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JP2001001751A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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Publication number
JP2001001751A
JP2001001751A JP11178293A JP17829399A JP2001001751A JP 2001001751 A JP2001001751 A JP 2001001751A JP 11178293 A JP11178293 A JP 11178293A JP 17829399 A JP17829399 A JP 17829399A JP 2001001751 A JP2001001751 A JP 2001001751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
electric heating
wind speed
heating element
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11178293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aki
孝志 安芸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP11178293A priority Critical patent/JP2001001751A/ja
Publication of JP2001001751A publication Critical patent/JP2001001751A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房時に、低風速(風量少)部位で空気の温
度が極めて高温になって、その高温の空気から空調ケー
ス1に熱が逃げるのを防止する。 【解決手段】 複数の電気発熱体8a、8b、8cのう
ち、風速が高い部位に配置された電気発熱体の発熱量を
高くするとともに、風速が低い部位に配置された電気発
熱体の発熱量を低くしている。これにより、低風速部位
の空気の温度が過度に上昇するのを防止して、低風速部
位の空気から空調ケース1に逃げる熱の量を低減するこ
とができ、電気発熱体8a、8b、8cの発生熱を車室
内の暖房に有効に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房熱源として電
気発熱体を備える空調装置に関し、特に、温水等を熱源
とする加熱用熱交換器を併用する形式の車両用空調装置
に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、車両エンジンの高効率化に伴い、
エンジン暖機後においても車両エンジンの冷却水(温
水)温度が従前に比して低めの温度となる傾向にある。
特にディーゼルエンジンは、一般的にガソリンエンジン
よりもエンジンの熱効率が高いため、上記の傾向が顕著
である。そのため、エンジン冷却水からの廃熱を利用し
て車室内の暖房を行う温水式空調装置においては、暖房
能力不足が課題になっている。そこで、温水式の加熱用
熱交換器と電気発熱体を併用し、電気発熱体の発熱によ
り暖房空気を加熱することにより、暖房能力の不足を解
消するものが、フランス特許公告第2742384号公
報等にて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空調ケ
ース内の空気通路の風速分布は、一般的には一様になら
ず、そのため、電気発熱体各部の発熱量が一様である場
合、風速が高い(風量が多い)部位の空気の温度より
も、風速が低い(風量少)部位の空気の温度がより高温
になってしまう。そして、風速が非常に低い部位では空
気の温度が極めて高温になり、その高温の空気から空調
ケース等に容易に熱が逃げてしまい、電気発熱体の発生
熱が車室内の暖房に有効に利用されないという問題があ
った。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、風速分布が一様でない場合でも、電気発熱体の発生
熱が車室内の暖房に有効に利用されるようにすることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜4に記載の発明では、空気通路(10
