JP2001097178A - ガス発生器 - Google Patents
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、エアバッグ膨張展開用の制御を信
頼性の高いものとできるガス発生器を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明のガス発生器Dは、各燃焼室3、
4内のガス発生剤7を各点火器8、9で夫々独立して燃
焼させるものである。そして、各点火器8、9を、相異
なるコネクタ33、34との接続構成(パターンE)を
以て、ハウジング1に夫々装着するものである。
頼性の高いものとできるガス発生器を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明のガス発生器Dは、各燃焼室3、
4内のガス発生剤7を各点火器8、9で夫々独立して燃
焼させるものである。そして、各点火器8、9を、相異
なるコネクタ33、34との接続構成(パターンE)を
以て、ハウジング1に夫々装着するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内のガ
ス発生剤を複数の点火器によって燃焼させて、エアバッ
グの膨張展開を制御可能とするガス発生器に関する。
ス発生剤を複数の点火器によって燃焼させて、エアバッ
グの膨張展開を制御可能とするガス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突時に生じる衝撃から乗員を
保護するため、急速にエアバッグを膨張展開させるガス
発生器は、ステアリングホイール内やインストルメント
パネル内に装着されたエアバッグモジュールに組み込ま
れている。そして、ガス発生器は、コントロールユニッ
ト(作動器)からの通電によって点火器(スクイブ)を
発火し、この火炎によりガス発生剤を燃焼させて、多量
のガスを急激に発生させるものである。
保護するため、急速にエアバッグを膨張展開させるガス
発生器は、ステアリングホイール内やインストルメント
パネル内に装着されたエアバッグモジュールに組み込ま
れている。そして、ガス発生器は、コントロールユニッ
ト(作動器)からの通電によって点火器(スクイブ)を
発火し、この火炎によりガス発生剤を燃焼させて、多量
のガスを急激に発生させるものである。
【0003】従来のガス発生器では、乗員の着座姿勢
(正規着座、前屈み等の非正規着座)の如何に拘らず、
常に、エアバッグを急速に膨張展開させる形態を有して
いる。従って、自動車の乗員の着座姿勢に応じたエアバ
ッグの展開が困難であり、乗員を保護するエアバッグ本
来の機能を発揮できないという問題がある。
(正規着座、前屈み等の非正規着座)の如何に拘らず、
常に、エアバッグを急速に膨張展開させる形態を有して
いる。従って、自動車の乗員の着座姿勢に応じたエアバ
ッグの展開が困難であり、乗員を保護するエアバッグ本
来の機能を発揮できないという問題がある。
【0004】そこで、近年、ガス発生器においては、エ
アバッグの初期膨張を緩やかにするなど、乗員の着座姿
勢に応じてエアバッグを展開するものが提案・開発され
つつある。
アバッグの初期膨張を緩やかにするなど、乗員の着座姿
勢に応じてエアバッグを展開するものが提案・開発され
つつある。
【0005】エアバッグの初期膨張を緩やかにする技術
としては、助手席用エアバッグを膨張展開させるガス発
生器(ソフト・インフレータ)が知られている。
としては、助手席用エアバッグを膨張展開させるガス発
生器(ソフト・インフレータ)が知られている。
【0006】このガス発生器は、長尺円筒状のハウジン
グを2つの燃焼室に画成し、各燃焼室内にガス発生剤を
装填したもので、各燃焼室内のガス発生剤を2つの点火
器(スクイブ)によって夫々独立して燃焼させる。
グを2つの燃焼室に画成し、各燃焼室内にガス発生剤を
装填したもので、各燃焼室内のガス発生剤を2つの点火
器(スクイブ)によって夫々独立して燃焼させる。
【0007】そして、各点火器(スクイブ)を時間差を
以て作動(通電発火)して、各燃焼室内のガス発生剤を
順次燃焼させる。これによって、エアバッグの膨張初期
において、1の燃焼室で発生した少量のガスによって緩
やかに膨張展開させ、その後に各燃焼室で発生した多量
のガスによってエアバッグを急速に膨張展開させる。
以て作動(通電発火)して、各燃焼室内のガス発生剤を
順次燃焼させる。これによって、エアバッグの膨張初期
において、1の燃焼室で発生した少量のガスによって緩
やかに膨張展開させ、その後に各燃焼室で発生した多量
のガスによってエアバッグを急速に膨張展開させる。
【0008】この様に、各点火器の作動(通電発火)を
適宜選択することで、乗員の着座姿勢に応じたエアバッ
グの膨張展開を制御可能としている。
適宜選択することで、乗員の着座姿勢に応じたエアバッ
グの膨張展開を制御可能としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス発生器(ソフト・インフレータ)では、各点火器
(スクイブ)の作動(通電発火)をコントロールユニッ
ト(作動器)からの通電によって行なっており、該各点
火器とコントロールユニットとの接続を間違えるおそれ
がある。
ガス発生器(ソフト・インフレータ)では、各点火器
(スクイブ)の作動(通電発火)をコントロールユニッ
ト(作動器)からの通電によって行なっており、該各点
火器とコントロールユニットとの接続を間違えるおそれ
がある。
【0010】この様に接続間違いが発生すると、各点火
器の作動が逆転し、各燃焼室の燃焼順も逆転することか
ら、エアバッグ膨張展開を適正に行えなくなり、その信
頼性も低いものとなる。
器の作動が逆転し、各燃焼室の燃焼順も逆転することか
ら、エアバッグ膨張展開を適正に行えなくなり、その信
頼性も低いものとなる。
【0011】本発明は、エアバッグの膨張展開を制御可
能となし、その信頼性を高めることのできるガス発生器
を提供することにある。
能となし、その信頼性を高めることのできるガス発生器
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明のガス発生器は、ハウジング内のガス発生剤を
