JP2001141091A - 流量制御弁 - Google Patents
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Abstract
可能な流量制御弁を得る。 【解決手段】流量制御弁30Aは、圧電アクチュエータ
52と、該圧電アクチュエータ52の変位量Laを増幅
する変位量増幅機構54を備えている。変位量増幅機構
54で増幅された増幅変位量Lbはバルブヘッド48に
伝えられ、このバルブヘッド48によって、バルブボデ
ィ44中の流入路40と流出路42との間を通じさせる
連通路46を通る流体の流量が調節される。変位量増幅
機構54は、軸線Cに沿って変位する入力部80および
出力部82と、回転変位する変位伝達部74を備えてい
る。
Description
し、一層詳細には、例えば、マスフローコントローラを
構成し、流体の流量を高精度かつ安定的に制御すること
が可能な流量制御弁に関する。
装置、乾式エッチング装置等においては、プロセス機器
へ供給するプロセスガスの流量を高精度に制御すること
が要求される。このため、プロセス機器へプロセスガス
を供給する管路中に、該プロセスガスの流量を制御する
ためのマスフローコントローラが挿入されている。この
場合、マスフローコントローラは、制御電圧の値に応じ
て流量を調節するように構成された流量制御弁を備えて
いる。
されたバルブボディと、前記バルブボディに対して変位
し、前記流路を流れる前記流体の流量を調節するバルブ
ヘッドと、前記バルブヘッドに連結され、該バルブヘッ
ドを変位させるアクチュエータを備えている。
アクチュエータを備えた流量制御弁の実用化が進められ
ている。
ュエータによる変位量は、一般に微少である。従って、
圧電アクチュエータを備えた上述の流量制御弁において
は、バルブヘッドのストローク不足によって、以下の不
都合が生じるおそれがある。 (1) 制御可能な流量範囲の極小化、(2) 塵埃等
によるつまりの発生、(3) 流量制御弁をマスフロー
コントローラに使用した場合における、クリーニングガ
ス(窒素ガス等)によるメンテナンス時間の増大。
なされたものであり、バルブヘッドのストロークを増大
させることができ、さらに、流体の流量を高精度かつ安
定的に制御することが可能な流量制御弁を提供すること
を目的とする。
は、流体の流路が形成されたバルブボディと、前記バル
ブボディに対して変位し、前記流路を流れる前記流体の
流量を調節するバルブヘッドと、電流または電圧の供給
に伴って、該電流または該電圧の値に応じた変位量だけ
変位を生じる電気/変位変換手段と、前記電気/変位変
換手段からの前記変位量を増幅して前記バルブヘッドに
伝える変位量増幅手段とを有している(請求項1記載の
発明)。
変位量増幅手段で増幅してバルブヘッドに伝えるように
することによって、バルブヘッドのストロークを増大さ
せることができる。
中心として回転するとともに、前記電気/変位変換手段
からの変位量を入力点で受け、かつ、増幅した変位量を
出力点において前記バルブヘッドに対して付与する回転
部を有している(請求項2記載の発明)。
変位変換手段による変位の方向を変換する機能を有して
いる(請求項3記載の発明)。
位の方向と、前記バルブヘッドの移動方向はほぼ平行し
ており、前記変位量増幅手段は、前記支点に対する前記
入力点と前記出力点との位置関係に応じて、前記電気/
変位変換手段の変位の方向を、同方向または逆方向に変
換して前記バルブヘッドに伝えるようにしている(請求
項4記載の発明)。
位変換手段を用いて、バルブヘッドが電気/変位変換手
段の変位方向と同じ方向に変位する流量制御弁と、バル
ブヘッドが電気/変位変換手段の変位方向と逆の方向に
変位する流量制御弁の両方を構成することができる。す
なわち、N/Oタイプの流量制御弁およびN/Cタイプ
の流量制御弁の両方を構成することができる。従って、
これら流量制御弁の製造コストの低廉化を図ることがで
きる。
を所定の増幅率で増幅し、前記増幅率は、前記支点と前
記入力点をそれぞれ通り、前記バルブヘッドの移動方向
と平行する線の間の距離と、前記支点と前記出力点をそ
れぞれ通り、前記バルブヘッドの移動方向と平行する線
の間の距離との比で設定されている(請求項5記載の発
