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JP2001014247A - サービス調整方法及びサービス調整装置 - Google Patents

サービス調整方法及びサービス調整装置

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Publication number
JP2001014247A
JP2001014247A JP11185804A JP18580499A JP2001014247A JP 2001014247 A JP2001014247 A JP 2001014247A JP 11185804 A JP11185804 A JP 11185804A JP 18580499 A JP18580499 A JP 18580499A JP 2001014247 A JP2001014247 A JP 2001014247A
Authority
JP
Japan
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service
status
status notification
user
user information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11185804A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kanda
陽治 神田
Hiroyasu Sugano
博靖 菅野
Madoka Mitsuoka
円 光岡
Koji Otani
浩司 大谷
Takashi Ono
敬史 大野
Naohisa Kawaguchi
尚久 川口
Akinori Iwakawa
明則 岩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11185804A priority Critical patent/JP2001014247A/ja
Priority to DE60021484T priority patent/DE60021484T2/de
Priority to EP00303531A priority patent/EP1065614B1/en
Publication of JP2001014247A publication Critical patent/JP2001014247A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
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  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスや広告を有効に提供する。 【解決手段】 状態通知装置6,9によりユーザ状態を
収集し、収集したユーザ状態に基づいてサービスを提供
するタイミングを決定する。例えば、タイミング決定部
73は、状態通知装置9がネットワーク4に接続してい
る場合、ユーザはサービス利用装置8によりサービスを
利用可能と判断する。前記判断に従い、サービス調整部
74は、サービス内容を調整し、サービス提供装置5に
送出する。サービス内容は、個人情報DB71に蓄積さ
れているユーザ情報に基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
ユーザに、ネットワークを介してサービスを有効に提供
するための技術に関する。本発明において、状態通知装
置とは、ユーザの状態を記憶し、ネットワークを介して
他の状態通知装置との間で互いのユーザ状態をリアルタ
イムに送受信可能な装置を言う。ユーザ状態は、ユーザ
が入力手段を用いて設定してもよく、自動的に検出して
も良い。状態通知装置としては、例えばインターネット
上でユーザ状態を送受信可能なICQを挙げることがで
きる。
【0002】ICQとは、互いにインターネットを介し
て通信可能であり、互いに自状態を通知可能な装置であ
る。ICQは、ユーザによる自状態の設定を受け付けて
他のユーザに通知可能である。また、ICQは、他のユ
ーザのインターネットへの接続状態を取得可能である。
【0003】
【従来の技術】今日、インターネットなどのネットワー
ク上で、サービスの提供や広告を行うことが一般的にな
ってきている。例えば、あるウェブページを参照する
と、本来取得可能な情報に加えて広告が挿入されている
のが通常である。テレビや新聞を用いた従来の広告と異
なる点は、ウェブページ上の広告がインタラクティブ性
を有する点である。例えば、ユーザが広告部分をマウス
でクリックすると、詳しいサービス内容が表示される。
一方、多数の消費者が広告を見ること及び商品に関心を
持つことを受け身で期待する点においては、従来の広告
とウェブページ上の広告とは共通している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、インターネット
において利用者の属性や要求に合わせて特別に調整した
サービスを提供したり、広告を行うことが注目されてい
る。利用者に応じてサービスの提供や広告を行う手法
は、カスタマイズまたはパーソナライズと呼ばれ、従来
から行われている。これらの手法は、インターネットで
も重要であり、またインターネットの技術によって多数
の顧客に対してもコストを増やさずに実施できる。イン
ターネット上でのカスタマイズやパーソナライズは、ド
ン・ペパーズとマーサ・ロジャーズにより提唱され、一
般に1対1マーケティング(one-to-one marketing)と
呼ばれている。
【0005】1対1マーケティングの手法を取り入れる
と、異なるユーザが同じURL(Uniform Resource Loca
tor)でウェブページを参照しても、利用者毎に調整され
