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JP2001191150A - アルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造方法 - Google Patents

アルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造方法

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Publication number
JP2001191150A
JP2001191150A JP37512899A JP37512899A JP2001191150A JP 2001191150 A JP2001191150 A JP 2001191150A JP 37512899 A JP37512899 A JP 37512899A JP 37512899 A JP37512899 A JP 37512899A JP 2001191150 A JP2001191150 A JP 2001191150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
billet
casting
aluminum alloy
cooling
continuous casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP37512899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Nagami
博文 長海
Takateru Umeda
高照 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP37512899A priority Critical patent/JP2001191150A/ja
Publication of JP2001191150A publication Critical patent/JP2001191150A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な設備を用いず、簡便な方法で鋳造初期段
階における割れ欠陥を確実に予防できるアルミニウム合
金ビレットの垂直連続鋳造方法を提案する。 【解決手段】アルミニウム合金を所要形状のビレットに
連続鋳造するに際し、係る鋳造過程における弾・塑性変
形解析により得られる相当塑性歪み値(ε)を、当該アル
ミニウム合金の実測破断歪み値(εc)以下の範囲内とす
るように鋳造速度(V)等の鋳造条件を制御する、アルミ
ニウム合金ビレットの垂直連続鋳造方法。また、アルミ
ニウム合金を所要形状のビレットに連続鋳造するに際
し、鋳造過程における弾・塑性変形解析により得られる
相当塑性歪み値(ε)を、当該合金の固相率が0.8以下
の温度範囲を除き、実測破断歪み値(εc)以下の範囲内
とするように鋳造条件を制御する、アルミニウム合金ビ
レットの垂直連続鋳造方法も含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
ビレットの垂直連続鋳造において、鋳造初期段階での割
れ欠陥を確実に回避する上記ビレットの垂直連続鋳造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミニウム合金のビレットの
垂直連続鋳造は、図11に示すように、上下が開口するリ
ング形の強制冷却鋳型1にその上方から、図示しないス
パウト及びフロートを介して、アルミニウム合金の溶湯
Mを注湯し、凝固した鋳塊Cをその下端を支える下型4
と共に上記鋳型1の下方に引き下ろすことにより行われ
ている。即ち、上記鋳型1の下方の開口部からその内部
に下型4を挿入した状態で注湯が開始され、鋳型1と下
型4に囲まれた空間内に所定量の溶湯Mが供給され且つ
その表面が凝固した段階で、下型4と共に鋳塊Cが鋳型
1の下方に引き下ろされる。そして、鋳型1から引き下
ろされた鋳塊Cは、その周表面に鋳型1内の冷却水Wが
