[go: up one dir, main page]

JP2001026035A - インサート成形方法及びインサート成形装置 - Google Patents

インサート成形方法及びインサート成形装置

Info

Publication number
JP2001026035A
JP2001026035A JP19907699A JP19907699A JP2001026035A JP 2001026035 A JP2001026035 A JP 2001026035A JP 19907699 A JP19907699 A JP 19907699A JP 19907699 A JP19907699 A JP 19907699A JP 2001026035 A JP2001026035 A JP 2001026035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert material
insert
molding
resin
protecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19907699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Akiyama
賢二 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP19907699A priority Critical patent/JP2001026035A/ja
Publication of JP2001026035A publication Critical patent/JP2001026035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂強度に係わらず射出成形時におけるイン
サート樹脂の変形,破損等の防止を可能とするととも
に、成形樹脂の冷却後のインサート樹脂の離型を容易に
行うことのできる保護部材を提供する。 【解決手段】 インサート材30の内側に配置される保
護部材20Aのインサート材保持部20aの外周面に、
あらかじめ低摩擦係数を有する充填材入りテフロン等に
より薄膜のコーティング層21を形成し、インサート成
形時において、このコーティング層21を介してインサ
ート樹脂30をその内側から保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インサート成形
においてインサート材の変形,破損等を防止するインサ
ート材保護手段を有するインサート成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、筒体の樹脂成形品、例えば携帯電
話のアンテナの先端に取付けられる樹脂成形品等につい
て、インサート成形により、あらかじめ成形しておいた
インサート材の外側に成形樹脂を固定する場合、成形型
内に熱硬化性樹脂の熔融樹脂を射出する際の熔融樹脂の
温度及び射出圧力からインサート材の破損,変形等を防
止することが必要であるため、インサート材保護手段と
してインサート材の内側に棒状の保護部材を配置してイ
ンサート材を保持することが行われている。
【0003】図9は従来のインサート成形方法を示す断
面図であり、図において、1は内部に断面形状が円形又
は角形等に形成された凹部1aを有する成形型であり、
長さ方向のほぼ中央を横断するように形成された型開き
面1dにより2つに分割される。分割された一方の割型
1Aには、射出成形の際、熔融樹脂を圧入するための樹
脂流入路1cが設けられている。この樹脂流入路1c
は、割型1Aの端面に設けられた開口から凹部1a方向
に延長し、割型1Aの端面と凹部1aとの中間部付近で
直角方向に分岐し、凹部1aの外周とほぼ同様の長さに
おいて折曲し、凹部1a方向に延長することにより凹部
1aと成形型1の外部とを連通するように設けられてい
る。また、もう一方の割型1Bには、凹部1aの長さ方
向の端面に、凹部1aよりも小径の孔1bが同軸上に設
けられている。2は成形型1の凹部1a内に配置される
インサート材保護手段としての棒状の保護部材であり、
一端が凹部1aの長さ方向の端面に当接する長さに形成
され、その長さ方向に所定の勾配のテーパ面を有するイ
ンサート材保持部2aと、インサート材保持部2aの太
幅となっている他端側に設けられ、割型1Bに設けられ
た孔1bに嵌合するように突出する固定部2bとから構
成される。この保護部材2は、孔1bに固定部2bが嵌
入され、インサート材保持部2aの長さ方向の一端が凹
部1a内に当接することにより位置決め,固定される。
【0004】3はあらかじめ保護部材2のインサート材
保持部2aの外周面に沿うように、インサート材保持部
2aと同様の長さで、長手方向に所定の勾配を有する筒
状に形成されたインサート材であり、インサート成形時
においては、内側に保護部材2のインサート材保持部2
aが挿入され内側から保持された状態で成形型1の凹部
1a内の所定位置に位置決め,固定される。4は成形型
1の凹部1aとインサート材3との間の空間に充填され
た熱硬化性樹脂により成形された成形樹脂であり、イン
サート材3の外周面に固定されることにより、インサー
ト材3とともに筒状の樹脂成形品を形成する。
【0005】従来のインサート成形においては、まず、
保護部材2のインサート材保持部2aによりインサート
材3を内側から保持した状態で、保護部材2の固定部2
bを割型1Bの孔1bに嵌入し、割型1A,1Bの型開
き面1dを合わせ、型を閉じることにより、凹部1a内
に保護部材2を位置決め,固定する。その後、矢印で示
すように成形型1の外部より割型1Aに設けられた樹脂
流入路1cを介して熔融樹脂を圧入し、成形型1の凹部
1aとインサート材3との間に充填する。この状態で凹
部1a内の熔融樹脂が加熱により硬化して成形樹脂4が
形成され、冷却に基づく成形樹脂4の収縮によりインサ
ート材3の外周面に固定され、筒状の樹脂成形品が形成
される。その後、割型1A,1Bを型開き面1dより開
