JP2001002681A - Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法 - Google Patents
Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法Info
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- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
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- C07F7/0878—Si-C bond
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- C07F7/1876—Preparation; Treatments not provided for in C07F7/20 by reactions involving the formation of Si-C linkages
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い触媒活性及び安定性を発現し、ヒドロシ
リル化反応生成物の位置選択性を高めるヒドロシリル化
反応方法を提供する。 【解決手段】 カルボン酸、式R5 R6 R7 Si−O−
(SO2 )−R(Rは炭素数1〜10のハロゲン化炭化
水素基など)で示されるスルホン酸のシリル化物、及び
白金触媒の存在下で、スチレンやハロゲン化アリル等の
不飽和化合物と、式HSiRn(Z)3-n (Rは炭化水
素基;Zはシルアミノ基、シロキシ基等)で示されるヒ
ドロシリル基をするケイ素化合物を反応させる。
リル化反応生成物の位置選択性を高めるヒドロシリル化
反応方法を提供する。 【解決手段】 カルボン酸、式R5 R6 R7 Si−O−
(SO2 )−R(Rは炭素数1〜10のハロゲン化炭化
水素基など)で示されるスルホン酸のシリル化物、及び
白金触媒の存在下で、スチレンやハロゲン化アリル等の
不飽和化合物と、式HSiRn(Z)3-n (Rは炭化水
素基;Zはシルアミノ基、シロキシ基等)で示されるヒ
ドロシリル基をするケイ素化合物を反応させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物性の改良および反
応性の付与を目的として不飽和化合物とシラン化合物と
を反応させて、Si−C結合を介してケイ素原子に結合
した置換基を有するケイ素化合物を製造する方法に関す
る。
応性の付与を目的として不飽和化合物とシラン化合物と
を反応させて、Si−C結合を介してケイ素原子に結合
した置換基を有するケイ素化合物を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シラン化合物により有機化合物を化学修
飾する方法としては、一般にヒドロシリル化反応が有効
に用いられる。この場合、Si−H官能性シランと不飽
和結合を有する有機化合物とのヒドロシリル化反応によ
る方法が用いられる。この方法はかなり広範なSi−H
化合物及び不飽和結合を有する有機化合物に適用可能で
ある。工業的に用いられるヒドロシリル化反応には一般
に白金あるいはロジウム触媒が用いられるが、これらの
金属は非常に高価であり、従って、ヒドロシリル化反応
は、その触媒効率が非常に高いことが重要である。ま
た、ヒドロシリル化反応にはしばしば、競争的な副反応
があり、また、ヒドロシリル化反応自体に複数の異性体
を生成する反応経路があり、そのため、ヒドロシリル化
反応に於いては常に、生成物の収率、選択性、単一異性
体の生成等の触媒に関する問題がある。これらを改良、
改善する目的で、触媒に種々の配位子を化学結合し、あ
るいは、添加し、または、各種異なった担体上に触媒を
固定する等の触媒の修飾が行われている。しかし、一般
に、このような化学的または物理的な修飾は(1)暫時
その効果が失われていく、(2)一般的に選択性の良い
触媒ほど活性が低い、という問題点を有しており、これ
ら以外にも、白金触媒が無酸素条件で徐々に失活するた
め、副反応の惹起、火災の危険性にも拘わらず、ヒドロ
シリル化反応を酸素存在下でおこなわざるを得ない場合
がある。
飾する方法としては、一般にヒドロシリル化反応が有効
に用いられる。この場合、Si−H官能性シランと不飽
和結合を有する有機化合物とのヒドロシリル化反応によ
る方法が用いられる。この方法はかなり広範なSi−H
化合物及び不飽和結合を有する有機化合物に適用可能で
ある。工業的に用いられるヒドロシリル化反応には一般
に白金あるいはロジウム触媒が用いられるが、これらの
金属は非常に高価であり、従って、ヒドロシリル化反応
は、その触媒効率が非常に高いことが重要である。ま
た、ヒドロシリル化反応にはしばしば、競争的な副反応
があり、また、ヒドロシリル化反応自体に複数の異性体
を生成する反応経路があり、そのため、ヒドロシリル化
反応に於いては常に、生成物の収率、選択性、単一異性
体の生成等の触媒に関する問題がある。これらを改良、
改善する目的で、触媒に種々の配位子を化学結合し、あ
るいは、添加し、または、各種異なった担体上に触媒を
固定する等の触媒の修飾が行われている。しかし、一般
に、このような化学的または物理的な修飾は(1)暫時
その効果が失われていく、(2)一般的に選択性の良い
触媒ほど活性が低い、という問題点を有しており、これ
ら以外にも、白金触媒が無酸素条件で徐々に失活するた
め、副反応の惹起、火災の危険性にも拘わらず、ヒドロ
シリル化反応を酸素存在下でおこなわざるを得ない場合
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、白金
触媒を用いる不飽和基を有する有機化合物とH−Si官
能性ケイ素化合物とのヒドロシリル化反応において、高
い触媒活性および安定性を発現し、かつ、ヒドロシリル
化反応生成物の位置選択性を高める反応方法を提供する
ことである。また、酸素を添加することなくこれらの効
果を達成し、ヒドロシリル化反応における火災、爆発等
の危険を低減することである。
触媒を用いる不飽和基を有する有機化合物とH−Si官
能性ケイ素化合物とのヒドロシリル化反応において、高
い触媒活性および安定性を発現し、かつ、ヒドロシリル
化反応生成物の位置選択性を高める反応方法を提供する
ことである。また、酸素を添加することなくこれらの効
果を達成し、ヒドロシリル化反応における火災、爆発等
の危険を低減することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(ハ)、
(ニ)及び(ホ)の存在下、(イ)と(ロ)を反応させ
ることを特徴とするSi−C結合を介してケイ素原子に
結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法であ
る: (イ)芳香族ビニル化合物及びハロゲン化アリルから選
ばれる少なくとも1つの不飽和化合物; (ロ)次の一般式(1)で示されるヒドロシリル基を有
するケイ素化合物: HSiRn (Z)3-n (1) (式中nは0,1,2のいずれかの数であり;Rは炭化
水素基であり;そしてZはシルアミノ基、シロキシ基ま
たはシロキサノキシ基である。) (ハ)次の、またはから選ばれる少なくとも1つ
のカルボン酸化合物: カルボン酸 カルボン酸無水物 次の一般式(2)で表されるカルボン酸のシリルエ
ステルル化合物: (R2 COO)4-m SiR1 m (2) (式中mは0から3の整数であり、R1 は独立に炭素数
1以上6以下の炭化水素基または炭素数1以上6以下の
アルコキシ基から選ばれる置換基であり、R2 は、独立
に、水素原子、炭素数1から20の飽和または不飽和の
炭化水素基で少なくとも1個の酸素、ハロゲン、イオ
ウ、ケイ素から選ばれる原子を含んでもよいものから選
ばれる置換基である。); (ニ)下記一般式(3)で示されるスルホン酸のシリル
エステル:
(ニ)及び(ホ)の存在下、(イ)と(ロ)を反応させ
ることを特徴とするSi−C結合を介してケイ素原子に
結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法であ
る: (イ)芳香族ビニル化合物及びハロゲン化アリルから選
ばれる少なくとも1つの不飽和化合物; (ロ)次の一般式(1)で示されるヒドロシリル基を有
