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JP2001181117A - 底質改良剤および底質改良方法 - Google Patents

底質改良剤および底質改良方法

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Publication number
JP2001181117A
JP2001181117A JP36626399A JP36626399A JP2001181117A JP 2001181117 A JP2001181117 A JP 2001181117A JP 36626399 A JP36626399 A JP 36626399A JP 36626399 A JP36626399 A JP 36626399A JP 2001181117 A JP2001181117 A JP 2001181117A
Authority
JP
Japan
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sediment
improving
bottom sediment
improving agent
magnesium hydroxide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP36626399A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Imai
良三 今井
Shingo Hihara
慎吾 日原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAIKAI ENGIYOU KK
Original Assignee
NAIKAI ENGIYOU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAIKAI ENGIYOU KK filed Critical NAIKAI ENGIYOU KK
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Publication of JP2001181117A publication Critical patent/JP2001181117A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Cultivation Of Seaweed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉鎖性海底や堀底等の底質を改良して嫌気性
細菌を減少させて、藻類や生物等の生息環境の改善を図
ることができる底質改良剤および底質改良方法を提供す
ること。 【解決手段】 純度30〜97%の水酸化マグネシウム
を、硬度が0.3〜4.0kg/粒で粒径が2〜9mmの粒
状あるいはペレット状のものとし、またはフレーク状の
ものとした底質改良剤と、この底質改良剤を、有機物の
多い底質に100〜1000g/m2の割合で散布して有機
物を分解処理させるようにした底質改良方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉鎖性海底や堀底
等の底質を改良して嫌気性細菌を減少させて、藻類や生
物等の生息環境の改善を図ることができる底質改良剤お
よび底質改良方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、湾内のような閉鎖性海域の海底
や湖沼、ダム湖、運河、堀等の底には水の流れが少なく
有機物が堆積しやすいため、水温が20℃以上に上昇す
ると、底部に堆積している有機物が酸化分解して乳酸や
プロピオン酸や酢酸等の有機酸を生成し、嫌気性細菌が
増殖して硫黄酸化物を還元するため、毒性のある硫化水
素が浮上し被害をもたらすことになる。これを防止する
方法として、石灰系のアルカリ物質を投入して底質表面
にアルカリ性の被膜を形成し、嫌気性細菌の活性を低く
して硫化水素が発生するのを抑制する方法が知られてお
り、永年にわたって実施されている。
【0003】ところが、本発明者らの研究によると、石
灰系の材料を使ってpHをアルカリサイドへ引き上げる
方法は、海水中において石灰(CaO)が水酸化カルシ
ウム(Ca(OH)2 )に変わり、更に二水石膏(Ca
SO4 ・2H2 O)と炭酸石灰(CaCO3 )に変わ
る。二水石膏(CaSO4 ・2H2 O)は溶解度が大き
いので硫酸分離して栄養源となり、嫌気性細菌が活発に
