JP2001000585A - 多層構造ソリッドゴルフボール - Google Patents
多層構造ソリッドゴルフボールInfo
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- JP2001000585A JP2001000585A JP2000177818A JP2000177818A JP2001000585A JP 2001000585 A JP2001000585 A JP 2001000585A JP 2000177818 A JP2000177818 A JP 2000177818A JP 2000177818 A JP2000177818 A JP 2000177818A JP 2001000585 A JP2001000585 A JP 2001000585A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ソリッドコアに中間層を介してカバー層
を被覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおい
て、上記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.
7〜3mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形
成し、これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー
樹脂、他方をウレタン樹脂にて形成すると共に、上記中
間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー層
を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフボ
ール。 【効果】 本発明の多層構造ソリッドゴルフボールは、
反発性、スピン特性が良好なものである。
を被覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおい
て、上記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.
7〜3mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形
成し、これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー
樹脂、他方をウレタン樹脂にて形成すると共に、上記中
間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー層
を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフボ
ール。 【効果】 本発明の多層構造ソリッドゴルフボールは、
反発性、スピン特性が良好なものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドコアに中
間層を介してカバー層を被覆してなる多層構造ソリッド
ゴルフボールに関し、更に詳述すると、反発性、スピン
特性を向上させた多層構造ソリッドゴルフボールに関す
る。
間層を介してカバー層を被覆してなる多層構造ソリッド
ゴルフボールに関し、更に詳述すると、反発性、スピン
特性を向上させた多層構造ソリッドゴルフボールに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴルフ
ボールは、糸巻きゴルフボールとソリッドゴルフボール
に大別されるが、一般的には、糸巻きゴルフボールはス
ピン特性に優れ、コントロール性が良い上、ショットし
たときのフィーリングが良好である反面、ソリッドゴル
フボールに比べて飛距離が劣り、逆にソリッドゴルフボ
ールは飛距離が優れているが、スピン特性、フィーリン
グの面で劣るとされている。
ボールは、糸巻きゴルフボールとソリッドゴルフボール
に大別されるが、一般的には、糸巻きゴルフボールはス
ピン特性に優れ、コントロール性が良い上、ショットし
たときのフィーリングが良好である反面、ソリッドゴル
フボールに比べて飛距離が劣り、逆にソリッドゴルフボ
ールは飛距離が優れているが、スピン特性、フィーリン
グの面で劣るとされている。
【0003】従来、ソリッドゴルフボールとしては、主
としてツーピースソリッドゴルフボールが使用されてき
たが、最近においては、ソリッドコアに中間層を介して
カバー層を被覆したスリーピース以上の多層構造ソリッ
ドゴルフボールが多く用いられるようになってきた。こ
の多層構造ソリッドゴルフボールは、上記中間層とカバ
ー層の材質、厚さなどを選定したり、中間層、カバー層
を多層にするなどの工夫により、ソリッドゴルフボール
の有する優れた飛距離特性を維持し、或いは更に向上さ
せつつ、ソリッドゴルフボールの欠点とされたスピン特
性、フィーリングなどを改善することができ、糸巻きゴ
ルフボール並みのコントロール性やショット時の良好な
フィーリングを達成することができ、これが最近におい
て、プロゴルファーやアマチュア上級者の間でもソリッ
ドゴルフボールが多用されるようになってきた理由であ
る。
としてツーピースソリッドゴルフボールが使用されてき
たが、最近においては、ソリッドコアに中間層を介して
カバー層を被覆したスリーピース以上の多層構造ソリッ
ドゴルフボールが多く用いられるようになってきた。こ
の多層構造ソリッドゴルフボールは、上記中間層とカバ
ー層の材質、厚さなどを選定したり、中間層、カバー層
を多層にするなどの工夫により、ソリッドゴルフボール
