必要となる(図3参照)。
【0023】第2の方法について詳述する。胴部材用ポ
リエチレン加工紙を打抜機にセットし、図4に示すよう
な、両端縁の下端に三角形状の拡がり部111cを付設
した所定寸法の扇形の胴部材ブランク111bを得た。
また、底部材用ポリエチレン加工紙を所定寸法にスリッ
トして底部材用巻取り121bとした。
【0024】ついで、一般的な紙カップ成形機を用い
て、先ず胴部材ブランク111bをマンドレル(図示せ
ず)を用いて扇形の側部を拡がり部111cが付設され
た個所を除いて熱融着11aして下方に向かうに従い窄
まる円筒状の胴部材111’に成形した。また、底部材
の巻き取りから、ほぼ円形状であると共に、外周縁部が
下向きに起立する底部材121’に打抜き、成形した。
【0025】胴部材111’の下部内面に底部材12
1’の外周縁部の外面を接合させながら胴部材の内面側
と底部材の外面側に熱風を吹き付ける。ついで、底部材
の起立した外周部を覆うように胴部材の下端縁部をイン
カール金型を用いて内方に折り返し、この折り返した胴
部材と底部材の起立した外周部をローレットを用いて圧
着すると、後記する押さえ型K4が環状脚部の基点部分
に相当する個所から角度θで外方に削られているので、
底部材の起立した外周部は拡がって、底部材の起立した
部分と胴部材の下端部は三角形状の拡がり部111cを
含めて完全に熱融着されて角度θの拡がりを有する環状
脚部周縁の直径がD1 の紙カップ本体が作製できる。
【0026】ここで、紙カップ本体の胴部外側には、環
状脚部成形時に、密着可能な押さえ型K4が設けられて
いる。この押さえ型は、上述の通り環状脚部の基点に相
当する個所から角度θで外方に削られている。
【0027】紙製筒体20は、坪量が190〜420g
/m2 程度のコートボール、白ライナー、カップ原紙等
の板紙を素材として、紙カップ本体の胴部と環状脚部を
覆う大きさの所定寸法の略扇形に打ち抜き、紙製筒体ブ
ランクを作製する。なお、カップ原紙を使用すると、パ
ルプが伸び易く成形性に富むので後記する縦長カール部
や折込み部が成形し易い。
【0028】ついで、紙製筒体ブランクの両端を重ね合
わせ、例えば、エチレン・酢酸ビニール樹脂系のエマル
ジョン型接着剤を介して接着させ筒状に加工する。ある
いは、紙製筒体ブランクの裏面に低密度ポリエチレン樹
脂を塗布して熱により接着させ、筒状に加工しても良
い。
【0029】筒状に加工した筒体をインカール金型を使
用して加圧およびまたは加熱加圧して筒体の上端を内側
にカールさせた巻込み部を形成させる。また、同時に筒
体の下端も、インカール金型を使用して加圧およびまた
は加熱加圧して内側に大きく折り込むようにカールさせ
折込み部22を形成させる。
【0030】カール部は、筒体の内部にエキスパンショ
ン部材を挿入し、それを水平方向に広げてカール部を押
しつぶし、縦長カール部21を形成させる。そのほか、
ローレット状のものを回転させながらカール部を押しつ
ぶし縦長カール部21を形成させても良い。
【0031】紙製筒体20の紙カップ本体10への嵌め
込みはつぎのように行う。すなわち、紙カップ本体を底
の方から紙製筒体の中に嵌め込み、紙製筒体の縦長カー
ル部21の上端は紙カップの口縁部13の下に、また、
縦長カール部21の内面側は紙カップの胴部の外面側に
接触させて固定し、紙製筒体の下端は、折込み部22の
内側に環状脚部14が包み込まれるように置かれ、折込
み部の先端部分23の内側と環状脚部14の内側とは、
どちらか一方または両方と、例えば、エチレン・酢酸ビ
ニール樹脂系のエマルジョン型接着剤で接着させる。そ
の際、環状脚部の内側からローレット状のもので押さえ
ると環状脚部と折込み部の先端部分との接着か確実なも
のとなる。
【0032】縦長カール部21の内側に、例えば、エチ
レン・酢酸ビニール樹脂系のエマルジョン型接着剤を塗
布してから紙製筒体20の紙カップ本体10への嵌め込
みを行うとリップ強度がさらに向上する。
【0033】
【実施例】以下に本発明の実施例をさらに具体的に説明
する。 〈実施例1〉先ず、胴部を形成する胴部材として坪量2
40g/m2 のカップ原紙の片面に厚さ30μmの低密
度ポリエチレン樹脂を塗布したポリエチレン加工紙を、
また、底部を形成する底部材として坪量200g/m2
のカップ原紙の片面に厚さ30μmの低密度ポリエチレ
ン樹脂を塗布したポリエチレン加工紙をそれぞれ準備
し、一般的な紙カップ成形機を使用して、ポリエチレン
