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JP2001018164A - 半導体デバイス加工用硬質発泡樹脂溝付パッド及びそのパッド旋削溝加工用工具 - Google Patents

半導体デバイス加工用硬質発泡樹脂溝付パッド及びそのパッド旋削溝加工用工具

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JP2001018164A
JP2001018164A JP19464699A JP19464699A JP2001018164A JP 2001018164 A JP2001018164 A JP 2001018164A JP 19464699 A JP19464699 A JP 19464699A JP 19464699 A JP19464699 A JP 19464699A JP 2001018164 A JP2001018164 A JP 2001018164A
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JP
Japan
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pad
groove
tool
turning
blade
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JP19464699A
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Inventor
Tatsutoshi Suzuki
辰俊 鈴木
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Toho Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toho Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toho Engineering Co Ltd filed Critical Toho Engineering Co Ltd
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Priority to US10/830,678 priority patent/US20040198199A1/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/11Lapping tools
    • B24B37/20Lapping pads for working plane surfaces
    • B24B37/26Lapping pads for working plane surfaces characterised by the shape of the lapping pad surface, e.g. grooved

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMP法の加工に用いる硬質発泡樹脂基材の
パッド表面の細密溝を金型成形すると溝入口のコーナが
だれやすくスラリの流動性を制御しにくいので加工能率
が低下する。そこで加工能率の良い硬質発泡樹脂溝付パ
ッド及びそのパッド旋削溝加工用工具の提供。 【解決手段】 硬質発泡樹脂基材を旋削により加工す
る。溝コーナを直角に形成し、溝壁面の仕上がりを均整
にするのに適合した単一切刃を特定し、パッド上に数百
の溝を能率よく加工するため該単一切刃を多刃ユニット
若しくは積層多刃工具に構成して旋削用工具としパッド
表面の同一形状の同心の細密溝を加工。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ若しく
はデバイス表面のCMP法(Chemical Mechanical Plol
ishing)の加工に用いるポリッシングパッド及びパッド
の溝加工用工具に関するもので、詳しくは硬質発泡樹脂
パッドに同心状の細密なリング溝を旋削により能率良く
加工する際に使用する多刃工具の形状及び小径域から大
径域まで均整な断面形状の溝が旋削された硬質発泡樹脂
製パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、例えばシリコ
ンウエハ表面の各種薄膜層を化学的に鏡面加工する場合
のCMP法に各種のポリッシングパッドが使用されてい
る。これらのパッドの中には結合の緩い砥粒と樹脂の複
合体構造をとっているものがある。加工の際にウエハ表
面とポリッシングパッドとの摩擦によりデイスクから遊
離した砥粒がウエハ表面に作用して鏡面とするものであ
る。この場合加工能率は離脱する砥粒の程度に依存して
いる。
【0003】またスラリの砥粒移動を制御しやすい状態
にするという観点からパッドを作るのに表面が多孔質の
硬質発泡樹脂で形成することが行われている。砥粒に代
表される加工用の微粒子はウエハの物性,目標の仕上が
り表面の形状精度や粗さによって適宜選択されるがウエ
ハと固定した微粒子との接触とするか、浮遊した微粒子
との接触とするかが選択されている。平坦化処理した表
面の鏡面仕上げの程度を向上させるために、CMP法で
は後者の手法が採用されフロートポリッシングの一種で
あり、微粒子と液体からなるスラリーをウエハとパッド
