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JP2001024016A - 半導体パッケージのための樹脂封止装置 - Google Patents

半導体パッケージのための樹脂封止装置

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JP2001024016A
JP2001024016A JP11196979A JP19697999A JP2001024016A JP 2001024016 A JP2001024016 A JP 2001024016A JP 11196979 A JP11196979 A JP 11196979A JP 19697999 A JP19697999 A JP 19697999A JP 2001024016 A JP2001024016 A JP 2001024016A
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JP
Japan
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resin
cavities
sealing device
guide portion
resin sealing
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JP11196979A
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English (en)
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Hideji Obara
秀次 小原
Hideo Sakamoto
英夫 坂本
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TAKARA SEISAKUSHO KK
TECHNO CREATE KK
Original Assignee
TAKARA SEISAKUSHO KK
TECHNO CREATE KK
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Publication date
Application filed by TAKARA SEISAKUSHO KK, TECHNO CREATE KK filed Critical TAKARA SEISAKUSHO KK
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Publication of JP2001024016A publication Critical patent/JP2001024016A/ja
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形樹脂材料の切断に起因する種々の問題を
引き起こすことなく、また効率的に半導体パッケージを
製造し得る樹脂封止装置を提供する。 【解決手段】 樹脂封止装置10は、それぞれの対向面
が相互に相近づきまたは相離れる方向へ移動可能に配置
される第1、第2および第3の部材11、12、13を
備える。第1および第2の部材11、12のパーティン
グ面15、17間に樹脂成形のためのキャビティ22が
形成されている。各キャビティ22のそれぞれに樹脂材
料31を案内するためのガイド部30が、キャビティ2
2が規定される第2の部材12の一方の面15と反対側
に位置する他方の面16の側に形成されている。このガ
イド部30に形成された樹脂成形部からなる不要部分3
4a、35a、36aは、第2の部材12と、該部材に
対向する第3の部材13との分離により、容易に取り出
し可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ICのよう
な半導体電子部品を樹脂封止して形成される半導体パッ
ケージの製造に好適な樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体パッケージの製造には、一般的
に、上型部および下型部からなる金型を備える樹脂封止
装置が用いられている。両型部の対向面であるパーティ
ング面間に樹脂成形のための複数のキャビティが形成さ
れており、例えばリードフレーム板あるいはフィルム状
のテープ基板に保持された各半導体部品が前記キャビテ
ィ内に保持された状態で、溶融した樹脂材料が一方の型
部に組み込まれたプランジャーの押し出しにより、樹脂
パレットが配置されたポットから、カル、ランナーおよ
びゲートからなるガイド部を経て、各キャビティに案内
される。
【0003】キャビティ内の樹脂材料の硬化により、パ
ッケージが成形され、このパッケージが金型から取り出
され、また、前記ガイド部で硬化した樹脂材料の不要物
分が金型から除去される。この不要部分の金型からの取
り出しを可能とするために、前記したガイド部は、成形
用の前記キャビティと同様に、両型部の前記パーティン
グ面間、すなわち、両型部の相互に対向する両パーティ
ング面の少なくともいずれか一方に、形成されている。
【0004】ところで、効率的なパッケージの製造のた
めには、金型の樹脂成形用の各キャビティを相互に整列
してかつ相互に近接して配置することが望ましい。しか
