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JP2001091383A - 圧力センサの異常検出方法および圧力センサの異常検出装置 - Google Patents

圧力センサの異常検出方法および圧力センサの異常検出装置

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Publication number
JP2001091383A
JP2001091383A JP26972299A JP26972299A JP2001091383A JP 2001091383 A JP2001091383 A JP 2001091383A JP 26972299 A JP26972299 A JP 26972299A JP 26972299 A JP26972299 A JP 26972299A JP 2001091383 A JP2001091383 A JP 2001091383A
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JP
Japan
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pressure sensor
time
abnormality
value
Prior art date
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JP26972299A
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Yukihiko Inoue
幸彦 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力センサの異常検出精度の向上を図るこ
と。 【解決手段】 圧力回路の圧力を検出する圧力センサc
から出力された出力値を繰り返し読み込む読込手段d
と、この読込手段dにおいて今回読み込まれた出力値と
前回読み込まれた出力値とを基に前記出力値の単位時間
あたりの変化量を算出し、この変化量が前記異常判定基
準値よりも大きい場合には今回読み込まれた出力値を基
に所定の幅を有した前記異常判定しきい帯を設定する異
常判定しきい帯設定手段eと、前記異常判定しきい帯の
設定後に読込手段において読み込まれた出力値が前記異
常判定しきい帯の範囲内である場合に、この状態の経過
時間を計測する時間計測手段fと、この時間計測手段f
により計測された時間が、所定の異常判定時間に達した
ときに異常と判定する異常判定手段gと、を備えている
ことを特徴とする構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABS制御や倍力
助勢や車両姿勢制御や自動制動制御などホイルシリンダ
圧を任意にコントロールするブレーキ装置などのよう
に、ポンプから流体が吐出される流体圧回路において流
体圧力を検出するべく設けられた圧力センサの異常を検
出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のように、流体回路の流体圧力の異
常を検出する方法として、例えば、特開平8-1787
86号公報に記載のように、ブレーキ装置のマスタシリ
ンダ圧あるいはブレーキ配管の圧力を検出するものが知
られている。
【0003】この従来技術は、ブレーキ配管にポンプが
流体を吐出するように構成されて、ABS制御や倍力助
勢や車両姿勢制御や自動制動制御などホイルシリンダ圧
を任意にコントロールすることが可能なブレーキ装置に
おいて、運転者によるブレーキ操作あるいは液圧制御に
よって発生したブレーキ液圧を検出するために、マスタ
シリンダまたはブレーキ配管に圧力センサを設け、この
圧力センサの検出値に基づいてホイルシリンダに供給す
る液圧を調節するよう構成されている。
【0004】そして、この圧力センサの異常検出方法と
して、この圧力センサからの出力値を繰り返し読み込
み、この読込値が、予め設定された所定の範囲の正常範
囲内に収まっている場合には、正常と判断し、読込値が
正常値範囲外に出た状態が所定の時間を越えて続くと、
異常と判断する方法・装置が記載されている。つまり、
圧力センサおよびその配線において、断線や地絡といっ
た状態が発生すると、圧力センサの検出値が、全く圧力
を検出していない状態あるいは通常よりも過大な圧力を
検出する状態となるため、上記のように読込値が所定の
正常値範囲外の値となることで異常と判定するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧力セ
ンサの故障としては、地絡や断線などの他に、圧力セン
サの出力値が所定の中間値のままになるという故障(以
下、これを中間故障と称する)もあり、この場合、上述
の従来の異常検出方法にあっては、中間値が前記正常範
囲内に収まっていると、異常を検出できず正常と判断し
てしまうおそれがあるという問題があった。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、上述のような誤判定が成されるのを防
止して異常検出精度の向上を図ることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、圧力センサの出力値の
変化量が所定の異常判定基準値よりも大きいときには、
その後の圧力センサの出力値が所定の幅を有した異常判
定しきい帯の範囲内であるか否かを判定し、さらに、前
記出力値がこの異常判定しきい帯内である状態が所定時
間継続した場合に圧力センサが異常であると判定するこ
とを特徴とする圧力センサの異常検出方法とした。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の圧力センサの異常検出方法において、前記圧力セ
ンサから出力された出力値を繰り返し読み込む読込ステ
ップと、この読込ステップにおいて今回読み込まれた出
力値と前回読み込まれた出力値とを基に前記出力値の単
位時間あたりの変化量を算出し、この変化量が前記異常
判定基準値よりも大きい場合には今回読み込まれた出力
値を基に所定の幅を有した前記異常判定しきい帯を設定
する異常判定しきい帯設定ステップと、前記異常判定し
きい帯の設定後に読込ステップにおいて読み込まれた出
力値が前記異常判定しきい帯の範囲内である場合に、こ
の状態の経過時間を計測する時間計測ステップと、この
時間計測ステップにより計測された時間が、所定の異常
判定時間に達したときに異常と判定する異常判定ステッ
プと、を順に実行することを特徴とする方法とした。
【0009】また、上述の目的を達成するために、請求
項3に記載の発明は、図1のクレーム対応図に示すよう
に、圧力回路の圧力を検出する圧力センサcから出力さ
れた出力値を繰り返し読み込む読込手段dと、この読込
手段dにおいて今回読み込まれた出力値と前回読み込ま
れた出力値とを基に前記出力値の単位時間あたりの変化
量を算出し、この変化量が所定の異常判定基準値よりも
大きい場合には今回読み込まれた出力値を基に所定の幅
を有した異常判定しきい帯を設定する異常判定しきい帯
設定手段eと、前記異常判定しきい帯の設定後に読込手
段において読み込まれた出力値が前記異常判定しきい帯
の範囲内である場合に、この状態の経過時間を計測する
時間計測手段fと、この時間計測手段fにより計測され
た時間が、所定の異常判定時間に達したときに異常と判