き、孔1bから固定部2bを取り外した後、インサート
材3から保護部材2のインサート材保持部2aを引き抜
くことにより離型がされ、筒状の樹脂成形品が完成す
る。
【0006】従来のインサート成形方法においては、成
形樹脂4の射出成形の際において、保護部材2によりイ
ンサート材3の内側が保持された状態で射出成形がされ
るため、圧入される熔融樹脂の高温,高圧に対し、イン
サート材3の破損,変形等を防止することができる。し
かし、この保護部材2の離型の際、成形樹脂4の冷却に
基づく収縮のため、成形樹脂4がインサート材3を介し
て保護部材2を締め付けた状態になり、インサート材保
持部2aの引き抜きが困難となる。従って、インサート
材保持部2aに所定の勾配を設けた形状に形成すること
が必要であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
ンサート成形においては、成形樹脂4の収縮によりイン
サート材保持部2aが締付けられるため、保護部材2の
インサート材保持部2aに所定の勾配を設ける必要があ
った。従って、成形樹脂4の収縮により固定されるイン
サート材3が勾配のない形状を求められる場合、従来の
インサート成形方法を適用できず、例えば機械加工、射
出成形又は押出成形等により成形樹脂4を単独で製作し
た後、この成形樹脂4にインサート材3を固定すること
となり、固定部品の追加と組立時間が発生し、加工コス
トが増加するという問題があった。また、保護部材を使
用せずにインサート成形を行う場合には、射出成形の際
の熔融樹脂の温度及び射出圧力に耐える耐熱温度及び機
械的強度を有するインサート材の材料選択が必要であっ
た。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、樹脂強度に係わらず射出成形時
におけるインサート材の変形,破損等の防止を可能とす
るとともに、成形樹脂の冷却後のインサート材の離型を
容易かつ確実に行うことのできるインサート成形方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のインサート成形方法は、インサート材の内側に、当該
インサート材の変形,破損等を防止するインサート材保
護手段を配置する際に、あらかじめ上記インサート材保
護手段の外側又は上記インサート材の内側に低摩擦係数
を有するコーティング層を設けたものである。また、請
求項2に記載のインサート成形方法は、このインサート
材の内側に、低摩擦係数を有する材料により構成され、
上記インサート材の変形,破損等を防止するインサート
材保護手段を配置したものである。請求項3に記載のイ
ンサート成形方法は、インサート材保護手段の内部に所
定加圧の気体又は液体を注入することにより膨張させた
状態で、上記インサート材の内側に上記インサート材保
護手段を当接させ、上記インサート材の外周と成形型の
内周との間の空間に樹脂を流し込んで、樹脂が硬化した
後、インサート材保護手段の内部の気体又は液体を排出
することにより縮小させたものである。請求項4に記載
のインサート成形方法は、インサート材の内側に、当該
インサート材の変形,破損等を防止するインサート材保
護手段として所定加圧の気体又は液体を封入したもので
ある。請求項5に記載のインサート成形方法は、上記イ
ンサート成形方法において、あらかじめ上記インサート
材保護手段に設けられた係合部に、インサート材保護手
段を引き抜くための引き抜き手段を係合させて当該イン
サート材保護手段を引き抜くこととしたものである。請
求項6に記載のインサート成形方法は、上記インサート
成形方法において、上記インサート材にあらかじめ設け
られた樹脂充填部に、成形型内に流し込まれた樹脂を充
填して、係止部を有する筒体を成形したものである。請
求項7に記載のインサート成形装置は、インサート材保
護手段の外側又は上記インサート材の内側に低摩擦係数
を有するコーティング層を設けたものである。請求項8
に記載のインサート成形装置は、インサート材保護手段
又はインサート材を低摩擦係数を有する材料により構成
したものである。請求項9に記載のインサート成形装置
は、インサート材保護手段を内部に所定加圧の気体又は
液体を注入することにより膨張してインサート材の内側
に当接し、かつ、筒体成形後に上記気体又は液体を排出
することにより収縮して離型される袋体より構成したも
のである。請求項10に記載のインサート成形装置は、
成形型とインサート材とが当接する部位に設けられた封
止手段によりインサート材内に封入された所定加圧の気
体又は液体によりインサート材保護手段を構成したもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。なお、各図において、従来と同様の
ものは、同一の符号を付して説明を省略する。
【0011】実施の形態1.図1は本発明の一実施の形
態に用いられるインサート成形装置を示す断面図であ
る。この図において、20Aは樹脂材の射出成形時の高
温,高圧からインサート材30を保護するためのインサ
ート材保護部材であり、あらかじめ断面形状が円形又は
角形の筒状に形成されたインサート材30の内周面全面
に沿うように、成形型1の凹部1aと同様の長さの円柱
状又は角柱状に形成されたインサート材保持部20a
と、インサート材保持部20aの一端に設けられ割型1
Bに設けられた孔1bに嵌合するように突出する固定部
20bとから構成される。また、21は低摩擦係数を有
する充填材入りテフロン等により形成された薄膜のコー
ティング層であり、上記保護部材20Aのインサート材
保持部20aの外周全面にあらかじめ形成される。な
お、上記コーティング層21は成形型内に圧入される溶
融樹脂の高温に対する耐熱性を有し、例えば、携帯電話
のアンテナ先端に取付けられる筒体の樹脂成形品を成形
する場合には、テフロン等により構成されたコーティン
グ層は200℃程度の耐熱性を有することとなる。
【0012】本実施の形態では、保護部材20Aのイン
サート材保持部20aをコーティング層21を介してイ