の有する優れた飛距離特性を維持し、或いは更に向上さ
せつつ、ソリッドゴルフボールの欠点とされたスピン特
性、フィーリングなどを改善することができ、糸巻きゴ
ルフボール並みのコントロール性やショット時の良好な
フィーリングを達成することができ、これが最近におい
て、プロゴルファーやアマチュア上級者の間でもソリッ
ドゴルフボールが多用されるようになってきた理由であ
る。
【0004】しかしながら、このような多層構造ソリッ
ドゴルフボールにおいても、ボール反発をより高めて飛
距離の増大を計ること、スピン特性を更に向上させるこ
とが望まれる。
ドゴルフボールにおいても、ボール反発をより高めて飛
距離の増大を計ること、スピン特性を更に向上させるこ
とが望まれる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
反発性、スピン特性をより改良した多層構造ソリッドゴ
ルフボールを提供することを目的とする。
反発性、スピン特性をより改良した多層構造ソリッドゴ
ルフボールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、下記の多層構造ソリ
ッドゴルフボールを提供する。 請求項1:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー樹脂、
他方をウレタン樹脂にて形成すると共に、上記中間層上
に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー層を積層
したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフボール。 請求項2:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー樹脂、
他方をポリエステルエラストマーにて形成すると共に、
上記中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカ
バー層を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴ
ルフボール。 請求項3:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をウレタン樹脂、他方
をポリエステルエラストマーにて形成すると共に、上記
中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー
層を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフ
ボール。 請求項4:上記中間層の表面を粗面化し、この粗面化し
た中間層上に接着剤層を形成した請求項1,2又は3記
載の多層構造ソリッドゴルフボール。 請求項5:上記接着剤層が、エポキシ樹脂系接着剤、ウ
レタン樹脂系接着剤、ビニル樹脂系接着剤及びゴム系接
着剤からなる群から選ばれた接着剤にて形成した請求項
1乃至4のいずれか1項記載の多層構造ソリッドゴルフ
ボール。 請求項6:上記接着剤層が5〜300μmの厚みを有す
る請求項1乃至5のいずれか1項記載の多層構造ソリッ
ドゴルフボール。 請求項7:上記中間層及び/又はカバー層が複数層構成
である請求項1乃至6のいずれか1項記載の多層構造ソ
リッドゴルフボール。
発明は、上記目的を達成するため、下記の多層構造ソリ
ッドゴルフボールを提供する。 請求項1:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー樹脂、
他方をウレタン樹脂にて形成すると共に、上記中間層上
に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー層を積層
したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフボール。 請求項2:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー樹脂、
他方をポリエステルエラストマーにて形成すると共に、
上記中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカ
バー層を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴ
ルフボール。 請求項3:ソリッドコアに中間層を介してカバー層を被
覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおいて、上
記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.7〜3
mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形成し、
これら中間層及びカバー層の一方をウレタン樹脂、他方
をポリエステルエラストマーにて形成すると共に、上記
中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー
層を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフ
ボール。 請求項4:上記中間層の表面を粗面化し、この粗面化し
た中間層上に接着剤層を形成した請求項1,2又は3記
載の多層構造ソリッドゴルフボール。 請求項5:上記接着剤層が、エポキシ樹脂系接着剤、ウ
レタン樹脂系接着剤、ビニル樹脂系接着剤及びゴム系接
着剤からなる群から選ばれた接着剤にて形成した請求項
