JP2001149030A - 乾燥パスタ類の品質改良方法 - Google Patents
乾燥パスタ類の品質改良方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 べたつきや溶け出しがなく、食感や加工耐性
に優れた乾燥パスタ類を得ることができる方法の提供。 【解決手段】 乾燥パスタ類を、50〜95℃の雰囲気
中に保持することを特徴とする乾燥パスタ類の品質改良
方法。特に、該保持を、図1に示す図形の内側(各線分
及び各曲線を含む)にある条件で行うと、品質改良効果
が顕著である。
に優れた乾燥パスタ類を得ることができる方法の提供。 【解決手段】 乾燥パスタ類を、50〜95℃の雰囲気
中に保持することを特徴とする乾燥パスタ類の品質改良
方法。特に、該保持を、図1に示す図形の内側(各線分
及び各曲線を含む)にある条件で行うと、品質改良効果
が顕著である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパゲティ等の乾
燥パスタ類の品質改良方法に関する。
燥パスタ類の品質改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マカロニ、スパゲティ等のパスタ類を乾
燥した乾燥パスタ類は、保存中にヒビ割れや変形が生じ
ると商品価値が著しく損なわれる。ヒビ割れ等の主原因
は、乾燥工程における乾燥ムラである。このため、乾燥
ムラをなくしてヒビ割れ等を防止するため、乾燥工程に
おいては例えば以下のような操作を行うのが一般的であ
る。
燥した乾燥パスタ類は、保存中にヒビ割れや変形が生じ
ると商品価値が著しく損なわれる。ヒビ割れ等の主原因
は、乾燥工程における乾燥ムラである。このため、乾燥
ムラをなくしてヒビ割れ等を防止するため、乾燥工程に
おいては例えば以下のような操作を行うのが一般的であ
る。
【0003】まず成形工程を経て得られたパスタを、低
湿空気により予備乾燥した後、30〜90℃の温度下
で、パスタの表面からの水分蒸散と内部水分の表面への
移動のバランスをとるべく調湿しながら5〜24時間と
いう長時間をかけて緩慢に乾燥する(調湿乾燥)。次い
で、さらに長時間かけて徐々に冷却し、パスタ全体を平
衡水分状態にする(パスタ内の水分勾配を0にする)。
湿空気により予備乾燥した後、30〜90℃の温度下
で、パスタの表面からの水分蒸散と内部水分の表面への
移動のバランスをとるべく調湿しながら5〜24時間と
いう長時間をかけて緩慢に乾燥する(調湿乾燥)。次い
で、さらに長時間かけて徐々に冷却し、パスタ全体を平
衡水分状態にする(パスタ内の水分勾配を0にする)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、パスタ
内の水分を平衡水分状態とすれば、乾燥パスタ類が保存
中にヒビ割れたり、変形することを防止することができ
るが、乾燥パスタ類にはさらに以下のような問題が存在
する。すなわち乾燥パスタ類は茹でたときに溶け出しが
大きく、茹で上げた後パスタがべたつき易く、特にこの
傾向は調湿乾燥を60℃以下の低温で行った場合に顕著
に表われた。
内の水分を平衡水分状態とすれば、乾燥パスタ類が保存
中にヒビ割れたり、変形することを防止することができ
るが、乾燥パスタ類にはさらに以下のような問題が存在
する。すなわち乾燥パスタ類は茹でたときに溶け出しが
大きく、茹で上げた後パスタがべたつき易く、特にこの
傾向は調湿乾燥を60℃以下の低温で行った場合に顕著
に表われた。
【0005】したがって、本発明は、パスタ類の食味、
食感を落すことなく、茹で上げたときの溶け出しが少な
く、かつ茹で後のパスタのべたつきのない乾燥パスタ類
の品質を改良することができる方法を提供することを目
的とする。
食感を落すことなく、茹で上げたときの溶け出しが少な
く、かつ茹で後のパスタのべたつきのない乾燥パスタ類
