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JP2001080498A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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Publication number
JP2001080498A
JP2001080498A JP2000207214A JP2000207214A JP2001080498A JP 2001080498 A JP2001080498 A JP 2001080498A JP 2000207214 A JP2000207214 A JP 2000207214A JP 2000207214 A JP2000207214 A JP 2000207214A JP 2001080498 A JP2001080498 A JP 2001080498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
pump body
annular groove
brake device
vehicle brake
Prior art date
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Granted
Application number
JP2000207214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3899785B2 (ja
Inventor
Fumiyoshi Ariki
史芳 有木
Hiroyuki Shinkai
博之 新海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000207214A priority Critical patent/JP3899785B2/ja
Publication of JP2001080498A publication Critical patent/JP2001080498A/ja
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Publication of JP3899785B2 publication Critical patent/JP3899785B2/ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ブレーキ装置に備えられるポンプ装置
内の空気抜きが良好に行なえるようにする。 【解決手段】 駆動軸54を水平に配置し、複数の回転
式ポンプ10、13の吐出口61、63と吸入口60、
62のいずれもが天方向に引き出されるようにする。そ
して、ハウジング150に、吸入口60、62及び吐出
口61、63のそれぞれに接続される管路151〜15
4を形成し、該管路が天方向に引き出されるようにす
る。このように、複数の回転式ポンプ10、13のすべ
ての吐出口61、63と吸入口60、62が天方向に引
き出されるようにすることで、ブレーキ液内に空気が入
り込んでいても空気が天方向に抜けるようにすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロコイドポンプ
等の回転式ポンプを用いてブレーキ液圧制御を行なう車
両用ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ABSアクチュエータを有する車
両用ブレーキ装置では、ABSアクチュエータ用のポン
プとしてプランジャタイプのものが用いられていた。
【0003】しかしながら、ABSアクチュエータの小
型化、容積効率の向上の要望に応えるためには、プラン
ジャタイプのポンプでは限界に達しており、現在では回
転式ポンプ、例えばトロコイドポンプを使用するタイプ
のポンプが着目されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】略円形状を成している
トロコイドポンプ等の回転式ポンプでは、吸入側と吐出
側が略円形状の直径方向の対称位置に配置されるため、
吸入側と吐出側のそれぞれに接続される吸入口及び吐出
口が対称な方向に引き出されることになる。
【0005】しかしながら、このような構成とすれば、
少なくとも吸入口と吐出口のいずれかは、天方向に向け
て形成されないため、トロコイドポンプ内に空気が混入
された場合に、その空気が抜けなくなるという問題が発
生する。
【0006】本発明は上記点に鑑みて成され、車両用ブ
レーキ装置に備えられるポンプ装置内の空気抜きが良好
に行なえるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、駆動軸(54)が水平
に配置され、吐出口(61、63)が天方向に引き出さ
れていることを特徴としている。
【0008】このように、複数の回転式ポンプ(10、
13)のすべての吐出口が天方向に引き出されるように
することで、ブレーキ液内に空気が入り込んでいても空
気が天方向に抜けるようにすることができる。この場
合、例えば、請求項10に示すように、ハウジングに、
吸入口及び吐出口のそれぞれに接続される管路(151
〜154)を形成し、該管路が天方向に引き出されるよ
うするとよい。
【0009】具体的には、請求項2に示すように、両サ
イドプレート(71a、71b、71c、71d)のう
ち回転部側の端面に、駆動軸を囲むように形成された第
1の環状溝(61a、63a)を形成し、該第1の環状
溝内においてインナーロータ及びアウターロータを挟み
込むように配置されたシール部材(171、172)を
備え、第1の環状溝を、シール部材が配置されたとき
に、該第1の環状溝内の隙間を通じて該第1の環状溝の
