JP2001175610A - アダプタ装置、及び、ステーション装置 - Google Patents
アダプタ装置、及び、ステーション装置Info
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- JP2001175610A JP2001175610A JP36305799A JP36305799A JP2001175610A JP 2001175610 A JP2001175610 A JP 2001175610A JP 36305799 A JP36305799 A JP 36305799A JP 36305799 A JP36305799 A JP 36305799A JP 2001175610 A JP2001175610 A JP 2001175610A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯型情報端末装置の小型化を妨げることな
く、携帯型電子機器を、容易に、かつ確実に外部の情報
処理機器に接続できるようにする。 【解決手段】 携帯型電子機器の本体200を保持する
とともに、その内部の電子回路を、外部情報処理機器か
ら引き出されたケーブル81に電気的に接続する外部機
器接続アダプタ700であって、スライド板72上に載
置された本体200へ向かって、可動部73内の空間部
に収容されたコイルバネ731,731の弾性力によっ
て可動部73が付勢される。ここで、本体200の回路
基板251上に立設された基板端子253,…と、固定
部71が備えるピン711,…とが電気的に接続され、
回路基板251とケーブル81のケーブル端子83とが
接続される。また、コイルバネ731,731の弾性力
を超える所定の力を加えることによって可動部73は本
体200から離れる方向へ容易に移動可能である。
く、携帯型電子機器を、容易に、かつ確実に外部の情報
処理機器に接続できるようにする。 【解決手段】 携帯型電子機器の本体200を保持する
とともに、その内部の電子回路を、外部情報処理機器か
ら引き出されたケーブル81に電気的に接続する外部機
器接続アダプタ700であって、スライド板72上に載
置された本体200へ向かって、可動部73内の空間部
に収容されたコイルバネ731,731の弾性力によっ
て可動部73が付勢される。ここで、本体200の回路
基板251上に立設された基板端子253,…と、固定
部71が備えるピン711,…とが電気的に接続され、
回路基板251とケーブル81のケーブル端子83とが
接続される。また、コイルバネ731,731の弾性力
を超える所定の力を加えることによって可動部73は本
体200から離れる方向へ容易に移動可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電子機器を
外部の情報処理機器に接続するためのアダプタ装置、及
びステーション装置に関するものである。
外部の情報処理機器に接続するためのアダプタ装置、及
びステーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型電子機器は、小型化および
軽量化が著しく進み、その利用法も多様化している。つ
まり、これまで行われてきたように、携帯型情報端末装
置本体においてデータの入出力や処理を行う利用法の
他、外部の情報処理機器に接続して、該外部の情報処理
機器によって生成されたデータを携帯型情報端末装置に
転送し、携帯型情報端末装置で処理する利用法が普及し
ている。
軽量化が著しく進み、その利用法も多様化している。つ
まり、これまで行われてきたように、携帯型情報端末装
置本体においてデータの入出力や処理を行う利用法の
他、外部の情報処理機器に接続して、該外部の情報処理
機器によって生成されたデータを携帯型情報端末装置に
転送し、携帯型情報端末装置で処理する利用法が普及し
ている。
【0003】具体的には、例えば、デスクトップコンピ
ュータと携帯型情報端末装置とをケーブル接続して、デ
スクトップコンピュータで作成した音楽データを携帯型
情報端末装置へ転送し、この音楽データを携帯型情報端
末装置で再生する利用法が挙げられる。他に、デスクト
ップコンピュータ等の機器で作成した文書データを携帯
型情報端末装置に転送して、携帯型情報端末装置で文書
データの内容を閲覧する利用法もある。
ュータと携帯型情報端末装置とをケーブル接続して、デ
スクトップコンピュータで作成した音楽データを携帯型
情報端末装置へ転送し、この音楽データを携帯型情報端
末装置で再生する利用法が挙げられる。他に、デスクト
ップコンピュータ等の機器で作成した文書データを携帯
型情報端末装置に転送して、携帯型情報端末装置で文書
データの内容を閲覧する利用法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、携帯型電
子機器は、外部の情報処理機器に接続することで多彩な
用途に利用できる一方で、携帯型情報端末装置の小型化
に伴って、外部の情報処理機器との接続が困難になると
いう問題があった。
子機器は、外部の情報処理機器に接続することで多彩な
用途に利用できる一方で、携帯型情報端末装置の小型化
に伴って、外部の情報処理機器との接続が困難になると
いう問題があった。
【0005】即ち、従来は、携帯型情報端末装置と各種
機器とを接続する際には、ケーブル接続や赤外線による
無線通信が利用されてきた。しかしながら、小型の携帯
型情報端末装置においては、ケーブルを接続するための
コネクタや、赤外線通信を行うためのLED等を含む回
路を携帯型電子機器側に具備するスペースを確保するこ
とが困難であった。
機器とを接続する際には、ケーブル接続や赤外線による
無線通信が利用されてきた。しかしながら、小型の携帯
型情報端末装置においては、ケーブルを接続するための
コネクタや、赤外線通信を行うためのLED等を含む回
路を携帯型電子機器側に具備するスペースを確保するこ
とが困難であった。
【0006】上記課題に鑑み、本発明は、携帯型情報端
末装置の小型化を妨げることなく、携帯型電子機器を、
容易に、かつ確実に外部の情報処理機器に接続できるよ
うにすることを目的とする。
末装置の小型化を妨げることなく、携帯型電子機器を、
容易に、かつ確実に外部の情報処理機器に接続できるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0008】請求項1記載の発明は、携帯型電子機器
(例えば、図5に示すリスト型音楽再生装置100)を
装着して、携帯型電子機器を外部情報処理機器(例え
ば、図6に示す外部機器800)に電気的接続するアダ
プタ装置(例えば、図1に示す外部機器接続アダプタ7
00)であって、携帯型電子機器の一側面に当接する当
接部を有する本体部(例えば、図1に示す固定部71及
びスライド板72)と、この本体部に対し移動可能に組
み付けられ、携帯型電子機器の前記一側面との対向面に
当接する当接部を有する可動部材(例えば、図1に示す
可動部73)と、この可動部材と前記本体部との間に介
設され、可動部材を本体部の前記当接部側に付勢する弾
性部材(例えば、図2に示すコイルバネ731,73
1)と、を備えることを特徴としている。
(例えば、図5に示すリスト型音楽再生装置100)を
装着して、携帯型電子機器を外部情報処理機器(例え
ば、図6に示す外部機器800)に電気的接続するアダ
プタ装置(例えば、図1に示す外部機器接続アダプタ7
00)であって、携帯型電子機器の一側面に当接する当
接部を有する本体部(例えば、図1に示す固定部71及
びスライド板72)と、この本体部に対し移動可能に組
み付けられ、携帯型電子機器の前記一側面との対向面に
当接する当接部を有する可動部材(例えば、図1に示す
可動部73)と、この可動部材と前記本体部との間に介
設され、可動部材を本体部の前記当接部側に付勢する弾
性部材(例えば、図2に示すコイルバネ731,73
1)と、を備えることを特徴としている。
【0009】ここで、携帯型電子機器としては、例え
ば、ハンドヘルド型のコンピュータや、腕時計型の電子
機器が挙げられるが、その形状及び大きさは任意であ
る。また、外部情報処理機器としては、例えばパーソナ
ルコンピュータが挙げられるが、ネットワークを介して
接続されたサーバ等であっても良く、特に限定されるも
のではない。
ば、ハンドヘルド型のコンピュータや、腕時計型の電子
機器が挙げられるが、その形状及び大きさは任意であ
る。また、外部情報処理機器としては、例えばパーソナ
ルコンピュータが挙げられるが、ネットワークを介して
接続されたサーバ等であっても良く、特に限定されるも
のではない。
【0010】この請求項1記載の発明のアダプタ装置に
よれば、本体部が有する当接部が携帯型電子機器の一側
面に当接するとともに、その対抗面において、携帯型電
子機器に、弾性部材によって付勢された可動部材が当接
する。つまり、弾性部材の付勢力により、携帯型電子機
器は対向する二面に当接する本体部と可動部材とによっ
て挟まれる。これによって、携帯型電子機器を確実に保
持し、外部情報処理機器に接続できるアダプタ装置を提
供できる。また、弾性部材の弾性力を超える所定の力を
加えれば携帯型電子機器が解放され、取り外し可能とな
るので、アダプタ装置は、所定の力を加えることによっ
て容易に装着及び取り外し可能である。従って、確実に
携帯型電子機器を保持することができる上、取り扱いが
容易で、利便性に富むアダプタ装置を提供できる。
よれば、本体部が有する当接部が携帯型電子機器の一側
面に当接するとともに、その対抗面において、携帯型電
子機器に、弾性部材によって付勢された可動部材が当接
する。つまり、弾性部材の付勢力により、携帯型電子機
器は対向する二面に当接する本体部と可動部材とによっ
て挟まれる。これによって、携帯型電子機器を確実に保
持し、外部情報処理機器に接続できるアダプタ装置を提
供できる。また、弾性部材の弾性力を超える所定の力を
加えれば携帯型電子機器が解放され、取り外し可能とな
るので、アダプタ装置は、所定の力を加えることによっ
て容易に装着及び取り外し可能である。従って、確実に
携帯型電子機器を保持することができる上、取り扱いが
容易で、利便性に富むアダプタ装置を提供できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のア
ダプタ装置において、本体部は、携帯型電子機器に電気
的接続される接続端子を有する固定側部材(例えば、図
1に示す固定部71)と、この固定側部材から突出して
携帯型電子機器を載せる支持板部材(例えば、図1に示
すスライド板72)と、を備え、可動部材は、前記支持
板部材の先端部側が挿入され、かつ、弾性部材が収容さ
れる空間部を有し、弾性部材は、前記空間部に収容して
前記可動部材と前記支持板部材の先端部との間に介設し
たばねであることを特徴としている。
ダプタ装置において、本体部は、携帯型電子機器に電気
的接続される接続端子を有する固定側部材(例えば、図
1に示す固定部71)と、この固定側部材から突出して
携帯型電子機器を載せる支持板部材(例えば、図1に示
すスライド板72)と、を備え、可動部材は、前記支持
板部材の先端部側が挿入され、かつ、弾性部材が収容さ
れる空間部を有し、弾性部材は、前記空間部に収容して
前記可動部材と前記支持板部材の先端部との間に介設し
たばねであることを特徴としている。
【0012】この請求項2記載の発明のアダプタ装置に
よれば、支持板部材上に携帯型電子機器を載せた状態
で、固定側部材と可動部材とによって携帯型電子機器を
保持するので、より安定した状態で携帯型電子機器を外
部情報処理機器に接続できる。さらに、可動部材は、可
動部材内の空間部に収容されたばねであるので、低コス
トで容易に構成可能である。従って、各携帯型電子機器
を確実に、かつ容易に外部情報処理機器に接続できるア
ダプタ装置を、より低コストで提供できる。
よれば、支持板部材上に携帯型電子機器を載せた状態
で、固定側部材と可動部材とによって携帯型電子機器を
保持するので、より安定した状態で携帯型電子機器を外
部情報処理機器に接続できる。さらに、可動部材は、可
動部材内の空間部に収容されたばねであるので、低コス
トで容易に構成可能である。従って、各携帯型電子機器
を確実に、かつ容易に外部情報処理機器に接続できるア
ダプタ装置を、より低コストで提供できる。
【0013】請求項3記載の発明は、携帯型電子機器
(例えば、図5に示すリスト型音楽再生装置100)と
外部情報処理機器(例えば、図6に示す外部機器80
0)から引き出された接続ライン(例えば、図2に示す
ケーブル81)とを仲介するステーション装置(例え
ば、図1に示す外部機器接続アダプタ700)におい
て、前記携帯型電子機器が載置されるステーション本体
(例えば、図1に示すスライド板72)と、前記携帯型
電子機器の一端側に設けた第1の接続端子(例えば、図
2に示す外部機器接続コネクタ部205)と電気的に接
続される接続アダプタ(例えば、図1に示すピン71
1,…)を備え、前記ステーション本体の一端側に固定
された固定側部材(例えば、図1に示す固定部71)
と、このステーション本体の他端側に当該ステーション
本体に対し移動可能に設けられた可動部材(例えば、図
1に示す可動部73)と、前記ステーション本体上に携
帯型電子機器が載置された際に、前記携帯型電子機器を
前記可動部材と前記固定側部材とで挟み込むために、前
記可動部材を前記固定側部材側に弾性付勢する弾性部材
(例えば、図2に示すコイルバネ731,731)とを
備えることを特徴としている。
(例えば、図5に示すリスト型音楽再生装置100)と
外部情報処理機器(例えば、図6に示す外部機器80
0)から引き出された接続ライン(例えば、図2に示す
ケーブル81)とを仲介するステーション装置(例え
ば、図1に示す外部機器接続アダプタ700)におい
て、前記携帯型電子機器が載置されるステーション本体
(例えば、図1に示すスライド板72)と、前記携帯型
電子機器の一端側に設けた第1の接続端子(例えば、図
2に示す外部機器接続コネクタ部205)と電気的に接
続される接続アダプタ(例えば、図1に示すピン71
1,…)を備え、前記ステーション本体の一端側に固定
された固定側部材(例えば、図1に示す固定部71)
と、このステーション本体の他端側に当該ステーション
本体に対し移動可能に設けられた可動部材(例えば、図
1に示す可動部73)と、前記ステーション本体上に携
帯型電子機器が載置された際に、前記携帯型電子機器を
前記可動部材と前記固定側部材とで挟み込むために、前
記可動部材を前記固定側部材側に弾性付勢する弾性部材
(例えば、図2に示すコイルバネ731,731)とを
備えることを特徴としている。
【0014】ここで、携帯型電子機器としては、例え
ば、ハンドヘルド型のコンピュータや、腕時計型の電子
機器が挙げられるが、その形状及び大きさは任意であ
る。また、外部情報処理機器としては、例えばパーソナ
ルコンピュータが挙げられるが、ネットワークを介して
接続されたサーバ等であっても良く、特に限定されるも
のではない。
ば、ハンドヘルド型のコンピュータや、腕時計型の電子
機器が挙げられるが、その形状及び大きさは任意であ
る。また、外部情報処理機器としては、例えばパーソナ
ルコンピュータが挙げられるが、ネットワークを介して
接続されたサーバ等であっても良く、特に限定されるも
のではない。
【0015】この請求項3記載の発明のステーション装
置によれば、ステーション本体に載置された携帯型電子
機器を、固定側部材と可動部材とによって挟むことによ
って保持するので、確実に携帯型電子機器を保持するこ
とができる。また、携帯型電子機器は弾性部材による付
勢力によって挟まれることにより保持されるので、弾性
部材の付勢力を超える所定の力を加えることにより、ス
テーション装置と携帯型電子機器とは容易に着脱可能で
ある。そして、固定側部材は、携帯型電子機器が有する
第1の接続端子と電気的に接続される接続アダプタを備
えるので、携帯型電子機器が固定側部材と可動部材とに
挟まれる際に、携帯型電子機器と固定側部材とが電気的
に接続される。このため、外部情報処理機器から引き出
された接続ラインに固定側部材を接続すれば、固定側部
材と携帯型電子機器を保持すると同時に、携帯型電子機
器と外部情報処理機器とを電気的に接続できる。これに
より、携帯型電子機器を、安定した状態で、容易に、か
つ確実に外部情報処理機器に電気的に接続できる。
置によれば、ステーション本体に載置された携帯型電子
機器を、固定側部材と可動部材とによって挟むことによ
って保持するので、確実に携帯型電子機器を保持するこ
とができる。また、携帯型電子機器は弾性部材による付
勢力によって挟まれることにより保持されるので、弾性
部材の付勢力を超える所定の力を加えることにより、ス
テーション装置と携帯型電子機器とは容易に着脱可能で
ある。そして、固定側部材は、携帯型電子機器が有する
第1の接続端子と電気的に接続される接続アダプタを備
えるので、携帯型電子機器が固定側部材と可動部材とに
挟まれる際に、携帯型電子機器と固定側部材とが電気的
に接続される。このため、外部情報処理機器から引き出
された接続ラインに固定側部材を接続すれば、固定側部
材と携帯型電子機器を保持すると同時に、携帯型電子機
器と外部情報処理機器とを電気的に接続できる。これに
より、携帯型電子機器を、安定した状態で、容易に、か
つ確実に外部情報処理機器に電気的に接続できる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載のス
テーション装置において、前記弾性部材は、前記可動部
材と前記固定側部材との間に介設されているばねである
ことを特徴としている。
テーション装置において、前記弾性部材は、前記可動部
材と前記固定側部材との間に介設されているばねである
ことを特徴としている。
【0017】この請求項4記載の発明のステーション装
置によれば、可動部材を弾性付勢する弾性部材は、携帯
型電子機器を挟むように可動部材を付勢するばねである
ため、単純な構成により容易に実現可能である。従っ
て、本発明に係るステーション装置を、より低コストで