0)に配置した複数の電気発熱体(8a、8b、8c)
のうち、風速が高い部位に配置された電気発熱体の発熱
量を高くするとともに、風速が低い部位に配置された電
気発熱体の発熱量を低くしたことを特徴としている。
【0006】これによれば、風速が低い(風量少)部位
の空気の温度が過度に上昇するのを防止することがで
き、これにより、風速が低い部位の空気から空調ケース
等に逃げる熱の量を低減して、電気発熱体(8a、8
b、8c)の発生熱を車室内の暖房に有効に利用するこ
とができる。しかも、電気発熱体(8a、8b、8c)
を通過後の空気の温度が、通過位置にかかわらず略均一
になるため、吹出空気の温度ばらつきを小さくすること
ができる。
【0007】請求項2に記載の発明のように、電気発熱
体(8a、8b、8c)の発熱体素子(84)として、
正の抵抗温度特性を有するPTCヒータ素子を用いるこ
とができる。
【0008】請求項3に記載の発明では、複数の電気発
熱体(8a、8b、8c)毎にPTCヒータ素子の数を
変えて、複数の電気発熱体(8a、8b、8c)毎の発
熱量を変えたことを特徴としている。
【0009】これによると、複数の電気発熱体(8a、
8b、8c)への供給電圧が等しくても複数の電気発熱
体(8a、8b、8c)毎の発熱量を変えることがで
き、複数の電気発熱体(8a、8b、8c)に対して共
通の電源を使用することができる。
【0010】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明を車両用空調装置
(カーエアコン)に適用した実施形態における通風系の
全体構成を示すもので、ケース1は空調装置の空気通路
を構成し、このケース1は通常、車室内前部の計器盤
(図示せず)内に設置される。このケース1内には、図
1の右上部(車両前方側の上部)に、送風手段としての
送風機2が配設されている。この送風機2はモータによ
り駆動される周知の遠心多翼ファンにて構成されてお
り、このケース1に連結された図示しない吸気側ダクト
を通してケース1内部に空気を吸入して矢印A方向に送
風するようになっている。
【0012】ここで、前記吸気側ダクトには、送風空気
を冷却する冷却手段としてのエバポレータが配設されて
おり、さらにこのエバポレータの空気上流側に内気取入
口及び外気取入口が設けられているとともに、それら取
入口のいずれかを開口させる内外気切替ドアが設けられ
ている。前記エバポレータは、車両エンジンにより駆動
される圧縮機を持つ冷凍サイクル中に設けられ、冷媒の
蒸発潜熱により送風空気を冷却するようになっている。
【0013】また、前記ケース1内には、図1の右側下
部(車両前方側の下部)に、加熱用熱交換器としてのヒ
ータコア3が略水平方向に配設されている。このヒータ
コア3は車両エンジンの冷却水(温水)が図示しないポ
ンプにより循環し、このエンジン冷却水を熱源として送
風空気を加熱するものである。
【0014】さらに、ヒータコア3の下方には温風通路
100がケース1によって形成されており、この温風通
路100を通る温風は、矢印Bで示すように、図1の右
側(車両前方側)から下方に向かって流入した後底部で
Uターンして、図1の左側(車両後方側)から上方に向
かって流出される。そして、この温風通路100の途中
で、かつヒータコア3の下方には、加熱手段としての電
気ヒータ8が、車両前方側が低くなるように約30度傾
けられて配設されている。この電気ヒータ8は、後述す
るように電気発熱体の発熱により暖房空気を加熱するも
のである。
【0015】前記ヒータコア3の空気上流側部位には、
エアミックスドア4が設けられている。このエアミック
スドア4はその回転軸4aを中心として回動することに
より車室内へ吹き出す空気温度を制御するものであっ
て、乗員の手動操作もしくは空調制御装置の自動温度制
御信号により、空調条件に応じた開度に調整されるよう
になっている。
【0016】このエアミックスドア4の開度に応じて、
送風機2により矢印A方向に送風された空気のうち、ヒ
ータコア3および電気ヒータ8を通って温風通路100
を矢印B方向に流れる温風と、ヒータコア3および電気
ヒータ8を通らずに冷風通路101を矢印C方向に流れ
る冷風との風量割合を調節するようになっている。な
お、本例では、この冷風通路101と温風通路100
は、ヒータコア3を中間にして図1の上下方向に並ぶよ
うに設けられている。そして、これら通路100、10
1を流れる冷風と温風は、ほとんどの場合、後述する円