ンサート材30の内側に配置し、インサート材30をそ
の内側から保持した状態で、固定部2bを割型1Bに設
けられた孔1bに嵌入し、割型1A,1Bを閉じること
により、成形型1の凹部1a内に保護部材20Aを位置
決め,固定する。この状態で、従来と同様に熔融樹脂の
圧入を行い、成形樹脂4を加熱,硬化させた後、冷却に
基づく成形樹脂の収縮によりインサート材30の外側に
成形樹脂4を固定する。その後、離型時において、割型
1A,1Bを開き、インサート材保持部20aをインサ
ート材30より引き抜くこととなるが、この場合におい
て、成形樹脂4の冷却に基づく収縮によりインサート材
30を介してインサート材保持部20aを締付けた状態
となっている場合でも、インサート材保持部20aの外
周全面に形成されたコーティング層21によりインサー
ト材30との間に生じる摩擦を低減することができるの
で、インサート材30からのインサート材保持部20a
の引き抜きが容易となる。
【0013】このように、本実施の形態によれば、保護
部材のインサート材保持部の外側に低摩擦係数を有する
コーティング層を形成したので、射出成形時のインサー
ト材の変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂の
冷却後のインサート材の離型を容易に行うことができ
る。また、コーティング層を有することにより、インサ
ート材保持部に勾配を設ける必要がないため、インサー
ト材が勾配のない形状を求められる場合にも、インサー
ト成形方法を適用できる。なお、本実施の形態では、コ
ーティング層をインサート材保持部の外周全面に形成す
ることとしたが、離型が容易であれば、その一部のみに
コーティング層を形成したものを用いても良い。また、
インサート材の内周面にコーティング層を形成したもの
を用いても良い。
【0014】実施の形態2.図2は、本発明の他の実施
の形態に用いられるインサート成形装置を示す図であ
る。上記実施の形態1では、保護部材20Aのインサー
ト材保持部20aの外周全面にコーティング層21を形
成したものを用いているが、本実施の形態では、引き抜
きが容易となる離型性の良い材料、例えば、充填材入り
のテフロン材等の低摩擦係数を有する材料により形成さ
れたインサート材保持部20aにより構成された保護部
材20Bを用いている。この場合も、上記実施の形態1
の場合と同様に、成形樹脂4の冷却後に成形型1及び保
護部材20Bの離型を行うこととなるが、離型時におい
て、成形樹脂4の冷却に基づく収縮によりインサート材
保持部20aを締付けた状態となっている場合でも、イ
ンサート材保持部20aを低摩擦係数を有する材料で形
成することによりインサート材30との間に生じる摩擦
を低減することができるので、インサート材30からの
インサート材保持部20aの引き抜きが容易となる。
【0015】このように、本実施の形態によれば、保護
部材のインサート材保持部を低摩擦係数を有する材料に
より形成したので、射出成形時のインサート材の変形,
破損等を防止できるとともに、成形樹脂の冷却後のイン
サート材の離型を容易に行うことができる。また、イン
サート材保持部に勾配を設ける必要がないため、インサ
ート材が勾配のない形状を求められる場合にも、インサ
ート成形方法を適用できる。なお、本実施の形態では、
インサート材保持部全体を離型性の良い材料により形成
することとしたが、その一部のみを離型性の良い材料に
より形成しても良く、また、インサート材自体を離型性
の良い樹脂材により形成しても良い。
【0016】実施の形態3.図3,4は本発明の他の実
施の形態に用いられるインサート成形装置を示す断面図
である。この図において、10は成形型であり、成形型
1と同様に内部に円柱状又は角柱状の凹部10aが形成
され、型開き面10dで割型10Aと割型10Bに分割
される。割型10Aには、割型1Aと同様に樹脂流入路
10cが設けられている。割型10Bには、凹部1a内
の長さ方向の端面から突出し、その外周面によりインサ
ート材30の内周面の一部を保持するように環状に形成
された位置決め用の保持部10eと、その内周面から成
形型外部に延長するように形成された貫通孔10fが設
けられている。また、22はその内部に気体又は液体を
注入することにより膨張し得る弾性部材により構成され
た保護部材である。この保護部材22は、保持部10e
により保持されたインサート材30の内周面側に配置さ
れ、成形型外部より所定圧力の気体又は液体を注入され
ることにより膨張し、インサート材30を保持する袋体
のインサート樹脂保持部22aと、インサート材保持部
22aと成形型外部とを連通するように形成され上記貫
通孔10fに挿通された管部22bと、管部22b成形
型外部側先端に設けられ、図外の栓等の封止手段により
封止可能に形成された開口部22cとから構成される。
なお、上記保持部10eは、保護部材22のインサート
材保持部22aが膨張した状態(図4に示す状態)で、
インサート材30の位置決め,固定が行えるものであれ
ばよく、離型を行う上では、インサート材30を保持す
る部分はできるだけ少ない方がよい。
【0017】本実施の形態では、まず、割型10Bの凹
部10aに設けられた保持部10eをインサート材30
に嵌入することにより位置決めし、図3に示すように、
インサート内側に保護部材22のインサート材保持部2
2aが配置されるようにして割型10Aと割型10Bを
閉じる。この状態で、インサート材保持部22aが所定
圧力となるように、開口部22cから管部22bを介し
て気体等を注入した後、開口部22cを封止することに
より、図4に示すように、保持部10e及びインサート
材保持部22aでインサート材30をその内周面側から
所定の圧力で保持することが可能となる。この場合、イ
ンサート材保持部22aには射出成形時の成形圧力とつ
り合うような所定圧力の気体等を注入することとなり、
例えば、気体を注入する場合の空気圧としては、60M
Pa(600kg/cm)程度となる。なお、この条
件(60MPa程度の圧力)を満たすものであれば、液