ノズル2から下向き円錐状に噴射され、強制冷却されて
ビレットBとなる。尚、図11中の符号Fは、溶湯Mと
鋳塊Cとの凝固界面を示す。
【0003】ところで、上記鋳造の初期段階において、
鋳型1から引き下ろされた鋳塊Cの下端部は冷却水Wに
より急冷され、当該部分の温度が急降下し、鋳塊Cの垂
直方向に沿う温度勾配が高くなる結果、鋳塊Cの内部に
熱応力を誘発する。同時に鋳塊Cの周表面と中心部との
温度勾配も高くなり、同様に熱応力を生じる。更に、鋳
塊Cは下型4との接触によっても急冷され、同様に熱応
力を生じる。これらの熱応力は、図11に示すように、
鋳塊Cの下端部に熱間割れ6を発生させる原因になる。
また、割れ6により引張り応力が生じ、鋳塊Cの内部に
縦割れが生じ易くなる。更に、鋳塊Cと下型4の間に隙
間8を生じると、鋳塊Cから下型4への放熱が妨げら
れ、鋳塊Cの下端部が再溶解する再溶解部分から割れが
生じることもある。尚、鋳造の初期段階を終えた定常段
階になると、上記鋳型1内に供給された溶湯Mは、鋳型
1との接触により冷却され、その周表面に厚さ約10m
m程の薄い凝固層を順次形成し、垂直方向に長いビレッ
トBとなる。
【0004】以上の鋳塊の鋳造初期段階の割れ等を防止
して、鋳塊品質を改善するため、次のような方法が提案
されている。即ち、鋳型内の湯面レベルを低くして鋳造
する低湯面レベル鋳造や、鋳造速度を減少させる鋳造方
法である。しかし、これらの方法では湯漏れが発生する
危険がある。更に、冷却水量を減らす方法もあるが、こ
れによる冷却速度の調整には限界がある。従って、何れ
の方法によっても、鋳造初期段階における割れ等の欠陥
を防ぐことは、品種によっては困難であった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、以上に説明した従
来の技術における問題点を解決し、複雑な設備を用い
ず、簡便な方法で鋳造初期段階における割れ欠陥を確実
に予防できるアルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造
方法を提案することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、垂直連続鋳造の初期段階におけるビレット
の内部歪みと実測破断歪みとを比較することに着想して
得られたものである。即ち、本発明のアルミニウム合金
ビレットの垂直連続鋳造方法は、アルミニウム合金を所
要形状のビレットに連続鋳造するに際し、係る鋳造過程
における弾・塑性変形解析により得られる相当塑性歪み
値(ε)を、当該アルミニウム合金の実測破断歪み値(ε
c)以下の範囲内とするように鋳造条件を制御する、こ
とを特徴とする。これによれば、予め計算で得られる相
当塑性歪み値(ε)を基準とし、これが実測破断歪み値
(εc)以下になるように、鋳造速度や冷却速度等の鋳造
条件を制御することにより、初期段階での割れ欠陥を確
実に防止することが可能となる。尚、相当塑性歪み値
(ε)は、凝固過程におけるビレット各部に生じる最大相
当塑性歪み(計算値)であり、実測破断歪み値(εc)は、
当該合金の固液共存域及び固相域における高温引張試験
で得られた破断歪み(実測値)である。
【0007】本発明のもう一つのアルミニウム合金ビレ
ットの垂直連続鋳造方法は、アルミニウム合金を所要形
状のビレットに連続鋳造するに際し、係る鋳造過程にお
ける弾・塑性変形解析により得られる相当塑性歪み値
(ε)を、上記合金の固相率0.8以下に相当する温度範囲
を除き、当該アルミニウム合金の実測破断歪み値(εc)
以下の範囲内とするように鋳造条件を制御する、ことを
特徴とする。
【0008】これによれば、冷却温度域のうち固相率が
0.8以下の温度範囲では、相当塑性歪み値(ε)が実測破
断歪み値(εc)を越え、変形による微細な割れが生じて
も、残留溶湯が係る割れ目内に浸入し、当該割れが治癒
され得る。従って、上記固相率0.8以下に相当する温
度範囲内は例外とし、且つそれ以外の温度域では原則通
り相当塑性歪み値(ε)を、実測破断歪み値(εc)以下の
