JP2001163181A - ウエビング巻取装置 - Google Patents
ウエビング巻取装置Info
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/415—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means allowing a permanent locking of the retractor during the wearing of the belt
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Abstract
に切り替わることを防止することができるウエビング巻
取装置を得る。 【解決手段】 ウエビング巻取装置10では、巻取軸に
連動するカム部材32にカム突起62及び舌部80が設
けられ、かつ、ディスクコントロール30に制止操作部
76及び中間保持面130が設けられている。ELR状
態からALR状態に切り替える場合には、ウエビングを
引き出す動作と巻き込む動作をそれぞれ順次2回行うこ
とで初めて、ALRパウル22がロック輪18の外歯ラ
チェットホイル20に係合したALR状態となる。した
がって、前記積極的な切り替え動作を行わない限り、意
図せずに不要にELR状態からALR状態に切り替わる
ことがない。
Description
保護用シートベルト装置に用いられ、車両緊急時にのみ
巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するELR状態
とウエビングが所定量引き出された後はウエビングの引
出しが常に阻止されるALR状態とが使い分けできるウ
エビング巻取装置に関する。
は、必要時にウエビングの引出方向回転を阻止するロッ
ク機構が内蔵されている。
巻取り及び引出しが可能で、車両緊急時には加速度検知
手段でこれを検知し瞬時に巻取軸のウエビング引出方向
回転を阻止するELR(エマージエンシー・ロツキング
・リトラクタ)と、ウエビングが所定量引き出された後
はその後のウエビングの引出しを常に阻止するALR
(オートマチツク・ロツキング・リトラクタ)とがあ
る。
回転に追従するようにロック輪が設けられて巻取軸との
間に弾性体が介在されており、通常はこのロック輪と巻
取軸とは一体的に回転するようになっている。したがっ
て車両の通常走行時では、ウエビングを巻取軸から自由
に巻取り及び引出しができるので、乗員は自由な運転姿
勢をとることができる。車両緊急時には加速度検知手段
によってロック輪が回転阻止され、巻取軸と共に回転す
るロック部材がロック輪の巻取軸に対する回転遅れによ
って案内移動されてフレームのラチエツト歯と噛み合
い、これによって巻取軸の回転が阻止されてウエビング
の引出しが停止される。
しでロック輪の回転がALRパウルによって阻止され
(したがってこの状態では、巻取軸と共に回転するロッ
ク部材がフレームのラチエツト歯に噛み合い)、それ以
後はウエビングが巻取軸から引出されることがないので
乗員を確実に拘束することができる。
れたウエビング巻取装置が既に本件出願人により提案さ
れている(一例として、特開平10−244905号公
報、実公平7−47239号公報等)。
応じてELRとALRとを切換えることができるように
なっている。すなわち、ウエビングが巻取軸に全量巻き
取られた状態から所定量引き出された状態までの間にお
いては、ロック輪へ付勢力で係合可能とされているAL
Rレバーを強制的にロック輪から離間させ係合を解除し
て以後の係合を阻止し、加速度検知手段によるロック部
材の制御(すなわち、ELR作動可能状態)とし、ウエ
ビングが所定量以上引き出された状態(例えば、全引出
し状態)では、ALRレバーを強制的にロック輪へ係合
して以後のウエビングの引き出しを阻止するように(す
なわち、ALR作動状態と)なっている。
ながら必要に応じてELRとALRの機能を果たすこと
ができる。
エビング巻取装置では、ウエビングの巻取り及び引出し
が共に可能とされた状態(すなわち、ELR状態)にお
いて、このウエビングを装着した乗員が例えば屈む等の
動作をした場合に、意図せずに不要に、ウエビングの引
き出しが阻止された状態(すなわち、ALR状態)に切
り替わり、乗員が不快な状況に陥る可能性があった。
用長さよりも大幅に長くウエビングの全長を設定し、前
述の如きELR状態からALR状態に不要に切り替わる
ことを防止するように構成することが考えられるが、こ
のように単にウエビングの全長を長く設定したのでは、
装置が大型化したりまたコスト高の原因となってしま
う。
要にELR状態からALR状態に切り替わることを防止
することができるウエビング巻取装置を得ることが目的
である。
エビング巻取装置は、車両緊急時にのみ巻取軸のウエビ
ング引出方向回転を阻止するELR状態とウエビングが
所定量引き出された後はウエビングの引出しが常に阻止
されるALR状態との何れか一方の機能で作動するウエ
ビング巻取装置において、ELRでの使用状態から前記
ウエビングを全量引き出す動作、前記ウエビングの全量
引き出し状態から一旦所定量巻き込む動作、その後に再
び前記ウエビングを全量引き出す動作、さらにその後に
前記ウエビングを巻き込む動作、を順次行うことによっ
てALR状態に切替えをするように構成し、かつ、前記
ALR状態からの前記ウエビングの所定量の巻き込み動
作によってELR状態に切替えをするように構成した、
ことを特徴としている。
ウエビングを引き出す動作と巻き込む動作とをそれぞれ
順次2回行うことで、ELR状態からALR状態に切替
えられる。したがって、前述の積極的な切替え動作を行
わない限り、意図せずに不要にELR状態からALR状
態に切替わることがなく、乗員が不快な状況に陥ること
がない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
は、乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸と、前記巻
取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止するロッ
ク手段と、前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前
記ロック手段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪
と、車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロ
ック輪の回転を停止する加速度検知手段と、前記ロック
輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態とロック輪
から離間してロック輪の回転を可能にする状態との間で
移動可能に装着されたALRパウルと、前記巻取軸と共
に回動する駆動歯車と前記駆動歯車に噛合する減速歯車
との間欠運動による減速機構と、前記ALRパウルに係
合して前記ロック輪から離間させて保持する制止操作部
と、前記制止操作部に隣接し前記ALRパウルに係合し
て前記ロック輪から離間させて保持する中間保持面とが
設けられたディスクコントロールと、前記減速機構に連
動して回動され、前記ディスクコントロールを押圧する
第1押圧面及び第2押圧面が設けられると共に、前記A
LRパウルに係合して前記ロック輪から離間させて保持
するカム部材と、を有し、前記ALRパウルが前記二つ
の状態で切り換わることによりELR及びALRの何れ
か一方の機能で作動するウエビング巻取装置において、
前記巻取軸に巻装された前記ウエビングをその全量近く
まで引き出すまでのELRでの使用時に、前記ALRパ
ウルを前記ロック輪から離間させて保持するように前記
ディスクコントロールの制止操作部が位置し、前記ウエ
ビングを全量引き出す際に、前記巻取軸に連動する前記
カム部材の第1押圧面が前記ディスクコントロールを押
圧して回動させて前記ALRパウルを前記制止操作部か
ら前記中間保持面へと乗り移らせるように前記ディスク
コントロール及びカム部材が位置し、前記ウエビングの
全量引き出し状態から一旦所定量巻き込んだ後に再び前
記ウエビングを全量引き出す際に、前記巻取軸に連動す
る前記カム部材の第2押圧面が前記ディスクコントロー
ルを押圧して回動させて前記ALRパウルを前記中間保
持面から前記カム部材へと乗り移らせるように前記ディ
スクコントロール及びカム部材が位置し、前記ウエビン
グの全量引き出し状態から再び巻き込む際に、前記巻取
軸に連動する前記カム部材が回動して前記ALRパウル
から解離することで、前記ALRパウルを前記ロック輪
に係合させロック輪の回転を阻止するALR状態に切替
えをし、かつ、前記ALR状態から前記ウエビングが所
定量巻き込まれた際に前記回動するカム部材が前記ディ
スクコントロールを押圧して回動させることによって、
前記制止操作部が前記ALRパウルを前記ロック輪から
離間させて保持してELR状態に切替えをするように構
成した、ことを特徴としている。
ELR状態からALR状態に切替える場合には、ウエビ
ングを全量引き出すことで、カム部材の第1押圧面がデ
ィスクコントロールを押圧して回動させてALRパウル
を制止操作部から中間保持面へと乗り移らせる。さら
に、このウエビングの全量引き出し状態から一旦所定量
巻き込んだ後に再びウエビングを全量引き出すことで、
カム部材の第2押圧面がディスクコントロールを押圧し
て回動させてALRパウルを中間保持面からカム部材へ
と乗り移らせる。さらに、このウエビングの全量引き出
し状態から再び巻き込むことで、カム部材が回動してA
LRパウルから解離し、ALRパウルがロック輪に係合
してロック輪の回転を阻止するALR状態に切替えられ
る。
