JP2001089730A - 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シート - Google Patents
感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シートInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリオレフィン基材や結露面などの難接着面に
強い接着力を発現し、かつ凝集力のある感圧性接着剤組
成物を提供すること。 【解決手段】界面活性能を有しないα,β−エチレン性
不飽和単量体(a)100重量部、チオール基含有化合
物(b)0.10〜0.15重量部、および下記一般式
1に示される反応性界面活性剤(c)0.3〜1.5重
量部を乳化重合してなりガラス転移温度が−25℃以下
である重合体のエマルジョンを主成分とする感圧性接着
剤組成物。 一般式1 【化1】
強い接着力を発現し、かつ凝集力のある感圧性接着剤組
成物を提供すること。 【解決手段】界面活性能を有しないα,β−エチレン性
不飽和単量体(a)100重量部、チオール基含有化合
物(b)0.10〜0.15重量部、および下記一般式
1に示される反応性界面活性剤(c)0.3〜1.5重
量部を乳化重合してなりガラス転移温度が−25℃以下
である重合体のエマルジョンを主成分とする感圧性接着
剤組成物。 一般式1 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン基材や
結露面に対して強い接着力を有する感圧性接着剤組成物
に関する。
結露面に対して強い接着力を有する感圧性接着剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年広く普及している感圧性接着テープ
やラベルには、(メタ)アクリル酸エステルを重合した
共重合体を主成分とする感圧性接着剤が使用されてお
り、溶剤系と水系(エマルジョン型)が様々な分野で使
用されている。
やラベルには、(メタ)アクリル酸エステルを重合した
共重合体を主成分とする感圧性接着剤が使用されてお
り、溶剤系と水系(エマルジョン型)が様々な分野で使
用されている。
【0003】これらのうち溶剤系感圧性接着剤は、これ
に含まれる溶剤がもたらす火に対する安全性、および、
大気、水質もしくは人体への影響などの点で、近年、水
性感圧性接着剤へ置き換えられつつある。
に含まれる溶剤がもたらす火に対する安全性、および、
大気、水質もしくは人体への影響などの点で、近年、水
性感圧性接着剤へ置き換えられつつある。
【0004】一方、テープ、ラベル類の使用範囲も広が
り、難接着基材であるポリオレフィンへの接着や、水濡
れ面、結露面などへの接着などが要求されている。特
に、最近の冷凍食品のめざましい普及に伴い、低温物品
へのラベリングや結束、低温から常温へ戻したときに生
ずる結露面へのラベリングが必要となる場合がある。水
系感圧性接着剤を使用した場合、共重合体粒子表面に存
在する界面活性剤と水の親和性が高いため、結露面への
接着性が非常に低くなることが問題となっている。
り、難接着基材であるポリオレフィンへの接着や、水濡
れ面、結露面などへの接着などが要求されている。特
に、最近の冷凍食品のめざましい普及に伴い、低温物品
へのラベリングや結束、低温から常温へ戻したときに生
ずる結露面へのラベリングが必要となる場合がある。水
系感圧性接着剤を使用した場合、共重合体粒子表面に存
在する界面活性剤と水の親和性が高いため、結露面への
接着性が非常に低くなることが問題となっている。
【0005】この問題を解決する方法として特開平3−
237181号公報には、低温下でも十分に粘着力を有
する溶剤型感圧性接着剤が開示されているが、溶剤型感
圧性接着剤は上記の点で使用が好ましくない。
237181号公報には、低温下でも十分に粘着力を有
する溶剤型感圧性接着剤が開示されているが、溶剤型感
圧性接着剤は上記の点で使用が好ましくない。
【0006】また水系感圧性接着剤では、ポリオレフィ
ンへの接着力を向上させる方法として、特開平2−21
2573号公報にエチレン及び酢酸ビニルを共重合した
エマルジョンをブレンドする方法が開示されているが、
これは2段階の重合となることやエチレンを共重合する
設備などが必要となる。
ンへの接着力を向上させる方法として、特開平2−21
2573号公報にエチレン及び酢酸ビニルを共重合した
エマルジョンをブレンドする方法が開示されているが、
これは2段階の重合となることやエチレンを共重合する
設備などが必要となる。
【0007】また特公平7−57864号公報には、粘
着付与剤を粒子内に共重合させポリオレフィンへの接着
力を向上させる方法が開示されているが、これも2段階
の重合となるため作業が煩雑となる。
着付与剤を粒子内に共重合させポリオレフィンへの接着
力を向上させる方法が開示されているが、これも2段階
の重合となるため作業が煩雑となる。
【0008】ポリオレフィンまたは水濡れ面への接着性
は、反応性界面活性剤を使用して重合を行うことで非結
合の界面活性剤を極力減らし、共重合体粒子の疎水性度
を上げることで向上できるという考えの発明が特公昭6
3−36358、特公平7−51701、特開平6−9
3239、特開平7−26232、特開平8−5365
2号公報などに開示されている。しかし、特に結露面に
対する接着性は充分ではなかった。
は、反応性界面活性剤を使用して重合を行うことで非結
合の界面活性剤を極力減らし、共重合体粒子の疎水性度
を上げることで向上できるという考えの発明が特公昭6
3−36358、特公平7−51701、特開平6−9
3239、特開平7−26232、特開平8−5365
2号公報などに開示されている。しかし、特に結露面に
対する接着性は充分ではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオレフ
ィンなど低表面エネルギー基材への接着性や結露面での