弧状のロータリードア91内にて良好にエアミックスさ
れる。
【0017】一方、前記ケース1において、図1の左上
部分(車両後方側の上部)には、複数個、本例では3個
の吹出空気通路開口部5、6、7が、後述するロータリ
ドア91の回動する領域内に、ロータリドア91の回動
方向(円周方向)に沿って隣接し並ぶように設けられて
いる。従って、ケース1側の吹出空気通路開口部5、
6、7を形成する仕切り壁先端は円弧面に成形されてい
る。
【0018】ロータリドア91の回動方向の中間に位置
する吹出空気通路開口部5は、車室内計器盤の上方側に
配設され乗員の上半身に向かって空気を吹き出すための
フェイス吹出口(図示しない)とフェイス吹出ダクト1
0によって連通されている。ロータリドア91の回動方
向において、最も車両後方側に位置する吹出空気通路開
口部6は、車室内計器盤の下方側に配設され乗員の下半
身に向けて空気を吹き出すためのフット吹出口(図示し
ない)とフット吹出ダクト11によって連通されてい
る。
【0019】ロータリドア91の回動方向において、最
も車両前方側に位置する吹出空気通路開口部7は、車室
内計器盤の上面で、車両のガラス面に近接して配設さ
れ、車両のフロントガラスやサイドガラスの内面に向か
って空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口(図示し
ない)とデフロスタダクト12によって連通されてい
る。上記した3個の吹出空気通路開口部5、6、7は、
いずれも図1中紙面表面から裏面に向かった方向をその
長手方向とした略長方形状に形成されている。
【0020】そして、送風機2が駆動されると、内気あ
るいは外気が吸気側ダクトから吸込まれてエバポレータ
を通ってケース1内に導かれ、さらにケース1内を矢印
A、B、Cのように空気が流れて、冷風と温風の風量割
合がエアミックスドア4の開度により調節されて、所望
の吹出空気温度が得られる。そして、吹出空気はいずれ
かの吹出空気通路開口部5、6、7を介して車内の各吹
出口から吹き出されるようになっている。
【0021】なお、ロータリドア91はフィルム部材9
2とともに空気通路切替装置9を構成するもので、この
空気通路切替装置9の詳細な構成については、特開平9
−188125号公報等に詳述されているので、ここで
は簡単に説明する。
【0022】ロータリドア91は、略180°の円弧範
囲を持つ半円筒状の円周壁91aを有し、円周壁91a
には、軸方向に長細いドア通風口91bが形成されてい
る。円周壁91aの外周面側にフィルム部材92が配置
されている。フィルム部材92は、可撓性(柔軟性)が
あって、通気性がなく、しかも摩擦抵抗が小さい樹脂材
料(例えばポリエチレンテレフタレート)で成形されて
いる。このフィルム部材92の途中部位には、ドア通風
口91bと常に連通しているフィルム開口部92aが形
成されている。そして、フィルム部材92は、自身の剛
性および内周側から受ける風圧によって、ケース1側の
吹出空気通路開口部5、6、7が形成されている円弧面
に沿う円弧形状に保持される。
【0023】以上のように構成されたロータリドア91
は、図示しない回転軸にレバー21が固着され、このレ
バー21の端部にコントロールケーブル22の一端が接
続されている。このコントロールケーブル22の他端側
は、車室内の空調制御パネル(図示せず)に設けられた
吹出モード切替レバー(吹出モード切替操作手段)に連
結されている。これにより、ロータリドア91は、吹出
モード切替レバーの手動操作に基づいて回転方向(図1
の矢印D及びE方向)に回転変位するようになってい
る。
【0024】次に、電気ヒータ8について図2〜4を併
用して説明する。電気ヒータ8は矢印Bのように空気流
の向きが大きく変えられる部位に設置されている。この
場合、電気ヒータ8の部位での風速分布は、図1に多数
の矢印Fで示すように、空気流れBのうちケース1の外
側に近い方では速度が高く、ケース1の内側に近い方で
は速度が低くなっており、この傾向はエアミックスドア
4の開度や吹出モードにかかわらずほぼ一定である。
【0025】この風速分布に関連して、電気ヒータ8に
は発熱量が異なる3種類の電気発熱体8a、8b、8c
を、間に絶縁層8dを介在させて配置している。すなわ
ち、風速(風量)と発熱量が比例するように、風速が最
も低い部位には発熱量が最も小さい第1電気発熱体8a
を配置し、風速が最も高い部位には発熱量が最も大きい
第3電気発熱体8cを配置し、風速がそれらの中間速と
なる部位には、発熱量が第1電気発熱体8aよりも大で