定する異常判定手段gと、を備えていることを特徴とす
る構成とした。
【0010】なお、請求項4に記載のように、請求項3
記載の圧力センサの異常検出装置において、前記圧力回
路bは、車両のブレーキ配管であり、かつ、前記圧力セ
ンサaは、ブレーキ液圧を検出するセンサとしてもよ
い。
【0011】また、請求項5に記載のように、請求項4
に記載の圧力センサの異常検出装置において、前記ブレ
ーキ配管は、運転者によるブレーキ操作に応じてブレー
キ液圧を発生させるブレーキ操作液圧源と、このブレー
キ操作液圧源とホイルシリンダとを結ぶ主通路と、この
主通路の途中に設けられてホイルシリンダのブレーキ液
圧を減圧および増圧可能な液圧調整弁と、前記主通路に
おいて液圧調整弁よりもブレーキ操作液圧源側の位置に
設けられて主通路を遮断および連通させるゲート弁と、
前記主通路においてゲート弁と液圧調整弁との間の位置
に吐出回路が接続されてブレーキ液を吐出するメインポ
ンプと、このメインポンプの吸入回路に向けて加給回路
を介して直接あるいは間接的にブレーキ液を供給するサ
ブポンプと、走行状態判断手段が判断する走行状態に応
じて、車両の制動の必要性ならびにホイルシリンダに供
給するブレーキ液圧である目標液圧を決定し、この決定
に応じて前記ポンプ,ゲート弁および液圧調整弁を作動
させて自動的に制動力を発生させる自動制動制御、なら
びに、運転者の制動操作時に車輪がロックするのを防止
すべく前記ポンプおよび液圧調整弁の作動を制御するA
BS制御を実行する制御手段と、を備えたブレーキ制御
装置の前記主通路あるいは加給回路を構成するブレーキ
配管としてもよい。
【0012】また、請求項6に記載のように、請求項5
に記載の圧力センサの異常検出装置において、前記異常
判定しきい帯設定手段eは、前記異常判定基準値とし
て、前回の変化量と比較する前回異常判定基準値と、こ
の前回異常判定基準値よりも絶対値が小さくかつ異なる
符号を有し今回の変化量と比較する今回異常判定基準値
とを有し、前回の変化量が前回異常判定基準値を越え、
かつ、今回の変化量が今回異常判定基準値を超えない場
合に、前記異常判定しきい値を設定するよう構成しても
よい。
【0013】また、請求項7に記載のように、請求項6
に記載の圧力センサの異常検出装置において、前記異常
判定しきい帯設定手段eは、前記ポンプaが作動中であ
るか否かに応じて、ポンプ駆動中には非駆動時に比べて
前記前回異常判定基準値として大きな値を用いるよう構
成するのが好ましい。
【0014】また、請求項8に記載のように、請求項7
に記載の圧力センサの異常検出装置において、前記ポン
プ駆動中の前回異常判定基準値は、30から80kgf
/cm2の範囲の値であり、ポンプ非駆動中の前回異常
判定基準値は、7から20kgf/cm2の範囲の値と
してもよい。
【0015】また、請求項9に記載のように、請求項3
ないし8に記載の圧力センサの異常検出装置において、
前記時間計測手段fは、前記経過時間の計測中に、圧力
センサcの出力値が前記異常判定しきい帯の範囲外とな
ったときには、それまでの計測時間から所定値を差し引
くよう構成するのが好ましい。
【0016】
【発明の作用および効果】圧力センサcが故障したとき
には、その出力値は、0あるいは極大値あるいは中間値
に向けて急変した後、その値に固定される。
【0017】そこで、本発明の圧力センサの異常検出方
法では、圧力センサの出力値の変化量が所定の異常判定
基準値よりも大きいときには、上述の故障による急変と
して捉え、さらに、その後の圧力センサの出力値に大き
な変化が生じることが無く、異常判定しきい帯内である
状態が所定時間継続した場合に、圧力センサが異常と判
定する。
【0018】ちなみに、圧力センサが正常な場合には、
検出圧力が急変したりノイズが重畳したりすることによ
り出力値の変化量が異常判定基準値よりも大きくなって
も、正常な検出圧力の急変の場合には、その後も圧力が
上下するし、特に、圧力センサがポンプの吐出圧を検出
している場合には、ポンプの吐出作動に伴う圧力の上下
を検出するものであるし、また、ノイズが重畳した場合
はノイズが重畳しなくなった時点で、基の値に戻る急変
が生じる。したがって、圧力センサの出力値が異常判定
しきい帯の範囲外に出ることになり、異常と判定される
ことはない。
【0019】以上のように、本発明にあっては、圧力セ
ンサが故障したときに、その出力値が中間故障時の出力
値である中間値を含みどのようなレベルであっても異常
判定を行うことができ、従来と比較して検出精度の向上
を図ることができるという効果が得られる。
【0020】請求項2に記載の発明では、圧力センサの
出力値の変化量が異常判定基準値よりも大きくなると、
異常判定しきい帯設定ステップにより異常判定しきい帯
を設定し、その後、時間計測ステップにより、出力値が
異常判定しきい帯内に収まっている状態の経過時間を計
測し、続く異常判定ステップにおいて、この計測時間が
所定の異常判定時間に達したときに異常と判定する。
【0021】すなわち、圧力センサが正常な場合であっ
ても、出力値の変化量が異常判定基準値を超えた後に、
その出力値が異常判定しきい帯の範囲内に一時的に留ま
る可能性は全くないわけではない。そこで、このような
一時的なこの留まりである場合を排除できるだけの時間
が経過した時点で、異常と判定することにより、異常検
出精度をさらに向上させることができる。
【0022】請求項3ないし9に記載の発明では、読込
手段dにおいて圧力センサcの出力値を読み込み、その
単位時間あたりの変化量が異常判定基準値よりも大きい
場合に、異常判定しき帯設定手段eにおいて、異常判定
しきい帯を設定し、その後、時間計測手段fにより、圧
力センサcの出力値が異常判定しきい帯の範囲内である
時間を計測し、この計測時間が所定の異常判定時間に達
したときに異常判定手段gが、異常と判定する。
【0023】したがって、請求項3ないし9に記載の発
明は、請求項1や2に記載の発明と同様に、圧力センサ
cに異常が発生したときには、その出力が0や過大値は
もちろん、中間値となったとしても、このように、圧力
センサcの出力値の変化量の急変の後に出力値が所定の
しきい帯の範囲内に留まることに基づいて、この状態の
経過時間により異常判定をおこなうものであり、異常の
誤検出を防止して検出精度を向上させることができる。
【0024】請求項4ないし9に記載の発明では、車両
のブレーキ配管に設けられた圧力センサcの異常検出を
高い精度で行うことができる。
【0025】請求項5ないし9に記載の発明では、圧力
センサcは、少なくとも、運転者の制動操作、ABS制
御、自動制動制御のいずれかが実行されたときのブレー
キ液圧を検出することができ、運転者の制動操作の場合
は、運転者の踏み込み操作の後には、踏み込みを緩めて
制動力を軽減する操作が伴うし、ABS制御および自動
制動制御の場合には、ポンプが吐出する際の脈動が発生
することにより、圧力センサcが正常であれば、上述の
ように時間計測手段fが時間を計測するときには、圧力
センサcの出力値は異常判定しきい帯に留まることはな
い。したがって、高い精度で異常検出を行うことができ
る。
【0026】請求項6ないし9に記載の発明にあって
は、異常判定しきい帯設定手段eは、大きさおよび符号
が異なる前回異常判定基準値および今回異常判定基準値
を有している。すなわち、ノイズが重畳された場合、ノ
イズが重畳された時点で圧力センサcの出力値に急変が