しながら、例えばマトリクス状に配置された多数のキャ
ビティに、溶融する前記樹脂材料を適正に案内するため
には、前記パーティング面間に形成される前記ガイド部
を、整列するキャビティ間に配置する必要があることか
ら、このガイド部の形成のために、該ガイド部が設けら
れる両側のキャビティ間隔を3〜4ミリ以下にすること
はできなかった。
【0005】前記パッケージがCSPと称されるチップ
サイズパッケージでは、フィルム状のテープ基板とし
て、比較的高価なポリイミドテープが用いられているこ
とから、特に、このテープ基板上に高密度での多数のパ
ッケージの形成を可能とすべく、キャビティの高密度配
置化が望まれている。CSPで前記した高密度配置を可
能とすべく、複数のパッケージを一括的に連続した一個
のモールド部として形成した後、このモールド部を多数
のパッケージに分離すべく、切断することが提案されて
いるが、これによれば、樹脂材料の切断に起因する種々
の経済的および環境衛生上の問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記したような成形樹脂材料の切断に起因する種々
の問題を引き起こすことなく、また効率的に半導体パッ
ケージを製造し得る樹脂封止装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明は、基本的に、第1、第2および第3の
部材であって中間位置にある第2の部材の両側に前記第
1および第3の各部材がそれぞれ当接可能に配置されか
つそれぞれの対向面が相互に相近づきまたは相離れる方
向へ移動可能に配置される第1、第2および第3の部材
と、前記第2の部材および第1の部材の相互に対向する
対向面間に規定され、樹脂封止すべき電子部品がそれぞ
れに配置される複数のキャビティと、前記第3の部材お
よび第1の部材の相互に対向する面間に規定され、前記
電子部品を封止すべく溶融した樹脂材料を前記キャビテ
ィのそれぞれに案内するためのガイド部とを含むことを
特徴とする。
【0008】本発明に係る樹脂封止装置では、前記キャ
ビティのそれぞれに樹脂材料を案内するための前記ガイ
ド部は、前記キャビティが規定される前記第2の部材の
一方の面と反対側に位置する他方の面の側に形成されて
いる。このガイド部に形成された樹脂成形部からなる不
要部分は、前記第2の部材と、該部材に対向する前記第
3との分離により、容易に取り出し可能である。そのた
め、キャビティが形成される第1および第2の部材間に
従来のようなガイド部を形成することなく、各キャビテ
ィに前記ガイド部を経て溶融した樹脂材料を好適に案内
することができることから、キャビティ間隔を従来に比
較して著しく小さく、例えば0.2ミリメートルにまで
小さく設定することが可能になる。
【0009】本願発明は、ポリイミドのようなフィルム
状基板上に設けられた半導体チップを前記電子部品とす
るパッケージの製造に好適であり、前記第1および第2
の部材間に複数の前記半導体チップが前記各キャビティ
内に位置すべく、樹脂注入に先立って前記基板を前記第
1および第2の部材間で挟持することができる。
【0010】前記各キャビティは、前記第2の部材の前
記第1の部材に対向する面に形成された凹所で形成する
ことができ、前記基板は、前記凹所の開放部を閉じるよ
うに配置される。この場合、前記第1の部材は前記基板
のための保持板として機能する。
【0011】前記第3の部材には、各成形用キャビティ
で成形された半導体パッケージを前記第2の部材から押
し出すための第1の押し出し機構を設けることができ
る。また、前記第3の部材には、前記ガイド部に形成さ
れた樹脂成形部からなる前記不要部分を前記ガイド部か
ら押し出すための第2の押し出し機構を設けることがで
きる。
【0012】前記第2の押し出し機構を前記第3の部材
に代えて、第1の部材に設けることができる。
【0013】前記各キャビティは、前記第2の部材の前
記第1の部材に対向する前記対向面で見て全体に矩形と
することができ、該矩形の辺部分で前記ガイド部を前記
各キャビティに開放させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例〉図1は、本発明に係る樹脂封止装置を、CS
P(チップサイズパッケージ)と称される半導体パッケ
ージの製造に適用した例を示す。CSPでは、従来よく
知られているように、後述するフィルム状の基板19の
表面20に半導体チップ21が搭載され、基板19の裏
面に半導体チップ21の接続端子からなるボール状の端
子群が設けられている。
【0015】本発明に係る樹脂封止装置10は、図1に
示されているように、第1の部材11、第2の部材12
および第3の部材13からなる金型14を備える。
【0016】金型14を構成する各部材11、12およ
び13は、第2の部材12を間に、該部材の両側に第1
の部材11および第3の部材13がそれぞれ対をなして
配置されている。中間に配置された第2の部材12は、
互いに平行な平面15および16を備える。第1の部材
11は、第2の部材12の一方の平面15に対向する平
面17を備え、また第3の部材13は、第2の部材12
の他方の平面16に対向する平面18を備える。
【0017】各部材11、12および13は、相互に対
向するそれらの平面15および17、平面16および1
8が相互に相近づく方向および相離れる方向へ向けて移
