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JP2001170070A - 医療用処置具 - Google Patents

医療用処置具

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Publication number
JP2001170070A
JP2001170070A JP36123099A JP36123099A JP2001170070A JP 2001170070 A JP2001170070 A JP 2001170070A JP 36123099 A JP36123099 A JP 36123099A JP 36123099 A JP36123099 A JP 36123099A JP 2001170070 A JP2001170070 A JP 2001170070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
gripping
cutting
holding
incision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36123099A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Sekino
直己 関野
Koji Yamauchi
幸治 山内
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP36123099A priority Critical patent/JP2001170070A/ja
Publication of JP2001170070A publication Critical patent/JP2001170070A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】切開刃の耐久性が高く、組織をしっかりと把持
して確実に凝固処置できるとともに、出血を生じさせる
ことなく凝固した組織だけを確実に切開できる医療用処
置具の提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、生体組織を把持する開閉可能な
一対の把持部8,9を先端側に有し、前記把持部を開閉
操作する操作部を手元側に有する医療用処置具におい
て、把持部8,9の少なくとも一方に設けられ、把持部
間に把持された生体組織を凝固するための熱を発生する
熱発生部15,16と、把持部間に把持された組織を切
開するための切開手段とを具備し、前記切開手段は、各
把持部の中心軸上に略位置して設けられ、切開刃を形成
する尖端部28a,29aを有するとともに、前記尖端
部が把持部8,9の把持面8a,9aから突出しないよ
うに把持部内に収容位置された一対の切断要素28,2
9からなり、前記切断要素の少なくとも一方は、前記操
作部に設けられた操作手段の操作に伴って、その尖端部
が把持面から突出して他方の切断要素の尖端部と当接す
るように動作されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体組織を把持し
て凝固・切開等の医療処置を行なうための医療用処置具
に関する。
【0002】
【従来の技術】生体組織を凝固・切開する医療用処置具
は、従来から様々な形態のものが知られている。例え
ば、USP5735849号に開示されたバイポーラ鉗
子は、長尺な挿入部と、挿入部の先端に設けられた開閉
可能な一対のジョーとを備えている。ジョーには生体組
織を凝固するための電極が設けられている。また、挿入
部内には、ジョー間の隙間に対して突没する鋭利なナイ
フを先端に備えたロッドが進退可能に挿通されている。
したがって、このような構成では、ジョー間に把持され
た組織がジョーに設けられた電極によって凝固されると
ともに、凝固されたジョー間の組織がジョー間を進退す
るナイフによって切開される。
【0003】また、USP5827281号に開示され
た外科用鋏鉗子は、開閉可能な鋏状の一対のジョーから
成る。したがって、組織に当て付けられる各ジョーの接
触面は切開刃として形成されている。また、各ジョーに
は、組織を把持して凝固するための先端チップが、切開
刃の前側に位置して設けられている。このような構成で
は、先端チップ間で組織が把持されて凝固された後、先
端チップの後側に位置する切開刃により凝固された組織
が切開される。
【0004】また、USP5324289号に開示され
ている鋏鉗子は、切開刃と凝固手段の両方の機能を兼ね
備えた開閉可能な一対の鋏部材から成る。具体的には、
鋏部材は、導電材料によって形成されており、切開刃と
して機能する電極部を除く部位が電気絶縁性の材料によ
って被覆されている。したがって、このような構成で
は、組織を鋏部材によって凝固しながら切開することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、USP57
35849号に開示されたバイポーラ鉗子では、1つの
ナイフによって組織が切開されるため、ナイフが摩耗し
易く、ナイフの耐久性が低いといった問題がある。
【0006】また、USP5827281号に開示され
た外科用鋏鉗子では、凝固手段としての先端チップと切
開刃とがジョーの長手方向にずれて位置されているた
め、凝固位置でそのまま切開を行なうことができない。
すなわち、組織を先端チップで把持して凝固処置した後
に、先端チップの把持状態を解除して、切開刃を凝固し
た組織の部位まで移動させなければ(ジョーを長手方向
に動かさなければ)、凝固した組織を切開刃によって切
開することができない。このように、凝固と切開との間
でジョーの移動が伴うと、完全に凝固されていない組織
を誤って切開してしまう虞があり、その場合には、出血
を引き起こしてしまう。また、ジョーの一部が切開刃を
形成しているため、切開刃が摩耗した場合には、ジョー
全体を交換しなければならない。すなわち、切開刃のみ
の交換は不可能である。
【0007】また、USP5324289号に開示され
ている鋏鉗子では、組織を凝固する手段が鋏であるた
め、組織をしっかりと把持した状態で凝固処置すること