範囲内とするように鋳造条件を制御する。これによっ
て、アルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造の初期段
階における割れ欠陥を確実で且つ精緻にして防止するこ
とが可能となる。
【0009】また、前記連続鋳造する際、その鋳造条件
である鋳造速度(V)とビオ数(Bi)との積を冷却パラメ
ータとし、該冷却パラメータ値を、0.0055m/s以
下とする、アルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造方
法が含まれる。尚、上記ビオ数(Bi)は、固体と流体中
の熱流に対する抵抗を示す指標であって、ビレットの表
面と第一次冷却媒体、第二次冷却媒体、及び/又は、第
三次冷却媒体との間における総括熱伝達係数(h)とビレ
ットの半径(R)との積を、当該アルミニウム合金の熱伝
導率(κ)で除した値(h×R/κ)である。上記のよう
に、冷却パラメータを適切に選択することにより、前記
相当塑性歪み値(ε)を実測破断歪み値(εc)以下の範囲
内に保ちつつ、確実に垂直連続鋳造が行えるので、割れ
欠陥のないアルミニウム合金ビレットを確実に鋳造する
ことができる。
【0010】上記の具体的な発明態様として、特に、前
記連続鋳造する際に、アルミニウム合金の溶湯を注湯す
る筒形状の強制冷却鋳型からなる第一次冷却媒体と、こ
の媒体の下側に配置したリング形のワイパーとを用い、
上記第一次冷却媒体における内周面の下端のノズルか
ら、ビレットの周表面を冷却する第二次冷却媒体を噴射
し、該第二次冷却媒体の下部で上記ワイパーにより該第
二次冷却媒体を外部に排出すると共に、上記第一次冷却
媒体及びワイパーから下方に垂下したビレットの周表面
に第三次冷却媒体を吹き付ける、アルミニウム合金ビレ
ットの垂直連続鋳造方法が含まれる。この多段冷却鋳造
方法によれば、ビレット内部の相当塑性歪みを緩和でき
るので、ワイパーのない状態で割れを生じた鋳造速度に
よる場合や、大径のビレットを鋳造する場合であって
も、アルミニウム合金ビレットの垂直連続鋳造の初期段
階における割れ欠陥を確実に防止することができる。
【0011】加えて、前記ビレットの直径が300mm
以上の場合においては、第二次冷却帯の縦寸法(L)を4
5mm以下とした、アルミニウム合金ビレットの垂直連
続鋳造方法が含まれる。これによれば、ビレット各部の
相当塑性歪み値(ε)を、実測破断歪み値(εc)よりも小
さくすることが容易にできるので、ビレットの割れ欠陥
を確実に防止することができる。尚、上記第二次冷却帯
の縦寸法(L)とは、前記鋳型の下端から噴出する第二次
冷却媒体が、ビレット表面に当たる上端の位置からワイ
パーの下端(ワイパーにおける水平片の上端)までの距離
を指す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1は、一般的なアルミ
ニウム合金ビレットの垂直連続鋳造方法を示す。図示の
ように、略円筒形状であり垂直断面が矩形で中空構造の
強制冷却鋳型(第一次冷却媒体)1内に、その内側に立設
した注湯筒10と、これにガイドされたフロート兼用の
分流板12とを介してアルミニウム合金の溶湯Mを鋳込
む。上記鋳型1における内周面の下端には、斜め下向き
にスリット状のノズル2が形成され、ここから噴射され
る冷却水W(第二次冷却媒体)により鋳塊Cの周表面を冷
却する。溶湯Mは鋳型1及び冷却水Wにより冷却され、
凝固界面Fを経て、鋳塊Cとなる。係る鋳塊Cは、予め
鋳型1中に挿入されていた下型4をその昇降軸5と共
に、下降させることにより、鋳型1の下方に引き下ろさ
れてビレットBとなる。
【0013】また、図2は、前記鋳型1の下側に平面視
でリング形で断面略L字形のワイパー3を配置した状態
を示し、その外側には冷却水Wの排水孔3aを形成して
いる。係るワイパー3を用いて、第二次冷却媒体である
冷却水Wを外部に排出し、係る冷却水Wによる冷却速度
を調整し、且つその下側で鋳塊Cの周表面に例えば工業
用エアa(第三次冷却媒体)を吹き付けることにより、鋳
塊Cの冷却速度を制御する多段冷却鋳造を行うことがで
