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JP2001168788A - 無線通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents

無線通信システムおよび無線通信装置

Info

Publication number
JP2001168788A
JP2001168788A JP35290499A JP35290499A JP2001168788A JP 2001168788 A JP2001168788 A JP 2001168788A JP 35290499 A JP35290499 A JP 35290499A JP 35290499 A JP35290499 A JP 35290499A JP 2001168788 A JP2001168788 A JP 2001168788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
wireless communication
communication system
transmission
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35290499A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Mukai
学 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP35290499A priority Critical patent/JP2001168788A/ja
Publication of JP2001168788A publication Critical patent/JP2001168788A/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムの、マルチパス伝播におけ
るシンボル間干渉の影響を低減し、通信品質を向上した
無線通信システムおよび無線通信装置を提供する。 【解決手段】 無線通信を行う周波数帯域幅に対し離散
的な信号の生成周期(シンボルレート)の逆数が1/2
以下となる事を特徴とする無線通信システムとする。ま
た、無線信号をベースバンド信号に変換するためのRF
フロントエンド21と、受信信号の帯域を制限する低域
通過フィルタ22と、受信アナログ信号をサンプルする
AD変換器23と、受信信号の最適なサンプルタイミン
グを制御する制御回路24と、制御されたタイミングの
サンプルから変調された信号を復調する判定器25と、
を具備する無線通信装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信方式、無線
通信システム、およびその送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年通信インフラの整備に伴い様々な形
態の通信が実現されている。音声サービスを中心として
端末の移動をサポートするセルラーシステムや、高速の
データ通信により画像等のデータ転送を行うインターネ
ット等はその一部である。この様な状況のもとで、将来
的には高速データ通信可能でかつ高速な移動をサポート
するシステムが望まれると想像される。
【0003】ところで、一般にディジタル移動通信シス
テムでは、周波数利用効率や受信信号のSN比を最大に
する目的から、送信信号の帯域幅を離散信号シンボル周
期で制限してしまう。この様なシステムにおけるマルチ
パス環境では、電波の多重反射によりシンボル間干渉が
生じ、伝播距離と伝送速度によっては受信信号電力に関
わらず十分な品質で通信を行うことができない状況が起
こりうる。この様な問題を解決するために、従来はスペ
クトル拡散による変調を行った通信や等化器等の技術が
用いられている。
【0004】一方、移動通信システムではインフラコス
トやハンドオフ頻度の問題から、基地局のサービスエリ
アを比較的広くするが、この様なシステムでは近傍の通
信とエリア境界の通信とで伝播時間やマルチパス環境に
大きな差が生じる。すなわち、基地局近傍の端末に対す
る通信では伝播距離が短く必要とするガードタイムは短
いが、システム設計上、セルエッジ付近の伝播にあわせ
てガードタイムを設定する必要がある。また、一定の通
信品質に足りるだけの送信電力制御を行うシステムにお
