JP2001037001A - 電動車両 - Google Patents
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- JP2001037001A JP2001037001A JP11201464A JP20146499A JP2001037001A JP 2001037001 A JP2001037001 A JP 2001037001A JP 11201464 A JP11201464 A JP 11201464A JP 20146499 A JP20146499 A JP 20146499A JP 2001037001 A JP2001037001 A JP 2001037001A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリーの残存容量を正確に検出し、バッ
テリーが過充電状態や過放電状態にならないようにして
バッテリーの寿命を可及的長くする。 【解決手段】 後輪駆動用モータ3と、このモータ3に
給電するバッテリー25と、前記モータ3およびバッテ
リー25に接続した発電機22を備える。前記バッテリ
ー25の残存容量値に対応させて発電電力量を制御する
統合制御コントローラ27を備える。統合制御コントロ
ーラ27に、バッテリー25の充放電時の電圧・電流に
残存容量値を割り付けたマップ35を設ける。バッテリ
ー25の劣化の程度が相対的に小さいときはマップ35
から読出した残存容量値を使用し、バッテリー25の劣
化の程度が相対的に大きいときにはマップ35から読出
した残存容量値を充放電状態に対応させて補正した値を
バッテリー25の残存容量値とする残存容量設定手段3
4を設けた。
テリーが過充電状態や過放電状態にならないようにして
バッテリーの寿命を可及的長くする。 【解決手段】 後輪駆動用モータ3と、このモータ3に
給電するバッテリー25と、前記モータ3およびバッテ
リー25に接続した発電機22を備える。前記バッテリ
ー25の残存容量値に対応させて発電電力量を制御する
統合制御コントローラ27を備える。統合制御コントロ
ーラ27に、バッテリー25の充放電時の電圧・電流に
残存容量値を割り付けたマップ35を設ける。バッテリ
ー25の劣化の程度が相対的に小さいときはマップ35
から読出した残存容量値を使用し、バッテリー25の劣
化の程度が相対的に大きいときにはマップ35から読出
した残存容量値を充放電状態に対応させて補正した値を
バッテリー25の残存容量値とする残存容量設定手段3
4を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、車輪駆動用モータ
とバッテリーを接続した電動車両や、さらに発電機を接
続した電動車両に関するものである。
とバッテリーを接続した電動車両や、さらに発電機を接
続した電動車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪をモータで駆動する電動車両
としては、モータに給電するバッテリーを走行中に充電
できるようにエンジン駆動式の発電機を搭載したいわゆ
るハイブリッド式や停止中商用電源でバッテリーを充電
する発電機レス式のものがある。
としては、モータに給電するバッテリーを走行中に充電
できるようにエンジン駆動式の発電機を搭載したいわゆ
るハイブリッド式や停止中商用電源でバッテリーを充電
する発電機レス式のものがある。
【0003】この種の電動車両は、バッテリーの残存容
量が予め定めた下限値に達したときに発電機による充電
を開始し、あるいは商用電源に接続しスイッチオン時充
電を開始し、前記残存容量が上限値に達したときに充電
を停止する構造を採っている。
量が予め定めた下限値に達したときに発電機による充電
を開始し、あるいは商用電源に接続しスイッチオン時充
電を開始し、前記残存容量が上限値に達したときに充電
を停止する構造を採っている。
【0004】この場合、バッテリーの残存容量は、充電
時および放電時に電流値を積算することによって検出し
ている。積算が繰り返し実施されることに起因して生じ
る誤差は、完全充電時に残存容量が100%であると設
定するとともに、完全放電時に残存容量が0%であると
設定し、残存容量計をリセットすることによって解消し
ている。
時および放電時に電流値を積算することによって検出し
ている。積算が繰り返し実施されることに起因して生じ
る誤差は、完全充電時に残存容量が100%であると設
定するとともに、完全放電時に残存容量が0%であると
設定し、残存容量計をリセットすることによって解消し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リーが劣化している状態においては、当初の満充電状態
までの充電可能量より、バッテリーが劣化している状態
における充電可能量は低下してしまう。同様に当初の完
全放電状態までの放電可能容量より、バッテリーが劣化
している状態における放電可能容量は低下してしまう。
リーが劣化している状態においては、当初の満充電状態
までの充電可能量より、バッテリーが劣化している状態
における充電可能量は低下してしまう。同様に当初の完
全放電状態までの放電可能容量より、バッテリーが劣化
している状態における放電可能容量は低下してしまう。
【0006】このため、バッテリーが劣化している状態
において残存容量計をリセットするまで充電すると、過
充電となってしまう。同様に残存容量計をリセットする
まで放電すると、過放電となってしまう。
において残存容量計をリセットするまで充電すると、過
充電となってしまう。同様に残存容量計をリセットする
まで放電すると、過放電となってしまう。
【0007】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、バッテリーが過充電状態や過放電状
態になることなく、バッテリーの残存容量を正確に検出
し、結果としてバッテリーの寿命を可及的長くすること
を目的とする。
になされたもので、バッテリーが過充電状態や過放電状
態になることなく、バッテリーの残存容量を正確に検出
し、結果としてバッテリーの寿命を可及的長くすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に係る電動車両は、車輪を駆動するモータと、
このモータに給電するとともに充電可能なバッテリー
と、バッテリーの充放電時の電圧・電流を検知する電圧
・電流検知手段とを備えた電動車両であって、バッテリ
ーの充放電時の電圧・電流に残存容量値を割り付けたマ
ップを有し、バッテリーの劣化の程度が相対的に小さい
ときはマップから読出した残存容量値を使用し、バッテ
リーの劣化の程度が相対的に大きいときにはマップから
読出した残存容量値を充放電状態に対応させて補正した
値をバッテリーの残存容量値とする残存容量設定手段を
備えているものである。
に本発明に係る電動車両は、車輪を駆動するモータと、
このモータに給電するとともに充電可能なバッテリー
と、バッテリーの充放電時の電圧・電流を検知する電圧
