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JP2001169272A - 撮影装置及びその撮影装置を用いた監視システム - Google Patents

撮影装置及びその撮影装置を用いた監視システム

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Publication number
JP2001169272A
JP2001169272A JP2000071873A JP2000071873A JP2001169272A JP 2001169272 A JP2001169272 A JP 2001169272A JP 2000071873 A JP2000071873 A JP 2000071873A JP 2000071873 A JP2000071873 A JP 2000071873A JP 2001169272 A JP2001169272 A JP 2001169272A
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JP
Japan
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user
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Application number
JP2000071873A
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Inventor
Takahiro Oda
高広 小田
Yuji Ota
裕二 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2000071873A priority Critical patent/JP4395970B2/ja
Publication of JP2001169272A publication Critical patent/JP2001169272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4395970B2 publication Critical patent/JP4395970B2/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引処理装置が不正に利用されたことを容易
に証明することができるとともに、1件の取引処理あた
りの画像データの容量を少なくでき、しかも、コストを
低くすることができる撮影装置及び監視システムを提供
することを目的とする。 【解決手段】 結像面を備えた結像要素と、複数の被撮
影部位に対応させて撮影画角A,Bを分割し、各被撮影
部位の画像を前記結像要素に結像させる撮影画角分割手
段と、前記結像要素の出力に基づいて前記各被撮影部位
の画像データを発生させる画像データ発生手段とを有す
る。この場合、複数の被撮影部位の画像を一つの結像要
素の結像面に結像することができるので、1台の撮像手
段によって複数の被撮影部位を同時に撮影することがで
きる。したがって、各被撮影部位を撮影するために複数
の撮像手段を配設する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動現金処理機
(ATM)や無人契約端末,ショッピング端末,自動販
売機,POS端末(キャッシュレジスタを含む)等の取
引処理装置に対して不正をなす者を監視する撮影装置及
びその撮影装置を用いた監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、盗んだキャッシュカードやク
レジットカードで、他人の口座から現金を引き出した
り、他人の名義で買物をする等の犯罪が発生していた。
そこで、金融機関や流通機関では、取引処理装置の内部
又は上部にカメラを備えた撮影装置を搭載させたり、取
引処理装置が設置される部屋の天井のコーナーに撮影装
置を取り付ける等して取引処理装置の利用者の顔や体を
撮影することによりこれらの犯罪に対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮影装置は、利用者の顔や体の撮影する部分(以下、被
撮影部位という)毎にカメラが必要になるので、コスト
が高くなってしまうとともに、大型化してしまう。ま
た、利用者の顔や体が別々の画像フレームに取り込まれ
るので、画像データがその分多くなってしまう。
【0004】さらに、従来の撮影装置は、取引処理装置
の利用者の顔や体を撮影してその画像を遠隔地に配置し
たモニタに表示することにより、遠隔地から取引処理装
置の利用者の動作を監視しようとすると、顔の画像を表
示するための顔用モニタと体の画像を表示するための体
用モニタをそれぞれ設けるか、あるいは、顔と体の画像
を一つに組み合わせて一台のモニタに表示する必要があ
る。しかしながら、顔用のモニタと体用のモニタをそれ
ぞれ設ける場合は、モニタが2台必要となるので、コス
トが高くなってしまう。また、顔と体の画像を一つに組
み合わせて一台のモニタに表示する場合は、顔と体の各
画像データに所定の処理を施す画像処理装置が必要にな
るので、コストが高くなってしまう。
【0005】しかも、従来の撮影装置は、カメラの視野
が狭く、取引処理装置の利用者の主要部が資格に入るこ
とがある。その場合、取引処理装置が不正に利用されて
も、利用者の手元の動作や利用者が取引口(カード口や
通帳口,紙幣口,コイン口等)にアクセスする動作等を
カメラによって撮影することができず、取引処理装置が
不正に利用されたことを証明するのが困難になってしま
う。特に、近年では、カードを盗むのではなく、カード
を偽造し、そのカードで、他人の口座から現金を引き出
したり、他人の名義で買物をする等の犯罪が増えつつあ
る。このような場合、カードの真正な所有者は犯罪が起
きたことになかなか気づかないので、後になって犯罪が
発覚することが多い。この場合、犯罪が発生してから時
間が経っているため、取引処理装置が不正に利用された
ことを証明するのが困難になることもある。また、近年
では、偽造した硬貨を使って自動販売機で買物をし、商
品と釣り銭を不正に取得する犯罪も増えつつある。この
場合も、誰が偽造硬貨を使ったのかが分からないため、
取引処理装置が不正に利用されたことを証明するのが困
難である。更に、POS端末(キャッシュレジスタを含
む)に不正な機器を取付けて他人のカードの情報を盗む
犯罪も発生している。この場合も、誰が不正な機器を取
付けたのか、あるいは、誰が取引処理装置を操作をした
のかが分からないため、取引処理装置が不正に利用され
たことを証明するのが困難である。従来の撮影装置はこ
のような犯罪に十分に対処できていなかった。
【0006】本発明は、前記従来の撮影装置の問題点を
解決して、取引処理装置が不正に利用されたことを容易
に証明することができるとともに、1件の取引処理あた
りの画像データの容量を少なくでき、しかも、コストを
低くすることができる撮影装置及び監視システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の撮影装置においては、結像面を備えた結像
要素と、複数の被撮影部位に対応させて撮影画角を分割
し、各被撮影部位の画像を前記結像要素に結像させる撮
影画角分割手段と、前記結像要素の出力に基づいて前記
各被撮影部位の画像データを発生させる画像データ発生
手段とを有する。
【0008】また、本発明の監視システムにおいては、
取引処理装置と、前記取引処理装置の利用者を撮影する
撮影装置とを有するとともに、前記撮影装置は、撮影さ
れた利用者の画像データを、取引中の前記取引処理装置
の動作と対応させて記録手段に記録する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、犯罪を立証する能力を
十分に持つように、取引処理装置の利用者の顔と体の画
像を関連づけて記憶手段に格納するようにしたものであ
る。
【0010】本発明の監視システムは、取引処理装置、
及び該取引処理装置の利用者を撮影する撮影装置によっ
て構成される。前記取引処理装置には、撮影装置の撮像
手段としてのレンズ付カメラが配設され、該レンズ付カ
メラは、所定のタイミングで、利用者の顔と、利用者の
身体のその他の部位、例えば手元を一度に撮影する。そ
して、取引処理装置は、撮影された利用者の画像デー
タ、及び取引処理装置の動作に関するデータを撮影装置
の制御部に対して出力する。
【0011】なお、該制御部は、取引処理装置内に配設
することができ、さらに、取引処理装置の制御部と一体
化することもできる。図2や図10に示される撮影装置
においては、撮影装置の制御部と取引処理装置の制御部
とが一体化され、自動現金処理機制御装置54が構成さ
れる。
【0012】撮影装置の制御部は、取引処理装置の動作
に関するデータを、該データに含まれる各種のデータ
(例えば、取引顧客番号、取引処理装置の台番号、取引
処理装置の取引内容、取引処理装置の動作内容、撮影が
行われた時間、撮影タイミング、撮影タイミングを採る
のに使用されたセンサの番号、センサの種類、センサの
反応等)に基づいて、あらかじめ定められた項目に従っ
て分類する。また、撮影装置の制御部は、撮影された利
用者の画像データを、分類された取引処理装置の動作に
関するデータと対応させて記録手段に記録する。
【0013】そして、撮影装置の制御部は、撮影装置に
配設された読出手段(例えば、キーボード、カードリー
ダ等)によって、前記記録手段に記録された画像データ
のうちの特定の画像データを読み出すことができる。例
えば、利用者の不正に起因すると考えられるトラブルが
発生した場合、まず、監視者は、前記読出手段を操作し
て、取引処理装置の台番号、撮影が行われた時間等のデ
ータを撮影装置に入力する。これにより、撮影装置は、
記録手段に記録された画像データの中から、トラブルが
発生したときの利用者の画像データを検索し、該画像デ
ータの画像を画像表示装置、例えば、モニタ装置に表示
する。そして、監視者は、表示された利用者の画像を目
視によって確認し、利用者が不正に取引処理装置を使用
しているかどうかを判断する。利用者が不正に取引処理
装置を使用している場合、監視者は、前記画像を撮影装
置に配設された画像印刷手段によって印刷したり、画像
データを他のシステムに配設された記録装置に転送して
記録したりする。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら詳細に説明する。なお、取引処理装置は自
動現金処理機(ATM)や無人契約端末,ショッピング
端末,自動販売機,POS端末(キャッシュレジスタを
含む)等の形態があるが、以下の記載は自動現金処理機
を例にして説明する。また、手の動作は利用者の動作を
端的に示すことになるので、以下の記載は撮影装置が利
用者の体の部位として手を撮影するものとして説明す
る。
【0015】<第1の実施の形態>図1は本発明の第1
の実施の形態における撮影装置を搭載した自動現金処理
機の側面図である。図1において、11は身長の高い利
用者、12は平均的な身長の利用者、13は身長の低い
利用者、14は利用者11〜13の第1の被撮影部位と
しての顔、23は利用者11〜13の第2の被撮影部位
としての手である。また、15は管理者としての金融機
関によって管理された自動現金処理機、16は撮影装
置、17は撮像手段としてのレンズ付カメラ、18は撮
影画角分割手段及び反射部材としてのミラー、19は図
示されない銀行カード等のカードを挿脱するためのカー
ド口、20は図示されない紙幣を挿脱するための紙幣
口、21は操作部としてのタッチパネル付CRTであ
る。該タッチパネル付CRT21には、各種の項目パネ
ル、数字パネル等が表示され、利用者11〜13が項目
パネル、数字パネル等を押す(タッチする)と、それぞ
れに対応する図示されないタッチパネルセンサが押下を
検出するようになっている。なお、自動現金処理機15
は、図示されない通帳を挿脱するための図示されない通
帳口がカード口19に隣接して設けられている。
【0016】次に、利用者11〜13がそれぞれ自動現
金処理機15を操作して取引処理として現金の引出しを
選択し、自動現金処理機15から現金を引き出す場合に
ついて説明する。自動現金処理機15のタッチパネル付
CRT21にはメニュー画面が表示されていて、そのメ
ニュー画面には利用者11〜13が自動現金処理機15
を操作するための各種の項目が表示されている。利用者
11〜13は、メニュー画面の案内又は音声による案内
に従って、第1の操作として、タッチパネル付CRT2
1のタッチパネルの「引出し」の項目をタッチする。次
に、利用者11〜13は、第2の操作として、カードを
カード口19に挿入し、第3の操作として、タッチパネ
ル付CRT21の数字パネルをタッチして、暗証番号を
入力する。入力された暗証番号は、自動現金処理機15
から図示しないホストコンピュータに送信され、そこで
カードに対応して登録された暗証番号と照合される。照
合によって、入力された暗証番号とカードに対応して登
録された暗証番号が一致すると、ホストコンピュータは
自動現金処理機15に許可信号を送信する。これによ
り、自動現金処理機15は次の操作を行うことが許可さ
れる。
【0017】この後、利用者11〜13は、第4の操作
として、数字パネルを押して引き出したい現金の額を入