間に一定量を定常的に供給して作業するものである。
【0004】またウエハによっては脆性破壊性が強く、
割れ及び欠けが発生しやすいという機械的な弱点を有す
るためウエハの薄化工程をラッピング又はポリッシング
のみで行わねばならない場合もあり、ポリッシング工程
は重要な工程となっている。ラップ研削盤の機能を有す
る鏡面研磨機においてテーブル上にウエハを固定し砥石
軸下端のフランジ端面にパッドを固定し砥粒微粒子を含
む液体を、テーブルと砥石軸が回転中に常時供給し鏡面
仕上げの作業能率を計っている。半導体デバイスの平坦
化処理の場合にはパッドを円テーブル上に載置して行わ
れている。
【0005】定常的に供給されるスラリがウエハの上面
に均一に供給され、かつウエハの表面の一定個所に滞留
することがないように、また新たに供給される液体に更
新されるようにする必要がある。従来使用されているパ
ッドはその表面にウエハとパッド間に流入する液体の流
動性や均一性を図るために小さな穴を多数設けたり、直
線状の溝を基本として直交又は斜交する溝群を設けたり
して作業能率の向上を計ってきた。溝の形状と共にパッ
ドの材質についても改良が加えられている。
【0006】多層配線技術において各層の配線金属層の
平坦化処理にCMP法が多用されている。配線金属層は
軟質であるためフロートポリッシングが不可欠であり特
にスラリによる平坦化処理を効率的に行い、更に処理能
率を向上させるためにパッドに刻設される溝の形状と研
磨布の寸法・機械的性質が重要である。従来技術として
生産能率の点から金型で多数の溝を一挙に形成する方法
があるが形成するパッド外径が大きくなり溝数が増加し
更に溝形状が細密になるに従い溝の形状を均整にするこ
とが困難となっている。また成型に伴う一般的な欠点で
ある樹脂の流動性のばらつきが溝形状の不均整さをもた
らしている。
【0007】特にウエハ若しくはデバイスの表面層が軟
質材でありこれを鏡面仕上げ若しくは平坦化するのは従
来のパッドの表面形状では所定の鏡面品質を達成するこ
とが困難となっている。またパッド上の溝の形状等によ
るパッド表面と被加工表面との間のハイドロプレーン現
象の発生を抑制するための試行が必要であり、そのため
にも溝形状の策定にも切削によるパッドの試作及び製造
が不可欠である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題に鑑みなされたものであり、その目的とす
るところは、半導体ウエハ若しくはデバイス表面の鏡面
仕上げを能率良く行うのにスラリの流動性と被削金属の
特性に配慮してポリッシングすべき面に過大な加工圧を
付加せず、かつスラリの円滑な流動を保証することがで
きる同心状の細密溝を有する半導体ウエハ加工用硬質発
泡樹脂溝付パッド及び旋削溝加工用工具を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、半導体デバイス加工用のパッドであって、このパッ
ドの基材を硬質発泡樹脂材とし、このパッドに溝幅及び
溝深さが0.1mm乃至1.0mmの溝を、溝ピッチが
0.2mm乃至2.0mmで、少なくとも直径20mm
から200mmの間に任意に多数条を旋削によって同心
に形成してなるものである。
【0010】この発明によれば、硬質発泡樹脂パッドの
表面溝を旋削することによりパッド上面に対し溝の壁が
直角に形成でき、かつ均整な溝を形成することができる
のでスラリが同心状に刻設された溝とパッドとデバイス
との隙間で適宜移動しスラリが常に更新され加工能率の
向上が計れる。パッドの溝を微細な溝幅に形成すること
によりパッド表面へのスラリの流動時の作用力が調整さ
れハイドロプレーン現象の抑制と平坦化に効果がある。
【0011】本発明の請求項2の発明は、半導体デバイ
ス加工用のパッドであって、このパッドの基材を硬質発
泡ウレタン材とし、このパッドに溝幅0.25乃至0.
3mm、溝深さ0.4mmの断面矩形のリング状溝を、
溝ピッチが1.0mm乃至2.0mmで、少なくとも直
径20mmから200mmの間に同一形状同一ピッチで
一様に旋削によって同心に形成してなるものである。
【0012】この発明によれば、基材が硬質発泡ウレタ
ンのパッドでは、パッドの旋削に適合する溝の形状及び
溝ピッチを一定の数値の範囲にすることにより均整な溝
を備えたパッドを形成することができる。
【0013】本発明の請求項3の発明は、半導体デバイ
ス加工用パッドに少なくとも直径が20mmから200
mmの間に同心円の細密幅の多数条の溝を旋削によって
形成する工具であって、前記パッドの基材に硬質発泡樹
脂を用い、一条の溝を旋削する単一切刃の形状を、刃物
角15度乃至35度に対応して前逃げ角65度乃至45
度、横逃げ角1度乃至3度の範囲に形成し、この単一切
刃を板状工具チップの同一側面上にピッチ0.2mm乃
至2.0mmで整列突設して多刃ユニットとし、更にこ
の多刃ユニットをユニットホルダに取り換え可能に固装
して多刃ユニット工具とし、この多刃ユニット工具の一
個以上を溝ピッチが整列するように配列して取り換え可
能に構成して、同心の多条の溝を同時に旋削により形成
するものである。
【0014】この発明によれば、微細な溝幅の溝を旋削
でパッドに効率的に付与する多刃工具である。その場合
に溝が小径になるほど溝外径と工具側面との干渉が問題
となる。そのため小径から大径までの溝を干渉なく、か
つ被削材の材質を考慮して刃先の形状を特定する必要が
ある。またパッド上の溝が最小径20mmから最大径2