きる。従って、鋳塊C内部における熱応力による歪みを
緩和でき、ビレットBの初期鋳造段階における割れ欠陥
を確実に防止することが可能となる。図2中の符号L
は、第二次冷却帯の縦寸法を示す。尚、第二次・第三次
冷却媒体は、上記の形態に限定されず、適切な冷却パラ
メータが得られるような他の媒体や、それらの組合せを
選定しても良い。
【0014】本発明では、図1及び図2に示した鋳造装
置を用いることを前提とし、鋳造されるビレットBにつ
いて、凝固熱及び熱変形応力解析を行うことにより、ビ
レットB内部の相当塑性歪み(ε)を算出する。そして、
この相当塑性歪み(ε)のビレットB内部における分布の
推移を検討した結果、後述するように、鋳造初期段階に
おけるビレットBの割れ欠陥は、その鋳込み先端(下端)
の中心部から発生することを見出した。尚、相当塑性歪
み値(ε)は、凝固過程におけるビレットBの各部に生じ
る最大相当塑性歪み(計算値)である。
【0015】係る知見に基づき、鋳造速度を変えて、ビ
レットBの鋳込み先端の各部において、係る先端からの
距離ごとに応じた相当塑性歪み(ε)と、当該合金組成を
有するビレットBの破断歪み(εc)の測定値とを比較し
た。この結果、原則として予め解析で得られた相当塑性
歪み(ε)が、実測破断歪み(εc)よりも小さい場合、割れ
欠陥が発生しないことを見出した。尚、実測破断歪み値
(εc)は、400℃から全固液共存域の温度範囲での引
張試験で得られた破断歪み(実測値)である。また、アル
ミニウム合金において固相率が低い範囲、即ち固相率が
0.8以下の範囲では、溶湯Mがある程度残留しているた
め、相当塑性歪み(ε)が実測破断歪み(εc)より大きく
ても割れを生じにくいことも見出した。これは、熱変形
により生じた微細な割れ内に、残留する溶湯Mが浸入す
ることによって、割れが修復されるためである。
【0016】また、上記の適正な範囲は、鋳造条件であ
るアルミニウム合金の鋳造速度(V)とビオ数(Bi)との
積である冷却パラメータが、0.0055m/s以下と
なるように鋳造条件を制御することにより求められる。
尚、上記ビオ数(Bi)は、固体と流体中の熱流に対する
抵抗を示す指標で、ビレットの表面と第一次冷却媒体
(鋳型1)、第二次冷却媒体(冷却水W)、及び/又は、第
三次冷却媒体(エアa)との間における総括熱伝達係数
(h)とビレットの半径(R)との積を、当該合金の熱伝導
率(κ)で除した値(h×R/κ)である。従って、上記冷
却パラメータが、0.0055m/s以下となる総括熱
伝達係数(h)を得るべく、第一次冷却媒体、第二次冷却
媒体、及び/又は、第三次冷却媒体の種類や流量の組合
せ等を、事前に選択・計算することにより、ビレットの
適正な鋳造条件を容易に設定することができる。
【0017】
【実施例】以下において、本発明の具体的な実施例につ
いて説明する。先ず、前記図1に示した垂直連続鋳造装
置によって得られる直径325mmの6000系のアル
ミニウム合金のビレットBに対して、凝固熱解析と、こ
れにて得られる温度場を温度荷重としてビレット鋳造過
程の熱変形応力解析により、内部相当塑性歪み(ε)を計
算した。
【0018】凝固熱解析は、上記ビレットBの鋳込み先
端から600mmを対象とし、幾何学的および熱的に軸
対称と仮定する軸対称モデルとした。また、解析領域
は、ビレットBのメタル(溶湯M+鋳塊C)、鋳型1、及
び、下型4を含め、ビレットBの半径方向で165mm、
軸方向で675mmとし、両方向共に5mm間隔で等分
割した。更に、解析手法は、直接差分外節点法により鋳
塊Cの凝固過程における非定常熱伝導解析を行った。上
記合金の凝固潜熱は、示差走査熱量測定器(DSC)を用
い、室温から720℃までの範囲で測定した。また、熱
伝導率の測定は、レーザフラッシュ法を用いて、室温、
300℃、及び600℃の三点で行った。係る凝固解析
で使用したビレットB、鋳型1、及び下型4の各物性値
を表1に示す。
【0019】尚、固相率は、発明者らが提案した方法で
固相率と温度との関係により計算した。これは、断熱型
比熱測定装置(真空理工(株)製)を用いて、室温から97