いて、基地局近傍の端末が受けるマルチパス伝播歪みは
セルエッジ付近の端末が受ける歪みに比べ受信品質に対
する影響は小さいものの、これもシステム設計上セルエ
ッジのユーザに対する伝播環境で設計しなくてはならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の移動
通信システムでは以下の様な問題がある。
【0006】送信信号の帯域幅を離散信号シンボル周期
で制限するために、シンボル間干渉の影響が深刻となり
スペクトル拡散通信や等化器等、受信機の装置規模を大
きくする受信技術を用いなければならない。また、シス
テム設計条件として最も厳しい伝播環境で設計を行わな
ければならず、伝播環境の良い場所ではシステムマージ
ンが大きくなりすぎて効率の悪いシステムとなってい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の無線システムでは、無線
通信を行う周波数帯域幅に対し離散的な信号の生成周期
(シンボルレート)の逆数が1/2以下となる事を特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明の無線通信システムで
は、さらに、前記無線通信を行う帯域幅と前記シンボル
レートの逆数の比が整数となる関係にあることを特徴と
する。
【0009】請求項3記載の無線通信装置は、請求項1
記載の無線通信システムにおける信号を受信するため
に、無線信号をベースバンド信号に変換するためのRF
フロントエンドと、受信信号の帯域を制限する低域通過
フィルタと、受信アナログ信号をサンプルするAD変換
器と、受信信号の最適なサンプルタイミングを制御する
制御回路と、制御されたタイミングのサンプルから変調
された信号を復調する判定器とを具備することを特徴と
する。
【0010】請求項4記載の無線通信装置は、請求項1
記載の無線通信システムにおける信号を受信するため
に、無線信号をベースバンド信号に変換するためのRF
フロントエンドと、受信信号の帯域を制限する低域通過
フィルタと、受信アナログ信号をサンプルするAD変換
器と、無線チャネルの時間応答を測定する無線チャネル
応答測定器と、測定された無線チャネル応答に応じて分
散した信号を同相合成して出力する遅延波合成器と、受
信信号のサンプルタイミングを制御する制御回路と、制
御されたタイミングのサンプルから変調された信号を復
調する判定器とを具備することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の無線通信システムは、無線
チャネル応答の長さと無線通信を行う周波数帯域幅に応
じてシンボルレートを決定する手段と、決定された前記
信号生成周期情報を通信相手側に通知する手段と、通知
された情報を元に前記信号生成周期を変更する手段と、
を具備することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の無線通信システムは、請求
項5記載の無線通信システムにおいて、さらに前記無線
通信を行う周波数帯域幅と前記シンボルレートの逆数の
比が整数となる関係にある事を特徴とする。
【0013】請求項7記載の無線通信システムは、請求
項5記載の無線通信システムにおいて、送信機が、受信
信号のレベルに応じて送信電力を制御することを特徴と
する。
【0014】請求項8記載の無線通信装置は、請求項5
記載の無線通信システムにおける信号を受信するため
に、無線信号をベースバンド信号に変換するためのRF
フロントエンドと、受信信号の帯域を制限する低域通過
フィルタと、受信アナログ信号をサンプルするAD変換
器と、無線伝送路のチャネル応答を測定する手段と、測
定された無線チャネル応答の長さに応じて前記シンボル
レートを決定する手段と、決定された周期の情報を送信
信号に重畳する手段とを具備することを特徴とする。
【0015】請求項9記載の無線通信システムは、請求
項6記載の無線通信システムの制御信号が、全てのシン
ボルレートにおいて重なるタイミングで送信される事を
特徴とする。
【0016】請求項10記載の無線通信システムは、請
求項5に記載の無線通信システムにおいて、無線通信端
末が1つの基地局エリアから別の基地局エリアにハンド
オフする際、通話中の基地局の送信シンボルタイミング
とハンドオフ先の基地局の送信シンボルタイミングに差
を付けて送信する事を特徴とする。
【0017】請求項11記載の無線通信システムは、離