生じ、ノイズの重畳が解消された時点で、重畳時とは逆
方向の急変が生じる。また、正常な圧力変化の場合も、
圧力の急変が生じても、基本的には、基の値に戻る変化
が生じる。それに対して、圧力センサcが故障した場合
には、出力値の急変が生じた後には、元に戻ることはな
い。
【0027】そこで、請求項6記載の発明にあっては、
前回の単位時間あたりの変化量と比較する前回異常判定
基準値は、大きめの値として、最初の急変の有無を判定
し、次回に、今回の単位時間あたりの変化量と比較する
今回異常判定基準値は、前回の急変方向とは逆方向の変
化量が大きいか否かを判定する。したがって、今回比較
する戻り方向の変化量が小さければ、異常と判定し、戻
り方向の変化量が大きければ正常と判定する。
【0028】このように、請求項6ないし9に記載の発
明にあっては、最初の急変化量とその後の戻り方向の変
化量との2段階で時間計測手段fによる計測を実行する
か否かを決定するため、よりいっそう異常検出精度が高
くなる。
【0029】請求項7および8に記載の発明では、異常
判定しきい帯設定手段eにおいて、ポンプが駆動するA
BS制御中や自動制動制御中は、ポンプが駆動していな
い通常の制動時と比較して、前回異常判定基準値として
大きな値を用いる。つまり、ポンプ吐出圧が作用して、
圧力の急変が生じる可能性が高いときには、前回異常判
定基準値として大きな値を用い、異常な変化として捉え
ないようにし、これにより検出精度の向上を図ることが
できる。
【0030】請求項9に記載の発明では、時間計測手段
fは、圧力センサcの出力値が異常判定しきい帯の範囲
外となったときには、それまでの計測時間から所定値を
差し引く。したがって、圧力センサcの出力値の急変が
あって、時間計測手段fが、いったん経過時間の計測を
開始しても、圧力センサcが正常であった場合には、計
測時間がどんどん差し引かれて、結果的に計測時間0と
なって、異常と判定することが無くなる。ちなみに、単
に、経過時間の計測を中断するだけであると、圧力セン
サcが正常であっても、その出力値が異常判定しきい帯
を度々通過すれば、計測時間が蓄積されて異常と誤判定
されるおそれがある。よって、請求項9に記載の発明
は、いっそう検出精度の向上を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図2は以下に説明する実施の形態1を
適用したブレーキ制御装置の全体構成を示す構成図であ
る。
【0032】図において、WCはホイルシリンダ、MC
はマスタシリンダ、BPはブレーキペダル、RTはリザ
ーバタンクである。前記マスタシリンダMCと4輪の各
ホイルシリンダWCとは、2系統のブレーキ配管(請求
の範囲の主通路に相当する)1,2により接続されてい
る。なお、前記マスタシリンダMCは、運転者のブレー
キ操作に応じた液圧を発生させるものであるが、ブレー
キ操作液圧源としては、これに限らず、運転者のブレー
キ操作を電気的に検出してこれに応じた制御圧を発生す
る手段を用いてもよい。
【0033】以下、構成を詳細に説明するが、各ブレー
キ配管1,2における構成は同一であるので、以下に、
ブレーキ配管1に関する構成についてのみ説明し、ブレ
ーキ配管2における構成には、同じ符号を付けることで
説明を省略する。
【0034】前記ブレーキ配管1は、分岐点1dにおい
て各ホイルシリンダWC,WCに向けて2つの分岐回路
1f,1rに分岐され、各分岐回路1f,1rに、液圧
制御弁を構成する流入弁5および流出弁6が設けられて
いる。そして、流入弁5には一方弁1gが並列に設けら
れ、また、流出弁6には、ホイルシリンダWCのブレー
キ液をリザーバ7に逃がすドレン回路10が接続されて
いる。
【0035】このドレン回路10には、リザーバ7のブ
レーキ液をブレーキ配管1の流入弁5よりも上流である
分岐点1dに戻す還流回路4fおよびメインポンプ4が
設けられている。なお、還流回路4fには、脈動を吸収
するダンパ4dが設けられ、また、メインポンプ4にお
いて、逆流防止用の吸入弁4hおよび吐出弁4bが設け
られている。
【0036】さらに、メインポンプ4の吸入弁4hの直
下流には、加給回路32の一端が接続されており、この
加給回路32は、他端が、加給ピストン51の加給室5
1aが接続されている。また、前記加給回路32の途中
には、この加給回路32を開閉する常閉のイン側ゲート
弁42が設けられている。
【0037】前記加給ピストン51は、シリンダ52内
を加給室51aと圧力導入室51bとに画成してピスト
ン53が摺動自在に設けられている。このピストン53
は、リターンスプリング54により圧力導入室51bを
縮める方向に付勢され、かつピストン53には、ブレー
キ配管1と加給回路32とを連通させる通路を閉じるチ
ェック弁55が設けられている。
【0038】さらに、前記ブレーキ配管1において、分
岐点1dよりも上流には、ブレーキ配管1を開閉する常
開のアウト側ゲート弁(請求の範囲のゲート弁に対応す
る)41と、チェック弁21とが並列に設けられてい
る。そして、前記ブレーキ配管1においてアウト側ゲー
ト弁41の下流位置と、前記加給回路32のイン側ゲー
ト弁42よりも上流位置とが、リリーフ回路34で接続
されているとともに、このリリーフ回路34には、ブレ
ーキ配管1側が所定圧を越える高圧になると、ブレーキ
液を加給回路32側に逃がすリリーフ弁43が設けられ
ている。
【0039】また、前記加給ピストン53の圧力導入室
51bどうしは、圧力導入回路33により接続され、こ
の圧力導入回路33にサブポンプ8の加給吐出回路8a
が接続されている。前記サブポンプ8は、加給吸入回路
8bがマスタシリンダMCのリザーバタンクRTに接続
されていて、作動時には、リザーバタンクRTのブレー
キ液を圧力導入回路33に向けて吐出するものである。
なお、サブポンプ8には、吸入弁8cおよび吐出弁8d
が設けられている。
【0040】さらに、加給吸入回路8bと圧力導入回路
33とが2本の循環回路38a,38bにより接続され
ている。そして、循環回路38aの途中には循環回路3
8aを開閉可能な常開の循環切換弁45が設けられ、一
方の循環回路38bにはリリーフ弁46が設けられてい
る。このリリーフ弁46は、循環切換弁45aが閉状態
の時に圧力導入回路33が所定の圧力異常にならないよ
うに圧力調整するよう構成されている。
【0041】なお、上記メインポンプ4およびサブポン
プ8は、1つのモータMで駆動されるよう構成されてお
り、図3に示すように、このモータMおよび前記流入弁
5,流出弁7,アウト側ゲート弁41,イン側ゲート弁
42,循環切換弁45の作動は、コントロールユニット
CUにより制御される。このコントロールユニットCU
は、入力手段として前記加給回路32の途中に設けられ
た圧力センサPSや車輪速センサS,ヨーレイトセンサ
YR,舵角センサH,ブレーキセンサBSなどを備えた
センサ群SGを有している。
【0042】次に、ブレーキ制御装置の基本的な作動を
説明する。 a)通常のブレーキ操作時 通常、各弁5,5,6,6,41,42,45は、図示
の非作動状態となっており、この状態でブレーキペダル
BPを踏むと、マスタシリンダMCで発生したブレーキ
液圧が、各ブレーキ配管1,2を通って各ホイルシリン
ダWCに伝達され、ブレーキペダルBPの踏力に応じた
車輪の制動が行われる。また、運転者がブレーキ操作を
終えると、ホイルシリンダWCに供給されていたブレー
キ液は、各ブレーキ配管1,2を上記とは逆に流れてマ