取装置では、ウエビングを引き出す動作と巻き込む動作
とをそれぞれ順次2回行うことで、ELR状態からAL
R状態に切替えられる。したがって、前述の積極的な切
替え動作を行わない限り、意図せずに不要にELR状態
からALR状態に切替わることがなく、乗員が不快な状
況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
は、乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸と、前記巻
取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止するロッ
ク手段と、前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前
記ロック手段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪
と、車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロ
ック輪の回転を停止する加速度検知手段と、前記ロック
輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態とロック輪
から離間してロック輪の回転を可能にする状態との間で
移動可能に装着されると共に、補助アームが一体に設け
られたALRパウルと、前記ALRパウルを前記二つの
状態のうち何れか一方の状態で保持する切換保持部材
と、前記巻取軸に連動して回動され、前記ALRパウル
に係合して前記ロック輪の回転を阻止する状態とする第
1突起及び前記ALRパウルに係合して前記ロック輪か
ら離間した状態とする第2突起が形成されると共に、前
記補助アームが入り込んでこれを案内する案内溝が形成
されたカム部材と、を有し、前記ALRパウルが前記二
つの状態で切り換わることによりELR及びALRの何
れか一方の機能で作動するウエビング巻取装置におい
て、ELRでの使用状態から前記ウエビングを全量引き
出す際に、前記巻取軸に連動する前記カム部材の第1突
起が前記ALRパウルを押圧して回動させて前記ALR
パウルの補助アームが前記カム部材に当接しかつ前記A
LRパウルが前記ロック輪から離間する状態となるよう
に前記カム部材が位置し、前記ウエビングの全量引き出
し状態から一旦所定量巻き込んだ際に、前記カム部材の
案内溝に前記補助アームが入り込み可能なように前記カ
ム部材が位置し、その後に再び前記ウエビングを全量引
き出す際に、前記巻取軸に連動する前記カム部材が回動
することで前記案内溝に前記補助アームが入り込んで前
記ALRパウルを回動させ前記ロック輪に係合させてA
LR状態に切替えをするように前記カム部材が位置し、
かつ、前記ALR状態から再び前記ウエビングが所定量
巻き込まれた際に、前記回動するカム部材の第2突起が
前記ALRパウルを押圧して回動させて前記ALRパウ
ルを前記ロック輪から離間させてELR状態に切替えを
するように構成した、ことを特徴としている。
ELR状態からALR状態に切替える場合には、ウエビ
ングを全量引き出すことで、カム部材の第1突起がAL
Rパウルを押圧して回動させてALRパウルの補助アー
ムがカム部材に当接し、かつこのALRパウルがロック
輪から離間する状態となる。さらに、このウエビングの
全量引き出し状態から一旦所定量巻き込むことで、カム
部材の案内溝に補助アームが入り込み可能なようにカム
部材が位置する。さらに、その後に再びウエビングを全
量引き出すことで、カム部材が回動して案内溝に補助ア
ームが入り込んでALRパウルが回動し、ロック輪に係
合してALR状態に切替えられる。
取装置では、ウエビングを引き出す動作と巻き込む動作
とをそれぞれ順次2回行うことで、ELR状態からAL
R状態に切替えられる。したがって、前述の積極的な切
替え動作を行わない限り、意図せずに不要にELR状態
からALR状態に切替わることがなく、乗員が不快な状
況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
は、乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸と、前記巻
取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止するロッ
ク手段と、前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前
記ロック手段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪
と、車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロ
ック輪の回転を停止する加速度検知手段と、前記ロック
輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態とロック輪
から離間してロック輪の回転を可能にする状態との間で
移動可能に装着されたALRパウルと、前記巻取軸と共
に回動する駆動歯車と前記駆動歯車に噛合する減速歯車
との間欠運動による減速機構と、前記ALRパウルに係
合して前記ロック輪から離間させて保持する制止操作部
と、ガイドピンとが設けられたディスクコントロール
と、前記減速機構に連動して回動され、前記ガイドピン
が入り込んでこれを案内しかつ所定の終端部分では前記
ガイドピンを押圧可能な案内溝が設けられると共に、前
記ALRパウルに係合して前記ロック輪から離間させて
保持するカム部材と、を有し、前記ALRパウルが前記
二つの状態で切り換わることによりELR及びALRの
何れか一方の機能で作動するウエビング巻取装置におい
て、前記巻取軸に巻装された前記ウエビングをその全量
まで引き出すまでのELRでの使用時に、前記ALRパ
ウルを前記ロック輪から離間させて保持するように前記
ディスクコントロールの制止操作部が位置し、前記ウエ
ビングの全量引き出し状態から一旦所定量巻き込んだ後
に再び前記ウエビングを全量引き出す際に、前記巻取軸
に連動する前記カム部材の案内溝の所定の終端部分が前
記ガイドピンを押圧して前記ディスクコントロールを回
動させて前記ALRパウルを前記制止操作部から前記カ
ム部材へと乗り移らせるように前記ディスクコントロー
ル及びカム部材が位置し、前記ウエビングの全量引き出
し状態から再び巻き込む際に、前記巻取軸に連動する前
記カム部材が回動して前記ALRパウルから解離するこ
とで、前記ALRパウルを前記ロック輪に係合させロッ
ク輪の回転を阻止するALR状態に切替えをし、かつ、
前記ALR状態から前記ウエビングが所定量巻き込まれ
た際に前記回動するカム部材の案内溝の所定の終端部分
が前記ガイドピンを押圧して前記ディスクコントロール
を回動させることによって、前記制止操作部が前記AL
Rパウルを前記ロック輪から離間させて保持してELR
状態に切替えをするように構成した、ことを特徴として
いる。
ELR状態からALR状態に切替える場合には、ウエビ
ングの全量引き出し状態から一旦所定量巻き込んだ後に
再びこのウエビングを全量引き出すことで、巻取軸に連
動するカム部材の案内溝の所定の終端部分がガイドピン
を押圧してディスクコントロールを回動させて、ALR
パウルを制止操作部からカム部材へと乗り移らせる。さ
らに、このウエビングの全量引き出し状態から再び巻き
込むことで、カム部材が回動してALRパウルから解離
し、ALRパウルがロック輪に係合してロック輪の回転
を阻止するALR状態に切替えられる。
取装置では、ウエビングを引き出す動作と巻き込む動作
とをそれぞれ順次2回行うことで、ELR状態からAL
R状態に切替えられる。したがって、前述の積極的な切
替え動作を行わない限り、意図せずに不要にELR状態
からALR状態に切替わることがなく、乗員が不快な状
況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置10の主
要部の構成が断面図にて示されており、また、図4乃至
図8にはこのウエビング巻取装置10の主要部の構成が
斜視図にて示されている。
10では本体フレーム11が図示しない取付ボルトによ
って車体へ固着されている。本体フレーム11には、両
側部から一対の脚部12A、12Bが互いに平行に延出
されている。一方の脚部12Aには、センサカバー16
が取り付けられる。
は、巻取軸14が軸支されている。さらに、この巻取軸
14の中央部には、その半径方向に貫通する図示しない
貫通孔が形成されており、この貫通孔内へ乗員拘束用の
ウエビング(図示省略)の一端が係止されている。な
お、図中矢印Aはウエビングの引出しによる巻取軸14
の回転方向を示す。
であって矢印RE方向)には図示しないゼンマイばねの
一端が係止されており、巻取軸14を常にウエビング巻
取方向(矢印A方向と反対の方向)に付勢しているの
で、通常ウエビングは、巻取軸14へ矢印A方向と反対
方向に巻装されている。そして、図示しないがウエビン
グを引出してウエビング端部に取付けられたタングプレ
ートを車体へ取付けられたバックル装置に係合させるこ
とにより、乗員はウエビングの装着状態とすることがで
きる。 (ロック手段の構成)巻取軸14の一部には、一般に用
いられているロック手段が装着されている。図2及び図
3に示すように、巻取軸14にはロック輪18が装着さ
れている。このロック輪18の外周には外歯ラチェット
ホイル20が形成されている。この外歯ラチェットホイ
ル20には、ロック手段にウエビングの引き出し停止動
作を行わせるための後述するALRパウル22と、加速
度センサ装置120のセンサパウル24とが係脱可能と
されており、これらのパウルによって回転が停止すると
巻取軸14との間に相対回転が生じる。