の品質を改良することができる方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、乾燥パスタ類を、50
〜95℃の雰囲気中で保持するという簡単な処理をする
ことにより、茹で上げ後の溶出及びパスタ表面のべたつ
きのない乾燥パスタ類を得ることができることを見出
し、本発明を完成した。
を達成すべく鋭意研究した結果、乾燥パスタ類を、50
〜95℃の雰囲気中で保持するという簡単な処理をする
ことにより、茹で上げ後の溶出及びパスタ表面のべたつ
きのない乾燥パスタ類を得ることができることを見出
し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、乾燥パスタ類を、5
0〜95℃の雰囲気中に保持することを特徴とする乾燥
パスタ類の品質改良方法を提供することにより、上記目
的を達成したものである。
0〜95℃の雰囲気中に保持することを特徴とする乾燥
パスタ類の品質改良方法を提供することにより、上記目
的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の方法が適用できるパスタ
類としては、例えばスパゲティ、マカロニ等が挙げられ
る。
類としては、例えばスパゲティ、マカロニ等が挙げられ
る。
【0009】乾燥パスタ類は、成形工程を経て得られた
パスタを、例えば前記した方法等通常の乾燥方法に従っ
て乾燥処理することにより調製することができる。乾燥
終了時、パスタ内の水分分布が平衡水分状態となるこ
と、すなわちパスタのすべての部分で水分勾配がない状
態となることが好ましい。乾燥パスタ類の水分含量に特
に制限はないが、14重量%以下であることが好まし
い。
パスタを、例えば前記した方法等通常の乾燥方法に従っ
て乾燥処理することにより調製することができる。乾燥
終了時、パスタ内の水分分布が平衡水分状態となるこ
と、すなわちパスタのすべての部分で水分勾配がない状
態となることが好ましい。乾燥パスタ類の水分含量に特
に制限はないが、14重量%以下であることが好まし
い。
【0010】かかる乾燥パスタ類は、常温で保存しても
ひび割れ等が生じ難いが、本発明の乾燥パスタ類の品質
改良方法は、該乾燥パスタ類を50〜95℃の雰囲気中
で保持して(以下、「改良処理」という)、さらにその
品質を改良するものである。改良処理に用いる乾燥パス
タ類は、乾燥処理終了直後のもの、乾燥処理終了後保存
したもののいずれでもよい。また、乾燥パスタ類は、未
包装のものでもよく、また防湿セロハン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等で包装したものでもよい。包装す
る場合は、包装乾燥パスタ類を乾燥雰囲気中で保持した
ときに、その品温が雰囲気温度と速やかに等しくなるよ
うに包装することが好ましい。
ひび割れ等が生じ難いが、本発明の乾燥パスタ類の品質
改良方法は、該乾燥パスタ類を50〜95℃の雰囲気中
で保持して(以下、「改良処理」という)、さらにその
品質を改良するものである。改良処理に用いる乾燥パス
タ類は、乾燥処理終了直後のもの、乾燥処理終了後保存
したもののいずれでもよい。また、乾燥パスタ類は、未
包装のものでもよく、また防湿セロハン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等で包装したものでもよい。包装す
る場合は、包装乾燥パスタ類を乾燥雰囲気中で保持した
ときに、その品温が雰囲気温度と速やかに等しくなるよ
うに包装することが好ましい。
【0011】改良処理を行うときの雰囲気温度は、50
〜95℃であることが必要であり、60〜85℃である
ことが好ましい。95℃を超えると、乾燥パスタが褐変
したり、茹でた麺が硬くなりすぎる等食感がアンバラン
スとなり好ましくない。また、50℃未満では、品質改
