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JP2001095795A - 医療用画像作成方法および装置、並びに記録媒体 - Google Patents

医療用画像作成方法および装置、並びに記録媒体

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Publication number
JP2001095795A
JP2001095795A JP27893399A JP27893399A JP2001095795A JP 2001095795 A JP2001095795 A JP 2001095795A JP 27893399 A JP27893399 A JP 27893399A JP 27893399 A JP27893399 A JP 27893399A JP 2001095795 A JP2001095795 A JP 2001095795A
Authority
JP
Japan
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blood vessel
value
lumen
cross
maximum pixel
Prior art date
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Pending
Application number
JP27893399A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Funabashi
伸禎 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP27893399A priority Critical patent/JP2001095795A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微細な血管内腔の3次元画像をより正確に作成
できるようにする。 【解決手段】血管内腔抽出処理において、ステップS2
11では各横断像毎に下行大動脈の内腔の最大画素値が
測定され、ステップS212では対象血管と同横断面に
位置する下行大動脈、両者のバルサルバ洞からの距離の
差の情報と循環時間、心拍数に基づいて前記測定ステッ
プで測定された前記最大画素値の造影剤の到着状況を補
正する。そしてステップS213では血管内腔の抽出基
準となるパラメータとして、基準値と前記補正ステップ
で補正された前記最大画素値との差の所定の比率にあた
る値を設定し、その横断面に位置する血管内腔抽出の下
限閾値として採用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ断層
装置等により得られた横断像から血管内腔の3次元画像
を作成することに関し、特に冠動脈等細い血管の内腔の
3次元画像をより正確に作成することを可能とした医療
用画像作成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種CT装置の発達、データの高
精度化、データ取得の高速化等により、比較的容易に人
体臓器の3次元画像を得ることが可能となってきてい
る。人体の臓器の3次元画像は、CT装置やMRI装置
等を用いて対象部位の撮影を行い、得られた一連の横断
像から対象となる臓器を抽出し、各種の画像処理を施し
た上で3次元的に再構成することによって得られる。こ
のように作成された3次元画像により対象物の形状の認
識が直感的にできるため、病変の3次元的構造の把握に
極めて有用である。
【0003】例えば電子ビームCT装置を例に挙げる
と、2次元横断像を構成する画素(ピクセル)や3次元
モデルを構成する画素(ボクセル)は、CT値(MRI
データの場合、NMR信号強度)で表現される(本明細
書においては、画素に与えられている値を画素値と呼ぶ
ことにする)。一般にCT値は、空気を-1000 Hounsfie
ld Unit(HU)、水を0HUとし、血管壁や造影され
ていない血液はおおよそ0〜100HUである。また血管
周囲にある脂肪組織はおおよそ-100HUである。血管内
腔の3次元画像を得るためには、血管内に造影剤を注入
して撮影を行う。電子ビームCTでは一心拍に一枚のス
ライスを撮影するためスライス枚数分の撮影時間が必要
となるが、その間の造影状態は、患者間はもちろん同一
患者内でも横断面毎に差が生じるのはやむを得ない。造
影状態は造影剤の濃度、撮影のタイミング等に依存し、
その指標として同横断面上の血管の平均CT値や最大C
T値等が考えられるが、簡易な最大CT値を例に取ると
最大CT値は内腔の中心に位置することが多く(辺縁に
位置する場合は石灰化や人工物の可能性が高い)、実際
には200HU以上であることが多く、部位によっては500
HUを越えることもあり造影状態は一様でないことがわ
かっている。
【0004】従来の3次元画像作成方法では、血管内腔
を抽出する際に対象物と不要領域を区別するために、例
えば、閾値を設定したり透明率及び色情報(色調)を各
画素値に対応させて対象物を抽出している。この場合、
血管の部位や各横断面毎の造影状態に関係なく、閾値、