00mmを含みそれ以上の径まで一様に多数の溝を旋削
する必要上作業能率が要求され、溝の形状,溝ピッチの
変更に適応でき、かつ溝の精度を満足した工具切刃と多
刃工具形態である。
【0015】本発明の請求項4の発明は、前記多刃ユニ
ットの整列突設した切刃が両側端にも設けられたもので
ある。この発明によれば多刃ユニットを並置して構成す
るときのユニット間の隙間を切刃ピッチとする調整が容
易である。
【0016】本発明の請求項5の発明は、半導体デバイ
ス加工用パッドに少なくとも直径が20mmから200
mmの間に同心円の細密幅の多数条の溝を旋削によって
形成する工具であって、前記パッドの基材に硬質発泡樹
脂を用い、一条の溝を旋削する単一切刃の形状を刃物角
15度乃至35度に対応して前逃げ角65度乃至45
度、横逃げ角1度乃至3度の範囲に形成し、この単一切
刃を形成した単一工具を所定溝ピッチに積層して多刃積
層工具を構成して、多刃積層工具により同心の多条の溝
を同時に旋削により形成するものである。この発明によ
れば、多刃工具を単一切刃を有する単一工具を積層して
多刃積層工具とすることにより工具のユニット化が容易
となる。
【0017】本発明の請求項6の発明は、前記多刃積層
工具の前記単一工具を、単一切刃を先端に形成した工具
と切刃間のピッチを保持するスペーサとに分離して構成
し、前記工具とスペーサとを整列積層して一体に固定し
て単一工具とするものである。この発明によれば単一工
具を、切刃を有する板とスペーサとに分離することによ
り溝ピッチの変更にはスペーサの厚みを替えることで容
易に対応できる。また多刃積層工具の製作と保全が容易
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面にもと
づき説明する。 〔実施例1〕後述の本願発明に係る多刃旋削工具を用い
て製造したCMP法加工用パッドについて次に説明す
る。
【0019】CMP法加工に用いられるパッドの基材
は、コスト・物性の安定性等から硬質発泡樹脂が多用さ
れている。とりわけ弾性変形特性・熱伝導率・耐久性・
生産性・経済性等を総合的に判断して現在硬質発泡ウレ
タンシートを基材とするパッドが使用されることが多
い。しかしながら硬質発泡ウレタンシートは、その機械
的性質から一般に切削加工には不向きとされており、パ
ッドとして使用する場合に必要なシート表面上の溝は、
溝を刻設した金型で成型時に同時に形成する方法が能率
的な生産法であるため模索されてきた。
【0020】パッドの外径と溝数が大になり、更に繊細
な溝幅のパッドが近時CMP法加工上要請されつつあ
る。金型による成型では、溝入口のコーナ部分がだれや
すくスラリの流動性を制御しにくい。そのため切削加工
によりコーナ部分に直角なエッジを有する溝を形成する
必要が生じてきた。本願発明は、硬質発泡樹脂材の旋削
に適合した切刃を特定し、溝の壁面にむしれ若しくは膨
れまたは壁面の傾き等が少ない溝を旋削により付与した
CMP法加工用パッドの提供を可能とするものである。
【0021】図1は、単一切刃1でパッド基材2に溝3
を旋削した状態を示す。ここで溝壁面3aは均整に旋削
されることが要求されている。図2は、金型でパッドの
外形と溝とを同時に形成した場合に、壁面の傾き2aや
膨れ2bが生じることを示している。次にCMP法加工
に使用されるパッドには、可能な限り中心部分から外径
に最も近いところまで一様な溝を設ける必要がある。実
際の最小径は20mm前後であるが最大径は250mm
から500mmへと増加し近い将来1000mm位のパ
ッドが要請される可能性がある。直径の大きいリング溝
を旋削する場合は加工した溝と切刃との干渉量は小さい
が、溝径が小さいほど干渉量は大きい。
【0022】しかし、現在若しくは近い将来においては
パッドの最大径は500mmから800mmの範囲が必
要とされ、この場合に最小径域から最大径域までの溝を
生産性良く同一工具で如何に旋削により均整な溝をパッ
ドに付与できるかの点にある。本願発明では、後述の本
願発明に係る多刃旋削用工具を用いてこの課題を解決し
CMP法加工用に使用できる溝付パッドを提供するもの
である。
【0023】図3は溝付パッドの部分図であり溝3が中
心部分の一部を除き一様に多数の溝が形成されているこ
とを示している。図4は図3のA−A断面図で、形成さ
れた一様の溝を表している。溝はパッド表面に一様に加
工される他スラリの流動性を制御してスラリによるハイ
ドロプレーン現象を抑制するために、スラリの粘性を考
慮して溝ピッチを一定周期で変化させたり溝ピッチを不
規則にする場合もある。
【0024】図5,図6,図7にパッド基材を硬質発泡
ウレタンシートとしたCMP法加工用パッドを示す。図
5または図6に示す溝形状と溝ピッチを有する溝群を最
小径20mmから基材の最外径の近くまで一様に溝を旋
削で形成したパッドを示している。
【0025】パッド上に旋削される溝の形状は以下の通
りである。溝幅は0.1mm乃至1.0mmの範囲で特
定される。スラリの流動性を制御し、発泡体表面の凹凸
と溝幅の大きさにより砥粒の供給と加工屑若しくは反応
生成物の排出が左右されるからである。溝幅が0.1m
mより小さくなるとスラリの制御性と溝の旋削による被
削性が低下するので限界があり溝幅は1mm以上では旋
削性は良いがスラリの制御性が低下し平坦化処理面の鏡
面仕上げ程度が悪くなるので限界が認められる。
【0026】溝幅の選定の要因としてパッド材質の硬度
がある。硬度の低い材質にあっては溝幅×溝深さを0.