複数の点火器により燃焼させるもので、各点火器を、通
電により発熱する抵抗発熱体で着火薬を発火させる電気
式となし、抵抗発熱体の抵抗値を相異ならせたものであ
る。これによって、各点火器に微弱電流を流して、抵抗
値や電圧等を測定することで、各点火器を識別できるの
で、各点火器とコントロールユニット(作動器)との誤
接続を判別でき、点火回路を適正に接続することができ
る。又、各点火器の作動(通電発火)を適宜選択するこ
とで、ガス量を調整して、エアバッグ膨張展開を制御可
能にできる。
の本発明のガス発生器は、ハウジング内のガス発生剤を
複数の点火器により燃焼させるもので、各点火器を、通
電により発熱する抵抗発熱体で着火薬を発火させる電気
式となし、抵抗発熱体の抵抗値を相異ならせたものであ
る。これによって、各点火器に微弱電流を流して、抵抗
値や電圧等を測定することで、各点火器を識別できるの
で、各点火器とコントロールユニット(作動器)との誤
接続を判別でき、点火回路を適正に接続することができ
る。又、各点火器の作動(通電発火)を適宜選択するこ
とで、ガス量を調整して、エアバッグ膨張展開を制御可
能にできる。
【0013】又、本発明のガス発生器は、複数の燃焼室
内のガス発生剤を複数の点火器により夫々独立して燃焼
させるもので、各点火器を、通電により発熱する抵抗発
熱体により着火薬を発火させる電気式となし、抵抗発熱
体の抵抗値を相異ならせたものである。これによって、
各点火器に微弱電流を流して、抵抗値や電圧を測定する
ことで、各点火器を識別できるので、各点火器とコント
ロールユニット(作動器)との誤接続を判別でき、点火
回路を適正に接続できる。従って、各燃焼室の燃焼順を
逆転させることなく、各点火器の作動を適正に行なうこ
とができ、エアバッグ膨張展開の制御を信頼性の高いも
のにすることが可能となる。
内のガス発生剤を複数の点火器により夫々独立して燃焼
させるもので、各点火器を、通電により発熱する抵抗発
熱体により着火薬を発火させる電気式となし、抵抗発熱
体の抵抗値を相異ならせたものである。これによって、
各点火器に微弱電流を流して、抵抗値や電圧を測定する
ことで、各点火器を識別できるので、各点火器とコント
ロールユニット(作動器)との誤接続を判別でき、点火
回路を適正に接続できる。従って、各燃焼室の燃焼順を
逆転させることなく、各点火器の作動を適正に行なうこ
とができ、エアバッグ膨張展開の制御を信頼性の高いも
のにすることが可能となる。
【0014】本発明において抵抗発熱体の抵抗値の差
は、抵抗発熱体の形状又は材質を選択することにより達
成できる。又、各点火器間において、抵抗発熱体の抵抗
値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6〜2.0
〔Ω〕とすることで、各点火器の識別を可能となすもの
である。
は、抵抗発熱体の形状又は材質を選択することにより達
成できる。又、各点火器間において、抵抗発熱体の抵抗
値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6〜2.0
〔Ω〕とすることで、各点火器の識別を可能となすもの
である。
【0015】本発明の実施形態におけるガス発生器につ
いて説明する。本発明のガス発生器は、ハウジング内の
ガス発生剤を、ハウジング内に装着される複数の点火器
によって燃焼させて、エアバッグの展開形態を制御可能
としたものである。又、本発明のガス発生器は、各点火
器を抵抗発熱体への通電により発火する電気式となし、
抵抗発熱体の抵抗値を相異なるものとなすことで、各点
火器の夫々と作動器との接続を確実ならしめ、エアバッ
グ膨張展開の制御を信頼性の高いものにしたものであ
る。
いて説明する。本発明のガス発生器は、ハウジング内の
ガス発生剤を、ハウジング内に装着される複数の点火器
によって燃焼させて、エアバッグの展開形態を制御可能
としたものである。又、本発明のガス発生器は、各点火
器を抵抗発熱体への通電により発火する電気式となし、
抵抗発熱体の抵抗値を相異なるものとなすことで、各点
火器の夫々と作動器との接続を確実ならしめ、エアバッ
グ膨張展開の制御を信頼性の高いものにしたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス発生器を、図
1〜図5に基づいて説明する。 尚、本発明のガス発生
器の用途の例として、運転席用エアバッグを膨張展開さ
せるもの〔図1参照〕と、助手席用又は側面衝突用エア
バッグを膨張展開させるもの〔図5参照〕について説明
する。
1〜図5に基づいて説明する。 尚、本発明のガス発生
器の用途の例として、運転席用エアバッグを膨張展開さ
せるもの〔図1参照〕と、助手席用又は側面衝突用エア
バッグを膨張展開させるもの〔図5参照〕について説明
する。
【0017】図1に示すガス発生器Dは、運転席用エア
バッグを膨張展開させるもので、短尺円筒状のハウジン
グ1と、ハウジング1内に装着される内筒材2と、内筒
材2内を上下2つの燃焼室3、4に画成する仕切部材5
と、各燃焼室3、4内に夫々装着されるフィルタ6及び
ガス発生剤7と、各燃焼室3、4内のガス発生剤7を夫
々独立して燃焼させる点火器8、9とを備えている。
バッグを膨張展開させるもので、短尺円筒状のハウジン
グ1と、ハウジング1内に装着される内筒材2と、内筒
材2内を上下2つの燃焼室3、4に画成する仕切部材5
と、各燃焼室3、4内に夫々装着されるフィルタ6及び
ガス発生剤7と、各燃焼室3、4内のガス発生剤7を夫
々独立して燃焼させる点火器8、9とを備えている。
【0018】ハウジング1は、上容器10と下容器11
とで二重円筒構造にされている。このハウジング1は、
各容器10、11を突き合わせ溶接(例えば、摩擦圧
接)により接合することで、外筒12、及び内筒13と
の上下端を2つの蓋板14、15で閉鎖する構造であ
る。これで、ハウジング1の内部は、外筒12と内筒1
3間の密閉空間S(環状空間)と、内筒13内側の空間
S1とに画成される。
とで二重円筒構造にされている。このハウジング1は、
各容器10、11を突き合わせ溶接(例えば、摩擦圧
接)により接合することで、外筒12、及び内筒13と
の上下端を2つの蓋板14、15で閉鎖する構造であ
