JP2001031950A - 金属膜用研磨剤 - Google Patents
金属膜用研磨剤Info
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Abstract
グストローム/min以上の実用的な研磨速度を示し、
さらに金属膜に対する溶解性が低い金属膜用研磨剤を提
供する。 【解決手段】 シリカ粒子、有機酸類、酸化剤及び水よ
りなる金属膜用研磨剤において、有機酸類の濃度が0.
01〜0.1当量/lの範囲であり、且つ、pHが5〜
8の範囲であることを特徴とする金属膜用研磨剤であ
る。
Description
る。詳しくは、金属膜の研磨特性に優れ、且つ金属膜の
溶解特性が低く抑えられた研磨剤を提供する。
線技術は益々微細化かつ多層化の方向に進んでいる。そ
して、上記配線技術の多層化により半導体基板表面の段
差は大きくなり、その結果、その上に形成される配線の
加工精度や信頼性を低下させ、微細化を妨げるという問
題を有する。上記の多層化による問題点を解決するため
に、配線パターンや電極等(以下、配線等という)が形
成された層を平坦化し、その上にさらに配線等を形成す
る技術が開発されている。即ち、半導体基板の表面に金
属配線用の凹部を有する絶縁膜を形成し、その上にバリ
ア膜を介して該凹部を埋めるように金属膜を形成した
後、凹部以外に存在する金属膜及びバリア膜を研磨によ
って除去して絶縁膜と凹部に存在する金属膜との平坦化
された面を形成する方法である。
して用いるアルミニウムや銅が絶縁膜中に拡散するのを
防止し、且つそれら金属膜の半導体基板表面への密着性
を良くする機能を有するものであり、一般に、窒化チタ
ンや窒化タンタルなどが使用される。
ため、機械的な研磨とそれを促進するような化学反応と
を併用する方法が採られる。この方法は、化学機械研磨
(以下、CMPと略記する)法と呼ばれ、金属膜、絶縁
膜、バリア膜等の研磨対象に応じて使用する研磨剤の組
成が種々提案されている。上記研磨剤の一般的な組成
は、研磨砥粒と薬剤とよりなる。
た基板に有用な研磨剤は、アルミナ砥粒を使用し、これ
に薬剤として過酸化水素、塩酸、硫酸等の無機酸(無機
酸類)又はその塩やシュウ酸、リン酸等の有機酸又はそ
の塩(有機酸類)などの酸類及び、金属の溶解を防止す
るためのベンゾトリアゾール等の防食剤を含む組成が提
案されている。
用研磨剤は、研磨砥粒としてアルミナを用いているた
め、研磨後の研磨傷(スクラッチ)の発生が懸念され
る。
例えば、シュウ酸アンモニウムの如き有機酸類を使用し
た場合、研磨速度を向上させるために数重量%の濃度が
必要となる。そのため、研磨対象の金属が溶解し、配線
として残したい絶縁膜表面の凹部を埋めた金属までが薄
くなる現象(以下、この現象をディッシングという)が
発生し易くなる。このディッシングが起こると配線不良
が発生し易くなるため、ディッシングの発生をできる限
り抑える必要がある。ディッシングを抑えるために前記
ベンゾトリアゾールなどの、いわゆる防食剤が添加され
るが、これを多量に添加すると、金属膜の研磨速度が極
端に低下し過ぎて実用上問題となる場合がある。
ィッシングの問題を両立させることは難しく、これらの
問題を解決した金属膜用研磨剤の開発が待たれていた。
を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、上記金
属膜用研磨剤の系における研磨砥粒としてシリカ粒子を
用い、有機酸類の濃度とpHとを特定の範囲に調整した
研磨剤が、スクラッチを発生させること無く金属膜を実
用的な研磨速度で研磨でき、且つディッシングも起こし
難いことを見い出し、本発明を提案するに至った。
酸化剤及び水よりなる金属膜用研磨剤において、有機酸
類の濃度が0.01〜0.1当量/lの範囲であり、且
つ、pHが5〜8の範囲であることを特徴とする金属膜
用研磨剤である。
て詳細に説明する。
ることが重要である。即ち、砥粒として他の種類の砥