接着性の良好な、1段階の乳化重合で得られるエマルジ
ョンを主成分とする感圧性接着剤を提供することを目的
とする。
ィンなど低表面エネルギー基材への接着性や結露面での
接着性の良好な、1段階の乳化重合で得られるエマルジ
ョンを主成分とする感圧性接着剤を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、特定の反応
性界面活性剤を使用し、適量の連鎖移動剤を使用して作
製した共重合体エマルジョンを主成分とする感圧性接着
剤組成物が課題を解決する可能性のあることを見いだ
し、本発明に至った。
性界面活性剤を使用し、適量の連鎖移動剤を使用して作
製した共重合体エマルジョンを主成分とする感圧性接着
剤組成物が課題を解決する可能性のあることを見いだ
し、本発明に至った。
【0011】すなわち、本発明は、界面活性能を有しな
いα,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重量
部、チオール基含有化合物(b)0.10〜0.15重
量部、および下記一般式1に示される反応性界面活性剤
(c)0.3〜1.5重量部を乳化重合してなりガラス
転移温度が−25℃以下である重合体のエマルジョンを
主成分とする感圧性接着剤組成物に関する。 一般式1
いα,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重量
部、チオール基含有化合物(b)0.10〜0.15重
量部、および下記一般式1に示される反応性界面活性剤
(c)0.3〜1.5重量部を乳化重合してなりガラス
転移温度が−25℃以下である重合体のエマルジョンを
主成分とする感圧性接着剤組成物に関する。 一般式1
【0012】
【化2】 (ただし、mは、3以上100以下の整数、Rは、炭素
数6以上18以下のアルキル基を表す。) また、本発明は、α,β−エチレン性不飽和単量体
(a)が、(A)単独重合体のガラス転移温度が−30
℃未満であるアクリル酸アルキルエステル47〜95重
量%、(B)単独重合体のガラス転移温度が−30℃以
上である(メタ)アクリル酸エステルまたはスチレン2
〜50重量%、および(C)カルボキシル基含有α,β
−エチレン性不飽和単量体0.5〜3.0重量%からな
る上記感圧性接着剤組成物に関する。
数6以上18以下のアルキル基を表す。) また、本発明は、α,β−エチレン性不飽和単量体
(a)が、(A)単独重合体のガラス転移温度が−30
℃未満であるアクリル酸アルキルエステル47〜95重
量%、(B)単独重合体のガラス転移温度が−30℃以
上である(メタ)アクリル酸エステルまたはスチレン2
〜50重量%、および(C)カルボキシル基含有α,β
−エチレン性不飽和単量体0.5〜3.0重量%からな
る上記感圧性接着剤組成物に関する。
【0013】また、本発明は、チオール基含有化合物
(b)が、チオール基価150〜300であることを特
徴とする上記感圧性接着剤組成物に関する。
(b)が、チオール基価150〜300であることを特
徴とする上記感圧性接着剤組成物に関する。
【0014】また、本発明は、基材上に、請求項1〜3
いずれか記載の感圧性接着剤組成物を塗布してなる感圧
性接着シートに関する。
いずれか記載の感圧性接着剤組成物を塗布してなる感圧
性接着シートに関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に使用される、反応性界面
活性剤(c)としては下記一般式1に示される化合物が
好適に用いられる。 一般式1
活性剤(c)としては下記一般式1に示される化合物が
好適に用いられる。 一般式1
【0016】
【化3】 (ただし、mは、3以上100以下の整数、Rは、炭素
数6以上18以下のアルキル基を表す。) 具体的には第一工業製薬株式会社製のアクアロンHS−
05、HS−10、HS−20、HS−30が挙げられ
る。特にアクアロンHS−10(R=ノニル基、m=1
0)、HS−20(R=ノニル基、m=20)が乳化安定
性、粒子の分散安定性、重合後の粘度等の点で好適に用
いられる。これらは、単独で用いられても良いし、2種
以上用いられても良い。使用量はα,β−エチレン性不
飽和単量体(a)100重量部に対して0.3重量部以
上1.5重量部以下が望ましい。更に0.5重量部以上
1.0重量部以下が望ましい。0.3重量部未満である
と乳化安定性が悪くなり、1.5重量部を越えると結露
面接着性が低下する。また、他のアニオン性またはノニ
オン性非反応性界面活性剤や、アニオン性またはノニオ
ン性反応性界面活性剤を併用することも可能であるが、
上記構造を持つ反応性界面活性剤(c)の使用量に対し
て20%以下で使用されるのが望ましい。20%を越え
ると結露面接着性や凝集力が低下する。
数6以上18以下のアルキル基を表す。) 具体的には第一工業製薬株式会社製のアクアロンHS−
05、HS−10、HS−20、HS−30が挙げられ
る。特にアクアロンHS−10(R=ノニル基、m=1
0)、HS−20(R=ノニル基、m=20)が乳化安定
性、粒子の分散安定性、重合後の粘度等の点で好適に用
いられる。これらは、単独で用いられても良いし、2種
以上用いられても良い。使用量はα,β−エチレン性不
飽和単量体(a)100重量部に対して0.3重量部以
上1.5重量部以下が望ましい。更に0.5重量部以上
1.0重量部以下が望ましい。0.3重量部未満である
と乳化安定性が悪くなり、1.5重量部を越えると結露
面接着性が低下する。また、他のアニオン性またはノニ
オン性非反応性界面活性剤や、アニオン性またはノニオ
ン性反応性界面活性剤を併用することも可能であるが、
上記構造を持つ反応性界面活性剤(c)の使用量に対し
て20%以下で使用されるのが望ましい。20%を越え
ると結露面接着性や凝集力が低下する。
【0017】本発明に連鎖移動剤として使用されるチオ
ール基含有化合物(b)としては、チオール基価150
以上300以下の化合物が好適に使用される。このうち
特に1価のチオール化合物がコストの点で好適に用いら
