[go: up one dir, main page]

JP2001175115A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JP2001175115A
JP2001175115A JP35887799A JP35887799A JP2001175115A JP 2001175115 A JP2001175115 A JP 2001175115A JP 35887799 A JP35887799 A JP 35887799A JP 35887799 A JP35887799 A JP 35887799A JP 2001175115 A JP2001175115 A JP 2001175115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
temperature
fixing
temperature sensor
contact type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35887799A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Yamada
友治 山田
Yasuhide Hamada
泰英 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP35887799A priority Critical patent/JP2001175115A/ja
Publication of JP2001175115A publication Critical patent/JP2001175115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】定着ベルトの表面を傷つけることなく、発熱源
の優先制御を実行する事の出来る定着装置を提供する。 【解決手段】第1及び第2の温度センサ80,82の検
出結果に基づき、発熱源32の発熱状態を制御する制御
装置とを備え、未定着トナーが表面上に担持されたシー
トが、転接部を一方向に沿って通過することにより、未
定着トナーをシート上に定着させる定着装置において、
第1及び第2温度センサの少なくとも一方は、非接触式
温度センサを備え、制御装置は、第1の温度センサの検
出結果が第1の設定温度T1未満の場合には、加熱ロー
ラ温度が第2の設定温度となるように、発熱源32の発
熱量を制御し、第1の温度センサの検出結果が第1の設
定温度T1以上の場合には、定着ローラ温度が第1の設
定温度T1となるように、発熱源32の発熱量を制御す
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等において、シート上の未定着トナー
を溶融圧着し、該シートに定着させるために使用される
定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の電子写真装置用の定着装置におい
ては、図11に示すように、定着ローラR1と発熱源H
を内蔵した加熱ローラR3との間に定着ベルトBをエン
ドレスに張設し、この定着ベルトBを介して下方より押
圧する加圧ローラR2を設けたベルト定着方式と、記録
媒体Sの予熱とを組み合わせた技術が開発され、実用に
供されている。この従来構成では、予熱によりニップ部
の温度を低く設定でき、熱容量の小さい定着ベルトBを
用いることで、ニップ部通過時に定着ベルトBの温度を
急速に冷却させ、ニップ部出口での定着ベルトBと分離
するトナーの凝集力を高めることで、定着ベルトBとト
ナーとの離型性を高めて、オイルレス或いは微量のオイ
ルしか塗布しない場合でも、オフセットの無い鮮明な定
着画像が得られることになる。このベルト式定着装置
は、加熱ローラ方式では解決できなかった離型性とオイ
ルの塗布の問題を一挙に解決した定着装置として知られ
ている。
【0003】この種の従来のベルト式定着装置において
は、例えば特開平10−115996号公報に示される
ように、定着ローラR1から発熱源を外して、加熱ロー
ラR3に内蔵するように構成しているため、加熱ローラ
R3からの熱を定着ベルトBを介して、定着ローラR1
と加圧ローラR2との転接部(ニップ部)に伝達しなけ
ればならない。そして、この転接部における温度が定着
温度として定着性を良好に維持するためには、この転接
部における温度が定着温度となるように、加熱ローラR
3に内蔵された発熱源Hの発熱状態を制御しなければな
らない。特に上述した特開平10−115996号公報
では、薄紙の定着時にジャムが発生することがないよう
にすると同時に、このように対処してもコピー速度が低
下することがないように、所謂優先制御が実施されてい
る。
【0004】ここで、加熱ローラR3の表面温度の検出
のために第1の温度センサS1が、及び、定着ローラR
1の表面温度の検出のために第2の温度センサS2が、
夫々配設されている。また、加圧ローラR3内に、補助
熱源としての補助加熱ヒータが配設されている場合に
は、加圧ローラR3の表面温度の検出のために第3の温
度センサS3が設けられている。そして、制御装置は、
これら第1及び第2の温度センサS1,S2からの検出
温度情報に基づき、加熱ヒータHの発熱状態を制御して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、温度セ
ンサS1,S2,S3として、接触式センサが用いられ
ているおり、例えば温度センサS1に注目すれば、これ
は、常時、加熱ローラR2の外周面に巻き付いている定
着ベルトBの部分に、接触するように配設されている。