するケイ素化合物: HSiRn (Z)3-n (1) (式中nは0,1,2のいずれかの数であり;Rは炭化
水素基であり;そしてZはシルアミノ基、シロキシ基ま
たはシロキサノキシ基である。) (ハ)次の、またはから選ばれる少なくとも1つ
のカルボン酸化合物: カルボン酸 カルボン酸無水物 次の一般式(2)で表されるカルボン酸のシリルエ
ステルル化合物: (R2 COO)4-m SiR1 m (2) (式中mは0から3の整数であり、R1 は独立に炭素数
1以上6以下の炭化水素基または炭素数1以上6以下の
アルコキシ基から選ばれる置換基であり、R2 は、独立
に、水素原子、炭素数1から20の飽和または不飽和の
炭化水素基で少なくとも1個の酸素、ハロゲン、イオ
ウ、ケイ素から選ばれる原子を含んでもよいものから選
ばれる置換基である。); (ニ)下記一般式(3)で示されるスルホン酸のシリル
エステル:
【化2】 (ここに、R3 は炭素数1〜10のハロゲン化炭化水素
基、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のア
リール基、フッ素原子、塩素原子、OR4 で示される基
又はOSiR8 R9 R10で示される基であり;R1 は炭
素数1〜6のアルキル基であり;R8 ,R9 及びR10は
炭素数1以上10以下の炭化水素基、炭素数1以上10
以下のハロゲン化炭化水素基、ハロゲン原子または水素
原子であり;R5 ,R6 及びR7 は炭素数1〜10の炭
化水素基、炭素数1〜10のハロゲン化炭化水素基、−
OS(O2 )R3 で示される基、ハロゲン原子又は水素
原子である。);並びに (ホ)白金触媒。
基、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のア
リール基、フッ素原子、塩素原子、OR4 で示される基
又はOSiR8 R9 R10で示される基であり;R1 は炭
素数1〜6のアルキル基であり;R8 ,R9 及びR10は
炭素数1以上10以下の炭化水素基、炭素数1以上10
以下のハロゲン化炭化水素基、ハロゲン原子または水素
原子であり;R5 ,R6 及びR7 は炭素数1〜10の炭
化水素基、炭素数1〜10のハロゲン化炭化水素基、−
OS(O2 )R3 で示される基、ハロゲン原子又は水素
原子である。);並びに (ホ)白金触媒。
【0005】前記芳香族ビニル化合物とは、芳香環上の
炭素原子のうち少なくとも1つがビニル基(−CH=C
H2 )と結合している化合物をいう。この芳香族ビニル
化合物の例としては、スチレン系炭化水素化合物、例え
ばスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレ
ン、p−フェニルスチレン、ジビニルベンゼン等;ハロ
ゲン含有スチレン、例えばp−フルオロスチレン、p−
クロロスチレン、p−ブロモスチレン、p−ヨードスチ
レン、p−およびm−(クロロメチル)スチレン等;含
酸素又は含ケイ素スチレン誘導体、例えばp−メトキシ
スチレン、p−トリメチルシリルスチレン等;含窒素ス
チレン誘導体、例えばp−(ジフェニルアミノ)スチレ
ン、p−(ジトリルアミノ)スチレン、p−(ジキシリ
ルアミノ)スチレン、ビス(4−ビニルフェニル)(4
−メチルフェニル)アミン等を例示できる。
炭素原子のうち少なくとも1つがビニル基(−CH=C
H2 )と結合している化合物をいう。この芳香族ビニル
化合物の例としては、スチレン系炭化水素化合物、例え
ばスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレ
ン、p−フェニルスチレン、ジビニルベンゼン等;ハロ
ゲン含有スチレン、例えばp−フルオロスチレン、p−
クロロスチレン、p−ブロモスチレン、p−ヨードスチ
レン、p−およびm−(クロロメチル)スチレン等;含
酸素又は含ケイ素スチレン誘導体、例えばp−メトキシ
スチレン、p−トリメチルシリルスチレン等;含窒素ス
チレン誘導体、例えばp−(ジフェニルアミノ)スチレ
ン、p−(ジトリルアミノ)スチレン、p−(ジキシリ
ルアミノ)スチレン、ビス(4−ビニルフェニル)(4
−メチルフェニル)アミン等を例示できる。
【0006】前記ハロゲン化アリルの具体例としては、
塩化アリル及び臭化アリルを挙げることができる。
塩化アリル及び臭化アリルを挙げることができる。
【0007】前記ヒドロシリル基を有するケイ素化合物
は、一般式(1)HSiRn (Z) 3-n で示される。こ
こにRは炭化水素基であるが、好ましくは炭素数1〜1
0のアルキル基、アリール基、アラルキル基から選ぶこ
とができ、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、n
−ヘキシル基、n−オクチル基、シクロヘキシル基、2
−エチルヘキシル基等の飽和炭化水素基;フェニル基、
トリル基、キシリル基等のアリール基;及びベンジル
基、フェネチル基等のアラルキル基を挙げることができ
る。好ましくはRはメチル基である。
は、一般式(1)HSiRn (Z) 3-n で示される。こ
こにRは炭化水素基であるが、好ましくは炭素数1〜1
0のアルキル基、アリール基、アラルキル基から選ぶこ
とができ、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、n
−ヘキシル基、n−オクチル基、シクロヘキシル基、2
−エチルヘキシル基等の飽和炭化水素基;フェニル基、
トリル基、キシリル基等のアリール基;及びベンジル
基、フェネチル基等のアラルキル基を挙げることができ
る。好ましくはRはメチル基である。
【0008】Zはシルアミノ基、シロキシ基又はシロキ
サノキシ基である。その具体例としては、−OSiMe
2 H(ここにMeはメチル基を表わす。以下同じ。)、
−OSiMe2 OSiMe2 H、−OSiMe2 OSi
Me2 OSiMe2 H、−OSiMe3 、−OSiMe
2 OSiMe3 、−NHSiMe3 、−NHSiMe 2
H等を挙げることができる。尚、Zは1価だけでなく、
2価をとってもかまわない。その例としては、−OSi
MeHOSiMeHOSiMeHO−を挙げることがで
きる。
サノキシ基である。その具体例としては、−OSiMe
2 H(ここにMeはメチル基を表わす。以下同じ。)、
−OSiMe2 OSiMe2 H、−OSiMe2 OSi
Me2 OSiMe2 H、−OSiMe3 、−OSiMe
2 OSiMe3 、−NHSiMe3 、−NHSiMe 2
H等を挙げることができる。尚、Zは1価だけでなく、
2価をとってもかまわない。その例としては、−OSi
MeHOSiMeHOSiMeHO−を挙げることがで
きる。
【0009】前記ヒドロシリル基を有するケイ素化合物
は、ケイ素原子数が2〜8であるものが好ましく、その
具体例としては、1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサン、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシ
ロキサン、1,1,5,5−テトラメチル−3,3−ジ
フェニルトリシロキサン、1,1,3,3,5,5,
7,7−オクタメチルテトラシロキサン、Si(−OS
iMe2 H)4 、テトラキス(ジメチルシロキシ)シラ
ン、3,3,5,5−テトラキス(ジメチルシロキシ−
1,1,7,7−テトラメチルテトラシロキサン等を挙
げることができる。
は、ケイ素原子数が2〜8であるものが好ましく、その
具体例としては、1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサン、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシ
ロキサン、1,1,5,5−テトラメチル−3,3−ジ
フェニルトリシロキサン、1,1,3,3,5,5,
7,7−オクタメチルテトラシロキサン、Si(−OS
iMe2 H)4 、テトラキス(ジメチルシロキシ)シラ
ン、3,3,5,5−テトラキス(ジメチルシロキシ−
1,1,7,7−テトラメチルテトラシロキサン等を挙
げることができる。
【0010】前記カルボン酸化合物は、好ましくは下記
式(4)で表されるカルボン酸、下記式(5)で表され
るカルボン酸無水物、及び下記式(2)で示されるカル
ボン酸のシリルエステルル化合物から選ばれる: R2 COOH (4) (R2 CO)2 O (5) (R2 COO)4-m SiR1 m (2) (ここに、R1 は独立に炭素数1以上6以下の炭化水素