たサービス内容が表示される。究極には、各利用者毎に
調整されたサービス内容がウェブページ上に表示され
る。利用者毎にサービスを調整する仕組みは、ルールベ
ースの方法、コラボレーションフィルターを用いる方
法、ニューロネットを用いる方法など様々な方法が提供
されている。しかし、いずれにしても、ウェブページが
人に閲覧されるのを待つという受動的性質は、前述のウ
ェブページ上の広告と同様である。
【0006】一方、利用者が欲しがっている情報に広告
を加えて利用者の手元に直接届ける方法も用いられてい
る。例えば、電子メールでニュースを定期的にニュース
を利用者に届けるメールマガジンという方法が挙げられ
る。メールマガジンにおいても、情報や広告を利用者に
合わせて調整可能である。しかし、利用者からの情報提
供は、メールマガジンを予約する時点に限られるのが通
常である。そのため、時々に応じて変化するきめ細かい
ニーズに合わせて広告や情報を調整することが難しい。
さらに、利用者は必ずしもメールマガジンの内容を読ん
でくれていると限らない。そのため、サービス提供者側
は、本当にサービスの存在を利用者に知らせることがで
きたかどうかわからないという問題がある。
【0007】本発明は、顧客の状態をきめ細かく把握
し、顧客の状態に基づいて、サービスを有効に広告した
り提供するための技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、ネットワークを介して自状態を互
いに通知可能な状態通知装置に用いられ、 A;所定のユーザ情報を蓄積し、 B;前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基
づいて前記蓄積されたユーザ情報を管理し、 C;他の前記状態通知装置から通知される状態に基づい
て、サービスを提供するタイミングか否かを決定し、決
定結果を外部に送出する、 サービス調整方法を提供する。
【0009】状態通知装置の状態からユーザ状態を類推
する。ユーザがサービスを利用可能である、とユーザ状
態から判断すると、判断結果を外部に送出する。サービ
ス提供者は、前記判断結果に基づいてサービスを提供し
たり、サービスを提供してもいいか否かの確認を取るこ
とができる。本願第2発明は、ネットワークを介して自
状態を互いに通知可能な状態通知装置と、前記状態通知
装置とともに動作可能なサービス調整装置とを含むサー
ビス調整システムを提供する。
【0010】前記サービス調整装置は、蓄積手段と、管
理手段と、判断手段と、出力手段と、を備えている。蓄
積手段は、所定のユーザ情報を蓄積する。管理手段は、
前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基づい
て前記蓄積手段を更新する。判断手段は、前記他の状態
通知装置からの状態通知に基づいて、前記サービスを提
供するタイミングか否かを判断する。出力手段は、前記
判断結果に従い、前記蓄積手段に蓄積されているユーザ
情報及び提供可能なサービス内容に基づいた出力を行
う。
【0011】例えば、ユーザの在宅状態に応じて宅配便
を配達するサービスを考える。宅配業者の情報端末に
は、サービス調整装置と状態通知装置とが設けられてい
る。ユーザの情報端末には、状態通知装置が設けられて
いる。状態通知装置は、「接続中」、「不在」などのユ
ーザ状態を通知可能である。また、サービス調整装置の
蓄積手段には、氏名、住所、電話番号など所定のユーザ
情報が蓄積されている。また、ユーザへの荷物番号及び
その荷物の配達/未配達など、宅配業者により書き込ま
れるユーザ情報も蓄積可能である。管理手段は、状態通
知装置や他の何らかの手段により、ユーザ情報を収集
し、更新する。
【0012】判断手段は、ユーザ端末上の状態通知装置
が通信可能な状態か否かに基づいて、サービスを提供す
るタイミングであるか否かを判断する。例えば、ユーザ
が在宅か否か判断する。判断手段は、複数の状態通知手
段からの状態通知に基づいて、前記判断を行うこともで
きる。在宅の場合、出力手段は、未配達の荷物番号やユ
ーザの電話番号などとともに、ユーザが在宅であること
を宅配業者に通知する。例えば、出力手段は、情報端末
のディスプレイ上に、「富士通太郎さんに1番の荷物を
配達可能です。電話番号は、01−234−5678で
す。」などのメッセージを表示する。宅配業者は、この
メッセージに基づいて、今から配達に行っていいか否か
の確認の電話をすることができる。出力手段により、自
動的にユーザへダイヤルアップすることも可能である。
【0013】本願第3発明は、前記第2発明において、
前記状態通知装置とともに動作可能な受信装置をさらに
備えるサービス調整システムを提供する。前記受信装置
は、前記状態通知装置を介し、サービス調整装置からの
メッセージを受信可能であり、かつ前記メッセージに対
する指示を受け付けて前記サービス調整装置に送信可能
である。また、このシステムにおいては、前記サービス
調整装置は、所定のメッセージの送信及び前記メッセー
ジに対する応答の受信を、前記受信装置との間で行うメ
ッセージ手段をさらに有している。
【0014】前述の例を用いれば、受信装置は、富士通
太郎に対し、「今から荷物を配達してもよろしいでしょ
うか?」などのメッセージを、状態通知装置を介して送
信する。また、受信装置は、このメッセージに対する応
答の入力を受け付け、状態通知装置を介してサービス調
整装置に送信する。サービス調整装置は、メッセージ手
段により前記メッセージを作成し送信するとともに、応
答を待機する。この応答に応じて、例えば出力手段は
「富士通太郎さんに1番の荷物を配達可能です。電話番
号は、01−234−5678です。」を表示する。
【0015】本願第4発明は、前記第2発明において、
前記判断手段の判断結果に従い、前記蓄積手段に蓄積さ
れているユーザ情報及び提供可能なサービス内容に基づ