を内側にした、高さ105mm、口径140mm、底径
2 106mm、環状脚部の高さ(深さ)10mm、口
縁部高さ5mm、テーパー角度7.5°の紙カップ本体
を成形した。
【0034】ついで、環状脚部がまだ熱いうちに、水平
方向に上下2つに割れた雌型Kの中に紙カップ本体10
を挿入すると共に、紙カップ本体の中に円筒状の雌型K
3を入れて紙カップ本体を固定する。前記水平方向に上
下2つに割れた雌型Kは、紙カップ本体の底部で上下2
つの割り型(上方雌型K1と下方雌型K2)となってい
る。そして、下方雌型K2は上端縁を基点にして環状脚
部を拡げる角度θだけ削られた形状を有している。
【0035】環状脚部14の内側にローレットR1を入
れ、ローレットを回転させながら圧着すると、環状脚部
14は下方雌型K2方向にθの角度で延びて環状脚部の
先端の直径D1 は108mmとなった。
【0036】別に、坪量270g/m2 のコートボール
を用いて、所定寸法の扇形の紙製筒体ブランクを作製
し、この扇形の筒体ブランクの両端を重ね、エチレン・
酢酸ビニール樹脂系のエマルジョン型接着剤を介して接
着させ、上側口径138mm、下側口径100 mm、
テーパー角度6.8°のスリーブ状に成形した。
【0037】続いてスリーブ状に成形した筒体ブランク
をインカール金型を使用して加熱加圧して上端縁を内側
にカールさせたカール部を形成させ、また、下端縁は内
側に大きく折り込むようにカールさせ折込み部22を形
成させる。
【0038】カール部はエキスパンション部材を挿入し
て水平方向に拡げてカール部を押しつぶし、縦長カール
部21を形成させる。また、カールさせた折込み部22
も2つ折りして先端部分は折込み先端部23とする。
【0039】最後に、環状脚部14の内側にエチレン・
酢酸ビニール樹脂系のエマルジョン型接着剤を塗布して
おき、紙カップ本体10の底部の方から縦長カール部2
1の内側にエチレン・酢酸ビニール樹脂系のエマルジョ
ン型接着剤を塗布した紙製筒体20を挿入して、縦長カ
ール部21は口縁部下の胴部11の外側と接着固定さ
せ、折込み部22は、環状脚部14を包み込むように固
定して、環状脚部の内側からローレット状のもので押さ
えると、環状脚部14と折込み先端部23との接着はよ
り確実なものとなる。
【0040】〈比較例1〉先ず、胴部材、底部材とも
に、坪量270g/m2 のカップ原紙の片面に厚さ30
μmの低密度ポリエチレン樹脂を塗布したポリエチレン
加工紙を準備し、一般的な紙カップ成形機を使用してポ
リエチレン面を内側にした実施例1と同寸法の紙カップ
本体を成形した。
【0041】ついで、この紙カップ本体の胴部にエンボ
ス加工を施した100g/m2 の晒クラフト紙を貼着
し、さらに、このエンボス加工を施した晒クラフト紙の
上に270g/m2 のコートボールを貼着して断熱空間
層を形成させた比較例1の断熱カップを作製した(図5
参照)。
【0042】〈比較例2〉先ず比較例1と同様に紙カッ
プ本体を作製した。ただし、ポリエチレン加工紙は、坪
量260g/m2 のカップ原紙の片面に厚さ25μmの
低密度ポリエチレン樹脂を塗布したものを使用した。
【0043】別に、270g/m2 のコートボールを用
いて下部周縁に内方にカールしたカール部を形成させた
紙製筒体を準備した。
【0044】紙製筒体を紙カップ本体の胴部に嵌め込
み、カール部を形成させた筒体の下端周縁は紙カップ本
体胴部の下縁に接着して固定させ、また、紙製筒体の上
端周縁は胴部の口縁部の下縁に接触して固定させ、紙カ
ップ本体胴部と紙製筒体の間に断熱空間層を形成させた
比較例2の断熱カップを作製した(図6参照)。
【0045】このようにして作製した実施例1種類、比
較例2種類、合計3種類の紙製断熱カップの断熱効果
(保持時間、表面温度)とリップ強度を下記の方法によ
り測定、評価した。その結果を表1に示す。 保持時間 ‥ 熱湯を入れた断熱カップを両手で持
ち、どの程度の時間保持していられるか保持時間を測定
する。 表面温度 ‥ 断熱カップ内部(高さでの中間点)の
温度を表面温度計で測定する。 リップ強度 ‥ 紙製断熱カップを横置きし、上から3
0mm/sec.の速度で押しつぶし、その時の最大強
さを測定する。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】上記のように本発明の紙製断熱カップ
は、紙カップ本体と紙製筒体のテーパー角度を変えるっ
ことによって、スタックピッチを変えたりカップ充填時
のカップの切り離しを良くできる。紙カップ本体の胴部