良の効果が低いか、又は品質改良に長時間を要するため
好ましくない。
〜95℃であることが必要であり、60〜85℃である
ことが好ましい。95℃を超えると、乾燥パスタが褐変
したり、茹でた麺が硬くなりすぎる等食感がアンバラン
スとなり好ましくない。また、50℃未満では、品質改
良の効果が低いか、又は品質改良に長時間を要するため
好ましくない。
【0012】乾燥雰囲気の湿度は、改良処理の前後で水
分含量が可及的に変化しない条件を選択することが好ま
しい。水分含量が低下しすぎると、パスタ類の表面から
水分が蒸散してパスタ類の平衡水分状態が崩れてしま
う。また水分含量が高くなりすぎると、乾燥処理を行っ
た意味がなくなる。具体的には、未包装乾燥パスタ類の
場合は、改良処理の前後で乾燥パスタ類の水分含量の増
減が±1%、好ましくは±0.5%、特に好ましくは±
0.1%となる湿度を選択することが好ましい。かかる
湿度は雰囲気の温度に応じて適宜選択することができ
る。包装乾燥パスタ類の場合は、改良処理による乾燥パ
スタ類の水分増減が極めて小さいため、特に制限はな
い。
分含量が可及的に変化しない条件を選択することが好ま
しい。水分含量が低下しすぎると、パスタ類の表面から
水分が蒸散してパスタ類の平衡水分状態が崩れてしま
う。また水分含量が高くなりすぎると、乾燥処理を行っ
た意味がなくなる。具体的には、未包装乾燥パスタ類の
場合は、改良処理の前後で乾燥パスタ類の水分含量の増
減が±1%、好ましくは±0.5%、特に好ましくは±
0.1%となる湿度を選択することが好ましい。かかる
湿度は雰囲気の温度に応じて適宜選択することができ
る。包装乾燥パスタ類の場合は、改良処理による乾燥パ
スタ類の水分増減が極めて小さいため、特に制限はな
い。
【0013】乾燥雰囲気中の保持時間は、雰囲気温度に
応じて選択することが好ましい。具体的には、保持時間
と雰囲気温度との関係が、図1において、A(50℃、
60時間)、B(50℃、37時間)、C(95℃、
0.1時間)及びD(95℃、1時間)の4点で囲まれ
る条件の雰囲気中で保持することが好ましい。より具体
的には、乾燥雰囲気温度が50℃の場合は37〜60時
間、特に42〜55時間が好ましく、60℃の場合は1
9〜29時間、特に21〜27時間が好ましく、70℃
の場合は8〜15時間、特に9〜14時間が好ましく、
80℃の場合は2〜8時間、特に3〜7時間が好まし
く、90℃の場合は0.5〜2.5時間、特に1〜1.
5時間が好ましく、95℃の場合は0.1〜1時間、特
に0.2〜0.8時間が好ましい。上記温度、湿度及び
時間で改良処理することにより、短時間で乾燥パスタ類
の品質が顕著に改良され、しかも乾燥パスタ類が褐変し
たり食感がアンバランスになること等がない。上記温度
内であっても、放置時間が長すぎると、茹でた麺線が伸
びにくく、粘性が低下したものとなり易く、ゴツゴツ、
ブツブツとして旨さに欠けるものになり易い。なお、図
2は、図1で示される保持温度80〜95℃の範囲での
保持温度と保持時間との関係を示す拡大図である。E1
(80℃、8時間)、E2(80℃、2時間)、C(9
5℃、0.1時間)、D(95℃、1時間)で囲まれる
図形の内側で保持することが好ましい。
応じて選択することが好ましい。具体的には、保持時間
と雰囲気温度との関係が、図1において、A(50℃、
60時間)、B(50℃、37時間)、C(95℃、
0.1時間)及びD(95℃、1時間)の4点で囲まれ
る条件の雰囲気中で保持することが好ましい。より具体
的には、乾燥雰囲気温度が50℃の場合は37〜60時
間、特に42〜55時間が好ましく、60℃の場合は1
9〜29時間、特に21〜27時間が好ましく、70℃
の場合は8〜15時間、特に9〜14時間が好ましく、
80℃の場合は2〜8時間、特に3〜7時間が好まし
く、90℃の場合は0.5〜2.5時間、特に1〜1.