提供できる。
置によれば、可動部材を弾性付勢する弾性部材は、携帯
型電子機器を挟むように可動部材を付勢するばねである
ため、単純な構成により容易に実現可能である。従っ
て、本発明に係るステーション装置を、より低コストで
提供できる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載のステーション装置において、前記携帯型電子機器
の一端側に設けた第1の接続端子は、前記携帯型電子機
器内に設けられた電子回路部に設けられた接続端子部
(例えば、図3(b)に示す基板端子253)と、前記
携帯型電子機器のケースに移動可能に設けられた接続部
材(例えば、図3(b)に示す接続ピン254)とを備
えていることを特徴としている。
記載のステーション装置において、前記携帯型電子機器
の一端側に設けた第1の接続端子は、前記携帯型電子機
器内に設けられた電子回路部に設けられた接続端子部
(例えば、図3(b)に示す基板端子253)と、前記
携帯型電子機器のケースに移動可能に設けられた接続部
材(例えば、図3(b)に示す接続ピン254)とを備
えていることを特徴としている。
【0019】この請求項5記載の発明のステーション装
置によれば、携帯型電子機器が備える第1の接続端子
は、電子回路部に設けられた接続端子部と、ケースに移
動可能に設けられた接続部材とを備えるため、上記ステ
ーション装置が備える接続アダプタは、接続部材を介し
て携帯型電子機器の電子回路部に電気的に接続される。
このため、携帯型電子機器のケースに移動可能に設けら
れた接続部材を、ステーション装置が接続されない状態
では電子回路部と導通しないようにすることも可能であ
り、ステーション装置の非接続時において携帯型電子機
器の電子回路部を保護するとともに、より確実に、携帯
型電子機器と外部情報処理機器とを接続できる。
置によれば、携帯型電子機器が備える第1の接続端子
は、電子回路部に設けられた接続端子部と、ケースに移
動可能に設けられた接続部材とを備えるため、上記ステ
ーション装置が備える接続アダプタは、接続部材を介し
て携帯型電子機器の電子回路部に電気的に接続される。
このため、携帯型電子機器のケースに移動可能に設けら
れた接続部材を、ステーション装置が接続されない状態
では電子回路部と導通しないようにすることも可能であ
り、ステーション装置の非接続時において携帯型電子機
器の電子回路部を保護するとともに、より確実に、携帯
型電子機器と外部情報処理機器とを接続できる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項5記載のス
テーション装置において、前記接続端子部と前記携帯型
電子機器のケースとの間には、防水部材(図3(b)に
示す防水リング256)が配設されていることを特徴と
している。
テーション装置において、前記接続端子部と前記携帯型
電子機器のケースとの間には、防水部材(図3(b)に
示す防水リング256)が配設されていることを特徴と
している。
【0021】ここで、防水部材としては、例えば樹脂製
等の可撓性のパッキンやリング部材が挙げられる。
等の可撓性のパッキンやリング部材が挙げられる。
【0022】この請求項6記載の発明のステーション装
置によれば、携帯型電子機器の電子回路部に設けられた
接続端子部は防水部材によって保護されるので、電子回
路部への汚れや液体の浸入を防止できる。このため、携
帯型電子機器に容易に外部情報処理機器を接続でき、か
つ、携帯型電子機器の電子回路部をより確実に保護でき
るステーション装置を提供することができる。
置によれば、携帯型電子機器の電子回路部に設けられた
接続端子部は防水部材によって保護されるので、電子回
路部への汚れや液体の浸入を防止できる。このため、携
帯型電子機器に容易に外部情報処理機器を接続でき、か
つ、携帯型電子機器の電子回路部をより確実に保護でき
るステーション装置を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を適用した実施の形態例を
図1から図9の各図に基づいて説明する。図1は、本発
明のアダプタ装置およびステーション装置に係る外部機
器接続アダプタ700の概略構成を示す平面図である。
この図1に示す外部機器接続アダプタ700は、リスト
型音楽再生装置100に装着され、外部機器800とリ
スト型音楽再生装置100との間におけるデータ送受信
を媒介するものである。
図1から図9の各図に基づいて説明する。図1は、本発
明のアダプタ装置およびステーション装置に係る外部機
器接続アダプタ700の概略構成を示す平面図である。
この図1に示す外部機器接続アダプタ700は、リスト
型音楽再生装置100に装着され、外部機器800とリ
スト型音楽再生装置100との間におけるデータ送受信
を媒介するものである。
【0024】ここで、リスト型音楽再生装置100の構
成について、図4及び図5を参照して説明する。図5
は、リスト型音楽再生装置100の概略構成及びその使
用時の状態を示す平面図であり、図5において、200
は本体部、201は表示部、202は操作入力部、20
3,204はモードスイッチ、205は外部機器接続コ
ネクタ部、206はイヤホン接続コネクタ部、301,
302はリストバンド、401,402はバックルであ
る。また、500は、リスト型音楽再生装置100に接
続されるイヤホンアダプタであり、501はイヤホンア
ダプタ接続ピン、502はイヤホンジャック挿入孔であ
る。600は、イヤホンアダプタ500を介してリスト
型音楽再生装置100に接続されるイヤホンであって、
601はイヤホンジャック、601aはピン、602は
イヤホンコード、603はイヤホンスピーカ部である。
成について、図4及び図5を参照して説明する。図5
は、リスト型音楽再生装置100の概略構成及びその使
用時の状態を示す平面図であり、図5において、200
は本体部、201は表示部、202は操作入力部、20
3,204はモードスイッチ、205は外部機器接続コ
ネクタ部、206はイヤホン接続コネクタ部、301,
302はリストバンド、401,402はバックルであ
る。また、500は、リスト型音楽再生装置100に接
続されるイヤホンアダプタであり、501はイヤホンア
ダプタ接続ピン、502はイヤホンジャック挿入孔であ
る。600は、イヤホンアダプタ500を介してリスト
型音楽再生装置100に接続されるイヤホンであって、
601はイヤホンジャック、601aはピン、602は
イヤホンコード、603はイヤホンスピーカ部である。
【0025】リスト型音楽再生装置100は、各種装置
を内蔵した腕時計型の本体部200と、この本体部20
0の上下端部に取り付けられたリストバンド301,3
02とによって構成され、時計としての機能を有すると
ともに、後述する音楽データを再生処理する装置であ
る。
を内蔵した腕時計型の本体部200と、この本体部20
0の上下端部に取り付けられたリストバンド301,3
02とによって構成され、時計としての機能を有すると
ともに、後述する音楽データを再生処理する装置であ
る。
【0026】本体ケース200の上端と下端には、バン
ド取付部265,265が設けられ、このバンド取付部
265,265にはそれぞれリストバンド301,30
2が取り付けられている。リストバンド301,302
は対をなすものであり、本体部200の上下端に限ら
ず、本体部200の外縁において対向する位置にバンド
取付部265,265を設けて、リストバンド301,
302を取り付ける構成としても良い。そして、各リス
トバンド301,302は、リストバンド301,30
2を互いに連結する一対のバックル401,402をそ
れぞれ先端に備えている。
ド取付部265,265が設けられ、このバンド取付部
265,265にはそれぞれリストバンド301,30
2が取り付けられている。リストバンド301,302
は対をなすものであり、本体部200の上下端に限ら
ず、本体部200の外縁において対向する位置にバンド
取付部265,265を設けて、リストバンド301,
302を取り付ける構成としても良い。そして、各リス
トバンド301,302は、リストバンド301,30
2を互いに連結する一対のバックル401,402をそ
れぞれ先端に備えている。
【0027】リストバンド301,302は、容易に屈
曲可能な可撓性の素材によってなり、ユーザの手首や二
の腕に巻き付けてバックル401とバックル402とを
連結することにより、本体ケース200を身体に装着す
ることができる。
曲可能な可撓性の素材によってなり、ユーザの手首や二
の腕に巻き付けてバックル401とバックル402とを
連結することにより、本体ケース200を身体に装着す
ることができる。
【0028】バックル401,402は、リスト型音楽
再生装置100をユーザの手首または二の腕等に容易
に、かつ素早く着脱できるように、互いに嵌合して連結
するように形成されている。バックル402は、中空の
バックル本体402aを備え、バックル本体402aの
端部には、バックル本体402a内の中空部に連通する
挿入口402bが開口している。また、バックル本体4
02aの端部には、挿入口402bの両側に並ぶように
開口係止部402c,402cが形成されている。挿入
口402bと開口係止部402c,402cとの間は仕
切り板(図示略)によって区切られている。開口係止部
402c,402cは、後述する弾性部401b,40
1bが備えるツメに嵌合する突起(図示略)を内壁面に
備えている。
再生装置100をユーザの手首または二の腕等に容易
に、かつ素早く着脱できるように、互いに嵌合して連結
するように形成されている。バックル402は、中空の
バックル本体402aを備え、バックル本体402aの
端部には、バックル本体402a内の中空部に連通する
挿入口402bが開口している。また、バックル本体4
02aの端部には、挿入口402bの両側に並ぶように
開口係止部402c,402cが形成されている。挿入
口402bと開口係止部402c,402cとの間は仕
切り板(図示略)によって区切られている。開口係止部
402c,402cは、後述する弾性部401b,40
1bが備えるツメに嵌合する突起(図示略)を内壁面に
備えている。
【0029】一方、バックル402と連結されるバック
ル401は、リストバンド301の長手方向に沿って立
設された支柱部401aと、支柱401aと並んで支柱
401aの両側に立設された弾性部401b,401b
とを備えている。支柱401aは棒状部材であり、バッ
クル401とバックル402とが連結される際にはバッ
クル本体402aへ挿入され、バックル401とバック
ル402とが連結した状態で横方向に動かないよう保持
する。弾性部401b,401bは、開口係止部402
c,402cに挿入される鉤部と、この鉤部と一体に形
成された押圧部とを備えており、押圧部に力が加わった
場合は鉤部が支柱401aに近づくように弾性変形し、
押圧部に加わる力が解かれると、鉤部が支柱401aか
ら離れて原状に戻る。
ル401は、リストバンド301の長手方向に沿って立
設された支柱部401aと、支柱401aと並んで支柱
401aの両側に立設された弾性部401b,401b
とを備えている。支柱401aは棒状部材であり、バッ
クル401とバックル402とが連結される際にはバッ
クル本体402aへ挿入され、バックル401とバック
ル402とが連結した状態で横方向に動かないよう保持
する。弾性部401b,401bは、開口係止部402
c,402cに挿入される鉤部と、この鉤部と一体に形
成された押圧部とを備えており、押圧部に力が加わった
場合は鉤部が支柱401aに近づくように弾性変形し、
押圧部に加わる力が解かれると、鉤部が支柱401aか
ら離れて原状に戻る。
【0030】このように形成されたバックル402とバ
ックル401とを連結する場合は、バックル401とバ
ックル402とを対向させ、弾性部401b,401b
の押圧部を支柱401a側へ押圧して、バックル401
の各部をバックル402の開口部へ挿入する。そして、
支柱401a及び弾性部401b,401bが、所定の
位置までバックル本体402a内に挿入された時点で、
弾性部401b,401bの押圧部に加わっていた力を
解くことにより、弾性部401b,401bの鉤部が開
口係止部402c,402c内の突起(図示略)に係合
する。
ックル401とを連結する場合は、バックル401とバ
ックル402とを対向させ、弾性部401b,401b
の押圧部を支柱401a側へ押圧して、バックル401
の各部をバックル402の開口部へ挿入する。そして、
支柱401a及び弾性部401b,401bが、所定の
位置までバックル本体402a内に挿入された時点で、
弾性部401b,401bの押圧部に加わっていた力を
解くことにより、弾性部401b,401bの鉤部が開
口係止部402c,402c内の突起(図示略)に係合
する。
【0031】また、バックル401が有する弾性部40
1b,401bの鈎部の構成を、鈎として開口係止部4
02c,402c内の突起に係合する部分が、弾性部4
01b,401bの基端部へ向かって伸びる形状とすれ
ば、弾性部401b,401bを押圧することなくバッ
クル402に連結できる。つまり、バックル401の先
端をバックル402の開口部へ挿入する際に、弾性部4
01b,401bの鈎部が開口係止部402c,402
c内の側面に当接することで支柱401a側へ移動する
ので、弾性部401b,401bを押圧する必要がな
い。この場合、特に、リスト型音楽再生装置100を素
早く、容易に身につけることができるので、より一層の
利便性の向上を図れる。
1b,401bの鈎部の構成を、鈎として開口係止部4
02c,402c内の突起に係合する部分が、弾性部4
01b,401bの基端部へ向かって伸びる形状とすれ
ば、弾性部401b,401bを押圧することなくバッ
クル402に連結できる。つまり、バックル401の先
端をバックル402の開口部へ挿入する際に、弾性部4
01b,401bの鈎部が開口係止部402c,402
c内の側面に当接することで支柱401a側へ移動する
ので、弾性部401b,401bを押圧する必要がな
い。この場合、特に、リスト型音楽再生装置100を素
早く、容易に身につけることができるので、より一層の
利便性の向上を図れる。
【0032】このようにバックル401,402が連結
されると、開口係止部402c,402c内の突起と弾
性部401b,401bの鉤部とが係合するために、引
っ張り力によってバックル401からバックル402が
離脱することがなく、確実に連結状態を保つ。また、支
柱401aがバックル本体402a内に挿入されること
で、連結部に横方向の力が加わっても連結した状態を保
つことが出来る。
されると、開口係止部402c,402c内の突起と弾
性部401b,401bの鉤部とが係合するために、引
っ張り力によってバックル401からバックル402が
離脱することがなく、確実に連結状態を保つ。また、支
柱401aがバックル本体402a内に挿入されること
で、連結部に横方向の力が加わっても連結した状態を保
つことが出来る。
【0033】なお、バックル402からバックル401
を取り外す際には、弾性部401b,401bが有する
押圧部を支柱401a側へ押圧し、弾性部401b,4
01bの鉤部と開口係止部402c,402c内の突起
との係合状態を解除して、バックル401をバックル4
02から引き抜けば良い。このように、バックル40
1,402により、リストバンド301,302は容易
に脱着可能となり、リスト型音楽再生装置100をユー
ザの腕に容易に、かつ確実に装着することができる。
を取り外す際には、弾性部401b,401bが有する
押圧部を支柱401a側へ押圧し、弾性部401b,4
01bの鉤部と開口係止部402c,402c内の突起
との係合状態を解除して、バックル401をバックル4
02から引き抜けば良い。このように、バックル40
1,402により、リストバンド301,302は容易
に脱着可能となり、リスト型音楽再生装置100をユー
ザの腕に容易に、かつ確実に装着することができる。
【0034】本体部200は、その表面に表示部201
を備えるとともに、表示部201と並ぶように操作入力
部202及びモードスイッチ203,204を備えてい
る。表示部201は、液晶表示パネル等の表示画面を備
えており、後述する制御部210から入力される表示デ
ータに基づいて、リスト型音楽再生装置100が時計と
して動作する時計モードにおいては、現在時刻や日付、
曜日等の時計情報を表示し、リスト型音楽再生装置10
0が音楽データの再生処理を行う音楽モードにおいて
は、音楽データの曲名、歌手名、演奏時間、歌詞、或い
は該音楽データに付された番号等、再生する音楽に関す
る情報を画面上に表示する。なお、表示部201の表面
は、風防ガラス261(図4(b)参照)によって保護
されている。
を備えるとともに、表示部201と並ぶように操作入力
部202及びモードスイッチ203,204を備えてい
る。表示部201は、液晶表示パネル等の表示画面を備
えており、後述する制御部210から入力される表示デ
ータに基づいて、リスト型音楽再生装置100が時計と
して動作する時計モードにおいては、現在時刻や日付、
曜日等の時計情報を表示し、リスト型音楽再生装置10
0が音楽データの再生処理を行う音楽モードにおいて
は、音楽データの曲名、歌手名、演奏時間、歌詞、或い
は該音楽データに付された番号等、再生する音楽に関す
る情報を画面上に表示する。なお、表示部201の表面
は、風防ガラス261(図4(b)参照)によって保護
されている。
【0035】操作入力部202は、リスト型音楽再生装
置100の各動作を指示するキーを備えており、押下さ
れたキーに対応する押下信号を制御部210に出力す
る。このキーの操作により、ユーザは、例えば、前記時
計モードにおいては時刻の修正や表示方式の切り換え等
の時計機能に関する指示入力を行い、前記音楽モードに
おいては、音楽の再生、停止、巻き戻し再生、早送り再
生といった音楽再生に関する指示入力を行うことができ
る。
置100の各動作を指示するキーを備えており、押下さ
れたキーに対応する押下信号を制御部210に出力す