いて、提供するサービス内容を調整し外部に出力する調
整手段をさらに備えるサービス提供システムを提供す
る。例えば、ウェブページにユーザに応じた情報を掲載
する場合を考える。調整手段は、ユーザ情報及び掲載可
能な情報に基づいて、各ユーザ毎の掲載情報を調整す
る。また、調整手段は、調整した掲載情報を、ウェブペ
ージに送信する。
【0016】本願第5発明は、ネットワークを介して自
状態を互いに通知可能な状態通知装置とともに動作可能
であって、蓄積手段と、管理手段と、判断手段と、出力
手段と、を備えるサービス調整装置を提供する。蓄積手
段は、所定のユーザ情報を蓄積する。管理手段は、前記
ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基づいて前
記蓄積手段を更新する。判断手段は、他の前記状態通知
装置からの状態通知に基づいて、前記サービスを提供す
るか否かを判断する。出力手段は、前記判断結果に従
い、前記蓄積手段に蓄積されているユーザ情報及び提供
可能なサービス内容に基づいた出力を行う。
【0017】前記第2発明におけるサービス調整装置と
同様の作用効果を有する。本願第6発明は、ネットワー
クを介して自状態を互いに通知可能な状態通知装置とと
もに動作可能であり、前記状態通知装置を介し、外部か
らのメッセージを受信可能であり、かつ前記メッセージ
に対する指示を受け付けて外部に送出可能な受信装置を
提供する。
【0018】前記第3発明における受信装置と同様の作
用効果を有する。本願第7発明は、ネットワークを介し
て自状態を互いに通知可能な状態通知装置が動作可能な
情報端末に用いられ、下記A〜C段階を実行するための
サービス調整プログラムを記録した、コンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供する。 A;所定のユーザ情報を蓄積する段階、、 B;前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基
づいて蓄積されたユーザ情報を更新する段階、 C;他の前記状態通知装置からの状態通知に基づいて、
サービスを提供するタイミングか否かを判断する段階、 D;前記判断結果に従い、前記蓄積されているユーザ情
報及び提供可能なサービス内容に基づいた出力を行う段
階。
【0019】前記第5発明のサービス調整装置と同様の
作用効果を有する。本願第8発明は、ネットワークを介
して自状態を互いに通知可能な状態通知装置が動作可能
な情報端末に用いられ、下記A〜C段階を実行するため
の受信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供する。 A;前記状態通知装置を介し、外部からのメッセージを
受信する段階、 B;前記メッセージに対する指示を受け付ける段階、 C;前記状態通知装置を介し、前記指示を外部に送出す
る段階。
【0020】前記第6発明における受信装置と同様の作
用効果を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るサービス調整
システムについて、図面を参照しながら具体的に説明す
る。 <第1実施形態例> [全体構成]図1は、第1実施形態例に係るサービス調
整システムの全体構成図である。サービス調整システム
1は、サーバ端末2とユーザ端末3とがネットワーク4
を介して接続されて構成されている。本実施形態例にお
いては、説明を容易にするために、ニュースを電子メー
ルの形態でユーザに配信するサービスを例に取り説明す
る。
【0022】サーバ端末2には、通常用いられるサービ
ス提供装置5、状態通知装置6及び調整装置7が設けら
れている。サービス提供装置5としては、電子メールの
形態でニュースを配信するための電子メールニュース配
信装置が利用可能である。提供可能なサービスリソース
は、サービスDB51に蓄積されている。例えば、スポ
ーツニュース、天気情報などが各日毎にサービスDBに
蓄積されている。サービス提供装置5は、ニュースを何
らかの方法で収集してサービスDB51に蓄積し、電子
メール装置を用いて配信する。調整装置7については、
後述する。
【0023】ユーザ端末3には、通常用いられるサービ
ス利用装置8及び状態通知装置9が設けられている。サ
ービス利用装置8は、前記サービス提供装置5から提供
されるサービスを利用するための装置である。サービス
利用装置8としては、電子メールの形態で配信されるニ
ュースを受信するための電子メール装置が利用可能であ
る。また、サービス利用装置8は、ニュースが読まれた
か否かをサービス提供装置5に通知可能であってもよ
い。例えば、ニュースファイルが開かれると、サービス
利用装置8が、サービス提供装置5に対し、ニュースが
読まれたことを通知する既読通知を送信する。サービス
利用装置8に、ニュースが読まれたか否かの通知機能が
無い場合には、送信したという事実をもって読まれたも
のとして扱うことになる。
【0024】さらに、ユーザ端末3の状態通知装置9
は、ユーザ状態をサーバ端末2の状態通知装置6に通知
可能である。また、状態通知装置9は、ユーザ状態とし
て、ネットワーク4を介して通信可能か否かを少なくと
も通知可能である。本実施形態例においては、状態通知
装置6,9としてICQを用いた場合を想定して説明す
る。
【0025】[調整装置]サーバ端末2は、調整装置7
を有している。調整装置7は、個人情報DB71、管理
部72、タイミング決定部73、サービス調整部74、
通信部75を有している。また、調整装置7は、サービ
スDB51を前記サービス提供装置5と共有している。
【0026】サービスDB51には、サービス提供装置
5が提供可能なサービスが蓄積されている。具体的に
は、スポーツニュース、天気予報、コンピュータニュー
ス、海外ニュースなど各種のニュースが、各日毎に蓄積