れる。チオール基価150未満では、1価のチオール化
合物の場合分子量が低く臭気の問題を生じ、2価以上の
場合必要以上に分子量が下がり凝集力の低下を招くため
好ましくない。チオール基価300を越えると反応性が
低い場合があり、重合終了時まで未反応のチオールが残
り衛生上好ましくない。ここで、チオール基価とは、そ
の化合物の分子量を分子内に有するチオール基の個数で
割った値である。
ール基含有化合物(b)としては、チオール基価150
以上300以下の化合物が好適に使用される。このうち
特に1価のチオール化合物がコストの点で好適に用いら
れる。チオール基価150未満では、1価のチオール化
合物の場合分子量が低く臭気の問題を生じ、2価以上の
場合必要以上に分子量が下がり凝集力の低下を招くため
好ましくない。チオール基価300を越えると反応性が
低い場合があり、重合終了時まで未反応のチオールが残
り衛生上好ましくない。ここで、チオール基価とは、そ
の化合物の分子量を分子内に有するチオール基の個数で
割った値である。
【0018】具体的には、ラウリルメルカプタン、ステ
アリルメルカプタン等の炭素数12以上のアルキルメル
カプタン、2−メルカプトオクタン酸エステル等のメル
カプトエタノールとアルキル酸のエステル化物、チオグ
リコール酸オクチル、チオグリコール酸メトキシブチル
等のチオグリコール酸誘導体、メルカプトプロピオン酸
オクチル、メルカプトプロピオン酸メトキシブチル、メ
ルカプトプロピオン酸トリデシルなどのメルカプトプロ
ピオン酸誘導体などが用いられる。特に、チオグリコー
ル酸オクチル、チオグリコール酸メトキシブチル、メル
カプトプロピオン酸オクチル、メルカプトプロピオン酸
メトキシブチルが重合後の臭気の点で好適に用いられ
る。
アリルメルカプタン等の炭素数12以上のアルキルメル
カプタン、2−メルカプトオクタン酸エステル等のメル
カプトエタノールとアルキル酸のエステル化物、チオグ
リコール酸オクチル、チオグリコール酸メトキシブチル
等のチオグリコール酸誘導体、メルカプトプロピオン酸
オクチル、メルカプトプロピオン酸メトキシブチル、メ
ルカプトプロピオン酸トリデシルなどのメルカプトプロ
ピオン酸誘導体などが用いられる。特に、チオグリコー
ル酸オクチル、チオグリコール酸メトキシブチル、メル
カプトプロピオン酸オクチル、メルカプトプロピオン酸
メトキシブチルが重合後の臭気の点で好適に用いられ
る。
【0019】これらチオール基含有化合物(b)の使用
量はα,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重量
部に対して0.10重量部以上0.15重量部以下が望
ましい。更に0.11重量部以上0.14重量部以下が
望ましい。0.10重量部未満であるとポリオレフィン
基材や結露面への接着力が充分でなく、0.15重量部
を越えると感圧性接着剤としたとき凝集力が十分でなく
なる。
量はα,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重量
部に対して0.10重量部以上0.15重量部以下が望
ましい。更に0.11重量部以上0.14重量部以下が
望ましい。0.10重量部未満であるとポリオレフィン
基材や結露面への接着力が充分でなく、0.15重量部
を越えると感圧性接着剤としたとき凝集力が十分でなく
なる。
【0020】このチオール基含有化合物(b)使用量及
び上記反応性界面活性剤(c)の使用量がこの発明の最
大の特徴であり、上記反応性界面活性剤(c)を使用し
た場合は、明確な理由は分からないが、その他の反応性
界面活性剤を使用した場合よりも、ポリオレフィン基材
や結露面に対して充分な接着力を有する感圧性接着剤用
の共重合体エマルジョンが得られ、チオール基含有化合
物(b)の量を多くした場合の凝集力の低下も起こりに
くい。
び上記反応性界面活性剤(c)の使用量がこの発明の最
大の特徴であり、上記反応性界面活性剤(c)を使用し
た場合は、明確な理由は分からないが、その他の反応性
界面活性剤を使用した場合よりも、ポリオレフィン基材
や結露面に対して充分な接着力を有する感圧性接着剤用
の共重合体エマルジョンが得られ、チオール基含有化合
物(b)の量を多くした場合の凝集力の低下も起こりに
くい。
【0021】本発明に使用されるα,β−エチレン性不
飽和単量体(a)は、共重合体としたときのガラス転移
温度が−25℃以下になるように設定すれば、ポリオレ
フィン基材や結露面に対して充分な接着力を有する感圧
性接着剤用の共重合体エマルジョンが得られる。更に好
ましくはガラス転移温度が−35℃以下になるように設
定するとよい。
飽和単量体(a)は、共重合体としたときのガラス転移
温度が−25℃以下になるように設定すれば、ポリオレ
フィン基材や結露面に対して充分な接着力を有する感圧
性接着剤用の共重合体エマルジョンが得られる。更に好
ましくはガラス転移温度が−35℃以下になるように設
定するとよい。
【0022】ガラス転移温度が−25℃以下の重合体で
あるかどうかは、下記一般式2により計算し判定する。 一般式2 1/Tg=Σ(Wi/Tgi) (ただし、 Tg:共重合体のガラス転移温度(K) Tgi:単量体iの単独重合体のガラス転移温度(K) Wi:共重合体中の単量体iの重量分率) 特に好ましくは以下の構成からなるα,β−エチレン性
不飽和単量体(a)を乳化重合する場合である。すなわ
ち、(A)単独重合体のガラス転移温度が−30℃未満
であるアクリル酸アルキルエステル47〜95%、
(B)単独重合体のガラス転移温度が−30℃以上であ
る(メタ)アクリル酸エステルまたはスチレン2〜50
%、および(C)カルボキシル基含有α,β−エチレン
性不飽和単量体0.5〜3.0%からなる構成の場合で
ある。
あるかどうかは、下記一般式2により計算し判定する。 一般式2 1/Tg=Σ(Wi/Tgi) (ただし、 Tg:共重合体のガラス転移温度(K) Tgi:単量体iの単独重合体のガラス転移温度(K) Wi:共重合体中の単量体iの重量分率) 特に好ましくは以下の構成からなるα,β−エチレン性