1乃至4のいずれか1項記載の多層構造ソリッドゴルフ
ボール。 請求項6:上記接着剤層が5〜300μmの厚みを有す
る請求項1乃至5のいずれか1項記載の多層構造ソリッ
ドゴルフボール。 請求項7:上記中間層及び/又はカバー層が複数層構成
である請求項1乃至6のいずれか1項記載の多層構造ソ
リッドゴルフボール。
【0007】即ち、本発明者は、ソリッドコアに中間層
を介してカバー層を形成した多層構造ソリッドゴルフボ
ールの構成について鋭意検討を行った結果、従来のこの
種の多層構造ソリッドゴルフボールは、ソリッドコアに
中間層を形成した後、この中間層の表面を研磨等によっ
て機械的に粗にし、その上にカバー層を形成しており、
中間層とカバー層との間の接合は、主としてかかる粗面
によるアンカー効果に依存していたものであるが、この
ような接合方法では中間層とカバー層との接合が不十分
で、その界面においてボールの反発ロスやスピンロスが
生じることを知見した。
を介してカバー層を形成した多層構造ソリッドゴルフボ
ールの構成について鋭意検討を行った結果、従来のこの
種の多層構造ソリッドゴルフボールは、ソリッドコアに
中間層を形成した後、この中間層の表面を研磨等によっ
て機械的に粗にし、その上にカバー層を形成しており、
中間層とカバー層との間の接合は、主としてかかる粗面
によるアンカー効果に依存していたものであるが、この
ような接合方法では中間層とカバー層との接合が不十分
で、その界面においてボールの反発ロスやスピンロスが
生じることを知見した。
【0008】そこで、この界面における反発ロス、スピ
ンロスを防止することについて更に検討した結果、中間
層とカバー層との間に接着剤を介在させ、両層を接着剤
によって接合することにより、両層の境界の接着が強固
になり、ボールの反発とスピン特性が向上することを見
出し、本発明をなすに至ったものである。
ンロスを防止することについて更に検討した結果、中間
層とカバー層との間に接着剤を介在させ、両層を接着剤
によって接合することにより、両層の境界の接着が強固
になり、ボールの反発とスピン特性が向上することを見
出し、本発明をなすに至ったものである。
【0009】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の多層構造ソリッドゴルフボール1は、図1
に示すように、ソリッドコア2に中間層3を被覆し、更
にカバー層4を被覆したものであるが、この場合、中間
層3とカバー層4との間に接着剤層5を介在させ、中間
層3とカバー層4とを接着剤によって接着させたもので
ある。
と、本発明の多層構造ソリッドゴルフボール1は、図1
に示すように、ソリッドコア2に中間層3を被覆し、更
にカバー層4を被覆したものであるが、この場合、中間
層3とカバー層4との間に接着剤層5を介在させ、中間
層3とカバー層4とを接着剤によって接着させたもので
ある。
【0010】この場合、中間層、カバー層の材質につい
ては、中間層としては、アイオノマー樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステルエラストマーなどが用いられ、カバー
層としては、アイオノマー樹脂、ウレタン樹脂などが用
いられる。なお、中間層とカバー層とは、異なる樹脂材
料が使用され、一方(例えば中間層)がアイオノマー樹
脂、他方(例えばカバー層)がウレタン樹脂、一方がポ
リエステルエラストマー、他方がアイオノマー樹脂、一
方がポリエステルエラストマー、他方がウレタン樹脂と
なる組み合わせが用いられる。
ては、中間層としては、アイオノマー樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステルエラストマーなどが用いられ、カバー
層としては、アイオノマー樹脂、ウレタン樹脂などが用
いられる。なお、中間層とカバー層とは、異なる樹脂材
料が使用され、一方(例えば中間層)がアイオノマー樹
脂、他方(例えばカバー層)がウレタン樹脂、一方がポ
リエステルエラストマー、他方がアイオノマー樹脂、一
方がポリエステルエラストマー、他方がウレタン樹脂と
なる組み合わせが用いられる。
【0011】また、上記中間層の厚さは1.5〜5mm
であり、カバー層の厚さは0.7〜3mm、特に1〜2
mmとすることが好ましい。なお、中間層とカバー層は
通常それぞれ単層に形成されるが、必要により中間層や
カバー層をそれぞれ複数層構成とすることもできる。
であり、カバー層の厚さは0.7〜3mm、特に1〜2
mmとすることが好ましい。なお、中間層とカバー層は
通常それぞれ単層に形成されるが、必要により中間層や
カバー層をそれぞれ複数層構成とすることもできる。
【0012】上記中間層とカバー層とを接着する接着剤
としては特に制限されず、両層を強固に接合させるもの
であればよいが、特にはエポキシ樹脂系接着剤、ウレタ
ン樹脂系接着剤、ビニル樹脂系接着剤、ゴム系接着剤な
どが好適に用いられる。
としては特に制限されず、両層を強固に接合させるもの
であればよいが、特にはエポキシ樹脂系接着剤、ウレタ
ン樹脂系接着剤、ビニル樹脂系接着剤、ゴム系接着剤な
どが好適に用いられる。
【0013】なお、接着剤を中間層に塗布する前に常法
に従って中間層表面を粗面化することができる。また、
接着剤層の厚さは5〜300μm、特に10〜100μ
mとされる。
に従って中間層表面を粗面化することができる。また、
接着剤層の厚さは5〜300μm、特に10〜100μ
mとされる。
【0014】更に、上記したように、必要に応じて中間
層、カバー層をそれぞれ複数層構成とすることができる
が、この場合この複数層間を上記のような接着剤で接合
することは任意である。