る。このキーの操作により、ユーザは、例えば、前記時
計モードにおいては時刻の修正や表示方式の切り換え等
の時計機能に関する指示入力を行い、前記音楽モードに
おいては、音楽の再生、停止、巻き戻し再生、早送り再
生といった音楽再生に関する指示入力を行うことができ
る。
【0036】モードスイッチ203,204には、それ
ぞれ、前記時計モード及び前記音楽モードが割当てられ
ており、押下されたスイッチに対応する押下信号を制御
部210に出力する。ここで、制御部210は、時計モ
ードに対応するモードスイッチ203の押下信号を検出
すると、リスト型音楽再生装置100の動作モードを時
計モードに切り替え、音楽モードに対応するモードスイ
ッチ204の押下信号を検出すると音楽モードへの切替
を実行させ、各モードにおける動作が可能となるように
制御する。
ぞれ、前記時計モード及び前記音楽モードが割当てられ
ており、押下されたスイッチに対応する押下信号を制御
部210に出力する。ここで、制御部210は、時計モ
ードに対応するモードスイッチ203の押下信号を検出
すると、リスト型音楽再生装置100の動作モードを時
計モードに切り替え、音楽モードに対応するモードスイ
ッチ204の押下信号を検出すると音楽モードへの切替
を実行させ、各モードにおける動作が可能となるように
制御する。
【0037】本体部200の、図中左側の側面には外部
機器接続コネクタ部205が形成されている。この外部
機器接続コネクタ部205には、後述するように外部機
器接続アダプタ700が接続される。また、本体部20
0の、図中、右側の側面にはイヤホン接続コネクタ部2
06が形成されている。イヤホン接続コネクタ部206
には、イヤホンアダプタ500が接続される。
機器接続コネクタ部205が形成されている。この外部
機器接続コネクタ部205には、後述するように外部機
器接続アダプタ700が接続される。また、本体部20
0の、図中、右側の側面にはイヤホン接続コネクタ部2
06が形成されている。イヤホン接続コネクタ部206
には、イヤホンアダプタ500が接続される。
【0038】イヤホンアダプタ500は、イヤホン60
0をリスト型音楽再生装置100に接続して、リスト型
音楽再生装置100において音楽データを再生すること
により出力される音声信号をイヤホン600へ伝送し、
イヤホン600により音声を出力させるためのアダプタ
であって、イヤホン600のピン601aが挿入される
イヤホンジャック挿入孔502と、リスト型音楽再生装
置100のイヤホン接続コネクタ部206に接続される
イヤホンアダプタ接続ピン501,…とを備えた略箱形
の部材であり、ピン601aとイヤホンアダプタ接続ピ
ン501,…とを導通させる内部回路を有している。
0をリスト型音楽再生装置100に接続して、リスト型
音楽再生装置100において音楽データを再生すること
により出力される音声信号をイヤホン600へ伝送し、
イヤホン600により音声を出力させるためのアダプタ
であって、イヤホン600のピン601aが挿入される
イヤホンジャック挿入孔502と、リスト型音楽再生装
置100のイヤホン接続コネクタ部206に接続される
イヤホンアダプタ接続ピン501,…とを備えた略箱形
の部材であり、ピン601aとイヤホンアダプタ接続ピ
ン501,…とを導通させる内部回路を有している。
【0039】なお、イヤホン600は、ピン601aが
立設されたイヤホンジャック601、イヤホンジャック
601から伸びるイヤホンコード602、及び、イヤホ
ンコード602の先端に接続されたイヤホンスピーカ部
603によって構成されるものであり、一般に、音楽や
音声聴取用途に用いられるイヤホンであって、イヤホン
スピーカ部603はユーザの耳に装着可能な形状を有す
る。リスト型音楽再生装置100から出力された音声信
号がピン601aに入力されると、この音声信号はイヤ
ホンコード602を介してイヤホンスピーカ部603へ
伝送され、イヤホンスピーカ部603によって、この音
声信号に基づく音声が出力される。
立設されたイヤホンジャック601、イヤホンジャック
601から伸びるイヤホンコード602、及び、イヤホ
ンコード602の先端に接続されたイヤホンスピーカ部
603によって構成されるものであり、一般に、音楽や
音声聴取用途に用いられるイヤホンであって、イヤホン
スピーカ部603はユーザの耳に装着可能な形状を有す
る。リスト型音楽再生装置100から出力された音声信
号がピン601aに入力されると、この音声信号はイヤ
ホンコード602を介してイヤホンスピーカ部603へ
伝送され、イヤホンスピーカ部603によって、この音
声信号に基づく音声が出力される。
【0040】図4は、リスト型音楽再生装置100の本
体部200の内部構成を詳細に示す図であり、(a)は
平面透視図であり、(b)は、図4(a)のB−B’線
に沿った断面図である。この図4において、209はメ
モリカード、251は回路基板、252,…及び25
3,…は基板端子、261は風防ガラス、262,…は
ビス、263,…及び264,…はピン挿入孔、200
Bは裏蓋、266はフレキシブルケーブル、267はメ
モリカード接続端子である。
体部200の内部構成を詳細に示す図であり、(a)は
平面透視図であり、(b)は、図4(a)のB−B’線
に沿った断面図である。この図4において、209はメ
モリカード、251は回路基板、252,…及び25
3,…は基板端子、261は風防ガラス、262,…は
ビス、263,…及び264,…はピン挿入孔、200
Bは裏蓋、266はフレキシブルケーブル、267はメ
モリカード接続端子である。
【0041】図4に示すように、本体部200の上下端
部にはバンド取付部265,265が設けられ、このバ
ンド取付部265,265に前述のリストバンド30
1,302が取り付けられる。また、本体部200は、
時計側ケース200Aと裏蓋200Bとによってなる腕
時計型のケースであって、時計側ケース200Aと裏蓋
200Bとの間に形成される空間内に、回路基板25
1、メモリカード209等の各部が収容される。
部にはバンド取付部265,265が設けられ、このバ
ンド取付部265,265に前述のリストバンド30
1,302が取り付けられる。また、本体部200は、
時計側ケース200Aと裏蓋200Bとによってなる腕
時計型のケースであって、時計側ケース200Aと裏蓋
200Bとの間に形成される空間内に、回路基板25
1、メモリカード209等の各部が収容される。
【0042】即ち、図4(b)に示すように、本体部2
00内においては、風防ガラス261で覆われた表示部
201の背面側に回路基板251が配設され、さらに回
路基板251の背面側には電池216が収容されてい
る。また、電池216の背面側にはメモリカード209
が収容され、これらの各部を収容した本体部200の背
面は裏蓋200Bによって封止されている。そして、裏
蓋200B、及び、本体部200内の各部は、ビス26
2,…によって本体部200に固定されている。
00内においては、風防ガラス261で覆われた表示部
201の背面側に回路基板251が配設され、さらに回
路基板251の背面側には電池216が収容されてい
る。また、電池216の背面側にはメモリカード209
が収容され、これらの各部を収容した本体部200の背
面は裏蓋200Bによって封止されている。そして、裏
蓋200B、及び、本体部200内の各部は、ビス26
2,…によって本体部200に固定されている。
【0043】回路基板251には、後述するリスト型音
楽再生装置100の内部回路を構成する各種装置や端子
が実装され、さらに充電電池216に接続されており、
充電電池216からの電源が基板上の各装置に供給され
る。また、回路基板251にはフレキシブルケーブル2
66が接続され、フレキシブルケーブル266の他端は
メモリカード接続端子267を介してメモリカード20
9へ接続されている。このため、回路基板251上に実
装された装置において、メモリカード209内に格納さ
れたデータ等を読み込んで処理を行える。
楽再生装置100の内部回路を構成する各種装置や端子
が実装され、さらに充電電池216に接続されており、
充電電池216からの電源が基板上の各装置に供給され
る。また、回路基板251にはフレキシブルケーブル2
66が接続され、フレキシブルケーブル266の他端は
メモリカード接続端子267を介してメモリカード20
9へ接続されている。このため、回路基板251上に実
装された装置において、メモリカード209内に格納さ
れたデータ等を読み込んで処理を行える。
【0044】充電電池216は、例えばリチウムイオン
電池や、各種の水素吸蔵金属を用いた電池等の二次電池
であり、回路基板251上の各種装置の他、リスト型音
楽再生装置100の動作に要する電源を供給する。メモ
リカード209は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮
発性の半導体記憶素子等の記録媒体を内蔵しており、該
記録媒体に音楽データ等の各種データ、及び、リスト型
音楽再生装置100の動作に係るプログラム等を格納す
る。特に、半導体記憶素子を内蔵したメモリカード20
9は、小型・軽量であり、さらに耐衝撃性能に優れると
いう特徴を有し、リスト型音楽再生装置100の利便性
をより一層高めることができるので、好ましい。
電池や、各種の水素吸蔵金属を用いた電池等の二次電池
であり、回路基板251上の各種装置の他、リスト型音
楽再生装置100の動作に要する電源を供給する。メモ
リカード209は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮
発性の半導体記憶素子等の記録媒体を内蔵しており、該
記録媒体に音楽データ等の各種データ、及び、リスト型
音楽再生装置100の動作に係るプログラム等を格納す
る。特に、半導体記憶素子を内蔵したメモリカード20
9は、小型・軽量であり、さらに耐衝撃性能に優れると
いう特徴を有し、リスト型音楽再生装置100の利便性
をより一層高めることができるので、好ましい。
【0045】図4(a)に示すように、本体部200の
イヤホン接続コネクタ部206は、イヤホンアダプタ5
00のイヤホンアダプタ接続ピン501,…が挿入され
るピン挿入孔264,…と、このピン挿入孔264,…
に対向して回路基板251に立設された基板端子25
2,…とを備えて構成される。
イヤホン接続コネクタ部206は、イヤホンアダプタ5
00のイヤホンアダプタ接続ピン501,…が挿入され
るピン挿入孔264,…と、このピン挿入孔264,…
に対向して回路基板251に立設された基板端子25
2,…とを備えて構成される。
【0046】即ち、ピン挿入孔264,…にイヤホンア
ダプタ接続ピン501,…が挿入されることによって、
イヤホンアダプタ接続ピン501,…と基板端子25
2,…とが導通する。イヤホンアダプタ500内には、
イヤホンジャック挿入孔502から挿入されたピン60
1aとイヤホンアダプタ接続ピン501,…とを導通さ
せる回路が構成されているので、回路基板251上の装
置により出力された音声信号はイヤホン600へ伝送さ
れる。
ダプタ接続ピン501,…が挿入されることによって、
イヤホンアダプタ接続ピン501,…と基板端子25
2,…とが導通する。イヤホンアダプタ500内には、
イヤホンジャック挿入孔502から挿入されたピン60
1aとイヤホンアダプタ接続ピン501,…とを導通さ
せる回路が構成されているので、回路基板251上の装
置により出力された音声信号はイヤホン600へ伝送さ
れる。
【0047】また、本体部200の外部機器接続コネク
タ部205は、本体部200の側面に穿設された複数の
ピン挿入孔263,…、このピン挿入孔263,…に対
向するように回路基板251上に設けられた基板端子2
53,…等を備えて構成される。基板端子253,…
は、回路基板251に立設された板ばねによってなる端
子であり、所定の弾性力を有する。なお、イヤホン接続
コネクタ部206が備える基板端子252,…も同様
に、回路基板251に立設された板ばねによってなるも
のである。ピン挿入孔263,…は、外部機器接続アダ
プタ700(図1参照)が有するピン711,…(図1
参照)が挿入される穴であり、ピン挿入孔263,…に
外部機器接続アダプタ700のピン711,…が挿入さ
れることによって、基板端子253,…とピン711,
…とが導通する。なお、基板端子253,…及びピン挿
入孔263,…は、外部機器接続アダプタ700のピン
711,…と同数設けられる。
タ部205は、本体部200の側面に穿設された複数の
ピン挿入孔263,…、このピン挿入孔263,…に対
向するように回路基板251上に設けられた基板端子2
53,…等を備えて構成される。基板端子253,…
は、回路基板251に立設された板ばねによってなる端
子であり、所定の弾性力を有する。なお、イヤホン接続
コネクタ部206が備える基板端子252,…も同様
に、回路基板251に立設された板ばねによってなるも
のである。ピン挿入孔263,…は、外部機器接続アダ
プタ700(図1参照)が有するピン711,…(図1
参照)が挿入される穴であり、ピン挿入孔263,…に
外部機器接続アダプタ700のピン711,…が挿入さ
れることによって、基板端子253,…とピン711,
…とが導通する。なお、基板端子253,…及びピン挿
入孔263,…は、外部機器接続アダプタ700のピン
711,…と同数設けられる。
【0048】次に、上記構成によるリスト型音楽再生装
置100に接続される外部機器接続アダプタ700の構
成について、説明する。図1は、外部機器接続アダプタ
700の概略構成を示す平面図であり、図1において、
71は固定部、72はスライド板、73は可動部、71
1,…はピン、81はケーブル、82はケーブルコネク
タである。この図1に示すように、外部機器接続アダプ
タ700は、平板状のスライド板72の長手方向両端部
に、固定部71と可動部73とがそれぞれ取り付けられ
て構成される。
置100に接続される外部機器接続アダプタ700の構
成について、説明する。図1は、外部機器接続アダプタ
700の概略構成を示す平面図であり、図1において、
71は固定部、72はスライド板、73は可動部、71
1,…はピン、81はケーブル、82はケーブルコネク
タである。この図1に示すように、外部機器接続アダプ
タ700は、平板状のスライド板72の長手方向両端部
に、固定部71と可動部73とがそれぞれ取り付けられ
て構成される。
【0049】固定部71及び可動部73は、いずれも略
箱形形状であって、固定部71とスライド板72とは移
動しないよう固定され、可動部73とスライド板72と
は、スライド板72の長手方向に沿って移動可能に取り
付けられる。なお、後述するように、可動部73は内部
に中空部を有するものである。
箱形形状であって、固定部71とスライド板72とは移
動しないよう固定され、可動部73とスライド板72と
は、スライド板72の長手方向に沿って移動可能に取り
付けられる。なお、後述するように、可動部73は内部
に中空部を有するものである。
【0050】固定部71の、スライド板72とは反対側
の側面には、ケーブル81の端部に接続されたケーブル
コネクタ82が接続される。また、固定部71の、スラ
イド板72側の側面には、ピン711,…が立設されて
おり、これらピン711,…は、図6に示す外部機器接
続アダプタ700の内部回路を介して、ケーブルコネク
タ82に接続される。
の側面には、ケーブル81の端部に接続されたケーブル
コネクタ82が接続される。また、固定部71の、スラ
イド板72側の側面には、ピン711,…が立設されて
おり、これらピン711,…は、図6に示す外部機器接
続アダプタ700の内部回路を介して、ケーブルコネク
タ82に接続される。
【0051】図2は、外部機器接続アダプタ700の内
部構成、及び、リスト型音楽再生装置100に対する外
部機器接続アダプタ700の取り付け状態を示す平面透
視図であり、図2において、72a,72a,72b,
72bはフランジ、712はコネクタ接続部、73a,
73aは凹部、731,731はコイルバネ、83はケ
ーブル端子である。また、図3は、リスト型音楽再生装
置100に対する外部機器接続アダプタ700の取り付
け状態を示す図であり、(a)は、図2のA−A’線に
沿った断面図であり、(b)および(c)は、図3
(a)中に符号Xで示す防水端子部の構成を示す拡大図
である。図3において、254は接続ピン、255はバ
ネ、256は防水リングである。
部構成、及び、リスト型音楽再生装置100に対する外
部機器接続アダプタ700の取り付け状態を示す平面透
視図であり、図2において、72a,72a,72b,
72bはフランジ、712はコネクタ接続部、73a,
73aは凹部、731,731はコイルバネ、83はケ
ーブル端子である。また、図3は、リスト型音楽再生装
置100に対する外部機器接続アダプタ700の取り付
け状態を示す図であり、(a)は、図2のA−A’線に
沿った断面図であり、(b)および(c)は、図3
(a)中に符号Xで示す防水端子部の構成を示す拡大図
である。図3において、254は接続ピン、255はバ
ネ、256は防水リングである。
【0052】図2及び図3の各図に示すように、スライ
ド板72は、固定部71側の端部にフランジ72a,7
2aが形成され、可動部73側の端部にフランジ72
b,72bが形成されている。フランジ72a,72
a,72b,72bは、いずれも、スライド板72の端
部において、スライド板72の長手方向に対して垂直
に、即ち、スライド板72の側方に伸びる突起である。
ド板72は、固定部71側の端部にフランジ72a,7
2aが形成され、可動部73側の端部にフランジ72
b,72bが形成されている。フランジ72a,72
a,72b,72bは、いずれも、スライド板72の端
部において、スライド板72の長手方向に対して垂直
に、即ち、スライド板72の側方に伸びる突起である。
【0053】フランジ72a,72aを備えるスライド
板72の端部は固定部71の内部において固定され、一
方、フランジ72b,72bを備えるスライド板72の