散的な信号に情報を変調して通信を行う時分割多重無線
通信方式において、送受信で生じる伝送遅延に応じてタ
イムスロット間のガードタイムを変化させることを特徴
とする。
【0018】ディジタル無線通信において、送信信号の
シンボルレートが占有帯域幅(送受ベースバンド低域通
過フィルタの帯域幅)よりも十分小さければ、遅延分散
を伴った無線受信信号はシンボル間干渉を引き起こさず
に、あるいは、シンボル間干渉を引き起こしても小さな
影響で受信を行うことができる。
【0019】そこで請求項1〜3記載の発明では、ディ
ジタル変調シンボルレートの逆数を送信,受信のベース
バンド低域通過フィルタの帯域幅の1/4倍以下として
通信を行う。これにより、受信装置の増大を招くことな
く、無線電波環境で生じたマルチパスによるシンボル間
干渉の影響を軽減し、通信品質を向上することができ
る。
【0020】また請求項4の無線通信装置では、シンボ
ル間干渉とならないマルチパス遅延波を先行波と分離受
信し、これらを同相合成して検波することにより、パス
ダイバーシチ効果を得ることができ、さらに通信品質を
向上することができる。
【0021】請求項5〜10の発明では、固定の占有無
線帯域幅に対し、マルチパス遅延波の遅延量に応じて送
信信号のシンボルレートを適応的に変化させて通信を行
う。これにより、電波伝播環境に応じて伝送しうる最大
のデータレートで通信を行うことができ、システムの効
率化をはかることができる。
【0022】請求項11の発明では、送信機,受信機の
間の距離により信号のバースト長を変化させる。これに
より送受信機間の距離が近い場所ではガードタイムを短
くして高速の通信を実現することができ、過大なシステ
ムマージンをとることでシステムの効率が劣化するのを
防ぐことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0024】図1、図3はそれぞれ本発明に係る第一の
実施形態としての通信システムのシンボル間隔とマルチ
パス伝播の状況(遅延プロファイルの1例)、その時に
使用する周波数帯域幅を示すものである。
【0025】まず、従来の通信システムでは、一般的に
図3に示したベースバンド帯域幅をもつシステムに対し
図1−(a)の様なシンボルレートで送信信号を生成
し、帯域制限を行っている。なお、図中の矢印はディジ
タル変調信号を示し、BPSK,多値PSK,QAM等
離散的変調方式であればどの様なものでも良い。この様
なシステムでは、電波伝播環境が図1−(b)の様に1
シンボル周期を超えるマルチパスを生じない場合には最
も電波の使用効率が良い。ところが、高速の通信を行う
ためにシンボルレートをあげたり、セル半径の大きなシ
ステムの場合、電波伝播が図1−(d),(f)の様に
1シンボルを超えた遅延波を伴う環境となる可能性が高
く、十分な通信品質が得られない。これに対し同一の周
波数帯域幅で図1−(c)や(e)の様にシンボルレー
トを落とすことで、遅延波が隣のシンボルに重畳するこ
となく通信することが可能となり、通信品質を向上する
ことができる。例えば図1−(c)のシンボルレートで
は(d)の様なマルチパス環境までは符号間干渉を生じ
ない。なお、(f)の場合でもその影響を軽減すること
ができる。すなわちTs1<Ts2の条件を満たすTs
2のシンボル周期(帯域制限は一定)で通信を行うこと
で、マルチパス伝播環境における通信品質を向上するこ
とができる。
【0026】なお、本発明の別の実施例として、図3に
示す無線通信の帯域制限をロールオフ特性により実現す
る場合にはTs2=n×Ts1(nは2以上の整数)と
することで、帯域制限によるシンボル間干渉を軽減で
き、さらに受信特性を向上することができる。
【0027】次に図1,2,3を用いて本発明の第一の
実施例の無線通信システムに用いられる通信装置の構成
に関する一実施例を示す。まず、図1−(c)のシンボ
ルレートの信号に対し、図3の様な帯域制限を受けた信
号(等価ベースバンド表現)が伝播信号として受信され
る。受信信号はRFフロントエンド部21でベースバン
ド信号に周波数変換され、さらにベースバンドの低域通
過フィルタ22を通過して帯域外のノイズが抑圧され
る。ここで低域通過フィルタの周波数特性は図3に示す
様なものであり、帯域制限がロールオフ特性であるよう
なシステムでは、ルートロールオフフィルタとなる。こ
の様に帯域制限された受信ベースバンド信号は、AD変
換器23によりサンプリングされる。このAD変換器の