力する。これにより、自動現金処理機15によって所定
の処理が行われた後、入力された額の現金が紙幣口20
に出金される。そして、利用者11〜13は、第5の操
作として、紙幣口20から現金を取り出す。このように
して、利用者11〜13は第1〜第5の操作によって現
金を引き出すことができる。この間、レンズ付カメラ1
7は利用者11〜13の顔14及び手23を撮影し、撮
影された顔14及び手23の画像データは自動現金処理
機15の取引処理と対応づけされて撮影装置16に記録
される。特に、第2,第3,第5の操作に対応する顔1
4及び手23の画像データは、重要な画像データとして
記録される。
【0018】本実施の形態において、撮影装置16はカ
ード口19,紙幣口20及びタッチパネル付CRT21
と対向するように自動現金処理機15の上端部に配設さ
れる。その撮影装置16は、1台のレンズ付カメラ17
とミラー18を備え、これらが以下のように配置される
ことによって利用者11〜13の顔14及び手23を同
時に撮影できるようになっている。すなわち、1台のレ
ンズ付カメラ17は利用者の手又は顔を撮影すべく光軸
を利用者の手又は顔の方向に合わせて設置され、その光
軸の途中には、光軸から見た場合に利用者の顔又は手が
反射面に映るようにミラー18が配置されている。更に
詳述すると、レンズ付カメラ17は、自動現金処理機1
5の上方・前端付近の位置に、カード口19や紙幣口2
0,タッチパネル付CRT21を操作する利用者の手の
画像が撮影画角の上半分に入るように、取り付けられて
いる。他方、ミラー18は、レンズ付カメラ17のレン
ズと図示されない結像面を備えた結像要素としてのCC
D素子とを結ぶ光軸の途中の所定の位置(レンズ付カメ
ラ17の下方で、かつカード口19や紙幣口20,タッ
チパネル付CRT21の上方の位置)に、光軸から見た
場合に利用者の顔又は手が反射面に映るように所定の角
度に傾けられて配置されている。これにより、レンズ付
カメラ17の撮影画角はミラー18によってA,Bに分
割され、撮影画角Aには利用者11〜13の顔14が、
撮影画角Bには利用者11〜13の手23が撮影され
る。
【0019】このように、1台のレンズ付カメラ17に
よって利用者11〜13の顔14及び手23を同時に撮
影することができるので、顔用カメラや手用カメラ等、
被撮影部位毎のカメラを配設する必要がなくなり、撮影
装置のコストを低くすることができるとともに、撮影装
置を小型化することができる。また、利用者11〜13
の顔14及び手23が一つの画像フレームに取り込まれ
るので、1件あたりの記録する画像データをその分少な
くすることができ、従来と同じ記憶容量で従来の倍の画
像データを記憶することができる。さらに、撮影装置1
6によって撮影された顔14や手23等の画像データを
遠隔地に配置された図示されないモニタに表示すること
により、遠隔地から自動現金処理機15の利用者11〜
13の動作を監視しようとする場合に、画像処理装置を
用いることなく、1台のモニタで顔14の画像と手23
の画像を同時に表示することができる。したがって、撮
影装置のコストを低くすることができる。
【0020】次に、前記第1〜第5の操作において、利
用者11〜13の顔14及び手23の画像データを発生
させる方法について説明する。図2は本発明の第1の実
施の形態における撮影装置のブロック図、図3は本発明
の第1の実施の形態における撮影装置の断面図である。
図において、17はレンズ付カメラであり、該レンズ付
カメラ17は、集光要素としてのレンズユニット31,
結像要素としてのCCD素子32,及び該CCD素子3
2の制御を行うとともに、CCD素子32の出力に基づ
いて映像信号を発生させる撮像制御部としてのCCD制
御回路33を備える。また、34は前記映像信号に基づ
いて画像処理を行い、画像データを発生させる画像デー
タ発生手段としての画像処理回路、35はCCD制御回
路33から画像処理回路34に映像信号を送るための映
像信号線、36はCCD制御回路33において撮影を行
う撮影タイミング信号をCPU51からCCD制御回路
33に送るための撮影タイミング信号線、37は画像処
理回路34によって発生させられた画像データをCPU
51に送るための画像データ信号線である。そして、1
9はカード口、23は利用者11〜13の手、39はカ
ード口19に対して矢印方向に挿脱されるカード、40
はカード処理装置、41はカード口19に挿入されたカ
ード39を検出してカード検出信号を発生させるカード
検出センサ、42はカード検出信号をCPU51に送る
ためのカード検出信号線である。
【0021】また、20は紙幣口、44は紙幣、45は
自動現金処理機15の本体内から紙幣口20に向けて紙
幣44を搬送するための紙幣搬送ローラ、46は紙幣口
20内に配設され、挿入された手23を検出して手検出
信号を発生させる手検出センサ、47は手検出信号をC
PU51に送るための手検出信号線である。そして、2
1はタッチパネル付CRT、49はタッチパネル付CR
T21の項目パネルや数字パネル等がタッチされたとき
にそれを検出し、タッチパネルセンサ信号を発生させる
タッチパネルセンサ、50はタッチパネルセンサ信号を
CPU51に送るためのタッチパネルセンサ信号線、5
7はCRT、58は操作指示信号線である。CRT57
は、CPU51から操作指示信号線58を介して送られ
た操作指示信号に基づいて所定の案内、指示等をメニュ
ー画面等に表示する。
【0022】また、54は自動現金処理機制御装置であ
る。該自動現金処理機制御装置54は、CPU51、記
憶手段としてのメモリ52、電源53及び外部インタフ
ェース部55から成る。なお、CPU51はデータ出力
線56及び外部インタフェース部55を介して図示され
ない外部装置(撮影装置16の監視者側の装置)に接続
され、所定のデータを外部装置に送る。
【0023】前記構成の撮影装置において、CPU51
は、カード処理装置40に配設されたカード検出センサ
41,紙幣口20に配設された手検出センサ46,タッ
チパネル付CRT21に配設されたタッチパネルセンサ
49,図示されない通帳処理装置に配設された通帳検出
センサ等の各センサから、カード検出信号,手検出信
号,タッチパネルセンサ信号,通帳検出信号等の検出信
号を受ける。すると、CPU51は撮影タイミング信号
を撮影タイミング信号線36を介してレンズ付カメラ1
7のCCD制御回路33に送る。撮影タイミング信号を
受けたCCD制御回路33は、この信号に従ってCCD
素子32の制御を行う。その結果、利用者11〜13の
顔14及び手23がレンズ付カメラ17によって撮影さ
れる。
【0024】また、利用者11〜13の顔14及び手2
3の画像は、レンズユニット31によってCCD素子3
2に結像され、CCD素子32の出力は、撮影タイミン
グ信号のタイミングでCCD制御回路33によって読み
込まれて映像信号に変換される。この場合、CCD素子
32の結像面は手撮影用CCD領域60と顔撮影用CC
D領域62とに分割されるが、CCD制御回路33はC
CD素子32の走査線に沿って手撮影用CCD領域60
と顔撮影用CCD領域62との区別なくCCD素子32
の出力を取り込む。そして、映像信号は、画像処理回路
34に送られ、画像処理回路34において、自動現金処
理機15を管理する各金融機関の仕様に基づいて、所定
の映像規格信号である画像信号(NTSC方式による輝
度信号や色差信号,IEEE1394等に規定されたデ
ィジタル信号,又はUSB規格の信号等)に変換され、
画像データとしてCPU51に送られる。
【0025】次に、CPU51は、利用者11〜13の
顔14及び手23の画像データに各金融機関の仕様に対
応する画像圧縮処理や暗号化処理等のデータ処理を施
す。そしてCPU51は、データ処理を施した画像デー
タをメモリ52に格納する。このとき、CPU51は、
撮影された日時を表すデータや取引処理の種類を表すコ
ード,動作の内容を表すコード,どのセンサが作動した
かを表すセンサ識別フラグ,何回目の撮影タイミングで
あるかを表すデータ等の付加情報を画像データに付与し
て格納する。そして、CPU51は、ここで画像データ
やこれに付与された付加情報を保存・管理する。したが
って、後に、画像データを読み出す場合に、CPU51
は、これら付加情報に基づいてメモリ52から画像デー
タを読み出すことができる。なお、メモリ52のメモリ
容量には限界がある。そこで、自動現金処理機15を管
理する金融機関は、図示されない外部管理装置を操作す
ることによって、外部インタフェース部55を介してC
PU51に定期的にアクセスし、メモリ52に格納され
た画像データやこれに付与された付加情報を読み出し
て、読み出したこれらのデータを外部管理装置に転送さ
せるようにしてもよい。
【0026】ところで、撮影装置16は利用者11〜1
3による各種の動作のうち、重要な監視対象の動作につ
いて重点的に監視するようになっている。例えば、撮影
装置16は、利用者11〜13がカード39をカード口
19に挿入する動作を重要な監視対象の動作として監視
する。これは、誰が取引動作を開始したのかを記録に残
すためである。監視は、カード口19内に配設されたカ
ード検出センサ41がカード39のカード口19への挿
入を検出し、これを起点にして撮影装置16が利用者1
1〜13の顔14及び手23を撮影することによって行
われる。なお、このときの撮影は、利用者11〜13に
よる自動現金処理機15へのアクセスの状態(例えば、
利用者11〜13の姿勢や向き等)とは無関係にレンズ
付カメラ17が作動してなされる。また、撮影装置16
は、利用者11〜13がカード39をカード口19から
引き抜く動作を重要な監視対象の動作として監視する。
これは、利用者がカード39を取り忘れし、かつ他者に
よってカード39が持ち去られてしった場合に、誰が持
ち去ったのかを記録に残すためである。監視は、カード
口19内に配設されたカード検出センサ41がカード3
9のカード口19からの引き抜きを検出し、これを起点
にして撮影装置16が利用者11〜13の顔14及び手
23を撮影することによって行われる。なお、このとき
の撮影も、利用者11〜13による自動現金処理機15
へのアクセスの状態とは無関係にレンズ付カメラ17が
作動してなされる。また、撮影装置16は、利用者11
〜13が紙幣口20内に紙幣44をセットする動作を重
要な監視対象の動作として監視する。これは、何者かが
偽造紙幣(硬貨の場合もある)や異物を投入する場合
に、誰がこれらを投入したのかを記録に残すためであ
る。監視は、紙幣口20内に配設された手検出センサ4
6が紙幣44の紙幣口20へのセットを検出し、これを
起点にして撮影装置16が利用者11〜13の顔14及
び手23を撮影することによって行われる。更に、撮影
装置16は、紙幣口20から紙幣44を取り出す動作を
重要な監視対象の動作として監視する。これは、誰が口
座から紙幣を取り出したのかを記録に残すためである。
監視は、紙幣口20内に配設された手検出センサ46が
紙幣44の紙幣口20からの取り出しを検出し、これを
起点にして撮影装置16が利用者11〜13の顔14及
び手23を撮影することによって行われる。このときの
撮影も、利用者11〜13による自動現金処理機15へ
のアクセスの状態とは無関係にレンズ付カメラ17が作
動してなされる。
【0027】ところで、自動現金装置15は、利用者1
1〜13がタッチパネル付CRT21をタッチする動作
を重要な監視対象の動作として監視することができる。
タッチパネル付CRT21には項目パネルや数字パネル
等が表示され、項目パネルには取引処理の選択や暗証番
号の入力,金額の入力,確認の入力,振込先の入力等の
ような各種の動作が含まれている。自動現金処理機15
は項目パネルや数字パネル等がタッチされるたびにタッ
チパネルセンサ49によりこれを検出して、タッチパネ
ルセンサ信号をタッチパネルセンサ信号線50を介して
CPU51に送る。タッチパネルセンサ信号を受けたC
PU51は、撮影タイミング信号を発生させてレンズ付
カメラ17に撮影させる。
【0028】なお、このとき、撮影タイミング信号を全
てのタッチパネルセンサ信号に対して発生させると、自
動現金装置15は金融機関にとって重要でない監視対象
の動作に対しても撮影することになる。そのため、自動
現金装置15は無駄な画像データをメモリ52に格納す
ることになるので、短期間のうちにメモリ52の空き容
量が無くなってしまう。そこで、金融機関は、あらかじ
め重要な監視対照の動作を特定し、重要な監視対照の動
作のときにだけ撮影が為されるように自動現金処理機1
5のCPU51にプログラムを設定することが望まし
い。
【0029】例えば、タッチパネル付CRT21が「暗
証番号を入力してください」等の表示を行ったときの利
用者11〜13の動作は、取引処理において極めて重要
である。なぜなら、金融機関はカード39の所有者によ
って取引処理がなされたことを示す証拠を必要としてお
り、暗証番号は原則としてカード39の所有者だけしか
知らないものであるため、暗証番号の入力はカード39
の所有者によって取引処理がなされたことの証拠になる
からである。また、例えば、タッチパネル付CRT21
が「金額を入力してください」等の表示を行ったときの
利用者11〜13の動作も、取引処理において極めて重
要である。なぜなら、この表示は支払取引を実行させる
ためのものであり、支払取引時に誤動作が発生した場合
に金融機関は多大な損失を受けることになるからであ
る。
【0030】次に、撮影装置16について説明する。