端部は、可動部73の中空部内に収容されている。即
ち、可動部73において、固定部71側の側面には可動
部73内の中空部に連通する開口部が形成され、この開
口部を貫通するようにスライド板72が配設され、先端
のフランジ72b,72bは上記中空部内に位置してい
る。
板72の端部は固定部71の内部において固定され、一
方、フランジ72b,72bを備えるスライド板72の
端部は、可動部73の中空部内に収容されている。即
ち、可動部73において、固定部71側の側面には可動
部73内の中空部に連通する開口部が形成され、この開
口部を貫通するようにスライド板72が配設され、先端
のフランジ72b,72bは上記中空部内に位置してい
る。
【0054】上記開口部の幅はスライド板72の幅とほ
ぼ同程度であり、中空部内の幅はフランジ72b,72
bを含むスライド板72の端部の幅よりも広く形成され
ている。このため、可動部73の内部においては、上記
開口部から奥に向かって幅が拡大し、この幅が拡大する
部分には凹部73a,73aが形成されている。凹部7
3a,73aは、上記段差の平面に穿設された窪みであ
り、フランジ72b,72bの、固定部71側の面に対
向する位置にある。
ぼ同程度であり、中空部内の幅はフランジ72b,72
bを含むスライド板72の端部の幅よりも広く形成され
ている。このため、可動部73の内部においては、上記
開口部から奥に向かって幅が拡大し、この幅が拡大する
部分には凹部73a,73aが形成されている。凹部7
3a,73aは、上記段差の平面に穿設された窪みであ
り、フランジ72b,72bの、固定部71側の面に対
向する位置にある。
【0055】そして、凹部73a,73aとフランジ7
2b,72bとの間には、コイルバネ731,731が
配設されている。このため、コイルバネ731,731
は所定の弾性力によってフランジ72b,72bと凹部
73a,73aとを離隔させるので、コイルバネ73
1,731の弾性力によって、可動部73は固定部71
に近づく方向へ付勢される。
2b,72bとの間には、コイルバネ731,731が
配設されている。このため、コイルバネ731,731
は所定の弾性力によってフランジ72b,72bと凹部
73a,73aとを離隔させるので、コイルバネ73
1,731の弾性力によって、可動部73は固定部71
に近づく方向へ付勢される。
【0056】このため、コイルバネ731,731の弾
性力に抗して所定の力が加わることにより、可動部73
は固定部71から離れる方向へ移動可能であり、また、
前記所定の力が解かれた場合は、可動部73は固定部7
1へ近づく方向へ移動する。
性力に抗して所定の力が加わることにより、可動部73
は固定部71から離れる方向へ移動可能であり、また、
前記所定の力が解かれた場合は、可動部73は固定部7
1へ近づく方向へ移動する。
【0057】一方、固定部71は、ケーブルコネクタ8
2の先端に設けられたケーブル端子83が差し込まれる
コネクタ接続部712を有している。そして、コネクタ
接続部712が有する端子とケーブル端子83とが導通
することによって、図7に示す外部機器接続アダプタ7
00の内部回路を介して、ピン711,…とケーブル端
子83とが接続される。
2の先端に設けられたケーブル端子83が差し込まれる
コネクタ接続部712を有している。そして、コネクタ
接続部712が有する端子とケーブル端子83とが導通
することによって、図7に示す外部機器接続アダプタ7
00の内部回路を介して、ピン711,…とケーブル端
子83とが接続される。
【0058】このように構成される外部機器接続アダプ
タ700に対してリスト型音楽再生装置100をセット
すると、図2に示すように、リスト型音楽再生装置10
0の本体部200が、固定部71と可動部73とに挟ま
れた状態で保持される。この状態では、固定部71が有
するピン711,…が、本体部200のピン挿入孔26
3,…内に挿入される。
タ700に対してリスト型音楽再生装置100をセット
すると、図2に示すように、リスト型音楽再生装置10
0の本体部200が、固定部71と可動部73とに挟ま
れた状態で保持される。この状態では、固定部71が有
するピン711,…が、本体部200のピン挿入孔26
3,…内に挿入される。
【0059】上記のように、可動部73は、固定部71
に近づく方向に付勢されているので、可動部73に力を
加えて固定部71から離れる方向へ移動させて、本体部
200をスライド板72上に戴置させた後、可動部73
に加えていた力を解くと、可動部73がコイルバネ73
1,731の付勢力によって固定部71側へ移動し、本
体部200が保持される。
に近づく方向に付勢されているので、可動部73に力を
加えて固定部71から離れる方向へ移動させて、本体部
200をスライド板72上に戴置させた後、可動部73
に加えていた力を解くと、可動部73がコイルバネ73
1,731の付勢力によって固定部71側へ移動し、本
体部200が保持される。
【0060】このように外部機器接続アダプタ700に
本体部200がセットされた状態では、本体部200の
外部機器接続コネクタ部205側の側面には固定部71
が当接し、イヤホン接続コネクタ部206側の側面には
可動部73が当接してコイルバネ731,731の弾性
力によって固定部71に押しつけられる。さらに、固定
部71のピン711,…が本体部200のピン挿入孔2
63,…に挿入され、本体部200は、容易に離脱しな
いように外部機器接続アダプタ700に保持される。
本体部200がセットされた状態では、本体部200の
外部機器接続コネクタ部205側の側面には固定部71
が当接し、イヤホン接続コネクタ部206側の側面には
可動部73が当接してコイルバネ731,731の弾性
力によって固定部71に押しつけられる。さらに、固定
部71のピン711,…が本体部200のピン挿入孔2
63,…に挿入され、本体部200は、容易に離脱しな
いように外部機器接続アダプタ700に保持される。
【0061】ここで、外部機器接続アダプタ700のピ
ン711,…と、本体部200のピン挿入孔263,…
との接合部、即ち、図3(a)中、符号Xで示す防水端
子部の構成について説明する。
ン711,…と、本体部200のピン挿入孔263,…
との接合部、即ち、図3(a)中、符号Xで示す防水端
子部の構成について説明する。
【0062】図3(b)は、本体部200と固定部71
とが離隔されている状態での防水端子部Xを示す。この
図3(b)に示すように、防水端子部Xは、本体部20
0に形成されたピン挿入孔263内に接続ピン254、
バネ255及び防水リング256が配設されて構成され
る。なお、本体部200には複数のピン挿入孔263が
形成されているが、ここでは一カ所のピン挿入孔263
を例示して説明し、他のピン挿入孔263も同様に構成
されているものとする。
とが離隔されている状態での防水端子部Xを示す。この
図3(b)に示すように、防水端子部Xは、本体部20
0に形成されたピン挿入孔263内に接続ピン254、
バネ255及び防水リング256が配設されて構成され
る。なお、本体部200には複数のピン挿入孔263が
形成されているが、ここでは一カ所のピン挿入孔263
を例示して説明し、他のピン挿入孔263も同様に構成
されているものとする。
【0063】ピン挿入孔263は、本体部200の内外
を連通する貫通孔であって、口径の異なる2つの部分に
より構成される。即ち、本体部200の外に近い側は口
径が広く、本体部200の内部に近い側は口径が狭くな
っている。そして、ピン挿入孔263の口径が狭い部分
には、本体部200の外側から接続ピン254が挿入さ
れている。接続ピン254は、円盤部材と、この円盤部
材に垂直に立設された棒状部材とによってなり、円盤部
材はピン挿入孔263の口径の広い部分に位置し、棒状
部材は、ピン挿入孔263の口径の狭い部分を貫通し
て、本体部200の内部に達している。
を連通する貫通孔であって、口径の異なる2つの部分に
より構成される。即ち、本体部200の外に近い側は口
径が広く、本体部200の内部に近い側は口径が狭くな
っている。そして、ピン挿入孔263の口径が狭い部分
には、本体部200の外側から接続ピン254が挿入さ
れている。接続ピン254は、円盤部材と、この円盤部
材に垂直に立設された棒状部材とによってなり、円盤部
材はピン挿入孔263の口径の広い部分に位置し、棒状
部材は、ピン挿入孔263の口径の狭い部分を貫通し
て、本体部200の内部に達している。
【0064】さらに、接続ピン254の棒状部材には防
水リング256が取り付けられている。防水リング25
6は、例えばゴムや樹脂等によってなる可撓性のリング
状部材であって、中央に穴が形成され、接続ピン254
の上記棒状部材はこの穴を貫通している。そして、防水
リング256と、接続ピン254の円盤部材との間に
は、バネ255が配設される。
水リング256が取り付けられている。防水リング25
6は、例えばゴムや樹脂等によってなる可撓性のリング
状部材であって、中央に穴が形成され、接続ピン254
の上記棒状部材はこの穴を貫通している。そして、防水
リング256と、接続ピン254の円盤部材との間に
は、バネ255が配設される。
【0065】即ち、本体部200の外側からピン挿入孔
263に挿入された接続ピン254の棒状部材は、バネ
255及び防水リング256を介して本体部200の内
部へ達しており、接続ピン254の円盤部材は、バネ2
55によって本体部200の外側へ向けて付勢されてい
る。
263に挿入された接続ピン254の棒状部材は、バネ
255及び防水リング256を介して本体部200の内
部へ達しており、接続ピン254の円盤部材は、バネ2
55によって本体部200の外側へ向けて付勢されてい
る。
【0066】接続ピン254の棒状部材の先端は、本体
部200の内部において基板端子253と対向してお
り、接続ピン254がバネ255の弾性力に抗して本体
部200内部へ向かって移動すると、接続ピン254と
基板端子253とが接触し、導通する。
部200の内部において基板端子253と対向してお
り、接続ピン254がバネ255の弾性力に抗して本体
部200内部へ向かって移動すると、接続ピン254と
基板端子253とが接触し、導通する。
【0067】このように構成される防水端子部Xにおい
ては、リスト型音楽再生装置100に外部機器接続アダ
プタ700が取り付けられると、ピン711がピン挿入
孔263内に挿入される。
ては、リスト型音楽再生装置100に外部機器接続アダ
プタ700が取り付けられると、ピン711がピン挿入
孔263内に挿入される。
【0068】即ち、図3(c)に示すように、ピン71
1がピン挿入孔263内に挿入されると、ピン711に
よって接続ピン254の円盤部材が押圧され、接続ピン
254が本体部200の内部へ向かって移動する。そし
て、接続ピン254が本体部200内の基板端子253
に接触することにより、ピン711と基板端子253と
が導通する。これにより、本体部200内部の回路と、
外部機器接続アダプタ700に接続されたケーブル81
(図3(a)参照)とが接続される。ここで、接続ピン
254の棒状部材はピン挿入孔263内で移動可能であ
り、接続ピン254とピン挿入孔263の内面との間に
隙間が生じる可能性があるが、防水リング256が配設
されているため、本体部200内への水や汚れ等の侵入
を防止できる。
1がピン挿入孔263内に挿入されると、ピン711に
よって接続ピン254の円盤部材が押圧され、接続ピン
254が本体部200の内部へ向かって移動する。そし
て、接続ピン254が本体部200内の基板端子253
に接触することにより、ピン711と基板端子253と
が導通する。これにより、本体部200内部の回路と、
外部機器接続アダプタ700に接続されたケーブル81
(図3(a)参照)とが接続される。ここで、接続ピン
254の棒状部材はピン挿入孔263内で移動可能であ
り、接続ピン254とピン挿入孔263の内面との間に
隙間が生じる可能性があるが、防水リング256が配設
されているため、本体部200内への水や汚れ等の侵入
を防止できる。
【0069】なお、上記防水端子部Xとして、ピン挿入
孔263における構成を例示したが、本体部200のイ
ヤホン接続コネクタ部206が備えるピン挿入孔26
4,…についても、上記防水端子部Xと同様に構成され
る。
孔263における構成を例示したが、本体部200のイ
ヤホン接続コネクタ部206が備えるピン挿入孔26
4,…についても、上記防水端子部Xと同様に構成され
る。
【0070】次に、図6を参照して、上記のリスト型音
楽再生装置100及び外部機器接続アダプタ700を含
んで構成される音楽再生システム1000の構成を説明
する。図6は、音楽再生システム1000を構成する各
部の回路構成を示すブロック図であり、図6において、
800は外部機器、900はインターネット、901,
…はインターネット900に接続されたISP(Intern
et Service Provider)、902,…はサーバ、903
は音楽データベース、904は公衆回線網、905はル
ータ、906はサーバ、907は、ルータ905やサー
バ906により構成されるLAN(Local Area Networ
k)である。
楽再生装置100及び外部機器接続アダプタ700を含
んで構成される音楽再生システム1000の構成を説明
する。図6は、音楽再生システム1000を構成する各
部の回路構成を示すブロック図であり、図6において、
800は外部機器、900はインターネット、901,
…はインターネット900に接続されたISP(Intern
et Service Provider)、902,…はサーバ、903
は音楽データベース、904は公衆回線網、905はル
ータ、906はサーバ、907は、ルータ905やサー
バ906により構成されるLAN(Local Area Networ
k)である。
【0071】図6に示すように、本実施の形態における
音楽再生システム1000は、リスト型音楽再生装置1
00と符号化音楽データを蓄積記憶している外部機器8
00とから構成される。
音楽再生システム1000は、リスト型音楽再生装置1
00と符号化音楽データを蓄積記憶している外部機器8
00とから構成される。
【0072】リスト型音楽再生装置100は、表示部2
01、モードスイッチ203を含む操作入力部202、
時計計時部207、発振器208、制御部210、音楽
データ復号器211、音楽出力部212、音楽データメ
モリ領域213を有するRAM(Random Access Memor
y)、読み出し/書込み制御部214、外部インタフェ
ース215、充電電池216、及び電源制御部217に
より構成され、メモリカード209が着脱可能に備えら
れる。
01、モードスイッチ203を含む操作入力部202、
時計計時部207、発振器208、制御部210、音楽
データ復号器211、音楽出力部212、音楽データメ
モリ領域213を有するRAM(Random Access Memor
y)、読み出し/書込み制御部214、外部インタフェ
ース215、充電電池216、及び電源制御部217に
より構成され、メモリカード209が着脱可能に備えら
れる。
【0073】また、本体部200に設けられた外部機器
接続コネクタ部205には、外部機器接続アダプタ70
0が接続され、イヤホン接続コネクタ部206には、イ
ヤホン接続アダプタ500が接続される。
接続コネクタ部205には、外部機器接続アダプタ70
0が接続され、イヤホン接続コネクタ部206には、イ
ヤホン接続アダプタ500が接続される。
【0074】制御部210は、モードスイッチ203か
ら供給されるキー操作信号に基づき、時計モード、音楽
モード、または通信モードに応じた動作を実行制御する
ため、リスト型音楽再生装置100の各部を集中制御す
る。
ら供給されるキー操作信号に基づき、時計モード、音楽
モード、または通信モードに応じた動作を実行制御する
ため、リスト型音楽再生装置100の各部を集中制御す
る。
【0075】すなわち、時計モードにおいて制御部21
0は、時計計時部207において計時される時間データ
に基づいて、時刻や日付を表示するための表示データを
生成して表示部201に表示させたり、操作入力部20
2から入力される操作に応じた時計機能(時刻の修正
等)を実行して処理結果を表示部201に表示する。
0は、時計計時部207において計時される時間データ
に基づいて、時刻や日付を表示するための表示データを
生成して表示部201に表示させたり、操作入力部20
2から入力される操作に応じた時計機能(時刻の修正
等)を実行して処理結果を表示部201に表示する。
【0076】音楽モードにおいて制御部210は、操作
入力部202から入力される再生操作に基づいてメモリ
カード収納部209Aに収納されているメモリカード2
09に記憶されている圧縮符号化音楽データを読み出
し、RAM(音楽データメモリ)213に確保した上
で、この圧縮符号化音楽データに基づいて音楽を再生す
る。すなわち、後述する音楽データ復号器211におい
てRAM(音楽データメモリ)213に記憶されている
圧縮符号化音楽データを復号化し、復号化されたデジタ
ル音楽データを音声出力部212においてD/A変換し
てイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホン600
側へ送出する。また制御部210は、再生中の音楽に関
するデータ(曲名、アーティスト名、歌詞、演奏時間、
音楽ジャンル等)を表示部201に表示する。
入力部202から入力される再生操作に基づいてメモリ
カード収納部209Aに収納されているメモリカード2
09に記憶されている圧縮符号化音楽データを読み出
し、RAM(音楽データメモリ)213に確保した上
で、この圧縮符号化音楽データに基づいて音楽を再生す
る。すなわち、後述する音楽データ復号器211におい
てRAM(音楽データメモリ)213に記憶されている
圧縮符号化音楽データを復号化し、復号化されたデジタ
ル音楽データを音声出力部212においてD/A変換し
てイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホン600