透明率、または色調の値は画一的に設定されている。例
えば冠動脈内腔を抽出する際には陰影表面表示(Shaded
Surface Display)法が使用されているが、CT値の下
限閾値を80又は100HUに固定している例が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べたように血管内腔の造影状態は一様でなく、血管内腔
抽出時の閾値、透明率または色調を画一的な値に固定し
て3次元画像を作成する場合、部分容積効果も加わり、
偽狭窄や偽欠損、血管が間延びするきしめん現象等が発
生する恐れがある。本発明は、このような状況に鑑みて
なされたものであり、血管内腔の3次元画像を従来の方
法より正確に作成できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の医療用画像作成方法は、コンピュータ断
層撮像装置等で造影剤を用いて撮影された一連の横断像
から、細い血管内腔の3次元画像を作成する医療用画像
作成装置であって、各横断面に位置する大動脈内腔の最
大画素値を測定する測定ステップと、前記血管内腔の抽
出の基準となるパラメータとして、基準値と前記最大画
素値との差の所定の比率を設定し、血管内腔を抽出する
抽出ステップとを備えることを特徴とする。これによ
り、大動脈の内腔の値を用いて、正確に細い血管像を抽
出することができる。また、特定部位からの、細い対象
血管と前記大動脈、両者の距離の差の情報、循環時間お
よび心拍数に基づいて造影剤の到着状況を推定する推定
ステップと、前記推定ステップで求めた到着状況で、前
記測定手段で測定された前記最大画素値を補正する補正
ステップとをさらに備えることで、より正確に細い血管
像を抽出することができる。このようにして、一連の画
像から3次元画像を作成した場合、血管内腔の輪郭を従
来の3次元画像作成方法より正確に抽出することができ
る。
【0007】前記抽出ステップは、基準値(例えば、冠
動脈周囲はおおよそ-100HUを持つ脂肪であることが多
いため-100HUを基準値とする)と補正された前記最大
画素値との差の所定の比率、例えば70%にあたる値を前
記パラメータとして設定することができる。
【0008】上述の方法を実施できる装置および上述の
方法をコンピュータに実装させることができるプログラ
ムを格納した記録媒体も本発明である。
【発明の実施の形態】
【0009】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係わる医療画像作成装
置の構成例を示すブロック図である。なお本実施の形態
ではShaded Surface Display法を用いて冠動脈血管内腔
の3次元画像を作成するものとする。
【0010】図1に示した構成例において、撮像装置1
01は例えば電子ビームCT装置であり、図示せぬ被検
体の関心領域を撮像し、得られたCT画像データ(以
下、適宜、横断像とも表記する)をDICOM(Digita
l Image and Communications in Medicine)と呼ばれる
医療データの共通フォーマットで保存装置102に保存
または情報処理装置104に出力するようになされてい
る。光磁気ディスク装置等で構成される保存装置102
は、撮像装置101より出力されたCTデータを着脱可
能な保存媒体103に一時的に保存する。情報処理装置
104は、例えば3次元グラフィックス処理ができるワ
ークステーションであり、画像を格納するメモリ、及び
各種周辺装置を制御するCPU等が具備されている。ま
た情報処理装置104では、撮像装置101から直接、
または保存媒体103に保存されているCTデータを入
力することができる。作成途中における画像や作成され
た3次元画像等を表示するための表示装置106(LC
D,CRT等)が接続されている。情報処理装置104
に指示等を入力できるキーボード等の入力装置105が
付属している。これらにより情報処理装置104で撮像
装置101から直接出力された、又は保存媒体103か
ら読み出された一連のCT画像データに基づいて3次元
画像を作成することができる。
【0011】次に、以上のように構成された医療用画像
作成装置の動作を、図2のフローチャートを参照して説
明する。先ずステップS111では撮像装置101によ
り被検体の対象部位の撮像が行われる。例えば、気管分
岐部から心臓下部までの約6cmの範囲がスライス幅1.
5mmで一心拍に一枚、合計40枚の横断像として撮影さ
れる。なお予め被検体に造影剤が注入されているものと
する。そして得られた一連の横断像は、保存装置102
により保存媒体103に保存される。次に、ステップS
112に移り、情報処理装置104は保存媒体103に
保存されている一連の横断像を読み出し、これらの横断
面毎に血管の抽出処理を行う。ここでステップS112
における血管の抽出処理について図3〜図8を用いて説
明する。図3は、心臓の左心室とその栄養血管である冠
動脈を示す図であり、同図においては、説明の便宜上、
説明に不用な両心房、右室、血管等は省略してある。ま
た図の垂直方向は被検体の体軸方向を示しており、水平
方向は被検体の左右の方向を示している。心臓201の
左心室から上側(体軸の頭側に伸びる上行大動脈202
