JP2001084720A - サーボ装置、アクセス機構の制御方法、およびディスク装置 - Google Patents
サーボ装置、アクセス機構の制御方法、およびディスク装置Info
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- JP2001084720A JP2001084720A JP23624799A JP23624799A JP2001084720A JP 2001084720 A JP2001084720 A JP 2001084720A JP 23624799 A JP23624799 A JP 23624799A JP 23624799 A JP23624799 A JP 23624799A JP 2001084720 A JP2001084720 A JP 2001084720A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクセス機構に加わる外乱の影響を低減し、
目標位置の追従精度を高くする。 【解決手段】 位置検知部21によりアクセス機構2の
目標位置からの変位値pをサンプリングし、位置帰還演
算部23により、上記の変位値pをもとに位置帰還値c
を求め、位置帰還値cを更新するとともに、速度検知部
22により、アクセス機構2の変位値pのサンプリング
タイミングを補間するタイミングで、VCM電圧vをサ
ンプリングし、速度帰還演算部24により、VCM電圧
vをもとに速度帰還値fを求め、位置帰還値cの更新タ
イミングを補間するタイミングで、速度帰還値fを更新
し、位置帰還値cおよび速度帰還値fを加算した駆動電
流u=c+fによりアクセス機構2のVCM10を駆動
する。
目標位置の追従精度を高くする。 【解決手段】 位置検知部21によりアクセス機構2の
目標位置からの変位値pをサンプリングし、位置帰還演
算部23により、上記の変位値pをもとに位置帰還値c
を求め、位置帰還値cを更新するとともに、速度検知部
22により、アクセス機構2の変位値pのサンプリング
タイミングを補間するタイミングで、VCM電圧vをサ
ンプリングし、速度帰還演算部24により、VCM電圧
vをもとに速度帰還値fを求め、位置帰還値cの更新タ
イミングを補間するタイミングで、速度帰還値fを更新
し、位置帰還値cおよび速度帰還値fを加算した駆動電
流u=c+fによりアクセス機構2のVCM10を駆動
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータにより駆動
されるアクセス機構の位置を離散的に検知し、上記アク
セス機構を目標位置に追従させるサーボ装置およびアク
セス機構の制御方法、ならびにデータ記録媒体であるデ
ィスクにアクセスする上記アクセス機構と、このアクセ
ス機構をディスクの目標位置に追従させるサーボ手段と
を備えたディスク装置に関する。
されるアクセス機構の位置を離散的に検知し、上記アク
セス機構を目標位置に追従させるサーボ装置およびアク
セス機構の制御方法、ならびにデータ記録媒体であるデ
ィスクにアクセスする上記アクセス機構と、このアクセ
ス機構をディスクの目標位置に追従させるサーボ手段と
を備えたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置等のデータ記録装置では、
アクセス機構の位置を検知しながらアクセス機構を制御
することにより、データ記録媒体の目標位置にアクセス
機構を位置決めおよび追従させ、上記の目標位置にデー
タを書き込みまたは上記の目標位置に記録されているデ
ータを読み出す。
アクセス機構の位置を検知しながらアクセス機構を制御
することにより、データ記録媒体の目標位置にアクセス
機構を位置決めおよび追従させ、上記の目標位置にデー
タを書き込みまたは上記の目標位置に記録されているデ
ータを読み出す。
【0003】ハードディスク装置をはじめとするディス
ク装置は、データ記録媒体であるディスクと、ボイス・
コイル・モータ(VCM、直流モータ)を有し、アクセ
スアームの先端にデータ読み書きヘッドを実装し、上記
VCMにより上記ディスクの径方向に沿って駆動される
アクセス機構と、ディスク面にあらかじめ記録されてい
る位置情報(サーボ情報)の読み込み信号からアクセス
機構の目標位置からの変位を検知し、アクセス機構(の
読み書きヘッド)を目標トラック内の目標位置(トラッ
ク幅方向の目標位置)に位置決めおよび追従させるサー
ボ手段とを備えている。
ク装置は、データ記録媒体であるディスクと、ボイス・
コイル・モータ(VCM、直流モータ)を有し、アクセ
スアームの先端にデータ読み書きヘッドを実装し、上記
VCMにより上記ディスクの径方向に沿って駆動される
アクセス機構と、ディスク面にあらかじめ記録されてい
る位置情報(サーボ情報)の読み込み信号からアクセス
機構の目標位置からの変位を検知し、アクセス機構(の
読み書きヘッド)を目標トラック内の目標位置(トラッ
ク幅方向の目標位置)に位置決めおよび追従させるサー
ボ手段とを備えている。
【0004】また、ディスク装置には、複数あるディス
ク面の内のあるディスク面の全領域に上記位置情報をあ
らかじめ記録した面サーボ方式のものと、それぞれのデ
ィスク面を、ユーザデータを記録するデータ領域と上記
位置情報をあらかじめ記録したサーボ領域とに区画した
セクタサーボ方式のものがある。
ク面の内のあるディスク面の全領域に上記位置情報をあ
らかじめ記録した面サーボ方式のものと、それぞれのデ
ィスク面を、ユーザデータを記録するデータ領域と上記
位置情報をあらかじめ記録したサーボ領域とに区画した
セクタサーボ方式のものがある。
【0005】セクタサーボ方式のディスク装置では、1
トラックの長さ方向に上記のデータ領域とサーボ領域と
が交互に配置されている。このセクタサーボ方式のディ
スク装置では、サーボ手段は、アクセス機構の目標位置
からの変位を離散的に検知(サンプリング)し、サンプ
リングした変位をもとにVCMの駆動電流を制御し、ア
クセス機構を目標位置に追従させる(トラックフォロイ
ング)。上記サンプリングの時間間隔は、トラック内で
のサーボ領域の距離間隔とディスクの回転速度によって
決まる。
トラックの長さ方向に上記のデータ領域とサーボ領域と
が交互に配置されている。このセクタサーボ方式のディ
スク装置では、サーボ手段は、アクセス機構の目標位置
からの変位を離散的に検知(サンプリング)し、サンプ
リングした変位をもとにVCMの駆動電流を制御し、ア
クセス機構を目標位置に追従させる(トラックフォロイ
ング)。上記サンプリングの時間間隔は、トラック内で
のサーボ領域の距離間隔とディスクの回転速度によって
決まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年のディスク装置に
おいては、トラック幅を狭くすることによりデータ記録
の高密度化を図る傾向にある。しかしながら、トラック
幅が狭くなるほど、トラックフォロイング時のアクセス
機構(のヘッド)の目標位置からのずれに対する許容度
は厳しくなる。上記のずれは、主にアクセス機構に加わ
る外乱(外力)による生じる。上記外乱の影響を低減す
るためには、目標位置からの変位のサンプリング時間間
隔を短くする必要があるが、そのためには、ディスク面
にたくさんのサーボ情報を記録する必要があり、ユーザ
の使用できる領域(データ領域)が減ってしまう。
おいては、トラック幅を狭くすることによりデータ記録
の高密度化を図る傾向にある。しかしながら、トラック
幅が狭くなるほど、トラックフォロイング時のアクセス
機構(のヘッド)の目標位置からのずれに対する許容度
は厳しくなる。上記のずれは、主にアクセス機構に加わ
る外乱(外力)による生じる。上記外乱の影響を低減す
るためには、目標位置からの変位のサンプリング時間間
隔を短くする必要があるが、そのためには、ディスク面
にたくさんのサーボ情報を記録する必要があり、ユーザ
の使用できる領域(データ領域)が減ってしまう。
【0007】本発明は、上記のような従来の課題を解決
するためになされたものであり、アクセス機構に加わる
外乱の影響を低減し、目標位置の追従精度を高くするこ
とができるサーボ装置およびアクセス機構の制御方法な
らびにディスク装置を提供することを目的とする。
するためになされたものであり、アクセス機構に加わる
外乱の影響を低減し、目標位置の追従精度を高くするこ
とができるサーボ装置およびアクセス機構の制御方法な
らびにディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のサーボ装置は、アクセス機構の目標位置か
らの変位値を所定の時間間隔で離散的に検知する第1の
検知手段と、上記変位値をもとに上記第1の帰還値を計
算する第1の帰還手段と、アクセス機構の速度を含む物
理値を上記所定の時間間隔の間に少なくとも1回離散的
に検知する第2の検知手段と、上記速度を含む物理値を
もとに上記第2の帰還値を計算する第2の帰還手段と、
第1の帰還値および第2の帰還値に応じて前記モータを
駆動するモータ駆動手段とを備えた構成である。
めに本発明のサーボ装置は、アクセス機構の目標位置か
らの変位値を所定の時間間隔で離散的に検知する第1の
検知手段と、上記変位値をもとに上記第1の帰還値を計
算する第1の帰還手段と、アクセス機構の速度を含む物
理値を上記所定の時間間隔の間に少なくとも1回離散的
に検知する第2の検知手段と、上記速度を含む物理値を
もとに上記第2の帰還値を計算する第2の帰還手段と、
第1の帰還値および第2の帰還値に応じて前記モータを
駆動するモータ駆動手段とを備えた構成である。
【0009】さらに具体的には、例えば、上記モータ
は、ボイスコイルを有する直流モータであり、上記モー
タ駆動手段は、第1の帰還値および第2の帰還値に応じ
て、上記ボイスコイルに流す電流を制御し、上記第2の
検知手段は、上記所定の時間間隔の間に上記ボイスコイ
ルの端子間電圧値をN(Nは1以上の任意の整数)回検
知し、上記第2の帰還手段は、上記端子間電圧値をもと
に、アクセス機構の速度変化量に比例する第2の帰還値
を計算する構成である。
は、ボイスコイルを有する直流モータであり、上記モー
タ駆動手段は、第1の帰還値および第2の帰還値に応じ
て、上記ボイスコイルに流す電流を制御し、上記第2の
検知手段は、上記所定の時間間隔の間に上記ボイスコイ
ルの端子間電圧値をN(Nは1以上の任意の整数)回検
知し、上記第2の帰還手段は、上記端子間電圧値をもと
に、アクセス機構の速度変化量に比例する第2の帰還値
を計算する構成である。
【0010】また、本発明のアクセス機構の制御方法
は、アクセス機構の目標位置からの変位値を検知し、こ
の変位値をもとに上記第1の帰還値を計算する第1のス
テップと、アクセス機構の速度を含む物理値を検知し、
この速度を含む物理値をもとに第2の帰還値を計算する
第2のステップとを含み、上記第1のステップを離散的
に実施するとともに、上記第1のステップの実施タイミ
ングを補間するタイミングで上記第2のステップを離散
的に実施し、第1の帰還値および第2の帰還値に応じて
前記モータを駆動するものである。
は、アクセス機構の目標位置からの変位値を検知し、こ
の変位値をもとに上記第1の帰還値を計算する第1のス
テップと、アクセス機構の速度を含む物理値を検知し、
この速度を含む物理値をもとに第2の帰還値を計算する
第2のステップとを含み、上記第1のステップを離散的
に実施するとともに、上記第1のステップの実施タイミ
ングを補間するタイミングで上記第2のステップを離散
的に実施し、第1の帰還値および第2の帰還値に応じて
前記モータを駆動するものである。
【0011】また、本発明のディスク装置は、データの
記録媒体であるディスクと、モータにより上記ディスク
の上空を動き、上記ディスクにアクセスするアクセス機
構と、上記アクセス機構を目標位置に追従させるサーボ
手段とを備え、上記サーボ手段が、アクセス機構の目標
位置からの変位値を所定の時間間隔で離散的に検知する
第1の検知手段と、上記変位値をもとに上記第1の帰還
値を計算する第1の帰還手段と、アクセス機構の速度を
含む物理値を上記所定の時間間隔の間に少なくとも1回
離散的に検知する第2の検知手段と、上記速度を含む物
理値をもとに上記第2の帰還値を計算する第2の帰還手
段と、第1の帰還値および第2の帰還値に応じて上記モ
ータを駆動するモータ駆動手段とを有する構成である。
記録媒体であるディスクと、モータにより上記ディスク
の上空を動き、上記ディスクにアクセスするアクセス機
構と、上記アクセス機構を目標位置に追従させるサーボ
手段とを備え、上記サーボ手段が、アクセス機構の目標
位置からの変位値を所定の時間間隔で離散的に検知する
第1の検知手段と、上記変位値をもとに上記第1の帰還
値を計算する第1の帰還手段と、アクセス機構の速度を
含む物理値を上記所定の時間間隔の間に少なくとも1回
離散的に検知する第2の検知手段と、上記速度を含む物
理値をもとに上記第2の帰還値を計算する第2の帰還手
段と、第1の帰還値および第2の帰還値に応じて上記モ
ータを駆動するモータ駆動手段とを有する構成である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のディ
スク装置の構成を示すブロック図である。図1のディス
ク装置100は、記録媒体である磁気ディスク(ハード
・ディスク)1と、ディスク1の上空を旋回し、ディス
ク1にアクセスするアクセス機構2と、ディスク1を回
転させるスピンドルモータ3と、ハード・ディスク・コ
ントローラ(HDC:Hard Disk Controller)4と、ホ
スト装置と通信するためのホスト・インターフェース・
コントローラ(HIC:Host Interface Controller)
5と、マイクロ・プロセッシング・ユニット(MPU)
6と、メモリ7とを備えている。
スク装置の構成を示すブロック図である。図1のディス
ク装置100は、記録媒体である磁気ディスク(ハード
・ディスク)1と、ディスク1の上空を旋回し、ディス
ク1にアクセスするアクセス機構2と、ディスク1を回
転させるスピンドルモータ3と、ハード・ディスク・コ
ントローラ(HDC:Hard Disk Controller)4と、ホ
スト装置と通信するためのホスト・インターフェース・
コントローラ(HIC:Host Interface Controller)
5と、マイクロ・プロセッシング・ユニット(MPU)
6と、メモリ7とを備えている。
【0013】図2はディスク1の表面(ディスク面)の
構成図である。ディスク面は、データが記録されるデー
タ領域DFと、位置情報があらかじめ記録されているサ
ーボ領域SFとに区画されている。サーボ領域SFは、
ディスク径方向に放射状に複数設けられており、サーボ
領域とサーボ領域の間の領域がデータ領域DFになって
いる。また、ディスク面は、同心円状の多数のトラック
Trに区画されている。
構成図である。ディスク面は、データが記録されるデー
タ領域DFと、位置情報があらかじめ記録されているサ
ーボ領域SFとに区画されている。サーボ領域SFは、
ディスク径方向に放射状に複数設けられており、サーボ
領域とサーボ領域の間の領域がデータ領域DFになって
いる。また、ディスク面は、同心円状の多数のトラック
Trに区画されている。
【0014】図3はディスク面に区画されたトラックT
rの構造図である。それぞれのトラックTrにおいて、
データ領域DFは、多数のデータセクタScに区画され
ている。これらのデータセクタScは、トラックTrの
長さ方向に配置されている。それぞれのデータセクタS
cには、データ(ユーザデータ)が記録される。1個の
データセクタScに記録されるデータ容量は、例えば5
12[バイト](=2×162[バイト])である。
rの構造図である。それぞれのトラックTrにおいて、
データ領域DFは、多数のデータセクタScに区画され
ている。これらのデータセクタScは、トラックTrの
長さ方向に配置されている。それぞれのデータセクタS
cには、データ(ユーザデータ)が記録される。1個の
データセクタScに記録されるデータ容量は、例えば5
12[バイト](=2×162[バイト])である。
【0015】ディスク面のそれぞれのトラックTrに
は、トラック識別番号(トラックID)が付されてい
る。それぞれのトラックTrにおいて、あるサーボ領域
SFと次のサーボ・フィールドSFの間には、数個(図
3では2個)のデータ・セクタScが配置されている。
は、トラック識別番号(トラックID)が付されてい
る。それぞれのトラックTrにおいて、あるサーボ領域
SFと次のサーボ・フィールドSFの間には、数個(図
3では2個)のデータ・セクタScが配置されている。
【0016】ディスク面のそれぞれのサーボ領域SFに
は、トラックID記録領域TIFと、バーストパターン
記録領域BPFとが設けられている。なお、いずれか1
本のサーボ領域SFには、トラック開始位置を識別する
ためのパターンが記録されたトラック開始パターン記録
領域TSFが設けられている。
は、トラックID記録領域TIFと、バーストパターン
記録領域BPFとが設けられている。なお、いずれか1
本のサーボ領域SFには、トラック開始位置を識別する
ためのパターンが記録されたトラック開始パターン記録
領域TSFが設けられている。
【0017】それぞれのトラックTr内のトラックID
記録領域TIFには、そのトラックの識別番号がグレイ