・電流検知手段とを備えた電動車両であって、バッテリ
ーの充放電時の電圧・電流に残存容量値を割り付けたマ
ップを有し、バッテリーの劣化の程度が相対的に小さい
ときはマップから読出した残存容量値を使用し、バッテ
リーの劣化の程度が相対的に大きいときにはマップから
読出した残存容量値を充放電状態に対応させて補正した
値をバッテリーの残存容量値とする残存容量設定手段を
備えているものである。
【0009】本発明によれば、バッテリーがもつ特有の
性質、すなわち電圧電流特性を利用して残存容量を検出
することができる。
性質、すなわち電圧電流特性を利用して残存容量を検出
することができる。
【0010】請求項2に記載した発明に係る電動車両
は、請求項1に記載した発明に係る電動車両において、
残存容量設定手段は、マップから予め定めた検出時間を
おいて第1の残存容量値と第2の残存容量値とを読出す
基準値設定手段と、前記検出時間が経過する間の充放電
の電流値を積算し残存容量増減値を求める電流積算手段
と、前記第1の残存容量値に前記残存容量増減値を加算
し前記第2の残存容量値を減算する演算手段と、この演
算手段が求めた値の絶対値と予め定めた劣化判定値とを
比較する比較手段とを備え、前記絶対値が前記劣化判定
値より大きいときにバッテリーの劣化の程度が大きいこ
とを検出し、バッテリー劣化の程度が大きいときであっ
て、前記第2の残存容量値がバッテリー充電時に読出さ
れたときには、第2の残存容量値から予め定めた値を減
算した値を残存容量値とし、第2の残存容量値がバッテ
リー放電時に読出されたときには、第2の残存容量値に
予め定めた値を加算した値を残存容量値とするものであ
る。
は、請求項1に記載した発明に係る電動車両において、
残存容量設定手段は、マップから予め定めた検出時間を
おいて第1の残存容量値と第2の残存容量値とを読出す
基準値設定手段と、前記検出時間が経過する間の充放電
の電流値を積算し残存容量増減値を求める電流積算手段
と、前記第1の残存容量値に前記残存容量増減値を加算
し前記第2の残存容量値を減算する演算手段と、この演
算手段が求めた値の絶対値と予め定めた劣化判定値とを
比較する比較手段とを備え、前記絶対値が前記劣化判定
値より大きいときにバッテリーの劣化の程度が大きいこ
とを検出し、バッテリー劣化の程度が大きいときであっ
て、前記第2の残存容量値がバッテリー充電時に読出さ
れたときには、第2の残存容量値から予め定めた値を減
算した値を残存容量値とし、第2の残存容量値がバッテ
リー放電時に読出されたときには、第2の残存容量値に
予め定めた値を加算した値を残存容量値とするものであ
る。
【0011】この発明によれば、マップに基づいて求め
た残存容量値の変化分と、電流の積算により求めた残存
容量値の変化分とを比較しているから、劣化に起因する
誤差に基づいて劣化の程度を正確に判定することができ
る。また、充電時と放電時とでそれぞれ残存容量を設定
できるから、残存容量を検出する時期を選ぶ必要がな
い。
た残存容量値の変化分と、電流の積算により求めた残存
容量値の変化分とを比較しているから、劣化に起因する
誤差に基づいて劣化の程度を正確に判定することができ
る。また、充電時と放電時とでそれぞれ残存容量を設定
できるから、残存容量を検出する時期を選ぶ必要がな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電動車両の一
実施の形態を図1ないし図8によって詳細に説明する。
ここでは、本発明を電動車両の一つである電動補助自転
車に適用する場合に採る形態について説明する。図1は
本発明に係る電動車両の構成図、図2は本発明に係る電
動車両の構成を模式的に示すブロック図、図3は同じく
回路図、図4はマップを示すグラフ、図5は充放電電流
の経時変化を示すグラフである。図6〜図8は残存容量
設定手段の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
実施の形態を図1ないし図8によって詳細に説明する。
ここでは、本発明を電動車両の一つである電動補助自転
車に適用する場合に採る形態について説明する。図1は
本発明に係る電動車両の構成図、図2は本発明に係る電
動車両の構成を模式的に示すブロック図、図3は同じく
回路図、図4はマップを示すグラフ、図5は充放電電流
の経時変化を示すグラフである。図6〜図8は残存容量
設定手段の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0013】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態による電動補助自転車である。この
電動補助自転車1は、後輪2を人力のみで駆動する形態
と、図1中に符号3で示すモータの動力と人力との合力
によって駆動する形態を採ることができる構造を採って
いる。
は、この実施の形態による電動補助自転車である。この
電動補助自転車1は、後輪2を人力のみで駆動する形態
と、図1中に符号3で示すモータの動力と人力との合力
によって駆動する形態を採ることができる構造を採って
いる。
【0014】図1において、符号4は車体フレーム、5
は前記車体フレーム4の前端部に回動自在に支持させた
フロントフォーク、6は前輪、7は操向ハンドル、8は
サドルを示す。図示してはいないが、前記車体フレーム
4は、後輪2を回転自在に支持するシートステーおよび
チェーンステーを備えている。
は前記車体フレーム4の前端部に回動自在に支持させた
フロントフォーク、6は前輪、7は操向ハンドル、8は
サドルを示す。図示してはいないが、前記車体フレーム
4は、後輪2を回転自在に支持するシートステーおよび
チェーンステーを備えている。
【0015】人力とモータ3の動力は、サドル8の下方
に搭載した動力ユニット9の合力軸(図示せず)からド
ライブシャフト10を介して後輪2に伝達する。動力ユ
ニット9は、ペダル11およびクランク12を有するペ
ダルクランク軸13を回転自在に支持するとともに、前
記モータ3を支持しており、図3に示すように、人力の
大きさを検出するためのトルク検出器14と、モータ3
の動力を制御するためのモータコントローラ15と、車
速を検出するための車速センサ16とを装備している。
に搭載した動力ユニット9の合力軸(図示せず)からド
ライブシャフト10を介して後輪2に伝達する。動力ユ
ニット9は、ペダル11およびクランク12を有するペ
ダルクランク軸13を回転自在に支持するとともに、前
記モータ3を支持しており、図3に示すように、人力の
大きさを検出するためのトルク検出器14と、モータ3
の動力を制御するためのモータコントローラ15と、車
速を検出するための車速センサ16とを装備している。
【0016】前記モータコントローラ15は、前記トル
ク検出器14が検出した人力の大きさに略比例するよう
にモータ3の動力を制御する回路を採っている。また、
このモータコントローラは、車速センサ16が検出した
車速が予め定めた値を上回っている高速時には、モータ
3への給電を絶つ回路を採っている。