スタシリンダMCに戻る。
【0043】b)ABS制御時 上述のブレーキ操作時に、車輪がロックしたことあるい
はロックしそうな状態となったことをコントロールユニ
ットCUが検出すると、車輪のスリップ率を所定の範囲
内に納めて車輪のロックを防止するABS制御を行う。
すなわち、このABS制御は、制動時に車輪がロックし
ないようにブレーキ液圧を減圧・保持・増圧するもの
で、上述のブレーキ操作により生じたブレーキ液圧によ
り、いずれかの車輪のスリップ率が所定値以上となる
と、コントロールユニットCUは、まず、アウト側ゲー
ト弁41を閉弁させるとともに、モータMの駆動を開始
し、さらに、そのロックしそうな車輪を制動するホイル
シリンダWCに接続されている分岐回路1r,1fの流
入弁5を閉弁し流出弁6を開弁する。この流出弁6の開
弁によりホイルシリンダWCのブレーキ液がドレン回路
10を経てリザーバ7に排出され、ホイルシリンダWC
の減圧されて、制動力が弱まる。なお、リザーバ7に排
出されたブレーキ液は、メインポンプ4の駆動により随
時ブレーキ配管1に還流される。
【0044】そして、この制動力の低下の結果、車輪の
スリップ率が所定値未満に低下したら、コントロールユ
ニットCUは、流出弁6への通電を停止して流出弁6を
閉弁させてホイルシリンダWCの液圧を保持させ、さら
に、この保持作動の結果、スリップ率が他の所定値未満
まで低下すると、コントロールユニットCUは、流入弁
5への通電をカットして開弁させ、この結果、高圧とな
っているブレーキ配管1のブレーキ液がホイルシリンダ
WCに供給されて制動力が再増加される。
【0045】以上の作動を繰り返すことで、ブレーキペ
ダルBPを踏んでいる間、各車輪のスリップ率を所定の
範囲内に保持して、車輪のロックを防止させながら最大
制動力が得られるABS制御が成される。
【0046】また、以上のABS制御時には、モータM
を駆動させる結果、サブポンプ8も駆動するが、このA
BS制御時には、循環切換弁45が開弁されており、サ
ブポンプ8が吐出するブレーキ液の全量が2つの循環回
路38aを介して循環されるために空転状態となってい
て、サブポンプ8は負荷とはならない。このようにサブ
ポンプ8は仕事を行わないから、圧力導入室51cへは
圧力導入されることがなく、ピストン53はリターンス
プリング54の付勢力により一端に配置された状態に維
持される。また、このABS制御時も上述の通常ブレー
キ操作時と同様にイン側ゲート弁42は閉弁状態に保た
れているため、マスタシリンダMCで圧力が発生して
も、ブレーキ液が加給回路32からサブポンプ8へ供給
されることはない。
【0047】この後、運転者がブレーキ操作を終えたり
車速が所定値以下になるなどのABS制御終了条件が成
立したりするとABS制御を終了するもので、この場
合、コントロールユニットCUは、アウト側ゲート弁4
1を開弁してブレーキ配管1を連通状態とし、かつ、流
入弁5,流出弁6を元の状態に戻す。したがって、ホイ
ルシリンダWCに供給されていたブレーキ液は、ブレー
キ配管1を逆流してマスタシリンダMCに戻る。また、
リザーバ7に排出されたブレーキ液もメインポンプ4の
駆動によりブレーキ配管1に戻された後、マスタシリン
ダMCに戻るもので、これに要する時間が経過した後、
モータMの駆動が停止される。
【0048】c)自動制動制御時 コントロールユニットCUは、急発進・急加速により駆
動輪のスリップ率が高くなったのに応じてスリップ率を
所定の範囲内に納める駆動力制御、過オーバステアや過
アンダステアなど車両の姿勢が乱れそうになったのに応
じて制動力を発生させて車両のヨーモーメントを安定方
向に作用させて車両姿勢を安定させる車両姿勢安定制
御、あるいは先行車を自動的に追尾する自動追尾制御に
おいて必要に応じて自動的に制動を行う自動制動制御、
のうちの少なくとも一つからなる自動制動制御を行う。
【0049】自動制動制御時には、コントロールユニッ
トCUは、モータMの駆動を開始させるとともに循環切
換弁45を閉弁(ONとする)させ、かつ、アウト側ゲ
ート弁41を閉弁(ONとする)させる一方、イン側ゲ
ート弁42を開弁(ONとする)させる。
【0050】このモータMの駆動により前記サブポンプ
8が駆動して、マスタシリンダMCのリザーバタンクR
T内のブレーキ液が吸入されて圧力導入回路33に吐出
されて、加給ピストン51の圧力導入室51bに導入さ
れる。この圧力導入によりピストン53がリターンスプ
リング54の付勢力に抗して摺動し、加給室51a内の
ブレーキ液がピストン53のストロークによる容積変化
分だけ加給回路32に吐出される。そして、この加給回
路32のブレーキ液がイン側ゲート弁42を介してメイ
ンポンプ4に吸引され、各分岐回路1f,1rに吐出さ
れる。したがって、流入弁5,流出弁6を必要に応じて
開閉させて各ホイルシリンダ圧を最適制御できる。すな
わち、自動制動制御の開始時には、その直前にABS制
御を行っていない限りはリザーバ7にブレーキ液は貯留
されておらず、メインポンプ4を駆動させただけでは即
座にブレーキ液を吸入・吐出することができず、吐出圧
は生じない。そこで、サブポンプ8を駆動させて加給ピ
ストン51からメインポンプ8の吸入側にブレーキ液を
供給させることにより上述のような作動を行うことがで
きるものである。
【0051】また、この時、ブレーキ配管1が高圧にな
り過ぎた場合には、リリーフ弁43が開弁してリリーフ
弁43の開弁圧まで減圧されるもので、これにより、加
給ピストン51では、このブレーキ液の戻り分だけ加給
室51aの容積が拡大されてピストン本体53が押し戻
される。
【0052】なお、循環切換弁45は、自動制動制御を
実行している間閉弁させ、自動制動制御の終了とともに
開弁させる。
【0053】その後、自動制動制御を終了する場合、ア
ウト側ゲート弁41ならびに循環切換弁45を開弁する
とともにモータMの駆動を停止させる。したがって、加
給ピストン51では、サブポンプ8による加給圧がなく
なってピストン53がリターンスプリング54により押
し戻されてホイルシリンダWCあるいはメインポンプ4
からブレーキ配管1に戻されたブレーキ液が加給室51
aに戻る。また、圧力導入室51b内に導入されていた
ブレーキ液はリザーバタンクRTに戻る。
【0054】本実施の形態1では、上述のABS制御お
よび自動制動制御の制御精度を高めるために加給回路3
2に圧力センサPSを設け、加給回路32における液圧
を検出するよう構成されている。
【0055】このように圧力センサPSを設けた構成で
は、圧力センサPSに異常が発生した場合に、正常に制
御を実行できなくなることから、圧力センサPSの異常
を常時検出する必要がある。
【0056】本実施の形態では、コントロールユニット
CUにおいて、圧力センサPSの異常検出を実行してい
るもので、以下に、これについて説明する。
【0057】図4は、請求項1ないし6および9に記載
の発明に対応した実施の形態1の制御を実行する部分の
制御流れを示すフローチャートである。
【0058】ステップ101では、圧力センサPSの出
力電圧Pmを読み込む。なお、この出力電圧Pmは、圧
力センサPSの出力電圧の1msにおけるサンプリング
値であって、このステップ101の処理を実行する部分
が請求の範囲の読込ステップならびに読込手段に相当す
る。続くステップ102では、圧力センサPSの出力電
圧Pmの移動平均値Paveを求める。この移動平均値
Paveは、出力電圧Pmを10msの間で移動平均し