長さ方向にブレーキ液が流動できるように構成し、両サ
イドプレートのうち少なくとも一方には、該第1の環状
溝のうち最も上方に位置する部位から天方向に引き出さ
れた通路(61b、63b)を形成することで、吐出口
を構成することができる。
【0010】この場合、請求項3に示すように、第1の
環状溝に、該第1の環状溝の外周全周がシール部材と接
しないように構成された領域を形成し、この領域をブレ
ーキ液が流動できるようにすればよい。
【0011】請求項4に記載の発明においては、サイド
プレートのうち、複数の回転式ポンプの間に配置される
ものは、駆動軸の略垂直方向において分割された複数部
材(71b、71c)で構成されていることを特徴とし
ている。
【0012】このように、サイドプレートを複数部材で
構成すれば、複数の回転式ポンプの位置合わせを別々に
行うことができるため、容易に最適位置に位置合わせを
行えるようにできる。
【0013】請求項5に記載の発明においては、ポンプ
本体を収容する凹部(150a)を備えたハウジング
(150)を有し、ポンプ本体を凹部内に駆動軸の軸方
向に挿入してハウジングに組付けられるようになってお
り、ポンプ本体の挿入方向の先端と凹部の底部との間に
は、ポンプ本体にを挿入方向の反対方向に押圧するバネ
部材(210)が配置されていることを特徴としてい
る。
【0014】このように、ポンプ本体の先端と凹部の底
の間に板バネを配置することにより、ポンプ本体の軸力
を確保しつつ、軸力を安定化させることができる。
【0015】また、請求項6に示すように、凹部の入口
に、凹部内に挿入されたポンプ本体を挿入方向に押圧す
るバネ部材(220)が配置されるようにしても請求項
5と同様の効果を得ることができる。
【0016】なお、請求項7に示すように、ハウジング
に形成された凹部の入口にはネジ部材(200)がネジ
締め固定されており、該ネジ部材によってポンプ本体が
凹部への挿入方向に押圧されるようなものにおいては、
軸力を安定化させることが難しいため、特に上記効果が
あると言える。
【0017】請求項8に記載の発明においては、ポンプ
本体及び凹部は略円筒形状を成しており、凹部の内周面
のうち吸入口及び吐出口が引き出されている部位のそれ
ぞれには、ポンプ本体の周方向を囲むように形成された
第2の環状溝(161〜164)が形成されていること
を特徴としている。
【0018】このように吐出口及び吸入口が引き出され
ている部位において凹部の内周面に第2の環状溝を形成
することによって、第2の環状溝部に空気が入り込んで
も空気が天方向に移動するようにできるため、空気抜き
を行うことができる。
【0019】請求項9に記載の発明においては、ハウジ
ングのうち凹部が形成された面に、ホルダー(11b)
を介してモータ(11)が固定されるようになってお
り、ホルダーの孔の内周、及びサイドプレートの孔の入
口の内周の両方に接するように、モータシャフト(11
a)若しくは駆動軸の少なくとも一方を軸支するベアリ
ング(180)が配置されていることを特徴としてい
る。
【0020】このような構成とすることにより、ベアリ
ングによってモータシャフトと駆動軸との軸ズレを防止
することができる。
【0021】請求項11に記載の発明においては、駆動
軸の先端にはストッパー(213)が備えらていること
を特徴としている。
【0022】このように駆動軸の先端にストッパーを設
けることにより、ストッパーによって駆動軸がポンプ本
体から抜けることを防止することができる。
【0023】請求項12に記載の発明においては、駆動
軸には、該駆動軸の軸方向を長手方向とする長穴(54
a)が形成されていると共に、該長穴内においてキー
(54b)が備えられており、キーによるトルク伝達に
よってインナーロータが駆動軸に駆動されるように構成
されていることを特徴としている。
【0024】このように、長穴内にキーを配置すれば、
駆動軸がポンプ本体から抜ける方向に移動してもキーが
その移動によって駆動軸に押圧されることを防止するこ
とができる。これにより、インナーロータへ確実なトル
ク伝達を行うことができる。
【0025】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
図に示す実施形態について説明する。
【0027】図1に、回転式ポンプとして内接型ギアポ
ンプ(トロコイドポンプ)を適用したブレーキ装置のブ
レーキ配管概略図を示す。以下、ブレーキ装置の基本構
成を、図1に基づいて説明する。ここでは前輪駆動の4
輪車において、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配
管系統を備えるX配管の油圧回路を構成する車両に本発
明によるブレーキ装置を適用した例について説明する。
【0028】図1に示すように、ブレーキペダル1は倍
力装置2と接続されており、この倍力装置2によりブレ
ーキ踏力等が倍力される。
【0029】そして、倍力装置2は、倍力された踏力を
マスタシリンダ3に伝達するブッシュロッド等を有して
おり、このブッシュロッドがマスタシリンダ3に配設さ
れたマスタピストンを押圧することによりマスタシリン
ダ圧が発生する。なお、これらブレーキペダル1、倍力
装置2及びマスタシリンダ3はブレーキ液圧発生手段に
相当する。
【0030】また、このマスタシリンダ3には、マスタ
シリンダ3内にブレーキ液を供給したり、マスタシリン
ダ3内の余剰ブレーキ液を貯留するマスタリザーバ3a
が接続されている。
【0031】そして、マスタシリンダ圧は、アンチロッ
クブレーキ装置(以下、ABSという)を介して右前輪
FR用のホイールシリンダ4及び左後輪RL用のホイー
ルシリンダ5へ伝達されている。以下の説明は、右前輪
FR及び左後輪RL側について説明するが、第2の配管
系統である左前輪FL及び右後輪RR側についても全く
同様であるため、説明は省略する。