この結果、定着ベルトBのエンドレス走行に伴い、温度
センサS1の先端は、常に、定着ベルトBの表面に摺接
することとなり、定着ベルトBの表面を傷つける虞があ
り好ましくない。また、温度センサS2についても、接
触式センサが用いられており、同様な問題点が発生して
いる。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
もので、この発明の主たる目的は、定着ベルトの表面を
傷つけることなく、発熱手段の優先制御を実行する事の
出来る定着装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる定着装置は、請
求項1の記載によれば、定着ローラと、この定着ローラ
に所定の圧力で転接する加圧ローラと、前記定着ローラ
から離間して配設され、内部に発熱手段が配設された加
熱ローラと、この加熱ローラと前記定着ローラとにエン
ドレスに掛け渡され、前記発熱手段からの熱伝達を受け
て前記定着ローラ及び加圧ローラの転接部を通過するシ
ート上の未定着トナーを加熱する定着ベルトと、前記定
着ローラ温度を検出する第1の温度検出手段と、前記加
熱ローラ温度を検出する第2の温度検出手段と、これら
第1及び第2の温度検出手段の検出結果に基づき、前記
発熱手段の発熱状態を制御する制御手段とを備え、未定
着トナーが表面上に担持されたシートが、前記転接部を
一方向に沿って通過することにより、前記未定着トナー
を前記シート上に定着させる定着装置において、前記第
1及び第2温度検出手段の少なくとも一方は、非接触式
温度センサを備え、前記制御手段は、前記第1の温度検
出手段の検出結果が第1の設定温度未満の場合には、前
記加熱ローラの表面温度が第2の設定温度となるよう
に、前記発熱手段の発熱量を制御し、前記第1の温度検
出手段の検出結果が前記第1の設定温度以上の場合に
は、前記定着ローラの表面温度が前記第1の設定温度と
なるように、前記発熱手段の発熱量を制御することを特
徴としている。
【0008】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項2の記載によれば、前記第1の温度検出手段は、前記
定着ローラの外周面に離間対向する状態で配設された非
接触式温度センサを備えることを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項3の記載によれば、前記第1の温度検出手段は、前記
定着ローラ上の定着ベルトの部分に離間対向する状態で
配設され非接触式温度センサを備えることを特徴として
いる。
【0010】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項4の記載によれば、前記第1の温度検出手段は、前記
定着ローラよりも前記定着ベルトの走行方向に関して下
流側に位置し、且つ、前記加熱ローラよりも該走行方向
に関して上流側に位置する定着ベルトの部分に離間対向
する状態で配設された非接触式温度センサを備えること
を特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項5の記載によれば、前記第2の温度検出手段は、前記
加熱ローラの外周面に離間対向する状態で配設された非
接触式温度センサを備えることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項6の記載によれば、前記第2の温度検出手段は、前記
加熱ローラ上の定着ベルトの部分に離間対向する状態で
配設された非接触式温度センサを備えることを特徴とし
ている。
【0013】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項7の記載によれば、前記第2の温度検出手段は、前記
加熱ローラよりも前記定着ベルトの走行方向に関して下
流側に位置し、且つ、前記定着ローラよりも該走行方向
に関して上流側に位置する定着ベルトの部分に離間対向
する状態で配設された非接触式温度センサを備えること
を特徴としている。
【0014】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項8の記載によれば、前記非接触式温度センサは、被検
出部から放射される赤外線を感知し、該被検出部の表面
温度を非接触で検出することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項9の記載によれば、前記加圧ローラには、これを加熱
するための補助発熱手段が内蔵され、該加圧ローラの表
面温度を検出する第3の温度検出手段を更に具備してい
ることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる定着装置は、請求
項10の記載によれば、前記第3の温度検出手段は、非
接触式温度センサを備えることを特徴としている。
【0017】
【発明を実施する形態】以下に、この発明に係わる定着
装置の一実施例の構成を、添付図面を参照して以下に詳
細に説明する。
【0018】{定着装置10の概略説明}先ず、図1に
示すように、この一実施例の定着装置10は、ハウジン
グ構造として、図示しない電子式画像形成装置、例え
ば、電子プリンタのフレームに固定されるハウジング1
2を備えており、このハウジング12は、装置フレーム
上に直接的に固定される底板14と、この底板14の左
右両側縁から夫々起立した側板16と、この側板16に
これの図中略右上部を覆うように取付けられた上カバー
部18と、側板16にこれの略左側部を覆うように取付
けられた左カバー部20とを備えている。
【0019】ここで、上カバー部18は、側板16に対