体を注入してもよい。この状態で、従来と同様に成形型
10の凹部10aとインサート材30との間の空間に熔
融樹脂を圧入し、凹部10a内の熔融樹脂を加熱,硬化
させた後、成形樹脂4を冷却,収縮させることによりイ
ンサート材30の外側に成形樹脂4を固定する。その
後、離型時においては、図3に示すように、保護部材2
2のインサート材保持部22a内に封入されていた気体
等を管部22bを介して開口部22cより排出し、イン
サート材保持部22aを収縮させる。これにより、熔融
樹脂の冷却に基づく成形樹脂4の収縮により、インサー
ト材30がインサート材保持部22aを締付けた状態と
なっても、インサート材30の空間30aに隙間を設け
ることができるので、割型10Aと割型10Bを開くこ
とで離型を容易に行うことができる。
【0018】この場合において、インサート材30は、
保持部10eを締付けた状態となるが、保持部10eは
インサート材30の一部のみを保持するものであるの
で、インサート材30の内周面全体により保護部材のイ
ンサート材保持部が締付けられている場合に比べ、引き
抜きが容易となり、また、保持部10eの外周面に低摩
擦係数を有するコーティング層を形成するか、若しく
は、保持部10eを低摩擦係数を有する材料により形成
することで、さらに、保持部10eの離型を容易にする
ことができる。
【0019】このように、本実施の形態では、保護部材
のインサート材保持部に気体又は液体を注入することに
より、所定の圧力をかけた状態でインサート材を保持す
ることができ、射出成形時のインサート材の変形,破損
等を防止できるとともに、離型時においてインサート材
保持部内の気体等を排出することにより成形樹脂の冷却
後の離型を容易に行うことができる。また、インサート
材保持部に勾配を設ける必要がないため、インサート材
が勾配のない形状を求められる場合にも、インサート成
形方法を適用できる。なお、本実施の形態では、管部を
介して成形型外部に開口部が配置される保護部材を用い
ているが、必ずしもこの形状には限られず、成形型の凹
部内に開口部が配置されるようにしても良い。この場合
には、インサート材を成形型の凹部内に配置する前に、
袋体から成るインサート材保持部を、あらかじめインサ
ート材の内側に配置した後膨張させることにより、イン
サート材を内側から保持し、この状態で凹部内に配置す
るか、または、位置決め用の保持部をインサート材に嵌
入した状態で、割型を閉じる前にインサート材保持部を
インサート材の内側に配置した後膨張させることによ
り、インサート材を内側から保持した状態で割型を閉じ
ることとなる。さらに、離型時においては、割型を開い
た後にインサート樹脂保持部内の気体等を排出すること
により、離型を行うことに成る。
【0020】実施の形態4.図5は、本発明の他の実施
の形態に用いられるインサート成形装置を示す断面図で
あり、この図において、11は成形型であり、成形型1
と同様に内部に円柱又は角柱状の凹部11aが形成さ
れ、型開き面11dで割型11Aと割型11Bに分割さ
れる。割型11Aには、割型1Aと同様に樹脂流入路1
1cが設けられており、割型11Bには、割型10Bに
おける保持部10e,貫通孔10fと同形状の保持部1
1e,貫通孔11fが設けられている。この貫通孔11
fは本実施の形態では、気体又は液体の流入路となって
おり、凹部11a側又は成形型11の外部側開口に設け
られた図外の栓等により封止される。また割型11A及
び割型11Bには、それぞれの凹部11a,11aの長
さ方向の各端面において、インサート材30の各端部3
0b,30bが当接する部位に、環状の溝部11gが設
けられている。この溝部11gには封止手段としてのO
リング23が嵌め込まれており、このOリング23が溝
部11gより多少はみ出すように、その深さがOリング
23の断面の径より多少浅く形成されている。これによ
り、保持部11eにより位置決めされたインサート材3
0の各端部30b,30bにOリング23,23が密接
することとなり、空間30aに封入される気体等の成形
型1の凹部1a等への漏出を防止することができる。
【0021】本実施の形態では、まず、インサート材3
0に、割型11Bの凹部11aに設けられた保持部11
eを嵌入することによりインサート材30の位置決めを
行い、図5に示すように、インサート材30の各端部に
Oリング23が密接した状態となるように、割型11A
と割型11Bを閉じる。この状態で、図外のルートポン
プ等を用いて、矢印Xで示すように割型11Bに設けら
れた貫通孔11fを介して所定圧力の気体又は液体をイ
ンサート材内の空間30aに注入した後、貫通孔11f
を封止することにより、保持部11e及び所定圧力の気
体等でインサート材30をその内周面側から保持するこ
とが可能となる。この場合、インサート材30内の空間
30aには射出成形時の成形圧力とつり合うような所定
圧力の気体等を注入することとなり、例えば、気体を注
入する場合の空気圧としては、上記実施の形態3と同様
に60MPa(600kg/cm )程度となる。この
状態で、従来と同様に熔融樹脂の圧入を行い、成形樹脂
4を加熱,硬化させ、冷却した後、割型11Aと割型1
1Bを開くことにより、インサート材30の空間30a
に封入された所定圧の空気が解放されるので、容易に離
型を行うことができる。
【0022】このように、本実施の形態によれば、封止
手段としてのOリングにより空気漏れを防止し、インサ
ート材内の空間に所定圧力の空気を封入することにより
インサート材の内面側から直接圧力をかけることとした
ので、袋体の保持部を有する保護部材を用いることな
く、射出成形時のインサート材の変形,破損等を防止で
きるとともに、成形樹脂の冷却後においては、割型11
Aと割型11Bを開くことにより、インサート材の離型
を容易に行うことができる。また、インサート材が勾配
のない形状を求められる場合にも、インサート成形方法
を適用できる。なお、本実施の形態では、Oリングによ
り、空気漏れを防止することとしているが、インサート