【0032】このブレーキ装置はマスタシリンダ3に接
続する管路(主管路)Aを備えており、この管路Aには
逆止弁22aと共にリニア差圧制御弁22が備えられて
いる。そして、このリニア差圧制御弁22によって管路
Aは2部位に分けられている。すなわち管路Aは、マス
タシリンダ3からリニア差圧制御弁22までの間におい
てマスタシリンダ圧を受ける管路A1と、リニア差圧制
御弁22から各ホイールシリンダ4、5までの間の管路
A2に分けられる。
【0033】このリニア差圧制御弁22は通常は連通状
態であるが、マスタシリンダ圧が所定圧よりも低い際に
ホイールシリンダ4、5に急ブレーキをかける時、或い
はトラクションコントロール時に、マスタシリンダ側と
ホイールシリンダ側との間に所定の差圧を発生させる状
態となる。このリニア差圧弁22は、差圧の設定値をリ
ニアに調整することができる。
【0034】また、管路A2において、管路Aは2つに
分岐しており、開口する一方にはホイールシリンダ4へ
のブレーキ液圧の増圧を制御する増圧制御弁30が備え
られ、他方にはホイールシリンダ5へのブレーキ液圧の
増圧を制御する増圧制御弁31が備えられている。
【0035】これら増圧制御弁30、31は、ABS用
の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮
断状態を制御できる2位置弁として構成されている。そ
して、この2位置弁が連通状態に制御されているときに
は、マスタシリンダ圧あるいはポンプの吐出によるブレ
ーキ液圧を各ホイールシリンダ4、5に加えることがで
きる。これら第1、第2の増圧制御弁30、31は、A
BS制御が実行されていないノーマルブレーキ時には、
常時連通状態に制御されている。
【0036】なお、増圧制御弁30、31には、それぞ
れ安全弁30a、31aが並列に設けられており、ブレ
ーキ踏み込みを止めてABS制御が終了したときにおい
てホイールシリンダ4、5側からブレーキ液を排除する
ようになっている。
【0037】第1、第2の増圧制御弁30、31と各ホ
イールシリンダ4、5との間における管路Aとリザーバ
40とを結ぶ管路Bには、ABS用のECUにより連通
・遮断状態を制御できる減圧制御弁32、33がそれぞ
れ配設されている。これらの減圧制御弁32、33は、
ノーマルブレーキ状態(ABS非作動時)では、常時遮
断状態とされている。
【0038】管路Aのリニア差圧制御弁22及び増圧制
御弁30、31の間とリザーバ40とを結ぶ管路Cには
回転式ポンプ13が配設されている。この回転式ポンプ
13の吐出口側には、安全弁13Aが備えられており、
ブレーキ液が逆流しないようになっている。また、この
回転式ポンプ13にはモータ11が接続されており、こ
のモータ11によって回転式ポンプ13は駆動される。
なお、この回転式ポンプ13についての詳細は後で説明
する。
【0039】そして、リザーバ40とマスタシリンダ3
とを接続するように管路(補助管路)Dが設けられてい
る。この管路Dには2位置弁23が配置されており、通
常時には2位置弁23が遮断状態とされ、管路Dが遮断
されるようになっている。この2位置弁23はブレーキ
アシスト時やトラクションコントロール時等に連通状態
とされ管路Dが連通状態にされると、回転式ポンプ13
は管路Dを介して管路A1のブレーキ液を汲み取り、管
路A2へ吐出してホイールシリンダ4、5におけるホイ
ールシリンダ圧をマスタシリンダ圧よりも高くして車輪
制動力を高めるようになっている。なお、この際にはリ
ニア差圧制御弁22によって、マスタシリンダ圧とホイ
ールシリンダ圧との差圧が保持されるようになってい
る。
【0040】リザーバ40は、管路Dに接続されてマス
タシリンダ3側からのブレーキ液を受け入れるリザーバ
孔40aと、管路B及び管路Cに接続されホイールシリ
ンダ4、5から逃がされるブレーキ液を受け入れるリザ
ーバ孔40bとを備えている。リザーバ孔40aより内
側には、ボール弁41が配設されている。このボール弁
41には、ボール弁41を上下に移動させるための所定
ストロークを有するロッド43がボール弁41と別体で
設けられている。
【0041】また、リザーバ室40c内には、ロッド4
3と連動するピストン44と、このピストン44をボー
ル弁41側に押圧してリザーバ室40c内のブレーキ液
を押し出そうとする力を発生するスプリング45が備え
られている。
【0042】このように構成されたリザーバ40は、所
定量のブレーキ液が貯留されると、ボール弁41が弁座
42に着座してリザーバ40内にブレーキ液が流入しな
いようになっている。このため、回転式ポンプ13の吸
入能力より多くのブレーキ液がリザーバ室40c内に流
動することがなく、回転式ポンプ13の吸入側に高圧が
印加されないようになっている。
【0043】次に、図2に回転式ポンプ10、13を含
むポンプ本体100の断面図を示す。この図は、ポンプ
本体100をABSアクチュエータのハウジング150
に組付けたときを示しており、紙面上下方向が車両天地
方向となるように組付けられている。以下、図2に基づ
いてポンプ本体100の全体構成について説明する。
【0044】上述したように、ブレーキ装置は、第1配
管系統と第2配管系統の2系統から構成されている。こ
のため、ポンプ本体100には図1及び図2に示された
第1配管系統用の回転式ポンプ13と、図2に示された
第2配管系統用の回転式ポンプ10の2つが備えられて
いる。そして、これら回転式ポンプ10、13が1本の
駆動軸54で駆動されるようになっている。
【0045】ポンプ本体100の外形を構成するケーシ
ングは、第1、第2、第3、第4シリンダ(サイドプレ
ート)71a、71b、71c、71d及び円筒状の第
1、第2中央プレート73a、73bによって構成され
ている。
【0046】そして、第1シリンダ71a、第1中央プ