3Kまでの比熱を連続的に測定し、測定した固液共存域
における比熱−温度曲線から固相率を求める方法であ
る。この場合、ある温度における固相率(fs)は、その温
度を通過した際に吸収した熱量(Si)を全吸収熱量(Sto
tal)で割った値とする。図3に、比熱−温度曲線から計
算したあるアルミニウム合金の固相率と温度の関係の一
例を示す。即ち、図3中ではハッチングで示す上記熱量
(Si)と全吸収熱量(Stotal)を示し、且つ図3中の(注)
内にこれらの算出式(※1,※2)を示した。
【0020】
【表1】
【0021】次に、熱変形応力解析を行った。これの対
象もメタル(溶湯M+鋳塊C)、鋳型1、及び下型4であ
るが、鋳型1と下型4は剛体と仮定し熱変形を考慮しな
い。解析対象は、ビレットBにおける鋳込み先端から鋳
造長さ300mmまでとし、幾何学的および力学的に軸
対称と仮定し、二次元軸対称弾塑性モデルとした。ま
た、解析コードは、有限要素法汎用解析プログラム「A
NSYS Ver5.4」であり、要素としてメタル領域
は二次元構造ソリッド(PLANE42)を、鋳型1と下
型4は二次元ポイント(CONTACT12)を用いた。
【0022】以上の各解析を基にして、弾塑性解析で計
算したビレットB内部の相当塑性歪み(ε)の分布を図4
に示す。図4(A)に示すように、鋳込み開始から100
mmまでの範囲では、相当塑性歪み(ε)は当該ビレット
B1の表層(周面)近傍で最大となっている。また、図4
(B),(C)に示すように、鋳込み長さの増加に伴って溶湯
Mの凝固収縮により、相当塑性歪み(ε)の最大部分は、
該ビレットB2,B3の中心部へ移動する。特に、鋳造
長さが200mmの時点において、鋳込み先端から40
〜70mmの中心部の位置で相当塑性歪み(ε)の値が最
大となった。
【0023】これは、鋳型1からの冷却水Wの急冷によ
り、ビレットBにおける表層部と中心部との温度が大き
くなるため、表層部及び中心部間における剛性の差も大
きくなり、中心部における凝固収縮が表層部に阻害され
た結果、中心部に大きな引張歪みが発生したことによ
る。更に、図4(B),(C)に示すように、ビレットB2,
B3の鋳込み長さに拘わらず、相当塑性歪み(ε)の最大
部分は、何れも鋳込み先端から約40〜70mmの範囲
内で発生している。これにより、ビレットBの割れは、
鋳込み先端の中心部から発生する危険が高いことが判
る。
【0024】次いで、図5(A)に示すように、前記図1
の鋳造装置及び前記アルミニウム合金を用い、鋳造速度
(V)を42mm/分とし、ビレットBの中心部における
鋳込み先端から30〜120mmの各位置における相当
塑性歪み(ε)の計算値と、引張試験で得られたビレット
Bの破断歪み(εc)とを、鋳造時における温度履歴のグ
ラフで示した。このグラフで示すように、前記解析で計
算された相当塑性歪み(ε)は、各位置において全て破断
歪み(εc)よりも小さかった。従って、上記鋳造速度で
鋳造したビレットBには、割れが発生しないことが予測
できる。
【0025】また、図5(B)に示すように、前記同様の
条件で且つ鋳造速度(V)を50mm/分とし、ビレット
Bの前記と同じ位置における相当塑性歪み(ε)の計算値
と、破断歪み(εc)の変化をグラフとした。図5(B)の
グラフに示すように、鋳込み先端から50,100mm
の位置における相当塑性歪み(ε)は、それぞれ611
℃、614℃の時点で破断歪み(εc)よりも大きくなっ
たが、その他の温度及びその他の位置では相当塑性歪み
(ε)は全て破断歪み(εc)よりも小さくなった。ところ
で、破断歪み(εc)よりも相当塑性歪み(ε)が大きくな
った上記50,100mmの位置では本来割れが発生す
る筈である。しかし、実際の鋳造では、鋳造速度50m
m/分でも得られたビレットBには割れは認められなか
った。
【0026】上記相当塑性歪み(ε)が破断歪み(εc)よ
りも大きくなった状態が生じた温度範囲は、固相率0.8
以下(具体的には612℃〜620℃)の範囲にある。こ
のため、変形によりビレットBに微細な割れが生じて
も、上記温度範囲では固相率が低く、残留する溶湯Mが