ク検出器14が検出した人力の大きさに略比例するよう
にモータ3の動力を制御する回路を採っている。また、
このモータコントローラは、車速センサ16が検出した
車速が予め定めた値を上回っている高速時には、モータ
3への給電を絶つ回路を採っている。
【0017】前記動力ユニット9の後方にはエンジン2
1と発電機22を搭載し、動力ユニット9の前方であっ
て車体フレーム4のダウンチューブ23には、モータ3
に給電するためのバッテリー25を搭載している。
1と発電機22を搭載し、動力ユニット9の前方であっ
て車体フレーム4のダウンチューブ23には、モータ3
に給電するためのバッテリー25を搭載している。
【0018】前記エンジン21は、2サイクル空冷単気
筒型のもので、図2に示すように、発電機22のモータ
発電機26を駆動する構造を採っている。また、このエ
ンジン21のスロットル弁21aは、図示していないア
クチュエータによって駆動する構造を採っている。アク
チュエータ(スロットル開度)は、図2中に符号27で
示す統合制御コントローラが制御する。なお、このエン
ジン21の始動は、モータ発電機26でエンジン21の
クランク軸21bを駆動することによって実施し、エン
ジン21の停止は、統合制御コントローラ27が点火回
路を開くことによって実施する。
筒型のもので、図2に示すように、発電機22のモータ
発電機26を駆動する構造を採っている。また、このエ
ンジン21のスロットル弁21aは、図示していないア
クチュエータによって駆動する構造を採っている。アク
チュエータ(スロットル開度)は、図2中に符号27で
示す統合制御コントローラが制御する。なお、このエン
ジン21の始動は、モータ発電機26でエンジン21の
クランク軸21bを駆動することによって実施し、エン
ジン21の停止は、統合制御コントローラ27が点火回
路を開くことによって実施する。
【0019】前記発電機22は、モータ発電機26とモ
ータ発電機コントローラ28とから構成している。モー
タ発電機26は、モータと発電機の両方の機能を有し、
エンジン21を始動するときにモータとして使用し、発
電するときに発電機として使用する。発電機として使用
するときには、エンジン21の回転数に略比例するよう
に発電する構造を採っている。
ータ発電機コントローラ28とから構成している。モー
タ発電機26は、モータと発電機の両方の機能を有し、
エンジン21を始動するときにモータとして使用し、発
電するときに発電機として使用する。発電機として使用
するときには、エンジン21の回転数に略比例するよう
に発電する構造を採っている。
【0020】モータ発電機コントローラ28は、前記統
合制御コントローラ27に接続し、統合制御コントロー
ラ27から送出された制御信号に基づいてエンジン21
の始動・停止を制御するとともに、モータ発電機26が
発電した電力を動力ユニット9およびバッテリー25に
供給する回路を採っている。
合制御コントローラ27に接続し、統合制御コントロー
ラ27から送出された制御信号に基づいてエンジン21
の始動・停止を制御するとともに、モータ発電機26が
発電した電力を動力ユニット9およびバッテリー25に
供給する回路を採っている。
【0021】前記バッテリー25は、図2および図3に
示すように、多数のバッテリーセル29と、バッテリー
残量計30とから構成している。前記バッテリーセル2
9は、従来からよく知られているニッケル水素単電池ま
たはニッケルカドミウム単電池などからなり、それぞれ
を直列に接続している。このバッテリーセル29の新品
時の充放電特性は図4に示すようになっている。
示すように、多数のバッテリーセル29と、バッテリー
残量計30とから構成している。前記バッテリーセル2
9は、従来からよく知られているニッケル水素単電池ま
たはニッケルカドミウム単電池などからなり、それぞれ
を直列に接続している。このバッテリーセル29の新品
時の充放電特性は図4に示すようになっている。
【0022】図4は、横軸を充放電電流(A)とし、縦
軸をバッテリー電圧(V)として、バッテリーの充放電
時の電圧・電流に残存容量値を割り付けてある。同図に
おいては、充電時の残存容量(SOC)を実線で示し、
放電時の残存容量(SOC)を破線で示している。ま
た、残存容量は、充電時、放電時の両方において30
%、50%、80%の場合について示している。この図
4に示すグラフが本発明に係るマップを構成している。
軸をバッテリー電圧(V)として、バッテリーの充放電
時の電圧・電流に残存容量値を割り付けてある。同図に
おいては、充電時の残存容量(SOC)を実線で示し、
放電時の残存容量(SOC)を破線で示している。ま
た、残存容量は、充電時、放電時の両方において30
%、50%、80%の場合について示している。この図
4に示すグラフが本発明に係るマップを構成している。
【0023】このマップによれば、電流値と電圧値とに
対応する点の位置から残存容量値を求めることができ
る。例えば、充電時に電流値がIAであって電圧値がV
Aであれば、バッテリー25の残存容量は50%として
検出され、放電時に電流値がIAで電圧値がVBであれ
ば、残存容量は80%として検出される。
対応する点の位置から残存容量値を求めることができ
る。例えば、充電時に電流値がIAであって電圧値がV
Aであれば、バッテリー25の残存容量は50%として
検出され、放電時に電流値がIAで電圧値がVBであれ
ば、残存容量は80%として検出される。
【0024】前記バッテリー残量計30は、電流計31
と電圧計32とを備え、バッテリー25の充電電流値、
放電電流値と、端子間の電圧とを検出する回路を採って
いる。なお、各検出値は統合制御コントローラ27に送
出する。
と電圧計32とを備え、バッテリー25の充電電流値、
放電電流値と、端子間の電圧とを検出する回路を採って
いる。なお、各検出値は統合制御コントローラ27に送
出する。
【0025】前記統合制御コントローラ27は、バッテ
リー25の充放電とエンジン21の回転数を制御するた
めのもので、図3に示すように、エンジン21のスロッ
トル弁駆動用アクチュエータを制御するスロットル制御
手段33と、バッテリー25の残存容量を設定する残存
容量設定手段34と、前記図4に示したマップ35と、
タイマー36と、メモリー37とを備えるとともに、表
示装置38を接続している。この統合制御コントローラ
27が本発明に係る残存容量設定手段を構成している。
リー25の充放電とエンジン21の回転数を制御するた
めのもので、図3に示すように、エンジン21のスロッ
トル弁駆動用アクチュエータを制御するスロットル制御
手段33と、バッテリー25の残存容量を設定する残存
容量設定手段34と、前記図4に示したマップ35と、
タイマー36と、メモリー37とを備えるとともに、表
示装置38を接続している。この統合制御コントローラ
27が本発明に係る残存容量設定手段を構成している。
【0026】前記表示装置38は、図示していない警告
灯を備えており、図1に示すように操向ハンドル7の近
傍に設けている。バッテリー25が劣化しているときに
統合制御コントローラ27が前記警告灯を点灯させる構