2mm×0.2mmに比較的硬度の高いパッド基材の場
合は0.4mm×0.8mmに選定できる溝ピッチは
0.2mm乃至2.0mmの範囲で特定される。溝ピッ
チの特定は半導体デバイスの銅・金等の軟質配線部材の
平坦化処理の鏡面仕上げの程度と処理能率によって選択
される。通常溝ピッチは1mm乃至2mmの範囲で特定
されることが多い。溝ピッチを必要以上に小さくすると
スラリの粘度との関係でハイドロプレーン現象を抑制し
にくくなるので慎重に特定する必要がある。具体値とし
て溝幅×溝深さ×溝ピッチが0.3mm×0.4mm×
2mmがある。パッドの旋削溝の径が小さくなるほど旋
削切刃の刃先と溝外径との干渉問題及び切削速度が低下
するので溝の被削性が悪くなる。特に径が20mmから
200mmの範囲の溝旋削には切刃形状の特定が必要と
なる。
【0027】実施例1において記載した硬質発泡ウレタ
ンを基材とするCMP法に用いるパッド上の旋削溝加工
には刃物角15度,20度,25度を特定し対応する前
逃げ角は45度,横逃げ角は3度と特定している。刃物
角の選択は被削性の物性や被削材等による切粉の排除性
等を考慮して選択される。切刃の刃幅は旋削後の溝形状
が所定寸法になるように決定される。刃幅と溝ピッチの
具体例として刃幅×溝ピッチを0.25mm×1.1m
m若しくは0.3mm×2.0mmと特定して旋削して
パッド表面を形成している。
【0028】〔実施例2〕CMP法加工に使用するパッ
ドに多条の旋削溝を効率よく加工することができる多刃
旋削工具について説明する。
【0029】図8に刃先部分の用語説明を示している。
樹脂の中でもとりわけ気孔を含む発泡樹脂材は刃物によ
る切削加工の対象とはされないことが多い。そのためC
MP法加工用パッドの基材である硬質発泡樹脂である硬
質発泡ウレタン製のパッドの成型品が生産性の高い方法
として発想された。しかし、最近のCMP法加工上の要
請から細密な溝幅が必要となり、かつパッド形状の大型
化に対応して従来のパッドの製造手法では限界があり、
これを打開するためあえて生産性が低いと考えられる切
削加工による方法を選択せざるを得ない状況下にあり検
討され始めている。
【0030】成型による製造法に比し生産性の点で殆ど
匹敵できる程度の生産性のある手段として考えられるの
は旋削による多刃工具による加工が最も可能性が大き
い。そこで硬質発泡ウレタンシートに均整な溝を加工す
るための単一切刃の形状特定が第1の課題となる。第2
の課題として、CMP法加工用パッドはパッド中心の小
径溝から最外径に近い溝まで同一形状の溝を一様に旋削
する必要があり特に小径部では溝の外径部の壁面とこれ
と接する切刃の側面との干渉が特に顕著であり壁面のむ
しりやだれの原因となっている。従って内径部分から外
径部分の溝加工に至るまで同一形状の工具で加工するた
めに刃先形状に特定の配慮をする必要がある。
【0031】そこで第1の課題である単一切刃の形状を
刃物角を15度乃至35度、それに対応して前逃げ角を
45度乃至65度と特定する。角度範囲は被削材との関
係で定まる。被削材が軟質材であるほど刃物角は15度
に近く、前逃げ角を45度に近くとる。また刃物角を一
定にして前逃げ角を45度から増加させて被削性を判定
し単一切刃の形状が最終的に決定される。なお単一切刃
の刃幅は最終的に形成するパッド上溝幅0.1mm乃至
1.0mmを旋削するのに適合する幅を0.1mm乃至
1.5mmの範囲から選定する。
【0032】硬質発泡ウレタンは木材の切削に類似する
点があり切刃の刃先は鋭利にし切刃の刃先は刃先両側か
ら被削材に当接し切削が開始する形状にすることが望ま
しい。例えば工具研磨の際に刃先中央部分が凹みとなり
刃先の両端を突出するように円弧で刃先を形成するよう
に刃先を研磨することにより溝加工時の切粉の流出もよ
くなる。また刃先を直線にせず刃先旋削にのみ研削目を
残して微小なノコギリ目を残しすくい面・前逃げ面・刃
側面は切粉等が流れやすい研磨目とするか、極めて滑ら
かな平面にすることが必要である。
【0033】次に第2の課題について説明する。同一形
状の単一切刃で溝の最小径から最大径まで加工する場合
に満たすべき条件を検討する。小径溝において溝壁との
干渉を避けるためには前逃げ角を大にすれば良い。そこ
で小径部の直径を20mm,溝深さ1.0mmを仮定し
て前逃げ角10度,45度,80度で試算したものを表
1に示している。
【0034】
【表1】
【0035】表示する数値の計算式は次の通りである。
前逃げ角10度、溝径20mm、溝深さ1mmとする
と、前逃げ面の外側のエッジがパッドの表面と接する位
置は次式で求められる。
【数1】 従って干渉量は11.496−10=1.496。
【0036】前逃げ角に45度を採用すると干渉量は
0.05mmとなり更に横逃げ角を3度程度に採れば干
渉は全く生じないことがわかる。この点から前逃げ角を
45度程度とし刃物角を小の方向、すくい角を大きい方
向で単一切刃を選択する。図9は干渉量の計算手順の説
明図である。なお単一工具の材質は炭素鋼・合金鋼・高
速度鋼・超硬合金・サーメット・ステライト・超高圧焼
結体も使用することもできる。パッドのクリーン度を高
めるためには錆の混入を防止するためセラミックを使用
することもできる。平均的切削条件は周速200m/m
in、送り0.05以下とする。切削速度を一定に管理
することもできるが、仕上がりに差は殆どない。なお硬
質発泡樹脂旋削時の切刃の刃幅は材質により旋削後の溝
形状が所定寸法になるように材質の物性を考慮して工具
幅を決定する。
【0037】旋削工具に関する第3の課題は、直径50