ができない。そのため、組織を十分に凝固できず、特に
太い血管等の凝固切開は困難である。
【0008】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、切開刃の耐久性が高
く、組織をしっかりと把持して確実に凝固処置できると
ともに、出血を生じさせることなく凝固した組織だけを
確実に切開できる医療用処置具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、生体組織を把持する開閉可能な一対の把
持部を先端側に有し、前記把持部を開閉操作する操作部
を手元側に有する医療用処置具において、前記把持部の
少なくとも一方に設けられ、把持部間に把持された生体
組織を凝固するための熱を発生する熱発生部と、前記把
持部間に把持された組織を切開するための切開手段とを
具備し、前記切開手段は、各把持部の中心軸上に略位置
して設けられ、切開刃を形成する尖端部を有するととも
に、前記尖端部が把持部の把持面から突出しないように
把持部内に収容位置された一対の切断要素からなり、前
記切断要素の少なくとも一方は、前記操作部に設けられ
た操作手段の操作に伴って、その尖端部が把持面から突
出して他方の切断要素の尖端部と当接するように動作さ
れることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0011】図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示
している。図1および図2に示されるように、本実施形
態に係る医療用処置具2は、開腹手術用の凝固切開鉗子
であり、支軸7を介して互いに回動可能に連結された一
対の鉗子構成部材5,6から成る。各鉗子構成部材5,
6の先端側は、生体組織を把持するための把持部8,9
として形成されている。また、各鉗子構成部材5,6の
基端側にはリング状の指掛け部11,12が形成されて
いる。したがって、指掛け部11,12に指を引掛けて
鉗子構成部材5,6を支軸7を中心に回動操作すれば、
把持部8,9が開閉動作される。すなわち、鉗子構成部
材5,6の手元側は、一対の把持部8,9を開閉操作す
るための操作部13として形成されている。
【0012】図3および図4に詳しく示されるように、
各把持部8,9は、生体組織を把持する平坦な把持面8
a,9aを有している。各把持面8a,9aは、各把持
部8,9に接合された導電体15,16の表面によって
形成されている。導電体15,16は、後述する電流供
給手段を介して電流が供給される(通電される)ことに
より把持部8,9間に把持された生体組織を凝固するた
めの熱を発生する熱発生部を形成している。
【0013】図3に示されるように、各導電体15,1
6には、前記電流供給手段を形成するリード線17a,
17bが電気的に接続されている。これらのリード線1
7a,17bは、各鉗子構成部材5,6の内部を通じて
操作部13側に延びており、指掛け部11,12に設け
られたコネクタ接続部22,23(図1および図2参
照)に電気的に接続されている。
【0014】図1に示されるように、コネクタ接続部2
2,23は、通電ケーブル26を介して電源(ジェネレ
ータ)3に接続されるようになっている。具体的には、
通電ケーブル26のコネクタ24,25がコネクタ接続
部22,23に着脱自在に接続されることにより、コネ
クタ接続部22,23が電源3に電気的に接続される。
したがって、このような構成では、電源3から通電ケー
ブル26を介してコネクタ接続部22,23に電流が供
給されると、鉗子構成部材5,6内に設けられたリード
線17a,17bを介して導電体15,16に電流が流
れ、導電体15,16が発熱する。なお、操作部13に
は、導電体15,16への通電をON/OFFする通電
スイッチ27が設けられている。
【0015】図3および図4に示されるように、各把持
部8,9には、把持部8,9間に把持された組織を切開
するための切開手段を構成する切断部材(切断要素)2
8,29が設けられている。各切断部材28,29は、
切開刃を形成する尖端部28a,29aを有している。
【0016】把持部8に設けられた切断部材29は、把
持部8の中心軸上に略位置して設けられており、その尖
端部29aが把持部8の把持面8aから突出しないよう
に、把持部8に形成された収容溝21内に収容されて固
定されている。なお、収容溝21は把持面8aで開口し
ている。
【0017】一方、把持部9に設けられた切断部材28
は、把持部9の中心軸上に略位置して設けられている。
また、切断部材28は、その尖端部28aが把持部9の
把持面9aから突出しないように、把持部9に形成され
て把持面9aで開口する収容溝20内に動作可能に収容
されて支持されている。具体的には、切断部材28には
複数のローラ部材31が固定して設けられている。ま
た、収容溝20内には傾斜面を有する複数のガイド部材
30が固設されている。そして、切断部材28は、ロー
ラ部材31がガイド部材30の傾斜面に常時押し付けら
れた状態で、収容溝20内に移動可能に支持されてい
る。また、切断部材28には、鉗子構成部材6内に進退
可能に挿通されて押し引き操作される操作ワイヤ32が
接続されている。
【0018】したがって、このような構成では、操作ワ
イヤ32が牽引操作されると、切断部材28のローラ部
材31がガイド部材30の傾斜面に沿って移動し、切断
部材28が切断部材29に向けて移動される。これによ
り、切断部材28の尖端部28aが把持面9aから突出
して切断部材29の尖端部29aと当接する(図4参
照)。
【0019】操作ワイヤ32は、操作部13に設けられ
た操作手段によって押し引き操作される。前記操作手段
は、図2に拡大して示されるように、指掛け部12に設
けられた操作レバー33から成る。操作レバー33は、
指掛け部12に付設されたブラケットに支軸34を介し
て回動可能に取付けられている。操作レバー33には、
鉗子構成部材6から外部に導出された操作ワイヤ32の
基端側が接続されている。この場合、操作ワイヤ32の
基端側は、指掛け部12に付設されたガイド35に案内
されつつ支持されている。また、操作レバー33は、指