レート73a、第2シリンダ71b、第3シリンダ71
c、第2中央プレート73b及び第4シリンダ71dが
順に重ねられると共に、重なり合う部分の外周が溶接さ
れて、一体構造をなすポンプ本体100が形成されてい
る。このように一体構造とされたポンプ本体100は、
ABSアクチュエータ用のハウジング150に形成され
た略円筒形状の凹部150a内に挿入されている。
【0047】そして、凹部150aの入口に掘られた雌
ネジ溝150bにリング状の雄ネジ部材200がネジ締
めされて、ポンプ本体100がハウジング150に固定
された構成となっている。
【0048】さらに、ポンプ本体100の挿入方向の先
端位置と凹部150aの底との間には、板バネ(皿バ
ネ)210が配置されている。この板バネ210によっ
て、ポンプ本体100の軸力(ポンプ本体100の挿入
方向に加えられる力)が確保されるようになっている。
【0049】ポンプ本体100をハウジング150に固
定するため、換言すればポンプ本体100によるブレー
キ液の吸入吐出時に高圧なブレーキ液圧によってポンプ
本体100がハウジング150の内側でガタつかないよ
うにするために、大きな軸力を確保しなければならな
い。
【0050】しかしながら、雄ネジ部材200のネジ締
めのみによって上記軸力を得るのでは、軸力に大きなバ
ラツキが発生しうる。このため、板バネ210を配置す
ることで、ポンプ本体100の軸力が確保できるように
しつつその軸力を安定させると共に、ポンプ本体100
にかかる軸力が過大とならず必要最小限となるようにし
ている。これにより、ポンプ本体100の変形を押さえ
ることができる。
【0051】なお、板バネ210と凹部150aの底の
間に配置されているケース211は、板バネ210の一
端部が接触するように構成されており、板バネ210の
端部から受ける大きな力が凹部150aの底に局所的に
かからないように板バネ210の端部から受ける大きな
力を広い面圧に変換するためのものである。
【0052】また、ポンプ本体100の第1シリンダ7
1aと板バネ210との間に配置された中空円形状のプ
レート212は、板バネ210の一端部が接触するよう
に構成されており、板バネ210の端部から受ける大き
な力がポンプ本体100に局所的にかからないように、
板バネ210の端部から受ける大きな力を広い面圧に変
換するためのものである。このプレート212の中空部
212aには駆動軸54の先端が挿入されている。そし
て、駆動軸54のうちプレート212よりも凹部150
aの底側には、駆動軸54に嵌入されたリング状のスト
ッパー213が設けられている。このストッパー213
の径はプレート212の中空部212aの径よりも大き
くなっており、駆動軸54が紙面右側に移動しようとし
てもストッパー213がプレート212に接して移動が
規制されるようになっている。なお、駆動軸54の先端
には周方向に設けられた溝部214が形成されており、
この溝部214内にCリング215が配置されている。
このCリング214によって、ストッパー213が駆動
軸54の先端から抜けそうになっても抜けないようにで
きる。
【0053】また、第1、第2、第3、第4シリンダ7
1a、71b、71c、71dには、それぞれ第1、第
2、第3、第4中心孔72a、72b、72c、72d
が備えられている。第1シリンダ71aに形成された第
1中心孔72aの内周にはベアリング51が備えられて
おり、第4シリンダ71dに形成された第4中心孔72
cの内周にはベアリング52が備えられている。第1〜
第4中心孔72a〜72d内には駆動軸54が嵌入され
ており、ベアリング51、52によって軸支されてい
る。このように、回転式ポンプ10、13を挟んで両側
にベアリング51、52が配置されている。
【0054】図3に図2のA−A断面図を示し、図2及
び図3に基づいて回転式ポンプ10、13の構成を説明
する。
【0055】回転式ポンプ10は、円筒状の第1中央プ
レート73aの両側を第1シリンダ71a及び第2シリ
ンダ71bで挟み込んで形成されたロータ室50a内に
配置されている。回転式ポンプ10は、駆動軸54によ
って駆動される内接型ギアポンプで構成されている。回
転式ポンプ10は、内周に内歯部が形成されたアウター
ロータ10aと外周に外歯部が形成されたインナーロー
タ10bとからなる回転部を備えており、インナーロー
タ10bの孔内に駆動軸54が挿入された構成となって
いる。そして、駆動軸54に形成された軸方向が長手方
向をなす長穴54a(図2参照)内にキー54bが嵌入
されており、このキー54bによってインナーロータ1
0bへのトルク伝達が成されるようになっている。
【0056】アウターロータ10aとインナーロータ1
0bは、それぞれに形成された内歯部と外歯部とが噛み
合わさって複数の空隙部10cを形成している。そし
て、駆動軸54の回転によって空隙部10cが大小変化
してブレーキ液の吸入吐出が行えるようになっている。
【0057】回転式ポンプ13は、円筒状の第2中央プ
レート73bの両側を第3シリンダ71c及び第4シリ
ンダ71dで挟み込んで形成されたポンプ室50b内に
配置されている。回転式ポンプ13も、回転式ポンプ1
0と同様にアウターロータ13a及びインナーロータ1
3b(図1参照)を備えた内接型ギアポンプで構成され
ており、駆動軸54を中心として回転式ポンプ10を1
80°回転させた配置となっている。このように配置す
ることで、回転式ポンプ10、13のそれぞれの吸入側
の空隙部10cと吐出側の空隙部10cとが駆動軸54
を中心として対称位置となるようにし、吐出側における
高圧なブレーキ液圧が駆動軸54に与える力を相殺でき
るようにしている。
【0058】第1シリンダ71aには回転式ポンプ10
の吸入側の空隙部10cと連通する吸入口60、及び吐
出側の空隙部10cと連通する吐出口61が備えられて
いる。吸入口60は、第1シリンダ71aの回転式ポン