して固定された状態で取付けられ、これの右上部には、
揺動レバー22が図中右方に位置する第1の支軸24回
りに図中左方が開放されるように、揺動自在に軸支され
ている。一方、左カバー部20は、下部に位置する第2
の支軸26回りに上方が開放されるように、揺動自在に
側板16に取付けられている。
【0020】また、この定着装置10は、ローラ構成と
して、側板16に固定軸線回りに回転自在に軸支された
定着ローラ28と、定着ローラ28の略下方(具体的に
は、斜め下方)でこれに転接する状態で、且つ、定着ロ
ーラ28の固定軸線と平行に設定された固定軸線回りに
側板16に回転自在に支持された加圧ローラ30と、定
着ローラ28の略上方(具体的には、斜め上方)に位置
する状態で揺動レバー22に取付けられ、自身の中心軸
線回りに回動自在に支持された加熱ローラ34とを備え
て構成されている。
【0021】また、この定着装置10は、加熱ローラ3
4の内部に配設された、発熱手段としての例えばハロゲ
ンランプ等の第1の発熱源32と、定着ローラ28と加
熱ローラ34とに渡りエンドレスに巻回された定着ベル
ト(熱伝達ベルト)36とを更に備えている。
【0022】ここで、詳細は後述するが、定着ローラ2
8は弾性ローラとして構成され、一方、加圧ローラ30
は弾性ローラより硬いローラ上硬度を有するローラから
構成されている。一方、定着ローラ28と加圧ローラ3
0との互いの回転中心間距離Dは、図2に示すように、
定着ローラ28の半径R1及び加圧ローラ30R2の半
径の和(R1+R2)より、僅かであるが短く設定され
ている。この結果、定着ローラ28と加圧ローラ30と
の互いの転接部(ニップ部)においては、両者は互いに
所定の圧接力P1で転接し、これにより、定着ローラ2
8が転接部で凹んだ状態にもたらされることになる。即
ち、ニップ幅が十分に確保されることになる。
【0023】また、この定着装置10は、定着ベルト3
6の外表面にシリコーンオイルを塗布すると共に、この
定着ベルト36の外表面をクリーニングするためのオイ
ル塗布ローラ38と、このオイル塗布ローラ38を定着
ベルト36に直交する状態で圧接させて、定着ベルト3
6に所定のテンションを付与させる第1のコイルバネ4
0と、加熱ローラ34を定着ローラ28から離間する方
向に付勢して、第1のコイルバネ40と協同して定着ベ
ルト36に所定のテンションを付与させる第2のコイル
スプリング42とを更に備えている。
【0024】また、上述した上カバー部18の図中右下
部は、内方に折り曲げられており、この折曲片の下方に
位置すると共に、これから大きく離間した状態で、ガイ
ド板44が側板16に固定されている。この上カバー部
18とガイド板44との間から、未定着トナーが上面に
担持されたシート(以下、単に、未定着シートと呼
ぶ。)が、図中矢印で示す一方向(搬送方向)に沿って
ハウジング12内に取り込まれる入口ポート46が規定
される。
【0025】ここで、このガイド板44は、ハウジング
12内に入るにつれてその高さが高まるように図中左斜
め上方に傾斜した状態で取付けられている。一方、ガイ
ド板44の導入側端部、即ち、図中右下側の端部は、電
子プリンタ内であって入口ポート46の図中右側に隣接
した状態で配設されたシート搬送用のエンドレスベルト
EBの出口側端部に対向した状態に位置決めされ、ガイ
ド板44の導出側端部、即ち、図中左上側の端部は、定
着ローラ28と加圧ローラ30との転接部(ニップ部)
に対向した状態に位置決めされている。
【0026】そして、このエンドレスベルトEBを介し
て定着装置10に向けて図中矢印で示す一方向(搬送方
向)に沿って搬送されてきた未定着シートの先端は、先
ず、ガイド板44に触れ、これに案内された状態で、斜
め上向きに搬送されるように設定され、更に、このガイ
ド板44により案内された未定着シートは、その先端が
加圧ローラ30の外周面に先ず接触した後、加圧ローラ
30の外周面に沿って移動して、定着ローラ28と加圧
ローラ30との転接部に導かれるように設定されてい
る。
【0027】一方、上述した左カバー部20の上部に
は、転接部を通過して定着ローラ28と加圧ローラ30
とにより熱圧着により未定着トナーを定着されたシート
(以下、定着済みシートと呼ぶ。)が排出される排紙通
路48が形成されており、この一実施例においては、こ
の排紙通路48は、定着済みシートを略直立した状態で
上方に向けて排出するように設定されている。
【0028】この排紙通路48と転接部との間に位置し
た状態で、下排紙ローラ50が左カバー部20に回転自
在に軸支されており、この下排紙ローラ50は、後述す
る駆動機構52からの駆動力を得て、加圧ローラ30よ
り同速以上の速さ(例えば、加圧ローラ30の速度より
5%早く設定された回転速度)で回転駆動されるように
構成されている。そして、この下排紙ローラ50には、
斜め上方から転接する状態で、上排紙ローラ54が板バ
ネ56を介して所定の弾性力で圧接した状態で転接して
いる。尚、この上排紙ローラ54の配設位置は、これと
下排紙ローラ50との互いの中心位置を結ぶ線分が、定
着済みシートの排紙パスに対して、略直交する状態に設
定されている。
【0029】このように概略構成される定着装置10に
おいては、搬送機構により、エンドレスベルトEBを介
してガイド板44上に搬送されてきた未定着シートS
は、未定着トナーが付着していない下面をガイド板44
に接触・支持されると共に、定着ベルト36が巻かれた
定着ローラ28と加圧ローラ30との転接部(ニップ
部)に向けて案内され、両者28、30の間を圧接され
た状態で挿通されることにより、未定着トナーが熱圧着
されてシート上に定着されるように設定されている。
