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JP2001148168A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2001148168A
JP2001148168A JP33029699A JP33029699A JP2001148168A JP 2001148168 A JP2001148168 A JP 2001148168A JP 33029699 A JP33029699 A JP 33029699A JP 33029699 A JP33029699 A JP 33029699A JP 2001148168 A JP2001148168 A JP 2001148168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
data
frequency
recording
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33029699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuka Takahashi
由果 高橋
Kazuto Shimomura
和人 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33029699A priority Critical patent/JP2001148168A/ja
Publication of JP2001148168A publication Critical patent/JP2001148168A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現在のシステムを大幅に変更することなく、隣
接トラック間のクロストークノイズを効果的に抑制し、
結果的に高トラック密度化を実現できるディスク記録再
生装置を提供することにある。 【解決手段】HDDのデータチャネル7に含まれるエン
コーダ11が開示されている。エンコーダ11は、ディ
スク1に記録すべき記録データを、隣接トラックからの
クロストークノイズ量の影響度の高い2T〜4Tのうち
少なくとも1つ以上の抑制パターンの発生頻度を抑制
し、当該抑制パターンを除く全ての符号化パターンのそ
れぞれの発生頻度よりも当該抑制パターンのそれぞれの
発生頻度が小さくなるようにRLL符号化データに変換
する。データチャネル7は、エンコーダ11により符号
化された記録データをライトアンプ61を介して、ライ
トヘッド31に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクドライブなどのディスク記録再生装置に適用し、特
に記録符号化処理を実行する符号化回路及び復号化回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクドライブ(HD
D)では、記憶容量の増大化を図るために、ディスク上
に構成されるトラックの高密度化(高TPI化)を図る
ための技術開発が推進されている。高TPI化を図るた
めには、データ再生時において、隣接トラックからのク
ロストークノイズの低減化が重要な課題である。
【0003】具体的な先行技術として、記録信号パター
ンに応じてヘッドの記録電流を制御することにより、記
録信号パターンに依存しない記録有効トラック幅を一定
にすることで狭トラックピッチ化を実現する提案がある
(例えば特開平11−144205号公報を参照、第1
の先行技術とする)。また、隣接する記録トラック間に
非磁性の材料で作られたガードバンド部材を設けて、記
録磁区のサイドフリンジを低減させることにより、狭ス
ペーシング化を図る提案がある(例えば特開平9−97
419号公報を参照、第2の先行技術とする)。さら
に、記録トラックに対して斜めに成膜された磁性膜を有
し、アジマス角度の異なる2つのヘッドを用いることで
クロストークノイズの減少化を図る提案がある(例えば
特開平7−320227号公報を参照、第3の先行技術
とする)。さらに、偶数及び奇数の各トラック間でクロ
ックの位相差180°を設けることにより、隣接トラッ
ク間で磁化反転位相が180°ずれて記録されるため、
隣接トラック間のクロストークノイズを軽減する提案も
ある(例えば特開平6−131614号公報を参照、第