不飽和単量体(a)を乳化重合する場合である。すなわ
ち、(A)単独重合体のガラス転移温度が−30℃未満
であるアクリル酸アルキルエステル47〜95%、
(B)単独重合体のガラス転移温度が−30℃以上であ
る(メタ)アクリル酸エステルまたはスチレン2〜50
%、および(C)カルボキシル基含有α,β−エチレン
性不飽和単量体0.5〜3.0%からなる構成の場合で
ある。
【0023】(A)の化合物としては、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸ノニルなどが挙げられるが、
必ずしもこれらに限定されるわけではなく、単独重合体
のガラス転移温度が−30℃未満のアクリル酸アルキル
エステルで通常の乳化重合で重合できるものならば、ど
の様なものを用いても構わない。これらは、2種以上用
いても良い。
ル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸ノニルなどが挙げられるが、
必ずしもこれらに限定されるわけではなく、単独重合体
のガラス転移温度が−30℃未満のアクリル酸アルキル
エステルで通常の乳化重合で重合できるものならば、ど
の様なものを用いても構わない。これらは、2種以上用
いても良い。
【0024】このうち、アクリル酸ブチルおよび/また
はアクリル酸2−エチルヘキシルがコストの点で好適に
用いられる。
はアクリル酸2−エチルヘキシルがコストの点で好適に
用いられる。
【0025】(A)の使用量は全α,β−エチレン性不
飽和単量体中、47重量%以上95重量%以下が望まし
い。47重量%未満であると粘着力が低なる。また、9
5重量%を越えると、凝集力が低下し好ましくない。
飽和単量体中、47重量%以上95重量%以下が望まし
い。47重量%未満であると粘着力が低なる。また、9
5重量%を越えると、凝集力が低下し好ましくない。
【0026】(B)の化合物としては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ターシャリーブチル、アクリル酸シクロヘキシル、
アクリル酸2−ヒドロキシエチル等のアクリル酸エステ
ル化合物、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸イソブチル、メタクリル酸ターシャリーブチル、メ
タクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリ
ル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ヘプチル、メタクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシエチル等のメタクリル酸エステ
ル化合物およびスチレンが挙げられるが、必ずしもこれ
らに限定されるわけではなく、これら化合物以外でも単
独重合体のガラス転移温度が−30℃以上の(メタ)ア
クリル酸エステルならばどの様なものを用いても構わな
い。これらは、2種以上用いても良い。
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ターシャリーブチル、アクリル酸シクロヘキシル、
アクリル酸2−ヒドロキシエチル等のアクリル酸エステ
ル化合物、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸イソブチル、メタクリル酸ターシャリーブチル、メ
タクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリ
ル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ヘプチル、メタクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシエチル等のメタクリル酸エステ
ル化合物およびスチレンが挙げられるが、必ずしもこれ
らに限定されるわけではなく、これら化合物以外でも単
独重合体のガラス転移温度が−30℃以上の(メタ)ア
クリル酸エステルならばどの様なものを用いても構わな
い。これらは、2種以上用いても良い。
【0027】(B)の使用量は全α,β−エチレン性不
飽和単量体中、2重量%以上50重量%以下が望まし
い。2重量%未満であると凝集力が低下し好ましくな
い。また、50重量%を越えると、接着力が低くなる。
飽和単量体中、2重量%以上50重量%以下が望まし
い。2重量%未満であると凝集力が低下し好ましくな
い。また、50重量%を越えると、接着力が低くなる。
【0028】(C)の化合物としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロ
トン酸、β−カルボキシエチルアクリレート、β−カル
ボキシエチルメタクリレート等が挙げられるが、必ずし
もこれらに限定されるものではなく、カルボキシル基を
有し、かつα,β−エチレン性不飽和基を有するものな
らば構わない。これらは2種以上用いても良い。
タクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロ
トン酸、β−カルボキシエチルアクリレート、β−カル
ボキシエチルメタクリレート等が挙げられるが、必ずし
もこれらに限定されるものではなく、カルボキシル基を
有し、かつα,β−エチレン性不飽和基を有するものな
らば構わない。これらは2種以上用いても良い。
【0029】このうち、汎用性や取り扱い易さからアク
リル酸、メタクリル酸が使用されるのが好ましい。
リル酸、メタクリル酸が使用されるのが好ましい。
【0030】(C)の使用量は全α,β−エチレン性不
飽和単量体中0.5重量%以上3.0重量%以下使用さ
れるのが好ましい。0.5重量%未満であると、凝集力
が不足したり、エマルジョンおよび塗工前の感圧性接着
剤の保存安定性が悪くなる。3.0重量%を越えるとポ