は、大動脈弓206を介して下行大動脈207と続いて
おり、上行大動脈202の起始部であるバルサルバ洞2
03からは、右に右冠動脈204、左に左冠動脈205
が伸びている。心臓201の左心室から上行大動脈20
2に駆出された血液の一部はバルサルバ洞203から右
冠動脈204及び左冠動脈205に流れ、残りの血液
は、図では省略された腕頭動脈、左総頸動脈、左鎖骨下
動脈にも流れながら、大動脈弓206を介して下行大動
脈207に流れる。
【0012】図3のA−A'線における横断像(断面
図)を図4に示す。なお同図の垂直方向は被検体の前側
(腹側)と後側(背側)の方向を示しており、水平方向
は被検体の左右の方向を示している。図4においてバル
サルバ洞203から伸びる左冠動脈205は、左前下行
枝205Aと左回旋枝205Bの合計2本の冠動脈(以
下右冠動脈204、左前下行枝205A、および左回旋
枝205Bを適宜、単に冠動脈と言う)に分岐してい
る。従来の技術において記述したように血管内腔を抽出
する場合、抽出の基準となるパラメータ(Shaded Surfa
ce Displayの場合CT値の下限閾値)としてどのような
値を設定するかによって血管内腔の辺縁を正確に抽出で
きるか否かが左右される。そこで本発明者は以下の方法
1及び方法2を用いて冠動脈の血管径を測定し、どちら
の方法がより正確な血管径を得られるかの比較を行っ
た。なお冠動脈径の基準データとして電子ビーム撮影の
前日に行われた既存の冠動脈造影データをもちいた定量
的冠動脈造影(QCA:Quantitative Coronary Angiog
raphy)での測定値が用いられた。
【0013】図4のC地点の血管径を測定する。一連の
横断面から、原断面とは異なる方向の横断面を計算によ
り求めて表示する多断面再構成法(MPR:Multiplana
r Reconstruction)を用いて、図4におけるC地点での
血管の長軸面に相当する面を作成する(図5参照)。方
法1では、さらに図5におけるC地点での血管長軸に垂
直な短軸面(図6に示す)を作成し、これをC地点にお
ける血管走行に垂直な断面とする。断面でQCAと同じ
読みとり方向の径aを電子ビームCTでの血管径とし
た。測定の際、血管の辺縁を明瞭にするためwindow wid
thを0に設定し、window levelをそれぞれ80,100,12
0,140HUとすることでShaded Surface Displayにおけ
る血管内腔抽出時のCT値の下限閾値(以下、単に閾値
と略記する)をそれぞれ80,100,120,140HUに設定
した場合の血管径に相当すると考えた。測定結果と対応
する基準データ(QCAデータ)との差の平均と標準偏
差を4つの条件で算出したところ、差の平均値は、閾値
を100HUに設定した場合に相当する条件が最も0に近
いという結果が得られた。標準偏差は4つの条件間に差
は見られなかった。
【0014】一方、方法2では各部位の長軸に垂直方向
のCT値の分布を示すプロファイルカーブを求める。例
えばC地点での血管の長軸面を示す図5で血管の長軸に
垂直方向にあたるB−B'線上におけるCT値の分布を
示すプロファイルカーブを図7に示す(結果としてQC
Aの読みとり方向と同じとなった)。対象物の周囲にあ
る物質の値を基準値として、左右の基準値とプロファイ
ルカーブでの最大CT値との差の50,60,70,80%に相
当する高さのカーブ間の距離(図7では、基準値-100H
Uと最大CT値との差の70%に相当する高さのカーブ間
の距離bを示している)を測定し、方法1と同様に測定
値と基準データ(QCAデータ)との差の平均および標
準偏差を算出した。差の平均値は最大CT値の70%に相
当する高さのカーブ間の距離が最も0に近いという結果
が得られた。標準偏差は4つの条件間に差は見られなか
った。
【0015】方法2での差の標準偏差は方法1に比較し
て有意に小であり、これにより血管内腔の辺縁を正しく
抽出するには、血管のどの部位に対しても画一的な閾値
を設定するよりも、基準値と各部位の血管内腔の最大C
T値との差の所定の比率(ここでは70%が最適)の値を
血管抽出時の下限閾値として設定する方法、すなわち部
位別閾値を用いる方法がより適切であるということがわ
かった。
【0016】ところが実際の臨床の現場でめいめいの患
者の冠動脈、それぞれの部位毎に、上述のプロファイル
カーブ方法を用いて冠動脈の部位別閾値を設定するのは
不可能である。そこで図4を再度参照すると、冠動脈が
存在する横断像には必ず下行大動脈207が存在する。
この最大CT値を測定して同横断面に存在する冠動脈の
最大CT値に代用すると容易になると考えた。しかし冠
動脈と下行大動脈207の造影状態は、図3に示すよう
にバルサルバ洞から両者の距離に差があるため造影剤が
到着するのに僅かな時相のずれが存在する。そのため、
両者のバルサルバ洞からの距離の差と循環時間、心拍数
を用いて補正することによりほぼ同じ時相とすることが
できる。すなわち各横断像毎に同一横断像上にある下行
大動脈の内腔の最大CT値(一般的には内腔の中心に位
置する)を測定し、おおよその距離の差と循環時間、心
拍数等の情報に基づいて造影剤の到着状況を補正し、補
正された値を同横断面上の冠動脈の最大CT値つまり同