層、カバー層をそれぞれ複数層構成とすることができる
が、この場合この複数層間を上記のような接着剤で接合
することは任意である。
【0015】一方、ソリッドコアとしては、ポリブタジ
エンゴム等の公知のゴム材料を用いて形成した公知組成
のものとすることができ、その構成材料、物性などは公
知のソリッドコアと同様のものにすることができるが、
通常100kgの荷重をかけたときのたわみ量が1.0
〜10.0mmである、ゴム組成物を主体としたものか
ら形成することができる。その大きさも、通常の大きさ
とすることができる。
エンゴム等の公知のゴム材料を用いて形成した公知組成
のものとすることができ、その構成材料、物性などは公
知のソリッドコアと同様のものにすることができるが、
通常100kgの荷重をかけたときのたわみ量が1.0
〜10.0mmである、ゴム組成物を主体としたものか
ら形成することができる。その大きさも、通常の大きさ
とすることができる。
【0016】なお、ソリッドコアと上記中間層とは、必
要により上記のような接着剤で接着することもできる。
また、ソリッドコアは、単層構成に限られず、複数層構
成であってもよい。
要により上記のような接着剤で接着することもできる。
また、ソリッドコアは、単層構成に限られず、複数層構
成であってもよい。
【0017】本発明のゴルフボールを製造する方法とし
ては、上述したように中間層表面に接着剤を塗布した
後、これにカバー層を積層するようにする以外は公知の
方法に従うことができ、またボールの大きさなどについ
てはゴルフ規則に従うことができる。
ては、上述したように中間層表面に接着剤を塗布した
後、これにカバー層を積層するようにする以外は公知の
方法に従うことができ、またボールの大きさなどについ
てはゴルフ規則に従うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の多層構造ソリッドゴルフボール
は、反発性、スピン特性が良好なものである。
は、反発性、スピン特性が良好なものである。
【0019】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。
【0020】〔実施例1,2、比較例1,2〕表1に示
す組成のソリッドコアをその成分を混練し、常法に従っ
て加圧成形することにより製造した。これに、中間層と
してアイオノマー樹脂混合物〔ハイミラン1706/ハ
イミラン1605=1/1(重量比)〕を射出成形によ
って被覆し、その表面を機械的に粗面化した後、接着剤
をディスパーション塗装法により塗布し、更にウレタン
樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、パンデックスT
7890)を射出成形により被覆し、図1に示すような
表2の性状のスリーピースゴルフボールを製造した。こ
の場合、接着剤としては、主剤が末端アミンタイプカル
ボキシル基含有高分子化合物水分散体、硬化剤がポリカ
ルボジイミド系架橋剤である2液硬化性水系ウレタン接
着剤を使用し、主剤と硬化剤とを100:5の重量比で
混合して用いた。なお、ウレタン樹脂の射出成形につい
ては、接着剤を乾燥させてから行った。
す組成のソリッドコアをその成分を混練し、常法に従っ
て加圧成形することにより製造した。これに、中間層と
してアイオノマー樹脂混合物〔ハイミラン1706/ハ
イミラン1605=1/1(重量比)〕を射出成形によ
って被覆し、その表面を機械的に粗面化した後、接着剤
をディスパーション塗装法により塗布し、更にウレタン
樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、パンデックスT
7890)を射出成形により被覆し、図1に示すような
表2の性状のスリーピースゴルフボールを製造した。こ
の場合、接着剤としては、主剤が末端アミンタイプカル
ボキシル基含有高分子化合物水分散体、硬化剤がポリカ
ルボジイミド系架橋剤である2液硬化性水系ウレタン接
着剤を使用し、主剤と硬化剤とを100:5の重量比で
混合して用いた。なお、ウレタン樹脂の射出成形につい
ては、接着剤を乾燥させてから行った。
【0021】また、比較のため、上記接着剤層を形成し
ない以外は上記と同様にして比較例1,2のスリーピー
スゴルフボールを製造した。
ない以外は上記と同様にして比較例1,2のスリーピー
スゴルフボールを製造した。
【0022】得られたゴルフボールにつき、下記方法に
よって飛び性能、打撃耐久性を調べた。その結果を表2
に示す。飛び性能試験 ツルーテンパー社製スイングロボットを用い、ドライバ
ーでヘッドスピード50m/s(表ではW#1、HS5
0と略記)でショットしたときのキャリー、トータルの
飛距離を測定した。
よって飛び性能、打撃耐久性を調べた。その結果を表2
に示す。飛び性能試験 ツルーテンパー社製スイングロボットを用い、ドライバ
ーでヘッドスピード50m/s(表ではW#1、HS5
0と略記)でショットしたときのキャリー、トータルの
飛距離を測定した。
【0023】また、同ロボットを用い、サンドウェッジ
でヘッドスピード20m/s(表ではSW、HS20と
略記)でショットし、サイエンスアイ(ブリヂストン社
製)でスピンを観測した。耐久性試験 ツルーテンパー社製スイングロボットを用い、ドライバ
ーでヘッドスピード38m/sで300回ショットした
場合に割れが何回のショットで生じるかを評価した。
でヘッドスピード20m/s(表ではSW、HS20と
略記)でショットし、サイエンスアイ(ブリヂストン社
製)でスピンを観測した。耐久性試験 ツルーテンパー社製スイングロボットを用い、ドライバ