【0030】以下、上述した種々の構成要素を順次個別
に説明する。 {定着ローラ28の説明}上述した定着ローラ28は、
側板16に図示しないベアリングを介して回転自在に軸
支される芯金部28Aと、この芯金部28Aの外周に同
軸に配設され、定着ベルト36が巻回されるローラ本体
28Bとを備えて構成され、ローラ外径をこの一実施例
では38.0mmに設定されている。ここで、この一実
施例において、芯金部28Aは、直径25mmの鉄製シ
ャフトから形成され、ローラ本体28Bは、芯金部28
Aの外周に厚さ6.5mmで取り付けられたシリコーン
ゴム耐熱弾性体(具体的には、ローラ上にてJIS A
硬度で18度)から形成されている。
【0031】尚、芯金部28Aの一端に配設された軸部
には、第1の従動ギヤ58がこれと同軸に、詳細を後述
するワンウエイクラッチ60を介して取付けられてお
り、この第1の従動ギヤ58には、詳細は後述する駆動
機構52の一部を構成する伝達ギヤ62が噛合してい
る。このようにして、この伝達ギヤ62を介して駆動機
構52からの駆動力が第1の従動ギヤ58に図中時計方
向の回転力として伝達されて、ワンウェイクラッチ60
を介して定着ローラ28にこの回転力が伝達される構成
とされている。
【0032】{加圧ローラ30の説明}上述したよう
に、加圧ローラ30は、側板16に図示しないベアリン
グを介して回転自在に軸支される芯金部30Aと、この
芯金部30Aの外周に同軸に配設されたローラ本体30
Bとを備えて構成され、ローラ外径を35mmに設定さ
れている。ここで、この一実施例において、芯金部30
Aは、内径22mm、外形32mmの鉄製パイプから形
成され、ローラ本体30Bは、芯金部30Aの外周に厚
さ1.5mmで取り付けられたシリコーンゴム耐熱弾性
体(具体的には、上述した定着ローラ28よりも硬めの
ローラ上にてASKER C硬度で74〜75度のも
の)から形成されている。
【0033】尚、芯金部30Aの一端に配設された軸部
は、第2の従動ギヤ64が同軸に固定されており、この
第2の従動ギヤ64には、上述した第1の従動ギヤ58
が噛合しており、この第1の従動ギヤ58を介してこれ
からの駆動力が第2の従動ギヤ64に伝達されて、加圧
ローラ30が定着ローラ28とは反対の反時計方向に沿
って回転駆動されるように構成されている。
【0034】ここで、この一実施例においては、未定着
シートの搬送用の主駆動としては、加圧ローラ30が設
定されており、定着ローラ28はこれの熱膨張時におい
ても周速が加圧ローラ30の周速よりも早くならないよ
うに、第1及び第2の従動ギヤ58、64のギヤ比が設
定されている。即ち、定着ローラ28が第2の従動ギヤ
64により回転される際の回転速度は、定着ベルト36
を介して加圧ローラ30と摩擦係合して回転される際の
回転速度よりも、僅かに遅くなるように設定されてい
る。
【0035】一方、この一実施例においては、加圧ロー
ラ30は、定着ローラ28の直下方に位置しているので
はなく、定着ローラ28の直下方位置よりも、未定着シ
ートの搬送方向に沿って偏倚した位置に配設されてお
り、加熱ローラ34と定着ローラ28との両中心点を通
る線分を基線とした場合に、この基線と、定着ローラ2
8及び加圧ローラ30の両中心点を通る線分とのなす角
度が、所定の鋭角となるような位置に配設されている。
尚、定着ローラ28と加圧ローラ30の両中心点を通る
線分は、未定着シートの搬送方向と略直交するように設
定されているものである。
【0036】{ワンウェイクラッチ60の説明}ここ
で、このワンウェイクラッチ60は、定着ローラ28の
第1の従動ギヤ58に対する図中時計方向の相対的な回
転を許容するが、図中反時計方向の相対的な回転を係止
するように、換言すれば、両者が一体回転するように構
成されている。即ち、定着ベルト36が加圧ローラ30
と摩擦係合して、また、定着ローラ28が定着ベルト3
6と摩擦係合して、加圧ローラ30により定着ローラ2
8及び定着ベルト36が従動(連れ回り)する状態で
は、定着ローラ28の図中時計方向に回転する周速は、
加圧ローラ30の周速と同一となり、定着ローラ28の
回転は第1の従動ギヤ58の回転よりも僅かに速くなさ
れるように設定している。
【0037】{加熱ローラ34の説明}上述した第1の
発熱源32を内蔵する加熱ローラ34は、この一実施例
においては、直径30mmで、肉厚3.5mmのアルミ
パイプ芯金に、厚さ20μmのPTFEの被覆層をコー
ティングしたもので、両端の軸受け部には、耐熱樹脂の
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)製の直径34
mmのカラー66が挿入されており、これにより、定着
ベルト36の蛇行や片寄りを防止している。
【0038】この加熱ローラ34の内部には、発熱手段
としての第1の発熱源32が内蔵されているが、この一
実施例においては、この第1の発熱源32は、最大出力
が1kWのハロゲンランプ32から構成されている。一
方、上述した加圧ローラ30には、補助発熱手段として
第2の発熱源33が内蔵されている。この第2の発熱源
33は、最大出力が250Wのハロゲンランプから構成
されている。ここで、この定着装置10の発熱源に許容
された最大出力は、この実施例においては1kWに設定
されている。即ち、この実施例においては、第1の発熱
源32は、この定着装置10に許容される最大出力その
ものを出力することが出来るように設定されている。
【0039】{定着ベルト36の説明}上述の定着ベル
ト36は、未定着シートS上の未定着トナーを定着温度
まで過剰な熱量を与えることなく定着できるように、そ
の定着ベルト36の1平方cm当たりの熱容量が、0.