5時間が好ましく、95℃の場合は0.1〜1時間、特
に0.2〜0.8時間が好ましい。上記温度、湿度及び
時間で改良処理することにより、短時間で乾燥パスタ類
の品質が顕著に改良され、しかも乾燥パスタ類が褐変し
たり食感がアンバランスになること等がない。上記温度
内であっても、放置時間が長すぎると、茹でた麺線が伸
びにくく、粘性が低下したものとなり易く、ゴツゴツ、
ブツブツとして旨さに欠けるものになり易い。なお、図
2は、図1で示される保持温度80〜95℃の範囲での
保持温度と保持時間との関係を示す拡大図である。E1
(80℃、8時間)、E2(80℃、2時間)、C(9
5℃、0.1時間)、D(95℃、1時間)で囲まれる
図形の内側で保持することが好ましい。
【0014】本発明方法によれば、特に調湿乾燥を最高
温度60℃程度以下の低温で行ったものでも、茹でたと
きの溶け出しがなく、また茹後におけるパスタ表面のべ
たつきのないパスタ類を得ることができる。また、調湿
乾燥を高温又は超高温で乾燥処理を行った乾燥パスタ類
でも同様に品質を向上させることができる。
温度60℃程度以下の低温で行ったものでも、茹でたと
きの溶け出しがなく、また茹後におけるパスタ表面のべ
たつきのないパスタ類を得ることができる。また、調湿
乾燥を高温又は超高温で乾燥処理を行った乾燥パスタ類
でも同様に品質を向上させることができる。
【0015】
【実施例】次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
【0016】実施例1〜3 小麦粉としてデュラム粉を用い、これに他の原料を混合
し、混捏、脱気、混捏、押出成型してスパゲティを得
た。次いで、常法に従って低温乾燥し(最高温度48
℃、湿度76%、乾燥時間22時間)、水分含量14%
以下、太さ径1.8mmの常温保存可能な乾燥スパゲテ
ィを調製した。該乾燥スパゲティ300gをポリプロピ
レンフィルムで包装後、雰囲気温度60℃で24時間保
持して、高品質乾燥スパゲティを得た(実施例1)。実
施例2は、実施例1において、改良処理条件を80℃、
4時間とした以外は、実施例1と同様にして高品質乾燥
スパゲティを得た。実施例3は、実施例1において、改
良処理条件を80℃、6時間とした以外は、実施例1と
同様にして高品質乾燥スパゲティを得た。
し、混捏、脱気、混捏、押出成型してスパゲティを得
た。次いで、常法に従って低温乾燥し(最高温度48
℃、湿度76%、乾燥時間22時間)、水分含量14%
以下、太さ径1.8mmの常温保存可能な乾燥スパゲテ
ィを調製した。該乾燥スパゲティ300gをポリプロピ
レンフィルムで包装後、雰囲気温度60℃で24時間保
持して、高品質乾燥スパゲティを得た(実施例1)。実
施例2は、実施例1において、改良処理条件を80℃、
4時間とした以外は、実施例1と同様にして高品質乾燥
スパゲティを得た。実施例3は、実施例1において、改
良処理条件を80℃、6時間とした以外は、実施例1と
同様にして高品質乾燥スパゲティを得た。
【0017】実施例4、5 実施例4は、実施例1で調製した乾燥スパゲティを、未
包装状態で、雰囲気温度70℃、湿度73%で12時間
処理し、高品質乾燥スパゲティを得た。実施例5は、実
施例1で得たスパゲティを、常法に従って高温乾燥し
(最高温度74℃、湿度83%、乾燥時間11時間)、
水分含量14%以下、太さ径1.8mmの常温保存可能
な乾燥スパゲティを調製した。次いで該乾燥スパゲティ
300gをポリプロピレンフィルムで包装後、雰囲気温
度90℃で1時間保持して改良処理し、高品質乾燥スパ
ゲティを得た。
包装状態で、雰囲気温度70℃、湿度73%で12時間
処理し、高品質乾燥スパゲティを得た。実施例5は、実
施例1で得たスパゲティを、常法に従って高温乾燥し
(最高温度74℃、湿度83%、乾燥時間11時間)、
水分含量14%以下、太さ径1.8mmの常温保存可能
な乾燥スパゲティを調製した。次いで該乾燥スパゲティ
300gをポリプロピレンフィルムで包装後、雰囲気温
度90℃で1時間保持して改良処理し、高品質乾燥スパ
ゲティを得た。
【0018】実施例6、7 実施例6は、実施例1において、改良処理条件を50
℃、30時間とした以外は、実施例1と同様にして高品
質乾燥スパゲティを得た。実施例7は、実施例1におい
て、改良処理条件を80℃、8時間とした以外は、実施
例1と同様にして高品質乾燥スパゲティを得た。
℃、30時間とした以外は、実施例1と同様にして高品
質乾燥スパゲティを得た。実施例7は、実施例1におい
て、改良処理条件を80℃、8時間とした以外は、実施
例1と同様にして高品質乾燥スパゲティを得た。
【0019】対照例1 実施例1において調製した乾燥スパゲティを対照品1と
した。実施例1〜5の各高品質乾燥スパゲティ及び対照
品1の乾燥条件、改良処理条件を表1に示す。