る。これで、ハウジング1の内部は、外筒12と内筒1
3間の密閉空間S(環状空間)と、内筒13内側の空間
S1とに画成される。
【0019】ハウジング1の外筒12には、密閉空間S
と外部(エアバッグ内)を連通する複数のガス放出孔1
2aが形成され、これら各ガス放出孔12aは外筒12
の上端側(上蓋板14側)に開口し、ハウジング1の周
方向に所定間隔毎に配置されている。又各ガス放出孔1
2aは外筒12内周に貼着されたバーストプレート16
にて閉鎖されている。バーストプレート16は、例えば
アルミ等の金属箔で形成され、ハウジング1の防湿と内
圧調整の役割を果たす。
と外部(エアバッグ内)を連通する複数のガス放出孔1
2aが形成され、これら各ガス放出孔12aは外筒12
の上端側(上蓋板14側)に開口し、ハウジング1の周
方向に所定間隔毎に配置されている。又各ガス放出孔1
2aは外筒12内周に貼着されたバーストプレート16
にて閉鎖されている。バーストプレート16は、例えば
アルミ等の金属箔で形成され、ハウジング1の防湿と内
圧調整の役割を果たす。
【0020】又、内筒13には、各空間S、S1を連通
する複数の導火孔13aが形成され、これら各導火孔1
3aは内筒13の上端側(上蓋板14側)に開口し、ハ
ウジング1の周方向に所定間隔毎に配置されている。
する複数の導火孔13aが形成され、これら各導火孔1
3aは内筒13の上端側(上蓋板14側)に開口し、ハ
ウジング1の周方向に所定間隔毎に配置されている。
【0021】又、ハウジング1の下蓋板15には、密閉
空間S内に突出する短尺内筒18が一体形成されてい
る。短尺内筒18はハウジング1(内筒13)の軸心か
ら外筒12側に偏心されて、外筒12と内筒13間に位
置している。又下蓋板15の外周縁には外筒12の径外
側に沿って上蓋板14側に延びるフランジ筒21が形成
され、該フランジ筒21のフランジ22にエアバッグモ
ジュール(エアバッグ、バッグカバー等からなる)のリ
テーナ等(図示省略)が取り付けられる。
空間S内に突出する短尺内筒18が一体形成されてい
る。短尺内筒18はハウジング1(内筒13)の軸心か
ら外筒12側に偏心されて、外筒12と内筒13間に位
置している。又下蓋板15の外周縁には外筒12の径外
側に沿って上蓋板14側に延びるフランジ筒21が形成
され、該フランジ筒21のフランジ22にエアバッグモ
ジュール(エアバッグ、バッグカバー等からなる)のリ
テーナ等(図示省略)が取り付けられる。
【0022】又、ハウジング1内の密閉空間Sには、内
筒材2が装着されている。内筒材2は、例えば多孔金属
板(パンチングメタル)やエクスパンディッドメタル等
を円筒状に成形して製作される。この内筒材2は、外筒
12と短尺内筒18間に装着され、下蓋板15から上蓋
板14近傍まで延在している。又内筒材2の上端は、内
筒13外周に嵌め込まれた蓋板リング23にて閉鎖され
ている。これで、内筒材2は、密閉空間Sを外筒12側
のガス通過空間S2(環状空間)と、内筒13側の燃焼
空間S3(環状空間)とに画成している。尚、内筒材2
には、パンチングメタル等によって各空間S2、S3を
連通する複数のガス通過孔2aを有している。
筒材2が装着されている。内筒材2は、例えば多孔金属
板(パンチングメタル)やエクスパンディッドメタル等
を円筒状に成形して製作される。この内筒材2は、外筒
12と短尺内筒18間に装着され、下蓋板15から上蓋
板14近傍まで延在している。又内筒材2の上端は、内
筒13外周に嵌め込まれた蓋板リング23にて閉鎖され
ている。これで、内筒材2は、密閉空間Sを外筒12側
のガス通過空間S2(環状空間)と、内筒13側の燃焼
空間S3(環状空間)とに画成している。尚、内筒材2
には、パンチングメタル等によって各空間S2、S3を
連通する複数のガス通過孔2aを有している。
【0023】内筒材2内の燃焼空間S3は、仕切部材5
によって上下2つの燃焼室3、4に画成されている。仕
切部材5は、各蓋板14、15と略平行として内筒材2
内に圧入され、燃焼空間S3内を所定の容積割合で各燃
焼室3、4に画成している。又、仕切部材5は内筒13
外周に嵌め込まれて短尺内筒18上側に位置決めされて
いる。
によって上下2つの燃焼室3、4に画成されている。仕
切部材5は、各蓋板14、15と略平行として内筒材2
内に圧入され、燃焼空間S3内を所定の容積割合で各燃
焼室3、4に画成している。又、仕切部材5は内筒13
外周に嵌め込まれて短尺内筒18上側に位置決めされて
いる。
【0024】そして、各燃焼室3、4内には、フィルタ
6が装着され、ガス発生剤7が装填されている。各フィ
ルタ6は、例えばメリヤス編み金網やクリンプ織り金属
線材の集合体を円筒状に成形することによって安価に製
作される。各フィルタ6は、内筒材2と短尺内筒18間
に装着され、燃焼室3内で仕切部材5から蓋板リング2
3まで延在し、又燃焼室4内で下蓋板15から仕切部材
5まで延在している。又各燃焼室3、4のフィルタ6内
には、燃焼により高温ガスを発生するガス発生剤7が装
填され、その装填量は、エアバッグの膨張展開を制御可
能となす量に調整されている。
6が装着され、ガス発生剤7が装填されている。各フィ
ルタ6は、例えばメリヤス編み金網やクリンプ織り金属
線材の集合体を円筒状に成形することによって安価に製
作される。各フィルタ6は、内筒材2と短尺内筒18間
に装着され、燃焼室3内で仕切部材5から蓋板リング2
3まで延在し、又燃焼室4内で下蓋板15から仕切部材
5まで延在している。又各燃焼室3、4のフィルタ6内
には、燃焼により高温ガスを発生するガス発生剤7が装
填され、その装填量は、エアバッグの膨張展開を制御可
能となす量に調整されている。
【0025】ハウジング1の内筒13、短尺内筒18に
は、各点火器8、9が夫々装着されている。
は、各点火器8、9が夫々装着されている。
【0026】各点火器8、9は、図2に示す如く、電橋
線24(抵抗発熱体)への通電により着火薬26を発火
させるピン型スクイブを用いている。
線24(抵抗発熱体)への通電により着火薬26を発火
させるピン型スクイブを用いている。
【0027】これら各点火器8、9は、コップ状の管体
25と、管体25内に収納される着火薬26と、電橋線