掛け部12に一端が固定された付勢部材36によって、
操作ワイヤ32が前方に押し出される方向(切断部材2
8の尖端部28aが収容溝20内に没する方向)に常時
付勢されている。
【0020】次に、上記構成の医療用処置具2を用いて
生体組織を凝固切開する場合について説明する。
【0021】まず、例えば腹部に形成された切開部を通
じて鉗子構成部材5,6の先端側を体内に導入する。そ
して、把持部8,9を処置対象組織の近傍に位置させ、
把持部8,9間に組織を位置させる。
【0022】把持部8,9間に組織を位置させたら、今
度は、操作部13を操作して鉗子構成部材5,6を支軸
7を中心に回動させることにより、把持部8,9を閉
じ、把持面8a,9a間で組織を強固に把持する。な
お、この状態では、切断部材29の尖端部29aは勿
論、切断部材28の尖端部28aも把持部8,9の把持
面8a,9aから突出していないため、把持されている
組織が尖端部28a,29aによって傷付けられて出血
が生じることはない。
【0023】次に、把持面8a,9a間で組織を把持し
た状態で、通電スイッチ27をONすると、電源3から
通電ケーブル26を介してコネクタ接続部22,23に
電流が供給される。これにより、鉗子構成部材5,6内
に設けられたリード線17a,17bを介して導電体1
5,16に電流が流れて導電体15,16が発熱し、把
持部8,9間に把持された組織が凝固される。この場
合、把持部8,9の把持面8a,9aで組織がしっかり
と把持されているため、熱によって十分な凝固が行なわ
れる。
【0024】組織の凝固処置が完了したら、今度は、そ
の凝固位置で組織を把持したまま(把持状態を解除する
ことなく)、操作レバー33を回動操作して操作ワイヤ
32を手元側に牽引する。これにより、切断部材28の
ローラ部材31がガイド部材30の傾斜面に沿って移動
し、切断部材28が切断部材29に向けて移動される。
この時、切断部材28の尖端部28aは、把持部9の中
央で把持面9aから突出し、把持部8,9間に把持され
た凝固組織の中央を正確に切断しながら、切断部材29
の尖端部29aに当接する(図4参照)。したがって、
出血が生じることなく組織が2つの切断部材28,29
によって確実に切開される。
【0025】なお、組織の切開完了後に操作レバー33
への操作力を解除すると、付勢部材36の付勢力により
操作レバー33が元の位置まで回動する。これにより、
切断部材28は、その尖端部28aが収容溝20内に没
するように(切断部材29から離間するように)自動的
に移動される。
【0026】以上説明したように、本実施形態の医療用
処置具2は、2つの切断部材28,29を有し、これら
2つの切断部材28,29によって組織を切開するた
め、1つのナイフで切開する場合に比べて、刃(切断部
材)の耐久性が高い。
【0027】また、本実施形態の医療用処置具2は、組
織を把持するための把持面8a,9aを有する一対の把
持部8,9を備え、把持面8a,9a間で組織を把持し
て凝固・切開するため、凝固を十分に行なって出血のな
い確実な切開を行なうことができる。
【0028】また、本実施形態の医療用処置具2では、
組織を凝固するための熱を発生する熱発生部15,16
と組織を切開するための切開手段28,29とが共に把
持部8,9に設けられ、しかも、把持部9の中央で切開
手段28,29の切開刃28a,29a同士が当接する
ように一方の切開手段28が動作して組織が切開される
ようになっている。したがって、凝固位置で組織を把持
したまま(把持状態を解除することなく)、把持した凝
固組織の中央を正確に切断することができる。すなわ
ち、凝固した組織だけを確実に切開できる。したがっ
て、切開時に出血が生じることがない。
【0029】また、本実施形態の医療用処置具2では、
切断部材28,29の尖端部28a,29aが把持部
8,9の把持面8a,9aから突出しないように把持部
8,9内に収容位置されている。したがって、把持面8
a,9a間で組織を把持しても、把持されている組織が
尖端部28a,29aによって傷付けられることはない
(出血が生じることはない)。
【0030】また、本実施形態の医療用処置具2では、
切開刃を形成する切断部材28,29と把持部8,9と
が別体となっているため、切断部材28,29のみを本
体から取り外して交換することも可能である。
【0031】なお、本実施形態では、切断要素28のみ
が動作するように構成されているが、切断要素29も切
断要素28と同様の機構によって動作するようになって
いても良い(両方の切断要素28,29が動作するよう
になっていても良い)。
【0032】図5は本発明の第2の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0033】図示のように、本実施形態の医療用処置具
2Aにおいて、操作ワイヤ32を操作するための操作レ
バー37は、指かけ部12よりも先端側の操作部13の
部位(鉗子構成部材6の部位)に、スライド可能に設け
られている。また、操作レバー37は、鉗子構成部材6
に一端が固定された付勢部材38によって、操作ワイヤ
32が前方に押し出される先端側方向(切断部材28の
尖端部28aが収容溝20内に没する方向)に常時付勢
されている。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と
同一である。したがって、第1の実施形態と同一の作用
効果を得ることができる。
【0034】図6は本発明の第3の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0035】図示のように、本実施形態の医療用処置具
2Bにおいて、各把持部8,9には、把持部8,9間に
把持された組織を切開するための切開手段を構成する切
開ナイフ(切断要素)40A,40Bが設けられてい
る。各切開ナイフ40A,40Bは、刃を形成する尖端
部を有している。
【0036】把持部8に設けられた切開ナイフ40B
は、把持部8の中心軸上に略位置して設けられており、
その尖端部が把持部8の把持面から突出しないように、
把持部8に形成された収容溝内に収容されて固定されて
いる。なお、前記収容溝は把持面で開口している。