た値であって、ノイズ成分を除去するためにこの処理を
行っている。
【0059】ステップ103では、移動平均値Pave
の前回値Pave[1]と今回値Pave[0]との差
に基づいて、圧力変化率△Pを算出する。続くステップ
104では、圧力センサPSの出力値が異常変化状態で
あることを示す異常変化フラグDpが0(非異常変化状
態)であるか否かを判定し、Dp=0であればステップ
105に進み、Dp=1であればステップ111に進
む。
【0060】ステップ105では、前回の圧力変化率△
P[1]が第2異常判定基準値(請求の範囲の前回異常
判定基準値に相当する)PBよりも大きいか否か判定
し、△P[1]>PBであればステップ106に進み、
△P[1]≦PBであればステップ107に進む。ちな
みに、第2異常判定基準値PBは、例えば60kgf/
cm2程度の大きい値であって、これはモータMを駆動
させたときに生じる圧力変化速度の最大値および最小値
に応じて算出した値であって、この値はポンプ4,8の
仕様に応じて適宜決定する。
【0061】ステップ106では、今回の圧力変化率△
P[0]が第3異常判定基準値(請求の範囲の今回異常
判定基準値に相当する)PCの負の値-PCよりも大き
いか否か判定し、△P[0]>-PCであればステップ
109に進み、△P[0]≦-PCであればステップ1
10に進む。ちなみに、第3異常判定基準値PCは、例
えば1kgf/cm2程度であって、第2異常判定基準
値PBに比べて極めて小さな値であり、これは圧力セン
サPSに異常が発生したときの出力変動幅により算出す
るものである。
【0062】一方、ステップ105においてNOと判定
された場合に進むステップ107にあっては、前回の圧
力変化率△P[1]が第2異常判定基準値PBの負の値
-PBよりも小さいか否か判定し、△P[1]<-PBで
あればステップ108に進み、△P[1]≧-PBであ
ればステップ110に進む。さらに、続くステップ10
8では、今回の圧力変化率△P[0]が第3異常判定基
準値PCよりも小さいか否か判定し、△P[0]<PC
であればステップ109に進み、△P[0]≧PCであ
ればステップ110に進む。
【0063】ステップ109では、圧力センサPSの出
力値の変化が異常であると判定して異常変化フラグDp
=1にセットするとともに今回の移動平均値Pave
[0]を異常時平均値P1とし、ステップ110では圧
力センサPSが正常であると判定する。
【0064】要するに、ステップ105から110の処
理にあっては、前回の制御サイクルにおいて大きな圧力
変化が生じ、今回の制御サイクルにおいて圧力変化が小
さいときにステップ109に進んで、圧力センサPSの
出力値の変化に異常があると判定し、前回・今回のいず
れも大きな圧力変化が生じない場合、ならびに前回大き
な圧力変化があっても今回はそれと逆方向に大きな圧力
変化があった場合は、ノイズの影響であるとして圧力セ
ンサPSは正常であると判定する。
【0065】このような処理に基づいて異常変化フラグ
Dp=1にセットされた場合、ステップ104において
NOと判定されてステップ111に進むことになる。こ
のステップ111では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1に第3異常判定基準値PCを
加えた値(請求の範囲の異常判定しきい帯の上限値に相
当する)よりも大きいか否か、すなわちPave[0]
>P1+PCであるか否かを判定し、YESであればス
テップ112に進み、NOの場合はステップ113に進
む。ステップ113では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1から第3異常判定基準値PC
を差し引いた値(請求の範囲の異常判定しきい帯の下限
値に相当する)よりも小さいか否か、すなわちPave
[0]<P1-PCであるか否かを判定し、YESであ
ればステップ112に進み、NOの場合はステップ11
6に進む。
【0066】以上説明したステップ102から109ま
で、ならびにステップ111,112の処理を実行する
部分が請求の範囲の異常判定しきい帯設定ステップなら
びに異常判定しきい帯設定手段に相当する。
【0067】ステップ112では、異常判定タイマT1
が0であるか否かを判定し、T1=0の場合はステップ
114に進んで異常変化フラグDp=0にリセットする
とともに異常時平均値P1も0にリセットする。また、
ステップ112においてT1≠1の場合はステップ11
5に進んで異常判定タイマT1のカウント値を1だけデ
クリメントする。
【0068】また、ステップ116では、異常判定タイ
マT1を1だけインクリメントし、続くステップ117
において異常判定タイマT1が異常判定時間TA未満で
あるか否かを判定し、異常判定時間TA未満であればス
テップ110に進んで圧力センサPSが正常であると判
定するが、異常判定時間TA異常となるとステップ11
8に進んで圧力センサPSが異常と判定する。ちなみ
に、異常判定時間TAは例えば100ms程度の短時間
である。
【0069】すなわち、ステップ111から118の処
理では、圧力センサPSの出力値の前回から今回にかけ
ての変化率が異常であると判定したら、その時点の移動
平均値(異常時平均値P1)に対して±PCの幅を持っ
た範囲を設定し、その後の移動平均値Pave[0]が
この範囲内に入っていれば、異常である異常判定タイマ
T1をカウントして行き、そのカウント値が異常判定時
間TAを越えれば、異常と判定するものであり、請求の
範囲の時間制速ステップ,異常判定ステップおよび時間
計測手段,異常判定手段に相当する。また、ステップ1
12から115への流れが、請求項9の発明に相当す
る。
【0070】次に、作用について説明する。コントロー
ルユニットCUは、常時、圧力センサPSの出力電圧P
mを読込ながら、その移動平均値Paveを求めている
(ステップ101→102)。ここで、図5(b)に示
すように、圧力センサPSの出力値にノイズが重畳した
場合について説明すると、この場合、圧力センサPSの
出力値は、急激に高まった後に急激に低下するため、圧
力変化率△P[1]が第2異常判定基準値PBを越える
が、その後の圧力変化率△P[0]は第3異常判定基準
値-PCよりも小さな値となる。したがって、ステップ
104→105→106→110の流れとなって圧力セ
ンサPSが正常であると判定することになる。
【0071】一方、圧力センサPSに中間故障が発生し
て、その出力値が図4(a)に示すように変化した場合
について説明する。すなわち、圧力センサPSは、その
出力が急激に上昇した後、ある所定の出力値を維持する
中間故障が生じた場合には、前回の圧力変化率△P
[1]が第2異常判定基準値PBを越えるが、その後の
今回の圧力変化率△P[0]は第3異常判定基準値-P
Cよりも大きな値となる。その結果、ステップ104→
105→106→109の流れとなって、異常変化フラ
グDpが1にセットされるとともに、その時点の移動平
均値Pave[0]を異常時平均値P1と設定する。
【0072】圧力センサPSの出力値Pmは、その後も
変化しないことから、異常変化フラグDpがセットされ
た後は、ステップ104→111→113→116の流
れとなって異常判定タイマT1がカウントされ、このカ
ウント値が異常判定時間TAを越えた時点で、異常発生
と決定される。
【0073】以上のように、本実施の形態では、ノイズ
が重畳した場合には、圧力センサPSの出力値が急激に