されている。個人情報DB71には、個人情報が各ユー
ザ毎に蓄積されている。個人情報には、ユーザ固有の情
報(以下、パーソナルデータという)と、サービスに関
するユーザ状態(以下、状態情報という)とがある。図
2に、個人情報DB71の概念説明図を示す。図2は、
ユーザAに関する個人情報を示している。パーソナルデ
ータとしては、氏名、年齢、住所、電話番号及び電子メ
ールアドレスが蓄積されている。パーソナルデータは、
ユーザ自身により指定される情報である。パーソナルデ
ータは、サービス提供装置5から取得しても良いし、ユ
ーザ端末3から取得しても良く、何らかの手段により予
め取得しておく。前記パーソナルデータ及び状態情報
は、提供するサービスや収集可能なユーザ状態により異
なる。
【0027】状態情報としては、ユーザAに配信された
ニュースが各日毎に蓄積されている。また、配信された
ニュースが読まれたか否かを示すフラグが、配信された
ニュースとともに蓄積されている。図中、フラグ“0”
はニュースの未読を示す。フラグ“1”はニュースの既
読を示す。ユーザAがニュースを読んだか否かは、例え
ばサービス提供装置5から取得可能である。これらパー
ソナルデータ及び状態情報は、提供するサービスのタイ
ミングや内容をどのように調整するかにより、適宜設定
される。
【0028】管理部72は、個人情報を取得し、個人情
報DB71に書き込む。パーソナルデータがユーザ端末
から送信される場合は、管理部72は、通信部75及び
状態通知装置6を介してユーザ端末からパーソナルデー
タを取得する。また、管理部72は、ユーザのサービス
利用結果をサービス提供装置5から取得し、状態情報と
して個人情報DB71に書き込む。本実施形態例では、
サービスの利用結果とは、ユーザに配信したニュース及
び配信したニュースが読まれたことを通知する既読通知
である。
【0029】タイミング決定部73は、通信部75を介
してユーザ端末3上の状態通知装置9がネットワーク4
に接続しているか否かを判断する。タイミング決定部7
3は、状態通知装置9がネットワーク4に接続している
場合、ユーザがサービスを利用可能な状態にあると判断
する。サービス調整部74は、タイミング決定部73の
前記判断に従い、ユーザに提供するサービス内容を調整
する。サービス調整部74は、調整したサービス内容を
サービス提供装置5に送出する。サービス内容の調整
は、個人情報及びサービスDB51に蓄積されているサ
ービスリソースに基づいて行われる。例えば、状態情報
が図2に示す状態の場合を考える。図2において、ユー
ザAは、6月10日〜14日までスポーツニュースを毎
日読み、その後6月15日〜6月20日までニュースを
読んでいない。サービス調整部74は、6月21日にサ
ービスを提供する場合、読まれていないスポーツニュー
スをサービスDBから取得する。次いで、サービス調整
部74は、読まれていないスポーツニュースの要約を作
成する。この要約は、サービス内容としてサービス提供
装置5に送出される。
【0030】通信部75は、所定のユーザ端末の状態通
知装置9がネットワーク4に接続しているか否かを状態
通知装置6により監視し、監視結果をタイミング決定部
73に通知する。通信部75が接続状態を監視するユー
ザ端末は、例えば、サービスを利用する契約を結んだユ
ーザの端末である。通信部75は、該当ユーザ端末を特
定する識別情報を、サービス提供装置5から予め取得し
ておく。また、通信部75は、ユーザ端末からパーソナ
ルデータが送信される場合、受信したデータを管理部7
2に通知する。
【0031】<処理の流れ>図3は、前記調整装置7が
行う処理の流れを示すフローチャートである。例えば、
状態通知装置6が起動することにより、以下の処理が開
始される。ステップS1では、タイミング決定部73
は、所定のユーザ端末が状態通知装置9により通信可能
か否かを判断する。具体的には、タイミング決定部73
は、ユーザ端末上の状態通知装置9がネットワークに接
続しているか否かを判断する。“No”と判断すると、
ステップS2に移行する。“Yes”と判断するとステ
ップS3に移行する。
【0032】ステップS2では、タイミング決定部73
は、所定時間が経過するのを待機する。所定時間が経過
すると、再び前記ステップS1に戻って前記判断を繰り
返す。ステップS3では、サービス調整部74は、該当
ユーザの所定の個人情報を個人情報DB71から読み出
す。読み出す個人情報は、提供するサービスにより異な
る。本実施形態例では、未読のニュースを読み出す。ま
た、サービス調整部74は、取り出した個人情報に基づ
いてサービスDBを参照し、必要なサービスリソースを
読み出す。必要なサービスリソースとは、例えば個人情
報が前記図2の場合、ユーザが読んでいないスポーツニ
ュースの内容である。
【0033】ステップS4では、サービス調整部74
は、読みだしたサービスリソースを状態情報に基づいて
調整し、提供するサービス内容を決定する。例えば、サ
ービス調整部74は、読まれていない過去のスポーツニ
ュースの要約を作成し、本日のスポーツニュースととも
にサービス内容とする。ステップS5では、サービス調
整部74は、調整したサービス内容をサービス提供装置
5に送出する。サービス提供装置5は、受け取ったサー
ビス内容を通常の方法によりサービス利用装置8に提供
する。例えば、サービス利用装置8は、スポーツニュー
スの要約と最新のスポーツニュースとが記述された電子
メールを、電子メール装置によりユーザに配信する。
【0034】ステップS6では、状態通知装置6が終了
しているか否かが判断される。“No”と判断される
と、前記ステップS1に戻り前述の処理が繰り返され
る。“Yes”と判断されると、処理が終了する。な
お、調整装置7は、前述の処理に加え、通信部75によ
り所定の情報端末の接続状態を所定時間間隔毎に監視
し、タイミング決定部73に通知する処理を行ってもよ