002cal/℃乃至0.025cal/℃の範囲内の
ものが好ましいものである。このため、この一実施例に
おいては、図4に示すように、定着ベルト36は、内径
が60mm、厚さが100μmのポリイミド樹脂製の無
端状のベルト基体36aと、このベルト基体36aの外
周面(表層)に厚さ200μmでコーティングされたシ
リコーンゴムの耐熱弾性離型層36bとを備えて構成さ
れている。
【0040】尚、この実施例では、ベルト基体36aの
外周面には、耐熱弾性離型層36bがコーティングされ
るように説明したが、このような耐熱弾性離型層36b
のコーティングに限定されることなく、離型層としては
耐熱層を有していればよく、弾性を有することは必須で
はない。即ち、このベルト基体36aの外周面には、最
低限、耐熱離型層36bがコーティングされるように設
定されている。
【0041】{オイル塗布ローラ38の説明}この定着
装置10は、定着ベルト36の外周面に、離型用のオイ
ルを微量に塗布するためのオイル塗布ローラ38を備え
ている。このオイル塗布ローラ38は、詳細は図示して
いないが、ケーシング68に軸線固定状態で回転自在に
軸支された支軸と、この支軸の外周にシリコーンオイル
を含浸させた耐熱紙層とを備えて構成されており、支軸
は、この一実施例においては、直径8mmの鉄製シャフ
トから形成され、耐熱紙層は、その外周に100μmの
多孔質フッ素樹脂フィルムが装着された状態で、直径2
5mmのローラ外径を有するように形成されている。こ
のように、オイル塗布ローラ38を構成することによ
り、定着ベルト36の外周面への安定した微量のオイル
塗布が可能となる。
【0042】オイル塗布ローラ38の外周面には、定着
ベルト36の外周面に付着した汚れ(トナー等)が転移
して付着し、汚されることになる。この為、このオイル
塗布ローラ38の外周面には、クリーニング用ブラシが
接触しており、常時、オイル塗布ローラ38の外周面を
清掃して、ここに付着した汚れを掻き落とすようになさ
れている。
【0043】{定着ベルト36へのテンション付与機構
の説明}上述したように、この一実施例では、定着ベル
ト36へテンションを付与するための機構として、この
オイル塗布ローラ38を定着ベルト36に直交する状態
で圧接させて、定着ベルト36に所定のテンションを付
与させる第1のコイルバネ40と、加熱ローラ34を定
着ローラ28から離間する方向に付勢して、第1のコイ
ルバネ40と協同して定着ベルト36に所定のテンショ
ンを付与させる第2のコイルスプリング42とを備えて
いる。
【0044】ここで、第1のコイルバネ40は、オイル
塗布ローラ38を回転自在に支持するケーシング68
を、定着ベルト36に向けて付勢するように、左カバー
部20に取付けられている。即ち、ケーシング68は、
側板16に取り付けられたガイドリブ70により、定着
ベルト36に対して接離自在に支持されている。このよ
うにして、左カバー部20が図中左方に開かれた際に、
ケーシング68を押圧していた第1のコイルバネ40が
ケーシング68から離間され、これにより、オイル塗布
ローラ38の定着ベルト36への押圧状態が解除される
ことになる。また、左カバー部20が図中右方に回動さ
れて閉じられることにより、第1のコイルバネ40がケ
ーシング68を押圧力P2で押圧して、オイル塗布ロー
ラ38が定着ベルト36を所定のテンションで押圧する
ことになる。
【0045】一方、第2のコイルバネ42は、揺動レバ
ー22の図中左端と側板16との間に介設され、揺動レ
バー22を図中時計方向に沿って回動するように、換言
すれば、この揺動レバー22に支持された加熱ローラ3
4が定着ローラ28から離間する方向に第3の押圧力P
3で押圧するように取付けられている。これにより、定
着ベルト36には、所定のテンションが付与されること
になる。
【0046】即ち、この第2のコイルバネ42の付勢力
により揺動レバー22を介して加熱ローラ34は、定着
ローラ28から離間する方向に偏倚させられ、これによ
り、加熱ローラ34と定着ローラ28とにエンドレスに
掛け渡された定着ベルト36は、所定のテンションに緊
張された状態で張られることになる。
【0047】このように第1及び第2のコイルバネ4
0、42の作用により、定着ベルト36は、加圧ローラ
30と摩擦係合して連れ回りし、且つ、この定着ベルト
36の連れ回りに応じて、定着ローラ28は定着ベルト
36に対してスリップや緩みの無い安定した状態で従動
されることになる。
【0048】{駆動機構52の説明}上述した加圧ロー
ラ30等を回転駆動するための駆動機構52は、図3に
示すように、電子プリンタにこの定着装置10が装着さ
れた状態で、電子プリンタ側の駆動源に図示しないギヤ
トレインを介して接続された出力ギヤGEに噛合し、こ
れからの駆動力を受けて回転駆動される伝達ギヤ62
と、この伝達ギヤ62に常時噛合すると共に、ワンウェ
イクラッチ60を介して定着ローラ28に連結される第
1の従動ギヤ58と、この第1の従動ギヤに常時噛合す
ると共に、加圧ローラ30に同軸に固定される第2の従
動ギヤ64とを備えている。
【0049】また、この駆動機構52は、上述した伝達
ギヤ62に常時噛合するアイドルギヤ80を更に備え、
このアイドルギヤ80は、下排紙ローラ50に同軸に固
定された第3の従動ギヤ74と常時噛合し、加圧ローラ
30の周速と同速以上の速さで下排紙ローラ50を回転
駆動するように構成されている。
【0050】{その他の構成}この一実施例の定着装置
10は、上述した構成の他、再び図1に示すように、加
圧ローラ30の外周面に付着した定着済みシートが出た
場合に、これを引き剥がすための剥離爪76と、上述し
た下排紙ローラ50と上排紙ローラ54との間(転接
部)に定着済みシートの先端が搬送されてきたことを検
出する排紙センサ78とを備えている。
【0051】{制御システムの構成}一方、この定着装
置10は、上述した駆動機構52を駆動制御する他、加
熱ローラ34に内蔵された第1の発熱源32及び加圧ロ
ーラ30に内蔵された第2の発熱源33の発熱制御のた
めに、図5に示すように、制御装置86を備えている。
この制御装置86には、第1の発熱源32の発熱制御の
ため、この実施例においては、定着ローラ28上の定着
ベルト36の温度(以下、単に、定着ローラ温度と呼
ぶ。)を検出する第1の温度センサ80と、加熱ローラ
34上の定着ベルト36の温度(以下、単に、加熱ロー
ラ温度と呼ぶ。)を検出する第2の温度センサ82とが
接続され、また、第2の発熱源33の発熱制御のため、
加圧ローラ30の表面(外周面)の温度(以下、単に、
加圧ローラ温度と呼ぶ。)を検出する第3の温度センサ
84が接続されている。
【0052】そして、制御装置86は、これら第1及び