し方向に引っ張られると、巻取軸14が回動を開始し、
巻取軸14へばね等の付勢手段を介して追従回転するロ
ック輪18も回動しようとするが、後に詳述するALR
パウル22が外歯ラチェットホイル20に係止している
場合、または車両に大きな加速度が加わりセンサパウル
24が外歯ラチェットホイル20を係止した場合には、
ロック輪18の回動が制止されるため、この制止された
ロック輪18に対して巻取軸14だけが少量回転する。
すると、ロック輪18と巻取軸14の相対的な回動動作
によって、巻取軸14側に装着されたロックプレート
(図示省略)の爪部が、脚部12Aに一体形成された内
歯ラチェットホイル(図示省略)に噛合して巻取軸14
のウエビング引出し方向回転が阻止され、それ以上はウ
エビングが引き出されないように構成されている。 (ALR・ELR切替機構の全体的配置)このウエビン
グ巻取装置10では、フレーム11の脚部12Aから延
出する巻取軸14の側方、すなわちロック輪18より外
方部分には、ALRとELRとの切替機構が装着されて
いる。このALRとELRとの切替機構は、センサカバ
ー16とセンサプレート26との間に配置されたホルダ
28、ディスクコントロール30、カム部材32、ラチ
ェット部材34、ロータ36、及びALRパウル22と
によって構成されている。さらに、センサカバー16と
センサプレート26との間には、加速度センサ装置12
0が配置されている。 (センサカバーの概略構成)図2、図3、及び図8に示
すように、センサカバー16は、一方の脚部12Aの外
側面にロック輪18を有するロック手段を覆うように固
着されるもので、脚部12Aから延出した巻取軸14の
延出軸部14Aを中心とする円形カバー状に形成されて
いる。図8に示されるように、このセンサカバー16に
は、その所定2箇所にALRパウル22用のALR収容
部38と、加速度センサ装置120用の格納部40とが
一体に形成されている。なお、センサカバー16の円形
カバー状に形成された部分の中央には、透孔42が穿設
されており、この透孔42から巻取軸14の延出軸部1
4Aが延出されている。 (ロータの構成)前述した巻取軸14の延出軸部14A
には、ロータ36が挿着されている。ロータ36は、図
4及び図5に示す如く、円筒状の軸部44を有し、この
軸部44の後方端部に軸方向へ開口する孔部46に前述
した延出軸部14Aが嵌挿され、延出軸部14Aと一体
的に回動するように固定されている。
印FR方向)端部に、連続する2歯より成る間欠歯車で
ある駆動歯車47が設けられている。また、ロータ36
には、軸部44の中間部に円板状の支板部48が設けら
れている。この支板部48の前方側の側面には、内歯ラ
チェット歯部50が側面から立ち上がるように立体形成
されている。さらに、支板部48の軸部44と同芯の円
周上の中心角4分割位置には、それぞれU字状の溝(図
5)を形成することにより、略L字形の舌片状の弾性支
持体52が一体に形成されている。この弾性支持体52
の先端部は、鉤形に折曲形成されている。また、支板部
48には、弾性支持体52と軸部44との間に軸部44
と同軸的に円筒状の軸筒54が一体に形成されている。 (ラチェット部材の構成)前述したロータ36には、ラ
チェット部材34が所定一方向(ウエビング引出方向)
に回動自在となるよう装着されている。このラチェット
部材34は、円環状で、その中央の円形開口は、弾性支
持体52によって回動自由に支受される支受周部56と
されている。また、図4及び図7に示す如く、ラチェッ
ト部材34の側面上の所定2箇所には、その側面部を略
コ字状または逆コ字状に切欠して円周方向に沿って湾曲
長形の舌片である片持ち状の係止片58が形成されてい
る。ロータ36の弾性支持体52に支受周部56を支受
されたラチェット部材34は、その係止片58の先端突
角部が内歯ラチェット歯部50に弾性的に圧接してい
る。これにより、ロータ36に対しラチェット部材34
がウエビング引出方向へ回動しようとするときには、係
止片58が内歯ラチェット歯部50上を滑って弾性変形
し回動自由とされるが、ロータ36に対しラチェット部
材34がウエビング巻取方向に回動しようとするときに
は、係止片58が内歯ラチェット歯部50に噛んでその
回動を阻止される。
ロック輪18の外歯ラチェットホイル20に係合したセ
ンサパウル24の解除動作を容易にするためのラチェッ
ト歯部60が形成されている。 (カム部材の構成)上述のようにラチェット部材34が
取り付けられたロータ36には、カム部材32が装着さ
れている。図4及び図5に示すように、カム部材32
は、全体が略円板状に形成され、その中央部には軸筒部
61がロータ36側へ向けて一体的に突設されている。
軸筒部61は、その軸筒穴内にロータ36の軸筒54を
摺動自在に嵌めることによって、ロータ36とカム部材
32とが相対的に回動自由となるよう軸支されている。
と制止部64とが一体に設けられている。カム突起62
は、略台形板状で、その一部がカム部材32の外周から
延出するとともに、カム部材32のディスクコントロー
ル30側(矢印FR方向)の側面から一段高くなるよう
に一体形成されている。また、カム突起62の側部は、
後述するディスクコントロール30の一部に当ってこれ
を連動するための第1押圧面62A、第3押圧面62C
とされている。さらに、カム突起62には、第1押圧面
62Aの側へ向けて舌部80が一体に延出されている。
この舌部80は所定の弾性を有しており、その先端はデ
ィスクコントロール30の一部に当ってこれを連動する
ための第2押圧面62Bとされている。
にカム部材32の外周部にカム部材32の外径よりも大
径となる位置に、カム突起62に端を発する所定中心角
の範囲に渡ってリブ状に形成されている。この制止部6
4のカム突起62と反対側の端部には、カム部材32の
接続方向に対して傾斜する案内面部66が形成されてい
る。この案内面部66は先端にかけてカム部材32の中
心寄りに傾斜している。
トロール30に対応する側面には、軸筒部61の透孔の
周囲に一段高くなる円環状の台座70が形成され、さら
にその上に一段高くなるよう外歯歯車であるカム回動用
歯車68が一体形成されている。さらに、カム部材32
には、カム回動用歯車68、及び台座70の周囲に断面
矩形でリング状の回転支受部72が一体に形成されてい
る。 (ディスクコントロールの構成)カム部材32には、そ
の回転支受部72にディスクコントロール30が回動自
由に支受されている。ディスクコントロール30は、円
板の中央部に丸軸開口74が穿設された環状に形成され
ている。このディスクコントロール30は、カム部材3
2の回転支受部72が丸軸開口74に軸挿された状態で
取り付けられており、カム部材32の側面にディスクコ
ントロール30が摺接案内されながら両者が相対的に回
動可能とされている。
には、ALRパウル22用の制止操作部76が一体に形
成されており、この制止操作部76が形成されていない
部分が小径部30Aとなっている。制止操作部76は、
所定中心角の範囲に渡ってディスクコントロール30を
半径方向に延出することによって円弧状に形成されてい
る。この制止操作部76は、後述するALRパウル22
に係合して前記ロック輪18から離間させて保持する役
目を有している。
の一方の端部である当接端部76Aは、カム突起62の
第3押圧面62Cに当接するようL字状に形成されてい
る。
半径方向に突出する凸部118が形成されている。ま
た、制止操作部76の他方の端部(凸部118の側近)
には、この制止操作部76よりも小径の(したがって、
段付き状態で)中間保持面130が隣接して形成されて
いる。この中間保持面130も、制止操作部76と同様
にALRパウル22に係合して一時的に前記ロック輪1
8から離間させて保持する役目を有している。
に形成されたカム突起62の第1押圧面62Aに当接す
る受圧面78とされている。また、中間保持面130の
端部(受圧面78の先端)には、半径方向に突出する凸
部134が形成されている。
ール30は、カム部材32に装着された状態で、その当
接端部76Aがカム突起62の第3押圧面62Cに当っ
て制止され、または受圧面78がカム突起62の第1押
圧面62Aに当って制止されるまでの範囲で、カム部材
32に対して相対的に回動可能とされている。 (センサカバーの内側部の構成)図6及び図7に示す如
く、センサカバー16に組み付けられてハウジングを構
成するセンサプレート26は、ディスクコントロール3
0、カム部材32、ラチェット部材34、及びロータ3
6をカバーするための略円形状の主ケース部分26A
と、その偏心した一部に略小円形状に形成されたホルダ
28をカバーするためのホルダケース部分26Bと、A
LRパウル22を装着してカバーするALRパウル用カ
バー部26Cと、加速度センサ装置120をカバーする
加速度センサカバー部26Dとが一体に形成されてい
る。
カム部材32用の係受爪部82と、大小の摺接ガイドリ
ブ84、86が突設されている。この係受爪部82は、
複数の小突片を略半円形状に並べて立設し、その中の2
本の係受爪部82の先端部には、略側面三角形状の反り
爪部88が形成されている。この反り爪部88は、カム
部材32のカム回動用歯車68の中央に開口する軸筒部
61の穴内に延びる周口部68A裏側(ラチェット部材
34側)に係着して抜け止めとして作用する。
られる小摺接ガイドリブ84は、係受爪部82の回りに
略半円環状に形成され、図2に示す組立状態でカム部材
32の側面に摺接して、カム部材32の軸方向移動量を
制限する。
れる大摺接ガイドリブ86は、小摺接ガイドリブ84の
周囲に半円環状に配置され、小摺接ガイドリブ84に比
較して大径で、高さが低く形成され、図2に示す組立状
態で、ディスクコントロール30の側面に摺接して、デ
ィスクコントロール30の軸方向移動量を制限するよう
にしている。