24を通電するためのリードピン27、28と、軸状の
塞栓29とを備え、塞栓29を管体25内に嵌挿するこ
とで電橋線24と着火薬26を接圧状態で封じている。
電橋線24は、管体25内で各リードピン27、28に
夫々接続され、該各リードピン27、28間に架設され
ている。又、各リードピン27、28は、管体25内か
ら塞栓29を貫通して管体25反対側に突出している。
管体25には管体25内外に連通する発火孔25aが設
けられている。尚、発火孔25aは、着火薬26の発火
により破断されるスコアとして形成されていてもよい。
25と、管体25内に収納される着火薬26と、電橋線
24を通電するためのリードピン27、28と、軸状の
塞栓29とを備え、塞栓29を管体25内に嵌挿するこ
とで電橋線24と着火薬26を接圧状態で封じている。
電橋線24は、管体25内で各リードピン27、28に
夫々接続され、該各リードピン27、28間に架設され
ている。又、各リードピン27、28は、管体25内か
ら塞栓29を貫通して管体25反対側に突出している。
管体25には管体25内外に連通する発火孔25aが設
けられている。尚、発火孔25aは、着火薬26の発火
により破断されるスコアとして形成されていてもよい。
【0028】そして、各点火器8、9は、各リードピン
27、28の突出側から各内筒13、18内に夫々装着
されて、管体25を内筒13内、又は燃焼室4内に突出
している。又各リードピン27、28は、各内筒13、
18内から下蓋板15側に突出されて、車両側コネクタ
30に接続可能にされている。又点火器8は、内筒13
内の伝火剤17に対峙している。
27、28の突出側から各内筒13、18内に夫々装着
されて、管体25を内筒13内、又は燃焼室4内に突出
している。又各リードピン27、28は、各内筒13、
18内から下蓋板15側に突出されて、車両側コネクタ
30に接続可能にされている。又点火器8は、内筒13
内の伝火剤17に対峙している。
【0029】続いて、各点火器8、9は、内筒13内に
突出するカシメ突起31と、燃焼室4内に突出するカシ
メ突起32とを径内方に折り曲げることで、各内筒1
3、18にカシメ固定される。
突出するカシメ突起31と、燃焼室4内に突出するカシ
メ突起32とを径内方に折り曲げることで、各内筒1
3、18にカシメ固定される。
【0030】又、各点火器8、9は、電橋線24(抵抗
発熱体)の抵抗値R〔Ω〕を異ならせることで、識別
(診断)可能にしている。
発熱体)の抵抗値R〔Ω〕を異ならせることで、識別
(診断)可能にしている。
【0031】電橋線24の抵抗値R〔Ω〕は、 R=ρ×(l/S)〔Ω〕・・・・・・・・・・・・・・・(1) (但し、ρ:電橋線24の材質で決まる抵抗率、l:電
橋線24の長さ、S:電橋線24の断面積)にて求めれ
る。
橋線24の長さ、S:電橋線24の断面積)にて求めれ
る。
【0032】従って、上記第(1)式によって、各点火
器8、9間において、電橋線24の抵抗値〔Ω〕を相異
ならせるには、次の3つの場合がある。 図3(a)に示す如く、各電橋線24の材質(抵抗
率)と断面積(太さ)Sを同じにして、各電橋線24の
長さlを異ならせる。 図3(b)に示す如く、各電橋線24の材質(抵抗
率)と長さlを同じにして、各電橋線24の断面積(太
さ)Sを異ならせる。 図3(c)に示す如く、各電橋線24の長さlと断面
積(太さ)Sを同じにして、各電橋線24の材質(抵抗
率)を異ならせる。 又、上記〜を適宜組み合わせることでも、各電橋線
24の抵抗値R〔Ω〕を相異ならせることが可能であ
る。
器8、9間において、電橋線24の抵抗値〔Ω〕を相異
ならせるには、次の3つの場合がある。 図3(a)に示す如く、各電橋線24の材質(抵抗
率)と断面積(太さ)Sを同じにして、各電橋線24の
長さlを異ならせる。 図3(b)に示す如く、各電橋線24の材質(抵抗
率)と長さlを同じにして、各電橋線24の断面積(太
さ)Sを異ならせる。 図3(c)に示す如く、各電橋線24の長さlと断面
積(太さ)Sを同じにして、各電橋線24の材質(抵抗
率)を異ならせる。 又、上記〜を適宜組み合わせることでも、各電橋線
24の抵抗値R〔Ω〕を相異ならせることが可能であ
る。
【0033】又、ガス発生器Dに用いられる各点火器
8、9では、抵抗値R〔Ω〕の公差が±0.3Ωとされ
ており、この公差を考慮すると、各点火器8、9間にお
ける抵抗値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6
〔Ω〕以上となすことで、各点火器8、9の正確な識別
が可能となる。
8、9では、抵抗値R〔Ω〕の公差が±0.3Ωとされ
ており、この公差を考慮すると、各点火器8、9間にお
ける抵抗値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6
〔Ω〕以上となすことで、各点火器8、9の正確な識別
が可能となる。
【0034】又、各点火器8、9間の抵抗値差を大きく
しすぎると、電橋線24の熱容量の増大により、各点火
器8、9間において、着火薬25を発火する感度が低下
する恐れがあり、点火回路の電源を大容量化する必要が
ある。従って、各点火器8、9間の抵抗値差は、0.6
〔Ω〕〜2.0〔Ω〕の範囲となすことが最適である。
しすぎると、電橋線24の熱容量の増大により、各点火
器8、9間において、着火薬25を発火する感度が低下
する恐れがあり、点火回路の電源を大容量化する必要が
ある。従って、各点火器8、9間の抵抗値差は、0.6
〔Ω〕〜2.0〔Ω〕の範囲となすことが最適である。
【0035】そして、各点火器8、9は、各リードピン
27、28への通電により電橋線24を発熱させ、該発
熱により着火薬26を発火させる。この着火薬26の火
炎は、管体25の発火孔25aを通して内筒13内、燃
焼室4内に噴出される〔図2参照〕。
27、28への通電により電橋線24を発熱させ、該発
熱により着火薬26を発火させる。この着火薬26の火
炎は、管体25の発火孔25aを通して内筒13内、燃
焼室4内に噴出される〔図2参照〕。
【0036】尚、各点火器8、9は、ピン型スクイブの
他に、ピッグテイル型スクイブを用いることもできる。
このピッグテイル型スクイブは、図2に示す各リードピ