ある程度存在しているので、係る溶湯Mが上記割れ内に
浸入するため、割れが修復されたものである。換言すれ
ば、固相率が0.8以下となる温度範囲では、例外とし
て相当塑性歪み(ε)が破断歪み(εc)よりも大きくなっ
ても割れの修復は可能である。しかし、これ以下の温度
域では原則通り相当塑性歪み(ε)を破断歪み(εc)より
も小さくなるように、鋳造速度等を選択することによっ
て、ビレットBの割れ欠陥を確実に予防することが可能
となる。
【0027】更に、図6に示すように、前記同様の条件
で且つ鋳造速度(V)を55mm/分とし、ビレットBの
前記と同じ位置における相当塑性歪み(ε)の計算値と、
ビレットBの破断歪み(εc)の変化をグラフとした。図
6のグラフに示すように、鋳込み先端から30,50,7
0,100mmの位置における相当塑性歪み(ε)は、それ
ぞれ615℃、614℃、594℃、613℃の時点で破
断歪み(εc)よりも大きくなったが、その他の温度及び
その他の位置では相当塑性歪み(ε)は全て破断歪み(ε
c)よりも小さかった。
【0028】さて、破断歪み(εc)よりも相当塑性歪み
(ε)が大きくなった上記30,50,100mmの位置に
おける温度では、固相率が0.8以下であるため、本来発
生する割れが治癒され得ると予測できる。一方、上記7
0mmの位置での相当塑性歪み(ε)が破断歪み(εc)よ
りも大きくなった温度域は、対応する固相率が0.88と
高いため、割れの治癒は不可能になると予測できる。そ
して、実際の鋳造において、鋳造速度55mm/分で得
られたビレットBの上記位置付近には割れ欠陥が認めら
れ、上記予測の正確さが裏付けられた。また、割れを有
する上記ビレットBの破断面を観察した結果、この割れ
は固液共存域で発生していたことが判明し、上述の予測
通りであった。
【0029】図7は、前記図1の鋳造装置と前記アルミ
ニウム合金を用いた場合において、鋳造条件である鋳造
速度(V)とビオ数(Bi)との積である冷却パラメータを
変化させた際、ビレットBの中心部における相当塑性歪
み(ε)と実測破断歪み(εc)の比(ε/εc)の変化を示
すグラフである。尚、ビオ数(Bi)は、固体と流体中の
熱流に対する抵抗を示す指標で、ビレットの表面と第一
次冷却媒体、第二次冷却媒体、及び/又は、第三次冷却媒
体との間における総括熱伝達係数(h)とビレットの半径
(R)との積を当該合金の熱伝導率(κ)で除した値(h×
R/κ)である。
【0030】図7のグラフに示すように、冷却パラメー
タ(V×Bi)の増加に伴って、上記比(ε/εc)も増加
する。そして、比(ε/εc)が1である冷却パラメータ
(V×Bi)は、上記グラフ中に破線で示す0.0055m
/sである。従って、係るパラメータ(V×Bi)を0.
0055m/s以下とするよう、鋳造速度等の条件を制
御することにより、垂直連続鋳造方法において、アルミ
ニウム合金のビレットBの割れ欠陥を確実に予防するこ
とができる。尚、図5(A),(B)及び図6に示した各グ
ラフを含め、前記図1の鋳造装置とアルミニウム合金を
用い、鋳造速度(V)及び冷却パラメータ(V×Bi)を変
化させた実施例1〜3及び比較例1〜3を表2に示す。
表2の結果においても、前述した鋳造速度(V)と割れの
関係や上述した冷却パラメータ(V×Bi)と割れの関係
が裏付けられる。
【0031】
【表2】
【0032】前記図2のワイパー3を併有する鋳造装置
及び前記と同じアルミニウム合金を用い、第二次冷却帯
の縦寸法L(前記鋳型1の下端から噴出する第二次冷却
媒体たる冷却水WがビレットB表面に当たる上端の位置
からワイパー3における水平片の上端までの距離)と、冷
却パラメータ(V×Bi)を変化させた多段冷却鋳造方法
を行った。図8〜図10は、係る鋳造方法において、ビ
レットBの中心部における鋳込み先端から20〜140
mmの各位置における相当塑性歪み(ε)の計算値と、実
際に鋳造したビレットBにおける破断歪み(εc)の、鋳
造時における温度履歴のグラフで示す。
【0033】図8のグラフに示すように、鋳造速度が5
5mm/分でも、第二次冷却帯の縦寸法Lを30mmと