部分26Bは、センサプレート26の主ケース部分26
Aより外方(センサカバー16と反対側、すなわち矢印
FR方向)に向けて小円形状に一段突出して形成されて
いる。このホルダケース部分26Bの中央部には、その
内面側(センサカバー16側)へ向けて突出する支受部
材90が設けられている。この支受部材90は、3本の
角柱を円周の3分割位置に配置して回転支受軸として形
成したもので、その各先端には、略側面三角形状に円周
外方に向けて突設した爪部92が形成されている。
ル用カバー部26Cは、各図に向って主ケース部分26
Aの下側で一方の側部寄りの部位に形成されており、そ
の一部には丸棒状の軸ピン100が立設されている。こ
の軸ピン100の先端部には、小円柱状の嵌合突部10
2が一体に形成されており、この嵌合突部102は、組
立時に図8に示すセンサカバー16の対応部位に設けた
嵌合孔104に嵌合される。
部26Dは、各図に向って主ケース部分26Aの下側
で、ALRパウル用カバー部26Cと反対側の部位に配
置されている。この加速度センサカバー部26Dは、セ
ンサプレート26がセンサカバー16に組み付けられ
て、加速度センサ装置120の収容部が構成されてい
る。 (ホルダの構成)図6及び図7に示す如く、センサプレ
ート26のホルダケース部分26Bに形成された支受部
材90には、ホルダ28が回動自由に支受されている。
このホルダ28の中央部には、軸孔を構成するための筒
状の軸孔部94が一体に設けられている。図2に示す如
く、この軸孔部94に支受部材90を通し、その爪部9
2を軸孔部94のディスクコントロール30側に向く座
ぐり部に係止することにより、センサプレート26に対
しホルダ28が回動自由に支持されている。
タ36の駆動歯車47と噛合する間欠歯車機構用の1歯
置きに歯幅を半分に構成した外周歯車である減速歯車9
6が設けられている。さらに、ホルダ28のディスクコ
ントロール30側(矢印RE側)の平面部に、軸孔部9
4を囲むリング状の外歯歯車である連動歯車部98が設
けられている。この連動歯車部98は、図2に示す組立
状態で、カム部材32のカム回動用歯車68と噛合され
る。 (ALRパウルの構成)図6及び図7に示す如く、セン
サプレート26のALRパウル用カバー部26Cに立設
された軸ピン100には、ALRパウル22が支持され
ている。ALRパウル22にはその基端部に筒状の軸部
110が設けられており、この軸部110に軸ピン10
0に対応して丸形透孔である軸孔106が形成されてい
る。この軸孔106に軸ピン100が軸挿されて、AL
Rパウル用カバー部26C部分に軸支されている。
ク輪18の外歯ラチェットホイル20に係着するための
爪部108が一体に突設されている。また、ALRパウ
ル22の軸受部110と爪部108との間には、矩形状
の切欠き114が設けられ、この軸受部110の外周部
分に、ねじりコイルばね112のコイル部分が挿通され
て取り付けられ、このねじりコイルばね112の付勢力
で、ALRパウル22はその爪部108をロック輪18
の外歯ラチェットホイル20に係合させる方向に付勢さ
れる。
設けた側部と反対側の側部には、小台状の従動台部11
6が一体に設けられており、さらに、この従動台部11
6に連続してリブ状に舌部導入部136が形成されてい
る。この従動台部116は、ディスクコントロール30
の制止操作部76または中間保持面130に係合するこ
とにより、ALRパウル22を持ち上げ、その爪部10
8がロック輪18の外周ラチェットホイル20から引き
離される方向へ動作させるよう構成されている。また、
舌部導入部136は、カム突起62の舌部80に対応し
ており、従動台部116がディスクコントロール30の
制止操作部76に係合した状態においてカム部材32が
回転移動した場合に舌部80を中間保持面130の側に
案内するようになっている。 (加速度センサ装置の構成)センサプレート26の加速
度センサカバー部26Dには、加速度センサ装置120
が収容されている。この加速度センサ装置120は一般
に用いられているもので、図6に示す如く、センサプレ
ート26へ固着される台座122に設けた大径球面の一
部を成す受け凹部124内に金属製球体126を載置
し、台座122の支柱128に支受されたセンサパウル
24を、この球体126上に載置して構成されている。
そして、この球体126が所定値以上の車両加速度を受
けて受け凹部124内を登るように移動すると、センサ
パウル24がその爪部132をロック輪18の外歯ラチ
ェットホイル20に係着するように動かされる。 (カム部材用の歯車減速機構)次に上述したALRとE
LRとの切替機構に用いられる歯車減速機構について図
9を参照しながら説明する。この歯車減速機構では、巻
取軸14と一体に回動する駆動歯車47に対し、減速歯
車96が噛合されている。この駆動歯車47と減速歯車
96とは、間欠運動による減速機構を構成し、駆動歯車
47の1回転に対して、減速歯車96が2歯分連続的に
回転し、その後停止するという間欠動作を行う。
96と一体に回動する連動歯車部98を介してこれに噛
合するカム回動用歯車68に伝達され、このカム回動用
歯車68と一体のカム部材32が回動される。 (ALR・ELRの切替動作)次に、本第1の実施の形
態におけるウエビング巻取装置10の作動及びALRと
ELRとの切替機構の動作について、図1、図10乃至
図16に従って説明する。なお、各図においては、説明
を容易にするため一部の部品(部分)を省略して示して
いる。
4の矢印A方向と反対方向の回転によって、図示しない
ウエビングが全量まで巻装された格納状態では、ALR
パウル22の爪部108はロック輪18の外歯ラチェッ
トホイル20から離間している。すなわち、ALRパウ
ル22の従動台部116が、ディスクコントロール30
の制止操作部76の他方の端部(凸部118の側)上に
乗り上げ、このALRパウル22の爪部108をロック
輪18の外歯ラチェットホイル20から離間させて係合
不能としている。
ム部材32の制止部64がセンサパウル24の爪部13
2に対向しているため、センサパウル24がロック輪1
8の外歯ラチェットホイル20に係合することはなく、
加速度センサ装置120が動作してロック手段が作動す
ることはない状態とされている。すなわち、この状態で
は、ウエビングの引出しが自由に可能である。
を引き出す動作を開始すると、巻取軸14の回動に伴っ
て駆動歯車47が図の矢印B方向に回動する。するとこ
の駆動歯車47に噛合する減速歯車96は、図の矢印C
方向に間欠回動し、この減速歯車94と一体の連動歯車
部98も矢印C方向に回動する。さらに、この連動歯車
部98に噛合するカム回動用歯車68は、矢印B方向に
回動する。よって、このカム回動用歯車68と一体のカ
ム部材32はディスクコントロール30を残して矢印B
方向に回動する。
カム部材32は、カム突起62がディスクコントロール
30の小径部30A間で当接端部76A付近から受圧面
78方向へ向けて移動する。このときディスクコントロ
ール30には、カム部材32との摩擦でこれを若干回動
しようとする力が加わるが、当接端部76A部分の隆起
突部あるいは凸部118にALRパウル22の従動台部
116が当たって、このカム部材32の摩擦による回動
動作を制限するので、ALRパウル22は、ディスクコ
ントロール30の制止操作部76に従動台部116が依
然として乗り上がったままであり、外歯ラチェットホイ
ル20に係合不能な状態を維持する。
ることでその制止部64がセンサパウル24の爪部13
2に対向しなくなり、センサパウル24は外歯ラチェッ
トホイル20に係合可能な状態となる(ELR状態)。
りウエビングを装着する。運転姿勢の変更等によりウエ
ビングの若干量の巻取りや引出しがあっても、カム部材
32が大きく動くことはなく、ELR状態が切り替わる
ことはない。したがって、所定値以上の加速度が作用す
ると、加速度センサ装置120が作動してセンサパウル
24の爪部132がロック輪18の外歯ラチェットホイ
ル20に係合する。これにより、ロック手段が巻取軸1
4のウエビング引出し回転を停止して乗員が拘束され
る。
ALR状態に切替えをする際の動作を説明する。
て、乗員の運転姿勢変更や乗員の体格差によって巻取軸
14がウエビング引出方向や巻取方向へ一定範囲で回転
しても、前述した如くディスクコントロール30がAL
Rパウル22を保持する状態は変わらないが、図10に
示す如くこのウエビングの装着範囲を超えてさらにウエ
ビングが引き出され全量引出し直前状態に至ると、ディ
スクコントロール30の凸部118に従動台部116が
係止されたALRパウル22の舌部導入部136によっ
て、カム突起62の舌部80が案内されながら、ディス
クコントロール30の中間保持面130の側へ入り込ん
でいく。なおこの際に、カム突起62の舌部80は中間
保持面130の凸部134に干渉しないように形状及び
寸法設定されているため、舌部80の前記入り込み動作
が阻害されたりディスクコントロール30が移動するこ
とはない。
に示す如く、カム突起62の第1押圧面62Aがディス
クコントロール30の受圧面78に当接してこれを押圧
し、ディスクコントロール30を強制的に回動させて凸
部118とALRパウル22の従動台部116との係合
を解除させる。これにより、ALRパウル22は、中間
保持面130上に入り込んだ舌部80上に移動する。す
なわち、ALRパウル22は、舌部80の厚さ分だけ中
間保持面130から離れた状態で位置することになる。
したがって、ALRパウル22は、依然として外歯ラチ
ェットホイル20に係合不能な状態を維持している。
状態からウエビングを一旦所定量巻き込む。このウエビ
ング巻き込み動作によって、図12に示す如く、カム部
材32が前述とは逆向き(矢印D方向)に回転して舌部
80が中間保持面130から次第に離れる。この場合、
