JP2001089981A - インクジェット記録用布帛 - Google Patents
インクジェット記録用布帛Info
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Abstract
ジェット記録用布帛を提供すること。 【解決手段】繊維素材からなる基材に気相法シリカを主
として含有する塗布組成物を含浸または塗布したことを
特徴とするインクジェット記録用布帛。
Description
用布帛に関するものである。
速印字が可能であり、端末プリンターなどに採用され近
年急速に普及している。また、複数個のインクノズルを
使用することにより、多色記録を行うことも容易であ
り、各種のインクジェット記録方式による多色インクジ
ェット記録が行われている。特にコンピューターにより
作成した文字や各種図形及び写真等の画像情報のハード
コピー作成装置として、複雑な画像を迅速で正確に形成
する事ができるインクジェットプリンターの利用が注目
されている。近年特に注目されているインクジェットプ
リンターの利用分野としては、大型のインクジェットプ
ロッターを用いて簡便に作成することができる大判のポ
スター、ディスプレー、旗等である。
記録用シートには高画質であること、さらに屋外の大判
展示ポスター等に用いる場合には、優れた耐候性、耐水
性が要求される。
素材としては、耐久性や強度という点から布帛が優れて
おり、これまでにも種々の提案がなされてきている。従
来、布帛に染色を施す場合には、各種染料または顔料を
繊維に含浸または付着させた後、蒸気熱処理や化学的な
方法を用いて定着させていた。この方法では、手間がか
かるために少部数多品種の染色を施すには不向きであっ
た。
の染色が試みられてきている。インクジェット方式で
は、通常の布帛に印字した場合、インクが繊維上で滲ん
でしまい鮮明な画像が得られない。特許第285865
9では布帛を構成する糸を限定し記録面を平滑化するこ
とにより、特開平7−90780では布帛の剛直化処理
により、鮮明な画像を得ているが、どちらも布帛独特の
外観が失われてしまう。特開平7−70950では、イ
ンク保持層を有する糸で布帛を作製しているがインクの
定着性が不十分であった。
7−119047、特開平7−292581にカチオン
性の物質を含有した布帛が、特開平7−26690に無
機粉体とカチオン性高分子を含有した布帛が、特開平8
−90900、特開平8−311784にベーマイトを
含有した布帛が提案されている。しかし、いずれもこれ
らの布帛では、鮮明な画像を得るにはまだ不十分であっ
た。
ンクとして水溶性染料インクと顔料インクが用いられて
いる。染料インクは、印字後の発色性及び解像力等に優
れているが、水溶性なるが故に記録画像の耐水性に問題
がある。そこで、屋外用途では顔料インクが主に用いら
れている。このように用途によって好ましいインクが選
択されて用いられる。
ても、通常染料インクに適したものと顔料インクに適し
たものに区別されている。つまり、染料インクで高精細
高画質が得られるインクジェット記録用シートであって
も、顔料インクでは高画質が得られないものが多い。
性、耐光性及び画質に優れた染料インク及び顔料インク
共用のインクジェット記録用布帛を提供することであ
る。
維素材からなる基材に気相法シリカを主として含有する
塗布組成物を含浸または塗布したことを特徴とするイン
クジェット記録用布帛によって達成された。
録用布帛が提案されてきている。しかし、充分な画質が
得られるインクジェット記録用布帛は得られていない。
また、これらの布帛を染料インク及び顔料インクに共用
することは、実用化されていなかった。これは、染料イ
ンクと顔料インクの粒径が異なることに起因している。
即ち、水溶性染料インクは、その染料成分が分子状で存
在するのに対して、顔料インクは数十〜数百nmの粒子
状に分散されて存在する。染料インクの発色が良好なシ
ートでは、受容層の表面により多くのインクを留めるこ
とから、染料よりもさらに大きな顔料インクは最表面に
残され、手でこすると簡単に剥がれ落ちてしまう。逆
に、顔料インクによって高精細な画像が得られるもの
は、染料インクの発色性が劣ってしまうという欠点があ
った。
ることによって、染料インク、顔料インクの区別なく、
高精細で発色性に優れたインクジェット記録用シートが
得られることを見いだした。
は特に制限されず、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートまたはこれらの変性ポ
リマーのホモポリマー及びコポリマーのようなポリエス
テル系繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチ
レンまたはこれらの変性ポリマーのホモポリマー及びコ
ポリマーのようなポリオレフィン系繊維、アクリル繊
維、モダクリル繊維等のようなポリアクリロニトリル系
繊維、ナイロン6、ナイロン66等のようなナイロン繊
維、ポリビニルアルコール系繊維、ウレタン繊維等の有
機合成繊維、また、レーヨン等の再生セルロース繊維や
コラーゲンアルギン酸、キチン質等を溶液にしたものを
紡糸した繊維等のような再生繊維、アセテート繊維のよ
うな半合成繊維、麻、木綿、パルプ等のセルロース系繊
維や羊毛、絹などのタンパク質系繊維のような天然繊
維、ガラス繊維、炭素繊維のような無機系繊維、等の各