4の先行技術とする)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、高T
PI化を図るためには、ディスク上の隣接トラックから
のクロストークノイズの低減化を図ることが必要であ
る。このため、前述のような第1から第4の先行技術が
提案されている。第1の先行技術は、磁気記録時におい
て、記録密度が増加すると実効記録トラック幅が狭くな
るという磁気記録の特性を利用したものである。しか
し、実際に記録するデータパターンはランダムパターン
であり、かつ、高周波記録時に発生する非線形転移点シ
フト(NLTS)現象を緩和するために、前置記録補償
(precompensation)をランダムパター
ンに対してダイナミックに制御する必要がある。このた
め、回路系の高速化が必要となる。さらに、前置記録補
償量と記録電流値とは従属関係にあるため、両者をラン
ダムパターンに対して適切かつ高速に補正する必要があ
るため、そのための制御が煩雑になる。
【0005】第2の先行技術は、トラック間に非磁性層
のガードバンドを物理的に設けて、クロストークノイズ
の低減化を図るものである。しかし、2種の磁性層で1
トラックを形成するため、更なる高TPIを図るには、
より精度の高い加工技術が必要であり、かつ現状のディ
スク媒体に対する大幅な改良が必要となる。第3の先行
技術は、アジマス記録を利用したものである。しかし、
データ記録再生時に、ヘッドとディスク媒体間、及び隣
接トラック間とのアジマス角度を保持する必要があるな
ど、実際のHDDへの適用には種々の解決すべき課題が
あり、実用化は容易ではない。第4の先行技術は、隣接
位相差を利用したものであるが、今後さらなる高TPI
化を図る上で、クロック制御が困難になると考えられ
る。
【0006】要するに、隣接トラック間のクロストーク
ノイズを低減して、高TPI化を図る先行技術が存在す
るが、いずれも現在のシステムからの大幅改善を必要と
するなど、実現化が困難である。
【0007】そこで、本発明の目的は、現在のシステム
を大幅に変更することなく、隣接トラック間のクロスト
ークノイズを効果的に抑制し、結果的に高トラック密度
化を実現できるディスク記録再生装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク上に
データを記録する場合に、各トラックの記録信号パター
ンの相違によりクロストークノイズ量が異なることに注
目し、当該記録信号パターンを制御することでクロスト
ークノイズを低減化させる手段を有するディスク記録再
生装置に関する。即ち、本発明のディスク記録再生装置
は、ヘッドに接続し、ディスク記録媒体に記録すべき記
録データ及びディスク記録媒体から再生される再生デー
タに対応する各データ信号を処理するデータ信号処理手
段において、当該記録データをRLL符号化データに符
号化する符号化手段、及び当該再生データを復号化する
復号化手段を有する。符号化手段は、クロストークノイ
ズによる再生エラーレートが劣化する抑制RLL符号化
パターンの発生頻度を抑制し、前記抑制RLL符号化パ
ターンを除く全てのパターンの発生頻度よりも前記抑制
RLL符号化パターンの発生頻度が小さくなるようにR
LL符号化データを生成する。
【0009】具体的には、当該符号化手段は、記録デー
タからRLL符号化パターンを生成するときに、相対的
に隣接トラック間のクロストークノイズ量が増大する特
定の符号化パターン(少なくとも3Tパターン)の発生
頻度が、前記抑制RLL符号化パターンを除く全てのパ
ターンの発生頻度よりも小さくなるようにRLL符号化
データを生成する。ここで、特定の符号化パターン(3
Tパターン)は、例えば情報ビット“1”の次が“1”
となる最高周波数の符号化パターン(1Tパターン)か
ら、当該1Tパターンから10個の連続する情報ビット
“0”の次に情報ビット“1”となる最低周波数の符号
化パターン(11Tパターン)に含まれるものであり、
予め実験などにより推定されたものである。
【0010】このような構成により、ディスク記録再生
装置のシステム全体を変更することなく、ディスクにデ
ータを記録するときの記録符号化処理を実行するエンコ
ーダ(データ再生時にはデコーダ)の構成を変更するだ
けで、隣接トラック間のクロストークノイズを効果的に
低減させることが可能となる。従って、実現可能性の高
い構成により、データ再生時のエラーレートを向上でき
るため、ディスクの高トラック密度化を向上させて、大
容量のディスク記録再生装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、クロストークノイズに