動可能に保持されている。第2の部材12の前記一方の
平面15には、例えばポリイミドフィルムからなる基板
19の表面20に搭載された多数の半導体チップ21を
受け入れるそれぞれのキャビティ22が、相互に間隔T
をおいて形成されている。各キャビティ22は、図示の
例では、一方の平面15で見て全体に矩形形状(図3参
照)をなし、該平面に開放する凹所からなる。
【0018】図1は、封止されるべき電子部品である半
導体チップ21がそれぞれのキャビティ22内にあるよ
うに、基板19が第2の部材12の一方の平面15上に
配置されるセット工程を示す。このセット工程では、前
記したように、半導体チップ21が対応するキャビティ
22内に位置するように、一方の平面15上への基板1
9の配置を許すべく、第1の部材11および第2の部材
12は、相互に離反する位置に保持されている。
【0019】この第1の部材11と第2の部材12との
間には、後述する注入工程等、必要に応じて両部材11
および12の強固な結合を図るために、図示の例では、
例えば枢動ピン23を介して第1の部材11に枢着され
たクランプ部材24と、該クランプ部材の先端部を解除
可能に受け入れる係止溝25とを備える第1のクランプ
機構26が設けられている。
【0020】第2の部材12と第3の部材13とは、図
1に示したセット工程では、相互に対向面する平面16
および平面18を当接させて保持されている。図示の例
ではこのセット工程等、必要に応じて両部材12および
13の強固な結合を図るための前記したと同様な第2の
クランプ機構27が設けられている。クランプ機構27
は、枢動ピン28を介して第3の部材13に枢着された
クランプ部材29を備える。第1のクランプ機構26の
クランプ部材24および第2のクランプ機構27のクラ
ンプ部材29のいずれか一方が、選択的に係止溝25に
係合可能である。
【0021】第2の部材12および第3の部材13の両
平面16および18間には、可塑化した溶融樹脂を各キ
ャビティ22に案内するためのガイド部30が設けられ
ている。また、第3の部材13には、例えばシリカと結
合材であるエポキシ樹脂とを含む熱硬化性樹脂材料から
なるタブレット31を収容するポット32が形成されて
いる。ポット32内で可塑化された熱硬化性樹脂材料3
1は、従来よく知られているように、ポット32をシリ
ンダとするプランジャー33の押し出し作用により、ポ
ット32からガイド部30を経て、各キャビティ22に
案内される。
【0022】本発明に係る樹脂封止装置10の金型14
では、可塑化した熱硬化性樹脂材料31を各キャビティ
22に案内するガイド部30は、第2の部材12のキャ
ビティ22が設けられた一方の平面15とは反対側に位
置するその他方の平面16と、該平面に対向する第3の
部材13の平面18との間に規定されている。
【0023】ガイド部30は、図示の例では、第3の部
材13の前記平面18に形成され、ポット32から押し
出された熱硬化性樹脂材料31を受けるべく平面18上
に開放する円形の凹所からなるカル34と、該カルから
平面18上を該平面に沿ってキャビティ22の配列に応
じてマトリクス状に伸びるランナー35と、第2の部材
12の平面16上に形成され、各ランナー35から対応
する各キャビティ22に向けて第2の部材12の板厚方
向に伸長し、それぞれのキャビティ22に開放するゲー
ト36とからなる。図示の例では、各ゲート36は、そ
れぞれのキャビティ22の矩形の一辺部分に沿った底縁
部22aで対応するキャビティ22に開放する。各キャ
ビティ22内に可塑化した熱硬化性樹脂材料31を円滑
に導くために、各キャビティ22のそれぞれのゲート3
6が開放する底縁部22aと反対側に位置する各底縁部
の両端部に、図示しない空気抜き孔をそれぞれ形成する
ことが望ましい。
【0024】前記したカル34、ランナー35およびゲ
ート36からなるガイド部30は、第2の部材12のキ
ャビティ22が設けられた一方の平面15と反対側の平
面16および該平面に対向する第3の部材13の平面1
8間に規定されている。そのため、ガイド部30が一方
の平面15上でキャビティ22間に位置することがない
ことから、各キャビティ22を一方の平面15上で相互
の間隔Tを例えば100μmのような小さな値に設定す
ることが可能となる。
【0025】第3の部材13には、後述するパッケージ
排出工程で、各パッケージをそれぞれのキャビティ22
から排出するための第1の排出機構37と、後述するカ
ル部排出工程で、ガイド部30に残留する不要な成形部
を第3の部材13から排出するための第2の排出機構3
8が設けられている。
【0026】第1の排出機構37は、第2の部材12お
よび第3の部材13にそれらの板厚方向へ伸びるガイド
孔39に沿って、各キャビティ22内に突出可能に配置
される複数の押し出しピン40と、該ピンをその押出位
置とストッパ41により規定されるキャビティ22から
の後退位置との間で動作させる例えばピストンシリンダ
からなる作動装置42とを備える。また、第2の排出機
構38は、第3の部材13にその板厚方向へ伸びるガイ
ド孔43に沿って、ランナー35内に突出可能に配置さ
れる複数の押し出しピン44と、該ピンをその押出位置
とストッパ45により規定されるランナー35からの後
退位置との間で動作させる前記作動装置42と同様な作
動装置46を備える。
【0027】各排出機構37および38の各ピン40お
