JP2001178505A - ボタン用タック - Google Patents
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Abstract
き、パッカリング現象が生じ難く、またボタンのボス部
との係止が強固に行えるタックを提供する。 【解決手段】 ボタン取付用タック1は、座板3の中央
に円柱状の柱部4を立設し、柱部4の先端に四角錐の頭
部5を一体に形成し、頭部5の一周面の頂角が20〜4
0度の範囲内になるように尖鋭化させ、頭部5の基端外
周6の四個の隅角部7は柱部4の外周面よりも外方へ突
出してボタン用ボス部2の取付孔17の壁面に喰い込む
係止部8を形成し、タック1が生地を刺通するとき、頭
部5が尖鋭で線接触するため生地にパッカリングが生じ
ず、またタック1はボス部2に強固に係止固定できる。
Description
タンなどを生地に取り付けるときに用いる金属製のタッ
ク、すなわちボタン取付鋲であって生地を刺通する際、
生地にパッカリング現象を誘発しないタックに関するも
のである。
ように座板の中央に円柱状の柱部を立設し、柱部は金属
製であり、柱部の先端を角錐状に切削した形の頭部を設
け、頭部の下側の柱部に凹部を凹設して頭部の変形を容
易にできるように形成し、このタックを被服の生地に刺
通した後、金属製のボタンのボス部に挿入し、頭部を加
圧して柱部の凹部で変形させてボス部に固定するボタン
用タックが実公昭63−10729号公報に開示されて
いる。
に、座板の中央に円柱状の柱部を立設し、柱部は先端に
柱部の外周縁よりも突出する円錐状の頭部を形成し、こ
の頭部の下側の柱部に頭部と同様に柱部の外周縁よりも
突出する円錐台の係止部を複数段形成し、このタックを
被服の生地に刺通した後、樹脂製のボタンのボス部に形
成した取付孔に挿入し、頭部と係止部とによってボス部
に固定するボタン用タックが実開昭60−69008号
公報に開示されている。
示すボタン用タックは、タックとボタンのボス部との係
止形態がこの発明のタックとは異なり、タックの先端を
押圧変形して金属製のボタンのボス部に固定し取り付け
るタイプであるため、タックは柱部と頭部とが、なだら
かに連接された形態であり、柱部より突出する係止部が
存在してないので、樹脂製のボタンのボス部に簡単に係
止固定することができないという問題点がある。
クは、ともに柱部の先端に形成する頭部が円錐状である
ため、タックが生地を刺通するとき、生地と頭部とは面
接触であるため抵抗が大きく生地にパッカリング現象が
生じ易いという問題点がある。
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、ジーンズ用ボタンなどをジーンズなどの生地に取り
付ける際に用いる、ボタン取付用のタックを生地に刺通
するとき、生地にパッカリング現象が生じないようにタ
ックの先端に設ける頭部を、生地との接触抵抗の大きい
面接触を避け、抵抗の少ない線接触の形態を採用するこ
とにより、パッカリング現象の発生を防ぐとともに、構
造が簡単で頑丈な係止機構を備えたタックをボタンのボ
ス部に強固に係止して固定できるボタン用タックを提供
することが主たる目的である。
請求項1記載の発明の目的に加え、ボタン取付用タック
における頭部の基端外周が柱部よりも外方へ完全に突出
させて、タックの頭部がボタンのボス部に強固に係止す
ることができるタイプ、またはタックの刺通操作が容易
に行え、かつ頭部の隅角部においてボタンのボス部に対
し、係止させることができるタイプのボタン用タックを
提供することが目的である。
明の目的に加え、ボタン取付用のタックにおける頭部の
基端をボタンのボス部に係止させる際、頭部の隅角部を
より現出させ強固に係止させることができ、その係止効
果の向上が図れるボタン用タックを提供することが目的
である。
明の目的に加え、ボタン取付用のタックにおける柱部を
ボタンのボス部に係止させる際、柱部上に配した係止部
によって強固に係止させることができ、そのタックの係
止効果の向上が図れるボタン用タックを提供することが
目的である。
明の目的に加え、ボタン取付用のタックにおける先端の
頭部形状を生地に対し容易に刺通することができる先鋭
な形状に形成し、刺通操作が簡便に行えるボタン用タッ
クを提供することが目的である。