側へ送出する。また制御部210は、再生中の音楽に関
するデータ(曲名、アーティスト名、歌詞、演奏時間、
音楽ジャンル等)を表示部201に表示する。
【0077】通信モードにおいて制御部210は、外部
機器接続アダプタ700を介して外部機器800から伝
送される圧縮符号化音楽データ及び音楽関連データを受
信し、読み出し/書込み制御部214の制御により、受
信した音楽データ及び音楽関連データをメモリカード2
09へ書き込む。
機器接続アダプタ700を介して外部機器800から伝
送される圧縮符号化音楽データ及び音楽関連データを受
信し、読み出し/書込み制御部214の制御により、受
信した音楽データ及び音楽関連データをメモリカード2
09へ書き込む。
【0078】時計計時部207は、時刻や日付等の時間
データを計時し、計時された時間データは、計時レジス
タに送られて順次更新セットされる。所定周波数の電気
信号を発振する発振器208と該発振器208からの信
号を分周して所定周波数の信号を得る分周回路とから構
成されその信号をカウントすることによって現在時刻を
計時する構成である。
データを計時し、計時された時間データは、計時レジス
タに送られて順次更新セットされる。所定周波数の電気
信号を発振する発振器208と該発振器208からの信
号を分周して所定周波数の信号を得る分周回路とから構
成されその信号をカウントすることによって現在時刻を
計時する構成である。
【0079】音楽データ復号器211は、所定の圧縮符
号化方式で圧縮符号化された音楽データを復号化するた
めの復号化回路によって構成される。圧縮符号化音楽デ
ータは、高品位な音質を提供すると同時に、効率よく伝
送できるよう、適切なビットレートに圧縮符号化されて
いる。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)等の
聴覚特性を利用したエントロピー符号化や知覚符号化と
いった符号化方式が用いられる。この音楽データ復号器
211では、制御部210の制御によりRAM(音楽デ
ータメモリ)213やメモリカード209から入力され
る圧縮符号化音楽データ(ビットストリーム)を復号単
位であるAAU(Audio Access Unit;オーディオ復号
単位)にフレーム分解(211a)し、当該フレーム毎
にフレームヘッダやビット割り当て情報、スケールファ
クタなどのサイド情報を抽出し、抽出されたスケールフ
ァクタ及びビット割り当て情報に基づいて、オーディオ
データを逆量子化する(211b)。その後、サブバン
ド合成して(211c)、PCM(Pulse Code Modulat
ion)出力信号として無線送信部2202に送出する。
号化方式で圧縮符号化された音楽データを復号化するた
めの復号化回路によって構成される。圧縮符号化音楽デ
ータは、高品位な音質を提供すると同時に、効率よく伝
送できるよう、適切なビットレートに圧縮符号化されて
いる。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)等の
聴覚特性を利用したエントロピー符号化や知覚符号化と
いった符号化方式が用いられる。この音楽データ復号器
211では、制御部210の制御によりRAM(音楽デ
ータメモリ)213やメモリカード209から入力され
る圧縮符号化音楽データ(ビットストリーム)を復号単
位であるAAU(Audio Access Unit;オーディオ復号
単位)にフレーム分解(211a)し、当該フレーム毎
にフレームヘッダやビット割り当て情報、スケールファ
クタなどのサイド情報を抽出し、抽出されたスケールフ
ァクタ及びビット割り当て情報に基づいて、オーディオ
データを逆量子化する(211b)。その後、サブバン
ド合成して(211c)、PCM(Pulse Code Modulat
ion)出力信号として無線送信部2202に送出する。
【0080】この音声データ復号器211は、例えば、
MPEGオーディオデータの復号化処理を行う。MPE
GオーディオレイヤI/IIの復号化処理においては、符
号化されているビットストリームを復号単位であるAA
Uにフレーム分解するとともに誤り検出を実行し、以降
は1フレーム毎の復号処理を実行する。まずフレームヘ
ッダやビット割り当て情報、スケールファクタなどのサ
イド情報を抽出し、抽出されたスケールファクタ及びビ
ット割り当て情報に基づいて、オーディオデータを逆量
子化する。その後、サブバンド合成してPCM出力信号
として出力する。
MPEGオーディオデータの復号化処理を行う。MPE
GオーディオレイヤI/IIの復号化処理においては、符
号化されているビットストリームを復号単位であるAA
Uにフレーム分解するとともに誤り検出を実行し、以降
は1フレーム毎の復号処理を実行する。まずフレームヘ
ッダやビット割り当て情報、スケールファクタなどのサ
イド情報を抽出し、抽出されたスケールファクタ及びビ
ット割り当て情報に基づいて、オーディオデータを逆量
子化する。その後、サブバンド合成してPCM出力信号
として出力する。
【0081】MPEGオーディオレイヤIIIの復号化処
理は、レイヤI/IIの復号処理に加え、符号化されてい
るハフマンテーブルを復号化し、復号化されたハフマン
テーブルに基づいてビットストリームをハフマン復号化
する。次いで、スケールファクタを復号化し、このスケ
ールファクタに基づいてオーディオデータを逆量子化す
る。その後、逆MDCT、サブバンド合成等の処理を行
って、PCM出力信号として出力する。
理は、レイヤI/IIの復号処理に加え、符号化されてい
るハフマンテーブルを復号化し、復号化されたハフマン
テーブルに基づいてビットストリームをハフマン復号化
する。次いで、スケールファクタを復号化し、このスケ
ールファクタに基づいてオーディオデータを逆量子化す
る。その後、逆MDCT、サブバンド合成等の処理を行
って、PCM出力信号として出力する。
【0082】音楽出力部212では、入力されるデジタ
ル音楽データをD/A変換処理(212a)によりアナ
ログ音楽データに変換し、LPF(ローパスフィルタ;
212b)で高周波成分を除いた上で、当該アナログ音
楽データをイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホ
ン600へ送出する。
ル音楽データをD/A変換処理(212a)によりアナ
ログ音楽データに変換し、LPF(ローパスフィルタ;
212b)で高周波成分を除いた上で、当該アナログ音
楽データをイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホ
ン600へ送出する。
【0083】RAM(音楽データメモリ)213は、復
号再生される音楽データや当該再生音楽データに関する
情報を記憶する記憶領域である音楽データメモリを備え
た半導体メモリである。また、メモリカード209は、
PC等の外部機器800から受信した音楽データを複数
記憶するとともに、これらの音楽データに関する情報
(音楽関連データ)を記憶する。前記音楽関連データ
は、音楽の曲名、歌詞、歌手名、曲の演奏時間等の音楽
に付随する外部付加情報であり、ID3−TAGやアン
シラリデータ等がこれに該当する。
号再生される音楽データや当該再生音楽データに関する
情報を記憶する記憶領域である音楽データメモリを備え
た半導体メモリである。また、メモリカード209は、
PC等の外部機器800から受信した音楽データを複数
記憶するとともに、これらの音楽データに関する情報
(音楽関連データ)を記憶する。前記音楽関連データ
は、音楽の曲名、歌詞、歌手名、曲の演奏時間等の音楽
に付随する外部付加情報であり、ID3−TAGやアン
シラリデータ等がこれに該当する。
【0084】読み出し/書込み制御部214は、制御部
210から入力されるデータの保存先(RAM(音楽デ
ータメモリ)213またはメモリカード209)にデー
タを書き込むための書き込み制御を行う。また、音楽の
再生操作に応じて、メモリカード209に記憶されてい
る音楽データの中から再生する音楽データを読み出し、
RAM(音楽データメモリ)213に書き込むための制
御を行う。
210から入力されるデータの保存先(RAM(音楽デ
ータメモリ)213またはメモリカード209)にデー
タを書き込むための書き込み制御を行う。また、音楽の
再生操作に応じて、メモリカード209に記憶されてい
る音楽データの中から再生する音楽データを読み出し、
RAM(音楽データメモリ)213に書き込むための制
御を行う。
【0085】外部インタフェース215は、外部機器接
続アダプタ700等を介して外部機器800から伝送さ
れた音楽データ等を取得するためのインタフェースであ
り、制御部210の制御により取得した音楽データ等を
読み出し/書込み制御部214へ伝送する。
続アダプタ700等を介して外部機器800から伝送さ
れた音楽データ等を取得するためのインタフェースであ
り、制御部210の制御により取得した音楽データ等を
読み出し/書込み制御部214へ伝送する。
【0086】電源制御部217は、充電電池216から
の電源を所定の電圧へ変換しリスト型音楽再生装置10
0の各部へ供給制御したり、または外部機器800から
外部機器接続アダプタ700の充電回路702を介して
供給される電源電圧を充電電池216へ供給する充電制
御等を行う。
の電源を所定の電圧へ変換しリスト型音楽再生装置10
0の各部へ供給制御したり、または外部機器800から
外部機器接続アダプタ700の充電回路702を介して
供給される電源電圧を充電電池216へ供給する充電制
御等を行う。
【0087】外部機器接続アダプタ700は、外部機器
800からの圧縮符号化音楽データの伝送手段であり、
外部機器800から伸びるケーブル81が接続される。
外部機器接続アダプタ700の内部には、外部機器80
0側から入力される音楽データ等をリスト型音楽再生装
置100に対応したデータ形式に変換するインターフェ
ース変換回路701と、リスト型音楽再生装置100内
蔵の充電電池216へ電源を供給するための充電回路7
02とを有する。
800からの圧縮符号化音楽データの伝送手段であり、
外部機器800から伸びるケーブル81が接続される。
外部機器接続アダプタ700の内部には、外部機器80
0側から入力される音楽データ等をリスト型音楽再生装
置100に対応したデータ形式に変換するインターフェ
ース変換回路701と、リスト型音楽再生装置100内
蔵の充電電池216へ電源を供給するための充電回路7
02とを有する。
【0088】この外部機器接続アダプタ700は、リス
ト型音楽再生装置100と着脱可能に接続され、インタ
フェース変換回路701において外部機器800から伝
送される符号化音声データをインターフェース変換し、
リスト型音楽再生装置100内へ伝送する。また、充電
回路702において、外部機器800からの電源を供給
し、リスト型音楽再生装置100内蔵の充電電池216
への充電を行う。
ト型音楽再生装置100と着脱可能に接続され、インタ
フェース変換回路701において外部機器800から伝
送される符号化音声データをインターフェース変換し、
リスト型音楽再生装置100内へ伝送する。また、充電
回路702において、外部機器800からの電源を供給
し、リスト型音楽再生装置100内蔵の充電電池216
への充電を行う。
【0089】外部機器800について説明する。外部機
器800は、符号化音楽データを複数記憶するための記
憶装置803や、モデム809やLANインタフェース
808等のネットワーク接続機能を備えた、例えば、パ
ーソナルコンピュータ等である。詳細には、外部機器8
00は、制御部801、音声データ符号器802、ハー
ドディスク等のメモリ装置(以下、記憶装置803と呼
ぶ。)、音声入力部804、CDドライブ805、キー
ボード806、表示モニター807、LANインタフェ
ース808、モデム809、及び外部インタフェース8
10を備え、各部はバスにより接続されている。
器800は、符号化音楽データを複数記憶するための記
憶装置803や、モデム809やLANインタフェース
808等のネットワーク接続機能を備えた、例えば、パ
ーソナルコンピュータ等である。詳細には、外部機器8
00は、制御部801、音声データ符号器802、ハー
ドディスク等のメモリ装置(以下、記憶装置803と呼
ぶ。)、音声入力部804、CDドライブ805、キー
ボード806、表示モニター807、LANインタフェ
ース808、モデム809、及び外部インタフェース8
10を備え、各部はバスにより接続されている。
【0090】外部機器800において、制御部801
は、CDやCD−ROMに蓄積された音楽データをCD
ドライブ805により読み取り、音声データ符号器80
2へ渡して所定の符号化方式で符号化してハードディス
ク等のメモリ装置803に記憶する。
は、CDやCD−ROMに蓄積された音楽データをCD
ドライブ805により読み取り、音声データ符号器80
2へ渡して所定の符号化方式で符号化してハードディス
ク等のメモリ装置803に記憶する。
【0091】また、マイク909等を介して入力された
アナログ音声データは、音声入力部804においてPC
M符号化されて制御部802へ送出され、音声データ符
号器802において所定の符号化方式で圧縮符号化され
て、この音声データがハードディスク等の記憶装置80
3に記憶される。
アナログ音声データは、音声入力部804においてPC
M符号化されて制御部802へ送出され、音声データ符
号器802において所定の符号化方式で圧縮符号化され
て、この音声データがハードディスク等の記憶装置80
3に記憶される。
【0092】すなわち、音声入力部804は、マイク9
09等を介して入力されたアナログ音声データをアンプ
804aによって増幅し、LPF804bに与える。L
PF804bは与えられたアナログ電気信号から高周波
成分を除いてA/Dコンバータ804cに送出し、この
A/Dコンバータ804cは与えられたアナログ電気信
号を所定のサンプリング周波数で標本化した上で量子化
し、この量子化データをPCM符号化回路804dに与
えて符号化した後、PCM符号化データを制御部801
へ送出する。制御部801は、このPCM符号化された
デジタル音声データを音声データ符号器802へ渡して
所定の符号化方式で圧縮符号化し、この音声データを記
憶装置803に記憶する。
09等を介して入力されたアナログ音声データをアンプ
804aによって増幅し、LPF804bに与える。L
PF804bは与えられたアナログ電気信号から高周波
成分を除いてA/Dコンバータ804cに送出し、この
A/Dコンバータ804cは与えられたアナログ電気信
号を所定のサンプリング周波数で標本化した上で量子化
し、この量子化データをPCM符号化回路804dに与
えて符号化した後、PCM符号化データを制御部801
へ送出する。制御部801は、このPCM符号化された
デジタル音声データを音声データ符号器802へ渡して
所定の符号化方式で圧縮符号化し、この音声データを記
憶装置803に記憶する。
【0093】さらに、外部機器800は、モデム809
を介して公衆回線網904へダイヤル接続し、ISP9
01,901,…を経てインターネット900にアクセ
スしたり、当該外部機器800がLAN907を構成し
ている場合は、ルーター905を介してISP901,
901,…を経てインターネット900の音楽配信サイ
ト等にアクセスしたりして、インターネット上に設置さ
れたサーバー902の音楽データベース903に蓄積さ
れている前記所定の符号化方式で符号化された音楽デー
タをダウンロードすることができる。制御部801は、
ダウンロードした音楽データを記憶装置803に記憶す
る。
を介して公衆回線網904へダイヤル接続し、ISP9
01,901,…を経てインターネット900にアクセ
スしたり、当該外部機器800がLAN907を構成し
ている場合は、ルーター905を介してISP901,
901,…を経てインターネット900の音楽配信サイ
ト等にアクセスしたりして、インターネット上に設置さ
れたサーバー902の音楽データベース903に蓄積さ
れている前記所定の符号化方式で符号化された音楽デー
タをダウンロードすることができる。制御部801は、
ダウンロードした音楽データを記憶装置803に記憶す
る。
【0094】音声データ符号器802は、マイク909
等から入力されるPCM符号化された音声データを圧縮
符号化する。16ビット直線量子化されたPCM入力信
号を32周波数帯域に写像し(802a)、量子化ビッ
ト数割り当ては、心理聴覚特性に基づいた量子化誤差レ
ベルのマスキングレベルを計算して(聴覚心理モデル8
02b)、写像信号を心理聴覚モデルに基づくビット割
当てで量子化し、符号化する(量子化・符号化802
c)。このようにして1フレームの音声データを生成し
(フレーム生成802d)、その後生成された圧縮符号
化音声データ(ビットストリーム)を記憶装置803へ
伝送する。
等から入力されるPCM符号化された音声データを圧縮
符号化する。16ビット直線量子化されたPCM入力信
号を32周波数帯域に写像し(802a)、量子化ビッ
ト数割り当ては、心理聴覚特性に基づいた量子化誤差レ
ベルのマスキングレベルを計算して(聴覚心理モデル8
02b)、写像信号を心理聴覚モデルに基づくビット割
当てで量子化し、符号化する(量子化・符号化802
c)。このようにして1フレームの音声データを生成し
(フレーム生成802d)、その後生成された圧縮符号
化音声データ(ビットストリーム)を記憶装置803へ
伝送する。
【0095】この音声データ符号器802における符号
化処理は、例えば、MPEGオーディオデータを生成す
るための符号化処理である。
化処理は、例えば、MPEGオーディオデータを生成す
るための符号化処理である。
【0096】MPEGオーディオレイヤIの符号化処理
においては、PCM入力信号は32の周波数帯域に分割
される。また、これと平行して入力信号のFFT(Fast
Fourier Transfer;高速フーリエ変換)(512点)
が行われ、聴覚のマスキング特性を利用してマスキング