した。実施例1〜5の各高品質乾燥スパゲティ及び対照
品1の乾燥条件、改良処理条件を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】試験例1 上記実施例1〜5で得られた高品質乾燥スパゲティ及び
対照品1について、べたつき、溶出率及び粘性を以下の
評価方法、評価基準で評価した。結果を表1に示す。
対照品1について、べたつき、溶出率及び粘性を以下の
評価方法、評価基準で評価した。結果を表1に示す。
【0022】べたつき [試験方法]上記スパゲティ100gを1リットルの沸
騰水で13分茹で、直径約40cmの竹製盆ザルに移し、
ザルを両手で持って上下させ(約2回/秒 の速度)、
麺線を上下に踊らせて麺線同士がダンゴ状にまとまる速
さを比較する(べたつきの大きいものほどダンゴ状にま
とまりやすい)。各試料について5回試験して平均す
る。 [評価基準] 5点─ザルの上下30回を超えてもダンゴにならず、べ
たつき非常に少ない。 4点─ザルの上下25回以上30回未満でダンゴになる
が、べたつき少ない。 3点─ザルの上下20回以上25回未満でダンゴにな
り、普通のべたつき。 2点─ザルの上下15回以上20回未満でダンゴにな
り、ややべたつき大きい。 1点─ザルの上下15回未満でダンゴになり、べたつき
非常に大きい。
騰水で13分茹で、直径約40cmの竹製盆ザルに移し、
ザルを両手で持って上下させ(約2回/秒 の速度)、
麺線を上下に踊らせて麺線同士がダンゴ状にまとまる速
さを比較する(べたつきの大きいものほどダンゴ状にま
とまりやすい)。各試料について5回試験して平均す
る。 [評価基準] 5点─ザルの上下30回を超えてもダンゴにならず、べ
たつき非常に少ない。 4点─ザルの上下25回以上30回未満でダンゴになる
が、べたつき少ない。 3点─ザルの上下20回以上25回未満でダンゴにな
り、普通のべたつき。 2点─ザルの上下15回以上20回未満でダンゴにな
り、ややべたつき大きい。 1点─ザルの上下15回未満でダンゴになり、べたつき
非常に大きい。
【0023】溶出率 [試験方法]上記スパゲティ100gを1リットルの沸
騰水で13分茹で、麺線を除去した茹で水を1リットル
のガラスビーカーに移して純水で1リットルにフィルア
ップし、スタラーで攪拌して均質化する。茹で水50ml
を蒸発乾固法(乾固条件 135℃・1時間)で処理し
て溶出分を定量する。
騰水で13分茹で、麺線を除去した茹で水を1リットル
のガラスビーカーに移して純水で1リットルにフィルア
ップし、スタラーで攪拌して均質化する。茹で水50ml
を蒸発乾固法(乾固条件 135℃・1時間)で処理し
て溶出分を定量する。
【0024】
【数1】
【0025】各試料について3回試験して平均する。 [評価基準] 溶出率5.5%以上─非常に溶けだし多く、茹で水の濁
りも非常に大きい。 溶出率5.0%以上5.5%未満─溶けだし多目で茹で
水の濁りも大きい。 溶出率4.5%以上5.0%未満─溶けだしとして普通
である。 溶出率4.0%以上4.5%未満─溶けだし少なめで、
茹で水の濁りも小さい 。溶出率4.0%未満─非常に溶けだし少なく、茹で水
の濁りも非常に小さい。
りも非常に大きい。 溶出率5.0%以上5.5%未満─溶けだし多目で茹で
水の濁りも大きい。 溶出率4.5%以上5.0%未満─溶けだしとして普通
である。 溶出率4.0%以上4.5%未満─溶けだし少なめで、
茹で水の濁りも小さい 。溶出率4.0%未満─非常に溶けだし少なく、茹で水
の濁りも非常に小さい。
【0026】粘性(茹で上げた麺線の伸び易さ) [試験方法]上記スパゲティを54mmの長さに切断し、
両端に12mm幅の絆創膏を巻いた試料を13分茹で上
げ、タケトモ電機製テンシプレッサーTTP−50BX
にセットして引っ張り試験を行い、伸び率を比較する。
両端に12mm幅の絆創膏を巻いた試料を13分茹で上
げ、タケトモ電機製テンシプレッサーTTP−50BX
にセットして引っ張り試験を行い、伸び率を比較する。
【0027】
【数2】
【0028】各試験区分10試料について測定し平均す
る。 [評価基準] 5点─伸び率150%以上で、十分に粘性が感じられ、
非常に好ましい。 4点─伸び率125%以上、150%未満で好ましい粘
性を有する。 3点─伸び率100%以上、125%未満で粘性として
普通である。 2点─伸び率75%以上、100%未満で粘性不足であ
る。 1点─伸び率75%未満で非常に粘性不足である。
る。 [評価基準] 5点─伸び率150%以上で、十分に粘性が感じられ、
非常に好ましい。 4点─伸び率125%以上、150%未満で好ましい粘
性を有する。 3点─伸び率100%以上、125%未満で粘性として
普通である。 2点─伸び率75%以上、100%未満で粘性不足であ
る。 1点─伸び率75%未満で非常に粘性不足である。