コード(巡回2進符号)によりあらかじめ記録されてい
る。また、バーストパターン記録領域BPFには、バー
ストパターンがあらかじめ記録されている。
記録領域TIFには、そのトラックの識別番号がグレイ
コード(巡回2進符号)によりあらかじめ記録されてい
る。また、バーストパターン記録領域BPFには、バー
ストパターンがあらかじめ記録されている。
【0018】上記のバーストパターンは、ディスク半径
方向に沿ってそれぞれ配列されたバーストパターン列B
PA,BPB,BPC,BPDにより構成されている。
それぞれのバーストパターン列においては、信号が記録
された信号記録領域と、信号が記録されていない無信号
領域とが交互に配置されている。バーストパターン列B
PAとBPBは、メイン・バースト・パターンを構成し
ている。また、バーストパターン列BPCとBPDは、
スレーブ・バースト・パターンを構成している。
方向に沿ってそれぞれ配列されたバーストパターン列B
PA,BPB,BPC,BPDにより構成されている。
それぞれのバーストパターン列においては、信号が記録
された信号記録領域と、信号が記録されていない無信号
領域とが交互に配置されている。バーストパターン列B
PAとBPBは、メイン・バースト・パターンを構成し
ている。また、バーストパターン列BPCとBPDは、
スレーブ・バースト・パターンを構成している。
【0019】バーストパターン列BPAにおける信号記
録領域と無信号領域の境界、およびバーストパターン列
BPBにおける信号記録領域と無信号領域の境界は、ト
ラックTrの幅方向の中心に存在する。また、バースト
パターン列BPCにおける信号記録領域と無信号領域の
境界、およびバーストパターン列BPDにおける信号記
録領域と無信号領域の境界は、トラックTrの境界に存
在している。上記信号記録領域および上記無信号領域の
ディスク半径方向の寸法は、トラックTrの幅寸法に等
しい。バーストパターン列BPAの信号記録領域と、バ
ーストパターン列BPBの信号記録領域とは、互いに千
鳥配置されている。同じように、バーストパターン列B
PCの信号記録領域と、バーストパターン列BPDの信
号記録領域とは、互いに千鳥配置されている。
録領域と無信号領域の境界、およびバーストパターン列
BPBにおける信号記録領域と無信号領域の境界は、ト
ラックTrの幅方向の中心に存在する。また、バースト
パターン列BPCにおける信号記録領域と無信号領域の
境界、およびバーストパターン列BPDにおける信号記
録領域と無信号領域の境界は、トラックTrの境界に存
在している。上記信号記録領域および上記無信号領域の
ディスク半径方向の寸法は、トラックTrの幅寸法に等
しい。バーストパターン列BPAの信号記録領域と、バ
ーストパターン列BPBの信号記録領域とは、互いに千
鳥配置されている。同じように、バーストパターン列B
PCの信号記録領域と、バーストパターン列BPDの信
号記録領域とは、互いに千鳥配置されている。
【0020】アクセス機構2は、ディスク1にデータを
書き込み、またはディスク1に記録されているデータを
読み出す読み書きヘッド8と、先端にヘッド8が実装さ
れ、ディスク1の径方向に旋回するアクセスアーム9
と、アクセスアーム9を動かすボイス・コイル・モータ
(VCM)10とを有する。
書き込み、またはディスク1に記録されているデータを
読み出す読み書きヘッド8と、先端にヘッド8が実装さ
れ、ディスク1の径方向に旋回するアクセスアーム9
と、アクセスアーム9を動かすボイス・コイル・モータ
(VCM)10とを有する。
【0021】図4はVCM10のボイスコイルの回路モ
デル図である。VCM10のボイスコイル10aは、抵
抗RVとインダクタンスLVと逆起電力との直列回路とし
てモデル化することができる。ボイスコイル10aに流
れる駆動電流をU、ボイスコイル抵抗RVの抵抗値を
rV、アクセス機構2の速度をω、VCM10の逆起電
力定数をke、ボイスコイル10aの端子間(図4の+
SENSE端子と−SENSE端子の間、および+CO
NTROL端子と−CONTROL端子の間)の電圧を
V、駆動電流Uの変化により生じる逆起電力をΔV(=
LV(dU/dt))とすると、 V=rVU+keω+ΔV である。上記の式においてkeωは、アクセス機構2の
運動により生じる逆起電力である。駆動電流Uを一定に
したとき、および駆動電流Uをステップ変化させてから
抵抗RVとインダクタンスLVによる時定数よりも十分長
い時間経過したときには、ΔV=0となり、上記の式
は、 V=rVU+keω となる。
デル図である。VCM10のボイスコイル10aは、抵
抗RVとインダクタンスLVと逆起電力との直列回路とし
てモデル化することができる。ボイスコイル10aに流
れる駆動電流をU、ボイスコイル抵抗RVの抵抗値を
rV、アクセス機構2の速度をω、VCM10の逆起電
力定数をke、ボイスコイル10aの端子間(図4の+
SENSE端子と−SENSE端子の間、および+CO
NTROL端子と−CONTROL端子の間)の電圧を
V、駆動電流Uの変化により生じる逆起電力をΔV(=
LV(dU/dt))とすると、 V=rVU+keω+ΔV である。上記の式においてkeωは、アクセス機構2の
運動により生じる逆起電力である。駆動電流Uを一定に
したとき、および駆動電流Uをステップ変化させてから
抵抗RVとインダクタンスLVによる時定数よりも十分長
い時間経過したときには、ΔV=0となり、上記の式
は、 V=rVU+keω となる。
【0022】また、アクセス機構2を固定し(例えば、
インナークラッシュストップにアクセス機構2を当接さ
せる)、ボイスコイル10aに一定の駆動電流Uを流し
た場合には、ω=0であるから、 V=rVU となる。
インナークラッシュストップにアクセス機構2を当接さ
せる)、ボイスコイル10aに一定の駆動電流Uを流し
た場合には、ω=0であるから、 V=rVU となる。
【0023】HDC4は、リード/ライト・モジュール
(RWM)11と、ディスク・サーボ・モジュール(D
SM)12と、アクセス・サーボ・モジュール(AS
M)13とを有する。RWM11は、MPU6との協働
により、ディスク1に記録するデータ(書き込みデー
タ)をヘッド8のライトエレメントに送り、ヘッド8の
リードエレメントによるディスク1の読み込み信号から
ディスク1に記録されていたデータ(読み出しデータ)
を抽出する。また、DSM12は、MPU6との協働に
より、スピンドルモータ3を駆動し、ディスク1の回転
を目標値に追従させる。ASM13は、MPU6との協
働により、VCM10を駆動し、ディスク1内の目標ト
ラックをシークし、目標トラック内の目標位置にアクセ
ス機構2をポジショニングさせ、上記目標位置を追従さ
せる。
(RWM)11と、ディスク・サーボ・モジュール(D
SM)12と、アクセス・サーボ・モジュール(AS
M)13とを有する。RWM11は、MPU6との協働
により、ディスク1に記録するデータ(書き込みデー
タ)をヘッド8のライトエレメントに送り、ヘッド8の
リードエレメントによるディスク1の読み込み信号から
ディスク1に記録されていたデータ(読み出しデータ)
を抽出する。また、DSM12は、MPU6との協働に
より、スピンドルモータ3を駆動し、ディスク1の回転
を目標値に追従させる。ASM13は、MPU6との協
働により、VCM10を駆動し、ディスク1内の目標ト
ラックをシークし、目標トラック内の目標位置にアクセ
ス機構2をポジショニングさせ、上記目標位置を追従さ
せる。
【0024】メモリ7には、MPU6により実行される
制御プログラム、およびMPU6がディスク装置100
を制御するために必要なデータ、パラメータ、テーブル
等が記憶されている。上記の制御プログラムはメモリ7
内に設けられた不揮発性の記憶領域に記憶されている。
あるいは、上記の制御プログラムをディスク面のあらか
じめ確保された特別な領域に記録しておき、ディスク装
置100が起動されたときに、上記の制御プログラムは
ディスク面の上記特別な領域からメモリ7の揮発性の記
憶領域に読み込まれる。
制御プログラム、およびMPU6がディスク装置100
を制御するために必要なデータ、パラメータ、テーブル
等が記憶されている。上記の制御プログラムはメモリ7
内に設けられた不揮発性の記憶領域に記憶されている。
あるいは、上記の制御プログラムをディスク面のあらか
じめ確保された特別な領域に記録しておき、ディスク装
置100が起動されたときに、上記の制御プログラムは
ディスク面の上記特別な領域からメモリ7の揮発性の記
憶領域に読み込まれる。
【0025】MPU6は、メモリ7の制御プログラムに
従ってHDC4およびHIC5を制御する。HIC5お
よびMPU6は、ホスト装置から転送されたデータ(ラ
イトコマンド、リードコマンド、書き込みデータ、デー
タセクタの論理アドレス等)を受信する。また、HIC
5およびMPU6は、ディスク1から読み出したデータ
をホスト装置に転送する。
従ってHDC4およびHIC5を制御する。HIC5お
よびMPU6は、ホスト装置から転送されたデータ(ラ
イトコマンド、リードコマンド、書き込みデータ、デー
タセクタの論理アドレス等)を受信する。また、HIC
5およびMPU6は、ディスク1から読み出したデータ
をホスト装置に転送する。
【0026】HDC4およびMPU6は、ライトコマン
ドが入力されると、アクセス機構2をディスク1の目標
トラックにアクセスさせ、そのトラックのデータセクタ
にデータを書き込む。また、HDC4およびMPU6
は、リードコマンドが入力されると、アクセス機構2を
ディスク1の目標トラックにアクセスさせ、そのトラッ
クのデータセクタに記録されているデータを読み出す。
ドが入力されると、アクセス機構2をディスク1の目標
トラックにアクセスさせ、そのトラックのデータセクタ
にデータを書き込む。また、HDC4およびMPU6
は、リードコマンドが入力されると、アクセス機構2を
ディスク1の目標トラックにアクセスさせ、そのトラッ
クのデータセクタに記録されているデータを読み出す。
【0027】HDC4のASM13およびMPU6は、
目標トラックを探し、アクセス機構2を目標位置に追従
させるアクセスサーボ部を構成している。アクセス機構
2の位置制御は、目標トラックを探し、目標トラック上
空にアクセス機構2のヘッド8を移動させるトラックシ
ーク手順と、目標トラックの幅方向の目標位置上空にヘ
ッド8をポジショニングさせ、追従させるトラックフォ
ロイング手順とにより構成される。
目標トラックを探し、アクセス機構2を目標位置に追従
させるアクセスサーボ部を構成している。アクセス機構
2の位置制御は、目標トラックを探し、目標トラック上
空にアクセス機構2のヘッド8を移動させるトラックシ
ーク手順と、目標トラックの幅方向の目標位置上空にヘ
ッド8をポジショニングさせ、追従させるトラックフォ
ロイング手順とにより構成される。
【0028】図5はディスク装置100におけるアクセ
ス・サーボ・ループ(アクセスサーボ部20)のブロッ
ク図である。図5において、ASM13およびMPU6
により構成され、目標トラックを探し、アクセス機構2
を目標位置に追従させるアクセスサーボ部20は、位置
検知部21(第1の検知手段)と、速度検知部22(第
2の検知手段)と、位置帰還演算部23(第1の帰還手
段)と、速度帰還演算部24(第2の帰還手段)と、加
算演算部25と、VCMドライバ26とを有する。この
アクセスサーボ部20は、アクセス機構2の目標位置か
らの変位値pが0になるように負帰還をかける。
ス・サーボ・ループ(アクセスサーボ部20)のブロッ
ク図である。図5において、ASM13およびMPU6
により構成され、目標トラックを探し、アクセス機構2
を目標位置に追従させるアクセスサーボ部20は、位置
検知部21(第1の検知手段)と、速度検知部22(第
2の検知手段)と、位置帰還演算部23(第1の帰還手
段)と、速度帰還演算部24(第2の帰還手段)と、加
算演算部25と、VCMドライバ26とを有する。この
アクセスサーボ部20は、アクセス機構2の目標位置か
らの変位値pが0になるように負帰還をかける。
【0029】位置検知部21は、アクセス機構2の目標
位置からの変位値p(ディジタル値)を離散的に検知す
る。この位置検知部21は、アクセス機構2によるディ
スク面の読み込み信号P(アナログ信号)から位置信号
(トラックID信号およびバーストパターン信号)を時
間間隔Sでサンプリングし、この位置信号をもとにアク
セス機構2の目標位置からの変位値pを演算する。読み
込み信号Pには信号と上記の位置信号とが時系列的に混
在しているため、上記抽出した位置信号は離散的な信号
である。
位置からの変位値p(ディジタル値)を離散的に検知す
る。この位置検知部21は、アクセス機構2によるディ
スク面の読み込み信号P(アナログ信号)から位置信号
(トラックID信号およびバーストパターン信号)を時
間間隔Sでサンプリングし、この位置信号をもとにアク
セス機構2の目標位置からの変位値pを演算する。読み
込み信号Pには信号と上記の位置信号とが時系列的に混
在しているため、上記抽出した位置信号は離散的な信号
である。
【0030】位置検知部21は、バーストパターン列B
PA,BPB,BPC,BPDの読み込み信号のディジ
タル値をそれぞれad,bd,cd,ddとすると、メ
イン位置検知量mpesおよびスレーブ位置検知量sp
esを、それぞれ、 mpes=(ad−bd)/(ad+bd) spes=(cd−dd)/(cd+dd) により計算し、mpesまたはspesから位置検知量
pesを生成する。pesは、それぞれのトラック内で
のヘッド8の位置を示す量であり、ヘッド8がトラック
中央に位置するとき0となり、トラック境界に位置する
とき最大または最小となる。
PA,BPB,BPC,BPDの読み込み信号のディジ
タル値をそれぞれad,bd,cd,ddとすると、メ
イン位置検知量mpesおよびスレーブ位置検知量sp
esを、それぞれ、 mpes=(ad−bd)/(ad+bd) spes=(cd−dd)/(cd+dd) により計算し、mpesまたはspesから位置検知量
pesを生成する。pesは、それぞれのトラック内で
のヘッド8の位置を示す量であり、ヘッド8がトラック
中央に位置するとき0となり、トラック境界に位置する
とき最大または最小となる。
【0031】そして、上記の読み込み信号から検知した
トラックIDと、位置検知量pesと、目標トラックの
IDと、目標トラック内の目標位置とにより、目標トラ
ックの目標位置からの変位値pを計算する。アクセス機
構2が目標位置を追従しているとき、p=0である。こ
こでは、変位値pの単位を[トラック(幅)]とする。
アクセス機構2が目標位置から1トラック幅ずれている
とき、p=1となる。また、アクセス機構2が目標トラ
ック内にあるとき、p<1である。
トラックIDと、位置検知量pesと、目標トラックの
IDと、目標トラック内の目標位置とにより、目標トラ
ックの目標位置からの変位値pを計算する。アクセス機
構2が目標位置を追従しているとき、p=0である。こ
こでは、変位値pの単位を[トラック(幅)]とする。
アクセス機構2が目標位置から1トラック幅ずれている
とき、p=1となる。また、アクセス機構2が目標トラ
ック内にあるとき、p<1である。
【0032】速度検知部22は、変位値pの検知タイミ
ングと同じタイミング、および変位値pの検知タイミン
グを補間するタイミングで、VCM10のボイスコイル
の端子間電圧(以下、VCM電圧と称する)値v(ディ
ジタル値)を離散的に検知する。この速度検知部22
は、図4のように、VCM10のボイスコイル10aの
両端子に接続されており、VCM電圧V(アナログ電
圧)を時間間隔T(=S/3)でサンプリングし、VC
M電圧値vに変換する。従って、v=αV(αは定数)
である。ここでは、α=1とする。また、以下の説明に
おいて、VCM10から速度検知部22に入力されるV
CM電圧V、および速度検知部22から速度帰還演算部
24に入力されるVCM電圧値vを、単にVCM電圧v
とも称する。
ングと同じタイミング、および変位値pの検知タイミン
グを補間するタイミングで、VCM10のボイスコイル
の端子間電圧(以下、VCM電圧と称する)値v(ディ
ジタル値)を離散的に検知する。この速度検知部22
は、図4のように、VCM10のボイスコイル10aの
両端子に接続されており、VCM電圧V(アナログ電
圧)を時間間隔T(=S/3)でサンプリングし、VC
M電圧値vに変換する。従って、v=αV(αは定数)
である。ここでは、α=1とする。また、以下の説明に
おいて、VCM10から速度検知部22に入力されるV
CM電圧V、および速度検知部22から速度帰還演算部
24に入力されるVCM電圧値vを、単にVCM電圧v
とも称する。
【0033】位置帰還演算部23、速度帰還演算部2
4、および加算演算部25は、変位値pおよびVCM電
圧値vをもとに帰還値(駆動電流値)u(ディジタル
値)を演算する。
4、および加算演算部25は、変位値pおよびVCM電
圧値vをもとに帰還値(駆動電流値)u(ディジタル
値)を演算する。
【0034】位置帰還演算部23は、位置検知部21か
ら入力された変位値pをもとに位置帰還値cを演算によ
り求め、加算演算部25に入力する位置帰還値cを更新
する。この位置帰還演算部23は、位置帰還値c(第1
の帰還値)を時間間隔Sで更新する。なお、位置帰還演
算部23での演算内容についてはあとで説明する。