第3電気発熱体8cよりも小の第2電気発熱体8bを配
置している。
【0026】電気ヒータ8は、四角形の金属製枠体80
内に各電気発熱体8a、8b、8cと絶縁層8dが積層
配置され、各電気発熱体8a、8b、8cと絶縁層8d
との間に、空気側伝熱面積を増加させるためのアルミニ
ウム製のコルゲートフィン81が配置されている。枠体
80の一端(図2の上側)は樹脂製のエンドカバー82
に嵌合され、枠体80の他端(図2の下側)は樹脂製の
取付カバー83に嵌合されている。なお、両カバー8
2、83は、耐熱性および電気絶縁性に優れる樹脂より
なり、具体的には、ナイロン66材に、剛性および耐熱
性の向上のためにガラス材を30重量%添加した樹脂
(ナイロン66・G30)を用いることができる。
【0027】そして、ケース1の側面に形成された開口
部13から電気ヒータ8を挿入し、取付カバー83とケ
ース1とを図示しないねじで結合することにより、電気
ヒータ8をケース1に固定している。ここで、開口部1
3の周縁には外方に突出する突起部14が形成され、一
方取付カバー83にはこの突起部14が嵌合可能な溝部
(図示せず)が形成されており、電気ヒータ8をケース
1に組み付けた状態では突起部14が取付カバー83の
溝部に嵌合して所定のシール機能が得られるようにして
いる。
【0028】電気ヒータ8の各電気発熱体8a、8b、
8cは、発熱量が異なるものの、いずれも同一構造であ
る。そして、各電気発熱体8a、8b、8cは、耐熱性
および電気絶縁性に富む樹脂(例えばナイロン66・G
30)よりなる断面I字状の絶縁プレート85を備え、
この絶縁プレート85は、図4に示すように多数(本例
では6個)の貫通穴85aが形成され、この貫通穴85
aに板状の発熱体素子84が埋め込まれている。
【0029】この発熱体素子84および絶縁プレート8
5の両側に、細長の平板状の電極板86が配置されてい
る。この電極板86はアルミニウム、銅、ステンレス等
の導電金属材から成形されており、この発熱体素子84
と電極板86は互いに圧接することにより、両者間の電
気的導通を得る構成となっている。なお、電極板86の
周囲を、略全周にわたって(電気的接続部を除く)、耐
食性向上のために被覆部材(例えば、ポリイミド樹脂
等)により被覆している。
【0030】絶縁層8dは、耐熱性および電気絶縁性に
富む樹脂(例えばナイロン66・G30)よりなる断面
I字状の絶縁プレート87と、この絶縁プレート87の
両側に配置された、電極板86と同一の形状・材質の保
持プレート88とからなる。この保持プレート88と電
極板86との間にコルゲートフィン81が配置され、電
極板86および保持プレート88のそれぞれの一部を曲
げて形成した押さえ部86a、88aにて、コルゲート
フィン81を保持している。
【0031】各電気発熱体8a、8b、8cの電極板8
6には、取付カバー83に一体に形成したコネクタ接続
部83a内まで延びる端子部86bが形成されていて、
これらの端子部86bのうち一方はリレー100を介し
てバッテリ101の正側に接続され、他方はグランドに
接続されている。従って、バッテリ101からの電流
は、リレー100、一方の電極板86、発熱体素子8
4、他方の電極板86の順に流れる。
【0032】ところで、発熱体素子84としては種々な
ものを用いることができるが、本例では、特に、所定の
キューリ点(例えば、200°C付近)にて抵抗値が急
増する正の抵抗温度特性を有する抵抗体材料(例えば、
チタン酸バリウム)からなるPTCヒータ素子を用いて
いる。
【0033】そして、絶縁プレート85の貫通穴85a
の複数箇所にPTCヒータ素子を配置した場合、それら
のPTCヒータ素子は電気的に並列接続となるので、P
TCヒータ素子の組み付け枚数を各電気発熱体8a、8
b、8c毎に変えることにより、第1〜第3電気発熱体
8a、8b、8cの発熱量を変えることができる。本例
では、第1電気発熱体8aにはPTCヒータ素子を2枚
配置し、第2電気発熱体8bにはPTCヒータ素子を4
枚配置し、第3電気発熱体8cにはPTCヒータ素子を
6枚配置し、それにより、第1〜第3電気発熱体8a、
8b、8cの発熱量が、第1電気発熱体8aの発熱量<
第2電気発熱体8bの発熱量<第3電気発熱体8cの発
熱量、となるように設定している。
【0034】このように、PTCヒータ素子の組み付け
枚数を変えることにより、第1〜第3電気発熱体8a、
8b、8cへの供給電圧が等しくても第1〜第3電気発
熱体8a、8b、8c毎の発熱量を変えることができ、