成を採っている。バッテリー25の劣化は、後述する残
存容量設定手段34が検出する。
灯を備えており、図1に示すように操向ハンドル7の近
傍に設けている。バッテリー25が劣化しているときに
統合制御コントローラ27が前記警告灯を点灯させる構
成を採っている。バッテリー25の劣化は、後述する残
存容量設定手段34が検出する。
【0027】前記スロットル制御手段33は、残存容量
設定手段34が設定した残存容量が予め定めた下限値を
下回ったときにエンジン21を始動して発電機22によ
る発電・充電を開始させ、残存容量が予め定めた上限値
に達したときにエンジン21を停止して発電機22によ
る発電・充電を中止する回路を採っている。
設定手段34が設定した残存容量が予め定めた下限値を
下回ったときにエンジン21を始動して発電機22によ
る発電・充電を開始させ、残存容量が予め定めた上限値
に達したときにエンジン21を停止して発電機22によ
る発電・充電を中止する回路を採っている。
【0028】すなわち、バッテリー25の残存容量が下
限値を下回ったときには、残存容量が上限値に達するま
でエンジン21によって発電機22を駆動し、発電機2
2が発電する電力で充電する。また、充電中には、スロ
ットル制御手段33は残存容量設定手段34が充電中に
検出した残存容量値と前記下限値との差が小さければ小
さいほど発電電力量が増大するようにスロットル弁21
aを制御する。
限値を下回ったときには、残存容量が上限値に達するま
でエンジン21によって発電機22を駆動し、発電機2
2が発電する電力で充電する。また、充電中には、スロ
ットル制御手段33は残存容量設定手段34が充電中に
検出した残存容量値と前記下限値との差が小さければ小
さいほど発電電力量が増大するようにスロットル弁21
aを制御する。
【0029】さらに、スロットル制御手段33は、残存
容量設定手段34がバッテリー25の劣化を検出したと
きには、発電機22が発電した電力のみでモータ3が駆
動されるようにスロットル弁21aを制御する回路を採
っている。この制御は、モータ3の出力が人力トルクの
変化の平均値になるように実施する。すなわち、ペダル
11を踏み込んだときにエンジン21の回転数が上昇
し、踏力が消失したときに前記回転数が低下するような
ことがないようにしている。
容量設定手段34がバッテリー25の劣化を検出したと
きには、発電機22が発電した電力のみでモータ3が駆
動されるようにスロットル弁21aを制御する回路を採
っている。この制御は、モータ3の出力が人力トルクの
変化の平均値になるように実施する。すなわち、ペダル
11を踏み込んだときにエンジン21の回転数が上昇
し、踏力が消失したときに前記回転数が低下するような
ことがないようにしている。
【0030】なお、発電機22が発電した電力のみでモ
ータ3を駆動するときには、統合制御コントローラ27
はバッテリー25の充電が可及的低く抑えられるように
制御する。例えば、前記下限値を予め定めた値だけ小さ
くなるように変化させるとともに、残存容量値が下限値
を上回ったときに充放電回路を遮断する。充放電を中止
した後もエンジン21は運転を継続させる。
ータ3を駆動するときには、統合制御コントローラ27
はバッテリー25の充電が可及的低く抑えられるように
制御する。例えば、前記下限値を予め定めた値だけ小さ
くなるように変化させるとともに、残存容量値が下限値
を上回ったときに充放電回路を遮断する。充放電を中止
した後もエンジン21は運転を継続させる。
【0031】残存容量設定手段34は、バッテリー25
の充放電を制御するために用いる残存容量値を設定する
もので、図3に示すように、基準値設定手段41と、電
流積算手段42と、演算手段43と、比較手段44とを
備えている。
の充放電を制御するために用いる残存容量値を設定する
もので、図3に示すように、基準値設定手段41と、電
流積算手段42と、演算手段43と、比較手段44とを
備えている。
【0032】基準値設定手段41は、前記マップ35か
ら予め定めた検出時間をおいて第1の残存容量値(SOC
1)と第2の残存容量値(SOC2)とを読出す回路を採っ
ている。詳述すると、図5において、時間TL1のとき
の第1の残存容量値(SOC1)と、時間TL2のときの第
2の残存容量値(SOC2)とを、マップ35からそれぞれ
読出す。
ら予め定めた検出時間をおいて第1の残存容量値(SOC
1)と第2の残存容量値(SOC2)とを読出す回路を採っ
ている。詳述すると、図5において、時間TL1のとき
の第1の残存容量値(SOC1)と、時間TL2のときの第
2の残存容量値(SOC2)とを、マップ35からそれぞれ
読出す。
【0033】電流積算手段42は、上述した検出時間
(時間TL1から時間TL2までの時間)が経過する間
になされた充放電の電流値を積算して残存容量の増減値
(ΔSOC)を求める回路を採っている。
(時間TL1から時間TL2までの時間)が経過する間
になされた充放電の電流値を積算して残存容量の増減値
(ΔSOC)を求める回路を採っている。
【0034】演算手段43は、前記第1の残存容量値
(SOC1)に前記残存容量増減値(ΔSOC)を加算し、こ
の加算値から前記第2の残存容量値(SOC2)を減算する
回路を採っている。
(SOC1)に前記残存容量増減値(ΔSOC)を加算し、こ
の加算値から前記第2の残存容量値(SOC2)を減算する
回路を採っている。
【0035】比較手段44は、前記演算手段43が求め
た値の絶対値と、予め定めた劣化判定値とを比較し、前
記絶対値が前記劣化判定値より大きいときにバッテリー
25の劣化の程度が大きいことを検出する回路を採って
いる。バッテリー劣化の程度が大きいときであって、前
記第2の残存容量値(SOC2)がバッテリー充電時に読出
されたときには、第2の残存容量値(SOC2)から予め定
めた値を減算した値を残存容量値とする。また、第2の
残存容量値(SOC2)がバッテリー放電時に読出されたと
きには、第2の残存容量値(SOC2)に予め定めた値を加
算した値を残存容量値とする。
た値の絶対値と、予め定めた劣化判定値とを比較し、前
記絶対値が前記劣化判定値より大きいときにバッテリー
25の劣化の程度が大きいことを検出する回路を採って
いる。バッテリー劣化の程度が大きいときであって、前
記第2の残存容量値(SOC2)がバッテリー充電時に読出
されたときには、第2の残存容量値(SOC2)から予め定
めた値を減算した値を残存容量値とする。また、第2の
残存容量値(SOC2)がバッテリー放電時に読出されたと
きには、第2の残存容量値(SOC2)に予め定めた値を加
算した値を残存容量値とする。
【0036】次に、残存容量設定手段34の動作を、構
成のさらに詳細な説明と合わせて図6〜図8に示すフロ
ーチャートによって詳細に説明する。
成のさらに詳細な説明と合わせて図6〜図8に示すフロ
ーチャートによって詳細に説明する。
【0037】残存容量設定手段34は、この電動補助自
転車1のメインスイッチがON操作されたときから制御
を開始し、先ず、図6のステップS1で示すようにタイ