舌部80が中間保持面130の凸部134を乗り越える
際には、ディスクコントロール30の凸部118がAL
Rパウル22の従動台部116が当たってディスクコン
トロール30のそれ以上の回動動作を制限する。したが
って、舌部80が中間保持面130の凸部134を乗り
越えこの舌部80の長さで決定される所定量巻き込まれ
た時点で、舌部80はALRパウル22(舌部導入部1
36)から離間する。これにより、ALRパウル22は
中間保持面130上に位置することになり、このALR
パウル22は依然として外歯ラチェットホイル20に係
合不能な状態を維持している。
このウエビング引き出し動作によって、図13に示す如
く、カム突起62の舌部80が再び中間保持面130の
側へと移動され、カム突起62の舌部80がALRパウ
ル22の舌部導入部136によって案内されながら、中
間保持面130の受圧面78へ向けて入り込んでいく。
この場合に、舌部80はディスクコントロール30の小
径部30Aの側に若干撓みながら移動するが、ALRパ
ウル22の爪部108をロック輪18の外歯ラチェット
ホイル20に係合させる方向に付勢するコイルばね11
2の付勢力が、舌部80の撓み力よりも大きく設定され
ているため、ALRパウル22が押し戻されることはな
い。
に示す如く、舌部80の第2押圧面62Bがディスクコ
ントロール30の受圧面78に当接してこれを押圧し、
ディスクコントロール30を強制的に舌部80の長さ分
だけ回動させて、凸部134とALRパウル22の従動
台部116との係合を解除させる。これにより、ALR
パウル22は、受圧面78に当接した舌部80上に移動
する。すなわち、ALRパウル22は、舌部80の厚さ
分だけディスクコントロール30の小径部30Aから離
れた状態で位置することになる。したがって、ALRパ
ウル22は、依然として外歯ラチェットホイル20に係
合不能な状態を維持している。
状態からウエビングを再度巻き込む。このウエビング巻
き込み動作によって、図15に示す如く、カム部材32
が前述とは逆向き(矢印D方向)に回転して舌部80が
受圧面78から次第に離れる。この場合、舌部80が受
圧面78から離れる際には、この受圧面78にALRパ
ウル22の従動台部116が当たってディスクコントロ
ール30の回動動作を制限する。したがって、舌部80
がALRパウル22の舌部導入部136から離れるまで
巻き込まれた時点で、ALRパウル22がねじりコイル
ばね112の付勢力によってその爪部108をロック輪
18の外歯ラチェットホイル20に係合し、ALRの使
用状態に切り替わる。
ウエビングを巻き込ませることが可能で、かつその引き
出しが不能な状態とされる。すなわち、ロック輪18の
外歯ラチェットホイル20にはALRパウル22の爪部
108が係合しているが、ウエビングの巻込動作による
回転については、ロック輪18の外歯ラチェットホイル
20とALRパウル22の爪部108とは滑りながら相
対回動できるので、ウエビングの巻込動作が可能であ
る。一方、このALRの使用状態においてウエビングを
引き出そうとすると、ALRパウル22の爪部108が
外歯ラチェットホイル20に係合しているため、ロック
輪18のウエビング引出動作による回転を阻止する。す
ると、ロック輪18と巻取軸14との間に相対回転動作
が生じ、ロック手段が動作し、ウエビングの引き出し動
作が阻止される。
えた後に再度ELRの使用状態に復帰させる場合には、
ウエビングを十分に巻き込ませる。ウエビングが図15
に示すALRの使用状態から通常の乗員装着範囲を超え
て十分に巻き込まれると、歯車機構によってカム部材3
2が矢印D方向へ回動し、図16に示す如く、カム部材
32の案内面部66がALRパウル22の従動台部11
6を掬い上げてディスクコントロール30の凸部134
上へ乗せ上げる。ウエビングをさらに巻き込ませると、
カム突起62の第3押圧面62Cが、ディスクコントロ
ール30の当接端部76Aに当接してディスクコントロ
ール30を矢印D方向へ押し回す。すると、ALRパウ
ル22の従動台部116はディスクコントロール30の
中間保持面130から制止操作部76上へと乗せ上げら
れる。これにより、ALRパウル22の爪部108が、
ロック輪18の外歯ラチェットホイル20から離間して
係合不能なALR解除状態に切り替えられ、前述した初
期状態に復帰する。
係るウエビング巻取装置10では、ELR状態からAL
R状態に切替える場合には、ウエビングを全量引き出す
ことで、カム部材32(カム突起62)の第1押圧面6
2Aがディスクコントロール30を押圧して回動させて
ALRパウル22を制止操作部76から中間保持面13
0へと乗り移らせる。さらに、このウエビングの全量引
き出し状態から一旦所定量巻き込んだ後に再びウエビン
グを全量引き出すことで、カム部材32(カム突起6
2)の第2押圧面62Bが再びディスクコントロール3
0を押圧して回動させてALRパウル22を中間保持面
130からカム部材32の舌部80へと乗り移らせる。
さらに、このウエビングの全量引き出し状態から再び巻
き込むことで、カム部材32が回動してALRパウル2
2から解離し、ALRパウル22がロック輪18の外歯
ラチェットホイル20に係合してロック輪18の回転を
阻止するALR状態に切替えられる。
エビング巻取装置10では、ウエビングを引き出す動作
と巻き込む動作とをそれぞれ順次2回行うことで、EL
R状態からALR状態に切替えられる。したがって、前
述の積極的な切替え動作を行わない限り、意図せずに不
要にELR状態からALR状態に切替わることがなく、
乗員が不快な状況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
る。なお、前述した第1の実施の形態と基本的に同一の
部品には前記第1の実施の形態と同一の符号を付与して
その説明を省略する。 「第2の実施の形態」図17には、第2の実施に形態に
係るウエビング巻取装置140の主要部の構成が斜視図
にて示されている。また、図18乃至図24にはこのウ
エビング巻取装置140の主要部の構成が正面図にて示
されている。
軸14の先端には伝達部材142が嵌着するようになっ
ており、この伝達部材142の先端にはピニオンギヤ1
44が形成されている。
ダ148の一端に突出形成された支軸150によって回
転可能に軸支されており、ロック輪18から離間する状
態とロック輪18に接近する状態との間で支軸150周
りに回転可能である。このALRパウル146は、その
爪部152がロック輪18の外歯ラチェットホイル20
に対応しており、支軸150周りに回転して外歯ラチェ
ットホイル20へ接近することで外歯ラチェットホイル
20へ嵌まり合うことができるようになっている。AL
Rパウル146が外歯ラチェットホイル20に係合した
状態では、ロック輪18のウエビング引出方向の回転が
阻止される。
近傍には、ロック輪18の方向へ延出する解除アーム1
54が形成されている。このため、ALRパウル146
は解除アーム154を支軸150回りに図18乃至図2
4時計方向へ押圧することにより、ロック輪18の外歯
ラチェットホイル20に係合する方向へ回転移動させる
ことができる。
の端部近傍には係止突起156が形成されており、切換
保持部材としての圧縮コイルスプリング158の一端が
係止されている。さらに圧縮コイルスプリング158の
他端はセンサホルダ148に形成されたU字形のスプリ
ング収容部160へ収容されている。このため、圧縮コ
イルスプリング158はその付勢力によって、ALRパ
ウル146がロック輪18の外歯ラチェットホイル20
から離間する状態、または係合する側へ移動した状態の
何れかを維持するスナップアクションを構成している。
ム162が取り付けられている。この補助アーム162
は、ALRパウル146に圧入固定されており、先端は
L字形に屈曲されて後述する解除ギヤ164の案内溝1
66に嵌入する。
は、カム部材としての解除ギヤ164が係合するように
なっている。解除ギヤ164は、全体として円板状に形
成されており、伝達部材142の突出部143に回転可
能に軸支されている。また、解除ギヤ164の内壁に形
成される内歯168は、ギヤ170を介してピニオンギ
ヤ144と噛み合っている。ギヤ170は大径ギヤ部1
70Aと小径ギヤ部170Bとが一体的に形成された二
段歯車で、図示しないカバーに回転可能に軸支されてお
り、ピニオンギヤ144が大径ギヤ部170Aと噛み合
い、小径ギヤ部170Bが内歯168と噛み合ってい
る。このため、解除ギヤ164は巻取軸14の回転が減
速して伝達され、巻取軸14のウエビング巻取から引出
までの間にほぼ1回転するようになっており、さらに巻
取軸14の回転方向とは逆向きに回転するようになって
いる。
向に突出してリブ部172が形成され、このリブ部17
2の外周の一部に軸方向へ突出する第1突起174及び
第2突起176が形成されている。これらの第1突起1
74及び第2突起176がALRパウル146の解除ア
ーム154に対応している。
向へ回転した場合に、解除ギヤ164がこれと反対方向
(図18乃至図24矢印B方向)へ回転し第2突起17
6がALRパウル146の解除アーム154を押圧して
外歯ラチェットホイル20から離間する方向へ回転させ
るようになっている。一方、巻取軸14がウエビング引
出方向へ回転した場合は解除ギヤ164が図18乃至図
24矢印A方向へ回転し、ほぼ一回転すると第1突起1
74が解除アーム154を前記ウエビング巻取方向回転
時とは逆向きに押圧し、ALRパウル146を外歯ラチ
ェットホイル20に接近する方向へ回転させるようにな
っている。
は、周方向に沿って案内溝166が形成されている。図
18乃至図24に詳細に示す如く、案内溝166は、第
1突起174近傍のリブ部172周縁に開口する第1案
内部166Aと、この第1案内部166Aに連続し第2