【0037】一方、把持部9に設けられた切開ナイフ4
0Aは、把持部9の中心軸上に略位置して配置されると
ともに、把持部9の把持面で開口する把持部9の収容溝
内に突没可能に収容されている。また、切開ナイフ40
Aは操作部13側に延びる延在部を有しており、この延
在部は支軸7に回動可能に支持されるとともにその延在
端部がレバー(操作手段)39として形成されている。
そして、切開ナイフ40Aは、レバー39に作用する操
作力によって支軸7を中心に回動されると、その尖端部
が把持部9の把持面から突出しない収容位置と、尖端部
が把持面から突出して切開ナイフ40Bの尖端部と当接
する切開位置との間で動作される。なお、それ以外の構
成は第1の実施形態と同一である。したがって、第1の
実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0038】図7は本発明の第4の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0039】図示のように、本実施形態の医療用処置具
としてのバイポーラ鉗子51は、経内視鏡的に体内に挿
入可能な挿入部52と、この挿入部52の先端部に配置
された処置部56と、挿入部52の基端部に連結された
操作部53とから成る。
【0040】操作部53は、操作部本体58と、操作部
本体58に一体に設けられた固定ハンドル59と、操作
部本体58に枢支ピン62を介して回動自在に支持され
た可動ハンドル61とから成る。また、操作部本体58
には、回転操作体60が回転可能に設けられ、また、図
示しない通電ケーブルのコネクタが着脱自在に接続され
るコネクタ接続部70が設けられている。
【0041】挿入部52は、操作部53の回転操作体6
0に支持されたシース54から成る。このシース54
は、回転操作体60を回転操作することにより、回転操
作体60とともに操作部本体58に対して回転する。シ
ース54内には駆動軸55が進退自在に挿通されてい
る。駆動軸55の基端側は、操作部本体58内を延び
て、可動ハンドル61に接続されている。したがって、
可動ハンドル61が回動操作されると、それに伴って、
駆動軸55がシース54内で進退する。
【0042】処置部56は、互いに対向して位置する開
閉可能な一対のジョー(把持部)57a,57bから成
る。ジョー57a,57bは、駆動軸55の進退動作に
よって駆動するリンク機構等の開閉機構(図示せず)を
介して、駆動軸55の先端側に連結されている。この場
合、可動ハンドル61が矢印B方向に回動操作されて駆
動軸55がシース54内で前進されると、前記開閉機構
を介してジョー57a,57bが開かれるようになって
いる(図7の(b)参照)。また、可動ハンドル61が
矢印A方向に回動操作されて駆動軸55がシース54内
で後退されると、前記開閉機構を介してジョー57a,
57bが閉じられるようになっている(図7の(a)参
照)。
【0043】また、各ジョー57a,57bには電極が
設けられており、図示しない高周波電源から通電ケーブ
ルを介してコネクタ接続部70に高周波電流が供給され
ると、シース54内に設けられた導電手段(図示せず)
を介してジョー57a,57bの前記電極間に高周波電
流が流れるようになっている。すなわち、各ジョー57
a,57bの電極は、把持部間に把持された生体組織を
凝固するための熱を発生する熱発生部を形成している。
【0044】また、各ジョー57a,57bには、第1
の実施形態と同様な形態で、切断部材28,29が設け
られている。そして、操作部53の本体58には、切断
部材28を動作させる操作ワイヤ32の操作手段が設け
られている。この操作手段は、操作ワイヤ32に接続さ
れ且つ操作部本体58に対してスライド可能な操作レバ
ー65からなる。この操作レバー65は、操作部本体5
8に一端が固定された付勢部材66によって、操作ワイ
ヤ32が前方に押し出される先端側方向(切断部材28
の尖端部28aがジョー57aの収容溝内に没する方
向)に常時付勢されている。なお、それ以外の構成は第
1の実施形態と同一である。したがって、第1の実施形
態と同一の作用効果を得ることができる。
【0045】ところで、前記各実施形態では、組織を把
持する(凝固する)ための操作と、把持した組織を切開
するための操作とが別々の操作手段によって行なわれ
る。すなわち、凝固時には、指掛け部11,12に指を
掛けて鉗子構成部材5,6を握り込む操作を行ない、ま
た、切開時には、操作レバー33(37,39,65)
を操作しなければならない。しかし、一人の術者が凝固
・切開という連続する一連の作業を異なった操作によっ
て行なうことは、煩雑であり、操作性の向上が望まれ
る。実際に、従来においても、特表平9−510113
号公報に開示されているように、凝固後の組織を切開す
るためには、操作部に設けられたレバーを動かすという
別の操作を新たに行なわなければならず、操作にある程
度の慣れが必要である。
【0046】そこで、以下では、凝固・切開という連続
する一連の作業を連続する1つの操作で行なうことがで
きる高周波処置具について述べることにする。
【0047】図8はそのような高周波処置具の第1の実
施例を示している。本実施例に係る高周波処置具102
は、開腹手術用の凝固切開鉗子であり、支軸107を介
して互いに回動可能に連結された一対の鉗子構成部材1
05,106から成る。各鉗子構成部材105,106
の先端側は、生体組織を把持するための把持部(ジョ
ー)108,109として形成されている。また、各鉗
子構成部材105,106の基端側にはリング状の指掛
け部111,112が形成されている。したがって、指
掛け部111,112に指を引掛けて鉗子構成部材10
5,106を支軸107を中心に回動操作すれば、把持
部108,109が開閉動作される。すなわち、鉗子構
成部材105,106の手元側は、一対の把持部10
8,109を開閉操作するための操作部113として形
成されている。
【0048】各把持部108,109は、生体組織を把
持する平坦な把持面108a,109aを有している。
また、各鉗子構成部材105,106は、導電材料によ
って形成されており、把持面108a,109aを除く
全ての部位が電気絶縁材料125,126(図12およ