ら入力された変位値pをもとに位置帰還値cを演算によ
り求め、加算演算部25に入力する位置帰還値cを更新
する。この位置帰還演算部23は、位置帰還値c(第1
の帰還値)を時間間隔Sで更新する。なお、位置帰還演
算部23での演算内容についてはあとで説明する。
【0035】速度帰還演算部24は、速度検知部22か
ら入力されたVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演
算により求め、位置帰還値cの更新タイミングと同じタ
イミング、および位置帰還値cの更新タイミングを補間
するタイミングで、加算器27に入力する速度帰還値f
(第2の帰還値)を更新する。この速度帰還部26は、
速度帰還値fを時間間隔T(=S/3)で更新する。
ら入力されたVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演
算により求め、位置帰還値cの更新タイミングと同じタ
イミング、および位置帰還値cの更新タイミングを補間
するタイミングで、加算器27に入力する速度帰還値f
(第2の帰還値)を更新する。この速度帰還部26は、
速度帰還値fを時間間隔T(=S/3)で更新する。
【0036】VCM電圧値vをもとに演算された速度帰
還値fは、あとで説明するように、アクセス機構2の速
度の変化値に比例する。アクセスサーボ部20では、速
度帰還演算部24により、アクセス機構2の速度変化が
時間間隔Tで負帰還される。なお、速度帰還演算部24
での演算内容についてはあとで説明する。
還値fは、あとで説明するように、アクセス機構2の速
度の変化値に比例する。アクセスサーボ部20では、速
度帰還演算部24により、アクセス機構2の速度変化が
時間間隔Tで負帰還される。なお、速度帰還演算部24
での演算内容についてはあとで説明する。
【0037】加算演算部25は、位置帰還部23から入
力された位置帰還値cと、速度帰還部26から入力され
た速度帰還値fとを加算し、駆動電流値u=c+fをV
CMドライバ24に入力する。加算演算部25およびV
CMドライバ26は、位置帰還値c(第1の帰還値)お
よび速度帰還値f(第2の帰還値)に応じてVCM10
を駆動するモータ駆動手段を構成している。
力された位置帰還値cと、速度帰還部26から入力され
た速度帰還値fとを加算し、駆動電流値u=c+fをV
CMドライバ24に入力する。加算演算部25およびV
CMドライバ26は、位置帰還値c(第1の帰還値)お
よび速度帰還値f(第2の帰還値)に応じてVCM10
を駆動するモータ駆動手段を構成している。
【0038】VCMドライバ26は、駆動電流値uに応
じて、VCM10の駆動電流U(アナログ電流)を制御
し、VCM10を駆動する。このVCMドライバ26
は、図4のように、VCM10のボイスコイル10aに
駆動電流Uを流し、駆動電流Uが駆動電流値uを追従す
るように、駆動電流Uを制御する。従って、U=βu
(βは定数)である。ここでは、β=1とする。また、
以下の説明において、加算演算部25からVCMドライ
バ26に入力される駆動電流値u、およびVCMドライ
バ26がVCM10に流す駆動電流Uを、単に駆動電流
uとも称する。
じて、VCM10の駆動電流U(アナログ電流)を制御
し、VCM10を駆動する。このVCMドライバ26
は、図4のように、VCM10のボイスコイル10aに
駆動電流Uを流し、駆動電流Uが駆動電流値uを追従す
るように、駆動電流Uを制御する。従って、U=βu
(βは定数)である。ここでは、β=1とする。また、
以下の説明において、加算演算部25からVCMドライ
バ26に入力される駆動電流値u、およびVCMドライ
バ26がVCM10に流す駆動電流Uを、単に駆動電流
uとも称する。
【0039】トラックシーク時およびトラックフォロイ
ング時において、アクセスサーボ部20の構成を図5の
構成としてもよいが、トラックシーク時にはトラックフ
ォロイング時ほど精度の制御を必要としないため、演算
遅延時間を短縮し、MPU6の演算負荷を低減するた
め、トラックシーク時には、アクセスサーボ部20の構
成を図5よりも簡単にする。
ング時において、アクセスサーボ部20の構成を図5の
構成としてもよいが、トラックシーク時にはトラックフ
ォロイング時ほど精度の制御を必要としないため、演算
遅延時間を短縮し、MPU6の演算負荷を低減するた
め、トラックシーク時には、アクセスサーボ部20の構
成を図5よりも簡単にする。
【0040】図6はトラックシーク時のアクセス・サー
ボ・ループ(アクセスサーボ部20)のブロック図であ
る。なお、図6において、図5と同じものには同じ符号
を付してある。図6(a)のトラックシーク時のアクセ
スサーボ部20は、図5のアクセスサーボ部20におい
て、速度帰還演算部24の動作を停止させ(速度帰還値
f=0)、位置帰還演算部23による位置帰還値cを帰
還値(駆動電流値)uとしたものである。また、図6
(b)のトラックシーク時のアクセスサーボ部20は、
図5のアクセスサーボ部20において、速度帰還演算部
24の動作を停止させ(速度帰還値f=0)、位置帰還
演算部23を帰還演算部28としたものである。帰還演
算部28は、変位値pのみをもとに帰還値(駆動電流
値)uを演算する。帰還演算部28による演算は、位置
帰還演算部23による演算よりも簡単にしてある。
ボ・ループ(アクセスサーボ部20)のブロック図であ
る。なお、図6において、図5と同じものには同じ符号
を付してある。図6(a)のトラックシーク時のアクセ
スサーボ部20は、図5のアクセスサーボ部20におい
て、速度帰還演算部24の動作を停止させ(速度帰還値
f=0)、位置帰還演算部23による位置帰還値cを帰
還値(駆動電流値)uとしたものである。また、図6
(b)のトラックシーク時のアクセスサーボ部20は、
図5のアクセスサーボ部20において、速度帰還演算部
24の動作を停止させ(速度帰還値f=0)、位置帰還
演算部23を帰還演算部28としたものである。帰還演
算部28は、変位値pのみをもとに帰還値(駆動電流
値)uを演算する。帰還演算部28による演算は、位置
帰還演算部23による演算よりも簡単にしてある。
【0041】このように、アクセスサーボ部20は、ト
ラックシーク時には、時間間隔sで変位値pをサンプリ
ングし、この変位値pをもとに位置帰還値cを演算し、
時間間隔Sで駆動電流値u(=c)を更新する。また、
アクセスサーボ部20は、トラックフォロイング時に
は、時間間隔Sで変位値pをサンプリングし、この変位
値pをもとに位置帰還値cを演算するとともに、時間間
隔T(S/3)でVCM電圧値vをサンプリングし、こ
のVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演算し、時間
間隔Tで駆動電流値u(=c+f)を更新する。
ラックシーク時には、時間間隔sで変位値pをサンプリ
ングし、この変位値pをもとに位置帰還値cを演算し、
時間間隔Sで駆動電流値u(=c)を更新する。また、
アクセスサーボ部20は、トラックフォロイング時に
は、時間間隔Sで変位値pをサンプリングし、この変位
値pをもとに位置帰還値cを演算するとともに、時間間
隔T(S/3)でVCM電圧値vをサンプリングし、こ
のVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演算し、時間
間隔Tで駆動電流値u(=c+f)を更新する。
【0042】図7はアクセスサーボ部20の動作を説明
するフローチャートである。アクセスサーボ部20は、
ディスクアクセス(トラックシークおよびトラックフォ
ロイング)の前に、ステップS1において、ボイスコイ
ル抵抗RV(図4参照)の抵抗値rVを測定し、速度帰還
演算部24での演算に用いる帰還定数F(測定されたボ
イスコイル抵抗値rVにあらかじめ設定される定数)の
キャリブレーションをする。
するフローチャートである。アクセスサーボ部20は、
ディスクアクセス(トラックシークおよびトラックフォ
ロイング)の前に、ステップS1において、ボイスコイ
ル抵抗RV(図4参照)の抵抗値rVを測定し、速度帰還
演算部24での演算に用いる帰還定数F(測定されたボ
イスコイル抵抗値rVにあらかじめ設定される定数)の
キャリブレーションをする。
【0043】ボイスコイル抵抗値rVは、例えば、以下
の手順により測定される。アクセス機構2を固定したま
ま(例えば、アクセス機構2をインナー・クラッシュ・
ストップに当接させたまま)、VCMドライバ26によ
りVCM10に一定の駆動電流Ucabを流し、ボイスコ
イル抵抗RVとインダクタンスLVによる時定数よりも十
分長い時間経過してから、速度検知部24によりVCM
電圧Vcabを測定する。アクセス機構2は停止している
ため、ボイスコイル抵抗値rV=Vcab/Ucab(=F)
である。上記のインナー・クラッシュ・ストップは、ア
クセス機構2のディスク内径側の旋回可能限界を決める
ものである。アクセス機構2は、上記のインナー・クラ
ッシュ・ストップに当接すると、それ以上ディスク内径
側に旋回できなくなる。
の手順により測定される。アクセス機構2を固定したま
ま(例えば、アクセス機構2をインナー・クラッシュ・
ストップに当接させたまま)、VCMドライバ26によ
りVCM10に一定の駆動電流Ucabを流し、ボイスコ
イル抵抗RVとインダクタンスLVによる時定数よりも十
分長い時間経過してから、速度検知部24によりVCM
電圧Vcabを測定する。アクセス機構2は停止している
ため、ボイスコイル抵抗値rV=Vcab/Ucab(=F)
である。上記のインナー・クラッシュ・ストップは、ア
クセス機構2のディスク内径側の旋回可能限界を決める
ものである。アクセス機構2は、上記のインナー・クラ
ッシュ・ストップに当接すると、それ以上ディスク内径
側に旋回できなくなる。
【0044】次に、ステップS2において、図6のアク
セスサーボ部20によるアクセス・サーボ・ループによ
り、目標トラックを探し、アクセス機構2を目標トラッ
クの上空にポジショニングさせる(トラックシーク)。
時間間隔Sでアクセス機構2の目標トラックの目標位置
からの変位値pをサンプリングし、この変位値pをもと
に時間間隔Sで駆動電流値uを更新することにより、変
位値p=0となるように負帰還をかけ、アクセス機構2
を目標トラックの上空にポジショニングさせる。
セスサーボ部20によるアクセス・サーボ・ループによ
り、目標トラックを探し、アクセス機構2を目標トラッ
クの上空にポジショニングさせる(トラックシーク)。
時間間隔Sでアクセス機構2の目標トラックの目標位置
からの変位値pをサンプリングし、この変位値pをもと
に時間間隔Sで駆動電流値uを更新することにより、変
位値p=0となるように負帰還をかけ、アクセス機構2
を目標トラックの上空にポジショニングさせる。
【0045】トラックシークを終了したら、ステップS
3において、図5のアクセスサーボ部20による制御に
切り換え、図5のアクセス・サーボ・ループにより、ア
クセス機構2を目標トラックの目標位置に追従させる
(トラックフォロイング)。時間間隔Sでアクセス機構
2の目標位置からの変位値pをサンプリングし、変位値
pをもとに位置帰還値cを演算するとともに、時間間隔
T(=S/3)でVCM電圧値vをサンプリングし、変
位値pおよびVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演
算し、駆動電流値u(=c+f)を時間間隔Tで更新す
ることにより、変位値p=0となるように負帰還をか
け、アクセス機構2を目標位置に追従させる。なお、ト
ラックシークを終了する直前に、図5のアクセスサーボ
部20の帰還演算部27をあらかじめ動作させ、上記制
御切り換えの準備をしておく。
3において、図5のアクセスサーボ部20による制御に
切り換え、図5のアクセス・サーボ・ループにより、ア
クセス機構2を目標トラックの目標位置に追従させる
(トラックフォロイング)。時間間隔Sでアクセス機構
2の目標位置からの変位値pをサンプリングし、変位値
pをもとに位置帰還値cを演算するとともに、時間間隔
T(=S/3)でVCM電圧値vをサンプリングし、変
位値pおよびVCM電圧値vをもとに速度帰還値fを演
算し、駆動電流値u(=c+f)を時間間隔Tで更新す
ることにより、変位値p=0となるように負帰還をか
け、アクセス機構2を目標位置に追従させる。なお、ト
ラックシークを終了する直前に、図5のアクセスサーボ
部20の帰還演算部27をあらかじめ動作させ、上記制
御切り換えの準備をしておく。
【0046】上記のステップS3は、ステップS4,S
5,S6のループにより実施される。ステップS4,S
5,S6について、図5および図8を用いて以下に詳細
に説明する。
5,S6のループにより実施される。ステップS4,S
5,S6について、図5および図8を用いて以下に詳細
に説明する。
【0047】図8はトラックフォロイング時のアクセス
・サーボ・ループ(図5参照)のタイミングチャートで
ある。(a)は変位値pおよび位置帰還値cのタイミン
グチャート、(b)はVCM電圧値vおよび速度帰還値
fのタイミングチャート、(c)は駆動電流値uのタイ
ミングチャートである。
・サーボ・ループ(図5参照)のタイミングチャートで
ある。(a)は変位値pおよび位置帰還値cのタイミン
グチャート、(b)はVCM電圧値vおよび速度帰還値
fのタイミングチャート、(c)は駆動電流値uのタイ
ミングチャートである。
【0048】図5、図7、図8において、Sは変位値p
のサンプリング時間間隔であり、T(=S/3)はVC
M電圧値vのサンプリング時間間隔である。また、qT
は、変位値pがサンプリングされてから位置帰還値cが
更新されるまでの遅延時間であり、かつVCM電圧値v
がサンプリングされてから速度帰還値fが更新されるま
での遅延時間である。
のサンプリング時間間隔であり、T(=S/3)はVC
M電圧値vのサンプリング時間間隔である。また、qT
は、変位値pがサンプリングされてから位置帰還値cが
更新されるまでの遅延時間であり、かつVCM電圧値v
がサンプリングされてから速度帰還値fが更新されるま
での遅延時間である。
【0049】変位値pのサンプリング時間間隔(従って
位置帰還値cの更新時間間隔)Sは、トラック内でのサ
ーボ領域の距離間隔とディスク1の回転速度により規定
される。これに対し、VCM電圧値vのサンプリング時
間間隔(従って速度帰還値fの更新時間間隔)Tは、こ
こではT=S/3としているが、任意に設定することが
可能である。また、VCM電圧値vのサンプリングタイ
ミング(従って速度帰還値fの更新タイミング)も、任
意に設定することが可能である。ただし、VCM電圧値
vのサンプリング時間間隔およびサンプリングタイミン
グについては、あとで説明するように、考慮すべき項目
がいくつかある。
位置帰還値cの更新時間間隔)Sは、トラック内でのサ
ーボ領域の距離間隔とディスク1の回転速度により規定
される。これに対し、VCM電圧値vのサンプリング時
間間隔(従って速度帰還値fの更新時間間隔)Tは、こ
こではT=S/3としているが、任意に設定することが
可能である。また、VCM電圧値vのサンプリングタイ
ミング(従って速度帰還値fの更新タイミング)も、任
意に設定することが可能である。ただし、VCM電圧値
vのサンプリング時間間隔およびサンプリングタイミン
グについては、あとで説明するように、考慮すべき項目
がいくつかある。
【0050】また、p(n)(nは0または正の任意の
整数)は時間t=nSにサンプリングされた変位値p、
c(n)はt=nS+qT〜(n+1)S+Tの間の位
置帰還値cである。
整数)は時間t=nSにサンプリングされた変位値p、
c(n)はt=nS+qT〜(n+1)S+Tの間の位
置帰還値cである。
【0051】また、v1(n)はt=nSにサンプリン
グされたVCM電圧値、v2(n)はt=nS+Tにサ
ンプリングされたVCM電圧値、v3(n)はt=nS
+2TにサンプリングされたVCM電圧値である。ま
た、f1(n)はt=nS+qT〜nS+(1+q)T
の間の速度帰還値f、f2(n)はt=nS+(1+
q)T〜nS+(2+q)Tの間の速度帰還値f、f3
(n)はt=nS+(2+q)T〜(n+1)S+qT
の間の速度帰還値fである。
グされたVCM電圧値、v2(n)はt=nS+Tにサ
ンプリングされたVCM電圧値、v3(n)はt=nS
+2TにサンプリングされたVCM電圧値である。ま
た、f1(n)はt=nS+qT〜nS+(1+q)T
の間の速度帰還値f、f2(n)はt=nS+(1+
q)T〜nS+(2+q)Tの間の速度帰還値f、f3
(n)はt=nS+(2+q)T〜(n+1)S+qT
の間の速度帰還値fである。
【0052】u1(n)はt=nS+qT〜nS+(1
+q)Tの間の電流値u、u2(n)はt=nS+(1
+q)T〜nS+(2+q)Tの間の電流値u、u
3(n)はt=nS+(2+q)T〜(n+1)S+q
Tの間の電流値uであり、 u1(n)=c(n)+f1(n)…(1) u2(n)=c(n)+f2(n)…(2) u3(n)=c(n)+f3(n)…(3) である。
+q)Tの間の電流値u、u2(n)はt=nS+(1
+q)T〜nS+(2+q)Tの間の電流値u、u
3(n)はt=nS+(2+q)T〜(n+1)S+q
Tの間の電流値uであり、 u1(n)=c(n)+f1(n)…(1) u2(n)=c(n)+f2(n)…(2) u3(n)=c(n)+f3(n)…(3) である。