よりエラーレートが劣化する抑制パターンの発生頻度を
抑制し、当該抑制パターンを除く全てのパターンの発生
頻度よりも当該抑制パターンの発生頻度が小さくなるよ
うにRLL符号化データを生成する例として、その抑制
パターを完全に削除する場合を想定する。
【0012】(システムの構成)図1は、同実施形態に
関係するHDDの要部を示すブロック図である。
【0013】HDDは大別して、図1に示すように、記
録媒体であるディスク1と、スピンドルモータ(SP
M)2と、ヘッドアセンブリと、データ信号処理系と、
ディスクコントローラ(HDC)8と、サーボシステム
9とを有する。
【0014】ヘッドアセンブリは、リードヘッド30と
ライトヘッド31とが実装されたヘッドスライダ3と、
当該スライダ3を保持しているアクチュエータ4と、当
該アクチュエータ4を駆動するボイスコイルモータ(V
CM)5とからなる。リードヘッド30は、ディスク1
からデータを読出すためのリード専用ヘッドであり、通
常ではMRヘッド(又はGMRヘッド)からなる。ライ
トヘッド31は、後述するライトアンプ61から供給さ
れる記録電流パターンに応じて、ディスク1上の各トラ
ックにデータを磁気的に記録するためのインダクティブ
・ヘッドである。VCM5は、サーボシステム9の制御
に従って、アクチュエータ4をディスク1の半径方向に
駆動させて、スライダ3をシークさせる。
【0015】HDC8は、HDDとホストシステムとの
インターフェースを構成し、ホストシステムからの記録
データ(WD)を受信し、かつ再生データ(RD)をホ
ストシステムに転送する機能を有する。サーボシステム
9は、HDDのメイン制御装置を構成するCPUを含
み、主としてディスク1の回転制御及びヘッド位置決め
制御を実行する。
【0016】データ信号処理系は、大別してプリアンプ
回路6と、データチャネル(リード/ライトチャネル)
7とから構成される。プリアンプ回路6は、リードアン
プ60及びライトアンプ61を有する。リードアンプ6
0は、リードヘッド30により読出されたデータ信号を
増幅して、データチャネル7に送出する。ライトアンプ
61は、データチャネル7から供給される記録符号化デ
ータを記録電流パターンに変換してライトヘッド31に
送出する。
【0017】データチャネル7は、リードチャネル系と
ライトチャネル系とからなり、記録及び再生データ信号
を処理するPRML(partial response maximum likeli
hood)式信号処理回路である。リードチャネル系は、A
GCアンプ20と、ローパスフィルタ(LPF)21
と、ディジタルPRML処理回路22と、デコーダ(復
号化回路)23と、デスクランブラ(descramb
ler)24とを有する。AGCアンプ20は、AGC
(自動ゲイン制御)機能を有し、入力されるデータ信号
のレベルを一定に維持する。LPF21は、ノイズ除去
を行なうためのフィルタである。
【0018】ディジタルPRML処理回路22は、A/
Dコンバータ、ディジタル波形等化回路(ディジタルフ
ィルタ)、及びビタビ(viterbi)デコーダなど
を含むディジタル信号処理回路である。デコーダ23
は、同実施形態に関係するエンコーダ11と対になる復
号化回路であり、当該エンコーダ11により符号化され
た符号化データを元の記録データに復号化する。デスク
ランブラ24は、ライトチャネル系のスクランブラ(s
crambler)10によりランダム化された記録デ
ータを元の記録データに戻す機能を有する。なお、デス
クランブラ24とデコーダ23とは配置関係が逆でもよ
い。
【0019】ライトチャネル系は、スクランブラ10、
エンコーダ11、プリコーダ(precoder)1
2、及び前置記録補償(precompensatio
n)回路(ライトプリコン)13を有する。スクランブ
ラ10は、HDC8からの記録データWDをランダム化
する回路であり、通常では排他的論理和回路からなる。
エンコーダ11は、同実施形態に関係する記録符号化回
路であり、後述するように、記録データ(ランダム化デ
ータ)を、隣接トラック間のクロストークノイズを抑制
できる符号化パターンの記録符号化データに変換する。
プリコーダ12は一種の復号器であり、PR(partial r
esponse)等化と逆特性の干渉を与えるための回路であ
る。ライトプリコン13は記録時に、データ再生時の位
相ずれを抑制するための補償処理を行なう回路である。