【0029】表1から明らかなように、雰囲気温度と雰
囲気中の保持時間との関係が、図1に示される図形の内
側の条件で改良処理を行った実施例1〜5の高品質乾燥
スパゲティは、いずれも対照品1より品質が向上した。
囲気中の保持時間との関係が、図1に示される図形の内
側の条件で改良処理を行った実施例1〜5の高品質乾燥
スパゲティは、いずれも対照品1より品質が向上した。
【0030】
【発明の効果】本発明の方法を用いれば、茹上げ後にお
けるパスタ表面のべたつきや茹で上げ時における溶け出
しがなく、食感や加工耐性に優れたパスタを得ることが
できる等、簡単な処理で乾燥麺類の品質を改良すること
ができる。
けるパスタ表面のべたつきや茹で上げ時における溶け出
しがなく、食感や加工耐性に優れたパスタを得ることが
できる等、簡単な処理で乾燥麺類の品質を改良すること
ができる。
【図1】乾燥パスタ類の品質を改良するための好ましい
雰囲気条件を示した図である。
雰囲気条件を示した図である。
【図2】図1における、保持温度80〜95℃の範囲の
拡大図である。
拡大図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 乾燥パスタ類を、50〜95℃の雰囲気
中に保持することを特徴とする乾燥パスタ類の品質改良
方法。 - 【請求項2】 乾燥パスタ類の水分分布が平衡水分状態
にあることを特徴とする請求項1記載の乾燥パスタ類の
品質改良方法。 - 【請求項3】 雰囲気条件が、図1に示す次の各点、A
(50℃、60時間)、B(50℃、37時間)、C
(95℃、0.1時間)及びD(95℃、1時間)で囲
まれる条件の雰囲気中で行うことを特徴とする請求項1
又は2記載の乾燥パスタ類の品質改良方法。 - 【請求項4】 乾燥パスタ類が未包装パスタ類であり、
かつ雰囲気が、保持前後の乾燥パスタ類の水分含量増減
が±1%以内となる湿度であることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項記載の乾燥パスタ類の品質改良方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33372499A JP2001149030A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 乾燥パスタ類の品質改良方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33372499A JP2001149030A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 乾燥パスタ類の品質改良方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001149030A true JP2001149030A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18269259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33372499A Pending JP2001149030A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 乾燥パスタ類の品質改良方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001149030A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012124749A1 (ja) * | 2011-03-15 | 2012-09-20 | 日清フーズ株式会社 | 乾麺の製造方法 |
| WO2012124748A1 (ja) | 2011-03-15 | 2012-09-20 | 日清フーズ株式会社 | 乾燥パスタの製造方法 |
| JP2014217342A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 日本製粉株式会社 | 押出パスタの製造方法 |
| JP2015509726A (ja) * | 2012-03-05 | 2015-04-02 | ケメン、ヌードル、マニュファクチャリング、カンパニー、リミテッドKemen Noodle Manufacturing Co., Ltd | 乾燥蒸気処理された乾麺およびその製造装置 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33372499A patent/JP2001149030A/ja active Pending
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