【0031】図3において、16は前方に向けて下方に
傾斜させて配設された撮影装置、18は前方に向けて上
方に傾斜させて配設されたミラー、31はレンズユニッ
ト、32はCCD素子、33はCCD制御回路、60は
手23を撮影するための手撮影用CCD領域、61は境
界線、62は顔14を撮影するための顔撮影用CCD領
域、63は後面レンズ、64は前面レンズ、65はレン
ズ鏡筒、66はレンズマウント、67はミラーフレー
ム、68はCCD素子32を固定するためのCCD基板
固定ねじ、69はレンズユニット31を固定するための
レンズ固定ねじ、70はミラー18、レンズユニット3
1等を覆うカバーである。
【0032】図3において、CCD素子32は側面及び
結像面が示されている。通常のCCD素子32は、縦横
比、すなわち、H:Wが3:4である。したがって、自
動現金処理機15の高さ方向における利用者11〜13
の動作を監視する必要がある場合、CCD素子32を図
3に示されるような方向に配設すると、レンズ付カメラ
17の撮影画角A,Bを大きくすることができる。
【0033】ところで、レンズユニット31の前方には
ミラー18が配設されろ。このミラー18は、その先端
18aがレンズ付カメラ17の撮影画角A,Bの中心に
位置する光軸SH1と一致するように配置されている。
これにより、以下のようにして、光軸SH1を中心にし
て二つに分割された画像がCCD素子32上に結像され
る。すねわち、撮影画角A内の顔14の画像は、上方か
ら斜め下方に向けてミラー18に入射され、ミラー18
によって反射された後、レンズユニット31を介して上
方に送られ、CCD素子32の顔撮影用CCD領域62
に結像する。他方、撮影画角B内の手23の画像は、レ
ンズユニット31を介して上方に送られ、CCD素子3
2の手撮影用CCD領域60に結像する。
【0034】なお、顔14及び手23の画像のピント状
態は、CCD素子32とレンズユニット31との位置関
係によって決定される。本実施の形態においては、レン
ズ鏡筒65の表面にねじ面が形成され、ねじ面を介して
レンズ鏡筒65とレンズマウント66とが螺(ら)合さ
せられる。したがって、レンズユニット31をレンズマ
ウント66に対して回転させることによって、レンズユ
ニット31の後面レンズ63とCCD素子32の結像面
との距離を変更し、ピント状態を調整することができ
る。なお、ピント状態の調整が終了した後、レンズ固定
ねじ69を締め付けることによって、レンズマウント6
6に対してレンズユニット31を固定することができ
る。
【0035】ところで、レンズユニット31は、前面レ
ンズ64及び後面レンズ63の2枚のレンズを備える
が、本実施の形態のように、顔14及び手23を同時に
撮影する場合には、比較的広角の撮影画角A,Bを設定
する必要がある。例えば、CCD素子32の受光サイズ
が1/3〔インチ〕(結像面の対角線上の距離)である
とすると、レンズユニット31の焦点距離を15〔m
m〕以下にする必要があり、撮影画角A、Bの合計を4
0〔°〕以上にする必要がある。
【0036】また、ミラー18は、ミラーフレーム67
の溝71に嵌(は)め込まれて接着によって固定され
る。そして、CCD制御回路33は、レンズマウント6
6にCCD基板固定ねじ68によって取り付けられる。
【0037】なお、本実施の形態においては、ミラー1
8はその先端18aがレンズユニット31の光軸SH1
と一致するように配置させられているので、CCD素子
32の結像面は手撮影用CCD領域60と顔撮影用CC
D領域62とに均等に分割される。すなわち、境界線6
1は幅Wの1/2の位置に設定される。
【0038】次に、前記構成の撮影装置16を自動現金
処理機15に実装して利用者11〜13の顔14及び手
23を撮影した場合のモニタ画像について説明する。な
お、説明の便宜上、手23のモニタ画像は、各種の動作
が同時に行われた状態を表す。
【0039】図4は本発明の第1の実施の形態における
モニタ画像の例を示す図である。図4において、14は
顔、20は紙幣口、21はタッチパネル付CRT、23
は手、39はカード、44は紙幣、79は通帳である。
図4に示されるように、モニタ画面80は二つに分割さ
れ、左側の領域には利用者11(図11)〜13の顔1
4のモニタ画像が、右側の領域には利用者11〜13の
手23や腕,カード39,紙幣44,通帳79,タッチ
パネル付CRT21等のモニタ画像が表示される。
【0040】<第2の実施の形態>ところで、第1の実
施の形態においては、前述されたように、ミラー18は
その先端18aがレンズユニット31の光軸SH1と一
致するように配置されているので、CCD素子32の結
像面が手撮影用CCD領域60と顔撮影用CCD領域6
2とに均等に分割される。すなわち、境界線61が幅W
の1/2の位置に設定される。
【0041】ところが、撮影対象によっては、顔14を
撮影するための撮影画角Aを、手23を撮影するための
撮影画角Bより大きくしたり、小さくしたりする必要が
生じる。また、利用者11〜13の身長が極端に低い場
合や利用者11〜13が姿勢を大きく変動させる場合等
に、撮影画角Aが固定されていると、顔14を撮影する
ことができないことがある。
【0042】そこで、以下に、撮影対象に応じて撮影画
角A,Bを調整できるようにした第2の実施の形態を説
明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するも
のについては、同じ符号を付与することによってその説
明を省略する。
【0043】図5は本発明の第2の実施の形態における
撮影装置の断面図である。図5において、85はミラー
駆動フレーム、86は駆動手段としての、かつ撮影画角
を変更する撮影画角変更手段としてのモータ、87は矢
印方向に移動自在に配設され、撮影画角分割手段及び反
射部材としてのミラー18を保持するミラースライダで
ある。ミラースライダ87には2個の図示されない摺
(しゅう)動穴及び1個の図示されないねじ穴が形成さ
れ、摺動穴を摺動軸88が貫通させられるとともに、ね
じ穴と送りねじ89とが噛(し)合させられる。なお、
90はモータ86をミラー駆動フレーム85に取り付け
るためのモータ固定ねじである。
【0044】本実施の形態は、例えばオペレータがモニ
タを見てモニタ画面80の左側に映る顔14の画像を認
識することができるかどうかを判断する。顔14の画像
がモニタ画面80(図4参照)の左側の領域に良好に映
らない場合、オペレータがモータ86を駆動させて送り
ねじ89を回転させると、ミラースライダ87が矢印方
向に移動する。これにより、顔14の画像がモニタ画面
80の左側の領域に良好に映るようになる。なお、ミラ
ー18の先端18aが点aに置かれると、先端18aの
位置とレンズユニット31の光軸SH1とが一致するの
で、顔14を撮影するための撮影画角θ1 と手23を撮
影するための撮影画角θ2 が等しくなる。また、先端1
8aが点bに置かれると、顔14を撮影するための撮影
画角θ3が手23を撮影するための撮影画角θ4 より大
きくなる。そして、先端18aが点cに置かれると、顔
14を撮影するための撮影画角θ5 が手23を撮影する
ための撮影画角θ6 より小さくなる。
【0045】本実施の形態においては、モータ86を駆
動することによってミラー18の位置を変更することが
できるので、顔14を撮影するための撮影画角、及び手
23を撮影するための撮影画角を調節することができ
る。また、利用者11〜13の身長が極端に低い場合や
利用者11〜13が姿勢を大きく変動させる場合は、撮
影画角を大きくしてθ3 にすると、顔14を十分に撮影
することができる。
【0046】なお、本実施の形態は、以下のように構成
することにより、オペレータではなく、撮影装置16自
身が、利用者11〜13の顔14の画像がレンズ付カメ
ラ17によって良好に撮影されているかどうかを判断す
ることもできる。すなわち、CPU51内に画像認識手
段を配設する。画像認識手段は画像処理回路34から送
られた画像データを所定のアルゴリズムに従って画像認
識を行う。例えば、画像認識手段は、まず画像データに
鼻の画像データが含まれるかどうかを判断し、鼻の画像
データが含まれる場合、次に目の画像データが含まれる
かどうかを判断する。画像認識手段は、このようにして
所定の判断を行い、その結果に基づいて顔14の画像が
良好に撮影されたかどうかを判断する。そして、CPU
51は、顔14の画像が撮影されていない場合に、モー
タ86を駆動させてミラー18の位置を変更し、撮影画
角を調節する。
【0047】さらに、撮影装置16は、以下のように処
理することによって利用者11〜13が本人であるかど
うかを識別し、その結果に基づいて取引を中断させた
り、警報を鳴らしたりすることができる。例えば、撮影
装置16は、本人の顔14の画像データやアイリスデー
タ等のバイオメトリックなデータを図示されないホスト
コンピュータや利用者の所持するカードから取得してメ
モリ52に格納するとともに、撮影された利用者11〜
13の顔14の画像データからバイオメトリックなデー
タを生成し、格納されたバイオメトリックなデータと生
成した利用者11〜13のバイオメトリックなデータと
を照合する。
【0048】また、本実施の形態は、ミラー18を直線
状に移動させることによってミラー18の位置を一次元
的に変更するようにしているが、ミラー18を多方向に
移動させることによってミラー18の位置を多次元的に
変更することもできる。さらに、本実施の形態は、ミラ
ー18を回動させることによってミラー18の取付角度
を変更することもできる。
【0049】また、本実施の形態は、CCD素子32の
結像面を二つに分割してモニタ画面80に二つのモニタ
画像を表示するようにしているが、CCD素子32の結
像面を三つ以上に分割してモニタ画面80に三つ以上の
モニタ画像を表示することもできる。
【0050】ところで、撮影装置は、利用者の顔やその
他の部位をできるだけ大きく撮影することが望まれる。
【0051】そこで、以下に、利用者の顔やその他の部
位をできるだけ大きく撮影できるようにした第3の実施
の形態を説明する。なお、他の実施の形態と同じ構造を
有するものについては、同じ符号を付与することによっ
てその説明を省略する。
【0052】<第3の実施の形態>図7は本発明の第3
の実施の形態における撮影装置が搭載された自動現金処
理機の側面図、図8は本発明の第3の実施の形態におけ
る撮影装置が搭載された自動現金処理機の正面図、図9
は本発明の第3の実施の形態における撮影装置が搭載さ
れた自動現金処理機の要部正面図である。
【0053】図7において、115は管理者である金融
機関によって管理された自動現金処理機、116は撮影
装置、117は該撮影装置116に配設された、撮像手
段としてのレンズ付カメラ、118は撮影画角分割手段
及び反射部材としての中折れ型ミラー、119は図示さ
れない通帳を挿脱するための通帳口、120は図示され
ないコインを挿脱するためのコイン口、121は被撮影
部位としての顔14を撮影する顔14撮影口、122は
前記手23等を撮影する手元撮影口である。なお、前記
顔14撮影口121及び手元撮影口122には、外から
撮影装置116が見えないように暗い色の半透明材料が
配設される。
【0054】前記撮影装置116は、自動現金処理機1
15の中央位置に搭載され、1台のレンズ付カメラ11
7を備え、該レンズ付カメラ117によって利用者11
〜13の顔14及び手23等が同時に撮影される。前記
レンズ付カメラ117は、その前面に中折れ型ミラー1
18が配設され、該中折れ型ミラー118によって前記
レンズ付カメラ117の撮影画角が3個の撮影画角A
1,B1,B2に分割される。
【0055】また、前記中折れ型ミラー118は、2枚
のミラー、すなわち、右ミラー118a及び左ミラー1
18bを「く」字状に合わせることによって形成され、
後述されるCCD素子の光路を中心に相対に配設された
二つの反射面を備える。そして、中折れ型ミラー118
は、右ミラー118aによって前記撮影画角B1が、左
ミラー118bによって撮影画角B2がそれぞれ設定さ
れる。これにより、撮影装置116は、撮影画角A1に
おいて利用者11〜13の顔14が、撮影画角B1にお
いてコイン口120,通帳口119又はコイン口120
に伸ばされた利用者11〜13の手23等が、撮影画角
B2において紙幣口20,カード口19又は紙幣口20
に延ばされた利用者11〜13の手23等がそれぞれ撮
影される。なお、撮影装置116は、必要に応じて撮影
画角B1において通帳口119を、撮影画角B2におい
てカード口19を撮影することもできる。
【0056】このように、撮影装置116は、中折れ型
ミラー118が配設されるので、撮影画角A1と撮影画
角B1,B2とを独立させて設定することができる。し
たがって、撮影装置116は、中央部において利用者1
1〜13の顔14を撮影するために、撮影画角A1を大
きく設定することができるので、自動現金処理機115
の正面に立つ利用者11〜13の身長差に容易に対応す
ることができる。
【0057】なお、A2は前記レンズ付カメラ117の
光軸、A3は撮影装置116の正面側から見たときの、
前記撮影画角A1において撮影することが可能な撮影範
囲である。該撮影範囲A3は、撮影装置116から距離
Lだけ離れた位置に設定される。したがって、図7に示
されるように、利用者11〜13の顔14は、前記撮影
範囲A3内に収まっているので、レンズ付カメラ117
によって利用者11〜13の顔14を十分に撮影するこ