ン27、28に代えてリード線としたもので、各リード
線をハウジング外側に引き出して、その先端にガス発生
器側コネクタを取り付けてなる。そして、ガス発生器側
コネクタを車両側コネクタに接続することで、コントロ
ールユニット40(作動器)〔図4参照〕に接続される
ものである。
他に、ピッグテイル型スクイブを用いることもできる。
このピッグテイル型スクイブは、図2に示す各リードピ
ン27、28に代えてリード線としたもので、各リード
線をハウジング外側に引き出して、その先端にガス発生
器側コネクタを取り付けてなる。そして、ガス発生器側
コネクタを車両側コネクタに接続することで、コントロ
ールユニット40(作動器)〔図4参照〕に接続される
ものである。
【0037】この様に構成されるガス発生器Dは、ステ
アリングホイール内に装着されたエアバッグモジュール
に組み込まれ、図4に示すコントロールユニット40に
接続される。又ガス発生器Dの各点火器8、9は、例え
ば、図2に示す如く車両側コネクタ30に夫々接続さ
れ、該コネクタ30のケーブル(リード線)によってコ
ントロールユニットに接続される。
アリングホイール内に装着されたエアバッグモジュール
に組み込まれ、図4に示すコントロールユニット40に
接続される。又ガス発生器Dの各点火器8、9は、例え
ば、図2に示す如く車両側コネクタ30に夫々接続さ
れ、該コネクタ30のケーブル(リード線)によってコ
ントロールユニットに接続される。
【0038】上記コントロールユニット40は、自動車
の衝突を検出する衝突センサ(加速度センサ)46と、
各点火器8、9(電橋線24)に通電する昇圧回路41
と、バックアップコンデンサ47と、スクイブ(点火
器)駆動回路42a、42bとで構成される作動器と、
点火器8、9の接続間違いや作動器の断線、短絡等を診
断する診断回路器と、を備え、ユニット全体をマイクロ
コンピュータ45で制御する。
の衝突を検出する衝突センサ(加速度センサ)46と、
各点火器8、9(電橋線24)に通電する昇圧回路41
と、バックアップコンデンサ47と、スクイブ(点火
器)駆動回路42a、42bとで構成される作動器と、
点火器8、9の接続間違いや作動器の断線、短絡等を診
断する診断回路器と、を備え、ユニット全体をマイクロ
コンピュータ45で制御する。
【0039】そして、上記コントロールユニット40
は、ガス発生器Dの各点火器8、9に接続し、スイッチ
49をオンすると、診断回路43から微弱電流(但し、
着火薬26を発火させない電流)が各点火器8、9の夫
々とスクイブ(点火器)駆動回路42a、42bで構成
される各回路に流されて、各回路の回路抵抗値〔Ω〕や
回路電圧〔V〕等を測定することで断線の有無等を診断
する。このとき、各点火器8、9の抵抗値が相異なるの
で、作動器と点火器8でなる回路抵抗値〔Ω〕、作動器
と点火器9とでなる回路抵抗値〔Ω〕も相異なるものと
なる。従って、各点火器8、9と作動器との接続間違い
が発生すると、正規の時より抵抗値や電圧等が高低する
ことになり、これにより診断回路43にて接続間違いを
診断できる。
は、ガス発生器Dの各点火器8、9に接続し、スイッチ
49をオンすると、診断回路43から微弱電流(但し、
着火薬26を発火させない電流)が各点火器8、9の夫
々とスクイブ(点火器)駆動回路42a、42bで構成
される各回路に流されて、各回路の回路抵抗値〔Ω〕や
回路電圧〔V〕等を測定することで断線の有無等を診断
する。このとき、各点火器8、9の抵抗値が相異なるの
で、作動器と点火器8でなる回路抵抗値〔Ω〕、作動器
と点火器9とでなる回路抵抗値〔Ω〕も相異なるものと
なる。従って、各点火器8、9と作動器との接続間違い
が発生すると、正規の時より抵抗値や電圧等が高低する
ことになり、これにより診断回路43にて接続間違いを
診断できる。
【0040】そして、診断回路43は、各点火器8、9
の接続間違いが発生すると、マイクロコンピュータ45
にフィードバックし、警報ランプ(表示器)44等を点
灯して、オペレータ等に知らせる。オペレータは各コネ
クタ30を付け替えることで、各点火器8、9の夫々と
各スクイブ駆動回路42a,42bとを適正に接続す
る。
の接続間違いが発生すると、マイクロコンピュータ45
にフィードバックし、警報ランプ(表示器)44等を点
灯して、オペレータ等に知らせる。オペレータは各コネ
クタ30を付け替えることで、各点火器8、9の夫々と
各スクイブ駆動回路42a,42bとを適正に接続す
る。
【0041】尚、予め、各点火器8、9に微弱電流を流
して、抵抗値〔Ω〕や電圧〔V〕等の相異を識別(診
断)した後に、各点火器8、9の夫々と作動器とを夫々
接続しても良い。
して、抵抗値〔Ω〕や電圧〔V〕等の相異を識別(診
断)した後に、各点火器8、9の夫々と作動器とを夫々
接続しても良い。
【0042】上記コントロールユニット40に接続され
たガス発生器Dは、衝突センサが自動車の衝突を検出す
ることで、スクイブ駆動回路42aによって点火器8の
みを作動(通電発火)して、伝火剤17を着火する。こ
の伝火剤17の火炎は、各導火孔13aから燃焼室3
(上側燃焼室)内に噴出されて、ガス発生剤7を燃焼さ
せることで、高温ガスを発生させる。
たガス発生器Dは、衝突センサが自動車の衝突を検出す
ることで、スクイブ駆動回路42aによって点火器8の
みを作動(通電発火)して、伝火剤17を着火する。こ
の伝火剤17の火炎は、各導火孔13aから燃焼室3
(上側燃焼室)内に噴出されて、ガス発生剤7を燃焼さ
せることで、高温ガスを発生させる。
【0043】燃焼室3内で発生した高温ガスは、フィル
タ6内に流入し、ここでスラグ捕集と冷却を経て各ガス
通過孔2aからガス通過空間S2内に流入する。そし
て、燃焼室3内での燃焼が進んで、ハウジング1内が所
定圧力に達すると、バーストプレート16が破裂して、
ガス通過空間S2内で均一にされた清浄なガスが各ガス
放出孔12aからエアバッグ内に放出される〔図1、図
5参照〕。
タ6内に流入し、ここでスラグ捕集と冷却を経て各ガス
通過孔2aからガス通過空間S2内に流入する。そし
て、燃焼室3内での燃焼が進んで、ハウジング1内が所
定圧力に達すると、バーストプレート16が破裂して、