基、または炭素数1以上6以下のアルコキシ基から選ば
れる置換基であり;R2 は独立に水素原子、炭素数1以
上20以下の飽和又は不飽和の炭化水素基で少なくとも
1個の酸素、ハロゲン、硫黄、及びケイ素から選ばれる
原子を含んでもよいものから選ばれる置換基であり;m
は0から3のいずれかの整数である。)
式(4)で表されるカルボン酸、下記式(5)で表され
るカルボン酸無水物、及び下記式(2)で示されるカル
ボン酸のシリルエステルル化合物から選ばれる: R2 COOH (4) (R2 CO)2 O (5) (R2 COO)4-m SiR1 m (2) (ここに、R1 は独立に炭素数1以上6以下の炭化水素
基、または炭素数1以上6以下のアルコキシ基から選ば
れる置換基であり;R2 は独立に水素原子、炭素数1以
上20以下の飽和又は不飽和の炭化水素基で少なくとも
1個の酸素、ハロゲン、硫黄、及びケイ素から選ばれる
原子を含んでもよいものから選ばれる置換基であり;m
は0から3のいずれかの整数である。)
【0011】前記カルボン酸、カルボン酸無水物、及び
カルボン酸のシリルエステルル化合物から選ばれるカル
ボン酸化合物を例示すると、カルボン酸としては、ギ
酸、酢酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、
メタクリル酸、トリメチル酢酸、シクロヘキサン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸、安息香酸、トルイル酸、p−
クロロ安息香酸、テレフタル酸、及びメジシン酸を例示
でき、カルボン酸無水物としては、無水ギ酸、無水酢
酸、無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ラウリン酸、無
水ステアリン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、
及び無水安息香酸を例示でき、カルボン酸のシリルエス
テルル化合物としては、ギ酸のエステルとしては、トリ
メチルホルミルオキシシラン、ジメチルジホルミルオキ
シシラン、メチルトリホルミルオキシシラン、エチルト
リホルミルオキシシラン、フェニルトリホルミルオキシ
シラン、及びテトラホルミルオキシシランを、酢酸のエ
ステルとしては、トリメチルアセトキシシラン、ジメチ
ルジアセトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、
メチルジアセトキシシラン、トリアセトキシシラン、エ
チルトリアセトキシシラン、フェニルトリアセトキシシ
ラン、及びテトラアセトキシシランを、プロピオン酸の
エステルとしては、トリメチルプロピオニルオキシシラ
ン、ジメチルジプロピオニルオキシシラン、メチルトリ
プロピオニルオキシシラン、メチルジプロピオニルオキ
シシラン、トリプロピオニルオキシシラン、エチルトリ
プロピオニルオキシシラン、フェニルトリプロピオニル
オキシシラン、及びテトラプロピオニルオキシシランを
例示できる。尚、カルボン酸の基本構造はジカルボン酸
であってもトリカルボン酸であってもかまわない。
カルボン酸のシリルエステルル化合物から選ばれるカル
ボン酸化合物を例示すると、カルボン酸としては、ギ
酸、酢酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、
メタクリル酸、トリメチル酢酸、シクロヘキサン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸、安息香酸、トルイル酸、p−
クロロ安息香酸、テレフタル酸、及びメジシン酸を例示
でき、カルボン酸無水物としては、無水ギ酸、無水酢
酸、無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ラウリン酸、無
水ステアリン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、
及び無水安息香酸を例示でき、カルボン酸のシリルエス
テルル化合物としては、ギ酸のエステルとしては、トリ
メチルホルミルオキシシラン、ジメチルジホルミルオキ
シシラン、メチルトリホルミルオキシシラン、エチルト
リホルミルオキシシラン、フェニルトリホルミルオキシ
シラン、及びテトラホルミルオキシシランを、酢酸のエ
ステルとしては、トリメチルアセトキシシラン、ジメチ
ルジアセトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、
メチルジアセトキシシラン、トリアセトキシシラン、エ
チルトリアセトキシシラン、フェニルトリアセトキシシ
ラン、及びテトラアセトキシシランを、プロピオン酸の
エステルとしては、トリメチルプロピオニルオキシシラ
ン、ジメチルジプロピオニルオキシシラン、メチルトリ
プロピオニルオキシシラン、メチルジプロピオニルオキ
シシラン、トリプロピオニルオキシシラン、エチルトリ
プロピオニルオキシシラン、フェニルトリプロピオニル
オキシシラン、及びテトラプロピオニルオキシシランを
例示できる。尚、カルボン酸の基本構造はジカルボン酸
であってもトリカルボン酸であってもかまわない。
【0012】前記一般式(3)で示されるスルホン酸の
シリルエステルの例としては、メタンスルホン酸シリル
エステル、エタンスルホン酸シリルエステル、ベンゼン
スルホン酸シリルエステル、トルエンスルホン酸シリル
エステル、トリフルオルメタンスルホン酸シリルエステ
ル、フルオロ硫酸シリルエステル、クロロ硫酸シリルエ
ステル、硫酸モノアルキルモノシリルエステル、硫酸ジ
シリルエステル等を挙げることが出来る。これらのエス
テルにおけるシリル基としては、トリメチルシリル基、
トリエチルシリル基、トリイソプリピルシリル基等のト
リアルキルシリル基;ジメチルシリル基、ジエチルシリ
ル基、ジイソプロピルシリル基等のジアルキルシリル
基;ジメチルフェニルシリル基、ジエチルフェニルシリ
ル基、ジイソプロピルフェニルシリル基等のジアルキル
アリールシリル基、ジメチルクロロシリル基、ジエチル
クロロシリル基、メチルクロロシリル基、エチルクロロ
シリル基、メチルジクロロシリル基、エチルジクロロシ
リル基等のアルキルクロロシリル基;ジクロロシリル
基、トリクロロシリル基等のクロロシリル基を例示でき
る。また、ケイ素に、上記のスルホン酸基が複数結合し
ているシリルエステルでもよく、上記のスルホン酸基が
2個結合しているものとしては、例えば、ジメチルシリ
レン、メチルクロロシリレンのエステル、上記のスルホ
ン酸基が3個結合しているものとしては、例えば、メチ
ルシリリン、クロロシリリンのエステル、上記のスルホ
ン酸基が4個結合しているものとしては、例えば、テト
ラ(メタンスルホン酸)ケイ素(Si(CH3 SO3 )
4 )を例示できる。
シリルエステルの例としては、メタンスルホン酸シリル
エステル、エタンスルホン酸シリルエステル、ベンゼン
スルホン酸シリルエステル、トルエンスルホン酸シリル
エステル、トリフルオルメタンスルホン酸シリルエステ
ル、フルオロ硫酸シリルエステル、クロロ硫酸シリルエ
ステル、硫酸モノアルキルモノシリルエステル、硫酸ジ
シリルエステル等を挙げることが出来る。これらのエス
テルにおけるシリル基としては、トリメチルシリル基、
トリエチルシリル基、トリイソプリピルシリル基等のト
リアルキルシリル基;ジメチルシリル基、ジエチルシリ
ル基、ジイソプロピルシリル基等のジアルキルシリル
基;ジメチルフェニルシリル基、ジエチルフェニルシリ
ル基、ジイソプロピルフェニルシリル基等のジアルキル
アリールシリル基、ジメチルクロロシリル基、ジエチル
クロロシリル基、メチルクロロシリル基、エチルクロロ
シリル基、メチルジクロロシリル基、エチルジクロロシ
リル基等のアルキルクロロシリル基;ジクロロシリル
基、トリクロロシリル基等のクロロシリル基を例示でき
る。また、ケイ素に、上記のスルホン酸基が複数結合し
ているシリルエステルでもよく、上記のスルホン酸基が
2個結合しているものとしては、例えば、ジメチルシリ
レン、メチルクロロシリレンのエステル、上記のスルホ
ン酸基が3個結合しているものとしては、例えば、メチ
ルシリリン、クロロシリリンのエステル、上記のスルホ
ン酸基が4個結合しているものとしては、例えば、テト
ラ(メタンスルホン酸)ケイ素(Si(CH3 SO3 )
4 )を例示できる。