び図13参照)によって被覆されている。また、各鉗子
構成部材105,106の導電部位は指掛け部111,
112に設けられたコネクタ接続部122,123に電
気的に接続されている。
【0049】コネクタ接続部122,123は、通電ケ
ーブル126を介して高周波発振器103に接続される
ようになっている。具体的には、通電ケーブル126の
コネクタ124,125がコネクタ接続部122,12
3に着脱自在に接続されることにより、コネクタ接続部
122,123が高周波発振器103に電気的に接続さ
れる。したがって、このような構成では、高周波発振器
103から通電ケーブル126を介してコネクタ接続部
122,123に高周波電流が供給されると、鉗子構成
部材105,106の導電部位を介して把持部108,
109の把持面108a,109a間に高周波電流が流
れるようになっている。すなわち、各把持部108,1
09の把持面108a,109aは、把持部108,1
09間に把持された生体組織を凝固するための熱を発生
する熱発生部を形成している。
【0050】図12および図13に示されるように、各
把持部108,109には、その中心軸上に略位置し
て、把持面108a,109aで開口する溝120,1
21が長手方向に沿って形成されている。また、一方の
把持部108の溝121には、把持部108,109間
に把持された組織を切開するための切開手段を構成する
切開ナイフ(切断要素)140が突没可能に収容されて
いる。この切開ナイフ140は、刃を形成する尖端部を
有しており、溝121内に完全に収容された状態では、
その尖端部が把持部108の把持面108aから突出し
ないようになっている。また、この切開ナイフ140
は、把持部108,109とともに、生体組織を処置す
る処置部を構成している。
【0051】また、切開ナイフ140は操作部113側
に延びる延在部を有しており、この延在部は支軸107
に回動可能に支持されるとともにその延在端部139が
各鉗子構成部材105,106と当接可能に対向位置さ
れている。
【0052】鉗子構成部材106の操作部113側に
は、切開ナイフ140の延在端部139を付勢する係止
用バネ130がネジ131によって固定されている。こ
の係止用バネ130によって、切開ナイフ140は、把
持部108の溝121内に完全に没する(図9および図
12の(a)参照)方向に常時付勢されている。また、
切開ナイフ140は、係止用バネ130の付勢力に抗し
た操作力が延在端部139に作用すると、延在端部13
9が撓んで、溝121内から反対側の把持部109の溝
120内へと突入する(図10および図12の(b)参
照)方向に支軸107を中心に回転できるように、その
形状が設定されている。
【0053】次に、上記構成の高周波処置具102を用
いて生体組織を凝固切開する場合について説明する。
【0054】まず、例えば腹部に形成された切開部を通
じて鉗子構成部材105,106の先端側を体内に導入
する。そして、把持部108,109を処置対象組織の
近傍に位置させ、把持部108,109間に組織を位置
させる。
【0055】把持部108,109間に組織を位置させ
たら、今度は、操作部113を操作して(握り込ん
で)、鉗子構成部材105と切開ナイフ140の延在端
部139とが当接する(係止用バネ130の付勢力に抗
する力を延在端部139に作用させない)位置まで鉗子
構成部材105,106を支軸107を中心に回動させ
る(操作部113を第1の位置まで操作させる)。これ
により、把持部108,109が閉じ、把持面108
a,109a間で組織が強固に把持される。なお、この
状態では、切開ナイフ140は、係止用バネの付勢力に
よって把持部108の溝121内に没しており、その尖
端部が把持面108aから突出していないため、把持さ
れている組織が切開ナイフ140によって傷付けられて
出血が生じることはない。
【0056】次に、把持面108a,109a間で組織
を把持した状態で、高周波発振器103から通電ケーブ
ル126を介してコネクタ接続部122,123に電流
を供給すると、鉗子構成部材105,106の導電部位
を介して把持面108a,109a間に高周波電流が流
れ、把持部108,109間に把持された組織が凝固さ
れる(図9および図13の(a)参照)。この場合、把
持部108,109の把持面108a,109aで組織
がしっかりと把持されているため、熱によって十分な凝
固が行なわれる。
【0057】組織の凝固処置が完了したら、今度は、そ
の凝固位置で組織を把持したまま(把持状態を解除する
ことなく)、さらに操作部113を握り込んで鉗子構成
部材105の操作部113側を撓ませ、係止用バネ13
0の付勢力に抗した操作力を延在端部139に作用させ
る(操作部113を第2の位置まで操作させる)。これ
により、延在端部139が撓み、その撓みに伴う力によ
って切開ナイフ140が支軸107を中心に回動して把
持部109に向けて移動する。この時、切開ナイフ14
0は、把持部108の中央で把持面108aから突出
し、把持部108,109間に把持された凝固組織の中
央を正確に切断しながら、反対側の把持部109の溝1
20内に突入する(図10および図13の(b)参
照)。したがって、出血が生じることなく組織が切開ナ
イフ140によって確実に切開される。
【0058】なお、組織の切開完了後に操作部113へ
の操作力を解除すると、係止用バネ130の付勢力も手
伝って鉗子構成部材105および延在端部139の撓み
状態が解除される。これにより、切開ナイフ140は、
把持部108の溝121内に完全に没するように自動的
に移動される。
【0059】以上説明したように、本実施例の高周波処
置具102は、凝固・切開という連続する一連の作業を
連続する1つの操作で行なうことができるため、従来に
比べて操作性が向上する。また、前述した第1の実施形
態と略同様の作用効果を得ることもできる。
【0060】なお、本実施形態では、操作部113の動
作を前記第1の位置で規制する(鉗子構成部材の回動量
を規制する)ストッパを撤去可能に設ければ、凝固処置
を飛び越えて切開処置へと移行してしまう(凝固時に切
開ナイフ140が把持面108aから突出してしまう)
ことを防止できる。また、切開ナイフ140と当接する