働きだすというマイナス効果が生じることが判明した。
また、石灰の大半が炭酸石灰(CaCO3 )となって底
質表層を覆い、酸素が遮断される状態となり、その下に
は生物、藻類、草類の繁殖がみられないことも判明し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、閉鎖性海底や堀底等の底質を
効率よく改良して嫌気性細菌の増殖を防止し、藻類や生
物等の生息環境の改善を図ることができる底質改良剤お
よび底質改良方法を提供することを目的として完成され
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、純度30〜97%の水酸化マグ
ネシウムを、硬度が0.3〜4.0kg/粒で粒径が2〜
9mmの粒状あるいはペレット状のものとし、またはフレ
ーク状のものとしたことを特徴とする底質改良剤と、こ
の底質改良剤を、有機物の多い底質に100〜1000
g/m2の割合で散布して有機物を分解処理させるようにし
たことを特徴とする底質改良方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を示す。本発明では、人間の生活環境を良好に改善
することに主眼をおいて材料の選択し、自然破壊や環境
破壊を誘因する物質でないことを前提に研究した結果、
水酸化マグネシウムを用いることで問題を解決した。水
酸化マグネシウムは、海水中に含有されているミネラル
の一つであるマグネシウムをMg(OH)2 の形で採取
したアルカリ性剤である。そして、Mg(OH)2 は海
水ではほとんど溶解せず、酸性物と反応して溶解する物
質であるため、施用量のロスがないという利点を有する
ものであり、また硫酸塩と反応して硫酸マグネシウム
(MgSO4 )と水に分解するので海底に残渣を残さな
いという利点を有する。更に、長期的にみればMg(O
H)2 は徐々に溶け出し、この溶け出したアルカリ分が
近辺をアルカリ性に保つという利点もある。この結果、
海底泥のような場所に適用すれば、泥をアルカリ性に維
持し底質を改良して嫌気性細菌の増殖を有効に防止する
こととなる。
【0007】そして本発明では、前記水酸化マグネシウ
ムとして、硬度が0.3〜4.0kg/粒で粒径が2〜9
mmの粒状あるいはペレット状のものとし、またはフレー
ク状のものとして使用する。これは水酸化マグネシウム
の真比重が2.39と大きなものであり、一方、底質泥
の表層は軟らかいため、粒度が大きくて硬いものは反応
前に泥中へ自然に潜り込むという物理性と、細かく分散
して沈降するほど菌や硫黄酸化物との接触面積を増加さ
せるという化学的根拠を基本として硬度と形状を特定し
ている。
【0008】また水酸化マグネシウムに対し、貝化石を
体積比で20%以上の割合で混合することもできる。こ
の場合、予め混合しておく他、施工現地において別々の
袋に入っている水酸化マグネシウムと貝化石の各袋を一
定の比率で使用することもできる。貝化石は、有史以前
の地殻変動によって生じた天然物であり飼料添加物とし
て公認されて久しく、特に養殖用の餌に配合して使用さ
れている安全性の高いものである。この貝化石は、Ca
CO3 を主成分とする中性化合物であり、溶出して近辺
をアルカリ性に保つという機能はないが、有機物の分解
過程で生じる窒素や燐を減少させて富栄養化を抑制する
作用を発揮し、間接的に嫌気性細菌の増殖を防止するも
のである。そして、水酸化マグネシウムと貝化石を同時
に用いることで、水酸化マグネシウムの性能である酸と
の反応を促進し、貝化石の特性である多孔質形状によっ
て、水酸化マグネシウムの持続性を高める相乗効果が得
られるので併用することがより好ましい。
【0009】なお以上のような底質改良剤は、水面上よ
り直接に散布することもできるが、風や波や現場の状況
によって散布し難い場合もあり、このような場合には生
分解性樹脂からなる袋体に5〜20kg/袋を詰めて用い
るようにすれば、取扱性に優れまた均一な散布が可能と
なり好ましい。
【0010】このような底質改良剤は、有機物の多い底
質に対し100〜1000g/m2、好ましくは250〜5
00g/m2の割合で水面上より散布して前記有機物を分解
処理させるようにする。底質改良剤は粒径が2〜9mmの
粒状やペレット状のもの、またはフレーク状のものであ
るため広範囲に拡がりつつ沈降し、目的とする底質層を
完全にカバーすることとなる。なお底質改良剤の散布
は、水温が20℃以上になると有機物が酸化分解を開始
するので、その直前に散布処理するが好ましい。
【0011】また底質改良剤は、真比重が2.39と大
きな水酸化マグネシウムからなり、硬度が0.3〜4.