とができる。
【0058】本実施の形態においては、右ミラー118
a及び左ミラー118bとして、同じ形状及び同じ寸法
を有する矩(く)形平面ミラーが使用される。しかも、
本実施の形態においては、右ミラー118a及び左ミラ
ー118bの傾きが等しくされるので、中折れ型ミラー
118の構造を簡素化することができるだけでなく、撮
影画角B1と撮影画角B2とを全く等しくすることがで
きる。なお、図8に示されるように、紙幣口20は半分
だけが撮影されるが、自動現金処理機115から利用者
11〜13に出金される紙幣は、半分に折れていること
はないので、撮影画角B2で紙幣口20内の紙幣の有
無、及び利用者11〜13が紙幣を取り出す動作を十分
に監視することができる。
【0059】さらに、図8に示されるように、撮影画角
B1,B2は、自動現金処理機115の筐(きょう)体
の外縁に沿って延びるので、監視の効果を向上させるこ
とができる。
【0060】なお、本実施の形態においては、各取引口
(すなわち、通帳口119,カード口19,紙幣口20
及びコイン口120)が、前記撮影装置116が搭載さ
れた中央位置を基準にして左右対称に配設されているの
で、中折れ型ミラー118は、後述されるCCD素子の
光路を中心に対称に配設される。これに対して、各取引
口が非対称に配設される場合には、中折れ型ミラー11
8は、右ミラー及び左ミラーの傾きを、各取引口を非対
称に撮影することができるように変更するのが好まし
い。
【0061】また、本実施の形態においては中折れ型ミ
ラー118を使用しているが、各撮影画角内に各取引口
が含まれるように、中央を窪(くぼ)ませた折れ型のミ
ラーを使用してもよい。
【0062】このように、本実施の形態においては、C
CD素子の光路を中心に互いに対応させて、すなわち、
相対に二つの反射面を配設することによって、各反射面
による撮影画角内に各取引口を含めるようにしている。
【0063】次に、利用者11〜13が、取引処理とし
て現金の引出しを選択し、現金を引き出す場合について
説明する。自動現金処理機115のタッチパネル付CR
T21にはメニュー画面が表示されていて、そのメニュ
ー画面には利用者11〜13が自動現金処理機115を
操作するための各種の項目が表示されている。利用者1
1〜13は、メニュー画面の案内又は音声による案内に
従って、第1の操作として、タッチパネル付CRT21
のタッチパネルの「引出し」の項目をタッチする。次
に、利用者11〜13は、第2の操作として、カードを
カード口19に挿入し、第3の操作として、タッチパネ
ル付CRT21の数字パネルをタッチして、暗証番号を
入力する。入力された暗証番号は、自動現金処理機11
5から図示しないホストコンピュータに送信され、そこ
でカードに対応して登録された暗証番号と照合される。
照合によって、入力された暗証番号とカードに対応して
登録された暗証番号が一致すると、ホストコンピュータ
は自動現金処理機115に許可信号を送信する。これに
より、自動現金処理機115は次の操作を行うことが許
可される。
【0064】この後、利用者11〜13は、第4の操作
として、数字パネルを押して引き出したい現金の額を入
力する。これにより、自動現金処理機115によって所
定の処理が行われた後、入力された額の現金が紙幣口2
0に出金される。そして、利用者11〜13は、第5の
操作として、紙幣口20から現金を取り出す。このよう
にして、利用者11〜13は第1〜第5の操作によって
現金を引き出すことができる。この間、レンズ付カメラ
117は利用者11〜13の顔14及び手23を撮影
し、撮影された顔14及び手23の画像データは自動現
金処理機115の取引処理と対応づけされて撮影装置1
16に記録される。特に、第2,第3,第5の操作に対
応する顔14及び手23の画像データは、重要な画像デ
ータとして記録される。
【0065】このように、撮影装置116は、1台のレ
ンズ付カメラ117の前方に右ミラー118a及び左ミ
ラー118bを配設し、レンズ付カメラ117の撮影画
角を分割する。これにより、撮影装置116は、撮影画
角A1において顔14を、撮影画角B1において、例え
ば、左の手23を、撮影画角B2において、例えば、右
の手23を同時に撮影することができる。すなわち、撮
影装置116は、レンズ付カメラ117のレンズの画角
を大きくすることなく、十分な撮影画角A1で顔14を
撮影することができるとともに、右ミラー118a及び
左ミラー118bによって設定された撮影画角B1,B
2により、手23,紙幣口20,コイン口120等を撮
影することができる。
【0066】したがって、監視システムは、自動現金処
理機115が不正に利用された場合、利用者11〜13
の手元の動作や利用者11〜13が取引口にアクセスす
る動作等を撮影することができるので、自動現金処理機
115が不正に利用されたことを容易に証明することが
できる。そして、監視システムは、顔14用カメラや手
用カメラ等の複数のカメラを配設する必要がなくなるの
で、撮影装置116のコストを低くすることができるだ
けでなく、撮影装置116を小型化することができる。
【0067】また、撮影装置116は、利用者11〜1
3の顔14及び手23等を一つの画像フレームに取り込
むことができるので、画像データをその分少なくして従
来の1/2の量にすることができる。そのため、監視シ
ステムは、図示されないメモリのメモリ容量を小さくす
ることができる。又は、監視システムは、メモリ容量を
小さくする必要がない場合は、撮影時間を長くすること
ができる。
【0068】さらに、監視システムは、遠隔地で撮影さ
れた顔14及び手23等の画像データを図示されないモ
ニタ装置に送り、該モニタ装置のモニタ画面にモニタ画
像を表示し、前記自動現金処理機115の利用者11〜
13の動作を監視しようとする場合、顔14を表示する
ためのモニタ装置、及び手23を表示するためのモニタ
装置をそれぞれ配設する必要がない。すなわち、監視シ
ステムは、顔14の画像データ及び手の画像データを編
集することなく、一つのモニタ画面に表示することがで
きるので、画像処理装置が不要になる。したがって、撮
影装置116のコストを低くすることができる。
【0069】次に、前記第1〜第5の操作において、利
用者11〜13の顔14及び手23等の画像データを発
生させる方法について説明する。
【0070】図10は本発明の第3の実施の形態におけ
る撮影装置のブロック図である。
【0071】図10において、117はレンズ付カメラ
であり、該レンズ付カメラ117は、集光要素としての
レンズユニット31,結像要素としてのCCD素子3
2,及び該CCD素子32の制御を行うとともに、CC
D素子32の出力に基づいて映像信号を発生させる撮像
制御部としてのCCD制御回路33を備える。
【0072】また、119は通帳口、79は該通帳口1
19に対して矢印方向に挿脱される通帳、140は通帳
処理装置、141は前記通帳口119に挿入された通帳
79を検出して通帳検出信号を発生させる通帳検出セン
サ、142は前記通帳検出信号をCPU51に送るため
の通帳検出信号線である。
【0073】そして、120はコイン口、144はコイ
ン、145は自動現金処理機115の本体内からコイン
口120に向けてコイン144を搬送するためのコイン
搬送ローラ、146は前記コイン口120内に配設さ
れ、挿入された手23を検出して手検出信号を発生させ
る手検出センサ、147は前記手検出信号をCPU51
に送るための手検出信号線である。
【0074】前記構成の撮影装置116において、CP
U51は、カード検出センサ41や手検出センサ46,
146,通帳検出センサ141等からカード検出信号
や、手検出信号,通帳検出信号等の検出信号を受ける。
すると、CPU51は撮影タイミング信号を撮影タイミ
ング信号線36を介してCCD制御回路33に送る。撮
影タイミング信号を受けたCCD制御回路33は、この
信号に従ってCCD素子32の制御を行う。その結果、
利用者11〜13の顔14及び手23がレンズ付カメラ
117によって同時に撮影される。
【0075】また、利用者11〜13の顔14及び手2
3等の画像は、レンズユニット31によってCCD素子
32の結像面に結像され、CCD素子32の出力は、撮
影タイミング信号のタイミングでCCD制御回路33に
よって読み込まれて映像信号に変換される。そして、映
像信号は、画像処理回路34に送られ、画像処理回路3
4において、自動現金処理機115を管理する各金融機
関の仕様に基づいて、所定の映像規格信号である画像信
号(NTSC方式による輝度信号や色差信号,IEEE
1394等に規定されたディジタル信号、又はUSB規
格の信号等)に変換され、画像データとしてCPU51
に送られる。
【0076】次に、該CPU51は、利用者11〜13
の顔14及び手23等の画像データに各金融機関の仕様
に対応する画像圧縮処理、暗号化処理等のデータ処理を
施す。そしてCPU51は、データ処理を施した画像デ
ータを付加情報を付与してメモリ52に格納する。
【0077】なお、メモリ52のメモリ容量には限界が
ある。そこで、自動現金処理機115を管理する金融機
関は、図示されない外部管理装置を操作することによっ
て外部インタフェース部55を介してCPU51に定期
的にアクセスし、メモリ52に格納された画像データや
これに付与された付加情報を読み出して外部に転送させ
るようにしてもよい。
【0078】ところで、撮影装置116は、撮影装置1
6と同様に、利用者11〜13による各種の動作のう
ち、重要な監視対象動作について重点的に監視するよう
になっている。
【0079】例えば、撮影装置116は、利用者11〜
13がカード39をカード口19に挿入する動作を重要
な監視対象の動作として監視する。また、撮影装置11
6は、利用者11〜13がカード39をカード口19か
ら引き抜く動作を重要な監視対象の動作として監視す
る。また、撮影装置116は、利用者11〜13が紙幣
口20内に紙幣44をセットする動作を重要な監視対象
の動作として監視する。また、撮影装置116は、紙幣
口20から紙幣44を取り出す動作を重要な監視対象の
動作として監視する。
【0080】また、撮影装置116は、利用者11〜1
3が通帳79を通帳口119に挿入する動作を重要な監
視対象の動作として監視する。監視は、通帳口119内
に配設された通帳検出センサ141が通帳79の通帳口
119への挿入を検出し、これを起点にして撮影装置1
16が利用者11〜13の顔14及び手23を撮影する
ことによって行われる。
【0081】更に、撮影装置16は、利用者11〜13
が通帳79を通帳口119から引き抜く動作を重要な監
視対象の動作として監視する。これは、利用者が通帳7
9を取り忘れし、かつ他者によって通帳79が持ち去ら
れてしった場合に、誰が持ち去ったのかを記録に残すた
めである。監視は、通帳口119内に配設された通帳検
出センサ141が通帳79の通帳口119からの引き抜
きを検出し、これを起点にして撮影装置116が利用者
11〜13の顔14及び手23を撮影することによって
行われる。また、撮影装置116は、利用者11〜13
がコイン口120内にコイン144をセットする動作を
重要な監視対象の動作として監視する。これは、何者か
が偽造コインや異物を投入する場合に、誰がこれらを投
入したのかを記録に残すためである。監視は、コイン口
120内に配設された手検出センサ146がコイン14
4のコイン口120へのセットを検出し、これを起点に
して撮影装置116が利用者11〜13の顔14及び手
23を撮影することによって行われる。
【0082】更に、撮影装置116は、コイン口120
からコイン44を取り出す動作を重要な監視対象の動作
として監視する。これは、誰が口座からコインを取り出
したのかを記録に残すためである。監視は、コイン口1
20内に配設された手検出センサ146がコイン44の
コイン口120からの取り出しを検出し、これを起点に
して撮影装置116が利用者11〜13の顔14及び手
23を撮影することによって行われる。
【0083】なお、これらのときの撮影は、利用者11
〜13による自動現金処理機115へのアクセスの状態
(例えば、利用者11〜13の姿勢や向き等)とは無関
係にレンズ付カメラ117が作動してなされる。
【0084】ところで、撮影装置116は、自動現金処
理機115の取引中の動作に対応させて、撮影した顔1
4及び手23の画像データをメモリ52に記録する。こ
のとき、撮影装置116は、画像データの最前部又は最
後部に、所定の付加情報を付与して格納する。本実施の
形態においては、付加情報として、顔14又は手23が
撮影されたときの、カード検出センサ41や手検出セン
サ46,146及び通帳検出センサ141に付加された
固有のセンサ番号を表すデータや、撮影が行われた日時
を表すデータ、自動現金処理機115を管理する金融機
関ごとに指定された取引顧客番号、利用者11〜13の
口座番号、カードID番号等を表すデータ、カード入金
やカード出金,通帳入金,通帳出金,振込,通帳記入,
残高照会等の取引操作項目を表すデータ等が付与され
る。付加情報は、画像データを特定の条件によって分類
した監視画像データベースを構築する。金融機関は、こ
れらの付加情報に基づいて図示されない読出手段によっ
て所定の画像データを検出することができる。
【0085】次に、前記撮影装置116の詳細及びモニ
タ画像の例について説明する。
【0086】図6は本発明の第3の実施の形態における
撮影装置の要部側面図、図11は本発明の第3の実施の