変化するが、その後、出力値が元に戻るため、再度、逆
方向の急激な変化が生じる。それに対して、中間故障の
場合には、圧力センサPSの出力値が急激に変化し、そ
の後、出力値が維持されるというような特性の違いに基
づいて、圧力センサPSの出力値に急激な変化(所定値
よりも大きい変化率)が発生した後に、逆方向の急激な
変化が生じれば正常と判定するが、出力値が一定の範囲
内に収まれば、故障と判定するものである。
【0074】したがって、従来では検出できなかった中
間故障にも対応でき、異常検出精度の向上を図ることが
できる。ちなみに、圧力センサPSは、正常に作動して
いる場合の出力値の範囲が所定のプラス出力範囲に設定
されており、地絡や断線の場合も、出力値がこの所定の
プラス出力範囲から出る急激な変化の後、所定のプラス
出力範囲外の一定の低出力値や高出力値に維持されるた
め、上記と同様にして異常を検出することができる。
【0075】(実施の形態2)図6は、請求項1ないし
9に記載の発明に対応した異常検出の他例である実施の
形態2の制御流れを示す。この実施の形態2では、コン
トロールユニットCUがABS制御あるいは自動制動制
御を実行しているか否かを判定に加えるようにした例で
ある。
【0076】実施の形態1と同様にして、ステップ20
1では、圧力センサPSの出力電圧Pmを読み込み、続
くステップ202では、圧力センサPSの出力電圧Pm
の移動平均値Paveを求め、続くステップ203で
は、移動平均値Paveの前回値Pave[1]と今回
値Pave[0]との差に基づいて、圧力変化率△Pを
算出する。
【0077】次にステップ204では、モータ駆動状態
フラグMtrに基づいてモータMが駆動状態であるか否
かを判定し、駆動状態であればステップ220に進み、
非駆動状態であればステップ205に進む。
【0078】モータMの非駆動時に進むステップ205
から219に至る制御、ならびにモータMの駆動時に進
むステップ220から234に至る制御は、基本的に
は、実施の形態1におけるステップ104からステップ
118に至る制御と同様であるが、それぞれ、モータM
を駆動させているか否かに応じて異常判定基準値として
第1異常判定基準値(前回異常判定基準値に相当する)
PA,第2異常判定基準値PB,第3異常判定基準値P
Cの3つの異常判定基準値を状況に応じて使い分けてい
る点が相違する。
【0079】ステップ205では、圧力センサPSの出
力値が異常変化状態であることを示す異常変化フラグD
pが0(非異常変化状態)であるか否かを判定し、Dp
=0であればステップ206に進み、Dp=1であれば
ステップ210に進む。
【0080】ステップ206では、前回の圧力変化率△
P[1]が第1異常判定基準値PAよりも大きいか否か
判定し、△P[1]>PAであればステップ207に進
み、△P[1]≦PAであればステップ207に進む。
ちなみに、第1異常判定基準値PAは、例えば12kg
f/cm2程度の通常の制動操作により発生する圧力変
化速度の最大値および最小値に応じた大きさの値であ
る。
【0081】ステップ207では、今回の圧力変化率△
P[0]が第3異常判定基準値PCの負の値-PCより
も大きいか否か判定し、△P[0]>-PCであればス
テップ213に進み、△P[0]≦-PCであればステ
ップ218に進む。ちなみに、第3異常判定基準値PC
は、実施の形態1と同じ値である。
【0082】一方、ステップ206においてNOと判定
された場合に進むステップ208にあっては、前回の圧
力変化率△P[1]が第2異常判定基準値PBの負の値
-PBよりも小さいか否か判定し、△P[1]<-PBで
あればステップ209に進み、△P[1]≧-PBであ
ればステップ218に進む。さらに、続くステップ20
9では、今回の圧力変化率△P[0]が第3異常判定基
準値PCよりも小さいか否か判定し、△P[0]<PC
であればステップ213に進み、△P[0]≧PCであ
ればステップ218に進む。
【0083】ステップ213では、圧力センサPSの出
力値の変化が異常であると判定して異常変化フラグDp
=1にセットするとともに今回の移動平均値Pave
[0]を異常時平均値P1とし、ステップ218では圧
力センサPSが正常であると判定する。
【0084】このような処理に基づいて異常変化フラグ
Dp=1にセットされた場合、ステップ205において
NOと判定されてステップ210に進むことになる。こ
のステップ210では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1に第3異常判定基準値PCを
加えた値よりも大きいか否か、すなわちPave[0]
>P1+PCであるか否かを判定し、YESであればス
テップ212に進み、NOの場合はステップ211に進
む。ステップ211では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1から第3異常判定基準値PC
を差し引いた値よりも小さいか否か、すなわちPave
[0]<P1-PCであるか否かを判定し、YESであ
ればステップ212に進み、NOの場合はステップ21
6に進む。
【0085】ステップ212では、異常判定タイマT1
が0であるか否かを判定し、T1=0の場合はステップ
214に進んで異常変化フラグDp=0にリセットする
とともに異常時平均値P1も0にリセットする。また、ス
テップ212においてT1≠1の場合はステップ215
に進んで異常判定タイマT1のカウント値を1だけデク
リメントする。
【0086】また、ステップ216では、異常判定タイ
マT1を1だけインクリメントし、続くステップ217
において異常判定タイマT1が異常判定時間TA未満で
あるか否かを判定し、異常判定時間TA未満であればス
テップ218に進んで圧力センサPSが正常であると判
定するが、異常判定時間TA以上となるとステップ21
9に進んで圧力センサPSが異常と判定する。ちなみ
に、異常判定時間TAは例えば100ms程度の短時間
である。
【0087】モータMの駆動時に進むステップ220で
は、異常変化フラグDpが0(非異常変化状態)である
か否かを判定し、Dp=0であればステップ221に進
み、Dp=1であればステップ225に進む。
【0088】ステップ221では、前回の圧力変化率△
P[1]が第2異常判定基準値PBよりも大きいか否か
判定し、△P[1]>PBであればステップ222に進
み、△P[1]≦PBであればステップ223に進む。
ちなみに、第2異常判定基準値PBは、実施の形態1と
同じ値であるステップ222では、今回の圧力変化率△
P[0]が第3異常判定基準値PCの負の値-PCより
も大きいか否か判定し、△P[0]>-PCであればス
テップ228に進み、△P[0]≦-PCであればステ
ップ233に進む。ちなみに、第3異常判定基準値PC
は、実施の形態1と同じ値である。
【0089】一方、ステップ221においてNOと判定
された場合に進むステップ223にあっては、前回の圧
力変化率△P[1]が第2異常判定基準値PBの負の値
-PBよりも小さいか否か判定し、△P[1]<-PBで
あればステップ224に進み、△P[1]≧-PBであ
ればステップ233に進む。さらに、続くステップ22
4では、今回の圧力変化率△P[0]が第3異常判定基
準値PCよりも小さいか否か判定し、△P[0]<PC
であればステップ228に進み、△P[0]≧PCであ
ればステップ233に進む。
【0090】ステップ228では、圧力センサPSの出