リオレフィン基材や結露面に対して充分な接着力が得ら
れない。
飽和単量体中0.5重量%以上3.0重量%以下使用さ
れるのが好ましい。0.5重量%未満であると、凝集力
が不足したり、エマルジョンおよび塗工前の感圧性接着
剤の保存安定性が悪くなる。3.0重量%を越えるとポ
リオレフィン基材や結露面に対して充分な接着力が得ら
れない。
【0031】化合物(A),(B),(C)のそれぞれ
の使用量は、共重合体のガラス転移温度が−25℃以
下、更に好ましくは−35℃以下になるように決定され
る。−25℃を越える場合、特に結露面接着性が十分で
ない。
の使用量は、共重合体のガラス転移温度が−25℃以
下、更に好ましくは−35℃以下になるように決定され
る。−25℃を越える場合、特に結露面接着性が十分で
ない。
【0032】本発明においては、ラジカル重合開始剤と
して水溶性、油溶性のどちらを用いても両者を用いても
構わない。水溶性の開始剤としては、過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、ターシャリーブチル
ハイドロパーオキサイド等の水溶性の過酸化物、アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロリド等の水
溶性アゾ化合物が挙げられ、油溶性の開始剤としてはベ
ンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネートなどの油溶性過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)等の油溶性アゾ化合物が挙げられるが必ずしも
これらに限定されるわけではなく、ラジカル重合開始剤
として働き、乳化重合に悪影響を与えないものならばど
の様なものを用いても構わない。これらは、2種以上用
いても良い。
して水溶性、油溶性のどちらを用いても両者を用いても
構わない。水溶性の開始剤としては、過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、ターシャリーブチル
ハイドロパーオキサイド等の水溶性の過酸化物、アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロリド等の水
溶性アゾ化合物が挙げられ、油溶性の開始剤としてはベ
ンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネートなどの油溶性過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)等の油溶性アゾ化合物が挙げられるが必ずしも
これらに限定されるわけではなく、ラジカル重合開始剤
として働き、乳化重合に悪影響を与えないものならばど
の様なものを用いても構わない。これらは、2種以上用
いても良い。
【0033】さらに必要に応じ、ロンガリット、アスコ
ルビン酸、ジメチルアニリンなどの還元剤を用いてレド
ックス系にしても構わない。ラジカル重合開始剤の量
は、全α,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重
量部に対し、0.01重量部から10重量部とすればよ
い。特に好ましくは0.1重量部以上3重量部以下であ
る。0.01重量部未満であると転化率が低くなり、1
0重量部以上であると凝集物を発生したり、耐水性が悪
くなる場合がある。
ルビン酸、ジメチルアニリンなどの還元剤を用いてレド
ックス系にしても構わない。ラジカル重合開始剤の量
は、全α,β−エチレン性不飽和単量体(a)100重
量部に対し、0.01重量部から10重量部とすればよ
い。特に好ましくは0.1重量部以上3重量部以下であ
る。0.01重量部未満であると転化率が低くなり、1
0重量部以上であると凝集物を発生したり、耐水性が悪
くなる場合がある。
【0034】本発明において、主成分となる共重合体エ
マルジョンを製造するには、公知の方法に準じて水中に
重合開始剤、モノマー及び乳化剤を存在させて重合させ
るという一括仕込み法を用いても良いし、また乳化剤及
び重合開始剤が存在する水中にモノマーを滴下するとい
う方法や、あらかじめモノマー、乳化剤、水を混合乳化
したプレ乳化液を、重合開始剤を溶解させた水中へ滴下
する方法を採用しても構わない。重合は、30℃〜95
℃で撹拌条件下で行うのが好ましい。
マルジョンを製造するには、公知の方法に準じて水中に
重合開始剤、モノマー及び乳化剤を存在させて重合させ
るという一括仕込み法を用いても良いし、また乳化剤及
び重合開始剤が存在する水中にモノマーを滴下するとい
う方法や、あらかじめモノマー、乳化剤、水を混合乳化
したプレ乳化液を、重合開始剤を溶解させた水中へ滴下
する方法を採用しても構わない。重合は、30℃〜95
℃で撹拌条件下で行うのが好ましい。
【0035】重合終了後のエマルジョンに接着力に悪影
響を与えない範囲で必要に応じて、2価の金属イオンを
含む化合物、アジリジン化合物またはオキサゾリン化合
物などを加え架橋してよい。
響を与えない範囲で必要に応じて、2価の金属イオンを
含む化合物、アジリジン化合物またはオキサゾリン化合
物などを加え架橋してよい。
【0036】また本発明の感圧性接着剤組成物には、必
要に応じ更に粘着付与剤を添加することができる。粘着
付与剤としては、例えばクマロン・インデン樹脂、テル
ペン樹脂、テルペン・フェノール樹脂、ロジン樹脂、石
油系炭化水素樹脂の使用が望ましい。その軟化点は70
℃以上180℃以下、好ましくは100℃以上160℃
以下がよい。70℃未満であると得られる感圧性接着剤
の凝集力が低下する場合があり、180℃を越えると結
露面接着性が低下するので好ましくない。粘着付与剤は
重合時に単量体混合物に溶かして導入しても良いが、共
重合体の分子量の制御の容易性や作業性の点から共重合
体エマルジョンの製造後、水分散型粘着付与剤を添加混
合する方が好ましい。添加量は共重合体エマルジョンの
固形分100重量部に対して固形分で20部以下が望ま