プ10側の端面から反対側の端面まで貫通するように形
成され、さらに反対側の端面において天方向へ向けて外
周面まで引き出されている。そして、吸入口60のうち
外周面側を入口としてブレーキ液が導入されるようにな
っている。
【0059】そして、吸入口60は、ハウジング150
の凹部の内周面のうち第1シリンダ71aに対向する部
分全周に形成された環状溝161を介して、ハウジング
150に形成された吸入用管路151に接続されてい
る。
【0060】また、吐出口61は、第1シリンダ71a
及び第2シリンダ71bのうち回転式ポンプ10の回転
部側の端面から外周面に至るように延設されている。こ
の吐出口61は、具体的には以下のように構成されてい
る。
【0061】第1シリンダ71a及び第2シリンダ71
bのうち回転式ポンプ10の回転部側の端面には、駆動
軸54を囲むように形成された環状溝(第1の環状溝)
61aが備えられている。
【0062】この環状溝61a内には、アウターロータ
10a及びインナーロータ10bを挟み込むように配置
されたリング状のシール部材171が備えられている。
このシール部材171は、回転部側に配置された樹脂部
材171aと、樹脂部材171aを回転部側に押圧する
ゴム部材171bとから構成されている。このシール部
材171の内周側には、吸入側の空隙部10c及び吸入
側の空隙部10cに対向するアウターロータ10aの外
周と中央プレート73aとの隙間が含まれ、シール部材
172の外周側には、吐出側の空隙部10c及び吐出側
の空隙部10cに対向するアウターロータ10aの外周
と中央プレート73aとの隙間が含まれるようにされて
いる。すなわち、シール部材171によって、シール部
材171の内外周の比較的低圧な部位と比較的高圧な部
位とがシールされるように構成されている。
【0063】また、シール部材171は、環状溝61a
の内周と接し、外周とは一部接しないように構成されて
いる。このため、環状溝61aのうちシール部材171
よりも外周側の一部接しない部分は隙間となっている。
つまり、環状溝61aには、外周全周がシール部材17
1と接しないように構成された領域があり、この領域を
ブレーキ液が流動できるようになっている。さらに、第
1のシリンダ71aには、環状溝61aの最も上方位置
から天方向へ管路61bが引き出されている。このよう
に構成された環状溝61aの隙間と管路61bによって
吐出口61が構成されている。
【0064】そして、吐出口61は、ハウジング150
の凹部の内周面のうちポンプ本体100の先端位置が配
置される部分全周に形成された環状溝162を介して、
ハウジング150に形成された吐出用管路152と接続
されている。
【0065】一方、第4シリンダ71dには回転式ポン
プ13の吸入側の空隙部と連通する吸入口62、及び吐
出側の空隙部と連通する吐出口63が備えられている。
吸入口62は、第4シリンダ71dの回転式ポンプ13
側の端面と外周面を貫通するように形成されている。具
体的には、吸入口62は、吸入側の空隙部から水平方向
に延設されたのち、天方向に引き出されて構成されてい
る。また、吸入口62は、駆動軸54が配置される中心
孔72dと連通するように構成されている。そして、吸
入口62のうち第4シリンダ71dの外周面側を入口と
して、ブレーキ液が導入されるようになっている。ま
た、吸入口62は、吸入口62の入口の位置を含むよう
にハウジング150の凹部150aの内周面の全周に形
成された環状溝164を介して、ハウジング150に形
成された吸入用管路153と接続されている。
【0066】このように、吸入口62と中心孔72dと
を連通させることにより、駆動軸54やベアリング52
等にブレーキ液を供給して駆動軸54の回転が円滑に行
えるようにすると共に、中心孔72dを介して外部から
空気が侵入した場合に吸入口62を逃げ道として空気が
逃げれるようにしている。この吸入口62は、吐出口6
3よりもモータ11側(ハウジング150外部側)に位
置しており、ハウジング150の外部に近い部分のブレ
ーキ液圧が低くなるようにしている。
【0067】吐出口63は、第3シリンダ71c及び第
4シリンダ71dのうち回転式ポンプ13の回転部側の
端面から外周面に至るように形成されている。この吐出
口63は、上記した吐出口61と同様の構造で形成され
ており、樹脂部材172a及びゴム部材172bからな
るリング状のシール部材172を収容した環状溝63a
の隙間と、環状溝63aの最も上方位置から引き出され
た管路63bとから構成されている。この吐出口63
は、ハウジング150の凹部150aの内周面のうち中
央プレート73bの外周と対向する部分全周に形成した
環状溝163を介して、吐出用管路154に接続されて
いる。
【0068】上記したように、吸入口60、62及び吐
出口61、63は天方向に引き出されているため、回転
式ポンプ10、13内に空気が入り込んだとしても、空
気が天方向に抜けられるようにできる。
【0069】そして、上記した吸入用管路151、15
3及び吐出用管路152、154はすべて、ポンプ本体
100から紙面上方、つまり天方向に向けて延設されて
いる。このため、回転式ポンプ10、13の内部に空気
が入り込んでも吸入用管路151、153及び吐出用管
路152、154を通じてポンプ本体100の外部に抜
けるようにできる。また、吸入用管路151、153及
び吐出用管路152、154は、環状溝161〜164
を通じて、吸入口60、62若しくは吐出口61、63
と接続されている。また、吐出口61、63において、
管路61b及び63bは、環状溝61a、63aの最上
端で接続されており、環状溝61a、63aには空気が
残留するような部位がないため、円滑に上記空気抜きが
行われるようにできる。
【0070】なお、図2において、吸入用管路153及