【0020】(データチャネルの動作)以下図1と共
に、図2から図4を参照して同実施形態の作用効果を説
明する。
【0021】同実施形態に関係する主たる構成要素は、
データチャネル7に含まれるエンコーダ11である。図
2のフローチャートを参照して、当該エンコーダ11を
含むライトチャネルの動作を説明する。
【0022】HDC8は、ホストシステムからディスク
1上に保存するための記録データWDを受信すると、デ
ータチャネル7へ送出する(ステップS1)。データチ
ャネル7のライトチャネルでは、スクランブラ10は、
再生エラーとなり易い偏ったビットパターンが発生しな
いようにランダム化処理(ランダマイズ)を実行する
(ステップS2)。エンコーダ11は、後述するよう
に、ランダマイズされた記録データを符号化処理し、記
録符号化データを生成する(ステップS3)。当該記録
符号化データは、RLL(run length li
mited)符号化データである。エンコーダ11は、
任意のデータ系列のブロックを所定の符号系列に変換す
るブロック符号化処理を実行する。さらに、ライトチャ
ネルは、プリコーダ12及びライトプリコン13を経
て、記録補償処理したRLL符号化データをライトアン
プ61に送出する(ステップS4)。ライトアンプ61
は、記録電流パターンに変換して、ライトヘッド31に
供給する(ステップS5)。このライトヘッド31によ
り、ディスク1上の指定トラックに、RLL符号化デー
タが磁気記録される。
【0023】一方、データ再生時には、リードヘッド3
0により、ディスク1上の指定トラックに記録されてい
るRLL符号化データが読出される。リードアンプ60
は、リードヘッド30により読出されたデータ信号(R
LL符号化データ)を増幅して、データチャネル7のリ
ードチャネルに送出する。リードチャネルでは、前述し
たように、AGCアンプ20及びLPF21を経て、デ
ィジタルPRML処理回路22に送られる。
【0024】ディジタルPRML処理回路22は、例え
ばEEPR4の等化クラスに合わせたディジタル波形等
化処理及びビタビデコーダによる最尤復号処理などを実
行する。デコーダ23は、前述のエンコーダ11による
符号化処理の逆過程である復号処理(同実施形態では3
Tパターンを削除した再生データに対する復号処理)を
実行する。ここで、デコーダ23は、ビタビデコーダを
含む構成でもよい。デスクランブラ24は、デコーダ2
3により復号化されたデータを元の記録データに戻し
て、再生データRDとしてHDC8に送出する。
【0025】(記録符号化処理)次に、同実施形態のエ
ンコーダ11による記録符号化処理を具体的に説明す
る。なお、デコーダ23により復号化処理は、当該符号
化処理の逆プロセスであるため、説明を省略する。
【0026】同実施形態では、RLL符号化データとし
て、図3(A)に示すように、記録するときの最高周波
数の周期(繰り返し周期)をTとし、任意の周期信号を
nT(例えば、最高周波数の1/6倍の周期信号は6T
となる)とした場合に、最低周波数の周期符号化パター
ンを11Tパターンと表記する。従って、最高周波数の
周期符号化パターンは1Tパターンであり、以下2Tパ
ターン、3Tパターン、4Tパターンと表現する。1T
パターンとは、情報ビット“1”を生成して、次も
“1”となる符号化パターンである。11Tパターン
は、情報ビット“1”から10個の連続する情報ビット
“0”を生成して、次に情報ビット“1”を生成する符
号化パターンである。同様に、3Tパターン、4Tパタ
ーンの各符号化パターンは、図3(B)に示すように表
現される。
【0027】同実施形態のエンコーダ11は、図4に示
すような符号生成規則により、符号化処理を実行する。
ここで、図4は符号状態遷移図であり、状態1からスタ
ートして、情報ビット“0”を生成すると状態2に移行
し、さらに“0”を生成すると、状態3に移行する。以
後、同様に横方向の状態へ移行するが、途中で情報ビッ
ト“1”を生成すると、状態1に戻ることを意味してい
る。
【0028】このような図4の符号状態遷移図により意
味する符号生成規則は、3T及び4Tパターンを削除し
た符号化データを生成する手順を示す。3T及び4Tパ
ターンは、後述するように、ディスク1の各トラックに
データ記録を実行する場合に、隣接トラック間のクロス
トークノイズに敏感であり、データ再生時のエラーレー
トが1.5〜2桁も劣化する現象を招く。3T及び4T
パターンの削除処理とは、状態1の最左端から数えて3
番目及び4番目のそれぞれの次の状態に、ビット“1”