マー36をリセットする。そして、ステップS2におい
て、メモリー37に記憶されている残存容量値(SOC
v)を現在の残存容量値(SOC)として設定する。
転車1のメインスイッチがON操作されたときから制御
を開始し、先ず、図6のステップS1で示すようにタイ
マー36をリセットする。そして、ステップS2におい
て、メモリー37に記憶されている残存容量値(SOC
v)を現在の残存容量値(SOC)として設定する。
【0038】その後、ステップS3において、充放電時
のバッテリー電流Ibを検出し、ステップS4でこの電流
値を積算して求めた残存容量増減値(ΔSOC)を現在の
残存容量値(SOC)に加算する。前記ステップS3〜S
4の制御は、ステップS5で示すように、時間TがTL
1に達するまで実施する。
のバッテリー電流Ibを検出し、ステップS4でこの電流
値を積算して求めた残存容量増減値(ΔSOC)を現在の
残存容量値(SOC)に加算する。前記ステップS3〜S
4の制御は、ステップS5で示すように、時間TがTL
1に達するまで実施する。
【0039】経過時間がTL1に達した後、ステップS
6でバッテリー電流ibを検出し、この電流値の絶対値が
設定電流値i以上であるか否かをステップS7で判定す
る。この判定結果がNOの場合にはステップS6に戻
り、YESの場合にはステップS8で電流値が正か負か
(充電時か放電時か)を判定する。充電時であれば、ス
テップS9に進んでマップ35から充電時の残存容量値
(SOCC1)を読出す。放電時であれば、ステップS10
に進んでマップ35から放電時の残存容量値(SOCdc1)を
読出す。ステップS9またはステップS10で読出した
残存容量値を第1の残存容量値(SOC1)とする。
6でバッテリー電流ibを検出し、この電流値の絶対値が
設定電流値i以上であるか否かをステップS7で判定す
る。この判定結果がNOの場合にはステップS6に戻
り、YESの場合にはステップS8で電流値が正か負か
(充電時か放電時か)を判定する。充電時であれば、ス
テップS9に進んでマップ35から充電時の残存容量値
(SOCC1)を読出す。放電時であれば、ステップS10
に進んでマップ35から放電時の残存容量値(SOCdc1)を
読出す。ステップS9またはステップS10で読出した
残存容量値を第1の残存容量値(SOC1)とする。
【0040】このように第1の残存容量値(SOC1)を検
出した後、ステップS11で再度タイマー36をリセッ
トし、ステップS12で再びバッテリー電流ibを検出し
て電流値を積算する。この積算は、ステップS13に示
すように、経過時間TがTL2に達するとともに、バッ
テリー電流ibの絶対値が設定電流値i1を上回るまで継続
する。
出した後、ステップS11で再度タイマー36をリセッ
トし、ステップS12で再びバッテリー電流ibを検出し
て電流値を積算する。この積算は、ステップS13に示
すように、経過時間TがTL2に達するとともに、バッ
テリー電流ibの絶対値が設定電流値i1を上回るまで継続
する。
【0041】ステップS13の判定条件が満たされた
後、ステップS14で総電流値を積分することによって
電流増減値ΔAhを求め、ステップS15で前記ΔAh
を公称容量Ahgenで除算して残存容量の増減値ΔSO
C を求める。
後、ステップS14で総電流値を積分することによって
電流増減値ΔAhを求め、ステップS15で前記ΔAh
を公称容量Ahgenで除算して残存容量の増減値ΔSO
C を求める。
【0042】次に、ステップS16において、バッテリ
ー電流ibが正か負か(充電時か放電時か)を判定する。
充電時の場合には、ステップS17でマップ35から充
電時の残存容量値(SOCc2)を読出し、放電時の場合に
は、ステップS18でマップ35から放電時の残存容量
値(SOCdc2)を読出す。ステップS17またはステップS
18で読出した残存容量値を第2の残存容量値(SOC2)
とする。
ー電流ibが正か負か(充電時か放電時か)を判定する。
充電時の場合には、ステップS17でマップ35から充
電時の残存容量値(SOCc2)を読出し、放電時の場合に
は、ステップS18でマップ35から放電時の残存容量
値(SOCdc2)を読出す。ステップS17またはステップS
18で読出した残存容量値を第2の残存容量値(SOC2)
とする。
【0043】このように第2の残存容量値(SOC2)を検
出した後、ステップS19で偏差Sを求める。この偏差
Sとは、バッテリー25が劣化することによって生じる
誤差のことである。すなわち、この偏差Sが大きくなれ
ばなるほど、マップ35から読出す値の確かさが低下す
る。偏差Sは、前記第1の残存容量値(SOC1)に前記残
存容量増減値(ΔSOC)を加算し、この加算値から前記
第2の残存容量値(SOC2)を減算することによって求め
た値の絶対値である。
出した後、ステップS19で偏差Sを求める。この偏差
Sとは、バッテリー25が劣化することによって生じる
誤差のことである。すなわち、この偏差Sが大きくなれ
ばなるほど、マップ35から読出す値の確かさが低下す
る。偏差Sは、前記第1の残存容量値(SOC1)に前記残
存容量増減値(ΔSOC)を加算し、この加算値から前記
第2の残存容量値(SOC2)を減算することによって求め
た値の絶対値である。
【0044】上述したように偏差Sを求めた後、ステッ
プS20で偏差Sが予め定めた第1の判定値X1を上回
っているか否かを判定する。判定値X1は、例えば1%
に設定する。この判定結果がNOの場合、すなわち偏差
Sが判定値X1以下のときには、ステップS21に進ん
で現在の残存容量値SOC を前記第2の残存容量値(SOC
2)に設定し、ステップS1に戻る。判定結果がYES
の場合には、ステップS22に進む。
プS20で偏差Sが予め定めた第1の判定値X1を上回
っているか否かを判定する。判定値X1は、例えば1%
に設定する。この判定結果がNOの場合、すなわち偏差
Sが判定値X1以下のときには、ステップS21に進ん
で現在の残存容量値SOC を前記第2の残存容量値(SOC
2)に設定し、ステップS1に戻る。判定結果がYES
の場合には、ステップS22に進む。
【0045】ステップS22では、偏差Sが予め定めた
第2の判定値X2を上回っているか否かを判定する。判
定値X2は、例えば2%に設定する。この判定結果がY
ESの場合、言い換えれば、偏差Sが判定値X2を上回
っており、バッテリー25の劣化の程度が相対的に大き
いときには、ステップS23に進んで表示装置38の警
告灯を点灯させる。また、このときには、バッテリー劣
化時の制御を開始し、バッテリー25の使用を中止する
か、バッテリー25の充電が抑制されるようにする。
第2の判定値X2を上回っているか否かを判定する。判
定値X2は、例えば2%に設定する。この判定結果がY
ESの場合、言い換えれば、偏差Sが判定値X2を上回
っており、バッテリー25の劣化の程度が相対的に大き
いときには、ステップS23に進んで表示装置38の警
告灯を点灯させる。また、このときには、バッテリー劣
化時の制御を開始し、バッテリー25の使用を中止する