種繊維が挙げられ、これらを単独または組み合わせて使
用することができる。
や湿度に対する寸法安定性が良好であるので好ましい。
ポリエステル繊維を使用する場合、真直で平行な細繊維
の集合体からなるマルチフィラメント糸で織った布は平
滑であるが吸収性が少ない。このマルチフィラメント糸
にクリンプ加工やループ加工を施した加工糸で織った布
は繊維配列が乱れ、インク吸収性が改善されることから
さらに好ましい。
り等の一般的な公知の織り方で作製されるが、好ましく
は平織りが用いられる。また、繊維径、布強度、織り密
度などは、用途に応じて適宜選択することができる。
材があらかじめカチオン系定着剤、カチオン系柔軟剤、
水溶性吸収性樹脂、無機顔料、界面活性剤、水溶性金属
塩、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色顔料、蛍光増白剤
を含んでいるものでも良い。
気相法シリカを含浸または塗布することによって、イン
ク吸収性、発色性が向上し、高精細な画像を得ることが
できる。
含浸または塗布される塗布組成物には気相法シリカを主
に含有する。ここで気相法シリカを主に含有するとは、
塗布組成物を構成する全固形分に対して、気相法シリカ
が50重量%以上であり、好ましくは60重量%以上含
有することである。
法によるものがある。通常シリカ微粒子といえば湿式シ
リカを指す場合が多い。湿式法シリカとしては、ケイ
酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹脂層
を通して得られるシリカゾル、またはこのシリカゾル
を加熱熟成して得られるコロイダルシリカ、シリカゾ
ルをゲル化させ、その生成条件を変えることによって数
ミクロンから10ミクロン位の一次粒子がシロキサン結
合をした三次元的な二次粒子となったシリカゲル、さら
にはシリカゾル、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナト
リウム等を加熱生成させて得られるもののようなケイ酸
を主体とする合成ケイ酸化合物等がある。
法に対して乾式法とも呼ばれ、一般的には火炎加水分解
法によって作られる。具体的には、四塩化ケイ素を水素
及び酸素とともに燃焼して作る方法が一般的には知られ
ているが、四塩化ケイ素の代わりにメチルトリクロロシ
ランやトリクロロシラン等のシラン類も、単独または四
塩化ケイ素と混合した状態で使用することができる。気
相法シリカは日本アエロジル株式会社、トクヤマ株式会
社から市販されており入手することができる。
子の平均粒径は、50nm以下が好ましく、3〜40n
mでかつBET法による比表面積が50m2/g以上の
ものを用いるのがより好ましい。本発明でいうBET法
とは、気相吸着法による粉体の表面積測定法の一つであ
り、吸着等温線から1gの試料が持つ総表面積すなわち
比表面積を求める方法である。通常吸着気体としては、
窒素ガスが多く用いられ、吸着量を被吸着気体の圧、ま
たは容積の変化から測定する方法が最も多く用いられて
いる。多分子吸着の等温線を表すのに最も著名なもの
は、Brunauer、Emmett、Tellerの式であって、BET法
と呼ばれ表面積決定に広く用いられている。BET式に
基づいて吸着量を求め、吸着分子1個が表面でしめる面
積を掛けて、表面積が得られる。
造または鎖状につながりあって二次的に凝集した状態で
存在することであり、これによって、高いインク吸収性
が得られる。前記二次凝集の状態は50〜500nm程
度に保つことが好ましく、これによって光沢を低下させ
ずに高いインク吸収性が得られる。布帛に用いた場合に
は、繊維の風合いを残した皮膜形成が可能となる。この
ため、あらかじめ気相法シリカ溶液に各種分散安定剤を
添加して、ボールミル、高圧ホモジナイザー等の分散機
で処理することが好ましい。
含浸または塗布される気相法シリカの量は、5g/m2
以上が好ましく、8〜30g/m2の範囲がさらに好ま
しい。気相法シリカの量が5g/m2未満であると、イ
ンクの定着性が不充分で滲みが発生し鮮明な画像が得ら
れない。また、30g/m2以上になると、基材の柔軟
性が失われたり、粉落ちの恐れがあることから好ましく
ない。
膜としての特性を維持するためにバインダーを有してい
ることが好ましい。このバインダーとしては公知の各種
のバインダーを用いることができるが、透明性が高くイ
ンクのより高い浸透性が得られる親水性バインダーが好
ましく用いられる。親水性バインダーの使用に当たって
は、親水性バインダーがインクの初期の浸透時に膨潤し
て空隙を塞いでしまわないことが重要でありこの観点か
ら比較的室温で膨潤性の低い親水性バインダーが好まし
く用いられる。特に好ましい親水性バインダーは完全ま
たは部分ケン化のポリビニルアルコールまたはカチオン
変性ポリビニルアルコールである。
いのは、ケン化度が80以上の部分または完全ケン化し
たものであり、平均重合度200〜5000程度のもの
である。
としては、例えば特開昭61−10483号に記載され
ているような、第1〜3級アミノ基や第4級アンモニウ
ム基をポリビニルアルコールの主鎖あるいは側鎖中に有
するポリビニルアルコールである。
とができるが、ポリビニルアルコールに対して20重量
%以下であることが好ましい。気相法シリカと共に用い
られる親水性バインダーの量は、気相法シリカに対し