を生成しない処理である。ここで、1Tパターンは、前
述したように、情報ビット“1”を生成して、次も
“1”となる最高周波数の符号化パターンである。ま
た、11Tパターンは、情報ビット“1”から10個の
連続する情報ビット“0”を生成して、次に情報ビット
“1”を生成する符号化パターンである。この11Tパ
ターンは、磁気記録的になるべく有利になるように低い
周波数成分を多くする設計に適用するためである。これ
は、ディスク1の記録密度を上昇させた場合に、引き起
こされる非線形現象の代表であるPE(パーシャルイレ
ージャ)や、一旦記録した磁化が消失してしまうような
熱揺らぎ現象等をなるべく生じさせない効果がある。
【0029】以下、同実施形態の符号化処理の作用効果
を具体的に説明する。
【0030】まず、図6に示すように、データ再生時の
指定トラック(TR1)に対して、隣接トラック(TR
2)には、予め所定の周期信号(nTパターン)のデー
タ62が連続的に記録されている場合を想定する。指定
トラック(TR1)には、ランダムパターンからなるデ
ータが記録される。図5は、リードヘッドにより、当該
トラック(TR1)からデータを再生する場合に、リー
ドオフセット量(矢印60)をパラメータとして、エラ
ーレート(ビットエラーレート:BER)を測定した結
果である。リードオフセットは、リードヘッドのトラッ
ク(TR1)上の位置が、隣接トラック(TR2)の方
向(トラック中心61)へ位置ずれ(オフセット)した
状態である。
【0031】図5は、縦軸がエラーレート(BER)で
あり、横軸が隣接トラックに記録した所定周期信号のn
Tパターンを示している。また、パラメータはリードオ
フセット量(0〜0.34)である。図5は、ディスク
上のトラック密度(TPI)に対して、エラーレートの
マージンがどれだけ残存するかを示す基礎データとな
る。
【0032】図5の測定結果から明白であるように、リ
ードオフセット量が「0」、即ちリードヘッドが完全に
オントラック状態であれば、いずれの周期信号において
も、隣接トラック(TR2)からのクロストークノイズ
に対して、エラーレートの劣化がみられない(特性曲線
100)。これに対して、リードオフセット量の増大に
伴って、エラーレートの劣化が見られる(特性曲線10
1〜104)。特に、特定の周期信号(ここでは3Tパ
ターン)で、エラーレートの劣化が顕著となることが確
認できる。要するに、隣接トラック(TR2)に記録さ
れる周期信号の種類(nTパターン)により、当該トラ
ック(TR1)でのリードヘッドが受けるクロストーク
ノイズ量に差があることが示されている。
【0033】図7は、隣接トラックに対するオフトラッ
ク量とエラーレート(BER)との関係を示す図であ
る。また、図8は、隣接トラックの記録信号の周期nと
信号振幅(振幅パワー)との関係を示す図である。
【0034】ここで、クロストークノイズは、記録再生
対象の当該トラック以外からの漏洩信号であり、特に隣
接トラックからの影響度が最大となる。この隣接トラッ
クの記録信号による影響度としては、隣接トラックの磁
化転移の発生頻度と信号振幅(振幅パワー)の2つ要素
が関係している。磁化転移の発生頻度は、図8の特性曲
線Aで示すように、隣接トラックの記録信号の周期nに
逆比例する。また、信号振幅は、特性曲線Bで示すよう
に、高記録密度(高TPI)、即ち信号周期nが小さい
ほど減少する。
【0035】HDDの高記録密度化(高TPI化)に伴
って、最高記録周波数が高周波側にシフトされ、一方で
磁気記録的に有利になるように低周波信号がなるべく多
く含まれるような構成が望ましいため、記録データの最
低周波数と最高周波数の信号振幅パワー差が大きくなっ
てきている。具体的には、図8に示すように、例えば6
Tまたは12Tパターン時の信号振幅パワーYと比較し
て、1Tパターン時の信号振幅パワーXは非常に小さく
なる(特性曲線B)。従って、クロストークノイズとし
て見た場合にも、1Tパターンに対して、6Tパターン
や12Tパターンの記録信号が隣接トラックに存在する
場合の方が、当該トラックへのクロストークノイズが大
きくなる。
【0036】一方、前記したように、1Tパターンの方
が、高周波で記録した信号より磁化転移の発生頻度が多
くなる(図8の特性曲線Aを参照)。従って、クロスト
ークノイズは、磁化転移の発生頻度と信号振幅パワーと
いう2つの要素が両者とも隣接トラックの記録信号の周
期nに依存することになる(特性曲線C)。図8に示す