か、バッテリー25の充電が抑制されるようにする。
【0046】ステップS22の判定結果がNOの場合、
言い換えれば、バッテリー25の劣化の程度が相対的に
小さいときには、ステップS24〜ステップS26で第
1の残存容量値(SOC1)が充電時のものか否かと、第2
の残存容量値(SOC2)が充電時のものか否かを判定す
る。
言い換えれば、バッテリー25の劣化の程度が相対的に
小さいときには、ステップS24〜ステップS26で第
1の残存容量値(SOC1)が充電時のものか否かと、第2
の残存容量値(SOC2)が充電時のものか否かを判定す
る。
【0047】第1の残存容量値(SOC1)と第2の残存容
量値(SOC2)が充電時のものである場合には、ステップ
S27で第2の残存容量値(SOC2)−1/2・X2から
なる演算によって求めた値を現在の残存容量値SOC に設
定する。ここで、X2は予め定めた定数である。すなわ
ち、マップ35から読出した充電時の残存容量値が小さ
くなるように補正して現在の残存容量値SOC を設定す
る。第1の残存容量値(SOC1)が充電時のものであり、
第2の残存容量値(SOC2)が放電時のものである場合に
は、ステップS28で第2の残存容量値(SOC2)+1/
2・X2からなる演算によって求めた値を現在の残存容
量値SOC に設定する。ここで、X2は、前記ステップS
22で判定値として用いた値である。このときには、マ
ップ35から読出した放電時の残存容量値が大きくなる
ように補正して現在の残存容量値SOC を設定する。
量値(SOC2)が充電時のものである場合には、ステップ
S27で第2の残存容量値(SOC2)−1/2・X2から
なる演算によって求めた値を現在の残存容量値SOC に設
定する。ここで、X2は予め定めた定数である。すなわ
ち、マップ35から読出した充電時の残存容量値が小さ
くなるように補正して現在の残存容量値SOC を設定す
る。第1の残存容量値(SOC1)が充電時のものであり、
第2の残存容量値(SOC2)が放電時のものである場合に
は、ステップS28で第2の残存容量値(SOC2)+1/
2・X2からなる演算によって求めた値を現在の残存容
量値SOC に設定する。ここで、X2は、前記ステップS
22で判定値として用いた値である。このときには、マ
ップ35から読出した放電時の残存容量値が大きくなる
ように補正して現在の残存容量値SOC を設定する。
【0048】第1の残存容量値(SOC1)が放電時のもの
であり、第2の残存容量値(SOC2)が充電時のものであ
る場合には、ステップS29で第2の残存容量値(SOC
2)−1/2・X2からなる演算によって求めた値を現
在の残存容量値SOC に設定する。すなわち、マップ35
から読出した充電時の残存容量値が小さくなるように補
正して現在の残存容量値SOC を設定する。
であり、第2の残存容量値(SOC2)が充電時のものであ
る場合には、ステップS29で第2の残存容量値(SOC
2)−1/2・X2からなる演算によって求めた値を現
在の残存容量値SOC に設定する。すなわち、マップ35
から読出した充電時の残存容量値が小さくなるように補
正して現在の残存容量値SOC を設定する。
【0049】第1の残存容量値(SOC1)と第2の残存容
量値(SOC2)が放電時のものである場合には、ステップ
S30で第2の残存容量値(SOC2)+1/2・X2から
なる演算によって求めた値を現在の残存容量値SOC に設
定する。このときには、マップ35から読出した放電時
の残存容量値が大きくなるように補正して現在の残存容
量値SOC を設定する。
量値(SOC2)が放電時のものである場合には、ステップ
S30で第2の残存容量値(SOC2)+1/2・X2から
なる演算によって求めた値を現在の残存容量値SOC に設
定する。このときには、マップ35から読出した放電時
の残存容量値が大きくなるように補正して現在の残存容
量値SOC を設定する。
【0050】このように現在の残存容量値SOC を設定し
た後、ステップS1に戻って上述した制御を繰り返す。
た後、ステップS1に戻って上述した制御を繰り返す。
【0051】上述したように構成した電動補助自転車1
においては、バッテリー25の劣化の程度が相対的に小
さいときはマップ35から読出した残存容量値を使用
し、バッテリー25の劣化の程度が相対的に大きいとき
にはマップ35から読出した残存容量値(SOC2)を充放
電状態に対応させて補正した値をバッテリー25の残存
容量値(SOC)とする構成を採っているから、バッテリ
ー25がもつ特有の性質、すなわち電圧電流特性を利用
して残存容量を正確に検出することができる。
においては、バッテリー25の劣化の程度が相対的に小
さいときはマップ35から読出した残存容量値を使用
し、バッテリー25の劣化の程度が相対的に大きいとき
にはマップ35から読出した残存容量値(SOC2)を充放
電状態に対応させて補正した値をバッテリー25の残存
容量値(SOC)とする構成を採っているから、バッテリ
ー25がもつ特有の性質、すなわち電圧電流特性を利用
して残存容量を正確に検出することができる。
【0052】したがって、過充電状態や過放電状態にな
るのを確実に阻止でき、バッテリー25の寿命を可及的
長くすることができる。
るのを確実に阻止でき、バッテリー25の寿命を可及的
長くすることができる。
【0053】また、マップ35に基づいて求めた残存容
量値(SOC1,SOC2)の変化分と、電流の積算により求め
た残存容量値の変化分(ΔSOC)とを比較しているか
ら、劣化に起因する誤差に基づいて劣化の程度を正確に
判定することができる。前記誤差が大きくなればなるほ
ど劣化の程度が大きいと判定される。しかも、充電時と
放電時とでそれぞれ残存容量を設定する構成を採ってい
るから、残存容量を検出する時期を選ぶ必要がない。
量値(SOC1,SOC2)の変化分と、電流の積算により求め
た残存容量値の変化分(ΔSOC)とを比較しているか
ら、劣化に起因する誤差に基づいて劣化の程度を正確に
判定することができる。前記誤差が大きくなればなるほ
ど劣化の程度が大きいと判定される。しかも、充電時と
放電時とでそれぞれ残存容量を設定する構成を採ってい
るから、残存容量を検出する時期を選ぶ必要がない。
【0054】このため、バッテリー25の残存容量の検
出をいかなる運転状態でも実施することができ、しか
も、検出された残存容量値はきわめて正確になる。
出をいかなる運転状態でも実施することができ、しか
も、検出された残存容量値はきわめて正確になる。
【0055】なお、前記誤差を利用して使用不能レベル
を表示させる構成を採ることもできる。すなわち、使用
不能になるまで劣化したバッテリーを用いて実験により
前記誤差の判定値を求めておき、実際に検出した誤差が
前記判定値を上回ったときに、使用不能レベルを表示さ
せるとともにバッテリーの充放電回路を切断する劣化判
定装置を構成することもできる。使用不能レベルの表示
は、例えばランプを点灯させて実施する。
を表示させる構成を採ることもできる。すなわち、使用
不能になるまで劣化したバッテリーを用いて実験により