て、50重量%以下、好ましくは30〜1重量%の範囲
である。
び親水性バインダー以外に、気相法シリカの分散安定性
を高め光沢性、インク吸収性を向上させるための分散安
定剤、インクジェットインクの耐水性、耐光性、高湿に
じみ性を向上させるためのカチオン性化合物、印字の際
の親水性バインダーの膨潤によるインク受容層の空隙阻
害を防止するための硬膜剤等が主に使用される。
から知られている無機及び有機分散安定剤が使用でき
る。有機分散安定剤では、各種アニオン、ノニオン、カ
チオン性分散安定剤が使用できるが、好ましくはカチオ
ン性分散安定剤、更に好ましくはポリジアリルアミン誘
導体が使用できる。ポリジアリルアミンの誘導体の具体
的な例としては、特開昭60−83882号公報記載の
SO2基を繰り返し単位に含むもの、特開平1−977
6号公報に記載されているアクリルアミドとの共重合体
等が挙げられる。
導体は、具体的には例えば、第一工業製薬(株)よりシ
ャロールDC−902P、里田化工よりジェットフィッ
クス110(株)センカよりユニセンスCP−101と
して市販されており、入手可能である。また、本発明に
用いられるポリジアリルアミン誘導体のカチオン性ポリ
マーの分子量は、気相法シリカの分散安定化の観点から
10万以下が好ましく、2,000〜5万程度がより好
ましい。
気相法シリカ100部に対して1〜10部、好ましくは
2〜7部である。気相法シリカに対して分散安定剤の添
加量が上記範囲より多すぎる場合はインク受容層のイン
ク吸収性が低下し、少なすぎると塗液中での気相法シリ
カの分散安定性が低下し、結果としてインク受容層の乾
燥後の皮膜透明性が低下する。つまり、布帛特有の外観
が損なわれてしまう。
過程における上記分散安定剤の添加方法は、該分散安定
剤の存在下で気相法シリカの分散を行ってもよいし、ま
た気相法シリカの分散後に添加しても良い。但し、ポリ
ビニルアルコール等の親水性バインダーの添加前に気相
法シリカの分散液中に添加することが重要である。これ
によって、気相法シリカの分散安定性が向上する。尚、
前述したとおり気相法シリカの分散には、高圧ホモジナ
イザー、ボールミル等の一般に知られている分散機を用
いることができる。
オン性化合物としては、カチオン性のポリマーや無機の
カチオン性化合物が挙げられる。カチオン性のポリマー
では、例えばジシアンジアミド誘導体、ポリアルキレン
ポリアミン誘導体、ポリアミン誘導体、ポリアリルアミ
ン誘導体、アクリルアミン誘導体、ポリエチレンイミン
誘導体、低分子多官能アミンとエピハロヒドリンなどの
アミノ基に対しての多官能性化合物との反応生成物、ポ
リアミドエピクロロヒドリン誘導体等を少なくとも1種
以上含有させることができる。具体的には、エピクロロ
ヒドリン誘導体として、(株)センカ製よりパピオゲン
の名で、里田化工よりジェットフィックスの名で入手可
能である。
限はないが、気相法シリカ液中に混合する場合には、気
相法シリカの分散性を悪化させないように10万以下で
あることが好ましい。また、本発明の気相法シリカと前
記カチオン性ポリマーを併用することによって、更に画
像のくすみが改善される。
カルシウム、バリウム、マンガン、銅、コバルト、ニッ
ケル、アルミニウム、鉄、亜鉛、ジルコニウム、クロ
ム、マグネシウム、タングステン、モリブデンから選ば
れる金属の水溶性塩が挙げられる。具体的には例えば、
酢酸カルシウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、硫
酸カルシウム、酢酸バリウム、硫酸バリウム、リン酸バ
リウム、塩化マンガン、酢酸マンガン、ギ酸マンガン二
水和物、硫酸マンガンアンモニウム六水和物、塩化第二
銅、塩化アンモニウム銅(II)二水和物、硫酸銅、塩化
コバルト、チオシアン酸コバルト、硫酸コバルト、硫酸
ニッケル六水和物、塩化ニッケル六水和物、酢酸ニッケ
ル四水和物、硫酸ニッケルアンモニウム六水和物、アミ
ド硫酸ニッケル四水和物、硫酸アルミニウム、亜硫酸ア
ルミニウム、チオ硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニ
ウム、硝酸アルミニウム九水和物、塩化アルミニウム六
水和物、臭化第一鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第
一鉄、硫酸第二鉄、臭化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水
和物、硫酸亜鉛、酢酸ジルコニウム、塩化ジルコニウ
ム、塩化酸化ジルコニウム八水和物、ヒドロキシ塩化ジ
ルコニウム、酢酸クロム、硫酸クロム、硫酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム
九水和物、りんタングステン酸ナトリウム、クエン酸ナ
トリウムタングステン、12タングストりん酸n水和
物、12タングストけい酸26水和物、塩化モリブデ
ン、12モリブドりん酸n水和物等が挙げられる。
化合物が好ましく、例えば、塩化アルミニウムまたはそ
の水和物、硫酸アルミニウムまたはその水和物、アルミ
ニウムミョウバン等が挙げられる。さらに、無機系の含
アルミニウムカチオンポリマーである塩基性ポリ水酸化
アルミニウム化合物がある。特に塩基性ポリ水酸化アル
ミニウムが好ましい。
化アルミニウム(PAC)の名で水処理剤として、浅田