【0013】本発明の反応に関与する上記成分(イ)〜
(ニ)の配合比を次に述べる。(イ)不飽和化合物と
(ロ)ヒドロシリル基を有するケイ素化合物との配合比
は、所望する生成物収量応じて選ばれるものであり、任
意である。(イ)不飽和化合物に対する(ハ)カルボン
酸化合物の配合量は、該不飽和化合物の有する不飽和基
100モルに対して、該カルボン酸化合物が有するアセ
トキシ基が1〜20モルとなるような範囲でカルボン酸
化合物を使用することが推奨される。この範囲を外れる
と目的生成物の収率が低下する。(イ)不飽和化合物に
対する(ニ)のスルホン酸のシリルエステルの配合量
は、該不飽和化合物の有する不飽和基(芳香族ビニル化
合物におけるビニル基、ハロゲン化アリルにおけるアリ
ル基)100モルに対して、該スルホン酸のシリルエス
テル0.01〜1モルの範囲が推奨される。この範囲を
外れると目的生成物の収率が低下する。(ホ)白金触媒
の使用量は、ヒドロシリル化反応が進行する程度であれ
ば、格別制限されるものではないが、例えば(イ)不飽
和化合物の配合量(重量)に対して0.1〜100pp
mが好ましく、反応性と経済性を考慮すると、より好ま
しくは1〜10ppmである。
(ニ)の配合比を次に述べる。(イ)不飽和化合物と
(ロ)ヒドロシリル基を有するケイ素化合物との配合比
は、所望する生成物収量応じて選ばれるものであり、任
意である。(イ)不飽和化合物に対する(ハ)カルボン
酸化合物の配合量は、該不飽和化合物の有する不飽和基
100モルに対して、該カルボン酸化合物が有するアセ
トキシ基が1〜20モルとなるような範囲でカルボン酸
化合物を使用することが推奨される。この範囲を外れる
と目的生成物の収率が低下する。(イ)不飽和化合物に
対する(ニ)のスルホン酸のシリルエステルの配合量
は、該不飽和化合物の有する不飽和基(芳香族ビニル化
合物におけるビニル基、ハロゲン化アリルにおけるアリ
ル基)100モルに対して、該スルホン酸のシリルエス
テル0.01〜1モルの範囲が推奨される。この範囲を
外れると目的生成物の収率が低下する。(ホ)白金触媒
の使用量は、ヒドロシリル化反応が進行する程度であれ
ば、格別制限されるものではないが、例えば(イ)不飽
和化合物の配合量(重量)に対して0.1〜100pp
mが好ましく、反応性と経済性を考慮すると、より好ま
しくは1〜10ppmである。
【0014】反応温度は10℃以上250℃以下でよい
が、適当な反応速度を達成出来ること、および反応に関
与する基質および生成物が安定に存在しうるという点か
らは20℃から200℃が最適である。
が、適当な反応速度を達成出来ること、および反応に関
与する基質および生成物が安定に存在しうるという点か
らは20℃から200℃が最適である。
【0015】本発明製造方法により得られる生成物は、
Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有
するケイ素化合物であり、具体的には、前記(ロ)一般
式(1)で表されるヒドロシリル基を有するケイ素化合
物のヒドロシリル基と前記(イ)芳香族ビニル化合物の
ビニル基との付加反応により前記Si−C結合を生成さ
せることによって得られるものである。原料として芳香
族ビニル化合物を使用した場合、目的生成物は芳香環か
らみてβ位にある炭素原子と前記(ロ)一般式(1)で
表されるヒドロシリル基を有するケイ素化合物に由来す
るケイ素原子とが直接結合した構造を有する化合物とな
る。また、原料としてハロゲン化アリルを使用した場
合、目的生成物はアリル基末端の炭素原子と前記(ロ)
一般式(1)で表されるヒドロシリル基を有するケイ素
化合物に由来するケイ素原子とが直接結合した構造を有
する化合物となる。ここで、Si−C結合を介してケイ
素原子に結合した置換基とは、前記付加反応によりケイ
素原子に結合した有機基のことであり、これは芳香族ビ
ニル化合物の場合、ビニル基の付加反応後の残基であ
る。例えば、スチレンの場合はフェネチル基がこれに相
当する。また、ハロゲン化アリルの場合、前記置換基と
はアリル基の付加反応後の残基のことであり、塩化アリ
ルの場合、−CH2 CH2 CH2 Clがこれに相当す
る。
Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有
するケイ素化合物であり、具体的には、前記(ロ)一般
式(1)で表されるヒドロシリル基を有するケイ素化合
物のヒドロシリル基と前記(イ)芳香族ビニル化合物の
ビニル基との付加反応により前記Si−C結合を生成さ
せることによって得られるものである。原料として芳香
族ビニル化合物を使用した場合、目的生成物は芳香環か
らみてβ位にある炭素原子と前記(ロ)一般式(1)で
表されるヒドロシリル基を有するケイ素化合物に由来す
るケイ素原子とが直接結合した構造を有する化合物とな
る。また、原料としてハロゲン化アリルを使用した場
合、目的生成物はアリル基末端の炭素原子と前記(ロ)
一般式(1)で表されるヒドロシリル基を有するケイ素
化合物に由来するケイ素原子とが直接結合した構造を有
する化合物となる。ここで、Si−C結合を介してケイ
素原子に結合した置換基とは、前記付加反応によりケイ
素原子に結合した有機基のことであり、これは芳香族ビ
ニル化合物の場合、ビニル基の付加反応後の残基であ
る。例えば、スチレンの場合はフェネチル基がこれに相
当する。また、ハロゲン化アリルの場合、前記置換基と
はアリル基の付加反応後の残基のことであり、塩化アリ
ルの場合、−CH2 CH2 CH2 Clがこれに相当す
る。
【0016】本発明に使用される触媒としては、具体的
には、0価白金のオレフィン錯体、0価白金のビニルシ
ロキサン錯体、2価白金のオレフィン錯体ハロゲン化
物、塩化白金酸、炭素担持白金、シリカ担持白金等を例
示することができるが、これら以外の通常工業的に用い
られるものならば特に限定されない。
には、0価白金のオレフィン錯体、0価白金のビニルシ
ロキサン錯体、2価白金のオレフィン錯体ハロゲン化
物、塩化白金酸、炭素担持白金、シリカ担持白金等を例
示することができるが、これら以外の通常工業的に用い
られるものならば特に限定されない。
【0017】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を詳
細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるも
のではない。なお、以下に示す例中の生成物の特性化の
記述においてGCはガスクロマトグラフを、GC−MS
はガスクロマトグラフィー質量分析を表す。また、Me
はメチル基を、OAcはアセトキシ基を、Phはフェニ
ル基を表わす。本例で用いたアシロキシシラン化合物、
アルキルシラン化合物ならびにシロキサン化合物は市販
のものあるいは公知の方法によって合成したものであ
る。不飽和化合物は市販のものをそのまま用いた。つぎ
に実施例ならびに比較例を挙げ、本願の技術について説
明する。
細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるも
のではない。なお、以下に示す例中の生成物の特性化の
記述においてGCはガスクロマトグラフを、GC−MS
はガスクロマトグラフィー質量分析を表す。また、Me
はメチル基を、OAcはアセトキシ基を、Phはフェニ
ル基を表わす。本例で用いたアシロキシシラン化合物、
アルキルシラン化合物ならびにシロキサン化合物は市販
のものあるいは公知の方法によって合成したものであ
る。不飽和化合物は市販のものをそのまま用いた。つぎ
に実施例ならびに比較例を挙げ、本願の技術について説
明する。
【0018】(実施例1) (トリメチルアセトキシシラン及びスルホン酸のシリル
エステルの存在下での白金触媒によるスチレンと1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応)ガラス
製反応管に380mgのスチレンと240mgの1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンをとり、これに20
マイクロリットル(17.6mg)のトリメチルアセトキ
シシラン(Me3 SiOAc)と2マイクロリットル
(2.3mg)のトリフルオロメタンスルホン酸トリイソ
プロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマ
イクロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの
0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)
を5マイクロリットル(白金重量0.0017mg)加え
た。これを60℃のオイルバスにいれ8時間加熱した。
冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて分析する
とスチレンの転化率は96%であり、1,3−ビス(フ
ェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンが85%の収率で生成しており、フェネチル基のα付
加とβ付加の比は、1:15.9であった。
エステルの存在下での白金触媒によるスチレンと1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応)ガラス
製反応管に380mgのスチレンと240mgの1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンをとり、これに20
マイクロリットル(17.6mg)のトリメチルアセトキ
シシラン(Me3 SiOAc)と2マイクロリットル
(2.3mg)のトリフルオロメタンスルホン酸トリイソ
プロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマ
イクロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの
0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)
を5マイクロリットル(白金重量0.0017mg)加え
た。これを60℃のオイルバスにいれ8時間加熱した。
冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて分析する
とスチレンの転化率は96%であり、1,3−ビス(フ
ェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンが85%の収率で生成しており、フェネチル基のα付
加とβ付加の比は、1:15.9であった。
【0019】(比較例1) (白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物およびスル
ホン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反応管に
520mgのスチレンと340mgの1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサンをとり、これにジビニルシロキサ
ンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt
%)を10マイクロリットル(白金重量0.0034m
g)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ2時間加
熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて
分析するとスチレンの転化率は98%であり、1,3−
ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンが97%の収率で生成しており、フェネチル
基のα付加とβ付加の比は、1:2.8であった。
チルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物およびスル
ホン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反応管に
520mgのスチレンと340mgの1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサンをとり、これにジビニルシロキサ
ンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt
%)を10マイクロリットル(白金重量0.0034m
g)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ2時間加
熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて
分析するとスチレンの転化率は98%であり、1,3−
ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンが97%の収率で生成しており、フェネチル
基のα付加とβ付加の比は、1:2.8であった。
【0020】(比較例2) (カルボン酸化合物の存在下での白金触媒によるスチレ
ンと1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応
(スルホン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反
応管に380mgのスチレンと240mgの1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンをとり、これに20マイク
ロリットルのトリメチルアセトキシシラン(Me3 Si
OAc)をマイクロシリンジで加えた。これにジビニル
シロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量
0.04wt%)を5マイクロリットル(白金重量0.0
017mg)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ8
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析するとスチレンの転化率は99%であり、
1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンが75%の収率で生成しており、フ
ェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.1であっ
た。
ンと1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応
(スルホン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反
応管に380mgのスチレンと240mgの1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンをとり、これに20マイク
ロリットルのトリメチルアセトキシシラン(Me3 Si
OAc)をマイクロシリンジで加えた。これにジビニル
シロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量
0.04wt%)を5マイクロリットル(白金重量0.0
017mg)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ8
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析するとスチレンの転化率は99%であり、
1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンが75%の収率で生成しており、フ
ェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.1であっ
た。
【0021】(比較例3) (スルホン酸のシリルエステル存在下での白金触媒によ
るスチレンと1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンの反応(カルボン酸化合物は不存在))ガラス製反応
管に520mgのスチレンと340mgの1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサンをとり、これに2マイクロリ
ットル(2.3mg)のトリフルオロメタンスルホン酸ト
リイソプロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 C
F3 )をマイクロシリンジで加えた。これにジビニルシ
ロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.