明の目的に加え、ボタン取付用のタックとボタンのボス
部との素材を限定し、その素材にマッチしたタックとボ
ス部に形成し、容易かつ強固に係止固定できるボタン用
タックとボス部を提供することが目的である。
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、ボタン取付
用のタック1が平板状の座板3の中央から上方へ突出す
る円柱状の柱部4を立設し、この柱部4の先端に多角錐
の頭部5を一体に形成し、頭部5における下方の基端外
周6に形成される鋭利で頑丈な隅角部7が柱部4の外周
面よりも外方へ突出する形の係止部8に形成し、頭部5
の係止機能を高めたボタン用タックを主な構成とするも
のである。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1の柱部4の先
端に設ける多角錐の頭部5における下方の基端外周6
は、柱部4における外周面よりも外方へ突出する形に形
成し、頭部5の係止機能を高めたボタン用タックであ
る。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1の柱部4の先
端に設ける多角錐の頭部5における下方に形成する隅角
部7の基端外周6の一部は、柱部4の外周面よりも内方
に位置する形に形成し、頭部5の係止機能、刺通機能を
高めたボタン用タックである。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1の頭部5と柱
部4との境界部分において頭部5の隅角部7の下面が略
水平状に落ち込んだ柱部4より細い円形の頚部9を形成
し、頭部5の係止機能を高めたボタン用タックである。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1に形成した頭
部5の下側に、柱部4よりも細い頚部9を形成し、この
頚部9の下側に円錐台の係止突部12を柱部4に突設
し、係止突部12の上面は傾斜し、下面は略水平状を呈
する形に形成し、先端部分を先鋭化させて係止突部12
の係止機能を高めたボタン用タックである。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1の柱部4の先
端に設ける多角錐の頭部5に形成する一周面における頂
角が20〜40度の範囲内で先鋭な頭部に形成し、頭部
5の刺通機能を高めたボタン用タックである。
明の構成に加え、ボタン取付用のタック1は金属から形
成され、タック1が挿入されるボタンのボス部2は熱可
塑性樹脂から成形し、タック1とボタンのボス部2との
係止固定機能を高めたボタン用タックである。
タックの実施の形態について、図面を参照しながら具体
的に説明する。
施形態は図1、2に示すように、平坦な円板状の座板3
の中央から上方へ向けて円柱状の柱部4を立設し、この
柱部4の先端に四角錐の頭部5を一体に設け、この四角
錐の頭部における一周面の頂角が20〜40度の範囲に
入る形に形成して頭部5の先鋭化を図る。そして頭部5
の下方すなわち座板3側の基端外周6に形成される四個
の隅角部7は、図2に示すように下側の柱部4の外周面
よりも外方へ突出して係止部8を形成する。
の隅角部7の下面が略水平状に落ち込んで柱部4よりも
細い頚部9を形成し、この頚部9の下方における柱部4
の上面は傾斜する斜面部10に形成し、頚部9の外周面
と、四角錐の頭部5における隅角部7と隅角部7との間
の基端外周6とは、図2に示すように上下において略合
致し、柱部4の斜面部10の一部は、頭部5の隅角部7
と隅角部7の間における基端外周6よりも外側へ突出す
る形に形成する。
先端が尖った小突起11を複数個宛突設し、生地Cをボ
タンのボス部2とで挟持したとき的確に捕促することが
できるように形成する。さらに座板3の上面には小突起
11と、その外側に凸状のリング突条を複数本併設して
もよい。また突条のみを設置しても生地Cを捕捉するこ
とができる。
合金などの金属製で、頭部および柱部を鍛造あるいは転
造によって成形するのがよく、また柱部4の先端に設け
る頭部5の形態は、四角錐のみでなく他に三角錐、五角
錐、六角錐などの多角錐で形成し、それらの多角錐の一
周面の頂角が20〜40度の範囲内であれば先鋭な頭部
5に仕上げることができ、生地Cを刺通するとき生地C