0mmのパッドで同心円状溝を125本乃至250本程
度、直径800mmの場合200本乃至400本程度の
溝を効率良く旋削する問題である。本願発明では多刃工
具を用いて多数の同一形状の切刃をパッド上に切り込み
送りを行い所定の切刃の数だけの溝を同時に旋削するも
のである。従って一定数の切刃を一つのチップ上に形成
してユニット化して溝の加工能率の向上、工具の製造と
保全管理の容易化をできるようにしたものである。
【0038】多刃工具の第1の実施例を図10,図11
に示す。単一切刃1を板状の工具チップの同一側面上に
所定のピッチで形成して多刃ユニット4とし、ユニット
ホルダ5に固装した位置決めピン6に嵌着して位置決め
し、押さえ板7で挟持してボルト8で固定して多刃ユニ
ット工具を構成する。この多刃ユニット工具の1個以上
を溝ピッチが同一となるよう配列して工具台に固定し2
軸NC制御して多数の溝を効率良く加工することが可能
である〔図12〕。図13はマルチユニットホルダ9の
例であり一つのホルダ上に多数の多刃ユニットを組み付
けたもので切刃間ピッチの確保が容易であり作業上の便
宜が計られたものである。
【0039】多刃工具の実施例2を図14,図15に示
している。図14は単一切刃を有する溝切り工具9、溝
ピッチの精度を保持するように積層して工具ホルダ10
にボルト14で固装し、多刃積層工具を構成したもので
ある。図15は単一切刃を有する板状の工具11と切刃
間ピッチを保持するためのスペーサ12とで単一工具と
し、この単一工具を積層して工具ホルダ13にボルト1
4で押さえ板15により固装し多刃積層工具を構成した
ものである。多刃積層工具の場合は工具11の量産性、
溝ピッチ変更に対する対応、工具の保全管理上有利であ
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明では旋削でCMP法加工
用パッドを製造することにより繊細な溝幅でも溝の壁と
上面とが直角性を保持できるのでデバイス加工面とパッ
ド上面間でスラリの流れが制御しやすく両者間のハイド
ロプレーン現象の発生を抑制することができデバイスの
軟質金属面のCMP法加工による平坦化処理が効率よく
遂行できる。
【0041】請求項2の発明は請求項1と効果は同じで
あるが特に硬質発泡ウレタン基材とするパッドの溝加工
において良好な結果となった溝形状と溝間ピッチの条件
について特定したものである。
【0042】請求項3の発明は特定した単一切刃を構成
素子とする旋削用多刃工具をモジュール化して構成して
高能率に多数の旋削溝を加工することができるものであ
る。
【0043】請求項4の発明は多刃ユニットの両端に単
一切刃を突設することにより旋削用多刃工具の構成と調
整が容易である。
【0044】請求項5の発明は単一切刃を有する工具を
1モジュールとして積層して多刃積層工具として作業上
の取り扱いが容易である。
【0045】請求項6の発明は単一切刃を有するバイト
を更に分割し単一切刃を先端に有する板状の工具とスペ
ーサを交互に積層して多刃積層工具としたもので切刃付
の工具部分のみを重ねて成型加工と工具研磨が可能であ
り、工具の生産と保全管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一切刃による溝加工図を示し好ましい溝壁面
を示している。
【図2】型使用で成形した溝形状図を示し溝壁面の傾き
や膨れが生じている。
【図3】溝付パッドの表面,溝の拡大図である。図は一
様な溝を示しているが不規則ピッチにすることもでき
る。
【図4】図3の溝の断面図である。
【図5】CMP法加工用硬質発泡ウレタンパッドの断面
図である。
【図6】図5のパッドより更に繊細な溝幅を有するパッ
ドの断面図である。
【図7】図5又は図6に示す溝をパッド表面に一様に旋
削で設けた状態図である。
【図8】刃先部分の用語説明図である。
【図9】前逃げ面と被削面との干渉量の計算手順の説明
図である。
【図10】多刃ユニットで多条溝を加工する説明図であ
る。
【図11】多刃ユニット工具の全体図である。
【図12】多刃ユニット工具を並設して多数の溝を同時
加工する説明図である。
【図13】マルチユニットホルダに多刃ユニットを並設
した外形図である。
【図14】単一切刃を有する単一工具を積層して構成し
た多刃積層工具図である。
【図15】図14で示す単一工具を単一切刃を有する工
具とスペーサに分離しこれらを交互に積層して構成した
多刃積層工具図である。
【符号の説明】
1 単一切刃 2 パッド基材 3 溝 4 多刃ユニット 5 ユニットホルダ 6 位置決めピン 7,15 押さえ板 8,14 ボルト 9 溝切り工具 10,13 工具ホルダ 11 工具 12 スペーサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月18日(2000.8.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、半導体デバイス加工用のパッドであって、このパッ
ドの基材を硬質発泡樹脂材とし、このパッドに溝幅
1.mm乃至0.3mm、溝深さが0.1mm乃至0.
mmの溝を、溝ピッチが0.2mm乃至2.0mm
で、少なくとも直径20mmから200mmの間に多
を同心に形成してなるものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の請求項2の発明は、半導体デバイ
ス加工用のパッドであって、このパッドの基材を硬質発
泡ウレタン材とし、このパッドに溝幅0.25乃至0.