04wt%)を10マイクロリットル(白金重量0.00
34mg)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ2時
間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用
いて分析するとスチレンの転化率は98%であり、1,
3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンが95%の収率で生成しており、フェネ
チル基のα付加とβ付加の比は、1:3.0であった。
るスチレンと1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンの反応(カルボン酸化合物は不存在))ガラス製反応
管に520mgのスチレンと340mgの1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサンをとり、これに2マイクロリ
ットル(2.3mg)のトリフルオロメタンスルホン酸ト
リイソプロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 C
F3 )をマイクロシリンジで加えた。これにジビニルシ
ロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.
04wt%)を10マイクロリットル(白金重量0.00
34mg)加えた。これを60℃のオイルバスにいれ2時
間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用
いて分析するとスチレンの転化率は98%であり、1,
3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンが95%の収率で生成しており、フェネ
チル基のα付加とβ付加の比は、1:3.0であった。
【0022】(実施例2) (無水酢酸及びスルホン酸のシリルエステルの存在下で
の白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応)ガラス製反応管に380mgの
スチレンと240mgの1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンをとり、これに20マイクロリットル(2
1.6mg)の無水酢酸と2マイクロリットル(2.3m
g)のトリフルオロメタンスルホン酸トリイソプロピル
シリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマイクロシ
リンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白金
錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイ
クロリットル(白金重量0.0017mg)加えた。これ
を60℃のオイルバスにいれ8時間加熱した。冷却後、
内容物をガスクロマトグラフを用いて分析するとスチレ
ンの転化率は55%であり、1−フェネチル−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンが(1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンに基づき)58%、1,3
−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサンが21%の収率で生成しており、フェネチ
ル基のα付加とβ付加の比は、1:49であった。
の白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応)ガラス製反応管に380mgの
スチレンと240mgの1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンをとり、これに20マイクロリットル(2
1.6mg)の無水酢酸と2マイクロリットル(2.3m
g)のトリフルオロメタンスルホン酸トリイソプロピル
シリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマイクロシ
リンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白金
錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイ
クロリットル(白金重量0.0017mg)加えた。これ
を60℃のオイルバスにいれ8時間加熱した。冷却後、
内容物をガスクロマトグラフを用いて分析するとスチレ
ンの転化率は55%であり、1−フェネチル−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンが(1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンに基づき)58%、1,3
−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサンが21%の収率で生成しており、フェネチ
ル基のα付加とβ付加の比は、1:49であった。
【0023】(比較例4) (無水酢酸存在下での白金触媒によるスチレンと1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応(スルホ
ン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反応管に3
80mgのスチレンと240mgの1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンをとり、これに20マイクロリット
ル(21.6mg)の無水酢酸をマイクロシリンジで加え
た。これにジビニルシロキサンの0価白金錯体のトルエ
ン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロリットル
(白金重量0.0017mg)加えた。これを60℃のオ
イルバスにいれ8時間加熱した。冷却後、内容物をガス
クロマトグラフを用いて分析するとスチレンの転化率は
21%であり、1−フェネチル−1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサンが(1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンに基づき)31%、1,3−ビス(フェ
ネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
が3%の収率で生成しており、フェネチル基のα付加と
β付加の比は、1:5.0であった。
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応(スルホ
ン酸のシリルエステルは不存在))ガラス製反応管に3
80mgのスチレンと240mgの1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンをとり、これに20マイクロリット
ル(21.6mg)の無水酢酸をマイクロシリンジで加え
た。これにジビニルシロキサンの0価白金錯体のトルエ
ン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロリットル
(白金重量0.0017mg)加えた。これを60℃のオ
イルバスにいれ8時間加熱した。冷却後、内容物をガス
クロマトグラフを用いて分析するとスチレンの転化率は
21%であり、1−フェネチル−1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサンが(1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンに基づき)31%、1,3−ビス(フェ
ネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
が3%の収率で生成しており、フェネチル基のα付加と
β付加の比は、1:5.0であった。
【0024】(実施例3) (エチルトリアセトキシシラン及びスルホン酸のシリル
エステル存在下での白金触媒による塩化アリルと1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応)ガラス
製反応管に310mgの塩化アリルと405mgの1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンならびに175mgの
トルエンをとり、これに10マイクロリットルのエチル
トリアセトキシシラン(EtSi(OAc)3 )と1マ
イクロリットルのトリフルオロメタンスルホン酸トリイ
ソプロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )を
マイクロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサン
の0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt
%)を5マイクロリットル加えた。これを80℃のオイ
ルバスにいれ18時間加熱した。冷却後、内容物をガス
クロマトグラフを用いて分析すると1−(γ−クロロプ
ロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
が約24%の収率で生成していた。
エステル存在下での白金触媒による塩化アリルと1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンの反応)ガラス
製反応管に310mgの塩化アリルと405mgの1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサンならびに175mgの
トルエンをとり、これに10マイクロリットルのエチル
トリアセトキシシラン(EtSi(OAc)3 )と1マ
イクロリットルのトリフルオロメタンスルホン酸トリイ
ソプロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )を
マイクロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサン
の0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt
%)を5マイクロリットル加えた。これを80℃のオイ
ルバスにいれ18時間加熱した。冷却後、内容物をガス
クロマトグラフを用いて分析すると1−(γ−クロロプ
ロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
が約24%の収率で生成していた。
【0025】(比較例5) (白金触媒による塩化アリルと1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物とスルホ
ン酸のシリルエステルのいずれも不存在))ガラス製反
応管に310mgの塩化アリルと405mgの1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンならびに175mgのトル
エンをとり、これにジビニルシロキサンの0価白金錯体
のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロ
リットル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ18
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析すると1−(γ−クロロプロピル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンが約11%の収
率で生成していた。
メチルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物とスルホ