固定ナイフを把持部109の溝120内に設ければ、ナ
イフの耐久性が向上し、前述した第1の実施形態と全く
同一の作用効果を得ることができる。
【0061】図14は高周波処置具の第2の実施例を示
している。なお、本実施例において、第1の実施例と共
通する構成部分については、以下、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0062】図示のように、本実施例の高周波処置具1
02Aでは、切開ナイフ140に通電ケーブル127を
介して高周波発振器103から高周波電流が供給される
ようになっている。また、切開ナイフ140は、導電材
料によって形成されており、その尖端部を除く部位が電
気絶縁材料141によって被覆されている。なお、それ
以外の構成は第1の実施例と同一である。
【0063】したがって、第1の実施例と同様の作用効
果を得ることができるとともに、高周波電流によって電
気的に切開を行なえるため、ナイフのみで機械的に切開
する場合に比べて、切開能が向上するとともに、切開ナ
イフ140の耐久性が向上する。
【0064】図15は高周波処置具の第3の実施例を示
している。なお、本実施例において、第1の実施例と共
通する構成部分については、以下、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0065】図示のように、本実施例の高周波処置具1
02Bでは、各把持部108,109の把持面108
a,108bにセラミックヒータ158,159が設け
られ、セラミックヒータ通電用電源103Aからセラミ
ックヒータ158,159に電流が供給されるようにな
っている。すなわち、本実施例では、セラミックヒータ
158,159が把持部108,109間に把持された
生体組織を凝固するための熱を発生する熱発生部を形成
している。なお、それ以外の構成は第1の実施例と同一
であり、したがって、第1の実施例と同様の作用効果を
得ることができる。
【0066】なお、以上説明してきた第1〜第3の実施
例によれば、以下に示されるような各種の構成が得られ
る。
【0067】1.生体組織に所定の処置を施す処置部を
先端側に有し、前記処置部を動作させる操作部を手元側
に有し、生体組織を高周波電流によって処置可能な高周
波処置具において、前記操作部は、処置部によって生体
組織に第1の処置が施される第1の位置を経て、処置部
によって生体組織に第2の処置が施される第2の位置へ
と連続的に動作可能であることを特徴とする高周波処置
具。
【0068】2.前記処置部は、生体組織を把持する開
閉可能な一対の把持部と、把持部の少なくとも一方に設
けられ且つ通電されることによって把持部間に把持され
た生体組織を凝固するための熱を発生する熱発生部と、
前記把持部間に把持された組織を切開するための切開手
段とを備えていることを特徴とする第1項に記載の高周
波処置具。
【0069】3.前記操作部は、初期位置から所定量操
作されると第1の位置に達し、第1の位置からさらに所
定量操作されると第2の位置に達することを特徴とする
第1項に記載の高周波処置具。
【0070】4.前記第1の位置で把持部によって組織
が把持され、前記第2の位置で把持部に把持された組織
が前記切開手段によって切開されることを特徴とする第
2項に記載の高周波処置具。
【0071】5.前記切開手段は、高周波電流によって
組織を電気的に切開することを特徴とする第2項または
第4項に記載の高周波処置具。
【0072】6.前記切開手段は、ナイフによって組織
を機械的に切開することを特徴とする第2項または第4
項に記載の高周波処置具。
【0073】図16には、以上説明してきた高周波処置
具と高周波電源とからなる電気メスシステムの別の例が
示されている、具体的には、この電気メスシステム20
0は、バイポーラ摂子201と、モノポーラハンドピー
ス202と、切り換えスイッチ203と、2つのペダル
204a,204bを有するフットスイッチ204と、
これらの各構成部材201,202,203,204が
電気的に接続される高周波電源装置(電気メス装置本
体)205とを備えている。
【0074】切り換えスイッチ203は、バイポーラ出
力状態に設定するためのスイッチ部と、切開・凝固を切
り換えるためのスイッチ部とを有している。また、高周
波電源装置205は、各構成部材201,202,20
3,204から電気信号を受け取ってバイポーラ摂子2
01およびモノポーラハンドピース202に対する高周
波の出力状態を制御する。電源装置205には操作パネ
ル205aが設けられている。操作パネル205aに
は、モノポーラとバイポーラとを切り換えるための切り
換えスイッチ210と、切開と凝固とを切り換えるため
の切り換えスイッチ212と、切開出力値を表示する表
示部214と、凝固出力値を表示する表示部216とが
設けられている。また、モノポーラハンドピース202
には、出力のON/OFF切り換えを行なうためのハン
ドスイッチ202aが設けられている。
【0075】従来、このようなシステムでは、モノポー
ラハンドピース202は、ハンドスイッチ202aとフ
ットスイッチ204のどちらを操作しても出力動作され
るようになっている。これに対し、バイポーラ摂子20
1はフットスイッチ204の操作のみによって出力動作
される場合が殆どである。すなわち、フットスイッチ2
04はバイポーラとモノポーラとで共用されていた(バ
イポーラのコネクタを接続すると、優先的にバイポーラ
に切り換わるものもあった)。また、モノポーラハンド
ピース202とバイポーラ摂子201の両方を1つの手
術で使用する際には、それぞれの使用を切り換える度毎
に、術者がバイポーラ摂子201とモノポーラハンドピ
ース202とを持ち替えて、高周波電源装置205の切
り換えスイッチをナースが切り換えるといった操作が必
要だった。
【0076】このような従来の形態では、電源装置20
5のスイッチ切り換えが面倒であり、また、使用してい
ない時でも誤ってフットスイッチを踏むと出力されてし
まうといった不具合があった。また、ハンドピース20
2と摂子201とを持ち替えるのも面倒であった。そこ
で、以下では、このような不具合を解決し得るシステム