い。
【0035】さらに、調整装置7の管理部72は、前述
の処理に加え、所定の状態情報をサービス提供装置5か
ら取得し、個人情報DB71を更新する処理を行ってい
る。状態情報とは、ユーザ端末に配信されたニュース及
びユーザ端末からの既読通知である。 <第2実施形態例>図4は、本発明の第2実施形態例に
係るサービス調整システム21の全体構成図である。本
実施形態例に係るサービス調整システム21は、サーバ
端末22、ユーザ端末23及び情報端末30がネットワ
ーク24を介して接続されて構成されている。情報端末
30は、ネットワーク24に接続され、状態通知装置が
動作可能であれば、特に限定されない。説明を容易にす
るため、本実施形態例では、情報端末がネットワーク2
4に接続可能な電気製品、例えば冷蔵庫である場合を考
える。そして、ネットワーク上の冷蔵庫の在庫状態から
お買い得食品を通知するサービスを例に取り説明する。
【0036】[情報端末]情報端末30は、状態通知装
置310を介してネットワーク24に接続されている。
また、状態通知装置310に加えて生成装置320を有
している。情報端末30は、所定の状態変化を生成装置
320により監視し、状態通知装置310を介してサー
バ端末22に通知する。本例では、生成装置320は、
冷蔵庫に対する食品の入出力を検出する。生成装置32
0の具体例としては、食品に付されているバーコードを
読み取るためのバーコードリーダを挙げることができ
る。この他にも、生成装置320は、提供するサービス
に応じた状態を検出できさえずれば、通常用いられる各
種検出装置を適宜使用可能である。例えば、生成装置3
20により冷蔵庫の扉の開閉を検知し、ユーザの在/不
在の判断の基礎とすることも可能である。
【0037】[サーバ端末]サーバ端末22には、サー
ビス提供装置25、状態通知装置26及び調整装置27
が設けられている。サービス提供装置25及び状態通知
装置26については、第1実施形態例と同様である。調
整装置27は、個人情報DB271、管理部272、タ
イミング決定部273、サービス調整部274、通信部
275に加え、メッセージ部276を有している。
【0038】個人情報DB271には、前述のパーソナ
ルデータ及び状態情報が蓄積されている。図5に、ユー
ザAに関する個人情報の概念説明図を示す。本実施形態
例では、パーソナルデータは前記第1実施形態例と同様
である。但し、状態情報は、ユーザの冷蔵庫の中の食品
が、購入日及び日付とともに蓄積されている。管理部2
72は、状態通知装置26及び通信部275を介し、情
報端末30から在庫状態の変化を受け取り、状態情報と
して蓄積する。また、管理部272は、パーソナルデー
タを何らかの手段により取得し、個人DBに蓄積する。
パーソナルデータは、前述と同様に、サービス提供装置
25から取得しても良いし、ユーザ端末23から取得し
ても良い。またその他の方法で取得することも可能であ
る。
【0039】タイミング決定部273は、ユーザにサー
ビスを提供するか否かを判断する。この判断は、ユーザ
端末の状態通知装置29の接続状態に基づいて行われ
る。具体的には、タイミング決定部273は、状態通知
装置26を介し、ユーザ端末上の状態通知装置29の接
続状態を取得する。状態通知装置29がインターネット
24に接続していれば、タイミング決定部273は、サ
ービスを提供すると決定する。タイミング決定部273
は、前記決定及び対象ユーザをサービス調整部274に
通知する。
【0040】なお、タイミング決定部273は、複数の
状態通知装置からの状態通知に基づいて、前記判断を行
うこともできる。例えば、タイミング決定部273は、
ユーザ端末上の状態通知が接続中で、かつ過去10分以
内に情報端末(冷蔵庫)30の扉の開閉があった場合、
サービスを提供すると決定する。この判断を行う場合に
は、情報端末30の生成装置320に、扉の開閉の検出
機能を持たせておく。
【0041】サービス調整部274は、タイミング決定
部273からの通知に従い、ユーザに通知するメッセー
ジ内容を調整する。この調整は、個人情報DB271及
びサービスDBに基づいて行われる。また、サービス調
整部274は、メッセージ部276に対して所定の確認
メッセージの送信を指示する。サービス調整部は、確認
メッセージに対するユーザからの応答に従って、調整し
たメッセージをサービス提供装置25に送出する。確認
メッセージについては後述する。
【0042】具体的には、サービス調整部274は、ユ
ーザの在庫状態と、サービスを提供する日時におけるお
買い得食品とに基づいて、ユーザに通知する情報を調整
する。例えば、6月12日のお買い得食品が牛乳、卵及
び牛肉薄切りである場合を考える。図5に示すユーザA
の在庫状態から、卵がないことが分かる。従って、サー
ビス調整部274は、「本日は卵1パック¥150で
す。」をメッセージ内容に決定する。なお、状態通知装
置26が文字メッセージを送受信可能な場合、状態通知
装置26を介してユーザ端末23に前記メッセージを送
出することも可能である。
【0043】メッセージ部276は、サービス調整部2
74からの指示に従い、所定の確認メッセージをユーザ
端末に送出する。確認メッセージの送出は、状態通知装
置26を介して行うと良い。例えば、メッセージ部27
6は、「本日のお買い得商品をお知らせしてよろしいで
しょうか?」などの確認メッセージを送出する。サービ
スを提供する前にユーザの意志を確認するためである。
【0044】通信部275は、状態通知装置26を介し
て情報端末30から在庫状態を収集し、管理部272に
通知する。また、通信部275は、ユーザ端末上の状態
通知装置29の接続状態を、状態通知装置26を介して
取得し、タイミング決定部273に通知する。さらに通
信部275は、確認メッセージに対するユーザ端末から
の応答を、状態通知装置26を介して取得し、サービス
調整部274に通知する。