ン酸のシリルエステルのいずれも不存在))ガラス製反
応管に310mgの塩化アリルと405mgの1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンならびに175mgのトル
エンをとり、これにジビニルシロキサンの0価白金錯体
のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロ
リットル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ18
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析すると1−(γ−クロロプロピル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサンが約11%の収
率で生成していた。
【0026】(比較例6) (エチルトリアセトキシシラン存在下での白金触媒によ
る塩化アリルと1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの反応(スルホン酸のシリルエステルは不存在))
ガラス製反応管に310mgの塩化アリルと405mgの
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンならびに1
75mgのトルエンをとり、これに10マイクロリットル
のエチルトリアセトキシシラン(EtSi(OA
c)3 )をマイクロシリンジで加えた。これにジビニル
シロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量
0.04wt%)を5マイクロリットル加えた。これを8
0℃のオイルバスにいれ18時間加熱した。冷却後、内
容物をガスクロマトグラフを用いて分析する1−(γ−
クロロプロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサンが約9%の収率で生成していた。
る塩化アリルと1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンの反応(スルホン酸のシリルエステルは不存在))
ガラス製反応管に310mgの塩化アリルと405mgの
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンならびに1
75mgのトルエンをとり、これに10マイクロリットル
のエチルトリアセトキシシラン(EtSi(OA
c)3 )をマイクロシリンジで加えた。これにジビニル
シロキサンの0価白金錯体のトルエン溶液(白金含量
0.04wt%)を5マイクロリットル加えた。これを8
0℃のオイルバスにいれ18時間加熱した。冷却後、内
容物をガスクロマトグラフを用いて分析する1−(γ−
クロロプロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサンが約9%の収率で生成していた。
【0027】(比較例7) (トリフルオロメタンスルホン酸トリイソプロピルシリ
ル存在下での白金触媒による塩化アリルと1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンの反応(カルボン酸化合
物は不存在))ガラス製反応管に310mgの塩化アリル
と405mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンならびに175mgのトルエンをとり、これに1マイク
ロリットルのトリフルオロメタンスルホン酸トリイソプ
ロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマイ
クロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0
価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を
5マイクロリットル加えた。これを80℃のオイルバス
にいれ18時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマ
トグラフを用いて分析する1−(γ−クロロプロピル)
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンが約16
%の収率で生成していた。
ル存在下での白金触媒による塩化アリルと1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサンの反応(カルボン酸化合
物は不存在))ガラス製反応管に310mgの塩化アリル
と405mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ンならびに175mgのトルエンをとり、これに1マイク
ロリットルのトリフルオロメタンスルホン酸トリイソプ
ロピルシリル(i−Pr3 SiOSO2 CF3 )をマイ
クロシリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0
価白金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を
5マイクロリットル加えた。これを80℃のオイルバス
にいれ18時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマ
トグラフを用いて分析する1−(γ−クロロプロピル)
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンが約16
%の収率で生成していた。
【0028】(比較例8) (カルボン酸化合物およびトリフルオロ酢酸の存在下で
の白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応(スルホン酸のシリルエステル
に代えて弱酸を添加した場合))ガラス製反応管に38
0mgのスチレンと240mgの1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンをとり、これに20マイクロリットル
のトリメチルアセトキシシラン(Me3 SiOAc)お
よび2マイクロリットルのトリフルオロ酢酸をマイクロ
シリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白
金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マ
イクロリットル加えた。これを60℃のオイルバスにい
れ8時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラ
フを用いて分析するとスチレンの転化率は99%であ
り、1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサンが68%の収率で生成してお
り、フェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.9
であった。
の白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応(スルホン酸のシリルエステル
に代えて弱酸を添加した場合))ガラス製反応管に38
0mgのスチレンと240mgの1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンをとり、これに20マイクロリットル
のトリメチルアセトキシシラン(Me3 SiOAc)お
よび2マイクロリットルのトリフルオロ酢酸をマイクロ
シリンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白
金錯体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マ
イクロリットル加えた。これを60℃のオイルバスにい
れ8時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラ
フを用いて分析するとスチレンの転化率は99%であ
り、1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサンが68%の収率で生成してお
り、フェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.9
であった。
【0029】(実施例4) (酢酸及びスルホン酸のシリルエステル存在下での白金
触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンの反応)ガラス製反応管に495mgのスチレ
ンと319mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンをとり、これに10マイクロリットルの酢酸と2マ
イクロリットルのメタンスルホン酸トリメチルシリル
(Me3 SiOSO2 CH3 )をマイクロシリンジで加
えた。これにジビニルシロキサンの0価白金錯体のトル
エン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロリット
ル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ5時間加熱
した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて分
析するとスチレンの転化率は98%であり、1,3−ビ
ス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサンが92%の収率で生成しており、フェネチル基
のα付加とβ付加の比は、1:11.2であった。
触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサンの反応)ガラス製反応管に495mgのスチレ
ンと319mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキ
サンをとり、これに10マイクロリットルの酢酸と2マ
イクロリットルのメタンスルホン酸トリメチルシリル
(Me3 SiOSO2 CH3 )をマイクロシリンジで加
えた。これにジビニルシロキサンの0価白金錯体のトル
エン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイクロリット
ル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ5時間加熱
した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを用いて分
析するとスチレンの転化率は98%であり、1,3−ビ
ス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサンが92%の収率で生成しており、フェネチル基
のα付加とβ付加の比は、1:11.2であった。
【0030】(比較例9) (白金触媒によるスチレンと1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物のみ添加し
た場合))ガラス製反応管に495mgのスチレンと31
9mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンをと
り、これに10マイクロリットルの酢酸をマイクロシリ
ンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白金錯
体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイク
ロリットル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ5
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析するとスチレンの転化率は99%であり、