第2の温度センサ80、82からの検出結果に基づき、
第1の発熱源32を発熱制御するように、また、第3の
温度センサ84からの検出結果に基づき、第2の発熱源
33を発熱制御するように構成されている。
【0053】ここで、この実施例においては、これら第
1乃至第3の温度センサ80、82、84は、各々、非
接触式の温度センサから構成されており、具体的には、
石塚電子株式会社製のNCセンサ(商品名)が用いられ
ている。このように第1乃至第3の温度センサ80,8
2,84を何れも非接触式温度センサから構成している
ので、定着ベルト36がこれら温度センサから傷つけら
れることが確実に防止されることになる。
【0054】また、この第1の非接触式温度センサ80
は、図1に示すように、定着ローラ28上の定着ベルト
36に離間対向する状態で配設され、定着ローラ温度を
非接触状態で検出するように構成されている。また、第
2の非接触式温度センサ82は、加熱ローラ34上の定
着ベルト36に離間対向する状態で配設され、加熱ロー
ラ温度を非接触状態で検出するように構成されている。
また、第3の非接触式温度センサ84は、加圧ローラ3
0の外周面に離間対向する状態で配設され、加圧ローラ
温度を非接触状態で検出するように構成されている。
【0055】上述した制御装置86は、発熱制御の観点
においては、第1及び第2のヒータドライバ88、90
が接続されており、これら第1及び第2のヒータドライ
バ88、90を介して、第1の発熱源32としての第1
のハロゲンランプ及び第2の発熱源33としての第2の
ハロゲンランプの発熱量を制御している。また、この制
御装置86は、定着ベルト36の走行制御の観点におい
ては、通紙指令を受ける入力端子と電源スイッチ90と
が接続されており、定着ベルト36をエンドレス走行さ
せるための駆動機構52を駆動制御するように構成され
ている。
【0056】{制御装置86による発熱制御方法の説
明}次に、この制御装置86における第1の発熱源32
の優先制御方法(制御手順)を説明する。
【0057】先ず基本的には、定着ローラ温度の設定値
をT1とし、加熱ローラ温度の設定値をT2とすると、
定着ローラ温度及び加熱温度が、夫々、設定値T1及び
T2となるように、第1の発熱源32の発熱量が制御さ
れる。
【0058】通常の待機状態においては、定着ローラ温
度は、第1の設定値T1以下にあり、加熱ローラ温度を
検出する第2の非接触式温度センサ82の検出結果に基
づき制御装置86は、この加熱ローラ温度が第2の設定
値T2となるように、第1の発熱源32の発熱量を制御
する。
【0059】この後、定着ベルト36がエンドレス走行
すると、定着ローラ28及び加圧ローラ30は、定着ベ
ルト36の熱伝達により温められ、定着ローラ温度及び
加圧ローラ温度が夫々上昇する。そして、定着ローラ温
度が設定値T1に到達すると、制御態様が切り替わり、
第1の非接触式温度センサ80の検出結果に基づき定着
ローラ温度が第1の設定値T1となるように、第1の発
熱源80の発熱量が制御される。
【0060】尚、定着ベルト36のエンドレス走行が停
止した直後においても、定着ローラ温度が第1の設定値
T1以上の場合には、同様に、第1の非接触式温度セン
サ80の検出結果に基づき定着ローラ温度が第1の設定
値T1となるように、第1の発熱源80の発熱量が制御
される。
【0061】ここで、定着ベルト36が停止した後は、
徐々に定着ローラ温度が低下して第1の設定値T1未満
となる。すると、制御装置86において制御態様が再び
切り替わって、第2の非接触式温度センサ82の検出結
果に基づき、加熱ローラ温度が第2の設定値T2となる
ように第1の発熱源80の発熱量が制御される。
【0062】このようにして、待機状態から定着ローラ
温度が第1の設定値T1となるまでは、加熱ローラ温度
を第2の設定値t2を目標値として優先的に管理してこ
れを制御し、定着ローラ温度が第1の設定値T1に達す
ると、今度は、定着ローラ温度を第1の設定値T1を目
標値として優先的に管理してこれを制御するという、第
1の発熱源80の優先制御が実行されることになる。
【0063】次に、この実施例の優先制御方法を実行し
た場合の温度特性を、図6に示す。この図6において、
横軸は定着ベルトの回転時間を、縦軸は各ローラ温度を
夫々示している。尚、図6の情報における実践で示した
波線Wが加熱ローラ温度を示し、その下方の特性曲線C
が定着ローラ温度の変化を示している。
【0064】以下に、この図6に即して温度特性を説明
する。待機時間から、定着ローラ温度が上昇して第1の
設定値T1に達するまでは、従来と同様に、加熱ローラ
温度が第2の設定値となるように制御されている。そし
て、定着ローラ温度が第1の設定値T1に達すると、制
御態様が切り替わり、定着ローラ温度が第1の設定値T
1となるように、第1の発熱源80の発熱量が制御され
るため、定着ローラ温度が第1の設定値T1(定着上限
温度)より上昇することはなく、オフセット及び薄紙の
ジャムが発生する虞はない。
【0065】ここで、定着ローラ温度が第1の設定値T
1となるように第1の発熱源80の発熱量を制御してか
らは、加熱ローラ温度が叙情に低下することになるが、
加圧ローラ温度曲線(C’)が上昇して、加熱ローラ温
度の低下分を補うため、装置の定着性に全く問題はな
い。
【0066】この発明は、上述した実施例の構成に限定
されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形可能である事は言うまでもない。
【0067】例えば、上述した実施例においては、定着
ベルト36は、ポリイミド樹脂製のベルト本体36aを
備えるように説明したが、この発明は、このような構成
に限定されることなく、従来技術の欄で説明したよう
に、ニッケル電鋳製のベルトを用いることが出来ること
は言うまでもない。
【0068】また、上述した実施例においては、加圧ロ
ーラ30に第2の発熱源33を内蔵するように説明した
が、この発明はこのような構成に限定されることなく、
加圧ローラ30が第2の発熱源33を内蔵しない構成で
あってもよいことは言うまでもない。尚、第2の発熱源
33が加圧ローラ30に内蔵されない構成においては、
第3の非接触式温度センサ84は不要となることは言う
までもない。
【0069】また、上述した実施例においては、第1及
び第2の温度センサ80,82が共に非接触式の温度セ
ンサから構成されるように説明したが、この発明はこの
ような構成に限定されることなく、何れか一方の温度セ
ンサが非接触式であれば、所望の効果を奏することが出
来るものである。以下に、非接触式温度センサの配設態
様に関する種々の変形例を説明する。尚、以下の説明に