第1〜第3電気発熱体8a、8b、8cに対して共通の
電源(同電圧)を使用することができる。また、PTC
ヒータ素子によると、周知のごとく、発熱温度をキュー
リ点に自己制御する自己温度制御機能を発揮できるとい
う利点がある。
【0035】次に、上記構成において作動を説明する。
送風機2を作動させると、ケース1内を図1の矢印A,
B,Cのように空気が流れ、この送風空気はロータリド
ア91の内周側に至り、ここで冷風と温風が混合され
る。次いで、送風空気はロータリドア91の通風口91
dおよびフィルム部材92の開口部92aを通って、こ
のフィルム開口部92aとラップするケース1側の吹出
空気通路開口部5、6、7のいずれか1つまたは複数か
ら各吹出口に至り、車室内へ吹出す。
【0036】なお、ロータリドア91の回動に伴う吹出
モードの切替作動については、特開平9−188125
号公報等に詳述されているので、ここでは簡単に説明す
る。使用者が車内の吹出モード切替レバーを手動操作す
ることにより、その操作力がコントロールケーブル22
及びレバー21を介して直接的にロータリードア91に
伝達され、ロータリードア91が矢印DあるいはE方向
に回動する。そして、ロータリードア91の回動によ
り、5つの吹出モードが選択される。
【0037】先ず、フェイスモード時は、図1に示す位
置に、ロータリドア91がフィルム部材92とともに回
動しており、その結果、フィルム部材92の開口部92
aがフェイス用の吹出空気通路開口部5に完全にラップ
する。これにより、ケース1内の空気は、ドア通風口9
1d、フィルム開口部92aを介してフェイス用の吹出
空気通路開口部5よりフェイスダクト10に流入し、フ
ェイス吹出口から車室内に吹き出される。そして、ロー
タリードア91が、図1の状態から反時計回りの方向に
所定角度だけ順に回動することにより、バイレベルモー
ド、フットモード、フットデフモード、デフロスタモー
ドの順に、吹出モードが切り替えられる。
【0038】次に、暖房時の作動を説明する。使用者が
設定した温度よりも外気温度が低い場合は、空調制御装
置がリレー100をオン状態にすることにより、電気ヒ
ータ8の第1〜第3電気発熱体8a、8b、8cにバッ
テリ101から通電される。これにより、第1〜第3電
気発熱体8a、8b、8cの各発熱体素子84が発熱
し、その熱は電極板85、86等を介してコルゲートフ
ィン81に伝えられ、コルゲートフィン81から送風空
気に放熱される。従って、暖房時には、ヒータコア3お
よび電気ヒータ8の両方によって送風空気が加熱され、
暖房能力の不足を解消できる。
【0039】そして、送風機2により矢印A方向に送風
された空気は、エアミックスドア4により、ヒータコア
3および電気ヒータ8を通って温風通路100を矢印B
方向に流れる空気(温風)と、ヒータコア3および電気
ヒータ8を通らずに冷風通路101を矢印C方向に流れ
る空気(冷風)とに分配される。ここで、エアミックス
ドア4の開度を制御することにより、温風と冷風の風量
割合、ひいては吹出空気温度を調節する。
【0040】ところで、電気ヒータ8は矢印Bのように
空気流の向きが大きく変えられる部位に設置されてい
て、空気流れBのうち流れの外側は風速が高く(風量が
多い)、内側は風速が低く(風量少)なっている。ここ
で、電気ヒータ8を通過する空気の風速と第1〜第3電
気発熱体8a、8b、8cの発熱量とが比例するよう
に、発熱量が異なる3種類の電気発熱体8a、8b、8
cを風速に対応して配置しているため、電気ヒータ8で
加熱された空気の温度は、空気の通過位置にかかわらず
略均一になる。
【0041】従って、従来は風速が低い部位では空気の
温度が極めて高温になり、その高温の空気からケース1
等に容易に熱が逃げてしまうという不具合があったが、
本実施形態では、空気の温度は空気の通過位置にかかわ
らず略均一で、風速が低い部位の空気の温度が特に高温
になることはないので、風速が低い部位の空気からケー
ス1等に逃げる熱の量が少なくなり、電気ヒータ8の熱
は車室内の暖房に有効利用される。また、上記のよう
に、電気ヒータ8を通過後の空気の温度が、通過位置に
かかわらず略均一になるため、車室内に吹き出される空
気の温度ばらつきが小さくなる。 (他の実施形態)上記実施形態では、発熱体素子84と
してPTCヒータ素子を用い、並列接続される発熱体素
子84の枚数を変えることにより、各電気発熱体8a、
8b、8cの発熱量を変えるようにしたが、キューリ点
の異なるPTCヒータ素子を用い、風速が低い部位にキ