材内の空間に気体を封入することができればよく、Oリ
ングの代わりに他のシール材を用いてもよい。また、そ
の形状もOリングの形状に限られるものではなく、イン
サート材の端面に当接する平板状のものでもよい。
【0023】実施の形態5.図6は、本発明の他の実施
の形態に用いられるインサート成形装置を示す図であ
り、この図において、20cは、保護部材20Aの固定
部20bの端面の中央に設けられた開口からインサート
材保持部20aの内部に延長するように設けられた係合
部としてのねじ穴であり、例えば、図外の引き抜き手段
としての工具の先端に形成された雄ネジと螺着する雌ネ
ジがねじ穴20cの内周面に形成されている。本実施の
形態では、成形樹脂4の冷却後、成形型1を取り外し、
保護部材20Aを引き抜く際において、図外の引き抜き
工具の先端に形成された雄ネジを、ねじ穴20cの内周
面に形成された雌ネジに螺着させることにより、引き抜
き工具を用いて引き抜き作業を行う。このように、本実
施の形態によれば、引き抜き手段を係合させる係合部と
して、保護部材の固定部に引き抜き工具を嵌合するねじ
穴を形成したので、引き抜き工具を用いることにより、
より容易かつ確実にインサート材の離型を行うことがで
きる。なお、本実施の形態においては、係合部としての
ねじ穴をインサート材保護部材の固定部端面に設けるこ
ととしているが、保持部の端面に設けてもよい。また、
本実施の形態においては、外周にコーティング層21を
形成した保護部材20Aを用いた場合について説明して
いるが、上記実施の形態2に示す低摩擦係数を有するフ
ッ素樹脂等により形成した保護部材20Bを用いても同
様の効果を得ることができる。
【0024】実施の形態6.図7は、本発明の他の実施
の形態に用いられるインサート成形装置を示す図であ
り、この図において、31はあらかじめ円形又は角形の
筒状に成形され、インサート成形時において、保護部材
20Aのインサート材保持部20aが挿入されるインサ
ート材であり、樹脂充填部として、このインサート材3
1を貫通する孔31cが、長手方向に所定間隔を置い
て、ほぼ直線上に配置されている。なお、本実施の形態
では、孔31cを2個設けた例を示している。4aは、
樹脂充填部としての孔31c内に充填された成形樹脂4
の一部により形成された係止部である。本実施の形態で
は、凹部1a内に熔融樹脂が圧入される際に、インサー
ト材31の孔31cにも熔融樹脂が充填され、加熱,硬
化することにより係止部4aが形成され、冷却に基づく
収縮によりインサート材31の外側に成形樹脂4が固定
される。また、この係止部4aによりインサート材30
が成形樹脂4の内側に確実に位置決め,固定された状態
となるので、成形型1の取り外し後の保護部材20Aを
引き抜きの際、又は、樹脂成形品の完成後におけるイン
サート材31のずれ等を防止することができ、引き抜き
作業を容易かつ確実に行うことができるとともに、確実
に固定された樹脂成形品を形成することができる。この
ように、本実施の形態によれば、インサート成形により
成形樹脂と一体的に成形されるインサート材に樹脂充填
部としての孔を設けることとしたので、インサート材に
設けられた孔に充填された成形樹脂の一部が保護部材の
引き抜き時等において係止部として機能することとな
り、引き抜き時又は樹脂成形品完成後のインサート材の
ずれ等を防止することにより、インサート材からの引き
抜きをより容易かつ確実なものとすることができ、ま
た、確実に固定された樹脂成形品を形成することができ
る。本実施の形態では、実施の形態1のインサート成形
装置に係る保護部材20Aを用いているが、他の実施の
形態に係る保護部材又は封止手段により封入された気体
等により本実施の形態に係るインサート材を保持するこ
ととしてもよい。この場合において、保護部材として袋
体の保持部を有する保護部材又は封止手段により封入さ
れた気体等を用いた場合には、引き抜き作業におけるず
れ等は生じないが、筒体の樹脂成形品完成後におけるイ
ンサート材のずれの防止という効果を得ることができ
る。
【0025】なお、本実施の形態では、樹脂充填部とし
ての孔31cを2個所設けた例を示したが、充填された
成形樹脂の一部が係止部として機能するものであれば、
孔を1個所のみ又は3個所以上設けてもよく、また、そ
の配置も直線上に設けるだけでなく、斜めの位置や対向
する位置に設けてもよい。また、樹脂充填部の形状は孔
に限られるものでなく、インサート材に切り欠き又はス
リットを設けたものでもよく、射出成形時の高温,高圧
により、インサート材の破損,変形等が生じないもので
あればその大きさも問わない。また、この樹脂成形品を
携帯電話等のアンテナ先端部に用いる場合において、ア
ンテナの一部として用いられるインサート材のメッキ処
理のためにあらかじめ形成される孔を、係止部を形成す
るための孔としてもよい。
【0026】実施の形態7.図8は、本発明の他の実施
の形態に用いられるインサート成形装置を示す図であ
り、図8(B),(C)は図8(A)のA−A断面図を
示している。上記実施の形態1〜6においては、成形樹
脂を円形又は角形の筒状のインサート材と同時成形する
場合について説明したが、筒状のものであれば、他の形
状、例えば、図8(B),(C)に示すように、インサ
ート材31及び成形樹脂4を断面形状が多角形状(図で
は、六角形)や、中央部から四方向に突出する形状に形
成する場合においても、上記実施の形態1〜6のインサ
ート成形方法を適用することができる。この場合には、
凹部1aをインサート材31及び成形樹脂4の断面形状
に対応させて形成するとともに、インサート材保持部2
0aの断面形状を多角形状とした保護部材20C又は中
央部から四方向に突出する形状とした保護部材20Dに
よりインサート材31を保持すればよい。この保護部材
20C,20Dは、実施の形態1のようにインサート材
保持部20aの外周全面にコーティング層21を形成し
たものを用いてもよく、また、実施の形態2のようにイ
ンサート材保持部20aを低摩擦係数を有するコーティ
ング材で形成してもよい。また、インサート材として