特性曲線Cは、前記の各要素の積として表現されたもの
である。この特性曲線Cから、クロストークノイズが極
大となる隣接トラックの記録信号の周期nが存在するこ
とが確認できる。即ち、前述したように、クロストーク
ノイズが極大となる隣接トラックの記録信号は、周期n
が「3」である3Tパターンの符号化パターンである。
【0037】以上のように同実施形態によれば、隣接ト
ラックからのクロストークノイズが顕著になる記録信号
の符号化パターンとして、3Tパターンを中心として、
2Tパターン及び4Tパターンも含む特定の符号化パタ
ーンを想定することができる。換言すれば、記録データ
をRLL符号化する場合に、クロストークノイズによる
再生エラーレートの劣化を抑制するためには、当該特定
パターン(少なくとも3Tパターン)を、生成するRL
L符号化パターンから削除すればよい。そこで、同実施
形態のエンコーダ11は、図4に示す符号生成規則によ
り、エラーレート劣化が顕著な3Tパターン(2Tパタ
ーンまたは4Tパターンも含む場合もある)を削除した
RLL符号化データを生成する。従って、ディスク1上
の指定トラックに対して、隣接トラックからのクロスト
ークノイズの影響を受け難いRLL符号化データを磁気
記録することができる。これにより、結果的に隣接トラ
ック間が接近した狭トラック化を図り、高トラック密度
化(高TPI化)を実現することができる。
【0038】ここで、前述のように、3Tパターンまた
は4Tパターンによるエラーレート劣化量は、隣接トラ
ックまでの再生距離(リードオフセット量)に依存して
いる。換言すれば、当該エラーレート劣化量は、再生対
象のトラックと隣接トラックとの距離であるトラックピ
ッチが狭くなるほど大きくなる。具体例として、同実施
形態の3Tパターン及び4Tパターンを除去した符号化
データを使用すると、再生エラーレートで6乗台をキー
プするためのオフトラック方向のマージンを、片側で
0.13umも増加させることが可能となる。トラック
の両側で概算すれば、0.26umもマージンが増加す
ることに相当する。従って、トラックピッチを一定した
場合には、ヘッドの位置決め精度に対して±0.13u
mのマージンを稼ぐことになる。一方、エラーレートを
一定した場合には、0.26umもトラックピッチを狭
小化することが可能となる。従って、同実施形態を従来
のHDDを適用した場合に、トラック密度を18kTP
Iとして、トラック密度を18%程度向上させることが
可能である。
【0039】(変形例)図9は、同実施形態の変形例に
関係する図である。同図(A)は、生成する符号化デー
タから、3Tパターンのみ削除するための符号生成規則
である。また、同図(B)は、生成する符号化データか
ら、4Tパターンのみ削除するための符号生成規則であ
る。
【0040】また、同実施形態において、3Tパターン
及び4Tパターン(または2Tパターン)に対するクロ
ストークノイズの影響度が大きくなる理由について述べ
たが、最高/最低周波数の信号振幅パワー比、及び磁化
転移の発生確率比の変化等によりクロストークノイズの
影響を与えやすい周期パターンが多少変化する場合も想
定される。この場合でも、当然ながら、当該周期パター
ンを削除するための符号生成規則は、容易に類推するこ
とが可能である。
【0041】また、図7から、トラック幅を約10%狭
くすると、エラーレート(BER)が平均約−0.3桁
劣化することが予測される。さらに、狭トラック幅にす
ると平均BERは劣化し、クロストークノイズ量が極大
となる記録パターンが存在することを推定できる。そこ
では、BERのnTパターン依存曲線が極値を示し、平
均BERより1桁劣化することも稀ではない。従って、
BER極大パターンを制御することでBERが改善さ
れ、さらに所望のBERに応じたトラック幅の設計を現
状よりも狭くすることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、H
DDなどのディスク記録再生装置において、記録データ
をRLL符号化データに符号化する場合に、隣接トラッ
クからのクロストークノイズの影響度の高い符号パター
ンの発生頻度を抑制したRLL符号化データを生成す
る。従って、当該RLL符号化データをディスク上に記
録することにより、データ再生時に隣接トラックからの
クロストークノイズを効果的に抑制し、再生エラーレー
トの向上を図ることができる。換言すれば、隣接トラッ
ク間のエラーレートを相対的に向上できるため、結果的