サンプリング周期は基本的にTs2で良いが、それより
も早い速度でサンプリングしても構わない。制御回路2
4は送信シンボルレートの周期で、さらに伝播環境に応
じて最適な受信シンボルタイミングを選択して判定器2
5に判定タイミングの制御を行う。判定器25は受信信
号の位相やレベルを元に変調信号を復調する。なお、判
定器の後に誤り訂正器が続く場合、判定出力は軟判定の
結果とすることも可能である。この様な受信機構成とす
ることで、マルチパス伝播による受信信号のシンボル間
干渉を低減することが可能となり、通信品質を向上する
ことができる。
【0028】次に図3,4,5を用いて本発明の第一の
実施例の無線通信システムに用いられる通信装置の構成
に関する別の実施例を示す。受信信号については同様
に、図3の様な帯域制限を受けた信号(等価ベースバン
ド表現)が伝播信号として受信される。受信信号はRF
フロントエンド部41でベースバンド信号に周波数変換
され、さらにベースバンドの低域通過フィルタ42を通
過して帯域外のノイズが抑圧される。ここで低域通過フ
ィルタの周波数特性は図3に示す様なものであり、帯域
制限がロールオフ特性であるようなシステムでは、ルー
トロールオフフィルタとなる。この様に帯域制限された
受信ベースバンド信号は、AD変換器43によりサンプ
リングされる。サンプリングされた受信信号は、まず無
線チャネル応答測定回路44によって伝播路の複素遅延
プロファイル測定に使用される。遅延波合成器45で
は、測定された複素遅延プロファイルを用いて各遅延波
が合成される様に受信信号に対して信号処理を行う。
【0029】ここで、図5に遅延波合成器の一実施例を
示す。図中INと示された方向から受信信号サンプルが
入力される。受信信号サンプルは遅延器51(図はサン
プル周期Ts1の例で、他のサンプルレートでも可能)
により遅延プロファイルの長さ分(図では遅延プロファ
イル長4×Ts1の例であるが、この長さには限らな
い)のタップ付き遅延線の信号処理を受ける。各タップ
(複素重み回路52)は複素遅延プロファイルの共役の
重みを持ち、分散した遅延波が加算器53で最大比合成
されるように重み付けされる。
【0030】なお、遅延波合成器の他の実施例として、
送信信号が差動符号化されている場合には、1シンボル
間隔で遅延を受けた受信サンプル信号同士を乗算し、1
シンボル区間の複数の乗算結果を積分することで実現す
ることもできる。
【0031】また、遅延波合成器の更に別の実施例とし
て、遅延波が無い場合には受信信号の帯域を送信シンボ
ルレートで帯域制限する信号処理を行う。これにより、
受信信号に重畳したノイズを抑圧することが可能とな
る。
【0032】制御回路46は送信シンボルレートの周期
で、さらに伝播環境に応じて最適な受信シンボルタイミ
ングを選択して判定器47に判定タイミングの制御を行
う。判定器47は受信信号の位相やレベルを元に変調信
号を復調する。なお、判定器の後に誤り訂正器が続く場
合、判定出力は軟判定の結果とすることも可能である。
この様な受信機構成とすることで、マルチパス伝播によ
り生じた多重波を合成することが可能となり、パスダイ
バーシチ効果を得て通信品質を向上することができる。
【0033】図1、図3を用いて、本発明の無線通信シ
ステムに対する第二の実施形態を説明する。本発明のシ
ステムにおける受信機では、電波伝播の遅延プロファイ
ルの長さ(あるいは、遅延スプレッド、周波数特性等遅
延の広がりを示す測定値であればどの様なものでも良
い)を測定する機能を有しているものとする。本発明の
システムでは、図3に示される様な同一の伝送周波数帯
域幅に対し、受信機で測定されたマルチパスの遅延の広
がりに応じて、変調信号のシンボルレートを適応的に切
り替える為に、適切な変調シンボルレートを通信相手側
に通知する手段と、通知されたシンボルレートに応じて
信号生成周期を切り替える手段を有する。図1の例で
は、例えば、通信開始時伝播環境が(b)の状況であ
り、(a)に示すレートで通信を始めたとする。通信を
継続している間に伝播環境が(d)の様に変化し、受信
信号にシンボル間干渉が生じた場合、遅延プロファイル
長測定機能はその旨を検知し、さらに制御機能により変
調信号のシンボルレート変更(例えば同図(c))を判
断する。例えばこの判断が端末側で行われたものとする
と、上り無線回線を通じて、変更されるべきレートを示
す情報が基地局に伝送される(基地局判断の場合には下
り回線により端末へ通知)。基地局側では、通知された