ーでヘッドスピード38m/sで300回ショットした
場合に割れが何回のショットで生じるかを評価した。
【0024】
【表1】 *1 ハイミラン1706、同1605は、いずれも三
井・デュポンポリケミカル社製のアイオノマー樹脂で下
記の通りのものである。 ハイミラン1706:エチレン−メタクリル酸共重合体
アイオノマー、酸含量約15重量%、イオン種Zn、イ
オン化度約60モル% ハイミラン1605:エチレン−メタクリル酸共重合体
アイオノマー、酸含量約15重量%、イオン種Na、イ
オン化度約30モル%
井・デュポンポリケミカル社製のアイオノマー樹脂で下
記の通りのものである。 ハイミラン1706:エチレン−メタクリル酸共重合体
アイオノマー、酸含量約15重量%、イオン種Zn、イ
オン化度約60モル% ハイミラン1605:エチレン−メタクリル酸共重合体
アイオノマー、酸含量約15重量%、イオン種Na、イ
オン化度約30モル%
【0025】
【表2】 *2 100kg荷重負荷時のたわみ量(なお、中間層
の硬度はソリッドコアに中間層を被覆した状態でのたわ
み量を示す)
の硬度はソリッドコアに中間層を被覆した状態でのたわ
み量を示す)
【0026】〔実施例3〜6、比較例3〜6〕表3に示
す組成のソリッドコア、中間層及びカバー層を用い、接
着剤を希釈してスプレー塗布した以外は上記の実施例と
同様にしてスリーピースゴルフボールを製造した。
す組成のソリッドコア、中間層及びカバー層を用い、接
着剤を希釈してスプレー塗布した以外は上記の実施例と
同様にしてスリーピースゴルフボールを製造した。
【0027】得られたゴルフボールについては、上記の
方法と同様にして、ドライバーでヘッドスピード50m
/s(W#1、HS50)、45m/s(W#1、HS
45)、5番アイアンでヘッドスピード40m/s(I
#5、HS40)、サンドウェッジでヘッドスピード2
5m/s(SW、HS25)でショットしたときの性
能、打撃耐久性をそれぞれ測定した。その結果を表4に
示す。
方法と同様にして、ドライバーでヘッドスピード50m
/s(W#1、HS50)、45m/s(W#1、HS
45)、5番アイアンでヘッドスピード40m/s(I
#5、HS40)、サンドウェッジでヘッドスピード2
5m/s(SW、HS25)でショットしたときの性
能、打撃耐久性をそれぞれ測定した。その結果を表4に
示す。
【0028】
【表3】 *4 日本合成ゴム(株)製、BR01:BR11/5
0:50(重量比) *5 東レ・デュポン株式会社製 商品名ハイトレルH
4047 *6 サーリンS8120(Na系アイオノマー)とハ
イミラン1855(Zn系アイオノマー)とを65:3
5(重量比)の割合で配合したアイオノマー樹脂混合物 *7 上記と同様の2液硬化性水系ウレタン接着剤 *8 サンスター(株)社製、製品名251 *9 コニシボンド社製、製品名G17 *10 ハイミラン1706とハイミラン1605とを
50:50(重量比)の割合で配合したアイオノマー樹
脂混合物 *11 大日本インキ化学工業(株)製、パンデックス
T7890
0:50(重量比) *5 東レ・デュポン株式会社製 商品名ハイトレルH
4047 *6 サーリンS8120(Na系アイオノマー)とハ
イミラン1855(Zn系アイオノマー)とを65:3
5(重量比)の割合で配合したアイオノマー樹脂混合物 *7 上記と同様の2液硬化性水系ウレタン接着剤 *8 サンスター(株)社製、製品名251 *9 コニシボンド社製、製品名G17 *10 ハイミラン1706とハイミラン1605とを
50:50(重量比)の割合で配合したアイオノマー樹
脂混合物 *11 大日本インキ化学工業(株)製、パンデックス
T7890
【0029】
【表4】
【0030】表2,4に示した結果より、本発明のソリ
ッドゴルフボールは、打撃時の初速度が向上し、高反発
性に優れ、飛距離を増大することができると共に、アイ
アンショット時のスピン特性が優れていることを確認す
ることができる。更に、本発明ソリッドゴルフボール
は、上記の結果より耐久性にも優れていることが分かっ
た。
ッドゴルフボールは、打撃時の初速度が向上し、高反発
性に優れ、飛距離を増大することができると共に、アイ
アンショット時のスピン特性が優れていることを確認す
ることができる。更に、本発明ソリッドゴルフボール
は、上記の結果より耐久性にも優れていることが分かっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるソリッドゴルフボー
ルを示す断面図である。
ルを示す断面図である。
1 ソリッドゴルフボール 2 センターコア 3 中間層 4 カバー層 5 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下坂 浩貴 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 井上 道夫 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 笠嶋 厚紀 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 市川 八州史 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 ソリッドコアに中間層を介してカバー層
を被覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおい
て、上記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.