【0053】図7のステップS4において、位置検知部
21は、t=nSに変位値p(n)をサンプリングし、
この変位値p(n)を位置帰還演算部23に入力する。
位置帰還演算部23は、変位値p(n)をもとに位置帰
還値c(n)を演算し、加算演算部25に入力する位置
帰還値を、t=nS+qTにc(n−1)からc(n)
に更新し、t=(n+1)S+qTまでc(n)に保持
する(図8(a)参照)。
21は、t=nSに変位値p(n)をサンプリングし、
この変位値p(n)を位置帰還演算部23に入力する。
位置帰還演算部23は、変位値p(n)をもとに位置帰
還値c(n)を演算し、加算演算部25に入力する位置
帰還値を、t=nS+qTにc(n−1)からc(n)
に更新し、t=(n+1)S+qTまでc(n)に保持
する(図8(a)参照)。
【0054】また、速度検知部22は、t=nSにVC
M電圧v1(n)をサンプリングし、このVCM電圧v1
(n)を速度帰還演算部24に入力する。速度帰還演算
部24は、VCM電圧v1(n)をもとに速度帰還値f1
(n)を演算し、加算演算部25に入力する速度帰還値
を、t=nS+qTにf3(n−1)からf1(n)に更
新し、t=nS+(1+q)Tまでf1(n)に保持す
る(図8(b)参照)。
M電圧v1(n)をサンプリングし、このVCM電圧v1
(n)を速度帰還演算部24に入力する。速度帰還演算
部24は、VCM電圧v1(n)をもとに速度帰還値f1
(n)を演算し、加算演算部25に入力する速度帰還値
を、t=nS+qTにf3(n−1)からf1(n)に更
新し、t=nS+(1+q)Tまでf1(n)に保持す
る(図8(b)参照)。
【0055】従って、加算演算部25およびVCMドラ
イバ26は、駆動電流を、t=nS+qTにu3(n−
1)(=c(n−1)+f3(n−1))からu1(n)
(=c(n)+f1(n))に更新し、t=nS+(1
+q)Tまでu1(n)に保持する(図8(c)参
照)。
イバ26は、駆動電流を、t=nS+qTにu3(n−
1)(=c(n−1)+f3(n−1))からu1(n)
(=c(n)+f1(n))に更新し、t=nS+(1
+q)Tまでu1(n)に保持する(図8(c)参
照)。
【0056】次に、図7のステップS5において、速度
検知部22は、t=nS+TにVCM電圧v2(n)を
サンプリングし、このVCM電圧v2(n)を速度帰還
演算部24に入力する。速度帰還演算部24は、VCM
電圧v2(n)をもとに速度帰還値f2(n)を演算し、
加算演算部25に入力する速度帰還値を、t=nS+
(1+q)Tにf1(n)からf2(n)に更新し、t=
nS+(2+q)Tまでf2(n)に保持する(図8
(b)参照)。
検知部22は、t=nS+TにVCM電圧v2(n)を
サンプリングし、このVCM電圧v2(n)を速度帰還
演算部24に入力する。速度帰還演算部24は、VCM
電圧v2(n)をもとに速度帰還値f2(n)を演算し、
加算演算部25に入力する速度帰還値を、t=nS+
(1+q)Tにf1(n)からf2(n)に更新し、t=
nS+(2+q)Tまでf2(n)に保持する(図8
(b)参照)。
【0057】従って、加算演算部25およびVCMドラ
イバ26は、駆動電流を、t=nS+(1+q)Tにu
1(n)(=c(n)+f1(n))からu2(n)(=
c(n)+f2(n))に更新し、t=nS+(2+
q)Tまでu2(n)に保持する(図8(c)参照)。
イバ26は、駆動電流を、t=nS+(1+q)Tにu
1(n)(=c(n)+f1(n))からu2(n)(=
c(n)+f2(n))に更新し、t=nS+(2+
q)Tまでu2(n)に保持する(図8(c)参照)。
【0058】次に、図7のステップS6において、速度
検知部22は、t=nS+2TにVCM電圧v3(n)
をサンプリングし、このVCM電圧v3(n)を速度帰
還演算部24に入力する。速度帰還演算部24は、VC
M電圧v3(n)をもとに速度帰還値f3(n)を演算
し、加算演算部25に入力する速度帰還値を、t=nS
+(2+q)Tにf2(n)からf3(n)に更新し、t
=(n+1)S+qTまでf3(n)に保持する(図8
(b)参照)。
検知部22は、t=nS+2TにVCM電圧v3(n)
をサンプリングし、このVCM電圧v3(n)を速度帰
還演算部24に入力する。速度帰還演算部24は、VC
M電圧v3(n)をもとに速度帰還値f3(n)を演算
し、加算演算部25に入力する速度帰還値を、t=nS
+(2+q)Tにf2(n)からf3(n)に更新し、t
=(n+1)S+qTまでf3(n)に保持する(図8
(b)参照)。
【0059】従って、加算演算部25およびVCMドラ
イバ26は、駆動電流を、t=nS+(2+q)Tにu
2(n)(=c(n)+f2(n))からu3(n)(=
c(n)+f3(n))に更新し、t=(n+1)S+
qTまでu3(n)に保持する(図8(c)参照)。
イバ26は、駆動電流を、t=nS+(2+q)Tにu
2(n)(=c(n)+f2(n))からu3(n)(=
c(n)+f3(n))に更新し、t=(n+1)S+
qTまでu3(n)に保持する(図8(c)参照)。
【0060】次に、図7のステップS4に戻り、位置検
知部21は、t=(n+1)Sに変位値p(n+1)を
サンプリングし、この変位値p(n+1)を位置帰還演
算部23に入力する。位置帰還演算部23は、変位値p
(n+1)をもとに位置帰還値c(n+1)を演算し、
加算演算部25に入力する位置帰還値を、t=(n+
1)S+qTにc(n)からc(n+1)に更新し、t
=(n+2)S+qTまでc(n+1)に保持する(図
8(a)参照)。
知部21は、t=(n+1)Sに変位値p(n+1)を
サンプリングし、この変位値p(n+1)を位置帰還演
算部23に入力する。位置帰還演算部23は、変位値p
(n+1)をもとに位置帰還値c(n+1)を演算し、
加算演算部25に入力する位置帰還値を、t=(n+
1)S+qTにc(n)からc(n+1)に更新し、t
=(n+2)S+qTまでc(n+1)に保持する(図
8(a)参照)。
【0061】また、速度検知部22は、t=(n+1)
SにVCM電圧v1(n+1)をサンプリングし、この
VCM電圧v1(n+1)を速度帰還演算部24に入力
する。速度帰還演算部24は、VCM電圧v1(n+
1)をもとに速度帰還値f1(n+1)を演算し、加算
演算部25に入力する速度帰還値を、t=(n+1)S
+qTにf3(n)からf1(n+1)に更新し、t=
(n+1)S+(1+q)Tまでf1(n+1)に保持
する(図8(b)参照)。
SにVCM電圧v1(n+1)をサンプリングし、この
VCM電圧v1(n+1)を速度帰還演算部24に入力
する。速度帰還演算部24は、VCM電圧v1(n+
1)をもとに速度帰還値f1(n+1)を演算し、加算
演算部25に入力する速度帰還値を、t=(n+1)S
+qTにf3(n)からf1(n+1)に更新し、t=
(n+1)S+(1+q)Tまでf1(n+1)に保持
する(図8(b)参照)。
【0062】従って、加算演算部25およびVCMドラ
イバ26は、駆動電流を、t=(n+1)S+qTにu
3(n)(=c(n)+f3(n))からu1(n+1)
(=c(n+1)+f1(n+1))に更新し、t=
(n+1)S+(1+q)Tまでu1(n)に保持する
(図8(c)参照)。
イバ26は、駆動電流を、t=(n+1)S+qTにu
3(n)(=c(n)+f3(n))からu1(n+1)
(=c(n+1)+f1(n+1))に更新し、t=
(n+1)S+(1+q)Tまでu1(n)に保持する
(図8(c)参照)。
【0063】このように、t=0,S,2S…に、変位
量p(0),p(1),p(2)…がそれぞれサンプリ
ングされ、位置帰還値は、t=qT,S+qT,2S+
qT…に、それぞれc(0),c(1),c(2)…に
更新される。また、t=0,T,2T,S,S+T,S
+2T,2S…に、VCM電圧v1(0),v2(0),
v3(0),v1(1),v2(1),v3(1),v
1(2)…がそれぞれサンプリングされ、速度帰還値
は、t=qT,(1+q)T,(2+q)T,S+q
T,S+(1+q)T,S+(2+q)T,2S+qT
…に、それぞれf1(0),f2(0),f3(0),f1
(1),f2(1),f3(1),f1(2)…に更新さ
れる。
量p(0),p(1),p(2)…がそれぞれサンプリ
ングされ、位置帰還値は、t=qT,S+qT,2S+
qT…に、それぞれc(0),c(1),c(2)…に
更新される。また、t=0,T,2T,S,S+T,S
+2T,2S…に、VCM電圧v1(0),v2(0),
v3(0),v1(1),v2(1),v3(1),v
1(2)…がそれぞれサンプリングされ、速度帰還値
は、t=qT,(1+q)T,(2+q)T,S+q
T,S+(1+q)T,S+(2+q)T,2S+qT
…に、それぞれf1(0),f2(0),f3(0),f1
(1),f2(1),f3(1),f1(2)…に更新さ
れる。
【0064】VCM電圧vのサンプリングおよび速度帰
還値fの更新の時間間隔Tは、変位値pのサンプリング
および位置帰還値cの更新の時間間隔Sの1/3として
る。このため、ディスク装置100では、従来のディス
ク装置の1/3の時間間隔で、駆動電流uを更新し、負
帰還をかけることができる。
還値fの更新の時間間隔Tは、変位値pのサンプリング
および位置帰還値cの更新の時間間隔Sの1/3として
る。このため、ディスク装置100では、従来のディス
ク装置の1/3の時間間隔で、駆動電流uを更新し、負
帰還をかけることができる。
【0065】図9はアクセス機構2に外乱(外力)が加
わる場合の図5のアクセス・サーボ・ループのブロック
図である。図9において、e(e1,e2,e3)は、ア
クセス機構2に加わる外乱を駆動電流の変動として表し
たものである。アクセス機構2には、ヘッド8とHDC
4の間にデータ伝送のために設けられたフレキシブルケ
ーブルによる外力等の外乱が加わる。外乱eは、上記フ
レキシブルケーブルによる外力等を電流に換算したもの
である。従って、外乱eの単位は駆動電流uと同じであ
る。なお、rは位置検知部21で生じる可能性がある位
置検知誤差、mは位置帰還演算部23でで生じる可能性
がある演算誤差である。誤差rおよびmについてはあと
で説明する。
わる場合の図5のアクセス・サーボ・ループのブロック
図である。図9において、e(e1,e2,e3)は、ア
クセス機構2に加わる外乱を駆動電流の変動として表し
たものである。アクセス機構2には、ヘッド8とHDC
4の間にデータ伝送のために設けられたフレキシブルケ
ーブルによる外力等の外乱が加わる。外乱eは、上記フ
レキシブルケーブルによる外力等を電流に換算したもの
である。従って、外乱eの単位は駆動電流uと同じであ
る。なお、rは位置検知部21で生じる可能性がある位
置検知誤差、mは位置帰還演算部23でで生じる可能性
がある演算誤差である。誤差rおよびmについてはあと
で説明する。
【0066】e1(n)をt=nS〜nS+Tの間に駆
動電流uに加わる外乱e、e2(n)をt=nS+T〜
nS+2Tの間に駆動電流uに加わる外乱e、e
3(n)はt=nS+2T〜nS+3Tの間に駆動電流
uに加わる外乱eとする。図9では、VCM10に流れ
る駆動電流(VCM電流)は、u+eとなり、t=nS
〜nS+qTの間ではu3(n−1)+e1(n)、t=
nS+qT〜nS+Tの間ではu1(n)+e1(n)、
t=nS+T〜nS+(1+q)Tの間ではu1(n)
+e2(n)、t=nS+(1+q)T〜nS+2Tの
間ではu2(n)+e2(n)、t=nS+2T〜nS+
(2+q)Tの間ではu2(n)+e3(n)、t=nS
+(2+q)T〜(n+1)Sの間ではu3(n)+e3
(n)、t=(n+1)S〜(n+1)S+qTの間で
はu1(n)+e1(n+1)、t=(n+1)S+qT
〜(n+1)S+(1+q)Tの間ではu1(n+1)
+e1(n+1)となる。
動電流uに加わる外乱e、e2(n)をt=nS+T〜
nS+2Tの間に駆動電流uに加わる外乱e、e
3(n)はt=nS+2T〜nS+3Tの間に駆動電流
uに加わる外乱eとする。図9では、VCM10に流れ
る駆動電流(VCM電流)は、u+eとなり、t=nS
〜nS+qTの間ではu3(n−1)+e1(n)、t=
nS+qT〜nS+Tの間ではu1(n)+e1(n)、
t=nS+T〜nS+(1+q)Tの間ではu1(n)
+e2(n)、t=nS+(1+q)T〜nS+2Tの
間ではu2(n)+e2(n)、t=nS+2T〜nS+
(2+q)Tの間ではu2(n)+e3(n)、t=nS
+(2+q)T〜(n+1)Sの間ではu3(n)+e3
(n)、t=(n+1)S〜(n+1)S+qTの間で
はu1(n)+e1(n+1)、t=(n+1)S+qT
〜(n+1)S+(1+q)Tの間ではu1(n+1)
+e1(n+1)となる。
【0067】ディスク装置100のようにVCM10の
駆動電流uを制御し、外乱eが加わったときのアクセス
機構2の状態方程式は、アクセス機構2の目標位置から
の変位角度をθ、速度をω、イナーシャをJ、トルク定
数をktとすると、
駆動電流uを制御し、外乱eが加わったときのアクセス
機構2の状態方程式は、アクセス機構2の目標位置から
の変位角度をθ、速度をω、イナーシャをJ、トルク定
数をktとすると、
【0068】
【数1】 となる。
【0069】上記(4)式を離散化したものを考える。
p1(n),p2(n),p3(n),p1(n+1)を、
それぞれt=nS,nS+T,nS+2T,(n+1)
Sでのアクセス機構2の目標位置からの変位値(単位は
[トラック])とする。p 1(n)は位置検知部21に
よりサンプリングされた変位値p(n),p(n+1)
に対し、p1(n)=p(n)、p1(n+1)=p(n
+1)である。また、ω1(n),ω2(n),ω
3(n),ω1(n+1)を、それぞれt=nS,nS+
T,nS+2T,(n+1)Sでのアクセス機構2の速
度(単位は[トラック/サンプル時間])とする。
p1(n),p2(n),p3(n),p1(n+1)を、
それぞれt=nS,nS+T,nS+2T,(n+1)
Sでのアクセス機構2の目標位置からの変位値(単位は
[トラック])とする。p 1(n)は位置検知部21に
よりサンプリングされた変位値p(n),p(n+1)
に対し、p1(n)=p(n)、p1(n+1)=p(n
+1)である。また、ω1(n),ω2(n),ω
3(n),ω1(n+1)を、それぞれt=nS,nS+
T,nS+2T,(n+1)Sでのアクセス機構2の速
度(単位は[トラック/サンプル時間])とする。
【0070】また、C=kt/Jとし、θtを1トラック
分の角度(単位は[rad/トラック])とする。さら
に、
分の角度(単位は[rad/トラック])とする。さら
に、
【0071】
【数2】 とする。
【0072】Y1(n)とY2(n)(t=nSとt=n
S+T)の離散的な状態方程式は、 Y2(n)=AfY1(n)+Bfu1(n)+Cfe1(n)…(5a) となる。また、Y2(n)とY3(n)(t=nS+Tと
t=nS+2T)の離散的な状態方程式は、 Y3(n)=AfY2(n)+Bfu2(n)+Cfe2(n)…(6a) となる。また、Y3(n)とY1(n+1)(t=nS+
2Tとt=(n+1)S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1)=AfY3(n)+Bfu3(n)+Cfe3(n)…(7a) となる。また、上記(1)〜(3)式を適用すると、上
記(5a)〜(7a)式は、それぞれ、 Y2(n) =AfY1(n)+Bfc(n)+Bff1(n)+Cfe1(n)…(5b) Y3(n) =AfY2(n)+Bfc(n)+Bff2(n)+Cfe2(n)…(6b) Y1(n+1)=AfY3(n)+Bfc(n)+Bff3(n)+Cfe3(n)…(7b) となる。上記(5b)〜(7b)式から、 p2(n) =p1(n)+ω1(n)+a1c(n-1)+a2c(n)+a1f3(n-1)+a2f1(n)+a3e1(n)…(5c) p3(n) =p2(n)+ω2(n)+a1c(n) +a2c(n)+a1f1(n) +a2f2(n)+a3e2(n)…(6c) p1(n+1)=p3(n)+ω3(n)+a1c(n) +a2c(n)+a1f2(n) +a2f3(n)+a3e3(n)…(7c) ω2(n) =ω1(n)+b1c(n-1)+b2c(n)+b1f3(n-1)+b2f1(n)+b3e1(n)…(5d) ω3(n) =ω2(n)+b1c(n) +b2c(n)+b1f1(n) +b2f2(n)+b3e2(n)…(6d) ω1(n+1)=ω3(n)+b1c(n) +b2c(n)+b1f2(n) +b2f3(n)+b3e3(n)…(7d) である。上記(5c)式のa1c(n−1)は位置帰還
演算部23での計算遅延による項である。また、上記
(5c)式のa1f3(n−1)、上記(6c)式のa1
f1(n)、および上記(7c)式のa1f2(n)は、
速度帰還演算部24での計算遅延による項である。
S+T)の離散的な状態方程式は、 Y2(n)=AfY1(n)+Bfu1(n)+Cfe1(n)…(5a) となる。また、Y2(n)とY3(n)(t=nS+Tと
t=nS+2T)の離散的な状態方程式は、 Y3(n)=AfY2(n)+Bfu2(n)+Cfe2(n)…(6a) となる。また、Y3(n)とY1(n+1)(t=nS+