は、孔を設けないインサート材30を用いてもよい。ま
た、保護部材20C,20Dの代わりに、成形型内に設
けられた風船状の保護部材22又はOリング23により
構成されたインサート成形方法を用いてインサート成形
を行ってもよい。この場合には、インサート材が特殊な
形状となる場合であっても、インサート材の形状に合わ
せて凹部10a,11a及び保持部10e又は保持部1
1eを形成することで、その内周側から所定の圧力で保
持することが可能であるため、多様な形状のインサート
成形に容易に対応することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のインサート成
形方法によれば、インサート材の内側に、当該インサー
ト材の変形,破損等を防止するインサート材保護手段を
配置する際に、あらかじめ上記インサート材保護手段の
外側又は上記インサート材の内側に低摩擦係数を有する
コーティング層を設けたので、射出成形時のインサート
材の変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂の冷
却後においてもインサート材の離型を容易に行うことが
でき、インサート材が勾配のない形状を求められる場合
にも、インサート成形方法を適用できる。また、請求項
2に記載のインサート成形方法によれば、このインサー
ト材の内側に、低摩擦係数を有する材料により構成さ
れ、上記インサート材の変形,破損等を防止するインサ
ート材保護手段を配置したので、射出成形時のインサー
ト材の変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂の
冷却後においてもインサート材の離型を容易に行うこと
ができ、インサート材が勾配のない形状を求められる場
合にも、インサート成形方法を適用できる。請求項3に
記載のインサート成形方法によれば、インサート材保護
手段の内部に所定加圧の気体又は液体を注入することに
より膨張させた状態で、上記インサート材の内側に上記
インサート材保護手段を当接させ、上記インサート材の
外周と成形型の内周との間の空間に樹脂を流し込んで、
樹脂が硬化した後、インサート材保護手段の内部の気体
又は液体を排出することにより縮小させたので、射出成
形時のインサート材の変形,破損等を防止できるととも
に、成形樹脂の冷却後においてもインサート材の離型を
容易に行うことができ、インサート材が勾配のない形状
を求められる場合にも、インサート成形方法を適用でき
る。請求項4に記載のインサート成形方法によれば、イ
ンサート材の内側に、当該インサート材の変形,破損等
を防止するインサート材保護手段として所定加圧の気体
又は液体を封入したので、射出成形時のインサート材の
変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂の冷却後
においてもインサート材の離型を容易に行うことがで
き、インサート材が勾配のない形状を求められる場合に
も、インサート成形方法を適用できる。請求項5に記載
のインサート成形方法によれば、上記インサート成形方
法において、あらかじめ上記インサート材保護手段に設
けられた係合部に、インサート材保護手段を引き抜くた
めの引き抜き手段を係合させて当該インサート材保護手
段を引き抜くこととしたので、請求項1又は請求項2に
記載のインサート成形方法と同様の効果を有するととも
に、インサート材保護手段の引き抜き作業を、より容易
かつ確実に行うことができる。請求項6に記載のインサ
ート成形方法によれば、上記インサート成形方法におい
て、上記インサート材にあらかじめ設けられた樹脂充填
部に、成形型内に流し込まれた樹脂を充填して、係止部
を有する筒体を成形したので、請求項1〜請求項5に記
載のインサート成形方法と同様の効果を有するととも
に、より容易かつ確実にインサート材保護手段の引き抜
き作業を行うことができ、また、筒体完成後のインサー
ト材のずれ等を確実に防止することができる。また、請
求項7に記載のインサート成形装置によれば、インサー
ト材保護手段の外側又は上記インサート材の内側に低摩
擦係数を有するコーティング層を設けたので、射出成形
時のインサート材の変形,破損等を防止できるととも
に、成形樹脂の冷却後においてもインサート材の離型を
容易に行うことができ、インサート材が勾配のない形状
を求められる場合にも、インサート成形方法を適用でき
る。請求項8に記載のインサート成形装置によれば、イ
ンサート材保護手段又はインサート材を低摩擦係数を有
する材料により構成したので、射出成形時のインサート
材の変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂の冷
却後においてもインサート材の離型を容易に行うことが
でき、インサート材が勾配のない形状を求められる場合
にも、インサート成形方法を適用できる。請求項9に記
載のインサート成形装置によれば、インサート材保護手
段を内部に所定加圧の気体又は液体を注入することによ
り膨張してインサート材の内側に当接し、かつ、筒体成
形後に上記気体又は液体を排出することにより収縮して
離型される袋体より構成したので、射出成形時のインサ
ート材の変形,破損等を防止できるとともに、成形樹脂
の冷却後においてもインサート材の離型を容易に行うこ
とができ、インサート材が勾配のない形状を求められる
場合にも、インサート成形方法を適用できる。請求項1
0に記載のインサート成形装置によれば、成形型とイン
サート材とが当接する部位に設けられた封止手段により
インサート材内に封入された所定加圧の気体又は液体に
よりインサート材保護手段を構成したので、射出成形時
のインサート材の変形,破損等を防止できるとともに、
成形樹脂の冷却後においてもインサート材の離型を容易
に行うことができ、インサート材が勾配のない形状を求
められる場合にも、インサート成形方法を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態6のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態7のインサート成形方