前記誤差の判定値を求めておき、実際に検出した誤差が
前記判定値を上回ったときに、使用不能レベルを表示さ
せるとともにバッテリーの充放電回路を切断する劣化判
定装置を構成することもできる。使用不能レベルの表示
は、例えばランプを点灯させて実施する。
【0056】また、この実施の形態では電動補助自転車
に本発明を適用する例について説明したが、本発明は、
人力を動力として利用することのない電動自動車などの
他の電動車両にも適用することができる。また、電力源
をエンジン駆動式の発電機としたが、発電機の代わりに
燃料電池を採用することもできる。
に本発明を適用する例について説明したが、本発明は、
人力を動力として利用することのない電動自動車などの
他の電動車両にも適用することができる。また、電力源
をエンジン駆動式の発電機としたが、発電機の代わりに
燃料電池を採用することもできる。
【0057】さらに、上記のハイブリッド式の電動車両
においては、発電電力量をバッテリーの充放電の結果で
ある残存容量に基づいて、残存容量が減少して下限値に
近づく程発電量を増加して残存容量を増加させ、残存容
量が増加して上限値に近づく時には発電を停止する制御
をしている。さらに劣化に対応してこの検知算出される
残存容量をバッテリーの劣化に対応して補正したもの
で、上限値および下限値との比較をして発電量制御をし
ている。このため、従来の技術に見られるリセットによ
る過充電、過放電の発生の可能性のみでなく、運転中の
過充電、過放電の発生も阻止することができる。なお、
劣化が大なる程上限値を低くなるよう、および下限値を
高くなるよう補正し、この補正値と検知算出される残存
容量とを比較するようにしてもよい。
においては、発電電力量をバッテリーの充放電の結果で
ある残存容量に基づいて、残存容量が減少して下限値に
近づく程発電量を増加して残存容量を増加させ、残存容
量が増加して上限値に近づく時には発電を停止する制御
をしている。さらに劣化に対応してこの検知算出される
残存容量をバッテリーの劣化に対応して補正したもの
で、上限値および下限値との比較をして発電量制御をし
ている。このため、従来の技術に見られるリセットによ
る過充電、過放電の発生の可能性のみでなく、運転中の
過充電、過放電の発生も阻止することができる。なお、
劣化が大なる程上限値を低くなるよう、および下限値を
高くなるよう補正し、この補正値と検知算出される残存
容量とを比較するようにしてもよい。
【0058】さらにまた、本発明は発電機を持たず車両
の停止中に商用電源をバッテリーに接続して充電する発
電機レス式電動車両にも適用が可能である。すなわち、
電動モータによる走行時に放電電流・放電電圧を検知し
放電状態の残存容量を検知し、商用電源をバッテリーに
接続しての充電時、充電電流・充電電圧を検知して充電
状態の残存容量を検知する。そして、ある時刻における
充電状態の残存容量検知値と、所定時間後までの充放電
量の積分値を加えたものと、前記所定時間後における充
電状態あるいは放電状態の残存容量検出値とを比較する
ことにより、バッテリーの劣化状態を知ることができ
る。
の停止中に商用電源をバッテリーに接続して充電する発
電機レス式電動車両にも適用が可能である。すなわち、
電動モータによる走行時に放電電流・放電電圧を検知し
放電状態の残存容量を検知し、商用電源をバッテリーに
接続しての充電時、充電電流・充電電圧を検知して充電
状態の残存容量を検知する。そして、ある時刻における
充電状態の残存容量検知値と、所定時間後までの充放電
量の積分値を加えたものと、前記所定時間後における充
電状態あるいは放電状態の残存容量検出値とを比較する
ことにより、バッテリーの劣化状態を知ることができ
る。
【0059】同様に、ある時刻における放電状態の残存
容量検知値と、所定時間後までの充放電量の積分値を加
えたものと、前記所定時間後における充電状態あるいは
放電状態の残存容量検知値とを比較することにより、バ
ッテリーの劣化状態を知ることができる。さらに、バッ
テリーと商用電源への接続端との間に充電量制御装置を
配設し、バッテリーと電動モータの間に放電量制御装置
を配設し、放電状態の残存容量検知値と下限値との差に
基づき、差が小さい程電動モータへの電力供給量を減少
するように放電量制御装置を制御し、上限値と充電状態
の残存容量検知値との差に基づき、差が小さい程充電電
力量を減少するように充電量制御装置を制御してもよ
い。劣化に基づく、放電状態の残存容量検知値あるいは
下限値の補正、充電状態の残存容量検知値あるいは上限
値の補正は、上記と同様に実施するとよい。
容量検知値と、所定時間後までの充放電量の積分値を加
えたものと、前記所定時間後における充電状態あるいは
放電状態の残存容量検知値とを比較することにより、バ
ッテリーの劣化状態を知ることができる。さらに、バッ
テリーと商用電源への接続端との間に充電量制御装置を
配設し、バッテリーと電動モータの間に放電量制御装置
を配設し、放電状態の残存容量検知値と下限値との差に
基づき、差が小さい程電動モータへの電力供給量を減少
するように放電量制御装置を制御し、上限値と充電状態
の残存容量検知値との差に基づき、差が小さい程充電電
力量を減少するように充電量制御装置を制御してもよ
い。劣化に基づく、放電状態の残存容量検知値あるいは
下限値の補正、充電状態の残存容量検知値あるいは上限
値の補正は、上記と同様に実施するとよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
充電状態や過放電状態になることなく、バッテリーの電
圧電流特性を利用して残存容量を正確に検出でき、結果
としてバッテリーの寿命を可及的長くすることができ
る。
充電状態や過放電状態になることなく、バッテリーの電
圧電流特性を利用して残存容量を正確に検出でき、結果
としてバッテリーの寿命を可及的長くすることができ
る。
【0061】請求項2記載の発明によれば、マップに基
づいて求めた残存容量値の変化分と、電流の積算により
求めた残存容量値の変化分とを比較しているから、劣化
に起因する誤差に基づいて劣化の程度を正確に判定する
ことができる。また、充電時と放電時とでそれぞれ残存
容量を設定できるから、残存容量を検出する時期を選ぶ
必要がない。
づいて求めた残存容量値の変化分と、電流の積算により
求めた残存容量値の変化分とを比較しているから、劣化
に起因する誤差に基づいて劣化の程度を正確に判定する
ことができる。また、充電時と放電時とでそれぞれ残存
容量を設定できるから、残存容量を検出する時期を選ぶ
必要がない。
【0062】したがって、バッテリー25の残存容量の
検出をいかなる運転状態でも実施することができ、しか
も、検出された残存容量値はきわめて正確になる。
検出をいかなる運転状態でも実施することができ、しか
も、検出された残存容量値はきわめて正確になる。
【図1】 本発明に係る電動車両の構成図である。
【図2】 本発明に係る電動車両の構成を模式的に示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】 本発明に係る電動車両の回路図である。