おいて、上述した実施例と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0070】先ず、図7に第1の変形例として示すよう
に、定着ローラ温度を検出するための第1の温度センサ
80を非接触式温度センサから構成し、加熱ローラ温度
を検出するための第2の温度センサ82を接触式のサー
ミスタから構成するようにしても良い。
【0071】また、図8に第2の変形例として示すよう
に、加圧ローラ温度を検出するための第2の温度センサ
82を非接触式温度センサから構成し、定着ローラ温度
を検出するための第1の温度センサ80を接触式のサー
ミスタから構成するようにしても良い。
【0072】また、上述した実施例においては、定着ロ
ーラ温度として、定着ローラ28上の定着ベルト36の
温度から規定されるように説明し、また、加熱ローラ温
度として、加熱ローラ34上の定着ベルト36の温度か
ら規定されるように説明したが、この発明はこのような
構成に限定されることなく、定着ローラ温度を定着ロー
ラ28の表面温度から直接的に規定し、また、加圧ロー
ラ温度を加圧ローラ34の表面温度から直接的に規定す
るように構成しても良いものである。この場合、図9に
第3の変形例として示すように、定着ローラ温度を検出
するための第1の非接触式温度センサ80は、定着ロー
ラ28の外周面に離間対向する位置に配設され、加熱ロ
ーラ温度を検出するための第2の非接触式温度センサ8
2は、加圧ローラ34の外周面に離間対向する位置に配
設されることになる。
【0073】尚、この図9においては、第1及び第2の
温度センサ80,82が何れも非接触式温度センサから
構成されるように描かれているが、既に上述したよう
に、何れか一方の温度センサ80,82が非接触式温度
センサから構成されていればよいものである。
【0074】また、更には、定着ローラ温度を定着ロー
ラ28上から外れた後の定着ベルト36の温度から規定
し、加熱ローラ温度を加熱ローラ34から外れた後の定
着ベルト36の温度から規定するように構成しても良い
ものである。
【0075】この場合、図10に第4の変形例として示
すように、定着ローラ温度を検出する第1の非接触式温
度センサ80は、定着ローラ28よりも定着ベルト36
の走行方向に関して下流側に位置し、且つ、加熱ローラ
34よりもこの走行方向に関して上流側に位置する定着
ベルト36の部分に離間対向する位置に配設されること
になり、また、加熱ローラ温度を検出する第2の非接触
式温度センサ82は、加熱ローラ34よりも定着ベルト
36の走行方向に関して下流側に位置し、且つ、定着ロ
ーラ28よりもこの走行方向に関して上流側に位置する
定着ベルト36の部分に離間対向する位置に配設される
ことになる。
【0076】尚、この図10においては、第1及び第2
の温度センサ80,82が何れも非接触式温度センサか
ら構成されるように描かれているが、既に上述したよう
に、何れか一方の温度センサ80,82が非接触式温度
センサから構成されていればよいものである。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、定着ベルトの表面を傷つけることなく、発熱手段の
優先制御を実行する事の出来る定着装置定着装置が提供
されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる定着装置の一実施例の構成を
示す正面断面図である。
【図2】定着ローラと加圧ローラとの転接状態を示す図
である。
【図3】駆動機構の構成を取り出して示す正面図であ
る。
【図4】定着ベルトの構成を取り出して示す正面図であ
る。
【図5】制御システムの構成を概略的に示すブロック正
面図である。
【図6】この発明に係わる制御装置における制御方法を
適用した場合の各ローラ温度の特性を示す図である。
【図7】この発明に係わる定着装置の第1の変形例に係
わる構成を示す正面断面図である。
【図8】この発明に係わる定着装置の第2の変形例に係
わる構成を示す正面断面図である。
【図9】この発明に係わる定着装置の第3の変形例に係
わる構成を示す正面断面図である。
【図10】この発明に係わる定着装置の第4の変形例に
係わる構成を示す正面断面図である。
【図11】従来のベルト式定着装置の構成を概略的に示
す正面図である。
【符号の説明】
10 定着装置 12 ハウジング 14 底板 16 側板 18 上カバー部 20 左カバー部 22 揺動レバー 24 第1の支軸 26 第2の支軸 28 定着ローラ 28A 芯金部 28B ローラ本体 30 加圧ローラ 30A 芯金部 30B ローラ本体 32 第1の発熱源(発熱手段) 33 第2の発熱源(補助発熱手段) 34 加熱ローラ 36 定着ベルト 36a ベルト基体 36b 耐熱弾性離型層 38 オイル塗布ローラ 40 第1のコイルバネ 42 第2のコイルバネ 44 ガイド板 46 入口ポート 48 排紙通路 50 下排紙ローラ 52 駆動機構 54 上排紙ローラ 56 板バネ 58 第1の従動ギヤ 60 ワンウェイクラッチ 62 伝達ギヤ 64 第2の従動ギヤ 66 カラー 68 ケーシング 70 ガイドリブ 72 アイドルギヤ 74 第3の従動ギヤ 76 剥離爪 78 排紙センサ 80 第1の非接触式温度センサ 82 第2の非接触式温度センサ 84 第3の非接触式温度センサ 86 制御装置 88 第1のヒータドライバ 90 第2のヒータドライバ 90 電源スイッチ EB エンドレスベルト GE 出力ギヤ S 未定着シート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ローラと、この定着ローラに所定の圧
    力で転接する加圧ローラと、前記定着ローラから離間し
    て配設され、内部に発熱手段が配設された加熱ローラ
    と、この加熱ローラと前記定着ローラとにエンドレスに
    掛け渡され、前記発熱手段からの熱伝達を受けて前記定
    着ローラ及び加圧ローラの転接部を通過するシート上の
    未定着トナーを加熱する定着ベルトと、前記定着ローラ
    温度を検出する第1の温度検出手段と、前記加熱ローラ
    温度を検出する第2の温度検出手段と、これら第1及び
    第2の温度検出手段の検出結果に基づき、前記発熱手段
    の発熱状態を制御する制御手段とを備え、未定着トナー
    が表面上に担持されたシートが、前記転接部を一方向に
    沿って通過することにより、前記未定着トナーを前記シ
    ート上に定着させる定着装置において、 前記第1及び第2温度検出手段の少なくとも一方は、非
    接触式温度センサを備え、 前記制御手段は、前記第1の温度検出手段の検出結果が
    第1の設定温度未満の場合には、前記加熱ローラ温度が
    第2の設定温度となるように、前記発熱手段の発熱量を