横断面の造影状態を示す指標とみなし、基準値とその補
正された最大CT値との差の所定の比率、例えば70%に
あたる値をその横断面上に存在する冠動脈の下限閾値と
して採用することができる。
【0017】以上を踏まえ、ステップS112の血管内
腔抽出処理では図8に示す処理を実行する。ステップS
211において情報処理装置104は各横断像毎に下行
大動脈の内腔のほぼ中心に位置する最大CT値を測定す
る。この際ユーザ(検査者)が入力装置105又はその
他のポインティングデバイス等を用いて、各横断面毎に
下行大動脈の内腔の中心(明らかに石灰化やアーチファ
クトでは無い部分)を指定し、情報処理装置104は指
定された部分のCT値を最大CT値とする。なお下限閾
値を80HUや100HU等の値に設定してShaded Surface
Displayでおおよその下行大動脈の3次元画像を作成
し、その画像内の下行大動脈の始点と終点をユーザが徒
手的に指定し、情報処理装置104が下行大動脈の横断
面毎の最大CT値を自動的に測定することも可能であ
る。そして情報処理装置104は、同横断面上の下行大
動脈と冠動脈のバルサルバ洞からの距離の差と循環時
間、心拍数等の情報に基づいて測定された最大CT値の
造影剤の到着状況を補正する(ステップS212)。続
いてステップS213において指定された基準値(ここ
では-100HUと指定)と補正された最大CT値の差の所
定の比率、例えば70%にあたる値を同横断面上に位置す
る冠動脈の閾値として設定し、血管の内腔を抽出する。
このとき横断面番号1乃至40までの横断像に設定され
る冠動脈の閾値の一例を図9に示す。図9において折れ
線Pは各横断像に含まれる下行大動脈の最大CT値を示
す。図3でわかるように同横断面の冠動脈と下行大動脈
では冠動脈の方がバルサルバ洞にはるかに近い。血液の
循環時間は心拍出量等に依存するが、正常で腕―舌時間
(肘静脈から舌の動脈までの時間)は10〜16秒、腕―肺
時間(肘静脈から肺の毛細血管までの時間)は4〜8秒
である。多くの研究で大動脈血流速は正常でおおよそ1
m/secとされており冠動脈と下行大動脈のバルサルバ
洞からの距離の差が例えば30cmとしたら造影剤は下行
大動脈には同横断面の冠動脈より0.3秒遅れて到着する
ことになる。撮影は一心拍に一枚であるため、例えば心
拍数が60回/分であれば撮影は1秒毎に行われたこと、
すなわち各横断面間は1秒の時間差がある。この例では
折れ線Pの0.3秒前(3/10横断面間隔前)の最大CT
値が同横断面の冠動脈の最大CT値に近似するのではと
仮定でき、これを補正最大CT値として折れ線Qとす
る。折れ線Rは、基準値(ここでは-100HU)と補正さ
れた最大CT値との差の70%にあたる値を示し、この値
が各横断面毎の冠動脈内腔を抽出する閾値として設定さ
れる。また比較のため、従来において閾値と設定されて
いたCT値を直線Sとして示す。この図を見ると、全て
の横断像に対して一律の閾値を設定する従来の場合と比
較して、本発明の場合、各々の横断像毎に(即ち造影剤
の到着状況に応じて)異なる閾値、即ち部位毎に応じた
閾値が設定されていることがわかる。
【0018】このようにして血管内腔の抽出が行われた
後、図2のステップS113に戻り、情報処理装置10
4は、一連の横断像から血管内腔が抽出された画像(領
域抽出像)から補間処理を施して3次元モデルを構築
し、また構築された3次元モデルに対して投影処理およ
び陰影処理等の公知の各種画像処理を施し3次元画像を
作成する。そしてステップS114において作成された
3次元画像(再構成画像)が表示装置106により表示
される。
【0019】以上においては、冠動脈内腔を抽出する際
の閾値を設定する場合について述べたが、例えば脳血管
等、その他の細い血管についても同様に、その付近の太
い血管の内腔の最大CT値に基づいて閾値を決定するこ
とができる。また画像を構成する各々のCT値に対し
て、それぞれ任意の透明度や色調などを設定するVolume
Rendering techniqueの場合についても本発明を適応す
ることが可能である。例えば図10は各CT値と透明率
の対応を示す図である。図10(a)は、任意のグラフ
を書き込む場合を示しており、図10(b)は300HU
を100%とし、0HU以下及び600HU以上を0%に設定
する場合を示している。この例では300HUを頂点にし
ているが、本発明では、この頂点の値を各横断面毎に変
更することも可能である。また本実施の形態において
は、電子ビームCT装置より得られたCT画像データに
対して設定する閾値について述べたが、MRI装置等に
より得られた画像データに対しても本発明を適用するこ
とができる。なお、上記各種の処理を行うコンピュータ
プログラムは、磁気ディスク、CD−ROM、またはフ
ロッピーディスク等の記録媒体を介するか、ネットワー
クなどを介してユーザに伝送し、必要に応じて内蔵する
RAMやハードディスクなどに記録して利用させるよう
にすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、本発明の医療用画像作成に
よれば、細い血管と同横断面に位置する下行大動脈内
腔の最大CT値を測定し、血管の抽出の基準となるパ
ラメータとして各横断面毎の基準値と最大CT値との差