曲線が計算される。帯域分割されたサブバンド信号は、
帯域内で最も小さいマスキングレベルから帯域内の最大
信号レベルまでの範囲を再量子化して圧縮する。圧縮さ
れたサブバンド信号は、フレームヘッダやビット割り当
て情報などのサイド情報が付加され、ビットストリーム
として出力される。
においては、PCM入力信号は32の周波数帯域に分割
される。また、これと平行して入力信号のFFT(Fast
Fourier Transfer;高速フーリエ変換)(512点)
が行われ、聴覚のマスキング特性を利用してマスキング
曲線が計算される。帯域分割されたサブバンド信号は、
帯域内で最も小さいマスキングレベルから帯域内の最大
信号レベルまでの範囲を再量子化して圧縮する。圧縮さ
れたサブバンド信号は、フレームヘッダやビット割り当
て情報などのサイド情報が付加され、ビットストリーム
として出力される。
【0097】MPEGオーディオレイヤIIは、基本構成
はレイヤIと同じサブバンド符号化方式であるが、ビッ
トレートを下げつつ音質を確保するため、基本的な処理
単位を変更してビット割り当て情報やサブバンド毎のレ
ベルを示すスケールファクタ情報等のサイド情報を減ら
したり、FFTを1024点で行うことにより、詳細な
マスキング曲線を求め、音質を確保している。
はレイヤIと同じサブバンド符号化方式であるが、ビッ
トレートを下げつつ音質を確保するため、基本的な処理
単位を変更してビット割り当て情報やサブバンド毎のレ
ベルを示すスケールファクタ情報等のサイド情報を減ら
したり、FFTを1024点で行うことにより、詳細な
マスキング曲線を求め、音質を確保している。
【0098】MPEGオーディオレイヤIIIの符号器
は、レイヤI/IIのサブバンド符号化方式と変換符号化
方式を結合した方式である。即ち、入力信号を32の周
波数帯域に分割した後、ブロック歪みを軽減するための
変形離散コサイン変換(MDCT)、非線形量子化、ハ
フマン符号化を導入し、さらに周波数分解能を向上させ
データの冗長性を削減している。
は、レイヤI/IIのサブバンド符号化方式と変換符号化
方式を結合した方式である。即ち、入力信号を32の周
波数帯域に分割した後、ブロック歪みを軽減するための
変形離散コサイン変換(MDCT)、非線形量子化、ハ
フマン符号化を導入し、さらに周波数分解能を向上させ
データの冗長性を削減している。
【0099】MPEGオーディオのデータ構造とビット
ストリーム構成について説明すると、MPEGオーディ
オビットストリームは、AAU(Audio Access Unit;
オーディオ復号単位)と呼ばれるフレーム及びID3−
TAG等の外部付加情報(例えば、曲名、ジャンル等)
で構成されている。また、AAUの内容は、ヘッダ、エ
ラーチェック、可変長のオーディオデータと続き、ここ
までがオーディオ信号を再生するために使用される。オ
ーディオデータの終わりがAAUの終わりに達しない場
合は、残りの部分(AAUの終わりまでの隙間部分)は
アンシラリーデータ(Ancillary Data;外部データ)と
呼ばれるMPEGオーディオデータ以外のデータを挿入
することができる。
ストリーム構成について説明すると、MPEGオーディ
オビットストリームは、AAU(Audio Access Unit;
オーディオ復号単位)と呼ばれるフレーム及びID3−
TAG等の外部付加情報(例えば、曲名、ジャンル等)
で構成されている。また、AAUの内容は、ヘッダ、エ
ラーチェック、可変長のオーディオデータと続き、ここ
までがオーディオ信号を再生するために使用される。オ
ーディオデータの終わりがAAUの終わりに達しない場
合は、残りの部分(AAUの終わりまでの隙間部分)は
アンシラリーデータ(Ancillary Data;外部データ)と
呼ばれるMPEGオーディオデータ以外のデータを挿入
することができる。
【0100】また、レイヤIのオーディオデータは、ビ
ットアロケーション、スケールファクタ、及びサンプル
から構成される。レイヤIIのオーディオデータは、ビッ
トアロケーション、スケールファクタ選択情報、スケー
ルファクタ、及びサンプルから構成される。
ットアロケーション、スケールファクタ、及びサンプル
から構成される。レイヤIIのオーディオデータは、ビッ
トアロケーション、スケールファクタ選択情報、スケー
ルファクタ、及びサンプルから構成される。
【0101】AAUのヘッダは、レイヤI/II/IIIで
基本的に共通であり、同期に使用するためすべて常に"
1"である同期ワード及びID、レイヤを指定するレイ
ヤ種別、エラーチェックの有無を示すプロテクションビ
ット、ビットレートを指定するビットレート、サンプル
周波数、パディングの有無、個別利用ビットであるプラ
イベートビット、モード、モード拡張、オリジナル/コ
ピー、著作権の有無を示すコピーライトの有無、及びエ
ンファシスにより構成される。
基本的に共通であり、同期に使用するためすべて常に"
1"である同期ワード及びID、レイヤを指定するレイ
ヤ種別、エラーチェックの有無を示すプロテクションビ
ット、ビットレートを指定するビットレート、サンプル
周波数、パディングの有無、個別利用ビットであるプラ
イベートビット、モード、モード拡張、オリジナル/コ
ピー、著作権の有無を示すコピーライトの有無、及びエ
ンファシスにより構成される。
【0102】なお、音声データ符号器802における符
号化処理は、上述のMPEGオーディオ符号化方式以外
の符号化方式、例えば、AAC(Advanced Audio Codin
g)やATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codei
ng)等を採用しているものとしてもよい。
号化処理は、上述のMPEGオーディオ符号化方式以外
の符号化方式、例えば、AAC(Advanced Audio Codin
g)やATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codei
ng)等を採用しているものとしてもよい。
【0103】外部機器800のLANインタフェース8
08及びモデム809は、インターネット900等のサ
ーバ902に設定された音楽配信サービスサイト等から
音楽データをダウンロードするための通信手段として構
成される。LANインタフェース808は、当該外部機
器800をサーバ906や他のパーソナルコンピュータ
等とLANを構成するためのインタフェースである。モ
デム809は、公衆回線網904等のネットワーク(電
話回線)を介して他の外部機器との通信を行うために、
制御部801によって処理されたデジタルデータを電話
回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、ま
た、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタ
ル信号に復調する。
08及びモデム809は、インターネット900等のサ
ーバ902に設定された音楽配信サービスサイト等から
音楽データをダウンロードするための通信手段として構
成される。LANインタフェース808は、当該外部機
器800をサーバ906や他のパーソナルコンピュータ
等とLANを構成するためのインタフェースである。モ
デム809は、公衆回線網904等のネットワーク(電
話回線)を介して他の外部機器との通信を行うために、
制御部801によって処理されたデジタルデータを電話
回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、ま
た、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタ
ル信号に復調する。
【0104】外部インタフェース810は、外部機器8
00の記憶装置803に蓄積されている圧縮符号化音声
データを、外部のリスト型音楽再生装置100へ伝送す
るための伝送手段である。この外部インターフェース8
10は、シリアルまたはパラレルケーブルを介して外部
機器接続アダプタ700と接続される。外部機器800
側から伝送される音声データは、外部機器接続アダプタ
700においてインタフェース変換され、リスト型音楽
再生装置100に入力されてメモリカード209へ書き
込まれる。
00の記憶装置803に蓄積されている圧縮符号化音声
データを、外部のリスト型音楽再生装置100へ伝送す
るための伝送手段である。この外部インターフェース8
10は、シリアルまたはパラレルケーブルを介して外部
機器接続アダプタ700と接続される。外部機器800
側から伝送される音声データは、外部機器接続アダプタ
700においてインタフェース変換され、リスト型音楽
再生装置100に入力されてメモリカード209へ書き
込まれる。
【0105】次に動作を説明する。リスト型音楽再生装
置100は、音楽再生時において、図5に示すように、
イヤホンアダプタ500及びイヤホン600が接続され
ているものとする。また、リスト型音楽再生装置100
は、リストバンド301,302をユーザの腕(手首や
二の腕等)に巻き付けてバックル401,402により
連結保持された状態で装着されており、またメモリカー
ド209には圧縮符号化された音楽データが記憶されて
いる状態とする。またイヤホン600はユーザの耳に装
着されている状態とする。
置100は、音楽再生時において、図5に示すように、
イヤホンアダプタ500及びイヤホン600が接続され
ているものとする。また、リスト型音楽再生装置100
は、リストバンド301,302をユーザの腕(手首や
二の腕等)に巻き付けてバックル401,402により
連結保持された状態で装着されており、またメモリカー
ド209には圧縮符号化された音楽データが記憶されて
いる状態とする。またイヤホン600はユーザの耳に装
着されている状態とする。
【0106】ユーザによって手元のリスト型音楽再生装
置100の表面に設けられたモードスイッチ203が操
作され音楽モードが設定されると、リスト型音楽再生装
置100の制御部210は、表示部201に曲"TRK
−1"、演奏時間"00'00''"のような1曲目に設定さ
れている音楽再生情報を表示する。その後、操作入力部
202の操作により音楽再生が操作されると、制御部2
10は、音楽を再生させるため、メモリカード209に
記憶されている音楽データから"TRK−1"に対応する
曲を読み出し、RAM(音楽データメモリ)213に確
保する。
置100の表面に設けられたモードスイッチ203が操
作され音楽モードが設定されると、リスト型音楽再生装
置100の制御部210は、表示部201に曲"TRK
−1"、演奏時間"00'00''"のような1曲目に設定さ
れている音楽再生情報を表示する。その後、操作入力部
202の操作により音楽再生が操作されると、制御部2
10は、音楽を再生させるため、メモリカード209に
記憶されている音楽データから"TRK−1"に対応する
曲を読み出し、RAM(音楽データメモリ)213に確
保する。
【0107】そして、この符号化音楽データを音楽デー
タ復号器211において復号化して音楽出力部211へ
送出する。同時に、音楽データ復号器211におけるフ
レーム分解時に抽出される音楽再生情報(曲名や演奏時
間等)のデータを順次制御部210に出力する。制御部
210は、前記音楽再生情報を表示部201に表示させ
る。
タ復号器211において復号化して音楽出力部211へ
送出する。同時に、音楽データ復号器211におけるフ
レーム分解時に抽出される音楽再生情報(曲名や演奏時
間等)のデータを順次制御部210に出力する。制御部
210は、前記音楽再生情報を表示部201に表示させ
る。
【0108】音楽出力部212では、復号されたデジタ
ル音楽データをD/A変換し、さらにLPFにおいて高
周波成分を除いた上で、生成されたアナログ音楽データ
をイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホン600
へ出力する。
ル音楽データをD/A変換し、さらにLPFにおいて高
周波成分を除いた上で、生成されたアナログ音楽データ
をイヤホン接続アダプタ500を介してイヤホン600
へ出力する。
【0109】イヤホン600は、音楽出力部212から
送出されたアナログ音楽データをイヤホンスピーカ60
3から出力する。
送出されたアナログ音楽データをイヤホンスピーカ60
3から出力する。
【0110】リスト型音楽再生装置100の操作入力部
202において早送り再生や巻き戻し再生または停止が
操作されると、制御部210は、操作に従って音楽の再
生を制御する。すなわち、操作入力部202における操
作にしたがって、音楽を早送り再生したり、巻き戻し再
生したり、停止させたりする。制御部210は、その都
度、音楽データ復号器211から抽出される音楽再生情
報を表示部201に表示する。
202において早送り再生や巻き戻し再生または停止が
操作されると、制御部210は、操作に従って音楽の再
生を制御する。すなわち、操作入力部202における操
作にしたがって、音楽を早送り再生したり、巻き戻し再
生したり、停止させたりする。制御部210は、その都
度、音楽データ復号器211から抽出される音楽再生情
報を表示部201に表示する。
【0111】また、リスト型音楽再生装置100のモー
ドスイッチ203が操作され、時計モードに切り替えら
れると、制御部210は時計計時部207において計時
した時間データを表示部201へ表示させる。また、操
作入力部202から入力される時刻の修正等の操作にし
たがって、時計機能を実行し、処理結果を表示部201
に表示する。
ドスイッチ203が操作され、時計モードに切り替えら
れると、制御部210は時計計時部207において計時
した時間データを表示部201へ表示させる。また、操
作入力部202から入力される時刻の修正等の操作にし
たがって、時計機能を実行し、処理結果を表示部201
に表示する。
【0112】また、リスト型音楽再生装置100のモー
ドスイッチ203が操作され、通信モードに切り替えら
れると、制御部210はリスト型音楽再生装置100が
外部機器接続アダプタ700等を介して外部機器800
と正しく接続されているか否かを判断する。正しく接続
されている場合は、外部機器800から送信されるデー
タの受信を受け付ける。外部機器800から所定の音楽
データや音楽関連データが送信されると、リスト型音楽
再生装置100は、これらのデータを外部機器接続アダ
プタ700を介して受信し、メモリカード209へ書き
込む。
ドスイッチ203が操作され、通信モードに切り替えら
れると、制御部210はリスト型音楽再生装置100が
外部機器接続アダプタ700等を介して外部機器800
と正しく接続されているか否かを判断する。正しく接続
されている場合は、外部機器800から送信されるデー
タの受信を受け付ける。外部機器800から所定の音楽
データや音楽関連データが送信されると、リスト型音楽
再生装置100は、これらのデータを外部機器接続アダ
プタ700を介して受信し、メモリカード209へ書き
込む。
【0113】次に、音楽再生システム1000におい
て、外部機器800からリスト型音楽再生装置100へ
音楽を伝送する際の動作を説明する。以下の動作におい
て、リスト型音楽再生装置100は、ユーザの腕から外
され、イヤホンアダプタ500が取り外されて、図2に
示すように外部機器接続アダプタ700に装着されてい
る。外部機器接続アダプタ700は、ケーブル81を介
して外部機器800と接続されている。
て、外部機器800からリスト型音楽再生装置100へ
音楽を伝送する際の動作を説明する。以下の動作におい
て、リスト型音楽再生装置100は、ユーザの腕から外
され、イヤホンアダプタ500が取り外されて、図2に
示すように外部機器接続アダプタ700に装着されてい
る。外部機器接続アダプタ700は、ケーブル81を介
して外部機器800と接続されている。
【0114】この状態において、リスト型音楽再生装置
100のモードスイッチ203が操作され通信モードに
設定されると、制御部210は外部機器800と正しく
接続され、通信可能な状態か否かを判断する。通信可能
な状態である場合は、外部機器800から送信されるデ
ータを待機する。外部機器800では、キーボード80
6の操作によってリスト型音楽再生装置100へ送信し
ようとする音楽データが指定されると、制御部801
は、記憶装置803から指定された音楽データ及び当該
音楽データに対応する音楽関連データを読み出して、外
部インタフェース825を介してリスト型音楽再生装置
100側へ送信する。リスト型音楽再生装置100で
は、外部機器800から送信された音楽データ及び音楽
関連データを受信すると、読み出し/書込み制御部21
4の制御によりメモリカード209へ書き込む。
100のモードスイッチ203が操作され通信モードに
設定されると、制御部210は外部機器800と正しく
接続され、通信可能な状態か否かを判断する。通信可能
な状態である場合は、外部機器800から送信されるデ
ータを待機する。外部機器800では、キーボード80
6の操作によってリスト型音楽再生装置100へ送信し
ようとする音楽データが指定されると、制御部801
は、記憶装置803から指定された音楽データ及び当該
音楽データに対応する音楽関連データを読み出して、外
部インタフェース825を介してリスト型音楽再生装置
100側へ送信する。リスト型音楽再生装置100で
は、外部機器800から送信された音楽データ及び音楽
関連データを受信すると、読み出し/書込み制御部21
4の制御によりメモリカード209へ書き込む。
【0115】図7は、上記音楽再生システム1000の
動作時の構成を示す図であり、(a)はリスト型音楽再
生装置100と外部機器800とを有線ケーブルにより
接続した例を示し、(b)は、リスト型音楽再生装置1
00と外部機器800とを有線ケーブルと外部機器接続
アダプタ700を用いて接続した例を示す図である。
動作時の構成を示す図であり、(a)はリスト型音楽再
生装置100と外部機器800とを有線ケーブルにより
接続した例を示し、(b)は、リスト型音楽再生装置1
00と外部機器800とを有線ケーブルと外部機器接続