2Tとt=(n+1)S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1)=AfY3(n)+Bfu3(n)+Cfe3(n)…(7a) となる。また、上記(1)〜(3)式を適用すると、上
記(5a)〜(7a)式は、それぞれ、 Y2(n) =AfY1(n)+Bfc(n)+Bff1(n)+Cfe1(n)…(5b) Y3(n) =AfY2(n)+Bfc(n)+Bff2(n)+Cfe2(n)…(6b) Y1(n+1)=AfY3(n)+Bfc(n)+Bff3(n)+Cfe3(n)…(7b) となる。上記(5b)〜(7b)式から、 p2(n) =p1(n)+ω1(n)+a1c(n-1)+a2c(n)+a1f3(n-1)+a2f1(n)+a3e1(n)…(5c) p3(n) =p2(n)+ω2(n)+a1c(n) +a2c(n)+a1f1(n) +a2f2(n)+a3e2(n)…(6c) p1(n+1)=p3(n)+ω3(n)+a1c(n) +a2c(n)+a1f2(n) +a2f3(n)+a3e3(n)…(7c) ω2(n) =ω1(n)+b1c(n-1)+b2c(n)+b1f3(n-1)+b2f1(n)+b3e1(n)…(5d) ω3(n) =ω2(n)+b1c(n) +b2c(n)+b1f1(n) +b2f2(n)+b3e2(n)…(6d) ω1(n+1)=ω3(n)+b1c(n) +b2c(n)+b1f2(n) +b2f3(n)+b3e3(n)…(7d) である。上記(5c)式のa1c(n−1)は位置帰還
演算部23での計算遅延による項である。また、上記
(5c)式のa1f3(n−1)、上記(6c)式のa1
f1(n)、および上記(7c)式のa1f2(n)は、
速度帰還演算部24での計算遅延による項である。
【0073】上記(5a)〜(7a)式から、Y
1(n)とY1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1) =Af 3Y1(n)+Af 2Bfu1(n)+AfBfu2(n)+Bfu3(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Ffu1(n)+Gfu2(n)+Bfu3(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(8a) となる。ただし、
1(n)とY1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1) =Af 3Y1(n)+Af 2Bfu1(n)+AfBfu2(n)+Bfu3(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Ffu1(n)+Gfu2(n)+Bfu3(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(8a) となる。ただし、
【0074】
【数3】 とする。上記(8a)式に上記(1)〜(3)式を適用
すると、 Y1(n+1) =Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfc(n)+Af 2Bff1(n)+AfBff2(n)+Bff3(n) +Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Efc(n)+Fff1(n)+Gff2(n)+Bff3(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(8b) となる。ただし、
すると、 Y1(n+1) =Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfc(n)+Af 2Bff1(n)+AfBff2(n)+Bff3(n) +Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Efc(n)+Fff1(n)+Gff2(n)+Bff3(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(8b) となる。ただし、
【0075】
【数4】 である。上記(8b)式から、 p1(n+1)=p1(n)+3ω1(n)+a4c(n-1)+a5c(n)+a4f3(n-1)+a6f1(n)+a7f2(n) +a2f3(n)+a8e1(n)+a9e2(n)+a3e3(n)…(8c) ω1(n+1)=ω1(n)+b4c3(n-1)+b5c(n)+b4f3(n-1)+b6f1(n)+b7f2(n)+b2f3(n) +b8e1(n)+b9e2(n)+b3e3(n)…(8d) となる。
【0076】速度帰還演算部24は、速度帰還値f
1(n),f2(n),f3(n)を、それぞれ以下の演
算式、 f1(n)=L[{v1(n)-Fu3(n-1)}-{v3(n-1)-Fu2(n-1)}]…(9a) f2(n)=L[{v2(n)-Fu1(n)}-{v1(n)-Fu3(n-1)}]…(10a) f3(n)=L[{v3(n)-Fu2(n)}-{v2(n)-Fu1(n)}]…(11a) により計算する。(9a)〜(11a)式において、L
およびFはあらかじめ設定され、速度帰還演算部24に
記憶されている帰還定数である。帰還定数Lは、ここで
は、L=−0.05とする。また、Fは、図7のステッ
プS1で説明したように、あらかじめ測定したボイスコ
イル10a(図4参照)の抵抗値rVである。また、速
度帰還値f1(n),f2(n),f3(n)の演算に用
いられる、過去のVCM電圧および過去の駆動電流値u
(n)は、速度帰還演算部24に一時的に保持されてい
る。
1(n),f2(n),f3(n)を、それぞれ以下の演
算式、 f1(n)=L[{v1(n)-Fu3(n-1)}-{v3(n-1)-Fu2(n-1)}]…(9a) f2(n)=L[{v2(n)-Fu1(n)}-{v1(n)-Fu3(n-1)}]…(10a) f3(n)=L[{v3(n)-Fu2(n)}-{v2(n)-Fu1(n)}]…(11a) により計算する。(9a)〜(11a)式において、L
およびFはあらかじめ設定され、速度帰還演算部24に
記憶されている帰還定数である。帰還定数Lは、ここで
は、L=−0.05とする。また、Fは、図7のステッ
プS1で説明したように、あらかじめ測定したボイスコ
イル10a(図4参照)の抵抗値rVである。また、速
度帰還値f1(n),f2(n),f3(n)の演算に用
いられる、過去のVCM電圧および過去の駆動電流値u
(n)は、速度帰還演算部24に一時的に保持されてい
る。
【0077】上記(9a)〜(11a)式に上記(1)
〜(3)式を適用すると、 f1(n)=L[v1(n)-v3(n-1)-F{f3(n-1)-f2(n-1)}]…(9b) f2(n)=L[v2(n)-v1(n)-F{f1(n)-f3(n-1)+c(n)-c(n-1)}]…(10b) f3(n)=L[v3(n)-v2(n)-F{f2(n)-f1(n)}]…(11b) となる。
〜(3)式を適用すると、 f1(n)=L[v1(n)-v3(n-1)-F{f3(n-1)-f2(n-1)}]…(9b) f2(n)=L[v2(n)-v1(n)-F{f1(n)-f3(n-1)+c(n)-c(n-1)}]…(10b) f3(n)=L[v3(n)-v2(n)-F{f2(n)-f1(n)}]…(11b) となる。
【0078】ボイスコイル10a(図4参照)の抵抗R
VとインダクタンスLVによる時定数がVCM電圧vのサ
ンプル時間間隔Tよりも十分に小さいものとすると、サ
ンプリングしたVCM電圧v3(n−1),v1(n),
v2(n),v3(n)は、それぞれ、 v3(n−1)=rVu2(n−1)+keω3(n−1)…(12) v1(n)=rVu3(n−1)+keω1(n)…(13) v2(n)=rVu1(n)+keω2(n)…(14) v3(n)=rVu2(n)+keω3(n)…(15) である。ただし、keはVCM10の逆起電力定数であ
る。
VとインダクタンスLVによる時定数がVCM電圧vのサ
ンプル時間間隔Tよりも十分に小さいものとすると、サ
ンプリングしたVCM電圧v3(n−1),v1(n),
v2(n),v3(n)は、それぞれ、 v3(n−1)=rVu2(n−1)+keω3(n−1)…(12) v1(n)=rVu3(n−1)+keω1(n)…(13) v2(n)=rVu1(n)+keω2(n)…(14) v3(n)=rVu2(n)+keω3(n)…(15) である。ただし、keはVCM10の逆起電力定数であ
る。
【0079】上記(9b)〜(11b)式に上記(1
2)〜(15)式を適用すると、 f1(n)=Lke{ω1(n)−ω3(n−1)}…(9c) f2(n)=Lke{ω2(n)−ω1(n) }…(10c) f3(n)=Lke{ω3(n)−ω2(n) }…(11c) となる。
2)〜(15)式を適用すると、 f1(n)=Lke{ω1(n)−ω3(n−1)}…(9c) f2(n)=Lke{ω2(n)−ω1(n) }…(10c) f3(n)=Lke{ω3(n)−ω2(n) }…(11c) となる。
【0080】従って、f1(n),f2(n),f
3(n)には、駆動電流項u3(n−1),u1(n),
u2(n),u3(n)は含まれず、f1(n)はt=
(n−1)S+2T〜nSの間の速度変化値ω1(n)
−ω3(n−1)に、f2(n)はt=nS〜nS+Tの
間の速度変化値ω2(n)−ω1(n)に、またf
3(n)はt=nS+T〜nS+2Tの間の速度変化値
ω3(n)−ω2(n)に、それぞれ比例定数Lkeで比
例する値である。
3(n)には、駆動電流項u3(n−1),u1(n),
u2(n),u3(n)は含まれず、f1(n)はt=
(n−1)S+2T〜nSの間の速度変化値ω1(n)
−ω3(n−1)に、f2(n)はt=nS〜nS+Tの
間の速度変化値ω2(n)−ω1(n)に、またf
3(n)はt=nS+T〜nS+2Tの間の速度変化値
ω3(n)−ω2(n)に、それぞれ比例定数Lkeで比
例する値である。
【0081】つまり、速度帰還演算部24は、時間間隔
Tでのアクセス機構2の速度変化値に比例する速度帰還
値f1(n),f2(n),f3(n)を演算し、このf1
(n),f2(n),f3(n)を時間間隔TでVCMド
ライバ26に帰還している。
Tでのアクセス機構2の速度変化値に比例する速度帰還
値f1(n),f2(n),f3(n)を演算し、このf1
(n),f2(n),f3(n)を時間間隔TでVCMド
ライバ26に帰還している。
【0082】速度帰還演算部24は、t=nSにVCM
電圧v1(n)が入力されると、あらかじめ保持してい
るL,F(=rV)、および一時的に保持している過去
のVCM電圧v3(n−1)、過去の駆動電流u3(n−
1),u2(n−1)を用い、上記(9a)式により、
速度帰還値f1(n)を演算し、加算演算部25に入力
する速度帰還値をt=nS+qTにf3(n−1)から
f1(n)に更新する。そして、VCM電圧v1(n)、
および加算演算部25により更新された駆動電流u
1(n)を、速度帰還値f2(n)の演算のために一時的
に保持する。
電圧v1(n)が入力されると、あらかじめ保持してい
るL,F(=rV)、および一時的に保持している過去
のVCM電圧v3(n−1)、過去の駆動電流u3(n−
1),u2(n−1)を用い、上記(9a)式により、
速度帰還値f1(n)を演算し、加算演算部25に入力
する速度帰還値をt=nS+qTにf3(n−1)から
f1(n)に更新する。そして、VCM電圧v1(n)、
および加算演算部25により更新された駆動電流u
1(n)を、速度帰還値f2(n)の演算のために一時的
に保持する。
【0083】次に、速度帰還演算部24は、t=nS+
TにVCM電圧v2(n)が入力されると、あらかじめ
保持しているL,F(=rV)、および一時的に保持し
ている過去のVCM電圧v1(n)、過去の駆動電流u1
(n),u3(n−1)を用い、上記(10a)式によ
り、速度帰還値f2(n)を計算し、加算演算部25に
入力する速度帰還値をt=nS+(1+q)Tにf
1(n)からf2(n)に更新する。そして、VCM電圧
v2(n)、および加算演算部25により更新された駆
動電流u2(n)を、速度帰還値f3(n)の計算のため
に一時的に保持する。
TにVCM電圧v2(n)が入力されると、あらかじめ
保持しているL,F(=rV)、および一時的に保持し
ている過去のVCM電圧v1(n)、過去の駆動電流u1
(n),u3(n−1)を用い、上記(10a)式によ
り、速度帰還値f2(n)を計算し、加算演算部25に
入力する速度帰還値をt=nS+(1+q)Tにf
1(n)からf2(n)に更新する。そして、VCM電圧
v2(n)、および加算演算部25により更新された駆
動電流u2(n)を、速度帰還値f3(n)の計算のため
に一時的に保持する。
【0084】次に、速度帰還演算部24は、t=nS+
2TにVCM電圧v3(n)が入力されると、あらかじ
め保持しているL,F(=rV)、および一時的に保持
している過去のVCM電圧v2(n)、過去の駆動電流
u2(n),u1(n)を用い、上記(11a)式によ
り、速度帰還値f3(n)を計算し、加算演算部25に
入力する速度帰還値をt=nS+(2+q)Tにf
2(n)からf3(n)に更新する。そして、VCM電圧
v3(n)、および加算演算部25により更新された駆
動電流u3(n)を、速度帰還値f1(n+1)の計算の
ために一時的に保持する。
2TにVCM電圧v3(n)が入力されると、あらかじ
め保持しているL,F(=rV)、および一時的に保持
している過去のVCM電圧v2(n)、過去の駆動電流
u2(n),u1(n)を用い、上記(11a)式によ
り、速度帰還値f3(n)を計算し、加算演算部25に
入力する速度帰還値をt=nS+(2+q)Tにf
2(n)からf3(n)に更新する。そして、VCM電圧
v3(n)、および加算演算部25により更新された駆
動電流u3(n)を、速度帰還値f1(n+1)の計算の
ために一時的に保持する。
【0085】速度帰還値fの精度を高くするためには、
図7のステップS1で説明したボイスコイル抵抗値rV
の測定による帰還定数Fのキャリブレーションをある程
度の頻度で実施することが望ましい。ボイスコイル抵抗
値rVは、環境温度等により経時変動するためである。
速度検知部22はVCM電圧Vをディジタル値vに変換
するものであり、アクセス機構2を動かないようにして
おけば、VCM電圧vと駆動電流uからボイスコイル抵
抗値rVを演算により求めることができるので、ボイス
コイル抵抗値rVを測定するための手段を新たに設ける
必要はない。
図7のステップS1で説明したボイスコイル抵抗値rV
の測定による帰還定数Fのキャリブレーションをある程
度の頻度で実施することが望ましい。ボイスコイル抵抗
値rVは、環境温度等により経時変動するためである。
速度検知部22はVCM電圧Vをディジタル値vに変換
するものであり、アクセス機構2を動かないようにして
おけば、VCM電圧vと駆動電流uからボイスコイル抵
抗値rVを演算により求めることができるので、ボイス
コイル抵抗値rVを測定するための手段を新たに設ける
必要はない。
【0086】ここで、VCM電圧vのサンプリングタイ
ミング(従って速度帰還値fの更新タイミング)、およ
びVCM電圧vのサンプリング時間間隔(従って速度帰
還値fの更新時間間隔)について説明する。アクセス機
構2に加わる外乱の影響を低減するためには、VCM電
圧vのサンプリングタイミングおよび速度帰還値fの更
新タイミングは、変位値pのサンプリングタイミングお
よび位置帰還値pの更新タイミングを補間するタイミン
グであることが必要である。つまり、変位値pがサンプ
リングされたあとから次にサンプリングされる前まで
に、VCM電圧vがN(Nは1以上の任意の整数)回更
新され、位置帰還値cが更新されたあとから次に更新さ
れる前までに、速度帰還値fがN(Nは1以上の整数)
回更新されることが必要である。
ミング(従って速度帰還値fの更新タイミング)、およ
びVCM電圧vのサンプリング時間間隔(従って速度帰
還値fの更新時間間隔)について説明する。アクセス機
構2に加わる外乱の影響を低減するためには、VCM電
圧vのサンプリングタイミングおよび速度帰還値fの更
新タイミングは、変位値pのサンプリングタイミングお
よび位置帰還値pの更新タイミングを補間するタイミン
グであることが必要である。つまり、変位値pがサンプ
リングされたあとから次にサンプリングされる前まで
に、VCM電圧vがN(Nは1以上の任意の整数)回更
新され、位置帰還値cが更新されたあとから次に更新さ
れる前までに、速度帰還値fがN(Nは1以上の整数)
回更新されることが必要である。
【0087】また、アクセス機構2に加わる外乱の影響
を低減するためには、速度以外の変動成分を含まない速
度帰還値fを演算できる範囲で、VCM電圧vのサンプ
リング時間間隔(従って速度帰還値fの更新時間間隔)
Tを短くすることが望ましい。図4で説明したように、
VCM10のボイスコイル10aでは、アクセス機構2
の運動による逆起電力keωの他に、駆動電流の変動に
よっても逆起電力ΔVを生じる。サンプリング時間間隔
Tを短くするために、アナログ回路等によりVCM電圧
vを連続的に検知し、連続的に検知したVCM電圧vを