粒、例えば、アルミナを使用した場合は、スクラッチの
発生が多いという問題がある。CMP研磨工程において
スクラッチが発生すると、デバイスの配線が断線したり
ショートしたりするため、デバイスの歩留まりを大幅に
低下させる原因となる。したがって、スクラッチを発生
させないことは極めて重要である。
公知のものを特に制限なく用いることができる。例え
ば、火炎中で四塩化ケイ素やシラン系ガスを燃焼させて
製造されるヒュームドシリカ、アルコキシシランを原料
に用いて加水分解して製造されるゾル−ゲルシリカ(以
下、高純度コロイダルシリカともいう)、珪酸ソーダを
原料にして鉱酸で中和して製造される沈殿法シリカ、同
じく珪酸ソーダを原料にしてオストワルド法で製造され
るコロイダルシリカなどが挙げられる。
定されないが、20〜250m2/gの範囲が好適であ
る。即ち、比表面積が20m2/gよりも小さくなる
と、シリカ粒子が沈降し易くなる傾向にある。一方、比
表面積が250m2/gよりも大きい場合、研磨剤が不
安定性になる場合がある。なお、シリカ粒子の比表面積
が20〜100m2/gの範囲のときは、研磨剤の安定
性に優れており、特に好適である。
カ粒子の濃度は0.1〜30重量%の範囲が良く、好ま
しくは0.1〜20重量%の範囲が最適である。シリカ
粒子の濃度が0.1重量%よりも小さいと、金属膜の研
磨速度が低下し、30重量%よりも大きい場合には、研
磨剤がゲル化するなど研磨剤の安定性が低下する場合が
ある。なお、シリカ粒子の濃度が0.1〜5重量%の範
囲では、シリカ粒子の比表面積に依らず、バリア膜に対
する金属膜の選択比が高く、金属膜を選択的に研磨する
際には好適である。
のが使用できる。例えば、シュウ酸、コハク酸、酒石
酸、マロン酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酪酸などの
酸及びこれと塩基性化合物との反応物である有機酸塩が
挙げられる。これらの中でも、シュウ酸は金属膜に対す
る溶解性が低く、極めて好ましく採用される。即ち、有
機酸類としてシュウ酸を使用した場合には、金属膜の研
磨速度を十分維持しながら、研磨がバリア膜に達した際
における、金属膜の溶解を効果的に防止でき、前記絶縁
膜凹部における金属膜のディッシングを防止するのに適
している。なお、有機酸類の代わりに、塩酸や硫酸など
の無機酸類を使用した場合には、一般的にディッシング
特性が悪かったり、研磨速度が不十分だったりする傾向
にある。
性化合物としては、公知の塩基性化合物が使用できる。
例えば、アンモニア、KOH、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチル
アミノエタノール、エチレンジアミン、トリエチレンテ
トラミン、プロパンジアミン、ピペラジン、テトラメチ
ルアンモニウムハイドロオキサイド、リシン、アルギニ
ン等が挙げられる。上記の中でも、金属膜の溶解性(デ
ィッシング)が低く、且つ十分な金属膜の研磨速度を出
すことができる塩基性化合物としては、アンモニアが極
めて好適に採用できる。
は、上記有機酸類を研磨剤1リットル中に0.01〜
0.1当量、好ましくは0.02〜0.08当量/lの
範囲で含んでいることが極めて重要である。
い、中性付近の研磨剤を調製した場合、シュウ酸アンモ
ニウム等の塩が0.1当量/lを上回るような高濃度で
添加するとシリカ粒子の凝集が著しくなり、研磨剤がゲ
ル化したり、それによってスクラッチが発生し易くなっ
たりすることを見い出した。即ち、研磨剤中の有機酸類
の濃度が0.1当量/lを超えるとシリカ粒子が凝集し
易くなり、研磨剤が不安定になったり、凝集したシリカ
粒子によって金属膜表面にスクラッチが発生し易くな
る。また、0.01当量/l未満では金属膜の研磨速度
が低い。
範囲に調整することが金属膜の溶解性を抑えたり、研磨
速度を高く維持するために重要であり、pHの調整には
前記塩基性化合物が特に制限無く使用される。該塩基性