情報に基づいて送信シンボルレートをTs2に変更し、
送信を行う。以上のような制御を行うことにより、シン
ボル間干渉を起こすことなく、最適な状態で通信を行う
事ができる。
【0034】また、本発明の別の実施例として、遅延波
の広がりと同時に受信信号強度に応じた送信電力制御を
行う。電力制御の方法は、受信信号強度から直接送信電
力を制御するオープンループの制御でも、送信した電力
に対して相手側が測定した強度の通知により制御を行う
クローズドループの制御でもよい。この制御を組み込む
事により、図8に示す様に、通信速度に応じたセル内で
のパーティショニングが可能となり、システムの効率を
向上することが可能となる。
【0035】次に図3,5,6を用いて本発明の第二の
無線通信システムの実施例に用いられる通信装置の構成
に関する一実施例を示す。受信信号については同様に、
図3の様な帯域制限を受けた信号(等価ベースバンド表
現)が伝播信号として受信される。受信信号はRFフロ
ントエンド部62でベースバンド信号に周波数変換さ
れ、さらにベースバンドの低域通過フィルタ63を通過
して帯域外のノイズが抑圧される。ここで低域通過フィ
ルタの周波数特性は図3に示す様なものであり、帯域制
限がロールオフ特性であるようなシステムでは、ルート
ロールオフフィルタとなる。この様に帯域制限された受
信ベースバンド信号は、AD変換器64によりサンプリ
ングされる。サンプリングされた受信信号は、まず無線
チャネル応答測定回路65によって伝播路の複素遅延プ
ロファイル測定に使用される。測定結果は、遅延波合成
器68と無線チャネル応答長測定器66にそれぞれ伝達
される。
【0036】まず遅延波合成器68では、測定された複
素遅延プロファイルを用いて各遅延波が合成される様に
受信信号に対して信号処理を行う。合成された信号は判
定器69により受信信号の位相やレベルを元に変調信号
を復調する。なお、判定器の後に誤り訂正器が続く場
合、判定出力は軟判定の結果とすることも可能である。
この様な受信機構成とすることで、マルチパス伝播によ
り生じた多重波を合成することが可能となり、パスダイ
バーシチ効果を得て通信品質を向上することができる。
【0037】一方、無線チャネル応答長測定器66は遅
延波の広がりを制御回路67に伝達し、制御回路ではそ
の遅延波の広がりから最適なシンボルレートの判定を行
う。判定結果は送信データと共にフレーミング回路61
0、マッピング回路611、DA変換器612、波形整
形フィルタ613、RFフロントエンド614を通過し
通信相手方に送信される。なお、波形整形フィルタ61
3も63と同様、図3に示すような特性を持ち、シンボ
ルレートの変更に対し変化しない。以上の様な構成とす
ることで、可変的にシンボルレートを変化させるシステ
ムを実現する。
【0038】次に、本発明第二の無線通信システムにお
ける別の実施例を図7を用いて説明する。図7は第二の
発明の無線通信システムにおいて、送信シンボルレート
が整数倍の関係にある各シンボルレートの送信タイミン
グのスロット構成を示すものである。なお、この図では
3段階のシンボルレート切り替えの例を示しているが、
段階の数はこれに限らない。この図において破線で囲っ
たタイミングのシンボルは、どのシンボルレートで受信
していても復調のできるシンボルとなる。従って本発明
の別の実施例では、破線のタイミングに当るシンボルに
制御情報(既知シンボル、シンボルレート,送信電力制
御ビット、その他回線制御情報)を乗せるようにスロッ
トを構成する。これにより、シンボルレート変更の際に
も速やかにシステムの制御を行う事ができ、安定した無
線通信システムを構築することができる。
【0039】次に図9を用いて本発明第二の無線通信シ
ステムにおける別の実施例を説明する。本発明のシステ
ムでは、マルチパス伝播信号を分離して受信した後、合
成して復調が可能となる。ここで、マルチパス伝播信号
は一つの送信機から発せられた電波が地形や構造物の影
響で、時間的に差を持ち複数多重されて受信されるもの
である。受信機においてこの状態は、同一の送信信号を
複数の送信機から、到着タイミングをずらす様に送信し
ている場合と何ら変わりがない。この性質を利用し、本
発明の第二の通信システムの別の実施例として、移動端
末94が基地局91の通話エリアから基地局92の通話
エリアにハンドオフする際、両基地局を制御している制
御局は両基地局に対し同一の通信情報を伝送すると共