アダプタ700を用いて接続した例を示す図である。
【0116】図7(a)に示すように、リスト型音楽再
生装置100の本体部200において、イヤホンアダプ
タ500とイヤホン600とを接続した状態では、コネ
クタCNを本体部200に接続し、さらに、コネクタC
Nに、外部機器800に接続されたケーブルKを接続す
ることにより、リスト型音楽再生装置100と外部機器
800とを接続できる。このような構成によって、上記
中心モードの動作を行うことが可能であるが、本体部2
00とコネクタCNとの接続方法は煩雑になることが多
く、また、上記通信モードの動作においてイヤホン60
0は使用しないことから、図7(b)に示すように外部
機器接続アダプタ700を利用すると便利である。
生装置100の本体部200において、イヤホンアダプ
タ500とイヤホン600とを接続した状態では、コネ
クタCNを本体部200に接続し、さらに、コネクタC
Nに、外部機器800に接続されたケーブルKを接続す
ることにより、リスト型音楽再生装置100と外部機器
800とを接続できる。このような構成によって、上記
中心モードの動作を行うことが可能であるが、本体部2
00とコネクタCNとの接続方法は煩雑になることが多
く、また、上記通信モードの動作においてイヤホン60
0は使用しないことから、図7(b)に示すように外部
機器接続アダプタ700を利用すると便利である。
【0117】即ち、図7(b)に示すように、リスト型
音楽再生装置100の本体部200に外部機器接続アダ
プタ700を接続し、外部機器接続アダプタ700に接
続されたケーブル81を外部機器800に接続すること
により、上記通信モードの動作を行うことができる。こ
の場合、外部機器接続アダプタ700は、容易に、かつ
確実に本体部200へ接続できるので、通信モードの動
作を素早く、容易に行える。
音楽再生装置100の本体部200に外部機器接続アダ
プタ700を接続し、外部機器接続アダプタ700に接
続されたケーブル81を外部機器800に接続すること
により、上記通信モードの動作を行うことができる。こ
の場合、外部機器接続アダプタ700は、容易に、かつ
確実に本体部200へ接続できるので、通信モードの動
作を素早く、容易に行える。
【0118】また、図7(b)に示すように、外部機器
800によって、ネットワーク900を介してダウンロ
ードした音楽データを外部機器接続アダプタ700を介
してリスト型音楽再生装置100へ伝送するだけでな
く、移動型通信端末914を利用することも可能であ
る。即ち、外部機器接続アダプタ700と、移動型通信
端末914とをケーブル81によって接続するととも
に、移動型通信端末914との間で無線通信を行う基地
局913を、ネットワーク900によってサーバ902
と接続される構成とする。この構成によれば、本体部2
00及び移動型通信端末914における操作に従って、
基地局913が、ネットワーク900経由でサーバ90
2からダウンロードした音楽データを移動型通信端末9
14へ送信し、移動型通信端末914からリスト型音楽
再生装置100へ音楽データが入力される。
800によって、ネットワーク900を介してダウンロ
ードした音楽データを外部機器接続アダプタ700を介
してリスト型音楽再生装置100へ伝送するだけでな
く、移動型通信端末914を利用することも可能であ
る。即ち、外部機器接続アダプタ700と、移動型通信
端末914とをケーブル81によって接続するととも
に、移動型通信端末914との間で無線通信を行う基地
局913を、ネットワーク900によってサーバ902
と接続される構成とする。この構成によれば、本体部2
00及び移動型通信端末914における操作に従って、
基地局913が、ネットワーク900経由でサーバ90
2からダウンロードした音楽データを移動型通信端末9
14へ送信し、移動型通信端末914からリスト型音楽
再生装置100へ音楽データが入力される。
【0119】この場合、リスト型音楽再生装置100の
携帯性を生かして、外部機器800が設置されていない
ような外出先や屋外においても、リスト型音楽再生装置
100に新しい音楽データを取り込むことができるの
で、リスト型音楽再生装置100の利便性をより一層高
めることができる。なお、この場合、基地局913は、
上記通信モードにおける外部機器800の動作を実行す
るものである。
携帯性を生かして、外部機器800が設置されていない
ような外出先や屋外においても、リスト型音楽再生装置
100に新しい音楽データを取り込むことができるの
で、リスト型音楽再生装置100の利便性をより一層高
めることができる。なお、この場合、基地局913は、
上記通信モードにおける外部機器800の動作を実行す
るものである。
【0120】以上説明したように、本実施の形態におけ
るリスト型音楽再生装置100は、音楽データ復号器2
11や音声出力部212といった、音声データメモリ2
13やメモリカード209に格納されている音楽データ
を再生するための音楽再生部を内蔵している音楽再生装
置本体200と、この音楽再生装置本体200を身体に
装着させるために音楽再生装置本体200の外縁部に互
いに対向するように設けられたリストバンド301,3
02と、各リストバンド301,302を連結するため
の連結部材401,402と、イヤホン500とから構
成され、身体に装着した状態で、前記音楽再生装置本体
200内部の音楽再生部において再生される音楽を外部
(イヤホン)へ出力する。
るリスト型音楽再生装置100は、音楽データ復号器2
11や音声出力部212といった、音声データメモリ2
13やメモリカード209に格納されている音楽データ
を再生するための音楽再生部を内蔵している音楽再生装
置本体200と、この音楽再生装置本体200を身体に
装着させるために音楽再生装置本体200の外縁部に互
いに対向するように設けられたリストバンド301,3
02と、各リストバンド301,302を連結するため
の連結部材401,402と、イヤホン500とから構
成され、身体に装着した状態で、前記音楽再生装置本体
200内部の音楽再生部において再生される音楽を外部
(イヤホン)へ出力する。
【0121】したがって、本リスト型音楽再生装置10
0を自在に身体に着脱して、イヤホンから音楽を聴取す
ることができる。図8(a)及び(b)は、本実施の形
態のリスト型音楽再生装置100を身体に装着して使用
する例を示している。図8(a)に示すように、手首に
リスト型音楽再生装置100を装着し、かつ、イヤホン
600を耳に装着すると、リスト型音楽再生装置100
において再生される音楽をイヤホンから聴取することが
できる。
0を自在に身体に着脱して、イヤホンから音楽を聴取す
ることができる。図8(a)及び(b)は、本実施の形
態のリスト型音楽再生装置100を身体に装着して使用
する例を示している。図8(a)に示すように、手首に
リスト型音楽再生装置100を装着し、かつ、イヤホン
600を耳に装着すると、リスト型音楽再生装置100
において再生される音楽をイヤホンから聴取することが
できる。
【0122】またリスト型音楽再生装置100の本体部
200には表示部201が設けられ、再生中の音楽に関
連するデータ(曲名、歌手名、演奏時間等)を表示部2
01に表示させることができる。また、リスト型音楽再
生装置100には時間を計時する時間計時部207を備
えているので、前記表示部201に時計の表示を行うこ
ともできる。
200には表示部201が設けられ、再生中の音楽に関
連するデータ(曲名、歌手名、演奏時間等)を表示部2
01に表示させることができる。また、リスト型音楽再
生装置100には時間を計時する時間計時部207を備
えているので、前記表示部201に時計の表示を行うこ
ともできる。
【0123】また、リスト型音楽再生装置100の本体
部200に設けられたモードスイッチ201の操作によ
り、時計モードまたは音楽モードに瞬時に切り替えて、
所望のモードで動作させることができる。つまり時計と
して使用したい場合は、イヤホン及びイヤホン接続アダ
プタ500を取り外して時計モードに切り替えて使用す
ればイヤホンのコードが邪魔にならず、より携帯性が向
上し、音楽を聴取したい場合は、イヤホン接続アダプタ
500を介してイヤホン600を接続し、音楽モードに
切り替えて音楽を聴取することもできる。さらに、音楽
を聴いている途中で時計モードに切り替えることによ
り、瞬時に時刻を表示部201に表示させるて時刻を確
認することができる。
部200に設けられたモードスイッチ201の操作によ
り、時計モードまたは音楽モードに瞬時に切り替えて、
所望のモードで動作させることができる。つまり時計と
して使用したい場合は、イヤホン及びイヤホン接続アダ
プタ500を取り外して時計モードに切り替えて使用す
ればイヤホンのコードが邪魔にならず、より携帯性が向
上し、音楽を聴取したい場合は、イヤホン接続アダプタ
500を介してイヤホン600を接続し、音楽モードに
切り替えて音楽を聴取することもできる。さらに、音楽
を聴いている途中で時計モードに切り替えることによ
り、瞬時に時刻を表示部201に表示させるて時刻を確
認することができる。
【0124】また、リスト型音楽再生装置100の本体
部200に設けられた操作入力部202の操作により音
楽データの再生/停止等の操作や時計の修正等の操作
を、身体に装着した状態で表示部201に表示される情
報を確認しながら容易に行うことができる。
部200に設けられた操作入力部202の操作により音
楽データの再生/停止等の操作や時計の修正等の操作
を、身体に装着した状態で表示部201に表示される情
報を確認しながら容易に行うことができる。
【0125】また、リスト型音楽再生装置100は音楽
データの記憶媒体として小型のメモリカード209を装
着して使用する構成であるので、携帯性に優れるととも
に、CDやMD等の再生装置のような駆動部を持たない
ので衝撃や振動によく耐久し、高品質な音楽再生を実現
することができる。したがって、図8(b)に示すよう
に、リスト型音楽再生装置100を身体に装着してイヤ
ホンから音楽を聴取しながら、ジョギング等のスポーツ
を行うこともでき、またアウトドアにおける使用に便利
である。
データの記憶媒体として小型のメモリカード209を装
着して使用する構成であるので、携帯性に優れるととも
に、CDやMD等の再生装置のような駆動部を持たない
ので衝撃や振動によく耐久し、高品質な音楽再生を実現
することができる。したがって、図8(b)に示すよう
に、リスト型音楽再生装置100を身体に装着してイヤ
ホンから音楽を聴取しながら、ジョギング等のスポーツ
を行うこともでき、またアウトドアにおける使用に便利
である。
【0126】なお、図8(b)に示すように、アームバ
ンドを使用して、イヤホンコードを身体に沿わせるよう
にすれば、運動中でもイヤホンコードが邪魔にならず運
動を妨げず、かつ、安全である。また、イヤホンコード
を短くまとめて二の腕に装着すれば、アームバンドを利
用しなくても同様の効果を得ることができる。
ンドを使用して、イヤホンコードを身体に沿わせるよう
にすれば、運動中でもイヤホンコードが邪魔にならず運
動を妨げず、かつ、安全である。また、イヤホンコード
を短くまとめて二の腕に装着すれば、アームバンドを利
用しなくても同様の効果を得ることができる。
【0127】そして、本実施の形態における音楽再生シ
ステム1000は、外部機器800と前記リスト型音楽
再生装置100とから構成され、リスト型音楽再生装置
100は、外部機器800において蓄積されている圧縮
符号化音楽データを、外部機器接続アダプタ700を介
して取得し、メモリカード209に記憶しておき、操作
入力部202から音楽の再生指示が入力されると指定さ
れた音楽データを再生してイヤホン600から出力す
る。
ステム1000は、外部機器800と前記リスト型音楽
再生装置100とから構成され、リスト型音楽再生装置
100は、外部機器800において蓄積されている圧縮
符号化音楽データを、外部機器接続アダプタ700を介
して取得し、メモリカード209に記憶しておき、操作
入力部202から音楽の再生指示が入力されると指定さ
れた音楽データを再生してイヤホン600から出力す
る。
【0128】この音楽再生システム1000では、外部
機器800からメモリカード209へ符号化音声データ
を書き込んだ後、外部機器接続アダプタ700を取り外
して、音楽再生装置本体200にイヤホン接続アダプタ
500とイヤホン600とを装着して音声再生すること
が可能である。また音声再生も利用しない場合は、一般
の腕時計のようにイヤホン接続アダプタ500も取り外
し、表示部201には時刻などの時計機能を表示し、操
作部では時計の修正等の時計機能の操作を行う。
機器800からメモリカード209へ符号化音声データ
を書き込んだ後、外部機器接続アダプタ700を取り外
して、音楽再生装置本体200にイヤホン接続アダプタ
500とイヤホン600とを装着して音声再生すること
が可能である。また音声再生も利用しない場合は、一般
の腕時計のようにイヤホン接続アダプタ500も取り外
し、表示部201には時刻などの時計機能を表示し、操
作部では時計の修正等の時計機能の操作を行う。
【0129】また、外部からリスト型音楽再生装置10
0へ音楽データを書き込む通信モードの動作が容易に行
えるので、リスト型音楽再生装置100を小型化するこ
とができ、携帯性を向上することができる。
0へ音楽データを書き込む通信モードの動作が容易に行
えるので、リスト型音楽再生装置100を小型化するこ
とができ、携帯性を向上することができる。
【0130】そして、リスト型音楽再生装置100と、
外部機器800とを接続するための外部機器接続アダプ
タ700は、本体部200が戴置されるスライド板72
に固定部71が固定されるとともに、可動部73がスラ
イド板72に対して移動可能に取り付けられている。そ
して、可動部73はコイルバネ731,731によっ
て、固定部71に向かう方向へ付勢されているので、外
部機器接続アダプタ700を本体部200に取り付ける
際には、可動部73を移動させるだけで良い。また、本
体部200は、可動部73及び固定部71が備えるピン
711,…によって確実に保持され、外部機器接続アダ
プタ700から本体部200が誤って離脱してしまう恐
れが無い。これにより、リスト型音楽再生装置100と
外部機器800とを、非常に容易に、かつ確実に接続し
て、上記通信モードの動作を行うことが出来る。
外部機器800とを接続するための外部機器接続アダプ
タ700は、本体部200が戴置されるスライド板72
に固定部71が固定されるとともに、可動部73がスラ
イド板72に対して移動可能に取り付けられている。そ
して、可動部73はコイルバネ731,731によっ
て、固定部71に向かう方向へ付勢されているので、外
部機器接続アダプタ700を本体部200に取り付ける
際には、可動部73を移動させるだけで良い。また、本
体部200は、可動部73及び固定部71が備えるピン
711,…によって確実に保持され、外部機器接続アダ
プタ700から本体部200が誤って離脱してしまう恐
れが無い。これにより、リスト型音楽再生装置100と
外部機器800とを、非常に容易に、かつ確実に接続し
て、上記通信モードの動作を行うことが出来る。
【0131】なお、本発明の詳細部分は、上記実施の形
態の内容に限ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
態の内容に限ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
【0132】例えば、上記実施の形態のリスト型音楽再
生装置100は、図2に示すように、本体部200を時
計側ケース200Aと裏蓋200Bとにより構成し、時
計側ケース200Aと裏蓋200Bとにより内部に形成
される空間にメモリカード209が収容される構成とし
たが、メモリカード209を収容する部分の構造はこれ
に限る必要はない。
生装置100は、図2に示すように、本体部200を時
計側ケース200Aと裏蓋200Bとにより構成し、時
計側ケース200Aと裏蓋200Bとにより内部に形成
される空間にメモリカード209が収容される構成とし
たが、メモリカード209を収容する部分の構造はこれ
に限る必要はない。
【0133】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、本体部が
有する当接部が携帯型電子機器の一側面に当接するとと
もに、その対抗面において、携帯型電子機器に、弾性部
材によって付勢された可動部材が当接する。つまり、弾
性部材の付勢力により、携帯型電子機器は対向する二面
に当接する本体部と可動部材とによって挟まれる。これ
によって、携帯型電子機器を確実に保持し、外部情報処
理機器に接続できるアダプタ装置を提供できる。また、
弾性部材の弾性力を超える所定の力を加えれば携帯型電
子機器が解放され、取り外し可能となるので、アダプタ
装置は、所定の力を加えることによって容易に装着及び
取り外し可能である。従って、確実に携帯型電子機器を
保持することができる上、取り扱いが容易で、利便性に
富むアダプタ装置を提供できる。
有する当接部が携帯型電子機器の一側面に当接するとと
もに、その対抗面において、携帯型電子機器に、弾性部
材によって付勢された可動部材が当接する。つまり、弾
性部材の付勢力により、携帯型電子機器は対向する二面
に当接する本体部と可動部材とによって挟まれる。これ
によって、携帯型電子機器を確実に保持し、外部情報処
理機器に接続できるアダプタ装置を提供できる。また、
弾性部材の弾性力を超える所定の力を加えれば携帯型電
子機器が解放され、取り外し可能となるので、アダプタ
装置は、所定の力を加えることによって容易に装着及び
取り外し可能である。従って、確実に携帯型電子機器を
保持することができる上、取り扱いが容易で、利便性に
富むアダプタ装置を提供できる。
【0134】請求項2記載の発明によれば、支持板部材
上に携帯型電子機器を載せた状態で、固定側部材と可動
部材とによって携帯型電子機器を保持するので、より安
定した状態で携帯型電子機器を外部情報処理機器に接続