【0045】逆に、通信部275は、メッセージ部27
6からの確認メッセージを、状態通知装置26を介して
所定のユーザ端末に送信する。また、サービス調整部2
74が調整したメッセージを状態通知装置26を介して
送信する場合には、通信部275はサービス調整部27
4からメッセージを受け取り、状態通知装置26を介し
てユーザ端末に送信する。
【0046】[ユーザ端末]ユーザ端末は、サービス利
用装置28及び状態通知装置29に加え、受信装置31
を有している。なお、サービス調整装置により作成され
たメッセージが状態通知装置29を介して通知される場
合には、サービス利用装置は状態通知装置29である。
【0047】受信装置31は、通信部311及び要求部
312を有している。通信部311は、前記メッセージ
部276からの確認メッセージを状態通知装置29から
取得し、要求部312に送出する。要求部312は、通
信部311を介して受け取った確認メッセージを、ユー
ザに通知する。例えば、要求部312は、ディスプレイ
上にウインドウを表示し、受信した確認メッセージを表
示する。また、要求部312は、確認メッセージに対す
る応答の入力を受け付ける。入力された応答は、通信部
311及び状態通知装置29を介し、サーバ端末22に
送信される。状態通知装置29とサービス利用装置28
とが別のアプリケーションである場合には、要求部31
2は、入力された応答に従ってサービス利用装置28を
起動してもよい。
【0048】[処理の流れ] (1)調整装置が行う処理の流れ 図6は、第2実施形態例における調整装置27が行う処
理の流れを示すフローチャートである。例えば、状態通
知装置26が起動されることにより、以下の処理が開始
される。
【0049】まずステップS11では、タイミング決定
部273が、ユーザにサービスを提供するか否かを判断
する。この判断は、ユーザ端末の状態通知装置29がイ
ンターネット24上に接続しているか否かにより行われ
る。“Yes”と判断すると後述のステップS13に移
行する。“No”と判断するとステップS12に移行す
る。なお、状態通知装置29の接続状態と情報端末30
の状態とを組み合わせて、前記判断を行うことも可能で
ある。例えば、扉の開閉が過去10分以内に生じている
か否かを組み合わせて前記判断を行う。前記判断は、複
数の状態通知装置のそれぞれの状態や、状態通知装置を
介して生成装置から通知される状態に基づいて行うこと
により、ニーズに応じてきめ細かく行うことができる。
【0050】ステップS12では、タイミング決定部2
73は、所定時間が経過するのを待機し、再度ステップ
S11に戻り前記判断を繰り返す。ステップS13で
は、サービス調整部274が、個人情報DB271及び
サービスDB251を参照する。具体的には、サービス
調整部274は、状態情報、すなわちユーザの冷蔵庫の
在庫状態を、個人情報DB271から取得する。また、
サービス調整部274は、提供可能なサービスリソース
を、サービスDBから取得する。提供可能なサービスリ
ソースとは、例えば本日のお買得商品やその時間のタイ
ムサービス商品である。
【0051】ステップS14では、サービス調整部27
4は、ユーザの在庫状態及び提供可能なサービスリソー
スに基づいて、ユーザに適したサービス内容を決定す
る。例えば、ユーザの在庫にない食品がその日のお買い
得商品である場合、その商品を勧めるメッセージを作成
する。また例えば、ユーザの過去の在庫状態からそのユ
ーザの好みの食品が類推可能な場合、その食品の購入を
促すメッセージを作成するのもよい。
【0052】ステップS15では、メッセージ部276
は、サービス調整部274からの指示に基づいて、サー
ビスを提供してもいいか否かを確認する確認メッセージ
を作成する。メッセージ部276は、通信部275及び
状態通知装置26を介し、確認メッセージをユーザ端末
に送信する。ステップS16では、サービス調整部27
4は、確認メッセージに応じて、サービスの要求を受信
したか否かを判断する。“Yes”と判断すると、ステ
ップS17に移行する。“No”と判断すると、後述す
るステップS18に移行する。
【0053】ステップS17では、サービス調整部27
4は、作成したメッセージをサービス提供装置25に送
出する。サービス提供装置25は、作成されたメッセー
ジを所定の方法により提供する。例えば、所定のウェブ
ページにメッセージを掲載したり、電子メールの形態で
メッセージを送信したり、電話をかけて音声によりメッ
セージを通知したりする。
【0054】ステップS18では、サービス調整部は、
所定時間の経過を待機し、所定時間が経過するとステッ
プS19に移行する。所定時間が経過するまで、前記ス
テップS17に戻り前述の判断を繰り返す。ステップS
19では、サービス調整部はサービスの提供を中止す
る。サービス調整部は、メッセージ部276に対し、サ
ービス提供の中止を通知することを指示することが好ま
しい。この指示を受けたメッセージ部276は、例えば
「お知らせを中止いたします。」などのキャンセル通知
を、状態通知装置26を介してユーザ端末に通知する。
【0055】ステップS20では、状態通知装置26が
終了しているか否かが判断される。“No”と判断され
ると、前記ステップS11に戻り、前述の処理を繰り返
す。“Yes”と判断すると処理を終了する。 (2)受信装置が行う処理の流れ 図7は、受信装置が行う処理の流れを示すフローチャー
トである。例えば、状態通知装置29の起動により以下
の処理が開始される。
【0056】ステップS31では、通信部311が、サ
ーバ端末上の状態通知装置26と通信可能か否かを判断
する。具体的には、通信部311は、状態通知装置29
がネットワーク24に接続しているか否かを判断する。
“Yes”と判断するとステップS32に移行する。
“No”と判断すると、通信可能になるまで待機する。