ガス通過空間S2内で均一にされた清浄なガスが各ガス
放出孔12aからエアバッグ内に放出される〔図1、図
5参照〕。
【0044】これで、エアバッグは、燃焼室3のみで発
生した少量のガスによって、緩やかに膨張展開を開始す
る。
生した少量のガスによって、緩やかに膨張展開を開始す
る。
【0045】続いて、燃焼室3の燃焼開始後、マイクロ
コンピュータ45によって制御されたスクイブ駆動回路
42bにより微小時間差を以て点火器9が作動(通電発
火)すると、その火炎は燃焼室4(下側燃焼室)内に噴
出されて、ガス発生剤7を燃焼させることで、高温ガス
を発生させる。
コンピュータ45によって制御されたスクイブ駆動回路
42bにより微小時間差を以て点火器9が作動(通電発
火)すると、その火炎は燃焼室4(下側燃焼室)内に噴
出されて、ガス発生剤7を燃焼させることで、高温ガス
を発生させる。
【0046】燃焼室4内で発生した高温ガスは、フィル
タ6内に流入し、ここでスラグ捕集と冷却を経てガス通
過空間S2内に流出する。そして、ガス通過空間S2に
流出したガスは、各ガス放出孔12aからエアバッグ内
に放出されるので、エアバッグは各燃焼室3、4から放
出される多量の清浄なガスによって急速な膨張展開に移
行される〔図1参照〕。
タ6内に流入し、ここでスラグ捕集と冷却を経てガス通
過空間S2内に流出する。そして、ガス通過空間S2に
流出したガスは、各ガス放出孔12aからエアバッグ内
に放出されるので、エアバッグは各燃焼室3、4から放
出される多量の清浄なガスによって急速な膨張展開に移
行される〔図1参照〕。
【0047】この結果、エアバッグは、展開初期におい
て燃焼室3のみで発生した少量のガスにより緩やかに膨
張展開を開始し、微小時間後から、各燃焼室3、4で発
生した多量のガスにより急速に膨張展開することにな
る。
て燃焼室3のみで発生した少量のガスにより緩やかに膨
張展開を開始し、微小時間後から、各燃焼室3、4で発
生した多量のガスにより急速に膨張展開することにな
る。
【0048】尚、各点火器8、9の作動は、微小時間差
を以て行なうことを必ずしも要するものでなく、自動車
の衝突形態により適宜選択される。
を以て行なうことを必ずしも要するものでなく、自動車
の衝突形態により適宜選択される。
【0049】例えば、高速度での正面衝突や前方衝突の
如き危険度の高い衝突では、各点火器8、9を同時に作
動(通電発火)して、エアバッグを各燃焼室3、4で発
生した多量のガスにて急速に膨張展開させる。又、危険
度の中程度の衝突では、各点火器8、9を微小時間差を
以て作動(通電発火)して、エアバッグを展開初期にお
いて少量のガスで緩やかに膨張展開し、微小時間後に多
量のガスにて急速に膨張展開させる。更に、危険度の軽
程度の衝突では、例えば点火器8のみを作動(通電発
火)して、エアバッグを比較的長い時間をかけて少量の
ガスにて緩やかに膨張展開させる。
如き危険度の高い衝突では、各点火器8、9を同時に作
動(通電発火)して、エアバッグを各燃焼室3、4で発
生した多量のガスにて急速に膨張展開させる。又、危険
度の中程度の衝突では、各点火器8、9を微小時間差を
以て作動(通電発火)して、エアバッグを展開初期にお
いて少量のガスで緩やかに膨張展開し、微小時間後に多
量のガスにて急速に膨張展開させる。更に、危険度の軽
程度の衝突では、例えば点火器8のみを作動(通電発
火)して、エアバッグを比較的長い時間をかけて少量の
ガスにて緩やかに膨張展開させる。
【0050】この様にガス発生器Dによれば、各点火器
8、9の作動(通電発火)を選択することで、発生する
ガス量を調整でき、エアバッグ膨張展開を制御可能とな
せる。
8、9の作動(通電発火)を選択することで、発生する
ガス量を調整でき、エアバッグ膨張展開を制御可能とな
せる。
【0051】又、各点火器8、9間において、電橋線2
4(抵抗発熱体)の抵抗値〔Ω〕を相異ならせること
で、各点火器8、9と作動器との接続間違いを識別でき
る。
4(抵抗発熱体)の抵抗値〔Ω〕を相異ならせること
で、各点火器8、9と作動器との接続間違いを識別でき
る。
【0052】又各点火器8、9を各スクイブ駆動回路4
2a,42bに接続するだけで、診断回路43による微
弱電流が流されるので、接続間違いの診断を自動的に実
行できる。
2a,42bに接続するだけで、診断回路43による微
弱電流が流されるので、接続間違いの診断を自動的に実
行できる。
【0053】特に、運転席用エバッグのガス発生器D
は、各点火器8、9を同一面である下蓋板15に装着す
る必要があり、車両側コネクタ30の付け間違いによる
作動器との接続間違いを起こし易いが、各電橋線24の
抵抗値〔Ω〕を相異ならせることで、確実に接続でき
る。
は、各点火器8、9を同一面である下蓋板15に装着す
る必要があり、車両側コネクタ30の付け間違いによる
作動器との接続間違いを起こし易いが、各電橋線24の
抵抗値〔Ω〕を相異ならせることで、確実に接続でき
る。
【0054】従って、各点火器8、9の作動(通電発
火)を逆転させることなく、ガス量を調整してエアバッ
グの膨張展開を制御可能となし、その信頼性も高めるこ
とが可能となる。
火)を逆転させることなく、ガス量を調整してエアバッ
グの膨張展開を制御可能となし、その信頼性も高めるこ
とが可能となる。
【0055】この結果、乗員の着座姿勢に対応してエア
バッグの展開ができ、エアバッグ本来の機能を発揮する
ことが可能となる。
バッグの展開ができ、エアバッグ本来の機能を発揮する
ことが可能となる。
【0056】次に、図5に示すガス発生器Pは、助手席
用又は側面衝突用エアバッグを膨張展開させるもので、
長尺円筒状のハウジング51と、ハウジング51内に装
着される内筒材2と、内筒材2内を左右2つの燃焼室5
3、54に画成する仕切部材55と、各燃焼室53、5
4内に夫々装着されるフィルタ6及びガス発生剤7と、
各燃焼室53、54内のガス発生剤7を夫々独立して燃
焼させる点火器8、9とを備えている。尚、図5におい
て、図1と同一符号は同一の部材を示すため、その詳細
な説明は省略する。
用又は側面衝突用エアバッグを膨張展開させるもので、
長尺円筒状のハウジング51と、ハウジング51内に装
着される内筒材2と、内筒材2内を左右2つの燃焼室5