明)。
チュエータで構成するようにしてもよい(請求項6記載
の発明)。
ーコントローラを構成することもできる(請求項7記載
の発明)。
好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
み込まれるマスフローコントロールシステムについて説
明する。
10の概略的な構成を示している。マスフローコントロ
ールシステム10は、プロセスガスを送り出すプロセス
ガス源12と、プロセスガス源12から送られるプロセ
スガスの流量を調節するマスフローコントローラ14
と、該マスフローコントローラ14を制御する制御装置
16を備えている。そして、マスフローコントローラ1
4を通過したプロセスガスは、例えば、半導体の製造プ
ロセスにおける薄膜生成装置、乾式エッチング装置等を
構成するプロセス機器20に供給される。
入口側には、入口弁22が設けられており、また、マス
フローコントローラ14の出口側には、出口弁24が設
けられている。
形態に係る流量制御弁30と、該流量制御弁30を駆動
するピエゾ駆動回路32と、流量制御弁30の下流側に
おけるプロセスガスの流量Pを検出する流量センサ34
を備えている。
は、N/O(ノーマルオープン:通常/開)タイプの流
量制御弁30Aを用いるようにしてもよく、または、N
/C(ノーマルクローズ:通常/閉)タイプの流量制御
弁30Bを用いるようにしてもよい。
制御弁30を構成する後述する圧電素子60の構成を示
している。ピエゾ駆動回路32は、制御装置16から電
圧値としての不平衡入力Vaが供給されると、この不平
衡入力Vaを増幅して平衡出力(差動出力)Vbとして
出力する。この平衡出力Vbは、流量制御弁30を構成
する圧電素子60の端子62a、62b間に印加され、
これに伴って圧電素子60が駆動される。
出したプロセスガスの流量Pを制御装置16にフィード
バックする。制御装置16は、この流量Pに基づいて、
ピエゾ駆動回路32に供給すべき不平衡入力Vaの値を
調節する。そして、ピエゾ駆動回路32は、この不平衡
入力Vaに基づいて、流量制御弁30を駆動する。すな
わち、制御装置16は、ピエゾ駆動回路32を介して流
量制御弁30を制御する。
流量制御弁30Aについて説明する。
いる。この図3に示すように、流量制御弁30Aは、流
体(プロセスガス)の流入路40および流出路42が形
成されたバルブボディ44と、流入路40から流出路4
2へ通じる連通路46の断面積を変化させて、プロセス
ガスの流量を調節するバルブヘッド48を有するバルブ
機構50と、バルブヘッド48を駆動するための駆動源
としての圧電アクチュエータ52と、該圧電アクチュエ
ータ52の変位量Laを増幅する変位量増幅機構(変位
量増幅手段)54を備えている。
0Aの、図3中、上部側に配置された中空状の枠体56
に挿入され、該枠体56の上端部に装着されたナット状
部材58によって該枠体56に取り付けられている。具
体的には、ナット状部材58に設けられたフランジ部5
9と、変位量増幅機構54(ボール66)との間に挟ま
れて固定されている。
型の圧電素子60(図2参照)を内部に備えており、ピ
エゾ駆動回路32から端子62a、62bを介してこの
圧電素子60に印加される平衡出力Vbに応じた変位量
Laだけ先端部64の方向(図3中、流量制御弁30A
の軸線Cに沿った下向き方向)に変位する。すなわち、
圧電アクチュエータ52は、電気/変位変換手段として
構成されている。なお、磁歪素子(超磁歪素子)を用い
て電気/変位変換手段を構成するようにしてもよい。
2の先端部64は、ボール66を介して、変位量増幅機
構54を構成する後述する入力部80の上端部と接して
おり、圧電アクチュエータ52による変位量Laは、こ
の入力部80に伝えられる。
ており、この支持部70を介して前記枠体56と組み付
けられている。
を介して支持部70と連結された変位伝達部(回転部)
74と、支持部70の間に配置され、変位伝達部74と
入力点部76を介して連結された入力部80と、変位伝
達部74と出力点部78を介して連結された出力部82
を備えている。
置されている。また、変位伝達部74は、図3中、左右
に分割されており(または、分割されて略リング状に配
列されており)、分割された変位伝達部74に、支点部