3mm、溝深さ0.4mmの断面矩形のリング状溝を、
溝ピッチが1.0mm乃至2.0mmで、少なくとも直
径20mmから200mmの間に同一形状同一ピッチで
一様に同心に形成してなるものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この発明によれば、基材が硬質発泡ウレタ
ンのパッドでは、パッドの溝の形状及び溝ピッチを一定
の数値の範囲にすることにより均整な溝を備えたパッド
を形成することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の請求項3の発明は、単一切刃を板
状工具チップの同一側面上にピッチ0.2mm乃至2.
0mmで整列突設して多刃ユニットとし、更にこの多刃
ユニットをユニットホルダに取り換え可能に固装して多
刃ユニット工具とし、この多刃ユニット工具の一個以上
を溝ピッチが整列するように配列して取り換え可能に構
成して、同心の多条の溝を同時に旋削により形成するも
のである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明の請求項5の発明は、切刃の形状を
刃物角15度乃至35度、前逃げ角65度乃至45度、
溝の外周側壁に当接する切刃の横逃げ角を1度乃至3度
の範囲に形成してなるものである。請求項5の発明によ
れば、多孔性の半導体デバイス加工用パイプ材上に旋削
で均整な溝を形成するために必要な切刃の形状を特定し
たものである。良好な溝を形成するために旋削工具の刃
先が具備すべき形状要件を特定したものであって円板状
のパッド材表面全域に、常に均整で、品質良好な溝を得
るためには工具のみではなく切削条件や被削材にもそれ
ぞれに対し条件が課せられるのはいうまでもない。半導
体デバイス加工用パッド材に最小径20mmから同心円
状に幅の狭い溝を旋削し、溝壁面に干渉によるむしれの
生じない均整な形状との溝に仕上げるため、切刃の形状
に特別な条件を付加し、実際に切削し形状寸法を特定す
る必要がある。特定した形状寸法は実際に切削した経験
をも付加して得られたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の請求項6の発明は、前記単一切刃
の形状を刃物角15度乃至35度、前逃げ角65度乃至
45度、溝の外周側壁に当接する切刃の横逃げ角を1度
乃至3度の範囲に形成してなるものである。請求項6の
発明によれば、円板状のパッド材表面に多状の溝を形成
する必要がある場合や溝付パッド材が半導体デバイス加
工時には消耗品であるために溝を能率良く加工する必要
がある。そのため旋削時の工具を多刃化し、その単一工
具の刃先を多孔性パッド材の加工が容易な切刃を採用す
ることにより高能率にパッド材の加工が容易となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】パッド上に旋削される溝の形状は以下の通
りである。溝幅は0.1mm乃至0.3mmの範囲で特
定される。スラリの流動性を制御し、発泡体表面の凹凸
と溝幅の大きさにより砥粒の供給と加工屑若しくは反応
生成物の排出が左右されるからである。溝幅が0.1m
mより小さくなるとスラリの制御性と溝の旋削による被
削性が低下するので限界があり溝幅は1mm以上では旋
削性は良いがスラリの制御性が低下し平坦化処理面の鏡
面仕上げ程度が悪くなるので限界が認められる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】溝幅の選定の要因としてパッド材質の硬度
がある。硬度の低い材質にあっては溝幅×溝深さを0.