    制御し、前記第1の温度検出手段の検出結果が前記第1
    の設定温度以上の場合には、前記定着ローラ温度が前記
    第1の設定温度となるように、前記発熱手段の発熱量を
    制御することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】前記第1の温度検出手段は、前記定着ロー
    ラの外周面に離間対向する状態で配設された非接触式温
    度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載の定
    着装置。
  3. 【請求項3】前記第1の温度検出手段は、前記定着ロー
    ラ上の定着ベルトの部分に離間対向する状態で配設され
    非接触式温度センサを備えることを特徴とする請求項1
    の定着装置。
  4. 【請求項4】前記第1の温度検出手段は、前記定着ロー
    ラよりも前記定着ベルトの走行方向に関して下流側に位
    置し、且つ、前記加熱ローラよりも該走行方向に関して
    上流側に位置する定着ベルトの部分に離間対向する状態
    で配設された非接触式温度センサを備えることを特徴と
    する請求項1に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】前記第2の温度検出手段は、前記加熱ロー
    ラの外周面に離間対向する状態で配設された非接触式温
    度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載の定
    着装置。
  6. 【請求項6】前記第2の温度検出手段は、前記加熱ロー
    ラ上の定着ベルトの部分に離間対向する状態で配設され
    た非接触式温度センサを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】前記第2の温度検出手段は、前記加熱ロー
    ラよりも前記定着ベルトの走行方向に関して下流側に位
    置し、且つ、前記定着ローラよりも該走行方向に関して
    上流側に位置する定着ベルトの部分に離間対向する状態
    で配設された非接触式温度センサを備えることを特徴と
    する請求項1に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】前記非接触式温度センサは、被検出部から
    放射される赤外線を感知し、該被検出部の表面温度を非
    接触で検出することを特徴とする請求項前記何れか1項
    に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】前記加圧ローラには、これを加熱するため
    の補助発熱手段が内蔵され、 該加圧ローラの表面温度を検出する第3の温度検出手段
    を更に具備していることを特徴とする請求項前記何れか
    1項に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】前記第3の温度検出手段は、非接触式温
    度センサを備えることを特徴とする請求項9に記載の定
    着装置。
JP35887799A 1999-12-17 1999-12-17 定着装置 Pending JP2001175115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35887799A JP2001175115A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35887799A JP2001175115A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001175115A true JP2001175115A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18461572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35887799A Pending JP2001175115A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001175115A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9983526B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
JP5299847B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JPH11224024A (ja) 定着装置
JP2004226815A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2014228765A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4869191B2 (ja) 定着装置
WO1999000713A1 (fr) Appareil de fixation
JP2005309316A (ja) ベルト定着装置
JP5299848B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2001142350A (ja) 定着装置
JP2006018075A (ja) 定着装置
JP2001175115A (ja) 定着装置
JP3987345B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2006267234A (ja) 加熱体及び像加熱装置
JP3848003B2 (ja) 定着装置
JP2005071637A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP4379638B2 (ja) 定着装置
JP4257772B2 (ja) 定着装置
JPH11344885A (ja) 定着装置及び定着方法
JP2001175116A (ja) 定着装置
JP2004234951A (ja) 加熱装置
JPH11344897A (ja) 定着装置
JP2000194225A (ja) 定着装置
JP2003241562A (ja) 定着装置
JPH11344883A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060811

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081001