び吐出用管路154が図1における管路Cに相当する。
【0071】第2シリンダ71bの第2中心孔72b及
び第3シリンダ71cの第3中心孔72cの径は部分的
に駆動軸54より径大とされており、この径大とされた
部位に第1の回転式ポンプ10と第2の回転式ポンプ1
3とを遮断するシール部材80が収容されている。この
シール部材80は、リング状の弾性部材であるOリング
81を、径方向を深さ方向とする溝部が形成されたリン
グ状の樹脂部材82に嵌め込んだものであり、Oリング
81の弾性力によって樹脂部材82が押圧されて駆動軸
54と接するようになっている。
【0072】また、樹脂部材82及び第3シリンダ71
cの第3中心孔72cの断面形状は共に、円形状を部分
的に切欠きとした円弧形状とされており、第3シリンダ
71cの第3中心孔72cに樹脂部材82が嵌め込まれ
るように構成されている。このため、樹脂部材82の切
欠き部分がキーとしての役割を果たし、シール部材80
が第3シリンダ71cに対して相対回動できないように
構成されている。
【0073】第4シリンダ71dは、第2中央プレート
73aと溶接される面の反対の面において凹んでおり、
この凹みから駆動軸54が突出するようになっている。
駆動軸54は突出した側の端部において部分的に凹んだ
接続部54cを備えており、この接続部54cにモータ
11の駆動軸11aが差し込まれるようになっている。
そして、一本の駆動軸54が駆動軸11aを介してモー
タ11によって回動されて、回転式ポンプ10、13が
駆動されるようになっている。また、第4シリンダ71
dの凹み部分の入り口の径は、モータ11のホルダーに
形成された孔と同等になっており、第4シリンダ71d
の凹み部分とモータ11のホルダー11bの孔との間の
隙間を小さくしてベアリング180を配置し、駆動軸1
1aが軸支されるようになっている。なお、ここでは駆
動軸11aがベアリング180によって軸支される例を
挙げているが、駆動軸54を軸支するようにしてもよ
い。
【0074】このように、モータ11のホルダー11b
に形成された孔11cと第4シリンダ71dの凹み部分
とにベアリング180を配置すると、モータ11と第4
シリンダ71の径方向の位置決めが成されるため、駆動
軸11aと駆動軸54の軸ズレを最小限に抑えることが
できる。
【0075】また、第4シリンダ71dに形成された凹
み内において、駆動軸54の外周を覆うように、オイル
シール90とオイルシール91が駆動軸54の軸方向に
並べられて嵌め込み固定されている。オイルシール90
は、中心孔72dを介して吸入口62から洩れてくるブ
レーキ液をシールする役割を果たすものである。そし
て、オイルシール91は、オイルシール90が破損した
とき等に洩れてくるブレーキ液をシールする役割を果た
すものである。
【0076】さらに、第1、第2、第4シリンダ71
a、71b、71dの外周面にはOリング74a、74
b、74c、74dが配置されている。これらOリング
74a〜74dは、ハウジング150に形成された吸入
用管路151、153や吐出用管路152、154にお
けるブレーキ液をシールするものであり、吸入用管路1
51と吐出用管路152の間、吐出用管路152と吐出
用管路154の間、吐出用管路154と吸入用管路15
3の間、及び吸入用管路153とハウジング150の外
部の間に配置されている。
【0077】なお、第4シリンダ71dの凹み部分の入
口側の先端は縮径されており、段付き部を構成してい
る。上記したリング状の雄ネジ部材200はこの縮径さ
れた部分に嵌装され、ポンプ本体100が固定されるよ
うになっている。
【0078】次に、このように構成されたブレーキ装置
及びポンプ本体100の作動について説明する。
【0079】ブレーキ装置は、車輪がロック傾向にある
ABS制御時、若しくは大きな制動力を必要とする場
合、例えばブレーキ踏力に対応した制動力が得られない
場合やブレーキペダル1の操作量が大きいとき等におい
て、ポンプ本体100を駆動しリザーバ40内のブレー
キ液を吸入し、吐出する。そして、この吐出されたブレ
ーキ液によってホイールシリンダ4、5の圧力を増圧す
る。
【0080】このとき、ポンプ本体100内では、回転
式ポンプ10、13が吸入用管路151、153を通じ
てブレーキ液を吸入し、吐出用管路152、154を通
じてブレーキ液を吐出するという基本的なポンプ動作を
行う。
【0081】このとき、回転式ポンプでは、吐出側の圧
力が非常に大きくなる。このため、ポンプ本体100が
ハウジング150から抜ける方向にブレーキ液圧が作用
するが、上述したように、板バネ210及び雄ネジ部材
200によってポンプ本体100の軸力を確保している
ため、ポンプ本体100がハウジング150内でガタつ
くのを防止することができる。
【0082】また、ポンプ本体100と同様に、駆動軸
54もポンプ本体100から抜ける方向(紙面右方向)
にブレーキ液圧が作用し、駆動軸54の径方向の断面積
に応じた力を受ける。しかしながら、上述したように、
駆動軸54の先端にストッパー213を配置すると共
に、第1シリンダ71a挿入方向先端位置にプレート2
12を配置しているため、ストッパー213がプレート
212と当接して、駆動軸54がポンプ本体100から
抜ける方向に移動することを規制することができる。
【0083】なお、本実施形態では、駆動軸54に形成
されたインナーロータ10bへのトルク伝達用のキー5
4bを嵌め込む長穴54aの長さを、ストッパー213
がプレート212に接するまでの間よりも長くしてい
る。このため、駆動軸54がポンプ本体100から抜け
る方向に移動しても、キー54bが駆動軸54によって
軸方向の力を受けることがないため、第2シリンダ71
bや第4シリンダ71dにキー54bが押しつけられる
ことがなく、回転部に確実にトルク伝達を行うことがで
きる。また、本実施形態では、駆動軸54のうちストッ