化学(株)よりポリ水酸化アルミニウム(Paho)の
名で、また、理研グリーンよりピュラケムWTの名で、
また他のメーカーからも同様の目的をもって上市されて
おり、各種グレードのものが容易に入手できる。本発明
では、これらの市販品をそのままでも利用できるが、適
宜pHを調節して用いることも可能である。
方法で布帛に含有させても良い。例えば、繊維素材に気
相法シリカ液からなる塗布組成物を含浸または塗布した
後に、適当な溶剤に溶解または分散し含浸または塗工す
る方法や、塗布組成物層を設ける前に、同様な方法で設
ける方法がある。
用量は気相法シリカ100部に対して0.5〜30部、
好ましくは1〜15部である。気相法シリカに対してカ
チオン性ポリマーの添加量が上記範囲より多すぎる場合
はインク吸収性が低下し、少なすぎると記録シートの耐
水性や高湿にじみ性が低下する。
は、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアル
デヒド系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの
如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2
−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジ
ン、米国特許第3,288,775号記載の如き反応性
のハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特
許第3,635,718号記載の如き反応性のオレフィ
ンを持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載
の如きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,
437号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,
017,280号、同2,983,611号記載の如き
アジリジン化合物類、米国特許第3,100,704号
記載の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,
091,537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロ
ル酸の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロ
キシジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ば
ん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及びほう酸塩の如き無機
硬膜剤等があり、これらを1種または2種以上組み合わ
せて用いることができるが、特にほう酸及びほう酸が好
ましい。硬膜剤の添加量は塗布組成物を構成する水溶性
ポリマー100gに対して0.01〜10gが好まし
く、より好ましくは0.1〜5gである。
性を改良するために各種油滴を含有させても良い。その
ような油滴としては室温における水に対する溶解性が
0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒(例えば、
流動パラフィン、ジオクチルフタレート、トリクレジル
ホスフェート、シリコンオイル等)や重合体粒子(例え
ば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニルベンゼ
ン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリ
レート等の重合性モノマーを一種以上重合させた粒子)
を含有させることができる。そのような油滴は、好まし
くは親水性バインダーに対して10〜50重量%の範囲
で用いることができる。
性剤を添加することができる。用いられる界面活性剤は
アニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系のい
ずれのタイプでもよく、また低分子のものでも高分子の
ものでもよい。1種もしくは2種以上界面活性剤をイン
ク受理層塗液中に添加するが、2種以上の界面活性剤を
組み合わせて使用する場合は、アニオン系のものとカチ
オン系のものとを組み合わせて用いることは好ましくな
い。界面活性剤の添加量はインク受容層を構成するバイ
ンダー100gに対して0.001〜5gが好ましく、
より好ましくは0.01〜3gである。
色染料、着色顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消泡
剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調節剤、シ
ランまたはチタンカップリング剤などの公知の各種添加
剤を添加することもできる。
は気相法シリカからなる塗布組成物を塗布または含浸す
ることによって形成される。含浸させる手段としては、
サイズプレス、タブサイズプレスなどの塗工方式を用い
ることができる。また、塗布方法は、特に限定されず、
公知の塗布方法を用いることができる。例えば、各種ブ
レードコーター、エアナイフコーター、ロールコーター