72、入力点部76および出力点部78がそれぞれ結合
されている。
び出力点部78は、軸線Cから最も離れた位置から軸線
C側に向かって、支点部72、入力点部76、出力点部
78の順に並ぶように設けられている。また、図4Aに
示すように、入力点部76と支点部72を結ぶ直線と、
出力点部78と支点部72を結ぶ直線との交差角度は、
90度より小さく、ほぼ0度である。
おけるほぼ中心部分には凹部83が形成されており、こ
の凹部83に出力部82の上端部が収容されている。ま
た、出力部82は、変位伝達部74の間に配置されてい
る。そして、出力部82の下端部は、ボール84を介し
て、バルブ機構50を構成する後述するばね押部材10
0と接している。
78は、それぞれ、容易に変形させることができるよう
に、薄肉な形状に形成されている。一方、支持部70、
変位伝達部74、入力部80および出力部82は、容易
に変形しないように、厚肉な形状に形成されている。
部80および出力部82、並びに支点部72、入力点部
76および出力点部78は、軸線Cに対して対称となる
ように形成されている。さらに、これら支持部70、入
力部80、変位伝達部74および出力部82、並びに支
点部72、入力点部76および出力点部78は、金属製
材料、樹脂製材料等(図3に示す例では、金属製材料)
から、一体または別体で形成されている。
2の変位が入力部80に伝わると、入力部80は、軸線
Cに沿って下方向に変位する。そして、入力部80は、
入力点部76を介して、変位伝達部74を下方向に押
す。このとき、変位伝達部74は、支点部72を中心に
回転する。この場合、分割された変位伝達部74の回転
方向は、軸線Cに対して対称である。これは、支点部7
2および入力点部76の位置が、軸線Cに対して対称で
あるからである。
を介して、出力部82を下方向に押す。その結果、出力
部82は、軸線Cに沿って下方向に変位する。これは、
出力部82における出力点部78が結合されている位置
が、軸線Cに対して対称となる位置であるからである。
すなわち、変位量増幅機構54は、圧電アクチュエータ
52の変位を、軸線Cに沿って同方向かつ直線的に伝え
る機能を有している。
点部76までの距離を入力距離L1と記し、支点部72
から出力点部78までの距離を出力距離L2と記すと、
これら入力距離L1と出力距離L2との間には、L1<
L2の関係が成り立っている。
点部76をそれぞれ通り、軸線Cと平行する仮想の線の
間の距離としても得ることができ、また、出力距離L2
は、支点部72と出力点部78をそれぞれ通り、軸線C
と平行する仮想の線の間の距離としても得ることができ
る。
La(圧電アクチュエータ52の変位量)だけ下方向に
変位すると、出力部82は、変位量LaのL2/L1倍
の変位量(増幅変位量)Lbだけ下方向に変位すること
となる。すなわち、変位量増幅機構54は、入力部80
に入力された変位量Laを変位伝達部74によってL2
/L1倍の増幅率で増幅して、増幅変位量Lbとして出
力する機能を有している。
記バルブヘッド48を備えた弁部材90を有している。
この弁部材90は、枠部92と、この枠部92とダイヤ
フラム部94を介して連結された前記バルブヘッド48
とから一体的に形成されている。この場合、枠部92、
ダイヤフラム部94およびバルブヘッド48は、軸線C
に対して対称となるように形成されている。
るガスにも対応することができるように、耐腐蝕性を有
する金属(例えば、SUS316L)等を採用すること
が好ましい。
の枠体95を介して、前記変位量増幅機構54の支持部
70に組み付けられるとともに、該枠部92の下部側に
配置されたバルブボディ44とも組み付けられている。
また、枠部92とバルブボディ44の間は、Oリング9
6によって密閉されている。
備えたばね押部材100が取り付けられている。また、
枠部92には、フランジ状のばね支部材102が取り付
けられている。この場合、これらばね押部材100およ
びばね支部材102の形状は、それぞれ、軸線Cに対し
て対称である。
ね支部材102との間には、弾性部材(例えば、ばね)
104が設けられており、ばね押部材100は、この弾
性部材104によって、軸線Cに沿った上方向の力を受
けている。また、ばね押部材100の中心部は、ボール