した徐冷の連続鋳造方法では、相当塑性歪み(ε)は、各位
置において全て破断歪み(εc)よりも小さくなり、冷却
パラメータも0.0051m/sで、0.0055m/
s未満となっている。そして、実際に上記と同じ条件で
鋳造したビレットBに割れは生じなかった。即ち、第二
次冷却帯の縦寸法L(ワイプオフ位置)を30mmとする
と、鋳型1からの冷却水Wによる急冷が緩和されるた
め、ビレットBの中心部における相当塑性歪み(ε)が破
断歪み(εc)よりかなり小さくなったため、割れなかっ
たものである。
【0034】一方、図9のグラフに示すように、鋳造速
度が55mm/分で且つ第二次冷却帯の縦寸法Lを45
mmとした弱冷の連続鋳造方法では、冷却パラメータ(V
×Bi)が0.0054m/sとなり、相当塑性歪み(ε)
は、鋳込み先端から30mm〜140mmの各位置で破
断歪み(εc)よりも全て小さくなった。しかも、実際に
上記と同じ条件で鋳造したビレットBでは、割れは生じ
なかった。これは、ワイパー3の縦寸法Lが45mmで
は冷却水Wによる急冷がかなり抑制されるため、ビレッ
トB中心部の相当塑性歪み(ε)が破断歪み(εc)より大
きくなっても割れなかったものである。
【0035】更に、図10のグラフに示すように、鋳造
速度が55mm/分で且つ第二次冷却帯の縦寸法Lを5
0mmとした弱冷の連続鋳造方法では、冷却パラメータ
(V×Bi)が0.0061m/sとなり、相当塑性歪み
(ε)は鋳込み先端から120mmと140mmの位置で
破断歪み(εc)よりも大きくなった。また、実際に上記
と同じ条件で鋳造したビレットBには、割れが生じてい
た。これは、上記縦寸法Lが50mmでは冷却水Wによ
る急冷があまり緩和されないため、ビレットB中心部の
相当塑性歪み(ε)が破断歪み(εc)より大きくなり割れ
たものである。以上のように、前記図6のグラフの場合
と同じ鋳造速度55mm/分で鋳造したビレットBで
も、第二次冷却帯の縦寸法Lを調整する等によって冷却
パラメータを制御することにより、ビレットBの割れ発
生を予防し得ることが判る。割れを防ぐための係る第二
次冷却帯の縦寸法Lは、ビレットBのサイズにもよる
が、直径300mm以上のビレットBに対し第二次冷却
媒体として冷却水Wを使用する場合は、45mm以下に
することが望ましい。
【0036】尚、本発明の垂直連続鋳造方法は、前記合
金以外の6000系や7000系等のアルミニウム合金
を適用する場合にも、その高温引張試験での破断歪みを
実測することにより可能である。また、冷却パラメータ
値を0.0055m/s以下の範囲に設定すれば、これを
構成する鋳造速度(V)を鋳込み開始以降にて適宜変化さ
せることも可能である。例えば、ビレットBの径、鋳造
速度(V)、或いは冷却水量等を変化させた場合でも、冷
却パラメータを上記値以下の範囲に設定すれば、鋳造割
れを防止し得る。
【0037】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明の
垂直連続鋳造方法によれば、実測破断歪み値(εc)を基
準とし、予め計算により得られる相当塑性歪み値(ε)が
実測破断歪み値(εc)を上回らない範囲で、鋳造速度や
冷却速度等の鋳造条件を制御することにより、割れの主
原因である初期段階でのビレットの割れ欠陥を確実に防
止することが可能となる。従って、既存のアルミニウム
合金は勿論、種々の用途に応じた開発アルミニウム合金
についても、割れのないビレットとして、効率良く垂直
連続鋳造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の垂直連続鋳造方法を示す概略断面図。
【図2】異なる形態の垂直連続鋳造方法を示す概略断面
図。
【図3】あるアルミニウム合金の比熱−温度曲線を示す
グラフ。
【図4】(A)乃至(C)は、鋳込み長さ毎におけるビレッ
ト内部の相当塑性歪みの分布を示す模式的断面図。
【図5】(A)及び(B)は、図1の鋳造装置を用いて鋳造
速度を変化させた場合において、ビレット中心部の各位
置における相当塑性歪みと実測破断歪みとの鋳造時にお