よび44は、各ガイド孔39および43に気密的に受け
入れられていることから、このガイド孔39およびガイ
ド孔43を経る漏れがキャビティ22およびランナー3
5に生じることはない。
【0028】図1に示されているように、セット工程
で、ポット32に熱硬化性樹脂材料31が配置され、封
止されるべき半導体チップ21がそれぞれのキャビティ
22内に位置するように、これら半導体チップ21が搭
載された基板19がその表面20を第2の部材12の一
方の平面15上に配置されると、図2に示されているよ
うに、第1の部材11がその平面17を基板19に当接
させる型締め位置に保持される。
【0029】この型締め後、図2に示す樹脂注入工程で
は、ポット32内で可塑化された熱硬化性樹脂材料31
がプランジャー33の作動により、カル34、ランナー
35およびゲート36からなるガイド部30を経て、各
キャビティ22内にその底縁部22aから注入される。
【0030】この注入樹脂の硬化により、金型14内に
は、図3に示すように、それぞれの半導体チップ21を
覆う多数の半導体パッケージ47と、これらに連なりゲ
ート36に対応するゲート成形部36a、ランナー35
に対応するランナー成形部35aおよびカル34に対応
するカル成形部34aを含む不要な成形部とが一体的に
形成される。
【0031】これら一体的な成形部のうち、半導体パッ
ケージ47を第2の部材12から排出するためのエジェ
クト工程では、第1の部材11が図1に示したセット工
程での型開き位置に戻される。その後、図4に示されて
いるように、第1の排出機構37の作動装置42の動作
により、ピン40が押出位置に押し上げられると、半導
体パッケージ47とゲート成形部36aとが分離される
ことにより、各半導体パッケージ47が基板19と一体
的に第2の部材12から離反する押し上げ位置に押し出
される。
【0032】このエジェクト工程により金型14から半
導体パッケージ47が取り出されると、その後、図5に
示される不要な樹脂部の排出工程では、第2の部材12
が第1の部材11に向けて押し上げられることにより、
第2の部材12が第3の部材13から離反される。その
後、第2の排出機構38の作動装置46の動作により、
ピン44が押出位置に押し上げられると、ゲート成形部
36a、該ゲート成形部に連なるランナー成形部35a
および該ランナー成形部に連なるカル成形部34aから
なる不要な成形部34a〜36aが第3の部材13から
排出される。
【0033】前記したように、樹脂成型品である半導体
パッケージ47のためのキャビティ22が設けられる第
2の部材12の一方の平面15と反対側に位置する該第
2の部材の他方の平面16と、第3の部材13の平面1
6とをガイド部30のためのパーティング面とすること
により、ガイド部30をキャビティ22が設けられる一
方の平面15上に位置させることなく、各キャビティ2
2への良好な熱硬化性樹脂材料31の注入を可能とし、
かつガイド部30で硬化する不要な成形部34a〜36
aの金型14からの容易な排出を可能とすることができ
る。
【0034】従って、キャビティ22が設けられる半導
体パッケージ47のためのパーティング面上での各キャ
ビティ22間にガイド部30を配置する必要が無くなる
ことから、キャビティ22間の間隔Tを従来に比較して
著しく小さな値にすることが可能となり、これにより、
キャビティ22の高密度での配置およびそれに伴う基板
19の有効利用が可能となる。
【0035】前記したところでは、樹脂注入工程で、基
板19がキャビティ22を封止するように配置され、第
1の部材11は基板19を支持する保持板として機能す
る例を示したが、この例に代えて、第1の部材11を金
型の一部として直接的に機能させるべく、第1の部材1
1の平面17にも、キャビティの一部を構成する凹所を
形成し、第1の部材11の平面17とこれに接合される
第2の部材12の一方の平面15とをキャビティのため
のパーティング面として作用させることができる。
【0036】また、図示の例では、ガイド部30を第2
の部材12の平面16および第3の部材13の平面18
の両者に形成した例を示したが、ガイド部30を第2の
部材12の平面16に形成される凹所のみで形成するこ
とができる。また、ガイド部30をキャビティ22の底
縁部22aで該キャビティに開放させたが、これに代え
て、必要に応じて、例えばキャビティ底部の中央部分で
ガイド部30をキャビティ22に開放させることができ
る。さらに、第1の排出機構37および第2の排出機構
38は、必要に応じて、第1の部材11または第3の部
材13のいずれにも、適宜、組み分けることができる。
【0037】前記したところでは、本発明に係る樹脂封
止装置を、半導体チップがその表面に搭載され、その裏
面に半導体チップの接続端子からなるボール状の端子群
が設けられたフィルム状基板を備えるCSP(チップサ
イズパッケージ)の製造に適用した例を示したが、本発
明は、前記したCSP以外の種々の電子部品の封止パッ
ケージに適用することができ、これにより1つの金型に
多数のキャビティを高密度に配置することが可能となる
ことから、パッケージ製品を効率的に製造することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、前記したように、樹脂
成形のためのキャビティが形成される第2の部材の一方