化合物は、研磨剤のpHを5〜8の範囲に調整するのに
必要な量だけ添加すれば良い。
た場合は、金属膜のディッシングを抑えつつ、且つ金属
膜表面の仕上がり状態を更に向上させるために、アンモ
ニアと一緒に前述したトリエタノールアミン等のアミン
類を少量添加することも好ましい態様である。該アミン
類の添加量は、塩基性化合物に対するモル分率で1〜3
0%の範囲で添加することが好ましい。アミン類の添加
量が30%を越えると金属膜の溶解速度が大きくなる場
合がある。アミン類を少量添加することによって金属膜
表面の仕上がり状態が向上するのは、少量のアミンによ
って金属膜表面が多少溶解し易くなることによるものと
推測される。
は金属膜を実用的な研磨速度で研磨するために必要であ
る。かかる酸化剤は、特に制限無く公知のものが使用で
きる。例えば、過酸化物、過塩素酸塩、過硫酸塩、過よ
う素酸塩、酸化性金属塩、酸化性金属錯体などが挙げら
れる。それらの中でも、取り扱いやすさ、純度等のうえ
で過酸化水素、過硫酸アンモニウムが好ましく採用され
る。
上記酸化剤の濃度は0.1〜10重量%の範囲が良く、
好ましくは0.2〜6重量%の範囲が適当である。酸化
剤の濃度が0.1重量%未満であると研磨速度が低い傾
向があり、且つ金属膜のディッシングが起こり易くなる
傾向にある。また、酸化剤の濃度が10重量%を越えて
も研磨速度の向上効果はあまり見られない場合が多く、
濃度の高い酸化剤を使用することは危険性の面でも問題
があり、また廃水処理の負担が増えるなどの問題が生じ
ることが懸念される。
の範囲が好適である。pHが5未満であったり、8を超
えたりすると金属膜の溶解性(ディッシング特性)が悪
くなる場合がある。
公知の各種添加剤を添加しても良い。例えば、界面活性
剤、防食剤、水溶性高分子類、アルコール類、安定剤、
沈降防止剤等である。但し、ベンゾトリアゾール等の防
食剤を添加する場合は、その濃度は100ppm以下、
好ましくは80ppm以下がより好ましい。100pp
mを超えて添加した場合には、金属膜の研磨速度が大幅
に低下し、実用に供し得ない場合がある。
各成分の添加順序は特に制限されるものではなく、使用
時、即ち、研磨時に全成分が含まれていればよい。しか
し、一般に、酸化剤は空気中に放置しておくと徐々に分
解して、その酸化力が低下する場合が多いので使用時に
添加することが望ましい。
子、有機酸類、酸化剤の各濃度は、主に研磨剤として使
用する時の最適な濃度範囲を述べており、上述した濃度
よりも高いものを製造して、使用時に純水で希釈して使
用しても何ら問題はない。
スの製造は、半導体基板表面に絶縁膜、バリア膜及び金
属膜を所定のパターンで積層し、これを研磨することに
よって行われる。
導体デバイスに使用されるシリコン基板が代表的である
が、ゲルマニウムや化合物半導体などの半導体基板も使
用される。
用いられるものであって、絶縁性のものであれば特に制
限はない。一般には、酸化シリコン膜(プラズマ−TE
OS膜やSOG膜と呼ばれているものなど)や有機SO
G膜等が使用される。
の拡散を防止すると共に、金属膜の絶縁膜への密着性を
良くするために絶縁膜と金属膜の間に形成される薄膜で
あって、タンタル膜、窒化タンタル膜、チタン膜、窒化
チタン膜、窒化タングステン膜などが挙げられる。中で
も、窒化チタン膜や窒化タンタル膜が好適である。
を形成するための配線材料であり、アルミニウム膜、銅
膜、タングステン膜などが挙げられる。本発明の金属膜
用研磨剤は、特に、銅膜に対して顕著な効果を発揮す
る。
法を図1に従って詳細に説明する。
設けられる凹部Aは、配線等を形成するために絶縁膜上
に形成される溝や接続孔である。
上に順次積層されたバリア膜3及び金属膜4を(b)本
発明の金属膜用研磨剤を使用して選択的に研磨すること
により、バリア膜3の存在する位置で研磨を停止させる
(以下、この研磨を第一段研磨といい、これに使用する
研磨剤を第一の研磨剤という)。
研磨剤を用いることにより、スクラッチやディッシング