形態における撮影装置の要部正面図、図12は本発明の
第3の実施の形態におけるモニタ画像の第1の例を示す
図、図13は本発明の第3の実施の形態におけるモニタ
画像の第2の例を示す図、図14は本発明の第3の実施
の形態におけるモニタ画像の第3の例を示す図、図15
は本発明の第3の実施の形態におけるモニタ画像の第4
の例を示す図である。
【0087】図において、116は撮影装置であり、該
撮影装置116は、レンズ付カメラ117や右ミラー1
18a及び左ミラー118bから成る中折れ型ミラー1
18,CCD素子32,CCD制御回路33,ミラーブ
ロック170,メインフレーム171,ミラーブロック
取付ねじ172,レンズ調整ガタ取りばね173,レン
ズマウント176,レンズ鏡筒177,及びカメラ取付
穴178から成る。そして、前記ミラーブロック170
は3本のミラーブロック取付ねじ172によってメイン
フレーム171に、前記CCD制御回路33は2本のC
CD基板止めねじ174及びカラー175によってメイ
ンフレーム171に、前記レンズマウント176は2本
のねじ179によってCCD制御回路33に固定され
る。
【0088】また、前記レンズ鏡筒177は、その外周
面にねじ面が形成されている。レンズ鏡筒177は、レ
ンズユニット31を回転させると、レンズユニット31
の後端面とCCD素子32との間の距離が調整され、前
記各画像のピント合せが行われる。レンズマウント17
6とレンズ鏡筒177との間には、前記ねじ面における
バックラッシュをなくすために、レンズ調整ガタ取りば
ね173が装着される。そして、前記中折れ型ミラー1
18は、右ミラー118a及び左ミラー118bをミラ
ーブロック170の先端に接着することによって形成さ
れる。このようにして、レンズユニット31は、本来有
する撮影画角(A1+A4)のうちの撮影画角A4の部
分によって撮影画角B1,B2を形成する。なお、A2
は光軸である。
【0089】また、前記CCD制御回路33は、CCD
素子32を実装し、該CCD素子32上には撮影画角A
1,B1,B2に対応する結像領域A1* ,B1* ,B
2*が形成される。前記CCD素子32は、高さをHと
し、幅をWとしたときに、 H<W となるように、上縁32aを垂直方向に延在させて縦長
に実装される。したがって、利用者11〜13の身長方
向において十分な結像領域A1* ,B1* ,B2* を確
保することができる。そして、CCD素子32は、結像
領域A1* に利用者11〜13の図示されない顔14の
画像が結像されると顔14の画像データをモニタ装置に
出力し、また、結像領域B1* に手23やコイン口12
0(図10参照),通帳79,コイン144等の画像が
結像されるとこれらの画像データをモニタ装置に出力
し、また、結像領域B2* に手23や紙幣口20,カー
ド39,紙幣44等の画像が結像されるとこれらの画像
データをモニタ装置に出力する。なお、モニタ装置のモ
ニタ画面は、CCD素子32の配設方向に対応させて縦
長に配設される。
【0090】図12は、自動現金処理機115の正面に
利用者11〜13がいないときのモニタ画像である。こ
のとき、利用者11〜13がいないので、モニタ画像の
領域a1は利用者11〜13の顔14を映さずに、自動
現金処理機115の背景だけを映し、また、領域b1は
コイン口120及びその周辺を映し、領域b2は紙幣口
20及びその周辺を映す。
【0091】図13は、自動現金処理機115の正面に
利用者11〜13が立ってタッチパネル付CRT21に
おけるタッチパネルを操作しているとき、又は自動現金
処理機115の応答を待機しているときのモニタ画像で
ある。このとき、領域a1は利用者11〜13の顔14
を映し、また、領域b1はコイン口120及びその周辺
を映し、領域b2は紙幣口20及びその周辺を映す。
【0092】図14は、利用者11〜13がカード口1
9に対してカード39を挿脱しているときのモニタ画像
である。このとき、領域a1は利用者11〜13の顔1
4を映し、また、領域b1はコイン口120及びその周
辺を映し、領域b2は手23及びカード39を映す。
【0093】図15は、利用者11〜13が紙幣口20
に対して紙幣44を挿脱しているときのモニタ画像であ
る。このとき、領域a1は利用者11〜13の顔14を
映し、また、領域b1はコイン口120及びその周辺を
映し、領域b2は手23及び紙幣44を映す。
【0094】このように、一つのレンズ付カメラ117
によって利用者11〜13の顔14及び手23等を撮影
することができるので、顔14及び手23等ごとにレン
ズ付カメラ117を配設する必要がなくなる。したがっ
て、本実施の形態は、撮影装置116のコストを低くす
ることができるだけでなく、撮影装置116を小型化す
ることができる。また、本実施の形態は、顔14及び手
23等を一つの画像フレームに取り込むことができるの
で、画像データをその分少なくすることができる。
【0095】そして、本実施の形態は、例えば、小型化
した自動現金処理機115をデパートやコンビニエンス
ストア等に配設するために、レンズ付カメラ117と利
用者11〜13との間の距離を大きく採ることができな
い場合であっても、撮影画角A1,B1,B2を大きく
することができる。したがって、レンズユニット31の
レンズの画角を大きくする必要がないので、モニタ装置
の画面の縁部においてモニタ画像が大きく歪むことがな
くなる。その結果、本実施の形態は、顔14及び手23
等の画像を容易に認識することができる。また、本実施
の形態は、レンズユニット31に高価な超広角レンズを
使用する必要がないので、撮影装置116のコストを低
くすることができる。
【0096】そして、本実施の形態における撮影装置1
16を搭載した自動現金処理機115においては、利用
者11〜13の顔14及び手23等を同時に撮影するこ
とができるので、取引上のトラブルが発生しても、トラ
ブルに迅速に対応することができる。例えば、利用者1
1〜13が、カード39、紙幣44、通帳79、コイン
144等を取り忘れても、利用者11〜13に確認を促
すアラームを発生させることができる。そして、撮影装
置116によって利用者11〜13の動作を監視し、利
用者11〜13が通帳口119、カード口19、紙幣口
20、コイン口120等のうちの所定の取引口に顔14
を向けたり、手23を近づけたりしたときにカード3
9、紙幣44、通帳79、コイン144等を出すことが
できる。したがって、カード39、紙幣44、通帳7
9、コイン144等の取忘れを一層防止することができ
る。
【0097】さらに、本実施の形態においては、利用者
11〜13が自動現金処理機115の前に立ってから取
引処理が終了して自動現金処理機115から離れるまで
の顔14及び手23等の動きを同時に撮影することがで
きるので、自動現金処理機115からの操作案内に対す
る利用者11〜13の反応を撮影装置116によって確
認することができる。また、利用者11〜13の顔1
4、特に、視線及び手23の動きに合わせて自動現金処
理機115の取引案内を行うことができるので、利用者
11〜13が高齢者、身体障害者等であったり、自動現
金処理機115の操作に不慣れであったりしても、自動
現金処理機115を容易に操作することができる。
【0098】そして、デパート、コンビニエンスストア
等に自動現金処理機115を配設したときに、通帳口1
19、カード口19、紙幣口20、コイン口120等に
異物が挿入された場合等においては、挿入した人物を特
定することができる。
【0099】また、本人以外の人物が、カード39、通
帳79等を使用して現金を引き出した場合、顔14及び
手23の特徴だけでなく、動作の特徴に基づいて人物を
特定することができる。さらに、利き腕、指輪の有無、
マニキュアの有無等に基づいて人物を特定することもで
きる。そして、カード39の所有者を脅して現金を引き
出した場合においては、カード39の所有者が現金に触
れていないこと等を知ることができる。
【0100】<第4の実施の形態>ところで、第3の実
施の形態において、中折れ型ミラー118は、右ミラー
118a及び左ミラー118bをミラーブロック170
の先端に接着することによって形成されるが、接着の際
に右ミラー118a及び左ミラー118bの位置決めを
行うために位置決め用の治具が必要になり、製造のため
の作業が煩わしい。また、接着剤が右ミラー118a及
び左ミラー118bの表面に付着してしまうことがあ
る。そこで、二つの反射面が一体に形成された中折れ型
ミラーを備えた本発明の第4の実施の形態について説明
する。
【0101】図16は本発明の第4の実施の形態におけ
る中折れ型ミラーの平面図、図17は本発明の第4の実
施の形態における中折れ型ミラーの正面図、図18は本
発明の第4の実施の形態における中折れ型ミラーの左側
面図である。
【0102】図において、181は撮影画角分割手段と
してのV溝式の中折れ型ミラーであり、該中折れ型ミラ
ー181は、切削加工によって正面にV溝が形成された
ガラス製の本体部182、及び該本体部182の表面に
被覆された保護膜付きアルミコート183から成り、該
保護膜付きアルミコート183は、本体部182の表面
にアルミニウムを鏡面コートした後に、保護膜を更にコ
ーティングすることによって形成される。中折れ型ミラ
ー181は、穴184に図示されないねじを挿入し、ミ
ラーブロック170(図6)にねじ止めによって固定さ
れる。
【0103】この場合、中折れ型ミラー181の二つの
反射面RS1、RS2は一体に形成されるので、反射面
RS1、RS2の開口角度を正確に形成することができ
る。また、反射面RS1、RS2の位置決めを行う必要
がないので、中折れ型ミラー181を製造するための作
業を簡素化することができる。そして、中折れ型ミラー
181をミラーブロック170に固定するために接着剤
を使用する必要がないので、反射面RS1、RS2に接
着剤が付着することがなくなる。
【0104】<第5の実施の形態>ところで、前記第3
の実施の形態においては、モニタ画像が領域a1(図1
5)、b1、b2に分割されるが、モニタ画像の色、明
るさ、模様等の影響を受けると、モニタ画像上で各領域
a1、b1、b2の境界を識別することが困難になって
しまう。
【0105】そこで、各領域a1、b1、b2の境界を
容易に識別することができるようにした本発明の第5の
実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態
と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与す
ることによってその説明を省略する。
【0106】図19は本発明の第5の実施の形態におけ
る中折れ型ミラーの分解斜視図、図20は本発明の第5
の実施の形態における撮影装置の要部側面図、図21は
図19のA−A断面図、図22は本発明の第5の実施の
形態における中折れ型ミラーの正面図、図23は本発明
の第5の実施の形態におけるモニタ画像の領域を示す図
である。
【0107】図において、185は固定ねじ、186は
ミラー押えばね、187は反射面を備えた矩形の平面ミ
ラー、188は正面にV溝が形成されたミラーホルダで
ある。
【0108】該ミラーホルダ188の背面に形成された
凹部に各平面ミラー187を嵌(は)め込み、各平面ミ
ラー187の背面をミラー押えばね186によって押し
ながら、固定ねじ185によって各平面ミラー187を
ミラーブロック170に固定する。これにより、各平面
ミラー187の各端面は、ミラーホルダ188によって
包囲され、各反射面の境界に実質的に枠が形成されるの
で、図22に示されるように、モニタ画像の各領域a
1、b1、b2を枠189によって区分することができ
る。したがって、各領域a1、b1、b2の境界を容易
に識別することができる。また、ミラーホルダ188を
ミラーブロック170に固定するために接着剤を使用す
る必要がないので、反射面に接着剤が付着することがな
くなる。
【0109】ここで、結像要素としてのCCD素子32
(図10)がモノクロ式のものである場合、ミラーホル
ダ188を白系の色にすると、各領域a1、b1、b2
の境界を一層容易に識別することができる。CCD素子
32がカラー式のものである場合、領域a1に表示され
る背景の色、領域b1に表示されるコイン口120の
色、領域b2に表示される紙幣口20の色等を考慮し、
ミラーホルダ188を前記各色と異なり、かつ、比較的
明るい色にすると、各領域a1、b1、b2の境界を一
層容易に識別することができる。
【0110】<第6の実施の形態>次に、画像データに
特徴処理を施すことができるようにした本発明の第6の
実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態
と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与す
ることによってその説明を省略する。
【0111】また、各動作はCPU51によって行われ
るようになっているが、オペレータが行うこともでき
る。
【0112】図24は本発明の第6の実施の形態におけ
る特徴処理領域の説明図、図25は本発明の第6の実施
の形態における黒白画像を示す図、図26は本発明の第
6の実施の形態におけるモニタ画像の第1の例を示す
図、図27は本発明の第6の実施の形態におけるモニタ
画像の第2の例を示す図、図28は本発明の第6の実施
の形態におけるモニタ画像の第3の例を示す図、図29