しい。20重量部を越えて添加しても、それ以上の粘着
力向上は望めない上に機械安定性や凝集力が低下する傾
向にあり望ましくない。
要に応じ更に粘着付与剤を添加することができる。粘着
付与剤としては、例えばクマロン・インデン樹脂、テル
ペン樹脂、テルペン・フェノール樹脂、ロジン樹脂、石
油系炭化水素樹脂の使用が望ましい。その軟化点は70
℃以上180℃以下、好ましくは100℃以上160℃
以下がよい。70℃未満であると得られる感圧性接着剤
の凝集力が低下する場合があり、180℃を越えると結
露面接着性が低下するので好ましくない。粘着付与剤は
重合時に単量体混合物に溶かして導入しても良いが、共
重合体の分子量の制御の容易性や作業性の点から共重合
体エマルジョンの製造後、水分散型粘着付与剤を添加混
合する方が好ましい。添加量は共重合体エマルジョンの
固形分100重量部に対して固形分で20部以下が望ま
しい。20重量部を越えて添加しても、それ以上の粘着
力向上は望めない上に機械安定性や凝集力が低下する傾
向にあり望ましくない。
【0037】更に、酸化チタン等の顔料、増粘剤、防腐
剤、レベリング剤、消泡剤などを接着力に影響のない範
囲で添加、配合することができる。
剤、レベリング剤、消泡剤などを接着力に影響のない範
囲で添加、配合することができる。
【0038】本発明の感圧性接着剤はプラスチックフィ
ルム、紙、発泡体、剥離紙などの剥離シート等を基材と
したテープ、ラベル、シール、化粧用シート、滑り止め
シート、両面粘着テープ等の感圧性接着シートに好適に
使用される。
ルム、紙、発泡体、剥離紙などの剥離シート等を基材と
したテープ、ラベル、シール、化粧用シート、滑り止め
シート、両面粘着テープ等の感圧性接着シートに好適に
使用される。
【0039】剥離シートを基材として用いた場合は、塗
布後に、プラスチックフィルムなどのシートに転写す
る、あるいはプラスチックシートなどと張り合わせるこ
ともできる。
布後に、プラスチックフィルムなどのシートに転写す
る、あるいはプラスチックシートなどと張り合わせるこ
ともできる。
【0040】本発明におけるプラスチックフィルムとし
ては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルム、ポリウレタンフィルム、ナ
イロンフィルム、処理ポリオレフィンフィルム、未処理
ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。特に基材への
密着性、塗工の容易性からPETフィルムが好ましい。
それらの基材の厚みは15〜100μmであるものが好
ましい。また基材への粘着剤の塗工量は5〜100μm
が好ましい。なお、本発明の感圧性接着剤を基材上に塗
布するには、公知の塗工法で適宜塗工できる。
ては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルム、ポリウレタンフィルム、ナ
イロンフィルム、処理ポリオレフィンフィルム、未処理
ポリオレフィンフィルム等が挙げられる。特に基材への
密着性、塗工の容易性からPETフィルムが好ましい。
それらの基材の厚みは15〜100μmであるものが好
ましい。また基材への粘着剤の塗工量は5〜100μm
が好ましい。なお、本発明の感圧性接着剤を基材上に塗
布するには、公知の塗工法で適宜塗工できる。
【0041】本発明における紙基材としては、普通紙、
コート紙、アート紙等が挙げられる。これらの基材の厚
みは15〜5,000μmであるものが好ましい。また
基材への粘着剤の塗工量は5〜100μmが好ましい。
コート紙、アート紙等が挙げられる。これらの基材の厚
みは15〜5,000μmであるものが好ましい。また
基材への粘着剤の塗工量は5〜100μmが好ましい。
【0042】
【実施例】本発明を実施例及び比較例に基づき具体的に
説明するが、本発明は実施例に限定されるものではな
い。
説明するが、本発明は実施例に限定されるものではな
い。
【0043】実施例1 2EHA93重量部、MMA6重量部、AA1重量部か
らなる単量体(a)の混合物に、連鎖移動剤であるチオ
ール基含有化合物(b)としてOTG0.12重量部を
溶解し、界面活性剤(c)として第一工業製薬株式会社
製アクアロンHS−10を1重量部加え、更に蒸留水4
6重量部に過硫酸カリウム0.3重量部を溶解した水溶
液を加え、撹拌機であらかじめ乳化した。撹拌機、冷却
管、温度計、窒素導入管を取り付けた重合容器に、蒸留
水20重量部に過硫酸カリウム0.1重量部を溶解した
水溶液を入れ、窒素置換し80℃に昇温したところへ、
上記単量体の乳化液を3時間かけて滴下し、さらに2時
間反応させて重合を終えた。ただし、重合後期に少量の
ターシャリーブチルハイドロパーオキサイドおよびロン
ガリットを添加して残存単量体を消費させた。得られた
エマルジョンの固形分濃度は61.0%であった。
らなる単量体(a)の混合物に、連鎖移動剤であるチオ
ール基含有化合物(b)としてOTG0.12重量部を
溶解し、界面活性剤(c)として第一工業製薬株式会社
製アクアロンHS−10を1重量部加え、更に蒸留水4
6重量部に過硫酸カリウム0.3重量部を溶解した水溶
液を加え、撹拌機であらかじめ乳化した。撹拌機、冷却
管、温度計、窒素導入管を取り付けた重合容器に、蒸留
水20重量部に過硫酸カリウム0.1重量部を溶解した
水溶液を入れ、窒素置換し80℃に昇温したところへ、
上記単量体の乳化液を3時間かけて滴下し、さらに2時
間反応させて重合を終えた。ただし、重合後期に少量の
ターシャリーブチルハイドロパーオキサイドおよびロン
ガリットを添加して残存単量体を消費させた。得られた
エマルジョンの固形分濃度は61.0%であった。
【0044】上記で得たエマルジョン100重量部に撹
拌下、軟化点150℃固形分50重量%の重合ロジンエ
ステル型の粘着付与剤を10重量部、固形分80重量%
のジオクチルスルホこはく酸ナトリウム型アニオン系界
面活性剤0.5重量部を添加混合し、次いでpH=7.