の発生を抑えながら金属膜を選択的に除去できるため、
バリア膜と金属膜とよりなる平坦な表面を形成すること
ができる。
異なる研磨剤(以下、第二の研磨剤という)を使用して
バリア膜と金属膜を同時研磨し(以下、第二段研磨とい
う)、更に必要に応じて、金属膜、バリア膜及び絶縁膜
を同時研磨する(以下、第三段研磨という)。
て金属膜の研磨を選択的に行う必要がある。そのために
は、本発明の金属膜用研磨剤の内、特に選択比(金属膜
/バリア膜の研磨速度比)の高い研磨剤を使用すること
が望ましい。金属膜の研磨を選択的に行うためには、上
記選択比は5以上が好ましく、更に好ましくは10以上
が好適である。具体的には、研磨剤中のシリカ粒子の含
有量を10重量%以下、好ましくは5重量%以下、更に
好ましくは3重量%以下にすることにより金属膜の研磨
を選択的に行うことが可能である。
した後の被研磨面には、バリア膜と凹部に埋められた金
属膜が露出した状態で存在する。
を除去する必要があるため、第一段研磨とは逆に、金属
膜に対してバリア膜を同等以上の研磨速度で研磨するこ
とが望ましい。従って、金属膜とバリア膜との選択比
(金属膜/バリア膜の研磨速度比)は1以下が好まし
く、さらに好ましくは0.7以下である。
金属膜が研磨されすぎる場合があり、ディッシング特性
が低下する可能性がある。
りなる研磨剤が好ましく、さらに比表面積が10〜80
m2/gの範囲のシリカ粒子を用いた場合には、バリア
膜の研磨速度が高いため好ましい。さらに好ましくは、
ゾル−ゲル法などの液相中で合成され、且つ乾燥工程を
経ずに製造されたシリカ粒子を用いることが好ましい。
散性に優れており、且つ粒子の形状が球状で軟らかいた
め、研磨の際に研磨対象のスクラッチの発生が非常に少
ないという特徴がある。
厚みは、一般的に100〜500オングストロームの範
囲にあることが多いため、第二の研磨剤のバリア膜に対
する研磨速度は50〜1000オングストローム/mi
nの範囲、好ましくは200〜500オングストローム
/minの範囲にある方が制御し易く、バリア膜の除去
に要する時間は2分以内、好ましくは1分以内であるこ
とがさらに好ましい。
in未満では生産性が低下する場合があり、1000オ
ングストローム/min以上ではバリア膜のみならず、
その下部の絶縁膜または配線の金属膜まで研磨してしま
う場合があり、所望の位置で研磨を停止することが難し
くなり、制御性が低下する場合がある。
磨剤中のシリカ粒子の濃度としては1〜20重量%、好
ましくは5〜20重量%の範囲が好ましい。バリア膜の
研磨においてはシリカ粒子の機械的作用によって研磨す
る場合が多いため、シリカ粒子の濃度を変えることによ
り、上記の所望の研磨速度に制御することができる。
囲、好ましくは6〜8の範囲にある場合には、金属膜と
絶縁膜とをほぼ同じ研磨速度で研磨できる傾向があり、
好適である。研磨剤のpHが5未満では金属膜の研磨速
度が、8を超えると絶縁膜の研磨速度が、バリア膜の研
磨速度と比較してそれぞれ著しく高くなる場合がある。
そのような場合には、金属膜や絶縁膜にディッシングが
発生し易くなり、半導体基板表面の平坦性が低下する場
合がある。また、pHが5未満または8を超えた場合に
は、金属膜が腐食し易くなる傾向にある。
りなる第二の研磨剤で研磨することによって、バリア膜
を効率的に除去可能で、且つ半導体基板の表面を高度に
平坦に仕上げることが可能である。
用研磨剤の構成成分である有機酸類、酸化剤などを極少
量添加することや、界面活性剤や水溶性高分子などの添
加剤を加えることもできる。
第二段研磨に次いで、必要に応じて、第三段研磨が行わ
れる。かかる研磨に使用される第三の研磨剤は、金属
膜、バリア膜及び絶縁膜をほぼ等しい研磨速度で研磨で
きることが好ましい。特に好ましくは、絶縁膜に対する
金属膜とバリア膜との選択比(金属膜/絶縁膜研磨速度
比及びバリア膜/絶縁膜研磨速度比)は、好ましくは、
0.3〜3、さらに好ましくは0.5〜2、特に、0.