3、54に画成する仕切部材55と、各燃焼室53、5
4内に夫々装着されるフィルタ6及びガス発生剤7と、
各燃焼室53、54内のガス発生剤7を夫々独立して燃
焼させる点火器8、9とを備えている。尚、図5におい
て、図1と同一符号は同一の部材を示すため、その詳細
な説明は省略する。
【0057】ハウジング51は、外筒52と、該外筒5
2の両端側に嵌め込まれる2つの蓋部材56とで一円筒
構造にされている。このハウジング51は、外筒52の
両端から突出するカシメ突起52bを径内方に折り曲げ
ることで、各蓋部材56をカシメて内部に密閉空間Sを
画成している。
2の両端側に嵌め込まれる2つの蓋部材56とで一円筒
構造にされている。このハウジング51は、外筒52の
両端から突出するカシメ突起52bを径内方に折り曲げ
ることで、各蓋部材56をカシメて内部に密閉空間Sを
画成している。
【0058】ハウジング51の外筒52には、密閉空間
Sと外部(エアバッグ内)を連通する複数のガス放出孔
52aが形成され、これら各ガス放出孔52aはハウジ
ング1の軸方向及び周方向に所定間隔毎に配置されてい
る。又各ガス放出孔52aは外筒52内周に貼着された
バーストプレート16(アルミ等の金属箔)にて閉鎖さ
れている。
Sと外部(エアバッグ内)を連通する複数のガス放出孔
52aが形成され、これら各ガス放出孔52aはハウジ
ング1の軸方向及び周方向に所定間隔毎に配置されてい
る。又各ガス放出孔52aは外筒52内周に貼着された
バーストプレート16(アルミ等の金属箔)にて閉鎖さ
れている。
【0059】又、ハウジング51内の密閉空間Sには、
内筒材2が装着されている。内筒材2は、各蓋部材56
間に亘って装着され、密閉空間Sを外筒52側のガス通
過孔S2(環状空間)と、内側の燃焼空間S3に画成し
ている。内筒材2内の燃焼空間S3は、仕切部材55に
よって左右2つの燃焼空間53、54に画成されてい
る。仕切部材55は、各蓋部材56と略平行として内筒
材2内に圧入され、燃焼空間S3を所定の容積割合で各
燃焼室53、54に画成している。
内筒材2が装着されている。内筒材2は、各蓋部材56
間に亘って装着され、密閉空間Sを外筒52側のガス通
過孔S2(環状空間)と、内側の燃焼空間S3に画成し
ている。内筒材2内の燃焼空間S3は、仕切部材55に
よって左右2つの燃焼空間53、54に画成されてい
る。仕切部材55は、各蓋部材56と略平行として内筒
材2内に圧入され、燃焼空間S3を所定の容積割合で各
燃焼室53、54に画成している。
【0060】そして、各燃焼室53、54内には、フィ
ルタ6を装着し、ガス発生剤7を装填している。各フィ
ルタ6は、内筒材2内に装入され、各燃焼室53、54
内で蓋部材56から仕切部材55まで延在している。又
各燃焼室53、54のフィルタ6内には、燃焼により高
温ガスを発生するガス発生剤7が装填され、その装填量
は、エアバッグの膨張展開を制御可能となす量に調整さ
れている。
ルタ6を装着し、ガス発生剤7を装填している。各フィ
ルタ6は、内筒材2内に装入され、各燃焼室53、54
内で蓋部材56から仕切部材55まで延在している。又
各燃焼室53、54のフィルタ6内には、燃焼により高
温ガスを発生するガス発生剤7が装填され、その装填量
は、エアバッグの膨張展開を制御可能となす量に調整さ
れている。
【0061】ハウジング1の各蓋部材56には、各点火
器8、9が夫々装着されている。各点火器8、9は、図
1のガス発生器Dと同様なスクイブであって、電橋線2
4(抵抗発熱体)の抵抗値R〔Ω〕を相異ならせたもの
を用いる〔図2、図3参照〕。そして、各点火器8、9
は、管体25側から各蓋部材56の装着穴57内に装入
され、各フィルタ6内にある伝火剤58に対峙されてい
る。又各点火器8、9は、各蓋部材56のカシメ突起5
6aを径内方に折り曲げることで、各蓋部材56にカシ
メ固定される。
器8、9が夫々装着されている。各点火器8、9は、図
1のガス発生器Dと同様なスクイブであって、電橋線2
4(抵抗発熱体)の抵抗値R〔Ω〕を相異ならせたもの
を用いる〔図2、図3参照〕。そして、各点火器8、9
は、管体25側から各蓋部材56の装着穴57内に装入
され、各フィルタ6内にある伝火剤58に対峙されてい
る。又各点火器8、9は、各蓋部材56のカシメ突起5
6aを径内方に折り曲げることで、各蓋部材56にカシ
メ固定される。
【0062】この様に構成されるガス発生器Pは、イン
ストルメントパネル内に装着されたエアバッグモジュー
ルに組み込まれ、図4に示すコントロールユニット40
に接続される。
ストルメントパネル内に装着されたエアバッグモジュー
ルに組み込まれ、図4に示すコントロールユニット40
に接続される。
【0063】そして、図1のガス発生器Dと同様にし
て、診断器によって微弱電流を流すことで、各点火器
8、9の夫々と作動器とで構成される各回路の回路抵抗
値〔Ω〕等の相異によって、接続間違いを自動的に診断
できる。
て、診断器によって微弱電流を流すことで、各点火器
8、9の夫々と作動器とで構成される各回路の回路抵抗
値〔Ω〕等の相異によって、接続間違いを自動的に診断
できる。
【0064】この結果、乗員の着座姿勢に対応してエア
バッグの展開ができ、エアバッグ本来の機能を発揮する
ことが可能となる。
バッグの展開ができ、エアバッグ本来の機能を発揮する
ことが可能となる。
【0065】尚、本発明のガス発生器D、Pは、2つの
各燃焼室3、4,53、54内のガス発生剤7を、2つ
の点火器8、9にて夫々燃焼させるものについて説明し
たが、ハウジング1、51内を3つ以上の燃焼室に画成
し、各燃焼室内のガス発生剤を複数の点火器にて夫々燃
焼させる構造も採用できる。
各燃焼室3、4,53、54内のガス発生剤7を、2つ
の点火器8、9にて夫々燃焼させるものについて説明し
たが、ハウジング1、51内を3つ以上の燃焼室に画成
し、各燃焼室内のガス発生剤を複数の点火器にて夫々燃
焼させる構造も採用できる。
【0066】又、ガス発生器D、Pは、複数の各燃焼室
3、4,53、54に画成する構造であるが、仕切部材
5、55で密閉空間Sを画成することなく、ハウジング
1、51内を1つの燃焼室となし、該燃焼室内のガス発
生剤を複数の点火器によって燃焼させる構造も採用でき