3、粘度8000cpsになるように水性分散型(メ
タ)アクリル酸系共重合体アルカリ増粘剤及びアンモニ
ア水を加え感圧性接着剤を得た。これを、ドクターブレ
ッドを用いて、乾燥後の塗工量が17g/m2となるよ
うに離型紙に塗工した後、100℃2分の条件で乾燥
し、次いで上質紙に転写し感圧性接着剤シートを得た。
得られた試験片に対し極初期接着力、結露面接着力およ
び保持力を測定した。各試験は以下のように行った。
拌下、軟化点150℃固形分50重量%の重合ロジンエ
ステル型の粘着付与剤を10重量部、固形分80重量%
のジオクチルスルホこはく酸ナトリウム型アニオン系界
面活性剤0.5重量部を添加混合し、次いでpH=7.
3、粘度8000cpsになるように水性分散型(メ
タ)アクリル酸系共重合体アルカリ増粘剤及びアンモニ
ア水を加え感圧性接着剤を得た。これを、ドクターブレ
ッドを用いて、乾燥後の塗工量が17g/m2となるよ
うに離型紙に塗工した後、100℃2分の条件で乾燥
し、次いで上質紙に転写し感圧性接着剤シートを得た。
得られた試験片に対し極初期接着力、結露面接着力およ
び保持力を測定した。各試験は以下のように行った。
【0045】極初期接着力 25mm幅の短冊状に切断した試験片をポリエチレン板
に重ね合わせ、2kgのゴムローラーを300mm/分
の速度で一往復させ張り付けた。張り付け直後、300
mm/分の速度で接着面を180度剥離する力を測定し
た。試験は温度23℃、湿度65%の条件下で行った。
に重ね合わせ、2kgのゴムローラーを300mm/分
の速度で一往復させ張り付けた。張り付け直後、300
mm/分の速度で接着面を180度剥離する力を測定し
た。試験は温度23℃、湿度65%の条件下で行った。
【0046】結露面接着力 あらかじめポリエチレン板を−20℃の冷凍庫に12時
間以上放置しておき、これを温度23℃、湿度65%の
条件に取り出し1分間結露させた。この結露したポリエ
チレン板に25mm幅の短冊状に切断した試験片を重ね
合わせ、2kgのゴムローラーを300mm/分の速度
で一往復させ張り付けた。張り付け直後、300mm/
分の速度で接着面を180度剥離する力を測定した。
間以上放置しておき、これを温度23℃、湿度65%の
条件に取り出し1分間結露させた。この結露したポリエ
チレン板に25mm幅の短冊状に切断した試験片を重ね
合わせ、2kgのゴムローラーを300mm/分の速度
で一往復させ張り付けた。張り付け直後、300mm/
分の速度で接着面を180度剥離する力を測定した。
【0047】保持力 #280の耐水研磨紙で研磨したSUS板に、張り合わ
せ面積が25mm×25mmとなるように重ね合わせ、
2kgのゴムローラーを300mm/分の速度で一往復
させ張り付けた。20分放置後40℃の雰囲気で試験片
の一端に1kgの荷重をかけ10時間放置し剪断剥離す
るまでの時間を測定した。10時間保持したものは接着
面のズレを測定した。
せ面積が25mm×25mmとなるように重ね合わせ、
2kgのゴムローラーを300mm/分の速度で一往復
させ張り付けた。20分放置後40℃の雰囲気で試験片
の一端に1kgの荷重をかけ10時間放置し剪断剥離す
るまでの時間を測定した。10時間保持したものは接着
面のズレを測定した。
【0048】実施例2〜3、比較例1〜13 実施例1と同様にして、単量体(a)、界面活性剤
(c)、連鎖移動剤であるチオール基含有化合物(b)
を、表1および2に示したの種類および量で乳化重合し
エマルジョンを得た。このエマルジョンに対し、実施例
1と同様に添加剤を加え感圧性接着剤とし、転写塗工し
て試験した。
(c)、連鎖移動剤であるチオール基含有化合物(b)
を、表1および2に示したの種類および量で乳化重合し
エマルジョンを得た。このエマルジョンに対し、実施例
1と同様に添加剤を加え感圧性接着剤とし、転写塗工し
て試験した。
【0049】ここで、表中及び実施例中で示した略称は
以下の通りである。 2EHA:アクリル酸2−エチルヘキシル、 BA:アクリル酸ブチル、 St:スチレン、 MMA:メタクリル酸メチル、 i−BA:アクリル酸イソブチル、 AA:アクリル酸、 HS−10及びHS−20:第一工業製薬株式会社製ア
クアロンHS−10及びアクアロンHS−20、 JS−2:三洋化成工業株式会社製エレミノールJS−
2、 MS−60:日本乳化剤株式会社製AntoxMS−6
0、 SE−10N:旭電化工業株式会社製アデカリアソープ
SE−10N、 OTG:チオグリコール酸オクチル(チオール価20
4.3)、 PETG:ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコ
レート(チオール価115)、 MBMP:メルカプトプロピオン酸メトキシブチル(チ
オール価192.2)。 ここで、JS−2、MS−60及びSE−10Nは本発
明が限定する反応性界面活性剤(c)と異なる構造を有
する反応性界面活性剤である。
以下の通りである。 2EHA:アクリル酸2−エチルヘキシル、 BA:アクリル酸ブチル、 St:スチレン、 MMA:メタクリル酸メチル、 i−BA:アクリル酸イソブチル、 AA:アクリル酸、 HS−10及びHS−20:第一工業製薬株式会社製ア
クアロンHS−10及びアクアロンHS−20、 JS−2:三洋化成工業株式会社製エレミノールJS−
2、 MS−60:日本乳化剤株式会社製AntoxMS−6
0、 SE−10N:旭電化工業株式会社製アデカリアソープ
SE−10N、 OTG:チオグリコール酸オクチル(チオール価20
4.3)、 PETG:ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコ
レート(チオール価115)、 MBMP:メルカプトプロピオン酸メトキシブチル(チ
オール価192.2)。 ここで、JS−2、MS−60及びSE−10Nは本発
明が限定する反応性界面活性剤(c)と異なる構造を有
する反応性界面活性剤である。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】 以上の組成で作製した感圧性接着剤の物性結果を表3に
示す。
示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】本発明により、ポリオレフィン基材や結
露面などの難接着面に十分に接着し、また凝集力も満足
する感圧性接着剤組成物が提供された。この特性によ
り、本発明の感圧性接着剤組成物は、実用的に極めて有
利である。
露面などの難接着面に十分に接着し、また凝集力も満足
する感圧性接着剤組成物が提供された。この特性によ
り、本発明の感圧性接着剤組成物は、実用的に極めて有