のパーティング面と反対側に位置する他方のパーティン
グ面に関連して溶融した樹脂材料を各キャビティに案内
する前記ガイド部が形成されていることから、各キャビ
ティが設けられる前記パーティング面に従来のようなガ
イド部を形成する必要はなく、これにより成形用キャビ
ティ間にガイド部が割り込むことがないことから、この
樹脂成形のためのキャビティの間隔を従来に比較して著
しく小さく設定することができる。従って、樹脂材料の
切断に起因する種々の問題を引き起こすことなく、1つ
の金型で多数のキャビティを高密度に配置することが可
能となることから、効率的な樹脂成形が可能となる。
【0039】また、本発明によれば、前記したように、
キャビティを高密度で配置することが可能となることか
ら、高価なポリイミドのようなフィルム状基板を用いる
CSPの製造に適用することにより、該基板に高密度で
半導体パッケージを製造することができ、製品の製造単
価を効果的に引き下げることができることから、より安
価な半導体パッケージを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂封止装置を封止されるべき電
子部品が配置されるセット工程で概略的に示す断面図で
ある。
【図2】図1に示した樹脂封止装置をその樹脂注入工程
で概略的に示す図1と同様な図面である。
【図3】樹脂硬化後の成型品を概略的に示す斜視図であ
る。
【図4】図1に示した樹脂封止装置をパッケージエジェ
クト工程で概略的に示す図1と同様な図面である。
【図5】図1に示した樹脂封止装置を不要な成形樹脂部
分の排出工程で概略的に示す図1と同様な図面である。
【符号の説明】
10 樹脂封止装置 11 第1の部材 12 第2の部材 13 第3の部材 14 金型 15、17 対向面 16、18 対向面 21 (半導体チップ)電子部品 22 キャビティ 30 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 英夫 岩手県花巻市高松第2地割105 有限会社 テクノクリエイト内 Fターム(参考) 4F202 AH37 CA12 CB12 CB17 CK02 CK42 CK52 CK89 CM02 5F061 AA01 BA05 CA21 DA01 DA07 DA15 EA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2および第3の部材であって中
    間位置にある前記第2の部材の両側に前記第1および第
    3の各部材がそれぞれ当接可能に配置されかつそれぞれ
    の対向面が相互に相近づきまたは相離れる方向へ移動可
    能に配置される第1、第2および第3の部材と、前記第
    2の部材および第1の部材の相互に対向する対向面間に
    規定され、樹脂封止すべき電子部品がそれぞれに配置さ
    れる複数のキャビティと、前記第3の部材および第1の
    部材の相互に対向する面間に規定され、前記電子部品を
    封止すべく前記キャビティのそれぞれに溶融した樹脂材
    料を案内するためのガイド部とを含む、半導体パッケー
    ジのための樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 前記電子部品は、フィルム状基板上に設
    けられた半導体チップであり、前記第1および第2の部
    材間に複数の前記半導体チップが前記各キャビティ内に
    位置すべく樹脂注入に先立って前記基板が前記第1およ
    び第2の部材間で挟持される請求項1記載の樹脂封止装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各キャビティは、前記第2の部材の
    前記第1の部材に対向する面に形成された凹所からな
    り、前記基板は、前記凹所の開放部を閉じるように配置
    され、前記第1の部材は前記基板のための保持板として
    機能する請求項2記載の樹脂封止装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の部材には、各キャビティで成
    形された半導体パッケージを前記第2の部材から該部材
    に間隔をおく前記第1の部材に向けて押し出すための第
    1の押し出し機構が設けられている請求項1記載の樹脂
    封止装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の部材には、前記ガイド部に形
    成された樹脂成形部からなる不要部分を前記ガイド部か
    ら押し出すための第2の押し出し機構が設けられている
    請求項4記載の樹脂封止装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の部材には、前記ガイド部に形
    成された樹脂成形部からなる不要部分を前記ガイド部か
    ら押し出すための第2の押し出し機構が設けられている
    請求項4記載の樹脂封止装置。
  7. 【請求項7】 前記各キャビティは、前記第2の部材の
    前記第1の部材に対向する前記対向面で見て全体に矩形
    を呈し、該矩形の辺部分で前記ガイド部は各キャビティ
    に開放する請求項1記載の樹脂封止装置。
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