8〜1.2である。
的に研磨され、ディッシングが発生し易くなる。
記選択比のものを選択して使用しても良いし、第二の研
磨剤の中から、上記選択比のものを選択して使用しても
良い。後者の場合、第二段研磨と第三段研磨を連続して
行うことができ好ましい。
明の研磨剤は、スクラッチの発生を抑えつつ、2000
オングストローム/min以上の実用的な研磨速度を示
し、さらに金属膜に対する溶解性が低いという特徴を有
する。
に金属配線用の凹部を有する絶縁膜を形成し、その上に
バリア膜を介して該凹部を埋めるように金属膜を形成し
た後、金属膜及びバリア膜を研磨することにより除去し
て絶縁膜と凹部に存在する金属膜との平坦化された面を
形成するに際し、上記金属膜の研磨を選択的に行うこと
ができる。
的に研磨した後、次いで、シリカ粒子と水よりなる研磨
剤を使用して金属膜及びバリア膜を同時研磨し、さら
に、金属膜、バリア膜及び絶縁膜を同時研磨することに
よって、極めて平坦性の高い半導体基板表面を得ること
ができる。
するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限され
るものではない。 (研磨試験)銅(Cu)膜あるいは窒化タンタル(Ta
N)膜あるいは酸化シリコン(SiO2)膜が表面に形
成された4インチのシリコンウェハを用いて研磨試験を
行った。研磨パッドにはロデール製のIC1000/S
UBA400を用い、加工圧力300g/cm2、定盤
回転数40rpm、研磨剤の滴下速度80ml/min
の条件で研磨試験を行い、研磨速度を求めた。 (溶解性試験)Cu膜が表面に形成されたシリコンウェ
ハを用いて溶解性の試験を行った。研磨剤中に試験片を
浸漬し、それらの入った容器を50℃に保持された恒温
振盪器中に入れた。10分後に恒温振盪器から取出した
後、直ちにウエハを研磨剤中から純水中に移し、表面に
残存する研磨剤を洗い流した。浸漬前後のCu膜の膜厚
変化から研磨剤に対するCu膜の溶解速度を求めた。
ローム/min以下のときは、測定精度上の問題から、
10オングストローム/min以下と表記した。 実施例1及び比較例1 シリカ粒子として比表面積が30m2/gの高純度コロ
イダルシリカ、酸化剤として過酸化水素、有機酸類とし
てシュウ酸を用いて数種類の研磨剤を調製し、評価し
た。なお、シリカ粒子は2重量%、過酸化水素は0.2
5重量%、シュウ酸は0〜5400ppm(0〜0.1
2当量/l)の範囲で数種類の研磨剤を調製し、それぞ
れアンモニアを適量加えてpH約7に調整した。
1と4は比較例である。
んど研磨できず、シュウ酸の含有量が1800ppm
(0.04当量/l)〜3600ppm(0.08当量
/l)の範囲では実用的な2000オングストローム/
min以上の十分な研磨速度を出せることがわかった。
一方、シュウ酸の含有量が5400ppm(0.12当
量/l)ではCu膜の研磨速度は十分であったが、Cu
膜の溶解速度が大きいことがわかった。Cu膜の溶解速
度が大きい場合はディッシングが大きくなったり、Cu
膜の表面荒れが発生することが懸念されるため、Cu膜
の溶解速度としては200オングストローム/min以
下、好ましくは100オングストローム/min以下が
更に好ましい。
は、研磨後のCu膜の表面を光学顕微鏡で観察してもス
クラッチが発生していなかったのに対して、5400p
pmの場合は、目視で確認できるようなスクラッチが多
数発生した。また、シュウ酸の含有量が3600ppm
以下では、研磨剤は2週間以上安定であったが、540
0ppmでは1週間以下に研磨剤の粘度が上昇し、ゲル
化する傾向が見られた。
研磨でき、且つスクラッチが発生し難く、Cu膜の溶解
速度が低い有機酸類の濃度としては、0.01〜0.1
当量/lの範囲が好適であることがわかった。
を調製した以外は、実施例1のNo.3と同様にして研
磨剤を調製し、試験した。
と5は比較例である。
度、溶解速度とも優れていたが、上記範囲を外れると溶
解速度が大きくなったり、研磨速度が低下することがわ
かった。