ューリ点の低いPTCヒータ素子を配置し、風速が高い
部位にキューリ点の高いPTCヒータ素子を配置するよ
うにしても、電気ヒータ8で加熱された空気の温度が空
気の通過位置にかかわらず略均一になって、同様の効果
が得られる。
【0042】また、PTCヒータ素子を積層配置して、
PTCヒータ素子が電気的に直列接続されるように構成
し、そのPTCヒータ素子の積層枚数を各電気発熱体8
a、8b、8c毎に変えることにより、各電気発熱体8
a、8b、8c毎の発熱体素子84の電気抵抗値を変
え、それにより、第1〜第3電気発熱体8a、8b、8
cの発熱量を変えて実施することもできる。具体的に
は、風速が最も低い部位の第1電気発熱体8aは、PT
Cヒータ素子の積層枚数を最も多くして電気抵抗値を大
きくし、風速が最も高い部位の第3電気発熱体8cは、
PTCヒータ素子の積層枚数を最も少なくして電気抵抗
値を小さくする。
【0043】また、発熱体素子84としては、PTCヒ
ータ素子に限らず、通電によって発熱する種々の形式の
発熱体素子を用いることができる。
【0044】また、上記実施形態では、発熱量の異なる
3種類の電気発熱体8a、8b、8cを設けたが、電気
ヒータ8部の風速分布に応じて、電気発熱体を2種類あ
るいは4種類以上にしてもよい。
【0045】また、図1に多数の矢印Hで示すように、
ヒータコア3部も風速分布が一様でない場合は、ヒータ
コア3を通過した時点で風速低部の空気の温度が高くな
り、電気ヒータ8に流入する空気の温度は第1電気発熱
体8a側ほど高くなる。そこで、電気ヒータ8に流入す
る空気の温度分布も考慮して各電気発熱体8a、8b、
8cの発熱量を設定することにより、電気ヒータ8通過
後の空気の温度を空気の通過位置にかかわらずより均一
にすることができる。
【0046】また、上記実施形態では、ヒータコア3と
電気ヒータ8を別体にしているが、ヒータコア3に電気
ヒータ8を一体的に組み付けて実施することもできる。
そして、ヒータコア3と電気ヒータ8を一体化した場合
は、空調装置をコンパクトにできる点で有利であり、一
方、ヒータコア3と電気ヒータ8が別体の場合には、電
気ヒータ8を装着するか否かにかかわらず、ヒータコア
3を共通使用できる点で有利である。
【0047】さらに、本発明は、車両用以外の空調装置
にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における車両用空調装置の
通風系の概要を示す模式的断面図である。
【図2】図1の電気ヒータの平面図である。
【図3】図2のG−G断面図である。
【図4】図3の絶縁プレートのJ視図である。
【符号の説明】
1…ケース、8a、8b、8c…電気発熱体、100…
温風通路(空気通路)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内に形成した空気通路(1
    00)に、空気を加熱する複数の電気発熱体(8a、8
    b、8c)を配置し、 前記複数の電気発熱体(8a、8b、8c)のうち、風
    速が高い部位に配置された電気発熱体の発熱量を風速が
    低い部位に配置された電気発熱体の発熱量よりも高くし
    たことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 前記電気発熱体(8a、8b、8c)の
    発熱体素子(84)は、正の抵抗温度特性を有するPT
    Cヒータ素子であることを特徴とする請求項1に記載の
    空調装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の電気発熱体(8a、8b、8
    c)毎に前記PTCヒータ素子の数を変えて、前記複数
    の電気発熱体(8a、8b、8c)毎の発熱量を変えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 内部を流れる流体を熱源として空気を加
    熱する加熱用熱交換器(3)を前記空気通路(100)
    に備え、 前記加熱用熱交換器(3)と前記複数の電気発熱体(8
    a、8b、8c)とを別体に構成し、 前記加熱用熱交換器(3)の空気流れ下流側に前記複数
    の電気発熱体(8a、8b、8c)を配置したことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空調
    装置。
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