もとに速度帰還値fを連続的に変化させるような構成も
考えられるが、この場合には、検知されたVCM電圧v
(従って速度帰還値f)に、速度以外の変動成分である
上記の逆起電力ΔVが常に含まれてしまい、上記外乱の
影響を低減することができなくなる。従って、速度帰還
値fが更新されてからVCM電圧vがサンプリングされ
るまでの時間間隔(1−q)Tが、ボイスコイル抵抗R
VとインダクタンスLVによる時定数よりも長くなるよう
に、サンプリング時間間隔Tを設定することが望まし
い。
を低減するためには、速度以外の変動成分を含まない速
度帰還値fを演算できる範囲で、VCM電圧vのサンプ
リング時間間隔(従って速度帰還値fの更新時間間隔)
Tを短くすることが望ましい。図4で説明したように、
VCM10のボイスコイル10aでは、アクセス機構2
の運動による逆起電力keωの他に、駆動電流の変動に
よっても逆起電力ΔVを生じる。サンプリング時間間隔
Tを短くするために、アナログ回路等によりVCM電圧
vを連続的に検知し、連続的に検知したVCM電圧vを
もとに速度帰還値fを連続的に変化させるような構成も
考えられるが、この場合には、検知されたVCM電圧v
(従って速度帰還値f)に、速度以外の変動成分である
上記の逆起電力ΔVが常に含まれてしまい、上記外乱の
影響を低減することができなくなる。従って、速度帰還
値fが更新されてからVCM電圧vがサンプリングされ
るまでの時間間隔(1−q)Tが、ボイスコイル抵抗R
VとインダクタンスLVによる時定数よりも長くなるよう
に、サンプリング時間間隔Tを設定することが望まし
い。
【0088】行列Z1(n),Z2(n),Z3(n),
Z1(n+1),A,B,Cを、
Z1(n+1),A,B,Cを、
【0089】
【数5】 とし、上記(5b)〜(7b)式に上記(9c)〜(1
1c)式を適用すると、 Z2(n) =AZ1(n)+Bc(n)+Ce1(n)…(5e) Z3(n) =AZ2(n)+Bc(n)+Ce2(n)…(6e) Z1(n+1)=AZ3(n)+Bc(n)+Ce3(n)…(7e) となる。上記(5e)〜(7e)式から、 p2(n) =p1(n)+a11ω1(n)+(a12+a1d1)ω3(n-1)+a1d2ω2(n-1) +a1c(n-1)+a2c(n)+a3e1(n)…(5f) p3(n) =p2(n)+a11ω2(n)+(a12+a1d1)ω1(n) +a1d2ω3(n-1) +a1c(n) +a2c(n)+a3e2(n)…(6f) p1(n+1)=p3(n)+a11ω3(n)+(a12+a1d1)ω2(n) +a1d2ω1(n) +a1c(n) +a2c(n)+a3e3(n)…(7f) ω2(n) =b11ω1(n)+(b12+b1d1)ω3(n-1)+b1d2ω2(n-1)+b1c(n-1)+b2c(n) +b3e1(n)…(5g) ω3(n) =b11ω2(n)+(b12+b1d1)ω1(n) +b1d2ω3(n-1)+b1c(n) +b2c(n) +b3e2(n)…(6g) ω1(n+1)=b11ω3(n)+(b12+b1d1)ω2(n) +b1d2ω1(n) +b1c(n) +b2c(n) +b3e3(n)…(7g) である。
1c)式を適用すると、 Z2(n) =AZ1(n)+Bc(n)+Ce1(n)…(5e) Z3(n) =AZ2(n)+Bc(n)+Ce2(n)…(6e) Z1(n+1)=AZ3(n)+Bc(n)+Ce3(n)…(7e) となる。上記(5e)〜(7e)式から、 p2(n) =p1(n)+a11ω1(n)+(a12+a1d1)ω3(n-1)+a1d2ω2(n-1) +a1c(n-1)+a2c(n)+a3e1(n)…(5f) p3(n) =p2(n)+a11ω2(n)+(a12+a1d1)ω1(n) +a1d2ω3(n-1) +a1c(n) +a2c(n)+a3e2(n)…(6f) p1(n+1)=p3(n)+a11ω3(n)+(a12+a1d1)ω2(n) +a1d2ω1(n) +a1c(n) +a2c(n)+a3e3(n)…(7f) ω2(n) =b11ω1(n)+(b12+b1d1)ω3(n-1)+b1d2ω2(n-1)+b1c(n-1)+b2c(n) +b3e1(n)…(5g) ω3(n) =b11ω2(n)+(b12+b1d1)ω1(n) +b1d2ω3(n-1)+b1c(n) +b2c(n) +b3e2(n)…(6g) ω1(n+1)=b11ω3(n)+(b12+b1d1)ω2(n) +b1d2ω1(n) +b1c(n) +b2c(n) +b3e3(n)…(7g) である。
【0090】上記(5e)〜(7e)式から、Z
1(n)とZ1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Z1(n+1)=A3Z1(n)+(A2+A+I)Bc(n)+A2Ce1(n)+ACe2(n)+Ce3(n)…(8e) となる。ただし、上記(8e)式のIは4行4列の単位
行列である。
1(n)とZ1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Z1(n+1)=A3Z1(n)+(A2+A+I)Bc(n)+A2Ce1(n)+ACe2(n)+Ce3(n)…(8e) となる。ただし、上記(8e)式のIは4行4列の単位
行列である。
【0091】上記(8a)、(8b)、または(8e)
式は、外乱e1(n),e2(n),e3(n)を受ける
場合の速度帰還値fの帰還ループを含んだアクセス機構
2の動作特性を表す式である。上記(8a)、(8
b)、または(8e)式を用い、よく知られたコントロ
ーラ設計法により、位置帰還演算部23の演算内容を設
定すれば、適切なアクセス・サーボ・ループを構成する
ことができる。
式は、外乱e1(n),e2(n),e3(n)を受ける
場合の速度帰還値fの帰還ループを含んだアクセス機構
2の動作特性を表す式である。上記(8a)、(8
b)、または(8e)式を用い、よく知られたコントロ
ーラ設計法により、位置帰還演算部23の演算内容を設
定すれば、適切なアクセス・サーボ・ループを構成する
ことができる。
【0092】位置帰還演算部23は、位置帰還値c
(n)を以下の演算式、 c(n)=k1p(n)+k2p(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)…(16a) により計算する。ただし、k1,k2,k3,k4,kiは
帰還定数である。また、i(n)は積分項であり、 i(n)=i(n−1)+p(n−1)…(17a) である。
(n)を以下の演算式、 c(n)=k1p(n)+k2p(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)…(16a) により計算する。ただし、k1,k2,k3,k4,kiは
帰還定数である。また、i(n)は積分項であり、 i(n)=i(n−1)+p(n−1)…(17a) である。
【0093】ここで、rを位置検知部21での位置検知
誤差とし、位置検知誤差rを生じた場合の変位値をyと
する。この位置検知誤差rは、アクセス機構2と位置検
知部21の間のケーブルや位置検知部21が受ける電子
ノイズ、A/D変換誤差、四則演算誤差などにより生じ
る可能性がある。また、t=nSにサンプリングされた
変位値yをy(n)とし、変位値y(n)に含まれる位
置検知誤差をr(n)とする。位置検知誤差r(n)を
生じると、位置帰還演算部23には、変位値、 y(n)=p(n)+r(n)…(18) が入力されることになる。
誤差とし、位置検知誤差rを生じた場合の変位値をyと
する。この位置検知誤差rは、アクセス機構2と位置検
知部21の間のケーブルや位置検知部21が受ける電子
ノイズ、A/D変換誤差、四則演算誤差などにより生じ
る可能性がある。また、t=nSにサンプリングされた
変位値yをy(n)とし、変位値y(n)に含まれる位
置検知誤差をr(n)とする。位置検知誤差r(n)を
生じると、位置帰還演算部23には、変位値、 y(n)=p(n)+r(n)…(18) が入力されることになる。
【0094】また、mを位置帰還演算部23での演算誤
差とし、演算誤差mを生じた場合の位置帰還値をzとす
る。この演算誤差mは、四則演算誤差などにより生じる
可能性がある。また、t=nS+qTに更新された位置
帰還値zをz(n)とし、位置帰還値z(n)に含まれ
る演算誤差をm(n)とする。演算誤差m(n)を生じ
ると、位置帰還演算部23は、位置帰還値z(n)=c
(n)+m(n)を出力する。また、上記の位置検知誤
差r(n)および演算誤差m(n)をともに生じると、
位置帰還演算部23は、入力された変位値y(n)をも
とに位置帰還値を演算し、位置帰還値、 z(n)=c(n)+m(n)…(19a) を出力する。
差とし、演算誤差mを生じた場合の位置帰還値をzとす
る。この演算誤差mは、四則演算誤差などにより生じる
可能性がある。また、t=nS+qTに更新された位置
帰還値zをz(n)とし、位置帰還値z(n)に含まれ
る演算誤差をm(n)とする。演算誤差m(n)を生じ
ると、位置帰還演算部23は、位置帰還値z(n)=c
(n)+m(n)を出力する。また、上記の位置検知誤
差r(n)および演算誤差m(n)をともに生じると、
位置帰還演算部23は、入力された変位値y(n)をも
とに位置帰還値を演算し、位置帰還値、 z(n)=c(n)+m(n)…(19a) を出力する。
【0095】誤差r(n)およびm(n)を生じた場合
には、上記(16a)、(17a)式の変位値p(n)
は上記(18)式のy(n)になるため、上記(16
a)、(17a)式は、それぞれ、 c(n)=k1y(n)+k2y(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)…(16b) i(n)=i(n−1)+y(n−1)…(17b) となる。また、上記(19a)に上記(16b)式を適
用すると、 z(n)=k1y(n)+k2y(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)+m(n)…(19b) となる。また、上記(8e)式のc(n)は、上記(1
9b)式のz(n)になる。
には、上記(16a)、(17a)式の変位値p(n)
は上記(18)式のy(n)になるため、上記(16
a)、(17a)式は、それぞれ、 c(n)=k1y(n)+k2y(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)…(16b) i(n)=i(n−1)+y(n−1)…(17b) となる。また、上記(19a)に上記(16b)式を適
用すると、 z(n)=k1y(n)+k2y(n-1)+k3c(n-1)+k4c(n-2)+kii(n)+m(n)…(19b) となる。また、上記(8e)式のc(n)は、上記(1
9b)式のz(n)になる。
【0096】上記(16b)式の帰還定数k1,k2,k
3,k4,kiは、よく知られたコントローラ設計法によ
りあらかじめ設定される。ここでは、最小定常分散法に
より、帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを設定する。
なお、最小定常分散法の詳細については、「「最小定常
分散法の提案」木坂正志著、電子情報通信学会論文誌Vo
l.J76-A No.3(1993)pp364-371)」を参照されたい。
3,k4,kiは、よく知られたコントローラ設計法によ
りあらかじめ設定される。ここでは、最小定常分散法に
より、帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを設定する。
なお、最小定常分散法の詳細については、「「最小定常
分散法の提案」木坂正志著、電子情報通信学会論文誌Vo
l.J76-A No.3(1993)pp364-371)」を参照されたい。
【0097】離散的な数列x(x(0)…x(n−
1),x(n),x(n+1)…)の分散値をE
(x2)と表記する。つまり、
1),x(n),x(n+1)…)の分散値をE
(x2)と表記する。つまり、
【0098】
【数6】 とする。
【0099】外乱e(e1(0),e2(0),e
3(0),e1(1),e2(1),e3(1)…e1(n
−1),e2(n−1),e3(n−1),e1(n),
e2(n),e3(n),e1(n+1)…)を分散値W
の白色ノイズとする。つまり、 E(e1 2)=E(e2 2)=E(e3 2)=W とする。
3(0),e1(1),e2(1),e3(1)…e1(n
−1),e2(n−1),e3(n−1),e1(n),
e2(n),e3(n),e1(n+1)…)を分散値W
の白色ノイズとする。つまり、 E(e1 2)=E(e2 2)=E(e3 2)=W とする。
【0100】また、位置検知誤差r(r(0)…r(n
−1),r(n),r(n+1)…)を分散値Mの白色
ノイズとし、演算誤差m(…m(n−1),m(n),
m(n+1)…)を分散値Rの白色ノイズとする。つま
り、 E(m2)=M E(r2)=R とする。
−1),r(n),r(n+1)…)を分散値Mの白色
ノイズとし、演算誤差m(…m(n−1),m(n),
m(n+1)…)を分散値Rの白色ノイズとする。つま
り、 E(m2)=M E(r2)=R とする。
【0101】上記の最小定常分散法は、アクセス機構2
の目標位置からの変位値p1の分散値E(p1 2)および
速度ω1の分散値E(ω1 2)を含む評価関数Hが最小に
なるように、帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを設定
する方法である。
の目標位置からの変位値p1の分散値E(p1 2)および
速度ω1の分散値E(ω1 2)を含む評価関数Hが最小に
なるように、帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを設定
する方法である。
【0102】上記の評価関数Hを、 H=E(p1 2)+100E(ω1 2)+0.1E(i2)…(20) とする。
【0103】また、上記(8e)式等に含まれているト
ルク定数kt、アクセス機構2の1トラック当たりの変
位角度θt,VCM電圧のサンプリング時間間隔T,遅
延定数qの値を、それぞれ、 C=kt/J=0.002/0.1×10-7=2.0×
105 θt=8.3×10-5[rad/トラック] T=7.9365×10-5[sec] q=0.5 とする。また、上記白色ノイズの分散値W,M,Rを、
それぞれ、 W=0.01 M=0.01 R=100 とする。また、速度帰還演算部24の帰還定数Lを、 L=−0.05 とする。
ルク定数kt、アクセス機構2の1トラック当たりの変
位角度θt,VCM電圧のサンプリング時間間隔T,遅
延定数qの値を、それぞれ、 C=kt/J=0.002/0.1×10-7=2.0×
105 θt=8.3×10-5[rad/トラック] T=7.9365×10-5[sec] q=0.5 とする。また、上記白色ノイズの分散値W,M,Rを、
それぞれ、 W=0.01 M=0.01 R=100 とする。また、速度帰還演算部24の帰還定数Lを、 L=−0.05 とする。
【0104】上記(8e)、(16b)、(17b)式
等を適宜用い、上記(20)式の評価関数Hが最小とな
る帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを計算により求め
る。
等を適宜用い、上記(20)式の評価関数Hが最小とな
る帰還定数k1,k2,k3,k4,kiを計算により求め
る。
【0105】ディスク装置100の位置帰還演算部23
について求められた解は、 k1=−7.90×10-3 k2= 6.21×10-3 k3= 3.31×10-2 k4=−1.19×10-2 ki=−1.62×10-4 となった。
について求められた解は、 k1=−7.90×10-3 k2= 6.21×10-3 k3= 3.31×10-2 k4=−1.19×10-2 ki=−1.62×10-4 となった。
【0106】位置帰還演算部23は、t=nSに変位値
c(n)が入力されると、あらかじめ保持している帰還
定数k1,k2,k3,k4,ki、および一時的に保持し
ている過去の位置帰還値c(n−1),c(n−2)、
積分項i(n)を用い、上記(16a)式により、位置
帰還値c(n)を演算し、加算演算部25に入力する位
置帰還値をt=nS+qTにc(n−1)からc(n)
に更新する。そして、位置帰還値c(n)および積分項
i(n)から積分項i(n+1)を計算し、位置帰還値
c(n)および積分項i(n+1)を、位置帰還値c
(n+1)の演算のために一時的に保持する。
c(n)が入力されると、あらかじめ保持している帰還
定数k1,k2,k3,k4,ki、および一時的に保持し
ている過去の位置帰還値c(n−1),c(n−2)、
積分項i(n)を用い、上記(16a)式により、位置
帰還値c(n)を演算し、加算演算部25に入力する位
置帰還値をt=nS+qTにc(n−1)からc(n)
に更新する。そして、位置帰還値c(n)および積分項
i(n)から積分項i(n+1)を計算し、位置帰還値
c(n)および積分項i(n+1)を、位置帰還値c
(n+1)の演算のために一時的に保持する。
【0107】ここで、速度検知部22および速度帰還演
算部24を設けない従来のディスク装置について説明す
る。図10は速度検知部22および速度帰還演算部24