の一形態について説明することにする。
【0077】図17〜図21にはそのようなシステムの
形態が示されている。図17〜図20は異なる各形態を
示しており、また、図21は各形態の全てをカバーし得
るシステムの電気的な接続状態を示している。
【0078】図17に示される形態では、バイポーラ摂
子201に例えば感圧スイッチ230が付設されてい
る。術者が摂子201を把持すると、それが感圧スイッ
チ230を介して検知回路240(図21参照)に検知
され、電源装置205側で出力モードがバイポーラに切
り換えられるようになっている。この場合、バイポーラ
の出力のON/OFFはフットスイッチ204によって
行なわれるようになっている。また、モノポーラハンド
ピース202のハンドスイッチ202aを押すと、自動
的にモノポーラ出力に切り換えられるようになってい
る。さらに、摂子201の感圧スイッチ230とハンド
ピース202のハンドスイッチ202aのどちらも押さ
れていない時には、フットスイッチ204を踏んでも出
力しないようになっている。なお、本形態では、感圧ス
イッチ230がバイポーラ出力のON/OFFスイッチ
として機能するようになっていても良い。
【0079】図18に示される形態では、術者が把持す
る摂子201の部位に切り換えスイッチ232が設けら
れている。切り換えスイッチ232には切開用のスイッ
チ部232aと凝固用のスイッチ部232bとが設けら
れており、スイッチ部232a,232bのどちらかを
押しながらフットスイッチ204を踏むと、電源装置2
05側で出力モードがモノポーラに設定されるようにな
っている。したがって、フットスイッチ204はペダル
は1個で済み、足下がすっきりする。脳外科では、超音
波吸引器用のフットスイッチや、顕微鏡用のフットスイ
ッチや、電気メスのフットスイッチなどが足下に混在し
ており、本構成によって足下がすっきりされることは操
作性の面で有益である。また、摂子201とハンドピー
ス202の持ち替えが不要となる点も操作性の面で有益
である。
【0080】図19に示される形態では、前記切り換え
スイッチ232に第3のスイッチ部232cが追加され
ている。この第3のスイッチ部232cは、バイポーラ
出力状態に設定するためのものである。このような構成
では、フットスイッチ204が不要になる。
【0081】図20に示される形態では、第3のスイッ
チ部232cが切り換えスイッチ232と別体になって
いる。この場合、第3のスイッチ部232cが押される
と出力モードがバイポーラに設定され、切開用のスイッ
チ部232aと凝固用のスイッチ部232bとが押され
ると出力モードがモノポーラに設定され、全部のスイッ
チ部232a,232b、232cが押されると、安全
のため、出力モードがバイポーラに設定されるようにな
っている。
【0082】なお、バイポーラとモノポーラとの切り換
えが術者の音声(登録した人の声にしか反応しない)に
よって行われるようになっていても良い。具体的には、
図21に示されるように、マイク250で捕らえられた
術者の音声が検知回路240で認識され、バイポーラと
モノポーラとが切り換えられる。また、バイポーラとモ
ノポーラとが切り換えられたことを術者等に告知する告
知手段が設けられていても良い。具体的には、図21に
示されるように、スピーカ252等の告知装置を用いて
術者に出力モードの切り換えが告知される。告知手段と
しては、この他に、電源装置205の操作パネル205
aに表示したり、合成された音声、異なる出力音、特徴
のある切り換え音等を発することも考えられる。
【0083】なお、図16〜図21に示される技術内容
によれば、以下に示されるような握手の構成を得ること
ができる。
【0084】1.モノポーラ出力とバイポーラ出力とを
兼ね備えた電気メス装置において、接続して使用するバ
イポーラ摂子に術者が把持していることを検知する検知
手段を設け、術者が把持していることが検知された場
合、バイポーラ出力モードに自動的に回路を切り換え、
別途設けられた出力スイッチ(フットスイッチ)を操作
することにより、バイポーラ摂子からバイポーラモード
で出力することができることを特徴とする電気メス装
置。
【0085】2.同時に使用するモノポーラハンドピー
スに備えられモノポーラ出力スイッチを操作することに
より、モノポーラ出力モードに自動的に回路を切り換
え、モノポーラハンドピースからモノポーラモードで出
力できることを特徴とする第1項に記載の電気メス装
置。
【0086】3.検知手段およびモノポーラ出力スイッ
チのいずれもONになっていない場合、別途設けられた
出力スイッチ(フットスイッチ)を操作しても一切の出
力がなされないことを特徴とする第1項または第2項に
記載の電気メス装置。
【0087】4.モノポーラ出力とバイポーラ出力を備
えた電気メス装置において、接続して使用するバイポー
ラ摂子にモノポーラ出力を流すことが可能であり、バイ
ポーラ摂子には切開・凝固切り換えスイッチが備えられ
ており、これらのいずれかを操作しつつ、別途設けられ
た出力スイッチ(フットスイッチ)を同時に操作するこ
とにより、選択した出力モードのモノポーラ出力を行え
ることを特徴とする電気メス装置。
【0088】5.切り換えスイッチを操作せずに出力ス
イッチを操作することにより、バイポーラモードで出力
できることを特徴とする第4項に記載の電気メス装置。
【0089】6.切開スイッチと凝固スイッチを同時に
操作しつつ、出力スイッチを操作することにより、混合
出力がなされることを特徴とする第4項に記載の電気メ
ス装置。
【0090】7.モノポーラ出力とバイポーラ出力を備
えた電気メス装置において、接続して使用するバイポー
ラ摂子にモノポーラ出力を流すことが可能であり、バイ
ポーラ摂子にはバイポーラ出力・モノポーラ切開・モノ
ポーラ凝固スイッチが設けられており、これらのスイッ
チを操作することにより、希望の出力がなされることを
特徴とする電気メス装置。
【0091】8.モノポーラ切開・モノポーラ凝固スイ
ッチを同時に操作することにより混合出力がなされるこ
とを特徴とする第7項に記載の電気メス装置。
【0092】9.バイポーラスイッチが摂子の片側の腕
外側に設けられており、モノポーラ切開・モノポーラ凝