ステップS32では、要求部312が、サーバ端末22
から確認メッセージを受信したか否かを判断する。“Y
es”と判断するとステップS33に移行する。“N
o”と判断すると、ステップS31に戻り、前述の処理
を繰り返す。
【0057】ステップS33では、要求部312が、サ
ーバ端末22からの確認メッセージを表示し、ユーザか
らの応答の入力を受け付ける。ステップS34では、要
求部312は、ユーザからの指示が入力されたか否かを
判断する。“Yes”と判断するとステップS35に移
行する。“No”と判断するとステップS35に移行す
る。
【0058】ステップS35では、要求部312は、所
定時間が経過したか否かを判断する。“No”と判断す
ると、前記ステップS34に戻り前述の処理を繰り返
す。“Yes”と判断すると、後述するステップS37
に移行する。ステップS36では、要求部312は、入
力されたユーザの指示を、状態通知装置29を介してサ
ーバ端末に送信する。
【0059】ステップS37では、要求部312は、入
力された指示がサービスの要求か否かを判断する。要求
である場合、ステップS38に移行する。サービスの要
求ではない場合、後述するステップS39に移行する。
ステップS38では、要求部312は、サービス利用装
置28を起動する。例えば、メッセージをウェブページ
に掲載する形態でサービスが提供される場合、要求部3
12は、ユーザ端末23上のウェブプラウザを起動す
る。但し、サービス利用装置28が既に起動されている
場合には、この処理を省略することができる。また、受
信装置31とサービス利用装置28とがユーザ端末23
上にない場合、この処理は行われない。例えば、サービ
ス利用装置28がユーザ端末23とは独立な電話機の場
合が挙げられる。
【0060】ステップS39では、要求部312は、サ
ーバ端末22からのサービスのキャンセル通知を受信し
たか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップ
S40に移行する。“No”と判断すると、受信するま
で待機する。ステップS40では、要求部312は、キ
ャンセル通知をディスプレイなどに表示し、ユーザに通
知する。要求部312は、ユーザが例えばOKボタンを
押すなどにより、表示を消去する。
【0061】ステップS41では、状態通知装置29が
終了しているか否かが判断される。“No”と判断され
ると前記ステップS31に戻り、前述の処理が繰り返さ
れる。“Yes”と判断されると、処理を終了する。 <第3実施形態例>前記第1及び第2実施形態例では、
サーバ端末がサービス提供装置を有している。しかし、
サーバ端末は必ずしもサービス提供装置及びサービスD
Bを有している必要はない。例えば、宅配業者が、配達
に先だって配達の是非を電話で確認するサービスを行う
場合を考える。
【0062】サーバ端末及びユーザ端末は、前記第1実
施形態例と同様の構成を有している(図示せず)。ただ
し、この場合、サービス提供装置及びサービス利用装置
は、サーバ端末及びユーザ端末と独立な電話機である点
で第1実施形態例と異なる。また、サービスDBは設け
られていない点でも第1実施形態例と異なる。サーバ端
末の個人情報DBには、前述と同様、ユーザの氏名、電
話番号、住所などが登録される。また、何らかの方法に
より、ユーザに配達予定の荷物を特定する荷物の識別情
報が蓄積されていていも良い。例えば、宅配の荷物を管
理するシステムがある場合には、このシステムから荷物
に関する情報を取得することが可能と考えられる。
【0063】タイミング決定部は、ユーザ端末の状態通
知装置の状態からユーザが在宅か否かを判断する。タイ
ミング決定部は、ユーザが在宅であれば電話をかけると
判断し、ユーザ名、電話番号など所定の情報をサービス
調整部に通知する。サービス調整部は、タイミング決定
部からの通知に従い、自動的にメッセージをディスプレ
イなどに表示する。例えば、「富士通太郎さんに荷物1
番が配達可能です。電話番号は、012−345−67
89です。」などのメッセージを表示する。宅配業者
は、このメッセージに従い、ユーザに対し今から配達に
行ってもいいか否かの確認の電話をすることができる。
また、この電話に先立ち、または電話に代えて、前述の
確認メッセージを送信することも考えられる。
【0064】なお、サーバ端末に音声通信機能が設けら
れている場合、自動的に確認の電話のためのダイヤルア
ップを行うことも可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明を用いれば、ユーザのリアルタイ
ムな状態に応じて、能動的かつ効率的にサービスを提供
したり、広告を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係るサービス調整システムの
全体構成図。
【図2】個人情報DBの概念説明図(第1実施形態
例)。
【図3】第1実施形態例に係る調整装置が行う処理の流
れを示すフローチャート。
【図4】第2実施形態例に係るサービス調整システムの
全体構成図。
【図5】個人情報DBの概念説明図(第1実施形態
例)。
【図6】第2実施形態例に係る調整装置が行う処理の流
れを示すフローチャート。
【図7】第2実施形態例に係る受信装置が行う処理の流
れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1,21;サービス調整システム 2,22;サーバ端末 3,23;ユーザ端末 4,24;ネットワーク 5,25;サービス提供装置 6,26,29,310;状態通知装置 7,27;調整装置 8,28;サービス利用装置 31;受信装置 320;生成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光岡 円 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大谷 浩司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大野 敬史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川口 尚久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岩川 明則 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK34 KK40 PQ02 PQ05 PR03 PR08 UU40 5B089 GA11 GA21 JA31 JB14 JB22 KA04 KC28 KC41 5K030 HA06 HC01 HC13 KA02 LD20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置と共に用いられ、 所定のユーザ情報を蓄積し、 前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基づい
    て前記蓄積されたユーザ情報を管理し、 他の前記状態通知装置から通知される状態に基づいて、
    サービスを提供するタイミングか否かを決定し、決定結
    果を外部に送出する、 サービス調整方法。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置と、前記状態通知装置とともに動作
    可能なサービス調整装置とを含み、 前記サービス調整装置は、 所定のユーザ情報を蓄積する蓄積手段と、 前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基づい
    て前記蓄積手段を更新する管理手段と、 前記他の状態通知装置からの状態通知に基づいて、前記
    サービスを提供するタイミングか否かを判断する判断手
    段と、 前記判断結果に従い、前記蓄積手段に蓄積されているユ
    ーザ情報及び提供可能なサービス内容に基づいた出力を
    行う出力手段と、 を備えているサービス調整システム。
  3. 【請求項3】前記状態通知装置とともに動作可能であ
    り、 前記状態通知装置を介し、サービス調整装置からのメッ
    セージを受信可能であり、かつ前記メッセージに対する
    指示を受け付けて前記サービス調整装置に送信可能な受
    信装置をさらに備え、 前記サービス調整装置は、所定のメッセージの送信及び
    前記メッセージに対する応答の受信を、前記受信装置と
    の間で行うメッセージ手段をさらに有する、 請求項2に記載のサービス調整システム。
  4. 【請求項4】前記判断手段の判断結果に従い、前記蓄積
    手段に蓄積されているユーザ情報及び提供可能なサービ
    ス内容に基づいて、提供するサービス内容を調整し外部
    に出力する調整手段をさらに備える、請求項2に記載の
    サービス調整システム。
  5. 【請求項5】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置とともに動作可能であって、 所定のユーザ情報を蓄積する蓄積手段と、 前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基づい
    て前記蓄積手段を更新する管理手段と、 他の前記状態通知装置からの状態通知に基づいて、前記
    サービスを提供するか否かを判断する判断手段と、 前記判断結果に従い、前記蓄積手段に蓄積されているユ
    ーザ情報及び提供可能なサービス内容に基づいた出力を
    行う出力手段と、 を備えるサービス調整装置。
  6. 【請求項6】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置とともに動作可能であり、 前記状態通知装置を介し、外部からのメッセージを受信
    可能であり、かつ前記メッセージに対する指示を受け付
    けて外部に送出可能な受信装置。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置が動作可能な情報端末に用いられ
    る、サービス調整プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体であって、 A;所定のユーザ情報を蓄積する段階と、 B;前記ユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報に基
    づいて蓄積されたユーザ情報を更新する段階と、 C;他の前記状態通知装置からの状態通知に基づいて、
    サービスを提供するタイミングか否かを判断する段階
    と、 D;前記判断結果に従い、前記蓄積されているユーザ情
    報及び提供可能なサービス内容に基づいた出力を行う段
    階と、 を実行するためのサービス調整プログラムを記録した、
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】ネットワークを介して自状態を互いに通知
    可能な状態通知装置が動作可能な情報端末に用いられる
    受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 A;前記状態通知装置を介し、外部からのメッセージを
    受信する段階と、 B;前記メッセージに対する指示を受け付ける段階と、 C;前記状態通知装置を介し、前記指示を外部に送出す
    る段階と、 を実行するための受信プログラムを記録した、コンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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