に、基地局91と基地局92の信号が端末で異なるタイ
ミングで受信されるように制御を行う。これにより端末
は両基地局からの信号を同時に受信することができ、ハ
ンドオフ時の通信品質を向上することができる。
【0040】図10を用いて、本発明の無線通信システ
ムに対する第三の実施形態を説明する。本発明の無線通
信システムでは、TDMAシステムを前提とし、各ユー
ザは時間的なスロットに割り当てられる。本システムで
は、送信してから受信されるまでにかかる時間を測定す
る機能を有し、その測定時間に応じて送信タイムスロッ
トのガードタイムを制御する。時間測定方法の一例とし
て、例えば基地局側で測定する場合、基地局の送信タイ
ミングと、端末側で受信してから送信するまでの時間を
規定しておき、基地局側での受信タイミングを測定する
方法がある。これにより、ガードタイムを不必要に長く
取ることなく、効率の良いスロット構成を実現する事が
できる。なお、本発明の別の実施例として、スロット付
きアロハシステムに対する適用を図11に示す。これに
より、ガードタイムを不必要に長く取ることなく、伝送
効率の良いスロット構成を実現する事ができる。
【0041】なお、以上の実施例を複数組み合わせるこ
とも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の無
線通信システムによれば、ディジタル変調シンボルレー
トの逆数を送信,受信のベースバンド低域通過フィルタ
の帯域幅の1/4倍以下として通信を行うことで、受信
装置の増大を招くことなく、無線電波環境で生じたマル
チパスによるシンボル間干渉の影響を軽減し、通信品質
を向上することができる。
【0043】また本発明の無線通信装置では、シンボル
間干渉とならないマルチパス遅延波を先行波と分離受信
し、これらを同相合成して検波することにより、パスダ
イバーシチ効果を得ることができ、さらに通信品質を向
上することができる。
【0044】本発明第二の無線通信システムでは、固定
の占有無線帯域幅に対し、マルチパス遅延波の遅延量に
応じて送信信号のシンボルレートを適応的に変化させて
通信を行う。これにより、電波伝播環境に応じて伝送し
うる最大のデータレートで通信を行うことができ、シス
テムの効率化をはかることができる。
【0045】さらに、本発明第三の無線通信システムで
は、送信機,受信機の間の距離により信号のバースト長
を変化させる。これにより送受信機間の距離が近い場所
ではガードタイムを短くして高速の通信を実現すること
ができ、過大なシステムマージンをとることでシステム
の効率が劣化するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信方式における伝送レート変更
の様子を示す図。
【図2】本発明の無線通信方式の受信機構成の一実施例
を示す図。
【図3】本発明の受信機に用いられるローパスフィルタ
の周波数特性の一実施例を示す図。
【図4】本発明の無線通信方式の受信機構成の別の実施
例を示す図。
【図5】本発明の受信機における遅延波合成器の構成の
一実施例を示す図。
【図6】本発明の送受信装置構成の一実施例を示す図。
【図7】本発明の無線通信システムにおけるタイムスロ
ットの構成を示す図。
【図8】本発明の無線通信システムにおけるセル構成の
一実施例を示す図。
【図9】本発明の無線通信システムにおけるハンドオー
バー実現方法の一実施例を示す図。
【図10】本発明の無線通信システムのタイムスロット
構成の別の実施例を示す図。
【図11】本発明の無線通信システムのタイムスロット
構成の別の実施例を示す図。
【符号の説明】
21,41,62,614…RFフロントエンド 22,42,63,613…ローパスフィルタ 23,43,64…AD変換器 24,46,67…制御部 25,47,69…判定器 44,65…無線チャネル応答推定器 45,68…遅延波合成器 51…遅延器 52…複素重み回路 53…加算回路 66…無線チャネル応答長測定器 61…共用器またはスイッチ 610…フレーミング回路 611…マッピング回路 612…DA変換器 81,91,92…無線通信基地局 82…高速通信エリア 83…中速通信エリア 84…低速通信エリア 85,86,94…無線通信端末 93…無線通信制御局

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離散的な信号に情報を変調して通信を行
    う無線通信方式において、無線通信を行う周波数帯域幅