い、更にシリカ粒子の含有量も変えた以外は実施例1の
No.3と同様にして研磨剤を調製し、試験した。
を用いて試験したが、どのシリカを用いてもCu膜は実
用的な2000オングストローム/min以上の研磨速
度を示し、またバリア膜に対する選択比(Cu/Ta
N)は10以上を示すことがわかった。Cu膜の溶解速
度はどのシリカを用いても差はなく、良好であった。
のNo.3と同様にして研磨剤を調製し、試験した。
と3は比較例である。
磨速度が低く、また塩酸の場合はCu膜の溶解速度も高
いことがわかった。
を0.5重量%添加した以外は実施例1のNo.3と同
様にして研磨剤を調製し、試験した。
た場合もCu膜を実用的な研磨速度で研磨でき、またC
u膜の溶解速度も低いことがわかった。
ゾール(BTA)を所定の濃度で添加して各種の研磨剤
を調製し、試験した。
は比較例である。
が低下する傾向を示したが、同時に研磨速度が著しく低
下する傾向を示した。上記結果より、本発明の研磨剤に
BTA等の防食剤を添加する場合は、その添加量は10
0ppm以下、好ましくは80ppm以下がさらに好適
であることがわかった。
した。また、比表面積が30m2/gの高純度コロイダ
ルシリカと水を所定量混合し、シリカの濃度が7重量%
の中性(pH6.8)の第二の研磨剤を調製した。
膜上に幅100μmの配線用溝が100μmの間隔で形
成され、その上に厚さ約200オングストロームのTa
N膜と厚さ約1.2μmのCu膜が順次積層されたTE
Gウエハを用いて、そのシリコンウエハ表面をまず第一
の研磨剤で約2分間研磨した。その結果、SiO2膜配
線溝以外の部分の上にあるCu膜が除去され、TaN膜
と配線溝のCu膜が露出した状態となった。続いて、第
二の研磨剤で約1分間研磨を行ったところ、TaN膜が
除去され、配線溝以外の部分のSiO2膜と配線溝のC
u膜が露出した状態になった。
で観察したところ、スクラッチやディッシングは見られ
ず、配線溝以外の部分のSiO2膜と配線溝のCu膜の
表面にはほとんど段差は無く、平坦な表面が形成されて
いることが確認できた。
を用いることによって、極めて平坦な半導体基板表面が
形成できることがわかった。
の研磨剤のCu膜、TaN膜、SiO2膜に対するそれ
ぞれの研磨速度を表7に示した。これからわかるよう
に、ここで用いた第一の研磨剤はバリア膜に対して金属
膜を選択的に研磨でき、第二の研磨剤はバリア膜を金属
膜と同等以上の研磨速度で研磨できることがわかる。
態様を示す概略図
Claims (2)
- 【請求項1】 シリカ粒子、有機酸類、酸化剤及び水よ
りなる金属膜用研磨剤において、有機酸類の濃度が0.
01〜0.1当量/lの範囲であり、且つ、pHが5〜
8の範囲であることを特徴とする金属膜用研磨剤。 - 【請求項2】 シリカ粒子の比表面積が20〜250m
2/gの範囲にある請求項1記載の金属膜用研磨剤。
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|---|---|---|---|
| JP20537599A JP4156137B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 金属膜用研磨剤 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP20537599A JP4156137B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 金属膜用研磨剤 |
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| JP20537599A Expired - Fee Related JP4156137B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 金属膜用研磨剤 |
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