は本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画像の第4
の例を示す図、図30は本発明の第6の実施の形態にお
けるモニタ画像の第5の例を示す図である。
【0113】この場合、図24に示されるように、領域
a1が9個の特徴処理領域S0〜S8に分割され、各特
徴処理領域S0〜S8内の各画像のコントラスト分布に
基づいて画像データの特徴処理が行われる。そのため
に、CPU51(図10)の図示されない特徴処理手段
は、画像データに二値化処理を施し、図25に示される
ような黒白画像を形成する。次に、図25におけるX、
Y方向に黒白分布を採り、一対の黒点198を抽出し、
該黒点198の周囲を包囲して境界ライン194〜19
7を画成し、黒点198の周囲に特徴処理領域S0を、
該特徴処理領域S0の周囲に特徴処理領域S1〜S8を
設定する。
【0114】次に、前記特徴処理手段の特徴抽出手段
は、各特徴処理領域S0〜S8の特徴抽出を特徴処理領
域S0から特徴処理領域S8の順に行う。例えば、特徴
処理領域S0においては目の間隔、サングラス190の
装着の有無等を、特徴処理領域S1〜S3においては髪
型(分け目、メッシュ等)、帽子の装着の有無等を、特
徴処理領域S4、S5においては頭髪の長さ、耳の形、
イヤリングの装着の有無等を、特徴処理領域S6、S8
においては腕の動作、服装(半袖、長袖)等を、特徴処
理領域S7においては口の形状、マスク191の装着の
有無、図示されないネクタイの装着の有無等を画像の特
徴として抽出する。
【0115】したがって、CPU51は、図示されない
分析手段によって前記特徴を分析し、図示されない推測
手段によって、分析結果に基づいて自動現金処理機11
5(図7)の前の状態を推測したり、図示されない取引
処理中止手段によって、自動現金処理機115の取引処
理を中止し、利用者11〜13を金融機関の窓口に誘導
したりする。さらに、利用者11〜13の動作に対応さ
せてアナウンス、絵等の表示を行うことができる。な
お、本実施の形態においては、自動現金処理機115を
使用する際の異常な行動を発見する必要があるので、特
に特徴処理領域S0、S2、S7において抽出された特
徴が重点的に分析される。
【0116】そして、カード検出センサ41によってカ
ード39が検出され、自動現金処理機115の取引処理
が開始された時点で、図26に示されるように、モニタ
画像の領域a1に利用者11〜13の顔14が表示され
ず、自動現金処理機115の背景だけが表示され、か
つ、領域b2にカード39が表示された場合、撮影装置
116による監視を避けようとする利用者、又は極めて
身長が低い利用者がカード39を挿入して自動現金処理
機115を使用していることが推測される。
【0117】また、カード39をカード口19に排出す
る直前の時点で、モニタ画像の領域a1に顔14が表示
されず、自動現金処理機115の背景だけが表示された
場合、利用者11〜13がカード39を取り忘れて自動
現金処理機115の前から立ち去ったことが推測され
る。この場合、自動現金処理機115の取引処理を中止
し、カード39をカード口19に排出するのを停止させ
ることによって、カード39が他人に持ち去られるのを
防止することができる。
【0118】また、特徴処理領域S0の寸法に基づい
て、自動現金処理機115の前の状態を推測したり、必
要に応じて自動現金処理機115の取引処理を中止した
り、自動現金処理機115を使用している利用者11〜
13を金融機関の窓口に誘導したりすることができる。
図27に示されるモニタ画像における特徴処理領域S0
の高さをY1とし、幅をX1とし、図28に示されるモ
ニタ画像における特徴処理領域S0の高さをY2とし、
幅をX2としたとき、 Y1<Y2 X1<X2 である場合、同じカード39が挿入された場合でも、図
27のモニタ画像に表示された利用者11〜13と図2
8のモニタ画像に表示された利用者11〜13とが別人
であると判断することができる。
【0119】さらに、特徴処理領域S0、S2、S7の
特徴を分析することによって、図28のモニタ画像に表
示された利用者11〜13は、サングラス190及びマ
スク191を装着していることが分かる。
【0120】したがって、図28のモニタ画像に表示さ
れた利用者11〜13が自動現金処理機115を使用し
ていることが分かると、たとえ、利用者11〜13がカ
ード39の所有者であっても、自動現金処理機115の
取引処理を中止して、カード39を排出するのを停止し
たり、カード39を排出した後、紙幣44、通帳79、
コイン144等を排出するのを停止したりすることがで
きる。
【0121】また、図29に示されるように、モニタ画
像の領域a1に利用者11〜13の顔14が表示され、
領域b1に通帳79が表示されず、領域b2にカード3
9が表示されない場合、自動現金処理機115の取引処
理が終了するのを待機しているのか、又は自動現金処理
機115の操作が分からず戸惑っているのかを、利用者
11〜13の顔14の表情、動作等から判断することが
できるので、利用者11〜13を効果的に誘導すること
ができる。
【0122】そして、図30に示されるように、カード
39が排出されたときに自動現金処理機115の前に利
用者11〜13はいるが背中を向けている場合、利用者
11〜13がカード39を取り忘れて自動現金処理機1
15の前から立ち去ろうとしていることが推測される。
この場合、自動現金処理機115からアラームを出すこ
とによって、利用者11〜13の注意をカード口19に
向けさせ、カード39の取忘れが発生するのを防止する
ことができる。
【0123】次に、前記構成の撮影装置116の動作に
ついて説明する。
【0124】図31は本発明の第6の実施の形態におけ
る撮影装置の動作を示す第1のフローチャート、図32
は本発明の第6の実施の形態における撮影装置の動作を
示す第2のフローチャート、図33は本発明の第6の実
施の形態における撮影装置の動作を示す第3のフローチ
ャートである。
【0125】この場合、特徴レベル1とは、図28に示
されるように、モニタ画像に表示された利用者11〜1
3がサングラス190、マスク191等を装着している
ことが分かるだけの特徴が抽出されたことを、特徴レベ
ル2とは、図30に示されるように、モニタ画像に表示
された利用者11〜13が取引処理に適さない方向に顔
14を向けていることが分かるだけの特徴が抽出された
ことを表す。
【0126】また、本実施の形態においては、アラーム
を最大3回まで発生させ、利用者11〜13の顔14が
カード口19(図10)、通帳口119、紙幣口20、
コイン口120等の取引口に向くようにしている。
【0127】まず、自動現金処理機(ATM)115
(図7)及び撮影装置116の電源をオンにし、自動現
金処理機115を待機モードにする。そして、CPU5
1は、カード検出センサ41、手検出センサ46、14
6、及び通帳検出センサ141からの検出信号に基づい
て、利用者11〜13による前記取引口へのアクセスが
有るかどうかを判断するとともに、どの取引口にアクセ
スがされたかを確認する。
【0128】続いて、レンズ付カメラ117によって利
用者11〜13の顔14及び手23等を撮影することに
よって画像を取得し、画像データP1を発生させる。そ
して、CPU51は、領域b1、b2の画像データP1
に基づいて第1の画像処理を行い、画像処理の結果に基
づいて、領域b1、b2にカード39、通帳79等が表
示されたかどうかを判断し、カード39、通帳79等が
表示された場合、カード検出センサ41、通帳検出セン
サ141等によってカード39、通帳79等が検出され
たかどうかを判断する。
【0129】また、カード39、通帳79等が検出され
た場合、利用者11〜13が自動現金処理機115の前
で何らかの動作をしていると考えられるので、CPU5
1は、領域a1の画像データP1に基づいて第2の画像
処理を行い、画像処理の結果に基づいて、自動現金処理
機115の前に利用者11〜13がいるかどうかを判断
する。この場合、画像データP1に二値化処理を施し、
図25に示されるような黒白の画像を形成することがで
きるかどうかを判断し、黒白の画像を形成することがで
きない場合、自動現金処理機115の前に利用者11〜
13がいないと判断する。
【0130】そして、自動現金処理機115の前に利用
者11〜13がいないと判断すると、CPU51はカー
ド検出センサ41、通帳検出センサ141等によってカ
ード39、通帳79等が検出されたかどうかを再び判断
する。カード39、通帳79等が検出された場合、撮影
装置116による監視を避けようとする利用者11〜1
3、又は極めて身長が低い利用者11〜13がカード3
9を挿入して自動現金処理機115を使用していること
が推測される。そこで、CPU51は、自動現金処理機
115による取引処理は不可能であると判断し、カード
39、通帳79等を取り込むとともに、レンズ付カメラ
117によって利用者11〜13の顔14及び手23等
を撮影することにより画像を取得し、画像データP10
を発生させる。
【0131】続いて、CPU51は、タッチパネル付C
RT21の表示部に案内表示を行い、利用者11〜13
を金融機関の窓口に誘導する。そして、金融機関の職員
が利用者11〜13と直接会って本人の確認を行う。ま
た、CPU51は、図示されない格納手段によって、画
像データP1、P10にコードFを付加し、画像データ
P1、P10をコードFと共に記録手段としてのメモリ
52に格納する。したがって、自動現金処理機115に
よる取引処理は不可能であると判断されたときの利用者
11〜13の行動を記録することができる。
【0132】また、第2の画像処理の結果に基づいて、
自動現金処理機115の前に利用者11〜13がいると
判断された場合、CPU51は取引処理を開始する。そ
して、該取引処理を実行しているときに、CPU51は
前記画像データP1に基づいて特徴処理領域S0〜S8
の特徴抽出を行い、抽出された特徴が特徴レベル1であ
るかどうかを判断する。抽出された特徴が特徴レベル1
である場合、CPU51は、取引処理を中止し、カード
39、通帳79等を取り込むとともに、タッチパネル付
CRT21の表示部に案内表示を行い、利用者11〜1
3を金融機関の窓口に誘導する。そして、金融機関の職
員が利用者11〜13と直接会って本人の確認を行う。
続いて、CPU51は、レンズ付カメラ117によって
利用者11〜13の顔14及び手23等を撮影すること
により画像を取得し、画像データP6を発生させる。続
いて、前記格納手段は、画像データP1、P6にコード
Aを付加し、画像データP1、P6をコードAと共にメ
モリ52に格納する。したがって、怪しいと思われる人
物にカード39、通帳79等を返却したり、紙幣44、
コイン144等の出金を行ったりするのを防止すること
ができる。また、怪しいと思われる人物が金融機関の窓
口に行くことなく、その場を立ち去ったときに、前記人
物の動作を記録することができる。
【0133】また、抽出された特徴が特徴レベル1でな
い場合、CPU51は取引処理を終了するとともに、利
用者11〜13にカード39、通帳79等を返却し、取
引処理が出金処理である場合、所定の額の現金を紙幣口
20及びコイン口120に出金する。このとき、CPU
51は、レンズ付カメラ117によって利用者11〜1
3の顔14及び手23等を撮影することにより画像を取
得し、画像データP2(N)を発生させる。したがっ
て、カード39の所有者を脅して現金を引き出した場合
においては、カード39の所有者が現金に触れていない
こと等を知ることができる。
【0134】そのために、CPU51は、領域a1の画
像データP2(N)に基づいて第2の画像処理を行い、
画像処理の結果に基づいて、自動現金処理機115の前
に利用者11〜13がいるかどうかを判断する。自動現
金処理機115の前に利用者11〜13がいない場合、
CPU51は、取引処理が終了したことを利用者11〜
13に知らせるために、アラームを最大3回まで発生さ
せる。なお、タッチパネル付CRT21にアラームの文
字を表示することもできる。このようにアラームを発生
させたにもかかわらず、利用者11〜13がカード3
9、通帳79等を抜き忘れたり、紙幣44、コイン14
4等を取り忘れたりした場合、アラームを3回発生させ
た段階で、CPU51は取引処理を取り消し、カード3
9、通帳79、紙幣44、コイン144等を取り込み、
タッチパネル付CRT21には取引処理が取り消された
ことを通知する内容の文字を表示する。続いて、CPU
51は、レンズ付カメラ117によって利用者11〜1
3の顔14及び手23等を撮影することにより画像を取
得し、画像データP8を発生させた後、前記格納手段に
よって、画像データP1、P2(4)、P8にコードE
を付加し、画像データP1、P2(4)、P8をコード
Eと共にメモリ52に格納する。
【0135】また、自動現金処理機115の前に利用者
11〜13がいる場合、CPU51は前記画像データP
2(N)に基づいて特徴処理領域S0〜S8の特徴抽出
を行い、抽出された特徴が特徴レベル1であるかどうか
を判断する。抽出された特徴が特徴レベル1である場
合、CPU51は、取引処理を中止し、カード39、通
帳79等を取り込むとともに、タッチパネル付CRT2
1の表示部に案内表示を行い、利用者11〜13を金融
機関の窓口に誘導する。そして、金融機関の職員が利用
者11〜13と直接会って本人の確認を行う。続いて、
CPU51は、レンズ付カメラ117によって利用者1
1〜13の顔14及び手23等を撮影することにより画