ける温度履歴を示すグラフ。
【図6】図5と異なる鋳造速度の場合にて、ビレット中
心部の各位置における相当塑性歪みと実測破断歪みとの
鋳造時における温度履歴を示すグラフ。
【図7】冷却パラメータと相当塑性歪み及び実測破断歪
みの比との関係を示すグラフ。
【図8】図2の鋳造装置を用い且つ第二次冷却帯の縦寸
法を特定した場合において、ビレット中心部の各位置に
おける相当塑性歪みと実測破断歪みとの鋳造後における
温度履歴を示すグラフ。
【図9】図2の鋳造装置を用い且つ第二次冷却帯の縦寸
法を図8に対し増加させた場合において、ビレット中心
部の各位置における相当塑性歪みと実測破断歪みとの鋳
造後における温度履歴を示すグラフ。
【図10】図2の鋳造装置を用い且つ第二次冷却帯の縦
寸法を図8及び図9に対し増加させた場合において、ビ
レット中心部の各位置における相当塑性歪みと実測破断
歪みとの鋳造後における温度履歴を示すグラフ。
【図11】従来の垂直連続鋳造方法を示す概略断面図。
【符号の説明】
1…………………強制冷却鋳型(第一次冷却媒体) 2…………………ノズル 3…………………ワイパー B,B1,B2,B3…ビレット W…………………冷却水(第二次冷却媒体) a…………………エア(第三次冷却媒体) L…………………第二次冷却帯の縦寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム合金を所要形状のビレットに
    連続鋳造するに際し、 係る鋳造過程における弾・塑性変形解析により得られる
    相当塑性歪み値(ε)を、当該アルミニウム合金の実測破
    断歪み値(εc)以下の範囲内とするように鋳造条件を制
    御する、 ことを特徴とするアルミニウム合金ビレットの垂直連続
    鋳造方法。
  2. 【請求項2】アルミニウム合金を所要形状のビレットに
    連続鋳造するに際し、 係る鋳造過程における弾・塑性変形解析により得られる
    相当塑性歪み値(ε)を、上記合金の固相率0.8以下に
    相当する温度範囲を除き、当該アルミニウム合金の実測
    破断歪み値(εc)以下の範囲内とするように鋳造条件を
    制御する、 ことを特徴とするアルミニウム合金ビレットの垂直連続
    鋳造方法。
  3. 【請求項3】前記連続鋳造する際、その鋳造条件である
    鋳造速度(V)とビオ数(Bi)との積を冷却パラメータと
    し、該冷却パラメータ値を、0.0055m/s以下とす
    る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミニ
    ウム合金ビレットの垂直連続鋳造方法。尚、上記ビオ数
    (Bi)は、固体と流体中の熱流に対する抵抗を示す指標
    であって、ビレットの表面と冷却媒体との間における総
    括熱伝達係数(h)とビレットの半径(R)との積を、当該
    合金の熱伝導率(κ)で除した値(h×R/κ)である。
  4. 【請求項4】前記連続鋳造する際に、アルミニウム合金
    の溶湯を注湯する筒形の強制冷却鋳型からなる第一次冷
    却媒体と、この媒体の下側に配置したリング形のワイパ
    ーとを用い、 上記第一次冷却媒体の内周面の下端のノズルから、ビレ
    ットの周表面を冷却する第二次冷却媒体を噴出し、該第
    二次冷却媒体の下部で上記ワイパーにより該第二次冷却
    媒体を外部に排出すると共に、 上記第一次冷却媒体及びワイパーから下方に垂下したビ
    レットの周表面に第三次冷却媒体を吹き付ける、ことを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のアルミニウ
    ム合金ビレットの垂直連続鋳造方法。
  5. 【請求項5】前記ビレットの直径が300mm以上の場
    合においては、 第二次冷却帯の縦寸法(L)を45mm以下とした、こと
    を特徴とする請求項4に記載のアルミニウム合金ビレッ
    トの垂直連続鋳造方法。
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