の所定の比率にあたるCT値を設定し、各横断面毎の閾
値を設定して血管内腔を抽出することにより、細い血管
の3次元画像を正確に作成することができる。特に、
冠動脈と下行大動脈両者のバルサルバ洞からの距離、循
環時間、心拍数等の情報に基づいて造影剤の到着状況を
推定して最大CT値を補正することで、より正確に細い
血管の画像を作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる医療用画像作成装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1の医療用画像作成装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】 心臓とその近辺の血管の様子を説明する図で
ある。
【図4】 図3のA−A'線における断面図である。
【図5】 図4のC地点における血管205Aの長軸像
である。
【図6】 図5のC地点における血管205Aの長軸に
垂直方向な血管の短軸像である。
【図7】 図5のC地点における血管205Aの長軸に
垂直方向な血管のプロファイルカーブである。
【図8】 図2の血管抽出処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】 スライス番号1乃至40までの横断像に設定
される冠動脈の閾値の一例を示す図である。
【図10】 CT値と透明率の対応関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 撮像装置、 102 保存装置、 103 保
存媒体、104 情報処理装置、105 入力装置、1
06 表示装置、201 心臓、202 上行大動脈、
203 バルサルバ洞、204 右冠動脈、205 左
冠動脈、205A左前下行枝、205B 左回旋枝、2
06 大動脈弓、207 下行大動脈

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ断層撮影装置等で造影剤を
    用いて撮影された一連の横断像から、細い血管内腔の3
    次元画像を作成する医療用画像作成方法であって、 各横断面に位置する大動脈内腔の最大画素値を測定する
    測定ステップと、前記血管内腔の抽出の基準となるパラ
    メータとして、基準値と前記最大画素値との差の所定の
    比率を設定し、前記血管内腔を抽出する抽出ステップと
    を備えることを特徴とする医療用画像作成法。
  2. 【請求項2】 特定部位からの、細い対象血管と前記大
    動脈、両者の距離の差の情報、循環時間および心拍数に
    基づいて造影剤の到着状況を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップで求めた到着状況で、前記測定手段で
    測定された前記最大画素値を補正する補正ステップとを
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医療用
    画像作成方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータ断層撮像装置等で造影剤を
    用いて撮影された一連の横断像から、細い血管内腔の3
    次元画像を作成する医療用画像作成方法であって、各横
    断面に位置する大動脈内腔の最大画素値を測定する測定
    手段と、 前記血管の抽出基準となるパラメータとして、基準値と
    前記最大画素値との差の所定の比率を設定し、前記血管
    内腔を抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする医
    療用画像測定装置。
  4. 【請求項4】 特定部位からの、細い対象血管と前記大
    動脈、両者の距離の差の情報、循環時間、および心拍数
    に基づいて造影剤の到着状況を推定する推定手段と、 前記推定手段で推定された到着状況で、前記測定手段で
    測定された前記最大画素値を補正する補正手段とを備え
    ることを特徴とする医療用画像測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の医療用画像作成方
    法をコンピュータに実施させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287524A (ja) * 2002-11-28 2005-10-20 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線撮影装置の機能パラメータを決定する方法及び装置
JP2010088795A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Toshiba Corp 医用画像処理装置及び医用画像診断装置
JP2011504629A (ja) * 2007-11-22 2011-02-10 トウシバメディカルビジュアライゼーションシステムズヨーロッパ・リミテッド ボリュームレンダリング装置及び方法

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