1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンが94%の収率で生成しており、フ
ェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.1であっ
た。
チルジシロキサンの反応(カルボン酸化合物のみ添加し
た場合))ガラス製反応管に495mgのスチレンと31
9mgの1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンをと
り、これに10マイクロリットルの酢酸をマイクロシリ
ンジで加えた。これにジビニルシロキサンの0価白金錯
体のトルエン溶液(白金含量0.04wt%)を5マイク
ロリットル加えた。これを80℃のオイルバスにいれ5
時間加熱した。冷却後、内容物をガスクロマトグラフを
用いて分析するとスチレンの転化率は99%であり、
1,3−ビス(フェネチル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサンが94%の収率で生成しており、フ
ェネチル基のα付加とβ付加の比は、1:3.1であっ
た。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記(ハ)、(ニ)及び(ホ)の存在
下、(イ)と(ロ)を反応させることを特徴とするSi
−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有する
ケイ素化合物の製造方法: (イ)芳香族ビニル化合物及びハロゲン化アリルから選
ばれる少なくとも1つの不飽和化合物; (ロ)次の一般式(1)で示されるヒドロシリル基を有
するケイ素化合物: HSiRn (Z)3-n (1) (式中nは0,1,2のいずれかの数であり;Rは炭化
水素基であり;そしてZはシルアミノ基、シロキシ基ま
たはシロキサノキシ基である。) (ハ)次の、またはから選ばれる少なくとも1つ
のカルボン酸化合物: カルボン酸 カルボン酸無水物 次の一般式(2)で表されるカルボン酸のシリルエ
ステル化合物: (R2 COO)4-m SiR1 m (2) (式中mは0から3の整数であり、R1 は独立に炭素数
1以上6以下の炭化水素基または炭素数1以上6以下の
アルコキシ基から選ばれる置換基であり、R2 は、独立
に、水素原子、炭素数1から20の飽和または不飽和の
炭化水素基で少なくとも1個の酸素、ハロゲン、イオ
ウ、ケイ素から選ばれる原子を含んでもよいものから選
ばれる置換基である。); (ニ)下記一般式(3)で示されるスルホン酸のシリル
エステル: 【化1】 (ここに、R3 は炭素数1〜10のハロゲン化炭化水素
基、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のア
リール基、フッ素原子、塩素原子、OR4 で示される基
又はOSiR8 R9 R10で示される基であり;R4 は炭
素数1〜6のアルキル基であり;R8 ,R9 及びR10は
炭素数1以上10以下の炭化水素基、炭素数1以上10
以下のハロゲン化炭化水素基、ハロゲン原子または水素
原子であり;R5 ,R6 及びR7 は炭素数1〜10の炭
化水素基、−OS(O2 )R3 で示される基、炭素数1
〜10のハロゲン化炭化水素基、ハロゲン原子又は水素
原子である。);並びに (ホ)白金触媒。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11174566A JP2001002681A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法 |
| US09/604,356 US6297340B1 (en) | 1999-06-21 | 2000-06-27 | Method for manufacturing silicon compound having substituents bonded to silicon atoms via Si-C bonds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11174566A JP2001002681A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001002681A true JP2001002681A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=15980813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11174566A Withdrawn JP2001002681A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | Si−C結合を介してケイ素原子に結合した置換基を有するケイ素化合物の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6297340B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001002681A (ja) |
Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2001247581A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Dow Corning Asia Ltd | 有機ケイ素化合物の製造方法 |
| JP2002255975A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Dow Corning Asia Ltd | ヒドロシリル化方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| CN100457803C (zh) * | 2006-11-28 | 2009-02-04 | 苏州大学 | 一种新型含氟烷氧丙基甲基硅油及其制备方法 |
| US9593209B2 (en) | 2009-10-22 | 2017-03-14 | Dow Corning Corporation | Process for preparing clustered functional polyorganosiloxanes, and methods for their use |
| US10370574B2 (en) | 2013-02-11 | 2019-08-06 | Dow Silicones Corporation | Method for forming thermally conductive thermal radical cure silicone compositions |
| US9670392B2 (en) | 2013-02-11 | 2017-06-06 | Dow Corning Corporation | Stable thermal radical curable silicone adhesive compositions |
| ES2895424T3 (es) | 2013-02-11 | 2022-02-21 | Dow Silicones Corp | Composiciones adhesivas de silicona termofusibles curables por humedad que incluyen una resina reactiva de siloxano con grupos alcoxi funcionales |
| JP6323838B2 (ja) | 2013-02-11 | 2018-05-16 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | アルコキシ官能性オルガノポリシロキサン樹脂及びポリマー並びにそれを形成する関連する方法 |
| JP6426628B2 (ja) * | 2013-02-11 | 2018-11-21 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | 官能基密集型ポリオルガノシロキサン及びシリコーン反応性希釈剤を含む硬化性シリコーン組成物 |
| WO2014124362A1 (en) * | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Dow Corning Corporation | Clustered functional polyorganosiloxanes, processes for forming same and methods for their use |
| EP3196229B1 (en) | 2015-11-05 | 2018-09-26 | Dow Silicones Corporation | Branched polyorganosiloxanes and related curable compositions, methods, uses and devices |
| CN110511432A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-29 | 周德艳 | 一种环氧树脂增韧剂及其制备方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4476166A (en) * | 1983-01-17 | 1984-10-09 | General Electric Company | Silicone release coatings and inhibitors |
| JP4266400B2 (ja) * | 1997-12-24 | 2009-05-20 | ダウ・コ−ニング・コ−ポレ−ション | ヒドリド{ハイドロカーボンオキシ}シラン化合物を用いる選択的ヒドロシリル化方法 |
| JP4392869B2 (ja) * | 1997-12-24 | 2010-01-06 | ダウ コ−ニング コ−ポレ−ション | ハイドロカーボンオキシシリル基を有するトリアリールアミンの製造方法 |
| US6015920A (en) * | 1998-09-11 | 2000-01-18 | Ck Witco Corporation | Hydrosilation reaction process with recycle |
| US6175031B1 (en) * | 2000-03-07 | 2001-01-16 | Dow Corning Asia, Ltd. | Method for synthesizing silicon compounds that contain a substituent bonded to silicon through a silicon-carbon linkage |
-
1999
- 1999-06-21 JP JP11174566A patent/JP2001002681A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-27 US US09/604,356 patent/US6297340B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2001247581A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Dow Corning Asia Ltd | 有機ケイ素化合物の製造方法 |
| JP2002255975A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Dow Corning Asia Ltd | ヒドロシリル化方法 |
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