【図4】 マップを示すグラフである。
【図5】 充放電電流の経時変化を示すグラフである。
【図6】 残存容量設定手段の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】 残存容量設定手段の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】 残存容量設定手段の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1…電動補助自転車、2…後輪、3…モータ、22…発
電機、25…バッテリー、27…統合制御コントロー
ラ、34…残存容量設定手段、41…基準値設定手段、
42…電流積算手段、43…演算手段、44…比較手
段。
電機、25…バッテリー、27…統合制御コントロー
ラ、34…残存容量設定手段、41…基準値設定手段、
42…電流積算手段、43…演算手段、44…比較手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G016 CA03 CB05 CB12 CB13 CB31 CB32 CC27 CC28 CE00 5H115 PA08 PC06 PG04 PG10 PI16 PI23 PI29 PO06 PO10 PU02 PU08 PU24 PU26 PU29 PV09 QN03 QN12 QN23 RE01 RE02 RE05 SE03 SE04 SE05 SE06 TB03 TI02 TI05 TI06 TO04 TR19 TU17 TZ07 UB08 UB11
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪を駆動するモータと、このモータに
給電するとともに充電可能なバッテリーと、バッテリー
の充放電時の電圧・電流を検知する電圧・電流検知手段
とを備えた電動車両であって、バッテリーの充放電時の
電圧・電流に残存容量値を割り付けたマップを有し、バ
ッテリーの劣化の程度が相対的に小さいときは前記マッ
プから読出した残存容量値を使用し、バッテリーの劣化
の程度が相対的に大きいときにはマップから読出した残
存容量値を充放電状態に対応させて補正した値をバッテ
リーの残存容量値とする残存容量設定手段を備えている
ことを特徴とする電動車両。 - 【請求項2】 請求項1記載の電動車両において、残存
容量設定手段は、マップから予め定めた検出時間をおい
て第1の残存容量値と第2の残存容量値とを読出す基準
値設定手段と、前記検出時間が経過する間になされた充
放電の電流値を積算して残存容量増減値を求める電流積
算手段と、前記第1の残存容量値に前記残存容量増減値
を加算し、この加算値から前記第2の残存容量値を減算
する演算手段と、この演算手段が求めた値の絶対値と予
め定めた劣化判定値とを比較する比較手段とを備え、前
記絶対値が前記劣化判定値より大きいときにバッテリー
の劣化の程度が大きいことを検出し、バッテリー劣化の
程度が大きいときであって、前記第2の残存容量値がバ
ッテリー充電時に読出されたときには、第2の残存容量
値から予め定めた値を減算した値を残存容量値とし、第
2の残存容量値がバッテリー放電時に読出されたときに
は、第2の残存容量値に予め定めた値を加算した値を残
存容量値とすることを特徴とする電動車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201464A JP2001037001A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 電動車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201464A JP2001037001A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 電動車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001037001A true JP2001037001A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16441531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11201464A Pending JP2001037001A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 電動車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001037001A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012172991A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-10 | Fuji Electric Co Ltd | リチウムイオン電池の充放電動作状態監視方式 |
| JP2016103890A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 電力制御装置および電力制御システム |
| JP2019161918A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社シマノ | 制御装置および制御装置を備える蓄電システム |
| CN119511083A (zh) * | 2024-11-14 | 2025-02-25 | 东莞飞弘仪器设备有限公司 | 一种电动自行车工况测试方法 |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11201464A patent/JP2001037001A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012172991A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-10 | Fuji Electric Co Ltd | リチウムイオン電池の充放電動作状態監視方式 |
| JP2016103890A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 京セラ株式会社 | 電力制御装置および電力制御システム |
| JP2019161918A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社シマノ | 制御装置および制御装置を備える蓄電システム |
| CN119511083A (zh) * | 2024-11-14 | 2025-02-25 | 东莞飞弘仪器设备有限公司 | 一种电动自行车工况测试方法 |
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