突起176の側のリブ部172周縁に開口する第2案内
部166Bとによって構成されており、前述したALR
パウル146の補助アーム162が入り込み可能となっ
ている。すなわち、第1突起174によって押圧されて
ALRパウル146が外歯ラチェットホイル20に接近
する方向へ回転した場合に、補助アーム162は解除ギ
ヤ164のリブ部172周縁に当接するが、第1案内部
166Aの開口が対向して位置していれば補助アーム1
62はこの第1案内部166Aへ入り込み可能である。
に入り込んだ状態で解除ギヤ164が回転すると、案内
溝166に沿って補助アーム162が案内され、これに
伴ってALRパウル146が支軸150周りに回転でき
る構成である。ここで、案内溝166の第2案内部16
6Bは、リブ部172周縁に対し所定寸法半径方向内側
に位置して形成されており、補助アーム162が第1案
内部166Aから第2案内部166Bへと入り込んだ場
合にALRパウル146がロック輪18の外歯ラチェッ
トホイル20に係合するように各部の寸法が設定されて
いる。
ング巻取装置140の作動及びALRとELRとの切替
機構の動作について、図18乃至図24に従って説明す
る。
14に図示しないウエビングが全量まで巻装された格納
状態では、図18に示す如く、ALRパウル146の爪
部152はロック輪18の外歯ラチェットホイル20か
ら離間した状態となっており、圧縮コイルスプリング1
58によってこの状態が保持されている。したがってこ
の状態では、巻取軸14のロック機構はELRの使用状
態となっており、センサパウル24は外歯ラチェットホ
イル20に係合可能である。
りウエビングを装着する。運転姿勢の変更等によりウエ
ビングの若干量の巻取りや引出しがあっても、解除ギヤ
164が大きく動くことはなく、ELR状態が切り替わ
ることはない。したがって、所定値以上の加速度が作用
すると、加速度センサ装置120が作動してセンサパウ
ル24の爪部132がロック輪18の外歯ラチェットホ
イル20に係合する。これにより、ロック手段が巻取軸
14のウエビング引出し回転を停止して乗員が拘束され
る。
ALR状態に切替えをする際の動作を説明する。
て、乗員の運転姿勢変更や乗員の体格差によって巻取軸
14がウエビング引出方向や巻取方向へ一定範囲で回転
しても、前述した如くALRパウル146がロック輪1
8から離間し圧縮コイルスプリング158の付勢力によ
ってこれが保持された状態は変わらないが、このウエビ
ングの装着範囲を超えてさらにウエビングが引き出され
全量引出し状態に至ると、解除ギヤ164の第1突起1
74がALRパウル146の解除アーム154へ当接し
てこれを押圧する。このためALRパウル146がロッ
ク輪18に接近する方向へ支軸150周りに回転移動さ
れる。これにより、図19に示す如く、ALRパウル1
46の補助アーム162が解除ギヤ164のリブ部17
2周縁に当接する。この状態では、ALRパウル146
は、依然として外歯ラチェットホイル20から離間して
いる。
状態からウエビングを一旦所定量巻き込む。このウエビ
ング巻き込み動作によって、解除ギヤ164が前述とは
逆向きに回転して、図20に示す如く、案内溝166の
第1案内部166Aの開口がALRパウル146の補助
アーム162に対向する状態となる。したがって、この
状態では、補助アーム162はこの第1案内部166A
へ入り込み可能となる。
このウエビング引き出し動作によって、図21に示す如
く、補助アーム162が案内溝166の第1案内部16
6Aから第2案内部166Bへと入り込んいく。ここ
で、案内溝166の第2案内部166Bは、リブ部17
2周縁に対し所定寸法半径方向内側に位置して形成され
ているため、前記補助アーム162の第1案内部166
Aから第2案内部166Bへの移動に伴って、ALRパ
ウル146が支軸150周りに回転して、爪部152が
ロック輪18の外歯ラチェットホイル20に係合する。
これにより、ALRの使用状態に切り替わり、さらに、
ALRパウル146は圧縮コイルスプリング158の付
勢力によってロック輪18の外歯ラチェットホイル20
に係合した状態が維持される。
巻き込ませることが可能で、かつその引き出しが不能な
状態とされる。すなわち、ロック輪18の外歯ラチェッ
トホイル20にはALRパウル146の爪部152が係
合しているが、ウエビングの巻込動作による回転につい
ては、ロック輪18の外歯ラチェットホイル20とAL
Rパウル146の爪部152とは滑りながら相対回動で
き、しかも、ALRパウル146の補助アーム162が
案内溝166の第2案内部166Bを移動することで解
除ギヤ164は自由に回転できるので、ウエビングの巻
込動作が可能である。一方、このALRの使用状態にお
いてウエビングを引き出そうとすると、ALRパウル1
46の爪部152が外歯ラチェットホイル20に係合し
ているため、ロック輪18のウエビング引出動作による
回転を阻止する。すると、ロック輪18と巻取軸14と
の間に相対回転動作が生じ、ロック手段が動作し、ウエ
ビングの引き出し動作が阻止される。
えた後に再度ELRの使用状態に復帰させる場合には、
ウエビングを十分に巻き込ませる。ウエビングが図21
に示すALRの使用状態から通常の乗員装着範囲を超え
て十分に巻き込まれると、図22に示す如く、解除ギヤ
164の第2突起176がALRパウル146の解除ア
ーム154へ当接する。さらに解除ギヤ164が回転さ
れて解除アーム154が押圧されると、図23に示す如
く、ALRパウル146の補助アーム162が案内溝1
66の第2案内部166Bの開口から抜け出し、ALR
パウル146がロック輪18から離間する方向へ支軸1
50周りに回転移動される。これにより、図24に示す
如く、ALRパウル146の爪部152が、ロック輪1
8の外歯ラチェットホイル20から離間して係合が解除
され、さらに、この係合解除状態が圧縮コイルスプリン
グ158によって維持される。これによって、再びAL
Rパウル146がロック輪18から離間した元のELR
状態となる。
係るウエビング巻取装置140では、ELR状態からA
LR状態に切替える場合には、ウエビングを全量引き出
すことで、解除ギヤ164の第1突起174がALRパ
ウル146の解除アーム154を押圧して回動させてA
LRパウル146の補助アーム162が解除ギヤ164
に当接し、かつこのALRパウル146がロック輪18
から離間する状態となる。さらに、このウエビングの全
量引き出し状態から一旦所定量巻き込むことで、解除ギ
ヤ164の案内溝166に補助アームが入り込み可能な
ように解除ギヤ164が位置する。さらに、その後に再
びウエビングを全量引き出すことで、解除ギヤ164が
回動して案内溝166に補助アーム162が入り込んで
ALRパウル146が回動し、ロック輪18に係合して
ALR状態に切替えられる。
エビング巻取装置140では、ウエビングを引き出す動
作と巻き込む動作とをそれぞれ順次2回行うことで、E
LR状態からALR状態に切替えられる。したがって、
前述の積極的な切替え動作を行わない限り、意図せずに
不要にELR状態からALR状態に切替わることがな
く、乗員が不快な状況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。 「第3の実施の形態」図25及び図26には、第3の実
施に形態に係るウエビング巻取装置180の主要部の構
成が正面図にて示されている。
た第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置10と基
本的に同様の部品によって構成されており、カム部材3
2及びディスクコントロール30に代えて、カム部材1
82及びディスクコントロール184を備えている。な
お、その他の基本的に同一の部品はその図示及び説明を
省略する。
前述した第1の実施の形態に係るカム部材32と同様に
全体が略円板状に形成され、その外周部には、カム突起
186と制止部64とが一体に設けられている。さら
に、カム部材182には、案内溝190が形成されてい
る。この案内溝190は、図27に詳細に示す如く、径
方向外側に位置する第1案内路190Aと、この第1案
内路190Aと同心円状に径方向内側に位置する第4案
内路190Dとが形成されている。さらに、第1案内路
190A及び第4案内路190Dの一方の終端部近傍に
は、両案内路を連通ししかも第1案内路から第4案内路
190Dへ向けて折り返し状態で設けられた第2案内路
190Bが形成されており、さらに、第2案内路190
Bの途中部分に連続する第3案内路190Cが形成され
ている。また、図28に詳細に示す如く、第1案内路1
90A及び第4案内路190Dの他方の終端部近傍に
は、両案内路を連通ししかも第4案内路から第1案内路
190Aへ向けて連続する状態で設けられた第5案内路
190Eが形成されている。
0には、図29に示す如く、後述するディスクコントロ
ール184のガイドピン198が嵌入している。
190Aとの連通部分には、図30に示す如く、鋸歯状
のテーパー突起192が形成されている。
26に示す如く、前述した第1の実施の形態に係るディ
スクコントロール30と同様に全体が略円板状に形成さ
れており、さらに、その中央部分に形成された支持用の
開口194は楕円形状に形成されている。したがって、
このディスクコントロール184は、楕円形の長軸方向
に所定範囲で移動可能となっており、常にスプリング1
96によって後述するALRパウル22から離間する方
向へ付勢されている。
部分には、前述した第1の実施の形態に係るウエビング
巻取装置10のディスクコントロール30と同様に、後
述するALRパウル22用の制止操作部76が一体に形
成されている。
は、その一部を切り欠くことでガイドピン198が一体
に形成されている。ガイドピン198は、カム部材18