84を介して、変位量増幅機構54を構成する出力部8
2の下端部と接している。
が生じていない状態において、バルブヘッド48とバル
ブボディ44との間には、隙間δが形成されている。こ
の場合、この隙間δが、流入路40と流出路42との間
を通じさせる連通路46として機能する。
圧電アクチュエータ52に変位量Laの変位が生じ、こ
の変位量Laが変位量増幅機構54で増幅されて増幅変
位量Lbとしてバルブヘッド48に伝えられると、バル
ブヘッド48は、弾性部材104の弾発力に抗しなが
ら、または、弾性部材104に押し戻されて、軸線Cに
沿って上下方向に変位する。このとき、増幅変位量Lb
の大きさに応じて、連通路46の断面積が変化し、その
結果、連通路46を通るプロセスガスの流量が調節され
る。
らに下方向に変位して、着座部としてのバルブボディ4
4の上端部に押し当てられると、該バルブヘッド48に
よって流入路40の上端部が塞がれる。これによって、
流入路40と流出路42との間が閉塞される。すなわ
ち、流量制御弁30Aが閉じた状態となる。
流量制御弁30Bについて説明する。
いる。この図6に示すように、流量制御弁30Bは、バ
ルブボディ44と、バルブヘッド112を有するバルブ
機構114と、圧電アクチュエータ52と、変位量増幅
機構120を備えている。なお、バルブボディ44およ
び圧電アクチュエータ52、並びに枠体56およびナッ
ト状部材58の構成は、図3に示す流量制御弁30Aと
同じであるため、同じ符号を付して詳細な説明を省略す
る。
た枠体56と下側に配置された枠体121の間に挟まれ
て、これら枠体56および枠体121に組み付けられた
支持部122と、支持部122の間に配置された入力部
124と、これら支持部122および入力部124とそ
れぞれ支点部126および入力点部128を介して連結
された変位伝達部(回転部)130と、該変位伝達部1
30と出力点部132を介して連結された出力部134
を備えている。
入力部124の下側に配置され、また、出力部134
は、変位伝達部130の下側に配置されている。
されており(または、分割されて略リング状に配列され
ており)、分割された変位伝達部130に支点部12
6、入力点部128および出力点部132がそれぞれ結
合されている。
および出力点部132は、軸線Cから最も離れた位置か
ら軸線C側に向かって、出力点部132、支点部12
6、入力点部128の順に並べられている。また、図7
Aに示すように、出力点部132と支点部126を結ぶ
直線と、入力点部128と支点部126を結ぶ直線との
交差角度は、90度より大きく180度に近い値であ
る。
部128および出力点部132は、それぞれ、容易に変
形させることができるように、薄肉な形状に形成されて
いる。一方、支持部122、入力部124、変位伝達部
130および出力部134は、容易に変形しないよう
に、厚肉な形状に形成されている。
伝達部130および出力部134、並びに支点部12
6、入力点部128および出力点部132は、軸線Cに
対して対称となるように形成されている。さらに、これ
ら支持部122、入力部124、変位伝達部130およ
び出力部134、並びに支点部126、入力点部128
および出力点部132は、金属製材料、樹脂製材料等
(図6に示す例では、金属製材料)から、一体または別
体で形成されている。
して圧電アクチュエータ52の先端部64と接してい
る。また、出力部134の下端部には、断面略T字状の
切り欠き部136が形成されており、この切り欠き部1
36には、バルブヘッド112の上端部に形成された、
前記切り欠き部136とほぼ同じ形状の突起部138が
はめ込まれている。このように、切り欠き部136に突
起部138をはめ込むことによって、出力部134とバ
ルブヘッド112が連結される。
2の変位が入力部124に伝わると、入力部124は、
軸線Cに沿って下方向に変位する。そして、入力点部1
28を介して、変位伝達部130を下方向に押す。この
とき、変位伝達部130は、支点部126を中心に回転
する。この場合、分割された変位伝達部130の回転方
向は、軸線Cに対して対称である。これは、支点部12
6および入力点部128の位置が、軸線Cに対して対称
であるからである。