力値の変化が異常であると判定して異常変化フラグDp
=1にセットするとともに今回の移動平均値Pave
[0]を異常時平均値P1とし、ステップ233では圧
力センサPSが正常であると判定する。
【0091】このような処理に基づいて異常変化フラグ
Dp=1にセットされた場合、ステップ220において
NOと判定されてステップ225に進むことになる。こ
のステップ225では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1に第3異常判定基準値PCを
加えた値よりも大きいか否か、すなわちPave[0]
>P1+PCであるか否かを判定し、YESであればス
テップ227に進み、NOの場合はステップ226に進
む。ステップ226では、今回の移動平均値Pave
[0]が異常時平均値P1から第3異常判定基準値PC
を差し引いた値よりも小さいか否か、すなわちPave
[0]<P1-PCであるか否かを判定し、YESであ
ればステップ227に進み、NOの場合はステップ22
6に進む。
【0092】ステップ227では、異常判定タイマT1
が0であるか否かを判定し、T1=0の場合はステップ
229に進んで異常変化フラグDp=0にリセットする
とともに異常時平均値P1も0にリセットする。また、ス
テップ227においてT1≠1の場合はステップ230
に進んで異常判定タイマT1のカウント値を1だけデク
リメントする。
【0093】また、ステップ231では、異常判定タイ
マT1を1だけインクリメントし、続くステップ232
において異常判定タイマT1が異常判定時間TA未満で
あるか否かを判定し、異常判定時間TA未満であればス
テップ233に進んで圧力センサPSが正常であると判
定するが、異常判定時間TA以上となるとステップ23
4に進んで圧力センサPSが異常と判定する。ちなみ
に、異常判定時間TAは例えば100ms程度の短時間
である。
【0094】この実施の形態2の場合も、前回の制御サ
イクルにおいて大きな圧力変化が生じ、今回の制御サイ
クルにおいて圧力変化が小さいときに圧力センサPSの
出力値の変化に異常があると判定し、前回・今回のいず
れも大きな圧力変化が生じない場合、ならびに前回大き
な圧力変化があっても今回はそれと逆方向に大きな圧力
変化があった場合は、ノイズの影響であるとして圧力セ
ンサPSは正常であると判定するもので、この時、モー
タMが駆動状態であるか非駆動状態であるかで圧力セン
サPSが正常である場合の圧力変化率が異なることか
ら、異常な変化率であるか否かを判定する判定基準値を
異ならせ、よりいっそう異常検出精度の向上を図ってい
るものである。
【0095】以上図面により実施の形態1,2について
説明してきたが、本発明は上記実施の形態の構成に限定
されるものではない。例えば、実施の形態では、ブレー
キ操作液圧源としてブレーキペダルBPの操作により機
械的に液圧を発生させるマスタシリンダを示したが、ブ
レーキペダルBPと機械的な連携が無く、ブレーキペダ
ルBPに対する操作を電気的に検出してその検出値に基
づいて制御液圧を発生する手段を用いてもよい。
【0096】また、実施の形態では、圧力センサPS
を、加給回路32に設けた例を示したが、圧力センサP
Sは、マスタシリンダMCからホイルシリンダWCに至
るまでのどの位置に設けてもよいし、あるいは、制御と
してABS制御のみを実行する装置であれば、圧力セン
サPSは、マスタシリンダMCから増圧弁5に至るまで
のどの位置に設けてもよいし、あるいは、本実施の形態
1,2のように、ABS制御および自動制動制御を実行
する装置であっても、例えば、自動制動制御時には異常
検出を行わないというのであれば、圧力センサは、アウ
ト側ゲート弁3よりも上流に設けてもよい。
【0097】さらに、本発明を適用するブレーキ装置と
しては、実施の形態1,2に限定されるものではなく、
例えば、実施の形態1,2では、2つのポンプ4,8が
設けられた構成のブレーキ装置について説明したが、ポ
ンプは1つの構造であってもよい。このような構成のブ
レーキ装置に適用した例を実施の形態3として説明す
る。
【0098】(実施の形態3)図7は、実施の形態3を
適用したブレーキ装置を示すものであるが、この説明に
あたり、実施の形態1と同じ構成には同じ符号を付けて
説明を省略することにする。
【0099】ブレーキ配管1,2の途中には、アウト側
ゲート弁23が設けられている。このアウト側ゲート弁
23は、ブレーキ配管1,2の連通・遮断を切り替える
常開のソレノイド弁である。
【0100】前記アウト側ゲート弁23には、マスタシ
リンダMC側からホイルシリンダWC側へのブレーキ液
の流通のみを許容する一方弁23aが並列に設けられて
いるとともに、これらに並列に迂回路23bが設けら
れ、この迂回路23bには、アウト側ゲート弁23の下
流の圧力が所定圧を越えたら上流に逃がすリリーフバル
ブ23cが設けられている。
【0101】さらに、前記ブレーキ配管1,2には、マ
スタシリンダMC以外の液圧源としてポンプ24が接続
されている。すなわち、このポンプ24は、運転者が操
作していないときのブレーキ液圧源となるとともに、A
BS制御を実行したときの戻しポンプを兼ねるものであ
る。このポンプ24は、モータMにより作動するプラン
ジャポンプであって、2つのプランジャ24p,24p
を備えるとともに、それぞれのプランジャ24p,24
pで吸入・吐出を行うポンプ室24rが、枝分かれされ
た吸入回路24a,24bを介して前記ブレーキ配管
1,2においてアウト側ゲート弁23よりも上流の位置
と、前記リザーバ7とに接続されている。一方、吐出回
路24cが、前記ブレーキ配管1,2において、前記ア
ウト側ゲート弁23と増圧弁5との間の位置に接続され
ている。なお、前記吸入回路24bには、ブレーキ液が
リザーバ7の方向へ流れるのを防止する逆止弁24dが
設けられている。
【0102】また、前記吸入回路24aには、この吸入
回路24aの連通・遮断を切り替えるイン側ゲート弁2
9が設けられている。このイン側ゲート弁29は、常閉
のソレノイドバルブにより構成されている。
【0103】前記2つのゲート弁23,29、増圧弁
5、減圧弁6およびモータ8の作動はコントロールユニ
ットCUにより制御される。このコントロールユニット
CUの入力手段の1つである圧力センサPSは、前記ブ
レーキ配管1,2のアウト側ゲート弁23の下流に設け
られ、ブレーキ配管1,2の液圧を検出する。
【0104】なお、前記コントロールユニットCUは、
圧力センサPSの異常を検出するが、その制御流れは、
実施の形態1,2と同じであるので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサの異常検出装置を示すクレ
ーム対応図である。
【図2】実施の形態を適用したブレーキ制御装置を示す
構成図である。
【図3】実施の形態1の要部を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1の制御流れを示すフローチャート
である。
【図5】実施の形態の作動例を示すタイムチャートであ
る。
【図6】実施の形態2の制御流れを示すフローチャート
である。
【図7】実施の形態3のブレーキ制御装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