2の側へ向けて突出しており、カム部材182の案内溝
190内に嵌入している。したがって、カム部材182
が回転すると、案内溝190に沿ってガイドピン198
が案内され(この際に、ディスクコントロール184は
軸移動される)、さらに、案内溝190の所定の終端部
分にガイドピン198が達した状態でカム部材182が
回転すると、ディスクコントロール184が押圧されて
回転される構成である。
A及び第4案内路190Dの一方の終端部分は、ウエビ
ングが全量引き出された状態においても、ディスクコン
トロール184のガイドピン198に当接せず、かつ、
案内溝190の第3案内路190Cの終端部分は、ウエ
ビングが全量引き出される直前状態においてディスクコ
ントロール184のガイドピン198に当接するように
(所謂、底付きするように)、各部の寸法が設定されて
いる。
けられたALRパウル22は、前述した第1の実施の形
態に係るALRパウル22と基本的に同じ構成であり、
従動台部116が一体に設けられているが、舌部導入部
136は省略して構成されている。
ング巻取装置180の作動及びALRとELRとの切替
機構の動作について説明する。
納状態では、前述した第1の実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10と同様に、ALRパウル22の従動台部
116が、ディスクコントロール184の制止操作部7
6上に乗り上げ、このALRパウル22の爪部108を
ロック輪18の外歯ラチェットホイル20から離間させ
て係合不能としている。また、ディスクコントロール1
84のガイドピン198は、カム部材182の案内溝1
90の第1案内路190Aに位置している。すなわち、
この状態では、ウエビングの引出しが自由に可能であ
る。
を引き出す動作を開始すると、前述と同様にカム部材1
82が回転することでセンサパウル24が外歯ラチェッ
トホイル20に係合可能な状態となる(ELR状態)。
ALR状態に切替えをする際の動作を説明する。なお、
説明を容易にするため、図27及び図28において、ガ
イドピン198の相対的な移動状態を矢印にて示してい
る。
のウエビングの装着範囲を超えてさらにウエビングが引
き出され全量引出し状態に至ると、カム部材182の回
転に伴ってディスクコントロール184のガイドピン1
98が案内溝190の第1案内路190Aに沿って相対
移動して、次第に第1案内路190Aの終端部分近傍に
達する。この状態では、ガイドピン198は第1案内路
190Aの終端部分には当接せず、カム部材182の回
転はディスクコントロール184には伝達されない。
からウエビングを一旦所定量巻き込む。このウエビング
巻き込み動作によって、ガイドピン198が案内溝19
0の第1案内路190Aから第2案内路190Bへと入
り込んでいく。なお、この際には、ディスクコントロー
ル184が軸方向移動して、前記ガイドピン198と案
内溝190との相対移動を円滑に行わせる。
れた状態から再び全量引き出す。このウエビング引き出
し動作によって、ガイドピン198が案内溝190の第
2案内路190Bから第3案内路190Cへと入り込
み、ウエビング全量引出し直前状態でガイドピン198
が案内溝190の第2案内路190B終端部分に当接す
る。さらに、ウエビングを全量引き出すことで、カム部
材182の回転がディスクコントロール184に伝達さ
れ、ディスクコントロール184が回転される。これに
より、ディスクコントロール184の制止操作部76上
に乗り上げていたALRパウル22の従動台部116
が、カム部材182のカム突起186に乗り移る。した
がってこの時点では、ALRパウル22は依然として外
歯ラチェットホイル20に係合不能な状態を維持してい
る。
込まれた状態から再び全量引き出す際に、前記引き込み
量が所定量を越えた場合には、その後にウエビング引き
出された際にガイドピン198は案内溝190の第2案
内路190Bから第3案内路190Cへと入り込むこと
なく、そのまま第4案内路190Dへと移動する。
内路190Bから第3案内路190Cへと入り込みウエ
ビングが再び全量引き出された後には、この全量引出さ
れた状態からウエビングを再度巻き込む。このウエビン
グ巻き込み動作によって、ガイドピン198は案内溝1
90の第3案内路190Cから第4案内路190Dへと
移動する。また、カム部材182は前述とは逆向きに回
転するため、カム突起186がディスクコントロール1
84の制止操作部76から次第に離れる。したがって、
カム突起186がALRパウル22の従動台部116か
ら離れるまで巻き込まれた時点で、ALRパウル22が
ねじりコイルばね112の付勢力によってその爪部10
8をロック輪18の外歯ラチェットホイル20に係合
し、ALRの使用状態に切り替わる。
切替えた後に再度ELRの使用状態に復帰させる場合に
は、ウエビングを十分に巻き込ませる。ウエビングがA
LRの使用状態から通常の乗員装着範囲を超えて十分に
巻き込まれると、カム部材182の案内面部66がAL
Rパウル22の従動台部116を掬い上げると共にカム
突起186がディスクコントロール184を押し回し、
ALRパウル22の従動台部116がディスクコントロ
ール184の制止操作部76上へと乗せ上げられる。ま
た、図28に示す如く、ディスクコントロール184の
ガイドピン198は、カム部材182の案内溝190の
第4案内路190Dから第5案内路190Eを経て、第
1案内路190Aの他方の終端部分へと移動するこれに
より、ALRパウル22の爪部108が、ロック輪18
の外歯ラチェットホイル20から離間して係合不能なA
LR解除状態に切り替えられ、前述した初期状態に復帰
する。
らELRの使用状態に切り替えられた際には、ディスク
コントロール184のガイドピン198は案内溝190
の第4案内路190Dから第5案内路190Eを経て第
1案内路190Aへ移動するが、第5案内路190Eと
第1案内路190Aとの連通部分にはテーパー突起19
2が形成されているため、ガイドピン198が不要に第
1案内路190Aから第5案内路190Eへと戻ること
がなく、前述した切り替え動作をしない限りALRの使
用状態に切り替わることは無い。
係るウエビング巻取装置180では、ELR状態からA
LR状態に切替える場合には、ウエビングの全量引き出
し状態から一旦所定量巻き込んだ後に再びこのウエビン
グを全量引き出すことで、巻取軸14に連動するカム部
材182の案内溝190の第3案内路190Cの終端部
分がガイドピン198を押圧してディスクコントロール
184を回動させて、ALRパウル22を制止操作部7
6からカム部材182へと乗り移らせる。さらに、この
ウエビングの全量引き出し状態から再び巻き込むこと
で、カム部材182が回動してALRパウル22から解
離し、ALRパウル22がロック輪18に係合してロッ
ク輪18の回転を阻止するALR状態に切替えられる。
エビング巻取装置180では、ウエビングを引き出す動
作と巻き込む動作とをそれぞれ順次2回行うことで、E
LR状態からALR状態に切替えられる。したがって、
前述の積極的な切替え動作を行わない限り、意図せずに
不要にELR状態からALR状態に切替わることがな
く、乗員が不快な状況に陥ることがない。
装着するに必要な通常使用長さよりも大幅に長く設定す
る必要がなくなり、装置が大型化したりコスト高の原因
となることがない。
グ巻取装置は、意図せずに不要にELR状態からALR
状態に切り替わることを防止することができるという優
れた効果を有している。
取装置のALR、ELR切替え機構の構成を示す要部正
面図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の構成を示す要部断
面図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の構成を示す図2に
対応する要部分解断面図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示
す分解斜視図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示
す図4に対応する分解斜視図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示
す分解斜視図である。
取装置のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を示
す図6に対応する分解斜視図である。
取装置の本体部分の構成を示す斜視図である。
取装置の歯車伝達機構の構成を示す概略的な説明図であ
る。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の主要構成部品を
示す分解斜視図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のALR、ELR切替え機構の作動を示す要部
正面図である。
巻取装置のカム部材の構成を示す正面図である。
巻取装置のディスクコントロールの構成を示す正面図で
ある。
巻取装置のカム部材に形成された案内溝の構成を示す正
面図である。
巻取装置のカム部材に形成された案内溝の構成を示す正
面図である。
巻取装置のカム部材に形成された案内溝の構成を示す断
面図である。
巻取装置のカム部材に形成された案内溝の構成を示す断
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両緊急時にのみ巻取軸のウエビング引
出方向回転を阻止するELR状態とウエビングが所定量
引き出された後はウエビングの引出しが常に阻止される
ALR状態との何れか一方の機能で作動するウエビング
巻取装置において、 ELRでの使用状態から前記ウエビングを全量引き出す