32を介して、出力部134を上方向に引く。その結
果、出力部134は、軸線Cに沿って上方向に変位す
る。これは、出力部134における出力点部132が結
合されている位置が、軸線Cに対して対称となる位置で
あるからである。すなわち、変位量増幅機構120は、
圧電アクチュエータ52の変位を逆方向に変換するとと
もに、軸線Cに沿って直線的に伝える機能を有してい
る。
おける、支点部126と入力点部128を結ぶ線分に対
する、軸線Cと直交する方向の寸法成分を入力距離L3
と記し、また、支点部126と出力点部132を結ぶ線
分に対する、軸線Cと直交する方向の寸法成分を出力距
離L4と記すと、これら入力距離L3と出力距離L4と
の間には、L3<L4の関係が成り立っている。
力点部128をそれぞれ通り、軸線Cと平行する仮想の
線の間の距離としても得ることができ、また、出力距離
L4は、支点部126と出力点部132をそれぞれ通
り、軸線Cと平行する仮想の線の間の距離としても得る
ことができる。
量La(圧電アクチュエータ52の変位量)だけ下方向
に変位すると、出力部134は、変位量LaのL4/L
3倍の変位量(増幅変位量)Lcだけ上方向に変位する
こととなる。すなわち、変位量増幅機構120は、入力
部124に入力された変位量Laを変位伝達部130に
よってL4/L3倍の増幅率で増幅して、増幅変位量L
cとして出力する機能を有している。
前記バルブヘッド112を備えた弁部材140を有して
いる。この弁部材140は、枠部142と、この枠部1
42とダイヤフラム部144を介して連結された前記バ
ルブヘッド112とから一体的に形成されている。この
場合、枠部142、ダイヤフラム部144およびバルブ
ヘッド112は、軸線Cに対して対称となるように形成
されている。
する金属(例えば、SUS316L)等を採用すること
が好ましい。
体121を介して前記変位量増幅機構120の支持部1
22に組み付けられるとともに、該枠部142の下部側
に配置されたバルブボディ44とも組み付けられてい
る。また、バルブボディ44と枠部142の間は、Oリ
ング143によって密閉されている。
たばね支部材148が取り付けられている。また、バル
ブヘッド112には、フランジ状のばね押部材150が
取り付けられている。この場合、これらばね支部材14
8およびばね押部材150の形状は、それぞれ、軸線C
に対して対称である。
ばね押部材150との間には、弾性部材(例えば、ば
ね)152が設けられており、ばね押部材150は、こ
のばね152によって、軸線Cに沿った下方向の力を受
けている。このため、圧電アクチュエータ52に変位が
生じていない状態において、バルブヘッド112は、弁
座部としてのバルブボディ44の上端部に押し当てら
れ、流入路40と流出路42との間を閉塞している。
圧電アクチュエータ52に変位量Laの変位が生じ、こ
の変位量Laが変位量増幅機構120で増幅され、か
つ、方向が変換されて増幅変位量Lcとしてバルブヘッ
ド112に伝えられると、バルブヘッド112が弾性部
材152の弾発力に抗しながら、軸線Cに沿って上方向
に変位する。また、変位量Laが減少すると、バルブヘ
ッド112は、弾性部材152に押し戻されて、軸線C
に沿って下方向に変位する。
って、バルブヘッド112とバルブボディ44との間に
隙間εが形成され、この隙間εが、流入路40と流出路
42との間を通じさせる連通路154として機能する。
この場合、増幅変位量Lcの大きさに応じて、連通路1
54の断面積が変化し、その結果、連通路154を通る
プロセスガスの流量が調節される。
イプの流量制御弁30AおよびN/Cタイプの流量制御
弁30Bは、圧電アクチュエータ52による微少な変位
量Laを増幅してバルブヘッド48およびバルブヘッド
112に伝えるように構成されている。このため、バル
ブヘッド48およびバルブヘッド112のストロークを
増大させることができる。
30Bは、同じ構造のバルブボディ44を用いて構成さ
れている。このため、これら2種類の流量制御弁30A
および流量制御弁30Bを低コストで製造することがで
きる。
増幅機構120は、それぞれ、圧電アクチュエータ52
の変位を同方向または逆方向に変換するように構成され
ている。このため、一方向に変位する圧電アクチュエー