る。
3、4,53、54に画成する構造であるが、仕切部材
5、55で密閉空間Sを画成することなく、ハウジング
1、51内を1つの燃焼室となし、該燃焼室内のガス発
生剤を複数の点火器によって燃焼させる構造も採用でき
る。
【0067】
【発明の効果】本発明のガス発生器では、各点火器に微
弱電流を流して、抵抗発熱体の抵抗値や電圧等を測定す
ることで、各点火器を識別して、作動器との接続間違い
を防止して適正に接続できる。従って、各点火器の作動
(通電発火)を逆転させることなく、ガス量を調整し
て、エアバッグ膨張展開を制御可能となし、その信頼性
も高めることが可能となる。又、抵抗発熱体の抵抗値
を、抵抗発熱体の形状又は材質によって、簡単に相異な
らせることができる。又、各点火器間において、抵抗発
熱体の抵抗値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6
〜2.0〔Ω〕とすることで、各点火器の識別を可能に
できる。さらに、各点火器を識別することで、各点火器
に接続されているスクイブ駆動回路を制御して、各点火
器の作動順序を制御することができる。
弱電流を流して、抵抗発熱体の抵抗値や電圧等を測定す
ることで、各点火器を識別して、作動器との接続間違い
を防止して適正に接続できる。従って、各点火器の作動
(通電発火)を逆転させることなく、ガス量を調整し
て、エアバッグ膨張展開を制御可能となし、その信頼性
も高めることが可能となる。又、抵抗発熱体の抵抗値
を、抵抗発熱体の形状又は材質によって、簡単に相異な
らせることができる。又、各点火器間において、抵抗発
熱体の抵抗値差を0.3〔Ω〕以上、好ましくは0.6
〜2.0〔Ω〕とすることで、各点火器の識別を可能に
できる。さらに、各点火器を識別することで、各点火器
に接続されているスクイブ駆動回路を制御して、各点火
器の作動順序を制御することができる。
【図1】運転席用エアバッグを膨張展開させるガス発生
器を示す断面図である。
器を示す断面図である。
【図2】図1の各点火器の構造を示す要部拡大図であ
る。
る。
【図3】図2のA−A断面図であって、各点火器の電橋
線の構成を示す要部拡大図である。
線の構成を示す要部拡大図である。
【図4】本発明に係るガス発生器が用いられたエアバッ
グ制御装置のコントロールユニットの要部を示す回路図
である。
グ制御装置のコントロールユニットの要部を示す回路図
である。
【図5】助手席用又は側面衝突用エバッグを膨張展開さ
せるガス発生器を示す断面図である。
せるガス発生器を示す断面図である。
1 ハウジング 3、4 燃焼室 7 ガス発生剤 8、9 点火器(スクイブ) 24 電橋線(抵抗発熱体) 25 管体 26 着火薬 27、28 リードピン 29 塞栓
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒状のハウジング(1、51)と、前
記ハウジング(1、51)内に装填され、燃焼によりガ
スを発生するガス発生剤(7)と、前記ハウジング
(1、51)に装着され、前記ガス発生剤(7)を燃焼
させる複数の点火器(8、9)と、を含んでなるガス発
生器であって、前記各点火器(8、9)は、通電により
抵抗発熱体(24)を発熱し、該発熱にて着火薬(2
6)を発火させる電気式となし、該抵抗発熱体(24)
の抵抗値を相異ならせてなる、ことを特徴とするガス発
生器。 - 【請求項2】 円筒状のハウジング(1、51)と、前
記ハウジング内(1、51)を複数の燃焼室(3、4,
53、54)に画成する仕切部材(5、55)と、前記
各燃焼室(3、4,53、54)に夫々装填され、燃焼
によりガスを発生するガス発生剤(7)と、前記ハウジ
ング(1、51)に装着され、前記各燃焼室(3、4,
53、54)のガス発生剤(7)を夫々独立して燃焼さ
せる複数の点火器(8、9)と、を含んでなるガス発生
器であって、前記各点火器(8、9)は、通電により抵
抗発熱体(24)を発熱し、該発熱にて着火薬(26)
を発火させる電気式となし、該抵抗発熱体(24)の抵
抗値を相異ならせてなる、ことを特徴とするガス発生
器。 - 【請求項3】 前記各点火器(8、9)間において、前
記抵抗発熱体(24)の抵抗値差を、0.3Ω以上とし
たことを特徴とする請求項1又は2に記載のガス発生
器。 - 【請求項4】 前記抵抗値差を、0.6Ω〜2.0Ωの
範囲としたことを特徴とする請求項3に記載のガス発生
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000226297A JP2001097178A (ja) | 1999-07-28 | 2000-07-27 | ガス発生器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21310499 | 1999-07-28 | ||
| JP11-213104 | 1999-07-28 | ||
| JP2000226297A JP2001097178A (ja) | 1999-07-28 | 2000-07-27 | ガス発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001097178A true JP2001097178A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=26519613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000226297A Pending JP2001097178A (ja) | 1999-07-28 | 2000-07-27 | ガス発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001097178A (ja) |
-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000226297A patent/JP2001097178A/ja active Pending
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