0kg/粒で粒径が2〜9mmの粒状あるいはペレット状の
ものとし、またはフレーク状のものであるため、水面上
から散布すると速やかに沈降して底質の表面から1〜1
0cmの深さの位置に留まることとなる。これは、底質表
層はヘドロ化した有機物が堆積して軟質泥土で覆われて
いるためであり、底質改良剤が改質を最も必要とする場
所に丁度留まるよう形状等が選択されているからであ
る。
【0012】
【実施例】(実施例1、2)三重県度会郡南勢町五ケ所
湾内の赤潮発生頻度の多い地内である礫浦地内の船舶工
区内において、養殖漁場の底質改善を目的として、硬度
が0.5kg/粒で粒径が3〜7mmの粒状の水酸化マグネ
シウムからなる底質改良剤を、散布量200〜400g/
m2の割合で散布し、施工後約2ケ月、および3ケ月後に
その海域における底質層の酸素量、PH値、硫化物量な
どを調査した(実施例1)。また、水酸化マグネシウム
と貝化石を体積比で50%ずつ混合した底質改良剤を、
同様に散布した場合を実施例2として調査した。各種デ
ータの測定結果は表1に示すとおりであり、底質層から
採取した泥の中に底質改良剤が点々と混在しているのが
認められ、施工前は生物(貝やゴカイ等)や藻類の生息
がなかったが、施工後にはいずれも繁殖していることが
確認でき、環境の改善が図れたことが確認できた。一
方、底質改良剤を散布しなかった海域(比較例1)の底
質層の泥は硫化物の強い臭いがし、また生物も藻も存在
しないものであった。なお、以上の実験は出願人が三重
県漁業協同組合連合会の協力のもとに行ったものであ
る。
【0013】
【表1】
【0014】(実施例3〜6)三重県度会郡南勢町五ケ
所湾内の赤潮発生頻度の多い地内である礫浦地内の船舶
外工区内(実施例3、4)、および榊原地内の水汲み谷
区(実施例5、6)において、養殖漁場の底質改善を目
的として、水酸化マグネシウムからなる底質改良剤、お
よび水酸化マグネシウムと貝化石を体積比で50%ずつ
混合した底質改良剤を、実施例1、2と同様に散布し
て、各種データの測定した結果は表2、3に示すとおり
であった。また、実施例3〜6では底質層から採取した
泥の中に底質改良剤が点々と混在しているのが認めら
れ、施工前は生物(貝やゴカイ等)や藻類の生息がなか
ったが、施工後にはいずれも繁殖していることが確認で
き、環境の改善が図れたことが確認できた。一方、底質
改良剤を散布しなかった海域(比較例2、3)の底質層
の泥は硫化物の強い臭いがし、また生物も藻も存在しな
いものであった。なお、以上の実験は出願人が三重県漁
業協同組合連合会の協力のもとに行ったものである。
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】(実施例7)三重県志摩郡志摩町和具浦地
内において、真珠養殖漁場の底質改善を目的として、水
酸化マグネシウムからなる底質改良剤を、散布量約25
0g/m2の割合で散布し、施工後約3ケ月、6ケ月、およ
び9ケ月後にその海域における底質層の酸素量、PH
値、硫化物量などを調査した。各種データの測定結果は
表4に示すとおりであった。一方、底質改良剤を散布し
なかった海域(比較例4)の底質層の泥は硫化物の強い
臭いがし、また生物も藻も存在しないものであった。な
お、以上の実験は出願人が三重県志摩町水産農林課の協
力のもとに行ったものである。
【0018】
【表4】
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は閉鎖性海底や堀底等の底質を効率よく改良して嫌気
性細菌の増殖を防止し、藻類や生物等の生息環境の改善
を図ることができるものである。よって本発明は従来の
問題点を一掃した底質改良剤および底質改良方法とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純度30〜97%の水酸化マグネシウム
    を、硬度が0.3〜4.0kg/粒で粒径が2〜9mmの粒
    状あるいはペレット状のものとし、またはフレーク状の
    ものとしたことを特徴とする底質改良剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水酸化マグネシウムに
    対し貝化石を体積比20%以上の割合で混合したことを
    特徴とする底質改良剤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の底質改良剤が
    生分解性樹脂からなる袋体に詰められていることを特徴
    とする底質改良剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の底質改
    良剤を、有機物の多い底質に100〜1000g/m2の割
    合で散布して有機物を分解処理させるようにしたことを
    特徴とする底質改良方法。
  5. 【請求項5】 底質改良剤を、底質の表面から1〜10
    cmの深さの位置に留まらせるようにした請求項4に記載
    の底質改良方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008239516A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Hiroto Maeda 赤潮発生防止方法
JP2016068021A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 宇部マテリアルズ株式会社 砂地に潜る二枚貝生息域の底質の改良剤及び改良方法
JP2022076111A (ja) * 2020-11-09 2022-05-19 アクアインテック株式会社 ポンプ施設

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008239516A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Hiroto Maeda 赤潮発生防止方法
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