とは線接触状態で刺通することができ、生地Cにパッカ
リング現象が生じない。
は、平板状の座板3の中央に柱部4を上方へ立設し、柱
部4の先端には一周面の頂角が20〜40度の範囲内の
四角錐の先鋭な頭部5を一体に設け、この頭部5の下側
に隅角部7の下面が略水平状に落ち込んで細い円形の頚
部9を形成する。この頚部9の太さは四角錐の頭部5の
基端外周6に内接する大きさに形成し、この頚部9の下
側に図4に示すように四角錐の頭部5における隅角部7
間の径と同一径の円錐台の係止突部12を設け、この円
錐台の係止突部12の下面は略水平状に落ち込んで前記
の頚部9と同径の頚部9が形成され、さらにこの頚部9
の下側の柱部4の外周面は係止突部12と頚部9との中
間の径によって形成されている。また座板3上には柱部
4の周辺に小突起11が設けられている。なお係止突部
12の径は、隅角部7間の径よりも大きくしたり、小さ
くしたり適宜設定してもよい。
は、平板状の座板3の中央に円柱状の柱部4を立設し、
柱部4の先端には一周面の頂角が20〜40度の範囲の
四角錐の先鋭な頭部5が一体に設けられ、四角錐の頭部
5における隅角部7は柱部4から略水平状に外側へ突出
し、隅角部7と隅角部7の中間点は、図6に示すように
柱部4の外周面と略一致するように形成する。そして柱
部4の長さは前記2例の柱部4よりも短く、四角錐の頭
部5が低くなるように形成されている。
面が20〜40度の範囲としたのは理想的な範囲であ
り、必ずしもこの範囲でなくともよい。たとえば図7に
示す第4実施形態のタック1は、頂角が40度以上ある
頭部5であり、また図8に示す第5実施形態のタック
は、頂角が20度以下できわめて先鋭な頭部5に形成し
てもよい。またこの頭部5の下面は係止部8から水平状
に柱部4に落ち込んでいる。
は、図9に示すように円柱状の胴部15の上端にボタン
取付用のフランジ16を水平方向へ突設して頂面を平坦
状に形成し、胴部15の中央に円形で貫通状のタック取
付用の取付孔17を穿設し、胴部15の底面における取
付孔17の周辺に円周方向に一定間隔で並んだ数個の小
突条19が外方へ向けて突出し、生地Cに喰い込むよう
に形成されている。このボス部2は、ポリアセタール、
ポリアミド、ポリプロピレン、ポリプチレンテレフタレ
ートなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段によって
成形するのが好ましい。なお取付孔17を有底状に形成
したものであってもよい。
部2における平坦状の頂面にボタンの表面板20を載置
し、表面板20の周縁をボス部2のフランジ16の周縁
上に折り曲げて重合することによって、ボス部2と表面
板20とを固定してボタン主体Aを完成させる。
るには、一例として図10に示すように生地Cに図1に
示す金属製のタック1を刺通し、図9に示すボタン主体
Aの樹脂製のボス部2の取付孔17に挿入し、タック1
の座板3をボタン主体Aに対し押圧することによって、
タック1の柱部4から突出している四個の係止部8が取
付孔17の壁面に喰い込んで係止させ、タック1を係止
部8と柱部4とにより取付孔17に不動の状態に固定す
る。その際生地Cはタック1の座板3上に設けた小突起
11とボス部2の底面に設けた小突条19とによって滑
動が阻止され強固にボタン主体Aを生地Cに取り付ける
ことができる。
地Cに図3に示すタック1を刺通し、図9に示すボタン
主体Aのボス部2の取付孔17に挿入し、タック1の座
板3をボタン主体Aに対し押圧することによって、タッ
ク1の四個の係止部8が取付孔17の奥の壁面に鋭く、
また柱部4の周面に突出する係止突部12が手前の取付
孔17の壁面へ、まんべんなく喰い込んで二段階で係止
させ、タック1と取付孔17とを不動の状態に固定す
る。生地Cはタック1の座板3上の小突起11とボス部
2の底面の小突条19とによって滑動が阻止され強固に
ボタン主体Aを生地Cに取り付けることができる。
生地Cに図5に示すタック1を刺通し、図9に示すボタ
ン主体Aのボス部2の取付孔17に挿入し、タック1の
座板3をボタン主体Aに対し押圧することによって、タ
ック1の柱部4の低いところに突出する四個の係止部8
が取付孔17の入口18付近の壁面に鋭く喰い込んで係
止させ、タック1を係止部8と柱部4とにより取付孔1