b 圧力回路 c 圧力センサ d 読込手段 e 異常判定しきい帯設定手段 f 時間計測手段 g 異常判定手段 MC マスタシリンダ WC ホイルシリンダ BP ブレーキペダル RT リザーバタンク PS 圧力センサ S 車輪速センサ YR ヨーレイトセンサ H 舵角センサ BS ブレーキセンサ 1 ブレーキ配管 1d 分岐点 1f 分岐回路 1g 一方弁 1r 分岐回路 2 ブレーキ配管 4 メインポンプ 4b 吐出弁 4d ダンパ 4f 環流回路 4h 吸入弁 5 流入弁 6 流出弁 7 リザーバ 8 サブポンプ 8a 加給吐出回路 8b 加給吸入回路 8c 吸入弁 8d 吐出弁 8e フィルタ 10 ドレン回路 21 チェック弁 32 加給回路 33 圧力導入回路 34 リリーフ回路 38a 循環回路 38b 循環回路 41 アウト側ゲート弁 42 イン側ゲート弁 43 リリーフ弁 45a 循環切換弁 45b 循環切換弁 46 リリーフ弁 51 加給ピストン 51a 加給室 51b 圧力導入室 52 シリンダ 53 ピストン 54 リターンスプリング 55 チェック弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力センサの出力値の変化量が所定の異
    常判定基準値よりも大きいときには、その後の圧力セン
    サの出力値が所定の幅を有した異常判定しきい帯の範囲
    内であるか否かを判定し、さらに、前記出力値がこの異
    常判定しきい帯内である状態が所定時間継続した場合に
    圧力センサが異常であると判定することを特徴とする圧
    力センサの異常検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧力センサの異常検出方
    法において、 前記圧力センサから出力された出力値を繰り返し読み込
    む読込ステップと、 この読込ステップにおいて今回読み込まれた出力値と前
    回読み込まれた出力値とを基に前記出力値の単位時間あ
    たりの変化量を算出し、この変化量が前記異常判定基準
    値よりも大きい場合には今回読み込まれた出力値を基に
    所定の幅を有した前記異常判定しきい帯を設定する異常
    判定しきい帯設定ステップと、 前記異常判定しきい帯の設定後に読込ステップにおいて
    読み込まれた出力値が前記異常判定しきい帯の範囲内で
    ある場合に、この状態の経過時間を計測する時間計測ス
    テップと、 この時間計測ステップにより計測された時間が、所定の
    異常判定時間に達したときに異常と判定する異常判定ス
    テップと、を順に実行することを特徴とする圧力センサ
    の異常検出方法。
  3. 【請求項3】 圧力回路の圧力を検出する圧力センサか
    ら出力された出力値を繰り返し読み込む読込手段と、 この読込手段において今回読み込まれた出力値と前回読
    み込まれた出力値とを基に前記出力値の単位時間あたり
    の変化量を算出し、この変化量が所定の異常判定基準値
    よりも大きい場合には今回読み込まれた出力値を基に所
    定の幅を有した異常判定しきい帯を設定する異常判定し
    きい帯設定手段と、 前記異常判定しきい帯の設定後に読込手段において読み
    込まれた出力値が前記異常判定しきい帯の範囲内である
    場合に、この状態の経過時間を計測する時間計測手段
    と、 この時間計測手段により計測された時間が、所定の異常
    判定時間に達したときに異常と判定する異常判定手段
    と、を備えていることを特徴とする圧力センサの異常検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力回路は、車両のブレーキ配管で
    あり、かつ、前記圧力センサは、ブレーキ液圧を検出す
    るセンサであることを特徴とする請求項3記載の圧力セ
    ンサの異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキ配管は、 運転者によるブレーキ操作に応じてブレーキ液圧を発生
    させるブレーキ操作液圧源と、 このブレーキ操作液圧源とホイルシリンダとを結ぶ主通
    路と、 この主通路の途中に設けられてホイルシリンダのブレー
    キ液圧を減圧および増圧可能な液圧調整弁と、 前記主通路において液圧調整弁よりもブレーキ操作液圧
    源側の位置に設けられて主通路を遮断および連通させる
    ゲート弁と、 前記主通路においてゲート弁と液圧調整弁との間の位置
    に吐出回路が接続されてブレーキ液を吐出するメインポ
    ンプと、 このメインポンプの吸入回路に向けて加給回路を介して
    直接あるいは間接的にブレーキ液を供給するサブポンプ
    と、 走行状態判断手段が判断する走行状態に応じて、車両の
    制動の必要性ならびにホイルシリンダに供給するブレー
    キ液圧である目標液圧を決定し、この決定に応じて前記
    ポンプ,ゲート弁および液圧調整弁を作動させて自動的
    に制動力を発生させる自動制動制御、ならびに、運転者
    の制動操作時に車輪がロックするのを防止すべく前記ポ
    ンプおよび液圧調整弁の作動を制御するABS制御を実
    行する制御手段と、を備えたブレーキ制御装置の前記主
    通路あるいは加給回路を構成するブレーキ配管であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の圧力センサの異常検出
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の圧力センサの異常検出
    装置において、 前記異常判定しきい帯設定手段は、前記異常判定基準値
    として、前回の変化量と比較する前回異常判定基準値
    と、この前回異常判定基準値よりも絶対値が小さくかつ
    異なる符号を有し今回の変化量と比較する今回異常判定
    基準値とを有し、前回の変化量が前回異常判定基準値を
    越え、かつ、今回の変化量が今回異常判定基準値を超え
    ない場合に、前記異常判定しきい値を設定するよう構成
    されていることを特徴とする圧力センサの異常検出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記異常判定しきい帯設定手段は、前記
    ポンプが作動中であるか否かに応じて、ポンプ駆動中に
    は非駆動時に比べて前記前回異常判定基準値として大き
    な値を用いるよう構成されていることを特徴とする請求
    項6に記載の圧力センサの異常検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の圧力センサの異常検出
    装置において、 前記ポンプ駆動中の前回異常判定基準値は、30から8
    0kgf/cm2の範囲の値であり、ポンプ非駆動中の
    前回異常判定基準値は、7から20kgf/cm2の範
    囲の値であることを特徴とする圧力センサの異常検出装
    置。
  9. 【請求項9】 前記時間計測手段は、前記経過時間の計
    測中に、圧力センサの出力値が前記異常判定しきい帯の
    範囲外となったときには、それまでの計測時間から所定
    値を差し引くよう構成されていることを特徴とする請求
    項3ないし8に記載の圧力センサの異常検出装置。
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