パー213よりも先端の位置には、Cリング215が配
置されている。このため、仮にストッパー213が駆動
軸54から抜けそうになっても、Cリング215によっ
て保持され、駆動軸54がポンプ本体100から抜けな
いようにできる。
【0084】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
板バネ210をポンプ本体100の挿入方向先端とハウ
ジング150の凹部150aの底との間に配置している
が、本実施形態に示すように、第4シリンダ71dの断
付き部と雄ネジ部材200との間に板バネ220が配置
されるようにしてもよい。
【0085】このような構成としても雄ネジ部材200
をネジ締めする際に作用する力が板バネ220によって
バランスされ、所望の軸力を確保しつつ雄ネジ部材20
0のネジ締めによって確実にポンプ本体100がハウジ
ング150に固定されるようにすることができる。
【0086】(他の実施形態)上記実施形態では、第
2、第3シリンダ71b、71cを駆動軸54に対して
略垂直方向に2つの部材に分割して構成しているが、こ
れら第2、第3のシリンダ71b、71cを一部材で形
成することも可能である。しかしながら、シール部材8
0は、駆動軸54が回転してもこの回転に伴って回転し
てしまわないようにする必要がある。このため、上述し
たように樹脂部材82及び第3シリンダ71cの内周の
断面形状を円弧形状としているのであるが、第2シリン
ダ71bと第3シリンダ71cの2部材としているた
め、第3シリンダ71cの端面から円弧形状の凹みが形
成されるようにすればすむため、一部材で形成するより
も各部材の製造を容易に行うことができる。また、本実
施形態では、第2、第3シリンダ71b、71c内にシ
ール部材80を収容し、シール部材80が回転式ポンプ
10、13の回転部に接しないようにしている。このた
め、各回転部によってシール部材80が摩耗することを
防止することができる。
【0087】さらに本実施形態のポンプ本体100は、
上述したように、第1シリンダ71a、第1中央プレー
ト73a、第2シリンダ71b、第3シリンダ71c、
第2中央プレート73b及び第4シリンダ71dが順に
重ねられ、重なり合う部分の外周を溶接することで一体
としている。このような場合、各回転式ポンプ10、1
3を最適位置に組付けるために、各アウターロータ10
aとインナーロータ10b、中央プレート73a、73
b、及び第1〜第4シリンダ71a〜71dとの位置合
せを行わなければならない。しかしながら、第2、第3
シリンダ71b、71cが一体となっていると、回転式
ポンプ10、13をそれぞれ別々に位置合せすることが
できなくなる。このため。上記最適位置に位置合せする
のが困難である。このため、第2、第3シリンダ71
b、71cに分割することにより、このような問題を無
くすことが可能になる。
【0088】また、上記実施形態では、駆動軸54の先
端にストッパー213及びCリング215を配置してい
るが、いずれか一方のみにしてもよい。この時、ストッ
パー213を無くす場合には、Cリング215がプレー
トと当接してストッパー213としての役割を果たすよ
うになる。
【0089】また、上記実施形態では、ハウジング15
0の凹部に形成された雌ネジ溝150bに雄ネジ部材2
00をネジ締めすることによって、ポンプ本体100を
ハウジング150に固定しているが、他の方法、例えば
凹部150aの内周面をかしめることによって固定して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるブレーキ装置の
配管構成を示す図である。
【図2】図1に示すブレーキ装置のポンプ本体100の
近傍の断面構成を示す図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】第2実施形態におけるブレーキ装置のポンプ本
体100の近傍の断面構成を示す図である。
【符号の説明】
100…ポンプ本体、10a…アウターロータ、10b
…インナーロータ、10c…空隙部、54…駆動軸、5
4a…長穴、54b…キー、60、62…吸入口、6
1、63…吐出口、61a、63a…環状溝、61b、
63b…通路、71a〜71d…第1〜第4シリンダ、
73a、73b…中央プレート、150a…凹部、15
0…ハウジング、151〜154…管路、171、17
2…シール部材、200…雄ネジ部、210…板バネ、
213…ストッパー。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に外歯部が形成されたインナーロー
    タ(10b、13b)、及び内周に内歯部が形成された
    アウターロータ(10a、13a)を含み、前記内歯部
    と前記外歯部とを噛み合わせることで複数の空隙部(1
    0c)を形成してなる回転部と、前記回転部にブレーキ
    液を吸入する吸入口(60、62)と、前記回転部から
    前記ブレーキ液を吐出する吐出口(61、63)とを有
    してなる回転式ポンプ(10、13)を複数備え、 一本の駆動軸(54)によって前記複数の回転式ポンプ
    それぞれのインナーロータを駆動するように構成された
    ポンプ本体(100)を有し、 前記駆動軸が水平に配置され、前記吐出口が天方向に引
    き出されていることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ本体は、前記複数の回転式ポ
    ンプのそれぞれにおいて、前記回転部を収容する孔を有
    する中央プレート(73a、73b)と、前記駆動軸が
    嵌入される孔を有し、前記中央プレートを両側から挟み
    込むサイドプレート(71a、71b、71c、71
    d)と、を備えて構成された前記回転部を収容するケー