できる。さらに、可動部材は、可動部材内の空間部に収
容されたばねであるので、低コストで容易に構成可能で
ある。従って、各携帯型電子機器を確実に、かつ容易に
外部情報処理機器に接続できるアダプタ装置を、より低
コストで提供できる。
上に携帯型電子機器を載せた状態で、固定側部材と可動
部材とによって携帯型電子機器を保持するので、より安
定した状態で携帯型電子機器を外部情報処理機器に接続
できる。さらに、可動部材は、可動部材内の空間部に収
容されたばねであるので、低コストで容易に構成可能で
ある。従って、各携帯型電子機器を確実に、かつ容易に
外部情報処理機器に接続できるアダプタ装置を、より低
コストで提供できる。
【0135】請求項3記載の発明によれば、ステーショ
ン本体に載置された携帯型電子機器を、固定側部材と可
動部材とによって挟むことによって保持するので、確実
に携帯型電子機器を保持することができる。また、携帯
型電子機器は弾性部材による付勢力によって挟まれるこ
とにより保持されるので、弾性部材の付勢力を超える所
定の力を加えることにより、ステーション装置と携帯型
電子機器とは容易に着脱可能である。そして、固定側部
材は、携帯型電子機器が有する第1の接続端子と電気的
に接続される接続アダプタを備えるので、携帯型電子機
器が固定側部材と可動部材とに挟まれる際に、携帯型電
子機器と固定側部材とが電気的に接続される。このた
め、外部情報処理機器から引き出された接続ラインに固
定側部材を接続すれば、固定側部材と携帯型電子機器を
保持すると同時に、携帯型電子機器と外部情報処理機器
とを電気的に接続できる。これにより、携帯型電子機器
を、安定した状態で、容易に、かつ確実に外部情報処理
機器に電気的に接続できる。
ン本体に載置された携帯型電子機器を、固定側部材と可
動部材とによって挟むことによって保持するので、確実
に携帯型電子機器を保持することができる。また、携帯
型電子機器は弾性部材による付勢力によって挟まれるこ
とにより保持されるので、弾性部材の付勢力を超える所
定の力を加えることにより、ステーション装置と携帯型
電子機器とは容易に着脱可能である。そして、固定側部
材は、携帯型電子機器が有する第1の接続端子と電気的
に接続される接続アダプタを備えるので、携帯型電子機
器が固定側部材と可動部材とに挟まれる際に、携帯型電
子機器と固定側部材とが電気的に接続される。このた
め、外部情報処理機器から引き出された接続ラインに固
定側部材を接続すれば、固定側部材と携帯型電子機器を
保持すると同時に、携帯型電子機器と外部情報処理機器
とを電気的に接続できる。これにより、携帯型電子機器
を、安定した状態で、容易に、かつ確実に外部情報処理
機器に電気的に接続できる。
【0136】請求項4記載の発明によれば、可動部材を
弾性付勢する弾性部材は、携帯型電子機器を挟むように
可動部材を付勢するばねであるため、単純な構成により
容易に実現可能である。従って、本発明に係るステーシ
ョン装置を、より低コストで提供できる。
弾性付勢する弾性部材は、携帯型電子機器を挟むように
可動部材を付勢するばねであるため、単純な構成により
容易に実現可能である。従って、本発明に係るステーシ
ョン装置を、より低コストで提供できる。
【0137】請求項5記載の発明によれば、携帯型電子
機器が備える第1の接続端子は、電子回路部に設けられ
た接続端子部と、ケースに移動可能に設けられた接続部
材とを備えるため、上記ステーション装置が備える接続
アダプタは、接続部材を介して携帯型電子機器の電子回
路部に電気的に接続される。このため、携帯型電子機器
のケースに移動可能に設けられた接続部材を、ステーシ
ョン装置が接続されない状態では電子回路部と導通しな
いようにすることも可能であり、ステーション装置の非
接続時において携帯型電子機器の電子回路部を保護する
とともに、より確実に、携帯型電子機器と外部情報処理
機器とを接続できる。
機器が備える第1の接続端子は、電子回路部に設けられ
た接続端子部と、ケースに移動可能に設けられた接続部
材とを備えるため、上記ステーション装置が備える接続
アダプタは、接続部材を介して携帯型電子機器の電子回
路部に電気的に接続される。このため、携帯型電子機器
のケースに移動可能に設けられた接続部材を、ステーシ
ョン装置が接続されない状態では電子回路部と導通しな
いようにすることも可能であり、ステーション装置の非
接続時において携帯型電子機器の電子回路部を保護する
とともに、より確実に、携帯型電子機器と外部情報処理
機器とを接続できる。
【0138】請求項6記載の発明によれば、携帯型電子
機器の電子回路部に設けられた接続端子部は防水部材に
よって保護されるので、電子回路部への汚れや液体の浸
入を防止できる。このため、携帯型電子機器に容易に外
部情報処理機器を接続でき、かつ、携帯型電子機器の電
子回路部をより確実に保護できるステーション装置を提
供することができる。
機器の電子回路部に設けられた接続端子部は防水部材に
よって保護されるので、電子回路部への汚れや液体の浸
入を防止できる。このため、携帯型電子機器に容易に外
部情報処理機器を接続でき、かつ、携帯型電子機器の電
子回路部をより確実に保護できるステーション装置を提
供することができる。
【図1】本発明の実施の形態における外部機器接続アダ
プタの概略構成を示す平面図である。
プタの概略構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す外部機器接続アダプタの内部構成、
及び、リスト型音楽再生装置に対する外部機器接続アダ
プタの取り付け状態を示す平面透視図である。
及び、リスト型音楽再生装置に対する外部機器接続アダ
プタの取り付け状態を示す平面透視図である。
【図3】図2に示すリスト型音楽再生装置に対する外部
機器接続アダプタの取り付け状態を示す図であり、
(a)は、図2のA−A’線に沿った断面図であり、
(b)および(c)は、図3(a)中に符号Xで示す防
水端子部の構成を示す拡大図である。
機器接続アダプタの取り付け状態を示す図であり、
(a)は、図2のA−A’線に沿った断面図であり、
(b)および(c)は、図3(a)中に符号Xで示す防
水端子部の構成を示す拡大図である。
【図4】図2に示すリスト型音楽再生装置の本体部の内
部構成を詳細に示す図であり、(a)は平面透視図であ
り、(b)は、図4(a)のB−B’線に沿った断面図
である。
部構成を詳細に示す図であり、(a)は平面透視図であ
り、(b)は、図4(a)のB−B’線に沿った断面図
である。
【図5】図2に示すリスト型音楽再生装置の概略構成、
及び、その使用時の状態を示す平面図である。
及び、その使用時の状態を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態における音楽再生システム
を構成する各部の回路構成を示すブロック図である。
を構成する各部の回路構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す音楽再生システムの動作時の構成を
示す図であり、(a)はリスト型音楽再生装置と外部機
器とを有線ケーブルにより接続した例を示し、(b)
は、リスト型音楽再生装置と外部機器とを有線ケーブル
と外部機器接続アダプタを用いて接続した例を示す図で
ある。
示す図であり、(a)はリスト型音楽再生装置と外部機
器とを有線ケーブルにより接続した例を示し、(b)
は、リスト型音楽再生装置と外部機器とを有線ケーブル
と外部機器接続アダプタを用いて接続した例を示す図で
ある。
【図8】図5に示すリスト型音楽再生装置を身体に装着
して使用する例を示す図である。
して使用する例を示す図である。
【符号の説明】 1000 音楽再生システム 100 リスト型音楽再生装置(携帯型電子機器) 200 本体部 201 表示部 202 操作入力部 203,204 モードスイッチ 205 外部機器接続コネクタ部(第1の接続端子) 206 イヤホン接続コネクタ部 207 時計計時部 208 発振器 209 メモリカード 211 音楽データ復号器 212 音楽出力部 213 RAM 214 読み出し/書込み制御部 215 外部インタフェース 251 回路基板 252,… 基板端子 253,… 基板端子(接続端子部) 254 接続ピン(接続部材) 255 バネ 256 防水リング(防水部材) 261 風防ガラス 262,… ビス 263,…、264,… ピン挿入孔 265,265 バンド取付部 266 フレキシブルケーブル 267 メモリカード接続端子 301,302 リストバンド 401,402 バックル 500 イヤホンアダプタ 501,… イヤホンアダプタ接続ピン 502 イヤホンジャック挿入孔 600 イヤホン 601 イヤホンジャック 602 イヤホンコード 603 イヤホンスピーカ部 700 外部機器接続アダプタ(アダプタ装置、ステー
ション装置) 701 インタフェース変換部 702 充電回路 71 固定部(固定側部材) 711,… ピン(接続アダプタ) 712 コネクタ接続部 72 スライド板(支持板部材、ステーション本体) 72a,72a,72b,72b フランジ 73 可動部(可動部材) 73a,73a 凹部 731,731 コイルバネ(弾性部材) 800 外部機器(外部情報処理機器) 81 ケーブル 82 ケーブルコネクタ 83 ケーブル端子(接続アダプタ) 900 ネットワーク
ション装置) 701 インタフェース変換部 702 充電回路 71 固定部(固定側部材) 711,… ピン(接続アダプタ) 712 コネクタ接続部 72 スライド板(支持板部材、ステーション本体) 72a,72a,72b,72b フランジ 73 可動部(可動部材) 73a,73a 凹部 731,731 コイルバネ(弾性部材) 800 外部機器(外部情報処理機器) 81 ケーブル 82 ケーブルコネクタ 83 ケーブル端子(接続アダプタ) 900 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA01 AA05 AA09 AB02 AB03 AB04 AB06 AC01 BA26 BB01 BB02 GA00 GA17 5B019 BB08 BC01 GA01 5D045 DB01 5D108 CA04 CA07 CA15 CA29 9A001 BB06 EE05 HZ34 KK62
Claims (6)
- 【請求項1】携帯型電子機器を装着して、携帯型電子機
器を外部情報処理機器に電気的接続するアダプタ装置で
あって、 携帯型電子機器の一側面に当接する当接部を有する本体
部と、 この本体部に対し移動可能に組み付けられ、携帯型電子
機器の前記一側面との対向面に当接する当接部を有する
可動部材と、 この可動部材と前記本体部との間に介設され、可動部材
を本体部の前記当接部側に付勢する弾性部材と、 を備えることを特徴とするアダプタ装置。 - 【請求項2】本体部は、携帯型電子機器に電気的接続さ
れる接続端子を有する固定側部材と、この固定側部材か
ら突出して携帯型電子機器を載せる支持板部材と、を備
え、 可動部材は、前記支持板部材の先端部側が挿入され、か
つ、弾性部材が収容される空間部を有し、 弾性部材は、前記空間部に収容して前記可動部材と前記
支持板部材の先端部との間に介設したばねであること、 を特徴とする請求項1記載のアダプタ装置。 - 【請求項3】携帯型電子機器と外部情報処理機器から引
き出された接続ラインとを仲介するステーション装置に
おいて、 前記携帯型電子機器が載置されるステーション本体と、 前記携帯型電子機器の一端側に設けた第1の接続端子と
電気的に接続される接続アダプタを備え、前記ステーシ
ョン本体の一端側に固定された固定側部材と、 このステーション本体の他端側に当該ステーション本体
に対し移動可能に設けられた可動部材と、 前記ステーション本体上に携帯型電子機器が載置された
際に、前記携帯型電子機器を前記可動部材と前記固定側
部材とで挟み込むために、前記可動部材を前記固定側部
材側に弾性付勢する弾性部材と、 を備えることを特徴とするステーション装置。 - 【請求項4】前記弾性部材は、前記可動部材と前記固定
側部材との間に介設されているばねであることを特徴と
する請求項3記載のステーション装置。 - 【請求項5】前記携帯型電子機器の一端側に設けた第1
の接続端子は、 前記携帯型電子機器内に設けられた電子回路部に設けら
れた接続端子部と、 前記携帯型電子機器のケースに移動可能に設けられた接
続部材とを備えていることを特徴とする請求項3または
4記載のステーション装置。 - 【請求項6】前記接続端子部と前記携帯型電子機器のケ
ースとの間には、防水部材が配設されていることを特徴
とする請求項5記載のステーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36305799A JP2001175610A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | アダプタ装置、及び、ステーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36305799A JP2001175610A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | アダプタ装置、及び、ステーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001175610A true JP2001175610A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18478397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36305799A Abandoned JP2001175610A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | アダプタ装置、及び、ステーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001175610A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005507130A (ja) * | 2001-10-22 | 2005-03-10 | アップル・コンピューター・インコーポレーテッド | メディアプレーヤーのためのインテリジェントなシンクロ操作 |
| EP1519453A1 (fr) * | 2003-09-23 | 2005-03-30 | Asulab S.A. | Instrument électronique portable comprenant au moins un terminal d'entrée et/ou sortie adapté pour établir une communication avec une unité électronique logée à l'intérieur dudit instrument |
| JP2008009666A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Casio Comput Co Ltd | 中継装置 |
| KR100931164B1 (ko) * | 2003-09-23 | 2009-12-10 | 아스라브 쏘시에떼 아노님 | 휴대전자장치와 어댑터사이에서 전기신호를 전송하기 위한 전송장치 및, 어댑터 |
| CN108762054A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-11-06 | 广东小天才科技有限公司 | 一种免脱充电式的智能手表 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36305799A patent/JP2001175610A/ja not_active Abandoned
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005507130A (ja) * | 2001-10-22 | 2005-03-10 | アップル・コンピューター・インコーポレーテッド | メディアプレーヤーのためのインテリジェントなシンクロ操作 |
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| US7210845B2 (en) | 2003-09-23 | 2007-05-01 | Asulab Sa | Portable electronic instrument including at least one input/output terminal for establishing a communication with an electronic unit arranged within said instrument |
| CN100527022C (zh) * | 2003-09-23 | 2009-08-12 | 阿苏拉布股份有限公司 | 便携式电子仪器 |
| KR100931164B1 (ko) * | 2003-09-23 | 2009-12-10 | 아스라브 쏘시에떼 아노님 | 휴대전자장치와 어댑터사이에서 전기신호를 전송하기 위한 전송장치 및, 어댑터 |
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| CN108762054A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-11-06 | 广东小天才科技有限公司 | 一种免脱充电式的智能手表 |
| CN108762054B (zh) * | 2018-06-13 | 2024-05-24 | 广东小天才科技有限公司 | 一种免脱充电式的智能手表 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20080501 |