がへこんでいる形状のため、強く握持しても紙製筒体が
たわみにくく、熱くなりにくい。紙製筒体の印刷部分の
端面が出ることがないので、カップをスタックした際に
発生するカップ本体へのインキのとられがない。発泡加
工などを施していないため印刷が綺麗である。糸切り部
が全面紙製筒体と接着されているため、底面からの見栄
えが良いし、例え、湯がこぼれても紙端面からの湯のし
み込みがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙製断熱カップの一実施例を示す部分
断面説明図である。
【図2】本発明の紙製断熱カップに使用する紙カップ本
体の作製工程の一例をしめす模式説明図である。
【図3】本発明の紙製断熱カップに使用する紙カップ本
体の環状脚部の先端の直径を拡げる拡径作業の工程の一
例を示す模式説明図である。
【図4】本発明の紙製断熱カップに使用する紙カップ本
体の環状脚部の先端の直径を拡げる拡径作業の工程の別
の一例を示す模式説明図である。
【図5】従来の紙製断熱カップの一例を示す部分断面説
明図である。
【図6】従来の別の紙製断熱カップの一例を示す部分断
面説明図である。
【符号の説明】
1‥‥紙製断熱カップ 10‥‥紙カップ本体 11‥‥胴部 12‥‥底部 13‥‥口縁部 14‥‥環状脚部 20‥‥紙製筒体 21‥‥縦長カール部 22‥‥折込み部 23‥‥折込み部の先端部分(折り返し部分) 30‥‥断熱空間層 11a‥熱融着部 111、111’‥‥胴部材 121、121’‥‥底部材 111a、111b‥‥胴部材ブランク 121a、121b‥‥底部材巻取り D1 ‥環状脚部の先端周縁の直径 D2 ‥カップ本体の底部周縁の直径 K‥‥雌型 K1‥上方雌型 K2‥下方雌型 K3‥雄型 K4‥押さえ型 R‥‥ローレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部と底部とからなり、開口部周縁が外側
    にカールした口縁部を有し、胴部と底部の接合部に環状
    脚部を形成させた紙カップ本体と、紙カップ本体の胴部
    外側に嵌め込まれる紙製筒体とから構成される紙製断熱
    カップであって、 紙カップ本体の下部は、環状脚部先端周縁の直径が紙カ
    ップ本体の底部周縁直径よりも大きくなるように成形
    し、紙製筒体の上部は、加圧およびまたは加熱加圧によ
    り内方に略縦長楕円形状にカールした縦長カール部を形
    成させると共に、前記縦長カール部の内面側を前記紙カ
    ップ本体口縁部直下の胴部外面側に接触させて固定し、
    紙製筒体の下部は、前記紙カップ本体の環状脚部を包む
    ように内方に折り曲げて折込み部を形成させ、該折込み
    部の先端部分の内面側と、環状脚部の内面側とを接着剤
    を介して固定した、紙カップ本体胴部と紙製筒体の間に
    断熱空間層を設けたことを特徴とする紙製断熱カップ。
  2. 【請求項2】前記紙製筒体の上部の縦長カール部内面と
    紙カップ本体胴部外面とが、接着剤を介して固定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の紙製断熱カップ。
  3. 【請求項3】紙カップ本体を作製する紙カップ成形工
    程、 成形した紙カップ本体の環状脚部の先端周縁部分の直径
    が、底部周縁の直径よりも大きくなるように環状脚部を
    拡げる環状脚部拡径工程、 紙製筒体ブランクをスリーブ状に加工し、該スリーブの
    上部周縁に内方に曲がるカール部を、下部周縁に内方に
    曲げる折り曲げ部を、それぞれ形成させるカール部、折
    り曲げ部形成工程、 上部周縁に形成させたカール部と下部周縁に形成させた
    折り曲げ部に、外方に略水平方向の力を加えて、それぞ
    れ縦長カール部、折込み部を形成させる押しつぶし工
    程、 加工された紙製筒体の折込み部の内側に接着剤を塗布
    後、紙製筒体を紙カップ本体に嵌め込み、縦長カール部
    の内面と口縁部直下の胴部外面とを接触固定させ、環状
    脚部を折込み部に挿入させて環状脚部の内面側と折込み
    部の内面側とを接着固定させる紙カップ本体の紙製筒体
    への挿入固着工程、 上記各工程からなる請求項1記載の紙製断熱カップの製
    造方法。
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