7に不動の状態に固定する。生地Cはタック1の座板3
上の小突起11とボス部2の底面の小突条19とによっ
て滑動が阻止され強固にボタン主体Aを生地Cに取り付
けることができる。
以上説明したとおりの構成であり、この構成によって下
記の効果を奏する。
ックは平板状の座板の中央から突出する円柱状の柱部を
立設し、柱部の先端に多角錐の頭部を一体に形成し、頭
部の基端外周における隅角部が柱部の周面よりも外方へ
突出して係止部を形成したことによって、頭部が多角錐
であるため、生地を刺通するとき生地とは線接触で抵抗
が少なく生地にパッカリング現象が生じ難くボタンを体
裁よく取り付けることができる。また構造が簡単で頑丈
な係止部を備えたタックに仕上げることができ、タック
の取り付けは柱部から突出する係止部によるため、係止
部がボス部の取付孔に鋭く喰い込み強固に固定すること
ができる効果がある。
明の効果に加え、多角錐の頭部の基端外周は柱部の外周
面よりも外方へ突出する形に形成したことによって、頭
部の係止部は勿論であるが、下方の基端全体でボス部の
取付孔に係止させることができるから、タックの固定が
強固にできる効果がある。
明の効果に加え、多角錐の頭部における隅角部間の基端
外周の一部は柱部の外周面よりも内方に位置する形に形
成したことによって、頭部の係止部による係止を効率よ
く行い、かつタックのボス部への挿入が容易に行える効
果がある。
明の効果に加え、頭部と柱部との境界部分において頭部
の隅角部の下面が略水平状に落ち込んで柱部より細い円
形の頚部を形成したことによって、タックの柱部に対し
係止効率および刺通効率のよい頭部を簡単に形成するこ
とができる効果がある。
よりも細い頚部を形成し、頚部の下側に円錐台の係止突
部を柱部に突設し、係止突部の上面は傾斜し、下面は略
水平状を呈する形に形成したことによって、タックの柱
部に数個の係止部を備えた頭部と、その下方に全周で係
止できる係止突部を設けているから、タックのボス部へ
の固定が二段階で行うことができ、強固な固定ができる
効果がある。
明の効果に加え、多角錐の頭部に形成する一周面の頂角
が20〜40度になるように形成したことによって、柱
部の先端に形成する頭部の形状を先鋭化させることがで
き、生地の刺通する際、容易に刺通でき、かつパッカリ
ング現象が生じ難い効果がある。
明の効果に加え、タックは金属から形成され、タックが
挿入されるボス部は熱可塑性樹脂から成形したことによ
って、タックとボス部とを簡単に作製することができ、
係止機能の向上が簡単に図れる効果があるなど、この発
明が奏する効果はきわめて顕著である。
けた状態を示す断面図である。
けた状態を示す断面図である。
けた状態を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 タック1は平板状の座板3の中央から突
出する円柱状の柱部4を立設し、該柱部4の先端に多角
錐の頭部5を一体に形成し、頭部5の基端外周6におけ
る隅角部7が柱部4の周面よりも外方へ突出して係止部
8を形成してなることを特徴とするボタン用タック。 - 【請求項2】 多角錐の頭部5の基端外周6は柱部4の
外周面よりも外方へ突出する形に形成してなる請求項1
記載のボタン用タック。 - 【請求項3】 多角錐の頭部5における隅角部7間の基
端外周6の一部は柱部4の外周面よりも内方に位置する
形に形成してなる請求項1記載のボタン用タック。 - 【請求項4】 頭部5と柱部4との境界部分において頭
部5の隅角部7の下面が略水平状に落ち込んで柱部4よ
り細い円形の頚部9を形成してなる請求項1記載のボタ
ン用タック。 - 【請求項5】 頭部5の下側に柱部4よりも細い頚部9
を形成し、該頚部9の下側に円錐台の係止突部12を柱
部4に突設し、係止突部12の上面は傾斜し、下面は略
水平状を呈する形に形成してなる請求項1記載のボタン
用タック。 - 【請求項6】 多角錐の頭部5に形成する一周面の頂角
が20〜40度になるように形成してなる請求項1記載
のボタン用タック。 - 【請求項7】 タック1は金属から形成され、タック1
が挿入されるボス部2は熱可塑性樹脂から成形してなる
請求項1記載のボタン用タック。
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