法に係るインサート成形装置を示す断面図である。
【図9】 従来のインサート成形方法に係る装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
4a 係止部、10e 保持部、10f 流入路、1
1,11A,11B 成形型、11a 凹部、11c
樹脂流入路、11d 型開き面、11e 保持部、11
f 貫通孔、11g 溝部 20A,20B,20C,20D 保護部材、20a
インサート材保持部 20b 固定部、20c ねじ穴、22 保護部材、2
2a インサート材保持部22b 管部、22c 開口
部、21 コーティング層、23 Oリング 31b 孔。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置す
    る際に、あらかじめ上記インサート材保護手段の外側又
    は上記インサート材の内側に低摩擦係数を有するコーテ
    ィング層を設けておいてから、上記インサート材の外周
    と成形型の内周との間の空間に樹脂を流し込んで硬化さ
    せることにより、筒体を成形するインサート成形方法。
  2. 【請求項2】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、低摩擦係数を有する
    材料により構成され、上記インサート材の変形,破損等
    を防止するインサート材保護手段を配置して、上記イン
    サート材の外周と成形型の内周との間の空間に樹脂を流
    し込んで硬化させることにより、筒体を成形するインサ
    ート成形方法。
  3. 【請求項3】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置
    し、このインサート材保護手段の内部に所定加圧の気体
    又は液体を注入することにより膨張させた状態で、上記
    インサート材の内側に上記インサート材保護手段を当接
    させ、上記インサート材の外周と成形型の内周との間の
    空間に樹脂を流し込んで、樹脂が硬化した後、インサー
    ト材保護手段の内部の気体又は液体を排出することによ
    り縮小させることにより、筒体を成形することを特徴と
    するインサート成形方法。
  4. 【請求項4】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段として所
    定加圧の気体又は液体を封入し、上記インサート材の外
    周と成形型の内周との間の空間に樹脂を流し込んで硬化
    させることにより、筒体を成形するインサート成形方
    法。
  5. 【請求項5】 上記インサート成形方法において、あら
    かじめ上記インサート材保護手段に設けられた係合部
    に、インサート材保護手段を引き抜くための引き抜き手
    段を係合させて当該インサート材保護手段を引き抜くこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のインサート成形
    方法。
  6. 【請求項6】 上記インサート成形方法において、上記
    インサート材にあらかじめ設けられた樹脂充填部に、成
    形型内に流し込まれた樹脂を充填して、係止部を有する
    筒体を成形したことを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれかに記載のインサート成形方法。
  7. 【請求項7】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置
    し、上記インサート材の外周と成形型の内周との間の空
    間に樹脂を流し込んで、筒体を成形するインサート成形
    装置において、上記インサート材保護手段の外側又は上
    記インサート材の内側に低摩擦係数を有するコーティン
    グ層を設けたことを特徴とするインサート成形装置。
  8. 【請求項8】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置
    し、上記インサート材の外周と成形型の内周との間の空
    間に樹脂を流し込んで、筒体を成形するインサート成形
    装置において、上記インサート材保護手段又はインサー
    ト材は低摩擦係数を有する材料により構成されたことを
    特徴とするインサート成形装置。
  9. 【請求項9】 成形型内にインサート材を配置するとと
    もに、このインサート材の内側に、当該インサート材の
    変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置
    し、上記インサート材の外周と成形型の内周との間の空
    間に樹脂を流し込んで、筒体を成形するインサート成形
    装置において、上記インサート材保護手段は内部に所定
    加圧の気体又は液体を注入することにより膨張してイン
    サート材の内側に当接し、かつ、筒体成形後に上記気体
    又は液体を排出することにより収縮して離型される袋体
    より構成されたことを特徴とするインサート成形装置。
  10. 【請求項10】 成形型内にインサート材を配置すると
    ともに、このインサート材の内側に、当該インサート材
    の変形,破損等を防止するインサート材保護手段を配置
    し、上記インサート材の外周と成形型の内周との間の空
    間に樹脂を流し込んで、筒体を成形するインサート成形
    装置において、上記成形型とインサート材とが当接する
    部位に設けられた封止手段によりインサート材内に封入
    された所定加圧の気体又は液体によりインサート材保護
    手段を構成したことを特徴とするインサート成形装置。