    シングを有し、 前記両サイドプレートのうち前記回転部側の端面には、
    前記駆動軸を囲むように形成された第1の環状溝(61
    a、63a)が形成されている共に、該第1の環状溝内
    において前記インナーロータ及び前記アウターロータを
    挟み込むように配置されたシール部材(171、17
    2)が備えられており、 前記第1の環状溝は、前記シール部材が配置されたとき
    に、該第1の環状溝内の隙間を通じて該第1の環状溝の
    長さ方向に前記ブレーキ液が流動できるように構成さ
    れ、 前記両サイドプレートのうち少なくとも一方には、該第
    1の環状溝のうち最も上方に位置する部位から天方向に
    引き出された通路(61b、63b)が形成されてお
    り、 前記吐出口は、前記第1の環状溝と前記通路とを含んで
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の環状溝には、該第1の環状溝
    の外周全周が前記シール部材と接しないように構成され
    た領域があり、 前記領域を前記ブレーキ液が流動できるようになってい
    ることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記サイドプレートのうち、前記複数の
    回転式ポンプの間に配置されるものは、前記駆動軸の略
    垂直方向において分割された複数部材(71b、71
    c)で構成されていることを特徴とする請求項2又は3
    に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記ポンプ本体を収容する凹部(150
    a)を備えたハウジング(150)を有し、前記ポンプ
    本体を前記凹部内に前記駆動軸の軸方向に挿入して前記
    ハウジングに組付けられるようになっており、 前記ポンプ本体の挿入方向の先端と前記凹部の底部との
    間には、前記ポンプ本体を前記挿入方向の反対方向に押
    圧するバネ部材(210)が配置されていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の車両用ブ
    レーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記ポンプ本体を収容する凹部(150
    a)を備えたハウジング(150)を有し、前記ポンプ
    本体を前記凹部内に前記駆動軸の軸方向に挿入して前記
    ハウジングに組付けられるようになっており、 前記凹部の入口には、前記凹部内に挿入された前記ポン
    プ本体を前記挿入方向に押圧するバネ部材(220)が
    配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1つに記載の車両用ブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングに形成された凹部の入口
    にはネジ部材(200)がネジ締め固定されており、該
    ネジ部材によって前記ポンプ本体が前記凹部への挿入方
    向に押圧されていることを特徴とする請求項5又は6に
    記載の車両用ブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 前記ポンプ本体及び前記凹部は略円筒形
    状を成しており、前記凹部の内周面のうち前記吸入口及
    び前記吐出口が引き出されている部位のそれぞれには、
    前記ポンプ本体の周方向を囲むように形成された第2の
    環状溝(161〜164)が形成されていることを特徴
    とする請求項5乃至7のいずれか1つに記載の車両用ブ
    レーキ装置。
  9. 【請求項9】 孔が形成されたホルダー(11b)を有
    すると共に、該ホルダーの孔の中心位置にモータシャフ
    ト(11a)を有してなるモータ(11)を備え、 前記ハウジングのうち前記凹部が形成された面に、前記
    ホルダーを介して前記モータが固定されるようになって
    おり、 前記ホルダーの孔の内周、及び前記サイドプレートの孔
    の入口の内周の両方に接するように、前記モータシャフ
    ト若しくは前記駆動軸の少なくとも一方を軸支するベア
    リング(180)が配置されていることを特徴とする請
    求項5乃至8のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ハウジングには、前記吸入口及び
    前記吐出口のそれぞれに接続される管路(151〜15
    4)が形成されており、該管路が天方向に引き出されて
    いることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1つに
    記載の車両用ブレーキ装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動軸の先端にはストッパー(2
    13)が備えらていることを特徴とする請求項1乃至1
    0のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動軸には、該駆動軸の軸方向を
    長手方向とする長穴(54a)が形成されていると共
    に、該長穴内においてキー(54b)が備えられてお
    り、 前記キーによるトルク伝達によって前記インナーロータ
    が前記駆動軸に駆動されるように構成されていることを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の車
    両用ブレーキ装置。
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