2mm×0.2mmに比較的硬度の高いパッド基材の
場合は0.4mm×0.8mmに選定できる溝ピッチ
は0.2mm乃至2.0mmの範囲で特定される。溝ピ
ッチの特定は半導体デバイスの銅・金等の軟質配線部材
の平坦化処理の鏡面仕上げの程度と処理能率によって選
択される。通常溝ピッチは1mm乃至2mmの範囲で特
定されることが多い。溝ピッチを必要以上に小さくする
とスラリの粘度との関係でハイドロプレーン現象を抑制
しにくくなるので慎重に特定する必要がある。具体値と
して溝幅×溝深さ×溝ピッチが0.3mm×0.4mm
×2mmがある。パッドの旋削溝の径が小さくなるほど
旋削切刃の刃先と溝外径との干渉問題及び切削速度が低
下するので溝の被削性が悪くなる。特に径が20mmか
ら200mmの範囲の溝旋削には切刃形状の特定が必要
となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】そこで第1の課題である単一切刃の形状を
刃物角を15度乃至35度、それに対応して前逃げ角を
45度乃至65度と特定する。角度範囲は被削材との関
係で定まる。被削材が軟質材であるほど刃物角は15度
に近く、前逃げ角を45度に近くとる。また刃物角を一
定にして前逃げ角を45度から増加させて被削性を判定
し単一切刃の形状が最終的に決定される。なお単一切刃
の刃幅は最終的に形成するパッド上溝幅0.1mm乃至
0.3mmを旋削するのに適合する幅を0.1mm乃至
0.4mmの範囲から選定する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】硬質発泡ウレタンは木材の切削に類似する
点があり切刃の刃先は鋭利にし切刃の刃先は刃先両側か
ら被削材に当接し切削が開始する形状にすることが望ま
しい。例えば工具研磨の際に刃先中央部分が凹みとなり
刃先の両端を突出するように円弧で刃先を形成するよう
に刃先を研磨することにより溝加工時の切粉の流出もよ
くなる。また刃先を直線にせず刃先先端にのみ研削目を
残して微小なノコギリ目を残しすくい面・前逃げ面・刃
側面は切粉等が流れやすい研磨目とするか、極めて滑ら
かな平面にすることが必要である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次に第2の課題について説明する。同一形
状の単一切刃で溝の最小径から最大径まで加工する場合
に満たすべき条件を検討する。小径溝において溝壁との
干渉を避けるためには前逃げ角を溝の外壁面を加工する
刃面に付与すれば良い。そこで小径部の直径を20m
m,溝深さ0.4mmを仮定して前逃げ角4度で試算
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】表示する数値の計算式は次の通りである。
前逃げ角45度、溝径20mm、溝深さ0.4mmとす
ると、前逃げ面の外側のエッジがパッドの表面と接する
位置は次式で求められる。
【数1】 従って干渉量は10.008−10=0.008 横逃げ角tanθ=0.008/0.4=0.02
(θ≒1度10分)
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】前逃げ角に45度を採用すると干渉量は
0.008mmとなり更に横逃げ角を度程度に採れば
干渉は生じないことがわかる。この点から前逃げ角を4
5度程度とし刃物角を小の方向、すくい角を大きい方向
で単一切刃を選択する。図9は干渉量の計算手順の説明
図である。なお単一工具の材質は炭素鋼・合金鋼・高速
度鋼・超硬合金・サーメット・ステライト・超高圧焼結
体も使用することもできる。パッドのクリーン度を高め
るためには錆の混入を防止するためセラミックを使用す
ることもできる。平均的切削条件は周速200m/mi
n、送り0.05以下とする。切削速度を一定に管理す
ることもできるが、仕上がりに差は殆どない。なお硬質
発泡樹脂旋削時の切刃の刃幅は材質により旋削後の溝形
状が所定寸法になるように材質の物性を考慮して工具幅
を決定する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】多刃工具の第1の実施例を図10,図11
に示す。単一切刃1を板状の工具チップの同一側面上に
所定のピッチで形成して多刃ユニット4とし、ユニット
ホルダ5に固装した位置決めピン6に嵌着して位置決め
し、押さえ板7で挟持してボルト8で固定して多刃ユニ
ット工具を構成する。この多刃ユニット工具の1個以上
を溝ピッチが同一となるよう配列して工具台に固定し2
軸NC制御して多数の溝を効率良く加工することが可能
である〔図12〕。図13はマルチユニットホルダ9の
例であり一つのホルダ上に多数の多刃ユニットを組み付
けたもので図10に示すように多刃ユニット4の両側端
に切刃1が設けられているので切刃間ピッチの確保が容
易であり作業上の便宜が計られたものである。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】請求項3の発明は単一切刃を構成素子とす
る旋削用多刃工具をモジュール化して構成して高能率に
多数の旋削溝を加工することができるものである。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】請求項5の発明は、多孔性の発泡樹脂パッ
ド材雨かに均整な細溝を加工することが可能な旋削バイ
トの切刃形状を特定し、更に切削条件(切込み量mm/
rev),回転数,切粉処理法)やパッド材の材質とを
併せて適正に選定することにより良好な結果が得られ
る。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】請求項6の発明は、パッド材の細溝加工に
最適な形状を刃先に付与して単一切刃を形成し、該単一
切刃を板上に並設して多刃工具を構成した旋削溝加工用
工具を用いて、多条の溝を短時間で加工するのであり、
高能率加工が可能である。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】単一切刃による溝加工図を示し好ましい溝壁面
を示している。
【図2】型使用で成形した溝形状図を示し溝壁面の傾き
や膨れが生じている。
【図3】溝付パッドの表面,溝の拡大図である。図は一
様な溝を示しているが不規則ピッチにすることもでき
る。
【図4】図3の溝の断面図である。
【図5】CMP法加工用硬質発泡ウレタンパッドの断面
図である。
【図6】図5のパッドより更に繊細な溝幅を有するパッ
ドの断面図である。
【図7】図5又は図6に示す溝をパッド表面に一様に旋
削で設けた状態図である。
【図8】刃先部分の用語説明図である。
【図9】前逃げ面と被削面との干渉量の計算手順の説明
図である。
【図10】多刃ユニットで多条溝を加工する説明図であ
る。
【図11】多刃ユニット工具の全体図である。
【図12】多刃ユニット工具を並設して多数の溝を同時
加工する説明図である。
【図13】マルチユニットホルダに多刃ユニットを並設
した外形図である。
【符号の説明】 1 単一切刃 2 パッド基材 3 溝 4 多刃ユニット 5 ユニットホルダ 6 位置決めピン 7,15 押さえ板 8,14 ボルト 9 溝切り工具
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月13日(2000.10.