固スイッチがもう片側の腕外側に設けられていることを
特徴とする第7項に記載の電気メス装置。
【0093】10.全てのスイッチを同時に操作した場
合、バイポーラ出力がなされることを特徴とする第7項
ないし第9項のいずれか1項に記載の電気メス装置。
【0094】11.モノポーラ出力とバイポーラ出力を
備えた電気メス装置において、接続して使用するバイポ
ーラ摂子にモノポーラ出力を流すことが可能であり、バ
イポーラ摂子には出力スイッチが備えられており、モノ
ポーラ切開・モノポーラ凝固・バイポーラの切り換えは
術者の音声によって行われることを特徴とする電気メス
装置。
【0095】12.予め複数の術者の音声の特徴を記憶
しておき、選択された術者の音声のみに反応することを
特徴とする第11項に記載の電気メス装置。
【0096】13.出力操作を行なった際に操作に対し
て出力されるまでに規定のタイムラグを設け、タイムラ
グの間に音声により出力モードを告知することを特徴と
する第1項ないし第12項のいずれか1項に記載の電気
メス装置。
【0097】14.出力値(W)についても告知するこ
とを特徴とする第13項に記載の電気メス装置。
【0098】15.出力時に出力モード固有の出力音に
て出力モードを告知することを特徴とする第1項ないし
第14項のいずれか1項に記載の電気メス装置。
【0099】16.直前に使用したモードから別のモー
ドに切り換わった際に、音声により選択されたモードを
告知することを特徴とする第1項ないし第14項のいず
れか1項に記載の電気メス装置。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療用処
置具によれば、切開刃の耐久性が高く、組織をしっかり
と把持して確実に凝固処置できるとともに、出血を生じ
させることなく凝固した組織だけを確実に切開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る医療用処置具を
電源に接続した状態を示す斜視図である。
【図2】図1の医療用処置具の拡大斜視図である。
【図3】(a)は図1の医療用処置具の凝固状態の縦断
面図、(b)は図1および図2のA−A線に沿う凝固状
態の横断面図である。
【図4】(a)は図1の医療用処置具の切開状態の縦断
面図、(b)は図1および図2のA−A線に沿う切開状
態の横断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る医療用処置具の
斜視図である。
【図6】(a)は本発明の第3の実施形態に係る医療用
処置具の凝固状態の斜視図、(b)は(a)の医療用処
置具の切開状態の斜視図である。
【図7】(a)は本発明の第4の実施形態に係る医療用
処置具の閉状態の側面図、(b)は(a)の医療用処置
具においてジョーを開いた状態で切開手段を作動させた
時のジョーの側面図である。
【図8】高周波処置具の第1の実施例に係る側面図(把
持部を開いた状態)である。
【図9】高周波処置具の第1の実施例に係る側面図(把
持部を閉じた凝固状態)である。
【図10】高周波処置具の第1の実施例に係る側面図
(把持部を閉じた切開状態)である。
【図11】図10のD方向矢視図である。
【図12】(a)は組織を把持していない状態での図9
のB―B線に沿う断面図、(b)は組織を把持していな
い状態での図10のC―C線に沿う断面図である。
【図13】(a)は組織を把持した状態での図9のB―
B線に沿う断面図、(b)は組織を把持した状態での図
10のC―C線に沿う断面図である。
【図14】(a)は高周波処置具の第2の実施例に係る
側面図、(b)は(a)の処置具において把持部を閉じ
た凝固状態の横断面図、(c)は(a)の処置具におい
て把持部を閉じた切開状態の横断面図である。
【図15】(a)は高周波処置具の第3の実施例に係る
側面図、(b)は(a)の処置具において組織を把持し
た凝固状態の横断面図、(c)は(a)の処置具におい
て組織を把持した切開状態の横断面図である。
【図16】電気メスシステムの斜視図である。
【図17】改良された電気メスシステムの第1の形態を
示す斜視図である。
【図18】改良された電気メスシステムの第2の形態を
示す斜視図である。
【図19】改良された電気メスシステムの第3の形態を
示す斜視図である。
【図20】改良された電気メスシステムの第4の形態を
示す斜視図である。
【図21】改良された電気メスシステムの電気的な接続
形態を示す図である。
【符号の説明】
2…医療用処置具 8,9…把持部 8a,9a…把持面 13…操作部 15,16…導電体(熱発生部) 28,29…切断部材(切断要素) 28a,29a…尖端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 俊哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 AA04 KK04 MM24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織を把持する開閉可能な一対の把
    持部を先端側に有し、前記把持部を開閉操作する操作部
    を手元側に有する医療用処置具において、 前記把持部の少なくとも一方に設けられ、把持部間に把
    持された生体組織を凝固するための熱を発生する熱発生
    部と、 前記把持部間に把持された組織を切開するための切開手
    段と、 を具備し、 前記切開手段は、各把持部の中心軸上に略位置して設け
    られ、切開刃を形成する尖端部を有するとともに、前記
    尖端部が把持部の把持面から突出しないように把持部内
    に収容位置された一対の切断要素からなり、 前記切断要素の少なくとも一方は、前記操作部に設けら
    れた操作手段の操作に伴って、その尖端部が把持面から
    突出して他方の切断要素の尖端部と当接するように動作
    されることを特徴とする医療用処置具。
  2. 【請求項2】 前記熱発生部は、高周波電流が通電され
    る電極からなることを特徴とする請求項1に記載の医療
    用処置具。
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