等あらゆる塗工ヘッドを用いることができる。
には、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフト
カレンダーを用いて表面処理を行うことも可能である。
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。な
お、部とあるのは重量部を意味する。
ポリエステル布(20番手糸、経密度61本/in、緯
密度61本/in)に卓上含浸機で乾燥後の塗工量が1
5g/m2となるように下記組成の塗布組成物を塗布乾
燥した。
1のアエロジル380を気相法シリカであるQS−30
(平均一次粒径9nm、BET法による比表面積300
m2/g、(株)トクヤマ製)に代える以外同様にして
作成した。
1のカチオン性化合物をカチオン性ポリマーであるジメ
チルアミンアンモニアエピクロルヒドリン重縮合物(商
品名:パピオゲンP−105、(株)センカ製)に代え
る以外同様にして作成した。
1の支持体を綿布(10番手糸、経密度41本/in、
緯密度41本/in)とした以外は同様にして作成し、
カレンダー処理(1回通し、線圧90kg/cm)を行
った。
1を作製した後に、カチオン性ポリマーであるジメチル
アミンアンモニアエピクロルヒドリン重縮合物(商品
名:パピオゲンP−105、(株)センカ製)を卓上含
浸機で乾燥後の塗工量が5g/m2となるように塗布乾
燥した。
布(20番手糸、経密度61本/in、緯密度61本/
in)に卓上含浸機で乾燥後の塗工量が15g/m2と
なるように下記組成の塗布組成物を塗布乾燥した。
のようにした以外は比較例1と同様にして作製した。
のようにした以外は比較例1と同様にして作製した。
のようにした以外は比較例1と同様にして作製した。
て、DesignJet2500CP(HP社製)イン
クジェット大判プリンターに染料インクを用いて評価画
像を印字した結果を表1に、顔料インク(UVインク)
を用いて評価画像を印字した結果を表2に示す。
B、K各色を濃度100%の設定で3cm×5cmの大
きさに出力し画像部を目視で観察し、各色の印字部に認
められるムラの有無を判定した。画像の鮮明性、解像性
を示す指標の一つである。評価基準は以下の通りであ
る。
て、隣接する印字部が相互もしくは片方に流れ出しが生
じていないかを目視判定した。画像の鮮明性、解像性を
示す指標の一つである。評価基準は以下の通りである。
ェット記録紙シートを室温で水に1時間浸析させ画像の
ニジミ、水への溶け出しによる濃度低下を目視判定し
た。評価基準は以下の通りである。
化は認められない。 △:わずかに濃度が低下したが画像は保たれている。 ×:インクが溶け出し画像が崩れた。
%の設定で1cm×1cmの大きさに出力し、東洋精機
性卓上型キセノン促進暴露装置(SUNTEST CP
SPlus、E:765W/m2 、窓ガラスフィルタ
ー、24時間)を用いて耐光試験を行い、試験前後のM
の光学濃度残存率(%)を求めた。数値が大きい程、良
好な結果を示している。
追加した。
で目視評価を行った。顔料インクでは、インク受像層の
表面でインクが凝集する場合があり、その場合インクの
発色性がくすむ状態になることから、ベタ部のくすみの
程度を以下の基準で目視評価した。
インクジェット記録用布帛は染料インク、顔料インクに
よらず、いずれの評価項目においても良好な結果が得ら
れた。
クで高画質高鮮明な印字が可能であるインクジェット記
録布帛を提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維素材からなる基材に気相法シリカを
主として含有する塗布組成物を含浸または塗布したこと
を特徴とするインクジェット記録用布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26099199A JP3943298B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | インクジェット記録用布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26099199A JP3943298B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | インクジェット記録用布帛 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001089981A true JP2001089981A (ja) | 2001-04-03 |
| JP3943298B2 JP3943298B2 (ja) | 2007-07-11 |
Family
ID=17355559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26099199A Expired - Fee Related JP3943298B2 (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | インクジェット記録用布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3943298B2 (ja) |
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