    に対し前記離散的な信号の生成周期の逆数が1/2以下
    となる事を特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信周波数帯域幅と前記離散的
    な信号の生成周期の逆数の比が整数となる事を特徴とす
    る請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線通信システムにおけ
    る信号を受信するために、無線信号をベースバンド信号
    に変換するためのRFフロントエンドと、受信信号の帯
    域を制限する低域通過フィルタと、受信アナログ信号を
    サンプルするAD変換器と、受信信号の最適なサンプル
    タイミングを制御する制御回路と、制御されたタイミン
    グのサンプルから変調された信号を復調する判定器と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線通信システムにおけ
    る信号を受信するために、無線信号をベースバンド信号
    に変換するためのRFフロントエンドと、受信信号の帯
    域を制限する低域通過フィルタと、受信アナログ信号を
    サンプルするAD変換器と、無線チャネルの時間応答を
    測定する無線チャネル応答測定器と、測定された無線チ
    ャネル応答に応じて分散した信号を同相合成して出力す
    る遅延波合成器と、受信信号のサンプルタイミングを制
    御する制御回路と、制御されたタイミングのサンプルか
    ら変調された信号を復調する判定器と、を具備すること
    を特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 離散的な信号に情報を変調して通信を行
    う無線通信方式において、無線チャネル応答の時間応答
    の長さと無線通信を行う周波数帯域幅に応じて前記離散
    的な信号の生成周期を決定する手段と、決定された前記
    信号生成周期情報を通信相手側に通知する手段と、通知
    された情報を元に前記信号生成周期を変更する手段と、
    を具備することを特徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記無線通信を行う周波数帯域幅と前記
    離散的な信号の生成周期の逆数の比が整数となる事を特
    徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線通信システムの送信機は、受信
    信号のレベルに応じて送信電力を制御することを特徴と
    する請求項5に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の無線通信システムにおけ
    る信号を受信するために、無線信号をベースバンド信号
    に変換するためのRFフロントエンドと、受信信号の帯
    域を制限する低域通過フィルタと、受信アナログ信号を
    サンプルするAD変換器と、無線伝送路のチャネル応答
    を測定する手段と、測定された無線チャネル応答の長さ
    に応じて前記離散的な信号の生成周期を決定する手段
    と、決定された周期の情報を送信信号に重畳する手段
    と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記無線通信システムの制御信号は、前
    記離散的な信号の生成周期の全てにおいて重なるタイミ
    ングで送信される事を特徴とする、請求項6に記載の無
    線通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の無線通信システムに
    おいて、無線通信端末が1つの基地局エリアから別の基
    地局エリアにハンドオフする際、通話中の基地局の送信
    シンボルタイミングとハンドオフ先の基地局の送信シン
    ボルタイミングに差を付けて送信する事を特徴とする無
    線通信システム。
  11. 【請求項11】 離散的な信号に情報を変調して通信を
    行う時分割多重無線通信方式において、送受信で生じる
    伝送遅延に応じてタイムスロット間のガードタイムを変
    化させることを特徴とする無線通信システム。
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