に高トラック密度化を容易に実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するHDDの要部を示
すブロック図。
【図2】同実施形態のデータチャネルの動作を説明する
ためのフローチャート。
【図3】同実施形態の記録符号化処理に関係する符号化
パターンを説明するための概念図。
【図4】同実施形態の記録符号化処理を説明するための
符号状態遷移図。
【図5】同実施形態での符号化パターンとエラーレート
との関係を示す図。
【図6】同測定結果を得るためのデータ記録再生の状態
を示す概念図。
【図7】同実施形態でのオフトラック量とエラーレート
との関係を示す図。
【図8】同実施形態での隣接トラックの信号周期と信号
振幅との関係を示す図。
【図9】同実施形態の変形例に関係する記録符号化処理
を説明するための符号状態遷移図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…スピンドルモータ(SPM) 3…ヘッドスライダ 4…アクチュエータ 5…ボイスコイルモータ(VCM) 6…プリアンプ回路 7…データチャネル 8…ディスクコントローラ(HDC) 9…サーボシステム 10…スクランブラ 11…エンコーダ 12…プリコーダ 13…前置記録補償回路(ライトプリコン) 20…AGCアンプ 21…ローパスフィルタ(LPF) 22…ディジタルPRML処理回路 23…デコーダ(復号化回路) 24…デスクランブラ(descrambler) 30…リードヘッド 31…ライトヘッド 60…リードアンプ 61…ライトアンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの記録媒体であるディスク記録媒
    体と、 前記ディスク記録媒体に対してデータの記録及び再生を
    行なうヘッドと、 前記ヘッドに接続し、前記ディスク記録媒体に記録すべ
    き記録データ及び前記ディスク記録媒体から再生される
    再生データに対応する各データ信号を処理する手段であ
    って、当該記録データをRLL符号化データに符号化す
    る符号化手段及び当該再生データを復号化する復号化手
    段を有し、当該符号化手段はクロストークノイズにより
    再生エラーレートが劣化する抑制RLL符号化パターン
    の発生頻度を抑制し、当該抑制RLL符号化パターンを
    除く全パターンのそれぞれの発生頻度よりも前記抑制R
    LL符号化パターンの発生頻度が小さくなるように前記
    RLL符号化データを生成するように構成されたデータ
    信号処理手段とを具備したことを特徴とするディスク記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段は、最高周波数の符号化
    パターンを1Tパターンとした場合に、前記記録データ
    から再生エラーレートが劣化する2T〜4Tパターンの
    うち少なくとも1つ以上のパターンの発生頻度を抑制
    し、前記抑制RLL符号化パターンを除く全パターンの
    それぞれの発生頻度よりも前記抑制RLL符号化パター
    ンの発生頻度が小さくなるようにRLL符号化パターン
    のRLL符号化データを生成し、 前記復号化手段は、前記ディスク記録媒体から前記ヘッ
    ドにより再生された前記RLL符号化データを元の前記
    記録データに復号化するように構成されたことを特徴と
    する請求項1記載のディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 クロストークノイズ等による再生エラー
    レートの劣化を抑制するため、最高周波数の符号化パタ
    ーンを1Tパターンとした場合に、2T〜4Tパターン
    のうち少なくとも1つ以上のパターンの発生頻度を抑制
    し、少なくとも5Tパターンの発生頻度以下にするよう
    にRLL符号化データを生成するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876612B2 (en) 2001-10-25 2005-04-05 Hitachi, Ltd. Information recording apparatus and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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