7〜3mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形
成し、これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー
樹脂、他方をウレタン樹脂にて形成すると共に、上記中
間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上にカバー層
を積層したことを特徴とする多層構造ソリッドゴルフボ
ール。 - 【請求項2】 ソリッドコアに中間層を介してカバー層
を被覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおい
て、上記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.
7〜3mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形
成し、これら中間層及びカバー層の一方をアイオノマー
樹脂、他方をポリエステルエラストマーにて形成すると
共に、上記中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層
上にカバー層を積層したことを特徴とする多層構造ソリ
ッドゴルフボール。 - 【請求項3】 ソリッドコアに中間層を介してカバー層
を被覆してなる多層構造ソリッドゴルフボールにおい
て、上記中間層を1.5〜5mm、上記カバー層を0.
7〜3mmの各厚みで互いに異なる樹脂材料によって形
成し、これら中間層及びカバー層の一方をウレタン樹
脂、他方をポリエステルエラストマーにて形成すると共
に、上記中間層上に接着剤層を形成し、この接着剤層上
にカバー層を積層したことを特徴とする多層構造ソリッ
ドゴルフボール。 - 【請求項4】 上記中間層の表面を粗面化し、この粗面
化した中間層上に接着剤層を形成した請求項1,2又は
3記載の多層構造ソリッドゴルフボール。 - 【請求項5】 上記接着剤層が、エポキシ樹脂系接着
剤、ウレタン樹脂系接着剤、ビニル樹脂系接着剤及びゴ
ム系接着剤からなる群から選ばれた接着剤にて形成した
請求項1乃至4のいずれか1項記載の多層構造ソリッド
ゴルフボール。 - 【請求項6】 上記接着剤層が5〜300μmの厚みを
有する請求項1乃至5のいずれか1項記載の多層構造ソ
リッドゴルフボール。 - 【請求項7】 上記中間層及び/又はカバー層が複数層
構成である請求項1乃至6のいずれか1項記載の多層構
造ソリッドゴルフボール。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-302474 | 1996-10-28 | ||
| JP30247496 | 1996-10-28 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09219285A Division JP3125722B2 (ja) | 1996-10-28 | 1997-07-30 | 多層構造ソリッドゴルフボール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001000585A true JP2001000585A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=17909390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000177818A Pending JP2001000585A (ja) | 1996-10-28 | 2000-06-14 | 多層構造ソリッドゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001000585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6992145B2 (en) | 2002-05-31 | 2006-01-31 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
| US7682266B2 (en) | 2004-07-29 | 2010-03-23 | Sri Sports Ltd. | Golf ball |
| US8419570B2 (en) | 2004-07-29 | 2013-04-16 | Dunlop Sports Co. Ltd. | Golf ball |
| US9033824B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-05-19 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000177818A patent/JP2001000585A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6992145B2 (en) | 2002-05-31 | 2006-01-31 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
| US7682266B2 (en) | 2004-07-29 | 2010-03-23 | Sri Sports Ltd. | Golf ball |
| US7914397B2 (en) | 2004-07-29 | 2011-03-29 | Sri Sports Limited | Golf ball |
| US8419570B2 (en) | 2004-07-29 | 2013-04-16 | Dunlop Sports Co. Ltd. | Golf ball |
| US9033824B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-05-19 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040414 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041208 |