像を取得し、画像データP1、P2(1)、P2
(2)、…、P2(N)、P7を発生させる。続いて、
格納手段によって、画像データP1、P2(1)、P2
(2)、…、P2(N)、P7にコードBを付加し、画
像データP1、P2(1)、P2(2)、…、P2
(N)、P7をコードBと共にメモリ52に格納する。
【0136】また、抽出された特徴が特徴レベル1でな
い場合、CPU51は、抽出された特徴が特徴レベル2
であるかどうかを判断する。抽出された特徴が特徴レベ
ル2である場合、図30に示されるように、利用者11
〜13は自動現金処理機115に背中を向けているの
で、CPU51は、取引処理が終了したことを利用者1
1〜13に知らせるために、アラームを最大3回まで発
生させる。このようにアラームを発生させたにもかかわ
らず、利用者11〜13がカード39、通帳79等を抜
き忘れたり、紙幣44、コイン144等を取り忘れたり
した場合、アラームを3回発生させた段階で、CPU5
1は取引処理を取り消し、カード39、通帳79、紙幣
44、コイン144等を取り込み、タッチパネル付CR
T21には取引処理が取り消されたことを通知する内容
の文字を表示する。続いて、CPU51は、レンズ付カ
メラ117によって利用者11〜13の顔14及び手2
3等を撮影することにより画像を取得し、画像データP
8を発生させた後、格納手段によって画像データP1、
P2(4)、P8にコードEを付加し、画像データP
1、P2(4)、P8をコードEと共にメモリ52に格
納する。
【0137】また、抽出された特徴が特徴レベル2でな
い場合、CPU51は、取引処理を実行して、利用者1
1〜13にカード39、通帳79等を返却し、取引処理
が出金処理である場合、所定の額の現金を紙幣口20及
びコイン口120に出金する。
【0138】ところで、通常、画像データP2(N)
は、図27に示されるように、カード39、通帳79等
の所有者が自動現金処理機115の所定の取引口を見て
いる状態の画像によって発生させられるものであるの
で、画像データP2(N)が発生させられているとき
は、自動現金処理機115の前に利用者11〜13がい
るとともに、抽出された特徴は特徴レベル1でも特徴レ
ベル2でもない。したがって、CPU51は、取引処理
を実行して、利用者11〜13にカード39、通帳79
等を返却し、取引処理が出金処理である場合、所定の額
の現金を紙幣口20及びコイン口120に出金する。し
たがって、カード検出センサ41、通帳検出センサ14
1等によってカード39、通帳79等が検出されてい
る。
【0139】そこで、CPU51は、カード検出センサ
41、通帳検出センサ141等によってカード39、通
帳79等が検出されなくなると、カード39、通帳79
等が抜き取られたと判断する。続いて、CPU51は、
レンズ付カメラ117によって利用者11〜13の顔1
4及び手23等を撮影することにより画像を取得し、画
像データP5を発生させた後、格納手段によって画像デ
ータP1、P5にコードDを付加し、画像データP1、
P5をコードDと共にメモリ52に格納する。
【0140】また、カード39、通帳79等が検出され
た場合、CPU51は、操作終了時間の監視を開始し、
内蔵された図示されないタイマの計時を開始する。そし
て、時間Tがあらかじめ設定された閾(しきい)値αを
超えると、CPU51は、レンズ付カメラ117によっ
て利用者11〜13の顔14及び手23等を撮影するこ
とにより画像を取得し、画像データP4を発生させ、領
域a1の画像データP4に基づいて第2の画像処理を行
い、画像処理の結果に基づいて、自動現金処理機115
の前に利用者11〜13がいるかどうかを判断する。自
動現金処理機115の前に利用者11〜13がいない場
合、CPU51は取引処理を取り消し、カード39、通
帳79、紙幣44、コイン144等を取り込み、レンズ
付カメラ117によって利用者11〜13の顔14及び
手23等を撮影することにより画像を取得し、画像デー
タP9を発生させた後、格納手段によって画像データP
1、P4、P9にコードCを付加し、画像データP1、
P4、P9をコードCと共にメモリ52に格納する。な
お、本実施の形態においては、閾値αは30〔秒〕程度
に設定される。
【0141】また、前記コードA〜Fは、メモリ52に
格納された画像データにおける撮影状態、すなわち、利
用者11〜13がどのような動作に従って自動現金処理
機115を使用したかを表す。したがって、前記コード
A〜Fに基づいて、画像データを検索することができ
る。
【0142】また、コードBが付加された画像データの
数に基づいて、自動現金処理機115が不正に使用され
た回数を算出することができる。そして、その他のコー
ドが付加された画像データの数に基づいて、同様な解析
を行うことができる。なお、同じコードが付加された画
像データのデータ量に基づいて、同様な解析を行うこと
もできる。また、画像データをメモリ52に格納する際
に、画像データの最前部又は最後部に所定の付加情報を
付与することもできる。本実施の形態において、前記付
加情報として、顔14又は手23が撮影されたときの、
センサ番号、撮影時間、取引顧客番号、取引操作項目等
が付与される。
【0143】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 自動現金処理機(ATM)115及び撮
影装置116の電源をオンにする。 ステップS2 値Nに1をセットする。 ステップS3 自動現金処理機115を待機モードにす
る。 ステップS4 取引口へのアクセスが有るかどうかを判
断する。取引口へのアクセスが有る場合はステップS5
に進み、無い場合はステップS2に戻る。 ステップS5 画像を取得(画像データP1)する。 ステップS6 第1の画像処理を行う。 ステップS7 カード39、通帳79等が表示されたか
どうかを判断する。カード39、通帳79等が表示され
た場合はステップS9に、表示されていない場合はステ
ップS8に進む。 ステップS8 カード39、通帳79等が検出されたか
どうかを判断する。カード39、通帳79等が検出され
た場合はステップS9に進み、検出されていない場合は
ステップS2に戻る。 ステップS9 第2の画像処理を行う。 ステップS10 自動現金処理機115の前に利用者1
1〜13がいるかどうかを判断する。利用者11〜13
がいる場合はステップS16に、いない場合はステップ
S11に進む。 ステップS11 カード39、通帳79等が検出された
かどうかを判断する。カード39、通帳79等が検出さ
れた場合はステップS12に進み、検出されていない場
合はステップS2に戻る。 ステップS12 カード39、通帳79等を取り込む。 ステップS13 画像を取得(画像データP10)す
る。 ステップS14 利用者11〜13を窓口に誘導する。 ステップS15 画像データP1、P10を格納し、ス
テップS2に戻る。 ステップS16 取引処理を開始する。 ステップS17 特徴抽出を行う。 ステップS18 抽出された特徴が特徴レベル1である
かどうかを判断する。特徴レベル1である場合はステッ
プS19に、特徴レベル1でない場合はステップS23
に進む。 ステップS19 取引処理を中止する。 ステップS20 利用者11〜13を窓口に誘導する。 ステップS21 画像を取得(画像データP6)する。 ステップS22 画像データP1、P6を格納し、ステ
ップS2に戻る。 ステップS23 取引処理を終了する。 ステップS24 画像を取得(画像データP2(N))
する。 ステップS25 第2の画像処理を行う。 ステップS26 自動現金処理機115の前に利用者1
1〜13がいるかどうかを判断する。利用者11〜13
がいる場合はステップS33に、いない場合はステップ
S27に進む。 ステップS27 値Nが4であるかどうかを判断する。
値Nが4である場合はステップS28に、4でない場合
はステップS31に進む。 ステップS28 取引処理を取り消す。 ステップS29 画像を取得(画像データP8)する。 ステップS30 画像データP1、P2(4)、P8を
格納し、ステップS2に戻る。 ステップS31 アラームを発生させる。 ステップS32 値Nをインクリメントし、ステップS
24に戻る。 ステップS33 抽出された特徴が特徴レベル1である
かどうかを判断する。特徴レベル1である場合はステッ
プS34に、特徴レベル1でない場合はステップS38
に進む。 ステップS34 取引処理を中止する。 ステップS35 利用者11〜13を窓口に誘導する。 ステップS36 画像を取得(画像データP7)する。 ステップS37 画像データP1、P2(1)、…、P
2(N)、P7を格納し、ステップS2に戻る。 ステップS38 抽出された特徴が特徴レベル2である
かどうかを判断する。特徴レベル2である場合はステッ
プS27に戻り、特徴レベル2でない場合はステップS
39に進む。 ステップS39 取引処理を実行する。 ステップS40 カード39、通帳79等が検出された
かどうかを判断する。カード39、通帳79等が検出さ
れた場合はステップS43に、検出されていない場合は
ステップS41に進む。 ステップS41 画像を取得(画像データP5)する。 ステップS42 画像データP1、P5を格納し、ステ
ップS2に戻る。 ステップS43 操作終了時間の監視を開始する。 ステップS44 時間Tが閾値αより長くなるのを待機
する。 ステップS45 画像を取得(画像データP4)する。 ステップS46 第2の画像処理を行う。 ステップS47 自動現金処理機115の前に利用者1
1〜13がいるかどうかを判断する。利用者11〜13
がいる場合はステップS33に戻り、いない場合はステ
ップS48に進む。 ステップS48 取引処理を取り消す。 ステップS49 画像を取得(画像データP9)する。 ステップS50 画像データP1、P4、P9を格納
し、ステップS2に戻る。
【0144】<第7の実施の形態>ところで、前記の他
の実施の形態において、撮影装置は、1台のカメラで光
学的に、利用者の顔と利用者のその他の部位とを一つの
画像データに組み合わさるように撮影する構成なってい
るが、2台のカメラで、利用者の顔と利用者のその他の
部位とを撮影し、これら撮影された利用者の画像データ
を演算処理によって一つの画像データに組み合わせる構
成にすることも可能である。
【0145】そこで、以下に、2台のカメラで、利用者
の顔と利用者のその他の部位とを撮影し、これら撮影さ
れた利用者の画像データを演算処理によって一つの画像
データに組み合わせるようにした第7の実施の形態を説
明する。なお、前記の他の実施の形態と同じ構造を有す
るものについては、同じ符号を付与することによってそ
の説明を省略する。
【0146】図34は本発明の第7の実施の形態におけ
る監視装置を搭載した自動現金処理機の側面図、図35
は本発明の第7の実施の形態における監視装置のブロッ
ク図である。
【0147】図において、215は自動現金処理機、2
16は監視装置、217は顔撮影用レンズ付カメラ、2
18は手撮影用レンズ付カメラ、231は集光要素とし
てのレンズユニット、232は結像要素としてのCCD
素子、233はCCD素子232の制御を行うとともに
CCD素子232の出力に基づいて映像信号を発生させ
る撮像制御部としてのCCD制御回路、234は前記映
像信号に基づいて画像処理を行い、画像データを発生さ
せる画像データ発生手段としての画像処理回路、235
はCCD制御回路233から画像処理回路234に映像
信号を送るための映像信号線、241は集光要素として
のレンズユニット、242は結像要素としてのCCD素
子、243はCCD素子242の制御を行うとともにC
CD素子242の出力に基づいて映像信号を発生させる
撮像制御部としてのCCD制御回路、245はCCD制
御回路243から画像処理回路234に映像信号を送る
ための映像信号線である。
【0148】前記構成の撮影装置において、CPU51
は、カード処理装置40に配設されたカード検出センサ
41,紙幣口20に配設された手検出センサ46,タッ
チパネル付CRT21に配設されたタッチパネルセンサ
49,図示されない通帳処理装置に配設された通帳検出
センサ等の各センサから、カード検出信号,手検出信
号,タッチパネルセンサ信号,通帳検出信号等の検出信
号を受ける。すると、CPU51は撮影タイミング信号
を撮影タイミング信号線36を介して顔撮影用レンズ付
カメラ217のCCD制御回路233と手撮影用レンズ
付カメラ218のCCD制御回路243に送る。撮影タ
イミング信号を受けたCCD制御回路233,243
は、この信号に従ってそれぞれCCD素子232,24
3の制御を行う。その結果、利用者11〜13の顔14
が顔撮影用レンズ付カメラ217によって撮影され、ま
た手23が手撮影用レンズ付カメラ218によって撮影
される。撮影された顔14の画像データは、顔撮影用レ
ンズ付カメラ217のCCD制御回路233から画像処
理回路234に送られる。また撮影された手23の画像
データは、手撮影用レンズ付カメラ218のCCD制御
回路243から画像処理回路234に送られる。画像処
理回路234は取得した顔14及び手23の画像データ
に所定の演算を施して、例えば図4に示す形に加工す
る。
【0149】前記構成の第7の実施の形態は、他の実施
の形態と同様に、1件の取引処理あたりの画像データの
容量を少なくできるので、従来と同じ記憶容量で従来の
倍の画像データを記憶することができる。