動作、前記ウエビングの全量引き出し状態から一旦所定
量巻き込む動作、その後に再び前記ウエビングを全量引
き出す動作、さらにその後に前記ウエビングを巻き込む
動作、を順次行うことによってALR状態に切替えをす
るように構成し、 かつ、前記ALR状態からの前記ウエビングの所定量の
巻き込み動作によってELR状態に切替えをするように
構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。 - 【請求項2】 乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸
と、 前記巻取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止す
るロック手段と、 前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前記ロック手
段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪と、 車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロック
輪の回転を停止する加速度検知手段と、 前記ロック輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態
とロック輪から離間してロック輪の回転を可能にする状
態との間で移動可能に装着されたALRパウルと、 前記巻取軸と共に回動する駆動歯車と前記駆動歯車に噛
合する減速歯車との間欠運動による減速機構と、 前記ALRパウルに係合して前記ロック輪から離間させ
て保持する制止操作部と、前記制止操作部に隣接し前記
ALRパウルに係合して前記ロック輪から離間させて保
持する中間保持面とが設けられたディスクコントロール
と、 前記減速機構に連動して回動され、前記ディスクコント
ロールを押圧する第1押圧面及び第2押圧面が設けられ
ると共に、前記ALRパウルに係合して前記ロック輪か
ら離間させて保持するカム部材と、 を有し、前記ALRパウルが前記二つの状態で切り換わ
ることによりELR及びALRの何れか一方の機能で作
動するウエビング巻取装置において、 前記巻取軸に巻装された前記ウエビングをその全量近く
まで引き出すまでのELRでの使用時に、前記ALRパ
ウルを前記ロック輪から離間させて保持するように前記
ディスクコントロールの制止操作部が位置し、 前記ウエビングを全量引き出す際に、前記巻取軸に連動
する前記カム部材の第1押圧面が前記ディスクコントロ
ールを押圧して回動させて前記ALRパウルを前記制止
操作部から前記中間保持面へと乗り移らせるように前記
ディスクコントロール及びカム部材が位置し、 前記ウエビングの全量引き出し状態から一旦所定量巻き
込んだ後に再び前記ウエビングを全量引き出す際に、前
記巻取軸に連動する前記カム部材の第2押圧面が前記デ
ィスクコントロールを押圧して回動させて前記ALRパ
ウルを前記中間保持面から前記カム部材へと乗り移らせ
るように前記ディスクコントロール及びカム部材が位置
し、 前記ウエビングの全量引き出し状態から再び巻き込む際
に、前記巻取軸に連動する前記カム部材が回動して前記
ALRパウルから解離することで、前記ALRパウルを
前記ロック輪に係合させロック輪の回転を阻止するAL
R状態に切替えをし、 かつ、前記ALR状態から前記ウエビングが所定量巻き
込まれた際に前記回動するカム部材が前記ディスクコン
トロールを押圧して回動させることによって、前記制止
操作部が前記ALRパウルを前記ロック輪から離間させ
て保持してELR状態に切替えをするように構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。 - 【請求項3】 乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸
と、 前記巻取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止す
るロック手段と、 前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前記ロック手
段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪と、 車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロック
輪の回転を停止する加速度検知手段と、 前記ロック輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態
とロック輪から離間してロック輪の回転を可能にする状
態との間で移動可能に装着されると共に、補助アームが
一体に設けられたALRパウルと、 前記ALRパウルを前記二つの状態のうち何れか一方の
状態で保持する切換保持部材と、 前記巻取軸に連動して回動され、前記ALRパウルに係
合して前記ロック輪の回転を阻止する状態とする第1突
起及び前記ALRパウルに係合して前記ロック輪から離
間した状態とする第2突起が形成されると共に、前記補
助アームが入り込んでこれを案内する案内溝が形成され
たカム部材と、 を有し、前記ALRパウルが前記二つの状態で切り換わ
ることによりELR及びALRの何れか一方の機能で作
動するウエビング巻取装置において、 ELRでの使用状態から前記ウエビングを全量引き出す
際に、前記巻取軸に連動する前記カム部材の第1突起が
前記ALRパウルを押圧して回動させて前記ALRパウ
ルの補助アームが前記カム部材に当接しかつ前記ALR
パウルが前記ロック輪から離間する状態となるように前
記カム部材が位置し、 前記ウエビングの全量引き出し状態から一旦所定量巻き
込んだ際に、前記カム部材の案内溝に前記補助アームが
入り込み可能なように前記カム部材が位置し、 その後に再び前記ウエビングを全量引き出す際に、前記
巻取軸に連動する前記カム部材が回動することで前記案
内溝に前記補助アームが入り込んで前記ALRパウルを
回動させ前記ロック輪に係合させてALR状態に切替え
をするように前記カム部材が位置し、 かつ、前記ALR状態から再び前記ウエビングが所定量
巻き込まれた際に、前記回動するカム部材の第2突起が
前記ALRパウルを押圧して回動させて前記ALRパウ
ルを前記ロック輪から離間させてELR状態に切替えを
するように構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。 - 【請求項4】 乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸
と、 前記巻取軸に係合しウエビング引出し方向回転を阻止す
るロック手段と、 前記巻取軸に追従して回転し回転停止時に前記ロック手
段を巻取軸回転阻止状態へ案内するロック輪と、 車両の緊急状態を検知することにより作動し前記ロック
輪の回転を停止する加速度検知手段と、 前記ロック輪に係合してロック輪の回転を阻止する状態
とロック輪から離間してロック輪の回転を可能にする状
態との間で移動可能に装着されたALRパウルと、 前記巻取軸と共に回動する駆動歯車と前記駆動歯車に噛
合する減速歯車との間欠運動による減速機構と、 前記ALRパウルに係合して前記ロック輪から離間させ
て保持する制止操作部と、ガイドピンとが設けられたデ
ィスクコントロールと、 前記減速機構に連動して回動され、前記ガイドピンが入
り込んでこれを案内しかつ所定の終端部分では前記ガイ
ドピンを押圧可能な案内溝が設けられると共に、前記A
LRパウルに係合して前記ロック輪から離間させて保持
するカム部材と、 を有し、前記ALRパウルが前記二つの状態で切り換わ
ることによりELR及びALRの何れか一方の機能で作
動するウエビング巻取装置において、 前記巻取軸に巻装された前記ウエビングをその全量まで
引き出すまでのELRでの使用時に、前記ALRパウル
を前記ロック輪から離間させて保持するように前記ディ
スクコントロールの制止操作部が位置し、 前記ウエビングの全量引き出し状態から一旦所定量巻き
込んだ後に再び前記ウエビングを全量引き出す際に、前
記巻取軸に連動する前記カム部材の案内溝の所定の終端
部分が前記ガイドピンを押圧して前記ディスクコントロ
ールを回動させて前記ALRパウルを前記制止操作部か
ら前記カム部材へと乗り移らせるように前記ディスクコ
ントロール及びカム部材が位置し、 前記ウエビングの全量引き出し状態から再び巻き込む際
に、前記巻取軸に連動する前記カム部材が回動して前記
ALRパウルから解離することで、前記ALRパウルを
前記ロック輪に係合させロック輪の回転を阻止するAL
R状態に切替えをし、 かつ、前記ALR状態から前記ウエビングが所定量巻き
込まれた際に前記回動するカム部材の案内溝の所定の終
端部分が前記ガイドピンを押圧して前記ディスクコント
ロールを回動させることによって、前記制止操作部が前
記ALRパウルを前記ロック輪から離間させて保持して
ELR状態に切替えをするように構成した、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP34627299A JP2001163181A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | ウエビング巻取装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34627299A JP2001163181A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | ウエビング巻取装置 |
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