JP19907699A 1999-07-13 1999-07-13 インサート成形方法及びインサート成形装置 Pending JP2001026035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19907699A JP2001026035A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 インサート成形方法及びインサート成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19907699A JP2001026035A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 インサート成形方法及びインサート成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026035A true JP2001026035A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16401717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19907699A Pending JP2001026035A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 インサート成形方法及びインサート成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026035A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088665A (ko) * 2001-08-18 2001-09-28 홍신표 테플론 섬유튜브가 일체화된 테플론 부싱 및 구동축하우징과, 그 제조방법
EP1229228A2 (en) 2001-02-01 2002-08-07 Nissan Motor Co., Ltd. Air-fuel ratio control system for internal combustion engine
CN118528500A (zh) * 2024-07-23 2024-08-23 贵阳甬鑫塑管制造有限公司 一种塑料防脱件的注塑模具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1229228A2 (en) 2001-02-01 2002-08-07 Nissan Motor Co., Ltd. Air-fuel ratio control system for internal combustion engine
KR20010088665A (ko) * 2001-08-18 2001-09-28 홍신표 테플론 섬유튜브가 일체화된 테플론 부싱 및 구동축하우징과, 그 제조방법
CN118528500A (zh) * 2024-07-23 2024-08-23 贵阳甬鑫塑管制造有限公司 一种塑料防脱件的注塑模具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0357777B1 (en) Method of inserting piece into preform mouth forming mold
US10441997B2 (en) Casting mold, insert for a casting mold, a cast part and a casting method therefor
JP2588676B2 (ja) ノンセラミック碍子の成形装置
US10873249B2 (en) Resin filling method and resin filling device for magnet embedded core
US20070297850A1 (en) Ball joint device, manufacturing process and apparatus
JPH04501090A (ja) 押出し鋳込み射出成形方法および装置
JP2001026035A (ja) インサート成形方法及びインサート成形装置
JP3585854B2 (ja) 射出成形方法
US3351691A (en) Nozzle assembly and method of molding same
US20100288460A1 (en) Method of forming a hollow sand core
CA2432481A1 (en) Molding composite objects
US11072096B1 (en) Apparatuses and methods to mold complex shapes
US7198477B2 (en) Mechanical shut-off valve for gas-assist injection molding
KR20230148342A (ko) 주조 금형 내의 금속 주조에 사용되는 수직 분할 피더 및 이의 제조 방법
JPH01275025A (ja) ばりなしo―リングを成形するための装置
US4313901A (en) Isothermal transfer molding
CN108973020A (zh) 一种用于形成铸模的注塑模具
US20070269636A1 (en) Two-shot injection molding apparatus and method
CN110249170B (zh) 高压密封
JPS59371B2 (ja) 回転体の製造装置
JPH0459211A (ja) 射出成形における成形方法
JP2689159B2 (ja) インサート品を備えた樹脂製品の製造方法
JP2004142109A (ja) 遠心成形型における蓋のシール構造
JPS61254318A (ja) 外筒金具をもつ成形品の製造方法
AU2025204749A1 (en) Method for producing pre-insulated fittings