を設けない上記従来のディスク装置におけるトラックフ
ォロイング時のアクセス・サーボ・ループのブロック図
である。なお、図10において、図5と同じものには同
じ符号を付してある。
算部24を設けない従来のディスク装置について説明す
る。図10は速度検知部22および速度帰還演算部24
を設けない上記従来のディスク装置におけるトラックフ
ォロイング時のアクセス・サーボ・ループのブロック図
である。なお、図10において、図5と同じものには同
じ符号を付してある。
【0108】図10のアクセス・サーボ・ループの構成
は、ディスク装置100のトラックシーク時のアクセス
・サーボ・ループ(図6参照)と同様である。図10の
位置帰還演算部29は、位置帰還演算部23と同じよう
に、上記(16a)、(17a)式により位置帰還値c
を演算する。ただし、帰還定数k1,k2,k3,k4,k
iの値は、位置帰還演算部23とは異なる。
は、ディスク装置100のトラックシーク時のアクセス
・サーボ・ループ(図6参照)と同様である。図10の
位置帰還演算部29は、位置帰還演算部23と同じよう
に、上記(16a)、(17a)式により位置帰還値c
を演算する。ただし、帰還定数k1,k2,k3,k4,k
iの値は、位置帰還演算部23とは異なる。
【0109】図10において、u(n)はt=nS+q
T〜(n+1)S+qTの間の駆動電流uである。ま
た、e(e1,e2,e3)は、図9において説明した外
乱である。
T〜(n+1)S+qTの間の駆動電流uである。ま
た、e(e1,e2,e3)は、図9において説明した外
乱である。
【0110】従来のアクセス・サーボ・ループでは、V
CM電流uは、t=nS〜nS+qTの間ではu(n−
1)+e1(n)、t=nS+qT〜nS+Tの間では
u(n)+e1(n)、t=nS+T〜nS+2Tの間
ではu(n)+e2(n)、t=nS+2T〜(n+
1)Sの間ではu(n)+e3(n)、t=(n+1)
S〜(n+1)S+qTの間ではu(n)+e1(n+
1)、t=(n+1)S+qT〜(n+1)S+(1+
q)Tの間ではu(n+1)+e1(n+1)となる。
CM電流uは、t=nS〜nS+qTの間ではu(n−
1)+e1(n)、t=nS+qT〜nS+Tの間では
u(n)+e1(n)、t=nS+T〜nS+2Tの間
ではu(n)+e2(n)、t=nS+2T〜(n+
1)Sの間ではu(n)+e3(n)、t=(n+1)
S〜(n+1)S+qTの間ではu(n)+e1(n+
1)、t=(n+1)S+qT〜(n+1)S+(1+
q)Tの間ではu(n+1)+e1(n+1)となる。
【0111】従来のアクセス・サーボ・ループでのY1
(n)とY1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1)=Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfu(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =CfY1(n)+Ffu(n)+Dte1(n)+Ete2(n)+Bte3(n)…(18a) となる。上記(18a)式にu(n)=c(n)を適用
すると、 Y1(n+1)=Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfc(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Efc(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(18b) となる。上記(18b)式から、 p1(n+1)=p1(n)+3ω1(n)+a4c(n-1)+a5c(n)+a8e1(n)+a9e2(n)+a3e3(n)…(1 8c) ω1(n+1)=ω1(n)+b4c3(n-1)+b5c(n)+b8e1(n)+b9e2(n)+b3e3(n)…(18d) となる。
(n)とY1(n+1)(t=nSとt=(n+1)
S)の離散的な状態方程式は、 Y1(n+1)=Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfu(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =CfY1(n)+Ffu(n)+Dte1(n)+Ete2(n)+Bte3(n)…(18a) となる。上記(18a)式にu(n)=c(n)を適用
すると、 Y1(n+1)=Af 3Y1(n)+(Af 2+Af+I)Bfc(n)+Af 2Cfe1(n)+AfCfe2(n)+Cfe3(n) =DfY1(n)+Efc(n)+Hfe1(n)+Ife2(n)+Cfe3(n)…(18b) となる。上記(18b)式から、 p1(n+1)=p1(n)+3ω1(n)+a4c(n-1)+a5c(n)+a8e1(n)+a9e2(n)+a3e3(n)…(1 8c) ω1(n+1)=ω1(n)+b4c3(n-1)+b5c(n)+b8e1(n)+b9e2(n)+b3e3(n)…(18d) となる。
【0112】上記(18a)、(18b),(18
c)、(18d)式は、ディスク装置100のアクセス
・サーボ・ループの上記(8a)、(8b)、(8
c)、(8d)式に対応している。従来のY1(n+
1)に、速度帰還値fによる項であるFff1(n)+G
ff2(n)+Bff3(n)を加えたものが、ディスク装
置100のY1(n+1)になっている。
c)、(18d)式は、ディスク装置100のアクセス
・サーボ・ループの上記(8a)、(8b)、(8
c)、(8d)式に対応している。従来のY1(n+
1)に、速度帰還値fによる項であるFff1(n)+G
ff2(n)+Bff3(n)を加えたものが、ディスク装
置100のY1(n+1)になっている。
【0113】また、上記(18a)、(18b)式は、
上記(8e)式において、L=0にしたものに相当す
る。上記(18b)式を上記(8e)に準じて書き換え
ると、 Z1(n+1)=Ag 3Z1(n)+(Ag 2+Ag+I)Bc(n)+Ag 2Ce1(n)+AgCe2(n)+Ce3(n)…(18e) となる。ただし、
上記(8e)式において、L=0にしたものに相当す
る。上記(18b)式を上記(8e)に準じて書き換え
ると、 Z1(n+1)=Ag 3Z1(n)+(Ag 2+Ag+I)Bc(n)+Ag 2Ce1(n)+AgCe2(n)+Ce3(n)…(18e) となる。ただし、
【0114】
【数7】 である。
【0115】最小定常分散法による位置帰還演算部23
の帰還定数の設定手順と同じ手順で、従来のディスク装
置の位置帰還演算部29の定数k1,k2,k3,k4,k
iを設定する。小定常分散法により、従来のコントロー
ラのフィードバック従来のディスク装置の位置帰還演算
部29について求められた解は、 k1=−6.58×10-3 k2= 5.44×10-3 k3=−1.47×10-2 k4= 3.69×10-2 ki=−1.46×10-4 となった。
の帰還定数の設定手順と同じ手順で、従来のディスク装
置の位置帰還演算部29の定数k1,k2,k3,k4,k
iを設定する。小定常分散法により、従来のコントロー
ラのフィードバック従来のディスク装置の位置帰還演算
部29について求められた解は、 k1=−6.58×10-3 k2= 5.44×10-3 k3=−1.47×10-2 k4= 3.69×10-2 ki=−1.46×10-4 となった。
【0116】図11はアクセス機構2に外乱eがステッ
プ的に加わった場合の本発明の実施の形態のサーボルー
プ(L=−0.05)によるフォロイング特性と従来の
サーボループ(L=0)によるフォロイング特性のシュ
ミレーション結果を示す図である。図11において、A
は本発明の方法、Bは従来法である。また、横軸は時間
t(単位は[sec])であり、5S,10S等のSは
位置検知部21による変位値のサンプリング時間間隔で
あるSである。また、縦軸は外乱eによるアクセス機構
2(のヘッド8)の目標位置からの変位p(単位は[ト
ラック])である。この縦軸の変位pは、シュミレーシ
ョン値であり、位置検知部21によるサンプリング値で
はない。
プ的に加わった場合の本発明の実施の形態のサーボルー
プ(L=−0.05)によるフォロイング特性と従来の
サーボループ(L=0)によるフォロイング特性のシュ
ミレーション結果を示す図である。図11において、A
は本発明の方法、Bは従来法である。また、横軸は時間
t(単位は[sec])であり、5S,10S等のSは
位置検知部21による変位値のサンプリング時間間隔で
あるSである。また、縦軸は外乱eによるアクセス機構
2(のヘッド8)の目標位置からの変位p(単位は[ト
ラック])である。この縦軸の変位pは、シュミレーシ
ョン値であり、位置検知部21によるサンプリング値で
はない。
【0117】図11のフォロイング特性のシュミレーシ
ョンでは、t<0において、外乱eが0であり、また目
標トラックの目標位置を変位p=0で追従しており、t
=0で外乱eが0から1にステップ変化し、t>0にお
いて、外乱eが1で一定であるものとしている。また、
誤差rおよびmはともに0としている。
ョンでは、t<0において、外乱eが0であり、また目
標トラックの目標位置を変位p=0で追従しており、t
=0で外乱eが0から1にステップ変化し、t>0にお
いて、外乱eが1で一定であるものとしている。また、
誤差rおよびmはともに0としている。
【0118】図11において、本発明のサーボループ、
従来のサーボループともに、t=6Sあたりに位置ずれ
のピークがあるが、従来のサーボループでは位置ずれの
ピーク値は0.75[トラック]程度であるのに対し、
本発明での位置ずれのピーク値は0.55[トラック」
程度に抑えられている。さらに、従来のサーボループで
は、t=35Sよりもあとまで位置ずれが0に収束して
いないのに対し、本発明のサーボループでは、t=30
S以降で位置ずれが0に収束している。図11から、本
発明のサーボループは、従来のサーボループよりも、外
乱eに位置ずれが少なく、外乱による影響を受けにくい
ことが判る。従って、本発明のサーボループを適用すれ
ば、よい高いトラック密度に対応することが可能とな
る。
従来のサーボループともに、t=6Sあたりに位置ずれ
のピークがあるが、従来のサーボループでは位置ずれの
ピーク値は0.75[トラック]程度であるのに対し、
本発明での位置ずれのピーク値は0.55[トラック」
程度に抑えられている。さらに、従来のサーボループで
は、t=35Sよりもあとまで位置ずれが0に収束して
いないのに対し、本発明のサーボループでは、t=30
S以降で位置ずれが0に収束している。図11から、本
発明のサーボループは、従来のサーボループよりも、外
乱eに位置ずれが少なく、外乱による影響を受けにくい
ことが判る。従って、本発明のサーボループを適用すれ
ば、よい高いトラック密度に対応することが可能とな
る。
【0119】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、アクセス機構2の変位値pをサンプリングする間に
VCM電圧vを2回サンプリングし、変位値pをもとに
位置帰還値cを計算する間に、VCM電圧vをもとに速
度帰還値fを2回計算し、位置帰還値cおよび速度帰還
値fを加算した駆動電流u=c+fによりVCMを駆動
する構成としたことにより、アクセス機構2に加わる外
乱eの影響を低減し、目標位置の追従精度を高くするこ
とができる。これにより、トラック幅をより狭くするこ
とが可能となり、従ってデータ記録密度をより高くする
ことが可能となる。
ば、アクセス機構2の変位値pをサンプリングする間に
VCM電圧vを2回サンプリングし、変位値pをもとに
位置帰還値cを計算する間に、VCM電圧vをもとに速
度帰還値fを2回計算し、位置帰還値cおよび速度帰還
値fを加算した駆動電流u=c+fによりVCMを駆動
する構成としたことにより、アクセス機構2に加わる外
乱eの影響を低減し、目標位置の追従精度を高くするこ
とができる。これにより、トラック幅をより狭くするこ
とが可能となり、従ってデータ記録密度をより高くする
ことが可能となる。
【0120】なお、上記実施の形態では、位置帰還値c
を更新するタイミングにおいても、速度帰還値fを更新
しているが、位置帰還値cを更新するタイミングでは、
速度帰還値fを更新しないようにしてもよい。
を更新するタイミングにおいても、速度帰還値fを更新
しているが、位置帰還値cを更新するタイミングでは、
速度帰還値fを更新しないようにしてもよい。
【0121】また、上記実施の形態では、速度帰還値f
(第2の帰還値)を演算するためのもとになる物理値と
して、VCM電圧を検知したが、上記の物理値はアクセ
ス機構の速度を含むものであればよい。
(第2の帰還値)を演算するためのもとになる物理値と
して、VCM電圧を検知したが、上記の物理値はアクセ
ス機構の速度を含むものであればよい。
【0122】また、上記実施の形態では、速度帰還値f
(第2の帰還値)は、アクセス機構の速度変化値に比例
するものであったが、速度帰還値fは、アクセス機構の
速度の速度に比例するものであってもよい。
(第2の帰還値)は、アクセス機構の速度変化値に比例
するものであったが、速度帰還値fは、アクセス機構の
速度の速度に比例するものであってもよい。
【0123】また、上記実施の形態では、VCM電圧v
のサンプリング時間間隔Tを変位値pのサンプリング時
間間隔Sの1/3としたが、本発明は、サンプリング時
間間隔Sの間にVCM電圧vを少なくとも1回サンプリ
ングすればよい。従って、例えば、T=Sとし、時間t
=S/2,S+S/2…(n−1)S+S/2,nS+
S/2,(n+1)S+S/2…に、それぞれVCM電
圧vをサンプリングするようにしてもよい。
のサンプリング時間間隔Tを変位値pのサンプリング時
間間隔Sの1/3としたが、本発明は、サンプリング時
間間隔Sの間にVCM電圧vを少なくとも1回サンプリ
ングすればよい。従って、例えば、T=Sとし、時間t
=S/2,S+S/2…(n−1)S+S/2,nS+
S/2,(n+1)S+S/2…に、それぞれVCM電
圧vをサンプリングするようにしてもよい。
【0124】また、上記実施の形態に適用した本発明の
サーボ装置は、モータに発生している電圧を検知し、こ
の電圧をもとにモータの駆動電流を制御するものであっ
たが、本発明のサーボ装置は、モータに流れる電流を検
知し、この電流をもとにモータの駆動電圧を制御するも
のであってもよい。
サーボ装置は、モータに発生している電圧を検知し、こ
の電圧をもとにモータの駆動電流を制御するものであっ
たが、本発明のサーボ装置は、モータに流れる電流を検
知し、この電流をもとにモータの駆動電圧を制御するも
のであってもよい。
【0125】また、図12のように、アクセス機構2の
速度を検知する速度センサ30を設け、アクセス機構2
の速度を直接検知する構成としてもよい。速度センサ3
0としては、例えば、速度検知コイル、ものの動きに応
じて静電容量が変化する手段により速度を検知するセン
サ、レーザー光照射により速度を検知するセンサなどが
ある。
速度を検知する速度センサ30を設け、アクセス機構2
の速度を直接検知する構成としてもよい。速度センサ3
0としては、例えば、速度検知コイル、ものの動きに応
じて静電容量が変化する手段により速度を検知するセン
サ、レーザー光照射により速度を検知するセンサなどが
ある。
【0126】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アクセス
機構の変位値を離散的に検知する間に、アクセス機構の
速度を含む物理値を少なくとも1回離散的に検知し、ア
クセス機構の変位値をもとに第1の帰還値を計算する間
に、上記速度を含む物理値をもとに第2の帰還値を少な
くとも1回計算し、上記第1の帰還値および第2の帰還
値に応じて上記アクセス機構のモータを駆動することに
より、アクセス機構に加わる外乱の影響を低減し、目標
位置の追従精度を高くすることができる。これにより、
トラック幅をより狭くすることが可能となり、従ってデ
ータ記録密度をより高くすることが可能となるという効
果がある。
機構の変位値を離散的に検知する間に、アクセス機構の
速度を含む物理値を少なくとも1回離散的に検知し、ア
クセス機構の変位値をもとに第1の帰還値を計算する間
に、上記速度を含む物理値をもとに第2の帰還値を少な
くとも1回計算し、上記第1の帰還値および第2の帰還
値に応じて上記アクセス機構のモータを駆動することに
より、アクセス機構に加わる外乱の影響を低減し、目標
位置の追従精度を高くすることができる。これにより、
トラック幅をより狭くすることが可能となり、従ってデ
ータ記録密度をより高くすることが可能となるという効
果がある。
【図1】本発明の実施の形態のディスク装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】ディスク面の構成図である。
【図3】ディスク面に区画されたトラックの構造図であ
る。
る。
【図4】VCMのボイスコイルの回路モデル図である。
【図5】本発明の実施の形態のディスク装置におけるア
クセス・サーボ・ループのブロック図である。
クセス・サーボ・ループのブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態のディスク装置におけるト