13)
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】単一切刃による溝加工図を示し好ましい溝壁面
を示している。
【図2】型使用で成形した溝形状図を示し溝壁面の傾き
や膨れが生じている。
【図3】溝付パッドの表面,溝の拡大図である。図は一
様な溝を示しているが不規則ッチにすることもできる。
【図4】図3の溝の断面図である。
【図5】CMP法加工用硬質発泡ウレタンパッドの断面
図である。
【図6】図5のパッドより更に繊細な溝幅を有するパッ
ドの断面図である。
【図7】図5又は図6に示す溝をパッド表面に一様に旋
削で設けた状態図である。
【図8】刃先部分の用語説明図である。
【図9】前逃げ面と被削面との干渉量の計算手順の説明
図である。
【図10】多刃ユニットで多条溝を加工する説明図であ
る。
【図11】多刃ユニット工具の全体図である。
【図12】多刃ユニット工具を並設して多数の溝を同時
加工する説明図である。
【図13】マルチユニットホルダに多刃ユニットを並設
した外形図である。
【図14】単一切刃を有する単一工具を積層して構成し
た多刃積層工具図である。
【図15】図14で示す単一工具を単一切刃を有する工
具とスペーサに分離しこれらを互に積層して構成した多
刃積層工具図である。
【符号の説明】 1 単一切刃 2 パッド基材 3 溝 4 多刃ユニット 5 ユニットホルダ 6 位置決めピン 7,15 押さえ板 8,14 ボルト 9 溝切り工具 10,13 工具ホルダ 11 工具 12 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイス加工用のパッドであっ
    て、このパッドの基材を硬質発泡樹脂材とし、このパッ
    ドに溝幅及び溝深さが0.1mm乃至1.0mmの溝
    を、溝ピッチが0.2mm乃至2.0mmで、少なくと
    も直径20mmから200mmの間に任意に多数条を旋
    削によって同心に形成してなる硬質発泡樹脂溝付パッ
    ド。
  2. 【請求項2】 半導体デバイス加工用のパッドであっ
    て、このパッドの基材を硬質発泡ウレタン材とし、この
    パッドに溝幅0.25乃至0.3mm、溝深さ0.4m
    mの断面矩形のリング状溝を、溝ピッチが1.0mm乃
    至2.0mmで、少なくとも直径20mmから200m
    mの間に同一形状同一ピッチで一様に旋削によって同心
    に形成してなる硬質発泡ウレタン溝付パッド。
  3. 【請求項3】 半導体デバイス加工用パッドに少なくと
    も直径が20mmから200mmの間に同心円の細密幅
    の多数条の溝を旋削によって形成する工具であって、前
    記パッドの基材に硬質発泡樹脂を用い、一条の溝を旋削
    する単一切刃の形状を刃物角15度乃至35度に対応し
    て前逃げ角65度乃至45度、横逃げ角1度乃至3度の
    範囲に形成し、この単一切刃を板状工具チップの同一側
    面上にピッチ0.2mm乃至2.0mmで整列突設して
    多刃ユニットとし、更にこの多刃ユニットをユニットホ
    ルダに取り換え可能に固装して多刃ユニット工具とし、
    この多刃ユニット工具の一個以上を溝ピッチが整列する
    ように配列して取り換え可能に構成して、同心の多条の
    溝を同時に旋削により形成することを特徴とする硬質発
    泡樹脂パッドの旋削溝加工用工具。
  4. 【請求項4】 前記多刃ユニットの整列突設した切刃が
    両側端に設けられたものである請求項3に記載の硬質発
    泡樹脂パッドの旋削溝加工用工具。
  5. 【請求項5】 半導体デバイス加工用パッドに少なくと
    も直径が20mmから200mmの間に同心円の細密幅
    の多数条の溝を旋削によって形成する工具であって、前
    記パッドの基材に硬質発泡樹脂を用い、一条の溝を旋削
    する単一切刃の形状を刃物角15度乃至35度に対応し
    て前逃げ角65度乃至45度、横逃げ角1度乃至3度の
    範囲に形成し、この単一切刃を形成した単一工具を所定
    溝ピッチに積層して多刃積層工具を構成して、多刃積層
    工具により同心の多条の溝を同時に旋削により形成する
    ことを特徴とする硬質発泡樹脂パッドの旋削溝加工用工
    具。
  6. 【請求項6】 前記多刃積層工具の前記単一工具を、単
    一切刃を先端に形成した工具と切刃間のピッチを保持す
    るスペーサとに分離して構成し、前記工具とスペーサと
    を整列積層して一体に固定して単一工具とする請求項5
    に記載の硬質発泡樹脂パッドの旋削溝加工用工具。
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