【0150】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0151】例えば、本発明は、取引処理装置に配設さ
れた係員操作部(タッチパネル)を読出手段及び画像表
示装置として使用することができる。これにより、監視
者は、取引処理装置が配設されている場所において、ト
ラブルが発生したときの利用者の画像を確認することが
できる。また、本発明は、利用者からアイリスや指紋等
のバイオメトリックなデータを取得し、これらを撮影装
置によって撮影した画像データに対応付けて記憶手段に
記憶するようにしてもよい。また、撮影装置は、自動現
金処理機に限らず、無人契約端末やショッピング端末,
自動販売機,POS端末(キャッシュレジスタを含む)
等にも搭載することができる。本発明の監視システムは
これらを包含するものである。
【0152】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
撮影装置においては、結像面を備えた結像要素と、複数
の被撮影部位に対応させて撮影画角を分割し、各被撮影
部位の画像を前記結像要素に結像させる撮影画角分割手
段と、前記結像要素の出力に基づいて前記各被撮影部位
の画像データを発生させる画像データ発生手段とを有す
ることを特徴とする。
【0153】このような構成により、本発明は、複数の
被撮影部位の画像を一つの結像要素の結像面に結像する
ことができるので、1台の撮像手段によって複数の被撮
影部位を同時に撮影することができる。したがって、本
発明は、各被撮影部位を撮影するために複数の撮像手段
を配設する必要がなくなるので、撮影装置のコストを低
くすることができるとともに、撮影装置を小型化するこ
ともできる。また、本発明は、複数の被撮影部位が一つ
の画像フレームに取り込まれるので、画像データをその
分少なくすることができる。さらに、本発明は、遠隔地
で撮影された被撮影部位の画像データをモニタ画面にモ
ニタ画像として表示して、取引処理装置の利用者の動作
を監視しようとする場合、各被撮影部位ごとにモニタ画
像を表示するために複数のモニタを配設する必要がな
く、各被撮影部位のモニタ画像を一つのモニタ画面に表
示することができるので、画像処理装置が不要になる。
したがって、本発明は撮影装置のコストを低くすること
ができる。
【0154】更に、本発明は、前記撮影画角分割手段が
前記結像要素の光路を中心に相対に配設された二つの反
射面を備えるように構成することができる。
【0155】この場合、撮影画角分割手段は二つの反射
面を備えるので、各被撮影部位を同時に撮影することが
できる。したがって、取引処理装置が不正に利用された
場合、利用者の手元の動作、利用者が取引口にアクセス
する動作等を撮影することができるので、取引処理装置
が不正に利用されたことを容易に証明することができ
る。そして、撮像手段として顔14用カメラ、手用カメ
ラ等の複数のカメラを配設する必要がなくなるので、撮
影装置のコストを低くすることができるだけでなく、取
引処理装置を小型化することができる。
【0156】しかも、このような構成は、撮像手段と利
用者との間の距離を大きく採ることができない場合であ
っても、撮影画角を広くすることができる。したがっ
て、レンズの画角を大きくする必要がないので、モニタ
装置の画面の縁部においてモニタ画像が大きく歪むこと
がなくなる。その結果、各被撮影部位を容易に認識する
ことができる。また、高価な超広角レンズを使用する必
要がないので、撮影装置のコストを低くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における撮影装置を
搭載した自動現金処理機の側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における撮影装置の
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における撮影装置の
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるモニタ画像
の例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における撮影装置の
断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における撮影装置の
要部側面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における撮影装置が
搭載された自動現金処理機の側面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における撮影装置が
搭載された自動現金処理機の正面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における撮影装置が
搭載された自動現金処理機の要部正面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における撮影装置
のブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における撮影装置
の要部正面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるモニタ画
像の第1の例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるモニタ画
像の第2の例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるモニタ画
像の第3の例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるモニタ画
像の第4の例を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態における中折れ型
ミラーの平面図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における中折れ型
ミラーの正面図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における中折れ型
ミラーの左側面図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態における中折れ型
ミラーの分解斜視図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態における撮影装置
の要部側面図である。
【図21】図19のA−A断面図である。
【図22】本発明の第5の実施の形態における中折れ型
ミラーの正面図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態におけるモニタ画
像の領域を示す図である。
【図24】本発明の第6の実施の形態における特徴処理
領域の説明図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態における黒白画像
を示す図である。
【図26】本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画
像の第1の例を示す図である。
【図27】本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画
像の第2の例を示す図である。
【図28】本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画
像の第3の例を示す図である。
【図29】本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画
像の第4の例を示す図である。
【図30】本発明の第6の実施の形態におけるモニタ画
像の第5の例を示す図である。
【図31】本発明の第6の実施の形態における撮影装置
の動作を示す第1のフローチャートである。
【図32】本発明の第6の実施の形態における撮影装置
の動作を示す第2のフローチャートである。
【図33】本発明の第6の実施の形態における撮影装置
の動作を示す第3のフローチャートである。
【図34】本発明の第7の実施の形態における撮影装置
を搭載した自動現金処理機の側面図である。
【図35】本発明の第7の実施の形態における撮影装置
のブロック図である。
【符号の説明】
14 顔 18 ミラー 18a 先端 23 手 32 CCD素子 34 画像処理回路 52 メモリ 86 モータ A、B、θ1 〜θ6 撮影画角 SH1 光軸
フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 BA07 DA01 FL04 3E044 AA09 BA02 BA04 CA03 CA10 DA06 DD01 FB03 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CH02 EA01 EA07 FC12 FE18 FF06 FF07 GA00 GA04 HA18 HA21 5L096 BA02 CA04 CA05 CA14 DA03 EA43 FA37 FA70 HA07 JA11 9A001 BB03 BB04 HH23 JJ64 KK54 KK58 LL03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像面を備えた結像要素と、 複数の被撮影部位に対応させて撮影画角を分割し、各被
    撮影部位の画像を前記結像要素に結像させる撮影画角分
    割手段と、 前記結像要素の出力に基づいて前記各被撮影部位の画像
    データを発生させる画像データ発生手段とを有すること
    を特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影画角分割手段は、前記結像要素
    の光路上に配設された反射部材である請求項1に記載の
    撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記反射部材の先端の位置は、撮影画角
    の中心に位置する光軸と一致させられる請求項2に記載
    の撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記撮影画角分割手段によって分割され
    た各撮影画角を変更する撮影画角変更手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ発生手段により発生され
    た画像データを格納する記憶手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記撮影画角分割手段は、前記結像要素
    の光路を中心に相対に配設された二つの反射面を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記各反射面の境界に枠が形成されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データに基づいて、画像の特徴
    を抽出する特徴抽出手段と、 抽出された画像の特徴を分析し、分析結果に基づいて取
    引処理を中止する取引処理中止手段とを有することを特
    徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記画像データに基づいて、画像の特徴
    を抽出する特徴抽出手段と、 前記画像データを、抽出された画像の特徴に対応するコ
    ードと共に記録手段に格納する格納手段とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 取引処理装置と、 前記取引処理装置の利用者を撮影する撮影装置とを有す
    るとともに、 前記撮影装置は、撮影された利用者の画像データを、取
    引中の前記取引処理装置の動作と対応させて記録手段に
    記録することを特徴とする監視システム。
  11. 【請求項11】 前記撮影装置は、利用者の顔と利用者
    のその他の部位とを撮影し、これら撮影された利用者の
    画像データを一つに組み合わせて、取引中の前記取引処
    理装置の動作と対応させて記録手段に記録することを特
    徴とする請求項10に記載の監視システム。
  12. 【請求項12】 前記その他の部位は手であることを特
    徴とする請求項11に記載の監視システム。
  13. 【請求項13】 前記撮影装置は、1台のカメラで光学
    的に、利用者の顔と利用者のその他の部位とを一つの画
    像データに組み合わさるように撮影することを特徴とす
    る請求項11に記載の監視システム。
  14. 【請求項14】 前記撮影装置は、2台のカメラで、利
    用者の顔と利用者のその他の部位とを撮影し、これら撮
    影された利用者の画像データを演算処理によって一つの
    画像データに組み合わせることを特徴とする請求項11
    に記載の監視システム。
  15. 【請求項15】 あらかじめ定められた分類に基づい
    て、前記記録手段に記録された画像データのうちの特定
    の画像データを読み出すための読出手段を有することを
    特徴とする請求項10に記載の監視システム。
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