ラックシーク時のアクセス・サーボ・ループのブロック
図である。
ラックシーク時のアクセス・サーボ・ループのブロック
図である。
【図7】本発明の実施の形態のディスク装置におけるア
クセスサーボ部の動作を説明するフローチャートであ
る。
クセスサーボ部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の形態のディスク装置におけるト
ラックフォロイング時のアクセス・サーボ・ループのタ
イミングチャートである。
ラックフォロイング時のアクセス・サーボ・ループのタ
イミングチャートである。
【図9】アクセス機構2に外乱(外力)が加わる場合の
図5のアクセス・サーボ・ループのブロック図である。
図5のアクセス・サーボ・ループのブロック図である。
【図10】従来のディスク装置におけるトラックフォロ
イング時のアクセス・サーボ・ループのブロック図であ
る。
イング時のアクセス・サーボ・ループのブロック図であ
る。
【図11】アクセス機構に外乱がステップ的に加わった
場合の本発明の実施の形態のサーボループによるフォロ
イング特性と従来のサーボループによるフォロイング特
性のシュミレーション結果を示す図である。
場合の本発明の実施の形態のサーボループによるフォロ
イング特性と従来のサーボループによるフォロイング特
性のシュミレーション結果を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態のディスク装置における
他のアクセス・サーボ・ループのブロック図である。
他のアクセス・サーボ・ループのブロック図である。
1 ディスク、 2 アクセス機構、 4 ハード・デ
ィスク・コントローラ(HDC)、 6 MPU、 1
0 ボイス・コイル・モータ(VCM)、 13 アク
セス・サーボ・モジュール(ASM)、 20 アクセ
スサーボ部、21 位置検知部、 22 速度検知部、
23 位置帰還演算部、 24 速度帰還演算部、
25 加算演算部、 26 VCMドライバ、 30
速度センサ、 100 ディスク装置。
ィスク・コントローラ(HDC)、 6 MPU、 1
0 ボイス・コイル・モータ(VCM)、 13 アク
セス・サーボ・モジュール(ASM)、 20 アクセ
スサーボ部、21 位置検知部、 22 速度検知部、
23 位置帰還演算部、 24 速度帰還演算部、
25 加算演算部、 26 VCMドライバ、 30
速度センサ、 100 ディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D096 AA02 BB01 CC01 DD01 DD02 EE03 HH19 KK09 KK12 5H303 AA22 BB02 BB07 CC02 DD01 EE03 EE07 FF04 HH02 HH09 JJ01 KK02 KK12 KK17 MM05
Claims (15)
- 【請求項1】 モータにより駆動されるアクセス機構を
目標位置に追従させるサーボ装置において、 アクセス機構の目標位置からの変位値を所定の時間間隔
で離散的に検知する第1の検知手段と、 上記変位値をもとに上記第1の帰還値を計算する第1の
帰還手段と、 アクセス機構の速度を含む物理値を上記所定の時間間隔
の間に少なくとも1回離散的に検知する第2の検知手段
と、 上記速度を含む物理値をもとに上記第2の帰還値を計算
する第2の帰還手段と、 第1の帰還値および第2の帰還値に応じて前記モータを
駆動するモータ駆動手段とを備えたことを特徴とするサ
ーボ装置。 - 【請求項2】 上記モータ駆動手段は、第1の帰還値お
よび第2の帰還値に応じて、上記モータの駆動電流を制
御し、 上記第2の検知手段は、上記モータに発生している電圧
を検知することを特徴とする請求項1記載のサーボ装
置。 - 【請求項3】 上記モータ駆動手段は、第1の帰還値お
よび第2の帰還値に応じて、上記モータの駆動電圧を制
御し、 上記第2の検知手段は、上記モータに流れる電流を検知
することを特徴とする請求項1記載のサーボ装置。 - 【請求項4】 上記第2の検知手段は、上記アクセス機
構の速度を検知するための速度センサを有することを特
徴とする請求項1記載のサーボ装置。 - 【請求項5】 上記第2の帰還手段は、アクセス機構の
速度または速度変化量に比例する第2の帰還値を求める
ことを特徴とする請求項1記載のサーボ装置。 - 【請求項6】 上記第2の検知手段は、上記速度を含む
物理値を上記所定の時間間隔の間にN(Nは1以上の任
意の整数)回検知し、上記第2の帰還手段は、上記所定
の時間間隔に対応する時間間隔の間に上記第2の帰還値
をN回計算することを特徴とする請求項1記載のサーボ
装置。 - 【請求項7】 上記モータは、ボイスコイルを有する直
流モータであり、 上記モータ駆動手段は、第1の帰還値および第2の帰還
値に応じて、上記ボイスコイルに流す電流を制御し、 上記第2の検知手段は、上記所定の時間間隔の間に上記
ボイスコイルの端子間電圧値をN(Nは1以上の任意の
整数)回検知し、 上記第2の帰還手段は、上記端子間電圧値をもとに、ア
クセス機構の速度変化量に比例する第2の帰還値を計算
することを特徴とする請求項1記載のサーボ装置。 - 【請求項8】 あらかじめ設定された帰還定数をL、あ
らかじめ測定された上記ボイスコイルの抵抗値をF、上
記端子間電圧値のある検知時刻をtk、時刻tkの1個前
の端子間電圧検知時刻をtk ー 1、時刻tkの次の端子間電
圧検知時刻をtk+1、時刻tk-1,tkでの上記第1の帰
還値と上記第2の帰還値の加算値をそれぞれuk-1,
uk、時刻tk,tk+1に検知された上記端子間電圧値を
それぞれvk,vk+1、時刻tk,tk+1でのアクセス機構
の速度をそれぞれωk,ωk+1、v k,vk+1をもとに求め
られた第2の帰還値をそれぞれfk,fk+1とすると、 上記第2の帰還手段は、 fk+1=L[(vk+1−Fuk)−(vk−Fuk ー 1)] なる演算により、アクセス機構の速度変化量ωk+1−ωk
に比例したfk+1を計算することを特徴とする請求項7
記載のサーボ装置。 - 【請求項9】 あらかじめ設定された帰還定数をk1,
k2,k3,k4,ki、上記変位値のある検知時刻を
th、時刻thの1個前の変位値検知時刻をth-1、時刻
thの次の変位値検知時刻をth+1、時刻th-1,thでの
上記第1の帰還値をそれぞれch-1,ch、時刻th,t
h+1に検知された上記変位値をそれぞれyh,yh+1、
yh,yh+1をもとに求められた第2の帰還値をそれぞれ
ch,ch+1とすると、上記第1の帰還手段は、 ch+1=k1yh+1+k2yh+k3ch+k4ch-1+kiih+1(ih+1=ih+yh、i
1=y0) なる演算によりch+1を計算するものであり、 上記帰還定数k1,k2,k3,k4,kiは、最小定常分
散法によりあらかじめ設定されたものであることを特徴
とする請求項1記載のサーボ装置。 - 【請求項10】 モータにより駆動されるアクセス機構
を目標位置に追従させるアクセス機構の制御方法におい
て、 アクセス機構の目標位置からの変位値を検知し、この変
位値をもとに第1の帰還値を計算する第1のステップ
と、 アクセス機構の速度を含む物理値を検知し、この速度を
含む物理値をもとに第2の帰還値を計算する第2のステ
ップとを含み、 上記第1のステップを離散的に実施するとともに、上記
第1のステップの実施タイミングを補間するタイミング
で上記第2のステップを離散的に実施し、 第1の帰還値および第2の帰還値に応じて前記モータを
駆動することを特徴とするアクセス機構の制御方法。 - 【請求項11】 上記モータは、ボイスコイルを有する
直流モータであり、 上記モータ駆動手段は、第1の帰還値および第2の帰還
値に応じて、上記ボイスコイルに流す電流を制御し、 上記第2のステップは、上記ボイスコイルの端子間電圧
値を検知し、この端子間電圧値をもとに、アクセス機構
の速度変化量に比例する第2の帰還値を計算するステッ
プであり、 上記第1のステップを実施したあとから次に実施する前
までに、上記第2のステップをN(Nは1以上の任意の
整数)回実施することを特徴とする請求項10記載のア
クセス機構の制御方法。 - 【請求項12】 あらかじめ設定された帰還定数をL、
あらかじめ測定された上記ボイスコイルの抵抗値をF、
上記端子間電圧値のある検知時刻をtk、時刻tkの1個
前の端子間電圧検知時刻をtk-1、時刻tkの次の端子間
電圧検知時刻をtk+1、時刻tk-1,tkでの上記第1の
帰還値と上記第2の帰還値の加算値をそれぞれuk-1,
uk、時刻tk,tk+1に検知された上記端子間電圧値を
それぞれvk,vk+1、時刻tk,tk+1でのアクセス機構
の速度をそれぞれωk,ωk+1、vk,vk+1をもとに求め
られた第2の帰還値をそれぞれfk,fk+1とすると、 上記第2のステップは、 fk+1=L[(vk+1−Fuk)−(vk−Fuk ー 1)] なる演算により、アクセス機構の速度変化量ωk+1−ωk
に比例したfk+1を計算することを特徴とする請求項1
1記載のアクセス機構の制御方法。 - 【請求項13】 データの記録媒体であるディスクと、 モータにより上記ディスクの上空を動き、上記ディスク
にアクセスするアクセス機構と、 上記アクセス機構を目標位置に追従させるサーボ手段と
を備え、 上記サーボ手段は、 アクセス機構の目標位置からの変位値を所定の時間間隔
で離散的に検知する第1の検知手段と、 上記変位値をもとに上記第1の帰還値を計算する第1の
帰還手段と、 アクセス機構の速度を含む物理値を上記所定の時間間隔
の間に少なくとも1回離散的に検知する第2の検知手段
と、 上記速度を含む物理値をもとに上記第2の帰還値を計算
する第2の帰還手段と、 第1の帰還値および第2の帰還値に応じて上記モータを
駆動するモータ駆動手段とを有することを特徴とするデ
ィスク装置。 - 【請求項14】 上記ディスクは、データを記録するデ
ータセクタと、サーボ情報があらかじめ記録されている
サーボセクタとが混在するものであり、 上記モータは、ボイスコイルを有する直流モータであ
り、 上記モータ駆動手段は、第1の帰還値および第2の帰還
値に応じて、上記ボイスコイルに流す電流を制御し、 上記第1の検知手段は、上記アクセス機構により上記所
定の時間間隔で離散的に読み込まれる上記サーボ情報を
もとに上記変位値を検知し、 上記第2の検知手段は、上記所定の時間間隔の間に上記
ボイスコイルの端子間電圧値をN(Nは1以上の任意の
整数)回検知し、 上記第2の帰還手段は、上記端子間電圧値をもとに、ア
クセス機構の速度変化量に比例する第2の帰還値を計算
することを特徴とする請求項13記載のディスク装置。 - 【請求項15】 あらかじめ設定された帰還定数をL、
あらかじめ測定された上記ボイスコイルの抵抗値をF、
上記端子間電圧値のある検知時刻をtk、時刻tkの1個
前の端子間電圧検知時刻をtk-1、時刻tkの次の端子間
電圧検知時刻をtk+1、時刻tk-1,tkでの上記第1の
帰還値と上記第2の帰還値の加算値をそれぞれuk-1,
uk、時刻tk,tk+1に検知された上記端子間電圧値を
それぞれvk,vk+1、時刻tk,tk+1でのアクセス機構
の速度をそれぞれωk,ωk+1、vk,vk+1をもとに求め
られた第2の帰還値をそれぞれfk,fk+1とすると、 上記第2の帰還手段は、 fk+1=L[(vk+1−Fuk)−(vk−Fuk ー 1)] なる演算により、アクセス機構の速度変化量ωk+1−ωk
に比例したfk+1を計算することを特徴とする請求項1
4記載のディスク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23624799A JP2001084720A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | サーボ装置、アクセス機構の制御方法、およびディスク装置 |
| US09/629,366 US6754031B1 (en) | 1999-08-24 | 2000-08-01 | Method and apparatus for controlling an access mechanism within a disk drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23624799A JP2001084720A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | サーボ装置、アクセス機構の制御方法、およびディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001084720A true JP2001084720A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=16997968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23624799A Pending JP2001084720A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | サーボ装置、アクセス機構の制御方法、およびディスク装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6754031B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001084720A (ja) |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
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| US8310192B2 (en) * | 2008-10-16 | 2012-11-13 | Stmicroelectronics, Inc. | Reducing the spectral energy of torque ripple |
| US12334119B2 (en) * | 2023-06-19 | 2025-06-17 | Stmicroelectronics International N.V. | Method of operating hard disk drives, corresponding control circuit, hard disk drive and processing device |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS63281264A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | 情報記憶装置 |
| JPS6443879A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-16 | Ibm | Method and apparatus for control of positioning of head |
| JP2637118B2 (ja) * | 1987-11-10 | 1997-08-06 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
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| KR930007174B1 (ko) * | 1989-03-31 | 1993-07-31 | 가부시기가이샤 도시바 | 픽업 이송 장치 |
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| US5383068A (en) * | 1991-05-14 | 1995-01-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Head position recognition method, a speed calculation method, and a head movement speed control device |
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| JPH0973618A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-18 | Toshiba Corp | ディスク記録再生装置のヘッド位置決め制御システム及びそのシステムに適用する速度制御方法 |
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-
1999
- 1999-08-24 JP JP23624799A patent/JP2001084720A/ja active Pending
-
2000
- 2000-08-01 US US09/629,366 patent/US6754031B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6754031B1 (en) | 2004-06-22 |
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