利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 125:04) C09J 125:04) Fターム(参考) 4J004 AA10 AB01 CA02 CA04 CA05 CA06 CB02 CB04 CC02 DB03 EA05 FA01 FA10 4J011 AA07 KA06 NA25 NA26 NB04 4J040 DB061 DF041 DF051 GA07 GA32 HD03 HD13 JA03 JA09 JB09 KA38 LA02 LA07 MA11 4J100 AJ02R AJ08R AL03P AL03Q AL04P AL04Q AL08Q AL08R AL09Q BA16R BC04Q CA05 DA25 EA07 FA03 FA06 FA20 JA05
Claims (4)
- 【請求項1】界面活性能を有しないα,β−エチレン性
不飽和単量体(a)100重量部、チオール基含有化合
物(b)0.10〜0.15重量部、および下記一般式
1に示される反応性界面活性剤(c)0.3〜1.5重
量部を乳化重合してなりガラス転移温度が−25℃以下
である重合体のエマルジョンを主成分とする感圧性接着
剤組成物。 一般式1 【化1】 (ただし、mは、3以上100以下の整数、Rは、炭素
数6以上18以下のアルキル基を表す。) - 【請求項2】α,β−エチレン性不飽和単量体(a)
が、(A)単独重合体のガラス転移温度が−30℃未満
であるアクリル酸アルキルエステル47〜95重量%、
(B)単独重合体のガラス転移温度が−30℃以上であ
る(メタ)アクリル酸エステルまたはスチレン2〜50
重量%、および(C)カルボキシル基含有α,β−エチ
レン性不飽和単量体0.5〜3.0重量%からなる請求
項1記載の感圧性接着剤組成物。 - 【請求項3】チオール基含有化合物(b)が、チオール
基価150〜300であることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の感圧性接着剤組成物。 - 【請求項4】基材上に、請求項1〜3いずれか記載の感
圧性接着剤組成物を塗布してなる感圧性接着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27155799A JP2001089730A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27155799A JP2001089730A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001089730A true JP2001089730A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17501744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27155799A Pending JP2001089730A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001089730A (ja) |
Cited By (10)
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|---|---|---|---|---|
| JP2002338909A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Oji Paper Co Ltd | 粘着シート |
| JP2004268447A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 意匠性積層材及びその製造方法 |
| JP2007224203A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Lintec Corp | 粘着シート |
| JP2010047020A (ja) * | 2009-12-01 | 2010-03-04 | Mitsubishi Plastics Inc | 意匠性積層材及びその製造方法 |
| US20110151251A1 (en) * | 2008-09-12 | 2011-06-23 | Basf Se | Adhesive composition for plasticizer-free, self-adhesive removable labels |
| JP2013203986A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Sekisui Plastics Co Ltd | 樹脂粒子の製造方法及びその製造物 |
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| US11441056B2 (en) | 2017-06-30 | 2022-09-13 | 3M Innovative Properties Company | Wet and dry surface adhesives |
| WO2023052196A1 (en) * | 2021-09-29 | 2023-04-06 | Basf Se | Pressure-sensitive adhesive composition comprising a dispersed polymer formed by emulsion polymerization of isobutyl acrylate, 2-ethylhexyl acrylate and/or 1-octyl acrylate, styrene and monomers having at least one acid group |
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-
1999
- 1999-09-27 JP JP27155799A patent/JP2001089730A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338909A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Oji Paper Co Ltd | 粘着シート |
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| WO2023052196A1 (en) * | 2021-09-29 | 2023-04-06 | Basf Se | Pressure-sensitive adhesive composition comprising a dispersed polymer formed by emulsion polymerization of isobutyl acrylate, 2-ethylhexyl acrylate and/or 1-octyl acrylate, styrene and monomers having at least one acid group |
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