タ52を用いて、N/Oタイプの流量制御弁30Aおよ
びN/Cタイプの流量制御弁30Bの両方を構成するこ
とができる。従って、2種類の流量制御弁30Aおよび
流量制御弁30Bを一層低コストで製造することができ
る。
制御弁30Bを構成するバルブボディ44においては、
流入路40、流出路42等の接ガス部の構造が簡素であ
る。このため、プロセスガスとの接触面積を小さくする
ことができる。
30Aおよび流量制御弁30Bによれば、流体の流量を
高精度かつ安定的に制御することができる。
/変位変換手段による変位量を変位量増幅手段によって
増幅するように構成されている。このため、バルブヘッ
ドのストロークを増大させることができる。
れるマスフローコントロールシステムの概略的な構成を
示すブロック図である。
素子の構成を示すブロック図である。
である。
成する変位量増幅機構の動作を示す説明図である。
である。
である。
成する変位量増幅機構の動作を示す説明図である。
である。
B…流量制御弁 44…バルブボディ 48、112…バル
ブヘッド 50、114…バルブ機構 52…圧電アクチュ
エータ 54、120…変位量増幅機構 60…圧電素子 70、122…支持部 72、126…支点
部 74、130…変位伝達部 76、128…入力
点部 78、132…出力点部 80、124…入力
部 82、134…出力部 L1、L3…入力距
離 L2、L4…出力距離
Claims (7)
- 【請求項1】流体の流路が形成されたバルブボディと、 前記バルブボディに対して変位し、前記流路を流れる前
記流体の流量を調節するバルブヘッドと、 電流または電圧の供給に伴って、該電流または該電圧の
値に応じた変位量だけ変位を生じる電気/変位変換手段
と、 前記電気/変位変換手段からの前記変位量を増幅して前
記バルブヘッドに伝える変位量増幅手段と、 を有することを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項2】請求項1記載の流量制御弁において、 前記変位量増幅手段は、支点を中心として回転するとと
もに、前記電気/変位変換手段からの変位量を入力点で
受け、かつ、増幅した変位量を出力点において前記バル
ブヘッドに対して付与する回転部を有することを特徴と
する流量制御弁。 - 【請求項3】請求項1または2記載の流量制御弁におい
て、 前記変位量増幅手段は、前記電気/変位変換手段による
変位の方向を変換する機能を有することを特徴とする流
量制御弁。 - 【請求項4】請求項3記載の流量制御弁において、 前記電気/変位変換手段による変位の方向と、前記バル
ブヘッドの移動方向はほぼ平行しており、 前記変位量増幅手段は、前記支点に対する前記入力点と
前記出力点との位置関係に応じて、前記電気/変位変換
手段の変位の方向を、同方向または逆方向に変換して前
記バルブヘッドに伝えることを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項5】請求項4記載の流量制御弁において、 前記変位量増幅手段は、前記変位量を所定の増幅率で増
幅し、 前記増幅率は、前記支点と前記入力点をそれぞれ通り、
前記バルブヘッドの移動方向と平行する線の間の距離
と、前記支点と前記出力点をそれぞれ通り、前記バルブ
ヘッドの移動方向と平行する線の間の距離との比で設定
されることを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の流量
制御弁において、 前記電気/変位変換手段は、圧電アクチュエータである
ことを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の流量
制御弁において、 前記流量制御弁は、マスフローコントローラを構成して
いることを特徴とする流量制御弁。
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-
2000
- 2000-11-16 US US09/713,305 patent/US6520479B1/en not_active Expired - Lifetime
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